JP2013538022A - 遅延非対称を補正するための方法 - Google Patents

遅延非対称を補正するための方法 Download PDF

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Abstract

本発明の実施形態は、パケット交換ネットワーク内でマスタークロックとスレーブクロックとの間において送信される同期化メッセージの遅延における非対称を補正するための方法であって、マスタークロックをスレーブクロックへ接続する経路の遅延における非対称が、時間差を測定して補正するための手段を用いて前記経路の少なくとも1つのリンクにおいて特定されてローカルに補正され、前記手段が、その経路のノード内に配置されている、方法に関する。

Description

本発明の実施形態は、パケット交換通信ネットワークの分野に関し、より詳細には、それらのネットワーク内における時刻基準の配信に関する。
特にモバイルネットワーク内で、時刻同期、すなわち時刻基準の配信に関してオペレータによって課される制約は、ますます重くなっており、それによって、その時刻同期の質に影響を与えるパラメータのすべてを最適化することが必要となる。
このため、パケット交換ネットワークにおいては、影響を与える主要なパラメータの1つが、遅延非対称であり、これは、マスタークロック−スレーブクロック方向に送信されるパケットと、逆方向に送信される(同じシーケンス番号を有する)パケットとの間における送信時刻の差に相当する。
この遅延非対称を少なくして、オペレータが求める1マイクロ秒未満の時刻同期の精度へ近づくために、現況技術の一ソリューションは、外部の同じ場所に配置されている時刻基準、一般にはグローバルポジショニングシステム(GPS)を使用することによって、マスタークロックとスレーブクロックの間の2つの方向間の時間差を相殺することに対応している。
しかし、そのようなソリューションは、考えられるマスター−スレーブの組合せの数と、送信にローカルに影響を与え(温度、湿度レベル、気圧、波長など)、かつ相殺すべき差の総量に影響を与えるパラメータの数とに起因して、非常に高価であり、実施するのが困難である。
したがって、コストが限られており、実施するのが容易であり、かつ、マスタークロックとスレーブクロックの間の遅延非対称を相殺することを可能にする方法を提案することが必要と思われる。本発明の実施形態は、リンクにつきものの伝搬遅延非対称を相殺することに焦点を合わせている。記載されている実施形態は、光ファイバを使用するネットワークだけでなく、電波送信を用いた無線など、その他の伝送媒体にも同様に当てはまるということに留意されたい。結果として、本発明は、光ファイバに限定されない。
したがって、本発明の実施形態は、パケット交換ネットワーク内でマスタークロックとスレーブクロックとの間において送信される同期化メッセージの遅延非対称の補正を行うための方法であって、マスタークロックをスレーブクロックへ接続する経路の遅延非対称が、その経路のノード内にある時間差を測定して補正するための手段によって前記経路の少なくとも1つのリンク内でローカルに特定されて補正され、測定するための前記手段が、前記少なくとも1つのリンク内における信号の送信時刻を測定するための手段である、方法に関する。
別の実施形態によれば、パケット交換ネットワークのノードの時刻同期が、IEEE1588V2プロトコルによって処理される。
さらなる一実施形態によれば、遅延非対称をローカルに特定することを可能にする測定するための手段は、ピアツーピアトランスペアレントクロックを含む。
さらなる一実施形態によれば、遅延非対称をローカルに特定することを可能にする測定するための手段は、エンドツーエンドトランスペアレントクロックを含む。
別の実施形態によれば、遅延非対称のローカルな特定を可能にする測定するための手段は、バウンダリークロックを含む。
さらなる一実施形態によれば、遅延非対称をローカルに特定すること(たとえば、ノードの近隣のリンクの非対称を特定すること)を可能にする測定するための手段は、リンクの第1のノード内にあり、2つの別々の波長の2つの信号を単一の光ファイバ上で同じ方向に(同時に、または設定を通じてあらかじめ特定された時間差を伴って)送信するように構成されている少なくとも2つの送信機(または場合によっては、単一の波長同調可能な光送信機)と、リンクの第2のノード内にあり、2つの別々の波長の前記2つの信号を受信して検知し、それらの2つの信号の間における到着時刻の差(遅延)を特定するように構成されている少なくとも1つの受信機とを含む。
