JP2013543327A - ワイヤレス通信環境において動作するアクセス端末のチャネルアクセスを可能にするために低減競合期間を実装するための方法およびデバイス - Google Patents

ワイヤレス通信環境において動作するアクセス端末のチャネルアクセスを可能にするために低減競合期間を実装するための方法およびデバイス Download PDF

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Abstract

アクセス端末のチャネルアクセスを可能にするために、低減された競合の期間を実装するための方法および装置が提供される。アクセスポイントは、アクセス端末のうちの少なくともいくつかが、その間に、共有された送信チャネル上で送信することを停止すべきである時間期間を指定する、複数のアクセス端末へのフレームを送り得る。アクセス端末は、その送信を受信し、指定された時間期間の間、共有された送信チャネル上で送信することを停止し得る。

Description

本明細書で開示する様々な特徴は、一般にワイヤレス通信システムに関し、少なくともいくつかの特徴は、ワイヤレス通信システムにおいて動作するアクセス端末のチャネルアクセスを可能にするために、低減された競合の期間(reduced contention period:低減競合期間)を実装するためのデバイスおよび方法に関する。
ワイヤレス信号を介して他のデバイスと通信する、ラップトップコンピュータ、携帯情報端末デバイス、モバイルまたはセルラー電話、パーソナルメディアプレーヤ、またはプロセッサをもつ任意の他のデバイスなどのアクセス端末は、ますます普及しつつあり、より頻繁に使用されている。アクセス端末の流通および使用のそのような増加は、より大きい帯域幅の必要をもたらした。
帯域幅需要の増加の問題に対処するために、高いデータスループットを達成しながら、複数のアクセス端末がチャネルリソースを共有することによって通信することを可能にするための様々な方式が開発されている。そのような方式は、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11規格など、いくつかの新生のワイヤレス通信規格によって採用されており、または採用されてきた。IEEE802.11は、(たとえば、数十メートルから数百メートルの)短距離通信用にIEEE802.11委員会によって開発されたワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)エアインターフェース規格のセットを示す。
これらの方式が複数のユーザとの通信のサポートを改善するために発展するにつれて、そのような方式の1つまたは複数の特徴を実装するように適応されないいくつかのアクセス端末では、いくつかの新しい特徴が動作し得ないことが起こり得る。これらのアクセス端末は「レガシー」アクセス端末として特徴づけられ得る。さらに、様々な特徴は、複数のアクセス端末に対する利用可能性を改善するためにさらなる適応を必要とし得る。
たとえば、多元接続通信のサポートを改善するためのこれらの方式のうちの1つまたは複数には、何らかの形態の優先順位に基づいて送信の機会を割り当てることにより、複数の関連づけられたアクセス端末(たとえば、特定のアクセスポイントにアクティブに登録されたアクセス端末)間のチャネルアクセスを管理するためにアクセスポイント(たとえば、基地局など)を採用することがある。しかしながら、関連づけられたアクセス端末のためのそのような優先順位ベースのチャネルアクセスは、レガシーアクセス端末および/または関連づけられていないアクセス端末が送信チャネルにアクセスする能力を制限し得る。これは特に、レガシーおよび/または関連づけられていないアクセス端末が、すでに高いトラフィック負荷中に送信の機会を得ることがなお一層困難である、高トラフィックシナリオにおいて当てはまる。
ワイヤレス通信環境において動作するいくつかのアクセス端末にチャネルアクセスを与えることが、伝送媒体上に低減競合の一時的期間を導入することによって可能にされる。
1つの特徴は、共有された送信チャネル上での低減競合の一時的期間を可能にするように適応されるアクセス端末を提供する。そのようなアクセス端末は、ワイヤレス通信を可能にするように適応される通信インターフェースを含み得る。通信インターフェースは、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)においてワイヤレス通信を可能にするように適応され得る。
処理回路が、通信インターフェースに結合され、通信インターフェースを介して第1の送信を受信するように適応され得る。第1の送信は、アクセス端末が、その期間に、共有された送信チャネル上で送信するのを控えるべきである時間期間を指定する第1のフレームを含むことができ、時間期間は、1つまたは複数の他のアクセス端末も、その期間に、共有された送信チャネル上で送信するのを控えるように命令される間隔と一致する。第1のフレームは、指定された時間期間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV:network allocation vector)を設定すること、指定された時間期間のためのバックオフを設定すること、指定された時間期間に等しくなるようにバックオフに固定値を加算すること、またはアービトレーションフレーム間スペース(AIFS:arbitration interframe space)を指定された時間期間に等しい値に設定することを行うようにアクセス端末に命令することによって時間期間を指定し得る。
第1のフレームが、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するようにアクセス端末に命令することによって時間期間を指定するとき、処理回路は、第1のフレームを受信すると、共有された送信チャネル上で送信するのを停止するために、指定された時間期間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するようにさらに適応され得る。第1のフレームは、ネットワーク割振りベクトル(NAV)のための時間期間を指定し、ネットワーク割振りベクトル(NAV)が関連づけられたアクセス端末においてのみ設定されるべきであることを示す関連づけられたアクセス端末のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)フィールド(NATフィールド)を含む。いくつかの例では、第1のフレームはメディアアクセス制御(MAC)ヘッダを備え得、NATフィールドがメディアアクセス制御(MAC)ヘッダ中にフィールドとして含まれ得、NATフィールドの存在は、メディアアクセス制御(MAC)ヘッダ中の高スループット制御(HTC:high throughput control)フィールドによって示され得る。他の例では、第1のフレームは、アクションフレームが、NATフィールドを含むカテゴリーに属することを示す、カテゴリーフィールドを含むアクションフレームを備え得る。
処理回路は、第1の送信を受信すると、指定された時間期間の間、共有された送信チャネル上で送信するのを停止するようにさらに適応され得る。
また、アクセス端末において動作可能な方法が提供される。たとえば、アクセス端末が、その期間に、共有された送信チャネル上で送信するのを控えるべきである時間期間を指定する第1のフレームが受信され得る。時間期間は、1つまたは複数の他のアクセス端末もその間に共有された送信チャネル上で送信するのを控えるように命令される間隔と一致し得る。共有された送信チャネル上での送信は、その後、アクセス端末によって、第1のフレームを受信した後に、指定された時間期間の間、停止され得る。
追加の特徴は、ワイヤレス通信を可能にするように適応される通信インターフェースを含む別のアクセス端末を提供する。通信インターフェースは、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)においてワイヤレス通信を可能にするように適応され得る。処理回路が、通信インターフェースに結合され、通信インターフェースを介して第1のフレームを受信するように適応される。第1のフレームは、アクセス端末が、その期間に、共有された送信チャネル上で送信するのを控えるべきである時間期間を指定し得、時間期間は、1つまたは複数の他のアクセス端末も、その期間に、共有された送信チャネル上で送信するのを控えるように命令される間隔と一致する。たとえば、第1のフレームは、指定された時間期間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するようにアクセス端末に命令し得、処理回路は、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように適応され得る。
処理回路は、さらに、指定された時間期間の満了の前に通信インターフェースを介して部分リセットフレームを受信し得る。部分リセットフレームは、アクセス端末が、指定された時間期間中に共有された送信チャネル上で送信フレームの少なくとも1つのタイプを送信することを可能にされることを示すことができる。部分リセットフレームは、指定された時間期間中に送信フレームの少なくとも1つのタイプの送信を可能にするためにネットワーク割振りベクトル(NAV)を部分的にリセットするようにアクセス端末に命令するように適応され得、その後、処理回路はネットワーク割振りベクトル(NAV)を部分的にリセットし得る。第1のフレームと部分リセットフレームとは、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定することと部分的にリセットすることの両方を行うようにアクセス端末に命令するように適応される単一の統合送信フレームを備えることができる。アクセス端末が、指定された時間期間中に共有された送信チャネル上で送信することを可能にされる送信フレームの少なくとも1つのタイプは、探査要求フレーム、認証要求フレーム、または関連付け要求フレームのうちの少なくとも1つを含むことができる。
処理回路は、通信インターフェースを介して、指定された時間期間中に共有された送信チャネル上で送信フレームの可能にされたタイプのみを送るようにさらに適応され得る。
また、アクセス端末において動作可能な方法であって、アクセス端末が、その期間に、共有された送信チャネル上で送信するのを控えるべきである時間期間を指定する第1のフレームを含む第1の送信が受信され得る、方法が提供される。時間期間は、1つまたは複数の他のアクセス端末もその間に共有された送信チャネル上で送信するのを控えるように命令される間隔と一致し得る。部分リセットフレームはまた、指定された時間期間の満了の前に受信され得る。部分リセットフレームは、アクセス端末が、指定された時間期間中に共有された送信チャネル上で送信フレームの少なくとも1つのタイプを送信することを可能にされることを示し得る。本方法は、さらに、指定された時間期間中に共有された送信チャネル上で送信フレームの可能にされたタイプのみを送ることを含み得る。
別の特徴は、共有された送信チャネル上での低減競合の一時的期間を可能にするように適応されるアクセスポイントを提供する。そのようなアクセスポイントは、ワイヤレス通信を可能にするように適応される通信インターフェースを含み得る。通信インターフェースは、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)においてワイヤレス通信を可能にするように適応され得る。
処理回路が、通信インターフェースに結合され、通信インターフェースを介して第1のフレームを複数のアクセス端末にワイヤレス送信するように適応され得る。第1のフレームは、複数のアクセス端末のうちの少なくともいくつかがその間に共有された送信チャネル上で送信するのを停止すべきである時間期間を指定し得る。たとえば、第1のフレームは、指定された時間期間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定すること、指定された時間期間のためのバックオフを設定すること、固定値とバックオフとの合成が、指定された時間期間に等しくなるようにバックオフに固定値を加算すること、またはアービトレーションフレーム間スペース(AIFS)を指定された時間期間に等しい値に設定することを行うように複数のアクセス端末のうちの少なくともいくつかに命令し得る。
第1のフレームが、指定された時間期間の持続時間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように適応される場合、第1のフレームは、関連づけられたアクセス端末のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)フィールド(NATフィールド)を含み得る。NATフィールドは、ネットワーク割振りベクトル(NAV)のための時間期間を指定し、ネットワーク割振りベクトル(NAV)が関連づけられたアクセス端末においてのみ設定されるべきであることを示し得る。たとえば、第1のフレームはメディアアクセス制御(MAC)ヘッダを備え得、NATフィールドがメディアアクセス制御(MAC)ヘッダ中にフィールドとして含まれ、NATフィールドの存在は、メディアアクセス制御(MAC)ヘッダ中の高スループット制御(HTC)フィールドによって示される。別の例では、第1のフレームは、アクションフレームが、NATフィールドを含むカテゴリーに属することを示す、カテゴリーフィールドを含むアクションフレームを備えることができる。
処理回路は、通信インターフェースを介して、アクセスポイントにアクティブに登録されていない、関連づけられていないアクセス端末またはレガシーアクセス端末のうちの少なくとも1つから、指定された時間期間中に送信を受信するようにさらに適応される。さらに、処理回路は、通信インターフェースを介して複数の第1のフレームを複数のアクセス端末にワイヤレス送信することであって、複数の第1のフレームの各第1のフレームが周期的スケジュールに従ってワイヤレス送信される、ワイヤレス送信するようにさらに適応され得る。
また、ある特徴によれば、アクセスポイントにおいて動作可能な方法が提供される。たとえば、第1のフレームが複数のアクセス端末にワイヤレス送信され得る。第1のフレームは、複数のアクセス端末のうちの少なくともいくつかがその間に共有された送信チャネル上で送信するのを停止すべきである時間期間を指定し得る。さらに、複数のアクセス端末のうちの少なくとも1つのアクセス端末から、指定された時間期間中に送信が受信され得、少なくとも1つのアクセス端末は、アクセスポイントにアクティブに登録されていない、関連づけられていないアクセス端末またはレガシーアクセス端末を備える。
追加の特徴は、ワイヤレス通信を可能にするように適応される通信インターフェースを含む別のアクセスポイントを提供する。通信インターフェースは、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)においてワイヤレス通信を可能にするように適応され得る。処理回路が、通信インターフェースに結合され、通信インターフェースを介して第1のフレームを複数のアクセス端末にワイヤレス送信するように適応される。第1のフレームは、複数のアクセス端末が、その期間に、共有された送信チャネル上で送信するのを停止すべきである時間期間を指定することができる。たとえば、第1のフレームは、指定された時間期間の持続時間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように複数のアクセス端末に命令するように適応され得る。
