JP2014035609A - 計装用オペレータズコンソールの作画方法及びプラント監視制御システム - Google Patents

計装用オペレータズコンソールの作画方法及びプラント監視制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】作画効率の向上が図れることは勿論、登録情報と実際の画面との関連付けが分かり易くなり、結果的に、エンジニアリング効率の向上を図る。
【解決手段】計装用オペレータズコンソールの作画方法は、処理装置及びプロセス入出力インタフェ−スよりなるプラント制御装置と通信回線を介して接続され、前記プラント制御装置の制御状態を運転監視する計装用オペレータズコンソールのグラフィック画面上に表示される運転監視に用いる画面を用途、目的に応じて作画する際に、基本となる画面を作画し、そこから構成要素を選択・付加することにより関連する画面の構成を作成し、その構成要素を紐付けして表示する。
【選択図】図7

Description

本発明は計装用オペレータズコンソールの作画方法及びプラント監視制御システムに係り、特に、フィードバック制御やシーケンス制御或いはプロセス状態監視等を行うプラント制御装置に用いるグラフィック画面の作画及び作成したグラフィック画面の作画等を行うものに好適な計装用オペレータズコンソールの作画方法及びプラント監視制御システムに関する。
従来、プロセス監視制御システムに用いるグラフィック画面の作画装置では、特許文献1などに見られるように、グラフィックの表示形態(表現パターン)とプロセスデータ(表示データ)の組合せにより画面を作画していく。
グラフィックの表示形態には、数値表現、グラフ表現、色替え表現、動画表現などの各種表現パターンがあり、これらの表現パターンを画面上のどの位置に配置するかを登録し、これらの表現パターンと組合せになるプロセスデータの取込先(データ端子名称)を登録することで、グラフィック画面の作画を実現している。
これらの作画する上で登録した情報はファイルとして格納され、グラフィック画面の表示装置では、このファイルを解析し、プロセスデータの取込先(データ端子名称)からデータを集め、組合せて表示することで、グラフィック画面の表示を実現している。また、このように作画していくグラフィック画面は、目的に応じて情報量を制限して表示形態を変更したりしながら、作り直していくことが行われる。
特開2000−81870号公報
ところで、上述した作画する上で必要な情報は、登録していくしかないが、一度登録した内容は、個別に呼び出して確認する必要がある。また、登録した内容を検索して部分的にピックアップことは可能であるが、対象となる内容は対象の1項目であり、作画効率が悪い。更に、全登録内容の一覧を表示・印字することも可能であるが、実際の画面との関連付けが分かりづらいという問題がある。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、作画効率の向上が図れることは勿論、登録情報と実際の画面との関連付けが分かり易くなり、結果的に、エンジニアリング効率の向上が図れる計装用オペレータズコンソールを提供することにある。
本発明の計装用オペレータズコンソールの作画方法は、上記目的を達成するために、処理装置及びプロセス入出力インタフェ−スよりなるプラント制御装置と通信回線を介して接続され、前記プラント制御装置の制御状態を運転監視する計装用オペレータズコンソールのグラフィック画面上に表示される運転監視に用いる画面を用途、目的に応じて作画する際に、基本となる画面を作画し、そこから構成要素を選択・付加することにより関連する画面の構成を作成し、その構成要素を紐付けして表示することを特徴とする。
また、本発明のプラント監視制御システムは、上記目的を達成するために、処理装置及びプロセス入出力インタフェ−スよりなるプラント制御装置と、該プラント制御装置の制御状態を運転監視する計装用オペレータズコンソールと、これら各機器を接続する通信回線とを備え、前記計装用オペレータズコンソールは、そのグラフィック画面上に表示される運転監視に用いる画面を用途、目的に応じて作画するに当たって、基本となる画面を作画し、そこから構成要素を選択・付加することにより関連する画面の構成を作成し、その構成要素をひも付けして表示することを特徴とする。
一般に、プラント監視制御システムに用いるグラフィック画面の作画装置では、グラフィックの表示形態(表現パターン)とプロセスデータ(表示データ)の取込先の組合せにより画面を作画していく。プロセスデータには、温度や流量といった数値データ(アナログデータ)と状態を示すON−OFFデータ(デジタルデータ)があり、表示形態(表現パターン)に使われるデータの種類は、表示形態ごとに決まっている。
