JP2014028087A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2014028087A
JP2014028087A JP2012170581A JP2012170581A JP2014028087A JP 2014028087 A JP2014028087 A JP 2014028087A JP 2012170581 A JP2012170581 A JP 2012170581A JP 2012170581 A JP2012170581 A JP 2012170581A JP 2014028087 A JP2014028087 A JP 2014028087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
opening
frame
game
winning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012170581A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5898585B2 (ja
Inventor
Shinya Nakane
真也 中根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Newgin Co Ltd
Original Assignee
Newgin Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Newgin Co Ltd filed Critical Newgin Co Ltd
Priority to JP2012170581A priority Critical patent/JP5898585B2/ja
Publication of JP2014028087A publication Critical patent/JP2014028087A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5898585B2 publication Critical patent/JP5898585B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】右打ちした場合においても適正な出球率を確保することができる遊技機を提供する。
【解決手段】遊技盤20に枠状装飾部材31が配設される。遊技盤20の盤面には、枠状装飾部材31と案内レール23とによって、該枠状装飾部材31の左側の第1球流下経路21と第2球流下経路22が画成される。枠状装飾部材31の右側の外周に、第2球流下経路22を流下するパチンコ球が入賞可能な第2始動入賞口34aを有する第2始動入賞装置34が取り付けられる。枠状装飾部材31の右側には、第2始動入賞装置34の上側に、第2球流下経路22を流下するパチンコ球を回収して機裏側に通出可能な第2アウト口52が設けられる。
【選択図】図3

Description

この発明は、遊技盤に配設した枠状装飾部材の左右両側を遊技球が流下可能な遊技機に関するものである。
代表的な遊技機であるパチンコ機は、遊技盤の前面に画成した遊技領域の略中央位置に枠状の装飾部材(所謂センター役物)が配設されており、この枠状装飾部材の開口部を介して複数の図柄を変動表示して図柄変動演出を行なう液晶式やドラム式等の図柄表示装置を後方から臨ませると共に、該遊技盤における枠状装飾部材の下方位置に、パチンコ球(遊技球)の入賞により図柄表示装置での変動を開始させる始動入賞装置や大当り時等に開放する特別入賞装置を配設するよう構成されたものが多数提案されている。この種のパチンコ機では、前記遊技領域に打ち出されたパチンコ球が遊技領域内に植設された遊技釘等との接触により跳ね返りながら次第に自重により流下し、該遊技領域を流下する過程で前記始動入賞装置に入賞することにより、所定数の賞球が払い出されると共に、前記図柄表示装置での図柄変動演出に伴うリーチ演出等の各種の遊技演出がなされ、該図柄表示装置に図柄が所定の組合わせで停止することにより所謂大当りが発生し、前記特別入賞装置が開放して多数の賞球を獲得し得るよう構成される。
またパチンコ機には、大当りや確率変動のように特定の条件が発生した場合に、打球力を高めて枠状装飾部材の右側に画成されている遊技領域にパチンコ球を打ち出す、所謂「右打ち」により遊技を行なうよう構成し、受動的になりがちな遊技者に能動的な遊技を行なわせることで遊技の興趣を向上するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−104747号公報
近年のパチンコ機は、前記図柄表示装置で行なわれる図柄変動演出の多様化やインパクトを高め、遊技の面白みを増大させることを目的として、前記遊技盤に対して大型の図柄表示装置が配設される傾向が強くなっている。これに伴い、図柄表示装置の表示部を前側に露出する開口部が形成される枠状装飾部材も大型化し、該枠状装飾部材と遊技盤に配設されたレール部材とで画成されるパチンコ球が流下可能な遊技領域が狭くなる傾向にある。特に、前記右打ちが行なわれるパチンコ機においては、枠状装飾部材の大型化によって該枠状装飾部材の右側に画成される遊技領域は狭くなっている。
ここで、右打ちが行なわれるパチンコ機において、パチンコ球が入賞する入賞口を開閉自在な開閉部材を備える始動入賞装置を、前記特許文献1のように枠状装飾部材の右側に画成される遊技領域に配設すると、該遊技領域が狭いために開閉部材が作動して入賞口を開放すると、右打ちされたパチンコ球の殆どが始動入賞装置に入賞してしまう。このため、出球率(打込球数に対する払出球数の割合)を適正とすることができなくなる不都合を生ずるおそれがあった。
すなわち本発明は、従来の技術に係る遊技機に内在する前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、右打ちした場合においても適正な出球率を確保することができる遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明は、
遊技球が流下する遊技領域(20a)が前側に設けられた遊技盤(20)と、前記遊技領域(20a)を流下する遊技球が入賞可能な第1始動入賞口(32a)と、該第1始動入賞口(32a)への入賞を契機として複数種類の図柄を変動させる図柄変動演出を実行する図柄表示装置(18)と、前記遊技盤(20)に配設され、開口部(31a)を介して図柄表示装置(18)の表示部を前側に臨ませる枠状装飾部材(31)とを備え、前記遊技領域(20a)は、前記枠状装飾部材(31)の左右両側の遊技盤前側に設けられた球流下経路(21,22)を有する遊技機において、
前記枠状装飾部材(31)における右側の球流下経路(22)に臨む外周に設けられ、該右側の球流下経路(22)を流下する遊技球が入賞可能で、入賞を契機として前記図柄表示装置(18)で図柄変動演出が実行される第2始動入賞口(34a)と、
前記枠状装飾部材(31)に配設され、前記第2始動入賞口(34a)を開閉可能な開閉部材(35)と、
前記枠状装飾部材(31)における第2始動入賞口(34a)の上側に設けられ、前記右側の球流下経路(22)を流下する遊技球を回収可能なアウト口(52)とを備えたことを要旨とする。
請求項1の発明によれば、枠状装飾部材の右側に設けた第2始動入賞口の上側にアウト口を設けたことにより、第2始動入賞口を開閉する開閉部材を開放作動した状態であっても、右側の球流下経路を流下する遊技球がアウト口に入球する可能性があり、適正な出球率を確保することが可能となる。また、第2始動入賞口またはアウト口の何れに遊技球が入球するか否かについて、遊技者の関心を惹きつけることができるから、遊技の興趣を向上させ得る。
