JP2014016763A - 情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】より迅速に薬剤と食品に関する適切な情報を提供できるようにする。
【解決手段】携帯型端末装置は、ユーザが服用中の薬剤と、その薬剤に対して組み合わせ禁忌となる禁忌食材、および禁忌食材が調理されて得られる可能性のある禁忌食品とからなるユーザ禁忌データベースを記録している。携帯型端末装置は、これからユーザが食べようとする判定対象食品の食品画像を撮影して、食品画像から判定対象食品を特定するとともに、その特定結果とユーザ禁忌データベースとを比較して、判定対象食品に禁忌食材が含まれているかを監視する。そして、携帯型端末装置は、判定対象食品に禁忌食材が含まれている場合には、警告メッセージを表示させ、ユーザに注意を喚起する。本技術は、情報処理システムに適用することができる。
【選択図】図1

Description

本技術は情報処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、より迅速に薬剤と食品に関する適切な情報を提供することができるようにした情報処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
現在、医師が発行する処方せんや、薬局で発行されるお薬手帳は紙媒体で運用されているが、利便性や効率性向上の観点から、電子的に処方せんやお薬手帳を共有,管理する仕組みの構築が進められている。
そこで、薬剤の種類や服用時期などの情報を、2次元コードで予め薬袋に印刷しておく技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、患者が薬を服用した後、薬袋の2次元コードを携帯端末に読み込ませて薬局側の装置に送信させると、薬局側の装置は携帯端末から患者ごとに薬剤とその服用に関する情報を得ることができるので、各患者の服薬一覧リストを生成することができる。
このような服薬一覧リストを参照すれば、薬剤師や医師等が併用禁忌とされている組み合わせの薬剤を患者に対して処方してしまうことを防止することが可能となる。
特開2010−158478号公報
ところで、特定の食品と薬剤を同時に摂取すると、薬剤の想定された薬効が阻害される場合があることが知られており、禁忌となる薬剤と食品の組み合わせを知らずに患者がそれらを摂取してしまうと、最悪の場合、重篤になってしまうこともある。
しかしながら、現状では早期の段階で禁忌となる薬剤と食品の組み合わせに関する情報を患者に伝える方法がなく、そのような組み合わせ禁忌に関する適切な情報を即時的に患者に対して提供できる技術が望まれている。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、より迅速に薬剤と食品に関する適切な情報を提供することができるようにするものである。
本技術の第1の側面の情報処理装置は、禁忌判定の対象となる判定対象食品に関する食品情報を取得する取得部と、少なくとも薬剤と、前記薬剤に対して禁忌とされている禁忌食材とを示す情報が含まれている禁忌データベース、および前記食品情報に基づいて、前記判定対象食品に、ユーザが服用している前記薬剤の前記禁忌食材が含まれているかを特定する比較部と、前記比較部による特定結果に応じて、前記薬剤と前記禁忌食材の組み合わせ禁忌について警告通知を行なう警告通知部とを備える。
前記禁忌データベースには、前記禁忌食材を含む可能性のある禁忌食品を示す情報がさらに含まれるようにし、前記取得部には、前記判定対象食品を撮影して得られた食品画像、または前記判定対象食品の食品名に対応する音声を前記食品情報として取得させ、情報処理装置には、前記食品情報に基づいて、前記判定対象食品を特定する食品特定部をさらに設け、前記比較部には、前記食品特定部による特定結果と前記禁忌データベースとを比較することで、前記判定対象食品に前記禁忌食材が含まれているかを特定させることができる。
前記比較部には、前記食品特定部による前記判定対象食品の特定結果が正しくない場合、前記ユーザにより入力された前記判定対象食品を示す情報と、前記禁忌データベースとを比較することで、前記判定対象食品に前記禁忌食材が含まれているかを特定させることができる。
情報処理装置には、前記禁忌データベースにおいて、前記ユーザが服用している前記薬剤の前記禁忌食品として前記判定対象食品が含まれていると前記比較部により特定された場合、特定された前記禁忌食品の材料となる前記禁忌食材が前記判定対象食品に含まれているか否かを選択操作により入力させるための食材確認画面を表示させる表示制御部をさらに設け、前記警告通知部には、前記食材確認画面に対する入力操作に応じて前記警告通知を行なわせることができる。
情報処理装置には、前記禁忌データベースを取得するデータベース取得部をさらに設けることができる。
情報処理装置には、前記禁忌データベースを記録する記録部をさらに設けることができる。
情報処理装置には、前記食品情報を送信するとともに、前記食品情報の送信に応じて送信されてきた、前記食品情報に基づく前記判定対象食品の特定結果を受信する通信部をさらに設け、前記比較部には、前記判定対象食品の前記特定結果と前記禁忌データベースとを比較することで、前記判定対象食品に前記禁忌食材が含まれているかを特定させることができる。
前記取得部には、前記判定対象食品の食材を示す情報を前記食品情報として取得させ、前記比較部には、前記禁忌データベースにおいて、前記判定対象食品の食材が、前記ユーザが服用している前記薬剤の前記禁忌食材として含まれているかを特定させることができる。
本技術の第1の側面の情報処理方法またはプログラムは、禁忌判定の対象となる判定対象食品に関する食品情報を取得し、少なくとも薬剤と、前記薬剤に対して禁忌とされている禁忌食材とを示す情報が含まれている禁忌データベース、および前記食品情報に基づいて、前記判定対象食品に、ユーザが服用している前記薬剤の前記禁忌食材が含まれているかを特定し、前記禁忌食材が含まれているかの特定結果に応じて、前記薬剤と前記禁忌食材の組み合わせ禁忌について警告通知を行なうステップを含む。
本技術の第1の側面においては、禁忌判定の対象となる判定対象食品に関する食品情報が取得され、少なくとも薬剤と、前記薬剤に対して禁忌とされている禁忌食材とを示す情報が含まれている禁忌データベース、および前記食品情報に基づいて、前記判定対象食品に、ユーザが服用している前記薬剤の前記禁忌食材が含まれているかが特定され、前記禁忌食材が含まれているかの特定結果に応じて、前記薬剤と前記禁忌食材の組み合わせ禁忌について警告通知が行なわれる。
本技術の第2の側面の情報処理装置は、少なくとも薬剤と、前記薬剤に対して禁忌とされている禁忌食材とを示す情報が含まれている組み合わせデータベース、およびユーザが服用している前記薬剤に関するユーザ薬歴情報を記録する記録部と、前記組み合わせデータベースおよび前記ユーザ薬歴情報に基づいて、前記ユーザが服用している前記薬剤と、その前記薬剤の前記禁忌食材とを示す情報が含まれる禁忌データベースを生成する生成部と、前記禁忌データベースを送信する通信部とを備える。
前記組み合わせデータベースおよび前記禁忌データベースには、前記禁忌食材を含む可能性のある禁忌食品を示す情報がさらに含まれるようにすることができる。
情報処理装置には、禁忌判定の対象となる判定対象食品に関する食品情報に基づいて、前記判定対象食品を特定する食品特定部をさらに設け、前記通信部には、前記食品情報を受信させ、前記食品情報に基づく前記判定対象食品の特定結果を送信させることができる。
本技術の第2の側面の情報処理方法またはプログラムは、記録部に記録されている、少なくとも薬剤と、前記薬剤に対して禁忌とされている禁忌食材とを示す情報が含まれている組み合わせデータベース、およびユーザが服用している前記薬剤に関するユーザ薬歴情報に基づいて、前記ユーザが服用している前記薬剤と、その前記薬剤の前記禁忌食材とを示す情報が含まれる禁忌データベースを生成し、前記禁忌データベースを送信するステップを含む。
本技術の第2の側面においては、記録部に記録されている、少なくとも薬剤と、前記薬剤に対して禁忌とされている禁忌食材とを示す情報が含まれている組み合わせデータベース、およびユーザが服用している前記薬剤に関するユーザ薬歴情報に基づいて、前記ユーザが服用している前記薬剤と、その前記薬剤の前記禁忌食材とを示す情報が含まれる禁忌データベースが生成され、前記禁忌データベースが送信される。
本技術の第1の側面および第2の側面によれば、より迅速に薬剤と食品に関する適切な情報を提供することができる。
