JP2014041681A - Disc rotation device and optical drive device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ディスク回転装置および光学ドライブ装置に関する。 The present invention relates to a disk rotating device and an optical drive device.
近年、CD、DVD等の円盤状のディスクへの記録再生の高倍速化、および、記録再生における低消費電力化が要求されている。一般的なモータでは、銅損、鉄損、軸損等のエネルギー損失が生じるが、ディスクを回転させるディスク回転装置では、全損失のうち風損が占める割合が大きい。 In recent years, there has been a demand for high speed recording / reproduction on a disk-shaped disk such as a CD or DVD, and low power consumption in recording / reproduction. In general motors, energy loss such as copper loss, iron loss, shaft loss, and the like occurs, but in a disk rotating device that rotates a disk, the ratio of wind loss is large in the total loss.
一方、特開2003−65391号公報では、薄板で形成されフライホイールを覆い、フライホイールと同じ回転軸芯を持ち回転自在に支持される覆回転体が設けられた損失低減装置が開示されている。当該装置では、フライホイールと覆回転体との間で相対速度が減少し、流体抵抗が低減され風損が低減する。 On the other hand, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2003-65391 discloses a loss reduction device provided with a covered rotating body that is formed of a thin plate, covers a flywheel, and has the same rotational axis as that of the flywheel and is rotatably supported. . In the apparatus, the relative speed is reduced between the flywheel and the covered rotating body, the fluid resistance is reduced, and the windage loss is reduced.
なお、特開2007−250155号公報では、光ディスクを保持するクランパの回転軸と同軸上に軸支された円盤体を備えるディスク回転装置が開示されている。当該装置では、回転する光ディスクによって生じた空気流が円盤体に備える突起部及び峰部によって受け止められ、円盤体が追従回転する。これにより、ディスク装置内部の空気と光ディスク周囲の空気流との速度差が段階的に下げられ、騒音が低減される。 Japanese Patent Application Laid-Open No. 2007-250155 discloses a disk rotating device including a disk body that is coaxially supported with the rotating shaft of a clamper that holds an optical disk. In the apparatus, the air flow generated by the rotating optical disk is received by the protrusions and the ridges provided in the disk body, and the disk body rotates following the disk body. As a result, the speed difference between the air inside the disk device and the air flow around the optical disk is lowered in stages, and noise is reduced.
また、特開2001−12549号公報では、回転中にCD−ROMに発生する振動を抑制する制振装置が開示されている。当該装置では、クランパの挟圧環状部の下部外方に環状板状の制振剛性部が形成され、回転時に制振剛性部に発生する振動が、CD−ROMよりも極めて小さい。制振剛性部の下面である近接用平面状部は軸心線に対し垂直な環状平面である。
ところで、ディスク回転装置において風損を低減するために、補助回転体を設けることを考えた場合、補助回転体の環状平板部はディスクの上面に対向し、補助回転体は回転可能に支持される。ディスクの回転時には、空気の流れにより補助回転体が回転する。これにより、ディスクと環状平板部との間で相対速度が低下し、風損が低減する。 By the way, in order to reduce the windage loss in the disk rotating device, when considering providing an auxiliary rotating body, the annular flat plate portion of the auxiliary rotating body faces the upper surface of the disk, and the auxiliary rotating body is rotatably supported. . When the disk rotates, the auxiliary rotating body rotates due to the air flow. Thereby, a relative speed falls between a disk and an annular flat plate part, and a windage loss reduces.
しかしながら、ディスク回転装置では、ディスクの着脱が行われるため、特開2003−65391号公報のように、同じ回転軸にディスクおよび補助回転体を設けることは困難である。ディスクおよび補助回転体を異なる軸に設ける場合、ディスクの着脱を行う度に、環状平板部のディスクに対する相対位置が変動する。当該相対位置が大幅に変動すると、風損の低減効果が変動してしまう。したがって、環状平板部のディスクに対する相対
位置の変動を制限する手法が求められている。
However, in the disk rotating device, since the disk is attached and detached, it is difficult to provide the disk and the auxiliary rotating body on the same rotating shaft as disclosed in JP-A-2003-65391. When the disc and the auxiliary rotating body are provided on different shafts, the relative position of the annular flat plate portion to the disc varies each time the disc is attached and detached. If the relative position fluctuates significantly, the effect of reducing windage loss will fluctuate. Therefore, there is a demand for a method for limiting the fluctuation of the relative position of the annular flat plate portion with respect to the disk.
本発明は、環状平板部のディスクに対する相対位置の変動を制限することを目的としている。 An object of the present invention is to limit the fluctuation of the relative position of the annular flat plate portion with respect to the disk.
本発明の例示的なディスク回転装置は、中心開口を有するディスクの下面と当接可能であるディスク載置部を有し、上下方向を向く回転軸を中心として前記ディスク載置部と共に前記ディスクを回転可能である回転部と、前記ディスクの上面に対向可能であるとともに前記回転軸と略直交する環状平板部を有する補助回転体と、前記補助回転体を前記回転軸と略同軸の中心軸を中心として回転可能に支持する軸受部を有する補助回転体支持部と、を備え、前記ディスクが前記ディスク載置部に当接された際、前記ディスクの回転により発生する空気の流れにより前記補助回転体が回転し、前記ディスクの回転動作期間の少なくとも一部において、前記補助回転体支持部が、前記回転部に当接する、または、前記ディスクに当接可能である。 An exemplary disk rotating device of the present invention has a disk mounting portion that can contact a lower surface of a disk having a central opening, and the disk is mounted together with the disk mounting portion about a rotation axis that faces in the vertical direction. A rotating part that is rotatable, an auxiliary rotating body that can be opposed to the upper surface of the disk and has an annular flat plate part that is substantially orthogonal to the rotating axis, and a central axis that is substantially coaxial with the rotating axis. An auxiliary rotating body supporting portion having a bearing portion that rotatably supports as a center, and the auxiliary rotation by the flow of air generated by the rotation of the disc when the disc is brought into contact with the disc mounting portion The auxiliary rotating body support part abuts on the rotating part or can abut on the disk during at least a part of the rotation operation period of the disk.
本発明によれば、環状平板部のディスクに対する相対位置の変動を制限することができる。 According to the present invention, variation in the relative position of the annular flat plate portion with respect to the disk can be limited.
本明細書では、スピンドルモータの回転軸方向における図2の上側を単に「上側」と呼び、下側を単に「下側」と呼ぶ。なお、上下方向は、実際の機器に組み込まれたときの位置関係や方向を示すものではない。また、回転軸に平行な方向を「軸方向」と呼び、回転軸を中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、回転軸を中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。 In this specification, the upper side of FIG. 2 in the direction of the rotation axis of the spindle motor is simply referred to as “upper side”, and the lower side is simply referred to as “lower side”. Note that the vertical direction does not indicate the positional relationship or direction when incorporated in an actual device. A direction parallel to the rotation axis is referred to as an “axial direction”, a radial direction around the rotation axis is simply referred to as “radial direction”, and a circumferential direction around the rotation axis is simply referred to as “circumferential direction”.
