本発明は、プロセス;装置;システム;物質の組成(a composition of matter);コンピュータ可読記憶媒体上で具現化されるコンピュータプログラム製品;および/または処理装置、例えば、処理装置に結合されたメモリに記憶された、および/またはメモリによって提供される命令を実行するように構成された処理装置としての実装を含めた多くの様式で実装することができる。本明細書では、これらの実装形態、または本発明が取ることができる任意の他の形態を技法と呼ぶことがある。一般に、開示するプロセスのステップの順序は、本発明の範囲内で変えることができる。特に指定のない限り、タスクを実施するように構成されているものとして述べる処理装置やメモリなどの構成要素は、所与の時点で一時的にそのタスクを実施するように構成される汎用コンポーネントとしても、そのタスクを実施するように製造された専用コンポーネントとしても実装することができる。本明細書で使用するとき、用語「処理装置」は、コンピュータプログラム命令などのデータを処理するように構成された1つまたは複数のデバイス、回路、および/または処理コアを表す。
以下に、本発明の1つまたは複数の実施形態の詳細な説明を、本発明の原理を例示する添付図面と共に提供する。本発明を、そのような実施形態に関連付けて説明するが、本発明は、いかなる実施形態にも限定されない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によってのみ限定され、本発明は、多くの代替形態、修正形態、および均等形態を包含する。本発明を完全に理解できるように、以下の説明では、いくつかの具体的な詳細を述べる。これらの詳細は、例として提供するものであり、本発明は、これらの具体的な詳細のいくつかまたはすべてを伴わずに特許請求の範囲に従って実施することもできる。分かりやすくするために、本発明に関係付けられる技術分野で知られている技術項目は、本発明が不要に曖昧にならないように、詳細には説明していない。
ネットワーク容量利得が、デジタルネットワーキング需要の増加に見合う所要量に満たないので、モバイルネットワークなど様々なワイヤレスネットワークにおいて、ネットワーク輻輳の増加によりネットワーク容量不足が生じている。様々なスマートフォンデバイス、ネットブックデバイス、タブレットコンピューティングデバイス、および様々な他のワイヤレスモバイルコンピューティングデバイス(これらは3G、4Gでますます人気になっている)、および他の先進のワイヤレスネットワークの人気が高まっていることが、ネットワーク容量不足の一因となっている。いくつかのネットワークキャリアは、そのようなデバイスでの比較的少数のユーザが、ネットワークキャリアのネットワーク容量を不釣合いに大量に需要していることを示している。例えば、最近、AT&Tは、AT&Tのスマートフォンデバイスのユーザ(例えば、Apple iPhone(登録商標)のユーザ)の約3パーセントが、オペレータのデータトラフィックの約40パーセントを生成していることを示した。
例えば、ワイヤレスネットワークでは、ワイヤレスアクセス接続容量およびネットワークアクセス接続リソースの管理が、ネットワークリソース/容量需要が高まるときにネットワークパフォーマンスを維持するのに重要である。容量管理および/またはネットワークリソース管理が採用される場合、多くのネットワークパフォーマンス尺度は、ネットワーク負荷が増加するときに、有利には維持または改良することができる。例えば、これらのパフォーマンス尺度としては、以下のものを挙げられる。ネットワーク利用可能性;接続を求め、ネットワーク上のサービスを使用可能にされているすべてのデバイス、ユーザ、および/またはアプリケーションに接続を確立することができる能力;ネットワークアクセス試行成功率;1つまたは複数のデバイス、ユーザ、またはアプリケーションに与えられる伝送速度;すべてのデバイス、ユーザ、および/またはアプリケーションに与えられる平均伝送速度;ネットワークビット誤り率またはパケット誤り率;ネットワークアクセスリクエストからアクセス接続の確立までの時間遅延、伝送に関する片道遅延または往復遅延;伝送に関する遅延タイミングジッタ;1つまたは複数の接続に関する伝送速度の時間変動;ネットワークが、様々なリクエストされる/必要とされるサービス品質(QoS)レベルを、差別化された接続QoSクラスを要求するデバイス、ユーザ、またはアプリケーションに提供することができる能力;ネットワークが効率(例えば、すべてのデバイス、ユーザ、および/またはアプリケーションにわたって測定される集約されたサービススループット)を維持することができる能力;ネットワークがパフォーマンス尺度(例えば上に列挙したパフォーマンス尺度)を均一に、または公平に、いずれも同じサービス品質クラスまたは同じサービスプランパフォーマンスパラメータを有する複数のデバイス、ユーザ、および/またはアプリケーションにわたって共有または分散することができる能力。
例えば、1組のユーザデバイス(例えば、所与の基地局もしくは基地局制御装置またはフェムトセルもしくはピコセルなど、ワイヤレスネットワーク上の1組のデバイス;あるいは、ケーブルモデムネットワーク上の1組のデバイスなど)に関して共有される帯域幅の量が限られている場合、ならびにすべてのアプリケーションが差別なくネットワークリソースにアクセスする、もしくはアクセスを試行する、またはトラフィックを送信/受信することを、複数および/またはすべてのデバイスが許可する場合、ネットワークは一般に過負荷状態になることがある。その結果、一部のユーザ/デバイス、またはいくつかの場合にはほとんどまたはすべてのユーザ/デバイスが、劣悪なネットワークパフォーマンスしか得られない。別の例として、複数および/またはすべてのアプリケーションが差別なくネットワークリソースにアクセスする、もしくはアクセスを試行する、またはトラフィックを送信/受信することを、ネットワーク上のデバイスの一部を成す1つまたは複数のデバイスが許可する場合、ネットワークは過負荷状態になることがある。その結果、一部のユーザ/デバイス、またはいくつかの場合にはほとんどまたはすべてのユーザ/デバイスが、劣悪なネットワークパフォーマンスしか得られない。
