JP2014038586A - 画像形成装置及び画像形成装置の更新処理方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成装置の更新処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、画像形成装置の更新処理を利用者のニーズに合わせて効率よく行うことができる画像形成装置及び画像形成装置の更新処理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】画像形成装置10は、複数の機能を実現するソフトウェアを記憶しており、更新ファイルに基づいてソフトウェアを更新する更新実行部120a、画像形成装置10においてこれまで使用された機能に関する処理情報を取得して記憶する処理記録部120d、更新されたソフトウェアの機能に関する更新内容及び処理情報に基づいて更新確認の対象となる機能を設定する更新設定部120b、更新確認の対象として設定された機能を実現するソフトウェアの動作を確認する更新確認部120cを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファームウェア等の更新処理を行う画像形成装置及び画像形成装置の更新処理方法に関する。
複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置では、従来から多機能化及びネットワーク化が進み、スキャナ、プリンタ、ファクシミリといった機能を有する複合機が実用化されている。こうした複合機では、機能に合わせてファームウェア等のソフトウェアが組み込まれており、機能が追加される毎にその機能に対応したソフトウェアが組み込まれるようになっている。そのため、複合機では、利用者の使用条件に合わせた機能に対応したソフトウェアが組み込まれるようになっており、複合機の定期点検の際にメンテナンスの一環としてソフトウェアの更新処理も行われてきた。
しかしながら、複合機の多機能化の進展に伴い、組み込まれるソフトウェアが増加してきており、ソフトウェアの更新処理にかかる作業負担及び作業時間が増大している。例えば、1つの機能についてソフトウェアの更新用ファイルをインストールした後機能が正常に動作することを確認する必要があり、すべての機能についてファイルのインストール及び確認処理を行っていると、作業負担及び作業時間が大きくなる。
そのため、複合機をネットワークに接続して遠隔操作によりこうした更新処理を行うことが提案されている。遠隔操作により自動的に更新処理を行えば、作業者が複合機の設置場所に出向して作業する必要がなくなり、作業負担を大幅に減少させることができる。こうした遠隔操作による更新処理の方法としては、例えば、特許文献1には、テストするためのテスト項目登録手段と、ファームウェアのアップデート手段と、テスト項目に登録したテスト項目を選択し実行するテスト実行手段と印刷テスト実行手段と、テスト終了後、テスト結果を解析してレポートを作成するレポート作成手段を備え、一連のテストを自動的に正確に且つ効率よく行うことができる画像処理装置が記載されている。
また、特許文献2には、記憶されたソフトウェアファイルを用いて画像形成装置が提供する機能を実行し、ソフトウェアファイルを更新するための更新用ソフトウェアファイルを受信してソフトウェアファイルを更新した後、更新されたソフトウェアファイルを用いた機能が実行される場合に実行される機能の動作確認を行う画像形成装置の遠隔更新検証方法が記載されている。
特許文献1に記載された画像処理装置及び特許文献2に記載された画像形成装置の遠隔更新検証方法では、画像形成装置のファームウェア等のソフトウェアの更新処理を、ネットワークを介して遠隔操作により行っているが、遠隔操作により更新処理を行っている間は装置を使用することができず、利用者の利用を制限することになる。特に、多機能化が進み更新処理にかかる作業時間が長くなってくると、利用を制限される時間が長くなり、利用者にとって不便であった。
そこで、本発明は、画像形成装置の更新処理を利用者のニーズに合わせて効率よく行うことができる画像形成装置及び画像形成装置の更新処理方法を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、画像形成装置が有する複数の機能を実現するソフトウェアを記憶するとともに少なくとも1つの機能についてソフトウェアを更新する更新ファイルを記億する記憶部と、前記更新ファイルに基づいて前記ソフトウェアを更新する更新実行部と、使用された前記機能に関する処理情報を取得して前記記憶部に記憶する処理記録部と、更新された前記ソフトウェアの前記機能に関する更新内容及び前記処理情報に基づいて更新確認の対象となる前記機能を設定する更新設定部と、更新確認の対象として設定された前記機能を実現する前記ソフトウェアの動作を確認する更新確認部とを備えている。