この点に着目すると、表示形態(表現パターン)を登録すると、自動的にダミー取込先(ダミー端子)を割付けることが可能となる。
具体的には、登録順にアナログデータ1、アナログデータ2、デジタルデータ1、アナログデータ2のように割付けることが可能となる。また、一時的に自動的にダミー取込先(ダミー端子)が割付けられる。最終的には、自動的に割り当てられたダミー端子に、必要とされる収集データを割り付ける必要があるが、作画イメージや構成要素を作る段階では、ダミー端子のままでも問題はない。
これらの構成要素を、関連するデータの属性を検討し配置することで、1つのパッケージとして管理することが可能である。最初にデータを集中して詳細な作画データを作成すれば、これらのデータをレベル管理することで、詳細画面から簡易画面まで情報量に応じた多段階の作画が可能であり、簡易画面であろうとも、内部に関連する詳細情報を有することが可能である。
手段としては、詳細画面の登録情報から必要なものを選択し、各レベル用付帯情報を持つことで可能であり、選択方法を表形式等にすることで容易に実現可能となる。更に、これらの作画情報は、画面上には表示位置と表示形態しか表示されず、イメージを持つことはできるが、構成要素の詳細情報(データの属性や可変情報の仕様)などは、呼び出して確認するしかない。しかし、画面上の表示部分と表示仕様を紐付けし、複数の情報を組み合わせて表示することで、登録内容の容易な確認、高効率的な追加変更が可能となる。
本発明によれば、作画効率の向上が図れることは勿論、登録情報と実際の画面との関連付けが分かり易くなり、結果的に、エンジニアリング効率の向上が図れる効果がある。
本発明のプラント監視制御システムの構成例を示す図である。 一般的なグラフィック画面の作画例を示す図である。 近年のグラフィック作画システムで作画されたグラフィック画面の作画例を示す図である。 本発明におけるグラフィック画面のプロパティ関連表示例を示す図である。 本発明におけるグラフィック画面のプロパティ関連印字例を示す図である。 本発明におけるグラフィック画面の構成要素レベルの別表示構成例を示す図である。 本発明におけるグラフィック画面のパッケージ情報構成例を示す図である。 本発明におけるグラフィック画面作画の処理フローを示す図である。 本発明におけるグラフィック画面登録ファイルの構成を示す図である。 本発明におけるグラフィック画面の関連付けファイル作成の処理フローを示す図である。 本発明におけるグラフィック画面の関連表示処理を示す図である。 本発明におけるグラフィック画面パッケージ表示フローとパッケージ表示情報を示す図である。 本発明におけるパッケージ表示情報とグラフィック画面登録ファイルを示す図である。
以下、図示した実施例に基づいて、本発明の計装用オペレータズコンソールの作画方法及びプラント監視制御システムを説明する。なお、各図において、同一構成部品には同符号を使用する。
図1に、プラント監視制御システムの構成例、図2及び図3に、グラフィック画面の作画例、図4に、グラフィック画面のプロパティ関連表示例、図5に、グラフィック画面のプロパティ関連印字例、図6に、レベル別表示の構成例、図7に、パッケージ情報の構成例、図8に、グラフィック画面作画の処理フロー、図9に、グラフィック画面関連付け処理の構成例、図10に、グラフィック画面関連付けファイル作成の処理フロー、図11に、グラフィック画面関連表示処理例、図12に、パッケージ表示の処理フロー及びパッケージ表示情報例、図13に、パッケージ表示情報とグラフィック画面登録ファイル例をそれぞれ示す。
図1において、10及び12はプラント制御装置であり、このプラント制御装置10及び12は、通信回線40を介してオペレータズコンソール50、52に接続されている。そして、このうちのプラント制御装置10は、タンク20に流れ込む2系統の流体、例えば、油の流量をセンサである流量計22、24により検出され、流量計22、24からの検出信号が取り込まれる。流量計22、24によって検出されたタンク20に流れ込んだ油の総量が所定量になると、プロセスバルブ26に制御信号を出力して、プロセスバルブ26を開いて、タンク20からタンク30に油を流出させる。
また、プラント制御装置10は、プロセスバルブ26を開いた後の所定時間後には、プロセスバルブ26を閉じるように制御される。更に、プロセスバルブ26の後段にも流量計28が設けられており、タンク20からタンク30に流れる油の流量が計測され、プラント制御装置10に取り込まれる。一方、プラント制御装置12は、タンク30の後段に接続されるプラントの状況を把握し、プロセスバルブ32、34を制御してマニュアル制御を行うものである。また、オペレータズコンソール50のディスプレイ上に表示されるデータを、プラントの構成等に合わせて表示するのがグラフィック画面60である。
