JP2014023306A - 充電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽光発電装置の出力電圧及び出力電力の上昇の仕方に影響されることなく、バッテリを確実に充電することができる充電装置を提供する。
【解決手段】充電装置1は、太陽光パネル10と、降圧コンバータ110と、制御CPU112とを備えている。降圧コンバータ110の入力端子は太陽光パネル10の出力端子に、出力端子は補機バッテリBLに接続されている。制御CPU112は、太陽光パネル10の出力電圧及び出力電力に基づいて降圧コンバータ110を作動し、補機バッテリBLを充電する。そのため、従来のように、太陽光パネル10の出力電力が不十分で補機バッテリBLを充電できないというような事態を防止することができる。従って、太陽光パネル10の出力電圧及び出力電力の上昇の仕方に影響されることなく、補機バッテリBLを確実に充電することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽光発電装置の出力電圧を変換してバッテリを充電する充電回路を備えた充電装置に関する。
従来、太陽光発電装置の出力電圧を変換してバッテリを充電する充電回路を備えた充電装置として、例えば以下に示す特許文献1に開示されている電気自動車の制御装置がある。
この電気自動車の制御装置は、非接触充電装置と、第1DC/DCコンバータと、第2DC/DCコンバータとを備えている。第1DC/DCコンバータの入力端子は非接触充電装置に、出力端子は高圧メインバッテリにそれぞれ接続されている。また、第2DC/DCコンバータの入力端子は非接触充電装置に、出力端子は第2低圧サブバッテリにそれぞれ接続されている。非接触充電装置は、太陽光パネルであってもよいと記載されている。非接触充電装置が太陽光パネルであった場合、第1DC/DCコンバータによって、太陽光パネルの出力電圧を昇圧して高圧メインバッテリを充電することができる。また、第2DC/DCコンバータによって、太陽光発電装置の出力電圧を降圧して第2低圧サブバッテリを充電することができる。
特開2012−075241号公報
ところで、太陽光発電装置によるバッテリの充電は、一般的に、太陽光発電装置の出力電圧が所定電圧以上になってから行われる。しかし、太陽光発電装置は、出力電圧の上昇に比べ、出力電力の上昇が遅いという特性を有している。そのため、太陽光発電装置の出力電圧が所定電圧以上になり、太陽光発電装置によるバッテリの充電を開始しても、太陽光発電装置の出力電力が不十分で、バッテリを充分に充電できないことがある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、太陽光発電装置の出力電圧及び出力電力の上昇の仕方に影響されることなく、バッテリを確実に充電することができる
充電装置を提供することを目的とする。
本発明は、太陽光によって発電する太陽光発電装置と、入力端子が太陽光発電装置に、出力端子がバッテリにそれぞれ接続され、太陽光発電装置の出力電圧を変換してバッテリを充電する充電回路と、充電回路を制御する制御回路と、を備えた充電装置において、制御回路は、太陽光発電装置の出力電圧及び出力電力に基づいて充電回路を作動することを特徴とする。
この構成によれば、制御回路は、太陽光発電装置の出力電圧及び出力電力に基づいて充電回路を作動し、バッテリを充電することができる。そのため、従来のように、太陽光発電装置の出力電力が不十分で、バッテリを充分に充電できないというような事態を防止することができる。従って、太陽光発電装置の出力電圧及び出力電力の上昇の仕方に影響されることなく、バッテリを確実に充電することができる。
第1実施形態における充電装置の回路図である。 図1の充電装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図1の充電装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。
次に、実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。本実施形態では、本発明に係る充電装置を、ハイブリッド車に搭載された補機バッテリ及びメインバッテリを充電する充電装置に適用した例を示す。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して第1実施形態の充電装置の構成について説明する。
