JP2014030885A - バルブ組付用工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンのバルブステムとリテーナの中心孔の隙間に、コッタを容易且つ確実に嵌め込んで組み付けることが可能なバルブ組付用工具を提供する。
【解決手段】作業者がハンドル36を押し下げることで、スピンドル50の下端部がバルブステム76に当接してから該スピンドル上端部が工具本体内に当接するまでの間、ホルダ48がバルブスプリング98、100の弾発力に抗してコッタ20及びリテーナ82をバルブ側に向かって移動させるように構成し、押し下げ力を弱めたときの前記バルブスプリングの弾発力で、リテーナ及びコッタが押し戻されることを利用して、前記リテーナが前記コッタを介してバルブステムに組み付けられるように構成した。
【選択図】図4

Description

本発明は、エンジンのシリンダヘッドに吸気用及び排気用のバルブを組み付けるためのバルブ組付用工具に関する。
自動車や二輪車等に搭載されるエンジンにおいて、吸気バルブや排気バルブのメンテナンスを行う場合には、手動工具を利用して各構成パーツの取り外しや取り付け作業が行なわれているが、特に取り付けについては大変手間のかかる作業となっている。
上述したようなこの種の従来の工具としては、例えば、特許文献1に開示されるようなバルブ組付用工具が知られている。
このバルブ組付用工具は、中空円筒状のリテーナプレスと、該リテーナプレスの内部に進退自在に設けられたロックプレスと、前記リテーナプレスの上部に回転自在に設けられアームに螺合されたねじ棒とを備えており、バルブのステム部に対してバルブスプリングを挿通させると共に、ロックプレスの下部にバルブスプリングリテーナ及びリテーナロック(コッタとも称する)を挿入し、前記アームをシリンダヘッドに対して固定した状態でねじ棒を締める方向に回転させる。
これにより、リテーナプレスがバルブ側に向かって移動し、それに伴って、バルブスプリングが前記リテーナプレスによって圧縮され、ロックプレスと共にバルブスプリングリテーナ及びリテーナロック(コッタ)も同様にステム部の外周側へと移動する。その結果、ステム部の外周側へ移動したリテーナロック(コッタ)が該ステム部の溝部に係合される位置に至っても、バルブスプリングリテーナはさらに押し下げられる。次いで、ねじ棒が緩める方向に回転されると、圧縮されていたバルブスプリングが伸びてバルブスプリングリテーナが押し上げられる。バルブスプリングリテーナの中心孔部分は、断面が上方に広がる錐状になっているため、リテーナロック(コッタ)は中心孔へ向かってバルブスプリングリテーナで外側から締め寄せられる状態でバルブステムの外面を摺接移動する。結果として、バルブステムとバルブスプリングリテーナの中心孔の隙間にリテーナロック(コッタ)が楔状に嵌めこまれた状態でバルブステムの溝部にリテーナロック(コッタ)が係合固定され、バルブステムへのスプリングリテーナの組み付けが終了する。
実開平5−63774号公報
上述した従来技術に係るバルブ組付用工具では、スプリング、バルブスプリングリテーナ及びリテーナロックが、それぞれバルブ、バルブ組付用工具に対して仮置きされた状態で組み付けを行うため、各部材を正確な位置関係で装着することが難しい手間のかかる作業であるという問題がある。
また、バルブの組み付け作業を行う際に、スプリング、バルブスプリングリテーナ及びリテーナロックを対にした状態で、ねじ棒を回転させてリテーナプレスを進退動作させる必要があるため、その操作が非常に煩雑であり、またバルブステムの奥側に配置されているバルブステムとバルブガイドの摺動面を密封するためのステムシールに触れる位置まで押し込まないように、操作に注意が必要であるという問題がある。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、エンジンのシリンダヘッドにおけるバルブステムにリテーナを固定にあたって、前記エンジンのバルブステムとリテーナの中心孔との隙間に、コッタを容易且つ確実に嵌め込んで組み付けることが可能なバルブ組付用工具を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、内燃機関に設けられる吸気又は排気バルブのバルブステムとバルブスプリングを係止するリテーナの中心孔で形成される隙間に複数のコッタを組み付けるためのバルブ組付用工具であって、