さらなる一実施形態によれば、遅延非対称をローカルに特定することを可能にする測定するための手段は、リンクの第1のノード内にあり、2つの別々の波長の2つの信号を2つの別々の光ファイバ上で同じ方向に送信するように構成されている少なくとも2つの送信機と、リンクの第2のノード内にあり、2つの別々の波長の前記2つの信号を受信して検知し、それらの2つの信号の間における到着時刻の差を特定するように構成されている少なくとも1つの受信機とを含む。
別の実施形態によれば、送信および検知は、物理層において行われる。
さらなる一実施形態によれば、送信および検知は、パケット層において行われる。
さらなる一実施形態によれば、遅延非対称をローカルに特定することを可能にする測定するための手段は、リンクの第1のノード内にあり、第1の光ファイバを介して第1の波長の信号を送信し、第1または第2の光ファイバを介して第2の波長の信号を受信して検知するように構成されている少なくとも1つの第1の送受信機と、リンクの第2のノード内にあり、第1の光ファイバ上で第1の波長で送信されている信号を受信して検知し、第1または第2の光ファイバを介して第2の波長で前記第1のノードへループバックするように構成されている少なくとも1つの第2の送受信機とを含み、前記第1の送受信機は、信号の往復移動時間を特定するための手段と、前記往復移動時間に基づいて、信号を搬送する波長に関連付けられている光学指数に基づいて、ファイバのそれぞれの長さに基づいて、および環境パラメータ(たとえば温度)に基づいて遅延非対称を計算するための手段とを含む。
別の実施形態によれば、遅延非対称をローカルに特定することを可能にする測定するための手段は、リンクの第1のノード内にあり、第1の光ファイバを介して第1の波長の第1の信号を送信し、第2の光ファイバを介して第2および第3の波長の2つの信号を受信して検知するように構成されている少なくとも1つの第1の送受信機と、光サーキュレータおよび波長コンバータを含み、リンクの第2のノード内にあり、第1の光ファイバを介して第1の波長で受信された第1の信号を第2の光ファイバを介して第2および第3の波長で前記第1のノードへ再送信するように構成されているモジュールとを含み、前記送受信機は、信号の往復移動時間を特定するための手段と、前記移動時間に基づいて、信号を搬送する波長に関連付けられている光学指数に基づいて、ファイバのそれぞれの長さに基づいて、および環境パラメータに基づいて遅延非対称を計算するための手段とを含む。
さらなる一実施形態によれば、遅延非対称をローカルに特定することを可能にする測定するための手段は、リンクの第1のノード内にあり、第1の光ファイバを介して第1の波長の第1の信号を送信するように構成されている少なくとも1つの第1の送受信機であって、前記第1の信号が、リンクの第2のノード内で第1の光サーキュレータによって前記第1の光ファイバを介して第1のノードへループバックされる、少なくとも1つの第1の送受信機と、リンクの第2のノード内にあり、第2の光ファイバを介して第2の波長の第2の信号を送信するように構成されている少なくとも1つの第2の送受信機であって、前記第2の信号が、リンクの第1のノード内で第2の光サーキュレータによって前記第2の光ファイバを介して第2のノードへループバックされる、少なくとも1つの第2の送受信機とを含み、リンクの前記第1および第2のノードは、それぞれ第1および第2の信号の往復移動時間を特定するための手段と、前記往復移動時間に基づいて遅延非対称を計算するための手段とをさらに含む。
さらなる一実施形態によれば、遅延非対称をローカルに特定することを可能にする測定するための手段は、リンクの第1のノード内にあり、2つの別々の電磁信号を同じ伝送媒体を介して同じ方向に送信するように構成されている少なくとも2つの送信機(TX)と、リンクの第2のノード内にあり、前記2つの別々の電磁信号を受信して検知し、それらの2つの信号の間における到着時刻の差を特定するように構成されている少なくとも1つの受信機(RX)とを含む。
別の実施形態によれば、遅延非対称をローカルに特定することを可能にする測定するための手段は、リンクの第1のノード内にあり、2つの別々の電磁信号を2つの別々の伝送媒体を介して同じ方向に送信するように構成されている少なくとも2つの送信機(TX)と、リンクの第2のノード内にあり、前記2つの別々の電磁信号を受信して検知し、それらの2つの信号の間における到着時刻の差を特定するように構成されている少なくとも1つの受信機(RX)とを含む。
本発明の実施形態はさらに、少なくとも2つの波長を介する少なくとも2つの信号を少なくとも1つの光ファイバを介して(同時に、または設定を通じてあらかじめ特定された時間差を伴って)送信するための手段と、少なくとも2つの波長の少なくとも2つの信号を少なくとも1つの光ファイバを介して受信して検知するための手段とを含むパケット交換ネットワークに関し、前記ノードは、2つの受信されて検知された信号の間における到着時刻の差を特定するための手段と、前記時間差に基づいて近隣のリンクの遅延非対称を計算するための手段とを含む。