このように、プラントのイメージを用いて、運転監視に用いる画面をグラフィック画面60としている。当然のことであるが、このような画面はプラント設計の一つとして、作画されなければならない。
一般的なグラフィック画面60は、図2に示すような登録を行う。即ち、図2に示す如く、グラフィック画面作画100に対して、表現形態登録情報例110、120、130を登録する。具体的には、表現形態登録情報例110には、データ取込先(仮端子A001)、表現形態(バーグラフ)、座標、色、グラフの形状などを登録する。同様に、表現形態登録情報例120には、データ取込先(仮端子A002)、表現形態(数値表示)、座標、色、フォンスケール変換などを登録し、表現形態登録情報例130には、データ取込先(仮端子D001)、表現形態(ボタン表示)、座標、色、画素Noなどを登録する。そして、これらを順番に作画し、目的のグラフィック画面60を作画、構築していく。
本実施例では、この作画登録時データ取込先を、自動でアナログデータの1番目(A001)やデジタルデータの1番目(D001)のように割付けることで、データ取込先を意識せずに登録作画することができる。プロセスデータの取込先が決定した時点で、プロセス情報取込先情報入力・割付150の入力を呼び出すことで、正式にプロセス情報取込先(データ取込先)を割付けることができる。この際に、プロセス情報取込先情報入力・割付表示上入力装置表示160のような入力先を選択すると、グラフィック画面上に配置した表現形態構成表示部も、グラフィック画面作画上プロセス情報取込先情報入力・割付位置表示170のように示される。また、グラフィック画面上に配置した表現形態構成表示部を選択し、グラフィック画面作画上プロセス情報取込先情報入力・割付位置表示170のように選択されたことを示し、プロセス情報取込先情報入力・割付150上の対応したプロセス情報取込先情報入力・割付表示上入力装置表示160を示すことも可能である。
近年のグラフィック作画システムでは、図3に示すように、グラフィック画面200に対し、表現形態登録用アイコン群210に用意された作画構成要素示であるアイコン群から選択し、構成要素を配置すると共に、詳細情報をプロパティとして、プロパティ表示登録220に必要項目を登録する方式のものが多い。
このような方式の場合、作画画面はイメージ先行でグラフィック画面を作成することができ、新規に登録する上では効率的である。
しかしながら、この場合、複数のプロパティを同時に確認することはできない。そこで、構成要素のプロパティを複数表示するウインドウを用意し、関連付け表示をする例を図4に示す。
該図に示す如く、先ずグラフィック画面250を表示し、構成要素表示モードで各構成要素をマウス等のポインティングデバイス等を利用してクリック(指定)することにより、グラフィック画面プロパティ260のプロパティ表示部に追加表示される。
相互の関連付けは、参照項目251と261、参照項目252と262、参照項目253と263、参照項目254と264のように、自動的に引き出し線と番号を割り付けることで表現される。また、コメント入力部255には、任意の位置にコメントを付加することができる。
このように表示させた内容をドキュメントとして印字させる場合、グラフィック画面250とグラフィック画面プロパティ260を別々に印字する方法と、図5に示すように、1枚のドキュメントとしてグラフィック画面ドキュメント出力部280に印字出力させる方法がある。
図5に示す1枚のドキュメントとして出力させる場合は、プロパティ印字283のプロパティを纏めて配置し、グラフィック作画部分ドキュメント284上の個々の構成要素と直接線引き(関連付け表示)することで、見やすいドキュメントを作成することができる。
このようにして、構成要素と構成情報(プロパティ)を関連付けし、容易に表示部分を対応付けして示すことが可能である。これらの技術を踏まえ、更に、登録情報をパッケージ化する考え方を、以下に示す。
図6に示すように、1つのプロセスデータは、単純に測定したデータの他に、プラントの制御を行うためのデータが関連している。例えば、温度制御をとってみても、測定値の他に昇温用の目標値であったり、実測値の警報境界値や昇温用制御データ(操作値)などが関連付けられる。図6のレベル3の表示例601に示すようなデータ表示構成が、1つの例である。
