JP2014020009A - 外装構造体の架台構造、および設置装置 - Google Patents

外装構造体の架台構造、および設置装置 Download PDF

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Abstract

【課題】折板材1どうしが剣先ボルト6で連結してある構築物において、太陽電池パネルなどの外装構造体を支持する設置装置を改良して、ベース枠の長手方向線を任意の向きに設定できるようにし、外装構造体の配置形態の自由度を向上する。
【解決手段】設置装置は、架台構造と、外装構造体Pを固定支持するパネル取付具22とからなる。架台構造は、剣先ボルト6に締結されるベース支持金具20と、同金具20に固定されるベース枠21を備えている。ベース支持金具20は、剣先ボルト6に締結される締結座23と連結壁25を備えている。ベース枠21は連結壁25の上面に載置されて第1締結体51で締結する。ベース枠21に固定したパネル取付具22で外装構造体Pを支持する。施工時に、ベース支持金具20の剣先ボルト6に対する締結姿勢を変更することにより、ベース枠21の長手方向線の向きを自由に設定できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池パネル、集熱パネル、化粧用の外装パネルなどの外装構造体を、折板屋根や外壁の外面に設置するための架台構造、および設置装置に関する。本発明に係る架台構造および設置装置は、隣接する折板屋根材(以下、単に折板材と言う。)どうしが、タイトフレームに固定した剣先ボルトや中間締結ボルトで連結してある形態の折板屋根や外壁に適用される。
例えば、折板屋根に設置される太陽電池パネルの設置装置には、折板材の連結構造の違いに応じていくつかの形態がある。そのひとつは、隣接する折板材どうしがはぜ締め構造で連結してある場合であって、はぜ締め構造の首部分に締結金具を固定し、締結金具で直接、あるいは間接的に太陽電池パネルを支持している(特許文献1)。もうひとつは、隣接する折板材どうしがタイトフレームに固定した剣先ボルトで連結してある場合であり、剣先ボルトを利用して太陽電池パネルを折板材に固定している(特許文献2)。
前者の設置装置の場合には、はぜ締め構造が軒棟方向に連続しているので、設置装置をはぜ締め構造の任意の位置に締結することができる。しかし、後者の設置装置の場合には、タイトフレームが軒棟方向へ一定間隔おきに配置されるため、剣先ボルトの位置が特定され、設置装置の取付位置の自由度は低い。さらに、折板材の働き幅および山部の隣接ピッチが一様ではないため、設置装置を折板材のサイズの違いに応じて個別的に用意する必要がある。とくに、既設の折板屋根に太陽電池パネルを付加する場合には、個々の折板屋根ごとにボルト位置の計測や施工現場での穴あけを行う必要があり、施工に多くの手間とコストが掛かる。
上記のような、剣先ボルトの位置や折板材のサイズの違いに伴う制約を解消するために、太陽電池パネルを間接的に支持する設置装置が特許文献3に提案されている。そこでは、剣先ボルトに締結される下方固定体と上方固定体とで固定金具を構成し、両固定体に太陽電池パネルを取付けるための架台(チャンネル材)を固定している。下方固定体は断面台形状に形成してあり、その軒棟方向の中央部分に上方固定体を嵌め込むための切欠部が設けてある。また、下方固定体の上端壁には、切欠部を間に挟む状態で2個のボルトが上向きに固定してある。上方固定体は、軒棟方向の両端に先の架台を支持する支持壁を設けた逆ハット形の金具からなり、一対の支持壁に先のボルトを挿通するための挿通孔が形成してある。また、一対の支持壁の間に凹み形成された載置壁には、折板材のボルトを挿通するための挿通穴が形成してある。
特許文献3の固定金具を使用する場合には、上方固定体の載置壁を下方固定体の切欠部に嵌込んで一体化し、下方固定体を折板材の山部分に被せ付けた状態で、上方固定体の載置壁を剣先ボルトに締結する。さらに上方固定体の上面に載置した架台を2個のボルトで上方固定体に締結し、その上面に配置した太陽電池パネルを架台に締結する。なお、下方固定体および上方固定体は、軒棟方向へ一定間隔おきに配置したタイトフレームの設置間隔に対応して配置してあり、固定金具で支持される架台の長手方向線は軒棟方向に一致している。
本発明においては、架台構造に固定したパネル取付具でパネル状の外装構造体を締結するが、このパネル取付具の基本構造は、先の特許文献1の取付構造に開示されている。そこでは、クリップ状の支持ベースと、同ベースと協同して太陽電池パネルを上下に挟持する押え具とでパネル取付具を構成している。
