JP2013540229A - Co2捕捉を備えたコンバインドサイクル発電所及びこれを運転する方法 - Google Patents

Co2捕捉を備えたコンバインドサイクル発電所及びこれを運転する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013540229A
JP2013540229A JP2013532146A JP2013532146A JP2013540229A JP 2013540229 A JP2013540229 A JP 2013540229A JP 2013532146 A JP2013532146 A JP 2013532146A JP 2013532146 A JP2013532146 A JP 2013532146A JP 2013540229 A JP2013540229 A JP 2013540229A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hrsg
steam
power plant
exhaust gas
boiler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2013532146A
Other languages
English (en)
Inventor
リー ホンタオ
ドゥルー フランソワ
ルーフティ クリストフ
ライザー カール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Technology GmbH
Original Assignee
Alstom Technology AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alstom Technology AG filed Critical Alstom Technology AG
Publication of JP2013540229A publication Critical patent/JP2013540229A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K23/00Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids
    • F01K23/02Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled
    • F01K23/06Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled combustion heat from one cycle heating the fluid in another cycle
    • F01K23/10Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled combustion heat from one cycle heating the fluid in another cycle with exhaust fluid of one cycle heating the fluid in another cycle
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K17/00Using steam or condensate extracted or exhausted from steam engine plant
    • F01K17/04Using steam or condensate extracted or exhausted from steam engine plant for specific purposes other than heating
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C6/00Plural gas-turbine plants; Combinations of gas-turbine plants with other apparatus; Adaptations of gas-turbine plants for special use
    • F02C6/18Plural gas-turbine plants; Combinations of gas-turbine plants with other apparatus; Adaptations of gas-turbine plants for special use using the waste heat of gas-turbine plants outside the plants themselves, e.g. gas-turbine power heat plants
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/32Direct CO2 mitigation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

ガスタービン(31〜33)と、蒸気タービン(39)と、第1のHRSG(36)とを備えるコンバインドサイクル発電所(30)は、ガスタービン(33)からの排ガスからのCO2の少なくとも部分的な捕捉のためのCO2捕捉プラント(48)を有する。発電所(30)は、特に、排ガスの一部を受け取りかつこの排ガスの熱を蒸気及び吸収に伝達するように配置された第2のHRSG若しくはボイラ(43)を有する。第2のHRSG若しくはボイラ(43)において発生された蒸気は、CO2捕捉プラント(48)の運転のために及び/又は発電機及び選択的にCO2圧縮機(65)を駆動する蒸気タービン(60,61)を運転するために使用される。本発明による発電所(30)は、発電所部分負荷制御及び発電所効率におけるより大きな自由度を許容する。発電所を運転する方法も請求されている。