従来、モバイルデバイスは、典型的には、ネットワーク容量を保存し、過大な負荷を受けないようにネットワークリソースを保護するように最適化された特殊な設計を有する。例えば、インターネットをブラウズするワイヤレスデバイスは、しばしば、有線インターネットデバイスで使用される標準のHTTPプロトコルおよびトラフィックではなく、WAPおよびデータトラフィック圧縮または低分解能技法など、特殊なプロトコルを使用する。
しかし、インターネットおよび/または他のネットワークにアクセスするための特殊な方法を実装するワイヤレスデバイスは、しばしば、そのデバイスが接続するように設計されているネットワークを所有する1つまたは複数のワイヤレスキャリアによって提供される複雑な仕様を実装する。そのような複雑な仕様は、しばしば、時間のかかる設計、試験、および検定プロセスを必要とする。これらのプロセスは、一部では、必要とされる特殊な設計作業を実施する資格を有し、かつそれを実施したいと思うデバイス供給業者だけにデバイス供給業者の底辺を狭め、新規デバイスを市場に出す時間を遅らせ、新規デバイスを開発するための経費を増加し、サポートされるアプリケーションのタイプを減少させるといった影響を有する。
最近、デバイスOEMは、標準のインターネットデバイスにより類似するように設計され、ネットワーク容量およびリソースを保存するために十分には最適化されないワイヤレスデバイスを生成している。多くのワイヤレスサービス顧客は、このタイプのデバイスを望んでおり、OEMは、一般には、複雑さを低減し、そのようなデバイスを提供するために市場に出すまでの時間を短縮することを望む。さらに、時として、新規の市場のニーズ、および新規の政府のニーズから、上述した特殊な設計および検定をすべては必要としないような、キャリアのネットワーク上に新規デバイスを導入するためのよりオープンなプロセスをキャリアが提供することが求められる。これらおよび様々な他の要因が、あまり複雑でなく時間のかからないワイヤレスデバイス設計および検定プロセスのニーズおよび傾向の高まりを駆り立てている。
この傾向により、多くのキャリアは、キャリアワイヤレスネットワークを介してインターネットおよび他のデータネットワークに接続する標準のインターネットサービスデバイスにより類似するように設計されたデバイスを販売し始めている。セルラネットワークが、より一層、新規のデバイス、アプリケーション、および市場に開かれるにつれて、デバイスおよびアプリケーションを効率的にし、ワイヤレスネットワークへのアクセスに関して認証するために、特殊な設計および検定プロセスの要件を必ずしも満たすことなく、汎用インターネットデバイスおよびアプリケーションがワイヤレスネットワークへのアクセスを得られるようにするという要求が増している。
しかし、汎用インターネットデバイスは、ワイヤレスネットワークアクセス帯域幅を倹約または節約しない。さらに、インターネットへの常時接続のワイドエリアネットワーク接続の出現により、典型的には非常に安価なアクセスを想定し、一般に例えばネットワークビジー状態に留意しないインターネットサービスおよびアプリケーションの人気が高まっている。より多くの汎用インターネットデバイスが様々なワイヤレスネットワーク(例えばモバイルワイヤレスネットワーク)上に提供されるにつれて、非効率的なワイヤレスネットワークアクセスの高い頻度が引き続き上昇し、これは、時として、そのワイヤレスネットワークおよび/またはそのワイヤレスネットワークセグメント上のそのデバイス(例えばユーザ、デバイス、ソフトウェアデマンド)および/または他のデバイスに関するサービスへのアクセスを妨げるレベルまで、ネットワーク容量を減少させるおそれがある。上述したように、ワイヤレスネットワーク帯域幅、容量、およびリソースの賢明な使用は、一般には、すべてのユーザに対してより良いサービスをもたらすが、現在、デバイス製造業者およびワイヤレスネットワークプロバイダ(例えばワイヤレスネットワークキャリア)は、より知的な帯域幅使用技法を提供または実装していない。これらの要因により、一般に、デバイス設計のキャリア制御が低下し、あまり最適化されていないワイヤレス設計を有するデバイスのボリュームが増加し続けるにつれて、より長期のネットワーク容量およびパフォーマンス保存が脅威にさらされる。
ネットワークの効率によって影響を及ぼされる多くのネットワークパフォーマンスおよびユーザパフォーマンス因子が存在し、例えば以下のものを挙げられる。全体のネットワーク輻輳;1つまたは複数のグループのユーザ、デバイス、アプリケーション、ネットワークサービス提供元、通信プロトコル、および/またはオペレーティングシステム機能に提供されるアクセスネットワークパフォーマンス;および/または、所与のユーザ、デバイス、アプリケーション、ネットワークサービス提供元、通信プロトコル、および/またはオペレーティングシステム機能に提供されるパフォーマンス。ワイヤレスネットワークの容量需要が比較的低いときには、それに比例して、1グループのデバイス、アプリケーション、ネットワークサービス提供元、通信プロトコル、オペレーティングシステム機能、および/またはユーザによって、あるいは単一のデバイス、アプリケーション、ネットワークサービス提供元、通信プロトコル、オペレーティングシステム機能、および/またはユーザに提供されるネットワークパフォーマンスは、1つまたは複数のグループのユーザ、デバイス、アプリケーション、ネットワークサービス提供元、通信プロトコル、および/またはオペレーティングシステム機能からのネットワークアクセスおよび/またはトラフィック需要の漸進的な増加と共に、幾分悪化することがある(例えばネットワークによって送信される総計のトラフィックは、利用可能なピークネットワークトラフィックにほぼ比例することがある)。