JP2014016997A - 決済カード - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のカードを所有することによる利用者の利便性の向上を図ること。
【解決手段】決済端末装置が実行する決済に用いるカードを含む複数種類のカードに関するカード情報をカードの種類に応じて集約した集約項目ごとに関連付けて記憶し、電池から供給される電力を用いて、カード情報の集約項目をディスプレイ420に表示し、ディスプレイ420に表示された集約項目の中から任意の集約項目を指定する入力操作をディスプレイ420に積層されたタッチパネル421を介して受け付けた場合は、当該入力操作によって指定された集約項目に集約されたカード情報の少なくとも一部をディスプレイ420に表示するようにしたカード400を構成した。
【選択図】図4−2

Description

この発明は、決済に用いるカードに関する。
近年、クレジットカードや電子マネーカードなどのカードを利用したカード決済が広く普及しており、一人で複数枚(複数種類)のカードを利用する利用者も多く存在する。また、近年、決済金額など決済内容に応じてポイントを付与することで利用者の囲い込みを図るようにした店舗が多く存在する。付与されたポイントは、たとえば、各店舗が独自に発行するポイントカードなどのカードに記憶した状態で管理される。このため、複数の店舗においてポイントの付与を受けた利用者は、複数枚のカードを所有することになる。クレジットカード、電子マネーカード、ポイントカードなどのカードは、決済に際して利用するため、たとえば財布などに収容されることが多い。
たとえば、クレジットカードが記憶する情報は、クレジットカード会社に問い合わせの電話をかけたり、クレジットカード会社が運用するWEBサイトにアクセスしたりすることによって確認することができる。また、たとえば、クレジットカードを利用することによって付与されたポイントも同様に、クレジットカード会社に問い合わせの電話をかけたり、クレジットカード会社が運用するWEBサイトにアクセスしたりすることで確認することができる。
また、たとえば、電子マネーカードが記憶する情報は、電子マネーの規格に適合したカードリーダやディスプレイを備えた専用の端末装置を利用したり、電子マネー決済に際して発行される領収書を見たりすることによって確認することができる。同様に、たとえば、ポイントカードが記憶する情報は、当該ポイントカード専用のカードリーダやディスプレイを備えた専用の端末装置を利用したり、当該ポイントカードの発行元となる店舗で決済をおこなうことによって発行される領収書を見たりすることによって確認することができる。
複数のカードの情報を確認する技術として、具体的には、従来、たとえば、複数のICカードを保持するとともに保持している複数のICカードのうちの少なくとも一つのICカードから情報を読み取り、読取手段によって読み取られた情報を表示させることにより、ICカードの記録内容を確認できるようにした技術があった(たとえば、下記特許文献1を参照。)。
また、従来、たとえば、ICカードの表面に、外部装置との接続のための外部コンタクトを露出させ、アプリケーションを供給したサービス会社の名称などが印字される複数の印字領域を設け、X座標とY座標とによって示される印字位置の情報をアプリケーションに対応付けて記憶させ、利用者によって指定された印字位置に応じたアプリケーションを実行することにより、1枚のICカードで電子マネー決済やクレジットカード決済などの複数種類の決済を利用できるようにした技術があった(たとえば、下記特許文献2を参照。)。
特開平10−149414号公報 特開平11−39445号公報
しかしながら、上述した従来の技術は、複数枚のカードを所有している利用者は、決済に際して、複数枚のカードの中から所望するカードを探さなければならず、煩わしいという問題があった。また、上述した従来の技術は、クレジットカード、電子マネーカード、ポイントカードなどのように、利用目的に応じて複数枚のカードを所有しなくてはならないため、財布などが膨れあがり、美観に劣るとともに持ち運びが煩わしいという問題があった。
また、上述した従来の技術は、いずれの方法も、カードが記憶する情報を確認するためには専用の操作や作業をおこなわなくてはならず煩わしいという問題があった。特に、ポイントカードは各店舗によって独自に発行されているため、ポイントカードなどのカードが記憶する情報は、当該ポイントカードの発行元となる特定の店舗に赴かなくては確認することが難しく、カードの情報を確認したいときにすぐに確認することができないという問題があった。
また、上述した特許文献1に記載された従来の技術は、複数のカードに加えてICカードの記録内容を確認するための装置を別途持ち運ばなくてはならず、煩わしいという問題があった。また、上述した特許文献2に記載された従来の技術は、利用するカードを都度利用者が指定しなくてはならず、煩わしいという問題があった。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる決済カードは、複数のカードを所有することによる利用者の利便性の向上を図ることができる決済カードを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる決済カードは、出力手段と、決済端末装置が実行する決済に用いるカード(以下「決済カード」という)が決済端末装置に装着された場合に、当該決済端末装置から当該決済端末装置が設置された店舗に関する広告情報を含む店舗情報を取得する店舗情報取得手段と、前記店舗情報取得手段によって取得した前記店舗に関する広告情報を含む前記店舗情報を前記店舗ごとに記憶する店舗情報記憶手段と、前記店舗情報記憶手段が記憶する前記店舗に関する広告情報を前記出力手段に出力させる出力制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる決済カードは、上記の発明において、充電式の電源を備え、前記出力手段は、前記電源から供給される電力を用いて前記店舗に関する広告情報を出力することを特徴とする。
また、この発明にかかる決済カードは、上記の発明において、前記店舗情報記憶手段が記憶する店舗情報の中からお気に入りの店舗の店舗情報を設定するお気に入り店舗情報設定手段と、前記お気に入り店舗情報設定手段によって設定された前記お気に入りの店舗の店舗情報を前記店舗ごとに記憶するお気に入り店舗情報記憶手段と、を備え、前記出力制御手段は、前記お気に入り店舗情報記憶手段が記憶する前記お気に入りの店舗の広告情報のみを出力させることを特徴とする。
また、この発明にかかる決済カードは、上記の発明において、前記決済カードを含む複数種類のカードに関するカード情報を前記カードの種類に応じて集約した集約項目ごとに関連付けて記憶する集約カード情報記憶手段と、前記電源から供給される電力を用いて前記集約カード情報記憶手段が記憶するカード情報の前記集約項目を表示する表示手段と、前記表示された集約項目の中から任意の集約項目を指定する入力操作を受け付ける操作受付手段と、を備え、前記表示手段は、前記操作受付手段が入力操作を受け付けた場合、当該入力操作によって指定された集約項目に集約されたカード情報の少なくとも一部を表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる決済カードは、上記の発明において、前記出力制御手段は、所定時間経過するまでに前記操作受付手段による入力操作がない場合に、前記店舗に関する広告情報を出力させることを特徴とする。また、この発明にかかる決済カードは、上記の発明において、前記出力制御手段は、静止画、動画、アニメーションおよび音声の少なくともいずれか一つの情報を出力させることを特徴とする。
この発明にかかる決済カードによれば、複数のカードを所有することによる利用者の利便性の向上を図ることができるという効果を奏する。
この発明にかかる実施の形態のカードを利用可能なカード決済システムのシステム構成を示す説明図である。 サーバを実現するコンピュータ装置のハードウエア構成を示すブロック図である。 店舗端末装置のハードウエア構成を示すブロック図(その1)である。 店舗端末装置のハードウエア構成を示すブロック図(その2)である。 この発明にかかる実施の形態のカードの外観を示す説明図(その1)である。 この発明にかかる実施の形態のカードの外観を示す説明図(その2)である。 この発明にかかる実施の形態のカードのハードウエア構成を示すブロック図である。 この発明にかかる実施の形態のカードが備えるデータベース例を示す説明図(その1)である。 この発明にかかる実施の形態のカードが備えるデータベース例を示す説明図(その2)である。 この発明にかかる実施の形態のカードが備えるデータベース例を示す説明図(その3)である。 この発明にかかる実施の形態のカードが備えるデータベース例を示す説明図(その4)である。 この発明にかかる実施の形態のカードがディスプレイに表示する表示画面例を示す説明図(その1)である。 この発明にかかる実施の形態のカードがディスプレイに表示する表示画面例を示す説明図(その2)である。 この発明にかかる実施の形態のカードがディスプレイに表示する表示画面例を示す説明図(その3)である。 この発明にかかる実施の形態のカードがディスプレイに表示する表示画面例を示す説明図(その4)である。 この発明にかかる実施の形態のカードがディスプレイに表示する表示画面例を示す説明図(その5)である。 この発明にかかる実施の形態のカードがディスプレイに表示する表示画面例を示す説明図(その6)である。 この発明にかかる実施の形態のカードがディスプレイに表示する表示画面例を示す説明図(その7)である。 この発明にかかる実施の形態のカードがディスプレイに表示する表示画面例を示す説明図(その8)である。 この発明にかかる実施の形態のカードがディスプレイに表示する表示画面例を示す説明図(その9)である。 この発明にかかる実施の形態のカードがディスプレイに表示する表示画面例を示す説明図(その10)である。 この発明にかかる実施の形態のカードの機能的構成を示す説明図である。 この発明にかかる実施の形態のカードの処理手順を示すフローチャート(その1)である。 この発明にかかる実施の形態のカードの処理手順を示すフローチャート(その2)である。 この発明にかかる実施の形態のカードの処理手順を示すフローチャート(その3)である。 この発明にかかる実施の形態のカードの処理手順を示すフローチャート(その4)である。 この発明にかかる実施の形態のカードの処理手順を示すフローチャート(その5)である。 この発明にかかる実施の形態のカードの処理手順を示すフローチャート(その6)である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる決済カードの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(カード決済システムのシステム構成)
まず、この発明にかかる実施の形態のカードを利用可能なカード決済システムのシステム構成について説明する。図1は、この発明にかかる実施の形態のカードを利用可能なカード決済システムのシステム構成を示す説明図である。
