JP2014018800A - レーザ接合方法及びレーザ接合システム - Google Patents

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茂 平松
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Abstract

【課題】第1被接合部に結像される第1レーザ光と第2被接合部に結像される第2レーザ光の各々の物理量を独立して設定することができるレーザ接合方法及びレーザ接合システムを提供する。
【解決手段】環状端子300と該環状端子300の内側に位置する棒状端子308とを接合するためのレーザ接合方法及びレーザ接合システム10Aにおいて、第1光ファイバ36の出射端面における第1レーザ光LB1の像を環状端子300に合わせて環状に結像させることにより第1結像部I1を形成し、第2光ファイバ50の出射端面における第2レーザ光LB2の像を棒状端子308に合わせて円形のスポット形状に結像させることにより第2結像部I2を形成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、環状の第1被接合部と該第1被接合部の内側に位置する第2被接合部とを接合するためのレーザ接合方法及びレーザ接合システムに関する。
従来、熱交換器の冷却フィンや宝飾品の微小部品等のろう付けにレーザ光が広汎に用いられており、これによって、細かい部分への微細な接合を安価で且つ高速に行うことが可能となっている。そして、近年、プリント配線板への電子部品の半田付けにレーザ光を用いることが検討されている。
この種のレーザ接合を行う場合、一般的に、微小な円形のスポット形状を有するレーザ光(いわゆる、センターピークビーム)が用いられる。しかしながら、環状の第1被接合部と該第1被接合部の内側に位置する第2被接合部とを接合する場合には、前記第1被接合部又は前記第2被接合部のいずれか一方にしかレーザ光が照射されないため、前記第1被接合部と前記第2被接合部との温度に偏りが生じ、溶加材(半田等のろう材)等が温度の高い方にしか流れなくなるため、良好な接合を得ることが容易でない。
前記レーザ光のスポット径を大きくして前記第1被接合部と前記第2被接合部の両方に該レーザ光を照射することも考えられるが、スポット径を大きくした分、高出力のレーザ光を用いる必要がある。
また、例えば、プリント配線板のスルーホールに通された棒状端子(第2被接合部)とプリント配線板の環状端子(第1被接合部、銅パターン)とを該レーザ光で半田付けする場合には、該レーザ光が前記スルーホールを介して電子部品に照射されることにより該電子部品が破損する懸念がある。
このような問題を解決するために、中心孔を有するアキシコンレンズに1つのレーザ光を照射することにより、該アキシコンレンズを透過した円環状の第1レーザ光を環状端子に結像させると共に、該中心孔を通過した円形の第2レーザ光を棒状端子に結像させる技術的思想が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−260035号公報
ところで、半田付け等のろう付けに用いられるワークは、環状の第1被接合部と該第1被接合部の内側に位置する第2被接合部が立体的形状を有していることが多く、また、該第1被接合部と該第2被接合部のサイズや熱容量についても様々である。
そのため、第1レーザ光と第2レーザ光の各々の光量、第1レーザ光と第2レーザ光の各々の照射時間、第1レーザ光を第1被接合部に環状に結像することにより形成される第1結像部と第2レーザ光を第2被接合部に円形に結像することにより形成される第2結像部の各々の径(結像径)が変更可能であることが望ましい。
しかしながら、上述した特許文献1のような従来技術では、中心孔を有する特殊なアキシコンレンズを用いて円環状の第1レーザ光と円形の第2レーザ光を同時に形成しているので、各レーザ光のビーム形状等が該アキシコンレンズの構造に依存してしまう。
すなわち、例えば、アキシコンレンズのレーザ光の入射側に配設した集光レンズと該アキシコンレンズとの間隔を変更することにより第1結像部の径を変更することは可能であるが、第2結像部の径を変更することはできない。また、このような方式を用いた場合、第1レーザ光と第2レーザ光の出力バランスが変化してしまうので第1レーザ光と第2レーザ光の条件設定が困難である上、アキシコンレンズの収差の影響を受けて第1結像部の像がぼやけることがある。
つまり、このような従来技術では、第1被接合部に結像される第1レーザ光と第2被接合部に結像される第2レーザ光の各々の物理量(光量、照射時間、結像径等)を独立して設定することができないおそれがある。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、環状の第1被接合部と該第1被接合部の内側に位置する第2被接合部を接合する場合であっても、第1被接合部に結像される第1レーザ光と第2被接合部に結像される第2レーザ光の各々の物理量を独立して設定することができ、これによって、接合品質の向上を図ることができるレーザ接合方法及びレーザ接合システムを提供することを目的とする。
[1] 本発明に係るレーザ接合方法は、環状の第1被接合部と該第1被接合部の内側に位置する第2被接合部とを接合するためのレーザ接合方法であって、第1レーザ光を第1光ファイバのクラッドに伝搬させて、該第1光ファイバの出射端面における前記第1レーザ光の像を前記第1被接合部に合わせて環状に結像させることにより第1結像部を形成し、前記第1レーザ光の波長とは異なる波長を有する第2レーザ光を第2光ファイバのコアに伝搬させて、該第2光ファイバの出射端面における前記第2レーザ光の像を前記第2被接合部に合わせて円形のスポット形状に結像させることにより第2結像部を形成することを特徴とする。
本発明に係るレーザ接合方法によれば、第1光ファイバの出射端面における第1レーザ光の像を第1被接合部に合わせて環状に結像させることにより第1結像部を形成し、第2光ファイバの出射端面における第2レーザ光の像を第2被接合部に合わせて円形のスポット形状に結像させることにより第2結像部を形成するので、前記第1レーザ光と前記第2レーザ光の各々の物理量を独立して設定することができる。これにより、第1被接合部と第2被接合部の接合品質の向上を図ることができる。
[2] 上記レーザ接合方法において、前記第1被接合部と前記第2被接合部の各々の熱容量に基づいて、前記第1レーザ光の光量と前記第2レーザ光の光量との比率を設定してもよい。
このようなレーザ接合方法によれば、第1被接合部と第2被接合部の各々の熱容量に基づいて、第1レーザ光の光量と第2レーザ光の光量との比率を設定するので、第1被接合部と第2被接合部の各々の熱容量によらず該第1被接合部と該第2被接合部を好適に昇温させることができる。よって、接合品質の向上を図ることができる。