本技術の概要について説明する図である。 情報処理システムの構成例を示す図である。 携帯型端末装置の構成例を示す図である。 ユーザ禁忌データベースの一例を示す図である。 薬局内システムの構成例を示す図である。 データセンタの構成例を示す図である。 ユーザ禁忌データベース保存処理、薬歴データ送信処理、および薬歴更新処理について説明するフローチャートである。 禁忌判定処理について説明するフローチャートである。 携帯型端末装置の構成例を示す図である。 データセンタの構成例を示す図である。 禁忌判定処理および食品特定処理について説明するフローチャートである。 禁忌判定処理について説明するフローチャートである。 コンピュータの構成例を示す図である。
以下、図面を参照して、本技術を適用した実施の形態について説明する。
〈第1の実施の形態〉
[本技術の概要について]
まず、本技術の概要について説明する。
例えば、薬剤(医薬品)には、その薬剤を服用しているときに摂取すると、副作用や薬効阻害などが生じる食材(以下、禁忌食材とも称する)があることが医学的、薬学的に明らかになっている。そこで、本技術では、図1の矢印A11に示すように各薬剤(医薬品)と、その薬剤についての禁忌食材とからなる禁忌リストが用いられて、矢印A12に示す組み合わせデータベースが生成される。
矢印A11で示される禁忌リストには、薬剤の名称である医薬品名と、その薬剤に対する禁忌食材との組み合わせが示されている。例えば、医薬品名が「ワーファリン」である薬剤に対して禁忌とされる食材は禁忌食材「納豆」であることが分かる。
このような医薬品名と禁忌食材のリストから、矢印A12に示すように、医薬品名と、その医薬品名の薬剤の禁忌食材、およびその禁忌食材が用いられている可能性のある食品(以下、禁忌食品とも称する)とが示される組み合わせデータベースが生成されている。
ここで、食材とは、調理によってできあがる食品(料理)の材料となるものであり、食品とは、1または複数の食材を調理して得られる食べ物である。但し、食材のなかには、そのまま食品として食されるものもあるので、そのような食材は、その食材自体がそのまま食品とされることもある。例えば「納豆」は、「味噌汁」や「手巻き寿司」などの食品の材料となるので、それらの食品の材料となるが、「納豆」自体がそのまま食されることもあるので、食品ともなり得る。
また、矢印A12に示される組み合わせデータベースでは、例えば医薬品名「ワーファリン」に対する禁忌食材が「納豆」とされており、禁忌食材「納豆」から得られる可能性のある禁忌食品として「納豆」、「味噌汁」、および「手巻き寿司」が示されている。
本技術では、このようにして予め用意された組み合わせデータベースに基づいて、現在患者が服用中である薬剤(医薬品)について、患者が禁忌となる食材を摂取してしまわないように警告が発せられる。
具体的には、例えばある患者が特定の薬剤を服用中であるとすると、服用中の薬剤と、その薬剤についての禁忌食材および禁忌食品とに関する情報が組み合わせデータベースから抽出されて、ユーザ禁忌データベースとされる。そして、得られたユーザ禁忌データベースに基づいて、患者の服用する薬剤に対して禁忌となる食材や食品の摂取が監視される。
例えば、患者Aが薬剤として「イスコチン」(登録商標)を服用中であるとする。この場合、矢印A12に示した組み合わせデータベースから、医薬品名「イスコチン」と、「イスコチン」に対する禁忌食材「マグロ」、および禁忌食品「寿司」,「刺身」,「海鮮丼」とが抽出されて、患者Aのユーザ禁忌データベースが生成される。
このようにして生成されたユーザ禁忌データベースは、例えば患者Aが所有する携帯型端末装置11に保存される。そして、患者Aは、食事をしようとする場合には、矢印A13に示すように、所有する携帯型端末装置11で、食べようとしている食事(食品)を撮影する。
すると、携帯型端末装置11により撮影された食事の画像に基づいて、患者Aが食べようとしている食品が画像解析等により特定される。さらに、その特定結果と、ユーザ禁忌データベースとが比較されて、患者Aが食べようとしている食品が禁忌食品であるか否かが判定される。
患者Aの例では、服用中の薬剤は「イスコチン」であるから、その禁忌食品「寿司」,「刺身」,「海鮮丼」のみを監視すればよい。例えば、食品の特定結果として薬剤「イスコチン」の禁忌食品が得られた場合には、矢印A14に示すように禁忌食品の材料となる禁忌食材が食事に含まれているか否かを選択操作によりユーザに入力させるための食材確認画面が携帯型端末装置11に表示される。この例では、食材確認画面には、食べようとする食品に禁忌食材「マグロ」が含まれているか否かの選択を促す文字メッセージ「マグロを含んでいますか?」と、その選択のためのボタンが表示されており、ボタンにはそれぞれ文字「はい」と「いいえ」が表示されている。
この状態で、食べようとする食品に禁忌食材である「マグロ」が含まれている場合には、患者Aは、食材確認画面で文字「はい」が表示されているボタンを操作することで、食品にマグロが含まれているとする。
そのような場合、携帯型端末装置11には、矢印A15に示すように、服用中の薬剤「イスコチン」と禁忌食材「マグロ」との組み合わせに関する警告メッセージとともに、注意を促すマーク「!」が表示される。この例では、警告メッセージとして、「A様が服薬中のイスコチンはマグロと同時に摂取すると、効能の低下や重大な副作用を引き起こす可能性があります」が表示されており、特に薬剤「イスコチン」と禁忌食材「マグロ」の文字は、異なる色や太さで強調表示されている。患者Aは、このような警告メッセージを確認すると、必要に応じて食事のメニューを変更したり、禁忌食材の摂取を控えたりする。
一方、矢印A14に示した食材確認画面が表示されている状態で、食べようとする食品に禁忌食材である「マグロ」が含まれていない場合には、患者Aは、食材確認画面で文字「いいえ」が表示されているボタンを操作することで、食品にマグロが含まれていないとする。すると、携帯型端末装置11には、矢印A16に示すように、組み合わせに関する危険性はない旨のメッセージとともに、安全であることを想起させるマーク「○」が表示される。この例では、危険性がない旨のメッセージとして、「A様が服用中のお薬と今回のメニューでは同時摂取による危険性は見つかりませんでした」が表示されている。
また、矢印A13に示したように食事の画像が撮影され、特定された食品とユーザ禁忌データベースとの比較の結果、患者Aが食べようとしている食品が禁忌食品でないと判定された場合にも、例えば矢印A16に示したメッセージが表示される。
このように、ユーザ禁忌データベースを予め用意しておくことで、食べようとする食品とユーザ禁忌データベースとから、簡単かつ迅速に、ユーザ(患者)に対して薬剤と食品に関する適切な情報を提供することができる。これにより、ユーザ(患者)は、これから食べようとする食品を撮影するという簡単な作業だけで、食べようとしている食品に組み合わせの危険性がないかを即座に知ることができる。
[情報処理システムの構成例]
次に、本技術を適用した具体的な実施の形態について説明する。
図2は、本技術を適用した情報処理システムの一実施の形態の構成例を示す図である。なお、図2において、図1における場合と対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
図2の情報処理システムは、携帯型端末装置11、薬局内システム12、病院内システム13、およびデータセンタ14から構成され、薬局内システム12乃至データセンタ14は、インターネットなど、有線や無線のネットワークからなる通信網15を介して、相互に接続されている。
携帯型端末装置11は、ユーザ(患者)が所持する携帯型電話機やデジタルカメラなどからなり、図示せぬ通信網や通信網15を介して薬局内システム12乃至データセンタ14と通信し、必要に応じて情報の授受を行なう。
また、携帯型端末装置11は、ユーザに固有のIDである個人識別IDを記録している。なお、個人識別IDは、一意にユーザを特定することのできる識別情報であるが、他人が個人識別IDを入手しただけでは、一般的にはその個人識別IDにより識別されるユーザ個人を特定することができない(困難である)情報とされる。
薬局内システム12は、ユーザが処方された薬剤を購入する薬局内に設けられており、1または複数の装置から構成されている。薬局内システム12は、携帯型端末装置11との非接触通信などの近接通信により、携帯型端末装置11から個人識別IDを読み出したり、薬剤師等の入力操作に応じて各種の処理を行なったりする。
また、薬局内システム12には、患者であるユーザの個人情報や、薬歴に関するデータ(以下、薬歴データと称する)、薬局内システム12を特定する調剤薬局ID、調剤薬局内ユーザIDなどからなる個人/薬歴情報がユーザごとに記録されている。