請求項2に係る発明では、前記枠状装飾部材(31)の裏側に設けられ、前記第2始動入賞口(34a)に入賞した遊技球を排出する入賞球排出経路(57)と、
前記枠状装飾部材(31)の裏側に設けられ、前記アウト口(52)へ入球した遊技球を排出するアウト球排出経路(60)とを備え、
前記アウト球排出経路(60)は、前記開閉部材(35)を作動する駆動手段(47)の上方から側方に延在した後に、該駆動手段(47)の下方において前記入賞球排出経路(57)と並列に延在するよう構成したことを要旨とする。
請求項2の発明によれば、アウト口へ入球した遊技球を排出するアウト球排出経路を、開閉部材を作動する駆動手段を迂回するように延在させた後に入賞球排出経路と並列に延在するよう設けたので、遊技球の排出経路をコンパクトに纏めることができる。
本発明に係る遊技機によれば、右打ちした場合においても適正な出球率を確保することができる。
本発明の実施例に係るパチンコ機を示す正面図である。 実施例のパチンコ機を、中枠に対して前枠を開放した状態で示す概略斜視図であって、前枠の透視保護板や遊技盤における案内レールの内側に配設される各種遊技部品を省略している。 実施例に係る遊技盤を示す概略正面図である。 実施例に係る遊技盤と枠状装飾部材とを分解して前側から見た概略斜視図である。 実施例に係る遊技盤と設置部材とを分離して前側から見た要部概略斜視図である。 実施例に係る遊技盤、設置部材および球排出経路部材を分解した状態で後側から見た概略斜視図である。 実施例に係る球排出経路部材を分解した状態で前側から見た概略斜視図である。 実施例に係る球排出経路部材を分解した状態で後側から見た概略斜視図であって、枠状装飾部材を一部示している。 実施例に係る枠状装飾部材におけるソレノイドの配設部位を示す要部背面図である。 実施例に係る設置部材に配設した演出可動装置を示す要部正面図である。 実施例に係る遊技盤に設置部材を配設した状態での要部縦断面図である。 実施例に係る遊技盤に設置部材を配設した状態での要部横断面図であって、球排出経路部材と可動部材との関係を示している。 実施例に係る遊技盤に設置部材を配設した状態での要部横断面図であって、球排出経路部材とソレノイドとの関係を示している。
次に、本発明に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、実施例では、遊技球としてパチンコ球を用いて遊技を行なうパチンコ機を例に挙げて説明する。また、以下の説明において、「前」、「後」、「左」、「右」とは、特に断りのない限り、図1に示すようにパチンコ機を前側(遊技者側)から見た状態で指称する。
(パチンコ機10について)
実施例に係るパチンコ機10は、図1または図2に示すように、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦置き姿勢で設置される固定枠としての外枠11の開口前面側に、遊技盤20を着脱可能に保持する本体枠としての中枠12が開閉および着脱可能に組み付けられて、該遊技盤20の裏側に、各種図柄を変動表示可能な図柄表示装置18が着脱可能に配設されている。また、前記中枠12の前面側には、前記遊技盤20を透視保護するガラス板や透明な合成樹脂材により形成された透視保護板13bで前後に開口する窓部13aを覆うよう構成された前枠13が開閉可能に組み付けられると共に、該前枠13の下方にパチンコ球を貯留する下球受け皿15が開閉可能に組み付けられる。なお、実施例では、前記前枠13の下部位置に、パチンコ球を貯留する上球受け皿14が一体的に組み付けられており、前枠13の開閉に合わせて上球受け皿14も一体的に開閉するよう構成される。なお、実施例では、前記図柄表示装置18としては、各種図柄を表示可能な液晶パネルを収容ケースに収容した液晶表示装置が採用されるが、これに限られるものではなく、ドラム式の図柄表示装置やドットマトリックス式の図柄表示装置等の各種図柄を停止および変動表示可能な従来公知の各種の図柄表示装置を採用し得る。また、前記上球受け皿14は、前記前枠13と別体に形成してもよい。なお、球受け皿については、上下2枚の球受け皿14,15を備えるものに限らず、1枚の球受け皿のみを設ける構成であってもよい。
前記前枠13の右下方位置には、前記中枠12に配設された打球発射装置16を作動する操作ハンドル17が設けられている。前記操作ハンドル17は、左回転方向に付勢された操作レバー17aを備えており、該操作レバー17aを右回転するよう遊技者が回動操作することで打球発射装置16が作動されて、前記上球受け皿14に貯留されたパチンコ球が前記遊技盤20に向けて発射されるようになっている。ここで、前記操作レバー17aの回動量に応じて前記打球発射装置16によるパチンコ球の打球力が強弱変化するよう構成されており、遊技者が操作レバー17aの回動量を操作することで、前記遊技盤20に形成された第1球流下経路21(後述)をパチンコ球が流下する所謂「左打ち」と、該遊技盤20に形成された第2球流下経路22(後述)をパチンコ球が流下する所謂「右打ち(ゴム打ち)」とを打ち分け得るようになっている。
(遊技盤20について)
前記遊技盤20は、図3に示すように、所定板厚の略矩形状に形成された木材板の表面に、各種絵柄等が描かれた合成樹脂シート(図示せず)等を貼付けて装飾した板部材であって、該遊技盤20の表面(盤面)に配設された略円形状に湾曲形成する案内レール23により、パチンコ球が流下可能な遊技領域20aが画成されている。また、前記遊技盤20の裏面に、前記図柄表示装置18が取り付けられた設置部材19(図4参照)が配設されている。
前記案内レール23は、図3に示す如く、遊技盤20の左下部から右上部に至るよう左方向に膨出する円弧状に形成された外レール24と、遊技盤20の右上部、右下部および左上部に至るよう右方向に膨出する円弧状に形成された内レール25,26とから構成されている。前記内レール25,26は、外レール24の右上端部に連接して遊技盤20の右上部から下部に亘って配設され、左端縁が右方に凹む円弧状に形成された盤面飾り部材25と、遊技盤20の下部から左上部に亘って配設されて盤面飾り部材25の下端部に連接し、前記外レール24の右方(内側)に離間して位置するレール部材26とから構成され、該外レール24およびレール部材26により1個のパチンコ球が通過可能な発射通路23aが画成されている。ここで、前記内レールを構成するレール部材26は、前記遊技盤20の左上部に開放端を臨ませて外レール24との間に遊技領域20aに開口する打出し口23bを画成するよう構成されて、前記打球発射装置16から発射されたパチンコ球が発射通路23aの下方開口から飛翔して、レール部材26の開放端側の打出し口23bから遊技領域20a内に打ち出されるようになっている。
図3に示す如く、前記外レール24と盤面飾り部材25との接続位置は、外レール24および盤面飾り部材25の曲率の相違から段差が形成されており、該段差部分に緩衝ゴム(減勢部)27が配設されている。すなわち、前記外レール24の終端位置に臨むよう緩衝ゴム27が配設されて、前記打球発射装置16から発射されて外レール24に沿って終端位置まで移動して緩衝ゴム27に当接したパチンコ球を減勢し得るようになっている。なお、前記緩衝ゴム27は、前記第2球流下経路22に位置している。
(遊技盤20の装着口28)
前記遊技盤20には、図4または図6に示す如く、前後に貫通する装着口28が前記遊技領域20a内に複数開設されて、各装着口28に対して各種部品が前側から取り付けられると共に、遊技領域20aの最下部位置には、該遊技領域20aに打ち出されたパチンコ球を排出する第1アウト口29が開設されている。また、前記遊技盤20には、前記遊技領域20a内に多数の遊技釘30が植設されており、遊技領域20aを流下するパチンコ球が遊技釘30に接触することでパチンコ球の流下方向を不規則に変化させるようになっている。なお、前記装着口28の形成数は、遊技盤20に対して取り付けられる各種部品の個数や配設位置等により必要に応じて適宜決定される。