下端部が開口し、上端部に把持用のハンドルが設けられた工具本体と、
前記工具本体内にスプリングを介して上下方向に変位自在に設けられ、前記バルブステムに当接可能なスピンドルと、
前記工具本体内で前記スピンドルに対して前記スプリングを介して上下方向に相対変位自在に設けられ、前記コッタ及びリテーナに当接可能なホルダと、
を備え、
前記ハンドルを押し下げると、前記ホルダは、前記スピンドルの下端部が前記バルブステムに当接してから該スピンドル上端部が前記工具本体内に当接するまでの間、前記コッタ及びリテーナを前記バルブスプリングの弾発力に抗してバルブ側に向かって移動させることを特徴とする。
本発明によれば、作業者がハンドルを押し下げることで、スピンドルの下端部がバルブステムに当接してから該スピンドル上端部が工具本体内に当接するまでの間、前記ホルダが前記バルブスプリングの弾発力に抗して前記コッタ及びリテーナを前記バルブ側に向かって移動させる。
従って、コッタ及びリテーナの当接したホルダが工具本体の下端部側へ移動する際のバルブ側への移動量を所定範囲に制限することができる。
その結果、ハンドルを押し下げた際に、ホルダがバルブ側へ移動し過ぎてしまうことが防止され、作業者がハンドルを押し下げるという簡単な作業で、ホルダに当接したコッタを適当な所定量だけ移動させ、バルブスプリングの弾発力を利用してバルブステムとリテーナの中心孔との間の隙間にコッタを確実に嵌め込んで組み付けることができ、コッタを介してリテーナをバルブステムに固定することが可能となる。
また、ハンドルは、中空筒部を介して工具本体に取り付けられ、前記中空筒部には、前記ハンドルの上面からスピンドルの所定量移動の距離を調整可能な調整機構を備えるとよい。
さらに、調整機構は、ハンドルの上面から回動量を調整操作することによりスピンドルに接近・離間するアジャスタとするとよい。
さらにまた、ホルダには、バルブ側となる端部に磁石を設けるとよい。
またさらに、ホルダには、バルブ側となる端部と磁石との間に非磁性の弾性体を設けるとよい。
また、ホルダには、リテーナの移動時の姿勢を規制する保持部を有するとよい。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、コッタ及びリテーナの当接したホルダが工具本体の下端部側へ移動する際、スピンドルの下端部がバルブステムに当接してから該スピンドル上端部が前記工具本体内に当接するまでの間だけ移動可能とすることにより、前記ホルダのバルブ側への移動量を所定量に制限することができる。その結果、作業者がハンドルを押し下げた際にホルダがバルブ側へ移動し過ぎてしまうことが防止され、ハンドルを押し下げるという簡単な作業で、ホルダに当接したコッタを所定量だけ移動させ、バルブスプリングの弾発力を利用してバルブステムとリテーナの中心孔との間の隙間に前記コッタを確実に嵌め込んで組み付けることができ、コッタを介してリテーナをバルブステムに固定することができる。
本発明の実施の形態に係るバルブ組付用工具の全体断面図である。 バルブ組付用工具をハンドル側から見た上面図である。 調整用工具を用いてバルブ組付用工具のアジャスタを回転させる場合を示す拡大断面図である。 バルブ組付用工具をハンドルの押し下げ前のバルブ位置へセットした状態を示す断面図である。 バルブ組付用工具に対してコッタ、リテーナ及びアウタスプリングを取り付ける前の状態を示す断面図である。 バルブ組付用工具をバルブ位置へセットし、ハンドルの押し下げを開始した状態を示す断面図である。 図6の状態からさらにハンドルを押し下げて、スピンドルがバルブステムに当接した状態を示す断面図である。 図8Aは、図7の状態からさらにハンドルを押し下げた状態を示す断面図であり、図8Bは、図8Aにおけるバルブステムの端部近傍の状態を示す拡大断面図である。 図9Aは、図8Aの状態からさらにハンドルを押し下げた状態を示す断面図であり、図9Bは、図9Aにおけるバルブステムの端部近傍の状態を示す拡大断面図である。 図10Aは、図9Aの状態でハンドルの押し下げ力を弱め、コッタが環状溝に係合された組み付け状態を示す断面図であり、図10Bは、図10Aにおけるバルブステムの端部近傍の状態を示す拡大断面図である。 コッタ及びリテーナの装着されたバルブの組み付け完了状態を示す断面図である。 バルブステムに対してコッタが組み付けられた状態と、該コッタがバルブステムの環状溝を越えて下方へ移動した状態との相互の位置関係を示す概略説明図である。 バルブに組み付けられたコッタ及びリテーナの取り外しを行う場合のホルダ形状例を示すバルブ組付用工具の拡大断面図である。