処理回路は、指定された時間期間の満了の前に部分リセットフレームをワイヤレス送信するようにさらに適応され得る。部分リセットフレームは、複数のアクセス端末が、指定された時間期間中に共有された送信チャネル上で送信フレームの少なくとも1つのタイプを送信することを可能にされることを示すことができる。部分リセットフレームは、指定された時間期間中に送信フレームの少なくとも1つのタイプの送信を可能にするためにネットワーク割振りベクトル(NAV)を部分的にリセットするように複数のアクセス端末に命令するように適応され得る。第1のフレームと部分リセットフレームとは、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定することと部分的にリセットすることの両方を行うように適応される同じ送信フレームを備えることができる。アクセス端末が、指定された時間期間中に共有された送信チャネル上で送信することを可能にされる送信フレームの少なくとも1つのタイプは、探査要求フレーム、認証要求フレーム、または関連付け要求フレームのうちの少なくとも1つを含むことができる。
処理回路は、さらに、通信インターフェースを介して、指定された時間期間中に少なくとも1つの送信を受信し得、少なくとも1つの送信は送信フレームの可能にされたタイプのみを含む。さらに、処理回路は、通信インターフェースを介して複数のセットを複数のアクセス端末にワイヤレス送信するように適応され得る。各セットは第1のフレームと部分リセットフレームとを含み得、各セットは周期的スケジュールに従ってワイヤレス送信される。
また、アクセスポイントにおいて動作可能な方法であって、第1のフレームが複数のアクセス端末にワイヤレス送信され得る、方法が提供される。第1のフレームは、複数のアクセス端末が、その期間に、共有された送信チャネル上で送信するのを停止すべきである時間期間を指定することができる。部分リセットフレームはまた、指定された時間期間の満了の前にワイヤレス送信され得る。部分リセットフレームは、複数のアクセス端末が、指定された時間期間中に共有された送信チャネル上で送信フレームの少なくとも1つのタイプを送信することを可能にされることを示し得る。さらに、指定された時間期間中に少なくとも1つの送信が受信され得、少なくとも1つの送信は送信フレームの可能にされたタイプのみを含む。
図1は、1つまたは複数のアクセス端末が通信ネットワーク内でどのように動作し得るかを示すブロック図である。 図2は、アクセスポイントが、関連づけられたアクセス端末のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を使用して1つまたは複数の低減競合期間の管理を可能にする、ワイヤレス通信システムの動作を示す流れ図である。 図3は、アクセスポイントが、ネットワーク割振りベクトル(NAV)と選択的ネットワーク割振りベクトル(NAV)リセットとを使用して1つまたは複数の低減競合期間の管理を可能にする、ワイヤレス通信システムの動作を示す流れ図である。 図4は、関連づけられたアクセス端末におけるネットワーク割振りベクトルを設定するために適応される送信フレームの一例を示すブロック図である。 図5は、関連づけられたアクセス端末におけるネットワーク割振りベクトルを設定するために適応される送信フレームの別の例を示すブロック図である。 図6は、アクセス端末におけるネットワーク割振りベクトルを部分的にリセットするために適応される送信フレームの一例を示すブロック図である。 図7は、少なくとも1つの実装形態によるアクセス端末の選択構成要素を示すブロック図である。 図8は、アクセス端末上で動作可能な方法の少なくとも1つの実装形態の一例を示す流れ図である。 図9は、アクセス端末上で動作可能な方法の少なくとも1つの実装形態の別の例を示す流れ図である。 図10は、少なくとも1つの実装形態によるアクセスポイントの選択構成要素を示すブロック図である。 図11は、アクセスポイント上で動作可能な方法の少なくとも1つの実装形態の一例を示す流れ図である。 図12は、アクセスポイント上で動作可能な方法の少なくとも1つの実装形態の別の例を示す流れ図である。
詳細な説明
以下の説明では、説明する実装形態の完全な理解が得られるように具体的な詳細を与える。ただし、これらの実装形態は、これらの具体的な詳細なしに実施され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、これらの実装形態を不必要な詳細で不明瞭にしないために、回路をブロック図で示すことがある。他の例では、これらの実装形態を不明瞭にしないために、よく知られている回路、構造、および技法を詳細に図示することがある。
「例示的」という単語は、本明細書では、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる実装形態または実施形態も、必ずしも他の実施形態よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。同様に、「実施形態」という用語は、すべての実施形態が、説明する特徴、利点、または動作モードを含むことを必要としない。本明細書で使用する「アクセスポイント」および「アクセス端末」という用語は、広く解釈されるものとする。たとえば、「アクセスポイント」は、(1つまたは複数のアクセス端末のために)通信またはデータネットワークへのワイヤレス接続性を可能にするデバイスを指すことがある。「アクセスポイント」の例には、基地局、ノードBデバイス、フェムトセル、ピコセルなどがあり得る。さらに、「アクセス端末」は、モバイルフォン、ページャ、ワイヤレスモデム、携帯情報端末、個人情報マネージャ(PIM)、パームトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、および/または少なくとも部分的にワイヤレスもしくはセルラーネットワークを通して通信する他のモバイル通信/コンピューティングデバイスを含み得る。
概観
1つの特徴は、伝送媒体上の競合を一時的に低減することにより、アクセスポイントにアクティブに関連しない1つまたは複数のレガシーアクセス端末および/またはアクセス端末のためのチャネルアクセスを可能にするための装置および方法を提供する。
ある特徴によれば、アクセスポイントは、そのアクセスポイントにアクティブに関連する(または登録された)すべてのアクセス端末に送信フレームを送り得、送信フレームは、指定された時間期間の間、送信するのを控えるように関連づけられたアクセス端末に命令するように適応されるフィールドを含み、それにより、伝送媒体上に低減競合の一時的期間が生じる。
たとえば、アクセスポイントは、関連づけられていない(または非登録)アクセス端末によって無視され、レガシーアクセス端末によってネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するものとして認識されないが、関連づけられたアクセス端末においてネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように適応される第1のフレームを送り得る。ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定する第1のフレームを受信し、認識するように適応される関連づけられたアクセス端末は、指定された期間中に送信を中止し、それにより、アクセスポイントに送信する機会が関連づけられていない(もしくは非登録)および/またはレガシーアクセス端末に与えられ得る。
別の例によれば、アクセスポイントは、指定された時間期間の間、送信するのを控えるようにアクセス端末に命令するように適応されるフィールドを含む送信フレームを送り得る。この送信フレームはまた、アクセス端末が、指定された時間期間中に送信フレームの少なくとも1つのタイプを送信することを可能にされることをアクセス端末に示すように適応される部分リセットフィールドを含み得、またはその部分リセットフィールドを含む別の送信フレームが送られ得る。たとえば、アクセスポイントは、複数のアクセス端末においてネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように適応される第1のフレームと、可能にされた送信フレームの少なくとも1つのタイプの送信のためにネットワーク割振りベクトル(NAV)を部分的にリセットするように適応される部分リセットフレームとを送り得る。このようにして、走査と関連付けとに関係する送信など、送信の特定のタイプが、アクセス端末によってより容易にアクセスポイントに送信され得る。
例示的なネットワーク環境
図1は、1つまたは複数のアクセス端末がワイヤレス通信システム内でどのように動作し得るかを示すブロック図である。ワイヤレス通信システム100は、レガシーアクセス端末(AT)104および/または非レガシーアクセス端末106など、1つまたは複数の関連づけられたアクセス端末とワイヤレス通信している1つまたは複数のアクセスポイント102を含み得る。関連づけられたアクセス端末は、ネットワーク108へのフルアクセスを獲得するために特定のアクセスポイント102に登録されたアクセス端末を備える。アクセス端末は、一般に、一度に1つのアクセスポイントに関連付けられることに留意されたい。
1つまたは複数の関連づけられたアクセス端末に加えて、関連づけられていないアクセス端末110および/または関連づけられていないレガシーアクセス端末112など、1つまたは複数の関連づけられていない(または登録されていない(unregistered))アクセス端末がアクセスポイント102のワイヤレス通信レンジ内にあり得る。アクセス端末110とレガシーアクセス端末112とがアクセスポイント102にアクティブに関連しないことを示すために、アクセスポイント102とアクセス端末110、112との間のワイヤレス通信を示す矢印は破線で示してある。この理由は、アクセス端末110、112は、アクセスポイント102に関連しないが、たとえば、アクセスポイント102を通してネットワーク108へのフルアクセスを獲得するためにアクセスポイント102に関連する(または登録された)状態になるために、アクセスポイント102と通信することが依然として可能であるからである。
所与の時間に複数のアクセス端末が単一のアクセスポイント102とワイヤレス通信し得るので、アクセスポイント102と、様々なアクセス端末104、106、110および112とは、多元接続技術をサポートするように適応され得る。少なくとも1つの実装形態では、アクセスポイント102と、様々なアクセス端末104、106、110および112とは、IEEE802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)において動作するように適応される。
少なくともいくつかの事例では、関連づけられたアクセス端末104、106は、共有アップリンクチャネル(または周波数帯域)を使用して、アップリンク方向に(すなわち、アクセス端末からアクセスポイントに)アクセスポイント102との送信を通信し得る。アップリンクチャネルを共有する複数の関連づけられたアクセス端末104、106を可能にするために、アクセスポイント102は、関連づけられたアクセス端末104、106が分散チャネルアクセスを可能にするために何らかの形態の優先順位に基づいて送信の機会を取得する優先順位ベースのチャネルアクセス方式など、多元接続共有方式を採用し得る。たとえば、各関連づけられたアクセス端末104、106は、何らかの形態の優先順位に基づいて(たとえば、サービス品質(QoS)要件に基づいて)取得される指定されたアップリンク送信の機会を使用してアップリンク方向に通信し得る。
1つまたは複数の関連づけられていないアクセス端末110、112がアクセスポイント102と通信することを望み得ることが起こり得る。たとえば、関連づけられていないアクセス端末110、112は、アクセスポイント102に関連する状態になることを望み得る。しかしながら、関連づけられていないアクセス端末として、関連づけられたアクセス端末104、106による送信中に送信の機会を取得するのは不可能であり得る。これは特に、高トラフィック負荷の期間中に当てはまり得る。また、1つまたは複数のレガシーアクセス端末104、112が、アクセスポイント102と通信することを望むが、送信の機会の割当てを受信するように適切に構成されず、他のアクセス端末による送信中に送信の機会を取得できないことがあり得ることが起こり得る。
関連づけられていないアクセス端末および/またはレガシーアクセス端末からの送信を可能にするために、アクセスポイント102は、低減された競合の1つまたは複数の期間を導入するように適応され、それにより、関連づけられていないおよび/またはレガシーアクセス端末がフレームをより容易に送信することが可能になる。ある特徴によれば、アクセスポイント102は、指定された間隔の間、送信するのを停止するように少なくとも関連づけられたアクセス端末に命令するように適応されるフレームを含む送信を送り得る。その指定された間隔中に、関連づけられたアクセス端末のうちの少なくともいくつかは送信するのを停止し、その結果、送信チャネル上で一時的な低減競合が生じ、送信するのを停止しなかったアクセス端末に、アクセスポイント102に送信するためのより容易な機会が与えられ得る。たとえば、関連づけられていないアクセス端末110は、探査要求フレーム(probe request frame)、認証要求フレーム(authentication request frame)および/または関連付け要求フレーム(association request frame)など、1つまたは複数のフレームをより容易にアクセスポイント102に送り得る。
様々な実装形態によれば、アクセスポイント102は、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を選択的に設定すること、より長いバックオフを選択的に設定すること、バックオフに固定値を選択的に加算すること、または、アービトレーションフレーム間スペース(AIFS)を超え、バックオフカウントダウンが再開するまで、AIFSをより大きい値に選択的に設定することにより、送信チャネル上に一時的な低減競合の1つまたは複数の期間を導入し得る。送信チャネル上に低減競合の期間を導入するために他の同様の手段も実装され得る。
そのような競合低減手段は、1つまたは複数のアクセス端末に送られる送信によりアクセスポイント102によってアクティブにされ得ることに留意されたい。ただし、そのような手段はまた、あらかじめ定義されたタイミングスケジュールで繰り返しアクティブにされ得る。スケジュールと、取るべき特定の競合低減手段とは、アクセスポイント102との関連付け時にアクセス端末にシグナリングされ得る。
ある特徴によれば、送信チャネル上で送信することを望むすべてのアクセス端末のためにチャネルアクセスを可能にするために、低減競合期間は規則的タイムテーブルに従って発生するようにスケジュールされ得る。たとえば、少なくとも1つの実装形態では、低減競合期間は約5%のデューティサイクルでスケジュールされ得る。すなわち、アクセスポイント102は、競合が時間の約95%について通常(すなわち、無変更または低減されない)であり、時間の残り約5%について低減されるように低減競合期間を管理し得る。低減競合期間は、低減競合期間間の時間が最大レイテンシ要件を超えないことを保証するのに十分頻繁に発生するようにスケジュールされ得る。
