JP2013537871A - 製品ディスペンサをプライミング又はパージするシステム及び方法 - Google Patents

製品ディスペンサをプライミング又はパージするシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

本発明の実施形態は、製品ディスペンサをプライミング又はパージするシステム及び方法を含む。一実施形態では、製品ディスペンサ(100)は、各飲料原料を含む複数の飲料原料供給源(140,150)と、複数の原料供給源(140,150)とそれぞれ連通している複数の飲料供給ライン(175,185)と、複数の飲料供給ライン(175,185)と連通している少なくとも1つのポンプ(160,170)と、少なくとも1つのポンプ(160,170)とつながったコントローラ(120)であって、製品ディスペンサをプライミング又はパージするコマンドを受信して、少なくとも1つのポンプ(160,170)を作動させるように動作可能な一組の命令を実行するように動作可能なコントローラ(120)と、を含むことができ、各飲料原料の既定量が複数の飲料供給ライン(175,185)のそれぞれに同時に導入される。
【選択図】図1

Description

(商標)
[0001] COCA-COLA(登録商標)は、The Coca-Cola Company(米国ジョージア州アトランタ)の登録商標である。本明細書で使用する他の名称、記号、デザイン又はロゴは、The Coca-Cola Company又は他の企業の登録商標、商標又は商品名であり得る。
[0002] 本発明は製品ディスペンサに関し、特に製品ディスペンサをプライミング又はパージするシステム及び方法に関する。
[0003] 従来の製品ディスペンサは、シロップ、甘味料及び/又は水を混合することによって飲料を注ぐことができる。限られた種類の飲料の品揃えを生成するために、様々な種類のシロップを提供することができる。その結果、通常は有限数のブランド及び非ブランド飲料の品揃えを提供することができる。一例として、幾つかの異なる種類のシロップを使用する先行技術の1つのディスペンサは、COCA-COLA(商標)、DIET COCA-COLA(商標)、SPRITE(商標)、及び他の2、3のブランド又は非ブランド飲料の品揃えから限られた選択肢を提供できる。
[0004] このようなタイプの従来の製品ディスペンサに伴う1つの問題は、限られた数の飲み物しか提供できないことである。したがって、従来の製品ディスペンサは、消費者に欲しいものを提供できるという点で限界がある。この点で、消費者はもっと幅広い品揃えの飲料のメニューを望み、飲料をカスタム化する能力が欲しいと思っている。研究によると、従来のブランド飲料でさえ消費者がさらに幅広い飲料のバリエーションを望んでいることを示唆している。例えばCOCA-COLA(商標)、ライム入りCOCA-COLA(商標)、CHERRY COCA-COLA(商標)、VANILLA COCA-COLA(商標)及びCOCA-COLA(商標)飲料の他の多くの様々なタイプのバリエーションを提供する。COCA-COLA(商標)のような単一の飲み物のブランドで可能な全バリエーションを提供することは、従来の製品ディスペンサでは実際的でない。その理由の一部は、従来の製品ディスペンサの容量及び選択能力に限界があることである。消費者が欲しいもの、すなわち、全タイプのブランド及び非ブランド飲料の全部の選択種類を提供することができない。
[0005] 製品ディスペンサは、歴史的に希釈剤(水など)を飲料ベースと混合することによって作用してきた。このような飲料ベースは通常、約3:1から6:1の再構成比率を有する。飲料ベースは通常、大きい貯蔵空間を必要とする大型の容器で供給され、冷蔵を要することがある。このような要件により、必然的にこれらの容器を実際のディスペンサから遠く離れて貯蔵し、容器からディスペンサまで長いラインを通す必要があることが多い。
[0006] 上記貯蔵寿命及び濃度が改良されたとすると、さらに多くの異なるタイプの飲料を生産できると同時に、使用する占有面積が小型化された製品ディスペンサが望まれている。これは、従来の飲料ベースを、再構成比率がはるかに高い成分部分に分割することによって達成することができる。これにより、これらの部分の貯蔵パッケージをはるかに小型化し、製品ディスペンサ自体により近づけるか、隣接して貯蔵するか、又は内蔵することができる。製品ディスペンサは、消費者が所望に応じて飲料をカスタム化できるように、消費者に複数の飲料選択肢を与えられることが好ましい。
[0007] 特定の事例では、任意の数の飲料が「売り切れる」ことがあり、容器内の元の量の飲料ベース又はフレーバーが使用された後に、特定の飲料ベース又はフレーバーに関連する容器が空又はほぼ空になる場合がある。売り切れ状態が生じると、容器と分配ノズルの間の関連する飲料供給ラインの一部に空気ポケット又は気泡が導入されることがある。特定の飲料ベース又はフレーバーの新しい容器を飲料供給ラインに接続する場合、製品ディスペンサのオペレータは、供給ラインの一部から空気ポケット又は気泡を除去するために、製品ディスペンサを「プライミング」する必要があることがある。これは、製品ディスペンサを動作させ、新しい容器に関連する特定の飲料を選択することによって実行することができる。従来の製品ディスペンサでは、新しい各容器のプライミング動作は、時間がかかり、手作業で開始させる動作で、オペレータが新しく設置した各容器の各供給ラインを個々にプライミングする必要がある。場合によっては、複数の容器を設置する場合、複数の容器のプライミング動作に数分かかることがある。何故なら、製品ディスペンサがさらに動作する準備が整う前に、オペレータが各容器を順番にプライミングしなければならないからである。
[0008] 以上のニーズ及び/又は問題の一部及び全部は、本発明の実施形態により対応することができる。本発明の実施形態は、製品ディスペンサをプライミング又はパージするシステム及び方法を含むことができる。一実施形態では、システム又は製品ディスペンサは、各飲料原料を含む複数の飲料原料供給源と、複数の原料供給源とそれぞれ連通する複数の飲料供給ラインと、複数の飲料供給ラインと連通している少なくとも1つのポンプと、少なくとも1つのポンプとつながったコントローラであって、製品ディスペンサをプライミング又はパージするコマンドを受信し、少なくとも1つのポンプを作動させるように動作可能な一組の命令を実行するように動作可能なコントローラと、含むことができ、各飲料原料の既定量が複数の飲料供給ラインのそれぞれに同時に導入される。
[0009] 別の実施形態は、製品ディスペンサをプライミング又はパージする方法を提供することができる。この実施形態では、製品ディスペンサをプライミング又はパージする方法は、各飲料原料を含む複数の飲料原料供給源を提供するステップと、複数の原料供給源とそれぞれ連通している複数の飲料供給ラインを提供するステップと、複数の飲料供給ラインと連通している少なくとも1つのポンプを提供するステップと、少なくとも1つのポンプと連通するコントローラであって、製品ディスペンサをプライミング又はパージするコマンドを受信し、少なくとも1つのポンプを作動させるように動作可能な一組の命令を実行するように動作可能なコントローラを提供するステップと、を含むことができ、各飲料原料の既定量が複数の飲料供給ラインのそれぞれに同時に導入される。