特許第4726878号公報(段落番号0041、図4) 特開2009−293374号公報(段落番号0017、図2) 特開2011−106094号公報(段落番号0084〜0086、図10)
特許文献3の間接支持型の固定金具によれば、隣接する折板材どうしを剣先ボルトで連結した折板屋根であっても、架台上の任意の位置に太陽電池パネルを配置し固定することができる。しかし、上方固定体の下方固定体に対する連結姿勢が常に一定であり、さらに台形状の下方固定体の折板材に対する装着姿勢が一定であるため、架台の長手方向線が軒棟方向に限定されてしまう。また、架台の配置間隔がボルトの軒線方向の隣接間隔の整数倍に限定されてしまうため、太陽電池パネルの配置形態の自由度が低く、太陽電池パネルの施工形態に制約がある。太陽電池パネルのサイズによっては、架台上に別途支持フレームを組む必要があり設置装置が複雑になる。
本発明の目的は、剣先ボルトや中間締結ボルトの位置や折板材のサイズの違い等に伴う制約を解消して、施工の手間とコストを削減しながら、ベース枠の長手方向線を任意の向きに設定でき、従って、外装構造体の配置形態を自由に設定できる外装構造体の架台構造と、外装構造体の設置装置を提供することにある。
本発明に係る外装構造体の架台構造は、隣接する折板材1の山部4どうしがタイトフレーム2に固定した剣先ボルト6で連結してある構築物に設置される。架台構造は、剣先ボルト6に締結されるベース支持金具20と、ベース支持金具20に固定される長尺のベース枠21とを備えている。ベース支持金具20は、剣先ボルト6と同ボルト6にねじ込んだナット8とで締結される締結座23と、剣先ボルト6の上端より上方においてベース枠21を支持する連結壁25を備えている。ベース枠21は連結壁25の上面に載置されて、その載置壁32と連結壁25とが第1締結体51で締結される。ベース支持金具20の剣先ボルト6に対する締結姿勢を変更することにより、ベース枠21の長手方向線の向きを自由に設定できることを特徴とする。本発明における剣先ボルト6とは、ボルトの上端が先すぼまり状に尖らせてある剣先ボルトと、軒棟方向に隣接する剣先ボルトの中間位置において、剣先ボルトと同様にして折板材1の山部4どうしを締結する中間締結ボルトを含む概念である。なお、中間締結ボルトの上端は尖っておらず平坦になっている。
ベース支持金具20に、連結壁25に載置したベース枠21の脱落を防ぐ規制部26を設ける。ベース枠21の載置壁32を連結壁25に締結する第1締結体51は、セルフドリルビスと、タッピンビスと、リベットのいずれかひとつからなる。
ベース支持金具20は、締結座23と、締結座23の対向辺部に連続する一対の縦壁24と、縦壁24の上端に連続する一対の連結壁25とで逆ハット形に形成する。一対の連結壁25の対向辺部のそれぞれに規制壁26を形成する。載置壁32が両規制壁26の間に嵌まり込む状態で、ベース枠21を連結壁25に締結する。
ベース枠21は、上向きに開口する樋体状の枠本体部30と、外装構造体Pを装着するための装着部31とを備えている。装着部31は枠本体部30の上端から斜め外向きに下り傾斜する一対の傾斜壁33で形成する。
本発明に係る外装構造体の設置装置は、隣接する折板材1の山部4どうしがタイトフレーム2に固定した剣先ボルト6で連結してある構築物に設置される外装構造体Pを設置対象とする。設置装置は、架台構造と、架台構造に装着されて外装構造体Pを固定支持するパネル取付具22とで構成する。架台構造は、剣先ボルト6に締結されるベース支持金具20と、ベース支持金具20に固定される長尺のベース枠21とを備えている。ベース支持金具20は、剣先ボルト6と同ボルト6にねじ込んだナット8とで締結される締結座23と、剣先ボルト6の上端より上方においてベース枠21を支持する連結壁25を備えている。ベース枠21は連結壁25の上面に載置されて、その載置壁32と連結壁25とが第1締結体51で締結してある。ベース支持金具20の剣先ボルト6に対する締結姿勢を変更することにより、ベース枠21の長手方向線の向きを自由に設定できることを特徴とする。
ベース支持金具20は、締結座23と、締結座23の対向辺部に連続する一対の縦壁24と、縦壁24の上端に連続する一対の連結壁25とで逆ハット形に形成する。一対の連結壁25の対向辺部のそれぞれに、ベース枠21の脱落を防ぐ規制壁26を形成する。ベース枠21の載置壁32を連結壁25に締結する第1締結体51は、セルフドリルビスと、タッピンビスと、リベットのいずれかひとつからなる。