(第1の実施形態)
図1は、本発明の例示的な第1の実施形態に係る光学ドライブ装置80の縦断面図である。光学ドライブ装置80は、スピンドルモータ1と、光ピックアップ機構81と、移動機構82と、これらを収容する筐体83と、を備える。スピンドルモータ1は、円盤形状のディスク9の中心開口91に挿入されることによってディスク9を回転中心と同軸に調芯し、ディスク9を回転する。光ピックアップ機構81は、ディスク9にレーザ光を照射することによってディスク9に情報を記録再生する。移動機構82は、光ピックアップ機構81をディスク9の径方向に移動する。
(First embodiment)
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of an
スピンドルモータ1および光ピックアップ機構81は、シャーシ84によって保持される。ディスク9の中心開口91の中心がスピンドルモータ1の回転軸J1に一致した状態で、シャーシ84が上方に移動することによって、スピンドルモータ1のチャッキング部24にディスク9の中心開口91が装着される。このとき、クランパ71により、ディスク9が上方からクランプされる。光学ドライブ装置80では、後述の補助回転体6、クランパ71を含む補助回転体支持部7、および、スピンドルモータ1が、ディスク9を保持しつつ回転するディスク回転装置70の構成部材である。
The
移動機構82は、モータ821と、伝達ギア822と、を備える。モータ821の出力軸に伝達ギア822が取り付けられる。伝達ギア822は、モータ821の回転を伝達する。
The
筐体83は、ディスク9の挿入および取り出しを行う挿入口830を有する。筐体83内には、トレイ86が配置される。トレイ86は、筐体83の外部に移動可能である。ディスク9はトレイ86に載置され、トレイ86は、ディスク9をスピンドルモータ1まで運ぶ。
The
光ピックアップ機構81は、記録再生部811と、移動部812と、を備える。記録再生部811は、レーザ光を照射し、ディスク9からの反射光を受光する。移動部812は、記録再生部811の径方向への移動を行う。移動部812は、伝達ギア822と噛み合う噛み合い部813を有する。モータ821が回転すると、移動部812が径方向に移動する。これにより、記録再生部811が径方向に移動する。
The
図2は、スピンドルモータ1の縦断面図である。スピンドルモータ1は、回転部2と、静止部3と、を備える。回転部2は、回転軸J1を中心として回転する。静止部3は、回転部2を回転自在に支持する。
FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the
回転部2は、略円柱形状のシャフト21と、有蓋略円筒状のロータホルダ22と、円環状のロータマグネット23と、チャッキング部24と、を備える。シャフト21は、上下方向を向く回転軸J1を中心として配置される。ロータホルダ22は、シャフト21に固定され、回転軸J1の周りを回転する。チャッキング部24は、ロータホルダ22の軸方向上側に配置される。
The
ロータホルダ22は、外側円筒部221と、蓋部222と、内側円筒部223と、を備える。ロータマグネット23の外周面は、外側円筒部221の内周面に固定される。蓋部222は、外側円筒部221から回転軸J1に向かって延びる平面である。蓋部222は、チャッキング部24の後述のターンテーブル41の下側に位置する。内側円筒部223は、蓋部222の内縁より軸方向下側に延びる。内側円筒部223の内周面は、シャフト21の外周面に固定される。ロータホルダ22は、シャフト21に直接固定される必要はなく、例えば、シャフト21に固定された部材を介してシャフト21に間接的に固定されてもよい。
The
静止部3は、略円筒形状のスリーブ31と、ハウジング32と、ステータ33と、略平板状の取付板34と、回路基板35と、を備える。軸受機構であるスリーブ31の内周面は、シャフト21を、回転軸J1を中心に回転可能に支持する。スリーブ31は、焼結材料製である。ハウジング32は、円筒部321と、底部322と、を有する。円筒部321の内周面は、スリーブ31の外周面を保持する。底部322は、円筒部321の下部を塞ぐ。ステータ33の内周面は、ハウジング32の円筒部321の外周面に固定される。ステータ33はロータマグネット23の内側に配置される。ステータ33の外周面は、ロータマグネット23の内周面と径方向に対向する。取付板34は、ステータ33より軸方向下側に配置される。取付板34は、ハウジング32の円筒部321の外周面に固定される内周面を有する。回路基板35は、取付板34の上面に配置される。
The
図示しない外部電源からステータ33に電流を通流することによって、ステータ33はロータマグネット23と対向する磁場を発生する。この磁場とロータマグネット23との磁気的な相互作用によって、回転部2は、回転軸J1を中心とする回転駆動力を得る。
By passing a current from an external power source (not shown) to the
チャッキング部24は、ターンテーブル41と、コーン42と、ヨーク43と、クランプマグネット44と、コイルばね47と、を備える。これらは全て略円環状である。ターンテーブル41は、ロータホルダ22の蓋部222の上面に接着剤にて固定される。ターンテーブル41はシャフト21にも固定されてよい。
The chucking
コーン42は、ターンテーブル41の軸方向上側に配置され、図1に記載のディスク9の中心開口91と接触するディスク保持面421を有する。ディスク保持面421は、コーン42の外周に位置し、径方向外方に向かって下方へと傾斜する。コーン42は、樹脂材料の射出成型により成型される。コーン42は、シャフト21の上部に対して上下方向に摺動可能である。
The
ヨーク43は、コーン42の軸方向上側に配置され、シャフト21に固定される。ヨーク43は、磁性体にて形成される。クランプマグネット44は、ヨーク43との間の磁気吸引力および接着剤を利用してヨーク43の上面に固定される。これにより、クランプマグネット44はヨーク43を介してシャフト21に間接的に固定される。コイルばね47は、シャフト21の周囲において、ターンテーブル41とコーン42との間にて上下方向に挟持される。なお、スピンドルモータ1では、シャフト21は、ターンテーブル41等を取り付けるチャッキング部24の構成部材と捉えることもできる。
The
ターンテーブル41は、コーン42の下方に位置する。ターンテーブル41は、ロータホルダ22に接着されることにより、シャフト21に対して間接的に固定されるが、シャフト21に対して直接的に固定されてもよい。ターンテーブル41は、コーン42の周囲にディスク載置部411を備える。ディスク載置部411には、ディスク9が載置される。ディスク載置部411は、載置されたディスク9の下面に接する環状ラバー412を備える。このように、ディスク載置部411はディスク9の下面と当接可能であり、ディスク9と共に回転部2により回転可能である。
The
図3は、ターンテーブル41近傍を拡大して示す断面図である。ターンテーブル41は、テーブル本体50と、複数の鋼球51と、環状プレート52と、円盤状部53と、を備える。テーブル本体50は樹脂にて成型される。テーブル本体50は、既述のディスク載置部411(ただし、環状ラバー412を除く)と、環状凹部501と、を備える。環状凹部501は、回転軸J1を中心とする環状であり、ディスク載置部411よりも下側にて上方に向かって窪む。環状凹部501は、ディスク載置部411の真下に位置する必要はない。環状凹部501は、上下方向において、図2に記載のロータホルダ22の蓋部222の外縁部と重なる。
FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view showing the vicinity of the