Description

本発明は、ガスタービンと、蒸気タービンと、熱回収蒸気発生器と、ガスタービンの煙道ガスにおける二酸化炭素の捕捉及び圧縮のために発電所に一体化されたプラントとを含む、電力の発生のためのコンバインドサイクル発電所に関する。本発明は、さらに、発電所を運転する方法に関する。
背景技術
二酸化炭素(CO2)捕捉を備えたコンバインドサイクル発電所は、文献において公知であり、例えば米国及びスウェーデンにおいて第1のパイロット発電所で実現されている。
炭素捕捉プラントを備えたこのような発電所のための公知の概念は、ガス及び蒸気タービンと、ガスタービン煙道ガスからの熱を利用して蒸気を発生するように設計された熱回収蒸気発生器(HRSG)とを備えたコンバインドサイクル発電所を含む。このようなHRSGによって排出された煙道ガスは、通常、体積流量の約4%までのCO2のみを含む。例えばモノエタノールアミンなどの吸収液を用いる吸収プロセスによってCO2を捕捉するCO2捕捉プラントが提案されてきた。CO2吸収の後、吸収液は、CO2を純粋な気体状態で解放するために再熱される。次いで、解放されたCO2ガスは、貯蔵できるように圧縮及び冷却される。
最も重要なことは、化石燃料燃焼型発電所に関連したCO2捕捉設備の運転は、典型的には抽出された蒸気の形態における熱消費と、CO2捕捉プラントを運転するために必要とされる補助電力とにより、発電所の全体効率の著しい低下を生じる。この効率欠点を低減するために向けられた努力は、例えば、O.Bolland及びS.Saether、"New concepts for natural gas fired power plants which simplify the recovery of carbon dioxide"、Energy Conversion Management, Vol.33. No.5-8, pp.467-475,1992において検討されている。CO2吸収プロセスの効率と、煙道ガスにおけるCO2の濃度との直接的な関係に基づいて、煙道ガスにおけるCO2濃度を増大させる様々な方法が提案されている。例えば、ガスタービン圧縮機の入口への煙道ガスの再循環は、CO2捕捉プラントに案内される煙道ガスの濃度の倍増、及びCO2捕捉プラント効率の結果的な増大を生じることができる。
酸素が吸収液の劣化を生じるので煙道ガスにおける酸素の濃度はCO2捕捉プラントの作動に影響することも知られており、これは、CO2捕捉プラントの運転コスト及びメンテナンスコストの増大を生じる恐れがある。
図1の概略図に示された従来技術による典型的なコンバインドサイクル発電所1は、ガス及び蒸気タービンと、ガスタービン用の化石燃料の燃焼から生じる全ての煙道ガスの処理のためのCO2捕捉プラントとを有する。コンバインドサイクル発電所1は、発電機を駆動する軸Sに配置された圧縮機2及びガスタービン4と、ガスタービン4を駆動するための高温ガスを発生する燃焼室3と、蒸気タービン6を駆動するためにライン7を介して送られる生蒸気を発生するここではHRSGと称される熱回収蒸気発生器5とを含む。凝縮器8は、タービン6において膨張させられた蒸気を凝縮し、凝縮物/給水はライン9を介してHRSG5へ戻される。HRSG5から出た煙道ガスは、ライン10を介して煙突11へ送られる。煙道ガスライン10に配置されたダンパ10’は、煙道ガスの一部をライン12送り、このライン12は、煙道ガスを煙道ガス冷却器13へ案内する。ブロワ14は、冷却された煙道ガスをCO2捕捉プラント15へ強制し、このCO2捕捉プラント15において、例えばCO2はまずリーンな吸収液によって吸収される。次いで、吸収されたCO2によってリッチになった吸収液は、加熱によって再生され、CO2ガスは溶液から解放される。解放されたCO2は、その後、さらなる利用、輸送又は貯蔵のために処理される。CO2を含有しない残留ガスは、ライン16を介して煙突11へ送られる。
CO2捕捉プラント15には、CO2リッチ吸収液を再生させるためにライン17を介して蒸気タービン6から抽出された蒸気が供給される。結果として生じる凝縮物は、ライン18を介して蒸気発電所の水蒸気サイクルへ、例えば給水タンクを介してHRSG5へ送られる。HRSG5の排気部からの煙道ガスの一部は、ライン19及びブロワ20を介してガスタービン圧縮機の入口へ再循環させることができ、ここで、再循環された煙道ガスは、ライン22における新鮮な周囲空気と混合される。図1に示されたこのような煙道ガス再循環を備える発電所は、CO2の分離のためのCO2捕捉プラントにおける全ての煙道ガスの処理のために配置されている。
発明の概要
本発明の課題は、従来のこのタイプの発電所と比較してCO2捕捉効率が高められたCO2捕捉プラントを備えた、電力の発生のためのコンバインドサイクル発電所を提案することである。
本発明の別の課題は、運転コストを低減する、このような発電所を運転する方法を提案することである。
電力の発生のためのコンバインドサイクル発電所は、少なくとも1つのガスタービンと、ガスタービンによって排出されかつ排ガスラインを介してHRSGへ送られるガスによって蒸気を発生するための第1の又は主熱回収蒸気発生器(HRSG)と、さらに、HRSGにおいて発生された蒸気によって駆動される少なくとも1つの蒸気タービンと、を有する。発電所は、さらに、リーンな吸収液によって煙道ガスに含有されたCO2を吸収するように配置及び構成されたCO2捕捉プラントと作用的に接続されており、CO2ガスを吸収した後、CO2リッチの吸収液は、純粋に気体の状態でCO2を解放するために再熱によって再生される。
本発明によれば、発電所は、第2の熱回収蒸気発生器(HRSG)又はボイラと、コンバインドサイクル発電所から第2のHRSG又はボイラへ案内されるガスタービン排ガスのためのラインとを有する。第2のHRSG又はボイラは、ガスタービンから排ガスを受け取り、排ガスの熱を給水及び/又は蒸気に伝達し、蒸気タービン又はCO2捕捉プラント又はその両方の作動のための蒸気を発生するように、構成及び配置されている。コンバインドサイクル発電所は、特に排ガスラインにおけるダンパ又は分流器を有し、このダンパ又は分流器は、排ガス流を、第1及び第2のガスラインにおける第1及び第2の部分的な排ガス流にそれぞれ分割するように配置されており、第1の部分流のための第1のガスラインは煙突に通じており、第2の部分流のための第2のガスラインは第2のHRSG又はボイラに通じている。
排ガス流におけるダンパを備えた本発明による発電所は、排出ラインにおけるダンパの配置に応じて、すなわち第1のHRSGの後に配置されているか又はその前に配置されているかに応じて、2つの異なる形式で、つまり煙突へ直接に又は第1のHRSGを介して間接的に、煙突への第1の部分的な排ガス流の送りを可能にする。
発明の第1の実施の形態において、ダンパ又は分流器は、排ガスをガスタービンから第1のHRSGへ案内するラインにおけるガスタービン排出部に配置されている。ダンパ又は分流器は、第2の部分的な排ガス流を第2のHRSGへ送り、第1の部分的な排ガス流を第1のHRSGへ送る。この配列において、高温(500℃よりも高く、例えば約600℃)の排ガスが第2のHRSGへ送られる。
発明の第2の実施の形態において、ダンパ又は分流器は、第1のHRSGから延びる排ガスラインにおけるHRSG排出部に配置されている。これは、第2の部分的な排ガスを第2のHRSGへ送り、第1の部分的な排ガス流を煙突へ送る。この配列において、より低い温度(例えば80〜100℃)の排ガスが第2のHRSGへ送られる。
発明の典型的な実施の形態において、発電所は、さらに、第2のHRSG又はボイラからの排ガスをCO2捕捉プラントへ送るラインを有する。