実施例の前記遊技盤20には、図4に示す如く、前記案内レール23で囲まれた遊技領域20aの略中央の大部分が開口する第1装着口28に、前後に開口する開口部31aが形成された枠状装飾部材31が取り付けられ、該枠状装飾部材31の開口部31aを介して図柄表示装置18の表示部が遊技盤20の前面側に臨むよう構成されている。そして、第1装着口28(枠状装飾部材31)の下方に開設された第2装着口28(図6参照)に、遊技領域20a(後述する第1球流下経路21)を流下するパチンコ球が入賞可能な第1始動入賞口32aを有する第1始動入賞装置32が取り付けられ、該第2装着口28(第1始動入賞装置32)の右方から上方にかけて開設された第3装着口28に、遊技領域20a(後述する第2球流下経路22)を流下するパチンコ球が入賞可能な特別入賞装置33が取り付けられている(図11参照)。また、実施例のパチンコ機10では、前記枠状装飾部材31における特別入賞装置33の上方であって第2球流下経路22に臨む位置に、該第2球流下経路22を流下するパチンコ球が入賞可能な第2始動入賞口34aを有する第2始動入賞装置34が取り付けられている。
実施例のパチンコ機10では、前記第1始動入賞装置32に設けられた第1始動入賞口32aまたは第2始動入賞装置34に設けられた第2始動入賞口34aに遊技領域20aを流下するパチンコ球が入賞することで、前記図柄表示装置18において図柄が変動表示されて図柄変動演出が展開され、該図柄変動演出の結果、図柄表示装置18に所定の図柄組み合わせ(例えば同一図柄の3つ揃い等)で図柄が停止表示されることで所謂大当り(当り)が発生し、大当りの発生に伴って前記特別入賞装置33が開放して多数の賞球を獲得し得る機会が与えられるようになっている。ここで、後述するように、前記第1始動入賞装置32は、第1始動入賞口32aが遊技領域20aに常時開放する常時開放型の入賞装置とされ、前記第2始動入賞装置34は、所定の開放条件および閉鎖条件(何れも後述)に従って第2始動入賞口34aが開閉部材35により開閉される開閉型の入賞装置とされている。そして、前記特別入賞装置33は、開閉体33aにより特別入賞口33e(図11参照)を常には閉鎖(入賞不能状態と)するよう構成され、大当りの発生に伴って特別入賞口33eを開放(入賞可能状態と)するよう構成されている。
(枠状装飾部材31について)
前記遊技盤20に配設される前記枠状装飾部材31は、図4に示す如く、前記遊技盤20に開設された前記第1装着口28の内側に沿って延在する環状に形成された枠状基部37と、該枠状基部37に設けられて前記遊技盤20の前面より前方に突出し、前記遊技領域20aと図柄表示装置18の表示部(表示領域)を区切る庇状部38と、該庇状部38の後縁から外方に延出する薄板状の台板部39とを備える。そして、前記枠状基部37を第1装着口28に挿入すると共に台板部39を遊技盤20の前面に当接した状態で、該台板部39をネジ等の固定手段で遊技盤20に固定することで、枠状装飾部材31が遊技盤20に取り付けられる。ここで、前記庇状部38は、図3に示す如く、前記枠状装飾部材31(枠状基部37)の左側縁の中間位置から上縁および右下縁に亘って連続して延在するよう設けられており、図柄表示装置18の前面側を横切ってパチンコ球が流下(落下)するのを規制している。
前記枠状装飾部材31には、図3,図4に示す如く、開口部31aの下側に、ステージ42が配設されると共に、開口部31aの左側に、遊技領域20aに開口して該遊技領域20aを流下するパチンコ球を取込んでステージ42に案内する球導入部43が設けられ、該球導入部43からステージ42に通出されたパチンコ球は、ステージ42上を左右に転動した後に、前記第1始動入賞装置32が配設されている遊技領域20aに排出される。またステージ42の後端縁には、左右方向の全長に亘って上側に向けて所定高さで立上がる透明壁44が設けられ、ステージ42上を転動するパチンコ球が図柄表示装置18の表示部側に移動するのを該透明壁44で防止している。なお、実施例では、枠状装飾部材31の枠状基部37や庇状部38の前側に、各種の意匠が施された光透過性の装飾部品41が配設され、該装飾部品41および透明壁44によって前記図柄表示装置18の表示部を前側に臨ませる開口部31aが画成されている。
前記庇状部38は、図3に示す如く、最上部位置から左右方向に下方傾斜するよう形成されて、遊技領域20aに打ち出されたパチンコ球が庇状部38上で滞ることなく前記枠状装飾部材31の左側方または右側方へ誘導されるよう形成されている。すなわち、前記遊技盤20に画成された遊技領域20aには、前記枠状装飾部材31の左側方をパチンコ球が流下する第1球流下経路21、および該枠状装飾部材31の上方から右側方をパチンコ球が流下する第2球流下経路22が設けられており、前記打出し口23bから遊技領域20aに打ち込まれたパチンコ球は、第1球流下経路21および第2球流下経路22の何れかを流下するよう構成される。換言すると、前記打球発射装置16により遊技領域20a内に発射されたパチンコ球は、到達位置に応じて前記枠状装飾部材31およびレール部材26(内レール25,26)の間に形成される第1球流下経路21か、或いは枠状装飾部材31、外レール24および盤面飾り部材25(内レール25,26)の間に形成される第2球流下経路22の何れかを流下する。そして、実施例に係るパチンコ機10では、前記第1球流下経路21をパチンコ球が流下する場合(左打ちした場合)に、パチンコ球が第2球流下経路22を流下する場合に較べて第1始動入賞装置32の第1始動入賞口32aにパチンコ球が入賞する可能性が高くなるよう構成されると共に、該第2球流下経路22をパチンコ球が流下する場合(右打ちの場合)に、パチンコ球が第1球流下経路21を流下する場合に較べて特別入賞装置33の特別入賞口33eや第2始動入賞装置34の第2始動入賞口34aへパチンコ球が入賞する可能性が高くなるよう構成されている。なお、庇状部38における前記開口部31aの上方に臨む略弧状に形成されている領域において、外レール24との離間間隔は、パチンコ球1個分の幅寸法より大きく、かつ遊技球2個分の幅寸法より小さな幅寸設に設定されている。
(設置部材19について)
前記設置部材19は、前記遊技盤20の外郭形状より僅かに小さな形状に形成された略矩形状の背面板45と、該背面板45の外周縁部から前方に突出する画壁部46とから前方に開口した箱状に形成されて、該画壁部46の開口前端部を遊技盤20の裏面に当接させた状態で、当該遊技盤20と設置部材19とがネジにより固定される。そして、前記設置部材19において前記遊技盤20との間に画成される空間に、各種の可動演出装置71や各種の発光装置73等が設置されて、設置部材19を基材とする1つのユニットとして扱い得るようになっている。また、前記設置部材19の背面板45には、前記枠状装飾部材31の開口部31aと前後に整列する位置に、略矩形状の開口部19aが前後に開口するよう開設されると共に、該背面板45の裏側に前記図柄表示装置18が着脱自在に取り付けられて、該開口部19aを介して図柄表示装置18の表示部が遊技盤20の前側に臨むようになっている。
(第1始動入賞装置32について)
前記第1始動入賞装置32は、第1始動入賞口32aを遊技領域20a内で常に上方へ開口する常時開放タイプの入賞口とされる。
(第2始動入賞装置34について)