複数の鋼球51は、環状凹部501内にて、すなわち、環状凹部501を形成する部位と環状プレート52とにより囲まれる環状の空間内にて、転動可能に配置される。鋼球51は、球体であればよく、鉄以外の材料により形成されてもよい。環状プレート52の上面には、環状のクッション材523が貼付される。これにより、鋼球51の移動に伴う騒音を抑制するとともに、鋼球51の移動を減衰させることができる。
The plurality of
図4は、補助回転体6および補助回転体支持部7を拡大して示す断面図である。補助回転体支持部7は、クランパ71と、シャフト72と、円盤部73と、軸受部74と、を備える。略円盤状のクランパ71の中央にはシャフト72が挿入される貫通孔が形成される。シャフト72の下端部はクランパ71から下方に突出する突出部である。クランパ71の外縁部はシャフト72の中心軸J2方向の下側に垂れ下がる。円盤部73の中央にはシャフト72の上端部が挿入される貫通孔が形成される。シャフト72を中心とする円盤部73は、補助回転体支持部7の上部となる。玉軸受である軸受部74の内輪は、クランパ71の上側かつ円盤部73の下側にてシャフト72に固定される。軸受部74の外輪は、環状の補助回転体6の内縁部に固定される。このように、容易に作製および組立ができるように、補助回転体支持部7は上記のように少数の部材で構成される。しかし、補助回転体支持部7は、1つの部材として作製されてもよい。
FIG. 4 is an enlarged cross-sectional view of the
補助回転体6は、環状平板部61と、内側環状部62と、垂下部63と、を備える。環状平板部61および内側環状部62は中心軸J2に垂直に広がり、環状平板部61は内側環状部62よりも下側に位置する。後述するように、環状平板部61は図1に記載のディスク9の上面に対向可能である。内側環状部62の外縁部と、環状平板部61の内縁部とは、クランパ71の近傍にて垂下部63により接続される。垂下部63は円筒状である。内側環状部62の内縁部は、既述の軸受部74に接続される。よって、軸受部74は、環状平板部61よりも中心軸J2方向の上側に位置する。
The
ディスク回転装置70では、中心軸J2方向に関して、クランパ71の下端と環状平板部61の下面との間隔が、所望の距離に設定される。環状平板部61の外径は、ディスク9と同じ、または、ディスク9よりも僅かに大きいことが好ましい。また、補助回転体6は、ディスク9よりも比重が小さい、または、ディスク9よりも柔らかい材料にて形成されることが好ましい。環状平板部61の外径をディスク9よりも大きくすることで、後述するように、高い風損低減効果を得ることができる。但し、環状平板部61の外形は、ディスク9よりも小さくても良い。環状平板部61の外形をディスク9よりも小さくすることで、補助回転体6を軽くすることができる。その結果、後述するように、補助回転体6がディスク9に追従して回転する際、回転しやすくなる。
In the
ディスク回転装置70を囲む筐体83の上板831の下面には、係止部材832が設けられる。係止部材832は、中心軸J2をおよそ中心とする環状の支持面833を有する。支持面833は中心軸J2方向の上側を向く。円盤部73の下面の外縁には環状の切欠部731が設けられる。したがって、円盤部73の外縁部の厚さは、円盤部73の他の部位よりも薄い。クランパ71がディスク9と離間している際には、円盤部73の外縁部が支持面833に当接して円盤部73が支持される。係止部材832は筐体83の上板831の一部として捉えられる。なお、係止部材832および上板831は1つの部材として形成されてもよい。
A locking
図5は、ターンテーブル41にディスク9が載置された状態を示す図である。ディスク9の載置直前に、ディスク9がターンテーブル41の上方に配置されると、スピンドルモータ1が上方へと移動する。クランパ71には、磁性体711が設けられており、クランプマグネット44と磁性体711との間に磁気吸引力が働く。これにより、クランパ71がディスク9の中心開口91の周囲に当接し、ディスク9がディスク載置部411上にクランプされる。クランパ71はディスク9と共に回転可能である。
FIG. 5 is a view showing a state where the
このとき、ディスク9の中心開口91のエッジが、コーン42のディスク保持面421と当接し、コーン42がシャフト21に沿って下方へと移動する。コーン42はコイルばね47により上方へと力が加えられていることから、ディスク9の中心は、正確に回転軸J1に一致する。また、補助回転体支持部7のシャフト72は、略円環状のヨーク43内に挿入され、回転軸J1と中心軸J2とがおよそ一致する。ヨーク43の内側の孔部が、シャフト72の下部が挿入される凹部である。図5では、回転軸J1と略同軸となる中心軸J2のみを図示している(以下同様)。
At this time, the edge of the center opening 91 of the
また、補助回転体支持部7は僅かに上方に持ち上げられ、円盤部73が係止部材832から離れる。環状平板部61はディスク9の上面に近接する。より詳細には、クランパ71の下端と環状平板部61の下面との間隔として設定された距離だけ、環状平板部61がディスク9の上面から離れる。この状態において、環状平板部61は回転軸J1と略直交し、ディスク9に略平行である。
Further, the auxiliary
上記のようにディスク9がディスク回転装置70にて保持されると、図2に記載のステータ33に電流を通流することにより回転部2の回転が開始される。ディスク9はディスク載置部411と共に回転軸J1を中心として回転する。このとき、ディスク9の回転により発生する空気の流れにより、補助回転体6がディスク9に追従して回転する。補助回転体6の回転により、ディスク9の上面と、環状平板部61との間の相対的な回転速度が、ディスク9の実際の回転速度よりも小さくなる。また、ディスク9の上面と環状平板部61との間の空間では、外縁部を除く部分において圧力が大気圧よりも小さくなる。ディスク9の上面における相対的な回転速度の低下や、ディスク9の上面と環状平板部61との間における負圧の発生等により、ディスク回転装置70における風損が低減される。
When the
以上に説明したように、ディスク回転装置70では、ディスク9を保持する際に、補助回転体支持部7のクランパ71がディスク9に当接する。すなわち、ディスク9の回転動作期間において、補助回転体支持部7がディスク9に当接可能である。これにより、貼り合わせディスク等のディスクの構造の相違や加工誤差等により、ディスク9の厚さがディスク9を着脱する度に相違する場合でも、軸方向に関して、環状平板部61のディスク9に対する相対位置の変動を制限することができる。実際には、環状平板部61とディスク9の上面との間の距離を一定に保つことができる。その結果、環状平板部61とディスク9との接触等を防止しつつ、風損を効率よく低減することができる。なお、回転速度が増大すると、空気との摩擦熱によりディスク9が高温となることがありうるが、風損の低減が可能なディスク回転装置70は、ディスク9の発熱も抑制可能である。
As described above, in the
また、軸受部74が環状平板部61よりも回転軸J1方向の上側に位置する。これにより、補助回転体支持部7では、直径が大きい軸受部を用いることなく、中心軸J2を中心として補助回転体6を回転可能に支持することができる。すなわち、軸受部74の小型化を図ることができる。補助回転体6が、内側環状部62と環状平板部61とを接続する垂下部63を有することにより、環状平板部61をディスク9に容易に近接させることができる。垂下部63がクランパ71の近傍にて環状平板部61に接続することにより、環状平板部61の面積を大きくすることができる。
Further, the bearing
ディスク回転装置70では、クランパ71がディスク9と離間している際に、図1に記載の筐体83の上板831に設けられた係止部材832により、円盤部73が支持される。これにより、補助回転体支持部7を容易に支持することができる。また、軸受部74が係止部材832よりも下側に位置することにより、環状平板部61をディスク9に容易に近接させることができる。したがって、補助回転体6の構造を簡素化することができる。さらに、シャフト72が、略円環状のヨーク43内に挿入されることにより、回転軸J1と中心軸J2とを容易に一致させることができる。