本発明による発電所は、排ガスに含有されかつガスタービン用の化石燃料の燃焼により生じるCO2の完全捕捉を可能にする。特に、本発明は、排ガスにおけるCO2の部分捕捉も可能にする。加えて、本発明は、第2のHRSG内の助燃による、CO2捕捉のために意図された排ガスのCO2濃度の増大を許容する。
別の典型的な実施の形態において、第2のHRSG又はボイラは、特に助燃アセンブリを含み、この助燃アセンブリは、HRSGにおいて利用できる熱を増大させ、HRSGを通過する排ガスの酸素含有量を減じる。
助燃は、煙道ガスの酸素濃度の減少をももたらし、このことは、ひいては、CO2捕捉プラントにおけるCO2吸収液の劣化の速度を遅くする。これにより、溶液の耐用寿命が延長され、CO2捕捉プラントのメンテナンスコストを低下させることができる。
さらに、助燃は、流れ媒体、例えばCO2捕捉プラントのリッチな吸収液へのこの熱の伝達により排ガスにおける熱の利用を可能にし、これにより、液の再生を補助する。CO2捕捉プラントを補助するためにコンバインドサイクル発電所の蒸気タービンから蒸気を抽出することがこれにより回避されるか、又は少なくとも減じることができ、これにより、貴重な蒸気をさらにタービンを駆動するために利用することができ、蒸気タービン効率を高めることができる。
発電所のCO2排出を、当局及び規制によって要求される制限内に十分に減じるならば、部分CO2捕捉が有利である。部分CO2捕捉は、完全CO2捕捉を備える発電所と比較して、性能及び収益性を高めることができ、煙道ガスは、90%に達する捕捉率でのCO2の分離のために処理される。
助燃を備える第2のHRSG又はボイラは、一方では、第2のHRSG又はボイラを通過する煙道ガスにおける残留酸素含有量の減少、ひいては、CO2吸収液により少ない酸素が負荷されるようにより低いO2含有量を用いるCO2吸収プロセスを可能にする。これは、O2による吸収流体の減じられた劣化率、ひいては、吸収液のより長い耐用寿命を生じる。さらに、助燃による燃焼は、約6%の増大されたCO2体積濃度を有する第2のHRSG又はボイラからの排ガスを発生する。これは、煙道ガス質量流量あたりの蒸気及びエネルギ消費の要求が減じられるという点で、CO2捕捉プラント効率を高める。
ガスタービン排ガスを用いる第2のHRSGの運転は、CO2捕捉プラント及び蒸気タービンのよりフレキシブルな運転を許容し、熱を、2つの異なるHRSGによって、CO2リッチ吸収液の再沸騰及び/又は蒸気抽出、中圧タービンから低圧タービンへのクロスオーバパイプからの低圧蒸気、又は低温再熱蒸気、又は蒸気タービンからの生蒸気の抽出のために提供することができる。
本発明による発電所の別の利点は、発電所の部分負荷運転における自由度を著しく高めることができる。発電所部分負荷運転において、第2のHRSG又はボイラへ逸らされる排ガス流を一定に保つことができ、これにより、この排ガスを処理するCO2捕捉プラントも一定負荷で運転される。第2のHRSGへの流れも、捕捉する必要があるCO2がより少ないならば、部分負荷において減じることができる。
本発明の典型的な実施の形態において、排ガスラインにおけるダンパ又は分流器が、流れの分割のために配置されており、排ガス流に対する第2のHRSG又はボイラへの第2の流れが、ガスタービンから出る合計排ガス流の10%〜60%の範囲である。これは、発電所の全負荷運転及び部分負荷運転の場合であってよい。
第2のHRSGの代わりに、発電所は、ボイラを含んでよく、このボイラは、ガスだきボイラ、石炭だきボイラ、又は油だきボイラであることができる。
第2のHRSGの代わりにボイラを含む発電所の1つの実施の形態において、ボイラにおいてほぼ理論上の燃焼を達成することができ、このボイラからの排ガスにおける結果的なCO2濃度は6〜8%のレベルに達する。これは、CO2捕捉プラントを運転するために必要とされる蒸気の減少により、より高いCO2捕捉プラント効率を促進する。
両方の場合において、第2のHRSG又はボイラを備えた本発明による発電所は、CO2捕捉に対する要求が依然として満たされながら、高められた部分負荷運転自由度、及び高められた部分負荷発電所性能を可能にする。
発明の別の典型的な実施の形態において、発電所は、さらに、第2のHRSG又はボイラから蒸気を受け取るように構成及び配置された背圧蒸気タービンを含み、蒸気タービンは発電機を駆動する。別の低圧蒸気タービンは、自動クラッチ、例えばシンクロ・セルフシフティング(SSS)クラッチによって、背圧蒸気タービン及び発電機と同じ軸に配置されている。背圧蒸気タービンにおいて膨張させられた蒸気は、電気の発生のための低圧蒸気タービンへ及び/又はリッチ吸収液再生のためのCO2捕捉プラントリボイラへ送ることができるか、又はHRSGテールエンドリッチ吸収液熱交換器と組み合わされた調整蒸気として送ることができる。
発明の別の実施の形態は、圧縮機を駆動する蒸気タービンとともに1つの軸に配置されたCO2圧縮機を含む。蒸気タービンは、第2のHRSGにおいて発生された生蒸気によって運転される。
全ての開示された実施の形態において、発電所は、HRSG内の助燃又はガスだきボイラ、油だきボイラ又は石炭だきボイラ内の燃焼を安定させるために、必要に応じて、第2のHRSG又はボイラに促進新鮮周囲空気を導入するための手段を有する。
発電所の他の特定の実施の形態は、図面に関連して開示される。
排ガス流を発生するガスタービンと、第1のHRSGと、蒸気タービンと、CO2捕捉プラントとを含むコンバインドサイクル発電所を運転するための、本発明による方法は、
−排ガス流の第1の部分をガスタービンから煙突へ送り、
−排ガス流の第2の部分をガスタービンから付加的な第2のHRSG又はボイラへ送り、
−蒸気を発生させるために第2のHRSG又はボイラを運転しかつ前記蒸気をCO2捕捉プラント又は別の蒸気タービン又はこれら両方へ送ることを含む。
本発明による特定の方法は、
−排ガス流の第2の部分を、ガスタービンから出た後すぐに逸らせ、前記排ガス流の第2の部分を第2のHRSG又はボイラへ送ることを含む。
本発明による別の方法は、
−排ガス流の第2の部分を、第1のHRSGを通過した後でかつ第1のHRSGから出た後に逸らせ、前記排ガス流の第2の部分を第2のHRSGへ送ることを含む。
発明の他の特定の方法において、排ガスにおける残留酸素含有量は、第2のHRSGにおける助燃によって減じられる。前記のように、排ガスにおける減じられた酸素含有量は、CO2吸収液の動作寿命を延長する。
第2のHRSG又はボイラにおいて発生された蒸気の特定の使用は、CO2捕捉プラントにおけるCO2リッチ吸収液を再熱することを含む。発電所及び/又はCO2捕捉プラントの運転負荷に応じて、これは、主コンバインドサイクル蒸気タービンからの抽出蒸気の減じられた使用により、より高い自由度及び性能増大を可能にすることができる。
部分的なCO2捕捉におけるさらにより大きな自由度のために、第2のHRSG又はボイラから出る排ガス流は、CO2捕捉プラントにも送られるが、第2のHRSGからの排気ラインにおけるダンパによって、煙突へ逸らさせることもできる。
本発明による別の特定の方法は、さらに、以下のうちの1つ以上を含む:
−コンバインドサイクル発電所の蒸気タービンからの蒸気を第2のHRSG又はボイラへ送り、かつ再熱された蒸気をこの蒸気タービンへ再び送り、
−第2のHRSG又はボイラにおいて発生された蒸気を生蒸気としてコンバインドサイクル発電所の蒸気タービンへ送り、
−CO2リッチ吸収液の再熱及び再生において使用するために蒸気を第2のHRSGからCO2捕捉プラントへ送り、
