JP2014014486A - レーザ治療装置、レーザ治療装置の動作方法および治療方法 - Google Patents

レーザ治療装置、レーザ治療装置の動作方法および治療方法 Download PDF

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隆俊 池上
Kunio Awazu
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Abstract

【課題】レーザ光を患部に照射して治療を行なうレーザ治療装置において、レーザ光の適切な照射量を決定するための技術を提供する。
【解決手段】レーザ治療装置100は、治療レーザ光源10と、モニタレーザ光源11と、受光部12と、制御部2と、光学系3と、入力部4と、出力部6とを有する。治療レーザ光源10は、治療レーザ光を生成する。治療レーザ光は、光学系3を介して患者眼1の患部に照射される。モニタレーザ光源11は、患者眼1の内部を照明するためのモニタレーザ光を発する。受光部12は、患者眼1の眼底で反射したモニタレーザ光を光学系3を介して受光して、その反射光の強度を検出する。制御部2は、受光部により検出された反射光の強度を基準強度と比較する。検出された強度が基準強度に達した場合、制御部2は、治療が終了したと判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザ治療装置、レーザ治療装置の動作方法および治療方法に関する。
治療対象に応じて異なる波長の治療レーザ光を選択的に患者眼眼底に導光して、該患部を光凝固するレーザ治療装置が知られている。このようなレーザ治療装置では、患者眼の症例あるいは患者眼の状態に応じてレーザ波長が選択される。通常の治療では、緑〜黄色のレーザ光の照射が繰り返されて、凝固斑に基づいて治療効果が判断される。眼内の中間透光体に混濁がある場合には、治療レーザ光の透過率が低くなる。したがって、緑〜黄色のレーザ光のパワーを上げても所望する治療効果が現われなかった場合には、赤色レーザが選択される。この方法によれば、赤色のレーザ光が選択される前に、緑〜黄色のレーザ出力が過度に上げられてしまう可能性がある。
たとえば特開2002−136539号公報(特許文献1)は、レーザ光の波長を適切に選択することを目的としたレーザ治療装置を開示する。このレーザ治療装置は、患者眼に導光するレーザ光の波長を選択する波長選択手段と、選択された波長のレーザ出力を可変設定するレーザ出力設定手段と、眼底から反射されるレーザ光を受光する受光素子を持ち該受光素子の出力に基づいてレーザ光の反射強度を検出する反射強度検出手段と、該検出されたレーザ光の反射強度と予め与えられた基準強度とを比較する比較手段と、該比較結果を術者に報知する報知手段とを備える。
特開2002−136539号公報
レーザ光によって患部を凝固させる治療において、患部の周囲への影響を小さくするためには、凝固部はできるだけ浅く、かつできるだけ小さいことが好ましい。一方で、患部の状態は患者ごとに異なり得る。したがって、従来の方法によれば、レーザ光の適正な照射量を決定することが難しい。このため従来では、たとえば操作者が凝固斑を目視して、レーザ光の照射量を決定していた。しかしながら、従来の治療装置の場合には、操作者が適正な照射量を判断するためには、多くの治療例が必要とされる。
本発明の目的は、レーザ光を患部に照射して治療を行なうレーザ治療装置において、レーザ光の適切な照射量を決定するための技術を提供することである。
本発明のある局面において、レーザ治療装置は、患部の治療のための第1のレーザ光を発する第1のレーザ光源と、患部の照明のための第2のレーザ光を発する第2のレーザ光源と、第2のレーザ光の照射による患部の反射光を受光する受光部と、受光部で受光された反射光の強度と、所定の基準値との比較に基づいて、第1のレーザ光源を制御する制御部とを備える。
好ましくは、第2のレーザ光源は、緑色の波長領域内の発振波長を有する半導体レーザを含む。
好ましくは、半導体レーザは、半極性面を主面として有する窒化ガリウム基板と、窒化ガリウム基板の主面に形成された発光素子とを有する。
好ましくは、半極性面は、極性面に対して63度以上80度以下の範囲内にある角度で傾斜した面である。
好ましくは、制御部は、反射光の強度が基準値に達すると、患部の治療が終了したと判断して、第1のレーザ光源からの第1のレーザ光の出力を停止させる。
好ましくは、患部は、眼底である。
