JP2014036452A - 扁平型ブラシ付コアレスモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】電装用途に使用されるブラシ付モータにおいて、薄型化、軽量化、低コストが成立出来るブラシ付きコアレスモータを目的とする。
【解決手段】ブラシ付モータの部品において扁平状に構成した複数個のコイルに樹脂モールド成形した片持ち支持のロータ1をブラケット7に圧入された焼結含油軸受3に挿入し、軸2の出力側から剛性のあるストッパー4を軸2に圧入してロータ1を保持する事でスラスト調整を不要とし、モータの薄型化、軽量化、低コスト化を得られるものである。
【選択図】図1
【解決手段】ブラシ付モータの部品において扁平状に構成した複数個のコイルに樹脂モールド成形した片持ち支持のロータ1をブラケット7に圧入された焼結含油軸受3に挿入し、軸2の出力側から剛性のあるストッパー4を軸2に圧入してロータ1を保持する事でスラスト調整を不要とし、モータの薄型化、軽量化、低コスト化を得られるものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、自動車等のラジエータ冷却ファンやカーエアコン用コンデンサ冷却ファン等の電装分野に使用されるモータに関する。
近年、自動車用ファンモータは低燃費を実現する為の軽量化、限られたスペースの中での薄型化、最後に低コスト化が要求されている。従来、ファンモータはブラシ付モータが使用され、モータの厚みを薄くするため、扁平型のコアレスモータでロータを両端支持から片持ち支持を採用した構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、前記特許文献1の構成では、片持ち支持で薄型化となるが、扁平型コアレスモータはスラスト方向のロータと磁石、ロータとブラケット間に一定のエアギャップが必要で、エアギャップを確保するためにはストップリングとストップリングの弾性変形を抑制するために何種類ものスラスト調整ワッシャを必要とした。またストップリング固定用の軸溝加工が必要とした。更に、モータの1台毎のスラスト調整方法を必要とするため、組立においても工数を必要とした。
本発明は上記問題点の部品点数、および工数を解決するものであり、部品構成をストップリングからストッパーを使用する事で、スラスト調整ワッシャを不要とし、低コスト化を目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明はロータを片持ち支持とし、ブラケットに焼結含油軸受を圧入し、軸の出力側からストッパーを圧入して圧入荷重でロータを保持する。また、ストッパーは剛性があり、ストップリングのように弾性変形しないため、スラスト調整を不要とし、モータの薄型化、低コスト化の構造とした。
第2の発明は、第1の発明において、ストッパーは焼結部品とし、含油軸受と同じ油を含油させる事で含油軸受からの油飛び出し防止、またストッパーの錆防止の効果が得られる。
本発明によれば、スラスト方向をストッパーで規制し、スラスト調整ワッシャの部品削減、スラスト測定も不要となるため、モータの薄型、軽量化、低コスト化という効果が得られる。
第1の発明は片持ち支持にする事でスラスト調整の対象となる部品点数が削減可能となり、軸にストッパーを圧入してエアギャップを部品寸法で確保する事でスラスト調整の工数を不要とし、何種類ものスラスト調整ワッシャが不要となるため軽量化、低コスト化にすることができる。
第2の発明は、第1の発明において、ストッパーは焼結部品とし、含油軸受と同じ油を含油させる事で含油軸受からの油飛び出し防止、またストッパーの錆防止の役割を果たす事が出来る。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるコアレスモータの断面図を示すものである。図1において、ブラケット7に焼結含油軸受3を備え、ロータ1を焼結含油軸受3に挿入してストッパー4を圧入したモータを構成している。
図1は、本発明の実施の形態1におけるコアレスモータの断面図を示すものである。図1において、ブラケット7に焼結含油軸受3を備え、ロータ1を焼結含油軸受3に挿入してストッパー4を圧入したモータを構成している。
以上のように構成された扁平型ブラシ付コアレスモータについて、以下その動作、作用を説明する。
まず、磁石6を装着したブラケット7にロータ1を挿入し、エアギャップの対象となる部品で硬度の低いスラスト調整ワッシャ13、ストップリング12を廃止にし、ブラケット側の軸端からストッパー4を圧入する事でロータ1が軸受内で保持されることになり、スラスト調整が不要となる。
なお、図1に記載のワッシャは焼結含油軸受3からの油飛び出し防止目的のため、スラスト調整に使用されるものではない。また、ストッパー4は硬度の高い材質がよい。
本発明は自動車等のラジエータ冷却ファンやカーエアコン用コンデンサ冷却ファン等の電装分野に使用される薄型化、軽量化、低コスト化を目的として有用である。
1 ロータ
2 軸
3 焼結含油軸受
4 ストッパー
5 ワッシャ
6 磁石
7 ブラケット
8 ヨーク
9 ブラシホルダー
10 ブラシ
11 整流子
12 ストップリング
13 スラスト調整ワッシャ
2 軸
3 焼結含油軸受
4 ストッパー
5 ワッシャ
6 磁石
7 ブラケット
8 ヨーク
9 ブラシホルダー
10 ブラシ
11 整流子
12 ストップリング
13 スラスト調整ワッシャ
Claims (2)
- 扁平状に構成した複数個のコイルを樹脂モールド成形したロータとブラケットに焼結含油軸受を備え、ストッパーを圧入したことを特徴とする扁平型ブラシ付コアレスモータ。
- 前記ストッパーは焼結部品とし、前記焼結含油軸受と同じ油を含油する事を特徴とする請求項1に記載の扁平型ブラシ付コアレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012174649A JP2014036452A (ja) | 2012-08-07 | 2012-08-07 | 扁平型ブラシ付コアレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012174649A JP2014036452A (ja) | 2012-08-07 | 2012-08-07 | 扁平型ブラシ付コアレスモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014036452A true JP2014036452A (ja) | 2014-02-24 |
Family
ID=50285143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012174649A Pending JP2014036452A (ja) | 2012-08-07 | 2012-08-07 | 扁平型ブラシ付コアレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014036452A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107404176A (zh) * | 2016-04-15 | 2017-11-28 | 标立电机有限公司 | 具有固定轴承的泵马达 |
WO2022215369A1 (ja) * | 2021-04-05 | 2022-10-13 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電動機及び電動送風機 |
-
2012
- 2012-08-07 JP JP2012174649A patent/JP2014036452A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107404176A (zh) * | 2016-04-15 | 2017-11-28 | 标立电机有限公司 | 具有固定轴承的泵马达 |
CN113937940A (zh) * | 2016-04-15 | 2022-01-14 | 标立电机有限公司 | 具有固定轴承的泵马达 |
CN113937940B (zh) * | 2016-04-15 | 2024-03-15 | 标立电机有限公司 | 具有固定轴承的泵马达 |
WO2022215369A1 (ja) * | 2021-04-05 | 2022-10-13 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電動機及び電動送風機 |
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