−蒸気の発生のために凝縮物をCO2捕捉プラントから第2のHRSG又はボイラへ送る。
助燃は、煙道ガスに含有される残留酸素の燃焼を可能にし、第2のHRSG又はボイラから出る煙道ガスにおける一定のCO2濃度を維持する。煙道ガスに最小酸素濃度が残留することができ、これにより、完全燃焼を可能にし、一般に、残留する未燃焼の炭化水素を実用的に含まず、かつCOを実用的に含まない煙道ガスを生じる。第2のHRSG又はボイラから出る煙道ガスにおける一定のCO2濃度は、その後のCO2捕捉プラントのための良好な運転条件を確実にし、これにより、全体的なプラント効率を高める。その後の燃焼により、第2のHRSG又はボイラへ送られる煙道ガスは、第1のHRSG又はボイラへ送られる煙道ガスよりも高い蒸気及び電力発生につながる。その結果、第2のHRSG又はボイラへ送られる煙道ガス質量流量に対する、第1のHRSG又はボイラへ送られる煙道ガス質量流量の比を制御することにより、プラントの全体的な電力出力を制御することができる。
従来技術によるCO2捕捉プラントを備えたコンバインドサイクル発電所を示す図である。 第2のHRSG又はボイラと、排ガス流を第2のHRSG又はボイラへ逸らせるためのダンパと、ガスタービン排ガスの一部を第2のHRSG又はボイラへ逸らせるためのダンパとを備えた、本発明によるCO2捕捉プラントを備えたコンバインドサイクル発電所の1つの実施の形態を示す図である。 第2のHRSG又はボイラと、高圧又は中圧蒸気タービン、発電機及び低圧蒸気タービンを含む一軸配列とを備えた、本発明によるCO2捕捉プラントを備えたコンバインドサイクル発電所の別の実施の形態を示す図である。 第2のHRSG又はボイラと、高圧又は中圧蒸気タービン、発電機、低圧蒸気タービン及び蒸気タービン駆動式CO2圧縮機の一軸配列とを備えた、本発明によるCO2捕捉プラントを備えたコンバインドサイクル発電所の別の実施の形態を示す図である。 第2のHRSG又はボイラと、背圧蒸気タービン及びCO2圧縮機の配列と、CO2捕捉プラント内のリボイラに蒸気を提供する別の態様とを備えた、本発明によるCO2捕捉プラントを備えたコンバインドサイクル発電所の別の実施の形態を示す図である。 第2のHRSG又はボイラと、HRSGから又はHRSGからの蒸気によって駆動される蒸気タービンからCO2捕捉プラントに蒸気を提供するための配列とを備えた、本発明によるCO2捕捉プラントを備えたコンバインドサイクル発電所の別の実施の形態を示す図である。 第2のHRSG又はボイラと、煙道ガスを第2のHRSGへ送るために第1のHRSGの後に配置されたダンパとを備えた、本発明によるCO2捕捉プラントを備えたコンバインドサイクル発電所の別の実施の形態を示す図である。この別の実施の形態は、さらに、高圧蒸気タービン、発電機及び低圧蒸気タービンを備える一軸配列を含む。
異なる図面における同じ参照符号は、同じ構成における同じ構成要素を指す。
発明を実施するための最良の形態
図2から図7に示された本発明による発電用の発電所30は、基本的に、第1及び第2のユニット30a及び30bを有する。ユニット30aは、ガスタービン圧縮機31と、燃焼室32と、発電機を駆動するガスタービン33とを備えたコンバインドサイクル発電所を含む。排ガスライン34,35は、ガスタービンによって排出されたガスを第1のHRSG36へ送り、この第1のHRSG36において、ガスは、蒸気発生のために利用され、その後、煙道ガスライン37を通じて案内される。煙道ガスライン37は排ガスを煙突38へ送る。
第1のHRSGにおいて発生された蒸気は、生蒸気ライン40を介して蒸気タービン39へ案内される。蒸気タービン39は、次に別の発電機を駆動する。蒸気タービン39によって排出された蒸気は、凝縮器39’へ案内され、結果として生じた凝縮物は、蒸気の発生のためにライン39aを介してHRSG36へ送られ、これにより、水蒸気サイクルを完了する。
発電所30のユニット30bは、主に、第2のHRSG43を有する。第2のHRSG43は、ダンパ若しくは分流器34’によって排ガスライン34から分岐させられた、ユニット30aからの高温の排ガスによって運転される。排ガスは、様々な圧力及び温度範囲における様々な流体への伝熱のために利用され、最終的に、まずライン46を介して排ガス冷却器47へ送られ、次いで、CO2捕捉プラント48へ送られる。ライン46における別のダンパは、排ガス流の別の分割を提供し、排ガス流の一部は、ライン46’を介して煙突38’へ又はライン37及び煙突38へ送られる。
ライン34における第1のダンパ34’は、ライン34において流れるガスタービンから出る排ガス流の10〜60%を、第2の部分流ライン42及び第2のHRSG43へ逸らせるように配置されている。ライン43’’を介して燃料が供給される助燃アセンブリ43’は、煙道ガスにおける酸素濃度を可能な限り減じかつCO2吸収液によってCO2捕捉プラントにおいて処理されるために、HRSG43内で運転される。第2のHRSG内の燃焼を安定させかつパワーを増大させるために、助燃アセンブリ43’には、助燃燃料ライン43’’へ送られるライン44を介して付加的な空気を供給することができる。
この発電所における2つのHRSGは、蒸気タービン凝縮器からの凝縮物から蒸気を発生しかつ様々な供給源からの蒸気を加熱又は再熱するために利用される。
第1及び第2のHRSG36,43には、それぞれ低圧、低温部分に通じたライン39a及び39bを介して蒸気タービン凝縮器39’から凝縮物が提供される。CO2捕捉プラント内のCO2吸収液リボイラにおいて凝縮しかつ凝縮器39’の温度よりも高い温度を有する蒸気から生じ、CO2捕捉プラントからの別の凝縮物は、ライン50及び50’を介して、第1及び第2のHRSG43及び36それぞれに送られる。
第1及び第2のHRSG36及び43は生蒸気を発生し、この生蒸気は、ライン52及び40それぞれを介して、蒸気タービン39へ送られる。第1及び第2のHRSG36及び43は、ライン54及び41それぞれを介して同じ蒸気タービン39へ送られる再熱蒸気を発生するようにも構成されている。第1及び第2のHRSG36及び43は、さらに、CO2吸収液の再生のような、CO2捕捉プラントにおける直接的又は間接的な利用のための蒸気を発生するよう構成されている。
第2のHRSG43は、CO2捕捉プラントの再生リボイラの前にCO2リッチの吸収液を予熱するためにも構成されており、これにより、リボイラにおける必要な蒸気を、所要の温度を調節するために十分なレベルに減じることができる。この構成は、再生プロセスの熱力学的効率を高め、かつ投資コストを減じる。
CO2捕捉プラント48は、CO2吸収液の再生のために利用される蒸気によって運転され、かつこの蒸気が提供される。この蒸気は、ライン49を介して提供される第2のHRSG43からの蒸気とともに、ライン49’を介してコンバインドサイクル蒸気タービン39から抽出される。この構成により、蒸気タービンからの蒸気抽出49’が、従来のCO2捕捉を備える発電所と比較して、減じられ、これにより、蒸気タービン性能を高める。
選択的に、第2のHRSGから延出しかつRで示された付加的な蒸気ラインは、CO2捕捉プラントリボイラに蒸気を提供することができ、その運転をさらに補助する。