[3] 上記のレーザ接合方法において、前記第1レーザ光を発振する第1レーザ発振器の第1駆動電流値と前記第2レーザ光を発振する第2レーザ発振器の第2駆動電流値のうち少なくともいずれか一方を調節することにより、前記第1レーザ光の光量と前記第2レーザ光の光量との比率を設定してもよい。この場合、第1レーザ光の光量と第2レーザ光の光量との比率を容易に設定することができる。
[4] 上記のレーザ接合方法において、前記第1被接合部と前記第2被接合部の形状に基づいて、前記第1結像部と前記第2結像部の間隔を設定してもよい。
このようなレーザ接合方法によれば、第1被接合部と第2被接合部の形状に基づいて、第1結像部と第2結像部との間隔を設定するので、第1被接合部と第2被接合部の形状によらず、第1レーザ光を第1被接合部に確実に結像させることができると共に第2レーザ光を第2被接合部に確実に結像させることができる。よって、接合品質の向上を図ることができる。また、レーザ半田付けを行う場合には、第1レーザ光又は第2レーザ光が第1被接合部と第2被接合部の間の隙間を通り電子部品等に照射されることを好適に抑えることができる。
[5] 上記のレーザ接合方法において、所定の径寸法を有するクラッドを含む第1光ファイバの選択、及び所定の焦点距離を有したコリメートレンズの選択のうち少なくともいずれか一方を行うことにより、前記第1結像部と前記第2結像部との間隔を設定してもよい。この場合、第1結像部と第2結像部の間隔を容易に設定することができる。
[6] 上記のレーザ接合方法において、前記第1被接合部の形状又は熱容量に基づいて、前記第1結像部のリング幅を設定してもよい。
このようなレーザ接合方法によれば、第1被接合部の形状又は熱容量に基づいて、第1結像部のリング幅を設定するので、第1被接合部の形状や熱応力によらず該第1被接合部を好適に昇温させることができる。よって、接合品質の向上を図ることができる。
[7] 上記のレーザ接合方法において、所定の径寸法を有するクラッドを含む第1光ファイバの選択、及び所定の焦点距離を有したコリメートレンズの選択のうち少なくともいずれか一方を行うことにより、前記第1結像部のリング幅を設定してもよい。この場合、第1結像部のリング幅を容易に設定することができる。
[8] 上記のレーザ接合方法において、前記第1被接合部と前記第2被接合部の高さ方向の寸法差に応じて、前記第1レーザ光の結像位置及び前記第2レーザ光の結像位置のうち少なくともいずれか一方を設定してもよい。
このようなレーザ接合方法によれば、第1被接合部と第2被接合部の高さ方向の寸法差に応じて、第1レーザ光の結像位置及び第2レーザ光の結像位置のうち少なくともいずれか一方を設定するので、前記第1被接合部と前記第2被接合部の高さ方向の位置によらず第1被接合部と第2被接合部を好適に昇温させることができる。よって、接合品質の向上を図ることができる。
[9] 上記のレーザ接合方法において、前記第1光ファイバから出射した前記第1レーザ光を平行化するコリメートレンズを光軸方向に沿って移動させることにより、前記第1レーザ光の結像位置を設定してもよい。この場合、第1レーザ光の結像位置を容易に設定することができる。
[10] 本発明に係るレーザ接合システムは、環状の第1被接合部と該第1被接合部の内側に位置する第2被接合部とを接合するためのレーザ接合システムであって、第1レーザ光を伝搬するクラッドを含む第1光ファイバと、前記第1レーザ光の波長とは異なる波長を有する第2レーザ光を伝搬するコアを含む第2光ファイバと、前記第1光ファイバの出射端面における前記第1レーザ光の像を前記第1被接合部に合わせて環状に結像させることにより第1結像部を形成し、前記第2光ファイバの出射端面における前記第2レーザ光の像を前記第2被接合部に合わせて円形のスポット形状に結像させることにより第2結像部を形成する結像手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係るレーザ接合システムによれば、第1光ファイバの出射端面における第1レーザ光の像を第1被接合部に合わせて環状に結像させることにより第1結像部を形成し、第2光ファイバの出射端面における第2レーザ光の像を第2被接合部に合わせて円形のスポット形状に結像させることにより第2結像部を形成することができるので、前記第1レーザ光と前記第2レーザ光の各々の物理量を独立して設定することができる。これにより、第1被接合部と第2被接合部の接合品質の向上を図ることができる。
[11] 上記のレーザ接合システムにおいて、前記第1光ファイバを構成する前記クラッドは、中空状に形成されていてもよい。
このようなレーザ接合システムによれば、中空状に形成されたクラッドで第1レーザ光を伝搬することにより、第1結像部を環状にすることができる。
[12] 上記のレーザ接合システムにおいて、前記第1光ファイバは、コアと、前記コアを被覆する環状の前記クラッドと、前記クラッドを被覆する外側クラッドと、を含み、前記クラッドは、前記コアの屈折率と前記外側クラッドの屈折率の両方よりも大きい屈折率を有していてもよい。
このようなレーザ接合システムによれば、コアの屈折率と外側クラッドの屈折率の両方よりも大きい屈折率を有するクラッドで第1レーザ光を伝搬することにより、第1結像部を環状にすることができる。
[13] 上記のレーザ接合システムにおいて、前記第1レーザ光を発振する第1レーザ発振器と、前記第2レーザ光を発振する第2レーザ発振器と、をさらに備えていてもよい。
このようなレーザ接合システムによれば、第1レーザ光を発振する第1レーザ発振器と第2レーザ光を発振する第2レーザ発振器とを備えているので、前記第1レーザ発振器の第1駆動電流値と前記第2レーザ発振器の第2駆動電流値のうち少なくともいずれか一方を調節することにより、第1レーザ光の光量と第2レーザ光の光量の比率を容易に設定することができる。この場合、第1被接合部と第2被接合部の各々の熱容量によらず該第1被接合部と該第2被接合部を好適に昇温させることができる。よって、接合品質の向上を図ることができる。また、第1レーザ光の第1被接合部への照射時間と第2レーザ光の第2被接合部への照射時間とを容易に設定することもできる。
[14] 上記のレーザ接合システムにおいて、前記結像手段は、前記第1光ファイバから出射された前記第1レーザ光を平行化する第1コリメートレンズと、前記第2光ファイバから出射された前記第2レーザ光を平行化する第2コリメートレンズと、を有し、前記第1コリメートレンズ及び前記第2コリメートレンズのうち少なくともいずれか一方を光軸方向に沿って変位可能なレンズ変位機構をさらに備えていてもよい。