図2および図3に、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を使用して1つまたは複数の低減競合期間を採用するためのいくつかの実装形態のいくつかの例を示す。
関連づけられたアクセス端末のためのネットワーク割振りベクトルを使用して低減競合期間を可能にすること
図2は、アクセスポイントが、関連づけられたアクセス端末のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を使用して1つまたは複数の低減競合期間の管理を可能にする、ワイヤレス通信システムの動作を示す流れ図である。この例では、説明のために、図1のアクセスポイント102と、関連づけられたアクセス端末106と、レガシーアクセス端末104、112と、関連づけられていないアクセス端末110とを使用する。図示のように、レガシーアクセス端末は、関連であるか関連づけられていないであるかにかかわらず、単一のグループで示される。様々な実装形態によれば、アクセス端末の様々な種別の1つ以上のうちの複数があり得ることに留意されたい。
アクセスポイント102が、初めに、指定された時間期間の間、送信するのを停止するように関連づけられたアクセス端末106に命令するように適応されるフレームを含むダウンリンク送信を通信し得る。たとえば、アクセスポイント102は、202において、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように任意の関連づけられたアクセス端末に命令するように適応される第1のフレームを送信し得る。関連づけられたアクセス端末によって設定されるべきそのようなネットワーク割振りベクトル(NAV)は、本明細書では「関連づけられた端末のためのNAV(NAV for associated terminals)」または「NAT」と呼ぶことがある。したがって、NATを設定するように適応されるフレームは、本明細書では「NAT設定フレーム(NAT setting frame)」と呼ぶことがある。NAT設定フレームは、関連づけられていないアクセス端末110によって無視されるように適応され、レガシーアクセス端末104、112によってネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するものとして認識されない送信フレームを備え得る。言い換えれば、NAT設定フレームは、関連づけられたアクセス端末106など、関連づけられたアクセス端末のみによって注意を払われるように適応され得る。本明細書では、図4および図5を参照しながら、好適なNAT設定フレームのための様々な実装形態の、それに限定されないいくつかの例について以下で説明する。
関連づけられたアクセス端末106は、送られたNAT設定フレームを受信し得、204において、NAT設定フレームによって指定された持続時間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定し得る。ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定することにより、関連づけられたアクセス端末106は、少なくとも指定された時間期間の間、共有された送信チャネル上で送信を送るのを停止する。レガシーアクセス端末104、112は、206において、NAT設定フレームを受信し得るが、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するものとしてフレーム構成を認識しない。さらに、関連づけられていないアクセス端末110は、208において、NAT設定フレームを無視する。したがって、関連づけられたアクセス端末106のみがネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定しており、関連づけられたアクセス端末106は共有された送信チャネル上で送信を送るのを停止させられ、共有された送信チャネルの競合が低減する。いくつかの関連づけられたアクセス端末がある場合、共有された送信チャネルの競合は、ネットワーク割振りベクトル(NAV)時間期間中にかなり低減され得る。
低減競合を生じる(1つまたは複数の)関連づけられたアクセス端末106による送信の休止とともに、レガシーアクセス端末104、112は、関連であるか関連づけられていないであるかにかかわらず、210において、経験する競合がより少なく、アップリンク送信をより容易に送り得る。同様に、関連づけられていないアクセス端末110も、212において、経験する競合がより少なく、アップリンク送信をより容易に送り得る。たとえば、関連づけられていないアクセス端末110は、探査要求フレーム、認証要求フレーム、または関連付け要求フレームのうちの少なくとも1つをアクセスポイント102に送信し得る。
NAT設定フレームによって指定された時間期間が経過した後、関連づけられたアクセス端末106は、214において、共有された送信チャネル上で通常の送信を再開し、それによって競合は通常のレベルに戻り得る。ただし、さらに、関連づけられていないアクセス端末110など、1つまたは複数の以前の関連づけられていないアクセス端末は、低減競合期間中に関連する状態になっており、現在は関連づけられたアクセス端末として送信チャネルを共有していることがある。
少なくともいくつかの実装形態によれば、NAT設定フレームは、NAT設定フレームを送ったアクセスポイントに関連するアクセス端末におけるのとは正反対に、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するものとしてNAT設定フレームを認識するように適応されるすべての受信アクセス端末においてネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように適応され得る。そのような実装形態では、2つのアクティブネットワークが極めて近接して配置され、NAT設定フレームにより一方のみのネットワークが少なくとも実質的にサイレントになるが、他方のネットワークは通常に動作し続けるときに起こり得る問題が回避され得る。そのような場合、関連づけられていないアクセス端末がその間に、NAT設定フレームを送ったアクセスポイントとの関連付けを確立することができる低減競合期間(またはギャップ)がない状態が続く。
ある特徴によれば、NAT設定フレームに応答して設定されたネットワーク割振りベクトルは、従来のネットワーク割振りベクトル(NAV)リセットフレームを使用してリセットされ得る。たとえば、NATをリセットするために競合なし終了(CF終了:contention-free end)フレームがアクセスポイントによって送信され得る。
上述のように、NAVを選択的に設定することが、メディア上で競合を一時的に低減するための一例である。他のオプションには、より長いバックオフを選択的に設定すること、バックオフに固定値を選択的に加算すること、または、アービトレーションフレーム間スペース(AIFS)を超え、バックオフカウントダウンが再開するまで、AIFSをより大きい値に選択的に設定することがある。
NAVと選択的NAVリセットとを使用して低減競合期間を可能にすること
図3を参照すると、アクセスポイントが、ネットワーク割振りベクトル(NAV)と選択的ネットワーク割振りベクトル(NAV)リセットとを使用して1つまたは複数の低減競合期間の管理を可能にする、ワイヤレス通信システムの動作を示す別の流れ図が示されている。この例では、説明のために、ここでも図1のアクセスポイント102と、関連づけられたアクセス端末106と、レガシーアクセス端末104、112と、関連づけられていないアクセス端末110とを使用する。図示のように、レガシーアクセス端末は、関連であるか関連づけられていないであるかにかかわらず、単一のグループで示される。様々な実装形態によれば、アクセス端末の様々なタイプの1つ以上のうちの複数があり得ることに留意されたい。
アクセスポイント102が、初めに、指定された時間期間の間、送信するのを停止するようにアクセス端末に命令するように適応されるフレームを含むダウンリンク送信を通信し得る。さらに、指定された時間期間中に送信フレームのうちの1つまたは複数の選択タイプのアップリンク送信を可能にするようにアクセス端末にさらに命令するための別のフレームが、同じダウンリンク送信または別のダウンリンク送信のいずれかにおいて送信され得る。たとえば、アクセスポイント102は、302において、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するようにアクセス端末106、104、112、110に命令するように適応される第1のフレームを送信し得る。さらに、アクセスポイント102は、304において、アクセス端末が、指定された時間期間中に送信フレームの少なくとも1つのタイプを送信することを可能にするためにネットワーク割振りベクトル(NAV)を部分的にリセットするようにアクセス端末に命令するように適応される部分リセットフレームを送信し得る。述べたように、いくつかの実装形態では、第1のフレームと部分リセットフレームとは、別個のダウンリンク送信において送られる別個の送信フレームであり得る。他の実施形態では、第1のフレームと部分リセットフレームとは、同じ送信フレームに統合され、アクセスポイント102からの単一のダウンリンク送信において送られ得る。本明細書では、図6を参照しながら、好適な部分リセットフレームの実装形態の、それには限定されない例について以下で説明する。
関連づけられたアクセス端末106は、送られた第1のフレームと部分リセットフレームとを受信し得、306において、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定し、部分的にリセットし得る。同様に、関連づけられていないアクセス端末110は、送られた第1のフレームと部分リセットフレームとを受信し得、308において、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定し、部分的にリセットし得る。ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定することにより、関連づけられたアクセス端末106と関連づけられていないアクセス端末110とは、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定する第1のフレームによって指定された持続時間の間、アップリンク方向に送信を送るのを停止する。ネットワーク割振りベクトル(NAV)を部分的にリセットすることにより、関連づけられたアクセス端末106と関連づけられていないアクセス端末110とは、可能にされた送信フレームの送信を可能にするためにそれらのネットワーク割振りベクトル(NAV)を部分的にリセットする。限定ではなく例として、可能にされた送信フレームは、探査要求フレーム、認証要求フレーム、または関連付け要求フレームのうちの1つまたは複数を含み得る。
(1つまたは複数の)レガシーアクセス端末104、112は、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するために第1のフレームを受信し得るが、それらはレガシーアクセス端末であるので、部分リセットフレームを認識し得ない。したがって、(1つまたは複数の)レガシーアクセス端末104、112は、310において、可能にされた送信フレームの送信を可能にするために部分的にリセットすることなしにネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定し得る。
ネットワーク割振りベクトル(NAV)が少なくとも部分的に設定されることにより、競合がかなり低減され得る。したがって、部分リセットによって選択的に可能にされた1つまたは複数のタイプの送信フレームを送ることを望むアクセス端末は、経験する競合がより少なく、より容易にアップリンク送信を送り得る。たとえば、関連付け要求フレームなど、可能にされた送信フレームを通信することを望む、関連づけられていないアクセス端末110は、312において、可能にされた送信フレームを含むアップリンク送信をアクセスポイント102に送り得る。
ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定した第1のフレームによって指定された時間期間が経過した後、様々なアクセス端末が、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を終了し、通常の送信を再開し得る。たとえば、関連づけられたアクセス端末106が、314において、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を終了し得、送信を送るのを再開し、それにより、競合は通常の(非低減)レベルに戻り得る。説明する例では、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定したが、部分的にリセットしなかったレガシーアクセス端末104、112は、316において、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を終了し得、通常動作に戻り得る。同様に、関連づけられていないアクセス端末110は、318において、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を終了し得る。しかしながら、関連づけられていないアクセス端末110は、低減競合期間を使用して関連する状態になっており、現在は関連づけられたアクセス端末として送信チャネルを共有していることがある。
関連づけられた端末のためのNAV(NAT)設定フレームの例
図4は、関連づけられたアクセス端末のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)(NAT)を設定するために適応される送信フレームの一例を示すブロック図である。この例では、送信フレーム400は、関連づけられたアクセス端末におけるネットワーク割振りベクトル(NAV)(NAT)を設定するように適応される余分のフィールドを含むメディアアクセス制御(MAC)ヘッダを備え得る。
送信フレーム400はフレーム制御(FC)フィールド(frame control field)402を含み得る。フレーム制御フィールド402は、フレームタイプがサービス品質(QoS)ヌルフレーム(quality of service (QoS) null frame)であることを示す1つまたは複数のビットを含み得る。持続時間フィールド(duration field)404が、含まれ、以下で説明するNATフィールド(NAT field)418内の値よりも小さい値を備え得る。いくつかの実装形態では、持続時間フィールド404は0の値を有し得る。
送信フレーム400はさらに、複数のアドレスフィールド(address field)、すなわち、A1、A2およびA3を含む。第1のアドレスフィールド(A1)406は、ブロードキャストアドレスまたは目的とする受信器のアドレスを示し得る。第2のアドレスフィールド(A2)408は、送信者のID(たとえば、アクセスポイントのID)を示し得る。第3のアドレスフィールド(A3)410も送信者のIDを含み得る。