各ユーザの薬歴データには、薬局等においてユーザのために調剤された薬剤に関する情報や、その薬剤の処方せんに関する情報、薬歴データを特定する薬歴IDなどが含まれている。より具体的には、例えば薬歴データには、処方された薬剤を示す情報や、薬剤の処方日や処方日数、薬歴IDなどの情報が含まれている。
また、個人/薬歴情報に含まれている調剤薬局内ユーザIDは、薬局内システム12を構成する装置のみがユーザを特定することが可能なIDであり、他人が入手しただけでは、直接的にユーザを特定することができない情報である。
薬局内システム12は、必要に応じて個人/薬歴情報を生成して記録したり、個人/薬歴情報に含まれる薬歴データ等をデータセンタ14に送信したりする。
病院内システム13は、患者であるユーザが通院する病院内に設けられており、1または複数の装置から構成されている。病院内システム13は、携帯型端末装置11との非接触通信などの近接通信により、携帯型端末装置11から個人識別IDを読み出したり、医師等の入力操作に応じて各種の処理を行なったりする。
また、病院内システム13には、患者であるユーザの個人情報や、診察に関するデータ(以下、診察データと称する)、病院内システム13を特定する医療機関ID、医療機関内ユーザIDなどからなる個人/診察情報がユーザごとに記録されている。
なお、個人/診察情報に含まれている医療機関内ユーザIDは、病院内システム13を構成する装置のみがユーザを特定することが可能なIDであり、他人が入手しただけでは、直接的にユーザを特定することができない情報である。
病院内システム13は、必要に応じて個人/診察情報を生成して記録したり、個人/診察情報に含まれる診察データ等をデータセンタ14に送信したりする。
データセンタ14は、1または複数の装置から構成され、薬局内システム12および病院内システム13から薬歴データや診察データを受信して記録したり、それらのデータを要求に応じて薬局内システム12や病院内システム13に送信したりする。すなわち、データセンタ14に記録される薬歴データや診察データは、各薬局内システム12や病院内システム13によって共有される。
データセンタ14は、薬歴データや診察データを受信すると、ユーザ薬歴情報を更新する。ユーザ薬歴情報には、ユーザの個人識別ID、調剤薬局IDまたは医療機関ID、調剤薬局内ユーザIDまたは医療機関内ユーザID、薬歴データまたは診察データ、およびユーザの電子メールアドレス等の連絡先が含まれている。
また、データセンタ14は、上述した組み合わせデータベースも記録しており、組み合わせデータベースと、ユーザ薬歴情報とからユーザごとにユーザ禁忌データベースを生成し、携帯型端末装置11に送信する。
[携帯型端末装置の構成例]
続いて、図2の携帯型端末装置11、薬局内システム12、およびデータセンタ14のより詳細な構成について説明する。
まず、携帯型端末装置11の構成から説明する。図3は、携帯型端末装置11の構成例を示すブロック図である。
携帯型端末装置11は、通信部41、近接通信部42、入力部43、撮影部44、制御部45、記録部46、および表示部47から構成される。
通信部41は、データセンタ14などの外部の装置と通信し、各種のデータを受信して制御部45に供給したり、制御部45から供給されたデータを送信したりする。近接通信部42は、薬局内システム12や病院内システム13と非接触通信し、制御部45を介して記録部46から読み出された個人識別IDを送信したり、必要な情報を受信して制御部45に供給したりする。
入力部43は、例えば入力ボタンやタッチパネル、マイクロホンなどからなり、ユーザにより入力された情報や音声を制御部45に供給する。撮影部44はカメラなどからなり、所望の被写体を撮影して、得られた画像を制御部45に供給する。
なお、以下では、撮影部44により撮影されて得られた画像のうち、組み合わせ禁忌の有無の特定に用いられる画像、つまりこれからユーザが食べようとする食品の画像を、食品画像とも称することとする。また、以下、食品画像の被写体となる食品を、特に判定対象食品とも称することとする。
制御部45は、携帯型端末装置11全体の動作を制御する。制御部45は、食品特定部51、比較部52、警告通知部53、および表示制御部54を備えている。
食品特定部51は、撮影部44からの食品画像や、入力部43からの音声に基づいて判定対象食品を特定する。比較部52は、記録部46に記録されているユーザ禁忌データベースと判定対象食品とを比較して、判定対象食品に禁忌食材が含まれているかを特定する。
警告通知部53は、判定対象食品に禁忌食材が含まれている場合に、ユーザに対して警告を発する。例えば、ユーザに対する警告は表示制御部54による表示部47への警告メッセージの表示や、図示せぬスピーカからの音声メッセージの出力により行なわれる。表示制御部54は、表示部47への各種のメッセージや画像の表示を制御する。
記録部46は、制御部45により実行されるプログラムや、ユーザ禁忌データベース、個人識別IDを記録しており、必要に応じてそれらのデータを制御部45に供給する。表示部47は、液晶表示パネルなどからなり、制御部45から供給されたデータに基づいて各種の画像や文字メッセージを表示する。
また、データセンタ14から取得され、記録部46に記録されるユーザ禁忌データベースには、例えば図4に示すように、医薬品名、禁忌栄養素、禁忌食材、および禁忌食品を示す情報が含まれている。
図4の例では、ユーザ禁忌データベースには、ユーザが服用中の薬剤の医薬品名「ワーファリン」が含まれており、その薬剤に対する禁忌栄養素「ビタミンK」が含まれている。また、禁忌栄養素「ビタミンK」を含む禁忌食材として「納豆」が含まれており、禁忌食材「納豆」が含まれる可能性のある禁忌食品として「納豆」、「味噌汁」、および「手巻き寿司」が含まれている。
なお、ユーザ禁忌データベースの生成に用いる組み合わせデータベースを生成するときに、薬剤と禁忌栄養素の組み合わせに関する情報として、既存の情報を用いればよい。例えば一般に発行されている、医学的、薬学的に組み合わせ禁忌が明らかになっている栄養素と医薬品が一覧となっているデータベースなどを利用すればよい。
図4の例では、組み合わせ禁忌となる栄養素と医薬品の組み合わせで特定される禁忌栄養素に関してのみ、医薬品名、禁忌栄養素、禁忌食材、および禁忌食品をテーブル化して組み合わせデータベースとしておけばよい。
そうすれば、データベース構築の効率化を図ることができるだけでなく、組み合わせデータベースから得られるユーザ禁忌データベースに基づいて禁忌食材を検出する場合に、食品を栄養素まで解析する必要がなくなり、処理プロセスの効率化も図ることができる。特に、組み合わせデータベースやユーザ禁忌データベースの構築にあたっては、現状で医学的、薬学的に明らかとなっている禁忌の組み合わせから、必要最小限のデータのみをテーブル化すれば、データベースの構築や更新を効率化することができる。
また、以下では、ユーザ禁忌データベースのうち、「禁忌食材」の欄に記載されている各禁忌食材からなる部分を、禁忌食材リストとも称することとし、「可能性のある禁忌食品」の欄に記載されている各禁忌食品からなる部分を禁忌食品リストとも称することとする。
さらに、図4に示したユーザ禁忌データベースには、「禁忌栄養素」の欄が設けられているが、禁忌栄養素に関する情報は必ずしもユーザ禁忌データベースや組み合わせデータベースに含まれている必要はない。
[薬局内システムの構成例]
図5は、薬局内システム12の構成例を示す図である。なお、図5では、薬局内システム12は1つの装置として構成されているが、薬局内システム12は複数の装置から構成されるようにしてもよい。
薬局内システム12は、情報識別リーダ81、通信部82、入力部83、表示部84、制御部85、および薬局内データベース86から構成される。
情報識別リーダ81は、携帯型端末装置11の近接通信部42と非接触通信し、携帯型端末装置11から個人識別IDを読み出して制御部85に供給する。通信部82は、通信網15を介してデータセンタ14等の各装置と通信し、送信されてきた情報を受信して制御部85に供給したり、制御部85から供給された情報を送信したりする。
入力部83は、マウスなどからなり、薬剤師等の操作に応じた信号を制御部85に供給する。表示部84は、液晶表示パネルなどからなり、制御部85から供給されたデータに基づいて画像等を表示する。
制御部85は、薬局内システム12全体の動作を制御する。薬局内データベース86は、個人/薬歴情報等の各種のデータを記録し、必要に応じてそれらのデータを制御部85に供給する。