ベース枠21は、上向きに開口する樋体状の枠本体部30と、パネル取付具22が装着される装着部31とを備えている。装着部31は、枠本体部30の上端から斜め外向きに下り傾斜する一対の傾斜壁33で形成する。パネル取付具22は、ベース枠21の傾斜壁33に締結される支持ベース35と、支持ベース35に組付けた外装構造体Pを支持ベース35と協同して挟持する押え具36と、押え具36を支持ベース35に締結するねじ構造とを備えている。支持ベース35に、一対の傾斜壁33で支持される一対の取付壁37が設けられて、その板面に挿通穴40が形成してある。両傾斜壁33の外面に両取付壁37をあてがった状態で、第2締結体52を挿通穴40を介して傾斜壁33に締結して、支持ベース35をベース枠21に固定する。
支持ベース35に、取付壁37と、取付壁37の上側に連続する載置壁39とを一体に設ける。載置壁39の上部には、外装構造体Pを係合するための係止溝41を形成する。係止溝41に係合された状態で隣接する外装構造体Pの周縁部どうしを、支持ベース35の載置壁39と押え具36とで挟持固定する。
本発明においては、剣先ボルト6に締結されるベース支持金具20と、ベース支持金具20に固定される長尺のベース枠21とで架台構造を構成して、ベース支持金具20の剣先ボルト6に対する締結姿勢を変更できるようにした。このように、ベース支持金具20の締結姿勢を剣先ボルト6の周囲の任意の方向へ変更できるようにすると、ベース支持金具20で支持されるベース枠21の長手方向線の向きを、軒棟方向、軒線方向、あるいは任意の斜め方向へ自由に設定することができる。従って、ベース枠の長手方向線の向きが軒棟方向にのみ限定されていた従来の架台構造とは異なり、外装構造体Pの配置形態の自由度を著しく向上し、折板屋根や外壁などの形状に適合した施工形態で外装構造体Pを設置することができる。また、剣先ボルト6を利用して架台構造を組み、架台構造に装着したパネル取付具22を介して外装構造体Pを支持するので、剣先ボルト6の位置や折板材1のサイズの違い等に伴う制約を解消して、外装構造体Pの施工の手間とコストを削減できる。
ベース支持金具20にベース枠21の脱落を防ぐ規制部26を設けると、連結壁25に載置されたベース枠21が連結壁25から脱落するのを確実に防止できる。従って、ベース枠21を第1締結体51で連結壁25に締結する作業を的確に行うことができる。また、ベース枠21を連結壁25に固定する際には、セルフドリルビス、タッピンビス、リベットのいずれかひとつを第1締結体51として締結することにより、ボルトとナットを使用して締結を行う場合に比べて、締結作業を迅速に行なえる。なかでも、セルフドリルビスを使用する場合には挿通穴や下穴を形成する必要がなく、ベース枠21を連結壁25に一気に締結できるので、架台構造を構築する手間を大幅に削減して、施工の手間とコストをさらに削減できる。
ベース支持金具20を、締結座23と、一対の縦壁24と、一対の連結壁25とで逆ハット形に形成すると、ベース枠21を一対の連結壁25でより安定した状態で支持できる。また、各連結壁25の対向辺部のそれぞれに規制壁26を形成することにより、ベース枠21の載置壁32を両規制壁26で受止めた状態で、ベース枠21を連結壁25に締結できる。従って、例えばセルフドリルビスを電動工具でねじ込み操作するような場合に、ねじ込みトルクを受けたベース枠21が、ずれ動いて連結壁25から脱落するのをさらに確実に防止して、ベース枠21の締結作業を的確に行える。加えて、1個のベース支持金具20に対して、ベース枠21の2個所を一対の連結壁25にそれぞれ締結するので、架台構造の構造強度を向上して、外装構造体Pを安定した状態で強固に支持できる。
上向きに開口する樋体状の枠本体部30と、装着部31とを備えたベース枠21において、斜め外向きに下り傾斜する一対の傾斜壁33で装着部31を形成すると、装着部31に邪魔されることもなく枠本体部30をベース支持金具20に容易に締結することができる。また、装着部31を一対の傾斜壁33でハ字状に形成すると、ベース枠21に組付けられるパネル取付具22を一対の傾斜壁33に載置するだけで締結姿勢に保持できるので、架台構造に対する外装構造体Pの取付け作業を簡便に行うことができる。