図3は、図2におけるユニット30aに関して図示及び説明した全ての構成要素を含む、本発明による別の発電所を示している。図3は、特にユニット30b内の本発明の別の典型的な実施の形態を示している。この実施の形態は、燃料ライン43’’及び空気ライン44を備えた助燃アセンブリ43’を有する第2のHRSG43を含む。図3の実施の形態とは異なり、第2のHRSG43は、さらに、高圧又は中圧蒸気タービン60と、発電機76と、低圧蒸気タービン61とを含む一軸配列を有する。低圧蒸気タービンは、自動クラッチ45、例えば自動クラッチ、例えばシンクロ・セルフ・シフティング(SSS)クラッチによって発電機に接続されている。生蒸気は、ライン62を介して第2のHRSG43によって蒸気タービン60に提供される。凝縮器63は、タービン61において膨張させられた蒸気を凝縮するために提供されている。凝縮器63の凝縮物は、HRSG43の低圧部分へ送られる。
高圧又は中圧蒸気タービン60において膨張させられた蒸気は、一部が、図2におけるライン49から利用される蒸気と同様の利用のために、ライン64を介してCO2捕捉プラント48へ送られる。高圧又は中圧蒸気タービン60からの全ての排気流がCO2捕捉プラントによって利用される必要がない場合には、蒸気流の残りの部分を、発電のために低圧蒸気タービン61へ送ることができる。残りの蒸気は、低圧蒸気タービン61を暖機するために利用することもでき、これにより、低圧蒸気タービン61を、発電機76及び自動クラッチ45によって発電のために迅速に始動させることができる。残りの蒸気は、特に、CO2捕捉プラント48が部分負荷において運転しておりかつ減じられた量の蒸気及び熱が運転のために必要とされるか、又はCO2捕捉プラント48がトリップされており、余分な熱及び蒸気が利用可能である場合に、利用することができる。残りの蒸気は、さらに、電力増大のために又はグリッド周波数応答のために利用することができる。
図4は、助燃を備えた第2のHRSG43を含む、図3に関して図示及び説明したユニット30a及び30bにおけるのと同じエレメントと、第2のHRSG43と作用的に接続された一軸配列の別の実施の形態とを有する発電所を示している。さらに加えて、この実施の形態は、発電機76に加えて、中圧又は高圧タービン60及び低圧蒸気タービン61によって及びクラッチ45によって駆動されるCO2圧縮機65を有する一軸配列を有する。第2のHRSG43及び一軸配列は、これにより、さらにCO2捕捉プロセスを補助し、特に、輸送及び/又は貯蔵のために、捕捉されたCO2の圧縮を補助する。
図5は、ユニット30bの変化態様を有する本発明の別の実施の形態を示している。特に、ユニット30bは、助燃を備えた第2のHRSGに加え、背圧蒸気タービン60’を有する一軸配列を有する。背圧蒸気タービン60’には、HRSG43から生蒸気が提供され、CO2圧縮機66及び発電機を駆動する。
図6は、前の図2から図5までにおいて説明したユニット30aと、第2のHRSG43を有するユニット30bの別の実施の形態とを備える発電所の実施の形態を示す。ユニット30bは、特に、ライン72を介して第2のHRSG43によって提供される生蒸気によって駆動される蒸気タービン70を有する。タービン70において膨張させられた蒸気は凝縮器71において凝縮させられ、結果として生じる凝縮物はHRSG43へ戻される。生蒸気及びタービン70から抽出された蒸気又は両方をCO2捕捉プラントへ送り、このCO2捕捉プラントの運転を補助するために、ライン73〜75が設けられている。この蒸気は、CO2圧縮機を駆動するために配置されたCO2捕捉プラントに関連した別の蒸気タービンを駆動するために用いることもできる。
図7は、ユニット30a及び30bを備えたコンバインドサイクル発電所を有する本発明の別の実施の形態を示している。この実施の形態において、ユニット30aは、発電機を駆動するガスタービン31〜33と、ガスタービン排気ライン34と、第1のHRSG36と、煙突38に通じる煙道ガスライン37とを備えるコンバインドサイクル発電所を有する。ユニット30aは、さらに、第1のHRSG36において発生された蒸気によって駆動される蒸気タービン39を有し、この蒸気タービン39は、別の発電機を駆動する。発電所は、CO2捕捉及び/又は別の蒸気タービン60及び61の運転を補助するための蒸気を発生するために、CO2捕捉プラント48及び第2のHRSG43をも有する。
この実施の形態において、ガスタービン排ガスライン34は、全ての排ガスを直接に第1のHRSG36へ案内し、このHRSG36によって排出されたガスは、排ガスライン37へ送られる。煙突38の前に、排ガスライン37は、ダンパ若しくは分流器37’を有し、このダンパ若しくは分流器37’は、第1のHRSG36から出るこのより低い温度の排ガス流を、ライン37’’への第1の排ガス流と、ライン37に残留しかつ煙突38へ送られる第2の排ガス流とに分割する。ブロワ80を有するライン37’’は、第2の排ガス流を第2のHRSG43へ送る。ブロワ80を使用する代わりに、ガスタービン背圧が高められてもよい。
ライン37’’におけるガスタービン排ガス流の熱を含む、第2のHRSG43において発生された蒸気は、高圧又は中圧蒸気タービン60と、発電機76を駆動する低圧蒸気タービン61とに提供される。再び、図3の実施の形態の場合のように、自動クラッチ(図示せず)が、発電機とタービン61との間において軸に配置されている。第2のHRSG43からの生蒸気は、ライン62を介して蒸気タービン60に提供される。凝縮器63は、蒸気タービン62において膨張させられた蒸気を凝縮する。図3の実施の形態と同様に、タービン60において膨張させられた蒸気は、一部は、タービン61において利用され、別の部分は、CO2捕捉運転及び図3に関連して説明されたその他の利用を補助するために、CO2捕捉プラント48にライン64を介して送られてよい。
1 発電所
2 ガスタービン圧縮機
3 燃焼室
4 ガスタービン
5 HRSG
6 蒸気タービン
7 生蒸気ライン
8 蒸気凝縮器
9 凝縮物/給水ライン
10 第1のHRSG出口からの排ガス/煙道ガス
10’ 煙道ガス再循環/煙道ガス処理(CO2捕捉)のためのダンパ
11 煙突
12 煙道ガスライン
13 煙道ガス冷却器
14 ブロワ
15 CO2捕捉プラント
16 CO2捕捉プラントから煙突への、CO2を含まないガスのためのライン
17 CO2捕捉プラントへの蒸気ライン
18 水蒸気サイクルへ戻る凝縮物ライン
19 煙道ガス再循環ライン
20 ブロワ
21 圧縮機への空気のためのライン
22 周囲空気ライン
30 発電所
30a コンバインドサイクル発電所を備えるユニット
30b 第2のHRSGを備えるユニット
31 ガスタービン圧縮機
32 燃焼室
33 ガスタービン
34,35 ガスタービン排ガスライン
34’ ダンパ又は分流器
36 第1のHRSG
37 第1のHRSGから煙突への煙道ガスライン
37’ ダンパ/分流器
37’’ 第2のHRSG/ボイラへの排ガスライン
38 煙突
39 蒸気タービン
39’ 蒸気凝縮器
39a,39b 凝縮物ライン
40 生蒸気ライン
41 蒸気ライン
42 第2のHRSGへの排ガス部分流のためのライン
43 第2のHRSG
43’ 助燃アセンブリ
43’’ 助燃のための燃料ライン
44 空気ライン
45 自動クラッチ
46 CO2捕捉プラントへの排ガスライン
46’ 煙突への煙道ガスライン
47 ガス冷却器
48 CO2捕捉プラント
49,49’ CO2捕捉プラントへの蒸気ライン
50 CO2捕捉プラントから第2のHRSGへの凝縮物ライン
52 生蒸気ライン
53,54 再熱蒸気ライン
60 高圧又は中圧蒸気タービン
60’ 蒸気タービン
61 低圧蒸気タービン
62 生蒸気ライン
63 蒸気凝縮器
64 CO2捕捉プラントへの蒸気ライン
65,66 CO2圧縮機
70 蒸気タービン
71 蒸気凝縮器
72 蒸気タービンへの生蒸気
73,74,75 CO2捕捉プラントへの蒸気ライン
76 発電機
80 ブロワ
S 軸
R 再生ボイラ

