JP2014007173A - 端子棒 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータ側からのアルミニウム線と電源に接続するためのアルミニウム製端子の接続において、接点の酸化によって生じる電気抵抗増大の不具合を回避できる端子棒を提供する。
【解決手段】一端と他端との間に設けられたフランジ部15bと、前記他端に設けられた圧着部15eと、フランジ部15bの圧着部15eとは反対側に設けられた軸部15aと、軸部15aのフランジ部15bとは反対側に設けられたねじ部15fとを備え、圧着部15eの端面に当該圧着部15eに囲まれるように凹部15dが形成されてなり、圧着部15eが純アルミニウムからなり、フランジ部15bと軸部15aとねじ部15fとが純アルミニウムより引っ張り強度が大きいアルミ合金からなる。
【選択図】図13

Description

本発明は、アンモニアガスを圧縮媒体とするスクリュ圧縮機本体を駆動するモータの巻線のアルミニウム線を圧着するのに好適な端子棒に関する。
オゾン層破壊及び地球温暖化を防止する観点から、HCFC冷媒やHFC冷媒のような人工的に作り出された冷媒ではなく、自然界に元々存在する物質で冷媒としての性質を備える自然冷媒が見直されている。この自然冷媒としては、オゾン破壊係数が零で、温暖化係数も低く、自然界に大量に存在するアンモニアがあるが、アンモニア冷媒は、銅に対する腐食性、毒性、可燃性を有している。
そのため、アンモニアを冷媒とする冷凍装置にスクリュ圧縮機を採用するには、アンモニア対策が必要となる。従来、この対策として、モータの巻線を銅からアルミニウムに変更したアンモニア用スクリュ圧縮機が知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
アンモニアを圧縮するスクリュ圧縮機の立ち上げにおいては、モータの内部を含めてスクリュ圧縮機が介設された循環流路の全ての空気を抜いた後、その循環流路にアンモニアガスを満たすようにされている。しかしながら、モータの内部の循環流路から空気を完全に除去することは困難であり、空気の一部は循環流路のアンモニアガスの中に残留する。また、スクリュ圧縮機が運転される際に、その運転の状態によっては、そのスクリュ圧縮機の吸込側は負圧(真空状態等)になるため、その吸込側のフランジ部等から外部の空気が侵入する場合がある。
一方、このようなアンモニアを圧縮するために用いられる圧縮機のモータなどには、複数本のアルミニウム素線をその端面から一定長さ撚り合わせてなる芯線や単一のアルミニウム素線からなる芯線が、複数、使用されている。その芯線を圧縮機の端子と接続するために、特許文献3には、アルミニウムからなる棒状の通電用端子の本体に軸方向に延びる嵌合穴を穿設し、その外周部分の一部に嵌合穴と連通する切り欠き部を形成して、芯線を嵌合穴に挿入し、切り欠き部上から加熱することにより少なくとも切り欠き部の端縁を溶融させ、芯線と本体とを溶接により固着して接続する方法が開示されている。
しかしながら、この方法ではアルミニウム素線と端子本体との結合が、端子本体の切り欠き部と径方向に反対側の内周部分で不十分となるために導電性が乏しくなる。また、両者が接触している部分では電気抵抗が大きくなり、発熱量を増加させる結果、モータの焼損を引き起こすことにもなりかねない。
特許文献4には、接続用端子の電線接続部に設けた電線挿入孔に電線の芯線部を挿入し、電線接続部を全周加締め手段により全周にわたって均一に径方向に加締めて電線と接続用端子とを接続する方法が開示されている。
この方法で接続されたアルミニウム線とアルミニウム製接続端子との接触部分では、上述のモータの内部に残留した空気や、吸込側から侵入した外部の空気に含まれる酸素に起因して経時的に酸化被膜が形成され、その接触部分における電気抵抗が増大する不具合が生じる場合がある。
特開2005−171943号公報 特許3357607号公報 特開平9−180770号公報 特開2003−36898号公報