前記第2始動入賞装置34は、図3,図5に示す如く、前記枠状装飾部材31の右側部、すなわち前記第2球流下経路22に臨む部位に設けられるものであって、第2始動入賞口34aを開閉する開閉電動式の可変入賞装置とされる。すなわち、第2始動入賞装置34は、枠状装飾部材31に形成されて右方向(第2球流下経路22)に開口するよう開設された第2始動入賞口34aをフラップ状の開閉部材35により閉鎖するよう構成されており、該開閉部材35が右方向に傾倒することで、該第2始動入賞口34aが第2球流下経路22内に開口するようになっている。第2始動入賞装置34は、開閉部材35を開閉作動する駆動手段としてのソレノイド47を備え、該ソレノイド47は、開閉部材35に連繋する連繋部材48にプランジャ47aの延出端が連結されて、該ソノレイド47の励磁、非励磁によってプランジャ47aを進退移動することで、開閉部材35が開閉作動されるよう構成される。ソレノイド47は、図8,図9に示す如く、プランジャ47aの進退方向が遊技盤20の盤面に沿った左右方向となる姿勢で配置されている。また、第2始動入賞口34aは、枠状装飾部材31に形成された第1連絡通路49に連通され、該第1連絡通路49は枠状装飾部材31の裏側で開口し、該第1裏開口49aが、後述する球排出経路部材54に形成された入賞球排出経路57の一端に連通接続される。なお、第1裏開口49aは、前記ソレノイド47の配設位置より下方において、プランジャ47aの延出端側の下方で裏側に開口している。
(球通過ゲート36について)
前記遊技盤20には、図3に示す如く、前記枠状装飾部材31より右側に画成されている前記第2球流下経路22に、パチンコ球が通過可能な球通過ゲート36が配設されている。球通過ゲート36には、該ゲート36をパチンコ球が通過したことを検知するゲートセンサ(図示せず)が配設される。そして、ゲートセンサが接続される図示しない制御装置は、該ゲートセンサの球検知に基づき前記第2始動入賞装置34の開閉部材35を開放するか否かの始動口開放抽選を行なうよう構成されている。そして、始動口開放抽選に当選した場合に、制御装置は前記第2始動入賞装置34(ソレノイド47)を制御して開閉部材35を開放するよう設定される。
(特別入賞装置33について)
前記特別入賞装置33は、特別入賞口33eが開閉体33aで常には閉鎖されており、前記図柄表示装置18での図柄変動の結果、図柄表示装置18の表示部に所定の図柄組み合わせ(例えば同一図柄の三つ揃い等)で図柄が停止表示されることで所謂「大当り」が発生し、これにより開閉体33aが開放するよう前記制御装置によって作動制御されて、特別入賞口への入賞により多数の賞球を獲得し得るようになっている。特別入賞口33eは、後述する球排出経路部材54に形成された特別入賞球排出経路58の一端に連通接続される。なお、特別入賞装置33を構成する装置本体33bには、前記特別入賞口33eより下側に、遊技領域20aを流下するパチンコ球が入賞可能な普通入賞口50が設けられており(図3,図4参照)、該普通入賞口50は、前記球排出経路部材54に形成された普通入賞球排出経路59の一端に連通接続される。
前記特別入賞装置33の装置本体33bには、前記開閉体33aを開閉作動する作動機構(図示せず)を収容するための空間を本体内部に画成するため、装置本体33bの後壁の一部を後方に突出している。そして、装置本体33bの後壁に形成された突出部分33cは、装置本体33bを第3装着口28に取り付けた状態で遊技盤20の後方に突出するようになっている。また、装置本体33bには、図11に示す如く、前記突出部分33cから後方に突出する通路形成部33dが設けられ、該通路形成部33dに下向きに開放する開口33fが設けられている。そして、特別入賞口33eは、球排出経路部材54の特別入賞球排出経路58に開口33fを介して接続されるようになっている。なお、通路形成部33dには、該通路形成部33dの開口33eを通出するパチンコ球(特別入賞口33eに入賞したパチンコ球)を検出可能な特別入賞検出スイッチ74が配設されている。
(第2アウト口52について)
前記枠状装飾部材31には、前記第2始動入賞装置34が配設された右側部に、第2球流下経路22を流下するパチンコ球を回収して機裏側に通出可能な第2アウト口(アウト口)52が、第2始動入賞装置34の上側に設けられている。第2アウト口52は、枠状装飾部材31に形成された第2連絡通路53に連通され、該第2連絡通路53は枠状装飾部材31の裏側で開口し、該第2裏開口53aが、後述する球排出経路部材54に形成されたアウト球排出経路60の一端に連通接続される。第2裏開口53aは、図9に示す如く、前記ソレノイド47の配設位置より上方において、プランジャ47aの延出端側の上方において裏側に開口している。すなわち、第2裏開口53aは、前記第1裏開口49aの上方に離間して設けられている。
(球排出経路部材54について)
図5に示す如く、前記設置部材19には、前記第2始動入賞口32a、特別入賞口33e、普通入賞口50に入賞したパチンコ球(セーフ球)および第2アウト口52に入球したパチンコ球(アウト球)を排出案内する球排出経路部材54が配設されている。この球排出経路部材54は、図7,図8に示す如く、設置部材19にネジ止め固定される第1基体55と、該第1基体55に対して前側からネジ止め固定される第2基体56とから構成され、両基体55,56を前後の関係で組み付けることで、第2始動入賞口32aに入賞したパチンコ球を排出案内する入賞球排出経路57、特別入賞口33eに入賞したパチンコ球を排出案内する特別入賞球排出経路58、普通入賞口50に入賞したパチンコ球を排出案内する普通入賞球排出経路59および、第2アウト口52に入球したパチンコ球を排出案内するアウト球排出経路60が形成されるよう構成してある。なお、各入賞口32a,33e,50に対するパチンコ球の入賞および第2アウト口52に対するパチンコ球の入球について、区別しない場合は通入という場合がある。
(入賞球排出経路57について)
図7,図8に示す如く、前記球排出経路部材54に形成される入賞球排出経路57は、上下方向に延在するように形成されたものであって、前記第2基体56に形成された入賞用開口56aを介して前方に開口し、該入賞用開口56aから球排出経路部材54の下端まで延在している。球排出経路部材54には、入賞球排出経路57の下端で下方に向けて開口する第1排出口61が形成され、入賞球排出経路57を流下するパチンコ球は、第1排出口61から機外に排出されるよう構成される。入賞球排出経路57は、前記入賞用開口56aが上端で開口する第1入賞用縦通路57aと、該第1入賞用縦通路57aの下端に連通されて前記第1排出口61が下端で開口する第2入賞用縦通路57bとを備える。そして、球排出経路部材54には、第1入賞用縦通路57aを流下するパチンコ球(第2始動入賞口34aに入賞したパチンコ球)を検出可能な前記始動入賞検出スイッチ62が配設されている。なお、第1入賞用縦通路57aに対して第2入賞用縦通路57bは、後方に所定量だけ偏倚して形成されており、第1入賞用縦通路57aは第2入賞用縦通路57bに向かうにつれて後方傾斜するよう形成されている。また、第1入賞用縦通路57aに対して第2入賞用縦通路57bは、右方に所定量だけ偏倚して形成されて前記ソレノイド47の下方に位置しており、第1入賞用縦通路57aは第2入賞用縦通路57bに向かうにつれて右方に傾くように形成される。すなわち、入賞球排出経路57は、両縦通路57a,57bの接続部より上側の部位において、後方および右方(側方)に傾くように形成されている。
(アウト球排出経路60について)