In the
ディスク9の回転動作期間において、環状平板部61とディスク9との間に生じる負圧により補助回転体6が下側に付勢される。これにより、補助回転体6の自重と相まって、軸受部74において、外輪が内輪よりも僅かに下側に位置し、内輪および外輪と転動体(玉)との間の遊び量が低減する。その結果、回転時における補助回転体6の振れを低減することができる。
During the rotation operation period of the
図6は、ディスク回転装置70の他の例を示す図である。図6のディスク回転装置70では、補助回転体6および補助回転体支持部7の形状が図5と相違する。他の構成は図5と同様であり、同符号を付す(後述の図7および図8において同様)。図6のクランパ71では、シャフト72に固定される部位と、ディスク9の上面に当接する部位とが、中心軸J2に対して傾斜した部位712により接続される。部位712は、径方向外方に向かって下方へと傾斜する円錐筒状であり、中心開口91の極近傍に位置する。
FIG. 6 is a diagram illustrating another example of the
補助回転体6では、内側環状部62の外縁部が係止部材832の内縁部よりも中心軸J2側に位置する。また、垂下部63が、内側環状部62の外縁部からおよそ中心軸J2に沿って下側に伸びる部位を有する。したがって、中心軸J2方向に関して円盤部73と内側環状部62との間の距離を短くしつつ、回転時において内側環状部62と係止部材832との接触を防止することができる。これにより、補助回転体支持部7の薄型化を図ることができる。
In the auxiliary
図7は、ディスク回転装置70のさらに他の例を示す図である。図7のディスク回転装置70では、補助回転体支持部7が環状の支持本体部75を有し、支持本体部75の下端がディスク9と当接可能である。支持本体部75の上部の内側には、円盤状の磁性体711が設けられる。また、支持本体部75の上部は、外側に突出する環状の部位を有し、当該上部が円盤部73となる。支持本体部75がディスク9と離間している際には、係止部材832により、円盤部73が支持される。
FIG. 7 is a diagram showing still another example of the
支持本体部75の下部も外側に突出する環状部位751を有する。環状部位751の下面は、ディスク9の上面に対して微小間隙を介して対向する。環状部位751は、ディスク9よりも剛性が高く、ディスク9の回転時に発生する振動がディスク9よりも小さい。図7のディスク回転装置70では、ディスク9が支持本体部75と共に回転する。このような構造により、特開2001−12549号公報の手法と同様に、回転中にディスク9に発生する振動を抑制することが可能となる。環状部位751の外縁部には、環状の凹部752が設けられる。凹部752は、径方向の外側に向かって開口する。換言すると、凹部752は、径方向の内側に向かって窪む。凹部752内において上側を向く面上には環状のパッド753が設けられる。
The lower portion of the support
補助回転体6の内側環状部62は、パッド753上に載置される。パッド753は、摺動性の高い材料にて形成される。内側環状部62の上面は凹部752内において下側を向く面と近接して対向し、補助回転体6の上方への移動が制限される。凹部752は、補助回転体6を回転可能に支持する軸受部である。環状平板部61は内側環状部62よりも下側に配置され、垂下部63を介して内側環状部62に接続される。
The inner
図7のディスク回転装置70では、軸受部が補助回転体支持部7の外縁部に設けられることにより、補助回転体支持部7の薄型化、すなわち、ディスク回転装置70の薄型化を図ることができる。また、ディスク9を保持する際に、支持本体部75がクランパとしてディスク9に当接する。これにより、環状平板部61とディスク9の上面との間の距離を一定に保つことができる。さらに、既述のように、環状部位751によりディスク9の振動が低減される。その結果、回転動作期間中においても、環状平板部61とディスク9の上面との間の距離を一定に保つことができる。なお、補助回転体6を中心軸J2を中心として精度よく回転するという観点では、図5および図6のように、補助回転体6が軸受部74を介してシャフト72に接続されることが好ましい。
In the
図8は、ディスク回転装置70のさらに他の例を示す図である。図8のディスク回転装置70では、クランパ71が補助回転体支持部7の本体である。クランパ71の上面において中心軸J2の近傍には、凹部713が形成される。補助回転体6は、図5の内側環状部62に代えて内側円盤部64を有する。内側円盤部64は下側に突出するシャフト部641を有し、シャフト部641は凹部713内に挿入される。
FIG. 8 is a diagram showing still another example of the
シャフト部641の先端部642は略円錐形であり、凹部713の底面は同様の形状の曲面である。軸受部である凹部713により、シャフト部641は回転可能に支持される。また、シャフト部641には外側に向かって環状に突出した環状部位643がさらに形成される。凹部713の側面には環状溝714が形成され、環状部位643は環状溝714内に配置される。これにより、補助回転体6が上方に移動しても、シャフト部641が凹部713から抜けることが防止される。
The
補助回転体6の環状平板部61は、内側円盤部64よりも下側に配置され、ディスク9の上面に近接して対向する。環状平板部61と内側円盤部64とは、円錐筒状の垂下部63によりクランパ71の近傍にて接続される。垂下部63は、径方向外方に向かって下方へと傾斜する。
The annular
図8のディスク回転装置70では、係止部材832が環状平板部61の外縁部に対向する位置に設けられる。クランパ71がディスク9と離間している際には、環状平板部61の外縁部が係止部材832に当接して補助回転体6および補助回転体支持部7が支持される。
In the
図8のディスク回転装置70では、クランパ71により補助回転体6が回転可能に支持される。これにより、玉軸受等を用いる場合に比べて部品点数を少なくすることができ、ディスク回転装置70の製造コストを低減することができる。また、ディスク回転装置70の軽量化を図ることもできる。さらに、ディスク9を保持する際に、クランパ71がディスク9に当接することにより、環状平板部61とディスク9の上面との間の距離を一定に保つことができる。
In the
図9は、ディスク回転装置70のさらに他の例を示す図である。図9のディスク回転装置70では、チャッキング部24の構造が図2と相違し、補助回転体6および補助回転体支持部7の構造が図4と相違する。他の構成は図2および図4と同様であり、同符号を付す。
FIG. 9 is a diagram showing still another example of the
チャッキング部24のターンテーブル41は、円環状のプレート部材416と、環状の中央樹脂部材417と、環状ラバー418と、を備える。図9では、プレート部材416の奥側の形状の一部を、破線にて示している。プレート部材416は、電気亜鉛めっき鋼板(SECC)等の軟質な強磁性材料からなり、プレス加工にて成型される。プレート部材416の厚さは0.8mm程度である。中央樹脂部材417は、ポリカーボネイト(PC)等の樹脂の射出成型により形成される。これにより、プレート部材416および中央樹脂部材417は、一つの部品となる。
The
クランパ71の下部には、環状のクランプマグネット715が設けられる。クランプマグネット715とプレート部材416の外周部との間にて、十分な磁気的作用を働かせることができる。このため、プレート部材416は、軟質な強磁性材料であればよく、安価な材料も選択可能である。これにより、ターンテーブル41が安価に製造される。
