JP2014045065A - 基板処理方法および基板処理装置 - Google Patents

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弘喜 樹山
Kazuhiro Honsho
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Abstract

【課題】短い処理時間にて基板表層の極めて浅い領域のみに不純物を導入することができる基板処理方法および基板処理装置を提供する。
【解決手段】回転するシリコンの基板の表面にドーパントを含む塗布液を吐出して、表面全面に当該塗布液を塗布する。次に、その基板を加熱することによって基板表面にドーパントを含む多分子層の薄膜101を形成する。そして、多分子層の薄膜101が形成された基板の表面にフラッシュ光を照射して加熱することにより、薄膜101に含まれるドーパントを基板の表面に拡散させる。フラッシュ光の照射時間は、0.01ミリセカンド以上100ミリセカンド以下の極めて短時間であるため、薄膜101を含む基板の表面近傍が加熱されている時間は極めて短く、ドーパントの拡散距離も短くなって基板の表層の極めて浅い領域のみに不純物を導入することができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、シリコンの半導体ウェハーなどの基板の表面にホウ素などのドーパントを導入する基板処理方法および基板処理装置に関する。
半導体デバイスの製造プロセスにおいて、不純物(ドーパント)導入は半導体ウェハー内にpn接合を形成するための必須の工程である。現在、不純物導入は、イオン打ち込み法とその後のアニール法によってなされるのが一般的である。イオン打ち込み法は、ボロン(B)、ヒ素(As)、リン(P)といった不純物の元素をイオン化させて高加速電圧でシリコンの半導体基板に衝突させて物理的に不純物注入を行う技術である。注入された不純物はアニール処理によって活性化される。
不純物導入に際して、従来より広く行われているイオン打ち込み法は不純物の打ち込み深さおよび濃度を制御しやすいという利点を有している。しかし、近年、半導体デバイスのさらなる微細化にともなって基板の表層の極浅い領域(深さ数nm以下)のみに不純物を導入することが要求されている。このような極浅い表層領域のみに正確に不純物を注入することはイオン打ち込み法では困難である。
また、半導体基板の表面にホウ素などのドーパントを含有する塗布液を塗布して膜形成を行い、続く熱処理によってドーパントを基板に熱拡散させる技術も開発されている(特許文献1)。しかし、特許文献1に開示される技術によっても、熱拡散によってドーパントが深く拡散することとなるため、基板表層の極浅い領域のみへの不純物導入は困難であった。
そこで、湿式処理によってドーパントを含む単分子層をシリコンの基板の表面に形成し、その後の熱処理によってドーパントを基板表層に拡散させることにより、基板表層の極めて浅い領域のみに不純物を導入する技術が研究されている(非特許文献1参照)。単分子層からのドーパント拡散であれば、基板の表層の極浅い領域のみに不純物を導入することができる。
特開平7−122514号公報
JOHNNY C.HO,ROIE YERUSHALMI,ZACHERY A.JACOBSON,ZHIYONG FAN,ROBERT L.ALLEY and ALI JAVEY、Controlled nanoscale doping of semiconductors via molecular monolayers、nature materials、Nature Publishing Group、vol.7,p62-67、2007年11月11日にオンライン公表
非特許文献1に開示される技術では、フッ酸によって自然酸化膜を除去した後、表面状態を安定させるために水素終端処理が行われる。そして、水素終端されたシリコンの基板の表面にドーパントを含む薬液を供給することによって水素終端をドーパントに置き換え、ドーパントを含む単分子層を形成している。その後、二酸化ケイ素のキャップ膜を形成し、光照射熱処理を行うことによってドーパントを基板表面に拡散させている。