本発明に係るバルブ組付用工具について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。図1において、参照符号10は、本発明の実施の形態に係るバルブ組付用工具を示す。
このバルブ組付用工具10は、図1に示されるように、ボディ(工具本体)12と、ボディ12の上端部に連結されるキャップ14と、ボディ12の下端部に連結されるガイド体16と、ガイド体16の内部に変位自在に設けられ、後述するバルブ18に対して組み付けられるリテーナ82、コッタ20を保持可能なホルダ機構22とを含む。
ボディ12は、略一定径の外周面を有した円筒状に形成され、その中央部には軸方向(矢印A、B方向)に沿ってボディ孔24が貫通して形成され、ボディ孔24には後述する第1スプリング26が挿通される。
キャップ14は、ボディ12の上端部に対して螺合して固定され、その中央部には後述するアジャスタ28(調整機構)の挿通されるアジャスタ孔30が軸方向(矢印A、B方向)に沿って貫通している。このアジャスタ孔30はボディ孔24と連通し、その内周面には雌ねじが形成され、後述するアジャスタ28のねじ部32が螺合される。
また、キャップ14の上端部には、軸方向に所定長さを有した連結シャフト(中空筒部)34が形成され、連結シャフト34の上端部には、図示しない作業者がバルブ組付用工具10を使用する際に把持するためのハンドル36が設けられる。この連結シャフト34及びハンドル36の内部には、軸方向に沿って貫通したアジャスタ孔30が形成される。
アジャスタ28は、軸方向(矢印A、B方向)に沿って所定長さを有した軸体からなり、アジャスタ孔30の内部に挿入されると共に、下端部近傍に形成されたねじ部32がキャップ14のアジャスタ孔30の内周壁に設けた雌ねじ部に対して螺合されている。
また、図1及び図2に示されるように、アジャスタ28におけるハンドル36側の端部には溝部38が形成され、例えば、図3に示されるように、ドライバー等の調整用工具40の先端を溝部38に挿入した状態でアジャスタ28を回転させ、キャップ14に螺合されたアジャスタ28を軸方向(矢印A、B方向)に沿って移動させることができる。
連結シャフト34におけるハンドル36側の端部には、図2に示されるように、アジャスタ28の回転操作量を確認するための目盛り42が設けられ、溝部38の回転操作量(回転角度)を目盛り42に基づいて確認することで、アジャスタ28の軸方向への移動距離を確認することができる。例えば、アジャスタ28を1回転させることで軸方向に所定距離(例えば、1mm)だけ移動するように設定しておくことで、アジャスタ28の移動量を目盛り42で確認することが可能となる。
ガイド体16は、図1に示されるように、軸方向(矢印A、B方向)に沿って所定長さを有した円筒状に形成され、その上端部がボディ12の下端部外周面に対して連結され、下端部には外部へ開口した開口部44が形成される。また、ガイド体16は、略一定の内周径で形成され、下端部側(矢印A方向)に内側へ突出した段付部46が形成される。
ガイド体16の内部には、リテーナ82及びコッタ20を保持可能なホルダ機構22がガイド体16に沿って軸方向(矢印A、B方向)に移動自在に設けられる。
ホルダ機構22は、ガイド体16の内周面に摺接するホルダ48と、ホルダ48に対して軸方向(矢印A、B方向)に変位自在に設けられるスピンドル50と、ホルダ48とボディ12との間に介装される第2スプリング52とを備える。ホルダ48は、例えば、円環状のホルダ本体部54と、ホルダ本体部54の中央部分が上側(第2スプリング52側)に突出した突部56と、ホルダ本体部54及び突部56の中央を軸方向(矢印A、B方向)に貫通した挿通孔58とを有する。そして、ホルダ48は、ガイド体16の開口部44側(矢印A方向)に形成された段付部46に当接する位置で、開口部44側への移動が規制される。