このようなレーザ接合システムによれば、第1コリメートレンズ及び第2コリメートレンズのうち少なくともいずれか一方を光軸方向に沿って変位可能なレンズ変位機構を備えているので、第1レーザ光の結像位置及び第2レーザ光の結像位置のうち少なくともいずれか一方を容易に設定することができる。これにより、第1被接合部と第2被接合部の高さ方向の位置によらず第1被接合部と第2被接合部を好適に昇温させることができる。よって、接合品質の向上を図ることができる。
[15] 上記のレーザ接合システムにおいて、前記結像手段は、前記第1レーザ光を反射する第1ミラーと、前記第2レーザ光を反射する第2ミラーと、を有し、前記第1ミラーが前記第2レーザ光を透過可能に構成されるか、又は前記第2ミラーが前記第1レーザ光を透過可能に構成されていてもよい。
このようなレーザ接合システムによれば、第1レーザ光を反射する第1ミラーが第2レーザ光を透過可能に構成されるか、又は第2レーザ光を反射する第2ミラーが第1レーザ光を透過可能に構成されているので、簡易な構成で第1レーザ光を第1被接合部に照射して第2レーザ光を第2被接合部に照射することができる。
以上説明したように、本発明によれば、第1光ファイバの出射端面における第1レーザ光の像を第1被接合部に合わせて環状に結像させることにより第1結像部を形成し、第2光ファイバの出射端面における第2レーザ光の像を第2被接合部に合わせて円形のスポット形状に結像させることにより第2結像部を形成するので、前記第1レーザ光と前記第2レーザ光の各々の物理量を独立して設定することができ、これによって、第1被接合部と第2被接合部の接合品質の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態に係るレーザ接合システムを示す模式図である。 図2Aは前記レーザ接合システムを構成する第1光ファイバの一部省略縦断面図であり、図2Bは前記レーザ接合システムを構成する第2光ファイバの一部省略縦断面図である。 前記レーザ接合システムの要部を示したブロック図である。 前記レーザ接合システムを用いた接合方法を説明するためのフローチャートである。 ワークに形成された第1結像部と第2結像部を示す平面説明図である。 前記レーザ接合システムの変形例に係る第1光ファイバの一部省略縦断面図である。 前記第1光ファイバの屈折率分布を説明するための図6のVII−VII線に沿った断面説明図である。 図1に示すレーザ接合システムに関連するレーザ接合システムを示す模式図である。 図8のレーザ接合システムの要部を示したブロック図である。 図8のレーザ接合システムの変形例を説明するためのブロック図である。
以下、本発明に係るレーザ接合方法及びレーザ接合システムについて、好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の一実施形態に係るレーザ接合システム10Aは、図示しないステージに載置されたワークWに第1レーザ光LB1と第2レーザ光LB2とを照射して半田付けを行うレーザ半田付けシステムとして構成されている。
図1に示すように、ワークWは、環状端子(銅パターン、第1被接合部)300が形成されたプリント配線板302と、プリント配線板302に実装される電子部品304とを有する。電子部品304は、電子部品本体306と、電子部品本体306に接続された棒状端子(円柱状端子、第2被接合部)308とを有しており、該棒状端子308がプリント配線板302のスルーホール310を挿通した状態で位置決め保持されている。
レーザ接合システム10Aは、第1LD電源12と、第1LD電源12から供給される第1駆動電流に基づいて第1波長の第1レーザ光LB1を発振する第1レーザ発振器14と、第1レーザ発振器14から発振された第1レーザ光LB1を伝送する第1伝送ユニット16と、第2LD電源18と、第2LD電源18から供給される第2駆動電流に基づいて第2波長の第2レーザ光LB2を発振する第2レーザ発振器20と、第2レーザ発振器20から発振された第2レーザ光LB2を伝送する第2伝送ユニット22と、第1伝送ユニット16と第2伝送ユニット22との各々が連結される出射ユニット24と、半田(糸半田)Sを供給する半田供給部26と、制御部28とを備える。
第1レーザ発振器14は、例えば、FC−LD(ファイバカップリングレーザダイオード)からなり、第1LDユニット30と第1取り出し用光ファイバ32とを一体的に結合して構成される。
第1LDユニット30は、1つ又は複数のLDアレイを有し、第1LD電源12より所要の第1駆動電流を供給(注入)されて、例えば、1W〜200Wの高出力LD光を第1レーザ光LB1として発振出力する。第1取り出し用光ファイバ32は、例えば、SI型光ファイバであって、第1伝送ユニット16まで延びて、その出射端面より第1レーザ光LB1を出射する。
第1伝送ユニット16は、第1入射部34と第1光ファイバ(スポット形状変形手段)36とを有する。第1入射部34は、第1取り出し用光ファイバ32より所定の広がり角度で出射された第1レーザ光LB1を平行光にコリメートするコリメートレンズ38と、コリメートレンズ38からの平行光の第1レーザ光LB1を絞って第1光ファイバ36に入射させる集光レンズ40とを含む。
図2Aに示すように、第1光ファイバ36は、中空状に形成されて第1レーザ光LB1を伝搬するクラッド42を含んで構成されている。第1光ファイバ36は、出射ユニット24内で終端している。
第2レーザ発振器20は、基本的な構成が上述した第1レーザ発振器14と同一であるため、その詳細な説明を省略する。すなわち、第2レーザ発振器20は、第2LDユニット44と第2取り出し用光ファイバ46を有する。
第2伝送ユニット22は、第2入射部48と第2光ファイバ50とを有する。第2入射部48は、上述した第1入射部34と同一構成であって、コリメートレンズ52と集光レンズ54とを含む。
図2Bに示すように、第2光ファイバ50は、SI型光ファイバ又はGI型光ファイバとして構成されるものであって、純粋石英からなるコア56と、このコア56を同軸に被覆する例えばフッ素ドープ石英ガラスからなるクラッド58とを有する。第2光ファイバ50は、出射ユニット24内で終端している。
図3に示すように、出射ユニット24は、第1光ファイバ36の出射側端部を保持する第1ファイバ保持部60と、第2光ファイバ50の出射側端部を保持する第2ファイバ保持部62と、結像光学系(結像手段)64とを有する。
結像光学系64は、第1光ファイバ36の出射側端面における第1レーザ光LB1の像を環状端子300に合わせて円環状に結像させることにより第1結像部I1を形成し、第2光ファイバ50の出射端面における第2レーザ光LB2の像を棒状端子308の端面に合わせて円形のスポット形状に結像させることにより第2結像部I2を形成するものである(図5参照)。