しかしながら、非特許文献1に開示される技術によって単分子層を形成するのには、非常な長時間(例えば、非特許文献1では2.5時間)が必要である。単分子層を形成するプロセスにこのような長時間を要すると、実用的なスループットが得られない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、短い処理時間にて基板表層の極めて浅い領域のみに不純物を導入することができる基板処理方法および基板処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、基板の表面にドーパントを導入する基板処理方法において、基板の表面にドーパントを含む塗布液を塗布し、多分子層の薄膜を形成する薄膜形成工程と、前記薄膜を形成した基板の表面にフラッシュ光を照射して加熱することにより、前記薄膜に含まれるドーパントを基板の表面に拡散させるフラッシュ加熱工程と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る基板処理方法において、前記フラッシュ加熱工程の前に、前記薄膜の一部を剥離することによって所定厚さの薄膜を基板の表面に残留させる剥離工程をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、基板の表面にドーパントを導入する基板処理装置において、基板の表面にドーパントを含む塗布液を塗布する塗布処理部と、前記塗布液が塗布された基板を加熱し、ドーパントを含む多分子層の薄膜を基板の表面に形成する焼成処理部と、前記薄膜が形成された基板の表面にフラッシュ光を照射して加熱することにより、前記薄膜に含まれるドーパントを基板の表面に拡散させるフラッシュ加熱部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項3の発明に係る基板処理装置において、前記フラッシュ光を照射する前に、前記薄膜の一部を剥離することによって所定厚さの薄膜を基板の表面に残留させる剥離処理部をさらに備えることを特徴とする。
請求項1および請求項2の発明によれば、基板の表面にドーパントを含む塗布液を塗布して多分子層の薄膜を形成し、その薄膜を形成した基板の表面にフラッシュ光を照射して加熱することにより、薄膜に含まれるドーパントを基板の表面に拡散させるため、薄膜を含む基板の表面近傍が加熱されている時間は極めて短く、ドーパントの拡散距離も短くなって基板の表層の極めて浅い領域のみに不純物を短い処理時間にて導入することができる。
特に、請求項2の発明によれば、フラッシュ加熱の前に、薄膜の一部を剥離することによって所定厚さの薄膜を基板の表面に残留させるため、フラッシュ光照射時の薄膜の厚さは一定となり、基板の表層に均一かつ安定したドーパントの拡散を行うことができる。
また、請求項3および請求項4の発明によれば、ドーパントを含む多分子層の薄膜が形成された基板の表面にフラッシュ光を照射して加熱することにより、薄膜に含まれるドーパントを基板の表面に拡散させるため、薄膜を含む基板の表面近傍が加熱されている時間は極めて短く、ドーパントの拡散距離も短くなって基板の表層の極めて浅い領域のみに不純物を短い処理時間にて導入することができる。
特に、請求項4の発明によれば、フラッシュ光を照射する前に、薄膜の一部を剥離することによって所定厚さの薄膜を基板の表面に残留させるため、フラッシュ光照射時の薄膜の厚さは一定となり、基板の表層に均一かつ安定したドーパントの拡散を行うことができる。
本発明に係る基板処理装置の全体構成を示す図である。 塗布処理ユニットの概略構成を示す図である。 ベークユニットの概略構成を示す図である。 剥離ユニットの概略構成を示す図である。 フラッシュ加熱ユニットの概略構成を示す図である。 基板処理装置における処理手順を示すフローチャートである。 基板処理にともなう、基板の表面状態の変化を示す図である。 第2実施形態における処理手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明に係る基板処理装置1の全体構成を示す図である。この基板処理装置1は、シリコンの半導体基板W(以下、単に基板W)にドーパントを含む塗布液を塗布して多分子層の薄膜を形成し、その後フラッシュ光を照射してのフラッシュ加熱によってドーパントを基板表層に拡散させる。基板処理装置1は、基板Wの搬出入を行うためのインデクサ部IDと、複数の処理ユニットを配置したユニット配置部MPと、を備える。また、基板処理装置1は、装置に設けられた各種動作機構を制御して基板処理を進行させる制御部9を備える。