本発明の他の局面において、第1のレーザ光源と、第2のレーザ光源と、受光部と、制御部とを備えるレーザ治療装置の動作方法が提供される。レーザ治療装置の動作方法は、第1のレーザ光源から、患部の治療のための第1のレーザ光を発するステップと、第2のレーザ光源から、患部の照明のための第2のレーザ光を発するステップと、受光部により、第2のレーザ光の照射による患部の反射光を受光するステップと、制御部により、受光部で受光された反射光の強度と、所定の基準値との比較に基づいて、第1のレーザ光を発するか否かを判断するステップとを備える。
本発明のさらに他の局面において、治療方法が提供される。治療方法は、第1のレーザ光源から、患部に照射するための第1のレーザ光を発するステップと、第2のレーザ光源から、患部を照明するための第2のレーザ光を発するステップと、受光部により、第2のレーザ光の照射による患部の反射光を受光するステップと、受光部で受光された反射光の強度が、所定の基準値に達した場合に、第1のレーザ光の患部への照射を停止するステップとを備える。
本発明によれば、レーザ光を患部に照射して治療を行なうレーザ治療装置において、レーザ光の適切な照射量を決定することができる。
本発明の一実施の形態に従うレーザ治療装置の構成を概略的に示した図である。 本発明の実施の形態に係るレーザ治療装置100を用いた網膜裂孔の治療を説明するための図である。 図2に示された患者眼1の患部1bを示した図である。 本実施の形態に係る半導体レーザの構造を概略的に示す図である。 本実施の形態に係るレーザ治療装置に適用可能な半導体レーザの構造の一例を示した図である。 屈折率導波型半導体レーザの模式的な構造図である。 本発明の実施の形態に係るレーザ治療装置100の動作方法の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るレーザ治療装置100の動作方法の他の例を説明するためのフローチャートである。 患部に治療レーザ光とモニタレーザ光とを同時に照射する場合の例を説明した、患部の模式断面図である。 患部の光凝固に伴う正反射光の強度の変化を測定するための測定系の概略を示した図である。 図10に示した測定系での実験に用いた光凝固サンプルを示した図である。 図10に示した測定系を用いて、反射率の変化を測定した結果を示した図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本発明の一実施の形態に従うレーザ治療装置の構成を概略的に示した図である。図1を参照して、本発明の一実施の形態に従うレーザ治療装置100は、患者眼1の治療のための装置である。レーザ治療装置100は、治療レーザ光源10と、モニタレーザ光源11と、受光部12と、制御部2と、光学系3と、入力部4と、出力部6とを有する。
治療レーザ光源10は、治療レーザ光を生成する。治療レーザ光は、光学系3を介して患者眼1の患部に照射される。治療レーザ光源10の種類は特に限定されるものではない。
モニタレーザ光源11は、患者眼1の内部を照明するためのモニタレーザ光を発する。モニタレーザ光は光学系3を介して患者眼1の内部に導入される。モニタレーザ光には、緑色レーザ光を用いるのが好ましい。なお、緑色とは、たとえば488nm〜577nmの波長範囲であると定義される。より好ましくは、本実施の形態では、緑色レーザ光の波長は、488nm〜577nmの波長範囲の中にある。モニタレーザ光源11の強度は治療レーザ光の強度に比べて十分に小さい。
1つの実施の形態では、治療レーザ光の光軸とモニタレーザ光の光軸とが同一である。これにより、モニタレーザ光を、治療レーザ光の照射位置を決定するためのエーミング光として利用することもできる。ただし、レーザ治療装置100は、モニタレーザ光源とは別にエーミング光源を備えてもよい。
受光部12は、患者眼1の眼底で反射したモニタレーザ光を光学系3を介して受光して、その反射光の強度を検出する。受光部12は、たとえばCCD(charge coupled device)イメージセンサあるいはCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の撮像素子である。
制御部2は、レーザ治療装置100の全体の動作を制御する。制御部2は、受光部により検出された反射光の強度を基準強度と比較する。検出された強度が基準強度に達していない場合、制御部2は、治療がまだ終わっていないと判断する。検出された強度が基準強度に達した場合、制御部2は、治療が終了したと判断する。「検出された強度が基準強度に達する」とは、検出された強度が増加して基準強度に達する場合、検出された強度が減少して基準強度に達する場合のいずれであってもよい。