[0010] さらに別の実施形態では、各飲料原料を含む複数の飲料原料供給源と、複数の飲料供給源とそれぞれ連通している複数の飲料供給ラインと、複数の飲料供給ラインと連通している少なくとも1つのポンプとを有する製品ディスペンサを動作させる方法を提供することができる。上記方法は、製品ディスペンサをプライミング又はパージするコマンドを受信するステップと、少なくとも1つのポンプを作動させるステップと、を備えることができ、各飲料原料の既定量が複数の飲料供給ラインのそれぞれに同時に導入される。
[0011] 追加のシステム、方法、製品ディスペンサ、装置、態様及び形態は、本発明の様々な実施形態の技術を通して実現される。本発明の他の実施形態、態様、及び形態を本明細書で詳細に説明し、特許請求の範囲に記載する本発明の一部で考察する。他の実施形態、態様、及び形態は、以下の説明及び図面を参照することにより理解することができる。
[0012]本発明のある実施形態に係る例示的製品ディスペンサの略図である。 [0013]本発明のある実施形態に係る、図1の製品ディスペンサとともに使用する例示的ユーザインタフェースの略図である。 [0014]本発明のある実施形態に係る製品ディスペンサを使用する方法の概略フローチャートである。[0015] 態様及び形態とともに本発明の様々な実施形態を、図面を参照しながら以下に詳述するが、これは例示としてのものにすぎない。
[0016] 本明細書で使用する「飲料形成ディスペンサ」、「製品ディスペンサ」、「飲料ディスペンサ」、「ディスペンサ装置」、及び「ディスペンサ」という用語は、飲料、流体、又は消耗品などの製品を分配するデバイスを指す。
[0017] 本明細書で使用する「製品」及び「飲料」という用語、及びその複数形は同義として使用され、本発明の実施形態はいずれかの用語を使用することによってその範囲が限定されるものではない。
[0018] 本明細書で使用する「プライム」及び「プライミング」という用語は、供給源と分配ノズルとの間にある供給ラインの一部から空気、流体、他の物質又は材料、又はそれらの任意の組合せを除去するために使用される動作を指す。例えば、プライミング又はプライム動作は、流体、例えば約5mlという比較的少量の流体を、飲料供給源と、供給源と分配ノズルとの間に配置されたセンサとの間の供給ラインに導入することを含むことができ、センサは供給ラインに導入された流体の流れを検出することができる。特定の事例では、センサは供給ライン中の無流量又は低流量状態を検出することができ、これは「売り切れ」状態とも呼ぶことができる状態である。プライミング動作時又はその動作後に、センサは供給ライン中の流体を検出し、それによりその後に無流量又は低流量状態をすべて検出するためにセンサをリセットすることができる。
[0019] 本明細書で使用する「パージ」及び「パージング」という用語は、供給源と分配ノズルとの間にある供給ラインから空気、流体、他の物質又は材料、又はそれらの任意の組合せを除去するために使用される動作を指す。例えば、パージング又はパージ動作は、流体、例えば約60mlという比較的大量の流体を、飲料供給源と分配ノズルとの間にある供給ラインに導入することを含むことができ、供給ラインは実質的に飲料供給源と分配ノズルとの間が流体で充填される。特定の実施形態では、原料供給源を特定の供給ラインに切り換える場合、すべての新しい原料を設置した後に製品ディスペンサを最初に始動する場合、製造後に洗浄又は検査のために製品ディスペンサを最初に始動する場合、又は供給ラインに輸送用流体がある場合にそれをすべて除去するために、パージング又はパージ動作を使用することができる。
[0020] 本発明の実施形態は、製品ディスペンサをプライミング又はパージするシステム及び方法を含むことができる。本発明の特定の実施形態は、飲料ディスペンサなどの製品ディスペンサを動作させる場合に特に有用になり得る。1つの事例では、原料供給源を使い果たすか別の状態で枯渇した場合、関連する供給ラインの供給源と、製品又は飲料ディスペンサに関連するディスペンサノズルとの間の部分に空気が導入されることがある。特定の場合、ユーザ又は製品ディスペンサのオペレータは、使い果たすか枯渇したために複数の原料供給源の交換が必要になるまでに、原料供給源を交換することが都合が悪いと考えることがある。この場合、ユーザ又は製品ディスペンサのオペレータは、使い果たすか枯渇した原料供給源を連続的に交換しようと判断することがある。製品又は飲料ディスペンサを再始動すると、新たに設置した各原料供給源及び関連する供給ラインを連続的にプライミングすると時間がかかることがあるので、そうするのではなく、ユーザ又は製品ディスペンサのオペレータは、1つのボタンプライミングコマンドを使用して、各原料の既定量を、関連する飲料供給ラインの新たに設置した原料供給源とディスペンサノズルの間、例えば新たに設置した原料供給源と各センサとの間に同時に導入することができる。この方法で、各供給ラインに関連するセンサによって検出されることがある空気又は他の物質をすべて追い出して、新たに設置した原料供給源からの比較的新しい原料と交換することができ、次に、センサをリセットし、製品又は飲料ディスペンサが新たに設置された原料供給源から分配できるようにすることができる。このように、本発明の特定の実施形態は、飲料ディスペンサなどの製品ディスペンサの供給ラインから空気を追い出して交換することによって、供給ラインを連続的にプライミングするという時間のかかる問題に対する技術的解決策を提供することができる。
[0021] 別の事例では製品ディスペンサが最初に始動するか、又は幾つかの事例では長期の保守後に始動すると、すべての新しい原料供給源を製品ディスペンサ内に設置することができる。新たに設置した各原料供給源及び関連する供給ラインを連続的にパージすると時間がかかることがあるので、そうするのではなく、ユーザ又は製品ディスペンサのオペレータは、1つのボタンプライミングコマンド、又は「Hyperstart」(商標)コマンドを使用して、各原料の既定量を、関連する供給ライン中に新たに設置した原料供給源とディスペンサノズルの間に同時に導入することができる。この方法で、供給ライン中のすべての空気、輸送用流体、及び/又は消毒液、又は比較的古い原料を追い出して、新たに設置した原料供給源からの比較的新しい原料と交換することができる。このように、本発明の特定の実施形態は、飲料ディスペンサなどの製品ディスペンサの新たに設置した原料供給源及び関連する供給ラインを連続的にパージするという時間のかかる問題に対する技術的解決策を提供することができる。
[0022] 以上で提供した状況は例示のためにすぎず、限定するものではない。本発明の実施形態を適用する他の状況、及びこれらの実施形態を他の製品及び/又は飲料ディスペンサの技術に適用できることを理解することができるだろう。
[0023] 次に図面をさらに詳細に見ると、同様の数字は幾つかの図を通して同様の要素を指示し、図1は本明細書で説明する製品ディスペンサ100などの例示的システムを示す。ユーザインタフェース110は、製品ディスペンサ100の機能的態様の幾つか又は全部を制御することができる。消費者は、ユーザインタフェース110を使用して多くのタイプの飲料、ブレンド及び添加剤を選択及び/又は生成することができる。さらに、食品サービス業の従業員及び/又はディスペンサの技術者は、ユーザインタフェースを使用して、特定の設置及び/又は保守機能を実施することができる。制御装置120はユーザインタフェース110を支援することができる。制御装置120は従来のマイクロコンピュータ、プロセッサ、又は同様のタイプのデバイスでよい。制御装置120は製品ディスペンサ100の内部にあっても、離れていてもよい。