図1に示す充電装置1は、太陽光によって発電し、その発電電圧を変換して、車両に搭載された補機バッテリBL(バッテリ)及びメインバッテリを充電する装置である。また、メインバッテリBHの出力電圧を降圧して補機バッテリBLを充電する装置でもある。ここで、補機バッテリBLは、車両に搭載された補機類及び充電装置1に電力を供給する充放電可能な電源である。メインバッテリBHは、車両走行用モータを駆動するためのパワーコントロールユニットPCUに電力を供給する、補機バッテリBLより高電圧である充放電可能な電源である。メインバッテリBHの正極端子はスイッチSMR1を介してパワーコントロールユニットPCUの正極入力端子に、負極端子はスイッチSMR2を介してパワーコントロールユニットPCUの負極入力端子にそれぞれ接続されている。充電装置1は、太陽光パネル10(太陽光発電装置)と、ソーラー制御装置11と、降圧コンバータ12と、車両制御装置13と、スイッチ140、141とを備えている。
太陽光パネル10は、車両に搭載され、太陽光によって発電する装置である。太陽光パネル10は、補機バッテリBLの電圧より高く、メインバッテリBHの電圧より低い電圧を出力する。太陽光パネル10の正極出力端子及び負極出力端子は、ソーラー制御装置11に接続されている。
ソーラー制御装置11は、車両に搭載され、太陽光パネル10の出力電圧を変換して補機バッテリBL及びメインバッテリBHを充電する装置である。ソーラー制御装置11は、降圧コンバータ110(充電回路)と、昇圧コンバータ111と、制御CPU112(制御回路)とを備えている。
降圧コンバータ110は、制御CPU112によって制御され、太陽光パネル10の出力電圧を降圧して補機バッテリBLを充電する回路である。降圧コンバータ11の正極入力端子は太陽光パネル10の正極出力端子に、負極入力端子は太陽光パネル10の負極出力端子にそれぞれ接続されている。また、正極出力端子は補機バッテリBLの正極端子に、負極出力端子は補機バッテリBLの負極端子にそれぞれ接続されている。さらに、制御端子は、制御CPU112に接続されている。
昇圧コンバータ111は、制御CPU112によって制御され、太陽光パネル10の出力電圧を昇圧してメインバッテリBHを充電する回路である。具体的には、スイッチ140、141を介してメインバッテリBHに接続され、太陽光パネル10の出力電圧を昇圧してメインバッテリBHを充電する回路である。昇圧コンバータ111の正極入力端子は太陽光パネル10の正極出力端子に、負極入力端子は太陽光パネル10の負極出力端子にそれぞれ接続されている。また、正極出力端子はスイッチ140に、負極出力端子はスイッチ141にそれぞれ接続されている。さらに、制御端子は、制御CPU112に接続されている。
制御CPU112は、太陽光パネル10の出力電圧及び出力電力に基づいて、降圧コンバータ110及び昇圧コンバータ111を制御する素子である。制御CPU112は、降圧コンバータ110の出力電圧に基づいて太陽光パネル10の出力電力を判定する。制御CPU112は、太陽光パネル10及び降圧コンバータ110の正極出力端子にそれぞれ接続されている。また、降圧コンバータ110及び昇圧コンバータ111の制御端子にそれぞれ接続されている。さらに、スイッチ140、141にそれぞれ接続されている。
降圧コンバータ12は、車両に搭載され、車両制御装置13によって制御され、メインバッテリBHの出力電圧を降圧して補機バッテリBLを充電する回路である。具体的には、スイッチSMR1、SMR2を介してメインバッテリBHに接続され、メインバッテリBHの出力電圧を降圧して補機バッテリBLを充電する回路である。降圧コンバータ12の正極入力端子はスイッチSMR1に、負極入力端子はスイッチSMR2にそれぞれ接続されている。また、正極出力端子は補機バッテリBLの正極端子に、負極出力端子は補機バッテリBLの負極端子にそれぞれ接続されている。さらに、制御端子は、車両制御装置13に接続されている。
車両制御装置13は、上位の制御装置(図略)から入力される走行信号に基づいて降圧コンバータ12を制御する装置である。また、車両に搭載された他の補機類を制御する装置でもある。ここで、走行信号は、車両が走行状態にあること示す信号であり、上位の制御装置から出力される。車両制御装置13は、走行信号を出力する上位の制御装置に接続されている。また、降圧コンバータ12の制御端子に接続されている。