シーケンス制御(SC)フィールド(sequence control field)412は、送信フレーム400に関係するシーケンス番号を示し得る。QoS制御(QC)フィールド414は、高スループット制御(HTC)フィールド(high throughput control (HTC) field)416の存在を示すために含まれ得る。HTCフィールドは、関連づけられた端末のためのNAVフィールド(NATフィールド)418の存在を受信アクセス端末に示すための1つまたは複数のビットを含むために実装され得る。NATフィールド418は、ネットワーク割振りベクトル(NAV)の持続時間の指示と、ネットワーク割振りベクトルが関連づけられたアクセス端末においてのみ設定されるべきであるという指示とを備える。すなわち、NATフィールド418は、関連づけられたアクセス端末において設定されるネットワーク割振りベクトル(NAV)の時間期間を指定するように適応される1つまたは複数のビットを含む。送信フレーム400は、従来のフレームチェックシーケンス(frame check sequence (FCS))フィールド420で終わり得る。
関連づけられたアクセス端末が送信フレーム400を受信すると、関連づけられたアクセス端末は、NATフィールド418の存在を識別し得、図2を参照しながら上記で説明したように、NATフィールド418によって指定された時間期間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように適応され得る。
図5は、関連づけられたアクセス端末のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)(NAT)を設定するために適応される送信フレームの別の例を示すブロック図である。例示的な送信フレーム500では、フレーム制御(FC)フィールド502は、送信フレーム500がアクションフレームであることを示すように適応される。アクションフレームは、何らかのアクションを取るようにアクセス端末に要求するように適応されるフレームを備える。アクションフレームは、一般に、カテゴリーフィールドと、アクションの特定のカテゴリーのために必要とされる詳細とを含む。そのような詳細は、一般に、カテゴリーフィールドによって示されるカテゴリーのタイプに応じて変わる。
フレーム制御フィールド502の後には持続時間フィールド504が続く。持続時間フィールド504は、NATフィールド516内の値よりも小さい値を備え得る。いくつかの実装形態では、持続時間フィールド504は0の値を有し得る。送信フレーム500は、さらに、図4を参照しながら上記で説明したアドレスフィールドと同様の方法で実装される、従来のアドレスフィールド、A1 506、A2 508、およびA3 510を含む。シーケンス制御(SC)フィールド512は、送信フレーム500に関係するシーケンス番号を示すために含まれ得る。
アクションフレームとして、送信フレーム500はカテゴリー(CAT)フィールド(category (CAT) field)514を含む。カテゴリーフィールド514は、アクションフレームが、関連づけられた端末におけるNAV(NAT)を設定するためのカテゴリーに属することを示すように適応される。図5に示す実装形態では、NATフレームのカテゴリーは、関連づけられた端末のためのNAVフィールド(NATフィールド)を含んでいることがある。したがって、NATフィールド516がカテゴリーフィールド514の直後に続き得る。NATフィールド516は、関連づけられたアクセス端末のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)の持続時間の指示を備える。すなわち、NATフィールド516は、関連づけられたアクセス端末においてのみ設定されるネットワーク割振りベクトル(NAV)の時間期間を指定するように適応される複数のビットを含む。送信フレーム500は、従来のフレームチェックシーケンス(FCS)フィールド518で終わり得る。
関連づけられたアクセス端末が送信フレーム500を受信すると、関連づけられたアクセス端末は、送信フレーム500をNATフレームのためのカテゴリーのアクションフレームとして識別し得る。関連づけられたアクセス端末は、次いで、図2を参照しながら上記で説明したように、NATフィールド516を、ネットワーク割振りベクトル(NAV)のために設定されるべき時間期間を示すものとして識別し得る。
関連づけられたアクセス端末におけるネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するための送信フレームの2つの例について説明したが、関連づけられたアクセス端末におけるネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するのと同じ結果を達成するためにいくつかの他の送信フレームも本開示の範囲内で採用され得ることを、当業者は認識されよう。たとえば、他の実装形態では、関連づけられたアクセス端末におけるネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するためのNATフィールドを含む新しい制御フレームが採用され得る。また、関連づけられたアクセス端末におけるネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するためのNATフィールドを含むIEEE802.11WLAN通信システムに適合する送信フレームを設計するための多くの他のオプションが存在し得る。
例示的な部分的なNAVリセットフレーム
図6は、図3を参照しながら上記で説明したように、アクセス端末におけるネットワーク割振りベクトル(NAV)を部分的にリセットするために適応される送信フレームの一例を示すブロック図である。この例では、送信フレーム600は、部分的なNAVリセットフレームのためのカテゴリーのアクションフレームとして実装され得る。したがって、フレーム制御(FC)フィールド602は、送信フレーム600がアクションフレームであるという指示を含み得る。
フレーム制御フィールド602の後には持続時間フィールド604が続く。送信フレーム600がネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定することと部分的にリセットすることの両方を行うことが意図された実装形態では、持続時間フィールド604は、低減競合時間期間の意図された持続時間に設定された値を含み得る。すなわち、第1のフレームと部分リセットフレームとが単一の送信フレームに統合される(すなわち、それらは同じ送信フレームである)実装形態では、本明細書で説明するように、持続時間フィールド604は、第1のフレームを実装するために使用され得、以下で説明するカテゴリーフィールド614は、部分リセットフレームを実装するために使用され得る。ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するようにアクセス端末に命令するためにすでに別個のフレームが送られている場合、持続時間フィールド604は0の値に設定され得る。
送信フレーム600は、さらに、図4を参照しながら上記で説明したアドレスフィールドと同様の方法で実装される、従来のアドレスフィールド、A1 606、A2 608、およびA3 610を含む。シーケンス制御(SC)フィールド612は、送信フレーム600に関係するシーケンス番号を示すために含まれ得る。
アクションフレームとして、送信フレーム600はカテゴリー(CAT)フィールド614を含む。カテゴリーフィールド614は、アクションフレームが部分的なNAVリセット(PNR:partial NAV reset)フレームのためのカテゴリーに属することを示すように適応される。図5に示す実装形態では、PNRフレームのためのカテゴリーはさらなる詳細を含まないことがあり、したがって、送信フレーム600を終わらせ得る従来のフレームチェックシーケンス(FCS)フィールド616を除いて、カテゴリーフィールド614の後に追加のフィールドが続かないことがある。
アクセス端末が送信フレーム600を受信すると、受信アクセス端末は、送信フレーム600を部分的なNAVリセットフレームのためのカテゴリーのアクションフレームとして識別し得る。関連づけられたアクセス端末は、次いで、図3を参照しながら上記で説明したように、ネットワーク割振りベクトル(NAV)中に送信フレームの少なくとも1つのタイプの送信を可能にし得る。
アクセス端末において、ネットワーク割振りベクトル(NAV)をリセットすることと、場合によってはネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定することとのための送信フレームのほんの一例について説明したが、部分的なNAVリセットプロパティを送信フレームにアタッチするためにいくつかの他の実装形態が採用され得ることを、当業者は認識されよう。
例示的なアクセス端末
図7は、少なくとも1つの実装形態によるアクセス端末700の選択構成要素を示すブロック図である。アクセス端末700は、通信インターフェース704と記憶媒体706とに結合された処理回路702を含み得る。
処理回路702は、データを取得し、処理しおよび/または送り、データアクセスおよび記憶を制御し、コマンドを発行し、他の所望の動作を制御するように構成される。処理回路702は、少なくとも1つの実施形態において適切な媒体によって与えられる所望のプログラミングを実装するように構成された回路を備え得る。たとえば、処理回路702は、プロセッサ、コントローラ、たとえばソフトウェアおよび/またはファームウェア命令を含む実行可能命令を実行するように構成された複数のプロセッサおよび/または他の構造、ならびに/あるいはハードウェア回路のうちの1つまたは複数として実装され得る。処理回路702の実施形態は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理構成要素、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを含み得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成など、コンピューティング構成要素の組合せとして実装され得る。処理回路702のこれらの例は説明のためであり、本開示の範囲内の他の好適な構成も企図される。
通信インターフェース704は、アクセス端末700のワイヤレス通信を可能にするように構成される。通信インターフェース704は、少なくとも1つの送信器708および/または少なくとも1つの受信器710(たとえば、1つまたは複数の送信器/受信器チェーン)を含み得る。さらに、1つまたは複数のアンテナ712が通信インターフェース704に電気的に結合され得る。少なくとも1つの実装形態によれば、通信インターフェース704は、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)においてワイヤレス通信を可能にするように適応され得る。
記憶媒体706は、プロセッサ実行可能コードまたは命令(たとえば、ソフトウェア、ファームウェア)、電子データ、データベース、または他のデジタル情報など、プログラミングおよび/またはデータを記憶するための1つまたは複数のデバイスを表し得る。記憶媒体706は、汎用または専用プロセッサによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、記憶媒体706は、読取り専用メモリ(たとえば、ROM、EPROM、EEPROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、および/または情報を記憶するための他の非一時的コンピュータ可読媒体を含み得る。記憶媒体706は、処理回路702が記憶媒体706から情報を読み取り、記憶媒体706に情報を書き込むことができるように処理回路702に結合され得る。代替として、記憶媒体706は処理回路702に一体化され得る。
アクセス端末700の1つまたは複数の特徴によれば、処理回路702は、本明細書において図1〜図6を参照しながら上記で説明した様々なアクセス端末(たとえば、アクセス端末104、106、110および/または112)に関係するプロセス、機能、ステップおよび/またはルーチンのいずれかまたはすべてを実行するように適応され得る。本明細書で使用する、処理回路702に関する「適応される」という用語は、処理回路702が、様々な特徴に従って、特定のプロセス、機能、ステップおよび/またはルーチンを実行するように構成、採用、実装、またはプログラムされることのうちの1つまたは複数を指すことがある。
図8は、共有された送信チャネル上での低減競合の一時的期間を可能にするための、アクセス端末700などのアクセス端末上で動作可能な方法の少なくとも1つの実装形態の一例を示す流れ図である。図7と図8の両方を参照すると、ステップ802において、第1の送信を受信する。第1の送信は、アクセス端末700が、その期間に、共有された送信チャネル上で送信するのを控えるべきである時間期間を指定する第1のフレームを含み得る。低減競合期間を生成するために、この時間期間は、1つまたは複数の他のアクセス端末も、その期間に、共有された送信チャネル上で送信するのを控えるように命令される間隔と一致することができる。たとえば、第1のフレームを含むダウンリンク送信が、アクセスポイントによってワイヤレス送信され得、アクセス端末700の通信インターフェース704を介して処理回路702によって受信され得る。
第1のフレームは、指定された時間期間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定すること、指定された時間期間のためのバックオフを設定すること、固定値とバックオフとの合成時間が指定された時間期間に等しなるようにバックオフに固定値を加算すること、またはアービトレーションフレーム間スペース(AIFS)を指定された時間期間に等しい値に設定することを行うようにアクセス端末700に命令するように適応され得る。
第1のフレームが、指定された時間期間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するようにアクセス端末700に命令するように適応される実装形態では、処理回路702は、共有された送信チャネル上で送信するのをアクセス端末700に停止させるために、指定された時間期間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定し得る。いくつかの実装形態によれば、アクセス端末700は関連づけられたアクセス端末であり得、これは、アクセス端末700が、ダウンリンク送信を送ったアクセスポイントにアクティブに関連することを意味する。アクセス端末700が関連づけられたアクセス端末であるような場合、第1のフレームは、関連づけられたアクセス端末においてのみ設定されるべきネットワーク割振りベクトル(NAV)のための時間期間を指定する、関連づけられたアクセス端末のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)フィールド(NATフィールド)を含むことができる。様々な実装形態によれば、NATフィールドは、第1のフレームのメディアアクセス制御(MAC)ヘッダ中の追加のフィールドとして含まれ得る。他の実装形態では、第1のフレームは、アクションフレームが、NATフィールドを含むカテゴリーに属することを示す、カテゴリーフィールドを含むアクションフレームを備え得る。
第1の送信を受信すると、アクセス端末700は、804において、指定された時間期間の間、共有された送信チャネル上で送信するのを停止するかまたは控える。たとえば、処理回路702は、指定された時間期間の間、共有された送信チャネル上で送信を送るのを通信インターフェース704に停止させ得る。