[0024] 製品ディスペンサ100は、任意の数の異なる原料を使用することができる。この実施例では、幾つかの異なるタイプの原料を使用することができる。すなわち、水供給源130からの水(淡水及び/又は炭酸水)、幾つかの多量原料供給源140からの多量原料、及び幾つかの微量原料供給源150からの微量原料である。本明細書では任意の数又は組合せの供給源130、140、150を使用することができる。例えば、多量原料供給源を有する必要がないことがあり、例えば高い再構成比率では給送することが困難なHFCS(高果糖コーンシロップ)を使用しなくてもよい。したがって、希釈剤及び微量原料供給源しか必要でないことがある。別の実施例では、本発明のある実施形態では、100などの製品ディスペンサ内に106個の独特の原料供給源140、150が存在することがある。本発明の他の実施形態では、異なる数の原料供給源140、150を含むことができることを理解することができるだろう。
[0025] 水供給源130からの水は冷蔵しても冷蔵しなくてもよい。本明細書では他のタイプの希釈剤を使用することができる。従来のカーボネータ又は同様のタイプのデバイスを使用して、所望通りの炭酸水を生産することができる。炭酸飽和の量は変更することができる。
[0026] 一般的に、多量原料は約3:1から約6:1の範囲の再構成比率を有することができる。多量原料の粘度は通常、約100センチポアズ以上の範囲である。多量原料は糖シロップ、HFCS、ジュース濃縮液及び同様のタイプの流体を含むことができる。同様に、多量原料ベース製品は甘味料、酸、及び他の一般的な構成要素を含むことができる。シロップ、甘味料及びベース製品は一般的に、ディスペンサ100から離れた従来のバッグインボックス容器に貯蔵することができる。多量原料は製品ディスペンサ100自体の中に位置決めすることもできる。本明細書では本発明の実施形態により任意のタイプの容器を使用することができる。多量原料は冷蔵する必要があることも、必要がないこともある。
[0027] 微量原料は、約10:1、20:1、30:1又はそれ以上の範囲の再構成比率を有することができる。特に、多くの微量原料は50:1から300:1の範囲とすることができる。微量原料の粘度は通常、約1から約100センチポアズ程度の範囲である。微量原料の例には天然及び人工フレーバー、フレーバー添加剤、天然及び人工着色料、人工甘味料(高甘味度その他)、例えばクエン酸やクエン酸カリウムなどの酸味を制御する添加剤、ビタミンやミネラルやハーブエキスなどの機能性添加剤、機能性食品、及びアセトアミノフェンや同様のタイプの材料などの一般用医薬品(又は他の薬品)が含まれる。上述したように、甘味料を付与していない濃縮物の酸性及び非酸性構成要素は、分離して個々に貯蔵することもできる。微量原料は液体、粉末(固体)、又は気体の形態及び/又はそれらの組合せとすることができる。微量原料は冷蔵する必要があることも、必要がないこともある。塗料、染料、油、化粧品などの飲料以外の物質も使用することができる。様々なタイプのアルコールを微量原料又は多量原料として使用することができる。
[0028] 特定の事例では、微量原料及び微量原料供給源150は、従来のバックインボックス容器又はその他で遠くに位置決めされるのとは異なり、製品ディスペンサ100自体の中又はその周囲に位置決めすることができる。ディスペンサの周囲に位置決めすることにより、微量原料供給源150は、例えばディスペンサ100の隣、その下、又は他の近傍の位置など、すぐ近くに位置決めすることができる。本発明の実施形態により、任意の他のタイプの貯蔵構成を使用することができる。多量及び/又は微量原料供給源は、任意選択でバックルームなどのディスペンサ100から離れた位置に配置し、従来の配管でディスペンサ100に接続することができる。さらに、本明細書では本発明の実施形態により任意のタイプの容器を使用することができる。
[0029] 水供給源130、多量原料供給源140、及び微量原料供給源150はそれぞれ、各供給ライン175を介して各ポンプ160、センサ165及び/又は計量装置170と連通することができる。制御装置120は複数のポンプ160、センサ165、及び計量装置170を制御することができる。一般的に、水供給源130及び多量原料供給源140はそれぞれ、ポンプ160の1つと連通することができる。ポンプ160は従来のソレノイドポンプ又は同様のタイプのデバイスとすることができる。
[0030] 微量原料供給源150はそれぞれ、各供給ライン175を介して各計量装置170と連通することができる。計量装置170は容積型ポンプ又は同様のタイプのデバイスとすることができる。このような容積型ポンプは、さらに高い濃度の微量原料にポーションコントロール(portion control)を提供する。容積型ポンプの動作の一例が、「Pump System with Calibration Curve」と題した同一所有の米国特許出願第11/276,548号に示され、参照により本明細書に組み込むものとする。
[0031] 例えば容積型ポンプはソレノイドポンプ、歯車ポンプ、環状ポンプ、蠕動ポンプ、シリンジポンプ、ピエゾポンプ、又はポンプサイクル毎に固定容量を給送するように設計された他のタイプの容積型デバイスとすることができる。
[0032] ポンプ160、センサ165、及び計量装置170は各供給ライン185を介して分配ノズル180と連通することができる。分配ノズル180は、幾つかの流体を同時に混合することができる多フレーバー分配弁であることが好ましい。本明細書で使用することができる分配ノズルの例が、「Dispensing Nozzle」と題した同一所有の米国特許出願第10/233,867号(米国特許公開US2004/0040983A1号)、及び「Dispensing Nozzle Assembly」と題した同一所有の米国特許出願第11/276,551号に示されている。集合的に又は個別に、供給ライン175、185は飲料供給ラインとして理解することができる。
[0033] センサ165は、各供給ライン175、185の無流量又は低流量状態を検出するように動作可能とすることができ、無流量又は低流量状態が検出された場合に対応する信号を制御装置120に通信することができる。制御装置120は、各供給ライン175、185で無流量又は低流量状態が存在するという指示を生成することができる。例えば175又は185などの特定の供給ラインに無流量又は低流量状態が存在するという指示を制御装置120から受信すると、制御装置120は、例えば図3の304などのユーザインタフェースを介して、関連する供給ラインで特定の製品又は原料が無流量又は低流量状態が存在するという信号をユーザに出力することができる。この信号は、特定の製品又は原料が使い果たされたか、「売り切れ」状態にあるというインジケータになり得る。図1のセンサ165は、各原料供給源140、150の175、185などの供給ラインに対して位置決めされた状態で示されている。センサ165は、少なくとも1つの原料供給源140、150と180などのディスペンサノズルとの間で供給ライン175、185に対して任意の位置に位置決めできることを理解することができるだろう。