しかし、ネットワークリソース/ネットワーク容量需要が増加する(例えば、全体として、より多くのワイヤレスネットワークデータトラフィックが需要される;より多くのデバイスがネットワークによってサービスされる;よい多くのユーザがネットワークによってサービスされる;より多くのアプリケーションがネットワークによってサービスされる;より多くのネットワークサービス提供元がネットワークによってサービスされる;より多くのオペレーティングシステム機能がネットワークによってサービスされる;および/またはより多くの差別化されたQoSセッションがネットワークによってサービスされる)につれて、ネットワーク利用可能性/パフォーマンスが低下することがあり、および/またはネットワークが、1つまたは複数のユーザ、デバイス、アプリケーション、ネットワークサービス提供元、通信プロトコル、および/またはオペレーティングシステム機能に適切にサービスしないことがあり、あるいは1つまたは複数のグループのユーザ、デバイス、アプリケーション、ネットワークサービス提供元、通信プロトコル、および/またはオペレーティングシステム機能に適切にサービスしないことがある。
ネットワーク容量需要の増加がネットワークパフォーマンスをどのように減少させる可能性があるかについて多くの例があり、例えば以下のものを挙げられる。デバイス(例えば、デバイス上の1人または複数のユーザ、アプリケーション、ネットワークサービス提供元、通信プロトコル、および/またはデバイス上で実行される/デバイス上に実装されるオペレーティングシステム機能)当たりに提供される平均帯域幅の減少;トラフィック送信待ち時間の増加;トラフィック送信待ち時間ジッタの増加;1つまたは複数のデバイス、ユーザ、アプリケーション、ネットワークサービス提供元、通信プロトコル、および/またはオペレーティングシステム機能に対する(例えば本明細書で述べるような)1つまたは複数の差別化されたQoSおよび/または動的QoSサービスに関する保証または差別化される帯域幅の不足;帯域幅予約サービスに関する待ち時間の増加;QoS予約サービスに関する待ち時間の増加;1つまたは複数の通信プロトコルに伴うパフォーマンスの問題;ユーザが体感する許容できない遅延;および/または、ネットワーク利用可能性の減少および/またはネットワーク容量の減少により生じる様々な他の帰結もしくは同様の帰結およびデバイスもしくはユーザへの影響。過剰なネットワーク負荷またはネットワークパフォーマンスの悪化に伴うパフォーマンスの悪化を有する可能性があるネットワーク通信プロトコルの例としては、例えば以下のものを挙げられる。インターネットプロトコル(IP)、HTMLプロトコル、VOIPプロトコルを含めた音声通信プロトコル、リアルタイムビデオ通信プロトコル、ストリーミングメディアプロトコル(例えばオーディオ、ビデオなど)、ゲームプロトコル、VPNプロトコル、ファイルダウンロードプロトコル、バックグラウンドサービスプロトコル、ソフトウェア更新プロトコル、および/または様々な他のネットワーク通信プロトコル。したがって、ネットワーク容量を保存/保護することが重要である。
また、所与の期間に所与のネットワークリソース(例えばエッジネットワークセグメント、基地局、基地局制御装置、MACリソース、ピコセル、フェムトセルなど)によって需要されるトランザクションの数を制御して、需要がそのネットワークリソースのトランザクションサービス能力を超えないようにすることも重要である。例えば、過剰なトランザクション需要を受けるべきでないネットワークリソースとしては、以下のものを挙げることができる。基地局もしくは基地局制御装置リソース、媒体アクセス制御(MAC)リソース、トラフィック転送リソース、AAAリソース、セキュリティもしくは認証リソース、ホームエージェント(HA)リソース、DNSリソース、ネットワーク検出に関与するリソース、ゲートウェイもしくはルータリソース、データセッション予約また確立リソース(例えば、サービスセッション、PPPセッション、通信フロー、通信ストリーム、QoSフロー、無線アクセスベアラ予約リソース、トンネル、VPN、APN、特別なサービス経路指定などを管理、セットアップ、実施、および/または閉鎖するために必要とされるリソース)、帯域幅予約リソース、QoS予約もしくは調整リソース、QoS転送リソース、サービス課金リソース、トラフィック分析リソース、ネットワークセキュリティリソース、および/または様々な他のネットワークリソースもしくは同様のネットワークリソース。いくつかのネットワークでは、サービス活動を行うのに必要とされる所要のネットワークサービス接続および/または情報交換の確立、サービス、実施、維持、および/または閉鎖に関与する1つまたは複数のネットワークリソースに関する限られたトランザクション処理能力または限られたトラフィック帯域幅により、様々なネットワークリソースに対してより一層の負荷がかかるにつれて、ネットワークリソース/容量需要の所与の尺度の漸進的な増加によるネットワークパフォーマンスの悪化が比較的大きくなることがある。例えば、PPPセッションを確立するのに必要とされる機器が、所与の期間当たりに、特定の数の新規PPPセッションの開放および/または閉鎖しか取り扱うことができない場合、およびデバイス挙動が、しばしばPPPセッションが開放および/または閉鎖されるようなものである場合、PPPセッショントランザクションのレート(例えば開放および/または閉鎖)は、PPPセッション管理リソースのトランザクション能力を超えることがある。これは、時として、過剰な需要または過剰な接続によってネットワークリソースが「あふれる(flooding)」または「過負荷を受ける(overloading)」と言われ、そのような場合、ネットワークリソースは、トランザクション需要をサービスする裏で、よく制御された様式で低減し始めることがあり(例えば、ネットワークリソースは、そのネットワークリソースに関する最大レートまたはその近くで処理トランザクションを続けることがあり)、あるいは、いくつかの場合には、リソースは、トランザクション需要の裏で、あまりよく制御されていない様式で低減することがある(例えば、ネットワークリソースに大きな負担がかかり、その処理レートが総計のトランザクション需要未満に低下するだけでなく、過負荷の下でトランザクションレート処理能力も減少する)。PPPセッション確立リソースの例では、リクエストされたトランザクションのレートがリソース最大トランザクションレートを超えると、満たされていないデバイス需要は、ネットワークに接続する際および/またはネットワークと通信(例えばデータを送信/受信)する際に1つまたは複数のデバイスが遅延を受ける点まで増加することがある。