このように、詳細画面として登録された情報(表示構成要素)から簡易画面を作るために、レベル2の表示例602に示すような構成を用いたり、サマリ画面のように、更に簡略したレベル1の表示例603や、最近のグラフィカル画面への展開用アイコン604のようなものまで、表示上は多岐にわたり作られていくが、各々を毎回登録して作成していくのは効率ではない。
実際、レベル3の表示例601、レベル2の表示例602、レベル1の表示例603、展開用アイコン604の表示形態は、各々違いはあるが、内部のデータは、レベル3の表示例601で使用されるデータに集約することができる。これは、図7に示すような構成と賭して表現可能である。
図7に示す如く、レベル3の表示例601の表示は、仮にレベル3表現として定義すると、パッケージ情報構成例610の表形式の左側のレベル3表示構成例611で表現することができる。このレベル3表示構成例611の表現は、先に図4及び図5で示した表現形式と大きく変わりがあるわけではない。むしろ、表現形式は踏襲しているといえる。
このレベル3表示構成例611の表現形式から必要なものを選択して付帯情報を持つことで、レベル2表示構成例612、レベル1表示構成例613、アイコン表示構成例614と情報を表形式で持つことができ、詳細画面から簡易画面までを一元管理したパッケージ化が可能となる。このパッケージ情報とレベル指定をすることで、内部に詳細情報を持った簡易画面を作画することが可能となる。
以上のことを踏まえ、次に、図8に基づいて、グラフィック画面の作画装置の処理について説明する。
図8に示す如く、まず、ステップ301で作画入力終了か継続かを判定する。継続ならばステップ302で作画する表現形態を選択する。更に、ステップ303でプロセス情報取込先以外の登録情報(座標、色、形状等)を入力する。これらの入力が終わったら、ステップ305でダミー端子を自動的に割付けする。この方法としては、例えば、用途に応じてアナログ端子とデジタル端子に分けて登録順に自動的に割付けする。更に、プロセス情報取込先の入力をステップ307で登録する。この手順を繰返し行い、最終的に作画終了ならば、ステップ308で登録内容をグラフィック画面登録ファイル320に格納する。
次に、図9に基づいて、グラフィック画面登録ファイル320の構成について説明する。
図9に示す如く、グラフィック画面登録ファイル320は、表現形態登録情報部400とプロセス情報取込先情報部410からなり、このような構成をとることで、表示の固有情報とデータの可変部分の分離を図ることができる。
表現形態登録情報部400には、登録順に表現形態登録情報内容401が格納されており、この表現形態登録情報内容401には、ダミー端子が登録されている。また、プロセス情報取込先情報部410には、登録順にダミー端子と実際のプロセス情報取込先情報内容411の関連付けが登録されており、表現形態登録情報部400の表現形態登録情報とプロセス情報取込先情報部410のプロセス情報取込先情報は、ダミー端子330を介して関連付けられている。
このようにダミー端子330を経由することで、フレキシブルな画面構成を、パッケージ化して構えることができ、サブルーチン化されてパラメータとして与えられる部分を、具体的な登録情報であるプロセス情報取込先として定義することが可能となる。
また、本実施例の構成要素である関連付けファイル340は、関連情報1、2〜nの情報が記録されており、各関連情報は関連付け登録NO(表現形態登録情報のNOと表現形態種別)、関連付け座標(表現形態の座標、プロパティ表示座標)、付帯情報から固有の情報とすることができる。以上のような構成とすることで実現可能である。
実際に、グラフィック画面から関連付けファイル340を登録する場合を図10に示す。
図10に示す如く、先ず、ステップ501で関連付け終了かを判定する。関連付けが終了ならば、関連付けファイル340の関連付け内容をファイルに格納(ステップ506)し、関連付けが継続ならば、マウス等のポインティングデバイス等を用いて構成要素をステップ502で選択する。選ばれた構成要素から登録情報をステップ503で参照して選択し、ステップ504で表示・印字位置を自動割付けする。更に、必要であればステップ505で付帯情報を設定する。このようにして、関連付けファイルを作成することができるので、関連付け表示することが可能である。
従って、先に説明したように、グラフィック画面登録ファイル320と関連付けファイル340を用意することで、表示装置に関連情報を含む表示を行うことが可能になる。
更に、図11に示すように、グラフィック画面をグラフィック画面表示装置520に表示するには、グラフィック画面登録ファイル320の表現形態登録情報を構成要素プロパティ530で編集処理し、表示処理510でダミー端子330からデータを取り出し表示する。テスト時は、ドキュメント用データ540からダミー端子330にデータを設定して、テストデータを含めたドキュメントを作成することも可能である。