[データセンタの構成例]
また、図6は、データセンタ14の構成例を示す図である。なお、図6では、データセンタ14は1つの装置として構成されているが、データセンタ14は複数の装置から構成されるようにしてもよい。
データセンタ14は、通信部121、制御部122、およびサーバ内データベース123から構成される。
通信部121は、通信網15などを介して薬局内システム12や携帯型端末装置11と通信し、受信した情報を制御部122に供給したり、制御部122から供給された情報を送信したりする。
制御部122は、データセンタ14全体の動作を制御する。制御部122は、更新部131、生成部132、および検索部133を備えている。
更新部131は、受信された薬歴データ等に基づいて、サーバ内データベース123に記録されているユーザ薬歴情報を更新する。生成部132は、サーバ内データベース123に記録されているユーザ薬歴情報と組み合わせデータベースに基づいて、ユーザ禁忌データベースを生成する。検索部133は、サーバ内データベース123に記録されているユーザ薬歴情報から必要な情報を検索する。
サーバ内データベース123は、ユーザ薬歴情報や組み合わせデータベースなどの各種のデータを記録しており、必要に応じて記録しているデータを制御部122に供給する。
例えば、組み合わせデータベースには、薬剤の医薬品名、その薬剤の禁忌栄養素、禁忌栄養素が含まれる禁忌食材、および禁忌食材から得られる禁忌食品を示す各情報が含まれている。そして、組み合わせデータベースの特定の薬剤に関係する部分の情報が抽出されて、ユーザ禁忌データベースとされる。
なお、組み合わせデータベースには、少なくとも医薬品名と禁忌食材に関する情報が含まれていればよく、例えば禁忌栄養素の情報は含まれていなくてもよい。また、組み合わせデータベースに含まれている各種別の情報は、いくつかのデータベースに分けられているようにしてもよい。そのような場合、例えば医薬品名と禁忌栄養素とが含まれるデータベースと、禁忌栄養素、禁忌食材、および禁忌食品が含まれるデータベースとが予め用意され、それらのデータベースが1つの組み合わせデータベースとして用いられて、ユーザ禁忌データベースが生成される。
[ユーザ禁忌データベース保存処理の説明]
次に、図2の情報処理システムの動作について説明する。
例えば、患者であるユーザが処方せんを持って薬局へ行き、処方された薬剤を受け取る場合、薬局に設けられた薬局内システム12では個人/薬歴情報が生成され、薬歴データ等がデータセンタ14へと送信される。また、データセンタ14では、薬歴データ等からユーザ薬歴情報が更新されるとともに、ユーザ禁忌データベースが生成されて携帯型端末装置11に送信される。
以下、図7のフローチャートを参照して、このような場合に携帯型端末装置11、薬局内システム12、およびデータセンタ14により行なわれる、ユーザ禁忌データベース保存処理、薬歴データ送信処理、および薬歴更新処理について説明する。
まず、ユーザが薬局に行き、携帯型端末装置11を薬局内システム12の情報識別リーダ81にかざすと、携帯型端末装置11と薬局内システム12は非接触通信を開始する。すると、携帯型端末装置11の制御部45は、薬局内システム12からの要求に応じて、記録部46から個人識別IDを読み出して近接通信部42に供給する。
ステップS11において、近接通信部42は、制御部45から供給された個人識別IDを薬局内システム12に送信する。
ステップS21において、薬局内システム12の情報識別リーダ81は、近接通信部42から送信されてきた個人識別IDを受信して、制御部85に供給する。
すると、薬局内システム12は、個人識別IDと調剤薬局IDを、通信網15を介してデータセンタ14に送信して、ユーザに関する情報を取得する。
例えば、データセンタ14の検索部133は、サーバ内データベース123に記録されているユーザ薬歴情報のなかから、薬局内システム12から受信した個人識別IDと調剤薬局IDが含まれているものを検出する。そして制御部122は、検出により得られたユーザ薬歴情報に含まれている調剤薬局内ユーザIDと薬歴データを通信部121に供給し、薬局内システム12に送信させる。
薬局内システム12は、データセンタ14から調剤薬局内ユーザIDと薬歴データを受信すると、調剤薬局内ユーザIDからユーザを特定できるようになる。薬局内システム12は、必要に応じてユーザの薬歴データを表示させ、薬剤師等はユーザの個人確認を行なったり、入力部83を操作して、調剤した薬剤に関する薬歴データを入力したりする。
ステップS22において、制御部85は、新たに入力された薬歴データに基づいて、個人/薬歴情報を更新する。すなわち、制御部85は、新たに生成した薬歴データが含まれる個人/薬歴情報を薬局内データベース86に供給して記録させる。例えば、新たな薬歴データには、調剤した薬剤を示す情報や、薬剤の処方日、薬剤の処方日数、薬歴データを特定する薬歴IDなどが含まれている。
また、制御部85は、個人識別ID、調剤薬局ID、および新たに生成された薬歴データを通信部82に供給する。
ステップS23において、通信部82は、制御部85から供給された個人識別ID、調剤薬局ID、および薬歴データを、通信網15を介してデータセンタ14に送信し、薬歴データ送信処理は終了する。
ステップS31において、データセンタ14の通信部121は、薬局内システム12から送信されてきた個人識別ID、調剤薬局ID、および薬歴データを受信して制御部122に供給する。
ステップS32において、制御部122の更新部131は、通信部121から供給された個人識別ID、調剤薬局ID、および薬歴データを含むユーザ薬歴情報を生成してサーバ内データベース123に記録させることで、ユーザ薬歴情報を更新する。
ステップS33において、生成部132は、通信部121から供給された個人識別IDおよび薬歴データと、サーバ内データベース123に記録されている組み合わせデータベースとに基づいて、ユーザ禁忌データベースを生成する。
例えば、薬歴データに含まれている医薬品名が「ワーファリン」である場合、生成部132は組み合わせデータベースから「ワーファリン」に関連している情報を抽出して、図4に示したユーザ禁忌データベースを生成し、通信部121に供給する。
なお、生成部132がユーザ禁忌データベースの生成時に、薬歴データに含まれる処方日数等に基づいて、ユーザ禁忌データベースの有効期間を示す情報を生成し、ユーザ禁忌データベースとともに携帯型端末装置11に送信するようにしてもよい。そのような場合、携帯型端末装置11では、有効期間を経過したユーザ禁忌データベースを削除することができる。例えば、記録部46にユーザ禁忌データベースとともにその有効期間を示す情報が記録され、制御部45は、有効期間を示す情報を監視して、ユーザ禁忌データベースの有効期間が過ぎた場合には、記録部46からユーザ禁忌データベースを削除する。
ステップS34において、通信部121は、制御部122から供給されたユーザ禁忌データベースを、携帯型端末装置11に送信し、薬歴更新処理は終了する。例えば、ユーザ禁忌データベースの送信先は、サーバ内データベース123に記録されているユーザ薬歴情報に含まれている。なお、データセンタ14にアクセスしてきた携帯型端末装置11に対して、ユーザ禁忌データベースが送信されるようにしてもよい。そのような場合、薬歴IDや個人識別IDによりユーザの特定を行なえばよい。
ステップS12において、携帯型端末装置11の通信部41は、データセンタ14から送信されてきたユーザ禁忌データベースを受信して制御部45に供給する。
ステップS13において、制御部45は、通信部41から供給されたユーザ禁忌データベースを記録部46に供給して記録させ、ユーザ禁忌データベース保存処理は終了する。
以上のようにして、データセンタ14は、新たな薬歴データが取得されると、その薬歴データと組み合わせデータベースに基づいて、ユーザ禁忌データベースを生成し、携帯型端末装置11に送信する。また、携帯型端末装置11は、データセンタ14からユーザ禁忌データベースを受信すると、受信したユーザ禁忌データベースを記録する。
このように、予めユーザ禁忌データベースを生成して保存しておくことで、携帯型端末装置11は、より迅速に薬剤と食品に関する適切な情報を、ユーザに対して提供することができるようになる。
なお、携帯型端末装置11の記録部46に、お薬手帳として、薬局内システム12で生成された薬歴データが記録されている場合には、携帯型端末装置11が直接、データセンタ14に対してユーザ禁忌データベースの生成を要求するようにしてもよい。
