JP2014001034A - リフト車 - Google Patents

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Masahiro Sakahira
政浩 坂平
Tetsuya Abe
哲也 阿部
Masayuki Ota
雅行 太田
Son Ho Kimu
ソン ホ キム
Shigeru Hoshiyama
茂 星山
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Abstract

【課題】省エネルギーで高速に高所まで物資を運搬可能なリフト車を提供する。
【解決手段】運転キャビン6を有して自走可能な車体2と、先端側が上下動及び旋回運動可能に前記車体に固定され、多段のブームにより伸縮自在に構成された伸縮梯子部材3と、前記伸縮梯子部材に対しスライド可能に設けられたスライダ19と、前記スライダを上下に昇降作動させる昇降作動手段と、前記スライダに固定され、前記伸縮梯子の傾斜角度に応じてスライダとの角度を変更可能に構成されている荷台23とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明はリフト車に関し、高層建築物の組み立て作業において用いられる足場用部材や建材を高所作業場へ運搬するためのリフト車に関するものである。
建物の建築や補修などの工事において、建材などを高所へ運搬する作業が必要となる場合がある。特に、建築物の高階層化に伴い、物資のリフトが必要となる建築現場は増加する傾向にある。
通常、このリフト作業においては、例えば、特許文献1に示すような、リフトアームを用いたリフト車が用いられている。このリフト車は、リフトアームを中間部分で折りたたみ可能に構成し、リフトアームの先端に設けられた荷台をリフトアームの伸縮によって上昇・下降させる構成のものである。
特表2010−534176号公報
しかし、この構成のリフト車は、荷台の荷重を支えるリフトアーム自体を伸縮させる構成であり、当該荷台に作業者が搭乗することも可能であるほどに安全性に優れているが、荷台の昇降に時間がかかり、また、昇降のために必要な動力も大きくなるという問題があった。
このため、短時間で多くの動作回数を必要とする建材などの物資運搬に用いることは作業効率が悪く、また、エネルギーである燃料の無駄も多いという問題があった。
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、省エネルギーで高速に高所まで物資を運搬可能なリフト車を提供することである。
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成のリフト車を提供する。
本発明の第1態様によれば、運転キャビンを有して自走可能な車体と、先端側が上下動及び旋回運動可能に前記車体に固定され、多段のブームにより伸縮自在に構成された伸縮梯子部材と、前記伸縮梯子部材に対しスライド可能に設けられたスライダと、前記スライダを上下に昇降作動させる昇降作動手段と、前記スライダに固定され、前記伸縮梯子の傾斜角度に応じてスライダとの角度を変更可能に構成されている荷台とを備える、リフト車を提供する。
本発明によれば、自走可能な車体に上下及び旋回可能で伸縮自在に構成された梯子部材を備えているため、物資の搬送位置に梯子を延ばした状態で、軽量小型なスライダのみを昇降させることで物資の繰り返し輸送が可能となる。したがって、従来のようにリフトアームの伸縮により物資をリフトアップする場合に較べ、搬送する対象の重量が小さくなり、リフトアップのためのエネルギー消費を抑えることができ、また、高速搬送が可能となる。
また、伸縮梯子部材は、複数のブームを繰り出すことによって全体としてコンパクトな構造でありながらも長く伸ばすことが比較的容易であるため、物資を高い位置まで運搬することができる。
本発明のリフト車の概略構成を示す図である。 図1のリフト車に用いられる梯子の断面構造を示す図である。 梯子を構成する単位梯子のスライドの構成を示す模式図である。