図7,図8に示す如く、前記球排出経路部材54に形成されるアウト球排出経路60は、前記第1基体55に形成されたアウト用開口55aを介して前方に開口すると共に、該アウト用開口55aから右側方に向けて横方向に延在するアウト用横通路60aと、該アウト用横通路60aの右端に連通接続して下方に延在する第1アウト用縦通路60bと、該第1アウト用縦通路60bの下端に連通接続して下方に延在する第2アウト用縦通路60cとを備える。アウト用横通路60aは、前記ソレノイド47の上方を横方向に延在すると共に、第1アウト用縦通路60bは、該ソレノイド47の右方(プランジャ47aの延出側とは反対側の側方)を縦方向に延在するよう構成されている。また第1アウト球縦通路60bは、ソレノイド47の右方を下側に向けて所定長さ延在した後に、前記第2入賞用縦通路57bに近接するように傾斜して延在し、該傾斜部分の下端部において第2アウト用縦通路60cに連通するよう構成される。そして、第2アウト用縦通路60cは、第1アウト用縦通路60bとの連通部から所定長さ下側において、第2入賞用縦通路57bに対して並列状態で下方に延在した後に、該第2入賞用縦通路57bの途中に連通接続されている(図7参照)。すなわち、前記枠状装飾部材31に形成した第2始動入賞口34aの上側に位置する第2アウト口52に入球したパチンコ球を排出するアウト球排出経路60は、該第2始動入賞口34aを開閉作動するためのソレノイド47を迂回するように延在した後に、第2始動入賞口34aに入賞したパチンコ球を排出する入賞球排出経路57に連通するよう構成される。従って、実施例の球排出経路部材54では、第2始動入賞口34aに入賞したパチンコ球および第2アウト口52に入球したパチンコ球は、球排出経路部材54の下端部で集合して前記第1排出口61から排出される。
前記アウト球排出経路60では、アウト用横通路60aに対して第1アウト用縦通路60bが後方に所定量だけ偏倚して形成されており、アウト用横通路60aと第1アウト用縦通路60bとの接続部ではアウト球排出経路60が下側に向かうにつれて後方傾斜するよう形成されている。また、第1アウト用縦通路60bに対して第2アウト用縦通路60cも後方に所定量だけ偏倚して形成されており、第1アウト用縦通路60bは、第2アウト用縦通路60cに向かうにつれて後方傾斜するよう形成されている。更に、第1アウト用縦通路60bに対して第2アウト用縦通路60cは、左方に所定量だけ偏倚して形成されて前記ソレノイド47の下方に位置しており、第1アウト用縦通路60bは第2アウト用縦通路60cに向かうにつれて左方に傾くように形成される。そして、アウト球排出経路60の第2アウト用縦通路60cと、前記入賞球排出経路57の第2入賞用縦通路57bとが、前後方向の位置が揃った並列状態で上下方向に延在するよう構成される。すなわち、入賞球排出経路57とアウト球排出経路60とは、ソレノイド47の左右両側の位置から下側に向かうにつれて相互に近接するよう延在して、該ソレノイド47の下方において並列となるよう構成される。なお、第2アウト用縦通路60cおよび第2入賞用縦通路57bの内部には、上下方向に離間して複数の突起63が設けられ、該突起63にパチンコ球が接触することで流下速度を緩和するようにしてある。
前記球排出経路部材54には、前記アウト球排出経路60におけるアウト用横通路60aおよび第1アウト用縦通路60bにより囲まれた部分に、前方に開口する収容凹部64が画成され、該収容凹部64に、前記ソレノイド47が収容されるよう構成される(図13参照)。すなわち、アウト用横通路60aおよび第1アウト用縦通路60bは、ソレノイド47に対して上下方向および左右方向で重なるように形成されて、該ソレノイド47や球排出経路部材54を配設するために遊技盤20の後方に必要となる設置スペースを小さくし得るようなっている。なお、第1基体55には、収容凹部64の後面を画成する部分に複数の放熱孔64aが形成されており、該収容凹部64に収容されたソレノイド47が発する熱を該放熱孔64aから放熱し得るよう構成される。
(特別入賞球排出経路58について)
前記球排出経路部材54には、図7に示す如く、前記入賞球排出経路57の左側に隣接して特別入賞球排出経路58が上下方向に延在するよう形成されている。球排出経路部材54には、特別入賞球排出経路58の上端で上方に向けて開口する特別用開口65が形成されている。そして、球排出経路部材54を配設した設置部材19を遊技盤20の裏側に組み付けた状態で、図11に示す如く、前記特別入賞装置33の通路形成部33dが特別用開口65の上側に臨んで、該通路形成部33dに開設した開口33fが特別用開口65に連通するよう構成される。すなわち、特別入賞球排出経路58は、特別用開口65および開口33fを介して前記特別入賞装置33の特別入賞口33eに連通接続される。
前記球排出経路部材54には、特別入賞球排出経路58の下端で下方に向けて開口する第2排出口66が前記第1排出口61の左側に隣接して形成されており、特別入賞口33eに入賞したパチンコ球は、第2排出口66から機外に排出されるよう構成される。なお、特別入賞球排出経路58の内部には、上下方向に離間して複数の突起63が設けられ、該突起63にパチンコ球が接触することで流下速度を緩和するようにしてある。
(普通入賞球排出経路59について)
前記球排出経路部材54には、図7に示す如く、前記特別入賞球排出経路58の左側に隣接して普通入賞球排出経路59が上下方向に延在するよう形成されている。球排出経路部材54には、普通入賞球排出経路59の上部で前方に向けて開口する普通用開口67が形成されており、該普通入賞球排出経路59は、普通用開口67を介して前記普通入賞口50に連通接続される。また球排出経路部材54には、普通入賞球排出経路59の下端で下方に向けて開口する第3排出口68が前記第2排出口66の左側に隣接して形成されており、普通入賞口50に入賞したパチンコ球は、第3排出口68から機外に排出されるよう構成される。すなわち、球排出経路部材54には、左右方向に並んで3つの排出口61,66,68が形成されている。なお、球排出経路部材54には、普通入賞球排出経路59を流下するパチンコ球(普通入賞口50に入賞したパチンコ球)を検出可能な普通入賞検出スイッチ69が配設されている。
(空間S1,S2について)
前記球排出経路部材54を前記設置部材19の背面板45の前側に配設した状態で、前記アウト球排出経路60におけるアウト用横通路60a、第1アウト用縦通路60bおよび入賞球排出経路57における第1入賞用縦通路57aの形成部の裏面と、背面板45の前面との間に上方および左側方(開口部19aの中央側)に開放する第1空間S1が画成される(図11,図12参照)。そして、背面板45に配設した後述する可動部材70が、該第1空間S1内を移動可能に構成されている。また、設置部材19を遊技盤20の裏側に配設した状態で、前記アウト球排出経路60における第2アウト用縦通路60cおよび入賞球排出経路57における第2入賞用縦通路57bの形成部の前面と遊技盤20の裏面との間に第2空間S2が画成され、該第2空間S2に前記特別入賞装置33における遊技盤20の裏面から後方に突出する前記突出部分33cが収容されるよう構成される(図11参照)。なお、実施例の球排出経路部材54では、第1入賞用縦通路57aと第2アウト用縦通路60cとが並列に延在する上下方向の全領域の内、特別入賞装置33の突出部分33cに対応する領域が遊技盤20の裏面から後方に離間するように折曲することで、前記第2空間S2を画成するようになっている。
(可動演出装置71について)
前記設置部材19には、前記第2球流下経路22の裏側に臨む部分に、左右方向に往復移動自在な可動部材70を備えた可動演出装置71が配設されており、前記図柄表示装置18で行なわれる図柄変動演出に合わせて可動部材70を作動させることで、遊技の興趣を向上するよう構成してある。可動部材70は、前記背面板45における開口部19aの下端縁より上側に延在して、該背面板45の前面に沿って左右方向に直線的に往復移動可能に支持されている。また可動演出装置71は、図10に示す如く、前記背面板45における開口部19aの下端縁より下方に配設されて可動部材70に連繋した駆動機構72を備え、該駆動機構72によって可動部材70は、前記枠状装飾部材31の開口部31aに臨んで前側に露出する第1位置と、開口部31aの中央側から第1位置より離れて枠状装飾部材31および遊技盤20の裏側に隠れる第2位置(図12,図13参照)との間を往復移動するよう構成される。そして、可動部材70は、図11に示す如く、第2位置において背面板45と球排出経路部材54との間に画成される前記第1空間S1に下端部が収容されるようになっている。