An
中央樹脂部材417は、プレート部材416の略中央に配置され、プレート部材416の外周部よりも上方に突出する。中央樹脂部材417は、ディスクガイド部414と、複数の爪415と、を備える。これらの部位を含む中央樹脂部材417全体が、一つながりの部材として形成される。ディスクガイド部414は、中央樹脂部材417の上側の面の外周部に位置し、回転軸J1を中心とする径方向外方かつ下方に向かって傾斜する。
The central resin member 417 is disposed substantially at the center of the
ディスク9が、ターンテーブル41に取り付けられる際には、ディスクガイド部414により、中心開口91が爪415へとガイドされる。そして、爪415が中心開口91に接しつつ、ディスク9がプレート部材416上に配置される。正確には、ディスク9は、プレート部材416上の環状ラバー418上に載置される。この状態にて、爪415は、径方向内方に弾性変形している。爪415の弾性変形を利用することにより、ディスク9の中心を、回転軸J1上に正確に位置させることができる。
When the
図9のディスク回転装置70では、ディスク9を保持する際に、クランパ71がディスク9に当接することにより、環状平板部61とディスク9の上面との間の距離を一定に保つことができる。また、中央樹脂部材417の内縁部の上部が、径方向内方かつ下方に向かって傾斜する円錐面状の傾斜面を有する。クランパ71がディスク9に当接する際には、シャフト72は、当該傾斜面に案内されて中央樹脂部材417内に挿入される。これにより、回転軸J1と中心軸J2とを容易に一致させることができる。中央樹脂部材417の孔部が、シャフト72の下部が挿入される凹部である。
In the
図9のディスク回転装置70では、補助回転体6上に環状のマグネット65が設けられる。また、クランパ71にも環状のマグネット716が設けられる。これらのマグネット65,716は、補助回転体6を上側または下側に付勢する回転体付勢部である。既述のように、ディスク9の回転時には、環状平板部61とディスク9との間に発生する負圧により、補助回転体6が下側に付勢される。しかしながら、回転体付勢部を設けて補助回転体6を予め下側に付勢する、または、比較的大きな力にて上側に付勢することにより、当該負圧が発生しても、軸受部74における遊び量分だけ補助回転体6が移動することが防止される。これにより、回転動作期間における補助回転体6の振れを低減し、環状平板部61とディスク9の上面との間の距離を、回転動作期間中も一定に保つことができる。このような回転体付勢部は他のディスク回転装置において用いられてよい。なお、環状のマグネット65、環状のマグネット716のいずれか一方は、磁性材料であってもよい。
In the
(第2の実施形態)
図10は、本発明の例示的な第2の実施形態に係る光学ドライブ装置80aの縦断面図である。光学ドライブ装置80aは、スピンドルモータ1aと、アクセス部87aと、筐体88aと、を備える。筐体88aは、箱状であり、スピンドルモータ1aおよびアクセス部87aを収容する。スピンドルモータ1aは、情報を記録するディスク9aを回転する。アクセス部87aは、ヘッド871aと、ヘッド移動機構872aと、を備える。ヘッド871aは、ディスク9aに対する情報の読み出し、および、書き込みを行う光ピックアップ機構である。ヘッド移動機構872aは、ヘッド871aをスピンドルモータ1aおよびディスク9aに対して移動する。ヘッド871aは、光照射部と、受光部と、を有する。光照射部は、ディスク9aの下面に向けてレーザ光を照射する。受光部は、ディスク9aからの反射光を受光する。筐体88aは、蓋部881aを上部に有する。蓋部881aは、光学ドライブ装置80a内へのディスク9aの取り付けおよび取り出し時に開閉する。蓋部881aには、後述の補助回転体6aおよび補助回転体支持部7aが設けられる。
(Second Embodiment)
FIG. 10 is a longitudinal sectional view of an
光学ドライブ装置80aでは、スピンドルモータ1aがチャッキング機構40aを有する。チャッキング機構40aにディスク9aの中心開口91aを嵌入することにより、ディスク9aが保持される。チャッキング機構40aはディスク9と共に回転可能である。スピンドルモータ1aの駆動に伴い、ディスク9aが回転しつつ、ヘッド移動機構872aがヘッド871aを径方向の所要の位置へと移動する。これにより、ディスク9aに対する情報の読み出し、および、書き込みがヘッド871aにて行われる。光学ドライブ装置80aでは、補助回転体6a、補助回転体支持部7a、および、スピンドルモータ1aが、ディスク9aを保持しつつ回転するディスク回転装置70aの構成部材である。
In the
図11は、スピンドルモータ1aの縦断面図である。スピンドルモータ1aは、回転部2aと、静止部3aと、を備える。回転部2aは、回転軸J1aを中心に回転する。静止部3aは、回転部2aを回転可能に支持する。回転部2aはチャッキング機構40aを有し、チャッキング機構40aは、ディスク9aを着脱可能に保持する。
FIG. 11 is a longitudinal sectional view of the spindle motor 1a. The spindle motor 1a includes a
回転部2aは、シャフト21aと、ロータホルダ22aと、を備える。シャフト21aは、回転軸J1aを中心とする略円柱状である。ロータホルダ22aは、シャフト21aの上部に固定される。ロータホルダ22aは、シャフト固定部221aと、環状部222aと、円筒部223aと、を有する。シャフト固定部221aは、円筒状である。シャフト固定部221aには、シャフト21aが嵌め込まれる。環状部222aは、シャフト固定部221aの下部から径方向外側に広がる。円筒部223aは円筒状であり、環状部222aの外周縁から下側に延びる。円環状のロータマグネット23aは、円筒部223aの内周面に接着にて固定される。
The
環状部222aは、外側環状部252aと、内側環状部251aと、を有する。外側環状部252aには、円筒部223aが接続される。内側環状部251aは、外側環状部252aよりも上側に位置する。外側環状部252aの下面には、抜止部材24aが固定される。抜止部材24aは、径方向内方に向かって延びる複数の突起部241aを有する。突起部241aの個数は、例えば3個である。ロータホルダ22aは、薄板をプレス加工することにより形成される。薄板は、例えば磁性体にて形成される。
The
静止部3aは、略円筒状のスリーブ31aと、ベアリングブッシュ32aと、プレート33aと、スラストプレート34aと、を有する。スリーブ31aは、シャフト21aを回転自在に支持する。ベアリングブッシュ32aは、スリーブ31aが挿入される中空孔を有する。プレート33aは、ベアリングブッシュ32aの中空孔の下側を閉塞する。スラストプレート34aは、プレート33aの内底面に配置される。スラストプレート34aは、シャフト21aの下端と当接することによりシャフト21aを軸方向に支持する。静止部3aは、ステータ35aと、回路基板36aと、取付板37aと、をさらに備える。ステータ35aは、ベアリングブッシュ32aの周囲に配置される。回路基板36aは、ステータ35aの下側に配置される。取付板37aは、ベアリングブッシュ32aに固定される。
The
スリーブ31aは、含油焼結金属にて形成される。スリーブ31aの内周面は、潤滑油を介してシャフト21aの外周面を支持する軸受面である。ベアリングブッシュ32aは、円筒部321aと、ステータ固定部322aと、を有する。円筒部321aは、スリーブ31aを固定する。ステータ固定部322aは、円筒部321aの下部から径方向外側に広がる。ステータ35aは、ステータ固定部322aに接着にて固定される。ベアリングブッシュ32aの下面には、内側突起部323aと、外側突起部324aと、が形成される。内側突起部323aは、プレート33aを固定する。外側突起部324aは、内側突起部323aより径方向外側に配置され、取付板37aを固定する。