そのような場合、例えば携帯型端末装置11の制御部45は、記録部46に記録されている薬歴データに含まれている薬歴IDを抽出し、通信部41に供給する。そして、通信部41は、制御部45からの薬歴IDをデータセンタ14に送信して、ユーザ禁忌データベースの生成を要求する。
すると、データセンタ14の通信部121は、携帯型端末装置11から送信されてきた薬歴IDを受信して制御部122に供給する。また、制御部122の生成部132は、携帯型端末装置11からの要求に応じて、通信部121から供給された薬歴IDに基づいてユーザ禁忌データベースを生成する。すなわち、生成部132は、サーバ内データベース123から、通信部121からの薬歴IDが含まれている薬歴データを検索する。そして、生成部132は、検索の結果得られた薬歴データと、サーバ内データベース123に記録されている組み合わせデータベースとから、ユーザ禁忌データベースを生成する。
[禁忌判定処理の説明]
以上のようにして携帯型端末装置11にユーザ禁忌データベースが記録されると、ユーザは、ユーザ禁忌データベースを利用して、組み合わせ禁忌の判定をするアプリケーションプログラムなどにより、組み合わせ禁忌に関する情報を得ることができるようになる。
例えば、ユーザが入力部43を操作して、組み合わせ禁忌の判定をするアプリケーションプログラムの実行を指示すると、制御部45はその指示にしたがって記録部46に記録されているプログラム実行する。すると、携帯型端末装置11により禁忌判定処理が開始される。以下、図8のフローチャートを参照して、携帯型端末装置11による禁忌判定処理について説明する。
ステップS61において、撮影部44は食品情報を取得する。
例えば、撮影部44は、ユーザの操作に応じて、ユーザがこれから食べようとする判定対象食品の特定に用いられる食品情報として、判定対象食品の食品画像を撮影し、制御部45に供給する。また、入力部43としてのマイクロホンが、ユーザにより発せられた判定対象食品名に対応する音声の音声信号を、食品情報として取得して制御部45に供給するようにしてもよい。
ステップS62において、食品特定部51は、取得された食品情報に基づいて、判定対象食品を特定する。
例えば、食品情報として食品画像が得られた場合、食品特定部51は、食品画像から色情報や図形情報などの特徴量を抽出し、抽出した特徴量と、予め食品ごとに用意された特徴量とを比較することで、判定対象食品を特定する。
なお、画像認識により判定対象食品を特定する方法は、特徴量を利用する方法に限らず、どのような方法であってもよい。例えば、特徴量を利用してパターンマッチングや統計識別、構造識別などにより食品を特定する方法は、特開2011−28382号公報や特開2010−286960号公報、特開2004−118562号公報などに記載されている。
また、例えば食品情報として音声信号が得られた場合、食品特定部51は、入力部43から食品情報として供給された音声信号に対して特徴量を利用した音声認識を行い、判定対象食品を特定する。
なお、判定対象食品の特定は、食品画像に対する画像認識と音声信号に対する音声認識の両方を用いて行なわれてもよいし、それらのうちの何れか一方が用いられるようにしてもよい。
ステップS63において、表示制御部54は、食品リストを表示部47に表示させる。すなわち、比較部52は、食品特定部51により特定された1または複数の判定対象食品のリストを食品リストとして生成する。そして、表示制御部54は、生成された食品リストを含む、各判定対象食品の特定結果が正しいか否かの確認のための食品確認画面を表示部47に表示させる。
表示部47に食品リストを含む食品確認画面が表示されると、ユーザは、食品リストを見て判定対象食品の特定結果が正しいか否かを確認し、その結果に応じた操作を入力部43に対して行なう。
ステップS64において、比較部52は、入力部43に対するユーザの操作に基づいて、表示された食品リストが正しいか否かを判定する。
ステップS64において、食品リストが正しくないと判定された場合、表示制御部54は、表示部47に食品入力画面を表示させ、処理はステップS65に進む。
ステップS65において、比較部52は食品の文字入力を受け付けて、入力部43からユーザの操作入力に応じた信号の供給を受け、正しい判定対象食品を特定する。
表示された食品リストが正しくない場合、食品特定部51による判定対象食品の特定は正しく行なわれなかったので、正しい食品を特定する必要がある。そこで、ユーザは、入力部43を操作して、表示部47に表示された食品入力画面の入力欄に正しい食品名を文字入力する。比較部52は、ユーザの入力操作に応じて入力部43から供給される信号から、正しい判定対象食品名を得ることができる。
正しい判定対象食品が特定されると、その後、処理はステップS66へと進む。このように、画像認識や音声認識等により判定対象食品を特定し、その特定結果が正しくない場合にのみ、ユーザに正しい食品名を入力させることで、ユーザの入力操作の負担を軽減させることができる。
すなわち、ユーザは、判定対象食品の特定結果が正しければ、いちいち判定対象食品を入力しなくてすむので、簡単な操作で迅速に薬剤と食品に関する必要な情報を得ることができるようになる。これにより、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、ユーザが正しい食品名を文字入力する例について説明したが、例えばユーザが食品一覧のなかから、正しい食品を選択したり、食品名の頭文字や食品の種類等を指定していくことで、正しい食品を選択したりするようにしてもよい。例えば、正しい判定対象食品であると予測される食品の一覧をチェックボックスなどとともに表示させれば、ユーザの入力操作の負担を軽減させることができる。
ステップS65において、正しい判定対象食品が得られたか、またはステップS64において、食品リストが正しいと判定された場合、ステップS66において、比較部52は、特定された判定対象食品は、禁忌食品リストにある食品であるか否かを判定する。
具体的には、比較部52は記録部46に記録されているユーザ禁忌データベースのうち、禁忌食品の情報が含まれている部分である禁忌食品リストを参照し、禁忌食品リストにある禁忌食品と判定対象食品とを比較する。そして、比較部52は判定対象食品が禁忌食品リストの禁忌食品として含まれている場合、禁忌食品リストにある食品であると判定する。
例えば、記録部46に図4に示したユーザ禁忌データベースが記録されており、判定対象食品が「手巻き寿司」である場合、判定対象食品「手巻き寿司」は、「可能性のある禁忌食品」の欄に含まれているので、禁忌食品リストにある食品であると判定される。
ステップS66において、禁忌食品リストにある食品であると判定された場合、比較部52は、禁忌食品リストにあるとされた判定対象食品に、禁忌食材が含まれているかを確認するための食材確認画面を生成し、処理はステップS67に進む。
ステップS67において、表示制御部54は、比較部52により生成された食材確認画面を表示部47に供給し、表示させる。
例えば、図4のユーザ禁忌データベースが記録部46に記録されており、判定対象食品が「手巻き寿司」である場合、判定対象食品「手巻き寿司」に含まれている可能性のある禁忌食材として禁忌食材リストに含まれているものは「納豆」である。そこで、比較部52は、判定対象食品に禁忌食材「納豆」が含まれているか否かを選択させる食材確認画面を生成する。
食材確認画面は、例えば図1の矢印A14に示した画面などとされる。なお、図1の例では、禁忌食材は「マグロ」とされている。また、禁忌食材が複数ある場合には、禁忌食材のリストが食材確認画面に表示されてもよいし、禁忌食材が含まれているかの確認が1つずつ行なわれるようにしてもよい。
食材確認画面が表示部47に表示されると、ユーザは入力部43を操作して、判定対象食品に禁忌食材が含まれているか否かを入力(選択)する。
ステップS68において、比較部52は食材確認画面に対するユーザの入力操作に基づいて、すなわち入力部43から供給されるユーザの操作に応じた信号に基づいて、判定対象食品に禁忌食材が含まれているか否かを判定する。
ステップS68において、禁忌食材が含まれていると判定された場合、ステップS69において、表示制御部54は、ユーザに注意を喚起させる警告メッセージを表示部47に供給し、表示させる。
すなわち、警告通知部53は、例えば図1の矢印A15に示した警告メッセージと同様の警告メッセージを生成し、表示制御部54は生成された警告メッセージを表示部47に供給して表示させる。警告メッセージが表示されると、禁忌判定処理は終了する。