以下、本発明の一実施形態に係るリフト車について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明のリフト車の概略構成を示す図である。図1に示すリフト車1は、車体2と、この車体2に対し揺動可能に支持される伸縮梯子3とを備える。その車体2は前後車輪4,5により支持され、前部に運転室を覆うキャビン6が取り付けられ、自走可能に構成されている。また、後部には地面に対し保線方向の縦軸を中心に回転可能なターンテーブル7を有する。そのターンテーブル7は、図示しない駆動機構により縦軸中心に回転駆動可能とされている。
その梯子3は、固定単位梯子3aと複数の可動単位梯子3b、3c、3dとを梯子長手方向に相対移動可能に連結することで伸縮可能に構成されている。図2に示すように、各単位梯子3a、3b、3c、3dは、梯子本体Pと、この梯子本体Pに支柱Qを介して取り付けられた長手方向に沿う一対のレールRを有する。梯子3の長手方向が水平方向に沿う状態において、各レールRは梯子本体Pの上方に位置する。
固定単位梯子3aの内部に第1の可動単位梯子3bが前後方向に移動可能に嵌め合わされ、第1の可動単位梯子3bの内部に第2の可動単位梯子3cが長手方向に移動可能に嵌め合わされ、第2の可動単位梯子3cの内部に第3の可動単位梯子3dが長手方向に移動可能に嵌め合わされている。
第3の可動単位梯子3dの先端には、自由回転可能に構成されたタイヤ3eが設けられており、伸張時に対象となる建築物などの壁面に接触して梯子3の先端を支持すると共に、角度調整などにおいて、梯子と壁面との摺動をスムーズにすることができる。
梯子3は、車体2により先端が上下動するように揺動可能に支持されている。すなわち図1に示すように、固定単位梯子3aは上記ターンテーブル7上の支持部材8に受け部材11を介して、水平方向軸を中心に揺動可能に支持される。また、その支持部材8に油圧シリンダ10の本体部10aが揺動可能に連結され、その油圧シリンダ10の伸縮ロッド10bが固定単位梯子3aの受け部材11に揺動可能に連結されている。
上記構成により、その油圧シリンダ10の伸縮により梯子3が上下方向に揺動される。梯子3の揺動角度の最大値は、長手方向が水平方向に沿う場合を零度とすると共に先端が上方移動する場合を正として、90度未満である。また、車体には、梯子3が最下位置にあるとき、固定単位梯子3aを支持する支柱13が設けられており、梯子3が不用意に動くことを防止する。また、ターンテーブル7によって梯子の向きを変更することができ、車体2により支持可能な向きで梯子を伸ばすことが可能である。
また、車体2にはアウトリガー12が設けられている。アウトリガー12は車体2の前後左右に4箇所設けられており、梯子3の伸縮時において車体を地面にしっかりと支持することができる。
図3は、梯子を構成する単位梯子のスライドの構成を示す模式図である。梯子3は、固定単位梯子3aと可動単位梯子3bとをワイヤーによって伸縮させるものであり、図3に示すように、固定単位梯子3aに取り付けられたドラム14に巻き掛けられたワイヤー15が、固定単位梯子3aの前部に取り付けられたプーリ16に巻き掛けられると共に第1の可動単位梯子3bの後部を通って、第1の可動単位梯子3bの前部に取り付けられたプーリ17に巻き掛けられる。このワイヤー15は、同様に第2の可動単位梯子3cの後部に巻きかけられ、第2の可動単位梯子3cの前部に取り付けられたプーリ18に巻き掛けられ、第3の可動単位梯子3dの後部に連結する。
固定単位梯子3aに設けられているドラム14は駆動機構(図示省略)により回転駆動され、これにより、そのドラム14によりワイヤー15を巻き取ることで、可動単位梯子3b、3c、3dを固定単位梯子3aから進出させる。荷台23を固定単位梯子3aにワイヤーで固定することにより、梯子3を収納することができる。
図1、図2に示すように、その梯子3にスライド部材19が取り付けられている。スライド部材19は板状であり、上記各レールRに対向して配置される。図2に示すように、そのスライド部材19には、梯子3の短手方向に間隔をおいて配置される一対のブラケット20が設けられている。ブラケットは、梯子の長手方向に間隔をおいて、もう一対設けられており、スライド部材19には2対4個が設けられる。
各ブラケット20のそれぞれには、4つのローラ21が、梯子3の短手方向に沿う軸22中心に回転可能に支持されている。各ローラ21は、上記各レールRに一対一で対応する。上記揺動角度が零の状態で、レールRの上方に各ローラ21が配置される。また、各ブラケット20の一部がレールRの外側方と下方に伸びており、さらにレールRに下方から当接する下方ローラ22を備えており、レールRからローラ21が脱輪することを防止する。