図1において、この発明にかかる実施の形態のカードを利用可能なカード決済システム100は、サーバ装置110、決済端末装置120を含んで構成されている。カード決済システム100において、サーバ装置110および決済端末装置120は、インターネットなどのネットワーク130に接続されている。
サーバ装置110は、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置によって実現することができる(図2を参照)。サーバ装置110は、カード番号ごとにカードの利用状況などの利用者の個人情報を関連付けて記憶するデータベースを備えている。カード番号ごとにカードの利用状況などの利用者の個人情報を関連付けて記憶するデータベースについては、公知の技術であるため説明を省略する。
決済端末装置120は、カード決済機能を備え、CAFISやINFOX−NETなどの決済用のネットワークを介して、インターネットなどのネットワーク130に接続されている。決済端末装置120は、それぞれ、サーバ装置110との間で、ネットワーク130を介した通信が可能とされている。
カード決済システム100において、決済端末装置120は、クレジットカードなどのカードを用いた信用決済(以下「カード決済」という)にかかる各種の処理をおこなうことができる。決済端末装置120は、カード決済にかかる各種の処理の実行に際して、サーバ装置110との間で通信をおこなう。
また、カード決済システム100において、決済端末装置120は、顧客とカード決済システム100とのインターフェースを司り、カードの利用状況を顧客に報知する。決済端末装置120は、クレジットカードなど信用決済に用いられるカード(以下「決済カード」という)をおこなうごとにカードの利用状況を報知する。カードの利用状況の報知方法については、説明を後述する。
決済端末装置120は、具体的には、たとえばCAT(Credit Authorization Terminal)端末などのカードの信用照会端末や、INFOX端末などの多機能決済端末などによって実現することができる。決済端末装置120は、電話回線の他、所定のネットワーク130を介してインターネットに接続可能とされている。また、決済端末装置120は、POS端末に接続され、あるいはPOS端末に一体に組み込まれ、POS端末を介してネットワーク130に接続されていてもよい。
(コンピュータ装置のハードウエア構成)
つぎに、サーバ装置110を実現するコンピュータ装置のハードウエア構成について説明する。図2は、サーバ装置110を実現するコンピュータ装置のハードウエア構成を示すブロック図である。図2において、コンピュータ装置200は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、HDD(ハードディスクドライブ)204と、HD(ハードディスク)205と、FDD(フロッピー(登録商標)ディスクドライブ)206と、着脱可能な記録媒体の一例としてのFD(フロッピーディスク)207と、ネットワークI/F(インターフェース)208と、を備えている。また、コンピュータ装置200が備える各部201〜208は、バス209によってそれぞれ接続されている。
CPU201は、コンピュータ装置200全体の制御を司る。ROM202は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。HDD204は、CPU201の制御にしたがってHD205に対するデータのリード/ライトを制御する。HD205は、HDD204の制御で書き込まれたデータを記憶する。
FDD206は、CPU201の制御にしたがってFD207に対するデータのリード/ライトを制御する。FD207は、FDD206の制御で書き込まれたデータを記憶する。着脱可能な記録媒体として、FD207の他、CD−ROM(CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)などであってもよい。
ネットワークI/F208は、通信回線を通じてネットワーク130に接続され、ネットワーク130を介して決済端末装置120などの外部装置に接続される。そして、ネットワークI/F208は、ネットワーク130と内部とのインターフェースを司り、コンピュータ装置200からのデータの入出力を制御する。
(決済端末装置120のハードウエア構成)
つぎに、決済端末装置120のハードウエア構成について説明する。図3−1および図3−2は、決済端末装置120のハードウエア構成を示すブロック図である。図3−1においては、カード決済に特化した機能を備えた決済端末装置120のハードウエア構成を示している。図3−2においては、カード決済機能を備えたPOS端末によって実現される決済端末装置120のハードウエア構成を示している。
図3−1において、カード決済に特化した機能を備えた決済端末装置120は、CPU311と、ROM312と、RAM313と、ディスプレイ314と、キーボード315と、ネットワークI/F316と、ブザー317と、カードリーダ318と、プリンタ319と、を備えている。また、決済端末装置120が備える各部311〜319は、バス310によってそれぞれ接続されている。
CPU311は、決済端末装置120全体の制御を司る。ROM312は、カード決済に際して実行させる各種のプログラムなどを記憶している。RAM313は、CPU311のワークエリアとして使用される。CPU311は、カード決済に際して、ネットワークI/F316を介してサーバ装置110との間で通信をおこなう。
キーボード315は、カード決済をおこなう店舗の店員などによるカード決済にかかる各種の入力操作を受け付けたり、カードの所有者による暗証番号の入力操作を受け付けたりする。キーボード315は、入力された情報をCPU311に出力する。ディスプレイ314は、たとえば液晶パネルを備えた表示装置によって実現することができる。ディスプレイ314を実現する液晶パネルは、定型メッセージ、数字、記号などを表示することができる。また、ディスプレイ314を実現する液晶パネルは、7セグメント方式のディスプレイであってもよい。
ブザー317は、決済端末装置120においてエラーが発生した場合などに所定のブザー音声を出力する。ブザー317としては、たとえば圧電ブザー、電子ブザー、電磁ブザーなど公知の各種のブザーを用いることができる。カードリーダライタ318は、カードを用いた決済において、カードに記録されたデータを読み出したり、カードにデータを記録したりする。また、カードリーダライタ318は、カードに記録されたデータを、必要に応じて消去したりする。
プリンタ319は、伝票用紙に対して決済の内容などを印字する印字処理をおこなう。プリンタ319は、たとえば複写が可能な伝票用紙に対する印字が可能なインパクトドットプリンタなどを用いることができる。プリンタ319は、インパクトドットプリンタに限るものではなく、サーマルプリンタ、レーザプリンタ、インクジェットプリンタなど公知の各種の印字方式のプリンタによって実現することができる。プリンタ319は、伝票用紙を保持する用紙保持機構、伝票用紙に対して印字をおこなうプリンタヘッドなどを備えて構成されている。
図3−2において、カード決済機能を備えたPOS端末によって実現される決済端末装置120は、CPU321と、ROM322と、RAM323と、HDD324と、HD325と、ディスプレイ326と、タッチパネル327と、キーボード328と、バーコードスキャナ329と、プリンタ330と、ドロワ開放装置331と、ネットワークI/F332と、スピーカー333と、カードリーダライタ334と、を備えている。また、決済端末装置120が備える各部321〜334は、バス320によってそれぞれ接続されている。
CPU321は、カード決済機能を備えたPOS端末によって実現される決済端末装置120全体の制御を司る。ROM322は、カード決済時、商品の売り上げ登録時あるいは売り上げの精算時などに実行させる各種のプログラムなどを記憶している。RAM323は、CPU321のワークエリアとして使用される。CPU321は、たとえばカード決済に際して、ネットワークI/F332を介してサーバ装置110との間で通信をおこなう。
カード決済機能を備えたPOS端末によって実現される決済端末装置120は、サーバ装置110との間で直接通信をおこなうことができる。また、カード決済機能を備えたPOS端末によって実現される決済端末装置120は、店舗ごとあるいはグループごとに設けられたサーバコンピュータを介して、サーバ装置110との間で通信をおこなってもよい。
HDD324は、CPU321の制御にしたがって、HD325に対するデータのリード/ライトを制御する。HDD324は、HD325の制御によって書き込まれたデータを記憶する。具体的には、HD325は、たとえば商品マスタファイルや売り上げファイルなどを記憶している。カード決済機能を備えたPOS端末によって実現される決済端末装置120における商品マスタファイルや売り上げファイルについては公知であるため説明を省略する。
ディスプレイ326は、たとえば液晶パネルを備えた表示装置によって実現することができる。ディスプレイ326は、カーソル、アイコン、ツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータに関するウインドウ(ブラウザ)を表示する。カード決済機能を備えたPOS端末によって実現される決済端末装置120は、店員側に情報を表示するディスプレイ326と、利用者(カードの所有者)側に情報を表示するディスプレイ326とのように、1台あたり複数のディスプレイ326を備えていてもよい。
タッチパネル327は、ディスプレイ326に積層され、操作位置に応じた信号をCPU321に対して出力する。タッチパネル327は、たとえば抵抗膜方式や静電容量方式、音響パルス認識方式、超音波表面弾性波方式、赤外遮光方式、画像認識方式など公知の各種の方式のものを用いることができる。キーボード328は、文字、数値、各種指示などの入力のためのキーを備え、操作されたキーに応じた信号をCPU321に対して出力する。
バーコードスキャナ329は、商品に付されたバーコードや2次元コードなどを光学的に読み取ることが可能な光学式マーク認識装置(OMR:Optical Mark RecognitionもしくはOptical Mark Reader)によって実現することができる。バーコードスキャナ329は、LEDなどの光源、光源からの光を走査させるポリゴンミラー、読み取り対象物からの反射光を受光するセンサ、センサが受光した光信号をデコードするデコード回路などを備えている。センサとしてCCDイメージセンサを採用することにより、2次元コードを読み取ることが可能になる。デコード回路がデコードしたデータは、CPU321に出力される。
プリンタ330は、ロール紙に対して決済の内容などを印字する印字処理をおこなう。サーマルプリンタ、レーザプリンタ、インクジェットプリンタなど公知の各種の印字方式のプリンタによって実現することができる。プリンタ330は、ロール紙を保持するロール紙保持機構、ロール紙に対して印字をおこなうプリンタヘッド、印字済みのロール紙を任意の長さでカットするカッタ機構などを備えて構成されている。