インデクサ部IDは、装置外から受け取った未処理基板をユニット配置部MPに渡すとともに、ユニット配置部MPから受け取った処理済基板を装置外に搬出する。インデクサ部IDは、キャリアCを載置する複数のキャリアステージ11(本実施形態では4個)と、各キャリアCから未処理の基板Wを取り出すとともに、各キャリアCに処理済みの基板Wを収納する移載ロボットIRと、を備えている。
各キャリアステージ11に対しては、未処理の基板Wを収納したキャリアCが装置外部からAGV(Automated Guided Vehicle)等によって搬入されて載置される。また、装置内での処理が終了した基板Wはキャリアステージ11に載置されたキャリアCに再度格納される。処理済みの基板Wを格納したキャリアCもAGV等によって装置外部に搬出される。なお、キャリアCの形態としては、基板Wを密閉空間に収納するFOUP(front opening unified pod)の他に、SMIF(Standard Mechanical Inter Face)ポッドや収納基板Wを外気に曝すOC(open cassette)であっても良い。
移載ロボットIRは、基板Wを下方より支持して保持する搬送アーム12を備える。移載ロボットIRは、キャリアステージ11の並びの方向と平行に移動可能であるとともに、昇降移動を行う。また、移載ロボットIRは、内蔵する駆動機構によって、搬送アーム12を鉛直方向に沿った軸と中心として旋回駆動させるとともに、その旋回半径方向に沿って進退移動させる。このような構成により、移載ロボットIRは、搬送アーム12を各キャリアステージ11に載置されたキャリアCおよび後述のユニット配置部MPに配置された受渡部80にアクセスさせ、それらとの間で基板Wの授受を行う。
ユニット配置部MPは、塗布処理ユニット10と、ベークユニット20と、剥離ユニット30と、フラッシュ加熱ユニット40と、主搬送ロボットTRと、を備える。また、ユニット配置部MPには、受渡部80が設けられている。
主搬送ロボットTRは、ユニット配置部MPの中央部に固定配置されており、基板Wを下方より支持して保持する搬送アーム15を備える。主搬送ロボットTRは、内蔵する駆動機構によって、搬送アーム15を鉛直方向に沿った軸と中心として旋回駆動させるとともに、その旋回半径方向に沿って進退移動させる。また、主搬送ロボットTRは、搬送アーム15を昇降移動させる。このような構成により、主搬送ロボットTRは、搬送アーム15を4つの処理ユニット(塗布処理ユニット10、ベークユニット20、剥離ユニット30、および、フラッシュ加熱ユニット40)および受渡部80にアクセスさせ、それらとの間で基板Wの授受を行う。なお、主搬送ロボットTRは、搬送アーム15を上下に所定間隔で2本備えていても良い。
受渡部80は、ユニット配置部MP内であって、主搬送ロボットTRとインデクサ部IDとの間に配置されている。受渡部80は、基板Wを載置することが可能であり、主搬送ロボットTRと移載ロボットIRとの間で基板Wの受け渡しを行うために介在している。すなわち、移載ロボットIRがキャリアCから取り出して受渡部80に渡した基板Wを主搬送ロボットTRが受け取って4つの処理ユニットうちの1つ以上に循環搬送する。また、主搬送ロボットTRが受渡部80に渡した処理済みの基板Wを移載ロボットIRが受け取っていずれかのキャリアCに格納する。
図2は、塗布処理ユニット10の概略構成を示す図である。塗布処理ユニット10は、基板Wの表面にドーパントを含む塗布液を塗布する塗布処理部であり、筐体11の内部に、スピンチャック12、カップ15、および、塗布ノズル16などを備える。筐体11には図示省略の開口部とシャッター機構とが設けられており、当該シャッター機構が開口部を開放している状態にて、主搬送ロボットTRによって塗布処理ユニット10に対する基板Wの搬出入が行われる。
スピンチャック12は、基板Wの下面を吸着して基板Wを略水平姿勢(基板Wの法線が鉛直方向に沿う姿勢)にて保持する。スピンチャック12は、図外の回転駆動機構によって鉛直方向に沿った軸と中心として矢印AR2にて示すように回転される。スピンチャック12が基板Wを保持しつつ回転することにより、その基板Wも水平面内にて回転する。