スライド部材19は梯子3の長手方向に移動可能であり、例えば、固定単位梯子3aに回転可能に取り付けられたドラムに巻き掛けられたワイヤー等に連結されており、当該ドラムによってワイヤーを巻き取ることで、スライド部材19を梯子3の前端に向かって移動させることができる。
スライド部材19には、図1に示すように、荷台23が支持されている。荷台23は、底板24と、この底板24の上方を囲むガイド壁25とを有する。ガイド壁25は、底板24に対して平面になるように展開可能に構成されており、ガイド壁25を展開することで荷台23に物資を積載しやすくすることができると共に、ガイド壁25によって物資の搬送中に荷台から脱落することを防止することができる。
図1に示すように、その荷台23には、水平保持機構26が設けられている。水平保持機構26は、油圧シリンダ27を有する。その油圧シリンダ27のシリンダチューブ27aは、底板24に取り付けられており、油圧シリンダ27の伸縮ロッド27bはスライド部材19に連結される。スライド部材19と荷台23とは、荷台23の下部に梯子3の短手方向に沿う軸28を中心として揺動可能に連結されており、油圧シリンダ27の伸張により、荷台23の傾斜角度が変化する。すなわち、油圧シリンダ27の伸縮ロッド27bが梯子3の長手方向に沿い移動すると、その荷台23は支持軸28を中心に揺動する。これにより、荷台23の床面24を水平に保持できるように、その荷台23を梯子3の揺動角度に応じて揺動させることができる。
なお、梯子3の水平からの傾きに応じて荷台23とするように、水平保持機構26を制御する制御機構(図示省略)が設けられ、梯子3の傾きに応じて油圧シリンダ27を駆動させることができる。
本実施形態のリフト車1によれば、荷台23をスライド部材19を介して梯子3の長手方向に沿って移動させることで、梯子3を揺動させることなく荷台23を上下させることができる。また、荷台23の床面を水平に保持できるので、物資を安定して積載することができ、これにより、荷台23のみを昇降させることで物資の繰り返し輸送が可能となる。したがって、従来のようにリフトアームの伸縮により物資をリフトアップする場合に較べ、搬送する対象の重量が小さくなり、リフトアップのためのエネルギー消費を抑えることができ、また、高速搬送が可能となる。
また、梯子3は、複数の単位梯子3a、3b、3c、3dを梯子長手方向に相対移動可能に連結することで伸縮可能とされ、そのスライド部材19は、全単位梯子3a、3b、3c、3dに対して梯子長手方向に移動可能とされているので、荷台23の梯子長手方向の移動距離を長く取ることができ、高所への物資の搬入を可能とする。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。例えば、梯子3を構成する単位梯子の数は特に限定されるものではなく、伸張時に車体2によって、支持可能な長さにすることができる。例えば、1tの重量を有する車体には25mの梯子を取り付けることが可能であり、また、2.5tの重量を有する車体には40mほどの梯子を取り付けることが可能である。
また、荷台23は、上記実施形態に示す構造に限定されるものではなく、搬送した物資に応じて好適な構成とすることができる。
1 リフト車
2 車体
3 伸縮梯子
4,5 車輪
6 キャビン
7 ターンテーブル
8 支持部材
10 油圧シリンダ
12 アウトリガー
13 支柱
19 スライド部材
23 荷台

Claims (1)

  1. 運転キャビンを有して自走可能な車体と、
    先端側が上下動及び旋回運動可能に前記車体に固定され、多段のブームにより伸縮自在に構成された伸縮梯子部材と、
    前記伸縮梯子部材に対しスライド可能に設けられたスライダと、
    前記スライダを上下に昇降作動させる昇降作動手段と、
    前記スライダに固定され、前記伸縮梯子の傾斜角度に応じてスライダとの角度を変更可能に構成されている荷台とを備える、リフト車。
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