(発光装置73について)
前記球排出経路部材54には、第2位置に位置する可動部材70の前方に臨む発光装置73が配設されている。発光装置73は、第2位置に位置する可動部材70と前記枠状装飾部材31の装飾部品41との間に臨んでおり、該発光装置73に設けたLED等の発光体(図示せず)を点灯することで、装飾部品41を裏側から照らして明輝させ得るよう構成される。なお、発光装置73の厚みは、前記アウト用横通路60aと第1アウト用縦通路60bとの前後方向の偏倚量と略同じに設定されると共に、該発光装置73は、アウト用横通路60aと第1アウト用縦通路60bとの段差部分の上方に延在するように配設してある(図6参照)。
(遊技状態について)
ここで、実施例のパチンコ機10では、遊技が行なわれる遊技状態として3つの状態が設定されている。すなわち、パチンコ機10において通常行なわれる通常状態と、該通常状態に較べて大当りの発生確率が高く、かつ前記第2始動入賞装置34の第2始動入賞口34aへの入賞確率が高く設定された確率変動状態と、通常状態に較べて大当りの発生確率が同等で、かつ第2始動入賞装置34の第2始動入賞口34aへの入賞確率が高く設定された入賞率向上状態が設定されている。そして、前記第1始動入賞口32aまたは第2始動入賞口34aへパチンコ球が入賞した際に、前記遊技状態を変更するか否かが前記制御装置で決定される。
また、前述したように、前記球通過ゲート36をパチンコ球が通過したことをゲートセンサが検出したことを契機として始動口開放抽選が行なわれ、該始動口開放抽選の結果が当選の場合に、第2始動入賞口34aを開放するよう第2始動入賞装置34が駆動制御される。すなわち、実施例のパチンコ機10では、前記球通過ゲート36のゲートセンサがパチンコ球を検出して行なわれる始動口開放抽選の結果が当選となることが、前記第2始動入賞装置34の第2始動入賞口34aを開放する開放条件とされている。
そして、前記第2始動入賞口34aを開放してから所定の閉鎖条件が成立することで、該第2始動入賞口34aが閉鎖されるようになっている。ここで、前記第2始動入賞口34aを閉鎖する閉鎖条件としては、例えば前記開閉部材35が入賞許容位置に移動してからの経過時間(第2始動入賞口34aの開放時間)や、第2始動入賞口34aへの設定数のパチンコ球の入賞等が挙げられるが、これに限られるものではない。すなわち、パチンコ機10において入賞口を開閉する開閉式の始動入賞装置に採用される開閉部材35の開放条件および閉鎖条件に従って第2始動入賞装置34が駆動制御される。
(特定条件について)
また、実施例のパチンコ機10では、前記第2始動入賞装置34の第2始動入賞口34aを開放する開放条件および該第2始動入賞口34aを閉鎖する閉鎖条件は、遊技状態に応じて設定されている。すなわち、遊技状態が前記確率変動状態および入賞率向上状態の場合には、遊技状態が通常状態の場合に較べて、前記第2始動入賞装置34の第2始動入賞口34aが開放され易くなるよう前記開放条件や閉鎖条件が設定されて、第2始動入賞口34aへの入賞率を高くするよう構成されている。具体的には、実施例では、遊技状態が前記確率変動状態および入賞率向上状態の場合には、遊技状態が通常状態の場合に較べて、前記始動口開放抽選の結果が確定するまでの時間が短くなるよう設定されると共に、第2始動入賞口34aの1回の開放毎の開放時間を長く設定することで、確率変動状態および入賞率向上状態における第2始動入賞口34aへの入賞確率を高くしている。例えば、遊技状態が通常状態の場合には、始動口開放抽選の結果が確定するまでの時間が略30秒で、かつ第2始動入賞口34aの開放時間が0.1秒/1回に設定されるのに対し、遊技状態が確率変動状態および入賞率向上状態の場合には、始動口開放抽選の結果が確定するまでの時間が略2秒で、かつ第2始動入賞口34aの開放時間が2秒/1回に設定されている。
そして、前記特別入賞装置33および第2始動入賞装置34の夫々を、前記遊技盤20の右側部に配置したことで、パチンコ球が第1球流下経路21を流下する場合に較べて、前記第2球流下経路22を流下する場合の方が、各入賞装置33,34に入賞し易くなっている。従って、実施例のパチンコ機10は、特定の条件が成立した場合(大当り状態、遊技状態が確率変動遊技状態または時間短縮遊技状態となった場合)に、パチンコ球を第2球流下経路22へ打ち出す「右打ち(ゴム打ち)」を実施し、特定条件が不成立の場合には、パチンコ球を第1球流下経路21へ打ち出す「左打ち」を実施することで、所定の遊技が行なわれるよう構成されている。このように、遊技者が遊技状態(特定条件の成立・不成立)に応じて前記操作ハンドル17を操作してパチンコ球の打ち出し位置を変更するよう構成することで、遊技者に能動的な遊技参加を促し、遊技の興趣を高めるようになっている。すなわち、実施例において特定条件の成立とは、パチンコ球を第2球流下経路22へ打ち出す「右打ち(ゴム打ち)」を実施するのに適した条件の成立をいうものである。
(実施例の作用)
次に、前述のように構成された実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
前記前枠13の前面側に設けられた前記操作ハンドル17の操作レバー17aを遊技者が回転操作すると、前記打球発射装置16から発射されたパチンコ球が前記遊技盤20に設けた案内レール23により画成された発射通路23aを通って打出し口23bから遊技領域20a内に打ち出される。このとき、前記操作レバー17aの回動量に応じてパチンコ球の打ち出し位置が変化し、打ち出し位置に応じて遊技領域20aの第1球流下経路21または第2球流下経路22をパチンコ球が流下する。前記特定条件が成立していない状態(大当り状態、確率変動状態、入賞率向上状態となっていない状態)では、第1球流下経路21を流下する「左打ち」となるようパチンコ球が打ち出されて、前記第1始動入賞装置32にパチンコ球が入賞すると、前記制御装置の制御に基づいて前記図柄表示装置18での図柄変動演出が開始され、図柄変動演出の結果、図柄表示装置18に所定の図柄組み合わせが表示されると大当りが発生する。大当りが発生すると、図柄表示装置18に表示された図柄組み合わせに応じて、前記遊技盤20の右方(第2球流下経路22)に設けられた特別入賞装置33が開放されると共に、前記制御装置の制御に基づいて図柄表示装置18において大当り演出が行なわれる。なお、第1始動入賞口32aや普通入賞口50に入賞することなく遊技領域20aの最下部まで流下したパチンコ球は、前記第1アウト口29に入球して機裏側に回収される。
実施例に係るパチンコ機10では、特定条件が成立する前記大当りの発生や、確率変動状態や入賞率向上状態へ移行した際に、遊技者は操作レバー17aの回動量を調節してパチンコ球を第2球流下経路22に向けて打ち出す右打ちを行なう。すなわち、遊技者は打球発射装置16の打球力を強めるように操作レバー17aを右回転させるので、前記打出し口23bから打ち出されたパチンコ球は、前記外レール24に沿って枠状装飾部材31の右側に打ち込まれる。