ドロワ開放装置331は、カード決済機能を備えたPOS端末によって実現される決済端末装置120に対して所定の操作がおこなわれた場合に、当該決済端末装置120に接続されたドロワ装置を開放する。ドロワ開放装置331は、具体的には、たとえばソレノイドなどによって実現することができ、キーボード328における「預/現計」キーの操作に応じてCPU321から出力された開放信号を受信した場合に動作してドロワ装置を解錠する。
スピーカー333は、商品をスキャンした場合の『ピッ』という音声やエラーなどの異常発生時の報知音を出力する。スピーカー333は、ボイスコイル(図示を省略する)を備えており、CPU321から出力された音声信号にしたがった電気信号をボイスコイルに印加することによって音声を出力する。カードリーダライタ334は、カードを用いた決済において、カードに記録されたデータを読み出したり、カードにデータを記録したりする。また、カードリーダライタ334は、カードに記録されたデータを、必要に応じて消去したりする。
(カードの外観)
つぎに、この発明にかかる実施の形態のカードの外観について説明する。図4−1および図4−2は、この発明にかかる実施の形態のカードの外観を示す説明図である。図4−1は、この発明にかかる実施の形態のカードを一面側から見た状態を示している。図4−2は、この発明にかかる実施の形態のカードを他面側から見た状態を示している。
図4−1および図4−2において、この発明にかかる実施の形態のカード400は、プラスチックなどと称される高分子材料を用いて形成された薄板状の基材を備えている。あるいは、カード400における基材は、高分子材料以外の材料に代えて、たとえば、紙、金属、木の板など、高分子材料以外の材料を用いて形成されていてもよい。基材は、具体的には、たとえば、一般的なクレジットカードと同程度(約86mm×54mm)の大きさをなしている。
カード400における基材の一面側には、IC(Integrated Circuit)チップ410が設けられている。ICチップ410において、カード400における基材の一面側に露出した部分は、決済端末装置120などの外部装置との間における通信に際して、当該外部装置に接続される通信用端子とされている。ICチップ410は、CPU、ROM、RAM、メモリおよび通信用端子を備えている(図5を参照)。
カード400における基材の他面側には、ディスプレイ420が設けられている。ディスプレイ420は、たとえば、カード400の他面側における全面に設けることができる。カード400における基材の他面側における全面にディスプレイ420を設けることにより、大きさ(面積)が限られたカードにおいて大きな表示面積を確保することができる。ディスプレイ420は、たとえば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどによって実現することができる。
また、カード400における基材の他面側には、タッチパネル421が設けられている。タッチパネル421は、ディスプレイ420に積層されている。タッチパネル421は、カード400の他面側における全面に設けることができる。あるいは、タッチパネル421は、カード400の他面側における一部に設けられていてもよい。
また、カード400は、充電式の電源(図5を参照)を備えている。ICチップ410が備えるCPUは、電源から供給される電力を用いてディスプレイ420やタッチパネル421を駆動する。カード400は、充電式の電源を備えているため、電源に充電された電気の容量が少なくなった場合などに適宜充電することができ、繰り返して利用することができる。また、カード400は、充電式の電源を備えているため、たとえば、太陽電池などのように発電している状態においてのみ利用可能な電源とは異なり、多様な環境において利用することができる。
充電可能な電池(充電池)は、二次電池、蓄電池などとも称され、充電をおこなうことにより電気エネルギーを化学エネルギーに変換して蓄え、蓄えた化学エネルギーを化学反応によって直接に直流電力に変換する。充電式の電源を用いることにより、カードを繰り返し使用することができる。
カード400は、たとえば、カード400の利用者の直筆の署名を記載する署名欄を備えていてもよい。これにより、この発明にかかる実施の形態のカード400を用いて決済をおこなう場合にも、伝票への署名をともなうカード決済を実現することができ、カード決済における信頼性の向上を図ることができる。
(カード400のハードウエア構成)
つぎに、この発明にかかる実施の形態のカード400のハードウエア構成について説明する。図5は、この発明にかかる実施の形態のカード400のハードウエア構成を示すブロック図である。
図5において、この発明にかかる実施の形態のカード400は、CPU501と、ROM502と、RAM503と、メモリ504と、通信用端子505と、ディスプレイ420と、タッチパネル421と、充電式の電源506と、を備えている。また、この発明にかかる実施の形態のカード400が備える各部501〜506、420、421は、バス510によってそれぞれ接続されている。
CPU501は、カード400全体の制御を司る。CPU501は、図示を省略する電源から供給される電力によって動作する。ROM502は、後述するカード400の処理をおこなうための各種のプログラムを記憶している。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。ICチップ410は、CPU501、ROM502、RAM503、メモリ504および通信用端子505によって構成されている。
メモリ504は、CPU501によって駆動制御されて、各種の情報を記憶する。メモリ504は、CPU501によって駆動制御されて、各種の情報を記憶する。メモリ504は、CPU501の駆動制御によって、記憶している情報を消去する制御がなされるまで、当該記憶している情報を消去しない構成とされている。
メモリ504は、カード400が後述する各種の処理をおこなう際に用いる各種のデータを記憶する複数のデータベースを備えている(図6−1〜図6−4を参照)。メモリ504は、具体的には、たとえば、EPROM(Erasable Programmable ROM)などの、不揮発性の半導体メモリによって実現することができる。
通信用端子505は、決済端末装置120との間における通信を司る。通信用端子505は、決済端末装置120が備えるカードリーダライタ318、334を介して、決済端末装置120との間における通信を可能とする。カード400は、通信用端子505を介して決済端末装置120が備えるカードリーダライタ318、334との間で通信をおこなうことによって、たとえば、決済端末装置120からカード決済の要求を受信したり、カード決済において付与されたポイントに関する情報を出力したりする。
ディスプレイ420は、CPU501によって駆動制御されて、所定の情報を表示する。タッチパネル421は、入力操作に応じた信号をCPU501に対して出力する。CPU501は、たとえば、タッチパネル421に対して所定の入力操作がおこなわれることにより当該タッチパネル421から出力された信号(操作位置を示す信号)と、当該信号が出力された時点においてディスプレイ420に表示している表示内容と、に基づいてディスプレイ420を制御して、当該入力操作に応じた所定の情報を表示する。
タッチパネル421は、指やペンなどの筆記部材が接触したことを検出した場合に、タッチパネル421に対する筆記部材の接触位置に応じた電気信号を、ICチップ410が備えるCPUに対して出力する。タッチパネル421は、たとえば、カード400の利用者による入力操作を受け付けた場合に、入力操作を受け付けた位置を特定可能な情報(たとえば、X−Y座標情報)をICチップ410が備えるCPUに対して出力する。
また、タッチパネル421は、タッチパネル421に対する筆記部材の接触が解除された場合は、ICチップ410が備えるCPUに対する信号の出力を停止する。あるいは、タッチパネル421は、タッチパネル421に対する筆記部材の接触が解除された場合に、タッチパネル421に対する筆記部材の接触がないことを示す信号を出力してもよい。
具体的には、タッチパネル421は、たとえば、抵抗膜方式、静電容量方式、電磁誘導方式、表面弾性波方式など公知の各種の方式によってタッチパネル421に対する筆記部材の接触位置を検出し、検出した接触位置に応じた電気信号を、ICチップ410が備えるCPUに対して出力する。電磁誘導方式を採用する場合、タッチパネル421に対する入力操作に際しては、電子ペンなどと称される専用の筆記部材を用いる。
充電式の電源506は、たとえば、充電可能な電池(充電池)506aと、当該電池506aに対する充電をおこなう充電制御回路506bと、カードリーダライタ318、334に接触して受電する充電端子506cと、によって実現することができる。充電端子506cは、たとえば、ICチップ410の一部を構成し、データの読み書きに際してカード400がカードリーダライタ318、334に装着されることによって受電する構成とすることができる。また、充電式の電源506は、電池506aが過充電にならないように、上限の充電電圧を制御する電圧制御回路を備えていてもよい。カード400が備える充電式の電源については、公知の技術を用いて容易に実現可能であるため、説明を省略する。
(データベース例)
つぎに、この発明にかかる実施の形態のカード400が備える各種のデータベースについて説明する。図6−1〜図6−4は、この発明にかかる実施の形態のカード400が備えるデータベース例を示す説明図である。
(集約カードデータベース)
図6−1においては、集約カードデータベースを示している。図6−1において、集約カードデータベース610は、カード400に集約された各カード(以下「集約カード」という)の識別情報ごとに、カード名を示す情報と、種別を示す情報と、を関連付けて記憶する。カードの種別は、たとえば、「クレジットカード」、「ポイントカード」、「付帯カード」などのように目的に応じて集約されている。カード名は、各集約カードの発行元によって設定される。また、カード名は、たとえば、カード400の利用者が任意に設定することができるようにしてもよい。
集約カードの識別情報は、カード400に集約された集約カードを識別可能な情報であればよく、カード400内において固有の情報とされる。集約カードの識別情報は、たとえば、カード400に各集約カードが登録された順番に付与される通し番号によって実現することができる。あるいは、集約カードの識別情報は、各集約カードの種別と当該集約カードが登録された順番とを組み合わせた情報によって実現することができる。
具体的には、図6−1においては、たとえば、種別がクレジットカードに集約される集約カードの識別情報を、種別を示す「C−」と登録された順番を示す「1」、「2」、「・・・」などの通し番号と、を組み合わせた情報によって集約カードの識別情報が実現されている。また、具体的には、図6−1においては、たとえば、種別がポイントカードに集約されるカードの識別情報を種別を示す「P−」とし、種別が付帯カードに集約される集約カードの識別情報を種別を示す「S−」とし、これらの「P−」や「S−」などの情報に、登録された順番を示す「1」、「2」、「・・・」などの通し番号を組み合わせた情報によって集約カードの識別情報が実現されている。