別の例として、任意のタイプのランダムアクセス帯域幅予約プロトコル、MACプロトコル、または帯域幅提供プロトコルにおいて、トラフィックアクセス予約および/または伝送の適切な管理および/または制御を伴わないネットワークでは、ネットワーク需要が増加するにつれて、予約リクエスト、トラフィック伝送、アプリケーション需要、ネットワークサービス提供元需要、通信プロトコル需要、および/またはオペレーティングシステム機能需要の間により多くの衝突が生じることがあり、ネットワーク効率の低下を引き起こし、これは、ユーザ、デバイス、アプリケーション、および/またはネットワークサービスパフォーマンスを悪化させて、パフォーマンスが許容レベル未満に低下する可能性がある。別の例として、QoSサービスセッション予約システムが存在するシステムでは、非制御および/または非管理QoS予約リクエストおよび/または予約グラントが、QoS予約リソースおよび/またはQoSサービス提供リソースが、QoSサービスパフォーマンスが所望のレベル未満に低下する点まで過大な負荷を受ける状況をもたらすことがある。別の例として、伝送、予約、またはネットワークリソーストランザクションに関する何らかの形態の最小リソース割振りを必要とするネットワークでは、1つまたは複数のデバイス、アプリケーション、ネットワークサービス提供元、オペレーティングシステム機能、および/または通信プロトコルが、小さな伝送ペイロード(例えば、最小MAC予約因子、最小セキュリティオーバーヘッド因子、最小QoS予約因子、基地局接続の確立のための最小時間応答、セッションの確立またはセッションの閉鎖/セッションからの解放のための最小時間応答)のために比較的高いレートのネットワークリソースアクセス試行、ネットワークアクセス、またはデータ伝送を有する場合、ネットワークが非効率的になることがある。アクセスイベントを備えるデータパケットが小さい場合でさえ、アクセスイベントを完了するのに必要とされるネットワークリソースは、しばしばビジー状態であり、実際のデータ伝送に必要とされるよりもはるかに長い期間にわたってアクセスイベントをサービスする。
ネットワークパフォーマンスに対する影響を有することがあるデバイスサービス活動挙動の別の例は、デバイス、デバイスサブシステム、および/またはモデムサブシステムのパワーサイクリング、またはあるパワーセーブ状態から別の状態への移行である。例えば、デバイスからワイヤレス基地局への基本的な接続の確立は、ある期間にわたって基地局リソースを消費し、いくつかの場合にはまた、AAA、HLR、HA、ゲートウェイ、料金請求、および/または課金ゲートウェイリソースなど他のネットワークリソースも消費することがある。モデムサブシステム(例えば。またはデバイスの何らかの他の部分)が、アクティブ接続状態からパワーセーブ状態に移るときに、デバイスが基地局への接続を終了する場合、デバイスがパワーセーブ状態に入り、その後、パワーセーブ状態から出るたびに、ネットワークリソースが、時として、数秒程度、または極端な場合にはさらに数分程度で測定される期間にわたって消費される。そのようなデバイスが、短いアイドル期間の後にパワーセーブ状態に入る活発なパワーセーブアルゴリズムを有する場合、デバイス挙動は、それに比例して大量のリソースを消費することがあり、それにより、複数のデバイスをサポートすることができるネットワークの能力が低下され、またはネットワークは、ネットワーク上の非常に多くの同様のデバイスをサポートすることができない。別の同様の例は、基地局接続が確立された(例えばデバイスとホームエージェント(HA)または他のゲートウェイの間のPPPセッションを確立する)後のネットワークセッションの確立であり、ここで、ネットワークセッションを開放および/または閉鎖するのに必要とされるネットワークリソースは、デバイスが活発なパワーセーブ状態サイクリングを示す場合、または他の理由でデータセッションを頻繁に終了する場合には、知らずに消費される。
ネットワークパフォーマンスに影響を及ぼすことがあるデバイスサービス活動挙動の別の例は、比較的高い頻度のネットワークデータパケットを生成する持続的なネットワーク通信を維持するアプリケーションである。いくつかのアプリケーションは、このカテゴリーに入る持続的な信号伝送を有する。具体的な例としては、以下のものを挙げられる。デスクトップ上のウィジェットを更新するための頻繁なデバイス信号伝送シーケンス;カレンダー、連絡先、電子メール、および/または他の情報/コンテンツなどのユーザデータの同期;電子メールまたはRSSフィードのチェックまたは更新;ソーシャルネットワーキングウェブサイトまたはツールへのアクセス;オンラインテキスト、音声、またはビデオチャットツール;リアルタイム情報の更新;および他の反復アクションの実施。ネットワークリソースおよび容量に大きく関連することがあるさらなるアプリケーション挙動としては、例えば以下のものを挙げられる。会議ミーティングサービス、ビデオストリーミング、コンテンツ更新、ソフトウェア更新、および/または他のアプリケーション挙動もしくは同様のアプリケーション挙動。例えば、ユーザが、このタイプのアプリケーションと直接対話していない、またはそのようなアプリケーションから利益を得ていないときでさえ、アプリケーションは、バックグラウンドで走り、場合によっては相当なネットワークリソースを消費し続けていることがある。