遊技者は右打ちを行なう場合、前記球通過ゲート36にパチンコ球が多数通過することで、始動口開放抽選が数多く行なわれることを期待し、該始動口開放抽選が当選して前記開閉部材35が作動することで第2始動入賞口34aが開放した場合は、該第2始動入賞口34aに多数のパチンコ球が入賞することを期待する。この場合において、実施例のパチンコ機10では、前述したように枠状装飾部材31に配設した第2始動入賞装置34の上側に、パチンコ球を機裏側に回収する第2アウト口52が設けられている。従って、第2始動入賞口34aが開放した状態では、パチンコ球が第2始動入賞口34aに入るのか第2アウト口52に入るのかに遊技者の関心を惹きつけることができ、緊張感を持って遊技を行なわせることができる。
すなわち、第2始動入賞口34aを開閉する開閉部材35を開放作動した状態であっても、第2球流下経路22を流下するパチンコ球が第2アウト口52に入球する可能性があり、適正な出球率を確保することが可能となる。言い替えれば、前記枠状装飾部材31の右側に形成される第2球流下経路22が狭くなっても適正な出球率を確保し得るので、図柄表示装置18や枠状装飾部材31の大型化が可能で、図柄変動演出の多様化やインパクトを高め、遊技の面白みを増大させることができる。
前記第2始動入賞口34a、特別入賞口33eおよび普通入賞口50に入賞したパチンコ球は、前記設置部材19に配設された球排出経路部材54に形成された各排出経路57,58,59を介して機外に排出される。また、第2アウト口52に入球したパチンコ球は、球排出経路部材54に形成されたアウト球排出経路60を介して機外に排出される。すなわち、第2始動入賞口34a、特別入賞口33e、普通入賞口50および第2アウト口52に通入したパチンコ球を機外に排出する各排出経路57,58,59,60を、1つの球排出経路部材54に纏めて形成したので、複数の排出経路57,58,59,60を備えた球排出経路部材54を1つのユニットとして扱うことができ、設置部材19に対する組み付けや取り外しが容易となる。
前記第2始動入賞口34aの上側に形成される第2アウト口52に入球したパチンコ球を機外に排出するアウト球排出経路60を、該第2始動入賞口34aを開閉する開閉部材35を作動するためのソレノイド47の上方および側方に迂回するように延在させたので、該ソレノイド47の後方にアウト球排出経路60が延在するように形成する場合に比べて遊技盤20の後方に必要となる設置スペースを小さくすることができる。また、アウト球排出経路60は、ソレノイド47の側方を迂回させた第1アウト用縦通路60bを、該ソレノイド47の下方に向けて斜めに延在させた後に、該第1アウト用縦通路60bに連通する第2アウト用縦通路60cを、前記第2始動入賞口34aに入賞したパチンコ球を排出する入賞球排出経路57の第2入賞用縦通路57bに並列に延在させるよう形成したので、該ソレノイド47の下方における球排出経路部材54をコンパクトにすることができる。また、前記ソレノイド47は、図8,図9に示す如く、プランジャ47aの進退方向が遊技盤20の盤面に沿った左右方向となる姿勢で配置されているので、ソレノイド47の遊技盤裏方への突出寸法を抑えることができる。
前記球排出経路部材54は、前記遊技盤20に配設された特別入賞装置33における遊技盤20の後方への突出部分33cを避けるように後方に折曲することで、遊技盤20との間に第2空間S2を画成し、該第2空間S2に特別入賞装置33の突出部分33cを収容している(図11参照)。すなわち、第2始動入賞口34aの下方に位置する特別入賞装置33に設けられた突出部分33cとの干渉を避けるために前記入賞球排出経路57とアウト球排出経路60とを左右方向に離間して設ける必要はなく、特別入賞装置33の配設位置において左右方向に大きなスペースを必要としない。これにより、左右方向のスペースの有効利用を図り得る。
前記特別入賞装置33の突出部分33cとの干渉を避けるために入賞球排出経路57およびアウト球排出経路60を後方に折曲した部分より上側には、球排出経路部材54(アウト用横通路60a)と背面板45との間に第1空間S1が画成されている。そして、前記背面板45に配設した可動演出装置71の可動部材70が、該第1空間S1を移動するようになっている(図12,図13参照)。すなわち、球排出経路部材54の両排出経路57,60の途中を後方に折曲することにより生ずる第1空間S1を、可動部材70が移動する領域として有効利用することができる。このように実施例のパチンコ機10では、複数の球排出経路57,60が形成される球排出経路部材54を、上下方向の途中において後方に折曲することで、該折曲部の上方裏側に画成される第1空間S1を可動部材70の収容空間として利用すると共に、折曲部の下方前側に画成される第2空間S2を特別入賞装置33の突出部分33cの収容空間として利用することができ、該球排出経路部材54の前後のスぺースを有効に利用し得る。また、前記可動部材70が枠状装飾部材31や遊技盤20の裏側に隠れる第2位置に位置する際に、前記装飾部品41を裏側から明輝させる前記発光装置73を、球排出経路部材54に対してアウト用横通路60aと第1アウト用縦通路60bとの段差部分の上方に延在するように配設したので、該発光装置73によって前記第1空間S1が圧迫されることはなく、大型の可動部材70を収容する空間を確保することができる。
(変更例)
なお、遊技機の構成としては、実施例のものに限らず、種々の変更が可能である。
(1) 実施例では、アウト球排出経路と入賞球排出経路とを下流端部で合流して1つの排出口(第1排出口)からパチンコ球を排出するよう構成したが、各排出経路が夫々独立した排出口を備えるものであってもよい。
(2) 実施例では、アウト球排出経路と入賞球排出経路とを同一部材(球排出経路部材)に形成した場合で説明したが、独立した経路部材に形成したものであってもよい。
(3) 実施例では、アウト球排出経路および入賞球排出経路を、前後方向に偏倚する複数の通路で夫々構成したが、両排出経路は、各通路が前後方向に偏倚することなく同一平面内を延在する構成を採用し得る。
(4) 実施例では、球排出経路部材に特別入賞球排出経路および普通入賞球排出経路を形成した場合で説明したが、これら特別入賞球排出経路および普通入賞球排出経路は、別の経路部材に形成するようにしてもよい。
(5) 実施例では、遊技盤を木材板で形成したが、これに限られるものではなく、遊技盤を合成樹脂材から透明または不透明に形成するようにしてもよい。
(6) 実施例では、遊技機としてパチンコ機を例示して説明したが、これに限られるものではなく、アレンジボール機やピンボール機、スロットマシン機等の各種遊技機を採用し得る。
遊技機に関しては、実施例から以下の技術的思想を把握することができる。
(付記1)
請求項1または2に記載の遊技機において、前記始動入賞口(32a,34a)への遊技球の入賞を契機として実行された図柄変動演出の結果に応じて遊技球の入賞が可能な状態となる特別入賞口(33e)を有する特別入賞装置(33)が、前記遊技盤(20)における前記第2始動入賞口(34a)の下方に設けられ、
前記入賞球排出経路(57)およびアウト球排出経路(60)は、両排出経路(57,60)が並列に延在する部分が特別入賞装置(33)における遊技盤(20)の後方に突出する部分を避けるように後方に折曲して形成されている。
付記1に係る遊技機では、球排出経路を特別入賞装置の後方に迂回させることで、特別入賞装置の配設位置において左右方向に大きなスペースを必要としない。
(付記2)
付記1に記載の遊技機において、前記遊技盤(20)における右側の球流下経路(22)の裏側に可動部材(70)が移動可能に配設され、
前記可動部材(70)は、前記入賞球排出経路(57)およびアウト球排出経路(60)の後方に折曲する部分より上側で該球排出経路(57,60)の後方に重なる位置を移動するよう構成される。
付記2に係る遊技機では、球排出経路を後方に折曲することで生ずるスペースの有効利用を図り得る。
18 図柄表示装置
20 遊技盤
20a 遊技領域
21 第1球流下経路(左側の球流下経路)
22 第2球流下経路(右側の球流下経路)
31 枠状装飾部材
31a 開口部