本発明の実施形態はさらに、少なくとも1つの波長を介する少なくとも1つの信号を少なくとも1つの光ファイバを介して送信するための手段と、少なくとも1つの波長の少なくとも1つの信号を少なくとも1つの光ファイバを介して受信して検知するための手段とを含むパケット交換ネットワークのノードであって、少なくとも1つの受信されて検知された信号の往復移動時間を特定するための手段と、前記少なくとも1つの往復移動時間に基づいて近隣のリンクの遅延非対称を計算するための手段とを含む、ノードに関する。
本発明のその他の特徴および利点は、本発明の可能な一実施形態を非限定的な例として示す添付の図面を参照しながら、以降で行われることになる説明の中で明らかになるであろう。
同期化を経路上でサポートする機器が完全に配置されている、マスタークロック−スレーブクロックのペアを含む同期化ネットワークの一部分を示す図である。 光ファイバの伝搬率に対する温度の影響を示すグラフである。 本発明の実施形態による、リンクごとの遅延非対称補正を示す図である。 複数の信号が、第1のファイバを介して第1の波長で一方の方向に、また第2のファイバを介して第2の波長で他方の方向に送信される、同期化ネットワークの動作モードの図である。 第1の実施形態に従ってリンクの遅延非対称を特定することの一例を示す図である。 一方の方向ではSyncタイプ、他方の方向ではDelay ReqタイプのIEEE Std 1588Tm−2008規格(以下、1588V2として知られている)のプロトコルのメッセージを送信するリンクの動作モードの図である。 1588V2プロトコルのメッセージを使用して第2の実施形態に従ってリンクの遅延非対称を特定することの一例を示す図である。 リンクの往復経路上における1つの信号の送信時刻を特定することに基づいて第3の実施形態に従ってリンクの遅延非対称を特定することの一例を示す図である。 リンクの往復経路上における2つの信号の送信時刻を特定することに基づいて第4の実施形態に従ってリンクの遅延非対称を特定することの一例を示す図である。 リンクの往復経路上における2つの別々の波長の2つの信号の送信時刻を特定することに基づいて第5の実施形態に従ってリンクの遅延非対称を特定することの一例を示す図である。
本説明の残りでは、1588V2プロトコルについて言及する。それでもなお、パケット交換ネットワークにおけるその他の同期化プロトコル、たとえば、IETFネットワークタイムプロトコル(NTP)などが、本発明の実施形態のコンテキスト内で使用されることが可能であるということに留意されたい。
以降の説明においては一般に、以下の通りである。
「環境パラメータ」という用語は、たとえば、温度または湿度などの環境に依存する光信号の移送に影響を与えるパラメータに相当する。
「エンドツーエンドトランスペアレントクロック」という用語は、ネットワーク要素内のパケットの通過時間を特定するための手段を含むクロックに相当する。
「ピアツーピアトランスペアレントクロック」という用語は、ネットワーク要素内のパケットの通過時間と、クロックが配置されているノードの近隣のリンクの遅延とを特定するための手段を含むクロックに相当する。
「バウンダリークロック」という用語は、同期化ネットワークを複数の小さなドメインへとセグメント化することを可能にするクロックに相当する。構築の問題として、バウンダリークロックは、すべてのネットワーク要素上に配置される場合には、クロックが配置されているノードの近隣のリンクの遅延を特定するための手段を含む。
「進化型クロック」という用語は、エンドツーエンドトランスペアレントクロック、ピアツーピア、トランスペアレントクロック、またはバウンダリークロックを定義するために使用される。
「リンク」という用語(「セグメント」とも呼ばれる)は、2つのノードの間に配置されて光信号の伝送を可能にするネットワーク部分を定義し、リンクは一般に、少なくとも1つの光ファイバを含む。
「IEEE1588V2」という用語は、「Institute of Electrical and Electronics Engineers 1588 version 2」の頭字語に相当する。
「IETF」という用語は、「Internet Engineering Task Force」の頭字語に相当する。
「PTPV2」という用語は、「Precision Time Protocol version 2」の頭字語に相当する。
「CAPEX」という用語は、「Capital Expenditure」を表し、設備投資に相当する。