Claims (15)

  1. 電力の発生のためのコンバインドサイクル発電所(30)であって、少なくとも1つのガスタービン(31〜33)と、該ガスタービン(33)によって排出されかつ排ガスライン(34)を介してHRSG(36)へ送られるガスによって蒸気を発生するための第1の若しくは主熱回収蒸気発生器(HRSG)(36)と、該第1のHRSG(36)において発生された蒸気によって駆動される少なくとも1つの蒸気タービン(39)と、を備え、前記発電所は、吸収液によってガスタービン排ガスに含有されるCO2を除去するように配置及び構成されたCO2捕捉プラント(48)に作用的に接続されており、前記吸収液は、純粋な気体CO2を解放するために再熱される、電力の発生のためのコンパインドサイクル発電所(30)において、
    該発電所は、前記ガスタービン排ガスを受け取りかつ該ガスタービン排ガスから蒸気及び/又は給水に熱を伝達するように構成及び配置された、第2の熱回収蒸気発生器(HRSG)若しくはボイラ(43)を有し、該第2のHRSG又はボイラ(43)は、少なくとも1つの別の蒸気タービン(60,60’,70)又はCO2捕捉プラント(48)又はその両方のための蒸気を発生するように構成及び配置されており、
    前記コンバインドサイクル発電所(30)は、排ガス流を第1の部分排ガス流と第2の部分排ガス流とに分割するように配置された、ガスタービン排ガスライン(34,37)におけるダンパ若しくは分流器(34’)を有し、前記発電所(30)は、前記第1の部分排ガス流を煙突(38)へ送り、かつ前記第2の部分排ガス流を前記第2のHRSG若しくはボイラ(43)へ送るためのライン(35,37,42,37’’)を有し、
    前記ダンパ若しくは分流器(34’,37’)は、該ダンパ若しくは分流器(34’,37’)に到達する排ガス流の10〜60%を、第2の排ガス流(42,37’’)として第2のHRSG若しくはボイラ(43)へ逸らせるように配置されていることを特徴とする、電力の発生のためのコンバインドサイクル発電所(30)。
  2. 前記ダンパ若しくは分流器(34’)は、前記ガスタービン(33)から前記第1のHRSG(36)へ通じる排ガスライン(34)に配置されており、前記第1の部分排ガス流を前記分流器(34’)から前記第1のHRSG(36)へ送るためにライン(35)が配置されており、前記第2の部分排ガス流を前記分流器(34’)から前記第2のHRSG若しくはボイラ(43)へ送るために別のライン(42)が配置されている、請求項1記載のコンバインドサイクル発電所(30)。
  3. 前記ダンパ若しくは分流器(37’)は、前記第1のHRSG(36)から前記煙突(38)へ通じる排ガスラインに配置されており、前記第1の部分排ガス流を前記分流器(37’)から前記煙突(38)へ送るためにライン(37)が配置されており、前記第2の部分排ガス流を前記分流器(37’)から前記第2のHRSG若しくはボイラ(43)へ送るために別のライン(37’’)が配置されている、請求項1記載のコンバインドサイクル発電所(30)。
  4. 前記発電所は、前記第2のHRSG若しくはボイラ(43)において発生された蒸気を前記CO2捕捉プラント(48)へ送るための少なくとも1つのライン(49)を有する、請求項1から3までのいずれか1項記載のコンバインドサイクル発電所(30)。
  5. 前記発電所は、前記第2のHRSG若しくはボイラ(43)において発生された蒸気を別の蒸気タービン(60,60’,61,70)へ送るためのライン(62,72)を有する、請求項1から4までのいずれか1項記載のコンバインドサイクル発電所(30)。
  6. 前記発電所は、助燃アセンブリ(43’)を有する、請求項1から5までのいずれか1項記載のコンバインドサイクル発電所(30)。
  7. 前記発電所は、さらに、前記CO2捕捉プラント(48)に通じる、前記第2のHRSG若しくはボイラ(43)によって排出されたガスのためのライン(46)を有する、請求項1から6までのいずれか1項記載のコンバインドサイクル発電所(30)。
  8. 前記発電所(30)は、1つの軸に配置された、前記第2のHRSG若しくはボイラ(43)において発生される蒸気によって駆動される高圧又は中圧蒸気タービン(60,60’)と、発電機(76)とを有し、前記発電所(30)は、前記1つの軸に配置されたCO2圧縮機(65,66)を有する、請求項5から7までのいずれか1項記載のコンバインドサイクル発電所(30)。
  9. 前記発電所(30)は、前記第2のHRSG若しくはボイラ(43)から蒸気を受け取りかつ発電機(76)を駆動するように配置された蒸気タービン(70)を有し、前記発電所(30)は、さらに、前記第2のHRSG若しくはボイラ(43)からの蒸気又は前記蒸気タービン(70)から抽出された蒸気又は両方からの蒸気を、前記CO2捕捉プラント(48)へ送るためのライン(73〜75)を有する、請求項5から7までのいずれか1項記載のコンバインドサイクル発電所(30)。
  10. ガスタービン(31〜33)と、第1の熱回収蒸気発生器(HRSG)(36)と、蒸気タービン(39)と、CO2捕捉プラント(48)とを含むコンバインドサイクル発電所(30)を運転する方法において、
    ガスタービン(33)からの排ガス流の第1の部分を煙突(38)へ送り、
    前記ガスタービン(33)からの排ガス流の第2の部分を、付加的な第2のHRSG若しくはボイラ(43)へ送り、
    該第2のHRSG又はボイラ(43)を運転して、蒸気を発生させ、該蒸気を、前記CO2捕捉プラント(48)又は別の蒸気タービン(60,61,60’,70)又はその両方に送ることを特徴とする、コンバインドサイクル発電所(30)を運転する方法。
  11. 前記ガスタービン(33)からの排ガス流の前記第2の部分を、前記ガスタービン(33)の後でかつ前記第1のHRSG(36)の前において排ガスラインに配置された分流器(34’)によって、前記第2のHRSG(43)へ逸らせるか、又は
    前記ガスタービン(33)からの排ガスの前記第2の部分を、前記第1のHRSG(36)の後に排ガスラインに配置された分流器(37’)によって前記第2のHRSG(43)へ逸らせる、請求項10記載の方法。
  12. 前記第2のHRSG若しくはボイラ(43)から出る前記排ガス流の少なくとも一部を、前記CO2捕捉プラント(48)へ送る、請求項10又は11記載の方法。
  13. 前記第2のHRSG若しくはボイラ(43)において発生された蒸気を、前記CO2捕捉プラント(48)におけるCO2吸収液を再熱するために利用する、請求項10から12までのいずれか1項記載の方法。
  14. 前記第2のHRSG若しくはボイラ(43)において、前記排ガスにおける残留酸素を、助燃によって燃焼させる、請求項10から13までのいずれか1項記載の方法。
  15. 前記第2のHRSG若しくはボイラ(43)において、該第2のHRSG若しくはボイラ(43)から出る煙道ガスにおける一定のCO2濃度を維持するために、残留酸素を燃焼させ、
    前記第2のHRSG若しくはボイラ(43)へ送られる煙道ガス質量流量に対する、前記第1のHRSG若しくはボイラ(36)へ送られる煙道ガス質量流量の比を変化させることによって、前記発電所の電力出力を制御する、請求項10から14までのいずれか1項記載の方法。
JP2013532146A 2010-10-05 2011-09-30 Co2捕捉を備えたコンバインドサイクル発電所及びこれを運転する方法 Ceased JP2013540229A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP10186603.6 2010-10-05
EP10186603 2010-10-05
PCT/EP2011/067179 WO2012045689A1 (en) 2010-10-05 2011-09-30 Combined cycle power plant with co2 capture and method to operate it