本発明は、上記の構成を有することで、利用者のニーズに合わせて更新処理を行うので、更新処理に必要な作業時間を短縮することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置と外部記憶装置の概略構成図である。 更新ファイルに関する説明図である。 更新内容一覧リスト及び更新実行ファイルの関係を示す説明図である。 機能別の更新ファイルに関する説明図である。 処理記録部において取得される処理情報の一例に関するリストである。 更新設定部において更新確認を行う機能を設定する処理フローである。 更新確認するか否かを設定する処理フローである。 利用者が設定する更新確認のレベルに対して設定する定数の具体例を示すリストである。 更新処理に関する条件例を示すリストである。 更新確認の設定例を示すリストである。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置と外部記憶装置の概略構成図である。画像形成装置10は、操作表示部110、制御部120、通信インターフェース(I/F)部130、画像出力部140、記憶部150、及び、外部装置インターフェース(I/F)部160を備えている。画像形成装置10は、通信I/F部130を介して通信ネットワーク20に接続されており、外部装置I/F部160を介して外部記憶装置30と接続されている。
操作表示部110は、液晶表示パネル等の表示部を備えており、利用者が操作表示内容に基づいて装置を操作したり動作確認等を行う。通信I/F部130は、通信ネットワーク20に接続されて、ソフトウェアの更新処理を行うシステム等と更新データの送受信を行う。画像出力部140は、利用者の操作により指示された画像データを用紙等に画像形成処理して出力する。記憶部150は、装置の動作制御に必要なファームウェア等のソフトウェアや設定情報を記憶するとともに装置の処理の履歴や状況に関する処理情報(ログ)を蓄積する。外部装置I/F部160は、外部記憶装置との間でデータの送受信を行う。
制御部120は、記憶部150に記憶されたソフトウェアを読み出して装置全体の動作制御を行い、画像形成装置10が有する複数の機能を実現する。また、制御部120は、記憶部150に記憶されたファームウェア等のソフトウェアの更新処理を行うために、更新実行部120a、更新設定部120b、更新確認部120c及び処理記録部120dを備えている。
ここで、更新実行部120a、更新設定部120b、更新確認部120c及び処理記録部120dは、プログラムをコンピュータ(制御部120)に読み取らせることで実現する機能実現手段であり、プログラムで提供可能である。
更新実行部120aは、通信ネットワーク20を介して受信した更新ファイルや外部記憶装置30からインストールされる更新ファイルによりファームウェア等のソフトウェアの更新を実行する。更新設定部120bは、更新実行部120aにより更新されたソフトウェアについて動作確認する更新確認内容を自動的に生成する。更新確認内容は、利用者が予め設定した更新確認のレベル及び記憶部150に記億された処理情報に基づいて更新対象となる機能を設定する。
更新確認部120cは、更新設定部120bにより生成された更新確認内容に基づいて更新確認対象となった機能を実現するソフトウェアが正常に動作するか確認処理を行う。処理記録部120dは、画像形成処理の際にどのような機能が使用されたかを処理情報(ログ)として出力する。出力された処理情報は、通信ネットワーク20に接続された外部サーバ、外部記憶装置30又は記憶部150に記憶される。処理情報は、画像形成装置内の機能以外の処理情報とともに記録してもよく、機能のみの処理情報としてもよい。
図2に示すように、本実施形態では、更新処理に用いられる更新ファイル40は、更新対象となっている機能(更新対象機能)をリストアップした更新内容一覧リスト210及びファームウェア等のソフトウェアを更新するためのプログラム等を保存する更新実行ファイル220からなる。更新内容一覧リスト210は、更新対象機能を一覧で持つファイルであり、画像形成装置10は、更新内容一覧リスト210に基づいてどの機能が更新処理されるのか認識する。更新実行ファイル220は、更新内容一覧リスト210に示された機能の更新に関するプログラム等を含んだファイルであり、画像形成装置10は更新実行ファイル220に基づいて更新処理を行う。
図3は、更新内容一覧リスト210及び更新実行ファイル220の関係を示す説明図である。