[0034] 特定の実施形態では、特定の製品又は原料で「売り切れ」状態が生じると、足りなくなった原料が飲料の味及び/又は飲料の品質に影響することがあり、したがって100などの関連する製品ディスペンサが全体的に停止するか、又はそうでない場合は、特定の製品又は原料の分配を止めようとする。120などの制御装置は、1つ又は複数の特定の製品又は原料の「売り切れ」状態を修正した後、センサ165をリセットする機会をユーザ又はオペレータに提供することができる。この方法で、「売り切れた」製品又は原料に対してプライミング動作を実行することができ、これは関連するセンサ165を「リセット」し、100などの製品ディスペンサが再び特定の製品又は原料を分配できるようにすることができる。
[0035] 図1に概略的に示された分配ノズルは、自身を通って延在する幾つかの導管を有する流れ指示器190を含むことができる。この実施例では、流れ指示器190は自身を通って延在する第1の導管200及び第2の導管210を有することができる。第1の導管200は水、他のタイプの希釈剤、又は他の流体に使用することができる。第2の導管210は甘味料入り濃縮液、糖シロップ、HFCSシロップ、ジュース濃縮液、又は他のタイプの流体などの多量原料に使用することができる。流れ指示器190の下には標的を位置決めすることができ、これは垂直に延在して幾つかのU又はV字型流路を形成する幾つかのフィンを含むことができる。水、多量原料、又は他の流体は流れ指示器190から流出し、混合を開始するように標的の流路に沿って流れ落ちる。
[0036] 流れ指示器190に隣接して、3次フローアセンブリ250を位置決めすることができる。3次フローアセンブリ250は幾つかのモジュールを含むことができ、これは自身を通って延在する幾つかの導管270を有することができる。導管270は、自身を通るように意図された流れの性質に応じて異なるサイズ及び構成を有することができる。モジュールは交換可能及び互換可能とすることができる。モジュール及び導管270はそれぞれ、微量原料供給源150又は他のタイプの流体の1つと連通することができる。導管270は、微量原料又は他の流体を水、多量原料、又は他の流体と混合するように、標的を目指すことができる。任意の数の微量原料又は他のタイプの流体を同時に使用することができる。
[0037] 上述したように、制御装置120は例えばプロセッサ又はコントローラとすることができる。制御装置120は、290などの関連メモリ、又は他のコンピュータ可読媒体に記憶された1つ又は複数のコンピュータ実行可能命令280を含むことができる。コンピュータ実行可能命令は、コマンドを受信し製品ディスペンサをプライミングして、少なくとも1つのポンプを作動させるように動作可能であるコマンドを含むことができ、各飲料原料の既定量が複数の飲料供給ラインのそれぞれに同時に導入される。
[0038] 製品ディスペンサが複数の飲料原料供給源のそれぞれに各ポンプを含む少なくとも一実施形態では、コントローラなどの制御装置120が各ポンプのそれぞれとつながることができる。この実施形態では、コントローラなどの制御装置120は各ポンプをそれぞれ作動するように動作可能なコンピュータ実行可能命令をさらに含むことができ、各飲料原料の既定量が複数の飲料供給ラインのそれぞれに同時に導入される。一実施例では、既定量とは、各飲料原料供給源と、複数の飲料供給ラインのそれぞれに関連する各センサとの間で複数の飲料供給ラインのそれぞれから空気をすべて除去するのに十分な量とすることができる。別の実施例では、既定量とは、各飲料原料供給源と分配ノズルとの間で複数の飲料供給ラインのそれぞれから空気ポケットをすべて除去するのに十分な量とすることができる。
[0039] 少なくとも一実施形態では、コントローラなどの制御装置120は複数の飲料供給ラインのうち複数の選択肢を受信してプライミングするように動作可能であるコンピュータ実行可能命令をさらに含むことができる。この実施形態では、コントローラなどの制御装置120は選択された飲料供給ラインの各ポンプをそれぞれ作動させることができ、各飲料原料の既定量が選択された飲料供給ラインのそれぞれに同時に導入される。特定の実施形態では、コントローラなどの制御装置120は飲料供給ライン全部の各ポンプをそれぞれ作動させることができ、各飲料原料の既定量が選択された飲料供給ラインのそれぞれに同時に導入される。一実施例では、既定量とは、各飲料原料供給源と、選択された飲料供給ラインのそれぞれに関連する各センサとの間で、選択された飲料供給ラインのそれぞれから空気ポケットをすべて除去するのに十分な量とすることができる。別の実施例では、既定量とは、各飲料原料供給源と分配ノズルとの間で、選択された飲料供給ラインのそれぞれから空気ポケットをすべて除去するのに十分な量とすることができる。
[0040] 図2は、ユーザインタフェース110のある実施形態、すなわち、インタフェース300を示す。図示のように、ユーザインタフェースはグラフィカルインタフェースとすることができ、これは1つ又は複数の物理的ボタン及び/又はコンピュータ生成タッチスクリーンディスプレイボタン又はアイコンを含むことができる。任意の事例で、インタフェース300は1つ又は複数の既定の製品プライムボタン302を含むことができる。各製品プライムボタン302は、異なるベース製品、製品構成要素、又は原料供給源を表すことができる。所望に応じて、各製品プライムボタン302をユーザが選択して、特定のベース製品、製品構成要素、又は原料供給源のために、175、185などの関連する飲料供給ラインをプライミングすることができる。各製品プライムボタン302はインジケータ304を有することができ、これは特定の製品又は原料が使い果たされたか「売り切れ」状態であることをユーザに信号で伝えることができる。この方法で、ユーザは、新しいベース製品又は製品構成要素の容器を設置するか、又はそれと交換した後、プライミング動作を実行する前に、どのベース製品、製品構成要素、又は原料の供給源が交換を必要としているかを容易に観察することができる。
[0041] インタフェース300は、全プライムボタン306も含むことができ、これは製品ディスペンサに関連するベース製品、製品構成要素、又は原料供給源のすべてについて、175、185などの関連する飲料供給ラインのすべてを同時にプライミングするために使用することができる。一実施形態では、全プライムボタン306は、製品ディスペンサのすべての飲料供給ライン175、185を同時にプライミングする単一ボタンプライミングコマンドを開始することができる。通常、全プライムボタン306を使用すると、製品ディスペンサのオペレータは、1つ又は複数の新しいベース製品又は製品構成要素容器を設置するか交換した直後に、複数の異なるベース製品又は製品構成要素の複数の飲料供給ラインを同時にプライミングすることができる。
[0042] インタフェース300は、全パージボタン又はHyperstart(商標)ボタン308も含むことができ、これは製品ディスペンサに関連するベース製品、製品構成要素、又は原料供給源のすべてで、175、185などの関連する供給ラインの幾つか又はすべてを同時にパージするために使用することができる。一実施形態では、全パージボタン又はHyperstart(商標)ボタン308は、製品ディスペンサのすべての飲料供給ライン175、185を同時にパージする単一ボタンパージコマンドを開始することができる。通常、全パージボタン又はHyperstart(商標)ボタン308を使用する場合、製品ディスペンサのオペレータは、新しいベース製品又は製品構成要素容器をすべて設置した直後に、複数の異なるベース製品又は製品構成要素の複数の飲料供給ラインを同時にパージすることができ、これは一般的に製品ディスペンサの新しい設置場所で、又は製品ディスペンサの製造施設で洗浄又は試験の目的で製品ディスペンサ全体を洗い流す場合に実行される。