(ポイントデータベース)
図6−2においては、ポイントデータベースを示している。図6−2において、ポイントデータベース620は、集約カードの識別情報ごとに、集約カード名を示す情報と、集約カードごとのポイント数を示す情報と、を関連付けて記憶する。
集約カードごとのポイント数は、たとえば、ポイントの発行元となる各集約カードの発行元が提供する特典を利用可能なポイント数とすることができる。具体的には、図6−2においては、たとえば、「WIZAカード」のポイント数が「850ポイント」である場合、「WIZAカード」の発行元が提供する850ポイント分の特典を受けることが可能であることを示す。
あるいは、集約カードごとのポイント数は、たとえば、特定の集約カードのポイント数に換算した場合に、当該特定の集約カードの発行元が提供する特典を利用可能なポイント数とすることができる。具体的には、図6−2においては、たとえば、「AMA(WIZA)カード」のポイント数が「300ポイント」である場合、「WIZAカード」の発行元が提供する300ポイント分の特典を受けることが可能であることを示すようにしてもよい。
この場合、「AMA(WIZA)カード」の発行元が提供する特典を受けることが可能なポイント数をあわせて示すようにしてもよい。具体的には、図6−2においては、たとえば、「AMA(WIZA)カード」の発行元が提供する900ポイント分の特典を受けることが可能であることを示す。すなわち、この場合、「WIZAカード」の1ポイントは、「AMA(WIZA)カード」の3ポイントに換算されることを示す。
(利用金額データベース)
図6−3においては、利用金額データベースを示している。図6−3において、利用金額データベース630は、集約カードのうち、商品やサービスの対価を支払う決済に際して利用可能なクレジットカードなどのカード(決済カード)に関する情報を記憶する。
利用金額データベース630は、たとえば、決済カードの識別情報ごとに、決済カードのカード名を示す情報と、決済カードごとの利用金額を示す情報と、各決済カードの利用金額の引き落としがおこなわれる日付(以下「次回引落日」)を示す情報と、次回の引き落とし日に引き落とされる金額(以下「次回引落額」)を示す情報と、現時点においてカードの利用が可能な金額(以下「利用可能額」)を示す情報と、決済カードごとの固有の条件を示す個別情報と、を関連付けて記憶する。
利用金額は、現在日時を含む所定期間において各決済カードを用いておこなわれた決済金額を合計した金額を示す。所定期間は、前回の締め日の翌日から次回の締め日までの期間であって、たとえば1ヶ月とすることができる。締め日は、決済カードの発行元などのカード会社が加盟店への立替払金額やカード会員(利用者)への請求金額を確定するための締め切り日であり、たとえば「毎月10日」、「毎月25日」などのように設定されている。具体的には、たとえば締め日が「毎月10日」であって現在日時が当月の4日である場合、利用金額は、先月11日〜当月の4日までに各決済カードを用いておこなわれた決済金額を合計した金額を示す。利用金額は、所定期間内において、利用者がカード決済をおこなうごとに更新される。
次回引落日は、現在日時以降におこなわれる引き落としのうち、直近に引き落としがおこなわれる日付を示す。次回引落日は、引き落としがおこなわれた後に、次回の引落日に更新される。次回引落額は、過去の所定期間における利用金額であって、締め日を過ぎた時点で確定する。次回引落額は、締め日から当該締め日後に到来する引落日(次回引落日)までの間記憶される。次回引落額は、次回引落日の更新にともなって更新される。
たとえば、利用者が、「ボーナス払い」などのように、毎月の返済額に加えて年に2回のボーナス月に額面を上乗せして返済する支払い方法を選択し、毎月の引落日の間にボーナス払い分の引き落としがおこなわれる場合、毎月の引落日の後であってボーナス払いにかかる引落日までの間は、ボーナス払いにかかる金額が次回引落額とされ、ボーナス払いにかかる引落日が次回引落日とされる。
利用可能額は、現時点においてカードの利用が可能な金額であり、(利用可能額)=(利用可能限度額)−(未払い金額)を演算することによって算出することができる。たとえば、利用限度額が100万円、前月分の支払金額(確定し請求書が発行されているが次回引落日前の金額)が20万円、当月分の支払金額(当月の途中であり未確定の金額)が15万円であった場合、利用可能額は、100万円−20万円−15万円=65万円と算出される。
次回引落日は、決済カードの発行元などによって指定され、たとえば、締め日の数日後に設定される。具体的には、たとえば、「毎月10日」が締め日である場合、締め日から14日(2週間)後の「締め日と同月の24日」を、次回引落日として指定することができる。個別情報は、決済カードごとの個別の条件などを示す。具体的には、たとえば、当該カードの年会費、利用限度額、各カードの保険内容などを示す。
(加盟店データベース)
図6−4においては、加盟店データベースを示している。図6−4において、加盟店データベース640は、加盟店名ごとに、各加盟店の利用状況、各加盟店についての嗜好状況、各加盟店の特典、当該特典の利用条件などの情報を関連付けて記憶している。
各加盟店の利用状況は、たとえば、「1ヶ月以内における利用の有無」、「当月中の利用の有無」、「所定期間あたりの利用頻度」、「利用回数」などのように、店舗を利用することによって示すことができる。各加盟店についての嗜好状況は、たとえば、利用者が「お気に入り店舗」として指定したかどうかを示してもよい。各加盟店の特典は、たとえば、クーポン情報の有無および当該クーポン情報の内容などを示す。特典の利用条件は、たとえば、「3000円以上利用の場合」、「次回来店時」などのように特典を利用できる条件を示す。
(表示画面例)
つぎに、この発明にかかる実施の形態のカード400がディスプレイ420に表示する表示画面例について説明する。図7−1〜図7−10は、この発明にかかる実施の形態のカード400がディスプレイ420に表示する表示画面例を示す説明図である。この発明にかかる実施の形態のカードは、図7−1〜図7−10に示した各種の表示画面をディスプレイに表示する。
図7−1において、表示画面710は、この発明にかかる実施の形態のカード400の起動時に表示される「メニュー」画面を示している。表示画面(メニュー画面)710は、確認可能な項目を示すマークを表示する。確認可能な項目を示すマークは、当該マークが示す項目の詳細を表示させる操作をおこなうための操作位置を案内する。具体的には、たとえば、表示画面710において「ポイント数確認」のマーク位置が操作された場合、集約されたカードごとのポイント数を示す表示画面(図7−2を参照)に切り換えて表示される。
表示画面710は、カード400の電池506aに充電された残りの電気量(電池残量)を表示してもよい。カード400の電池残量は、たとえば、残量に応じて表示内容が変化するインジケータによって表示することができる。また、カード400の電池残量は、たとえば、当該電池残量が所定量以下になった場合にのみ表示されるものであってもよい。この場合、たとえば、「充電してください」などのメッセージを表示することによってカード400の電池残量を案内することができる。
図7−2において、表示画面720は、上記の表示画面710を表示している状態において、「ポイント数確認」の位置が操作された場合に表示される。表示画面720は、集約カードのうちポイントを溜めることが可能なポイントカードごとのポイント数を示す。表示画面720は、特定のポイント数に達するまでのカード400の利用金額を案内するメッセージを表示してもよい。
図7−3において、表示画面730は、上記の表示画面710を表示している状態において、「利用金額確認」の位置が操作された場合に表示される。表示画面730は、「利用金額確認」の位置が操作された時点における決済カードの利用金額を示す。複数枚の決済カードを集約している場合、すべての決済カードの利用金額の合計金額を示してもよい。あるいは、複数枚の決済カードを集約している場合、決済カードごとに利用金額を示してもよい。
また、表示画面730は、次回の支払い(引落し)予定金額を表示してもよい。複数枚の決済カードを集約している場合、すべての決済カードについての次回の支払い(引落し)予定金額の合計金額を表示してもよい。これにより、利用者に対して、次回の支払い(引落し)日までに準備する金額を、分かりやすく案内することができる。複数枚の決済カードを集約している場合であって、かつ、各決済カードの利用金額の支払い(引落し)予定日が異なる場合、支払い(引落し)予定日ごとに支払い(引落し)予定金額を表示してもよい。
図7−4において、表示画面740は、上記の表示画面710を表示している状態において、「集約カード情報」の位置が操作された場合に表示される。表示画面740は、「クレジットカード」、「ポイントカード」、「付帯カード」などのように、集約カードの種別ごとに、集約カードを個別に示す情報を表示する。集約カードを個別に示す情報は、たとえば、各集約カードを模したアイコン状のマークとすることができる。これにより、どの集約カードがいずれの種別に集約されているかを、容易かつ確実に案内することができる。
図7−5において、表示画面750は、上記の表示画面740を表示している状態において、特定の集約カードの位置が操作された場合に表示される。たとえば、上記の表示画面740を表示している状態において、クレジットカードの種別に集約された集約カードのうちの一つを示す位置が操作された場合、表示画面750は、当該集約カードの所持にかかる年会費や利用枠、当該集約カードに適用される保険の内容、などを示す情報を表示する。
表示画面750においては、カード400における表示内容を、表示画面750の上位の表示画面710、740に切り換えるための操作位置を示すマークを表示してもよい。具体的には、表示画面750においては、表示画面750から表示画面740に切り換えるための操作位置を示す「集約カード一覧へ戻る」というキーを示すマークや、表示画面750から表示画面710に切り換えるための操作位置を示す「メニューへ戻る」というキーを示すマークなどが表示されている。
図7−6において、表示画面760は、上記の表示画面710を表示している状態において、「加盟店情報」の位置が操作された場合に表示される。表示画面760は、加盟店データベース640に記憶された各情報を、項目ごとに表示させるための操作位置を示すマークを表示する。加盟店データベース640に記憶された各情報を、項目ごとに表示させるための操作位置を示すマークは、たとえば、「最近利用した加盟店情報」、「お気に入り加盟店情報」、「クーポン情報」などを表示させるための操作位置を示す。
図7−7において、表示画面770は、上記の表示画面760を表示している状態において、「各種設定」の位置が操作された場合に表示される。表示画面770は、たとえば、「いずれの店舗で、どの集約カード(決済カード)を支払いに利用し、利用に際して発行されたポイントをどの集約カード(ポイントカード)に溜めるか」などを設定する。