前述の処理方式は、パッケージ化した構成にも有効である。パッケージ表示情報ファイルと表示処理の関係を図12に示す。図12を用いて、前述のパッケージ表示情報構成例610のファイルを簡略化したパッケージ表示情報ファイル800の処理について説明する。
該図に示す如く、まず、パッケージ表示情報ファイル800を先頭から参照し、ステップ701でパッケージ情報が終了か判定する。情報がある間は、ステップ702〜706の処理を行い、ステップ701に戻る事を繰り返す。情報はレベル3で登録した内容の順に格納されているので、対象レベルが有効情報か(必要としているか)をステップ702で判断する。有効情報であれば、対象データ編集として、データ収集先情報を取り込みステップ703で編集する。更に、描画コマンドより表示属性をステップ704で編集する。この情報に付帯情報がある場合(ステップ705)には、この情報もステップ706で編集処理を行う。ここまでの処理がレベルデータ抽出処理となり、ステップ707以降の処理で実際の表示処理を行う。
まず、ステップ704で編集した情報の内、固定属性(リフレッシュ表示しないもの)をステップ707で表示する。更に、ステップ703で編集したデータ収集先情報に基づき、ステップ708で対象データ(リフレッシュデータ)を収集する。この収集データをステップ704やステップ706で編集した情報に従いステップ709で表示する。基本的には、ステップ711にリフレッシュ周期を確保するため遅延処理を入れるが、ステップ708〜711を繰り返すことで、連続したリフレッシュ表示を可能とする。なお、画面切替など操作による終了要求がある場合は、ステップ710で判定し終了する。
このように、パッケージ情報も表示展開することが可能であり、図13に示すように、パッケージ管理ファイル810と関係付けることにより、パッケージ表示情報ファイル800を運用管理することが可能である。更に、先に示したグラフィック画面登録ファイル320に展開することで、容易に関連付けすることが可能であり、本実施例が実現可能であることがわかる。
以上により、グラフィック画面登録ファイルの表現形態登録情報部とプロセス情報取込先情報部に分けることで、部品化・パッケージ化することが可能である。また、これらの情報を表示・印字出力することで管理・確認をすることが可能となる。
プロセス監視制御システムにおけるグラフィック画面作画では、作画することが目的となり、登録時における構成要素の詳細情報は、一項目ごとの作画情報として管理されるだけである。これらの情報を、パッケージ化してレベル管理したり、作画画面をワンタッチで呼び出し、画面余白部分に自動レイアウトして表示・印字できるよう内部データを紐付け管理することで、容易に確認することができ、詳細情報も負荷することが可能となり、高効率ドキュメントとして管理することも可能となる。
これらの関連付け情報は、通常の運転監視には不要であるが、テスト・ドキュメント化のとき追加呼び出し作成することで利用可能であり、常に内部情報として存在するため読み出し編集が容易である。また、プロセスデータの情報も必要に応じて組み込みが可能なため、作画テストの効率も向上するものである。
以上説明した本実施例のようにすることで、以下に記載されるような効果を奏する。即ち、プロセス制御監視システムの分野で、プラントの運転監視を行うためのグラフィック画面を作画する予め詳細画面用の関連情報や構成要素の詳細情報(データの属性や可変情報の仕様)を作成し、そこから、必要に応じた簡易画面(レベル分けされた)を表形式等により選択・追加を行うことで、各レベルの画面を容易に作画・表示可能となり、効率よく作画することが可能になると共に、視覚的に登録内容が確認でき、簡易画面でも詳細情報が参照できる。更に、登録・変更を容易に行えるようになり、コメント等をドキュメントに追加情報として取り入れることで、プロセス監視用グラフィック画面作画の高効率化を図り、コスト削減の効果がある。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成を置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