「OPEX」という用語は、「Operational Expenditure」を表し、運用コストに相当する。
本発明の実施形態は、同期化を経路上でサポートする機器が完全に配置されている図、すなわち、それぞれのネットワーク要素が、バウンダリータイプ、またはエンドツーエンドトランスペアレントタイプ、またはピアツーピアトランスペアレントタイプの進化型クロックを含み、前記クロックが、単一のオペレータによって管理されている図において、同期化メッセージの遅延非対称を特定して補正することに関する。そのようなネットワーク図が、図1において示されている。マスタークロック1が、同期化信号3を用いて、複数のネットワークノードに相当する複数のネットワーク要素を通じて、はるかスレーブクロック6まで、時刻基準を配信し、それぞれの中間ノードは、進化型クロック7を含む。
さらに、同期化信号は、特にシリカを含む光ファイバを通じて伝送される。しかし、図2が示しているように、シリカの特性は、環境条件(ここでは、温度)に応じて変動する。0℃、100℃、および200℃というそれぞれの温度に関して、曲線c1、c2、およびc3は、群屈折率を表しており、曲線c4、c5、およびc6は、屈折率を表している。したがって、これらの変動が示しているのは、遅延非対称の値は環境要因に応じて時間とともに変動する場合があるということ、そして、それゆえに定期的に測定を行うことが必要であるということである。
本発明の実施形態によれば、遅延非対称は、図3において示されているように、マスタークロックとスレーブクロックとの間における周波数基準の配信中にそれぞれのリンク内で特定されて補正される。このため、それぞれリンクL1、L2、L3、L4、およびL5の遅延非対称に対応している時間差Δt1、Δt2、Δt3、Δt4、およびΔt5は、ノードN2、N3、N4、N5、およびN6内でローカルに特定されて考慮され、これらの(時間差の)測定は、環境パラメータにおける変動を考慮に入れて、それによって時刻基準の精度および配信を高めるために、定期的に行われる。
時間差の測定を実行するネットワーク要素は、それぞれのリンク内で生じる遅延非対称をノードごとに補正できるようにするために、それらの差の値をIEEE1588V2プレーンの要素、すなわち、それらのノードの進化型クロック7へ送信する。
次いで、リンク内において時間差を特定することに関するさまざまな実施形態について、詳細に説明する。
図4は、ノードN2とノードN3(たとえば、図3のノードN2とノードN3)の間におけるリンクの図を示している。ノードN2は、マスタークロックから来る同期化メッセージ9を受信する。次いで、そのメッセージは、送信機TXによって、第1の光ファイバを通じて、波長λiでノードN3の受信機RXへ送信される。逆に、ノードN3は、スレーブクロックから来る同期化メッセージを受信する。次いで、そのメッセージは、送信機TXによって、第1の光ファイバを通じて、または第2の光ファイバを通じて、波長λjでノードN2の受信機RXへ送信される。波長どうしの間における差(および、2つのファイバが使用されている場合には、長さどうしの間における差)によって、リンクの遅延非対称が生じる。すなわち、一方の方向における信号の伝送時間と、他方の方向における信号の伝送時間とが異なる。
第1の実施形態によれば、この非対称は、時刻t=t0に、同じ方向に(ノードN2からノードN3に、たとえば、波長λiの第1の信号と、波長λj’の第2の信号(λj’=λj)とを、同じ光ファイバ上で同時に送信して、図5において示されているように、ノードN3の受信機RX内でのそれらの2つの信号の間における到着時刻の差を測定することによって、特定される。ノードN3の受信機RX内での検知を容易にするために、それらの信号は、たとえばスロット信号(すなわちパルス)とすることができ、スロット信号は、立ち上がったときに容易に検知されることが可能であり、受信の瞬間を正確に特定することが可能になる。このため、時間差Δtによって、ノードN2とノードN3との間における同期化リンクの遅延非対称を良好に推定することが可能になる。その第1のケースにおいては、それらの信号の検知は、したがって直接物理層内で行われる。それらの信号を同時に送信することが実行可能でない場合には、オペレータによって制御され設定されている時間差でそれらの信号を送信することが可能である。この時間差は、それらの信号が受信される際に得られる遅延Δtから推測されることになる。