表示画面770においては、カード400における表示内容を、表示画面770の上位の表示画面710、760に切り換えるための操作位置を示すマークを表示してもよい。具体的には、表示画面770においては、表示画面770から表示画面760に切り換えるための操作位置を示す「加盟店情報へ戻る」というキーを示すマークや、表示画面770から表示画面710に切り換えるための操作位置を示す「メニューへ戻る」というキーを示すマークなどが表示されている。
図7−8において、表示画面780は、上記の表示画面760を表示している状態において、「クーポン情報」の位置が操作された場合に表示される。表示画面780は、カードに各集約カードに対して発行されたクーポン情報を表示する。表示画面780においては、カード400における表示内容を、表示画面780の上位の表示画面710、760に切り換えるための操作位置を示すマークを表示してもよい。
具体的には、表示画面780においては、表示画面780から表示画面760に切り換えるための操作位置を示す「加盟店情報へ戻る」というキーを示すマークや、表示画面780から表示画面710に切り換えるための操作位置を示す「メニューへ戻る」というキーを示すマークなどが表示されている。
図7−9において、表示画面790は、集約カードのうちの決済カードを用いて決済をおこない、当該決済によってポイントが発行された場合に表示される。表示画面790は、決済の内容および当該決済によって発行されたポイント数を表示する。また、表示画面790は、決済によって発行されたポイントを、いずれの集約カードのポイントとして溜めるかを確認する情報を表示する。
具体的には、たとえば、表示画面790は、「WIZAカード」という決済カードを用いて決済をおこなった結果、10ポイントが発行された場合に表示される。この10ポイントを、「WIZAカード」のポイントとして溜める場合「Yes」の位置を操作させ、「WIZAカード」以外の集約カードのポイントとして溜める場合「No」の位置を操作させる。
図7−10において、表示画面791は、上記の表示画面790を表示している状態において、「No」の位置が操作された場合に表示される。表示画面791は、「WIZAカード」というクレジットカードを用いておこなった決済で発行されたポイントを溜めるカードを指定させるため、ポイントを溜めることが可能なカードを示すマークを表示する。図7−10においては、ポイントを溜めるカードとして「NYAON」カードが選択された状態を示している。
表示画面791は、選択されたカードに、直前の決済で発行されたポイントを溜めるかどうかを確認するメッセージを表示してもよい。表示画面791の表示中に、ポイントを溜めるカードを選択した状態で「決定」のマークが操作された場合、直前の決済で発行されたポイントを、選択されたカードのポイントとして記憶する。
(カードの機能的構成)
つぎに、この発明にかかる実施の形態のカード400の機能的構成について説明する。図8は、この発明にかかる実施の形態のカード400の機能的構成を示す説明図である。図8において、この発明にかかる実施の形態のカード400の各機能は、充電部801と、表示部802と、集約カード情報記憶部803と、操作受付部804と、集約カード情報抽出部805と、決済処理部806と、店舗情報取得部807と、ポイント情報取得部808と、によって実現される。
カード400において、充電部801、表示部802、集約カード情報記憶部803、操作受付部804、集約カード情報抽出部805、決済処理部806、店舗情報取得部807およびポイント情報取得部808は、カード400が備える各部によって実現することができる(図4および図5を参照)。
充電部801は、決済端末装置120に装着された場合に当該決済端末装置120から受電し、受電した電気を電池506aに充電する。表示部802は、電池506aから供給される電力を用いてディスプレイ420を制御して、各種の情報をディスプレイ420に表示する。表示部802は、たとえば、図7−1〜7−10に示したような表示画面をディスプレイに表示する。
集約カード情報記憶部803は、たとえば、クレジットカードなどの決済カードを含む複数種類のカードに関するカード情報をカードの種類に応じて集約した集約項目ごとに関連付けて記憶する。集約カード情報記憶部803は、たとえば、上述した各種のデータベース610、620、630、640を記憶する。
集約カード情報記憶部803においては、たとえば、複数種類の決済カードに関するカード情報を記憶することができる。また、集約カード情報記憶部803においては、決済を実行した場合にポイントを付与する店舗および付与されたポイントの数を示すカード(以下「ポイントカード」という)に関するカード情報を店舗ごとに記憶していてもよい。
操作受付部804は、ディスプレイ420に表示された集約項目の中から任意の集約項目を指定する入力操作を受け付ける。具体的には、操作受付部804は、たとえば、図7−1に示した表示画面710において「利用金額確認」という集約項目を指定する入力操作を受け付ける。また、操作受付部804は、付与されたポイントを各ポイントカードに任意の割合で振り分ける入力操作を受け付けてもよい。
上記の表示部802は、操作受付部804が受け付けた入力操作に応じて、ディスプレイ420に表示する情報を切り換える。具体的には、表示部802は、たとえば、図7−1に示した表示画面710をディスプレイ420に表示した状態において操作受付部804が「利用金額確認」という集約項目を指定する入力操作を受け付けた場合、カード400に集約された決済カードを用いておこなった決済の合計金額を示す情報をディスプレイ420に表示する。
操作受付部804は、付与されたポイントを各ポイントカードに任意の割合で振り分ける入力操作を受け付けることができる。操作受付部804がこの入力操作を受け付けた場合、集約カード情報記憶部803は、受け付けた入力操作に応じて、付与されたポイントを各ポイントカードに任意の割合で振り分けて記憶することができる。
集約カード情報抽出部805は、カード400が決済端末装置120に装着され、当該決済端末装置120から決済処理の実行に用いる情報の要求を受け付けた場合に、集約カード情報記憶部803が記憶するカード情報に含まれる優先順位を示す情報に基づいて決済カードを特定し、特定された決済カードのカード情報を抽出する。決済処理部806は、集約カード情報抽出部805が抽出したカード情報を用いて決済端末装置120との間で決済処理を実行する。
店舗情報取得部807は、決済端末装置120に装着された場合に、当該決済端末装置120から当該決済端末装置120が設置された店舗に関する情報を取得する。集約カード情報抽出部805は、店舗情報取得部807が店舗に関する情報を取得した場合、店舗情報取得部807が取得した情報および優先順位を示す情報に基づいて決済カード情報を抽出する。
ポイント情報取得部808は、決済端末装置120から、当該決済端末装置120が設置された店舗に関する情報および決済を実行した場合に付与されたポイントの数に関する情報を取得する。上記の表示部802は、ポイント情報取得部808が取得した情報および集約カード情報記憶部803が記憶するカード情報に基づいて、付与されたポイントの数およびポイントカードに関するカード情報をディスプレイ420に表示する。
(カード400の処理手順)
つぎに、この発明にかかる実施の形態のカード400の処理手順について説明する。図9、図10、図11、図12、図13および図14は、この発明にかかる実施の形態のカード400の処理手順を示すフローチャートである。
図9のフローチャートにおいて、まず、所定の入力操作による起動指示があったか否かを判断する(ステップS901)。ステップS901において、起動指示がない場合(ステップS901:No)は、起動指示があるまで待機する。ステップS901において、起動指示があった場合(ステップS901:Yes)は、図7−1に示した表示画面(メニュー画面)710を表示する。
つぎに、表示画面710を表示している状態で、「利用金額確認」キーが操作されたか否かを判断する(ステップS903)。ステップS903において、「利用金額確認」キーが操作された場合(ステップS903:Yes)は、利用金額関連処理(図10を参照)を実行して(ステップS904)、一連の処理を終了する。
ステップS903において、「利用金額確認」キーが操作されていない場合(ステップS903:No)、「ポイント数確認」キーが操作されたか否かを判断する(ステップS905)。ステップS905において、「ポイント数確認」キーが操作された場合(ステップS905:Yes)は、ポイント関連処理(図11を参照)を実行して(ステップS906)、一連の処理を終了する。
ステップS905において、「ポイント数確認」キーが操作されていない場合(ステップS905:No)は、「集約カード情報」キーが操作されたか否かを判断する(ステップS907)。ステップS907において、「集約カード情報」キーが操作された場合(ステップS907:Yes)は、集約カード関連処理(図12を参照)を実行して(ステップS908)、一連の処理を終了する。
ステップS907において、「集約カード情報」キーが操作されていない場合(ステップS907:No)は、「加盟店情報」キーが操作されたか否かを判断する(ステップS909)。ステップS909において、「加盟店情報」キーが操作された場合(ステップS909:Yes)は、加盟店関連処理を実行して(ステップS910)、一連の処理を終了する。
ステップS909において、「加盟店情報」キーが操作されていない場合(ステップS909:No)は、ステップS902において表示画面(メニュー画面)710を表示してから所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS911)。ステップS911において、ステップS902において表示画面(メニュー画面)710を表示してから所定時間が経過していない場合(ステップS911:No)はステップS903へ戻る。一方、ステップS911において、ステップS902において表示画面(メニュー画面)710を表示してから所定時間が経過した場合(ステップS911:Yes)は、一連の処理を終了する。
ステップS911:Yesにおいて、ステップS902において表示画面(メニュー画面)710を表示してから所定時間が経過した場合は、ディスプレイ420の表示を消灯してから一連の処理を終了するように制御してもよい。このように、起動指示があっても、当該起動指示に応じて表示画面710を表示してから所定時間経過するまでの間に利用者からの入力操作がおこなわれない場合はディスプレイ420の表示を消灯することにより、カード400の電池(電源)の消耗を極力抑制することができる。
図10のフローチャートにおいては、上記の図9のステップS904において実行される利用金額関連処理の流れを示している。図10のフローチャートにおいて、まず、決済カードのカード情報を抽出する(ステップS1001)。そして、ステップS1001において抽出したカード情報に基づいて、表示用の利用金額情報を生成する(ステップS1002)。ステップS1002においては、たとえば、図7−3に示した表示画面730をディスプレイ420に表示するための情報を、表示用の利用金額情報として生成する。