塗布ノズル16は、スピンチャック12の上方に設けられている。塗布ノズル16は、図外の塗布液供給源から送給されたドーパントを含む塗布液をスピンチャック12に保持された基板Wの上面中心部に吐出する。ここで「ドーパントを含む塗布液」とは、基板Wに導入すべき不純物であるドーパントを含有する薬液であり、基板Wの表面に塗布されて溶剤が揮発することによってドーパントを含む薄膜を形成する。本実施形態においては、酸化ホウ素(B)と有機バインダーと溶剤との混合液を、ドーパントとしてのホウ素を含む塗布液として用いている。
カップ15は、スピンチャック12およびそれに保持される基板Wの周囲を取り囲むように設けられている。スピンチャック12によって回転される基板Wの上面中心部に吐出された塗布液は、回転の遠心力によって基板Wの上面全面に拡がり、一部は基板Wの端縁部から周囲へと飛散される。カップ15は、回転する基板Wから飛散した塗布液を回収する。
図3は、ベークユニット20の概略構成を示す図である。ベークユニット20は、塗布液が塗布された基板Wを加熱してドーパントを含む薄膜を焼成する焼成処理部であり、筐体21の内部に、ホットプレート22およびカバー23などを備える。筐体21には図示省略の開口部とシャッター機構とが設けられており、当該シャッター機構が開口部を開放している状態にて、主搬送ロボットTRによってベークユニット20に対する基板Wの搬出入が行われる。
ホットプレート22は、基板Wを載置して所定温度に加熱する。カバー23は、ホットプレート22の上方にて昇降するように設けられており、ホットプレート22によって加熱される基板Wを覆う。ドーパントを含む塗布液が塗布された基板Wがホットプレート22に載置されて加熱されることにより、塗布液の溶剤が蒸発して基板Wの表面にはドーパントを含む薄膜が形成される。
図4は、剥離ユニット30の概略構成を示す図である。剥離ユニット30は、ドーパントを含む薄膜の一部を剥離することによって所定厚さの薄膜を基板Wの表面に残留させる剥離処理部であり、筐体31の内部に、スピンチャック32、カップ35、および、吐出ノズル36などを備える。上記と同様に、筐体31には図示省略の開口部とシャッター機構とが設けられており、当該シャッター機構が開口部を開放している状態にて、主搬送ロボットTRによって剥離ユニット30に対する基板Wの搬出入が行われる。
スピンチャック32は、基板Wの下面端縁部を把持することによって基板Wを略水平姿勢にて保持する。スピンチャック32は、図外の回転駆動機構によって鉛直方向に沿った軸と中心として矢印AR4にて示すように回転される。スピンチャック32が基板Wを保持しつつ回転することにより、その基板Wも水平面内にて回転する。
吐出ノズル36は、スピンチャック32の上方に設けられている。吐出ノズル36は、図外の剥離液供給源から送給された剥離液をスピンチャック32に保持された基板Wの上面中心部に吐出する。剥離液は、上記のドーパントを含む薄膜に対して腐食作用を有する薬液であり、本実施形態ではフッ酸(HF)を用いている。
カップ35は、スピンチャック32およびそれに保持される基板Wの周囲を取り囲むように設けられている。スピンチャック32によって回転される基板Wの端縁部から飛散した剥離液はカップ35によって回収される。
図5は、フラッシュ加熱ユニット40の概略構成を示す図である。フラッシュ加熱ユニット40は、薄膜が形成された基板Wの表面にフラッシュ光を照射して加熱することにより、薄膜に含まれるドーパントを基板Wの表面に拡散させるフラッシュ加熱部である。フラッシュ加熱ユニット40は、筐体41の内部に、載置台44と、複数のフラッシュランプFLと、リフレクタ45と、を備える。筐体41には図示省略の開口部とシャッター機構とが設けられており、当該シャッター機構が開口部を開放している状態にて、主搬送ロボットTRによってフラッシュ加熱ユニット40に対する基板Wの搬出入が行われる。
載置台44は、筐体41内にて基板Wを載置して保持する。載置台44は、ヒータを内蔵しており、載置した基板Wを所定温度に加熱することができる。