このような警告メッセージの表示により、ユーザは、これから食べようとする食品メニューに、服用中の薬剤に対する禁忌食材が含まれていることを即時的に知ることができる。なお、ここでは、ユーザに対する警告の通知方法として、警告メッセージの表示を例として説明したが、警告メッセージ(文字メッセージ)や音声、振動など、どのような方法で警告が通知されてもよい。例えば、警告メッセージとともに音声メッセージが再生されるようにしてもよい。
また、ステップS66において禁忌食品リストにある食品ではないと判定されたか、またはステップS68において禁忌食材が含まれていないと判定された場合、ステップS70において、警告通知部53は、危険性がない旨のメッセージを表示させる。
すなわち、警告通知部53は、判定対象食品には組み合わせ禁忌の危険性がない旨のメッセージを生成し、表示制御部54は、生成された危険性がない旨のメッセージを表示部47に供給して表示させる。これにより、表示部47には、例えば図1の矢印A16に示した画面が表示される。なお、危険性がない旨のメッセージは、文字メッセージに限らず、音声メッセージなどとされてもよい。
表示部47に危険性がない旨のメッセージが表示されると、禁忌判定処理は終了する。
以上のようにして、携帯型端末装置11は食品情報を取得して判定対象食品を特定し、その特定結果とユーザ禁忌データベースとを比較して、判定対象食品に禁忌食材が含まれているか否かを特定する。そして、携帯型端末装置11は、その特定結果に応じて、警告メッセージにより、ユーザに対して組み合わせ禁忌のリスクがあることを通知し、注意を喚起する。
このように、必要に応じてユーザの入力操作を受けながら、判定対象食品の特定結果とユーザ禁忌データベースとを比較して、判定対象食品に禁忌食材が含まれているか否かを特定することで、より簡単かつ迅速に、薬剤と食品に関する適切な情報をユーザに提供することができる。
特に、情報処理システムでは、電子お薬手帳、すなわち薬歴データの情報更新の即時性と、薬歴データ等の薬歴などに関する情報の一元管理の利点を利用して、ユーザが組み合わせ禁忌となる食品と薬剤を摂取する前に携帯型端末装置11により、注意を喚起することができる。また、携帯型端末装置11では、携帯型端末装置11が有する撮影機能や文字音声入力機能、および通信機能を組み合わせることで、高齢者などIT(Information Technology)に不慣れなユーザでも、簡単な操作で、組み合わせ禁忌のリスクを回避することができる。
さらに、ユーザは携帯型端末装置11を操作するだけで、ユーザのいる場所や時間などによらず、組み合わせ禁忌に関する適切な情報を得ることができる。
なお、以上においては、ユーザ禁忌データベースが携帯型端末装置11に記録される例について説明したが、ユーザ禁忌データベースはデータセンタ14などの他の装置に記録されるようにしてもよい。そのような場合、携帯型端末装置11は、必要に応じて判定対象食品の特定結果等をデータセンタ14に送信し、判定対象食品が禁忌食品リストにあるかや、判定対象食品に禁忌食材が含まれているかの判定結果を、データセンタ14から取得する。この場合、判定対象食品が禁忌食品リストにあるかや、判定対象食品に禁忌食材が含まれているかの判定は、例えばデータセンタ14などの外部装置により行なわれる。
また、携帯型端末装置11において、ユーザ禁忌データベースが生成されるようにしてもよい。
〈第2の実施の形態〉
[携帯型端末装置とデータサーバの構成例]
さらに、以上においては、携帯型端末装置11において食品情報から判定対象食品の特定が行なわれる例について説明したが、判定対象食品の特定は、例えばデータセンタ14などの外部の装置により行なわれるようにしてもよい。
そのような場合、例えば携帯型端末装置11およびデータセンタ14は、それぞれ図9および図10に示すように構成される。なお、図9および図10において、図3および図6における場合と対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
図9は、携帯型端末装置11の他の構成例を示す図である。図9の携帯型端末装置11は、通信部41乃至表示部47から構成されており、図9の携帯型端末装置11の構成は、図3に示した携帯型端末装置11の構成と、制御部45に食品特定部51が設けられていない点で異なり、他の点は同じとなっている。
また、図10は、データセンタ14の他の構成例を示す図である。図10のデータセンタ14は、通信部121乃至サーバ内データベース123から構成されており、図10のデータセンタ14の構成は、図6に示したデータセンタ14の構成と、制御部122に食品特定部51が設けられている点で異なり、他の点では同じとなっている。
[禁忌判定処理と食品特定処理の説明]
次に、携帯型端末装置11およびデータセンタ14が、図9および図10に示す構成とされる場合における処理について、説明する。すなわち、以下、図11のフローチャートを参照して、携帯型端末装置11による禁忌判定処理、およびデータセンタ14による食品特定処理について説明する。
ステップS101において、撮影部44は食品情報を取得し、制御部45に供給する。すなわち、撮影部44は、判定対象食品を撮影し、その結果得られた食品画像を食品情報として制御部45に供給する。制御部45は、撮影部44から供給された食品情報を通信部41に供給する。
なお、ステップS101においても、図8のステップS61における場合と同様に、入力部43としてのマイクロホンにより、ユーザにより発せられた音声が食品情報として取得されるようにしてもよい。
ステップS102において、通信部41は、制御部45からの食品情報を、データセンタ14に送信するとともに、データセンタ14に食品の特定を要求する。
すると、ステップS131において、データセンタ14の通信部121は、携帯型端末装置11から送信されてきた食品情報を受信して、制御部122に供給する。
ステップS132において、食品特定部51は、通信部121からの食品情報に基づいて、判定対象食品を特定し、その特定結果を通信部121に供給する。ステップS132では、図8のステップS62と同様の処理が行なわれる。
ステップS133において、通信部121は、食品特定部51から供給された判定対象食品の特定結果を、携帯型端末装置11に送信し、食品特定処理は終了する。
ステップS103において、携帯型端末装置11の通信部41は、データセンタ14から送信されてきた判定対象食品の特定結果を受信して、制御部45に供給する。
判定対象食品の特定結果が受信されると、その後、ステップS104乃至ステップS111の処理が行なわれて、禁忌判定処理は終了するが、これらの処理は図8のステップS63乃至ステップS70の処理と同様であるので、その説明は省略する。
以上のようにして、携帯型端末装置11は、取得した食品情報をデータセンタ14に送信するとともに、データセンタ14から送信された食品の特定結果を受信し、その食品の特定結果を用いて、組み合わせ禁忌についての判定処理を行なう。
このように、携帯型端末装置11とは異なる装置において、食品の特定処理を行なう場合でも、より簡単かつ迅速に、薬剤と食品に関する適切な情報をユーザに提供することができる。
なお、ここでは、判定対象食品の特定を携帯型端末装置11とは異なる装置において行なう例について説明したが、食品情報も外部の装置から取得するようにしてもよい。
〈第3の実施の形態〉
[禁忌判定処理の説明]
また、以上においては、食品情報から判定対象食品を特定する例について説明したが、例えば食品が盛り付けられている食器などにIC(Integrated Circuit)タグが設けられ、そのICタグに食品の食材に関する情報が記録されている場合には、画像認識による食品特定が不要となる。
そのような場合、携帯型端末装置11は、食器に設けられたICタグと通信し、ICタグから食品の材料(食材)を示す食材情報を読み出して、禁忌判定を行なう。以下、図12のフローチャートを参照して、図3の携帯型端末装置11がICタグから食材情報を取得する場合における禁忌判定処理について説明する。
ステップS161において、携帯型端末装置11の近接通信部42は、判定対象食品が盛り付けられた食器のICタグと非接触通信し、ICタグから食材情報を読み出す(取得する)。そして、近接通信部42は、読み出した食材情報を制御部45に供給する。
ステップS162において、比較部52は、近接通信部42から供給された食材情報と、記録部46に記録されているユーザ禁忌データベースとを比較して、食材情報により示される食材が禁忌食材であるか否かを判定する。
例えば、ユーザ禁忌データベースの禁忌食材リストの部分に、食材情報により示される食材が禁忌食材として含まれている場合、禁忌食材であると判定される。