例えば、ネットワーク容量および/またはネットワークリソース利用可能性を減少させることがあるサービス活動および/またはデバイス挙動のタイプとしては、以下のものを挙げられる。OSおよびアプリケーションに関するソフトウェア更新、頻繁なOSおよびアプリケーションバックグラウンドネットワークアクセスおよび信号伝送、頻繁なネットワーク検出および/または信号伝送(例えばEtherTypeメッセージ、ARPメッセージ、および/またはネットワークアクセスに関係付けられる他のメッセージング)、クラウド動機サービス、RSSフィードおよび/または他のバックグラウンド情報フィード、アプリケーション(例えばウェブブラウザ)もしくはデバイス挙動報告、バックグラウンド電子メールダウンロード、コンテンツ定期購読サービス更新およびダウンロード(例えば、音楽/ビデオダウンロード、ニュースフィードなど)、テキスト/音声/ビデオチャットクライアント、ウィルス更新、ピアツーピアネットワーキングアプリケーション、頻繁なパワーサイクリングもしくはパワーセーブ状態サイクリング中の非効率的なネットワークアクセスシーケンス、大きなダウンロードもしくは他の高帯域幅アクセス、および/または小さな伝送もしくは情報のリクエストを伴ってネットワークに連続的におよび/または頻繁にアクセスする貪欲なアプリケーションプログラム。ここで、当業者には様々な他の例が明らかであろう。
したがって、ネットワーク容量、ネットワークパフォーマンス、および/またはネットワークリソース利用可能性は、高いデバイス伝送帯域幅の需要によって悪化されることがあるだけでなく、ネットワークリソースリクエスト、ネットワークデータアクセス、または他のネットワーク対話により生じる他のタイプの持続的または頻繁なトラフィックも、全体のデータスループットによって測定される総計の帯域幅需要が高いか否かに関係なく、ネットワーク容量、ネットワークパフォーマンス、および/またはネットワークリソースを悪化することがある。したがって、例えば、ネットワークリソースを用いてネットワークアクセスをリクエストする、および/またはトランザクションをリクエストするサービス活動のタイプに応じた様々な方法で、これらのタイプのネットワークサービス使用活動を様々な形で制御することによって、ネットワーク容量を保存するための技法が必要とされる。
スマートフォンおよび同様のデバイスが、ワイヤレスネットワークの頻繁なクエリを行うことによって問題を悪化している。なぜなら、そのようなデバイスは、移動中に例えば電子メールをプッシュする、ソーシャルネットワーキングツールにアクセスする、および/または他の反復アクションを実施するために、セルサイト間を移動するからである。データトラフィックも増加しているが、信号伝送トラフィックは、いくつかの推定では、実際のモバイルデータトラフィックを30パーセント〜50パーセント上回っている。例えば、Yahoo IMユーザは、メッセージを送信し、その後、メッセージ間で数秒待機することがある。電池寿命を保存するために、スマートフォンは、典型的にはアイドルモードに移る。ユーザが別のメッセージを数秒後にプッシュするとき、デバイスは、信号伝送経路を再びセットアップしなければならず、信号伝送リソースがスマートフォンによって解放されるときでさえ、ネットワークは、典型的には、次の基地局がリソースを使用できるようにするのに十分に迅速には反応せず、数秒、時として数分かかる。その結果、この例での基地局制御装置は、信号伝送を処理することを試みる大量のリソースを費やしており、したがって、データネットワーク使用のため追加のリソースの割振りなど他のタスクを行うことができず、そのような非効率さは、そのようなワイヤレスネットワークでのデータネットワーク容量不足および呼の脱落(dropped calls)を悪化させる。
自社のデバイスにおいてこの問題に対処し、電池寿命を保存するために、スマートフォンベンダが使用している1つの手法は、高速休止機能を実装することであり、この機能は、モバイルデバイスが、アイドル状態により速く戻ることができるように、接続を解放するように無線ネットワーク制御装置にクエリを迅速に行うことができるようにする。すなわち、このデバイスは、電話が休止状態になって、ネットワークリソースではなくデバイスリソース(例えば信号伝送チャネル)を節約していることを中継している。しかし、高速休止機能は、ネットワークに再接続するためのリクエスト、またはネットワークとの接続を再確立するためのリクエストを後で行うためにのみネットワーク解放を早期にリクエストすることにより、この問題を悪化することがある。
ネットワークキャリアは、典型的には、様々な純粋に中央/コアネットワークベースの手法を使用してネットワーク容量を管理することを試みている。例えば、いくつかのキャリアは、この増加する容量不足を緩和するには、ロバストな容量計画プロセスおよび十分な投資が必要とされることを示している。デバイスベースのソフトウェアエージェント(またはサービス処理装置)による支援なしの純粋に中央化されたネットワークソリューションは、いくつかの制限を有することがある。例えば、いくつかのデバイスアプリケーション、OS機能、または他のサービス使用活動に関して、通信ソケットを開放するまたは開放し始めるためにオーバーザエア(OTA)スペクトル帯域幅が消費された後に、基地局の背後でネットワーク内のどこかで活動が阻止される場合、データ転送が完了されていなくても依然として相当な量のネットワーク容量またはリソースが消費されることがある。さらに、サービス使用活動が、データを転送するためにネットワーク接続を確立する再試行を活発に行い、ネットワークが、接続確立のOTA部分は許可し続けるが、ネットワーク内のどこかでは接続を阻止する場合、有用なサービスが許可されないにも関わらず、そのような挙動を示す多くのデバイスによって大量の容量が消費されることがある。したがって、ネットワーク容量を保護するためのいくつかの実施形態は、要求元、すなわちデバイスでネットワークサービス使用活動を制御することを含む。さらに、いくつかの実施形態では、サービス使用量は、ネットワークに接続するためにサービス使用活動の再試行を遅延、防止、またはその頻度を減少させる様式で制御される。