[0043] さらに、インタフェース300は1つ又は複数の選択可能なグループプライムボタン310を含むことができる。各製品グループボタン310は、ベース製品、製品構成要素、又は原料供給源の異なるグループを表すことができる。所望に応じて、各製品グループプライムボタン310をユーザが選択して、特定のグループのベース製品、製品構成要素、又は原料供給源のために、175、185などの関連する飲料供給ラインをプライミングすることができる。製品グループプライムボタン310を使用する場合、製品ディスペンサのオペレータは、1つ又は複数の新しいベース製品又は製品構成要素の容器を設置した直後に、異なるベース製品又は製品構成要素の1つのグループについて、複数の飲料供給ラインを同時にプライミングすることができる。図2に示すグループプライムボタン310は、A〜C、D〜F、G〜J及びX〜Zなど、連続する製品グループを示すが、任意の数の製品を一緒のグループにするか、又は本発明の実施形態により、A〜Zのように任意の既定の製品ディスペンサの順番に関係なく他の方法で一緒のグループにすることができる。例えば、グループプライムボタンはそれぞれ、関連する製品、構成要素、又は原料のように特定の選択された製品を一緒のグループにするように、独立してプログラムすることができる。グループプライミングをグループパージに適用できることを理解することができ、製品ディスペンサの他の実施形態では、1つ又は複数のグループパージボタンを提供することができる。
[0044] インタフェース300は、個々の製品ディスペンサのオペレータなどのユーザに、パスワード、スマートカード、生体認証、クレジットカード、RFID、又はその他による安全なアクセスを提供することができる。特定の実施形態では、ユーザインタフェース300は、プライミング動作を必要とする、又は要求するベース製品、製品構成要素、又は原料供給源に対応する特定の製品プライムボタン、及び/又はプライミング動作を必要とする、又は要求するベース製品又は製品構成要素のみをプライミングすることができる全プライムボタン、及び他のタイプの情報をユーザに提供することができる。他の実施形態では、ユーザインタフェース300は、パージング動作を必要とする、又は要求するベース製品、製品構成要素、又は原料供給源に対応する特定の製品パージボタン、及び/又はパージ動作を必要とする、又は要求するベース製品、製品構成要素、又は原料供給源にのみパージすることができる全パージボタン、及び他のタイプの情報をユーザに提供することができる。他の実施形態では、ユーザインタフェース300は、製品ディスペンサのオペレータなどのユーザが様々な原料供給源、ベース製品、又は製品構成要素のどれをどの程度プライミング又はパージできるかを制限し、及び/又は可能にすることができる。ユーザ又はオペレータの好みも保持し、将来の製品ディスペンサの保守に使用することができる。
[0045] グラフィカルインタフェースに加えて、製品ディスペンサ100は全体として、他の製品ディスペンサの統計及びトラブルシューティングの情報を提供することができる。例えば、ユーザインタフェース110、300を通して、ポンプ160又は計量装置170の始動の遅延時間、換気及び/又はフラッシュサイクルの回数、部分サイクルなどにアクセスすることができる。このインタフェース110、300はパスワード又は他の方法で保護することができる。ユーザインタフェース110、300は、トラブルシューティング又は修理のために、及び例えば原料の分量が不正確な可能性があることの通知又は警告のために、ネットワーク又は他の情報源と必要に応じて通信する、及び/又はそれにアクセスすることができる。
[0046] 使用時に、製品ディスペンサのオペレータ、例えば食品サービス業の従業員及び/又はディスペンサの技術者などのユーザは、ユーザインタフェース110からプライミングする所望の飲料を選択することができる。このように、製品ディスペンサ100は、所望に応じて製品ディスペンサ100によって提供される飲料のうち任意の数又は全部に関連する飲料供給ラインを同時にプライミング又はパージする能力をユーザに提供する。ユーザは、必要に応じて幾つか又は全部の原料を選択し、関連する飲料供給ラインで同時にプライミング又はパージ動作を実行することができる。したがって、ユーザは製品ディスペンサの飲料供給ラインをすべて1つの動作で同時にプライミング又はパージすることができる。
[0047] 一実施形態では、ユーザが、売り切れそうであるか、又は関連する容器を交換したばかりの任意の数の特定の「ブランド」飲料の飲料供給ラインのプライミング又はパージを要求することができる。例えば、製品ディスペンサが特定の飲料及び関連する飲料供給ラインでプライミング又はパージ動作を実行できることを検出した場合、ジョージア州アトランタのThe Coca-Cola Companyが販売する「Cherry Coke(登録商標)」飲料及び「Coca-Cola(登録商標)」飲料に関連するアイコンを、図2の300のようなユーザインタフェース上に表示することができる。所望に応じて、ユーザは、各アイコンを選択することによって各飲料供給ラインをプライミングすることができる、又は306のような全プライムボタンを選択して、全部又は選択した数の関連する飲料供給ラインを同時にプライミングするように判断することができる。さらに、所望に応じて、ユーザは、各アイコンを選択することによって各飲料供給ラインをパージすることができる、又は308のような全パージボタンを選択して、全部又は選択した数の関連する飲料供給ラインを同時にパージするように判断することができる。このように、製品ディスペンサ100は、ユーザインタフェース300を介して、製品ディスペンサ100から入手可能な、及び/又はプライミング又はパージ動作が必要であるか、又は必要とするだけの数の「ブランド」飲料を提供することができる。
[0048] インタフェース110は制御装置120とともに、飲料供給ライン175、185を通して分配ノズル180に向かって適切な原料を適切な割合で分配するように、各ポンプ160及び/又は計量装置170の幾つか又は全部に指示することができる。ポンプ160及び計量装置170は、所望に応じて律動的にオンとオフにして流量を変更するか、又は所定量の時間だけ他の方法で作動させて、既定量の各原料をそれぞれ各飲料供給ライン175、185に導入することができる。例えば、ポンプ160及び計量装置170をすべて約5秒間作動させて、5mlなどの既定量の各原料をそれぞれ各飲料供給ライン175、185に導入することができる。別の実施例では、ポンプ160及び計量装置170をすべて必要に応じて作動させて、既定量の各原料をそれぞれ各飲料供給ライン175、185に導入して、各飲料供給ラインに関連する各センサをリセットすることができる。さらに別の実施例では、ポンプ160及び計量装置170をすべて約60秒間作動させて、60mlなどの既定量の各原料をそれぞれ各飲料供給ライン175、185に導入し、各飲料供給ラインをパージすることができる。原料及び/又は飲料のタイプに応じて、異なる流量及び流れのタイミングを使用することができ、例えば特定の流体の流れを早期に又は遅く添加するか、又は特定の流体の流れを律動的にすることなどができる。
