JP2014017405A - コンデンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】大容量化、低インダクタンス化を図りながらも、小型化を図ることが可能なコンデンサを提供する。
【解決手段】両端面に電極部2を有する複数のコンデンサ素子1を相隣接するコンデンサ素子1の電極部2が対向するように列状に配置することによってコンデンサ素子列3を構成する。各コンデンサ素子1は、ケース開口面側或いはケース底部側で絶縁体7を介して重ねられた第1及び第2電極板5、6と接続する。コンデンサ素子1の第1リード線4aと第2リード線4bとの電極部2での接続位置を、電極板5、6側からコンデンサ素子1を見てコンデンサ素子1の電極部中心Cから偏位させ、隣接するコンデンサ素子1の対向する電極部2に接続された各リード線2が電極中心Cの両側に位置するようコンデンサ素子1を配置し、対向する電極部2の間隔が、リード線4a、4bの径の和よりも小さくなるようにした。
【選択図】図2

Description

この発明は、複数のコンデンサ素子を共通電極板に接続してケースに収納した構造のコンデンサに関するものである。
電力変換装置等で用いられるIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)でのインダクタンスはスイッチングロスの要因となるため、IGBTに接続されるフィルタ用コンデンサやスナバ用コンデンサには、大容量化と共に低インダクタンス化が要求される(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
この種のコンデンサにおけるコンデンサ素子の配列を、図5に示すが、このコンデンサにおいては、複数(9個)のコンデンサ素子51が縦横に並設されている。この図の場合、各コンデンサ素子51は、両端面に電極部52を有しており、隣接するコンデンサ素子51の各電極部52が相対面するように並設することによってコンデンサ素子列53を構成すると共に、3個のコンデンサ素子列53を横方向に並設している。また、各電極部52にはリード線54が接続されている。
特開2006−245170号公報 特開2009−088174号公報
ところで、近年、上記のようなコンデンサ、特に車両に搭載されるコンデンサにおいては、上記のようなニーズに加えてさらに小型化を図ることが要請されている。しかしながら、上記構成のコンデンサにおいては、コンデンサ素子51を密に配置することが困難であるという問題がある。それは、コンデンサ素子列53の相隣接するコンデンサ素子51間に、一対のリード線54を、互いの干渉を避けながら配置するために、リード線54の線径(直径)dの2倍以上(2d+α)の間隔を設けなければならないためである。この結果、コンデンサ素子51の配置スペースがこの間隔の応じた分だけ大きくなり、コンデンサの小型化を図る上での障害となっていた。
この発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、大容量化、低インダクタンス化を図りながらも、小型化を図ることが可能なコンデンサを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明のコンデンサは、両端面に電極部2を有する複数のコンデンサ素子1を相隣接するコンデンサ素子1の電極部2が対向するように列状に配置することによって構成されたコンデンサ素子列3と、このコンデンサ素子列3を収納したケースと、ケース開口面側或いはケース底部側で絶縁体7を介して重ねられた第1及び第2電極板5、6と、一端がコンデンサ素子1の一方の電極部2aに接続され他端が第1電極板5に接続された第1リード線4aと、一端がコンデンサ素子1の他方の電極部2bに接続され他端が第2電極板6に接続された第2リード線4bとを有し、隣接するコンデンサ素子1の対向する電極部2の間隔が、対向する電極部2に接続されたリード線4a、4bの径の和よりも小さくなるようにコンデンサ素子1を配置したことを特徴としている。
また、この場合、コンデンサ素子1の第1リード線4aと第2リード線4bとの電極部2での接続位置を、電極板5、6側からコンデンサ素子1を見てコンデンサ素子1の電極部中心Cから偏位させ、隣接するコンデンサ素子1の対向する電極部2に接続された各リード線4a、4bが電極中心Cの両側に位置するようコンデンサ素子1を配置してもよい。
この発明のコンデンサでは、各コンデンサ素子列において、相隣接するコンデンサ素子の相対向する電極部に接続された一対のリード線は、電極部の中心から偏位させて配置してあるので、互いの干渉を避けて配置されることになり、従って従来のようにリード線線径の2倍以上の間隔を設ける必要はなく、リード線の線径よりやや大きい間隔で配置可能である。この結果、コンデンサ素子の配置スペースを小さくでき、コンデンサの小型化を図ることが可能となる。
本発明の実施形態に係るコンデンサ素子の配置例を示す分解斜視図である。 上記コンデンサ素子の配置態様を、電極板側から見た状態を示す平面図で、(a)は全体図、(b)は要部の拡大図である。 電極板にコンデンサ素子を接続した状態を示す斜視図で、(a)は全体を示す図、(b)はリード線を半田付けする場合のランド付近の拡大図、(c)はリード線をYAG溶接する場合のランド付近の拡大図である。 コンデンサ素子のリード線の配置状態を示す平面図で、(a)は上記実施形態を示す図、(b)は変更例を示す図である。 従来のコンデンサの説明図で、(a)は全体平面図、(b)は要部の拡大図である。
次に、この発明のコンデンサの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。このコンデンサは、図1及び図2に示すように、複数(9個)のコンデンサ素子1を縦横に配置することによって構成されている。具体的にいうと、各コンデンサ素子1は両端面に電極部2を有しており、3個のコンデンサ素子1を、相隣接するコンデンサ素子1の電極部2が相対向(相対面)するように列状に配置することによってコンデンサ素子列3を構成し、3個のコンデンサ素子列3を横方向に並設している。各コンデンサ素子1の一対の電極部2には、一対のリード線4が接続されている。ここでは便宜上、特定のコンデンサ素子1において、一方側の電極部及びリード線を第1電極部2a、第1リード線4aと呼び、他方側の電極部及びリード線を第2電極部2b、第2リード線4bと呼ぶ。
次に、各リード線4の各電極部2への接続構成について説明する。この実施形態においては、図1、図2及び図4(a)から明らかな通り、縦横に配置したコンデンサ素子1を上から見た平面図(組み立て状態においては、電極板(後述)側から見た状態)において、第1リード線4aと第2リード線4bとの電極部2a、2bへの接続位置を、各コンデンサ素子1の電極部2a、2bの中心線Cから互いに逆方向に偏位させている。このため各コンデンサ素子列3において、相隣接するコンデンサ素子1の相対向する電極部2a、2bに接続されたリード線4a、4bは電極部中心線Cの両側に位置する、換言すれば、第1リード線4aと第2リード線4bとが、電極部中心線Cを挟んで、互いに異なる側に位置することになる。
そして、図1及び図2のように各コンデンサ素子1を配置した状態で、図3のように、各リード線4を例えば銅板で構成された第1電極板5及び第2電極板6に接続する。この場合、相隣接して配置された第1リード線4aと第2リード線4bとは同電位となり、同じコンデンサ素子1において、第1リード線4aと第2リード線4bとは異なる電位となるように各電極板5、6に接続される。なお、第1電極板5と第2電極板6との間には、シート状の絶縁体7が介設されている。
ここで、上記リード線4の電極板5、6への接続部近傍の構造について説明する。すなわち、図3に拡大して示すように(図3(b))、各電極板5、6においては、リード線4を接続するために接続孔部8が穿設されているが、この接続孔部8を囲むように、その周辺に切欠部9を設け、接続孔部8の周辺領域(ランド)10の熱容量を減少させ、半田付け作業を容易かつ確実に行えるようにしているのである。この場合、2本のリード線4a、4bを同時に半田付けすることができ、作業工数を削減することができる。また、リード線4をランド10に対してYAGレーザ又はTIG(アーク)溶接を用いて溶接する場合には、同図(c)に示すように、ランド10の一部を切り起してガイド部11を形成し、リード線4をガイド部11に溶接する構造を採用することもある。
そして、上記のようにコンデンサ素子1を第1及び第2電極板5、6に接続した状態でこれらを、各電極板5、6がケース開口面側或いはケース底面側に位置するようにケース(図示せず)に収納し、樹脂を充填してコンデンサを構成する。
上記コンデンサによれば、各コンデンサ素子列3において、相隣接するコンデンサ素子1の相対向する電極部2に接続された一対のリード線4、4は、電極部2の中心から偏位させて配置してあるので、図2に示すように、互いの干渉を避けて互い違いに配置されることになり、従って従来のようにリード線4の線径(直径)の2倍以上の間隔を設ける必要はなく、リード線4の線径よりやや大きい間隔(d+α)で配置可能である。この結果、コンデンサ素子1の配置スペースを小さくでき、コンデンサの小型化を図ることが可能となる。また、電極板5、6をアルミで構成すれば、コンデンサをより軽量化することができる。
図4(a)には、上記実施の形態における隣接する一対のリード線4、4の配置態様を示しているが、この配置態様は同図(b)のように変更することが可能である。すなわち、上記実施の形態においては、一方のリード線4と他方のリード線4とは、電極部2の中心線Cを挟んでその両側に偏位するよう逆に配置しているが、一方のリード線4と他方のリード線4とが電極部2の中心線Cの同じ側に偏位するよう配置しても良いということである。この場合、一方のコンデンサ素子1と、これとは相隣接するコンデンサ素子1とを180度だけ向きを変えて電極部2を相対向させれば、図1、図2と同様な構成が得られる。従って、上記実施形態と同様な作用効果が生じることになる。
1・・コンデンサ素子、2・・電極部、3・・コンデンサ素子列、4・・リード線、5・・第1電極板、6・・第2電極板、7・・絶縁体、2a・・第1電極部、2b・・第2電極部、4a・・第1リード線、4b・・第2リード線、C・・電極部中心(中心線)

