JP2014043349A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. 分離部と、
   第１集音部が前記分離部の近傍に設けられ、原稿が搬送中に発生する音に応じた第１音信号を出力する第１音信号出力部と、
   第２集音部が原稿の搬送路の原稿搬送方向と直交する方向の少なくとも一端に設けられ、原稿が搬送中に発生する音に応じた第２音信号を出力する第２音信号出力部と、
   前記第２音信号に基づいて、ジャムが発生したか否かを判定する音ジャム判定部と、を有し、
   前記音ジャム判定部は、前記第１音信号に基づいて原稿がシワを有するか否かを判定し、原稿がシワを有すると判定した場合に、ジャムが発生したと判定しにくくする、
   ことを特徴とする原稿搬送装置。
2. 前記第２音信号出力部は、前記第２集音部が原稿の搬送路の原稿搬送方向と直交する方向の両端にそれぞれ設けられる、請求項１に記載の原稿搬送装置。
3. 前記第１音信号及び前記第２音信号は、それぞれ原稿が搬送中に発生する音から生成された信号の外形を抽出した信号である、請求項１または２に記載の原稿搬送装置。
4. 前記第１音信号及び前記第２音信号は、それぞれ原稿が搬送中に発生する音から生成された信号をデジタル化した信号である、請求項１または２に記載の原稿搬送装置。
5. 前記音ジャム判定部は、前記第２音信号に基づく情報と第１閾値との比較結果に基づいてカウンタ値を更新し、前記更新したカウンタ値を第２閾値と比較することによりジャムが発生したか否かを判定し、原稿がシワを有すると判定した場合に前記第１閾値又は前記第２閾値を大きくすることによりジャムが発生したと判定しにくくする、請求項１〜４の何れか一項に記載の原稿搬送装置。
6. 第１集音部が分離部の近傍に設けられ、原稿が搬送中に発生する音に応じた第１音信号を出力する第１音信号出力部から前記第１音信号を取得する第１音信号取得ステップと、
   第２集音部が原稿の搬送路の原稿搬送方向と直交する方向の少なくとも一端に設けられ、原稿が搬送中に発生する音に応じた第２音信号を出力する第２音信号出力部から前記第２音信号を取得する第２音信号取得ステップと、
   前記第２音信号に基づいて、ジャムが発生したか否かを判定する判定ステップと、を含み、
   前記判定ステップにおいて、前記第１音信号に基づいて原稿がシワを有するか否かを判定し、原稿がシワを有すると判定した場合に、ジャムが発生したと判定しにくくする、
   ことを特徴とするジャム判定方法。
7. 第１集音部が分離部の近傍に設けられ、原稿が搬送中に発生する音に応じた第１音信号を出力する第１音信号出力部から前記第１音信号を取得する第１音信号取得ステップと、
   第２集音部が原稿の搬送路の原稿搬送方向と直交する方向の少なくとも一端に設けられ、原稿が搬送中に発生する音に応じた第２音信号を出力する第２音信号出力部から前記第２音信号を取得する第２音信号取得ステップと、
   前記第２音信号に基づいて、ジャムが発生したか否かを判定する判定ステップと、をコンピュータに実行させ、
   前記判定ステップにおいて、前記第１音信号に基づいて原稿がシワを有するか否かを判定し、原稿がシワを有すると判定した場合に、ジャムが発生したと判定しにくくする、
   ことを特徴とするコンピュータプログラム。