[0049] 水供給源130、多量原料供給源140、及び多量原料供給源150のために個々のポンプ160及び/又は計量装置170で単一ボタンプライミング動作を用いると、製品ディスペンサ100によって提供される原料の幾つか又は全部を同時にプライミングする能力が提供される。すなわち、各飲料及び/又は原料を連続的動作でプライミングしなければならない従来のプライミング動作とは対照的に、図1に示す製品ディスペンサは、飲料及び/又は原料の幾つか又は全部、さらにそれらの各飲料供給ラインの同時プライミングを提供することができる。同様に、水供給源130、多量原料供給源140、及び多量原料供給源150のために個々のポンプ160及び/又は計量装置170で単一ボタンパージ動作を用いると、製品ディスペンサ100によって提供される原料の幾つか又は全部を同時にパージする能力が提供される。すなわち、各飲料及び/又は原料を連続的動作でパージしなければならない従来のパージ動作とは対照的に、図1に示す製品ディスペンサ100は、飲料及び/又は原料の幾つか又は全部、さらにその各飲料供給ラインの同時パージを提供することができる。このように、本発明の実施形態は、従来のカウンタトップ装置、自動販売機、及び様々なタイプの瓶詰め及び充填装置に適用可能である。本発明の実施形態を製品ディスペンサ100に関して説明しているが、本発明の実施形態は、水分があってもなくても任意のタイプの原料の組合せに適用可能である。例えば、「Juice Dispensing System」と題した同一所有の米国特許出願第11/276,549号は、ジュース分野に関連した特定の概念を特に指向している。本発明の実施形態を米国特許出願第11/276,549号に記載された技術に適用可能であることを理解することができるだろう。
[0050] 再び図1を参照すると、製品ディスペンサ100は、ユーザインタフェース110及び制御装置120と通信しているユーザデータシステム400も含むことができる。ユーザデータシステム400は通信装置410を含むことができる。通信装置410はビデオタッチスクリーン、ビデオスクリーン及びキーボード、又は任意の他のタイプの従来の入出力装置を含むことができる。通信装置410は、ユーザインタフェース110の一部であるか、又は別個の要素とすることができる。
[0051] 通信装置410は、ユーザに様々なタイプのバイオメトリック及び/又は他のタイプの情報に関するデータを入力するように促すことができる。ユーザの入力に基づいて、制御装置120はデータを分析し、ユーザの入力を1つ又は複数のプライミング又はパージコマンドに変換することができる。
[0052] 入力されたデータに基づいて、ユーザデータシステム400の通信装置410は、図2に関して上述した302、306、308及び310によって提供されるものと同様に、製品プライムボタンコマンド、全プライムボタンコマンド及び/又はグループプライムボタンコマンド、全パージボタンコマンド及び/又はグループパージボタンコマンドを開始することができる。プライミング又はパージコマンドが選択されると、上述したようにポンプ160及び計量装置160を介して適切な微量原料150又は他の要素を分配することができる。
[0053] 上記通信装置410に加えて、ユーザデータシステム400は1つ又は複数のバイオメトリックセンサ420も含むことができる。バイオメトリックセンサは、所望のユーザのバイオメトリックデータ又は他の情報を収集するために自動化された装置を含むことができる。バイオメトリックセンサ420は体重計、血圧測定用カフ、呼吸分析器、血液分析器、毛髪分析器、EKGなどを含むことができる。本明細書では、任意のタイプのモニタ装置を使用することができる。任意の数のバイオメトリックセンサ420を一緒に使用することができる。バイオメトリックセンサ420は、上記制御装置120と接続状態にすることができる。
[0054] 図3は、本発明の実施形態による例示的方法を示すプロセスフローチャートである。図3に示す例示的方法500は、製品ディスペンサを動作させる方法を提供する。特に方法500は、各飲料原料を含む複数の飲料原料供給源、複数の原料供給源とそれぞれ連通している複数の飲料供給ライン、及び複数の飲料供給ラインと連通している少なくとも1つのポンプを有する製品ディスペンサを動作させる方法である。方法500は、図1の100のように図1に示す様々なシステム又は製品ディスペンサの構成要素で実施することができる。
[0055] 方法300はブロック502で開始する。ブロック502では、複数の飲料供給ラインのうち少なくとも1つで無流量又は低流量状態が検出される。例えば図1及び図2に関して示した実施形態では、165などの1つ又は複数のセンサが、175、185などの複数の飲料供給ラインのうち1つ又は複数で無流量又は低流量状態が存在した場合にそれを検出することができる。120などの制御装置は、無流量又は低流量状態が検出されると1つ又は複数のセンサ165から信号を受信することができ、制御装置120は対応する信号を生成し、304などのユーザインタフェースを介して出力することができる。
[0056] ブロック502の後はブロック504であり、製品ディスペンサをプライミング又はパージするコマンドを受信する。例えば図1及び図2に関して示した実施形態では、ユーザが、図2の全プライムボタン306を入力するなど、インタフェース110を介してプライミングコマンドを入力することができる。120などの制御装置は、インタフェース110からプライミングコマンドを受信し、幾つか又は全部の所望の原料及び/又は供給源130、140、150について、1つ又は複数の個々のポンプ160及び/又は計量装置170の作動を促進することができる。別の実施例では、ユーザは、図2の全パージ又はHyperstart(商標)ボタン308を入力するなど、インタフェース110を介してパージコマンドを入力することができる。120などの制御装置は、インタフェース110からパージコマンドを受信し、幾つか又は全部の所望の原料及び/又は供給源130、140、150について、1つ又は複数の個々のポンプ160及び/又は計量装置170の作動を促進することができる。
[0057] ある実施形態の一態様では、コマンドはユーザインタフェースを介して受信され、ユーザは1回のユーザコマンドの入力でコマンドを開始し、製品ディスペンサをプライミング又はパージすることができる。
[0058] ある実施形態の一態様では、複数の飲料供給ラインが以下のうち少なくとも1つと連通状態になることができる。すなわち、1つ又は複数の原料パッケージ、1つ又は複数の原料カートリッジ、1つ又は複数の飲料箱、1つ又は複数の飲料袋、又は1つ又は複数の飲料の容器である。
[0059]
[0060] ブロック504の後は任意選択のブロック506であり、複数の飲料供給ラインのうち1つ又は複数の選択を受信することができる。例えば図1及び図2に示す実施形態では、ユーザは、図2のグループプライムボタン308を入力するなど、インタフェース110を介してグループプライミングコマンドを入力して、製品A〜Cを選択することができる。120などの制御装置は、インタフェース110からグループプライミングコマンドを受信し、製品A〜Cのグループに対応する各原料及び/又は供給源130、140、150について、各ポンプ160及び/又は計量装置170それぞれの作動を促進することができる。別の実施例では、グループパージコマンドを入力することができ、120などの制御装置はインタフェースからグループパージコマンドを受信し、選択された製品のグループに対応する各原料及び/又は供給源について、個々のポンプ及び/又は計量装置それぞれの作動を促進することができる。