The
円筒部321aの上端部には、径方向外側に突出するフランジ部391aが形成される。抜止部材24aの突起部241aは、フランジ部391aの下方に位置する。突起部241aの回転軸J1a側のエッジは、フランジ部391aの外周縁よりも径方向内側に位置する。回転部2aが上側に移動すると、突起部241aの上面が、フランジ部391aの下面と接触する。これにより、回転部2aの移動が制限される。ベアリングブッシュ32aの上面には、円環状の予圧マグネット25aが設けられる。予圧マグネット25aは、抜止部材24aと軸方向に対向する。予圧マグネット25aと抜止部材24aとの間に、磁気的吸引力が発生する。
A
ステータ35aは、コア351aと、コイル352aと、を備える。コア351aは、複数の薄板の磁性鋼板を上下方向に積層して形成される。コア351aは、円環状のコアバック部381aと、複数のティース部382aと、により構成される。ティース部382aは、コアバック部381aから径方向外方へと放射状に延びる。コイル352aは、導線が各ティース部382aに多層に巻回されることにより形成される。スピンドルモータ1aでは、図示省略の外部電源からコイル352aに電流を流すことにより、コイル352aとロータマグネット23aとの間にトルクが発生する。これにより、回転部2aが回転軸J1aを中心として回転する。スピンドルモータ1aは、ロータマグネットがステータの内側に配置されるインナロータ型であってもよい。
The stator 35a includes a
図12は、チャッキング機構40aの拡大図である。回転軸J1aから右側のみを示している。図13は、チャッキング機構40aの平面図である。
FIG. 12 is an enlarged view of the
薄型のチャッキング機構40aは、チャックケース41aと、複数の爪部材42aと、弾性部材43aと、環状のディスク載置部44aと、を備える。チャックケース41aは、回転軸J1aを中心とする中空かつ厚い円板状である。チャックケース41aは、ディスク9aの中心開口91aに挿入される。複数の爪部材42aは、チャックケース41aから径方向外側へ突出する。弾性部材43aは、チャックケース41a内に収容されて各爪部材42aを径方向外方へと付勢する。チャックケース41aは、ディスク載置部44aの内側に位置する。ディスク載置部44aには、ディスク9aが載置される。複数の爪部材42aは、ディスク9aの中心開口91aに当接してディスク9aをディスク載置部44a上に保持する。爪部材42aの個数は、本実施形態では3個である。後述するように、ディスク9aの載置時には、ディスク載置部44aの上面であり回転軸J1aを中心とする環状のディスク載置面441aに、ディスク9aの下面が当接する。本実施形態では、弾性部材43aにコイルばねが用いられる。弾性部材43aには、弾性を有し、爪部材42aを付勢することができるのであれば、他の部材が用いられてもよい。
The
チャックケース41aは、ケース基部411aと、ケース上部412aと、ケース側部413aと、を備える。ケース基部411aは、厚肉かつ略円筒状である。ケース基部411aには、シャフト固定部221aが挿入される。ケース上部412aは、ケース基部411aから径方向外方に広がり、回転軸J1aに垂直な円盤状である。ケース側部413aは、ケース上部412aの外縁部からディスク載置部44aに向かって下方へと延び、回転軸J1aを囲む壁状である。
The
ケース側部413aには、回転軸J1aを中心とする周方向に等角度間隔にて、複数の開口414aが形成される。各開口414a内には、先端部を径方向外方に向けた状態にて爪部材42aが配置される。換言すれば、複数の爪部材42aは、回転軸J1aを中心に放射状に配置される。複数の爪部材42aの先端部は、複数の開口414aからそれぞれ突出する。
In the
ケース側部413aには、互いに隣接する2つの開口414aの間に調芯爪415aが設けられる。チャッキング機構40aにディスク9aが保持される際には、調芯爪415aの先端がディスクの中心開口91aと当接する。これにより、チャッキング機構40aの回転軸J1aとディスク9aの中心軸とが一致する。
The
図12に示すように、ケース基部411aの下部には、径方向外側に向かって突出する略円柱状の基部突起部417aが形成される。弾性部材43aの一方の端部は、基部突起部417aに嵌めこまれる。爪部材42aには、径方向内側に向かって突出する略円柱状の爪側突起部424aが形成される。弾性部材43aの他方の端部は、爪側突起部424aに嵌めこまれる。開口414aの爪部材42aの下側には、開口414aの下部から上方に突出する爪案内部416aが設けられる。爪案内部416aは、爪部材42aを下方から支持して爪部材42aの移動を案内する。
As shown in FIG. 12, a substantially
図14は、ディスク9aを取り付けて蓋部881aを閉じた状態におけるディスク回転装置70aの縦断面図である。補助回転体支持部7aは、支持部材71aと、軸受部72aと、シャフト73aと、を備える。支持部材71aは、蓋部881aに形成された貫通孔に設けられる。軸受部72aは玉軸受であり、外輪が支持部材71aにより支持される。軸受部72aの内輪は、中心軸J2aを中心とするシャフト73aに固定される。
FIG. 14 is a longitudinal sectional view of the disk
補助回転体6aは、環状平板部61aと、内側環状部62aと、垂下部63aと、を備える。環状平板部61aおよび内側環状部62aは軸方向に垂直に広がり、内側環状部62aは環状平板部61aよりも上方に位置する。内側環状部62aの外縁部と、環状平板部61aの内縁部とは、チャッキング機構40aの近傍にて垂下部63aにより接続される。内側環状部62aの内縁部は、シャフト73aに固定される。ディスク9aが回転していない状態では、シャフト73aの下端とシャフト21aの上端とは離間する。
The auxiliary
回転部2aの回転が開始されると、ディスク9aはチャッキング機構40aと共に回転軸J1aを中心として回転する。このとき、ディスク9aの回転により発生する空気の流れにより、補助回転体6aがディスク9aに追従して回転する。これにより、ディスク回転装置70aにおける風損が低減される。
When the rotation of the
実際には、ディスク9aの上面と環状平板部61aとの間の空間では、外縁部を除く部分において圧力が大気圧よりも小さくなる。また、筐体88aの内部と外部との差圧により、蓋部881aにもディスク9a側に向かう力が作用する。よって、環状平板部61aが下側に付勢され、蓋部881aも下側に凸となるように僅かに撓む。このとき、シャフト73aの下端がシャフト21aの上端に当接することにより、補助回転体6aの中心軸J2a方向の移動が制限される。このように、ディスク回転装置70aでは、ディスク9aの回転動作期間の一部において、補助回転体支持部7aが、回転部2aに当接可能である。これにより、環状平板部61aのディスク9aに対する相対位置の変動を制限することができ、環状平板部61aがディスク9aに接触することが防止される。
Actually, in the space between the upper surface of the
また、シャフト73aの下端が回転部2aのシャフト21aの上端に点接触することにより、シャフト73aとシャフト21aとの当接時にスピンドルモータ1aに生じる負荷を低減することができる。
In addition, since the lower end of the
ディスク9aを回転していない状態における、シャフト73aの下端とシャフト21aの上端との間の距離は、ディスク9aの厚さのばらつきや、最大回転速度等を考慮して決定される。また、図14のディスク回転装置70aでは、ディスク9aを回転していない状態において、シャフト73aの下端がシャフト21aの上端に当接してもよい。この場合も、環状平板部61aのディスク9aに対する相対位置の変動を制限することができる。以上のように、ディスク回転装置70aでは、ディスク9aの回転動作期間の少なくとも一部において、補助回転体支持部7aが、回転部2aに当接可能であればよい。