スイッチ140、141は、制御CPU112によって制御され、昇圧コンバータ111の正極出力端子及び負極出力端子をメインバッテリBHの正極端子及び負極端子にそれぞれ接続する素子である。スイッチ140、141の一端は昇圧コンバータ111の正極出力端子及び負極出力端子に、他端はメインバッテリBHの正極端子及び負極端子にそれぞれ接続されている。また、制御端子は、制御CPU112に接続されている。
次に、図2に示すフローチャートを参照して、ソーラー制御装置の動作について説明する。
図2に示すように、制御CPU112は、太陽光パネル10の出力電圧が第1基準電圧α(所定電圧)より大きいか否かを判定する(S100)。ここで、第1基準電圧αは、降圧コンバータ110を介して補機バッテリBLを充電することが可能であると想定される太陽光パネル10の出力電圧を示すものである。第1基準電圧αは、降圧コンバータ110を介して補機バッテリBLを充電するのに充分な電力を太陽光パネル10が出力している状態における、太陽光パネル10の出力電圧に設定されている。
ステップS100において、太陽光パネル10の出力電圧が第1基準電圧α以下であると判定した場合、制御CPU112は、スイッチ140、141をオフし、降圧コンバータ110及び昇圧コンバータ111を停止する(S101)。
一方、ステップS100において、太陽光パネル10の出力電圧が第1基準電圧αより大きいと判定した場合、制御CPU112は、降圧コンバータ110の出力電力が目標電圧となるように、降圧コンバータ110を定電圧制御する(S102)。ここで、目標電圧は、補機バッテリBLの満充電時における開放電圧に所定電圧を加算した電圧に設定されている。これにより、降圧コンバータ110によって太陽光パネル10の出力電圧が降圧され、補機バッテリBLが定電圧充電される。
その後、制御CPU112は、降圧コンバータ110の出力電圧に基づいて太陽光パネル10の出力電力を判定する。制御CPU112は、降圧コンバータ110の出力電圧が第2基準電圧β以上であるか否かを判定する(S103)。ここで、第2基準電圧βは、太陽光パネル10が補機バッテリBLから電力供給される装置の消費電力に所定電力を加算した電力を出力しているか否かを判定するためのものである。第2基準電圧βは、補機バッテリBLから電力供給される装置の消費電力に所定電力を加算した電力を太陽光パネル10が出力している状態における、降圧コンバータ110の出力電圧に設定されている。具体的には、補機バッテリBLの満充電時における開放電圧に所定電圧を加算した電圧に設定されている。
ステップS103において、降圧コンバータ110の出力電圧が第2基準電圧β以上であると判定した場合、つまり、太陽光パネル10の出力電力が補機バッテリBLから電力供給される装置の消費電力に所定電力を加算した電力以上であると判定した場合、制御CPU112は、スイッチ140、141をオンし、太陽光パネル10の出力電力が最大となるように昇圧コンバータ111をMPPT(Maximum Power Point Tracking)制御するとともに、降圧コンバータ110の出力電圧が目標電圧となるように降圧コンバータ110を定電圧制御し(S104)、ステップS103に戻る。これにより、昇圧コンバータ111によって、太陽光パネル10の出力電力が最大となるような状態で出力電圧が昇圧され、メインバッテリBHが充電される。また、降圧コンバータ110によって太陽光パネル10の出力電圧が降圧され、補機バッテリBLが定電圧充電される。
一方、ステップS103において、降圧コンバータ110の出力電圧が第2基準電圧βより小さいと判定した場合、つまり、太陽光パネル10の出力電力が補機バッテリBLから電力供給される装置の消費電力に所定電力を加算した電力より小さいと判定した場合、制御CPU112は、スイッチ140、141をオフし、昇圧コンバータ111を停止するとともに、太陽光パネル10の出力電力が最大となるように降圧コンバータ110をMPPT制御する(S105)。これにより、メインバッテリBHの充電が停止する。また、降圧コンバータ110によって太陽光パネル10の出力電力が最大となるような状態で出力電圧が降圧され、補機バッテリBLが充電される。
