JP2014024458A - 給電装置及び携帯通信機探索システム - Google Patents

給電装置及び携帯通信機探索システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014024458A
JP2014024458A JP2012166621A JP2012166621A JP2014024458A JP 2014024458 A JP2014024458 A JP 2014024458A JP 2012166621 A JP2012166621 A JP 2012166621A JP 2012166621 A JP2012166621 A JP 2012166621A JP 2014024458 A JP2014024458 A JP 2014024458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
portable
key
unit
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012166621A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Hayashi
良明 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2012166621A priority Critical patent/JP2014024458A/ja
Publication of JP2014024458A publication Critical patent/JP2014024458A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/10Technologies relating to charging of electric vehicles
    • Y02T90/16Information or communication technologies improving the operation of electric vehicles
    • Y02T90/167Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for supporting the interoperability of electric or hybrid vehicles, i.e. smartgrids as interface for battery charging of electric vehicles [EV] or hybrid vehicles [HEV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S30/00Systems supporting specific end-user applications in the sector of transportation
    • Y04S30/10Systems supporting the interoperability of electric or hybrid vehicles
    • Y04S30/12Remote or cooperative charging

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】車両側にコストアップを招くことなく電気自動車の携帯通信機が探索可能な給電装置を得る。
【解決手段】充電スタンドユニット60は充電ケーブル72介した車両10への接続時に、充電ケーブル72を利用したPLC通信が可能となり、PLC通信を利用して、ボディECU20から携帯リモコンキー30との通信に必要な携帯キー情報D30が取得可能である。一方、キー探索ユニット50は、充電スタンドユニット60と取り外し可能に接続され、充電スタンドユニット60との接続時にUART通信を用いて充電スタンドユニット60から携帯キー情報D30を受信し、携帯キー情報D30を用いて携帯リモコンキー30が自身の無線通信範囲59内に存在するか否かを探索する探索処理が実行可能である。
【選択図】図2

Description

この発明は、電気自動車の充電期間中において携帯通信機が探索可能な給電装置及び携帯通信機探索システムに関する。
近年、自動車等車両(以下、単に「車両」という)には、メカニカルキーを用いずに、小型の無線端末(以下、「携帯通信機」と呼ぶ)を車両の近くや車室内に持ち込むだけで、ドアの施解錠を行ったり、エンジンやモータのスタートを許容したりできる便利なシステムが搭載されている。このようなシステムの呼び方は様々であり、例えば、スマートエントリーシステムやインテリジェントキーシステムなどと呼ばれる。以下、本明細書ではこのようなシステムをスマートエントリーシステムと呼ぶ。なお、車両にはEV(Electric Vehicle)車、HEV(Hybrid Electric Vehicle)車等の電気自動車が含まれる。