ステップS162において、禁忌食材であると判定された場合、ステップS163において、表示制御部54は、ユーザに注意を喚起させる警告メッセージを表示部47に供給して表示させ、禁忌判定処理は終了する。
すなわち、警告通知部53は、例えば図1の矢印A15に示した警告メッセージと同様の警告メッセージを生成し、表示制御部54は生成された警告メッセージを表示部47に供給して表示させる。
これに対して、ステップS162において、禁忌食材ではないと判定された場合、ステップS164において、表示制御部54は、危険性がない旨のメッセージを表示させ、禁忌判定処理は終了する。
すなわち、警告通知部53は、判定対象食品には組み合わせ禁忌の危険性がない旨のメッセージを生成し、表示制御部54は、生成された危険性がない旨のメッセージを表示部47に供給して表示させる。これにより、表示部47には、例えば図1の矢印A16に示した画面が表示される。
以上のようにして、携帯型端末装置11は食材情報を取得し、食材情報とユーザ禁忌データベースとを比較して、判定対象食品に禁忌食材が含まれているか否かを特定する。そして、携帯型端末装置11は、その特定結果に応じて、警告メッセージにより、ユーザに対して組み合わせ禁忌のリスクがあることを通知し、注意を喚起する。
このように、携帯型端末装置11が食材情報を取得するようにすることで、より簡単かつ迅速に、薬剤と食品に関する適切な情報をユーザに提供することができる。
なお、携帯型端末装置11が、食器に設けられたICタグから判定対象食品を示す情報を食品情報として取得するようにしてもよい。そのような場合には、例えば食品情報の取得後、図8のステップS66乃至ステップS70の処理が行なわれる。
ところで、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図13は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)201,ROM(Read Only Memory)202,RAM(Random Access Memory)203は、バス204により相互に接続されている。
バス204には、さらに、入出力インターフェース205が接続されている。入出力インターフェース205には、入力部206、出力部207、記録部208、通信部209、及びドライブ210が接続されている。
入力部206は、キーボード、マウス、マイクロホン、撮像素子などよりなる。出力部207は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記録部208は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部209は、ネットワークインターフェースなどよりなる。ドライブ210は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア211を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU201が、例えば、記録部208に記録されているプログラムを、入出力インターフェース205及びバス204を介して、RAM203にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU201)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア211に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータでは、プログラムは、リムーバブルメディア211をドライブ210に装着することにより、入出力インターフェース205を介して、記録部208にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部209で受信し、記録部208にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM202や記録部208に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本技術は、1つの機能をネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、本技術は、以下の構成とすることも可能である。
[1]
禁忌判定の対象となる判定対象食品に関する食品情報を取得する取得部と、
少なくとも薬剤と、前記薬剤に対して禁忌とされている禁忌食材とを示す情報が含まれている禁忌データベース、および前記食品情報に基づいて、前記判定対象食品に、ユーザが服用している前記薬剤の前記禁忌食材が含まれているかを特定する比較部と、
前記比較部による特定結果に応じて、前記薬剤と前記禁忌食材の組み合わせ禁忌について警告通知を行なう警告通知部と
を備える情報処理装置。
[2]
前記禁忌データベースには、前記禁忌食材を含む可能性のある禁忌食品を示す情報がさらに含まれており、
前記取得部は、前記判定対象食品を撮影して得られた食品画像、または前記判定対象食品の食品名に対応する音声を前記食品情報として取得し、
前記食品情報に基づいて、前記判定対象食品を特定する食品特定部をさらに備え、
前記比較部は、前記食品特定部による特定結果と前記禁忌データベースとを比較することで、前記判定対象食品に前記禁忌食材が含まれているかを特定する
[1]に記載の情報処理装置。
[3]
前記比較部は、前記食品特定部による前記判定対象食品の特定結果が正しくない場合、前記ユーザにより入力された前記判定対象食品を示す情報と、前記禁忌データベースとを比較することで、前記判定対象食品に前記禁忌食材が含まれているかを特定する
[2]に記載の情報処理装置。
[4]
前記禁忌データベースにおいて、前記ユーザが服用している前記薬剤の前記禁忌食品として前記判定対象食品が含まれていると前記比較部により特定された場合、特定された前記禁忌食品の材料となる前記禁忌食材が前記判定対象食品に含まれているか否かを選択操作により入力させるための食材確認画面を表示させる表示制御部をさらに備え、
前記警告通知部は、前記食材確認画面に対する入力操作に応じて前記警告通知を行なう
[2]または[3]に記載の情報処理装置。
[5]
前記禁忌データベースを取得するデータベース取得部をさらに備える
[1]乃至[4]に記載の情報処理装置。
[6]
前記禁忌データベースを記録する記録部をさらに備える
[1]乃至[5]に記載の情報処理装置。
[7]
前記食品情報を送信するとともに、前記食品情報の送信に応じて送信されてきた、前記食品情報に基づく前記判定対象食品の特定結果を受信する通信部をさらに備え、
前記比較部は、前記判定対象食品の前記特定結果と前記禁忌データベースとを比較することで、前記判定対象食品に前記禁忌食材が含まれているかを特定する
[1]に記載の情報処理装置。
[8]
前記取得部は、前記判定対象食品の食材を示す情報を前記食品情報として取得し、
前記比較部は、前記禁忌データベースにおいて、前記判定対象食品の食材が、前記ユーザが服用している前記薬剤の前記禁忌食材として含まれているかを特定する
[1]に記載の情報処理装置。
[9]
禁忌判定の対象となる判定対象食品に関する食品情報を取得し、
少なくとも薬剤と、前記薬剤に対して禁忌とされている禁忌食材とを示す情報が含まれている禁忌データベース、および前記食品情報に基づいて、前記判定対象食品に、ユーザが服用している前記薬剤の前記禁忌食材が含まれているかを特定し、
前記禁忌食材が含まれているかの特定結果に応じて、前記薬剤と前記禁忌食材の組み合わせ禁忌について警告通知を行なう
ステップを含む情報処理方法。
[10]
禁忌判定の対象となる判定対象食品に関する食品情報を取得し、
少なくとも薬剤と、前記薬剤に対して禁忌とされている禁忌食材とを示す情報が含まれている禁忌データベース、および前記食品情報に基づいて、前記判定対象食品に、ユーザが服用している前記薬剤の前記禁忌食材が含まれているかを特定し、
前記禁忌食材が含まれているかの特定結果に応じて、前記薬剤と前記禁忌食材の組み合わせ禁忌について警告通知を行なう
ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
[11]
少なくとも薬剤と、前記薬剤に対して禁忌とされている禁忌食材とを示す情報が含まれている組み合わせデータベース、およびユーザが服用している前記薬剤に関するユーザ薬歴情報を記録する記録部と、
前記組み合わせデータベースおよび前記ユーザ薬歴情報に基づいて、前記ユーザが服用している前記薬剤と、その前記薬剤の前記禁忌食材とを示す情報が含まれる禁忌データベースを生成する生成部と、
前記禁忌データベースを送信する通信部と
を備える情報処理装置。