その後、制御CPU112は、降圧コンバータ110の出力電圧が第3基準電圧γより小さいか否かを判定する(S106)。ここで、第3基準電圧γは、太陽光パネル10が補機バッテリBLから電力供給される装置の消費電力を出力しているか否かを判定するためのものである。第3基準電圧γは、補機バッテリBLから電力供給される装置の消費電力を太陽光パネル10が出力している状態における、降圧コンバータ110の出力電圧に設定されている。具体的には、補機バッテリBLの満充電時における開放電圧より大きく、第2基準電圧βより小さい電圧に設定されている。
ステップS106において、降圧コンバータ110の出力電圧が第3基準電圧γ以上であると判定した場合、つまり、太陽光パネル10の出力電力が補機バッテリBLから電力供給される装置の消費電力以上である判定した場合、制御CPU112は、直前の制御状態を維持しステップS103に戻る。これにより、降圧コンバータ110によって太陽光パネル10の出力電力が最大となるような状態で出力電圧が降圧され、補機バッテリBLが継続して充電される。
一方、ステップS106において、降圧コンバータ110の出力電圧が第3基準電圧γより小さいと判定した場合、つまり、太陽光パネル10の出力電力が補機バッテリBLから電力供給される装置の消費電力より小さいと判定した場合、制御CPU112は、降圧コンバータ110を停止するとともに、スイッチ140、141をオフし、昇圧コンバータ111を停止する(S107)。これにより、メインバッテリBH及び補機バッテリBLの充電が停止する。
その後、制御CPU112は、内部に設けられたタイマーをスタートする(S108)。そして、タイマーの値が基準時間T(所定時間)以上か否かを判定する(S109)。ここで、基準時間Tは、降圧コンバータ110及び昇圧コンバータ111を停止するとともに、太陽光パネル10の出力電圧及び出力電力の判定を停止する時間を示すものである。基準時間Tは、太陽光パネル10の出力電力が補機バッテリBLを充電するのに充分な電力まで上昇するのに必要とされる時間に設定されている。また、時刻によって異なる値となるように設定されている。具体的には、日中の時刻に比べ、明け方及び夕方の時刻の方が長くなるように設定されている。
ステップS109において、タイマーの値が基準時間Tより小さいと判定した場合、制御CPU112は、ステップS109を繰り返す。これにより、基準時間Tの間、降圧コンバータ110及び昇圧コンバータ111が停止するとともに、制御CPU112による太陽光パネル10の出力電圧及び出力電力の判定が停止する。
一方、ステップS109において、タイマーの値が基準時間T以上であると判定した場合、制御CPU112は、ステップS100に戻り、前述したステップを繰り返す。
次に、図1を参照して、降圧コンバータ及び車両制御装置の動作について説明する。
車両走行中には、図1に示すSMR1、SMR2がオンし、メインバッテリBHがパワーコントロールユニットPCUに接続される。走行信号が入力されると、車両制御装置13は、降圧コンバータ12を制御する。降圧コンバータ12は、メインバッテリBHの出力電圧を降圧して補機バッテリBLを充電する。
次に、図3に示すタイムチャートを参照してソーラー制御装置における降圧コンバータ及び制御CPUの動作について説明する。ここでは、太陽光パネルが太陽光を受け、出力電力が上昇していく場合の動作について説明する。
図3に示すように、太陽光パネル10は、太陽光を受けて発電を開始する(時刻t0)。太陽光パネル10の出力電圧が上昇し第1基準電圧αより大きくなると、制御CPU112は、補機バッテリBLを充電することが可能であると判断し、降圧コンバータ110を定電圧制御する(時刻t1)。その結果、降圧コンバータ110は、太陽光パネル10の出力電圧を降圧して出力する。
しかし、太陽光パネル10は、出力電圧の上昇に比べ、出力電力の上昇が遅いという特性を有している。そのため、太陽光パネル10の出力電力が不十分であり、降圧コンバータ110の出力電圧は、第3基準電圧γに達することはない。制御CPU112は、降圧コンバータ110の出力電圧が第3基準電圧γより小さいため、降圧コンバータ110を停止する(時刻t2)。つまり、補機バッテリBLから電力供給される装置の消費電力分をまかなうことができないため、降圧コンバータ110を停止する。
そして、制御CPU112は、タイマーをスタートさせ、基準時間Tが経過するまで降圧コンバータ110を停止するとともに、太陽光パネル10の出力電圧及び出力電力の判定を停止する(時刻t2〜t3)。