図9は、共有された送信チャネル上での低減競合の一時的期間を可能にするための、アクセス端末700などのアクセス端末上で動作可能な方法の少なくとも1つの実装形態の別の例を示す流れ図である。図7と図9の両方を参照すると、ステップ902において、第1のフレームを含む第1の送信を受信する。第1のフレームは、アクセス端末700が、その期間に、共有された送信チャネル上で送信するのを控えるべきである時間期間を指定する。低減競合期間を生成するために、この時間期間は、1つまたは複数の他のアクセス端末もその間に共有された送信チャネル上で送信するのを控えるように命令される間隔と一致することができる。たとえば、第1のフレームを含むダウンリンク送信が、アクセスポイントによってワイヤレス送信され得、アクセス端末700の通信インターフェース704を介して処理回路702によって受信され得る。第1のフレームは、指定された時間期間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するようにアクセス端末700に命令するように適応され得る。たとえば、第1のフレームは、指定された時間期間を示す値を含む持続時間フィールドを含み得る。
アクセス端末700は、さらに、904において、指定された時間期間の満了の前に部分リセットフレームを受信する。部分リセットフレームは、アクセス端末700が、指定された時間期間中に共有された送信チャネル上で送信フレームの少なくとも1つのタイプを送信することを可能にされることを示すことができる。たとえば、処理回路702が、通信インターフェース704を介して部分リセットフレームを受信し得る。部分リセットフレームは、ステップ902において受信される第1のフレームを含む送信とは別個である送信の一部であるか、または部分リセットフレームは第1のフレームとともに受信され得る。いくつかの実装形態では、部分リセットフレームと第1のフレームとは、同じ単一の送信フレームに統合される。第1のフレームが、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するようにアクセス端末に命令するように適応されるとき、部分リセットフレームは、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を部分的にリセットするようにアクセス端末700に命令するように適応され得る。
ステップ904において部分リセットフレームを受信した後に、アクセス端末は、906において、指定された時間期間中に共有された送信チャネル上で第2の送信を送り、第2の送信は、送信フレームの可能にされたタイプのみを含む。たとえば、処理回路702は、通信インターフェース704を介して送信フレームの可能にされたタイプを送り得る。いくつかの実装形態では、送信フレームの可能にされたタイプは、探査要求フレーム、認証要求フレーム、または関連付け要求フレームのうちの少なくとも1つを含み得る。アクセス端末が、第1の送信を送ったアクセスポイントにアクティブに登録されていない、関連づけられていないアクセス端末である実装形態では、処理回路702は、アクセスポイントに関連する状態になるために、送信フレームのこれらの可能にされたタイプのうちの1つを送り得る。
例示的なアクセスポイント
図10は、少なくとも1つの実装形態によるアクセスポイントの選択構成要素を示すブロック図である。図示のように、アクセスポイント1000は、通信インターフェース1004と記憶媒体1006とに結合された処理回路1002を含み得る。
処理回路1002は、データを取得し、処理しおよび/または送り、データアクセスおよび記憶を制御し、コマンドを発行し、他の所望の動作を制御するように構成される。処理回路1002は、少なくとも1つの実施形態において適切な媒体によって与えられる所望のプログラミングを実装するように構成された回路を備え得る。たとえば、処理回路1002は、プロセッサ、コントローラ、たとえばソフトウェアおよび/またはファームウェア命令を含む実行可能命令を実行するように構成された複数のプロセッサおよび/または他の構造、ならびに/あるいはハードウェア回路のうちの1つまたは複数として実装され得る。処理回路1002の実施形態は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理構成要素、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを含み得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成など、コンピューティング構成要素の組合せとして実装され得る。処理回路1002のこれらの例は説明のためであり、本開示の範囲内の他の好適な構成も企図される。
通信インターフェース1004は、アクセスポイント1000のワイヤレス通信を可能にするように構成される。通信インターフェース1004は、少なくとも1つの送信器1008および/または少なくとも1つの受信器1010(たとえば、1つまたは複数の送信器/受信器チェーン)を含み得る。さらに、1つまたは複数のアンテナ1012が通信インターフェース1004に電気的に結合され得る。少なくとも1つの実装形態によれば、通信インターフェース1004は、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)においてワイヤレス通信を可能にするように適応され得る。
記憶媒体1006は、プロセッサ実行可能コードまたは命令(たとえば、ソフトウェア、ファームウェア)、電子データ、データベース、または他のデジタル情報など、プログラミングおよび/またはデータを記憶するための1つまたは複数のデバイスを表し得る。記憶媒体1006は、汎用または専用プロセッサによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、記憶媒体1006は、読取り専用メモリ(たとえば、ROM、EPROM、EEPROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、および/または情報を記憶するための他の非一時的コンピュータ可読媒体を含み得る。記憶媒体1006は、処理回路1002が記憶媒体1006から情報を読み取り、記憶媒体1006に情報を書き込むことができるように処理回路1002に結合され得る。代替として、記憶媒体1006は処理回路1002に一体化され得る。
1つまたは複数の特徴によれば、処理回路1002は、本明細書において図1〜図6を参照しながら上記で説明した様々なアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント102)に関係するプロセス、機能、ステップおよび/またはルーチンのいずれかまたはすべてを実行するように適応され得る。本明細書で使用する、処理回路1002に関する「適応される」という用語は、処理回路1002が、様々な特徴に従って、特定のプロセス、機能、ステップおよび/またはルーチンを実行するように構成、採用、実装、またはプログラムされることのうちの1つまたは複数を指すことがある。
図11は、アクセスポイント1000などのアクセスポイント上で動作可能な方法の少なくとも1つの実装形態の一例を示す流れ図である。図10と図11の両方を参照すると、アクセスポイント1000は、1102において、複数のアクセス端末に第1のフレームをワイヤレス送信する。第1のフレームは、複数のアクセス端末のうちの少なくともいくつかがその間に共有された送信チャネル上で送信するのを停止すべきである時間期間を指定するように構成され得る。たとえば、処理回路1002が、通信インターフェース1004を介して第1のフレームをワイヤレス送信し得る。
ある特徴によれば、第1のフレームは、指定された時間期間の持続時間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定すること、指定された時間期間のためのバックオフを設定すること、固定値とバックオフとの合成時間が指定された時間期間に等しくなるようにバックオフに固定値を加算すること、またはアービトレーションフレーム間スペース(AIFS)を指定された時間期間に等しい値に設定することを行うように複数のアクセス端末のうちの少なくともいくつかに命令することによって時間期間を指定するように構成され得る。
第1のフレームが、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように複数のアクセス端末のうちの少なくともいくつかに命令するように構成された、いくつかの実装形態では、第1のフレームは、関連づけられたアクセス端末のためのNAVフィールド(NATフィールド)を含み得、NATフィールドは、ネットワーク割振りベクトル(NAV)のための時間期間を指定し、ネットワーク割振りベクトル(NAV)が関連づけられたアクセス端末においてのみ設定されるべきであることを示す。図4および図5を参照しながら上述したように、そのようなNATフィールドは、第1のフレームのメディアアクセス制御(MAC)ヘッダ中のフィールドとして含まれ得、または、第1のフレームは、アクションフレームが、NATフィールドを含むカテゴリーに属することを示す、カテゴリーフィールドを含むアクションフレームを備えることができる。
アクセスポイント1000は、さらに、1104において、少なくとも1つのアクセス端末から指定された時間期間中に1つまたは複数の送信を受信する。たとえば、処理回路1002が、少なくとも1つのアクセス端末から通信インターフェース1004を介して1つまたは複数の送信を受信し得る。指定された時間期間中に受信される1つまたは複数の送信は、アクティブにアクセスポイント1000に登録されていない、関連づけられていないアクセス端末および/またはレガシーアクセス端末である少なくとも1つのアクセス端末によって送信され得る。
ある特徴によれば、アクセスポイント1000は、共有された送信チャネル上に低減競合期間を周期的に導入するために、矢印1106によって示されるように、周期的間隔で上記の方法を繰り返し得る。したがって、アクセスポイント100は、複数のアクセス端末に複数の第1のフレームをワイヤレス送信することになり、各第1のフレームは周期的スケジュールに従ってワイヤレス送信される。たとえば、処理回路1002が、周期的スケジュールに従って、通信インターフェース1004を介して複数の第1のフレームをワイヤレス送信し得る。
図12は、アクセスポイント1000などのアクセスポイント上で動作可能な方法の少なくとも1つの実装形態の別の例を示す流れ図である。図10と図12の両方を参照すると、アクセスポイント1000は、1202において、複数のアクセス端末に第1のフレームをワイヤレス送信する。第1のフレームは、複数のアクセス端末が、その期間に、共有された送信チャネル上で送信するのを停止すべきである時間期間を指定するように構成され得る。たとえば、処理回路1002が、通信インターフェース1004を介して第1のフレームをワイヤレス送信し得る。
アクセスポイント1000はまた、1204において、指定された時間期間の満了の前に部分リセットフレームをワイヤレス送信する。たとえば、処理回路1002が、通信インターフェース1004を介して部分リセットフレームを含むワイヤレス送信を送り得る。部分リセットフレームは、複数のアクセス端末が、指定された時間期間中に共有された送信チャネル上で送信フレームの少なくとも1つのタイプを送信することを可能にされることを複数のアクセス端末に示すように構成され得る。たとえば、部分リセットフレームは、複数のアクセス端末が探査要求フレーム、認証要求フレーム、および/または関連付け要求フレームを送信することを可能にされることを示し得る。
いくつかの実装形態では、第1のフレームは、指定された時間期間の持続時間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように複数のアクセス端末に命令することによって時間期間を指定するように適応される。そのような実装形態では、部分リセットフレームは、ネットワーク割振りベクトル(NAV)の指定された時間期間中に送信フレームの少なくとも1つのタイプの送信を可能にするためにネットワーク割振りベクトル(NAV)を部分的にリセットするように複数のアクセス端末に命令するように適応され得る。図6を参照しながら上述したように、部分リセットフレームは、ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定することと部分的にリセットすることの両方を行うように構成され得る。そのような実装形態では、第1のフレームと部分リセットフレームとは、同じ送信フレームを備える。
アクセスポイント1000は、さらに、1206において、指定された時間期間中に1つまたは複数の送信を受信し、1つまたは複数の送信は、可能にされたタイプの送信フレームのみを含む。たとえば、処理回路1002が、少なくとも1つのアクセス端末から通信インターフェース1004を介して送信を受信し得る。指定された時間期間中に受信される1つまたは複数の送信は、アクティブにアクセスポイント1000に登録されていない、関連づけられていないアクセス端末および/またはレガシーアクセス端末である少なくとも1つのアクセス端末によって送信され得る。
ある特徴によれば、アクセスポイント1000は、共有された送信チャネル上に低減競合期間を周期的に導入するために、矢印1208によって示されるように、周期的間隔で上記の方法を繰り返し得る。したがって、アクセスポイントは、複数のアクセス端末に複数の第1のフレームをワイヤレス送信することになり、各第1のフレームは周期的スケジュールに従ってワイヤレス送信される。たとえば、処理回路1002が、周期的スケジュールに従って、通信インターフェース1004を介して複数の第1のフレームをワイヤレス送信し得る。
図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9、図10、図11、および/または図12に示した構成要素、ステップ、特徴および/または機能のうちの1つまたは複数は、単一の構成要素、ステップ、特徴または機能に再構成されおよび/または組み合わせられるか、あるいはいくつかの構成要素、ステップ、または機能で実施され得る。また、本発明から逸脱することなく追加の要素、構成要素、ステップ、および/または機能が追加され得る。図1、図4、図5、図6、図7および/または図10に示した装置、デバイス、構成要素、および/または送信フレームは、図2、図3、図8、図9、図11および/または図12に記載した方法、特徴、またはステップのうちの1つまたは複数を実行するように構成され得る。本明細書で説明する新規のアルゴリズムはまた、効率的にソフトウェアで実装されおよび/またはハードウェアに組み込まれ得る。
また、少なくともいくつかの実装形態について、フローチャート、流れ図、構造図、またはブロック図として示されたプロセスとして説明したことに留意されたい。フローチャートは動作を逐次プロセスとして説明することがあるが、動作の多くは並行してまたは同時に実行され得る。さらに、動作の順序は並べ替えられ得る。プロセスは、その動作が完了すると終了する。プロセスは、メソッド、関数、プロシージャ、サブルーチン、サブプログラムなどに対応し得る。プロセスが関数に対応する場合、その終了は呼び出し関数またはメイン関数への関数の復帰に対応する。