即ち、図3において、更新内容一覧リスト210は、そのとき(今回)の更新対象機能の機能No.一覧を示し、更新実行ファイル220は、前記機能No.が画像形成装置10のどの機能に対応しているかを示している。
更新実行ファイル220は、画像形成装置10の更新に必要なプログラム等の更新情報を機能別に保存しており、機能No.毎に更新対象機能が保存されている。この例では、機能No.1は「ステープル」機能に関する更新情報に対応しており、機能No.2は「パンチ」機能に関する更新情報に対応している。また、機能No.3は「回転」機能に関する更新情報に対応しており、機能No.4は「両面」機能に関する更新情報に対応している。更新実行ファイル220には、画像形成装置10が有する機能全般が更新対象機能別に保存されている。
更新内容一覧リスト210には、画像形成装置に搭載されている機能のうち、今回の更新処理の対象となっている機能No.がリストアップされている。この例では、「ステープル」、「回転」及び「両面」に関する機能が更新処理の対象となっているため、更新内容一覧リスト210には、それに対応する機能No.1、3及び4がリストアップされている。「パンチ」機能は、今回の更新処理の対象となっていないため、機能No.2は除外されている。
この例では、更新実行部120aは、更新内容一覧リスト210から更新が必要な機能No.を読み込んで、機能No.に対応する更新情報に基づいて更新処理を行う。そのため、更新実行ファイル220を共通化して更新内容一覧リスト210を更新対象の装置別に作成すればよく、更新ファイル40を容易に作成することが可能となる。
更新ファイル40として、図2に示す例では機能別の更新情報を保存する1つの更新実行ファイル220を用いているが、図4に示すように、機能別の更新実行ファイル230を複数作成しておき、更新対象の機能に対応する更新実行ファイル230だけ保存するようにしてもよい。この場合、更新実行ファイル230は、機能別に分割された更新内容を含んだファイルで、更新実行ファイル230を用いてソフトウェアの更新を行う。画像形成装置10は、どの機能の更新実行ファイル230を与えられたかによって、どの機能が更新処理されるか認識することになる。
図5は、処理記録部120dにおいて取得される処理情報の一例に関するリストである。この例では、過去の用紙等への画像出力処理に関する処理日時、その際に使用した機能が記録されている。機能例として、「ステープル」、「パンチ」、「回転」及び「両面」の各機能について、使用した場合には○印が記録されており、使用していない場合には×印が記録されている。
例えば、2011/9/12 12:34:56の処理では、「ステープル」機能、「回転」機能を使用し、「パンチ」機能、「両面」機能は使用していない。また、2011/9/14 14:00:00の処理では、「ステープル」機能、「パンチ」機能、「回転」機能を使用し、「両面」機能を使用していないことを示している。この例では、「ステープル」機能、「パンチ」機能、「回転」機能、「両面」機能を記録するようにしているが、これに限定されるものではない。
なお、画像形成装置の利用者が変更される場合に、特定の処理情報又は全ての処理情報をリセットする機能を備えることもできる。また、処理情報を外部記憶装置30又は通信ネットワーク20を介して外部サーバ等に記録しておき、新規導入した装置に処理情報を読み込めるようにしておけば、これまでの利用状況を新規導入した装置に蓄積して更新処理に用いることができる。また、外部記憶装置30又は外部サーバ等に記録した処理情報を他の装置との間で共有することで、複数の画像形成装置の使用実績に応じて更新確認の対象を設定することができる。
図6は、更新設定部120bにおいて更新確認を行う機能を設定する処理フローである。まず、処理記録部120dにおいて取得されて蓄積された処理情報に基づいてこれまでに使用された機能をチェックする(S101)。チェックする処理情報は、蓄積されたすべての情報をチェックするようにしてもよく、過去数年分といった利用者が指定した範囲の処理情報をチェックすることもできる。次に、変数nに初期値として1を与え(S102)、n番目の機能について更新確認するか否かを設定する処理を行う(S103)。
更新確認に関する処理は、後述する図7に示す処理フローで行うことができる。n番目の機能について更新確認するか否かを設定した後、変数nに1を加えて(S104)変数nが機能の総数N以上であるかチェックし(S105)、N以上でない揚合には(S105;NO)ステップS103に戻り次の機能について更新確認するか否か設定処理を行う。変数がN以上である場合には(S105;YES)処理を終了する。