IEEE1588V2プロトコルによって管理されているネットワークというコンテキストにおいては、ノードどうしの間においてやり取りされるメッセージは、PTPV2パケットを含む。これらのパケットは、図6において示されているように、マスター−スレーブ方向におけるSyncメッセージ13、およびスレーブ−マスター方向におけるDelay Reqメッセージ15である。波長どうしの(λiとλjの間の)差に起因する光学指数の差のせいで、遅延非対称がもたらされている。したがって、図7において示されている第2の実施形態によれば、2つのSync信号13が、遅延非対称が推定されることになるSyncメッセージおよびDelay Reqメッセージの波長λiおよびλjに近い波長λi’およびλj’でノードN2からノードN3へ同時に送信される。前述のように、波長λi’およびλj’で送信された2つのメッセージの間における伝搬時間の差Δt’が測定される。次いで、波長λiおよびλjで送信されたメッセージどうしの間における時間差Δtが、Δt’から推測される。以降のデモンストレーションが、一例として提供される。このデモンストレーションは、光ファイバが1つだけ存在する場合、または同じ長さlの2つの光ファイバが存在する場合に適用される。一般的に言えば、この実施形態は、別々の長さの2つのファイバに適用され、この実施形態は、光ファイバの長さにおける差につきものの遅延非対称を達成することも可能にする。
次いで、下記のデモンストレーションに関して、IEEE1588V2メッセージの双方の伝搬方向について長さlを有する単一の光ファイバを想定すると、
波長λiにわたる平均遅延dは、
Figure 2013538022
によって定義されることが可能であり、
この場合、lは、ファイバの長さであり、nは、波長λiに関連した最適な伝搬率であり、cは、真空中における光の速度である。
同様に
Figure 2013538022
であり、
それゆえに、
Figure 2013538022
であり、したがって
Figure 2013538022
であり、
結果は、
Figure 2013538022
である。
したがってΔtは、Δt’から、および異なる光伝搬率から推測されることが可能である。波長λi’およびλj’は、予約済みか、または遅延非対称もしくは制御波長を特定することに専用であることが可能である。加えて、リソースを最適化したいという要望から、測定は、その方向が帯域幅の点で需要が少ない場合には、反対方向において行われることが可能である。
この実施形態に関しては、クロックは、Syncメッセージなどのイベントメッセージを生成することができなければならないということにも留意されたい。この機能は、あらかじめ手動でSyncメッセージを生成して、次いでそのSyncメッセージがクロックのメモリの特定の場所に保存されることによって、実行されることが可能である。これによって、1588V2プロトコルスタック(PTPV2とも呼ばれる)の複雑な実装が回避される。この第2のケースにおいては、信号の送信および検知は、パケット層内で実行される。
図8において示されている第3の実施形態によれば、遅延の測定は、2つのノードの間における往復経路を実行する信号上で行われ、往路は、第1の光学指数n1に対応する第1の波長λ1で移動され、復路は、第2の光学指数n2に対応する第2の波長λ2で移動される。往復移動時間に基づいて遅延非対称を特定するためには、伝送距離が双方の方向において同じであることが必要である。つまり、この実施形態は、主として、同じ光ファイバ上で往路と復路の双方が生じる状況に適用される。また、光学指数n1およびn2を正確に知ることも必要である。なぜなら、遅延非対称を特定する精度は、それらの指数に依存するためである。
これは、往路の移動時間、略してd1が:
Figure 2013538022
によって定義されることが可能であるためであり、この場合、RTTは、往復移動時間であり、
復路の移動時間は:
Figure 2013538022
によって定義されることが可能である。
次いで、遅延非対称(d1−d2)が推測されることが可能である。
Figure 2013538022
第2のノード(N3)が、受信された信号をすぐにループバックすることができない場合には、そのループバックによってもたらされる遅延を相殺するために、トランスペアレントクロック(ピアツーピアまたはエンドツーエンド)内に存在する、ノードの通過遅延を補正するためのメカニズムが適用されなければならないということに留意されたい。加えて、その第2のノード(N3)は、(λ1からλ2への)波長の変換を実行することができなければならない。
往復移動時間の測定を使用することによって、これを複数の光ファイバの使用へ拡張するために、第4の実施形態が、図9において示されている。第1の波長λ1の信号が、ノードN2によって第1の光ファイバを介してノードN3へ送信される。ノードN3内において、この信号は、第2および第3の波長で第2の光ファイバを介してノードN2へループバックされる(このケースにおいては、第1の波長と第2の波長は同じであり、λ1と示されており、第3の波長は、λ2と示されている)。