さらに、実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはそれらの任意の組合せによって実装され得る。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコードで実装される場合、必要なタスクを実行するためのプログラムコードまたはコードセグメントは記憶媒体あるいは(1つまたは複数の)他の記憶装置などの機械可読媒体に記憶され得る。プロセッサは必要なタスクを実行し得る。コードセグメントは、プロシージャ、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、または命令、データ構造、もしくはプログラムステートメントの任意の組合せを表し得る。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリ内容をパスおよび/または受信することによって、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合され得る。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク送信などを含む任意の適切な手段を介して、パス、転送、または送信され得る。
「機械可読媒体」、「コンピュータ可読媒体」、および/または「プロセッサ可読媒体」という用語は、限定はしないが、ポータブルまたは固定記憶デバイス、光記憶デバイス、ならびに(1つまたは複数の)命令および/またはデータを記憶、含有または担持することが可能な様々な他の非一時的媒体を含み得る。したがって、本明細書で説明する様々な方法は、「機械可読媒体」、「コンピュータ可読媒体」、および/または「プロセッサ可読媒体」に記憶され、1つまたは複数のプロセッサ、機械および/またはデバイスによって実行され得る命令および/またはデータによって部分的にまたは完全に実装され得る。
本明細書に開示する例に関連して説明した方法またはアルゴリズムは、ハードウェア、プロセッサによって実行可能なソフトウェアモジュール、または両方の組合せで、処理ユニット、プログラム命令、または他の指令の形態で直接実施され得、単一のデバイスに含まれるかまたは複数のデバイスにわたって分散され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。記憶媒体は、プロセッサがその記憶媒体から情報を読み取り、その記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。
さらに、本明細書で開示する実施形態に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。
本明細書で説明した本発明の様々な特徴は、本発明から逸脱することなく様々なシステムで実装され得る。上記の実施形態は例にすぎず、本発明を限定するものと解釈すべきではないことに留意されたい。実施形態についての説明は、例示的なものであり、特許請求の範囲を限定するものではない。したがって、本教示は、他のタイプの装置、ならびに多くの代替形態、修正形態、および変更形態に容易に適用できることが当業者には明らかであろう。

Claims (83)

  1. アクセス端末であって、
    ワイヤレス通信を可能にするように適応される通信インターフェースと、
    前記通信インターフェースに結合された処理回路と、を備え、
    前記処理回路は、
    前記通信インターフェースを介して第1のフレームを受信すること、前記第1のフレームは、その間に前記アクセス端末が共有された送信チャネル上で送信するのを控えるべきである時間期間を指定し、前記時間期間は、その期間に、1つまたは複数の他のアクセス端末も前記共有された送信チャネル上で送信するのを控えるように命令される間隔と一致する、と、
    前記第1のフレームを受信に応じて、前記指定された時間期間の間、前記共有された送信チャネル上で送信するのを停止することと、
    を行うように適応される、
    アクセス端末。
  2. 前記通信インターフェースは、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)においてワイヤレス通信を可能にするように適応される、請求項1に記載のアクセス端末。
  3. 前記第1のフレームは、前記指定された時間期間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように前記アクセス端末に命令することによって前記時間期間を指定するように適応され、
    前記処理回路は、
    前記第1のフレームを受信すると、前記共有された送信チャネル上で送信するのを停止するために前記指定された時間期間のための前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するようにさらに適応される、
    請求項1に記載のアクセス端末。
  4. 前記アクセス端末は、前記第1のフレームを送ったアクセスポイントにアクティブに登録されている、関連づけられたアクセス端末であり、
    前記第1のフレームは、ネットワーク割振りベクトル(NAV)のための前記時間期間を指定し、前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)が関連づけられたアクセス端末においてのみ設定されるべきであることを示す、関連づけられたアクセス端末のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)のフィールド(NATフィールド)を含む、
    請求項3に記載のアクセス端末。
  5. 前記第1のフレームはメディアアクセス制御(MAC)ヘッダを備え、
    前記NATフィールドは前記メディアアクセス制御(MAC)ヘッダ中にフィールドとして含まれる、
    請求項4に記載のアクセス端末。
  6. 前記NATフィールドの存在は、前記メディアアクセス制御(MAC)ヘッダ中の高スループット制御(HTC)フィールドによって示される、請求項5に記載のアクセス端末。
  7. 前記第1のフレームは、前記NATフィールドを含むカテゴリーにアクションフレームが属することを示すカテゴリーフィールドを含む、アクションフレームを備える、請求項4に記載のアクセス端末。
  8. 前記第1のフレームは、前記アクセス端末に、
    前記指定された時間期間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定すること、
    前記指定された時間期間のためのバックオフを設定すること、
    前記指定された時間期間に等しくなるようにバックオフに固定値を加算すること、または
    アービトレーションフレーム間スペース(AIFS)を前記指定された時間期間に等しい値に設定すること、
    を行うように命令することによって、前記時間期間を指定するように適応される、
    請求項1に記載のアクセス端末。
  9. アクセス端末上で動作する方法であって、
    前記アクセス端末が、その期間に、共有された送信チャネル上で送信するのを控えるべきである時間期間を指定する、第1のフレームを受信すること、前記時間期間は、1つまたは複数の他のアクセス端末も、その期間に、前記共有された送信チャネル上で送信するのを控えるように命令される間隔と一致する、と、
    前記第1のフレームを受信した後に、前記指定された時間期間の間、前記共有された送信チャネル上での前記アクセス端末による送信を停止することと、
    を備える、方法。
  10. 前記アクセス端末が、その期間に、送信するのを控えるべきである前記時間期間を指定する前記第1のフレームを受信することは、前記アクセス端末に、前記指定された時間期間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように命令するよう適応される前記第1のフレームを受信することを備え、
    前記指定された時間期間の間、前記共有された送信チャネル上で送信するのを中止することは、前記第1のフレームを受信した後に、前記指定された時間期間のための前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定することを備える、
    請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1のフレームを受信することは、
    前記第1のフレームを送ったアクセスポイントにアクティブに登録されている、関連づけられたアクセス端末として動作する前記アクセス端末において前記第1のフレームを受信すること、前記第1のフレームは、ネットワーク割振りベクトル(NAV)のための前記時間期間を指定し、前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)が関連づけられたアクセス端末においてのみ設定されるべきであることを示す、関連づけられたアクセス端末のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)のフィールド(NATフィールド)を含む、を備える、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1のフレームを受信することは、
    メディアアクセス制御(MAC)ヘッダ中にフィールドとして含まれる前記NATフィールドをもつ前記MACヘッダを含む前記第1のフレームを受信すること、
    を備える、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1のフレームを受信することは、
    アクションフレームが、前記NATフィールドを含むカテゴリーに属することを示す、カテゴリーフィールドを含むアクションフレームを備える前記第1のフレームを受信すること、
    を備える、請求項11に記載の方法。
  14. 前記アクセス端末が、その期間に、送信するのを控えるべきである前記時間期間を指定する前記第1のフレームを受信することは、
    前記アクセス端末に、
    前記指定された時間期間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定すること、
    前記指定された時間期間のためのバックオフを設定すること、
    前記指定された時間期間に等しくなるようにバックオフに固定値を加算すること、または、
    アービトレーションフレーム間スペース(AIFS)を前記指定された時間期間に等しい値に設定すること、
    を行うように命令する前記第1のフレームを受信すること、
    を備える、請求項9に記載の方法。
  15. アクセス端末であって、
    前記アクセス端末が、その期間に、共有された送信チャネル上で送信するのを控えるべきである時間期間を指定する第1のフレームを受信するための手段、前記時間期間は、1つまたは複数の他のアクセス端末が、その期間に、前記共有された送信チャネル上で送信するのを控えるように命令される間隔と一致する、と、
    前記第1のフレームを受信した後に、前記指定された時間期間の間、前記共有された送信チャネル上での前記アクセス端末による送信を停止するための手段と、
    を備える、アクセス端末。
  16. 前記第1のフレームは、前記指定された時間期間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように前記アクセス端末に命令することによって前記時間期間を指定するように適応される、請求項15に記載のアクセス端末。
  17. 前記アクセス端末は、前記第1のフレームを送ったアクセスポイントにアクティブに登録されている、関連づけられたアクセス端末であり、
    前記第1のフレームは、ネットワーク割振りベクトル(NAV)のための前記時間期間を指定し、前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)が関連づけられたアクセス端末においてのみ設定されるべきであることを示す、関連づけられたアクセス端末のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)のフィールド(NATフィールド)を含む、
    請求項16に記載のアクセス端末。
  18. アクセス端末上で動作可能な1つまたは複数の命令を備えるプロセッサ可読媒体であって、前記命令は、処理回路によって実行されるとき、
    前記アクセス端末が、その期間に、共有された送信チャネル上で送信するのを控えるべきである時間期間を指定する第1のフレームを受信すること、前記時間期間は、1つまたは複数の他のアクセス端末が、その期間に、前記共有された送信チャネル上で送信するのを控えるように命令される間隔と一致する、と、
    前記第1のフレームを受信すると、前記指定された時間期間の間、前記共有された送信チャネル上で送信することを停止することと、
    を前記処理回路に行わせる、プロセッサ可読媒体。
  19. 前記第1のフレームは、前記指定された時間期間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように前記アクセス端末に命令することによって前記時間期間を指定するように適応される、請求項18に記載のプロセッサ可読媒体。
  20. 前記第1のフレームは、ネットワーク割振りベクトル(NAV)のための前記時間期間を指定し、前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)が関連づけられたアクセス端末においてのみ設定されるべきであることを示す、関連づけられたアクセス端末のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)のフィールド(NATフィールド)を含む、請求項19に記載のプロセッサ可読媒体。
  21. アクセス端末であって、
    ワイヤレス通信を可能にするように適応される通信インターフェースと、
    前記通信インターフェースに結合された処理回路と、を備え、
    前記処理回路は、
    前記通信インターフェースを介して第1のフレームを受信すること、前記第1のフレームは、前記アクセス端末が、その期間に、共有された送信チャネル上で送信するのを控えるべきである時間期間を指定し、前記時間期間は、1つまたは複数の他のアクセス端末も、その期間に、前記共有された送信チャネル上で送信するのを控えるように命令される間隔と一致する、と、
    前記指定された時間期間の満了の前に前記通信インターフェースを介して部分リセットフレームを受信すること、前記部分リセットフレームは、前記アクセス端末が、前記指定された時間期間中に前記共有された送信チャネル上で送信フレームの少なくとも1つのタイプを送信することを可能にされることを示す、と、
    前記通信インターフェースを介して、前記指定された時間期間中に前記共有された送信チャネル上で送信フレームの可能にされたタイプのみを送ることと、
    を行うように適応される、
    アクセス端末。
  22. 前記通信インターフェースは、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)においてワイヤレス通信を可能にするように適応される、請求項21に記載のアクセス端末。
  23. 前記第1のフレームは、前記指定された時間期間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように前記アクセス端末に命令することによって前記時間期間を指定するように適応され、
    前記処理回路は、
    前記第1のフレームを受信すると、前記指定された時間期間のための前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように適応される、
    請求項21に記載のアクセス端末。