前記問題点に鑑みて、本発明は、モータ側からのアルミニウム線と電源に接続するためのアルミニウム製端子の接続において、接点の酸化によって生じる電気抵抗増大の不具合を回避できる端子棒を提供することを課題とする。
前記課題を解決する手段として、本発明の端子棒は、一端と他端との間に設けられたフランジ部と、前記他端に設けられた圧着部と、前記フランジ部の前記圧着部とは反対側に設けられた軸部と、前記軸部の前記フランジ部とは反対側に設けられたねじ部とを備え、前記圧着部の端面に当該圧着部に囲まれるように凹部が形成されてなり、前記圧着部が純アルミニウムからなり、前記フランジ部と前記軸部と前記ねじ部とが純アルミニウムより引っ張り強度が大きいアルミ合金からなるようにした。
この構成によれば、圧着するアルミニウム線が純アルミニウムからなる場合、端子棒の圧着部とアルミニウム線が同材質で馴染みやすく、線膨張係数も同一であることから、端子棒の周囲の温度の上昇が発生しても、その温度の上昇によって端子棒とアルミニウム線との圧着が緩むことを回避できる。また、フランジ部、軸部、ねじ部については引っ張り強度が純アルミニウムより大きいアルミ合金からなっているので、端子台に強固にナット等によって締結することができる。
前記圧着部の純アルミニウムと前記フランジ部のアルミ合金とは、これら異なるアルミニウムの素材の界面において接合されていることが好ましい。
前記圧着部の外周面と前記凹部とを連通する連通部が設けられていることが好ましい。
前記圧着部に、純アルミニウムからなるアルミニウム線が圧着されることが好ましい。
前記圧着部と前記アルミニウム線との間に気体の透過を遮断する遮断材が充填されていることが好ましい。
前記アルミニウム線は複数のアルミニウム素線からなる少なくとも1本、または、複数本からなり、前記アルミニウム素線の外面に遮断材が塗布されていることが好ましい。
本発明に係る端子棒によれば、圧着するアルミニウム線が純アルミニウムからなる場合、端子棒の圧着部とアルミニウム線が同材質で馴染みやすく、線膨張係数も同一であることから、端子棒の周囲の温度の上昇が発生しても、その温度の上昇によって端子棒とアルミニウム線との圧着が緩むことを回避できる。したがって、遮断材を介在させた状態で圧着することで更に、アルミニウム線とアルミニウム製接続端子との接触部分で、モータの内部に残留した空気や、吸込側から侵入した外部の空気に含まれる酸素に起因して経時的に酸化被膜が形成されることにより、その接触部分における電気抵抗が増大する不具合が生じることを回避できる。また、フランジ部、軸部、ねじ部については引っ張り強度が純アルミニウムより大きいアルミ合金からなっているので、端子台に強固にナット等によって締結することができる。
参考例1のアルミニウム線の端子圧着方法を採用して構成されたスクリュ圧縮機の断面図。 参考例1のアルミニウム線の端子圧着方法により組み付けられた端子棒とモータの端子台の拡大図。 図3(a)ないし図3(c)は、参考例1のアルミニウム線の端子圧着方法により組み付けられるアルミニウム線と端子棒との関係を示す図。 図2のIV−IV線断面図。 図1のスクリュ圧縮機の端子台の取り付け手順を示す部分断面図。 図6(a)はアルミニウム線が圧着部での圧着により結合された端子棒の一部を示す図、図6(b)は外周が正六角形にカシメられた圧着部の断面図。 図1のスクリュ圧縮機の端子台の取り付け手順を示す部分断面図。 図1のスクリュ圧縮機の端子台の取り付け手順を示す部分断面図。 図1のスクリュ圧縮機の端子台の取り付け手順を示す部分断面図。 参考例2のアルミニウム線の端子圧着方法により組み付けられたアルミニウム線と端子棒の断面を示す図。 アルミニウム線と端子棒の接続状態の調査結果を示す図。 図12(a)はスクリュ圧縮機のモータの端子台と端子棒の間のシール部を示す部分断面図、図12(b)はスクリュ圧縮機のモータの端子台と端子棒の間のシール部を示す部分断面図。 本発明の端子棒とモータの端子台の拡大図。
以下、参考例1を図面に従って説明する。