ホルダ本体部54の開口部44側の端部には、後述するリテーナ82を保持可能な第1保持部60と、コッタ20を保持可能な第2保持部62とを備え、第1保持部60はホルダ本体部54の端面に対して環状に窪んで形成され、第2保持部62は、第1保持部60に対してさらに中央部分を小径に窪ませて形成される。なお、第2保持部62は、第1保持部60に臨むように形成されている。
この第1及び第2保持部60、62は、挿通孔58に対して同心円状に形成され、第2保持部62には、ゴム等の弾性材料からなるリング体64が装着される。
また、挿通孔58には、内周面に形成され第2保持部62に臨んだ環状溝78に円筒状の磁石66が設けられ、リング体64の端部と隣接している。
スピンドル50は、ボディ孔24に挿入された状態でボディ孔24の内壁に沿って軸方向に移動自在な大径部68と、大径部68の両端部にそれぞれ形成される第1及び第2小径部70、72とからなり、第1及び第2小径部70、72は大径部68に対して小径で互いに離間する方向に突出して形成され、ガイド体16及びボディ12の内部を軸方向に移動自在に設けられる。
第1小径部70は、後述するように、作業者がハンドル36を押し下げることによるボディ12等の変位作用下にアジャスタ28の下端部に当接する。一方、第2小径部72は、ホルダ48の挿通孔58に挿入され、その先端部がホルダ48の下端部から突出すると共に、後述するように、ハンドル36を押し下げることによるスピンドル50の変位作用下にバルブ18のバルブステム76の上端部に当接する。
また、スピンドル50の第1小径部70側の端面とアジャスタ28の下端部との間に第1スプリング26が介装され、第1スプリング26の弾発力がスピンドル50をアジャスタ28から離間させる方向、すなわち、下方(矢印A方向)に付勢される。
第2スプリング52は、ボディ12の下端部に形成されたガイド部73の外側端面とホルダ本体部54の突部56の外側端面との間に介装される。そして、第2スプリング52の弾発力は、ホルダ48をボディ12から離間させる方向、すなわち、下方(矢印A方向)へと付勢し、ホルダ48は前記弾発力によってガイド体16の段付部46に押し付けられた状態で保持される。
次に、上述したバルブ組付用工具10によって組み付けられるバルブ18について、図4を参照しながら簡単に説明する。
バルブ18は、例えば、金属製材料から形成され、円盤状に形成されたバルブヘッド74と、バルブヘッド74の中央部から上方に向かって直立する軸状のバルブステム76とからなり、バルブステム76は、シリンダヘッド88のバルブ孔90に圧入されている筒状のバルブガイド86に上下移動自在に取り付けられている。また、バルブステム76の上端部近傍には、外周面に対して半径内方向に断面半円状に窪んだ環状溝78が形成され、バルブガイド86の上端部には、バルブステム76とバルブガイド86を密封するステムシール92が装着されている。
このバルブステム76に装着されるリテーナ82は、例えば、金属製材料から形成される円盤状の鍔部84(図8B参照)を備え、その中心部には上端部から下端部に向かって徐々に縮径するように形成された中心孔82aが形成される。バルブステム76とリテーナ82の間に嵌め込み固定するコッタ20は、例えば、鋼鉄製材料から略テーパ状に形成された円筒体を2分割することで形成される。
このコッタ20の上端部の内周面には、半径内方向に突出した凸部80(図8B参照)が周方向に沿って形成される。そして、バルブステム76の外周側にコッタ20が装着される際、凸部80が環状溝78に対して係合されることでコッタ20がバルブステム76に対して位置決めされ固定される(図11参照)。また、コッタ20の外周面は、後述するリテーナ82の中心孔82aに対応し、上端部から下端部に向かって徐々に縮径するテーパ状に形成される。
本発明の実施の形態に係るバルブ組付用工具10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にコッタ20及びリテーナ82をバルブ18のバルブステム76に対して組み付ける場合について説明する。