  24. 前記部分リセットフレームは、前記指定された時間期間中に送信フレームの前記少なくとも1つのタイプの送信を可能にするために前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を部分的にリセットするように前記アクセス端末に命令するように適応され、
    前記処理回路は、
    前記指定された時間期間中に送信フレームの前記少なくとも1つのタイプの送信を可能にするために前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を部分的にリセットするように適応される、
    請求項23に記載のアクセス端末。
  25. 前記第1のフレームと前記部分リセットフレームとは、前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定することと部分的にリセットすることの両方を行うように前記アクセス端末に命令するように適応される単一の統合送信フレームを備える、請求項24に記載のアクセス端末。
  26. 前記アクセス端末が前記指定された時間期間中に前記共有された送信チャネル上で送信することを可能にされる送信フレームの前記少なくとも1つのタイプは、探査要求フレーム、認証要求フレーム、または関連付け要求フレームのうちの少なくとも1つを備える、請求項21に記載のアクセス端末。
  27. 前記アクセス端末は、前記第1のフレームを送ったアクセスポイントにアクティブに登録されていない、関連づけられていないアクセス端末であり、
    前記処理回路は、
    前記通信インターフェースを介して、前記指定された時間期間中に前記共有された送信チャネル上で送信を送ること、前記送信は、探査要求フレーム、認証要求フレーム、または関連付け要求フレームのうちの1つを含む、を行うようにさらに適応される、
    請求項26に記載のアクセス端末。
  28. アクセス端末上で動作可能な方法であって、
    前記アクセス端末が、その期間に、共有された送信チャネル上で送信するのを控えるべきである時間期間を指定する第1のフレームを受信すること、前記時間期間は、1つまたは複数の他のアクセス端末も、その期間に、前記共有された送信チャネル上で送信するのを控えるように命令される間隔と一致する、と、
    前記指定された時間期間の満了の前に部分リセットフレームを受信すること、前記部分リセットフレームは、前記アクセス端末が、前記指定された時間期間中に前記共有された送信チャネル上で送信フレームの少なくとも1つのタイプを送信することを可能にされることを示す、と、
    前記指定された時間期間中に前記共有された送信チャネル上で送信フレームの可能にされたタイプのみを送ることと、
    を備える、方法。
  29. 前記アクセス端末が、その期間に、送信するのを控えるべきである前記時間期間を指定する前記第1のフレームを受信することは、
    前記指定された時間期間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように前記アクセス端末に命令する前記第1のフレームを受信することと、
    前記第1のフレームを受信した後に、前記指定された時間期間のための前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定することと、
    を備える、請求項28に記載の方法。
  30. 前記アクセス端末が、前記指定された時間期間中に前記共有された送信チャネル上で送信フレームの少なくとも1つのタイプを送信することを可能にされることを示す前記部分リセットフレームを受信することは、
    前記指定された時間期間中に送信フレームの前記少なくとも1つのタイプの送信を可能にするために前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を部分的にリセットするように前記アクセス端末に命令する前記部分リセットフレームを受信することと、
    前記指定された時間期間中に送信フレームの前記少なくとも1つのタイプの送信を可能にするために前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を部分的にリセットすることと、
    を備える、請求項29に記載の方法。
  31. 前記第1のフレームと前記部分リセットフレームとは、前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定することと部分的にリセットすることの両方を行うように前記アクセス端末に命令するように適応される単一の統合送信フレームを備える、請求項30に記載の方法。
  32. 前記アクセス端末が前記指定された時間期間中に前記共有された送信チャネル上で送信することを可能にされる送信フレームの前記少なくとも1つのタイプは、探査要求フレーム、認証要求フレーム、または関連付け要求フレームのうちの少なくとも1つを備える、請求項28に記載の方法。
  33. 前記アクセス端末は、前記第1のフレームを送ったアクセスポイントにアクティブに登録されていない、関連づけられていないアクセス端末であり、
    前記方法は、前記指定された時間期間中に前記共有された送信チャネル上で送信を送ること、前記送信が、前記探査要求フレーム、前記認証要求フレーム、または前記関連付け要求フレームのうちの1つを含む、をさらに備える、
    請求項32に記載の方法。
  34. アクセス端末であって、
    前記アクセス端末が、その期間に、共有された送信チャネル上で送信するのを控えるべきである時間期間を指定する第1のフレームを受信するための手段、前記時間期間は、1つまたは複数の他のアクセス端末もその間に前記共有された送信チャネル上で送信するのを控えるように命令される間隔と一致する、と、
    前記指定された時間期間の満了の前に部分リセットフレームを受信するための手段、前記部分リセットフレームは、前記アクセス端末が、前記指定された時間期間中に前記共有された送信チャネル上で送信フレームの少なくとも1つのタイプを送信することを可能にされることを示す、と、
    前記指定された時間期間中に前記共有された送信チャネル上で送信フレームの可能にされたタイプのみを送るための手段と、
    を備える、アクセス端末。
  35. 前記第1のフレームは、前記指定された時間期間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように前記アクセス端末に命令することによって前記時間期間を指定するように適応される、請求項34に記載のアクセス端末。
  36. 前記部分リセットフレームは、前記指定された時間期間中に送信フレームの前記少なくとも1つのタイプの送信を可能にするために前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を部分的にリセットするように前記アクセス端末に命令するように適応される、請求項35に記載のアクセス端末。
  37. 前記第1のフレームと前記部分リセットフレームとは、前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定することと部分的にリセットすることの両方を行うように適応される同じフレームである、請求項36に記載のアクセス端末。
  38. アクセス端末上で動作可能な1つまたは複数の命令を備えるプロセッサ可読媒体であって、
    前記命令は、処理回路によって実行されたとき、
    前記アクセス端末が、その期間に、共有された送信チャネル上で送信するのを控えるべきである時間期間を指定する第1のフレームを受信すること、前記時間期間は、1つまたは複数の他のアクセス端末もその間に前記共有された送信チャネル上で送信するのを控えるように命令される間隔と一致する、と、
    前記指定された時間期間の満了の前に部分リセットフレームを受信すること、前記部分リセットフレームは、前記アクセス端末が、前記指定された時間期間中に前記共有された送信チャネル上で送信フレームの少なくとも1つのタイプを送信することを可能にされることを示す、と、
    前記指定された時間期間中に前記共有された送信チャネル上で送信フレームの可能にされたタイプのみを送ることと、
    を前記処理回路に行わせる、プロセッサ可読媒体。
  39. 前記第1のフレームは、前記指定された時間期間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように前記アクセス端末に命令することによって前記時間期間を指定するように適応される、請求項38に記載のプロセッサ可読媒体。
  40. 前記部分リセットフレームは、前記指定された時間期間中に送信フレームの前記少なくとも1つのタイプの送信を可能にするために前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を部分的にリセットするように前記アクセス端末に命令するように適応される、請求項39に記載のプロセッサ可読媒体。
  41. 前記第1のフレームと前記部分リセットフレームとは、前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定することと部分的にリセットすることの両方を行うように適応される同じフレームである、請求項40に記載のプロセッサ可読媒体。
  42. アクセスポイントであって、
    ワイヤレス通信を可能にするように適応される通信インターフェースと、
    前記通信インターフェースに結合された処理回路と、
    を備え、
    前記処理回路は、
    前記通信インターフェースを介して第1のフレームを複数のアクセス端末にワイヤレス送信すること、前記第1のフレームが、前記複数のアクセス端末のうちの少なくともいくつかがその間に共有された送信チャネル上で送信するのを停止すべきである時間期間を指定する、と、
    前記通信インターフェースを介して、前記アクセスポイントにアクティブに登録されていない、関連づけられていないアクセス端末またはレガシーアクセス端末のうちの少なくとも1つから前記指定された時間期間中に送信を受信することと、
    を行うように適応される、
    アクセスポイント。
  43. 前記通信インターフェースは、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)においてワイヤレス通信を可能にするように適応される、請求項42に記載のアクセスポイント。
  44. 前記第1のフレームは、
    指定される前記時間期間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定すること、
    前記指定される時間期間のためのバックオフを設定すること、
    固定値とバックオフとの合成が前記指定される時間期間に等しくなるようにバックオフに固定値を加算すること、または
    アービトレーションフレーム間スペース(AIFS)を前記指定される時間期間に等しい値に設定すること、
    を行うように前記複数のアクセス端末のうちの少なくともいくつかに命令することによって前記時間期間を指定するように適応される、請求項42に記載のアクセスポイント。
  45. 前記第1のフレームは、前記指定された時間期間の持続時間のための前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように前記複数のアクセス端末のうちの少なくともいくつかに命令することによって前記時間期間を指定するように適応され、
    前記第1のフレームは、関連づけられたアクセス端末のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)フィールド(NATフィールド)を含み、前記NATフィールドは、前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)のための前記時間期間を指定し、前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)が関連づけられたアクセス端末においてのみ設定されるべきであることを示す、
    請求項44に記載のアクセスポイント。
  46. 前記第1のフレームは、メディアアクセス制御(MAC)ヘッダを備え、
    前記NATフィールドは、前記メディアアクセス制御(MAC)ヘッダ中にフィールドとして含まれる、請求項45に記載のアクセスポイント。
  47. 前記NATフィールドの存在は、前記メディアアクセス制御(MAC)ヘッダ中の高スループット制御(HTC)フィールドによって示される、請求項46に記載のアクセスポイント。
  48. 前記第1のフレームは、アクションフレームが前記NATフィールドを含むカテゴリーに属することを示す、カテゴリーフィールドを含むアクションフレームを備える、請求項45に記載のアクセスポイント。
  49. 前記処理回路は、
    前記通信インターフェースを介して複数の第1のフレームを複数のアクセス端末にワイヤレス送信すること、前記複数の第1のフレームの各第1のフレームが周期的スケジュールに従ってワイヤレス送信される、
    を行うようにさらに適応される、請求項42に記載のアクセスポイント。
  50. アクセスポイント上で動作可能な方法であって、
    第1のフレームを複数のアクセス端末にワイヤレス送信すること、前記第1のフレームは、前記複数のアクセス端末のうちの少なくともいくつかがその間に共有された送信チャネル上で送信するのを停止すべきである時間期間を指定する、と、
    前記複数のアクセス端末のうちの少なくとも1つのアクセス端末から前記指定された時間期間中に送信を受信すること、前記少なくとも1つのアクセス端末は、前記アクセスポイントにアクティブに登録されていない、関連づけられていないアクセス端末またはレガシーアクセス端末を備える、と、
    を備える、方法。
  51. 前記複数のアクセス端末のうちの少なくともいくつかが、その期間に、前記共有された送信チャネル上で送信するのを停止すべきである前記時間期間を指定する前記第1のフレームをワイヤレス送信することは、
    前記指定された時間期間の持続時間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように前記複数のアクセス端末のうちの少なくともいくつかに命令するように適応される前記第1のフレームをワイヤレス送信すること、を備える、
    請求項50に記載の方法。
  52. 前記指定された時間期間の前記持続時間のための前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように前記複数のアクセス端末のうちの少なくともいくつかに命令するように適応される前記第1のフレームをワイヤレス送信することは、
    関連づけられたアクセス端末のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)フィールド(NATフィールド)を含む前記第1のフレームをワイヤレス送信すること、前記NATフィールドは、前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)のための前記時間期間を指定し、前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)が関連づけられたアクセス端末においてのみ設定されるべきであることを示す、を備える、
    請求項51に記載の方法。