図1に、参考例1のアルミニウム線の端子圧着方法を採用して構成されたスクリュ圧縮機1を示す。スクリュ圧縮機1は、互いに咬合するスクリュロータ(雄ロータ2および雌ロータ3)を収容するロータ室4を形成するロータケーシング5と、モータ固定子6および雄ロータ2と軸を共有するモータ回転子7を収容するモータ室8を形成するモータケーシング9とが一体に接続されている。図1において、ロータケーシング5とモータケーシング9の接続部分に対して紙面右側部分がモータ10である。
スクリュロータ2,3は、モータ回転子7の回転力によって回転させられ、吸込流路11aから冷媒(アンモニアガス)を吸い込んで圧縮し、吐出流路11bから圧縮した冷媒を吐出するようになっている。
モータケーシング9のロータ室4と反対側の端面には、開口部9aが設けられている。モータケーシング9の開口部9aの周縁には、スペーサ12を介して端子台13を取り付けるためのねじ孔9bが設けられている。
スペーサ12は円筒形状を有し、その壁には後述する取付ボルト19が挿通されるボルト孔12aが軸方向に形成されている。スペーサ12は、端子台13とともにモータ室8から連続する空間を閉塞している。スペーサ12には、モータケーシング9との当接面および端子台13との当接面に、それぞれ、Oリング21が配設されており、モータケーシング9の開口部9aを気密に封止する。スクリュ圧縮機1は、ロータ室4からモータ室8に冷媒が流入するが、モータ室8が密封されているので外部には冷媒が漏出しない密閉構造となっている。
端子台13には、スペーサ12のボルト孔12aに対応する位置に挿通孔13aが設けられている。図2に示すように、端子台13は、モータケーシング9の内部と接する面に端子棒(アルミニウム製端子)15のフランジ部15bと嵌合する窪み13bと、窪み13bからモータケーシング9の外部に向かう方向に縮径したシール部13cと、シール部13cとモータケーシング9の外部とを貫通させ、後述する端子棒15の軸部15aを収容できる大きさの貫通部13dとを備えている。端子台13は、ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂からなっている。PPS樹脂は、モータケーシング9の内部のガス(アンモニアガス)に対する耐食性及びモータケーシング9の内部の圧力に対する耐圧性を備えている。参考例1において、モータケーシング9はその内部の圧力が、約2MPa程度に昇圧しても耐え得るように設計されている。なお、通常の運転時のモータケーシング9の内部の圧力は0.1〜0.4MPa程度、停止時のそれは0.1〜0.8MPa程度であり、いずれの場合も大気圧力より高くなる。端子台13は、モータ側からのアルミニウム線14をそれぞれ接続する複数の端子棒15を固定するようになっている。なお、後述の圧着の手順によって、個々の端子棒15に固定されるアルミニウム線14は、図3(a)に示すように、複数のアルミニウム素線を撚り合わせや、被覆等して予めひとまとめにされたものでも、あるいは、図3(b)に示すように、複数のアルミニウム線をこの端子棒15において、1つにまとめて固定されるものでも、いずれでも良い。更に、図3(c)に示すように、複数のアルミニウム素線を予めひとまとめにしたアルミニウム線を複数準備し、それを単一の端子棒15に圧着するように構成しても良い。
端子棒15は、その端子棒15の一端と他端の間に設けられたフランジ部15bと、前記他端に設けられた圧着部15eと、フランジ部15bの圧着部15eとは反対側に設けられた軸部15aと、軸部15aのフランジ部15bとは反対側に設けられたねじ部15fとを備えている。端子棒15の前記他端側の端面15cには、圧着部15eに囲まれるように形成された凹部15dが設けられている。凹部15dの奥には、凹部15dの加工時にドリルの先端によって形成される円錐状の隙間部15jを有する。圧着部15eの外周面15gの凹部15dの奥に対応する位置と凹部15dとを連通する連通部15hが設けられている。端子棒15はアルミニウムを含有している。すなわち、端子棒15は、純アルミニウム又はアルミ合金(例えば、A5056などの5000系、A6061などの6000系のアルミ合金)からなっている。したがって、端子棒15は、銅に対して腐食性を有するアンモニアガスと接触しても腐食しにくいようになっている。端子棒15は、フランジ部15bが端子台13の窪み13bと嵌合した状態で、モータケーシング9の外部に露出したねじ部15fに複数のナット17a,17bの螺合により端子台13に固定されている。参考例1において、ナット17a,17bはいわゆるダブルナットである。ナット17bと該ナット17bに隣接してねじ部15fに螺合されるナット17cとの間には、電源から電力を供給する配線の接続端子18を挟み込んで固定されている。