上述したスマートエントリーシステムにおいて、携帯通信機が紛失した場合にその探索が可能な技術として、例えば、特許文献1で開示された電子キーシステムがある。
上記電子キーシステムの第1の携帯機(携帯通信機)は、LF帯の電波にて車載装置から送信されてくる無線信号を受信可能なLF受信部と、UHF帯の電波にて車載装置へ無線信号を送信可能なUHF送信部とを備え、これらにより車載装置との間で無線通信を行うことにより、車載装置に各種制御を実行させるために必要となる認証を行っている。そして、UHF帯の電波にて第2の携帯機から送信されてくる探索信号を受信可能なUHF受信部と、UHF受信部によって探索信号を受信した場合に、第1の携帯機が存在する旨を周囲に報知するブザーとを備え、UHF送信部は、車載装置への無線信号に加え、第2の携帯機への探索信号をも送信可能に構成されている。
このように、上記電子キーシステムにおいては、第1の携帯機は、車載装置への無線信号に加え、第2の携帯機への探索信号も送信可能であり、逆に第2の携帯機から探索信号をUHF受信部が受信すると、携帯機の存在を示す報知処理を実行可能に構成されている。すなわち、上記電子キーシステムは、複数の携帯機(第1及び第2の携帯機)間の送受信を可能にすることにより、一方の携帯機の探索を他方の携帯機で実行可能にしている。
特開2008−150894号公報
上記電子キーシステムに代表される、従来のスマートエントリーシステムは以上のように構成されており、携帯通信機に本来は必要としないUHF受信部を持たせる必要性があり、携帯通信機探索用に必ず予備の携帯通信機を準備する必要がある点で車両側にコストアップを招いてしまうという問題点があった。この問題点は車両が電気自動車である場合にも同様に生じる。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもので、車両側にコストアップを招くことなく電気自動車の携帯通信機が探索可能な給電装置及び当該給電装置を含む携帯通信機探索システムを得ることを目的とする。
この発明に係る請求項1記載の給電装置は、車載通信装置及び携帯通信機間の通信によるスマートエントリー機能を備える電気自動車を充電ケーブルを介して充電可能な給電装置であって、前記充電ケーブルを介した前記電気自動車への接続時に、前記充電ケーブルを利用した第1種の通信が可能となり、少なくとも前記第1種の通信を利用して、前記車載通信装置から前記携帯通信機との通信に必要な携帯通信用情報が取得可能な通信用情報取得装置と、前記通信用情報取得装置と取り外し可能に接続され、前記通信用情報取得装置との接続時に第2種の通信を用いて前記通信用情報取得装置から前記携帯通信用情報を取得し、該携帯通信用情報を用いて前記携帯通信機が自身の無線通信可能範囲内に存在するか否かを探索する探索処理が実行可能な携帯通信機探索ユニットとを備える。
請求項2の発明は、請求項1記載の給電装置であって、前記携帯通信機探索ユニットは、前記携帯通信機の無線通信周波数に合致した周波数に設定可能な周波数調整部を有する。
請求項3の発明は、請求項1あるいは請求項2記載の給電装置であって、前記携帯通信機探索ユニットは、前記携帯通信機が無線通信可能範囲内に存在するか否かを聴覚あるいは視覚認識可能な探索結果出力部をさらに備える。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のうち、いずれか1項に記載の給電装置であって、前記第1種の通信はPLC通信を含む。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のうち、いずれか1項に記載の給電装置であって、前記第2種の通信はUART通信を含む。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のうち、いずれか1項に記載の給電装置と、前記携帯通信機及び前記車載通信装置を備える前記電気自動車とを備える。
この発明における請求項1記載の給電装置は、充電時に電気自動車と充電ケーブルを介して接続されるタイミングを利用し、第1種の通信により車載通信充電部と通信し、携帯通信機との通信を可能にする携帯通信用情報が取得することができる。
したがって、電気自動車の充電期間中において、車両の利用者が携帯通信機を紛失した場合に、給電装置に備わった取り外し可能な携帯通信機探索ユニットを用いて携帯通信機を比較的容易に探索することができる。
加えて、携帯通信機の探索に用いるのは給電装置側の携帯通信機探索ユニットであるため、車両側は既存の構成のままで十分である。すなわち、車両の利用者や車両のメーカ側に何らコストアップが発生しない。また、携帯通信機の探索用の予備の携帯通信機も必要としない。したがって、車両側に何らコストアップとなる要因を発生することがない。
請求項2記載の本願発明は、上記特徴を有することにより、多様な通信周波数を有する携帯通信機に対応して複数種の探索処理を実行することができる。