複数のフラッシュランプFLは、載置台44の上方に設けられている。複数のフラッシュランプFLは、それぞれが長尺の円筒形状を有する棒状ランプであり、載置台44に保持される基板Wと平行となるように平面上に配列されている。各フラッシュランプFLは、その内部にキセノンガスが封入されその両端部にコンデンサーに接続された陽極および陰極が配設された棒状のガラス管(放電管)と、該ガラス管の外周面上に付設されたトリガー電極と、を備える。キセノンガスは電気的には絶縁体であることから、コンデンサーに電荷が蓄積されていたとしても通常の状態ではガラス管内に電気は流れない。しかしながら、トリガー電極に高電圧を印加して絶縁を破壊した場合には、コンデンサーに蓄えられた電気がガラス管内に瞬時に流れ、そのときのキセノンの原子あるいは分子の励起によって光が放出される。このようなキセノンフラッシュランプFLにおいては、予めコンデンサーに蓄えられていた静電エネルギーが0.01ミリセカンドないし100ミリセカンドという極めて短い光パルスに変換されることから、連続点灯の光源に比べて極めて強い光を照射し得るという特徴を有する。フラッシュランプFLの発光時間は、フラッシュランプFLに電力供給を行う電源回路のコイル定数によって調整することができる。
また、リフレクタ45は、複数のフラッシュランプFLの上方にそれら全体を覆うように設けられている。リフレクタ45の基本的な機能は、複数のフラッシュランプFLから出射されたフラッシュ光を載置台44の側に反射するというものである。
制御部9は、基板処理装置1に設けられた上記の種々の動作機構を制御する。制御部9のハードウェアとしての構成は一般的なコンピュータと同様である。すなわち、制御部9は、各種演算処理を行うCPU、基本プログラムを記憶する読み出し専用のメモリであるROM、各種情報を記憶する読み書き自在のメモリであるRAMおよび制御用ソフトウェアやデータなどを記憶しておく磁気ディスクを備えて構成される。制御部9のCPUが所定の処理プログラムを実行することによって基板処理装置1における処理が進行する。なお、図1においては、制御部9をインデクサ部ID内に示しているが、これに限定されるものではなく、基板処理装置1内の任意の位置に制御部9を設けることができる。
以上、基板処理装置1の全体概略構成について説明したが、基板処理装置1は他の種々の構成を備えていても良い。例えば、4つの処理ユニットを含む基板処理装置1の全体に窒素ガス(N)などの不活性ガスを供給して不活性ガス雰囲気を形成する雰囲気形成機構を備えるようにしても良い。このようにすれば、基板Wの表面酸化やドーパントを含む塗布液の変質を抑制することができる。また、薄膜焼成後またはフラッシュ加熱後の基板Wを冷却するための冷却ユニットを基板処理装置1に設けるようにしても良い。
次に、上記の構成を有する第1実施形態の基板処理装置1における基板処理動作について説明する。図6は、基板処理装置1における処理手順を示すフローチャートである。また、図7は、基板処理にともなう、基板Wの表面状態の変化を示す図である。以下に示す処理手順は、制御部9が基板処理装置1の各動作機構を制御することによって進行される。
まず、インデクサ部IDの移載ロボットIRがキャリアCから未処理の基板Wを取り出して受渡部80に渡す。主搬送ロボットTRは、その基板Wを受渡部80から受け取って塗布処理ユニット10に搬入する。なお、キャリアCに収納されている未処理の基板Wは、予め基板処理装置1の外部にて自然酸化膜(SiO)が除去されて表面にシリコンが露出した半導体基板である。
塗布処理ユニット10に搬入された基板Wはスピンチャック12によって略水平姿勢にて保持される。基板Wは表面を上面に向けてスピンチャック12に保持される。なお、基板Wの表面とは、デバイスパターンが形成される主面であり、裏面とはその反対側の主面である。
続いて、スピンチャック12が回転を開始し、基板Wも水平面内にて所定の回転数にて回転する。次に、塗布ノズル16から回転する基板Wの上面中心部にドーパントを含む塗布液を所定量吐出する。上述の通り、本実施形態ではドーパントを含む塗布液として、酸化ホウ素と有機バインダーと溶剤との混合液を用いており、その混合液が塗布ノズル16から吐出される。基板Wの上面中心部に着液した塗布液は、基板Wの回転にともなう遠心力によって基板Wの周縁部へと拡がる。これにより、基板Wの表面全面にドーパントを含む塗布液が塗布されることとなる(ステップS11)。基板Wの表面に塗布液が塗布された後、基板Wの回転が停止される。