先ず、図4に示されるように、バルブステム76の上端部側(矢印B方向)を、シリンダヘッド88の外部へと露呈させた状態とし、その外周側にスプリングホルダ96及びインナスプリング(バルブスプリング)98を挿通させ、インナスプリング98の下端部をスプリングホルダ96に当接させた状態とする。なお、バルブ18は、バルブヘッド74の傘部中心で荷重を受けられるように、硬質ゴム、アルミ金属等で形成されるバルブシート94を敷いてこれに着座した状態で保持される。
次に、図5に示されるように、ハンドル36を下方(矢印A方向)、ガイド体16を上方(矢印B方向)となるように、図示しない作業者がバルブ組付用工具10を把持した状態で、その開口部44からコッタ20、リテーナ82及びアウタスプリング(バルブスプリング)100の順番でガイド体16の内部へ挿入する。そして、コッタ20は、凸部80を有した上端部がホルダ48に設けられた磁石66によって吸着されることで第2保持部62に保持される。
リテーナ82は、コッタ20の外周側を覆うように配置され、鍔部84が第1保持部60に当接した状態で保持される。また、アウタスプリング100は、その上端部をリテーナ82の鍔部84に当接させた状態とする。
次に、このアウタスプリング100の保持された状態のまま(アウタスプリング100を手指で支えながら)ガイド体16が下方、ハンドル36が上方となるように反転させ、図4に示されるように、アウタスプリング100をバルブステム76及びインナスプリング98の外周側に挿通させた位置に、バルブ組付用工具10を配置して作業開始の位置へのバルブ組付用工具10のセットが終了する。
この場合、コッタ20が磁石66によって吸着され保持されているため、その支持状態が不安定であっても、コッタ20のずれや脱落が防止される。
そして、図4の作業開始位置へバルブ組付用工具10をセットした状態から、ハンドル36を押し下げ、その下方(矢印A方向)への移動が規制された後に、その押し下げ力を弱めてハンドル36を引き上げる一連の操作を行うことにより、バルブステム76に対してリテーナ82がコッタ20を介して所定位置に装着され固定される。
次に、上述したバルブ組付用工具10を使用して行われるリテーナ82及びコッタ20の装着過程を詳細に説明する。
先ず、図4に示されるリテーナ82及びコッタ20のセット状態からハンドル36を押し下げることにより、第1スプリング26と第2スプリング52の弾発力を介してホルダ48が押し下げられ、このホルダ48によってリテーナ82及びコッタ20が、インナスプリング98及びアウタスプリング100の収縮に伴ってバルブステム76の外周に沿って軸方向(矢印A方向)に押し下げられる(図5参照)。
本実施の形態では、第1及び第2スプリング26、52の弾発力は、第2スプリング52に対して第1スプリング26の弾発力の方が大きく設定されており(第1スプリング26>第2スプリング52)、ハンドル36の押し下げに伴って、第2スプリング52は第1スプリング26より大きく収縮するため、この状態では、ハンドル36の押し下げ量に対してホルダ48の下方への移動量はあまり大きくない。
そして、ハンドル36の押し下げが進んで、図6に示されるように、ホルダ48にボディ12のガイド部73が当接すると、それ以降はハンドル36の押し下げ量(第2スプリング52の収縮量)だけホルダ48も下方(矢印A方向)へ移動するようになる。換言すれば、ハンドル36の移動量とホルダ48の移動量とが同じとなる。
図7に示されるように、ハンドル36のさらなる押し下げにより、スピンドル50の下端とバルブステム76とが当接すると、スピンドル50のさらなる下方への移動が規制されるが、スピンドル50の上端とアジャスタ28の下端が当接するまで第1スプリング26が収縮するため、ホルダ48はボディ12によってさらに押し下げられて下方(矢印A方向)へ移動し、リテーナ82及びコッタ20はバルブステム76の環状溝78に嵌合する位置へ到達する。
しかしながら、このときのハンドル36の押し下げ位置では、図8A及び図8Bに示されるように、まだスピンドル50の上端とアジャスタ28の下端が当接しないだけのギャップ(オーバーストローク距離)をスピンドル50とアジャスタ28との間に設けておくことで、ハンドル36はこのギャップ距離だけさらに押し下げられ、スピンドル50の上端とアジャスタ28の下端とが当接する位置に至ってハンドル36の下方への移動が規制され、それ以上はハンドル36の押し下げができなくなる(図9A及び図9B参照)。