請求項3記載の本願発明は、上記特徴を有することにより、携帯通信機探索ユニットを用いた探索処理時に比較的容易に携帯通信機の探索結果を認識することができる。
請求項4記載の本願発明は、PLC通信により充電ケーブルで用いられ電力線を通信回線として利用できるため、新たな通信用のケーブルを必要としない分、コストの低減化を図ることができる。
請求項5記載の本願発明は、非同期のUART通信を用いて通信しているため、クロック信号を用いることなく通信用情報取得装置,携帯通信機探索ユニット間の通信を比較的簡単に行うことができる。
請求項6記載の本願発明の携帯通信機探索システムは、請求項1〜請求項5で示した給電装置と既存構成の電気自動車とにより携帯通信機探索システムを構成することにより、上述した効果が実現可能となる。
この発明の実施の形態である携帯リモコン探索システムにおける車両と給電装置との接続関係を模式的に示す説明図である。 本実施の形態の携帯リモコン探索システムにおける各構成部それぞれの構成を模式的に示した説明図である。 充電スタンドユニットによる携帯リモコンキー用の携帯キー情報の取得処理を模式的に示す説明図である。 キー探索ユニットによる携帯リモコンキーの探索処理を模式的に示す説明図である。
図1はこの発明の実施の形態である携帯リモコン探索システムにおける車両10と給電装置70との接続関係を模式的に示す説明図である。
同図において、車両10は、車外に設置された給電装置70に充電ケーブル72を介して接続されることにより、走行用のモータを駆動するための電力を蓄積するバッテリ(図示せず)の充電を行うことができる。充電ケーブル72は、その一端が給電装置70に接続されており、他端には車輌1の充電口12に挿入して接続される充電プラグ13が設けられている。また充電ケーブル72は、一又は複数の電力線及び接地線等の複数の配線を束ねたものである。また、給電装置70はネットワーク75を介して外部センター80と通信可能である。
図2は車両10におけるボディECU20及び携帯リモコンキー30、給電装置70におけるキー探索ユニット50及び充電スタンドユニット60並びに携帯リモコンキー30それぞれの構成を模式的に示した説明図である。これら車両10(携帯リモコンキー30を含む)及び給電装置70からなる構成が本実施の形態における携帯リモコン探索システムである。
(車両10側(携帯リモコンキー30含む))
同図に示すように、車両10はボディECU20及びPLCECU40を有している。ボディECU20は、UHFアンテナ21、UHF受信部22、CPU23、LF送信部24、LFアンテナ25、Body制御入力回路26,Body制御出力回路27及びCAN通信回路28から構成される。
CPU23はUHF受信部22、LF送信部24、Body制御入力回路26、Body制御出力回路27及びCAN通信回路28等の動作を制御し、図示しない記憶部に予め格納された携帯リモコンキー30との通信に必要な携帯キー情報D30が記憶されている。CPU23は、携帯キー情報D30を用いることにより、UHF受信部22及びLF送信部24を制御して、携帯リモコンキー30との通信を行うことができる。
UHF受信部22は、携帯リモコンキー30のUHF送信部34からUHFアンテナ35を介して送信されるUHF信号を、UHFアンテナ21を介して受信する。LF送信部24はLFアンテナ25を介してLF信号を送信する。
Body制御入力回路26はドアSW(タッチセンサ)等の入力状態を認識しCPU23に伝達し、Body制御出力回路27はCPU23の制御下でドア制御用リレー等を駆動する。
PLCECU40は、PLC通信回路41、CPU43及びCAN通信回路48から構成され、CPU43の制御下でPLC通信回路41による給電装置70とのPLC(Power Line Communications)通信、CAN通信回路48によるボディECU20とのCAN通信(Controller Area Network)が可能である。したがって、ボディECU20とPLCECU40とはCAN通信回路28,CAN通信回路48間でCANによる内部通信が可能である。
携帯リモコンキー30は、LFアンテナ31、LF受信部32、CPU33、UHF送信部34、UHFアンテナ35、電池36及び表示部37から構成される。CPU33は、LF受信部32、UHF送信部34、及び表示部37等の動作を制御する。
LF受信部32はLF信号をLFアンテナ31を介して受信する。なお、LF信号はボディECU20のLF送信部24からLFアンテナ25を介して得られるLF信号と、後述するキー探索ユニット50から得られるLF信号との双方を含む。UHF送信部34はUHFアンテナ35を介してUHF信号を送信する。電池36は携帯リモコンキー30の動作電源である。表示部37は携帯リモコンキー30に関する種々の情報を表示する。
(給電装置70側)
給電装置70は充電スタンドユニット60及びキー探索ユニット50から構成される。キー探索ユニット50は携帯性を発揮させるべく持ち運び容易な外形で構成され、PLC通信回路61、CPU63及びUART通信回路68を主要構成として有している。CPU63はPLC通信回路61及びUART通信回路68を制御する。なお、充電スタンドユニット60は車両10を充電に必要な構成要素を有しているが本発明との関連性が希薄なため、これらの構成要素の図示及び説明を省略する。