The distance between the lower end of the
図15は、ディスク回転装置70aの他の例を示す図である。図15のディスク回転装置70aでは、補助回転体支持部7aの構造が図14と相違する。他の構成は図14と同様であり、同符号を付す。
FIG. 15 is a diagram showing another example of the disk
図15の補助回転体支持部7aは、シャフト74aと、円盤部75aと、軸受部76aと、当接部77aと、を備える。シャフト74aは、中心軸J2aを中心とする円柱状である。円盤部75aの中央にはシャフト74aの上端部が挿入される貫通孔が形成される。玉軸受である軸受部76aの内輪は、シャフト74aに固定され、軸受部76aの外輪は、環状の補助回転体6aの内縁部に固定される。当接部77aは、環状の部材である。当接部77aの内縁部はシャフト74aの下部に固定され、シャフト74aから径方向外側に広がる。当接部77aの外縁部は下側に向かって屈曲し、後述するように、当接部77aの先端はディスク9aの上面に当接可能である。
15 includes a
円盤部75aの周囲には、蓋部881aが有する係止部材832aが配置される。当接部77aがディスク9aと離間している際には、円盤部75aが係止部材832aにより支持される。なお、当接部77aは必ずしも環状でなくてもよく、例えば、中心軸J2aを中心として等角度間隔にて配置された3以上の部材の集合であってもよい。これらの部材のそれぞれの先端がディスク9aに当接可能である。
A locking
回転部2aにおいて、シャフト21aの上側にはマグネット29aが設けられる。シャフト74aの下端には磁性体741aが設けられる。マグネット29aと、磁性体741aとの間には、磁気的吸引力が発生する。すなわち、マグネット29aおよび磁性体741aが支持部付勢部として、補助回転体支持部7aを下側に付勢する。これにより、当接部77aの先端がディスク9aの上面に確実に当接する。補助回転体支持部7aは、ディスク9aと共に回転する。このとき、ディスク9aの回転により、または、外部からの衝撃によりディスク9aに対して上側に向かう力が作用する場合でも、ディスク9aがチャッキング機構40aから外れることが当接部77aにより防止される。
In the
図15のディスク回転装置70aでは、当接部77aがディスク9aの上面に当接することにより、環状平板部61aとディスク9aの上面との間の距離を一定に保つことができる。当接部77aは、回転部2aの一部、例えばケース基部411aの上面に当接可能な部材であってもよい。この場合も、軸方向において、環状平板部61aのディスク9aに対する相対位置をある程度一定にすることができる。ディスク回転装置70aの設計によっては、補助回転体支持部7aを下側に付勢する支持部付勢部は、バネ等の弾性体により実現されてもよい。
In the disk
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。 As mentioned above, although embodiment of this invention has been described, this invention is not limited to the said embodiment, A various deformation | transformation is possible.
ディスク回転装置70では、図16に示すように、クランパ71がディスク9の上面のおよそ全体に当接してもよい。この場合、ディスク9と共に回転するクランパ71の上面と環状平板部61との間の距離を一定に保つことができる。
In the
回転軸J1と中心軸J2との調芯は、様々な手法にて実現されてよい。例えば、図17のディスク回転装置70では、中心軸J2を中心とする環状の突出部79が、クランパ71の下面に設けられる。また、チャッキング部24の中央の部材の上面には、環状の凹部241が設けられる。クランパ71がディスク9の上面に当接する際には、突出部79が凹部241内に挿入される。これにより、回転軸J1と中心軸J2とを一致させることができる。
The alignment between the rotation axis J1 and the center axis J2 may be realized by various methods. For example, in the
また、回転部2に突出部が設けられ、補助回転体支持部7に凹部が設けられてもよい。以上のように、ディスク回転装置70では、補助回転体支持部7および回転部2の一方が、他方側に突出する突出部を有する。また、補助回転体支持部7および回転部2の他方が、突出部を挿入可能な凹部を有する。そして、クランパ71とディスク9との当接時に、突出部を凹部に挿入することにより、中心軸J2と回転軸J1とを一致させることができる。
Further, the rotating
上記ディスク回転装置70,70aでは、図18に示すように、環状平板部61の外縁部が上側に湾曲する形状であってもよい。この場合、中心軸J2が回転軸J1に対して僅かに傾く場合等であっても、環状平板部61とディスク9とが当接することを抑制することができる。また、環状平板部61の剛性を向上することもできる。
In the
また、図19に示すように、環状平板部61の外縁部において、下側に突出する円筒部611が形成されてもよい(環状平板部61aにおいて同様)。この場合、円筒部611とディスク9の外周面との間の距離を小さくして、風損をさらに低減することも可能である。
Moreover, as shown in FIG. 19, the
上記実施形態では、1つの補助回転体6,6aのみが設けられるが、中心軸J2,J2aに沿って複数の補助回転体が設けられてもよい。この場合、各補助回転体における風損が、当該補助回転体の上側の他の補助回転体により低減される。したがって、ディスク回転装置の全体における風損をさらに低減することができる。また、補助回転体は様々な形状とすることができ、例えば、補助回転体において中心軸の近傍に開口が設けられてもよい。
In the above embodiment, only one
上記実施形態では、円盤部73は補助回転体支持部7,7aに取り付けられたが、補助回転体6,6aに取り付けられてもよい。また、補助回転体支持部7,7a、補助回転体6,6aに対して軸受部を介して取り付けられてもよい。
In the above embodiment, the
スピンドルモータ1およびスピンドルモータ1aでは、シャフト21,21aを回転自在に支持する軸受機構として、例えば、スリーブ31,31aの代わりにボールベアリングが用いられてもよい。光学ドライブ装置80,80aの光ピックアップ機構では、ディスク9,9aに対する光学的な記録または再生の少なくともどちらか一方を行う記録再生部が設けられてよい。
In the
上記実施形態では、クランパ71には、磁性体711が設けられており、クランプマグネット44と磁性体711との間に磁気吸引力が働くことで、補助回転体支持部を回転部に当接させていたが、例えば、ばねにより当接させてもよい。また、ばね以外の手段が用いられてもよい。
In the above-described embodiment, the
上記実施形態および各変形例における構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わされてよい。 The configurations in the above embodiment and each modification may be combined as appropriate as long as they do not contradict each other.