つぎに、ステップS1002において生成した表示用の利用金額情報をディスプレイ420に表示する(ステップS1003)。ステップS1003において利用金額情報を表示することにより、表示画面730がディスプレイ420に表示される。その後、表示画面730を表示した状態で、「戻る」キーが操作されたか否かを判断する(ステップS1004)。
ステップS1004において、表示画面730を表示した状態で、「戻る」キーが操作された場合(ステップS1004:Yes)は、図7−1に示した表示画面(メニュー画面)710をディスプレイ420に表示して(ステップS1005)、図9のステップS902へ移行する。
一方、ステップS1004において、「戻る」キーが操作されていない場合(ステップS1004:No)は、ステップS1003において表示画面730を表示してから所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS1006)。ステップS1006において、ステップS1003において表示画面730を表示してから所定時間が経過していない場合(ステップS1006:No)は、ステップS1004に戻る。
ステップS1003において表示画面730を表示してから所定時間が経過した場合(ステップS1006:Yes)は、ディスプレイ420の表示を消灯して(ステップS1007)、一連の処理を終了する。表示画面730を表示してから所定時間経過するまでの間に利用者からの入力操作がおこなわれない場合はディスプレイ420の表示を消灯することにより、カード400の電池(電源)の消耗を極力抑制することができる。
図11のフローチャートにおいては、上記の図9のステップS906において実行されるポイント関連処理の流れを示している。図11のフローチャートにおいて、まず、ポイントカード情報を抽出する(ステップS1101)。そして、ステップS1101において抽出したポイントカード情報に基づいて、表示用のポイントカード情報を生成する(ステップS1102)。ステップS1102においては、たとえば、図7−2に示した表示画面720をディスプレイ420に表示するための情報を、表示用のポイントカード情報として生成する。
つぎに、ステップS1102において生成した表示用のポイントカード情報をディスプレイ420に表示する(ステップS1103)。ステップS1103においてポイントカード情報を表示することにより、表示画面720がディスプレイ420に表示される。その後、表示画面720を表示した状態で「メニューへ戻る」キーが操作されたか否かを判断する(ステップS1104)。
ステップS1104において、表示画面720を表示した状態で「メニューへ戻る」キーが操作された場合(ステップS1104:Yes)は、図7−1に示した表示画面(メニュー画面)710をディスプレイ420に表示して(ステップS1105)、図9のステップS902へ移行する。
一方、ステップS1104において、表示画面720を表示した状態で「メニューへ戻る」キーが操作されていない場合(ステップS1104:No)は、ステップS1103において表示画面720を表示してから所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS1106)。ステップS1106において、ステップS1103において表示画面720を表示してから所定時間が経過していない場合(ステップS1106:No)は、ステップS1104へ戻る。
ステップS1106において、ステップS1103において表示画面720を表示してから所定時間が経過した場合(ステップS1106:Yes)は、ディスプレイ420の表示を消灯して(ステップS1107)、一連の処理を終了する。表示画面720を表示してから所定時間経過するまでの間に利用者からの入力操作がおこなわれない場合はディスプレイ420の表示を消灯することにより、カード400の電池(電源)の消耗を極力抑制することができる。
図12のフローチャートにおいては、上記の図9のステップS908において実行される集約カード関連処理の流れを示している。図12のフローチャートにおいて、まず、集約カード情報を抽出する(ステップS1201)。そして、ステップS1201において抽出した集約カード情報に基づいて、表示用の集約カード情報を生成する(ステップS1202)。ステップS1202においては、たとえば、図7−4に示した表示画面740をディスプレイ420に表示するための情報を、表示用の集約カード情報として生成する。
つぎに、ステップS1202において生成した表示用の集約カード情報をディスプレイ420に表示する(ステップS1203)。ステップS1203において集約カード情報を表示することにより、表示画面740がディスプレイ420に表示される。その後、表示画面740を表示した状態で、「メニューへ戻る」キーが操作されたか否かを判断する(ステップS1204)。
ステップS1204において、表示画面740を表示した状態で、「メニューへ戻る」キーが操作されていない場合(ステップS1204:No)は、ステップS1204において表示画面740を表示してから所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS1205)。
ステップS1205において、ステップS1204において表示画面740を表示してから所定時間が経過していない場合(ステップS1205:No)は、表示画面740を表示した状態で集約された各カードを模したアイコン状のマークが操作されることにより、個別のカードが指定されたか否かを判断する(ステップS1206)。ステップS1206において、個別のカードが指定されていない場合(ステップS1206:No)は、ステップS1204へ戻る。
ステップS1206において、個別のカードが指定された場合(ステップS1206:Yes)は、表示用の個別カード情報を生成する(ステップS1207)。ステップS1207においては、たとえば、図7−5に示した表示画面750をディスプレイ420に表示するための情報を、表示用の個別カード情報として生成する。
つぎに、ステップS1207において生成した表示用の個別カード情報をディスプレイ420に表示する(ステップS1208)。ステップS1208において個別カード情報を表示することにより、表示画面750がディスプレイ420に表示される。その後、表示画面750を表示した状態で、「集約カード一覧へ戻る」キーが操作されたか否かを判断する(ステップS1209)。ステップS1209において、表示画面750を表示した状態で、「集約カード一覧へ戻る」キーが操作された場合(ステップS1209:Yes)は、ステップS1204へ戻る。
一方、ステップS1209において、表示画面750を表示した状態で、「集約カード一覧へ戻る」キーが操作されていない場合(ステップS1209:No)は、「メニューへ戻る」キーが操作されたか否かを判断する(ステップS1210)。ステップS1210において、「メニューへ戻る」キーが操作されていない場合(ステップS1210:No)は、ステップS1208において表示画面750を表示してから所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS1211)。
ステップS1211において、ステップS1208において表示画面750を表示してから所定時間が経過していない場合(ステップS1211:No)は、ステップS1209へ戻る。一方、ステップS1211において、ステップS1208において表示画面750を表示してから所定時間が経過した場合(ステップS1211:Yes)は、ディスプレイの表示を消灯して(ステップS1212)、一連の処理を終了する。表示画面750を表示してから所定時間経過するまでの間に利用者からの入力操作がおこなわれない場合はディスプレイの表示を消灯することにより、カード400の電池(電源)の消耗を極力抑制することができる。
上記のステップS1210およびステップS1204において「メニューへ戻る」キーが操作された場合(ステップS1210:Yes)は、図7−1に示した表示画面(メニュー画面)710をディスプレイ420に表示して(ステップS1213)、図9のステップS902へ移行する。
上記のステップS1205において、ステップS1204において表示画面740を表示してから所定時間が経過した場合(ステップS1205:Yes)は、ステップS1212へ移行し、ディスプレイ420の表示を消灯して(ステップS1212)、一連の処理を終了する。表示画面740を表示してから所定時間経過するまでの間に利用者からの入力操作がおこなわれない場合はディスプレイの表示を消灯することにより、カード400の電池(電源)の消耗を極力抑制することができる。
上記の図9のステップS910において実行される加盟店関連処理は、図示は省略するが、図7−6に示した表示画面760を表示している状態で、「最近利用した加盟店情報」キー、「お気に入り加盟店情報」キー、「各種設定」キー、「クーポン情報」キーのいずれのキーが操作されたかに応じて、操作されたキーに応じた表示画面をディスプレイ420に表示する。
たとえば、表示画面760を表示している状態で「最近利用した加盟店情報」キーが操作された場合、図6−4の加盟店データベースにおいて登録されている加盟店に関する情報の一覧を表示する。また、たとえば、表示画面760を表示している状態で「お気に入り加盟店情報」キーが操作された場合、図6−4の加盟店データベースにおいて「お気に入り」として登録されている加盟店に関する情報の一覧を表示する。
また、たとえば、表示画面760を表示している状態で「各種設定」キーが操作された場合、図7−7に示した表示画面770を表示する。表示画面770を表示している間は、操作されたキーに応じて、「いずれの店舗で、どのカードを支払いに利用し、利用に際して発行されたポイントをどのポイントカードに溜めるか」などを設定することができる。
また、たとえば、表示画面760を表示している状態で「クーポン情報」キーが操作された場合、図7−8に示した表示画面780を表示する。クーポン情報は、たとえば、カードを用いて決済をおこなう際に当該クーポン情報が示す特典を利用した場合や、当該クーポンの期限を超過した場合などに加盟店データベース640から削除される。
図13のフローチャートにおいては、カードを用いた決済に際して実行される処理の流れを示している。図13のフローチャートにおいて、まず、カードが決済端末装置120に装着されるまで待機する(ステップS1301:No)。ステップS1301において、カードが決済端末装置120に装着された場合(ステップS1301:Yes)は、充電処理を開始する(ステップS1302)。
そして、ステップS1302において開始した充電処理によって電源へ電気が充電され、電池506aの充電量が満量となることにより充電が完了したか否かを判断する(ステップS1303)。充電が完了していない場合(ステップS1303:No)は、決済が完了することによりカードが決済端末装置120から取り外されたか否かを判断する(ステップS1304)。ステップS1304において、決済が完了することによりカードが決済端末装置120から取り外されていない場合(ステップS1304:No)は、ステップS1303に戻る。