PLC通信回路61は、CPU63の制御下でPLCECU40のPLC通信回路41との間でPLC通信が可能である。
キー探索ユニット50はUHFアンテナ51、UHF受信部52、CPU53、LF送信部54、LFアンテナ55、表示部57、UART通信回路58、UHF周波数調整部52f、及びLF周波数調整部54fを主要構成として有している。
CPU53はUHF受信部52、LF送信部54、及びUART通信回路58等の動作を制御し、後に詳述するように、携帯リモコンキー30との通信に必要な携帯キー情報D30を、充電スタンドユニット60から受信することができる。
UHF受信部52は、携帯リモコンキー30のUHF送信部34からUHFアンテナ35を介して送信されるUHF信号を、UHFアンテナ51を介して受信する。なお、UHF周波数調整部52fにより、探索対象の携帯リモコンキー30からのUHF信号が受信可能な周波数に調整することができる。
LF送信部54はLFアンテナ55を介して携帯リモコンキー30が受信可能なLF信号を送信する。なお、LF周波数調整部54fにより、探索対象の携帯リモコンキー30が受信可能なLF周波数に調整することができる。
キー探索ユニット50は携帯キー情報D30の取得後は、携帯キー情報D30を用いて探索対象の携帯リモコンキー30と通信することができる。なぜなら、携帯キー情報D30には携帯リモコンキー30との通信に必要なLF周波数、UHF周波数、認証コード等の情報が含まれており、キー探索ユニット50には携帯リモコンキー30との通信に必要な構成部(UHF受信部52、LF送信部54等)を有しているからである。
したがって、キー探索ユニット50はCPU53の制御下で、取得した携帯キー情報D30を用いて携帯リモコンキー30が無線通信範囲59内に存在するか否かの探索処理が実行可能である。そして、無線通信範囲59内に携帯リモコンキー30の存在の有無を示す探索結果を探索結果出力部である表示部57に出力する(「携帯リモコンキーが無線通信範囲内に存在します」等)ことができる。
図3は充電スタンドユニット60による携帯リモコンキー30の携帯キー情報D30の取得処理を模式的に示す説明図である。
同図において、ボディECU20,充電スタンドユニット60間は、ボディECU20のCAN通信回路28、PLCECU40のCAN通信回路48,及びPLC通信回路41、充電スタンドユニット60のPLC通信回路61を経由することにより通信可能である(図2参照)。すなわち、充電スタンドユニット60は、PLC通信を用いて車両10内のボディECU20と通信することができる。
一方、充電スタンドユニット60,外部センター80間は、ネットワーク75を介して通信可能である(図1参照)。
同図を参照して、まず、ステップS1(部分ステップS11,S12)において、充電スタンドユニット60の認証処理が実行される。
部分ステップS11にて、充電スタンドユニット60からボディECU20に対し認証要求を行い、ボディECU20は、例えば、予め図示しない記憶装置に格納された充電スタンドユニット用データベース等を参照することにより、充電スタンドユニット60が正規のものと認識すれば、部分ステップS12にて認証OKの返信を行う。その結果、ステップS1の認証処理が通過し次のステップS2の携帯キー情報D30の入手処理に移行する。
なお、ボディECU20は充電スタンドユニット60が正規のものと認識しない場合、認証OKの返信を行わない。この場合、ステップS1の認証処理が不成立となるため、ステップS2の携帯キー情報D30の入手処理に移行することはない。
次に、ステップS2(部分ステップS21〜S27)の携帯キー情報D30の取得処理を説明する。部分ステップS21において、充電スタンドユニット60はボディECU20に対しキー情報入手要求を行う。この要求に応答し、部分ステップS22にて、ボディECU20は携帯キー情報D30に関する車両側のキー情報コード(暗号化済み)を充電スタンドユニット60に伝達する。
その後、部分ステップS23において、充電スタンドユニット60は、外部センター80に認証コードを要求する。外部センター80は、充電スタンドユニット60が予め登録されたデータベース等を参照することにより、当該充電スタンドユニット60が正規のものと認識すれば、部分ステップS24にて認証コード(暗号化済み)を返信する。この認証コードに暗号解読に必要な暗号解読キーが含まれても良い。
なお、外部センター80として、車両10の情報を集中管理可能な専用センターやカーディーラなどが想定される。
次に、部分ステップS25において、充電スタンドユニット60は外部センター80に対しキー情報入手要求を行う。この要求に応答し、部分ステップS26にて、外部センター80は携帯キー情報D30に関する外部側のキー情報コード(暗号化済み)を充電スタンドユニット60に伝達する。