本発明は、情報が記録される、または、情報が記録された様々な規格のディスクの記録再生装置に利用することできる。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention can be used for recording / reproducing apparatuses for discs of various standards on which information is recorded or information is recorded.
2,2a 回転部
6,6a 補助回転体
7,7a 補助回転体支持部
9,9a ディスク
21,21a,73a シャフト
29a,65,716 マグネット
40a チャッキング機構
41a チャックケース
42a 爪部材
43 ヨーク
61,61a 環状平板部
63,63a 垂下部
70,70a ディスク回転装置
71 クランパ
72a,74,76a 軸受部
73 円盤部
77a 当接部
79 突出部
80,80a 光学ドライブ装置
81 光ピックアップ機構
82 移動機構
83 筐体
91,91a 中心開口
241,713,752 凹部
411,44a ディスク載置部
417 中央樹脂部材
741a 磁性体
811 記録再生部
831 上板
832 係止部材
871a ヘッド
872a ヘッド移動機構
881a 蓋部
J1,J1a 回転軸
J2,J2a 中心軸
2,
Claims (14)
前記ディスクの上面に対向可能であるとともに前記回転軸と略直交する環状平板部を有する補助回転体と、
前記補助回転体を前記回転軸と略同軸の中心軸を中心として回転可能に支持する軸受部を有する補助回転体支持部と、
を備え、
前記ディスクが前記ディスク載置部に当接された際、前記ディスクの回転により発生する空気の流れにより前記補助回転体が回転し、前記ディスクの回転動作期間の少なくとも一部において、前記補助回転体支持部が、前記回転部に当接する、または、前記ディスクに当接可能である、ディスク回転装置。 A rotating part capable of rotating the disk together with the disk mounting part about a rotation axis facing the vertical direction, the disk mounting part being capable of contacting a lower surface of the disk having a central opening;
An auxiliary rotating body having an annular flat plate portion which can be opposed to the upper surface of the disk and substantially orthogonal to the rotation axis;
An auxiliary rotator support portion having a bearing portion that supports the auxiliary rotator so as to be rotatable about a central axis substantially coaxial with the rotation shaft;
With
When the disk comes into contact with the disk mounting portion, the auxiliary rotating body rotates due to the flow of air generated by the rotation of the disk, and the auxiliary rotating body is at least partly in the rotating operation period of the disk. A disk rotating device in which a support part abuts on the rotating part or can abut on the disk.
前記垂下部が前記クランパの近傍にて前記環状平板部に接続する、請求項3に記載のディスク回転装置。 The auxiliary rotating body support portion has a clamper that contacts the periphery of the central opening of the disc and is rotatable with the disc;
The disk rotating device according to claim 3, wherein the hanging portion is connected to the annular flat plate portion in the vicinity of the clamper.
前記クランパが前記ディスクと離間している際に、前記ディスク回転装置を囲む筐体の上板の一部である係止部材により、前記円盤部が支持される、請求項4ないし6のいずれかに記載のディスク回転装置。 The upper part of the auxiliary rotor support part has a disk part centered on the central axis,
7. The disk portion according to claim 4, wherein when the clamper is separated from the disk, the disk portion is supported by a locking member which is a part of an upper plate of a casing surrounding the disk rotating device. The disk rotating device described in 1.
前記補助回転体支持部および前記回転部の前記他方が、前記クランパと前記ディスクとの当接時に前記突出部が挿入される凹部を有し、
前記突出部が前記凹部に挿入されることにより、前記中心軸と前記回転軸とが一致する、請求項4ないし8のいずれかに記載のディスク回転装置。 One of the auxiliary rotating body support part and the rotating part has a protruding part protruding to the other side,
The other of the auxiliary rotating body support portion and the rotating portion has a recess into which the protruding portion is inserted when the clamper and the disk are in contact with each other;
The disk rotation device according to claim 4, wherein the central axis and the rotation axis coincide with each other by inserting the protrusion into the recess.
前記補助回転体支持部が、前記回転部に当接可能である、または、前記ディスクに当接可能である部材を有する、請求項10に記載のディスク回転装置。 The disk rotating device further includes a support portion urging portion that urges the auxiliary rotator support portion downward,
The disk rotating device according to claim 10, wherein the auxiliary rotating body support part has a member that can contact the rotating part or can contact the disk.
前記回転動作期間の少なくとも一部において、前記シャフトの下端が前記回転部の前記回転軸を中心とする他のシャフトの上端に点接触する、請求項10に記載のディスク回転装置。 The auxiliary rotator is fixed to a shaft centered on the central axis of the auxiliary rotator support;
The disk rotating device according to claim 10, wherein the lower end of the shaft is in point contact with the upper end of another shaft centered on the rotation axis of the rotating unit during at least a part of the rotation operation period.
前記回転動作期間に前記環状平板部と前記ディスクとの間に生じる負圧により前記補助回転体が下側に付勢される、または、前記補助回転体を上側または下側に付勢する回転体付勢部を有する、請求項1ないし12のいずれかに記載のディスク回転装置。 The bearing is a ball bearing;
The auxiliary rotating body is biased downward by a negative pressure generated between the annular flat plate portion and the disk during the rotation operation period, or the rotating body biases the auxiliary rotating body upward or downward. The disk rotating device according to claim 1, further comprising an urging unit.
前記ディスクを光学的に記録または再生の少なくとも一方を行う記録再生部を有する光ピックアップ機構と、
前記光ピックアップ機構を径方向に移動する移動機構と、
を備える、光学ドライブ装置。 A disk rotating device according to any one of claims 1 to 13,
An optical pickup mechanism having a recording / reproducing unit for optically recording or reproducing the disk;
A moving mechanism for moving the optical pickup mechanism in a radial direction;
An optical drive device comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012184519A JP2014041681A (en) | 2012-08-23 | 2012-08-23 | Disc rotation device and optical drive device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012184519A JP2014041681A (en) | 2012-08-23 | 2012-08-23 | Disc rotation device and optical drive device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014041681A true JP2014041681A (en) | 2014-03-06 |
Family
ID=50393801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012184519A Pending JP2014041681A (en) | 2012-08-23 | 2012-08-23 | Disc rotation device and optical drive device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014041681A (en) |
-
2012
- 2012-08-23 JP JP2012184519A patent/JP2014041681A/en active Pending
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