具体的には、結像光学系64は、第1光ファイバ36より所定の広がり角度で出射された第1レーザ光LB1を平行化するコリメートレンズ(第1コリメートレンズ)66と、第2光ファイバ50より所定の広がり角度で出射された第2レーザ光LB2を平行化するコリメートレンズ(第2コリメートレンズ)68と、コリメートレンズ66にて平行化された第1レーザ光LB1を環状端子300に向けて反射する第1ミラー70と、コリメートレンズ68にて平行化された第2レーザ光LB2を棒状端子308に向けて反射する第2ミラー72と、第2ミラー72とワークWの間の光路に設けられた集光レンズ74とを有する。
コリメートレンズ66は、出射ユニット24を構成するレンズ変位機構76に支持されている。レンズ変位機構76は、例えば、コリメートレンズ66を保持した状態で第1光ファイバ36から出射した第1レーザ光LB1の光軸に沿って変位可能なスライダとして構成されている。これにより、第1光ファイバ36の出射端面とコリメートレンズ66との間隔が変更可能となる。なお、本実施形態では、コリメートレンズ68の位置は固定である。換言すれば、第2光ファイバ50の出射端面とコリメートレンズ68との間隔は固定である。
第1ミラー70の反射面には、第1波長の光に対する高反射コート(HRコート)が施されている。一方、第2ミラー72の反射面には、第2波長の光に対する高反射コート(HRコート)と、第1波長に対する反射防止コート(ARコート)が施されている。第2ミラー72は、第2レーザ光LB2を反射すると共にその反射面の背面側から入射する第1レーザ光LB1を透過する。
また、本実施形態において、第1ミラー70と第2ミラー72とは、第1ミラー70で反射された第1レーザ光LB1の光軸と第2ミラー72で反射された第2レーザ光LB2の光軸とが同軸となるように配設されている。
集光レンズ74は、第2ミラー72を透過した第1レーザ光LB1を環状端子300の表面に集光し、且つ第2ミラー72で反射された第2レーザ光LB2を棒状端子308の端面に集光する。
図3から諒解されるように、出射ユニット24は、第2ミラー72と集光レンズ74の間の光路に設けられたシャッター77と、環状端子300と棒状端子308とを撮影可能なカメラユニット78とをさらに有している。
シャッター77は、第1レーザ光LB1と第2レーザ光LB2の通過を許可する開状態と、第1レーザ光LB1と第2レーザ光LB2の通過を遮断する閉状態とを切り替え可能に構成されている。カメラユニット78は、環状端子300と棒状端子308の接合状態(半田付け状態)を撮影可能であり、その撮影された情報(画像情報又は動画情報)は制御部28に出力される。半田供給部26は、半田Sを所定の送り速度によって環状端子300に供給可能に構成されている。
制御部28は、第1LD電源12を駆動制御する第1電源制御部82と、第2LD電源18を駆動制御する第2電源制御部84と、制御部本体86とを有する(図1参照)。制御部本体86は、記憶部88、コリメートレンズ変位制御部90、シャッター制御部92、半田供給制御部94、及びカメラユニット制御部96を含む。
記憶部88は、半田付け対象である環状端子300と棒状端子308の各々の形状、材質、熱容量等のデータが記憶されている。前記形状に関するデータとしては、例えば、棒状端子308の径寸法、環状端子300のリング幅w0の寸法及び径寸法、環状端子300と棒状端子308の間隔d0、棒状端子308の端面と環状端子300の表面との高さ方向に沿った寸法差h(図3参照)等が挙げられる(図5参照)。
コリメートレンズ変位制御部90は、レンズ変位機構76を駆動制御する。シャッター制御部92はシャッター77を開閉制御する。半田供給制御部94は半田供給部26を駆動制御して所定の位置に半田Sを供給する。カメラユニット制御部96はカメラユニット78を駆動制御する。
次に、以上のように構成されたレーザ接合システム10Aを用いて環状端子300と棒状端子308とを半田付け(接合)する手順について図4及び図5を参照しながら説明する。なお、本実施形態では、初期状態においてシャッター77は閉状態となっている。
先ず、半田付け対象であるワークWの環状端子300及び棒状端子308と出射ユニット24との位置決めを行う(図4のステップS1)。すなわち、図示しない駆動機構によって出射ユニット24をワークWに対して移動させて、第1レーザ光LB1の照射位置に環状端子300を位置させると共に第2レーザ光LB2の照射位置に棒状端子308を位置させる。この位置決め工程では、出射ユニット24を固定としてワークWが載置される図示しないステージを移動させても構わない。
なお、このとき、半田供給部26は、出射ユニット24の移動に連動して所定位置に移動する。すなわち、この段階で、半田供給部26は、環状端子300に半田Sを供給可能な位置に配置される。また、この段階で、第1レーザ光LB1の結像位置(集光位置)に基づいて棒状端子308の端面に対する出射ユニット24の高さ位置が決められる。
続いて、第1レーザ光LB1と第2レーザ光LB2の各々の物理量を設定する(ステップS2)。ここで、前記物理量とは、例えば、第1レーザ光LB1の光量と第2レーザ光LB2の光量との比率(光量比率と称することがある。)、第1レーザ光LB1と第2レーザ光LB2の各々の照射時間(レーザ照射時間と称することがある。)、及び第1レーザ光LB1の結像位置等をいう。
本実施形態では、ステップS2において、光量比率、レーザ照射時間、結像位置のいずれか1つを設定する例について説明する。ただし、このステップS2では、光量比率、レーザ照射時間、結像位置から2以上を組み合わせて設定しても構わない。以下に前記物理量の設定について詳細に説明する。
光量比率の設定は、環状端子300と棒状端子308の各々の熱容量に基づいて行われる。具体的には、例えば、環状端子300のリング幅w0が棒状端子308の直径よりも大きく形成され(環状端子300の熱引きが早く)、環状端子300の熱容量が棒状端子308の熱容量よりも大きい場合には、第1レーザ光LB1の光量が第2レーザ光LB2の光量よりも大きくなるように光量比率を設定する。これにより、環状端子300と棒状端子308の各々の熱容量によらず環状端子300と棒状端子308を好適に昇温させることができる。よって、接合品質の向上を図ることができる。
また、光量比率の設定は、第1LDユニット30の第1駆動電流値と第2LDユニット44の第2駆動電流値の少なくともいずれか一方を調節することにより行われる。この場合、光量比率を容易に設定することができる。