なお、充電スタンドユニット60には、部分ステップS22,S24,及びS26で取得した個々の情報コードを個別解読する暗号解読機能は予め備わっている。
その結果、充電スタンドユニット60は、携帯キー情報D30の取得に必要な、車両側のキー情報コード、車両の外部側のキー情報コード及び認証コードの取得を完了する。
その後、部分ステップS27において、充電スタンドユニット60は部分ステップS22で取得したキー情報コード(車両側)と、部分ステップS26で取得したキー情報コード(外部側)とを、必要に応じて部分ステップS24で取得した認証コード(暗号解読キー)を用いて、暗号解読・編集処理を実行することにより、携帯キー情報D30を取得する。
このように、充電スタンドユニット60は、ボディECU20及び外部センター80双方から正規の情報(キー情報コード(車両側,外部側)、認証コード)の受信に成功すると、携帯リモコンキー30との通信に必要な携帯キー情報D30をはじめて取得することができる。
なお、携帯キー情報D30には携帯リモコンキー30の識別コード、携帯リモコンキー30に対するLF送信周波数、UHF受信周波数及び変調方式(FSK,ADK)、キーフレームビット長、カーメーカー指定値等、携帯リモコンキー30との通信に必要な種々の情報が含まれる。
そして、充電スタンドユニット60は取得した携帯キー情報D30を、接続状態時のキー探索ユニット50にUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)通信(第2種の通信)で送信することにより、キー探索ユニット50のCPU53は受信した携帯キー情報D30を図示しない記憶部に保存することにより、携帯キー情報D30を保持することができる。
なお、図3のステップS2で示した携帯キー情報D30の取得処理では、安全性を高めるべく、充電スタンドユニット60がボディECU20及び外部センター80双方と通信することを携帯キー情報D30の取得条件として課した態様を示した。
しかしながら、ボディECU20自体が携帯キー情報D30を保持しているため、充電スタンドユニット60とボディECU20との間の通信のみによって携帯キー情報D30を取得する態様でも実現可能である。すなわち、充電スタンドユニット60は少なくともボディECU20と少なくとも通信可能であれば、ボディECU20から携帯キー情報D30を取得することができる。
以降、車両10のユーザが携帯リモコンキー30を紛失した場合、キー探索ユニット50を充電スタンドユニット60から取り外して、携帯リモコンキー30のステップS3(部分ステップS31,S32)の携帯キー情報D30を用いた探索処理を実行することができる。
まず、部分ステップS31において、キー探索ユニット50がLF送信を行い、部分ステップS32において、携帯リモコンキー30が上記LF送信の返信処理としてUHF送信を行う。そして、キー探索ユニット50は、携帯キー情報D30内の識別コードに基づく携帯リモコンキー30からのUHF送信データに対する認証処理が正常に完了すると、携帯リモコンキー30は無線通信範囲59(LF通信可能範囲)に存在することを認識することができる。
携帯リモコンキー30の無線通信範囲59内での存在が認識されると、キー探索ユニット50は表示部57に「携帯リモコンキーが無線通信範囲内に存在します」等の探索結果の表示等を行う。この際、表示部57に代えてブザー等の聴覚認識可能な音声出力部による音声出力を用いて探索結果を報知するようにしても良い。さらに、携帯リモコンキー30の表示部37等を点滅、点灯させる報知処理を併せて行わせるようにしても良い。
このように、本実施の形態の給電装置70は以下の機能を有するキー探索ユニット50及び充電スタンドユニット60から構成される。
充電スタンドユニット60は充電ケーブル72介した車両10への接続時に、充電ケーブル72を利用したPLC通信(第1種の通信)が可能となり、PLC通信を利用して、ボディECU20から携帯リモコンキー30との通信に必要な携帯キー情報D30(携帯通信用情報)が認識可能な通信用情報取得装置として機能する。
一方、キー探索ユニット50は、充電スタンドユニット60と取り外し可能に接続され、充電スタンドユニット60との接続時にUART通信(第2種の通信)を用いて充電スタンドユニット60から携帯キー情報D30を受信し、携帯キー情報D30を用いて携帯リモコンキー30が自身の無線通信範囲59内に存在するか否かを探索する探索処理が実行可能である。
図4はキー探索ユニット50による携帯リモコンキー30の探索処理を模式的に示す説明図である。
同図(a) に示すように、車両10のボディECU20によって探索可能な範囲はアンテナ1F,1A,1D,1R,及び1Bによる無線通信範囲2F,2A,2D,2R,及び2Bで固定されている。
例えば、携帯リモコンキー30が運転席側のサイドドア14の近傍の無線通信範囲2D内やバックドア15近傍の無線通信範囲2B内に存在すれば、探索可能であるが、上述した無線通信範囲2(2F,2A,2D,2R,及び2B)から外れて携帯リモコンキー30が存在すれば、ボディECU20のスマートエントリー機能を利用したる携帯リモコンキー30の探索は不可能となる。