信号のループバックは、光サーキュレータと波長コンバータとを含むモジュールM内で行われ、モジュールMは、ノードN3の受信機RXおよび送信機TXから近い距離または知られている距離に配置されている。
ノードN2によって受信される2つの信号に対応する往復移動時間RTT1およびRTT2は、下記の方程式によって記述されることが可能である:
Figure 2013538022
および
Figure 2013538022
この場合、n1およびn2は、波長λ1およびλ2に対応するそれぞれの光学指数であり、l1およびl2は、第1および第2の光ファイバのそれぞれの波長である。
次いで、それらの光ファイバに対応する長さおよび移動時間が特定されることが可能であり、遅延非対称が推測されることが可能である。さらに、この実施形態においては、2つの光ファイバは、同じ(または非常に近い)物理的な特性を有すると考えられ、つまり、所与の波長に対して、それらの光ファイバは、同じ光学指数(または非常に近い光学指数)を有する。
図10において示されている第5の実施形態によれば、第1に、第1の信号が、第1のノードN2によって第1の波長λ1で第1の光ファイバを介して第2のノードN3へ送信され、次いで同じ第1の波長で同じ第1の光ファイバを介して第1のノードN2へループバックされ、第2に、第2の信号が、第2のノードN3によって第2の波長λ2で第2の光ファイバを介して第1のノードN2へ送信され、次いで同じ波長で同じ第2の光ファイバを介して第2のノードN3へループバックされる。この方法においては、2つの往復移動時間RTT1およびRTT2が測定される。次いで、(波長λ1で送信されたSyncメッセージ13と、波長λ2で送信されたDelay Reqメッセージ15との間における)遅延非対称dが計算されることが可能である:
Figure 2013538022
dの計算が可能になるためには、およびdの計算が、図3によって示されているリンクごとの遅延非対称補正の概念図と整合するためには、RTT1およびRTT2をノード内で利用可能にして、dの計算を確かなものにしなければならないということに留意されたい。その点から、RTT1またはRTT2の値のうちのいずれかの値が、近隣のノードへ、いわゆる「パケット」法によって優先的に送信されなければならない。
したがって、本発明の実施形態は、経路のリンクの2つのノードの間においてやり取りされる、潜在的に物理層またはパケット層内で伝送される複数の信号を表す複数の瞬間の測定における差を見つけ出すことによって、それらのリンク内でローカルに遅延非対称を特定することについて記載している。
加えて、これらの測定は、リンクの2つのノードのうちの1つに配置されている単一のクロックを使用して時間差を測定することに対応する。これは、特に、2つのトランスペアレントクロックの間において共有される時刻同期がなく、それによって、リンクの2つのノードの2つのクロックを使用して遅延非対称が特定されることが不可能である、トランスペアレントクロックに適用される。
加えて、マスタークロックおよびスレーブクロックの時刻同期をIEEE1588V2プロトコルによって検査すると、特定されたリンク遅延非対称の補正の知識は、Sync信号、すなわち、マスタークロックからスレーブクロックへ送信される信号によってのみ搬送され、それによって、スレーブクロックからマスタークロックへ送信されるDelay_Reqメッセージは、まったく変化せず、これによって、マルチブロードキャスト機能を含むネットワークの場合における本発明の実施形態による遅延非対称の補正の実施を簡略化することが可能になる。
さらに、前述の実施形態のメカニズムは、ネットワーク要素内で管理されることが可能であり、ネットワークの管理エンティティーによって自動的にリモートから制御されることが可能である。
それでもなお、別法として、前記メカニズムは、リンク内の遅延非対称測定をスケジュール、トリガー、および制御するための、さまざまなネットワーク要素の間における特定の交換メッセージの使用に起因して、制御プレーン内で管理されることも可能である。この管理は、さらなる専用のTLV(Type Length Value)拡張子を含むIEEE1588V2メッセージのやり取りに起因して、同期化プレーンによってサポートされることが可能である。