32a 第1始動入賞口
34a 第2始動入賞口
35 開閉部材
47 ソレノイド(駆動手段)
52 第2アウト口(アウト口)
57 入賞球排出経路
60 アウト球排出経路

Claims (2)

  1. 遊技球が流下する遊技領域が前側に設けられた遊技盤と、前記遊技領域を流下する遊技球が入賞可能な第1始動入賞口と、該第1始動入賞口への入賞を契機として複数種類の図柄を変動させる図柄変動演出を実行する図柄表示装置と、前記遊技盤に配設され、開口部を介して図柄表示装置の表示部を前側に臨ませる枠状装飾部材とを備え、前記遊技領域は、前記枠状装飾部材の左右両側の遊技盤前側に設けられた球流下経路を有する遊技機において、
    前記枠状装飾部材における右側の球流下経路に臨む外周に設けられ、該右側の球流下経路を流下する遊技球が入賞可能で、入賞を契機として前記図柄表示装置で図柄変動演出が実行される第2始動入賞口と、
    前記枠状装飾部材に配設され、前記第2始動入賞口を開閉可能な開閉部材と、
    前記枠状装飾部材における第2始動入賞口の上側に設けられ、前記右側の球流下経路を流下する遊技球を回収可能なアウト口とを備えた
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記枠状装飾部材の裏側に設けられ、前記第2始動入賞口に入賞した遊技球を排出する入賞球排出経路と、
    前記枠状装飾部材の裏側に設けられ、前記アウト口へ入球した遊技球を排出するアウト球排出経路とを備え、
    前記アウト球排出経路は、前記開閉部材を作動する駆動手段の上方から側方に延在した後に、該駆動手段の下方において前記入賞球排出経路と並列に延在するよう構成した請求項1記載の遊技機。
JP2012170581A 2012-07-31 2012-07-31 遊技機 Active JP5898585B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012170581A JP5898585B2 (ja) 2012-07-31 2012-07-31 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012170581A JP5898585B2 (ja) 2012-07-31 2012-07-31 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014028087A true JP2014028087A (ja) 2014-02-13
JP5898585B2 JP5898585B2 (ja) 2016-04-06

Family

ID=50201159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012170581A Active JP5898585B2 (ja) 2012-07-31 2012-07-31 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5898585B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016112350A (ja) * 2014-12-18 2016-06-23 株式会社三共 遊技機、遊技媒体経路ユニット及び遊技用装置
JP2018027489A (ja) * 2017-12-04 2018-02-22 株式会社大都技研 遊技台

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002331124A (ja) * 2001-05-09 2002-11-19 Adachi Light Co Ltd パチンコ遊技機
JP2006101898A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Omron Corp 玉流下通路構造および玉ホッパー
JP2009000296A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Newgin Corp 遊技機
JP2011172679A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002331124A (ja) * 2001-05-09 2002-11-19 Adachi Light Co Ltd パチンコ遊技機
JP2006101898A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Omron Corp 玉流下通路構造および玉ホッパー
JP2009000296A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Newgin Corp 遊技機
JP2011172679A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016112350A (ja) * 2014-12-18 2016-06-23 株式会社三共 遊技機、遊技媒体経路ユニット及び遊技用装置
JP2018027489A (ja) * 2017-12-04 2018-02-22 株式会社大都技研 遊技台

Also Published As

Publication number Publication date
JP5898585B2 (ja) 2016-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6140057B2 (ja) 遊技機
JP2006296592A (ja) 弾球遊技機
JP2010227498A (ja) 弾球遊技機
JP5497827B2 (ja) 弾球遊技機
JP2013132431A (ja) 弾球遊技機
JP5759577B2 (ja) 弾球遊技機
JP5898585B2 (ja) 遊技機
JP2007006949A (ja) パチンコ遊技機の遊技盤
JP2008043397A (ja) 遊技機
JP4562173B2 (ja) 弾球遊技機
JP4632411B2 (ja) 弾球遊技機
JP2016202337A (ja) 遊技機
JP6273230B2 (ja) 遊技機
JP6031013B2 (ja) 遊技機
JP2006122280A (ja) 振り分け装置の組付け構造及び該組付け構造を備える遊技機
JP6116431B2 (ja) 遊技機
JP4697716B2 (ja) 弾球遊技機
JP2010201199A (ja) 遊技機
JP4632268B2 (ja) 弾球遊技機
JP2006296593A (ja) 弾球遊技機
JP4632270B2 (ja) 弾球遊技機
JP6317290B2 (ja) 遊技機
JP6193295B2 (ja) 遊技機
JP4632461B2 (ja) 弾球遊技機
JP4775868B2 (ja) 弾球遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140728

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20141203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150623

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150821

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5898585

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250