図7は、更新確認するか否かを設定する処理フローである。まず、n番目の機能が今回の更新処理の対象に含まれているかチェックする(S201)。更新処理の対象に含まれている揚合には(S201;YES)、変数tmpに1を与え(S202)、更新対象に含まれていない場合には(S201;NO)変数tmpに0.5を与える(S203)。ここで、変数tmpは、n番目の機能について更新確認するか否かを設定するためのパラメータを一時的に保存しておく変数である。ステップS202では、n番目の機能が更新対象に含まれているため、更新確認対象としての優先度を上げるため、1を与えている。そして、tmpの値が大きいほど更新確認対象としての優先度が高くなるように設定されている。ステップS203では、n番目の機能が更新対象に含まれていないため、更新確認対象としての優先度を下げるため、0.5を与えるようにしている。
次に、変数tmpに、n番目の機能が全処理情報において使用されている割合Rを掛けた値をtmpとする(S204)。例えば、n番目の機能が全処理情報においてR=50%で使用されている場合には、tmp=tmp*0.5となり、常時使用されている場合(R=100%)には、tmp=tmp*1となる。そして、利用者が予め設定している更新確認のレベルが高中低のいずれであるかチェックし(S205)、利用者が設定した更新確認のレベルが「低」の場合、ステップS206に進み、利用者が設定した更新確認のレベルが「中」の場合、ステップS208に進み、利用者が設定した更新確認のレベルが「高」の場合、ステップS210に進む。
ステップS206では、変数tmpが定数C_lowよりも大きいか否か判定する。変数tmpが定数C_lowよりも大きい場合(S206;YES)には、n番目の機能を更新確認の対象に設定し(S207)、変数tmpが定数C_lowよりも大きくない場合(S206;NO)には、n番目の機能を更新確認の対象に設定せずに終了する。
ステップS208では、変数tmpが定数C_midよりも大きいか否か判定する。変数tmpが定数C_midよりも大きい場合(S208;YES)には、n番目の機能を更新確認の対象に設定し(S209)、変数tmpが定数C_midよりも大きくない場合(S208;NO)には、n番目の機能を更新確認の対象に設定せずに終了する。
ステップS210では、変数tmpが定数C_highよりも大きいか否か判定する。変数tmpが定数C_highよりも大きい場合(S210;YES)には、n番目の機能を更新確認の対象に設定し(S211)、変数tmpが定数C_highよりも大きくない場合(S210;NO)には、n番目の機能を更新確認の対象に設定せずに終了する。
図8は、利用者が設定する更新確認のレベルに対して設定する定数の具体例を示すリストである。図8では、更新確認のレベルが「低」の場合は定数C_lowが0.8、更新確認のレベルが「中」の場合は定数C_midが0.4、更新確認のレベルが「高」の場合は定数C_highが0.2に設定されており、それぞれ図7のステップS206、S208及びS210の判定で使用される。
n番目の機能について更新確認するか否かを設定する処理では、更新対象に含まれていたり、使用頻度の高い機能である場合に変数tmpの値が大きくなる。そのため、更新確認のレベルが「低」の場合、更新対象で使用頻度の高い機能のようにtmpが高い機能に限り更新確認の対象に設定される。一方、更新確認のレベルが「高」の場合、更新対象に含まれていなかったり、使用頻度の低い機能であっても、すなわちtmpが低い機能であっても更新確認の対象に設定される可能性が高くなる。
図9は、更新処理に関する条件例を示すリストである。この例では、更新対象に含まれる機能が「ステープル」及び「パンチ」で、利用者が設定した更新確認のレベルが「中」で、更新確認のレベルに対して設定する定数C_low、C_mid及びC_highをそれぞれ0.8、0.4及び0.2に設定している。
図10は、更新確認の設定例を示すリストである。この例では、図5に示す処理情報を用いて図9に示す条件の下で図6及び図7に示す処理を行った場合である。図10では、更新確認に関する処理を行った結果、更新確認を行う機能は○印が付与され、更新確認を行わない機能は×印が付与されている。
「ステープル」機能については、図9に示すように、更新対象に含まれており、図5に示すように使用割合は100%であるため、tmpの計算結果はtmp=1*1=1となり、図9に示すように、更新確認のレベル「中」=C_mid=0.4より大きいため、更新確認対象に設定される。
「パンチ」機能については、図9に示すように、更新対象に含まれており、図5に示すように使用割合は20%であるため、tmpの計算結果はtmp=1*0.2=0.2となり、図9に示すように、更新確認のレベル「中」=C_mid=0.4より小さいため、更新確認対象に設定されない。