いくつかの場合には、ネットワーク容量を保護するために純粋に中央化されたネットワークソリューションのさらなる欠点は、何が起こっているか、何が原因かをユーザに知らせるためにデバイスユーザインターフェース(UI)にリンクするためのメカニズムまたはサポートを有さない中央ネットワーク機器によってサービス使用活動が制御、阻止、抑制、および/または遅延されるときに生じる。これにより、ユーザが苛立ちを感じ、キャリア顧客満足が低下することがある。したがって、いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するためにサービス使用活動が制御、阻止、抑制、および/または何らかの他の形で制御される理由に関するリアルタイムまたはほぼリアルタイムの情報をユーザに提供するために、デバイスベースのUIが提供される。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護する目的でサービス使用制御を設定、制御、無効化、または修正するオプションが存在するときにやはりユーザに知らせるUIが提供される。いくつかの実施形態では、そのようなユーザ嗜好入力はまた、サービス使用料金請求の変更に対応する。いくつかの実施形態では、ユーザによる容量節約サービス制御変更によるサービス使用料金請求のそのような変更は、UI通知シーケンスを介してユーザに通信される。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するための技法は、格差的ユーザ通知ポリシーに関して分類されるサービス使用活動が、ユーザがサービスプラン上限(例えば合計データバイト数の使用上限)を超える可能性が高いものであるときに、ユーザへの警告を採用する。
必要なのは、ワイヤレスネットワーク(例えば、無線アクセスネットワークおよび/またはコアネットワーク)の(例えば、パケットレベル/層、ネットワークスタックアプリケーションインターフェースレベル/層、および/またはアプリケーションレベル/層での)リアルタイムトラフィック監視ネットワークサービス使用を提供し、(例えば、許容できるユーザ体感を維持しながら)ネットワーク容量を保護するためにネットワークサービス使用を効果的に管理するための知的ネットワーク監視である。デバイスのネットワークサービス使用監視を提供するために、デバイス支援サービス(DAS)技法、およびいくつかの場合にはネットワーク支援/ベース技法を使用して、ネットワークキャリア/オペレータは、ネットワーク輻輳の問題が生じているのがどのデバイスであるか、どのユーザであるか、どのアプリケーションであるか、いつ、どこであるかに関するより大きな洞察を提供され、それにより、オペレータは、ネットワーク容量を保護するために、必要なときに、特定の領域に追加のリソースを知的に加える(例えば、フェムトセルまたはWiFiホットスポットにデータトラフィックをオフロードして、より大きなネットワークリソースを追加する)こと、ネットワークサービス使用量を様々な形で制御すること、および/または例えばネットワークビジー状態に基づいてネットワークサービス使用量に様々な形で課金することができるようになる。
ネットワーク容量を保護するためにネットワークサービス使用を効果的に管理するためのワイヤレスネットワークの知的ネットワーク監視は、本明細書で述べる様々な実施形態に従って、ネットワーク容量を保護するためのデバイス支援サービス(DAS)を提供することを含むことができる。例えば、ネットワーク容量を保護するためにネットワークサービス使用を効果的に管理するためのワイヤレスネットワークの知的ネットワーク監視は、オーバーザエアソフトウェア更新を様々な形で制御すること、および/または有線接続のみを介してソフトウェア更新を実施することを含むことができる。別の例として、ネットワーク容量を保護するためにネットワークサービス使用を効果的に管理するためのワイヤレスネットワークの知的ネットワーク監視は、かなりのネットワークリソースまたはネットワーク容量を需要する様々なアプリケーションを様々な形で制御することを含むことができる。別の例として、ネットワーク容量を保護するためにネットワークサービス使用を効果的に管理するためのワイヤレスネットワークの知的ネットワーク監視は、モデムにおける度々のパワーダウンモードにより生じるネットワークアクセス接続リクエストを管理することを含むことができる。そのようなネットワークアクセス接続リクエストは、リソースをかなり消費する再接続および/または再認証プロセスを引き起こすことがある。別の例として、ネットワーク容量を保護するためにネットワークサービス使用量を効果的に管理するためのワイヤレスネットワークの知的ネットワーク監視は、(例えば、PPPセッションが途切れるほど平均アクセス時間が長いが、全体のネットワークリソース制限を生じてはいないとアプリケーション挙動分析が予測しない限り)PPPセッションを再確立するためにネットワークリソースを消費する必要をなくすためにPPPセッションを接続状態に保つための技法を含むことができる。
ネットワーク上でシングルエンドまたはエンドツーエンド保証サービスレベルを確立するために使用される従来のQoS技法とは異なり、本明細書で開示するネットワーク容量を保護するための技法は、ネットワーク容量を保護する(例えばネットワーク輻輳、ネットワーク容量需要、ネットワークリソース需要を減少させる;および/またはネットワーク利用可能性を課高める)ために、特定のサービスの格差的制御を容易に実現するためにネットワーク上でのサービスの実装を容易に実現する。やはり本明細書で開示するように、本明細書で開示するネットワーク容量を保護するための技法は、ネットワーク容量を保護するために特定のサービスの格差的制御を容易に実現するように、ネットワーク上でのサービスの実装を容易に実現し、また、特定のQoSレベル/クラスの提供を容易に実現するために所要のレベルのネットワーク容量/利用可能性を維持することによってQoS実装を容易に実現することもできる。例えば、本明細書で開示するネットワーク容量を保護するための技法は、ネットワーク容量を保護するために特定のサービスの格差的制御を容易に実現するために、複数のサービスおよび/またはデバイスにわたって集約することができる。別の例として、本明細書で開示するネットワーク容量を保護するための技法を使用して、ネットワーク容量を保護するために特定のサービスの格差的制御を容易に実現するために、動的なQoS分類(例えば、本明細書で述べるように、(様々な基準、イベント、および/または尺度に基づいて)ネットワークサービス使用活動を様々なQoSレベル/クラスに動的に割り当てる/分類する、および割当て/分類し直す)を提供することができる。