従って、リテーナ82及びコッタ20は、図9A及び図9Bに示されるように、環状溝78の位置をオーバーストローク量に対応する距離(オーバーストローク距離)を越えた位置で下方への移動が停止する。
この図9A及び図9Bに示される状態に到達した後に、ハンドル36の押し下げ力を弱めると、リテーナ82及びコッタ20は、インナスプリング98及びアウタスプリング100の弾発力によってバルブステム76に沿って上方(矢印B方向)へと押し上げられる。
この際、コッタ20は、外周をリテーナ82の内周面によって締められる状態で押し上げられるため、図10A及び図10Bに示されるように、コッタ20がバルブステム76の環状溝78に嵌合する位置で移動を規制されると、リテーナ82の内周面に楔状に食い込む状態となってバルブステム76に対するリテーナ82の位置を固定する。
従って、その後にハンドル36を引き上げてバルブ組付用工具10を取り外しても、リテーナ82は所定の位置に固定された状態に維持され、バルブステム76に対するコッタ20の装着作業が終了する。
そして、図11に示されるように、バルブステム76の上端部を覆うように有底筒状のバルブリフター104を上方から装着し、取り付けギャップ調整用の円盤状のシム102を間に配置することで、バルブステム76にコッタ20及びリテーナ82が組み付けられ、リテーナ82とスプリングホルダ96との間にアウタスプリング100及びインナスプリング98が介装されたバルブ18の組み付け状態となる。
なお、上述した説明では、バルブステム76の外周側に設けるスプリングをインナスプリング98、アウタスプリング100の2つで構成する場合について説明したが1つのスプリングのみが設けられる場合でも同様の操作手順でバルブ組付用工具10によってコッタ20及びリテーナ82を組み付けることが可能である。
また、上述したバルブ組付用工具10では、ホルダ48に磁石66及びリング体64を備える場合について説明したが、磁石66及びリング体64を設けることなく組み付けを行うようにしてもよい。
このような場合には、例えば、図5で説明した手順において、セット状態でコッタ20の支持状態が不安定にならないように注意が必要である。
次に、エンジン(内燃機関)の排気量が異なる等によりバルブステム76における環状溝78の位置や、バルブステム76に組み付けられるコッタ20の形状が異なる別のバルブに対して、上述したバルブ組付用工具10を用いて組み付けを行う際に行うアジャスタ28の軸方向(矢印A、B方向)の位置調整について説明する。
この調整は、アジャスタ28の操作によって上述のオーバーストローク距離を調整することで行い、オーバーストローク距離L3は、図12に示すように、コッタ20の軸方向(矢印A、B方向)に沿った寸法L1と、バルブ18の環状溝78からバルブステム76の上端までの距離L2との合計L3を目安に設定する。(L3≒L1+L2)
作業手順としては、図示しない作業者は、先ず、リテーナ82、コッタ20が取り外される前の、取り付け状態のバルブ18に対してバルブ組付用工具10を装着し、ハンドル36を押し下げてスピンドル50とアジャスタ28の当接と、ホルダ48とリテーナ82との当接がほぼ同時となる位置を確認する。この確認は、バルブ組付用工具10の押し下げ時における反力の手ごたえ(当接感)で判断することができる。
このために、ハンドル36の押し下げに先立って、アジャスタ28を時計方向(図2中、矢印C1方向)に回転操作して、アジャスタ28の下端を少し下方へ余分目に移動させてスピンドル50とアジャスタ28の当接位置、すなわち、ハンドル36の下方(矢印A方向)への移動が制限される位置を調整する。この状態でアジャスタ28を反時計回り(図2中、矢印C2方向)に少しずつ回転させてアジャスタ28を上方(矢印B方向)へ移動させ、ハンドル36を押し下げる作業を繰り返しながら、ホルダ48がリテーナ82に当接する感触を得る位置になるまでアジャスタ28を調整する。
そして、上述した調整位置から、さらにアジャスタ28の下端をオーバーストローク量だけ上側へ移動させるように、アジャスタ28を反時計方向(図2中、矢印C2方向)に回転操作することで、調整作業が終了する。