「回転」機能については、図9に示すように、更新対象に含まれておらず、図5に示すように使用割合は100%であるため、tmpの計算結果はtmp=0.5*1=0.5となり、図9に示すように、更新確認のレベル「中」=C_mid=0.4より大きいため、更新確認対象に設定される。
「両面」機能については、図9に示すように、更新対象に含まれておらず、図5に示すように使用割合は40%であるため、tmpの計算結果はtmp=0.5*0.4=0.2となり、図9に示すように、更新確認のレベル「中」=C_mid=0.4より小さいため、更新確認対象に設定されない。
以上の結果より、この例では、更新処理時には「ステープル」機能及び「回転」機能の更新確認が行われ、「パンチ」機能及び「両面」機能の更新確認は行われない。したがって、利用者の使用頻度の高い機能や利用者が予め設定した更新確認のレベルに応じて正常に動作するか確認処理が行われるようになるので、すべての機能について一括して動作確認する場合に比べて確認処理にかかる時間を短縮することができる。そして、利用者の実際の利用状況や利用者の指定したレベルに応じて更新確認が行われるので、利用者のニーズを反映させて効率よく更新確認の処理を行うことができる。
以上説明した例では、各機能を、一つずつ更新確認を行うか否か設定しているが、複数の機能を組み合わせて、更新確認を行うか否か設定することもできる。また、利用者が設定する更新確認のレベルを低、中、高の3種類としているが、これに限定されるものではない。また、変数tmpの初期設定値として1又は0.5を与えているが、それ以外の値でもよく、利用者が指定することもできる。さらに、上述した更新確認の設定方法以外の方法で更新確認を行うか否かを設定することもできる。
なお、以上の説明では画像形成装置を例に採って説明したが、本発明はこれに限らず画像処理装置に適用することも当然可能である。したがって、本発明における画像形成装置は、文字通りの画像形成装置に限らず、画像処理装置を含め本発明が適用可能な機器を指す。
10・・・画像形成装置、20・・・通信ネットワーク、30・・・外部記憶装置、110・・・操作表示部、120・・・制御部、130・・・通信インターフェース部、140・・・画像出力部、150・・・記憶部、160・・・外部装置インターフェース部。
特開2006−215907号公報 特開2009−187377号公報

Claims (7)

  1. 画像形成装置が有する複数の機能を実現するソフトウェアを記憶するとともに少なくとも1つの機能についてソフトウェアを更新する更新ファイルを記憶する記憶部と、前記更新ファイルに基づいて前記ソフトウェアを更新する更新実行部と、使用された前記機能に関する処理情報を取得して前記記憶部に記憶する処理記録部と、更新された前記ソフトウェアの前記機能に関する更新内容及び前記処理情報に基づいて更新確認の対象となる前記機能を設定する更新設定部と、更新確認の対象として設定された前記機能を実現する前記ソフトウェアの動作を確認する更新確認部とを備えている画像形成装置。
  2. 前記更新設定部は、利用者が予め設定した更新確認のレベルに基づいて更新確認の対象となる前記機能を設定する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記更新設定部は、所定の範囲の前記処理情報に基づいて更新確認の対象となる前記機能を設定する請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記更新設定部は、複数の前記機能を組み合せて更新確認対象に設定する請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記処理記録部は、記憶された特定の前記処理情報又はすべての前記処理情報をリセットする請求項1から4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記処理記録部は、前記処理情報を外部記憶装置又は外部サーバに記憶する請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 画像形成装置が有する複数の機能を実現するソフトウェアを更新する画像形成装置の更新処理方法において、少なくとも1つの前記機能について前記ソフトウェアを更新する更新ファイルに基づいて前記ソフトウェアを更新し、更新された前記ソフトウェアの前記機能に関する更新内容及び使用された前記機能に関する処理情報に基づいて更新確認の対象となる前記機能を設定し、更新確認の対象として設定された前記機能を実現する前記ソフトウェアの動作を確認する画像形成装置の更新処理方法。
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