ステップS1303において充電が完了した場合(ステップS1303:Yes)あるいはステップS1304においてカードが決済端末装置120から取り外された場合(ステップS1304:Yes)は、充電処理を停止して(ステップS1305)、一連の処理を終了する。
このように、カード400が決済端末装置120に装着されるごとに電源への充電をおこなうことにより、利用者の来店機会を確保し、カード400の利用促進を図ることができる。なお、充電は、決済端末装置120に装着され、かつ、決済が完了した場合におこなうようにしてもよい。これによって、確実なカード400(決済カード)の利用促進を図ることができる。
図14のフローチャートにおいては、カード400を用いた決済がおこなわれ、かつ、当該決済においてポイントが付与された場合に実行される処理の流れを示している。当該決済においてポイントが付与された場合、当該ポイントに関する情報が決済端末装置120からカード400に出力される。
図14のフローチャートにおいて、まず、カード400を用いた決済が完了したか否かを判断する(ステップS1401)。ステップS1401においては、たとえば、カード400が決済端末装置120から取り外されたか否かを判断し、カード400が決済端末装置120から取り外されたことによってカード400を用いた決済が完了したと判断することができる。
また、ステップS1401においては、たとえば、決済端末装置120からカード400に対して決済の完了を示す信号が入力されたか否かを判断し、当該信号が入力された場合に、カード400を用いた決済が完了したと判断するようにしてもよい。あるいは、ステップS1401においては、たとえば、決済端末装置120によってカードに記憶された情報の読み取りがおこなわれたか否かを判断し、当該読み取りがおこなわれた場合に、カード400を用いた決済が完了したと判断するようにしてもよい。
ステップS1401において、カード400を用いた決済が完了していない場合(ステップS1401:No)は、カード400を用いた決済が完了するまで待機する。一方、ステップS1401において、カード400を用いた決済が完了した場合(ステップS1401:Yes)は、ステップS1401:Yesにおいて完了した決済において、ポイントが付与されたか否かを判断する(ステップS1402)。
ステップS1402においては、たとえば、決済端末装置120から出力されたポイントに関する情報を受信したか否かを判断し、決済端末装置120から出力されたポイントに関する情報を受信した場合に、ポイントが付与されたと判断することができる。ステップS1402において、ポイントが付与されていない場合(ステップS1402:No)は、一連の処理を終了し、決済を終了する。
ステップS1402において、ポイントが付与された場合(ステップS1402:Yes)は、当該ポイントが付与された決済に用いた集約カード(決済カード)のポイントとして記憶するか否かを確認する表示画面情報(以下「確認用表示画面情報」という)を生成する(ステップS1403)。ステップS1403においては、たとえば、図7−9に示した表示画面790をディスプレイ420に表示するための情報を、確認用表示画面情報として生成する。
ステップS1404においては、ディスプレイ420に確認用表示画面情報を表示する(ステップS1404)。ステップS1404において、ディスプレイ420に確認用表示画面情報を表示することにより、図7−9に示した表示画面790がディスプレイ420に表示される。
そして、表示画面790を表示した状態で「Yes」キーが操作されたか否かを判断する(ステップS1405)。ステップS1405において、表示画面790を表示した状態で「Yes」キーが操作された場合(ステップS1405:Yes)は、決済において付与されたポイントを、決済に用いたカードのポイントとして記憶して(ステップS1406)、一連の処理を終了する。ステップS1405において、表示画面790を表示した状態で「Yes」キーが操作されていない場合(ステップS1405:No)は、表示画面790を表示した状態で「No」キーが操作されたか否かを判断する(ステップS1407)。
ステップS1407において、表示画面790を表示した状態で「No」キーが操作された場合(ステップS1407:Yes)は、ステップS1402:Yesにおいて付与されたと判断したポイントを記憶することができる集約カード、すなわちポイントを移行できる集約カード(ポイントカード)に関する情報を抽出する(ステップS1408)。ステップS1408においては、たとえば、決済に用いたカードの発行元と提携している企業が発行した集約カード(ポイントカード)に関する情報を抽出する。
そして、ステップS1408において抽出した情報に基づいて、カード決済において付与されたポイントを当該決済に用いた集約カード(決済カード)に代えて記憶する集約カードを確認する表示画面情報(以下「移行先確認用表示画面情報」という)を生成する(ステップS1409)。ステップS1409においては、たとえば、図7−10に示した表示画面791をディスプレイ420に表示するための情報を、移行先確認用表示画面情報として生成する。
つぎに、ステップS1409において生成した移行先確認用表示画面情報をディスプレイ420に表示する(ステップS1410)。ステップS1410において移行先確認用表示画面情報を表示することにより、表示画面791がディスプレイ420に表示される。運用上、利用者は、表示画面791において、移行先となるカードを指定し、その後「決定」キーを操作するものとする。たとえば、表示画面791の例においては、移行先となるカードとして「NYAONカード」を指定した状態を示している。
ステップS1411においては、表示画面791を表示した状態で「決定」キーが操作されたか否かを判断する(ステップS1411)。ステップS1411において、表示画面791を表示した状態で「決定」キーが操作された場合(ステップS1411:Yes)は、カード決済において付与されたポイントを指定された集約カード(ポイントカード)のポイントとして記憶して(ステップS1412)、一連の処理を終了する。
たとえば、表示画面791の状態において「決定」キーが操作された場合、ステップS1411の処理をおこなうことにより、「WIZAカード」を用いておこなったカード決済において付与されたポイントを、「NYAONカード」のポイントとして記憶する。
なお、カードにおいては、カードを用いておこなった決済において付与されたポイントを、任意の割合で分割して複数のカードのポイントに移行して記憶させることができるようにしてもよい。この場合、たとえば、運用上、利用者に対して、表示画面710において複数の集約カード(ポイントカード)を選択した状態で「決定」キーを操作させる。
カード400は、複数の集約カード(ポイントカード)が選択された状態で「決定」キーが操作された場合、ディスプレイ420に「各カードに記憶するポイント数を指定してください」などのメッセージを表示する。利用者は、カード400のディスプレイ420に表示されたメッセージにしたがって、たとえば、決済において付与された10ポイントのうち「5ポイントをWIZAカード、5ポイントをNYAONカード」のように、ポイントを分割する割合と、分割した各ポイントを記憶させるカードとを指定する。
ステップS1411において、表示画面791を表示した状態で「決定」キーが操作されていない場合(ステップS1411:No)は、ステップS1410において表示画面791を表示してから所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS1413)。ステップS1413において、ステップS1410において表示画面791を表示してから所定時間が経過していない場合(ステップS1413:No)は、ステップS1411に戻る。
一方、ステップS1413において、ステップS1410において表示画面791を表示してから所定時間が経過した場合(ステップS1413:Yes)は、ステップS1406へ移行する。これにより、表示画面791を表示してから所定時間が経過した時点において、ポイントの移行先が指定されていない場合、決済において付与されたポイントは、決済に用いた決済カードのポイントとして記憶される。
ステップS1407において、表示画面790を表示した状態で「No」キーが操作されていない場合(ステップS1407:No)は、ステップS1404において表示画面790を表示してから所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS1414)。ステップS1414において、ステップS1404において表示画面790を表示してから所定時間が経過していない場合(ステップS1414:No)は、ステップS1405へ戻る。
一方、ステップS1414において、ステップS1404において表示画面790を表示してから所定時間が経過した場合(ステップS1414:Yes)は、ステップS1406へ移行する。これにより、表示画面790を表示してから所定時間が経過した時点において、ポイントの記憶に関する利用者の意思表示がない場合、決済において付与されたポイントは、決済に用いた決済カードのポイントとして記憶される。
この発明にかかるカードは、上述した実施の形態のカード400に限るものではない。この発明にかかるカードは、たとえば、カード決済システム100に加盟している加盟店の広告に関する情報を表示してもよい。この場合、具体的には、たとえば、上記の図6−4に示した加盟店データベース640において、加盟店名ごとに、クーポン情報以外の広告情報を関連付けて記憶する。広告情報は、たとえば、当該広告情報が広告する店舗の新商品、イベント、利用特典などを案内する情報を、ディスプレイ420に表示させるための情報を含む。
また、広告情報は、たとえば、当該広告情報が広告する店舗のロゴマークなどの画像情報を含んでいてもよい。さらに、広告情報は、たとえば、所定のソフトウエアなどを用いて作成した動画、アニメーション、音声などの情報を含んでいてもよい。所定のソフトウエアとしては、具体的には、たとえば、Adobes Systems社製のFlashなどを用いることができる。この場合、運用上、所定のソフトウエアは、カード400が備えるROM502やメモリ504などにインストールしておく。あるいは、この場合、運用上、広告情報を加盟店データベース640に記憶する際に、所定のソフトウエアをカード400が備えるROM502やメモリ504などにインストールする。
そして、この場合、カード400は、図7−1に示した表示画面(メニュー画面)710を表示してから所定時間経過するまでに当該カード400に対する利用者の入力操作がない場合に、加盟店データベース640に記憶されている広告情報に基づいて、ディスプレイ420において加盟店の広告に関する情報を表示する。これによって、カード400に対する何らの入力操作がなされない場合であっても、加盟店の広告をおこなうことができる。