端子棒15の凹部15dには、一方がモータケーシング9の内部のモータ固定子6に接続された(または、モータ固定子6の巻線の端部である)複数のアルミニウム素線14cからなるアルミニウム線14の他方(先端部14b)が挿入され、アルミニウム線14と圧着部15eの内周面15mとの間、および、複数のアルミニウム素線14c,14c間に遮断材25が介在した状態で、圧着部15eに固着されている。遮断材25は気体の透過を遮断するものであり、油を主成分とする基質に導電性の粉体を含有させている。ここでの油は鉱物油であり、導電性の粉体はアルミニウムの粉体である。参考例1において、アルミニウム線14は、16本のアルミニウム素線14cからなり、図4に例示するように凹部15dに挿入されている。アルミニウム線14は、純アルミニウム(1000系アルミニウム)からなっている。したがって、アルミニウム線14は、銅に対して腐食性を有するアンモニアガスと接触しても腐食しにくいようになっている。なお、アルミニウム線14は、損傷や腐食をより確実に防止できるフッ素樹脂製の被覆14aを備えているが、凹部15dに挿入される先端部14bにおいては、その被覆は剥離されている。
端子棒15のフランジ部15bが端子台13の窪み13bと嵌合した状態において、端子台13のシール部13cに位置するように、シール部材16がフランジ部15bの圧着部15eと反対側の端子棒15の軸部15aに挿入され取り付けられている。参考例1において、シール部材16はリング状の弾性部材である。シール部材16は、端子棒15の軸部15aと、フランジ部15bとで押し付けられて弾性変形してモータケーシング9の内部と外部との連通を遮断するようになっている。
端子棒15の外部に露出した接続端子18を含む部分は、スペーサ12とともに端子台13をモータケーシング9に取り付ける取付ボルト19に共締めされた蓋22を備える外箱20により覆われている。
続いて、図5から図9に、アルミニウム線14と端子棒15の圧着の手順と、スクリュ圧縮機1の端子台13の取り付け手順を示す。先ず、図5に示すように、モータ固定子6に接続されているアルミニウム線14の先端部14bを、モータケーシング9の開口部9aから引き出す。そして、アルミニウム線14の先端部14bの被覆を、端子棒15の圧着部15eの凹部15dに対応する長さだけ剥離する。次に、端子棒15の圧着部15eの凹部15dに遮断材25を充填する。その後、アルミニウム線14を端子棒15の圧着部15eの凹部15dに端面15c側から奥まで挿入する。そして、図6(a)に示すように、アルミニウム線14を圧着部15eの凹部15dに挿入した状態で圧着部15eの連通部15hを除く外周面15gに全周にわたって、図示しないカシメ用の治具を用いて、均等に圧力を加え、アルミニウム線14に圧着部15eを固着させる。カシメ用の治具は、内部の断面形状が円形のものでなくても、例えば、対向する一対の成型金型であって、内部の断面形状が正六角形の形状のものであってもよい。図6(b)には、前記内部の断面形状が正六角形の治具によりカシメられた圧着部15eの内部が図示されている。
なお、アルミニウム線14の先端部14bが挿入された端子棒15の圧着部15eの外周面15gへの加圧に際して、下記数式で定義される圧縮率αが8〜21%程度となるように加圧されることが好ましい。
Figure 2014007173
:圧着前の状態におけるアルミニウム製端子の圧着部の外径
:圧着前の状態におけるアルミニウム製端子の圧着部の内径
d:アルミニウム素線の直径
n:アルミニウム素線の本数