本発明に係る設置装置は、剣先ボルト6を利用して組まれる架台構造と、架台構造に装着されるパネル取付具22とで構成し、パネル取付具22で外装構造体Pを固定支持できるようにした。また、剣先ボルト6に締結されるベース支持金具20と、ベース支持金具20に固定される長尺のベース枠21とで架台構造を構成して、ベース支持金具20の剣先ボルト6に対する締結姿勢を変更できるようにした。このように、ベース支持金具20の締結姿勢を剣先ボルト6の周囲の任意の方向へ変更できるようにすると、ベース支持金具20で支持されるベース枠21の長手方向線の向きを、軒棟方向、軒線方向、あるいは任意の斜め方向へ自由に設定することができる。さらに、架台構造に固定したパネル取付具22で外装構造体Pを間接的に固定支持するので、外装構造体Pを同構造体Pに適合したパネル取付具22で的確に、しかも強固に固定支持できる。
従って、本発明の設置装置によれば、ベース枠の長手方向線の向きが軒棟方向にのみ限定されていた従来の架台構造とは異なり、外装構造体Pの配置形態の自由度を著しく向上し、折板屋根や外壁などの形状に適合した施工形態で外装構造体Pを設置することができる。また、剣先ボルト6を利用して架台構造を組み、架台構造に装着したパネル取付具22を介して外装構造体Pを支持するので、剣先ボルト6の位置や折板材1のサイズの違い等とは無関係に外装構造体Pを設置することができ、設置装置の汎用性を向上できる。外装構造体Pの施工の手間とコストを削減できる利点もある。
締結座23と、一対の縦壁24と、一対の連結壁25とで逆ハット形に形成したベース支持金具20によれば、ベース枠21を一対の連結壁25と規制壁26とでより安定した状態で支持できる。また、1個のベース支持金具20に対して、ベース枠21の2個所を一対の連結壁25にそれぞれ締結するので、架台構造の構造強度を向上して、外装構造体Pを安定した状態で強固に支持できる。さらに、例えばセルフドリルビスを電動工具でねじ込み操作するような場合に、ねじ込みトルクを受けたベース枠21が、ずれ動いて連結壁25から脱落するのを規制壁26でさらに確実に防止して、ベース枠21の締結作業を的確に行える。セルフドリルビス、タッピンビス、リベットのいずれかひとつを第1締結体51として締結することにより、ボルトとナットを使用して締結を行う場合に比べて、締結作業を迅速に行なえる。
上向きに開口する樋体状の枠本体部30と、一対の傾斜壁33からなる装着部31とでベース枠21を構成すると、ベース枠21をベース支持金具20に締結するとき、装着部31に邪魔されることもなく枠本体部30をベース支持金具20に容易に締結することができる。また、装着部31を枠本体部30の上端から斜め外向きに下り傾斜する一対の傾斜壁33でハ字状に形成すると、パネル取付具22の一対の取付壁37を傾斜壁33に載置するだけで、パネル取付具22を仮位置決めして締結姿勢に保持できる。さらに、取付壁37を傾斜壁33に締結するとき、パネル取付具22を押え保持する必要もなく、第2締結体52を挿通穴40を介して傾斜壁33に締結操作できるので、架台構造に対する外装構造体Pの取付け作業を簡便に行うことができる。ベース枠21の傾斜壁33に締結される支持ベース35と、押え具36とを備えたパネル取付具22によれば、パネル状の外装構造体Pの上面と下面を支持ベース35と押え具36で上下に挟持して、外装構造体Pを安定した状態で強固に固定支持できる。
取付壁37と載置壁39を一体に備えた支持ベース35において、載置壁39の上部に設けた係止溝41に外装構造体Pを係合する設置装置によれば、隣接する外装構造体Pの周縁を載置壁39と押え具36とで同時に挟持固定できる。従って、一群の外装構造体Pを設置する場合のパネル取付具22の使用個数を減らして、設置装置の全体コストを削減することができる。
本発明に係る設置装置の実施例を示す側面図である。 外装構造体の設置例を示す平面図である。 設置装置の施工例を示す側面図である。 図1におけるA−A線断面図である。 架台構造の分解斜視図である。 パネル取付具の分解斜視図である。 設置装置の別の施工例を示す正面図である。 ベース支持金具の変形例を示す斜視図である。
(実施例) 図1ないし図6は、本発明に係る外装構造体の設置装置の実施例を示す。なお、本実施例における軒棟方向、および軒線方向とは、図2に示す矢印と、各矢印の近傍に表記した軒棟方向、軒線方向の表示に従う。