レーザ照射時間の設定は、環状端子300と棒状端子308の各々の熱容量に基づいて行われる。具体的には、例えば、環状端子300のリング幅w0が棒状端子308の直径よりも大きく形成されることにより環状端子300の熱容量が棒状端子308の熱容量よりも大きい場合には、第1レーザ光LB1の照射時間を第2レーザ光LB2の照射時間よりも長く設定する。これにより、環状端子300と棒状端子308の各々の熱容量によらず環状端子300と棒状端子308を好適に昇温させることができる。よって、接合品質の向上を図ることができる。
また、レーザ照射時間の設定は、第1LDユニット30に第1駆動電流を流す時間と第2LDユニット44に第2駆動電流を流す時間のうち少なくともいずれか一方を調節することにより行われる。この場合、レーザ照射時間を容易に設定することができる。
結像位置の設定は、環状端子300の表面と棒状端子308の端面との高さ寸法差に基づいて行われる。具体的には、棒状端子308の端面が環状端子300の表面よりも出射ユニット24側に位置する場合には、第1レーザ光LB1の結像位置が第2レーザ光LB2の結像位置よりも遠くなるように結像位置を設定する。これにより、環状端子300の表面と棒状端子308の端面との高さ方向の位置によらず、環状端子300と棒状端子308を好適に昇温させることができる。よって、接合品質の向上を図ることができる。
また、結像位置の設定は、レンズ変位機構76にてコリメートレンズ66を変位させることにより行われる。具体的には、コリメートレンズ66を第1光ファイバ36の出射端面側に変位させて該コリメートレンズ66と該出射端面との間隔を短くした場合には第1レーザ光LB1の結像位置が遠くなり、コリメートレンズ66を第1ミラー70側に変位させて該コリメートレンズ66と第1光ファイバ36の出射端面との間隔を長くした場合には第1レーザ光LB1の結像位置が近くなる。この場合、結像位置の設定を容易に行うことができる。
ステップS2の処理が終了すると、第1電源制御部82が、第1LD電源12を駆動して第1LDユニット30に第1駆動電流を供給することにより第1波長の第1レーザ光LB1を発振し、第2電源制御部84が、第2LD電源18を駆動して第2LDユニット44に第2駆動電流を供給することにより第2波長の第2レーザ光LB2を発振する(ステップS3)。
第1LDユニット30から発振された第1レーザ光LB1は、第1取り出し用光ファイバ32から出射されてコリメートレンズ38で平行化された後、集光レンズ40で第1光ファイバ36のクラッド42に入射されて出射ユニット24まで伝搬(伝送)される。
第1光ファイバ36から出射された第1レーザ光LB1は、コリメートレンズ66で平行化されて第1ミラー70で反射された後、第2ミラー72を透過してシャッター77に照射される。
一方、第2LDユニット44から発振された第2レーザ光LB2は、第2取り出し用光ファイバ46から出射されてコリメートレンズ52で平行化された後、集光レンズ54で第2光ファイバ50のコア56に入射されて出射ユニット24まで伝搬(伝送)される。
第2光ファイバ50から出射された第2レーザ光LB2は、コリメートレンズ68で平行化された後、第2ミラー72で反射されてシャッター77に照射される。このとき、第2ミラー72を透過した第1レーザ光LB1と第2ミラー72で反射された第2レーザ光LB2とは同軸となる。
次に、シャッター制御部92はシャッター77を開く(ステップS4)。シャッター77が開状態になると、第1レーザ光LB1が集光レンズ74で集光された状態で環状端子300の表面に照射され、第2レーザ光LB2が集光レンズ74で集光された状態で棒状端子308の端面に照射されることとなる(ステップS5、図5参照)。
すなわち、第1光ファイバ36の出射端面における第1レーザ光LB1の像が環状端子300に合わせて円環状に結像されることにより第1結像部I1が形成され、第2光ファイバ50の出射端面における第2レーザ光LB2の像が棒状端子308に合わせて円形のスポット形状に結像されることにより第2結像部I2が形成される。
これにより、第1レーザ光LB1を吸収した環状端子300が昇温すると共に第2レーザ光LB2を吸収した棒状端子308が昇温する。
また、半田供給制御部94は、半田供給部26を駆動して環状端子300に半田Sを供給する(ステップS6)。そうすると、環状端子300に供給された半田Sは、溶融して棒状端子308と環状端子300の間の隙間を埋めるようにして該棒状端子308の周方向に沿って濡れ拡がることとなる。
このとき、カメラユニット制御部96は、カメラユニット78を制御して半田Sを撮影してもよい。この場合、カメラユニット78にて撮影された情報に基づいて半田付けが良好に行われたか否かを判定することができる。
その後、半田供給制御部94は、半田供給部26を制御して半田Sの供給を停止する(ステップS7)。また、第1電源制御部82が第1LD電源12を制御して第1レーザ光LB1の発振を停止し、第2電源制御部84が第2LD電源18を制御して第2レーザ光LB2の発振を停止する(ステップS8)。ステップS8の後、今回の半田付けが終了する(ステップS9)。
本実施形態では、第1レーザ光LB1を第1光ファイバ36のクラッド42に伝搬させて、該第1光ファイバ36の出射端面における第1レーザ光LB1の像を環状端子300に合わせて円環状に結像させることにより第1結像部I1を形成し、第1レーザ光LB1の波長とは異なる波長を有する第2レーザ光LB2を第2光ファイバ50のコア56に伝搬させて、該第2光ファイバ50の出射端面における第2レーザ光LB2の像を棒状端子308に合わせて円形のスポット形状に結像させることにより第2結像部I2を形成しているので、第1レーザ光LB1と第2レーザ光LB2の各々の物理量を独立して設定することができる。これにより、環状端子300と棒状端子308の接合品質の向上を図ることができる。
また、第1レーザ光LB1を発振する第1レーザ発振器14と第2レーザ光LB2を発振する第2レーザ発振器20とを備えているので、第1レーザ発振器14を構成する第1LDユニット30の第1駆動電流値と第2レーザ発振器20を構成する第2LDユニット44の第2駆動電流値のうち少なくともいずれか一方を調節することにより、第1レーザ光LB1の光量と第2レーザ光LB2の光量の比率を容易に設定することができる。
この場合、環状端子300と棒状端子308の各々の熱容量によらず環状端子300と棒状端子308を好適に昇温させることができる。よって、接合品質の向上を図ることができる。また、第1レーザ光LB1の環状端子300への照射時間と第2レーザ光LB2の棒状端子308への照射時間とを容易に設定することができる。