したがって、本発明の実施形態は、重い投資コストまたは運用コスト(CAPEXおよびOPEX)を必要とすることなく、オペレータによって課されている制約の順守へと進むために、マスタークロックとスレーブクロックとの間における経路のそれぞれのリンク内の遅延非対称を特定することによって、および、その遅延非対称を経路のそれぞれのノード内で補正することによって、ネットワーク内における時刻の配信の質(すなわち精度)を改善することを可能にする。加えて、提示されているさまざまな実施形態の実施態様は、ネットワークレベルで自動的に管理されることが可能であるため、および、環境パラメータにおける変動を考慮に入れる目的で定期的な測定を行うことを可能にするため、実施および制御が容易である。
これらの実施形態は、表現および複雑さのいくつかの微妙な差異を伴って無線周波数伝送に適用可能である。これは、そのようなケースに関しては、伝送媒体が、第1の近似点として、双方の信号伝搬方向において同じであるため、および、単一の光ファイバ(単一の伝送媒体)を前提とする実施形態に類似しているためである。さらに、そのような媒体(空気)に関しては、電磁信号は、波長の点ではなく周波数の点から優先的に記述される。

Claims (16)

  1. パケット交換ネットワーク内でマスタークロック(1)とスレーブクロック(5)との間において送信される同期化メッセージの遅延非対称の補正を行うための方法であって、マスタークロック(1)をスレーブクロック(5)へ接続する経路の遅延非対称が、その経路のノード内にある時間差を測定して補正するための手段によって、前記経路の少なくとも1つのリンク内でローカルに特定されて補正され、測定するための前記手段が、前記少なくとも1つのリンク内における信号の送信時刻を測定するための手段である、方法。
  2. パケット交換ネットワークのノードの時刻同期が、IEEE1588V2プロトコルによって処理される、請求項1に記載の遅延非対称の補正を行うための方法。
  3. 遅延非対称をローカルに特定することを可能にする測定するための手段が、ピアツーピアトランスペアレントクロックを含む、請求項2に記載の遅延非対称の補正を行うための方法。
  4. 遅延非対称をローカルに特定することを可能にする測定するための手段が、エンドツーエンドトランスペアレントクロックを含む、請求項2に記載の遅延非対称の補正を行うための方法。
  5. 遅延非対称のローカルな特定を測定するための手段が、バウンダリークロックを含む、請求項2に記載の遅延非対称の補正を行うための方法。
  6. 遅延非対称をローカルに特定することを可能にする測定するための手段が、リンクの第1のノード内にあり、2つの別々の波長の2つの信号を単一の光ファイバ上で同じ方向に送信するように構成されている少なくとも2つの送信機(TX)と、リンクの第2のノード内にあり、2つの別々の波長の前記2つの信号を受信して検知し、それらの2つの信号の間における到着時刻の差を特定するように構成されている少なくとも1つの受信機(RX)とを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の遅延非対称の補正を行うための方法。
  7. 遅延非対称をローカルに特定することを可能にする測定するための手段が、リンクの第1のノード内にあり、2つの別々の波長の2つの信号を2つの別々の光ファイバ上で同じ方向に送信するように構成されている少なくとも2つの送信機(TX)と、リンクの第2のノード内にあり、2つの別々の波長の前記2つの信号を受信して検知し、それらの2つの信号の間における到着時刻の差を特定するように構成されている少なくとも1つの受信機(RX)とを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の遅延非対称の補正を行うための方法。
  8. 送信および検知が、物理層において行われる、請求項6または7に記載の遅延非対称の補正を行うための方法。
  9. 送信および検知が、パケット層において行われる、請求項6または7に記載の遅延非対称の補正を行うための方法。
  10. 遅延非対称をローカルに特定することを可能にする測定するための手段が、リンクの第1のノード内にあり、第1の光ファイバを介して第1の波長の信号を送信し、第1または第2の光ファイバを介して第2の波長の信号を受信して検知するように構成されている少なくとも1つの第1の送受信機と、リンクの第2のノード内にあり、第1の光ファイバ上で第1の波長で送信されている信号を受信して検知し、第1または第2の光ファイバを介して第2の波長で前記第1のノードへループバックするように構成されている少なくとも1つの第2の送受信機とを含み、前記第1の送受信機が、信号の往復移動時間を特定するための手段と、前記移動時間に基づいて、信号を搬送する波長に関連付けられている光学指数に基づいて、ファイバのそれぞれの長さに基づいて、および環境パラメータに基づいて遅延非対称を計算するための手段とを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の遅延非対称の補正を行うための方法。