図2において符号Pは太陽電池パネル(外装構造体)であり、同パネルPは設置装置を使用して折板屋根(構築物)の外面に設置してある。図3に示すように折板屋根は、折板材1の一群をタイトフレーム2を介して屋根下地3に固定して構成する。折板材1は山部4と谷部5とを交互に形成した軒棟方向へ長い鋼板製の長尺の成形品からなり、隣接する各折板材1の両側端の山部4どうしをタイトフレーム2に固定した剣先ボルト(ボルト)6で連結して、山部4と谷部5とが軒線方向へ連続させてある。符号7は剣先ボルト6にねじ込んだナットである。隣接する各折板材1の両側端の山部4どうしは、剣先ボルト6で連結する場合と、軒棟方向に隣接する剣先ボルト6の中間位置において、同ボルト6と同様にして折板材1の山部4どうしを締結する中間締結ボルトを併用する場合とがある。軒線方向へ長いタイトフレーム2は、折板材1のサイズ(働き幅)に応じて軒棟方向へ一定間隔おきに配置してある。
図1に示すように太陽電池パネルPは、鋼板製のパネルからなるベース体11と、ベース体11の上面に貼付けられたシート状の電池本体12とで構成する。ベース体11は軒線方向へ長い長方形状に形成してあり、その長辺部のそれぞれに係止壁13が下向きに折り曲げられ、短辺部のそれぞれに側端壁14が下向きに折り曲げてある。係止壁13の下端内面には、はぜ折りされた補強部15が形成してある。電池本体12は、プラスチックフィルム製の基板の表面に太陽電池層を形成したフィルム型のアモルファス太陽電池からなる。フィルム基板をベース体11に貼付けたのち、電池本体12の外表面を含むベース体11の表面全体に透明な外装フィルム16を接着することにより、電池本体12がベース体11と一体化してある。この種のフィルム型のアモルファス太陽電池は、ガラス基板の表面に太陽電池層を形成した結晶系の太陽電池に比べて、単位面積あたりの重量を著しく小さくして軽量化でき、さらに湾曲面であっても配置できる特長を備えている。この実施例における太陽電池パネルPの長辺部の長さは3640mm、短辺部の長さは466mmである。電池本体12としては、フィルム型のアモルファス太陽電池以外に、CIGS太陽電池を適用することができる。CIGS太陽電池は、フィルム型のアモルファス太陽電池と同じ薄膜系の太陽電池であり、ブチルゴムなどの接着材でベース体11に貼り付けて一体化することができる。
太陽電池パネルPの設置装置は、剣先ボルト6を利用して固定される架台構造と、架台構造に装着されて太陽電池パネルPを固定支持するパネル取付具22とで構成してある。図5に示すように架台構造は、ベース支持金具20と、ベース支持金具20に装着される長尺のベース枠21とで構成してあり、太陽電池パネルPは、ベース枠21に固定したパネル取付具22で支持される。
ベース支持金具20は、剣先ボルト6と同ボルト6にねじ込んだナット8とで締結される四角形状の締結座23と、締結座23の対向辺部に連続して上向きに折曲げた一対の縦壁24と、縦壁24の上端に連続して水平に折曲げた四角形状の一対の連結壁25とで逆ハット形に形成してある。連結壁25の折曲げ縁に隣接する一対の対向辺部のそれぞれには、連結壁25に載置したベース枠21の脱落を防ぐ規制壁(規制部)26が上向きに折り曲げ形成してある。締結座23の中央には、剣先ボルト6および中間締結ボルトを挿通するための挿通穴27が形成してある。縦壁24の上下長さは、ナット7の上面から剣先ボルト6の上端までの長さより大きく設定してあり、これにより、ベース枠21を剣先ボルト6の上端より上方において連結壁25で支持して、ベース枠21の底壁が剣先ボルト6と接当干渉するのを防止している。
ベース枠21は、上向きに開口する樋体状の枠本体部30と、パネル取付具22が装着される装着部31とを一体に備えた鋼板製の長尺の成形品からなる。枠本体部30は、その底部分に連結壁25で支持される平坦な載置壁32を備えており、先に説明した規制壁26の対向間隔は、載置壁32の幅寸法より僅かに大きく設定してある。装着部31は、枠本体部30の上端に連続して斜めに下り傾斜する一対の傾斜壁33で形成してある。この実施例では、各傾斜壁33と枠本体部30の縦壁とで挟まれる角度を30度とした。このように、傾斜壁33を下り傾斜状に形成することにより、後述するパネル取付具22の装着部31に対する仮組み作業と、パネル取付具22の締結作業を容易に行うことができる。