Claims (2)

  1. 両端面に電極部(2)を有する複数のコンデンサ素子(1)を相隣接するコンデンサ素子(1)の電極部(2)が対向するように列状に配置することによって構成されたコンデンサ素子列(3)と、このコンデンサ素子列(3)を収納したケースと、ケース開口面側或いはケース底部側で絶縁体(7)を介して重ねられた第1及び第2電極板(5)(6)と、一端がコンデンサ素子(1)の一方の電極部(2a)に接続され他端が第1電極板(5)に接続された第1リード線(4a)と、一端がコンデンサ素子(1)の他方の電極部(2b)に接続され他端が第2電極板(6)に接続された第2リード線(4b)とを有し、隣接するコンデンサ素子(1)の対向する電極部(2)の間隔が、対向する電極部(2)に接続されたリード線(4a)(4b)の径の和よりも小さくなるようにコンデンサ素子(1)を配置したことを特徴とするコンデンサ。
  2. コンデンサ素子(1)の第1リード線(4a)と第2リード線(4b)との電極部(2)での接続位置を、電極板(5)(6)側からコンデンサ素子(1)を見てコンデンサ素子(1)の電極部中心(C)から偏位させ、隣接するコンデンサ素子(1)の対向する電極部(2)に接続された各リード線(4a)(4b)が電極中心(C)の両側に位置するようコンデンサ素子(1)を配置したことを特徴とする請求項1のコンデンサ。
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