本実施の形態では、アジャスタ28の1回転が、軸方向に沿った1mmのストロークに設定されているため、例えば、オーバーストローク距離L3が6.5mmの場合には、アジャスタ28を反時計方向へ6.5回転操作することで調整作業が終了する。
但し、上述したオーバーストローク量(オーバーストローク距離)の設定についていえば、必ずしも正確に行われる必要はなく、例えば、オーバーストローク量が大きすぎ、リテーナ82の下端がステムシール92に当接するような悪影響が及ばない程度の大きさ、あるいは、環状溝78を十分乗り越える程度の大きさが確保できればリテーナ82の所定の装着効果を得ることができる。
また、アジャスタ28の下端の進退位置がわかるように、アジャスタ28を回転操作するに当たっての基準位置とそこからの進退量の目安となる目盛り42をアジャスタ28の上端側部等に付けておくことにより(図2参照)、上述のL3≒L1+L2から、バルブ18の図面寸法に基づいて、上記の回転操作でオーバーストローク量に対応するアジャスタ28の位置を調整することもできる。
すなわち、エンジン排気量が異なる等により、バルブステム76における環状溝78の位置や、バルブステム76に組み付けられるコッタ20の形状が異なる別のバルブに対してリテーナ82を組み付ける場合でも、単一のバルブ組付用工具10で容易に対応することができる。換言すれば、異なる機種毎にそれぞれバルブ組付用工具を準備する必要がなく、工具の管理も容易である。
一方、上述したようにバルブ18に組み付けられたコッタ20及びリテーナ82を取り外す場合には、上述したホルダ48を、図13に示されるように、ゴム等の弾性材料からなるリング体64を設けずに第3保持部152に磁石154のみが設けられた別のホルダ150へと交換し、組み付け時と同様に、アジャスタ28の下端部がスピンドル50の第1小径部70に当接するまでハンドル36を押し下げた後に押し下げ力を弱める一連の作業によって、環状溝78から離脱した状態のコッタ20が磁石154に吸着される。そして、この状態でハンドル36を引き上げることによって、コッタ20を取り出した後、残されたリテーナ82等を取り出すことで取り外し作業が終了する。このように、バルブ組付用工具10のホルダ48を、取り外し用の別のホルダ150へと交換して磁石154による吸着力を高め、あるいは磁石154との間に介在する弾発力を除くことで、バルブ18に組み付けられたコッタ20及びリテーナ82を簡単に取り外すことができる。
なお、バルブ18に組み付けられたコッタ20及びリテーナ82は、上述した取り外し用のホルダ150を用いることなく、他の工具や方法で取り外すようにしてもよいのは勿論である。
以上のように、本実施の形態では、バルブ18のバルブステム76に対してコッタ20及びリテーナ82を組み付けるためのバルブ組付用工具10において、コッタ20及びリテーナ82を保持したホルダ48をガイド体16に対して移動自在に設け、作業者がハンドル36を押し下げることで、ホルダ48に保持されたコッタ20を下降させる際、コッタ20の凸部80がバルブステム76の環状溝78を所定量だけ越えた位置(下方)まで移動した時点で、さらなる下降を規制し、バルブ組付用工具10の押し下げ力を弱めることで、アウタスプリング100及びインナスプリング98の弾発力を利用してコッタ20を上昇させて凸部80を環状溝78へ係合させ組み付けることが可能となる。すなわち、スピンドル50の下端部(第2小径部72)がバルブステム76の上端部に当接してから下方へと所定量だけコッタ20を保持したホルダ48をアウタスプリング100、インナスプリング98の弾発力に抗してバルブ18側へと移動させることができる。
その結果、ハンドル36を押し下げるという簡単な作業で、バルブステム76とリテーナ82の中心孔82aとの間の隙間にコッタ20を確実に嵌め込んで組み付けることができ、コッタ20を介してバルブステム76の所定位置にリテーナ82を確実に装着して固定することが可能となる。
また、コッタ20及びリテーナ82を保持可能なホルダ機構22において、ホルダ48の内部に磁石66を装着することで、鋼鉄製材料からなるコッタ20をホルダ48に対して吸着して保持することが可能となる。その結果、バルブ組付用工具10において、コッタ20及びリテーナ82の保持されたホルダ48を下向きにしてバルブステム76にセットする際に、コッタ20の支持状態が不安定であっても、ずれや脱落が防止でき、コッタ20等の組み付け作業を効率的に行うことが可能となる。