一方、キー探索ユニット50は携帯性を有し、充電スタンドユニット60から取り外し可能である。このため、図3の部分ステップS27において、携帯キー情報D30を受信により取得した後は、携帯リモコンキー30を探索する車両10の利用者が、キー探索ユニット50を所持して移動することにより、キー探索ユニット50のLFアンテナ55による無線通信範囲59内に携帯リモコンキー30が存在するか否かを比較的広範囲にわたって探索することができる。
このように、本実施の形態の給電装置70における通信用情報取得装置である充電スタンドユニット60は、充電時に電気自動車である車両10と充電ケーブル72を介して接続されるタイミングを利用し、PLC通信を用いて車載通信装置であるボディECU20と通信し、必要に応じて外部センター80と通信することにより、携帯リモコンキー30との通信に必要は携帯キー情報D30を取得することができる。
したがって、車両10の給電装置70による充電期間中において、携帯リモコンキー30が紛失した場合に、充電スタンドユニット60から取り外したキー探索ユニット50を用いて携帯リモコンキー30を比較的容易に探索することができる。
携帯リモコンキー30の探索用に用いるのは給電装置70側のキー探索ユニット50であるため、車両10側は既存の構成のままで十分である。すなわち、利用者(携帯リモコンキー30の所有者)や車両10のメーカ側に何らコストアップが発生しない。また、特許文献1に開示の電子キーシステムのように携帯リモコンキー30の探索用の予備の携帯リモコンキーも必要としない。したがって、車両10側に何らコストアップとなる要因を発生させることなく、車両10側に必要な処理を給電装置70側のキー探索ユニット50によって代行させることができる。
なお、給電装置70側はキー探索ユニット50を装備する等によりコストアップが想定されるが、キー探索ユニット50の利用時に使用料を徴収する等によりコストの回収を図ることが期待できる。
また、キー探索ユニット50はUHF周波数調整部52f及びLF周波数調整部54fを有することにより、携帯キー情報D30が指示するLF周波数及びUHF周波数に合致するように設定可能であるため、通信周波数を有する種々(メーカ、車種等のバリエーションで異なる)の携帯リモコンキーに対応して複数種の探索処理を実行することができる。
さらに、キー探索ユニット50は、携帯リモコンキー30が無線通信範囲59に存在するか否かを聴覚認識可能な表示部57を探索結果出力部として備えるため、キー探索ユニット50を用いた探索処理時に比較的容易に携帯リモコンキー30の探索結果を認識することができる。なお、表示部57に代えてブザー等の聴覚認識可能な音声出力部を探索結果表示部として設けても同様な効果を奏する。
また、充電スタンドユニット60は、PLC通信により充電ケーブル72で用いられる電力線を通信回線として利用できるため、ボディECU20との通信用に新たな通信用のケーブルを必要としない分、コストの低減化を図ることができる。
また、充電スタンドユニット60とキー探索ユニット50とは、UART通信回路68,58間による非同期のUART通信を用いて通信している。このため、クロック信号を用いることなく充電スタンドユニット60,キー探索ユニット50間の通信を比較的簡単に行うことができる。
このような給電装置70と既存構成の電気自動車である車両10(携帯リモコンキー30含む)とにより携帯リモコン探索システムを構成することにより、上述した効果が実現可能となる。
<その他>
なお、本実施の形態では、キー探索ユニット50はLF通信による無線通信範囲59内に携帯リモコンキー30が存在するか否かの探索処理を行っている。LF通信による探索範囲は約1.5m程度あるため、キー探索ユニット50を所持するユーザが携帯リモコンキー30に近くに移動しないと、携帯リモコンキー30を検知できないという難点がある。
しかしながら、探索範囲を大きくしすぎると、逆に比較的大きな探索範囲における携帯リモコンキー30の存在を認識しても、携帯リモコンキー30の正確な所在を認識することに手間を要するため、1.5m程度のLF送信が妥当である。
また、キー探索ユニット50は充電スタンドユニット60から取り外すことができ、かつ携帯性を有するため、キー探索ユニット50自体を移動させることによりLF通信の探索範囲の狭さを十分補うことができる。
また、キー探索ユニット50,携帯リモコンキー30間にUHF送受信機能を持たせることにより、第1段階としてUHF通信で携帯リモコンキー30を探索し、第1段階で比較的広い第1の探索範囲内での携帯リモコンキー30の所在を検知すると、第2段階はLF送信で比較的狭い第2の探索範囲内で携帯リモコンキー30を探索するという2段階の探索処理が実現可能となる。
このように、比較的広い第1の探索範囲とした第1段階における携帯リモコンキー30の存在を認識した後は、比較的狭い第2の探索範囲に絞り込んで携帯リモコンキー30の所在を認識することができる。