1つの実施形態では、患者眼1の眼底での散乱反射光を受光部12が受光するようにレーザ治療装置100が構成される。この構成では、患部の光凝固が進むにつれて反射率が上昇する。つまり、散乱反射光の強度が増加する。散乱反射光の強度が増加して、ある基準強度に達した場合に、治療が終了したと判断される。一方、患者眼1の眼底での正反射光を観察するようにレーザ治療装置100を構成することもできる。この構成によれば、患部の光凝固が進むにつれて反射率が上昇する場合と、反射率が低下する場合との両方が考えられる。反射率が上昇する場合には、上記のように、反射光の強度が増加してある基準強度に達したときに治療が終了したと判断される。一方、反射率が低下する場合には、反射光の強度が低下してある基準強度に達したときに治療が終了したと判断される。
入力部4は、操作者による各種の入力を受け付ける。たとえば入力部4は、操作者による各種の操作(治療レーザ光の照射、モニタレーザ光の照射など)を受け付ける。出力部6は、たとえば、入力部4に入力された情報あるいは指示、治療中あるいは治療を示す情報などを出力する。出力部6は、たとえば表示装置を含む。出力部6は、表示装置に加えて、あるいは表示装置に代えて、プリンタを含んでいてもよい。
図1に示された構成では、入力部4と出力部6とが独立に示されている。しかし、これらが一体化されていてもよい。たとえばタッチパネルディスプレイのような、入力部と表示部との機能を兼ね備えた装置をレーザ治療装置100に適用することができる。制御部2と入力部4と出力部6とが一体化されていてもよい。
本発明の実施の形態に係るレーザ治療装置100は、レーザ光凝固治療に用いられる。レーザ光凝固治療は、たとえば糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症および網膜裂孔の治療に適用される。以下では、代表的に網膜裂孔の治療について説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係るレーザ治療装置100を用いた網膜裂孔の治療を説明するための図である。図2を参照して、網膜裂孔とは、網膜1aに穴あるいは裂け目ができる症状である。図2に示された患部1bは、網膜裂孔が生じている網膜1aの部分である。網膜裂孔を放置した場合、硝子体1cの液状成分が網膜1aの孔に入り込むことで網膜1aが次第にはがれる可能性がある。網膜剥離を防ぐ観点からは、網膜裂孔の段階で眼の治療を行なうことが重要である。
図2に示されるように、レーザ光凝固治療では、治療レーザ光10aが患部1bに照射される。図3は、図2に示された患者眼1の患部1bを示した図である。図2および図3を参照して、裂孔部1dの周りに治療レーザ光が照射される。これにより裂孔部1dの周囲が焼き固められる。凝固斑21は、治療レーザ光の照射痕に対応する。
この実施の形態では、治療レーザ光を患部1bに照射した後にモニタレーザ光を患部1bに照射する。モニタレーザ光は患部1bにおいて反射する。受光部12はその反射光を受ける。裂孔部1dの周囲が焼き固められるにつれて反射光の強度が変化(増加あるいは減少)する。この実施の形態では、反射光の強度に基づいて、治療レーザ光の照射量が適切か否かが判断される。
上述のように、モニタレーザ光は緑色レーザ光である。生体組織には血管が張り巡らされているため、患部および正常部分のいずれであっても、血液中の赤血球により、生体組織は赤色をしている。そのため、赤色に照明された部分は見えにくいものの、緑色に照明された部分は、好適に際立たせることができる。このことから、モニタレーザ光として緑色レーザ光を使えば、その緑色レーザ光をエーミング光としても利用することができる。一方、光散乱は光の波長が短いほど大きい。したがって反射光を捉える観点からは、モニタレーザ光の波長が短いほうが好ましい。しかしながら青色の光は網膜1aの表層で吸収されやすい。逆に、赤色のモニタレーザ光が使用される場合、レーザ光の波長が長いためにモニタレーザ光は網膜1aの深い部分まで到達する。この場合にも、光の波長が短いほど光散乱が大きいため、網膜1aの表層の散乱光の強度が減少する。これらの観点からも、モニタレーザ光として緑色のレーザ光を用いることが有効である。
この実施の形態では、モニタレーザ光源11は、緑色半導体レーザである。図4は、本実施の形態に係る半導体レーザの構造を概略的に示す図である。なお、負の指数については、結晶学上、”−”(バー)を数字の上に付けることになっているが、本明細書中では、数字の前に負の符号を付けている。