また、ハンドル36の上部に臨むようにアジャスタ28を設け、アジャスタ28の上端部に設けられた溝部38に調整用工具40を挿入して回転させることで、アジャスタ28を上下方向(矢印A、B方向)へと移動可能な構成としているため、例えば、環状溝78の位置やリテーナ82の形状が異なる機種のバルブ18の組み付け作業を行う場合でも、アジャスタ28を調整することで容易に対応することができる。
また、弾性材料からなるリング体64を磁石66に隣接するように設けることで、コッタ20をバルブステム76の環状溝78に対して係合させた後に、ホルダ48を上方へと引き上げる際、リング体64で形成される弾性部材の介在によってコッタ20が磁石66に吸着されてホルダ48と共に引き上げられてしまうことが防止される。すなわち、ホルダ48を上方へと引き上げた際に、その引き上げ速度が速いとコッタ20が環状溝78に確実に嵌合しないうちにホルダ48に吸着されたまま引き上げられてしまう場合も想定でき、このように環状溝78から離脱してしまうことがリング体64によって抑制される。
なお、本発明に係るバルブ組付用工具は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…バルブ組付用工具 12…ボディ
14…キャップ 16…ガイド体
18…バルブ 20…コッタ
22…ホルダ機構 26…第1スプリング
28…アジャスタ 36…ハンドル
38…溝部 40…調整用工具
42…目盛り 48、150…ホルダ
50…スピンドル 52…第2スプリング
54…ホルダ本体部 56…突部
64…リング体 66…磁石
76…バルブステム 78…環状溝
80…凸部 82…リテーナ
82a…中心孔

Claims (6)

  1. 内燃機関に設けられる吸気又は排気バルブのバルブステムとバルブスプリングを係止するリテーナの中心孔で形成される隙間に複数のコッタを組み付けるためのバルブ組付用工具であって、
    下端部が開口し、上端部に把持用のハンドルが設けられた工具本体と、
    前記工具本体内にスプリングを介して上下方向に変位自在に設けられ、前記バルブステムに当接可能なスピンドルと、
    前記工具本体内で前記スピンドルに対して前記スプリングを介して上下方向に相対変位自在に設けられ、前記コッタ及びリテーナに当接可能なホルダと、
    を備え、
    前記ハンドルを押し下げると、前記ホルダは、前記スピンドルの下端部が前記バルブステムに当接してから該スピンドル上端部が前記工具本体内に当接するまでの間、前記コッタ及びリテーナを前記バルブスプリングの弾発力に抗してバルブ側に向かって移動させることを特徴とするバルブ組付用工具。
  2. 請求項1記載のバルブ組付用工具において、
    前記ハンドルは、中空筒部を介して前記工具本体に取り付けられ、前記中空筒部には、前記ハンドルの上面から前記スピンドルの所定量移動の距離を調整可能な調整機構を備えることを特徴とするバルブ組付用工具。
  3. 請求項2記載のバルブ組付用工具において、
    前記調整機構は、前記ハンドルの上面から回動量を調整操作することにより前記スピンドルに接近・離間するアジャスタからなることを特徴とするバルブ組付用工具。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のバルブ組付用工具において、
    前記ホルダには、前記バルブ側となる端部に磁石が設けられることを特徴とするバルブ組付用工具。
  5. 請求項4記載のバルブ組付用工具において、
    前記ホルダには、前記バルブ側となる端部と前記磁石との間に非磁性の弾性体が設けられることを特徴とするバルブ組付用工具。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のバルブ組付用工具において、
    前記ホルダには、前記リテーナの移動時の姿勢を規制する保持部を有することを特徴とするバルブ組付用工具。
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