また、本実施の形態では、充電スタンドユニット60(キー探索ユニット50を含む)側が車両10との充電時に、車両10側の情報である携帯キー情報D30を取得して、携帯リモコンキー30の探索処理という車両10側に必要な処理を代行する機能を発揮する態様を示した。
本発明は、上述した実施の形態の態様を拡張して、充電スタンドユニット60側が車両10との充電時に、車両10側の情報を取得して、車両10側に必要な他の処理を代行する機能を発揮させる構成にも応用可能である。この場合、車両10側にコストアップを生じさせることなく、車両10側に必要な他の処理を行うことができる効果を奏する。
上述のように、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
10 車両
20 ボディECU
40 PLCECU
41,61 PLC通信回路
50 キー探索ユニット
51 UHFアンテナ
52 UHF受信部
52f UHF周波数調整部
53 CPU
54 LF送信部
54f LF周波数調整部
55 LFアンテナ
57 表示部
58,68 UART通信回路
60 充電スタンドユニット
61 PLC通信回路
70 給電装置
72 充電ケーブル
75 ネットワーク

Claims (6)

  1. 車載通信装置及び携帯通信機間の通信によるスマートエントリー機能を備える電気自動車を充電ケーブルを介して充電可能な給電装置であって、
    前記充電ケーブルを介した前記電気自動車への接続時に、前記充電ケーブルを利用した第1種の通信が可能となり、少なくとも前記第1種の通信を利用して、前記車載通信装置から前記携帯通信機との通信に必要な携帯通信用情報が取得可能な通信用情報取得装置と、
    前記通信用情報取得装置と取り外し可能に接続され、前記通信用情報取得装置との接続時に第2種の通信を用いて前記通信用情報取得装置から前記携帯通信用情報を取得し、該携帯通信用情報を用いて前記携帯通信機が自身の無線通信可能範囲内に存在するか否かを探索する探索処理が実行可能な携帯通信機探索ユニットとを備える、
    給電装置。
  2. 請求項1記載の給電装置であって、
    前記携帯通信機探索ユニットは、前記携帯通信機の無線通信周波数に合致した周波数に設定可能な周波数調整部を有する、
    給電装置。
  3. 請求項1あるいは請求項2記載の給電装置であって、
    前記携帯通信機探索ユニットは、前記携帯通信機が無線通信可能範囲内に存在するか否かを聴覚あるいは視覚認識可能な探索結果出力部をさらに備える、
    給電装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のうち、いずれか1項に記載の給電装置であって、
    前記第1種の通信はPLC(Power Line Communications)通信を含む、
    給電装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のうち、いずれか1項に記載の給電装置であって、
    前記第2種の通信はUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)通信を含む、
    給電装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のうち、いずれか1項に記載の給電装置と、
    前記携帯通信機及び前記車載通信装置を備える前記電気自動車と、
    を備える携帯通信機探索システム。
JP2012166621A 2012-07-27 2012-07-27 給電装置及び携帯通信機探索システム Pending JP2014024458A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012166621A JP2014024458A (ja) 2012-07-27 2012-07-27 給電装置及び携帯通信機探索システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012166621A JP2014024458A (ja) 2012-07-27 2012-07-27 給電装置及び携帯通信機探索システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014024458A true JP2014024458A (ja) 2014-02-06

Family

ID=50198539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012166621A Pending JP2014024458A (ja) 2012-07-27 2012-07-27 給電装置及び携帯通信機探索システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014024458A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015178323A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 マツダ株式会社 車両制御装置及び車両用パスワード設定方法