図6においてパネル取付具22は、ベース枠21の傾斜壁33に締結される支持ベース35と、支持ベース35に組付けた太陽電池パネルPを、支持ベース35と協同して挟持する押え具36と、押え具36を支持ベース35に締結するねじ構造とで構成する。支持ベース35は、傾斜壁33の外面に密着する状態で締結される一対の傾斜する取付壁37と、取付壁37の上側に連続してU字状に折り曲げられる一対の載置基部38と、両載置基部38の上側に連続する門形の載置壁39とを一体に備えたプレス金具からなる。取付壁37は傾斜壁33と同じ角度で傾斜しており、その板面には一対のねじ挿通孔(挿通穴)40が形成してあり、載置壁39の上部には太陽電池パネルPを係合するための一対の係止溝41が切欠き形成してある。また、一対の係止溝41で挟まれる載置壁39には、補強壁42が外向きに膨出形成してあり、補強壁42の天部の中央に押え具36を締結するためのボルト43が固定してある。このボルト43と、同ボルト43にねじ込まれるナット44とが、押え具36を支持ベース35に締結するねじ構造を構成している。
押え具36は、先のボルト43用の挿通孔47を備えた四角形状の締結部48を備えており、その短辺部から四角形状の押圧腕49を段落ち状に形成し、長辺部に連続して回止め腕50を下向きに折り曲げたプレス金具からなる。
つぎに、太陽電池パネルPを設置する際の施工例を説明する。まず、太陽電池パネルPを設置すべき場所に位置する剣先ボルト6に挿通穴27を係合して、ベース支持金具20を仮組みする。このとき、ベース枠21の長手方向線を軒棟方向と一致させるために、連結壁25に設けた規制壁26が軒棟方向と平行になるようにベース支持金具20の姿勢を保持する。その状態で、座金を介してナット8を剣先ボルト6にねじ込み、ベース支持金具20を折板材1の山部4に固定する(図3、図4参照)。同様にして、ベース支持金具20を軒棟方向と軒線方向に直線列を形成する状態で、一定間隔おきに剣先ボルト6に固定する。この実施例においては、ベース支持金具20を軒線方向に隣接する山部4の3ピッチおきにタイトフレーム2に締結するようにした。
以上のようにして、一群のベース支持金具20を剣先ボルト6に固定したのち、その連結壁25の上面にベース枠21を載置し、その載置壁32を一対の各規制壁26の間に嵌め込む。この状態で、枠本体部30の底壁にあてがったセルフドリルビス(第1締結体)51を電動工具でねじ込んで、図4に示すようにベース枠21をベース支持金具20に固定する。このとき、電動工具のねじ込みトルクを受けたベース枠21はずれ動こうとするが、枠本体部30の縦壁の下部が規制壁26で受止められるので、ベース枠21が連結壁25から脱落することはない。また、ベース枠21をセルフドリルビス51で連結壁25に一気に締結するので、電動ドリルで下穴を形成する必要がなく、全体としてベース枠21の締結作業を簡便かつ迅速に行なうことができる。なお、軒棟方向に隣接するベース枠21は、小さな隙間をあけた状態でベース支持金具20に固定されるので、ベース枠21に沿って流下してきた雨水や汚れは、先の隙間から折板屋根へ排出することができる。
全てのベース枠21を固定したのち、その装着部31の外面に支持ベース35を仮組みするが、装着部31が一対の下り傾斜する傾斜壁33で形成してあるので、一対の取付壁37を傾斜壁33に載置するだけで、支持ベース35とベース枠21の中心位置を一致させることができる。つぎに、太陽電池パネルPの設置間隔に応じて支持ベース35を軒棟方向に位置決めし、その取付壁37に設けたねじ挿通孔40に臨む傾斜壁33に、セルフドリルビス(第2締結体)52を電動工具でねじ込んで、図4に示すように支持ベース35をベース枠21に固定する。セルフドリルビス52のねじ込み作業は、傾斜壁33に対して概ね直交する向きから斜め向きに行えるので、より少ない手間で迅速にねじ込み作業を行なうことができる。この場合にも、電動ドリルで傾斜壁33に下穴を形成する必要がないので、支持ベース35の締結作業を簡便かつ迅速に行なうことができる。なお、この実施例における支持ベース35の軒棟方向の配置間隔は、ベース支持金具20の軒棟方向の配置間隔より小さくした。
一群の支持ベース35をベース枠21に固定したのち、例えば軒先側の支持ベース35の係止溝41に太陽電池パネルPの軒側の係止壁13を掛止し、さらに棟側の係止壁13を隣接する支持ベース35の係止溝41に掛止して太陽電池パネルPを仮組みする。この実施例では、太陽電池パネルPの長辺部を一定間隔おきに配置した6個の支持ベース35で支持するようにした(図2参照)。つぎに、新たな太陽電池パネルPを、仮組みした太陽電池パネルPの棟側に隣接する状態で仮組みして位置決めする。