図4を参照して、モニタレーザ光源(半導体レーザ)11は、基板51と、GaN(窒化ガリウム)系半導体エピタキシャル領域55と、活性層57とを備える。
基板51は、第1のGaN系半導体からなり、例えばGaN、InGaN、AlGaN等であることができる。GaNは、二元化合物であるGaN系半導体であるので、良好な結晶品質と安定した基板主面とを提供できる。また、第1のGaN系半導体は、例えばAlN等からなることができる。
基板51のc面は、図4に示された平面Scに沿って延びている。平面Sc上には、座標系CR(c軸、a軸、m軸)が示されている。基板51の主面51aは、半極性面であり、極性面すなわちGaN結晶のc面に対して所定の角度だけ傾いた面である。この実施の形態では、基板51の主面51aは、第1のGaN系半導体のc軸に沿って延びる基準軸Cxに直交する面から該第1のGaN系半導体のm軸の方向に63度以上80度未満の範囲の傾斜角で傾斜している。傾斜角αは、基板51の主面51aの法線ベクトルVNと基準軸Cxとの成す角度によって規定される。この角度は、本実施形態では、ベクトルVC+とベクトルVNとの成す角に等しい。
GaN系半導体エピタキシャル領域55は、主面51a上に設けられている。活性層57は、少なくとも一つの半導体エピタキシャル層59を含む。半導体エピタキシャル層59は、GaN系半導体エピタキシャル領域55上に設けられている。半導体エピタキシャル層59は第2のGaN系半導体からなる。第2のGaN系半導体は構成元素としてインジウム(In)を含む。半導体エピタキシャル層59の膜厚方向は、基準軸Cxに対して傾斜している。この基準軸Cxは、第1のGaN系半導体の[0001]軸の方向、或いは[000−1]軸の方向に向いていることができる。本実施形態では、基準軸Cxは、ベクトルVC+で示される方向に向いている。この結果、ベクトルVC−は、[000−1]軸の方向に向いている。
基板51では、その主面51aは、図4に示されるような幅の狭い複数のテラスを含む表面モフォロジM1からなる。また、基板51上にはGaN系半導体エピタキシャル領域55が設けられている。GaN系半導体エピタキシャル領域55の結晶軸は、基板51の結晶軸を引き継いでいる。これ故に、GaN系半導体エピタキシャル領域55の主面55aも、基準軸Cxに直交する面からm軸の方向に63度以上80度未満の範囲の角度で傾斜している。したがって、GaN系半導体エピタキシャル領域55の主面55aも、幅の狭い複数のテラスを含む表面モフォロジM2を有する。これらのテラスの配列はマイクロステップを構成する。上記の角度範囲のテラスの幅が狭いので、複数のテラスにわたってIn組成の不均一は生じにくい。故に、In偏析による発光特性の低下が抑制される。
1つの実施形態では、GaN系半導体エピタキシャル領域55は、Ax軸の方向(Z方向)に配列されたn型クラッド層41及び光ガイド層43aを含んでいる。n型クラッド層41は、例えばAlGaNまたはGaNからなることができる。また光ガイド層43aは、例えばアンドープInGaNからなることができる。n型クラッド層41及び光ガイド層43aが、基板51の主面51aにエピタキシャル成長されるので、n型クラッド層41の主面41a及び光ガイド層43aの主面43c(本実施形態では、主面55aと等価)も、それぞれ、テラス構造を有する表面モフォロジを有する。上記の表面モフォロジは、c軸の傾斜方向に配列された複数のマイクロステップを有しており、これらのマイクロステップは、傾斜方向に交差する方向に延びている。マイクロステップの主要な構成面は、少なくともm面、(20−21)面及び(10−11)面等を含む。上記の構成面及びステップ端においては、Inの取り込みが良好である。
GaN系半導体領域56は、Z方向に配列された光ガイド層43bと、電子ブロック層45と、クラッド層47と、コンタクト層49とを含む。光ガイド層43bは、例えばアンドープInGaNからなることができる。電子ブロック層45は、例えばAlGaNからなることができる。クラッド層47は、例えばp型AlGaNまたはp型GaNからなることができる。コンタクト層49は、例えばp型GaNまたはp型AlGaNからなることができる。
モニタレーザ光源(半導体レーザ)11は、コンタクト層49上に設けられた第1の電極61(例えば、アノード)を含むことができる。第1の電極61は、コンタクト層49を覆う絶縁膜63のストライプ窓を介してコンタクト層49に接続される。第1の電極61としては、例えばNi/Auが用いられる。モニタレーザ光源(半導体レーザ)11は、基板51の裏面51b上に設けられた第2の電極65(例えば、カソード)を含むことができる。第2の電極65は、例えばTi/Alから成る。