上記圧縮率αが、8〜21%程度となるように、アルミニウム線14の先端部14bが挿入された端子棒15の圧着部15eの外周面15gを加圧することにより、圧着の際、過剰な加圧によってアルミニウム線14の断線や端子棒15の圧着部15eの亀裂が生じるのを回避できる。また、加圧不足によってアルミニウム線14と端子棒15との圧着の緩み(リラクゼーション)や接触の偏りが生じるのを回避できる。したがって、アルミニウム線14と端子棒15の間の接続不良や電気抵抗増大等の不具合が生じるのを回避できる。
また、複数のアルミニウム素線14cからなる少なくとも1本、または、複数本のアルミニウム線14と端子棒15との間、および、複数のアルミニウム素線14c,14c間に遮断材25が介在されるようにアルミニウム線14に端子棒15を圧着し、遮断材25が酸素の透過を遮断するので、アルミニウム線14と端子棒15との間に酸化された接点が生じるのを回避できる。したがって、接点の酸化による電気抵抗の増大の不具合を回避できる。遮断材25は、導電性の粉体、より詳しくは、アルミニウム粉体を含有する油からなっているので、アルミニウム線14と端子棒15の間の良好な通電を実現できる。アルミニウム線14と端子棒15との間、および、複数のアルミニウム素線14c,14c間に介在する遮断材25に含まれる導電性の粉体が全てアルミニウムからなるので、異種材料の接触による腐食(電解腐食)を抑制でき、更に、アルミニウム線14と端子棒15との間の良好な通電を実現できる。
そして、図7に示すように、端子棒15にアルミニウム線14を結合した後、端子棒15のねじ部15fの側から軸部15aの方へフランジ部15bに当接するまでシール部材16を挿入する。これに限らず、端子棒15にアルミニウム線14を結合する前に、予めシール部材16を挿入していてもよい。
そして、図8に示すように、モータケーシング9との当接面および端子台13との当接面に、それぞれ、Oリング21が配設されたスペーサ12を、開口部9aを包囲するモータケーシング9の周縁の外壁に配置する。そして、図9に示すように、端子棒15を端子台13のフランジ部13bから貫通部13dに通しながら、端子台13をスペーサ12の外側に配置し、スペーサ12、端子台13および外箱20を取付ボルト19でモータケーシング9に取り付ける。そして、端子棒15のフランジ部15bを窪み13bに嵌合させ、ねじ部15fにナット17a,17bを螺合させて端子棒15を端子台13にダブルナットにより固定する。その後、ダブルナットのうち、ねじ部15fの先端側のナット17bと、ねじ部15fにさらに螺合するナット17cとの間に接続端子18を挟み込んで固定する。そして、外箱20に蓋22を取り付ける。シール部材16は、この取り付けにより端子台13のシール部13cで弾性変形し、モータケーシング9の内部と外部との連通を遮断する。なお、上述の取り付け手順に従って、スクリュ圧縮機1に端子台13が取り付けられた後、スクリュ圧縮機1が通常の運転・停止の状態にある場合には、モータケーシング9の内部の圧力は大気圧力よりも高くなる。それゆえ、端子棒15のフランジ部15bはシール部13cに向かう方向に押し付けられ、この作用によっても、シール部13cにおけるシール効果が向上される。また、モータケーシング9との当接面および端子台13との当接面に、それぞれ配設されたOリング21により、モータケーシング9の開口部9aを気密に封止する。
スクリュ圧縮機1は、スクリュロータ2,3がモータ回転子7の回転力によって回転させられ、吸込流路11aから冷媒(アンモニアガス)を吸い込んで圧縮し、吐出流路11bから圧縮した冷媒を吐出する。
図10は、参考例2のアルミニウム線14の端子圧着方法を示す。この参考例2の方法を採用して構成されたスクリュ圧縮機1については、参考例1の方法を採用して構成されたスクリュ圧縮機1と構成要素が同じであるため説明を省略する。
参考例2のアルミニウム線14は、アルミニウム素線14cの外面(先端部14bの外周面と端面)に遮断材25が塗布されている。遮断材25は、例えば、サンドペーパーでアルミニウム線14の表面および端子棒15の内面15dの酸化被膜を除去した後に塗布する。