[0061] 任意選択のブロック506の後はブロック508であり、少なくとも1つのポンプを作動させると、各飲料原料の既定量が複数の飲料供給ラインのそれぞれに同時に導入される。例えば図1及び図2に示す実施形態では、制御装置120は、幾つか又は全部の所望の原料及び/又は供給源130、140、150について、1つ又は複数の各ポンプ160及び/又は計量装置170を作動させることができる。この実施形態では、各ポンプ160及び/又は計量装置170は、各飲料原料の既定量が175、185などの複数の飲料供給ラインのそれぞれに同時に導入されるまで作動するか、又は律動的にオンとオフにすることができる。例えば、ポンプ160及び計量装置170をすべて約5秒間作動させて、5mlなどの既定量の各原料をそれぞれ各飲料供給ライン175、185に導入することができる。別の実施例では、ポンプ160及び計量装置170をすべて約60秒間作動させて、60mlなどの既定量の各原料をそれぞれ各飲料供給ライン175、185に導入することができる。
[0062] ある実施形態の一態様では、製品ディスペンサは分配ノズルを含むことができ、既定量は、各飲料原料供給源と分配ノズルとの間で複数の飲料供給ラインのそれぞれから空気ポケットをすべて除去するのに十分な量を含む。
[0063] ある実施形態の一態様では、既定量は、各飲料原料供給源と、複数の飲料供給ラインのそれぞれに関連する各センサとの間で複数の飲料供給ラインのそれぞれから空気ポケットをすべて除去するのに十分な量を含むことができる。
[0064] ある実施形態の一態様では、各飲料原料の既定量は、少なくとも部分的に、既定時間だけ少なくとも1つのポンプを動作させることに基づいている。
[0065] ある実施形態の一態様では、1つ又は複数の個々のポンプは複数の飲料原料供給源のそれぞれについて各ポンプを含むことができ、上記方法は各ポンプをそれぞれ作動させることをさらに含むことができ、各飲料原料の既定量が複数の飲料供給ラインのそれぞれに同時に導入される。
[0066] ある実施形態の一態様では、プライミング又はパージする複数の飲料供給ラインの選択を受信すると、各飲料原料の既定量が選択された複数の飲料供給ラインに同時に導入される。
[0067] 図3の方法500は、ブロック508の後に終了する。
[0068] 図3の例示的要素は例示として示されており、他のプロセスの実施形態は異なる数の要素を有することができ、このような要素は本発明の他の実施形態により代替的構成で配置することができる。ブロック図及びフローチャート図の各ブロック、及びブロック図及びフローチャート図のブロックの組合せはそれぞれ、コンピュータプログラム命令によって実施できることを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラム可能データ処理装置上で実行される命令が、1つ又は複数のフローチャートブロックで指定された機能を実施する手段を生成するように、汎用コンピュータ、スイッチなどの専用コンピュータ、又は機械を生産する他のプログラム可能データ処理装置にロードすることができる。
[0069] これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ可読メモリに記憶することもでき、これは、コンピュータ可読メモリに記憶された命令が、1つ又は複数のフローチャートブロックで指定された機能を実施する命令手段を含む製品を生産するように、特定の方法で機能するようコンピュータ又は他のプログラム可能データ処理装置に指示することができる。コンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラム可能データ処理装置にロードして、コンピュータ又は他のプログラム可能な装置上で実行される命令が、1つ又は複数のフローチャートブロックで指定された機能を実施する要素を提供するように、コンピュータ又は他のプログラム可能な装置上で実行される一連の動作要素又はステップにコンピュータ実施プロセスを生成させることもできる。
[0070] したがって、ブロック図及びフローチャート図のブロックは、指定された機能を実行する手段の組合せ、指定された機能を実行する要素又はステップの組合せ、及び指定された機能を実行するプログラム命令手段を支援する。また、ブロック図及びフローチャート図の各ブロック、及びブロック図及びフローチャート図のブロックの組合せは、専用ハードウェア及びコンピュータ命令の指定された機能、要素、又は組合せを実行する専用ハードウェアベースのコンピュータシステムによって実施することができることを理解されたい。
[0071] 本発明の様々な実施形態の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、又はその何らかの組合せで実施することができる。
[0072] 一実施例として、本発明の1つ又は複数の態様を、例えばコンピュータで使用可能な媒体などを有する製品(例えば1つ又は複数のコンピュータプログラム製品)に含めることができる。媒体は、例えば本発明の実施形態の機能を提供し、促進するコンピュータ可読プログラムコード手段を自身内で実現している。製品は、コンピュータシステムの一部として含めるか、又は単独で販売することができる。
[0073] さらに、機械で読み取ることができ、本発明の実施形態の機能を実行するために機械が実行可能な少なくとも1つのプログラム又は命令のセットを具体的に実現する少なくとも1つのプログラム記憶装置を提供することができる。
[0074] 本明細書に図示したフローチャートは実施例である。特許請求の範囲に記載する本発明の範囲から逸脱することなく、本明細書で説明したこれらの図又は要素(又は動作)には多くの変形があり得る。例えば、要素は異なる順序で実行するか、又は要素を追加、削除又は変更することができる。これらの変更はすべて特許請求の範囲に記載する本発明の一部と見なされる。
[0075] 本発明の幾つかの実施形態を説明してきたが、当業者であれば現在も将来も添付の特許請求の範囲内に入る様々な改良及び強化を行うことができることを理解することができるだろう。これらの特許請求の範囲は、最初に説明した本発明の適切な保護を維持するように解釈されたい。

Claims (26)

  1. 製品ディスペンサであって、
    各飲料原料を含む複数の飲料原料供給源と、
    前記複数の原料供給源とそれぞれ連通している複数の飲料供給ラインと、
    前記複数の飲料供給ラインと連通している少なくとも1つのポンプと、
    前記少なくとも1つのポンプとつながったコントローラであって、
    前記製品ディスペンサをプライミング又はパージするコマンドを受信し、
    前記少なくとも1つのポンプを作動させるように動作可能な一組の命令を実行するように動作可能なコントローラと、を備え、
    前記各飲料原料の既定量が前記複数の飲料供給ラインのそれぞれに同時に導入される、製品ディスペンサ。
  2. ユーザインタフェースをさらに備え、
    ユーザは1回のユーザコマンドの入力で前記製品ディスペンサをプライミング又はパージする前記コマンドを開始することができる、請求項1に記載のディスペンサ。