次に、主搬送ロボットTRが塗布処理ユニット10から基板Wを搬出してベークユニット20に搬入する。ベークユニット20に搬入された基板Wは、ホットプレート22の上面に載置される。ホットプレート22は予め所定温度に昇温されており、ホットプレート22に載置された基板Wは当該所定温度に加熱される。また、基板Wの加熱中は、カバー23が基板Wの上方を覆う。ドーパントを含む塗布液が塗布された基板Wが加熱されることによって塗布液中の溶剤が蒸発し、図7(a)に示すように、基板Wの表面にはドーパントを含む薄膜101が焼成される(ステップS12)。
ステップS11およびステップS12の一連の薄膜形成工程によって基板Wの表面に形成される薄膜101の膜厚は、ドーパントを含む塗布液の粘度および塗布処理時の基板Wの回転数に依存しており、100nmから数100nmである。この膜厚は、ドーパントを含む分子が多数積層されていることによるものであり(単分子層であれば数nm)、上述の薄膜形成工程によって基板Wの表面にはドーパントを含む多分子層の薄膜101が形成されるのである。
所定時間の加熱処理によって基板Wの表面に薄膜101が焼成された後、第1実施形態では、主搬送ロボットTRがベークユニット20から基板Wを搬出してフラッシュ加熱ユニット40に搬入する。フラッシュ加熱ユニット40に搬入された基板Wは、載置台44の上面に載置される。載置台44は、内蔵するヒータによって予め所定温度に昇温されており、載置台44に載置された基板Wは当該所定温度に予備加熱(アシスト加熱)される。
そして、基板Wが所定の予備加熱温度に到達して所定時間が経過した時点にて、フラッシュランプFLから基板Wへ向けてフラッシュ光が照射されてフラッシュ加熱が実行される(ステップS13)。フラッシュランプFLから照射されるフラッシュ光は、予め蓄えられていた静電エネルギーが極めて短い光パルスに変換された、照射時間が0.01ミリセカンド以上100ミリセカンド以下程度の極めて短く強い閃光である。このフラッシュ光照射によって、薄膜101を含む基板Wの表面は瞬間的に目標とする処理温度にまで上昇し、その後急速に上記の予備加熱温度にまで降温する。目標とする処理温度は、形成された薄膜の種類に依存しており、数100℃から1200℃である。
図7(b)に示すように、矢印AR71にて示す照射時間が極めて短く強度の強いフラッシュ光照射を受光して基板Wの表面が処理温度にまで上昇することによって、ドーパントを含む多分子層の薄膜101から基板Wの表層に向けてドーパントの拡散が生じる(矢印AR72)。ここで、フラッシュ光の照射時間は、0.01ミリセカンド以上100ミリセカンド以下であるため、基板Wの表面におけるシリコンと薄膜101との界面が処理温度にまで上昇されている時間も極めて短い。このため、ドーパントの拡散距離も極めて短く、基板Wの表層の極めて浅い領域のみにドーパントを拡散させることができる。また、フラッシュ加熱によって、拡散したドーパントの活性化も行われる。
フラッシュ加熱処理が終了した後、主搬送ロボットTRがフラッシュ加熱ユニット40から基板Wを搬出して受渡部80に渡す。その後、移載ロボットIRが受渡部80から処理済みの基板Wを受け取って所定のキャリアCに格納する。このようにして、一連の不純物導入処理が完了する。
第1実施形態においては、基板Wの表面にドーパントを含む塗布液を塗布し、その基板Wを加熱することによって基板Wの表面にドーパントを含む多分子層の薄膜101を形成している。そして、多分子層の薄膜101が形成された基板Wの表面にフラッシュ光を照射して加熱することにより、薄膜101に含まれるドーパントを基板Wの表面に拡散させている。フラッシュ光の照射時間は、0.01ミリセカンド以上100ミリセカンド以下の極めて短時間であるため、薄膜101を含む基板Wの表面近傍が加熱されている時間は極めて短く、ドーパントの拡散距離も短くなって基板Wの表層の極めて浅い領域のみにドーパントを拡散させることができる。
また、照射時間の極めて短いフラッシュ光の照射によって加熱するようにすれば、薄膜101の膜厚にバラツキがあったとしても、シリコンとの界面近傍のドーパントのみが基板Wの表層に拡散することとなるため、ドーパントを均一に拡散させることができる。