  11. 遅延非対称をローカルに特定することを可能にする測定するための手段が、リンクの第1のノード内にあり、第1の光ファイバを介して第1の波長の第1の信号を送信し、第2の光ファイバを介して第2および第3の波長の2つの信号を受信して検知するように構成されている少なくとも1つの第1の送受信機と、光サーキュレータおよび波長コンバータを含み、リンクの第2のノード内にあり、第1の光ファイバを介して第1の波長で受信された第1の信号を、第2の光ファイバを介して第2および第3の波長で前記第1のノードへ再送信するように構成されているモジュールとを含み、前記送受信機が、信号の往復移動時間を特定するための手段と、前記移動時間に基づいて、信号を搬送する波長に関連付けられている光学指数に基づいて、ファイバのそれぞれの長さに基づいて、および環境パラメータに基づいて遅延非対称を計算するための手段とを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の遅延非対称の補正を行うための方法。
  12. 遅延非対称をローカルに特定することを可能にする測定するための手段が、リンクの第1のノード内にあり、第1の光ファイバを介して第1の波長の第1の信号を送信するように構成されている少なくとも1つの第1の送受信機であって、前記第1の信号が、リンクの第2のノード内で第1の光サーキュレータによって前記第1の光ファイバを介して第1のノードへループバックされる、少なくとも1つの第1の送受信機と、リンクの第2のノード内にあり、第2の光ファイバを介して第2の波長の第2の信号を送信するように構成されている少なくとも1つの第2の送受信機であって、前記第2の信号が、リンクの第1のノード内で第2の光サーキュレータによって前記第2の光ファイバを介して第2のノードへループバックされる、少なくとも1つの第2の送受信機とを含み、リンクの前記第1および第2のノードが、それぞれ第1および第2の信号の往復移動時間を特定するための手段と、前記往復移動時間に基づいて遅延非対称を計算するための手段とをさらに含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の遅延非対称の補正を行うための方法。
  13. 遅延非対称をローカルに特定することを可能にする測定するための手段が、リンクの第1のノード内にあり、2つの別々の電磁信号を同じ伝送媒体を介して同じ方向に送信するように構成されている少なくとも2つの送信機(TX)と、リンクの第2のノード内にあり、前記2つの別々の電磁信号を受信して検知し、それらの2つの信号の間における到着時刻の差を特定するように構成されている少なくとも1つの受信機(RX)とを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の遅延非対称の補正を行うための方法。
  14. 遅延非対称をローカルに特定することを可能にする測定するための手段が、
    リンクの第1のノード内にあり、2つの別々の電磁信号を2つの別々の伝送媒体を介して同じ方向に送信するように構成されている少なくとも2つの送信機(TX)と、リンクの第2のノード内にあり、前記2つの別々の電磁信号を受信して検知し、それらの2つの信号の間における到着時刻の差を特定するように構成されている少なくとも1つの受信機(RX)とを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の遅延非対称の補正を行うための方法。
  15. 少なくとも2つの波長の少なくとも2つの信号を少なくとも1つの光ファイバを介して送信するための手段と、少なくとも2つの波長の少なくとも2つの信号を少なくとも1つの光ファイバを介して受信して検知するための手段とを含むパケット交換ネットワークのノードであって、2つの受信されて検知された信号の間における到着時刻の差を特定するための手段と、前記時間差に基づいて近隣のリンクの遅延非対称を計算するための手段とを含む、ノード。
  16. 少なくとも2つの波長の少なくとも1つの信号を少なくとも1つの光ファイバを介して送信するための手段と、少なくとも2つの波長の少なくとも1つの信号を少なくとも1つの光ファイバを介して受信して検知するための手段とを含むパケット交換ネットワークのノードであって、少なくとも1つの受信されて検知された信号の往復移動時間を特定するための手段と、前記少なくとも1つの往復移動時間に基づいて近隣のリンクの遅延非対称を計算するための手段とを含む、ノード。
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