制御CPU112は、基準時間Tが経過すると、太陽光パネル10の出力電圧及び出力電力の判定を再開する(時刻t3)。太陽光パネル10の出力電圧は第1基準電圧αより大きい状態を維持しており、制御CPU112は、補機バッテリBLを充電することが可能であると判断し、降圧コンバータ110を定電圧制御する。その結果、降圧コンバータ110は、太陽光パネル10の出力電圧を降圧して出力する。
ところで、基準時間Tは、太陽光パネル10の出力電力が補機バッテリBLを充電するのに充分な電力まで上昇するのに必要とされる時間に設定されている。そのため、太陽光パネル10の出力電力は、補機バッテリBLから電力供給される装置の消費電力より大きくなっている。従って、降圧コンバータ110の出力電圧は、第2基準電圧β以上となる。
制御CPU112は、降圧コンバータ110の出力電圧が第2基準電圧以上であり、補機バッテリBLから電力供給される装置の消費電力に所定電力を加算した電力を出力できると判断し、降圧コンバータ110の定電圧制御を維持する。つまり、制御CPU112は、太陽光パネル10の出力電圧が第1基準電圧αより大きく、かつ、降圧コンバータ110の出力電圧が第3基準電圧γより大きいとき、降圧コンバータ110を作動する。これにより、降圧コンバータ110によって太陽光パネル10の出力電圧が降圧され、補機バッテリBLが定電圧充電される。
次に、効果について説明する。
第1実施形態によれば、制御CPU112は、太陽光パネル10の出力電圧及び出力電力に基づいて降圧コンバータ110を作動し、補機バッテリBLを充電する。そのため、従来のように、太陽光パネル10の出力電力が不十分で補機バッテリBLを充電できないというような事態を防止することができる。従って、太陽光パネル10の出力電圧及び出力電力の上昇の仕方に影響されることなく、補機バッテリBLを確実に充電することができる。
第1実施形態によれば、制御CPU112は、太陽光パネル10の出力電圧が第1基準電圧αより大きく、かつ、降圧コンバータ110の出力電圧が第3基準電圧γより大きいとき、降圧コンバータ110を作動する。つまり、太陽光パネル10の出力電圧が所定電圧より大きく、かつ、出力電力が所定電力より大きいとき降圧コンバータ110を作動する。そのため、従来のように、太陽光パネル10の出力電力が不十分で補機バッテリBLを充電できないというような事態を確実に防止することができる。
第1実施形態によれば、制御CPU112は、降圧コンバータ112の出力電圧が第3基準電圧γ以下のとき、降圧コンバータ110を基準時間Tだけ停止する。つまり、制御CPU112は、太陽光パネル10の出力電力が所定電力以下のとき、降圧コンバータ110を所定時間停止する。そのため、降圧コンバータ110の作動による無駄な電力消費を抑えることができる。
第1実施形態によれば、制御CPU112は、降圧コンバータ112の出力電圧が第3基準電圧γ以下のとき、太陽光パネル10の出力電圧に基づく判定、及び、降圧コンバータ110の出力電圧に基づく判定を第1基準時間Tだけ停止する。つまり、制御CPU112は、太陽光パネル10の出力電力が所定電力以下のとき、太陽光パネル10の出力電圧及び出力電力に基づく判定を所定時間停止する。そのため、制御CPU112の判定動作による無駄な電力消費を抑えることができる。
太陽光パネル10の出力電力を判定する場合、一般的には、太陽光パネル10の出力電圧と出力電流を検出して出力電力を求めなければならない。しかし、第1実施形態によれば、制御CPU112は、降圧コンバータ110の出力電圧に基づいて太陽光パネル10の出力電力を判定する。太陽光パネル10の出力電圧を降圧して出力する降圧コンバータ110の出力電圧は、太陽光パネル10の出力電力に応じて変化する。そのため、降圧コンバータ110の出力電圧に基づいて太陽光パネル10の出力電力を判定することができる。従って、太陽光パネル10の出力電圧と出力電流を検出する必要がなく、構成を簡素化することができる。
太陽光パネル10の出力電力の上昇の仕方は、日射量によって変化する。日射量は、時刻によって変化する。第1実施形態によれば、基準時間Tは、時刻によって異なる値となるように設定されている。そのため、太陽光パネル10の出力電力が上昇し、出力電力が充分であるにも係わらず動作が停止しているような事態を防止することができる。