参考例2の方法によれば、外面に遮断材25が塗布された複数のアルミニウム素線14cからなる少なくとも1本、または、複数本のアルミニウム線14の先端部14bに端子棒15を圧着し、遮断材25が酸素の透過を遮断するので、アルミニウム線14と端子棒15との間に酸化された接点が生じるのを回避できる。したがって、接点の酸化による電気抵抗の増大の不具合を回避できる。
本願発明者は、上記圧縮率αの違いによるアルミニウム線14と端子棒15との接続の不具合の有無について確かめるために、以下のような実験を行った。
図11は、アルミニウム線14と端子棒15の接続状態の調査結果を示す。前記調査において、圧着部15eの外径D、内径D、アルミニウム素線14cの直径d、アルミニウム素線14cの本数nを様々な数値に変更した。そして、端子棒15の外部のアルミニウム素線14cと端子棒15の圧着部15eとは反対側の端部との間での電気抵抗が低レベルで安定しているか否か(複数のアルミニウム素線14cのうち、電気抵抗の高いものが生じないか)、また、端子棒15の圧着部15eに発生した亀裂の有無について調査した結果、図11に挙げたように、圧縮率αが7.78%、15.11%、また、20.61%などの場合において、良好な結果(電気抵抗が低レベルで安定し、かつ、圧着部15eに亀裂を生じていない状態)が得られることが確認できた。
上記参考例1及び2において、遮断材25は、油を主成分とする基質であるが、その油を主成分とする基質が、原料基油に増ちょう剤を分散させて半固体化させた、いわゆるグリースであってもよい。この構成によれば、グリースは適度の粘性を有するので取り扱いがし易くなり、凹部15dに遮断材25を容易に充填することができ、あるいは、アルミニウム線14の先端部14bにグリースを含む遮断材25を容易に塗布できる。
また、遮断材25が炭化珪素系エンジニアリングセラミックスの粉体を含有する導電性グリースからなっていてもよい。アルミニウム線14と端子棒15の間に、炭化珪素系エンジニアリングセラミックスの粉体を介在させることによって、アルミニウム線14と端子棒15との圧着がより強固に保持できるようになり、緩み(リラクゼーション)を回避できる。
以上の参考例1及び2では、スクリュ圧縮機1を例に説明したが、スクリュ圧縮機1以外の圧縮機であってもよい。また、例えばスクリュエキスパンダのようなアンモニアガスとモータの巻線が接触する装置にも適用できる。
また、端子台13は、モータケーシング9の端部ではなく側部にスペーサ12を介して取り付けられてもよい。また、モータケーシング9の内部に、アルミニウム線14を配設するのに容易な大きな空間がある場合には、スペーサ12を設けることは必須ではなく、モータケーシング9と端子台13とが直接、結合されるよう構成されても良い。尚、ロータケーシング5とモータケーシング9とは、構造的一体性によって区分するものではなく、ロータ室4を形成する部分がロータケーシング5であり、モータ室8を形成する部分がモータケーシング9であると理解しなければならない。
また、シール部は、図12(a),図12(b)に図示するようなものであってもよい。
この図12(a)に示したものでは、フランジ部15bの圧着部15eとは反対側の面に対向する端子台13の面に円環状の凹部を設け、その円環状の凹部にシール部材16を嵌め込んでシール部13eを形成している。
また、図12(b)に示したものでは、フランジ部15bの圧着部15eとは反対側の面に対向する端子台13の面を平滑な面として、シール部13fを形成している。なお、ここでは、フランジ部15bの圧着部15eとは反対側の面の方に円環状の凹部15kを設け、その円環状の凹部15kにシール部材16を嵌め込んでいる。
このような、図12(a),図12(b)でも、上述の参考例1及び2のシール部13cと同等、あるいはそれ以上のシール効果を発揮することができる。ただし、上述の参考例1及び2のシール部13cのほうが、図12(a),図12(b)に示したものより、シール部の加工の容易さ、シール部材をシール部に添設する作業の容易さの点では優位である。