上記の状態で、各支持ベース35のボルト43に押え具36を挿通して、その押圧腕49をベース体11の長辺部に接当させ、座金を介してボルト43にナット44をねじ込むことにより、押え具36と支持ベース35とで太陽電池パネルPを挟持固定する(図4参照)。このとき、押え具36に設けた回止め腕50が載置壁39の対向壁で受止められているので、ナット44をねじ込む際に押え具36が共回りするのを防止でき、押え具36の締結作業を簡便に行うことができる。以後、新たな太陽電池パネルPの仮組みおよび位置決めと、押え具36の締結とを交互に行って、必要な枚数の太陽電池パネルPを設置して太陽電池システムを構築する。
図7はベース枠21の長手方向線を軒線方向と一致させる場合のベース支持金具20の固定姿勢を示している。その場合には、連結壁25に設けた規制壁26が軒線方向と平行になるようにベース支持金具20の姿勢を保持し、その状態で座金を介してナット8を剣先ボルト6にねじ込んでベース支持金具20を固定する。このように、ベース支持金具20の剣先ボルト6に対する締結姿勢を変更することにより、ベース枠21の長手方向線の向きを自由に設定することができる。
図8は、ベース支持金具20の変形例を示す。図8(a)に示すベース支持金具20は、縦壁24の両側端に上向きの突起を形成して規制部26とした。また、図8(b)に示すベース支持金具20では、縦壁24の両側端に連続して上向きの突起を折曲げ形成して規制部26とした。図8(c)に示すベース支持金具20は、四角形状の締結座23のひとつの辺部に連続して縦壁24および連結壁25を形成した。さらに、締結座23に形成される挿通穴27を溝状に形成して、溝端部を締結座23のひとつの辺部で開口させるようにした。
上記の実施例では、ベース枠21の長手方向線の向きを、軒棟方向あるいは軒線方向と一致させるようにしたがその必要はない。例えば、規制壁26が軒棟方向あるいは軒線方向と斜めに交差する状態でベース支持金具20を固定することにより、ベース枠21の長手方向線を軒棟方向あるいは軒線方向と斜めに交差させることができる。第1締結体51は、セルフドリルビスである必要はなく、タッピンビスあるいはブラインドリベット(リベット)を使用して、ベース枠21をベース支持金具20に締結することができる。その場合には、ベース枠21の載置壁32およびベース支持金具20の連結壁25のそれぞれに、タッピンビス用の下穴、あるいはリベット挿通穴を形成しておくとよい。
外装構造体Pとしては、集熱パネルや化粧用の外装パネルなどであっても良く、太陽電池パネルには限定しない。本発明に係る架台構造および設置装置は、建物の外壁(構築物)が折板材1で構築してある場合にも適用できる。例えば、飛行機の格納庫の外壁を折板材1で構築することがあるが、こうした場合に、外装パネルを外壁の外面に設置して意匠性を向上し、あるいは太陽電池パネルを外壁の外面に設置して太陽光発電を行うことができる。
ベース枠21は、ハット形断面のチャンネル材で形成することができ、その場合には、枠本体部30の上端から横向きに折曲がる一対の水平の壁面で装着部31が形成される。また、パネル取付具22の取付壁37は装着部31に対応して水平壁で形成し、その遊端に装着部31の水平壁の端縁に係合する係合爪を折曲げ形成しておく。規制部26は、連結壁25の対向辺部のそれぞれに形成するのが好ましいが、対向辺部のいずれか一方にのみ形成してあってもよい。
1 折板材
2 タイトフレーム
4 山部
6 剣先ボルト
8 ナット
20 ベース支持金具
21 ベース枠
22 パネル取付具
23 締結座
25 連結壁
26 規制部(規制壁)
51 セルフドリルビス(第1締結体)
52 セルフドリルビス(第2締結体)

Claims (8)

  1. 隣接する折板材(1)の山部(4)どうしがタイトフレーム(2)に固定した剣先ボルト(6)で連結してある構築物に設置される外装構造体(P)の架台構造であって、
    架台構造は、剣先ボルト(6)に締結されるベース支持金具(20)と、ベース支持金具(20)に固定される長尺のベース枠(21)とを備え、
    ベース支持金具(20)は、剣先ボルト(6)と同ボルト(6)にねじ込んだナット(8)とで締結される締結座(23)と、剣先ボルト(6)の上端より上方においてベース枠(21)を支持する連結壁(25)を備えており、
    ベース枠(21)は連結壁(25)の上面に載置されて、その載置壁(32)と連結壁(25)とが第1締結体(51)で締結されており、
    ベース支持金具(20)の剣先ボルト(6)に対する締結姿勢を変更することにより、ベース枠(21)の長手方向線の向きを自由に設定できることを特徴とする外装構造体の架台構造。