日射量は、日中の時刻に比べ、明け方及び夕方の時刻の方が少ない。そのため、太陽光パネル10の出力電力の上昇の仕方も、日中の時刻に比べ、明け方及び夕方の時刻の方が緩やかである。つまり、太陽光パネル10の出力電力が所定電力に達するまでの時間が、日中の時刻に比べ、明け方及び夕方の時刻の方が長い。第1実施形態によれば、基準時間Tは、日中の時刻に比べ、明け方及び夕方の時刻の方が長くなるように設定されている。そのため、太陽光パネル10の出力電力が上昇し、出力電力が充分であるにも係わらず動作が停止しているような事態を確実に防止することができる。
なお、第1実施形態では、基準時間Tは、太陽光パネル10の出力電力が補機バッテリBLを充電するのに充分な電力まで上昇するのに必要とされる時間に設定されている例を挙げているが、これに限られるものではない。基準時間Tは、太陽光パネル10の出力電力が補機バッテリBLを充電するのに充分な電力まで上昇するのに必要とされる時間より短い時間に設定してもよい。この場合、降圧コンバータ110及び判定の停止、作動が繰り返されることになるが、停止している間、無駄な電力消費を抑えることができる。
また、第1実施形態では、太陽光パネル10の電圧が、補機バッテリBLの電圧より高く、メインバッテリBHの電圧より低く、降圧コンバータ110によって降圧して補機バッテリBLを充電する例を挙げているが、これに限られるものではない。太陽光パネル10の電圧は、メインバッテリBHの電圧や補機バッテリBLの電圧より低くてもよい。この場合、図1に示す降圧コンバータ110を、昇圧コンバータ(充電回路)に変更することにより、太陽光パネル10の出力電圧を昇圧して補機バッテリBLを充電することができ、同様の効果を得ることができる。
さらに、第1実施形態では、ソーラー制御装置11が、太陽光パネル10の出力電圧を昇圧してメインバッテリBHを充電する昇圧コンバータ112を有している例を挙げているが、これに限られるものではない。昇圧コンバータ112を有していなくてもよい。
1・・・充電装置、10・・・太陽光パネル(太陽光発電装置)、11・・・ソーラー制御装置、110・・・降圧コンバータ(充電回路)、111・・・昇圧コンバータ、112・・・制御CPU(制御回路)、12・・・降圧コンバータ、13・・・車両制御装置、140、141・・・スイッチ、PCU・・・パワーコントロールユニット、SMR1、SMR2・・・スイッチ、BH・・・メインバッテリ、BL・・・補機バッテリ(バッテリ)

Claims (7)

  1. 太陽光によって発電する太陽光発電装置と、
    入力端子が前記太陽光発電装置に、出力端子がバッテリにそれぞれ接続され、前記太陽光発電装置の出力電圧を変換して前記バッテリを充電する充電回路と、
    前記充電回路を制御する制御回路と、
    を備えた充電装置において、
    前記制御回路は、前記太陽光発電装置の出力電圧及び出力電力に基づいて前記充電回路を作動することを特徴とする充電装置。
  2. 前記制御回路は、前記太陽光発電装置の出力電圧が所定電圧より大きく、かつ、出力電力が所定電力より大きいとき前記充電回路を作動することを特徴とする請求項1に記載の充電装置。
  3. 前記制御回路は、前記太陽光発電装置の出力電力が前記所定電力以下のとき、前記充電回路を所定時間停止することを特徴とする請求項2に記載の充電装置。
  4. 前記制御回路は、前記太陽光発電装置の出力電力が前記所定電力以下のとき、前記太陽光発電装置の出力電圧及び出力電力に基づく判定を前記所定時間停止することを特徴とする請求項3に記載の充電装置。
  5. 前記制御回路は、前記充電回路の出力電圧に基づいて前記太陽光発電装置の出力電力を判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の充電装置。
  6. 前記所定時間は、時刻によって異なる値となるように設定されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の充電装置。
  7. 前記所定時間は、日中の時刻に比べ、明け方及び夕方の時刻の方が長くなるように設定されていることを特徴とする請求項6に記載の充電装置。




















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