[12]
前記組み合わせデータベースおよび前記禁忌データベースには、前記禁忌食材を含む可能性のある禁忌食品を示す情報がさらに含まれている
[11]に記載の情報処理装置。
[13]
禁忌判定の対象となる判定対象食品に関する食品情報に基づいて、前記判定対象食品を特定する食品特定部をさらに備え、
前記通信部は、前記食品情報を受信し、前記食品情報に基づく前記判定対象食品の特定結果を送信する
[11]または[12]に記載の情報処理装置。
[14]
記録部に記録されている、少なくとも薬剤と、前記薬剤に対して禁忌とされている禁忌食材とを示す情報が含まれている組み合わせデータベース、およびユーザが服用している前記薬剤に関するユーザ薬歴情報に基づいて、前記ユーザが服用している前記薬剤と、その前記薬剤の前記禁忌食材とを示す情報が含まれる禁忌データベースを生成し、
前記禁忌データベースを送信する
ステップを含む情報処理方法。
[15]
記録部に記録されている、少なくとも薬剤と、前記薬剤に対して禁忌とされている禁忌食材とを示す情報が含まれている組み合わせデータベース、およびユーザが服用している前記薬剤に関するユーザ薬歴情報に基づいて、前記ユーザが服用している前記薬剤と、その前記薬剤の前記禁忌食材とを示す情報が含まれる禁忌データベースを生成し、
前記禁忌データベースを送信する
ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
11 携帯型端末装置, 12 薬局内システム, 14 データセンタ, 41 通信部, 44 撮影部, 45 制御部, 46 記録部, 47 表示部, 51 食品特定部, 52 比較部, 53 警告通知部, 54 表示制御部, 132 生成部

Claims (15)

  1. 禁忌判定の対象となる判定対象食品に関する食品情報を取得する取得部と、
    少なくとも薬剤と、前記薬剤に対して禁忌とされている禁忌食材とを示す情報が含まれている禁忌データベース、および前記食品情報に基づいて、前記判定対象食品に、ユーザが服用している前記薬剤の前記禁忌食材が含まれているかを特定する比較部と、
    前記比較部による特定結果に応じて、前記薬剤と前記禁忌食材の組み合わせ禁忌について警告通知を行なう警告通知部と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記禁忌データベースには、前記禁忌食材を含む可能性のある禁忌食品を示す情報がさらに含まれており、
    前記取得部は、前記判定対象食品を撮影して得られた食品画像、または前記判定対象食品の食品名に対応する音声を前記食品情報として取得し、
    前記食品情報に基づいて、前記判定対象食品を特定する食品特定部をさらに備え、
    前記比較部は、前記食品特定部による特定結果と前記禁忌データベースとを比較することで、前記判定対象食品に前記禁忌食材が含まれているかを特定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記比較部は、前記食品特定部による前記判定対象食品の特定結果が正しくない場合、前記ユーザにより入力された前記判定対象食品を示す情報と、前記禁忌データベースとを比較することで、前記判定対象食品に前記禁忌食材が含まれているかを特定する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記禁忌データベースにおいて、前記ユーザが服用している前記薬剤の前記禁忌食品として前記判定対象食品が含まれていると前記比較部により特定された場合、特定された前記禁忌食品の材料となる前記禁忌食材が前記判定対象食品に含まれているか否かを選択操作により入力させるための食材確認画面を表示させる表示制御部をさらに備え、
    前記警告通知部は、前記食材確認画面に対する入力操作に応じて前記警告通知を行なう
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記禁忌データベースを取得するデータベース取得部をさらに備える
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記禁忌データベースを記録する記録部をさらに備える
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記食品情報を送信するとともに、前記食品情報の送信に応じて送信されてきた、前記食品情報に基づく前記判定対象食品の特定結果を受信する通信部をさらに備え、
    前記比較部は、前記判定対象食品の前記特定結果と前記禁忌データベースとを比較することで、前記判定対象食品に前記禁忌食材が含まれているかを特定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記取得部は、前記判定対象食品の食材を示す情報を前記食品情報として取得し、
    前記比較部は、前記禁忌データベースにおいて、前記判定対象食品の食材が、前記ユーザが服用している前記薬剤の前記禁忌食材として含まれているかを特定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 禁忌判定の対象となる判定対象食品に関する食品情報を取得し、
    少なくとも薬剤と、前記薬剤に対して禁忌とされている禁忌食材とを示す情報が含まれている禁忌データベース、および前記食品情報に基づいて、前記判定対象食品に、ユーザが服用している前記薬剤の前記禁忌食材が含まれているかを特定し、
    前記禁忌食材が含まれているかの特定結果に応じて、前記薬剤と前記禁忌食材の組み合わせ禁忌について警告通知を行なう
    ステップを含む情報処理方法。
  10. 禁忌判定の対象となる判定対象食品に関する食品情報を取得し、
    少なくとも薬剤と、前記薬剤に対して禁忌とされている禁忌食材とを示す情報が含まれている禁忌データベース、および前記食品情報に基づいて、前記判定対象食品に、ユーザが服用している前記薬剤の前記禁忌食材が含まれているかを特定し、
    前記禁忌食材が含まれているかの特定結果に応じて、前記薬剤と前記禁忌食材の組み合わせ禁忌について警告通知を行なう
    ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  11. 少なくとも薬剤と、前記薬剤に対して禁忌とされている禁忌食材とを示す情報が含まれている組み合わせデータベース、およびユーザが服用している前記薬剤に関するユーザ薬歴情報を記録する記録部と、
    前記組み合わせデータベースおよび前記ユーザ薬歴情報に基づいて、前記ユーザが服用している前記薬剤と、その前記薬剤の前記禁忌食材とを示す情報が含まれる禁忌データベースを生成する生成部と、
    前記禁忌データベースを送信する通信部と
    を備える情報処理装置。
  12. 前記組み合わせデータベースおよび前記禁忌データベースには、前記禁忌食材を含む可能性のある禁忌食品を示す情報がさらに含まれている
    請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 禁忌判定の対象となる判定対象食品に関する食品情報に基づいて、前記判定対象食品を特定する食品特定部をさらに備え、
    前記通信部は、前記食品情報を受信し、前記食品情報に基づく前記判定対象食品の特定結果を送信する
    請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 記録部に記録されている、少なくとも薬剤と、前記薬剤に対して禁忌とされている禁忌食材とを示す情報が含まれている組み合わせデータベース、およびユーザが服用している前記薬剤に関するユーザ薬歴情報に基づいて、前記ユーザが服用している前記薬剤と、その前記薬剤の前記禁忌食材とを示す情報が含まれる禁忌データベースを生成し、
    前記禁忌データベースを送信する
    ステップを含む情報処理方法。
  15. 記録部に記録されている、少なくとも薬剤と、前記薬剤に対して禁忌とされている禁忌食材とを示す情報が含まれている組み合わせデータベース、およびユーザが服用している前記薬剤に関するユーザ薬歴情報に基づいて、前記ユーザが服用している前記薬剤と、その前記薬剤の前記禁忌食材とを示す情報が含まれる禁忌データベースを生成し、
    前記禁忌データベースを送信する
    ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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