  2. ベース支持金具(20)に、連結壁(25)に載置したベース枠(21)の脱落を防ぐ規制部(26)が設けられており、
    ベース枠(21)の載置壁(32)を連結壁(25)に締結する第1締結体(51)が、セルフドリルビスと、タッピンビスと、リベットのいずれかひとつからなる請求項1に記載の外装構造体の架台構造。
  3. ベース支持金具(20)が、締結座(23)と、締結座(23)の対向辺部に連続する一対の縦壁(24)と、縦壁(24)の上端に連続する一対の連結壁(25)とで逆ハット形に形成されており、
    一対の連結壁(25)の対向辺部のそれぞれに規制壁(26)が形成されており、
    載置壁(32)が両規制壁(26)の間に嵌まり込む状態で、ベース枠(21)が連結壁(25)に締結してある請求項1または2に記載の外装構造体の架台構造。
  4. ベース枠(21)が、上向きに開口する樋体状の枠本体部(30)と、外装構造体(P)を装着するための装着部(31)とを備えており、
    装着部(31)が枠本体部(30)の上端から斜め外向きに下り傾斜する一対の傾斜壁(33)で形成してある請求項1から3のいずれかひとつに記載の外装構造体の架台構造。
  5. 隣接する折板材(1)の山部(4)どうしがタイトフレーム(2)に固定した剣先ボルト(6)で連結してある構築物に設置される外装構造体(P)の設置装置であって、
    設置装置は、架台構造と、架台構造に装着されて外装構造体(P)を固定支持するパネル取付具(22)とで構成されており、
    架台構造は、剣先ボルト(6)に締結されるベース支持金具(20)と、ベース支持金具(20)に固定される長尺のベース枠(21)とを備えており、
    ベース支持金具(20)は、剣先ボルト(6)と同ボルト(6)にねじ込んだナット(8)とで締結される締結座(23)と、剣先ボルト(6)の上端より上方においてベース枠(21)を支持する連結壁(25)を備えており、
    ベース枠(21)は連結壁(25)の上面に載置されて、その載置壁(32)と連結壁(25)とが第1締結体(51)で締結されており、
    ベース支持金具(20)の剣先ボルト(6)に対する締結姿勢を変更することにより、ベース枠(21)の長手方向線の向きを自由に設定できることを特徴とする外装構造体の設置装置。
  6. ベース支持金具(20)が、締結座(23)と、締結座(23)の対向辺部に連続する一対の縦壁(24)と、縦壁(24)の上端に連続する一対の連結壁(25)とで逆ハット形に形成されており、
    一対の連結壁(25)の対向辺部のそれぞれに、ベース枠(21)の脱落を防ぐ規制壁(26)が形成されており、
    ベース枠(21)の載置壁(32)を連結壁(25)に締結する第1締結体(51)が、セルフドリルビスと、タッピンビスと、リベットのいずれかひとつからなる請求項5に記載の外装構造体の設置装置。
  7. ベース枠(21)が、上向きに開口する樋体状の枠本体部(30)と、パネル取付具(22)が装着される装着部(31)とを備えており、
    前記装着部(31)は、枠本体部(30)の上端から斜め外向きに下り傾斜する一対の傾斜壁(33)で形成されており、
    パネル取付具(22)は、ベース枠(21)の傾斜壁(33)に締結される支持ベース(35)と、支持ベース(35)に組付けた外装構造体(P)を支持ベース(35)と協同して挟持する押え具(36)と、押え具(36)を支持ベース(35)に締結するねじ構造とを備えており、
    支持ベース(35)に、前記一対の傾斜壁(33)で支持される一対の取付壁(37)が設けられて、その板面に挿通穴(40)が形成されており、
    両傾斜壁(33)の外面に両取付壁(37)をあてがった状態で、第2締結体(52)を前記挿通穴(40)を介して傾斜壁(33)に締結して、支持ベース(35)がベース枠(21)に固定してある請求項5または6に記載の外装構造体の設置装置。
  8. 支持ベース(35)に、前記取付壁(37)と、取付壁(37)の上側に連続する載置壁(39)とが一体に設けられており、
    載置壁(39)の上部には、外装構造体(P)を係合するための係止溝(41)が形成されており、
    前記係止溝(41)に係合された状態で隣接する外装構造体(P)の周縁部どうしが、支持ベース(35)の載置壁(39)と押え具(36)とで挟持固定してある請求項5から7のいずれかひとつに記載の外装構造体の設置装置。
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