活性層57は、電極61、65の両端に印加された外部電圧に応答して光L1を生成する。本実施形態では、半導体レーザは端面発光素子である。この活性層57において、ピエゾ電界のZ成分(所定の軸Axの方向に関する成分)は、GaN系半導体領域56からGaN系半導体エピタキシャル領域55へ向かう方向と逆向きである。この半導体レーザによれば、ピエゾ電界のZ成分が、電極61、65の両端に印加された外部電圧による電界の方向と逆向きであるので、発光波長のシフトが低減される。
図4には、オフ角AOFFが示されている。このオフ角AOFFはXZ面内における角度である。基板51におけるa軸方向のオフ角AOFFは有限の値であることが好ましい。a軸方向のオフ角AOFFは、エピタキシャル領域の表面モフォロジを良好にする。オフ角AOFFの範囲が、例えば−3度以上+3度以下の範囲にあることができ、具体的には、オフ角AOFFの範囲は、例えば−3度以上−0.1度以下及び+0.1度以上+3度以下の範囲にあることが好ましい。オフ角AOFFの範囲が例えば−0.4度以上−0.1度以下及び+0.1度以上+0.4度以下の範囲にあるとき、表面モフォロジがさらに良好になる。
活性層57は600nm以下である発光波長を生成するように設けられていることが好ましい。63度以上80度未満の範囲の傾斜角は、480nm以上で600nm以下の発光波長の範囲において有効である。このぐらいの波長になってくると、だいぶ井戸層のIn組成が大きくなり、c面やm面及び(10−11)面等のIn偏析の大きな面では、発光強度が大きく低下する。一方、この角度範囲では、In偏析が小さいため、480nm以上の長波長領域でも発光強度の低下が小さい。また、井戸層の厚さの範囲は、例えば0.5nm〜10nmであることができる。InGa1−XN井戸層のIn組成Xの範囲は、例えば0.01〜0.50であることができる。
活性層57は、量子井戸構造31を有することができる。この量子井戸構造31は、所定の軸Axの方向に交互に配置された井戸層33及び障壁層35を含む。この実施の形態では、井戸層33は半導体エピタキシャル層59からなる。井戸層33は例えばInGaN、InAlGaN等からなる。また、障壁層35はGaN系半導体からなる。GaN系半導体は、例えばGaN、InGaN、AlGaN等からなることができる。GaN系半導体エピタキシャル領域55と、活性層57と、GaN系半導体領域56とは、所定の軸Axの方向に配列される。基準軸Cxの方向は所定の軸Axの方向と異なる。
図5は、本実施の形態に係るレーザ治療装置に適用可能な半導体レーザの構造の一例を示した図である。図5を参照して、半導体レーザ11Aは、(20−21)面を有するGaN基板120と、エピタキシャル成長によってGaN基板120の主面((20−21)面)上に形成される半導体発光素子とを有する。この半導体発光素子は、以下の層を含む。
n型バッファ層121a:SiドープGaN、成長温度1050℃、厚さ1.5μm;
n型クラッド層121b:SiドープAlGaN、成長温度1050℃、厚さ500nm、Al組成0.04;
光ガイド層122a:アンドープGaN、成長温度840℃、厚さ50nm;
光ガイド層122b:アンドープInGaN、成長温度840℃、厚さ65nm、In組成0.03;
活性層123;
障壁層123a:アンドープGaN、成長温度870℃、厚さ15nm;
井戸層123b:アンドープInGaN、成長温度750℃、厚さ3nm、In組成0.22;
光ガイド層124b:アンドープInGaN、成長温度840℃、厚さ65nm、In組成0.03;
光ガイド層124a:アンドープGaN、成長温度840℃、厚さ50nm;
電子ブロック層125:MgドープAlGaN、成長温度1000℃、厚さ20nm、Al組成0.12;
p型クラッド層126:MgドープAlGaN、成長温度1000℃、厚さ400nm、Al組成0.06;
p型コンタクト層127:MgドープGaN、成長温度1000℃、厚さ50nm。
p型コンタクト層127上に、シリコン酸化膜といった絶縁膜128が堆積される。絶縁膜128にはストライプ窓が形成される。p−電極(Ni/Au)129aは、このストライプ窓を介してp型コンタクト層127に接触する。GaN基板120の裏面には、n−電極(Ni/Al)129bが形成されるとともにパッド電極(Ti/Au)が蒸着される。