したがって、ネットワーク容量を保護するためのデバイス支援サービス(DAS)が提供される。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するためのDASは、例えば、ネットワークに対する需要を減少するために、ネットワークとワイヤレス通信するデバイスのネットワークサービス活動使用活動を制御することによって、ネットワーク容量(例えば、ワイヤレスネットワークの無線アクセスネットワーク(RAN)などネットワークのエッジ要素での、および/またはデバイスから基地局/基地局制御装置への、ネットワーク輻輳、および/またはネットワークアクセス/リソース需要、および/またはネットワーク利用可能性)の保護を提供する。例えば、ネットワークサービス使用活動の制御は、ネットワークアクセスリクエスト(例えば、IPアドレスリクエスト)、ネットワークアクセス予約リクエスト(例えば、QoS予約/シーケンス)、ネットワーク容量/リソース使用(例えば、帯域幅使用)、および/または任意の他のネットワークサービス使用活動を分類および/または制御することを含むことができる。いくつかの実施形態では、ネットワークアドレスサーバリソースからIPアドレスをリクエストするアプリケーション、OS機能、および/または他のネットワークサービス使用活動は、IPアドレスリクエストが、保留、遅延、時間窓設定、頻度減少、集約、または他の形で制御されるように分類および/または制御される。いくつかの実施形態では、1つまたは複数のアプリケーション、OS機能、および/または他のネットワークサービス使用活動に関するそのような「IPアドレスリクエスト制御ポリシー」は、ネットワーク接続を介してネットワーク要素(例えば、サービス制御装置または別のネットワーク要素/機能)にそれを通信する前に、設定、更新、および/または修正される。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動は、アプリケーション、オペレーティングシステム(OS)機能、および/またはネットワークと通信するデバイス上で実行される他のソフトウェア/機能によって生成/リクエストされる。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護する(例えば、ネットワーク容量需要を減少させる)ためにネットワークサービス使用活動に関するサービス使用制御ポリシーを適用することが望ましい。例えば、いくつかのアプリケーションおよび/またはOS機能は、アプリケーションでの固定の設定に基づいて特定のトラフィックタイプを延期するための限られた能力しか有さず、そのようなアプリケーションおよび/またはOS機能は、典型的には、現行のネットワークビジー状態に基づいて(例えば、ネットワーク容量のレベルおよび/またはデバイスに利用可能なネットワークパフォーマンスの変化に基づいて)ネットワークサービス使用活動を最適化することができない。いくつかの実施形態では、ネットワークビジー状態(例えば。または逆にネットワーク利用可能性状態)が、1つまたは複数のデバイス接続に関するネットワークの輻輳の特徴(例えば。または逆に利用可能な容量)である。例えば、ネットワークビジー状態は、1つまたは複数のデバイス接続に関して、ネットワークまたはネットワークセグメント(例えば、ネットワークエッジ要素)がどれほどビジーであるか、または輻輳されているかの尺度を提供することができる。別の例として、ネットワーク利用可能性状態は、1つまたは複数のデバイス接続にどのネットワーク接続リソースが利用可能であるかの尺度を提供することができる。したがって、ネットワークビジー状態とネットワーク利用可能性状態は、同様の情報を提供する逆の方法とみなすことができ、様々な実施形態に関して本明細書で説明するとき、これらの用語は交換可能に使用することができる。
いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動に優先順位を割り当て、割り当てられた優先順位に基づいて、ネットワークサービス使用活動に関連付けられるトラフィックを制御するための技法が提供される。いくつかの実施形態では、例えば、ネットワーク利用可能性状態および/またはネットワークビジー状態に応じて、差別化された動的なグラウンドサービス分類を実装するための技法が提供される。
いくつかの実施形態では、サービス使用制御ポリシーが、ネットワークサービス使用活動のネットワークアクセス制御を支援する(例えば、これらのソース活動からのネットワーク容量需要のいくつかまたはすべてを延期する)ために使用される。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量需要のいくつかまたはすべては、ネットワークリソースまたは容量がより多く利用可能である、またはあまりビジー状態でない点で満たされる。いくつかの実施形態では、1つまたは複数のアプリケーションまたはOS機能に関連付けられるネットワークサービス活動をバックグラウンドサービスクラスに分類し、バックグラウンドサービスクラストラフィックを様々な形で制御するための技法が提供される。いくつかの実施形態では、アプリケーションまたはOS機能に関連付けられる1つまたは複数のネットワークサービス活動をバックグラウンドサービスクラスに分類し、その一方で、アプリケーションまたはOS機能に関連付けられる他のネットワークサービス活動を他のサービスクラスに(例えば。または異なるバックグラウンドサービスクラス優先順位レベルに)分類するための技法が提供される。