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013540229A true JP2013540229A (ja) 2013-10-31

Family

ID=43567756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013532146A Ceased JP2013540229A (ja) 2010-10-05 2011-09-30 Co2捕捉を備えたコンバインドサイクル発電所及びこれを運転する方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20130269346A1 (ja)
EP (1) EP2625405B1 (ja)
JP (1) JP2013540229A (ja)
CN (1) CN103228890A (ja)
CA (1) CA2812634A1 (ja)
WO (1) WO2012045689A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015174246A1 (ja) * 2014-05-15 2015-11-19 三菱重工業株式会社 ガスタービンサイクル設備、排ガスのco2回収設備及び燃焼排ガスの排熱回収方法

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5738045B2 (ja) * 2011-04-06 2015-06-17 三菱重工業株式会社 二酸化炭素の回収システム及び方法
US9500103B2 (en) * 2013-08-22 2016-11-22 General Electric Company Duct fired combined cycle system
EP3133255B1 (en) * 2015-08-20 2023-04-26 General Electric Technology GmbH Combined cycle power plant
US20170058771A1 (en) * 2015-08-27 2017-03-02 General Electric Company System and method for generating steam during gas turbine low-load conditions
CA2996904C (en) * 2015-09-01 2021-11-02 8 Rivers Capital, Llc Systems and methods for power production using nested co2 cycles
CN105736142A (zh) * 2016-02-18 2016-07-06 刘湘静 一种采用闭环控制技术的自动化热能动力装置
WO2023092011A1 (en) * 2021-11-17 2023-05-25 Georgia Tech Research Corporation Systems and methods for natural gas power generation and carbon-capture of the same
WO2024039365A1 (en) * 2022-08-16 2024-02-22 General Electric Technology Gmbh System and method for multi-stage carbon capture