また、第1実施形態のようにすれば、塗布および焼成処理によって基板Wの表面に比較的厚い薄膜101を形成しているため、非特許文献1に開示される如き単分子層を形成した場合に必要なSiOのキャップ層を形成せずとも、ドーパントの基板Wとは反対側への抜けを防止することができる。
また、図6に示したステップS11からステップS13の各工程の処理時間は、長くても数分程度であり、非特許文献1に開示の技術(2.5時間)に比較して顕著に短い処理時間にてドーパントを基板Wの表層に拡散させることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態の基板処理装置の構成は第1実施形態と全く同じである。図8は、第2実施形態における処理手順を示すフローチャートである。第2実施形態が第1実施形態と相違するのは、基板Wの表面にドーパントを含む薄膜101を形成した後に、その薄膜101の一部を剥離する処理を行う点である。以下に示す処理手順は、制御部9が基板処理装置1の各動作機構を制御することによって進行される。
まず、ステップS21の塗布処理およびステップS22の焼成処理は第1実施形態のステップS11およびステップS12と同じである。すなわち、移載ロボットIRがキャリアCから取り出した未処理の基板Wを受渡部80を介して主搬送ロボットTRが受け取り、塗布処理ユニット10に搬入する。塗布処理ユニット10では、回転する基板Wの表面にドーパントを含む塗布液を吐出して拡布し、基板Wの表面全面に塗布液を塗布する。
次に、主搬送ロボットTRが塗布処理ユニット10からベークユニット20に基板Wを搬送する。ベークユニット20では、基板Wを加熱して塗布液中の溶剤を蒸発させ、基板Wの表面にドーパントを含む多分子層の薄膜101を焼成する。
第2実施形態では、基板Wの表面に薄膜101が形成された後、主搬送ロボットTRがベークユニット20から基板Wを搬出して剥離ユニット30に搬入する。剥離ユニット30に搬入された基板Wはスピンチャック32によって表面を上面に向けて保持される。続いて、スピンチャック32が回転を開始し、基板Wも水平面内にて所定の回転数にて回転する。
次に、吐出ノズル36から回転する基板Wの上面中心部に剥離液を吐出する。剥離液としては例えばフッ酸を用いる。基板Wの上面中心部に着液した剥離液は、基板Wの回転にともなう遠心力によって基板Wの周縁部へと拡がる。これにより、基板Wの表面全面が剥離液によって覆われることとなる。そして、剥離液によって薄膜101の表層側(基板Wとの界面との反対側)のエッチングが進行し、腐食部分が除去される。
回転する基板Wの表面への剥離液の吐出を開始してから所定時間が経過した時点で、剥離液の吐出を停止するとともに基板Wの回転も停止する。これにより、薄膜101の表層側の一部が剥離されて所定厚さの薄膜101が基板Wの表面に残留することとなる(ステップS23)。基板Wの表面に残留させる薄膜101の厚さは数10nmとすればよい。なお、剥離処理が終了した後に、純水によって基板Wの表面から剥離液を洗い流すリンス処理を実行するようにしても良い。
第2実施形態においては、上述の剥離処理が終了した後、主搬送ロボットTRが剥離ユニット30から基板Wを搬出してフラッシュ加熱ユニット40に搬入する。フラッシュ加熱ユニット40では、第1実施形態と同様のフラッシュ加熱処理が行われる。すなわち、基板Wの表面に照射時間が0.01ミリセカンド以上100ミリセカンド以下の強度の強いフラッシュ光を照射することにより、ドーパントを含む多分子層の薄膜101から基板Wの表層に向けてドーパントを拡散させる(ステップS24)。
フラッシュ加熱処理が終了した後、主搬送ロボットTRがフラッシュ加熱ユニット40から基板Wを搬出して受渡部80に渡す。その後、移載ロボットIRが受渡部80から処理済みの基板Wを受け取って所定のキャリアCに格納する。このようにして、一連の不純物導入処理が完了する。
第2実施形態においても、多分子層の薄膜101が形成された基板Wの表面にフラッシュ光を照射して加熱することにより、薄膜101に含まれるドーパントを基板Wの表面に拡散させている。フラッシュ光の照射時間は、0.01ミリセカンド以上100ミリセカンド以下の極めて短時間であるため、薄膜101を含む基板Wの表面近傍が加熱されている時間は極めて短く、ドーパントの拡散距離も短くなって基板Wの表層の極めて浅い領域のみにドーパントを拡散させることができる。