  53. 前記NATフィールドを含む前記第1のフレームをワイヤレス送信することは、
    メディアアクセス制御(MAC)ヘッダに組み込まれる前記NATフィールドを含む前記第1のフレームをワイヤレス送信すること、を備える、
    請求項52に記載の方法。
  54. 前記NATフィールドを含む前記第1のフレームをワイヤレス送信することは、
    アクションフレームが、前記NATフィールドを含むカテゴリーに属することを示す、カテゴリーフィールドを含むアクションフレームとして前記第1のフレームをワイヤレス送信すること、を備える、
    請求項52に記載の方法。
  55. 前記複数のアクセス端末のうちの少なくともいくつかが、その期間に、前記共有された送信チャネル上で送信するのを停止すべきである前記時間期間を指定する前記第1のフレームをワイヤレス送信することは、
    前記指定された時間期間の持続時間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定すること、
    前記指定された時間期間のためのバックオフを設定すること、
    固定値とバックオフとの合成が前記指定された時間期間に等しくなるように前記バックオフに前記固定値を加算すること、または
    アービトレーションフレーム間スペース(AIFS)を前記指定された時間期間に等しい値に設定すること、
    を行うように前記複数のアクセス端末のうちの少なくともいくつかに命令するように適応される前記第1のフレームをワイヤレス送信すること、を備える、
    請求項50に記載の方法。
  56. 複数の第1のフレームを複数のアクセス端末にワイヤレス送信すること、前記複数の第1のフレームの各第1のフレームが周期的スケジュールに従ってワイヤレス送信される、をさらに備える、請求項50に記載の方法。
  57. アクセスポイントであって、
    第1のフレームを複数のアクセス端末にワイヤレス送信するための手段、前記第1のフレームは、前記複数のアクセス端末のうちの少なくともいくつかが、その期間に、共有された送信チャネル上で送信するのを停止すべきである時間期間を指定する、と、
    前記複数のアクセス端末のうちの少なくとも1つのアクセス端末から前記指定された時間期間中に送信を受信するための手段、前記少なくとも1つのアクセス端末は、前記アクセスポイントにアクティブに登録されていない、関連づけられていないアクセス端末またはレガシーアクセス端末を備える、と、
    を備える、アクセスポイント。
  58. 前記第1のフレームは、前記指定された時間期間の持続時間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように前記複数のアクセス端末のうちの少なくともいくつかに命令することによって前記時間期間を指定するように適応される、請求項57に記載のアクセスポイント。
  59. 前記第1のフレームは、関連づけられたアクセス端末のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)フィールド(NATフィールド)を含み、前記NATフィールドは、前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)のための前記時間期間を指定し、前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)が関連づけられたアクセス端末においてのみ設定されるべきであることを示す、請求項58に記載のアクセスポイント。
  60. アクセスポイント上で動作可能な1つまたは複数の命令を備えるプロセッサ可読媒体であって、
    前記命令は、処理回路によって実行されたとき、
    第1のフレームを複数のアクセス端末にワイヤレス送信すること、前記第1のフレームは、前記複数のアクセス端末のうちの少なくともいくつかが、その期間に、共有された送信チャネル上で送信するのを停止すべきである時間期間を指定する、と、
    前記アクセスポイントにアクティブに登録されていない、関連づけられていないアクセス端末またはレガシーアクセス端末のうちの少なくとも1つから前記指定された時間期間中に送信を受信することと、
    を前記処理回路に行わせる、
    プロセッサ可読媒体。
  61. 前記第1のフレームは、前記指定された時間期間の持続時間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように前記複数のアクセス端末のうちの少なくともいくつかに命令することによって前記時間期間を指定するように適応される、請求項60に記載のプロセッサ可読媒体。
  62. 前記第1のフレームは、関連づけられたアクセス端末のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)フィールド(NATフィールド)を含み、前記NATフィールドは、前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)のための前記時間期間を指定し、前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)が関連づけられたアクセス端末においてのみ設定されるべきであることを示す、
    請求項61に記載のプロセッサ可読媒体。
  63. アクセスポイントであって、
    ワイヤレス通信を可能にするように適応される通信インターフェースと、
    前記通信インターフェースに結合された処理回路と、
    を備え、
    前記処理回路は、
    前記通信インターフェースを介して第1のフレームを複数のアクセス端末にワイヤレス送信すること、前記第1のフレームは、前記複数のアクセス端末がその間に共有された送信チャネル上で送信するのを停止すべきである時間期間を指定する、と、
    前記指定された時間期間の満了の前に部分リセットフレームをワイヤレス送信すること、前記部分リセットフレームは、前記複数のアクセス端末が、前記指定された時間期間中に前記共有された送信チャネル上で送信フレームの少なくとも1つのタイプを送信することを可能にされることを示す、と、
    前記通信インターフェースを介して、前記指定された時間期間中に少なくとも1つの送信を受信すること、前記少なくとも1つの送信が送信フレームの可能にされたタイプのみを含む、と、
    を行うように適応される、
    アクセスポイント。
  64. 前記通信インターフェースは、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)においてワイヤレス通信を可能にするように適応される、請求項63に記載のアクセスポイント。
  65. 前記第1のフレームは、前記指定された時間期間の持続時間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように前記複数のアクセス端末に命令することによって前記時間期間を指定するように適応される、請求項63に記載のアクセスポイント。
  66. 前記部分リセットフレームは、前記指定された時間期間中に送信フレームの前記少なくとも1つのタイプの送信を可能にするために前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を部分的にリセットするように前記複数のアクセス端末に命令するように適応される、請求項65に記載のアクセスポイント。
  67. 前記第1のフレームと前記部分リセットフレームとは、前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定することと部分的にリセットすることの両方を行うように適応される同じ送信フレームを備える、請求項66に記載のアクセスポイント。
  68. 前記複数のアクセス端末が前記指定された時間期間中に前記共有された送信チャネル上で送信することを可能にされる送信フレームの前記少なくとも1つのタイプは、探査要求フレーム、認証要求フレーム、または関連付け要求フレームのうちの少なくとも1つを備える、請求項63に記載のアクセスポイント。
  69. 前記処理回路は、
    前記通信インターフェースを介して複数のセットを複数のアクセス端末にワイヤレス送信すること、各セットは第1のフレームと部分リセットフレームとを含み、各セットは周期的スケジュールに従ってワイヤレス送信される、を行うようにさらに適応される、
    請求項63に記載のアクセスポイント。
  70. アクセスポイント上で動作可能な方法であって、
    第1のフレームを複数のアクセス端末にワイヤレス送信すること、前記第1のフレームは、前記複数のアクセス端末が、その期間に、共有された送信チャネル上で送信するのを停止すべきである時間期間を指定する、と、
    前記指定された時間期間の満了の前に部分リセットフレームをワイヤレス送信すること、前記部分リセットフレームは、前記複数のアクセス端末が、前記指定された時間期間中に前記共有された送信チャネル上で送信フレームの少なくとも1つのタイプを送信することを可能にされることを示す、と、
    前記指定された時間期間中に少なくとも1つの送信を受信すること、前記少なくとも1つの送信が送信フレームの可能にされたタイプのみを含む、と、
    を備える、方法。
  71. 前記複数のアクセス端末が、その期間に、前記共有された送信チャネル上で送信するのを停止すべきである前記時間期間を指定する前記第1のフレームをワイヤレス送信することは、
    前記指定された時間期間の持続時間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように前記複数のアクセス端末に命令するように適応される前記第1のフレームをワイヤレス送信すること、を備える、
    請求項70に記載の方法。
  72. 前記複数のアクセス端末が、前記指定された時間期間中に前記共有された送信チャネル上で送信フレームの前記少なくとも1つのタイプを送信することを可能にされることを示す前記部分リセットフレームをワイヤレス送信することは、
    前記指定された時間期間中に送信フレームの前記少なくとも1つのタイプの送信を可能にするために前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を部分的にリセットするように前記複数のアクセス端末に命令するように適応される前記部分リセットフレームをワイヤレス送信すること、を備える、
    請求項71に記載の方法。
  73. 前記第1のフレームをワイヤレス送信することと、前記部分リセットフレームをワイヤレス送信することとは、
    前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定することと部分的にリセットすることの両方を行うように適応される単一のフレームをワイヤレス送信すること、を備える、
    請求項72に記載の方法。
  74. 前記複数のアクセス端末が前記指定された時間期間中に前記共有された送信チャネル上で送信することを可能にされる送信フレームの前記少なくとも1つのタイプは、探査要求フレーム、認証要求フレーム、または関連付け要求フレームのうちの少なくとも1つを備える、請求項70に記載の方法。
  75. 複数のセットを複数のアクセス端末にワイヤレス送信すること、各セットが第1のフレームと部分リセットフレームとを含み、各セットが周期的スケジュールに従ってワイヤレス送信される、をさらに備える、
    請求項70に記載の方法。
  76. アクセスポイントであって、
    第1のフレームを複数のアクセス端末にワイヤレス送信するための手段、前記第1のフレームは、前記複数のアクセス端末が、その期間に、共有された送信チャネル上で送信するのを停止すべきである時間期間を指定する、と、
    前記指定された時間期間の満了の前に部分リセットフレームをワイヤレス送信するための手段、前記部分リセットフレームは、前記複数のアクセス端末が、前記指定された時間期間中に前記共有された送信チャネル上で送信フレームの少なくとも1つのタイプを送信することを可能にされることを示す、と、
    前記指定された時間期間中に少なくとも1つの送信を受信するための手段、前記少なくとも1つの送信が送信フレームの可能にされたタイプのみを含む、と、
    を備える、アクセスポイント。
  77. 前記第1のフレームは、前記指定された時間期間の持続時間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように前記複数のアクセス端末に命令することによって前記時間期間を指定するように適応される、請求項76に記載のアクセスポイント。
  78. 前記部分リセットフレームは、前記指定された時間期間中に送信フレームの前記少なくとも1つのタイプの送信を可能にするために前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を部分的にリセットするように前記複数のアクセス端末に命令するように適応される、請求項77に記載のアクセスポイント。
  79. 前記第1のフレームと前記部分リセットフレームとは、前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定することと部分的にリセットすることの両方を行うように適応される同じ送信フレームを備える、請求項78に記載のアクセスポイント。
  80. アクセスポイント上で動作可能な1つまたは複数の命令を備えるプロセッサ可読媒体であって、
    前記命令は、処理回路によって実行されたとき、
    第1のフレームを複数のアクセス端末にワイヤレス送信すること、前記第1のフレームは、前記複数のアクセス端末がその間に共有された送信チャネル上で送信するのを停止すべきである時間期間を指定する、と、
    前記指定された時間期間の満了の前に部分リセットフレームをワイヤレス送信すること、前記部分リセットフレームは、前記複数のアクセス端末が、前記指定された時間期間中に前記共有された送信チャネル上で送信フレームの少なくとも1つのタイプを送信することを可能にされることを示す、と、
    前記指定された時間期間中に少なくとも1つの送信を受信すること、前記少なくとも1つの送信が送信フレームの可能にされたタイプのみを含む、と、
    を前記処理回路に行わせる、プロセッサ可読媒体。
  81. 前記第1のフレームは、前記指定された時間期間の持続時間のためのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定するように前記複数のアクセス端末に命令することによって前記時間期間を指定するように適応される、請求項80に記載のプロセッサ可読媒体。
  82. 前記部分リセットフレームは、前記指定された時間期間中に送信フレームの前記少なくとも1つのタイプの送信を可能にするために前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を部分的にリセットするように前記複数のアクセス端末に命令するように適応される、請求項81に記載のプロセッサ可読媒体。
  83. 前記第1のフレームと前記部分リセットフレームとは、前記ネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定することと部分的にリセットすることの両方を行うように適応される同じ送信フレームを備える、請求項82に記載のアクセスポイント。
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