これらの工程によって作製された基板生産物は、たとえば800μm間隔でa面でへき開される。共振器のためのa面へき開面にSiO/TiO多層膜からなる反射膜が形成される。これにより利得導波型レーザダイオードが作製される。たとえば前端面の反射率は80%であり、後端面の反射率は95%である。
上述の構成を有する半導体レーザすなわちレーザダイオードの発振波長は、たとえば520nmである。ただし、井戸層123bにおけるInとGaとの組成比を変えることにより半導体レーザの発振波長を調整することができる。たとえば、レーザダイオードのしきい値電流は20kA/cmであり、動作電圧(電流値:1600mA)は7.2ボルトである。
なお、図5に示された利得導波型半導体レーザに限定されず、屈折率導波型半導体レーザも本実施の形態に適用することができる。図6は、屈折率導波型半導体レーザの模式的な構造図である。図6を参照して、半導体レーザ11Bは、(20−21)面を有するGaN基板130と、n型クラッド層131と、障壁層および井戸層を含む活性層133と、リッジ導波路状に形成されたp型クラッド層136と、p型コンタクト層137と、絶縁膜138と、p−電極139aと、n−電極139bとを備える。
図7は、本発明の実施の形態に係るレーザ治療装置100の動作方法の一例を説明するためのフローチャートである。各ステップでの処理は制御部2によって制御される。レーザ治療装置100の動作とは、レーザ治療装置100を用いた治療と同義である。
図7を参照して、ステップS1において、治療レーザ光の照射位置が調整される。たとえばモニタレーザ光をエーミング光としても用いる場合、レーザ治療装置100は、モニタレーザ光の光軸の方向を調整する。これにより治療レーザ光の光軸が患部1bに向けられる。ステップS2において、治療レーザ光源10は、治療レーザ光を患部1bに照射する。操作者の操作によって治療レーザ光源10から治療レーザ光が発せられる。
ステップS3において、操作者の操作によって、モニタレーザ光源11は、モニタレーザ光を患者眼1の患部1bに照射する。ステップS4において受光部12は、患部1bからの反射光を受光する。受光部12は、受光した反射光の強度を示す信号を制御部2に出力する。
ステップS5において、制御部2は、反射光の強度を基準強度(所定の基準値)と比較する。基準強度は、固定されていてもよく、可変であってもよい。基準強度が可変である場合、たとえば操作者が基準強度を決定することができる。
ステップS6において、制御部2は、反射光の強度が基準強度に達したか否かを判断する。反射光の強度が基準強度に達した場合(ステップS6においてYES)、処理はステップS7に進む。ステップS7において、制御部2は治療が終了したと判断する。この場合、制御部2は治療が終了したことを示す情報(たとえばメッセージなど)を出力部6に出力してもよい。あるいは制御部2は、治療レーザ光が発せられないように操作者の操作を禁止してもよい。
一方、反射光の強度が基準強度に達していない場合(ステップS6においてNO)、処理はステップS8に進む。ステップS8において、制御部2は治療が終了していないと判断する。この場合には、処理はステップS1に戻される。なお、ステップS6,S7,S8の判断は、操作者によって実行されてもよい。
図7に示された動作方法では、治療レーザ光が患部に照射された後にモニタレーザ光が照射される。すなわち、モニタレーザ光は、治療レーザ光と同時には照射されない。しかしながら、本発明の実施の形態に係るレーザ治療装置100の動作方法は、このように限定されるものではない。
図8は、本発明の実施の形態に係るレーザ治療装置100の動作方法の他の例を説明するためのフローチャートである。図7および図8を参照して、ステップS2,S3の処理に代えてステップS2Aの処理が実行される。ステップS2Aにおいて、モニタレーザ光が治療レーザ光と同時に患部に照射される。このように治療レーザ光を照射しながら、同時にモニタレーザ光の反射光によって、患部の凝固の度合いをモニタリングすることも可能である。なお、図8に示された他のステップの処理は、図7に示された、対応するステップの処理と同じであるので以後の説明は繰り返さない。
治療レーザ光とモニタレーザ光とを同時に照射する場合、治療レーザ光の光軸とモニタレーザ光の光軸とは同一であってもよく、互いにずれていてもよい。両方のレーザ光の光軸を同一にする場合には、たとえば治療レーザ光とモニタレーザ光とで波長を異ならせる。さらに、受光部12がモニタレーザ光のみを受光するようにレーザ治療装置100が構成される。たとえば受光部12で分光してモニタレーザ光のみを受光してもよいし、受光部12の手前に、モニタレーザ光を選択的に透過させる波長フィルターが設けられていてもよい。