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52103241U (ja) * 1976-02-04 1977-08-05
JPS5770909A (en) * 1980-08-20 1982-05-01 Westinghouse Electric Corp Nox remover
US5628183A (en) * 1994-10-12 1997-05-13 Rice; Ivan G. Split stream boiler for combined cycle power plants
JP2000130108A (ja) * 1998-10-28 2000-05-09 Toshiba Corp 複合サイクル発電プラントの起動方法
WO2000048709A1 (en) * 1999-02-19 2000-08-24 Norsk Hydro Asa A method for removing and recovering co2 from exhaust gas
JP2009156033A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Tokyo Electric Power Co Inc:The コンバインドサイクル複合発電設備とその運転方法
JP2010516606A (ja) * 2007-01-25 2010-05-20 シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ C02捕獲ユニットと合体した発電所での加圧c02流の製造方法
JP2010516941A (ja) * 2007-01-25 2010-05-20 シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ 発電所での二酸化炭素放出量を減少させる方法
WO2010072710A2 (en) * 2008-12-24 2010-07-01 Alstom Technology Ltd Power plant with co2 capture
WO2010072729A2 (en) * 2008-12-24 2010-07-01 Alstom Technology Ltd Power plant with co2 capture
WO2010084119A1 (de) * 2009-01-23 2010-07-29 Alstom Technology Ltd. Gasturbine mit strömungsteilung und rezirkulation
US20100242429A1 (en) * 2009-03-25 2010-09-30 General Electric Company Split flow regenerative power cycle

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5724805A (en) * 1995-08-21 1998-03-10 University Of Massachusetts-Lowell Power plant with carbon dioxide capture and zero pollutant emissions
US6244033B1 (en) * 1999-03-19 2001-06-12 Roger Wylie Process for generating electric power
DE102004039164A1 (de) * 2004-08-11 2006-03-02 Alstom Technology Ltd Verfahren zur Erzeugung von Energie in einer eine Gasturbine umfassenden Energieerzeugungsanlage sowie Energieerzeugungsanlage zur Durchführung des Verfahrens
WO2006069948A2 (de) * 2004-12-23 2006-07-06 Alstom Technology Ltd Kraftwerksanlage
US7739864B2 (en) * 2006-11-07 2010-06-22 General Electric Company Systems and methods for power generation with carbon dioxide isolation
EP2067941A3 (de) * 2007-12-06 2013-06-26 Alstom Technology Ltd Kombikraftwerk mit Abgasrückführung und CO2-Abscheidung sowie Verfahren zum Betrieb eines solchen Kombikraftwerks

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52103241U (ja) * 1976-02-04 1977-08-05
JPS5770909A (en) * 1980-08-20 1982-05-01 Westinghouse Electric Corp Nox remover
US5628183A (en) * 1994-10-12 1997-05-13 Rice; Ivan G. Split stream boiler for combined cycle power plants
JP2000130108A (ja) * 1998-10-28 2000-05-09 Toshiba Corp 複合サイクル発電プラントの起動方法
WO2000048709A1 (en) * 1999-02-19 2000-08-24 Norsk Hydro Asa A method for removing and recovering co2 from exhaust gas
JP2010516606A (ja) * 2007-01-25 2010-05-20 シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ C02捕獲ユニットと合体した発電所での加圧c02流の製造方法
JP2010516941A (ja) * 2007-01-25 2010-05-20 シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ 発電所での二酸化炭素放出量を減少させる方法
JP2009156033A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Tokyo Electric Power Co Inc:The コンバインドサイクル複合発電設備とその運転方法
WO2010072710A2 (en) * 2008-12-24 2010-07-01 Alstom Technology Ltd Power plant with co2 capture
WO2010072729A2 (en) * 2008-12-24 2010-07-01 Alstom Technology Ltd Power plant with co2 capture
WO2010084119A1 (de) * 2009-01-23 2010-07-29 Alstom Technology Ltd. Gasturbine mit strömungsteilung und rezirkulation
US20100242429A1 (en) * 2009-03-25 2010-09-30 General Electric Company Split flow regenerative power cycle

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015174246A1 (ja) * 2014-05-15 2015-11-19 三菱重工業株式会社 ガスタービンサイクル設備、排ガスのco2回収設備及び燃焼排ガスの排熱回収方法
JP2015218634A (ja) * 2014-05-15 2015-12-07 三菱重工業株式会社 ガスタービンサイクル設備、排ガスのco2回収設備及び燃焼排ガスの排熱回収方法
US10480406B2 (en) 2014-05-15 2019-11-19 Mitsubishi Heavy Industries Engineering, Ltd. Gas turbine cycle equipment, equipment for recovering CO2 from flue gas, and method for recovering exhaust heat from combustion flue gas

Also Published As

Publication number Publication date
EP2625405B1 (en) 2016-01-20
WO2012045689A1 (en) 2012-04-12
US20130269346A1 (en) 2013-10-17
EP2625405A1 (en) 2013-08-14
CN103228890A (zh) 2013-07-31
CA2812634A1 (en) 2012-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2482958B1 (en) Power plant for co2 capture
JP2013540229A (ja) Co2捕捉を備えたコンバインドサイクル発電所及びこれを運転する方法
RU2380548C2 (ru) Котельная установка и способ эксплуатации и дооборудования котельной установки
CN102574049B (zh) 用于co2捕集的发电设备
AU2011239263B2 (en) Carbon dioxide recovery method and carbon-dioxide-recovery-type steam power generation system
US8959884B2 (en) Power plant with CO2 capture and compression
US9856755B2 (en) Thermal integration of a carbon dioxide capture and compression unit with a steam or combined cycle plant
EP2431579B1 (en) Multipurpose thermal power plant system
JP5320423B2 (ja) 火力発電プラント,蒸気タービン設備、およびその制御方法
KR101594323B1 (ko) 통합형 연료 가스 예열을 갖는 발전소
US20120216540A1 (en) Coal power plant having an associated co2 scrubbing station and heat recovery
KR20120102746A (ko) Co₂ 포획을 위한 발전소 및 그와 같은 발전소의 작동 방법
CN103272467A (zh) 一种改进的热集成的燃煤电站脱碳***及脱碳方法
WO2013139884A2 (en) Combined cycle power plant
US11313252B2 (en) Enhanced HRSG for repowering a coal-fired electrical generating plant
US11306636B2 (en) Plant and air pollution control method
EP3219940A1 (en) Combined cycle power plant and method for operating such a combined cycle power plant
JP2001115854A (ja) ガス化発電プラント
JP4467758B2 (ja) 炭酸ガス回収型ガスタービン発電プラント及びその運転方法
CN117753172A (zh) 用于二次再热机组变工况碳捕集的多热源自平衡热力***
JPS59101513A (ja) コンバインドサイクル発電プラント

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150223

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150515

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151207

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20160425