特に、第2実施形態においては、ドーパントを含む多分子層の薄膜101の一部を剥離することによって所定厚さの薄膜101を基板Wの表面に残留させた状態にてフラッシュ加熱を行っている。このため、フラッシュ光照射時の薄膜101の厚さは一定となり、フラッシュランプFLの発光条件を一定にすれば、基板Wの表層に均一かつ安定したドーパントの拡散を行うことができる。
また、図8に示したステップS21からステップS24の各工程の処理時間は、長くても数分程度であり、非特許文献1に開示の技術に比較して顕著に短い処理時間にてドーパントを基板Wの表層に拡散させることができる。
<変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この発明はその趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、基板処理装置1の構成は図1に限定されるものではなく、少なくとも薄膜形成およびフラッシュ加熱を行うユニットを備えた構成であれば良い。
また、フラッシュランプFLはキセノンフラッシュランプに限定されるものではなく、クリプトンフラッシュランプであっても良い。
また、フラッシュ加熱に代えて、1秒未満の短時間の加熱が行える熱処理、例えばレーザアニールを用いるようにしても良い。1秒未満の短時間の加熱であれば、上記各実施形態と同様に、ドーパントの拡散距離が短くなって基板Wの表層の極めて浅い領域のみにドーパントを拡散させることができる。
また、フラッシュランプFLに電力供給を行う回路にIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)を組み込み、フラッシュランプFLに供給する電流を断続することによってフラッシュ光の照射時間を自在に調整するようにしても良い。フラッシュ光の照射時間を調整することにより、ドーパントの拡散を制御することができる。
また、フラッシュ加熱ユニット40における基板Wの予備加熱は載置台44に内蔵されたヒータによるものに限定されず、例えばハロゲンランプから光照射によって行うようにしても良い。或いは、目標とする処理温度が低い場合であれば、予備加熱は必ずしも必須ではない。
また、ドーパントを含む塗布液としては、酸化ホウ素と有機バインダーと溶剤との混合液に限定されるものではなく、導入するドーパントの種類(例えば、リン(P)やヒ素(As))に応じて適宜のものを選択することができる。
1 基板処理装置
9 制御部
10 塗布処理ユニット
20 ベークユニット
30 剥離ユニット
40 フラッシュ加熱ユニット
80 受渡部
FL フラッシュランプ
ID インデクサ部
IR 移載ロボット
MP ユニット配置部
TR 主搬送ロボット
W 基板

Claims (4)

  1. 基板の表面にドーパントを導入する基板処理方法であって、
    基板の表面にドーパントを含む塗布液を塗布し、多分子層の薄膜を形成する薄膜形成工程と、
    前記薄膜を形成した基板の表面にフラッシュ光を照射して加熱することにより、前記薄膜に含まれるドーパントを基板の表面に拡散させるフラッシュ加熱工程と、
    を備えることを特徴とする基板処理方法。
  2. 請求項1記載の基板処理方法において、
    前記フラッシュ加熱工程の前に、前記薄膜の一部を剥離することによって所定厚さの薄膜を基板の表面に残留させる剥離工程をさらに備えることを特徴とする基板処理方法。
  3. 基板の表面にドーパントを導入する基板処理装置であって、
    基板の表面にドーパントを含む塗布液を塗布する塗布処理部と、
    前記塗布液が塗布された基板を加熱し、ドーパントを含む多分子層の薄膜を基板の表面に形成する焼成処理部と、
    前記薄膜が形成された基板の表面にフラッシュ光を照射して加熱することにより、前記薄膜に含まれるドーパントを基板の表面に拡散させるフラッシュ加熱部と、
    を備えることを特徴とする基板処理装置。
  4. 請求項3記載の基板処理装置において、
    前記フラッシュ光を照射する前に、前記薄膜の一部を剥離することによって所定厚さの薄膜を基板の表面に残留させる剥離処理部をさらに備えることを特徴とする基板処理装置。
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