図9は、患部に治療レーザ光とモニタレーザ光とを同時に照射する場合の例を説明した、患部の模式断面図である。治療レーザ光の光軸とモニタレーザ光の光軸とが互いにずれている場合には、たとえば図9に示されるように治療レーザ光とモニタレーザ光とを照射してもよい。患部の断面を説明するために、図9では、網膜1aおよび脈絡膜1eの断面が模式的に示されている。治療レーザ光が患部に照射されることで凝固部1fが網膜1aの内部に形成される。同時に、凝固部1fでのモニタレーザ光の正反射光によって、患部の凝固の度合いがモニタリングされる。
図9に示された構成の場合、凝固部1fでのモニタレーザ光の散乱によって、反射率が低下する場合がある。つまり、患部の光凝固が進むにつれて正反射光の強度が減少する場合がある。この場合には、正反射光の強度が減少して、ある基準強度に達した場合に、治療が終了したと判断することができる。
図10は、患部の光凝固に伴う正反射光の強度の変化を測定するための測定系の概略を示した図である。図10を参照して、測定系は、半導体レーザ210と、レンズ系220と、ハーフミラー230と、対物レンズ240と、光路切替用ミラー250と、CCD260と、レンズ270とパワーメータ280とを備える。半導体レーザ210からのレーザ光は、レンズ系220を通り、ハーフミラー230によって対物レンズ240へと導かれる。対物レンズ240から出たレーザ光は、試料台310に載置された試料300に照射される。試料300からの正反射光は、対物レンズ240およびハーフミラー230を通り、光路切替用ミラー250によってCCD260、あるいはパワーメータ280へと送られる。図10に示された構成では、ハーフミラー230と試料300との間では、半導体レーザ210からのレーザ光の光軸と、試料300からの反射光の光軸とが同じとなっている。すなわち、試料300からの正反射光がCCD260あるいはパワーモニタ280で受光される。
実験では、半導体レーザ210に、発振波長530nm(緑色)の半導体レーザと、発振波長658nm(赤色)の半導体レーザとを用いた。また試料300には、人の網膜を模擬した試料として、人の網膜および脈絡膜に吸収係数が近い鳥レバーを使用した。
図11は、図10に示した測定系での実験に用いた光凝固サンプルを示した図である。図11を参照して、発振波長532nmのCWレーザ光源からのレーザ光を用いた。照射時間を30秒から120秒までの間で30秒ずつ変化させながら、試料にレーザ光を照射した。CWレーザ光源の出力は試料照射部で70mWになるように調整され、試料に照射されたレーザ光のビーム径(エネルギーが1/e2になる部分)は2.5mmであり、レーザ光のパワー密度は1.43W/cm2であった。
図12は、図10に示した測定系を用いて、反射率の変化を測定した結果を示した図である。図12を参照して、発振波長530nm(緑色)の半導体レーザを用いた場合には、120秒間レーザ光を照射した後の反射率が、元の反射率(照射時間0秒)に対して0.014低下した。一方、発振波長658nm(赤色)の半導体レーザを用いた場合には、120秒間レーザ光を照射した後の反射率は、元の反射率(照射時間0秒)に対して0.005低下した。図12は、患部の光凝固が進むにつれて正反射光の強度が低下する場合があることを示している。さらに図12は、赤色レーザ光を試料に照射した場合に比べて、緑色レーザ光を試料に照射した場合のほうが反射率の低下量が大きくなることを示している。このことは、レーザ光の波長が短いほど光散乱が大きくなり、網膜の光凝固部からの正反射光の強度が減少するということを示している。
以上のように、この実施の形態によれば、モニタレーザ光の反射光強度に基づいて、治療を終了するかどうかが判断される。反射光強度は、患部が焼き固められるにつれて増大する。基準強度を適切に設定することによって、患部1bの近傍の浅く小さい領域だけ治療することができる。したがってこの実施の形態によれば、適切なレーザ照射量で患部を治療することができる。
なお、この実施の形態は、凝固斑の目視による判断を排除するものではない。ステップS7の処理の後に続けて、凝固斑の目視による、治療終了の判断が行なわれてもよい。
さらに、この実施の形態によれば、緑色レーザ光源がモニタレーザ光源として用いられる。これにより、緑色レーザ光をエーミング光としても利用できる上に、散乱光の強度が大きく感度が高いという点で有利である。