CN109552217A (zh) * 2018-12-20 2019-04-02 华人运通控股有限公司 车辆电子控制***及其控制方法
CN112735170A (zh) * 2020-12-17 2021-04-30 武汉格罗夫氢能汽车有限公司 一种基于车联网的远程寻车方法
US11658943B2 (en) 2016-11-29 2023-05-23 Siemens Aktiengesellschaft Method and devices for providing at least one service, in particular in the automotive environment

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015178323A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 マツダ株式会社 車両制御装置及び車両用パスワード設定方法
US11658943B2 (en) 2016-11-29 2023-05-23 Siemens Aktiengesellschaft Method and devices for providing at least one service, in particular in the automotive environment
US11838280B2 (en) 2016-11-29 2023-12-05 Siemens Aktiengesellschaft Method and devices for providing at least one service, in particular in the automotive environment
CN109552217A (zh) * 2018-12-20 2019-04-02 华人运通控股有限公司 车辆电子控制***及其控制方法
CN112735170A (zh) * 2020-12-17 2021-04-30 武汉格罗夫氢能汽车有限公司 一种基于车联网的远程寻车方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2716502A1 (en) Vehicle communication apparatus
US9110772B2 (en) Mobile device-activated vehicle functions
CN105376293B (zh) 用于启用远程车辆访问的遥控钥匙基站的方法和***
JP5852414B2 (ja) 無線通信システム
US20120172010A1 (en) Medium range vehicle communication system
JP6167527B2 (ja) 車両用システム、電子キー、携帯端末、及び車載装置
KR101914097B1 (ko) 모바일 디바이스와 연동하는 차량용 어플리케이션 구동 장치 및 방법
CN105303653A (zh) 手机套车辆密钥卡
US9533654B2 (en) Vehicle data services enabled by low power FM transmission
CN107182035B (zh) 使用基于位置的服务的无线车辆充电通信***和方法
KR101667990B1 (ko) 스마트폰을 이용한 차량 제어 시스템 및 방법
US10062223B2 (en) Intermediary access device for communication with a vehicle
JP5775474B2 (ja) プラグロック装置
CN104709231A (zh) 基于汽车控制***的智能钥匙***及其工作方法
JP2009275363A (ja) 電子キーシステム
KR20110139252A (ko) Id-송신 장치의 정보 표시 방법
JP2014024458A (ja) 給電装置及び携帯通信機探索システム
JP2014225980A (ja) 非接触充電器制御システム
US9742213B2 (en) Wireless charging apparatus and method of vehicle
US20130210342A1 (en) Communication device and car finder system
CN102729951A (zh) 汽车无钥匙启动开关装置
KR20140082208A (ko) 차량의 무선충전장치 및 그 방법
US10607429B2 (en) Onboard device and mobile terminal
KR20150011031A (ko) 스마트 키 시스템 및 그 동작 방법
JP6964976B2 (ja) 車両用通信装置