10、12…プラント制御装置、20、30…タンク、22、24、28…流量計、26、32、34…プロセスバルブ、〜34…フィールド機器、40…通信回線、50、52…オペレータズコンソール、60…グラフィック画面、100、200…グラフィック画面作画、110、120、130…表現形態登録情報例、150…プロセス情報取込先情報入力・割付、160…プロセス情報取込先情報入力・割付表示上入力位置表示、170…グラフィック画面作画上プロセス情報取込先情報入力・割付位置表示、210…表現形態登録用アイコン群、220…プロパティ表示登録、250…グラフィック画面、251、252、253、254、261、262、263、264…参照項目、255…コメント入力部、260…グラフィック画面プロパティ、280…グラフィック画面ドキュメント出力部、281…コメント部、283…プロパティ印字、284…グラフィック作画部分ドキュメント、320…グラフィック画面登録ファイル、330…ダミー端子、340…関連付けファイル、400…表現形態登録情報部、401…表現形態登録情報内容、410…プロセス情報取込先情報部、411…プロセス情報取込先情報内容、510…表示処理、520…グラフィック画面表示装置、530…構成要素プロパティ、540…ドキュメント用データ、601…レベル3の表示例、602…レベル2の表示例、603…レベル1の表示例、604…展開用アイコン、610…パッケージ情報構成例、611…レベル3表示構成例、612…レベル2表示構成例、613…レベル1表示構成例、614…アイコン表示構成例、701〜711…パッケージ処理表示装置処理、800…パッケージ表示情報ファイル、810…パッケージ管理ファイル。

Claims (9)

  1. 処理装置及びプロセス入出力インタフェ−スよりなるプラント制御装置と通信回線を介して接続され、前記プラント制御装置の制御状態を運転監視する計装用オペレータズコンソールのグラフィック画面上に表示される運転監視に用いる画面を用途、目的に応じて作画する際に、基本となる画面を作画し、そこから構成要素を選択・付加することにより関連する画面の構成を作成し、その構成要素を紐付けして表示することを特徴とする計装用オペレータズコンソールの作画方法。
  2. 請求項1に記載の計装用オペレータズコンソールの作画方法において、
    前記構成要素の紐付けは、前記グラフィック画面上の表示部分と表示仕様が紐付けされるものであることを特徴とする計装用オペレータズコンソールの作画方法。
  3. 請求項1又は2に記載の計装用オペレータズコンソールの作画方法において、
    作画した前記構成要素をパッケージとして管理し、表示構成要素をサブルーチン化して流用することを特徴とする計装用オペレータズコンソールの作画方法。
  4. 請求項1又は2に記載の計装用オペレータズコンソールの作画方法において、
    作画した前記構成要素をパッケージとして管理し、簡易レベル表示から詳細レベル表示まで1つのパッケージとして管理し表示することを特徴とする計装用オペレータズコンソールの作画方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の計装用オペレータズコンソールの作画方法において、
    自動で仮割付けした表示データ(運転情報)の取込先に対し、仮データ(テストデータ)を入れることでドキュメント管理することを特徴とする計装用オペレータズコンソールの作画方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の計装用オペレータズコンソールの作画方法において、
    複数のひも付けされたデータを同時に自動的にレイアウトして印字し、システムのメンテナンス及びドキュメント管理することを特徴とする計装用オペレータズコンソールの作画方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の計装用オペレータズコンソールの作画方法において、
    必要項目の内部データを同時表示させることを特徴とする計装用オペレータズコンソールの作画方法。
  8. 請求項7に記載の計装用オペレータズコンソールの作画方法において、
    前記必要項目の内部データを同時表示させると共に、詳細レベル画面用に登録している内容を参照することを特徴とする計装用オペレータズコンソールの作画方法。
  9. 処理装置及びプロセス入出力インタフェ−スよりなるプラント制御装置と、該プラント制御装置の制御状態を運転監視する計装用オペレータズコンソールと、これら各機器を接続する通信回線とを備え、
    前記計装用オペレータズコンソールは、そのグラフィック画面上に表示される運転監視に用いる画面を用途、目的に応じて作画するに当たって、基本となる画面を作画し、そこから構成要素を選択・付加することにより関連する画面の構成を作成し、その構成要素をひも付けして表示することを特徴とするプラント監視制御システム。
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