また、上述の例では、端子棒15を、純アルミニウム又はアルミ合金からなっているものを示したが、以下で本発明の端子棒を例示するように、端子棒15は単一の素材から構成されていなくとも良い。例えば、本発明の端子棒では、図13に示すように、端子棒15の圧着部15eのフランジ部15bに近接する部分に界面15nが形成され、同図の界面15nより左側、すなわち圧着部15eの大部分が純アルミニウムからなり、同図の界面15nより右側、すなわちフランジ部15b、軸部15a、ねじ部15fが純アルミニウムより引っ張り強度の大きいアルミ合金(5000系、6000系などのアルミ合金)からなるよう構成されている。なお、界面15nでは異なるアルミニウムの素材がろう付け、あるいは溶接等によって接合されている。このような端子棒15によれば、圧着するアルミニウム線14が純アルミニウムからなる場合、端子棒15の圧着部15eとアルミニウム線14が同材質で馴染みやすく、線膨張係数も同一であることから、端子棒15の周囲の温度の上昇が発生しても、その温度の上昇によって端子棒15とアルミニウム線14との圧着が緩むことを回避できる。したがって、遮断材を介在させた状態で圧着することで更に、アルミニウム線14とアルミニウム製接続端子15との接触部分で、モータ10の内部に残留した空気や、吸込側から侵入した外部の空気に含まれる酸素に起因して経時的に酸化被膜が形成されることにより、その接触部分における電気抵抗が増大する不具合が生じることを回避できる。また、フランジ部15b、軸部15a、ねじ部15fについては引っ張り強度が大きいアルミ合金からなっているので、端子台13に強固にナット等によって締結することができる。
1 スクリュ圧縮機
2 雄ロータ
3 雌ロータ
4 ロータ室
5 ロータケーシング
6 モータ固定子
7 モータ回転子
8 モータ室
9 モータケーシング
9a 開口部
9b ねじ孔
10 モータ
12 スペーサ
13 端子台
13a 挿通孔
13b 窪み
13c,13e,13f シール部
13d 貫通部
14 アルミニウム線
14b 先端部
14c アルミニウム素線
15 端子棒(アルミニウム製端子)
15a 軸部
15b フランジ部
15c 端面
15d 凹部
15e 圧着部
15f ねじ部
15g 外周面
15h 連通部
15j 隙間部
15k 凹部
15m 内周面
15n 界面
16 シール部材
17 ナット
18 接続端子
25 遮断材

Claims (6)

  1. 一端と他端との間に設けられたフランジ部と、前記他端に設けられた圧着部と、前記フランジ部の前記圧着部とは反対側に設けられた軸部と、前記軸部の前記フランジ部とは反対側に設けられたねじ部とを備え、
    前記圧着部の端面に当該圧着部に囲まれるように凹部が形成されてなり、
    前記圧着部が純アルミニウムからなり、前記フランジ部と前記軸部と前記ねじ部とが純アルミニウムより引っ張り強度が大きいアルミ合金からなることを特徴とする端子棒。
  2. 前記圧着部の純アルミニウムと前記フランジ部のアルミ合金とは、これら異なるアルミニウムの素材の界面において接合されていることを特徴とする請求項1に記載の端子棒。
  3. 前記圧着部の外周面と前記凹部とを連通する連通部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の端子棒。
  4. 前記圧着部に、純アルミニウムからなるアルミニウム線が圧着されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の端子棒。
  5. 前記圧着部と前記アルミニウム線との間に気体の透過を遮断する遮断材が充填されていることを特徴とする請求項4に記載の端子棒。
  6. 前記アルミニウム線は複数のアルミニウム素線からなる少なくとも1本、または、複数本からなり、前記アルミニウム素線の外面に遮断材が塗布されていることを特徴とする請求項4に記載の端子棒。
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