さらに、本実施形態によれば、コリメートレンズ66を光軸方向に沿って変位可能なレンズ変位機構76を備えているので、第1レーザ光LB1の結像位置を容易に設定することができる。これにより、環状端子300の表面と棒状端子308の端面の高さ位置によらず環状端子300と棒状端子308を好適に昇温させることができる。よって、接合品質の向上を図ることができる。
また、第2レーザ光LB2を反射する第2ミラー72が第1レーザ光LB1を透過可能に構成されているので、簡易な構成で第1レーザ光LB1を環状端子300に照射して第2レーザ光LB2を棒状端子308に照射することができる。
本実施形態に係るレーザ接合システム10Aは、上述した形態に限定されない。例えば、本実施形態において、半田付けのステップ(上述したステップS1)を行う前に、第1結像部I1と第2結像部I2の間隔d1(結像部間隔d1と称することがある。)及び第1結像部I1のリング幅w1のうち少なくともいずれか一方を設定することにより、第1レーザ光LB1と第2レーザ光LB2の各々の物理量を設定してもよい。
結像部間隔d1の設定は、環状端子300と棒状端子308の形状に基づいて行われる。具体的には、結像部間隔d1の設定は、環状端子300と棒状端子308の間隔d0に基づいて行われる。これにより、環状端子300と棒状端子308の形状によらず、第1レーザ光LB1を環状端子300の表面に確実に結像させることができると共に、第2レーザ光LB2を棒状端子308の端面に確実に結像させることができる。よって、接合品質の向上を図ることができる。
本実施形態のようなレーザ接合システム10Aでは、結像部間隔d1の設定は、第1結像部I1と第2結像部I2の間隔が0.1mm〜0.7mmの範囲になるように行うことが好ましい。こうすることで、第1レーザ光LB1又は第2レーザ光LB2がスルーホール310を介して電子部品本体306に照射されることを好適に抑えることができるからである。
また、結像部間隔d1の設定は、第1結像部I1のリング幅w1、又は第2結像部I2の径を変更することにより行うことが可能である。具体的には、結像部間隔d1の設定は、所定の径寸法を有する第1光ファイバ36の選択及び所定の焦点距離を有するコリメートレンズ66の選択のうち少なくともいずれか一方を行うことによりなされる。
第1光ファイバ36の選択では、コリメートレンズ66と集光レンズ74の結像条件を同じとした上で、第1光ファイバ36のクラッド42の内径と外径の比率を一定にした状態で該クラッド42を径方向に大きくした場合には、結像部間隔d1が広くなると共に第1結像部I1のリング幅w1が広くなる。
一方、コリメートレンズ66と集光レンズ74の結像条件を同じとした上で、第1光ファイバ36のクラッド42の内径と外径の比率を一定にした状態で該クラッド42を径方向に小さくした場合には、結像部間隔d1が狭くなると共に第1結像部I1のリング幅w1が狭くなる。また、第1光ファイバ36を構成するクラッド42の内径と外径の比率を任意に選択することにより、第1結像部I1の径及びリング幅w1を容易に調整することができる。
コリメートレンズ66の選択では、集光レンズ74の焦点距離を固定した状態で焦点距離の長いコリメートレンズ66を選択した場合には、結像部間隔d1が狭くなると共に第1結像部I1のリング幅w1が狭くなり、集光レンズ74の焦点距離を固定した状態で焦点距離の短いコリメートレンズ66を選択した場合には、結像部間隔d1が広くなると共に第1結像部I1のリング幅w1が広くなる。
このように、第1光ファイバ36の選択及びコリメートレンズ66の選択の少なくともいずれか一方を行うことにより、結像部間隔d1を容易に設定することができる。
リング幅w1の設定は、環状端子300の形状又は熱容量に基づいて行われる。具体的には、環状端子300のリング幅w0が比較的大きい場合や環状端子300の熱容量が比較的大きい場合には、第1結像部I1のリング幅w1を大きく設定する。これにより、環状端子300の形状や熱容量によらず、環状端子300を好適に昇温させることができる。よって、接合品質の向上を図ることができる。
また、リング幅w1の設定は、所定の径寸法を有する第1光ファイバ36の選択及び所定の焦点距離を有するコリメートレンズ66の選択のうち少なくともいずれか一方を行うことによりなされる。すなわち、リング幅w1の設定は、上述した結像部間隔d1の設定と同様に行うことができるので、その詳細な説明を省略する。このように、第1光ファイバ36の選択及びコリメートレンズ66の選択の少なくともいずれか一方を行うことにより、リング幅w1を容易に設定することができる。
また、例えば、レーザ接合システム10Aは、上述した第1光ファイバ36に代えて第1光ファイバ36aを有していてもよい。図6及び図7に示すように、第1光ファイバ36aは、コア100と、コア100を同軸に被覆する第1クラッド102と、第1クラッド102を同軸に被覆する第2クラッド(外側クラッド)104とを備える。
第1クラッド102の屈折率n2は、コア100の屈折率n0と第2クラッド104の屈折率n1の両方よりも大きく設定されている(図7参照)。本実施形態では、コア100の屈折率n0は、第2クラッド104の屈折率n1よりも小さく設定されている(n0<n1)。ただし、コア100の屈折率n0は、第2クラッド104の屈折率n1よりも大きく設定されていてもよいし(n0>n1)、同じであってもよい(n0=n1)。要は、第1クラッド102の屈折率n2が、コア100の屈折率n0と第2クラッド104の屈折率n1の両方よりも大きければ、屈折率n0と屈折率n1の大小関係は自由に選択することができる。
また、第1レーザ発振器14としてNA<0.2のファイバカップリングされた半導体レーザを用いる場合には、第1光ファイバ36aの入射NAが0.2となるように各々の屈折率n0、n1、n2を設定するのが好ましい。
このような第1光ファイバ36aを用いた場合、第1クラッド102に第1レーザ光LB1が入射されると、該第1レーザ光LB1が該第1クラッド102を伝搬するため、第1光ファイバ36aの出射端面における第1レーザ光LB1の像が環状端子300に合わせて円環状に結像されることとなる。
また、コリメートレンズ66と集光レンズ74の結像条件を同じとした上で、第1光ファイバ36aのコア100の径と第1クラッド102の径の比率を一定にした状態で、各々の径を大きくした場合には、結像部間隔d1及び第1結像部I1のリング幅w1を広くすることができ、各々の径を小さくした場合には結像部間隔d1及び第1結像部I1のリング幅w1を狭くすることができる。
さらに、第1光ファイバ36aでは、コア100の径と第1クラッド102の径の比率を任意に選択することにより、第1結像部I1の径及びリング幅w1を容易に調整することができる。