さらに、モニタレーザ光源(すなわち緑色レーザ光源)として半導体レーザを用いる。半導体レーザは、GaNの単結晶上にエピタキシャル成長することで作製した半導体素子を含む。半導体レーザから緑色のレーザ光が発せられることにより、波長変換素子を利用しなくても緑色のレーザ光が生成できる。これにより治療装置のコストの増加を防ぐことができる。
なお、この実施の形態では、患部の一例として患者眼の眼底を例示した。しかし、治療レーザ光を患部に繰り返し照射することによって、その患部におけるモニタレーザ光の反射光強度が増大するという場面において、本発明に係るレーザ治療装置を利用することができる。したがって本発明に係るレーザ治療装置は、特定の患部(たとえば患者眼の眼底)の治療に限定されず、さまざまな患部の治療に適用可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 患者眼、1a 網膜、1b 患部、1c 硝子体、1d 裂孔部、1e 脈絡膜、1f 凝固部、2 制御部、3 光学系、4 入力部、6 出力部、10 治療レーザ光源、10a 治療レーザ光、11 モニタレーザ光源、11A,11B 半導体レーザ、12 受光部、21 凝固斑、31 量子井戸構造、33,123b 井戸層、35,123a 障壁層、41,121b,131 n型クラッド層、41a,43c,51a,55a 主面、43a,43b,122a,122b,124a,124b 光ガイド層、45,125 電子ブロック層、47 クラッド層、49 コンタクト層、51,120,130 基板、51b 裏面、55 GaN系半導体エピタキシャル領域、56 GaN系半導体領域、57,123,133 活性層、59 半導体エピタキシャル層、61 第1の電極、63,128,138 絶縁膜、65 第2の電極、100 レーザ治療装置、121a n型バッファ層、126,136 p型クラッド層、127,137 p型コンタクト層、210 半導体レーザ、220 レンズ系、230 ハーフミラー、240 対物レンズ、250 光路切替用ミラー、260 CCD、270 レンズ、280 パワーメータ、300 試料、310 試料台。

Claims (8)

  1. 患部の治療のための第1のレーザ光を発する第1のレーザ光源と、
    前記患部の照明のための第2のレーザ光を発する第2のレーザ光源と、
    前記第2のレーザ光の照射による前記患部の反射光を受光する受光部と、
    前記受光部で受光された前記反射光の強度と、所定の基準値との比較に基づいて、前記第1のレーザ光源を制御する制御部とを備える、レーザ治療装置。
  2. 前記第2のレーザ光源は、緑色の波長領域内の発振波長を有する半導体レーザを含む、請求項1に記載のレーザ治療装置。
  3. 前記半導体レーザは、
    半極性面を主面として有する窒化ガリウム基板と、
    前記窒化ガリウム基板の前記主面に形成された発光素子とを有する、請求項2に記載のレーザ治療装置。
  4. 前記半極性面は、極性面に対して63度以上80度以下の範囲内にある角度で傾斜した面である、請求項3に記載のレーザ治療装置。
  5. 前記制御部は、前記反射光の強度が前記基準値に達すると、前記患部の治療が終了したと判断して、前記第1のレーザ光源からの前記第1のレーザ光の出力を停止させる、請求項1〜4のいずれか1項に記載のレーザ治療装置。
  6. 前記患部は、眼底である、請求項1〜5のいずれか1項に記載のレーザ治療装置。
  7. 第1のレーザ光源と、第2のレーザ光源と、受光部と、制御部とを備えるレーザ治療装置の動作方法であって、
    前記第1のレーザ光源から、患部の治療のための第1のレーザ光を発するステップと、
    前記第2のレーザ光源から、前記患部の照明のための第2のレーザ光を発するステップと、
    前記受光部により、前記第2のレーザ光の照射による前記患部の反射光を受光するステップと、
    前記制御部により、前記受光部で受光された前記反射光の強度と、所定の基準値との比較に基づいて、前記第1のレーザ光を発するか否かを判断するステップとを備える、レーザ治療装置の動作方法。
  8. 第1のレーザ光源から、患部に照射するための第1のレーザ光を発するステップと、
    第2のレーザ光源から、前記患部を照明するための第2のレーザ光を発するステップと、
    受光部により、前記第2のレーザ光の照射による前記患部の反射光を受光するステップと、
    前記受光部で受光された前記反射光の強度が、所定の基準値に達した場合に、第1のレーザ光の前記患部への照射を停止するステップとを備える、治療方法。
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