カード400が備えるディスプレイ420に表示する広告情報は、上記の図6−4に示した加盟店データベース640において「お気に入り店舗」として指定された加盟店に関する広告情報のみであってもよい。上記の図6−4に示した加盟店データベース640において複数の加盟店についての複数種類の広告情報が存在する場合、あるいは、上記の図6−4に示した加盟店データベース640において「お気に入り店舗」として指定された加盟店が複数存在する場合、カード400に対する何らの入力操作がなされない間、所定時間が経過するごとに、ディスプレイ420に表示する広告情報を順次あるいはランダムに切り替えることによって、複数の加盟店の広告をおこなうようにしてもよい。
このように、カード400のディスプレイ420に加盟店の広告を表示することにより、加盟店のセールスポイントを利用者の身近で広告することができる。カード400のディスプレイ420に加盟店のロゴマークを表示する場合、加盟店が発行したカードを所有しているように見せることができ、加盟店が発行する会員カードやサービスカードを所有している利用者が数多く存在するようにアピールすることができる。
上記の図6−4に示した加盟店データベース640において「お気に入り店舗」として指定された加盟店の広告情報を、カード400のディスプレイ420に表示するようにした場合、加盟店は自店の広告をより高頻度で表示させるように、利用者に提供するサービスの質を向上させたり、利用者が好むサービスを提供したりするなど、営業内容を検討することが想定される。これによって、カード決済システム100の利用者に対してより多くのサービスを提供することができる。
また、上記のように、カード400のディスプレイ420を有効に活用することにより、加盟店の宣伝を効果的におこなうことができるので、カード決済システム100に加盟する加盟店の数を増やすことができる。そして、カード決済システム100に加盟する加盟店の数を増やすことにより、カード決済システム100の利用者に対してより多くのサービスを提供することができる。
以上説明したように、この発明にかかる実施の形態のカード400は、決済端末装置120が実行する決済に用いるカード(以下「決済カード」という)を含む複数種類のカードに関するカード情報をカードの種類に応じて集約した集約項目ごとに関連付けて記憶し、電池(電源)506aから供給される電力を用いて、カード情報の集約項目をディスプレイ420に表示し、ディスプレイ420に表示された集約項目の中から任意の集約項目を指定する入力操作をディスプレイ420に積層されたタッチパネル421を介して受け付けた場合は、当該入力操作によって指定された集約項目に集約されたカード情報の少なくとも一部をディスプレイ420に表示するようにしたことを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態のカード400によれば、複数のカードに関するカード情報を1枚のカード400に集約し、集約した複数のカード(集約カード)に関するカード情報の中から利用者によって指定された任意のカード情報を表示させることができる。カード400の利用者は、複数のカードに関するカード情報が集約された1枚のカード400を持ち運ぶだけで、複数のカードの各カード情報を任意のタイミングで確認することができる。
これによって、この発明にかかる実施の形態のカード400によれば、複数のカードを所有することにより当該複数のカードの中から適宜任意のカードを利用できることによる利便性を確保しつつ、複数のカードに関するカード情報を1枚のカード400に集約することにより複数のカードを持ち運ぶ場合と比較してカード400の持ち運びにかかる煩わしさを低減することができ、カード400の利用にかかる利便性の向上を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のカード400は、決済端末装置120に装着された場合に当該決済端末装置120から受電し、受電した電気を電源に充電するようにしたことを特徴としている。この発明にかかる実施の形態のカード400によれば、カード400を用いて決済をおこなうごとに電源を充電することができる。これによって、充電に関する利用者の負担をなくし、カード400の利用にかかる利用者の利便性の向上を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のカード400によれば、電源に充電することを目的とする利用者をカード決済システム100に加盟している店舗へ来店させることができる。これによって、カード決済システム100に加盟している店舗は、電池(電源)506aを充電することを目的とする利用者を対象に販売促進を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のカード400は、カード400が決済端末装置120に装着され、当該決済端末装置120から決済処理の実行に用いる情報の要求を受け付けた場合に、優先順位を示す情報に基づいて特定される決済カードのカード情報を抽出し、抽出したカード情報を用いて決済端末装置120との間で決済処理を実行することを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態のカード400によれば、決済の実行に際して、利用者が都度指定することなく当該決済に用いる決済カードを決定することができる。これによって、複数の決済カードを所有することにより当該複数の決済カードの中から適宜任意の決済カードを利用できることによる利便性を確保しつつ、複数のカードに関するカード情報を1枚のカード400に集約することにより複数のカードを持ち運ぶ場合と比較してカード400の持ち運びにかかる煩わしさを低減することができ、カード400の利用にかかる利便性の向上を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のカード400は、決済端末装置120に装着された場合に、当該決済端末装置120から当該決済端末装置120が設置された店舗に関する情報を取得し、取得した情報および優先順位を示す情報に基づいて決済カード情報を抽出することを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態のカード400によれば、決済の実行に際して、利用者が都度指定することなく、当該決済に用いる決済カードを決済をおこなう店舗に応じて決定することができる。これによって、複数のカード情報を1枚のカード400に集約した場合にも、決済をおこなう店舗に応じた任意の決済カードを用いた決済をおこなうことができるので、決済にかかる利便性の一層の向上を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のカード400は、決済を実行した場合にポイントを付与する店舗および付与されたポイントの数を示すカード(以下「ポイントカード」という)のカード情報を店舗ごとに記憶し、決済端末装置120から、当該決済端末装置120が設置された店舗に関する情報および決済を実行した場合に付与されたポイントの数に関する情報を取得し、取得した情報およびカード400が記憶するカード情報に基づいて、付与されたポイントの数およびポイントカードに関するカード情報をディスプレイ420に表示し、付与されたポイントを各ポイントカードに任意の割合で振り分ける入力操作に応じて、付与されたポイントを各ポイントカードに任意の割合で振り分けて記憶することを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態のカード400によれば、決済カードを用いた決済によって付与されたポイントを、カード400に集約された任意の集約カード(ポイントカード)に任意の割合で振り分けて記憶することができる。これによって、利用者は、ポイントの利用用途や利用者の目的などに応じて最適な店舗のポイントを増やすことができ、ポイントを有効に活用することができる。
以上のように、この発明にかかる決済カードは、決済に用いる決済カードに有用であり、特に、利用に応じてポイントが付与される決済カードに適している。
100 カード決済システム
120 決済端末装置
400 カード
506a 電池
801 充電部
802 表示部
803 集約カード情報記憶部
804 操作受付部
805 集約カード情報抽出部
806 決済処理部
807 店舗情報取得部
808 ポイント情報取得部

Claims (6)

  1. 出力手段と、
    決済端末装置が実行する決済に用いるカード(以下「決済カード」という)が決済端末装置に装着された場合に、当該決済端末装置から当該決済端末装置が設置された店舗に関する広告情報を含む店舗情報を取得する店舗情報取得手段と、
    前記店舗情報取得手段によって取得した前記店舗に関する広告情報を含む前記店舗情報を前記店舗ごとに記憶する店舗情報記憶手段と、
    前記店舗情報記憶手段が記憶する前記店舗に関する広告情報を前記出力手段に出力させる出力制御手段と、
    を備えたことを特徴とする決済カード。
  2. 充電式の電源を備え、
    前記出力手段は、前記電源から供給される電力を用いて前記店舗に関する広告情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の決済カード。
  3. 前記店舗情報記憶手段が記憶する店舗情報の中からお気に入りの店舗の店舗情報を設定するお気に入り店舗情報設定手段と、
    前記お気に入り店舗情報設定手段によって設定された前記お気に入りの店舗の店舗情報を前記店舗ごとに記憶するお気に入り店舗情報記憶手段と、
    を備え、
    前記出力制御手段は、前記お気に入り店舗情報記憶手段が記憶する前記お気に入りの店舗の広告情報のみを出力させることを特徴とする請求項2に記載の決済カード。
  4. 前記決済カードを含む複数種類のカードに関するカード情報を前記カードの種類に応じて集約した集約項目ごとに関連付けて記憶する集約カード情報記憶手段と、
    前記電源から供給される電力を用いて前記集約カード情報記憶手段が記憶するカード情報の前記集約項目を表示する表示手段と、
    前記表示された集約項目の中から任意の集約項目を指定する入力操作を受け付ける操作受付手段と、
    を備え、
    前記表示手段は、前記操作受付手段が入力操作を受け付けた場合、当該入力操作によって指定された集約項目に集約されたカード情報の少なくとも一部を表示することを特徴とする請求項2または3に記載の決済カード。
  5. 前記出力制御手段は、所定時間経過するまでに前記操作受付手段による入力操作がない場合に、前記店舗に関する広告情報を出力させることを特徴とする請求項4に記載の決済カード。
  6. 前記出力制御手段は、静止画、動画、アニメーションおよび音声の少なくともいずれか一つの情報を出力させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の決済カード。
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