本実施形態において、レンズ変位機構76は、コリメートレンズ66及びコリメートレンズ68のうち少なくともいずれか一方を光軸方向に沿って変位可能に構成することができる。そして、レンズ変位機構76によってコリメートレンズ68を光軸方向に沿って変位させる場合には、第2レーザ光LB2の結像位置を容易に設定することができる。
また、本実施形態において、第1光ファイバ36と第2光ファイバ50の位置を入れ替えると共に、第1ミラー70と第2ミラー72の位置を入れ替えても構わない。この場合、第1ミラー70は、第1レーザ光LB1が反射すると共に第2レーザ光LB2が透過するように構成される。
さらに、本実施形態では、第1伝送ユニット16及び第2伝送ユニット22を削除してもよい。この場合、第1レーザ発振器14を構成する第1取り出し用光ファイバ32を上述した第1光ファイバ36、36aとして構成すると共に出射ユニット24に直接連結し、第2レーザ発振器20を構成する第2取り出し用光ファイバ46を第2光ファイバ50として構成すると共に出射ユニット24に直接連結すればよい。第1伝送ユニット16と第2伝送ユニット22を省略することにより、レーザ接合システム10Aの構成をコンパクトにすることができる。
次に、上述したレーザ接合システム10Aに関連するレーザ接合システム10Bについて図8〜図10を参照しながら説明する。なお、レーザ接合システム10Bにおいて、上述したレーザ接合システム10Aと同一又は同様な機能及び効果を奏する要素には同一の参照符号を付し、詳細な説明を省略する。
図8に示すように、レーザ接合システム10Bでは、LD電源150と、LD電源150から供給される駆動電流に基づいてレーザ光LBを発振するレーザ発振器152、レーザ発振器152から発振されたレーザ光LBを伝送する伝送ユニット154、伝送ユニット154が連結される出射ユニット156と、半田供給部26と制御部158とを備えている。
レーザ発振器152は、LDユニット160と取り出し用光ファイバ162とを一体的に結合して構成され、伝送ユニット154は、コリメートレンズ168と集光レンズ170とを含む入射部164と、光ファイバ166とを有する。LDユニット160、取り出し用光ファイバ162、及び入射部164は、上述した第1LDユニット30、第1取り出し用光ファイバ32、及び第1入射部34と同様の構成であるため、その詳細な説明を省略する。光ファイバ166は、上述した第2光ファイバ50と同一構成である。
図9に示すように、出射ユニット156は、光ファイバ166の出射側端部を保持するファイバ保持部172と、光ファイバ166より所定の広がり角度で出射されたレーザ光LBを平行光に平行化するコリメートレンズ174と、コリメートレンズ174にて平行化されたレーザ光LBを第1レーザ光LB1と第2レーザ光LB2とに分割するレーザ光分割部176と、集光レンズ178にて集光された第1レーザ光LB1が入射される光ファイバ180と、光ファイバ180から出射した第1レーザ光LB1を平行化するコリメートレンズ182と、コリメートレンズ182の位置を変位可能なレンズ変位機構184と、コリメートレンズ182にて平行化された第1レーザ光LB1の偏光状態を直線偏光に変換する偏光変換部186と、偏光変換部186にて直線偏光にされた第1レーザ光LB1を反射する一方でレーザ光分割部176から導かれた第2レーザ光LB2を透過する偏光ビームスプリッタ188と、偏光ビームスプリッタ188から導かれた第1レーザ光LB1と第2レーザ光LB2とをワークWに照射する照射光学系190とを有する。
レーザ光分割部176は、例えば、矩形状に形成されたミラーであって、その長手方向の位置によってレーザ光LBの透過率(反射率)が異なるように構成することができる。このように構成した場合、例えば、レーザ光分割部176をアクチエータ等によって変位させて該レーザ光分割部176に対するレーザ光LBの入射位置を変更することにより、第1レーザ光LB1の光量と第2レーザ光LB2の光量との比率を容易に変更可能である。
なお、レーザ光分割部176として、ビームスプリッタを用いても構わない。この場合には、透過率の異なるビームスプリッタに交換することで第1レーザ光LB1の光量と第2レーザ光LB2の光量との比率を変更することができる。
光ファイバ180は、例えば、上述した第1光ファイバ36、36aと同一のものを用いることができる。また、レンズ変位機構184は、上述したレンズ変位機構76と同一構成である。偏光変換部186としては、例えば、グラントムソンプリズムや偏光板等を用いることができる。
偏光ビームスプリッタ188は、第1レーザ光LB1の光軸と第2レーザ光LB2の光軸とが同軸になるように設定されている。
照射光学系190は、第1レーザ光LB1を環状端子300に向けて反射すると共に第2レーザ光LB2を棒状端子308に向けて反射するミラー192と、第1レーザ光LB1と第2レーザ光LB2とを集光する集光レンズ74とを有する。制御部158は、LD電源150を駆動制御する電源制御部194と制御部本体86とを有する。
以上のように構成されたレーザ接合システム10Bでは、光ファイバ180の出射端面における第1レーザ光LB1の像が環状端子300に合わせて円環状に結像され、第2レーザ光LB2が棒状端子308の端面に円形のスポット形状で結像される。このようなレーザ接合システム10Bにおいても、上述したレーザ接合システム10Aと同様の効果を奏する。
レーザ接合システム10Bは、レーザ光分割部176に代えてレーザ光分割部176aを有していてもよい。図10に示すように、レーザ光分割部176aは、レーザ光LBを第1レーザ光LB1と第2レーザ光LB2とに分割するための可動プリズム200と、可動プリズム200によって分割された第1レーザ光LB1を平行光に平行化するための固定プリズム202と、固定プリズム202にて平行化された第1レーザ光LB1を集光レンズ178に導くためのミラー204とを有している。
可動プリズム200は、例えば、アクチュエータ等によってレーザ光LBに対して進退可能となっている。この場合、可動プリズム200に対するレーザ光LBの入射量を変更することによって、第1レーザ光LB1の光量と第2レーザ光LB2の光量の比率を容易に変更することができる。
本発明は、上述した実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることは当然可能である。
例えば、上述した実施形態において、カメラユニット78とカメラユニット制御部96を削除しても構わない。この場合、出射ユニット24、156を小型化することができる。
本発明に係るレーザ接合システムは、レーザ半田付けシステムとして構成されている例に限らず、ろう付け等に用いることも可能である。このような場合、ワークは、環状の第1被接合部と該第1被接合部の内側に位置する第2被接合部とを有しており、環状のスポット形状の第1レーザ光を第1被接合部に照射し、且つ円形のスポット形状の第2レーザ光を第2被接合部に照射することにより、ろう付けの品質の向上を図ることができる。