  3. 前記複数の飲料供給ラインの無流量又は低流量を検出するように動作可能な少なくとも1つのセンサをさらに備え、
    前記コントローラは、前記複数の飲料供給ラインの少なくとも1つで無流量又は低流量状態が存在するという指示を生成する一組の命令を実行するようにさらに動作可能である、請求項1に記載のディスペンサ。
  4. 前記複数の飲料供給ラインは、1つ又は複数の原料パッケージ、1つ又は複数の原料カートリッジ、1つ又は複数の飲料箱、1つ又は複数の飲料袋、又は1つ又は複数の飲料容器のうち少なくとも1つと連通している、請求項1に記載のディスペンサ。
  5. 前記既定量は、前記各飲料原料供給源と、前記複数の飲料供給ラインのそれぞれに関連する各センサとの間で、前記複数の飲料供給ラインのそれぞれから空気ポケットをすべて除去するのに十分な量を含む、請求項1に記載のディスペンサ。
  6. 分配ノズルをさらに備え、
    前記既定量は、前記各飲料原料供給源と前記分配ノズルとの間で前記複数の飲料供給ラインのそれぞれから空気ポケットをすべて除去するのに十分な量を含む、請求項1に記載のディスペンサ。
  7. 前記各飲料原料の前記既定量は、少なくとも部分的に、既定時間に前記少なくとも1つのポンプを動作させることに基づく、請求項1に記載のディスペンサ。
  8. 前記少なくとも1つのポンプは、前記複数の飲料原料供給源のそれぞれに各ポンプを備え、前記コントローラは、前記各ポンプのそれぞれとつながっていて、
    前記各ポンプのそれぞれを作動するように動作可能な一組の命令を実行するように動作可能であり、前記各飲料原料の既定量は前記複数の飲料供給ラインに同時に導入される、請求項1に記載のディスペンサ。
  9. 前記コントローラは、プライミング又はパージする前記複数の飲料供給ラインの選択を受信するようにさらに動作可能な一組の命令を実行するように動作可能であり、
    前記各飲料原料の既定量が同時に導入される前記複数の飲料供給ラインはそれぞれ、前記選択された複数の飲料供給ラインである、請求項1に記載のディスペンサ。
  10. 製品ディスペンサをプライミング又はパージする方法であって、
    各飲料原料を含む複数の飲料原料供給源を提供するステップと、
    前記複数の原料供給源とそれぞれ連通している複数の飲料供給ラインを提供するステップと、
    前記複数の飲料供給ラインと連通している少なくとも1つのポンプを提供するステップと、
    前記少なくとも1つのポンプとつながったコントローラであって、
    前記製品ディスペンサをプライミング又はパージするコマンドを受信し、
    前記少なくとも1つのポンプを作動させるように動作可能な一組の命令を実行するように動作可能なコントローラを提供するステップと、を備え、
    前記各飲料原料の既定量が前記複数の飲料供給ラインのそれぞれに同時に導入される、方法。
  11. ユーザインタフェースを提供するステップをさらに含み、
    ユーザは、1回のユーザコマンドの入力で前記製品ディスペンサをプライミング又はパージする前記コマンドを開始することができる、請求項10に記載の方法。
  12. 前記複数の飲料供給ラインの無流量又は低流量を検出するように動作可能な少なくとも1つのセンサを提供するステップをさらに含み、
    前記コントローラは、前記複数の飲料供給ラインの少なくとも1つで無流量又は低流量状態が存在するという指示を生成する一組の命令を実行するようにさらに動作可能である、請求項10に記載の方法。
  13. 前記複数の飲料供給ラインは、1つ又は複数の原料パッケージ、1つ又は複数の原料カートリッジ、1つ又は複数の飲料箱、1つ又は複数の飲料袋、又は1つ又は複数の飲料容器のうち少なくとも1つと連通している、請求項10に記載の方法。
  14. 分配ノズルを提供するステップをさらに含み、
    前記既定量は、前記各飲料原料供給源と前記分配ノズルとの間で前記複数の飲料供給ラインのそれぞれから空気ポケットをすべて除去するのに十分な量を含む、請求項10に記載の方法。
  15. 前記既定量は、前記各飲料原料供給源と、前記複数の飲料供給ラインのそれぞれに関連する各センサとの間で、前記複数の飲料供給ラインのそれぞれから空気ポケットをすべて除去するのに十分な量を含む、請求項10に記載の方法。
  16. 前記各飲料原料の前記既定量は、少なくとも部分的に、既定時間に前記少なくとも1つのポンプを動作させることに基づく、請求項10に記載の方法。
  17. 前記少なくとも1つのポンプは、前記複数の飲料原料供給源のそれぞれに各ポンプを備え、前記コントローラは、前記各ポンプのそれぞれとつながっていて、
    前記各ポンプのそれぞれを作動するように動作可能な一組の命令を実行するように動作可能であり、前記各飲料原料の既定量は前記複数の飲料供給ラインに同時に導入される、請求項10に記載の方法。
  18. 各飲料原料を含む複数の飲料原料供給源と、前記複数の飲料原料とそれぞれ連通している複数の飲料供給ラインと、前記複数の飲料供給ラインと連通している少なくとも1つのポンプとを有する製品ディスペンサを動作させる方法であって、
    前記製品ディスペンサをプライミング又はパージするコマンドを受信するステップと、
    前記少なくとも1つのポンプを作動させるステップと、を備え、
    前記各飲料原料の既定量が前記複数の飲料供給ラインのそれぞれに同時に導入される、方法。
  19. プライミング又はパージする前記複数の飲料供給ラインの選択を受信するステップをさらに含み、
    前記各飲料原料の既定量が同時に導入される前記複数の飲料供給ラインはそれぞれ、前記選択された複数の飲料供給ラインである、請求項18に記載の方法。
  20. 前記コマンドは、ユーザインタフェースを介して受信され、ユーザは、1回のユーザコマンドの入力で前記製品ディスペンサをプライミング又はパージする前記コマンドを開始することができる、請求項18に記載の方法。
  21. 前記複数の飲料供給ラインの少なくとも1つで無流量又は低流量状態が存在することを検出するステップをさらに含む、請求項18に記載の方法。
  22. 前記複数の飲料供給ラインは、1つ又は複数の原料パッケージ、1つ又は複数の原料カートリッジ、1つ又は複数の飲料箱、1つ又は複数の飲料袋、又は1つ又は複数の飲料容器のうち少なくとも1つと連通している、請求項18に記載の方法。
  23. 前記製品ディスペンサは分配ノズルを含み、
    前記既定量は、前記各飲料原料供給源と前記分配ノズルとの間で前記複数の飲料供給ラインのそれぞれから空気ポケットをすべて除去するのに十分な量を含む、請求項18に記載の方法。
  24. 前記既定量は、前記各飲料原料供給源と、前記複数の飲料供給ラインのそれぞれに関連する各センサとの間で、前記複数の飲料供給ラインのそれぞれから空気ポケットをすべて除去するのに十分な量を含む、請求項18に記載の方法。
  25. 前記各飲料原料の前記既定量は、少なくとも部分的に、既定時間に前記少なくとも1つのポンプを動作させることに基づく、請求項18に記載の方法。
  26. 前記少なくとも1つのポンプは、前記複数の飲料原料供給源のそれぞれに各ポンプを備え、
    前記各ポンプのそれぞれを作動させることをさらに含み、前記各飲料原料の既定量は前記複数の飲料供給ラインのそれぞれに同時に導入される、請求項18に記載の方法。
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