10A、10B…レーザ接合システム 14…第1レーザ発振器
20…第2レーザ発振器 36、36a…第1光ファイバ
42…クラッド
66…コリメートレンズ(第1コリメートレンズ)
64…結像光学系(結像手段)
68…コリメートレンズ(第2コリメートレンズ)
70…第1ミラー 72…第2ミラー
76…レンズ変位機構 100…コア
102…第1クラッド
104…第2クラッド(外側クラッド)
300…環状端子(第1被接合部) 308…棒状端子(第2被接合部)
I1…第1結像部 I2…第2結像部
LB…レーザ光 LB1…第1レーザ光
LB2…第2レーザ光 W…ワーク

Claims (15)

  1. 環状の第1被接合部と該第1被接合部の内側に位置する第2被接合部とを接合するためのレーザ接合方法であって、
    第1レーザ光を第1光ファイバのクラッドに伝搬させて、該第1光ファイバの出射端面における前記第1レーザ光の像を前記第1被接合部に合わせて環状に結像させることにより第1結像部を形成し、
    前記第1レーザ光の波長とは異なる波長を有する第2レーザ光を第2光ファイバのコアに伝搬させて、該第2光ファイバの出射端面における前記第2レーザ光の像を前記第2被接合部に合わせて円形のスポット形状に結像させることにより第2結像部を形成する
    ことを特徴とするレーザ接合方法。
  2. 請求項1記載のレーザ接合方法において、
    前記第1被接合部と前記第2被接合部の各々の熱容量に基づいて、前記第1レーザ光の光量と前記第2レーザ光の光量との比率を設定することを特徴とするレーザ接合方法。
  3. 請求項2記載のレーザ接合方法において、
    前記第1レーザ光を発振する第1レーザ発振器の第1駆動電流値と前記第2レーザ光を発振する第2レーザ発振器の第2駆動電流値のうち少なくともいずれか一方を調節することにより、前記第1レーザ光の光量と前記第2レーザ光の光量との比率を設定することを特徴とするレーザ接合方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のレーザ接合方法において、
    前記第1被接合部と前記第2被接合部の形状に基づいて、前記第1結像部と前記第2結像部の間隔を設定することを特徴とするレーザ接合方法。
  5. 請求項4記載のレーザ接合方法において、
    所定の径寸法を有するクラッドを含む第1光ファイバの選択、及び所定の焦点距離を有したコリメートレンズの選択のうち少なくともいずれか一方を行うことにより、前記第1結像部と前記第2結像部との間隔を設定することを特徴とするレーザ接合方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のレーザ接合方法において、
    前記第1被接合部の形状又は熱容量に基づいて、前記第1結像部のリング幅を設定することを特徴とするレーザ接合方法。
  7. 請求項6記載のレーザ接合方法において、
    所定の径寸法を有するクラッドを含む第1光ファイバの選択、及び所定の焦点距離を有したコリメートレンズの選択のうち少なくともいずれか一方を行うことにより、前記第1結像部のリング幅を設定することを特徴とするレーザ接合方法。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のレーザ接合方法において、
    前記第1被接合部と前記第2被接合部の高さ方向の寸法差に応じて、前記第1レーザ光の結像位置及び前記第2レーザ光の結像位置のうち少なくともいずれか一方を設定することを特徴とするレーザ接合方法。
  9. 請求項8記載のレーザ接合方法において、
    前記第1光ファイバから出射した前記第1レーザ光を平行化するコリメートレンズを光軸方向に沿って移動させることにより、前記第1レーザ光の結像位置を設定することを特徴とするレーザ接合方法。
  10. 環状の第1被接合部と該第1被接合部の内側に位置する第2被接合部とを接合するためのレーザ接合システムであって、
    第1レーザ光を伝搬するクラッドを含む第1光ファイバと、
    前記第1レーザ光の波長とは異なる波長を有する第2レーザ光を伝搬するコアを含む第2光ファイバと、
    前記第1光ファイバの出射端面における前記第1レーザ光の像を前記第1被接合部に合わせて環状に結像させることにより第1結像部を形成し、前記第2光ファイバの出射端面における前記第2レーザ光の像を前記第2被接合部に合わせて円形のスポット形状に結像させることにより第2結像部を形成する結像手段と、
    を備えることを特徴とするレーザ接合システム。
  11. 請求項10記載のレーザ接合システムにおいて、
    前記第1光ファイバを構成する前記クラッドは、中空状に形成されていることを特徴とするレーザ接合システム。
  12. 請求項11記載のレーザ接合システムにおいて、
    前記第1光ファイバは、コアと、
    前記コアを被覆する環状の前記クラッドと、
    前記クラッドを被覆する外側クラッドと、を含み、
    前記クラッドは、前記コアの屈折率と前記外側クラッドの屈折率の両方よりも大きい屈折率を有していることを特徴とするレーザ接合システム。
  13. 請求項10〜12のいずれか1項に記載のレーザ接合システムにおいて、
    前記第1レーザ光を発振する第1レーザ発振器と、
    前記第2レーザ光を発振する第2レーザ発振器と、をさらに備えることを特徴とするレーザ接合システム。
  14. 請求項10〜13のいずれか1項に記載のレーザ接合システムにおいて、
    前記結像手段は、前記第1光ファイバから出射された前記第1レーザ光を平行化する第1コリメートレンズと、
    前記第2光ファイバから出射された前記第2レーザ光を平行化する第2コリメートレンズと、を有し、
    前記第1コリメートレンズ及び前記第2コリメートレンズのうち少なくともいずれか一方を光軸方向に沿って変位可能なレンズ変位機構をさらに備えることを特徴とするレーザ接合システム。
  15. 請求項10〜14のいずれか1項に記載のレーザ接合システムにおいて、
    前記結像手段は、前記第1レーザ光を反射する第1ミラーと、
    前記第2レーザ光を反射する第2ミラーと、を有し、
    前記第1ミラーが前記第2レーザ光を透過可能に構成されるか、又は前記第2ミラーが前記第1レーザ光を透過可能に構成されていることを特徴とするレーザ接合システム。
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