いくつかの実施形態では、(例えば、デバイスの現行のワイヤレスネットワークアクセスのためのRAN用などのデバイスへの、および/またはデバイスとワイヤレス通信する現行の基地局/基地局制御装置へのネットワークエッジ要素の接続に関して)ネットワークビジー状態を決定するための技法が提供される。いくつかの実施形態では、1つの活動、1グループの活動、またはサービスクラスに関するネットワークビジー状態に基づいて、ネットワークサービストラフィックを様々な形で制御するためにサービス使用制御ポリシーを実装するための技法が提供される。
いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するためのDASは、ネットワーク通信における通信デバイスのネットワークサービス使用活動を監視すること;ネットワーク容量を保護するための格差的ネットワークアクセス制御のためにネットワークサービス使用活動を分類すること;ネットワーク容量を保護するための格差的ネットワークアクセス制御を容易に実現にするために、ネットワークサービス使用活動の分類に基づいて、ネットワークサービス使用活動をネットワークサービス使用制御ポリシーに関連付けることを含む。
いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動は、ワイヤレスネットワーク通信を含むデバイスによる任意の活動である。いくつかの実施形態では、アプリケーション、オペレーティングシステム(OS)、および/または他のデバイス機能が、ネットワークサービス使用活動を生成する。いくつかの実施形態では、アプリケーション、オペレーティングシステム(OS)、および/または他のデバイス機能が、1つまたは複数のネットワークサービス使用活動を生成する。ネットワークサービス使用活動の例として、以下のものを挙げられる:音声接続(例えば、コード化された音声接続、またはボイスオーバーIP接続(VOIP))、デバイスアプリケーションまたはウィジェット接続、デバイスOS機能接続、電子メールテキスト接続、電子メールダウンロード接続、ファイルダウンロード接続、ストリーミングメディア接続、位置特定サービス接続、マップサービス接続、ソフトウェア更新(例えば、アプリケーション、オペレーティングシステム、および/またはアンチマルウェアソフトウェア更新)もしくはファームウェア更新接続、デバイスバックアップ接続、RSSフィード接続、ウェブサイト接続、サーバへの接続、ウェブブラウザ接続、デバイスベースのサービス活動のためのインターネット接続、同期サービスアカウントの確立、ユーザデータ同期サービス、デバイスデータ同期サービス、ネットワーク接続フローもしくはストリーム、ソケット接続、TCP接続、宛先/ポート割当て接続、IP接続、UDP接続、HTTPまたはHTTPS接続、TLS接続、SSL接続、VPN接続、汎用ネットワークサービス接続(例えば、PPPセッションの確立、ネットワークへの認証、IPアドレスの取得、DNSサービス)、および当業者に明らかなワイヤレスネットワーク通信を介する様々な他のタイプの接続。
いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動は、ネットワーク容量を保護するために格差的ネットワークサービス使用制御を容易に実現するために、バックグラウンドクラス(例えば、バックグラウンドサービスまたはQoSクラス)への分類、関連付け、および/または割当てを行われる。いくつかの実施形態では、格差的ネットワークサービス使用制御は、以下のものの1つまたは複数を含む。ネットワークサービス使用活動の監視;ネットワークサービス使用活動に関する決算;ネットワークサービス使用活動の報告;ネットワークサービス使用活動に関するユーザ通知の生成;ネットワークサービス使用活動の制御に関するユーザ嗜好のリクエスト;ネットワークサービス使用活動に関するユーザ嗜好の受け入れ;ネットワークサービス使用活動ポリシー(例えば、阻止/許可;トラフィック制御技法、例えば抑制、遅延、優先順位キュー、時間窓、一時停止、検疫、強制終了、除去、および他のよく知られているトラフィック制御技法)の実装;UIインターセプト手続きの実装;ネットワークビジー状態通知の生成;バックグラウンドクラス通知の生成;ネットワークサービス使用活動の格差的ネットワークサービス使用制御に関するユーザ通知の生成;および本明細書で述べる様々な他の技法。
いくつかの実施形態では、ネットワーク利用可能性状態は、ネットワークのセグメント(例えば、ワイヤレスネットワークの最終エッジ要素)の利用可能性/容量の状態または尺度を含む。いくつかの実施形態では、ネットワークビジー状態は、ネットワークのセグメント(例えば、ワイヤレスネットワークの最終エッジ要素)のネットワーク使用レベルまたはネットワーク輻輳の状態または尺度を含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク利用可能性状態とネットワークビジー状態は、逆の尺度である。いくつかの実施形態に関して本明細書で使用するとき、ネットワーク利用可能性状態とネットワークビジー状態は、例えば設計選択に基づいて、交換可能に使用することができる(例えば、ネットワークビジー状態またはネットワーク利用可能性状態に基づいてバックグラウンドポリシーを割り当てるように設計することは、どちらも同様の結果を生み出すが、それらは、ネットワークパフォーマンスおよび/または容量および/または輻輳を特徴付けるための異なる方法である)。いくつかの実施形態では、ネットワーク利用可能性状態とネットワークビジー状態は、そのような状態がネットワーク使用活動に基づいて(例えば時間帯、利用可能性/容量レベル、輻輳レベル、および/またはパフォーマンスレベルに基づいて)変化するので、動的な尺度である。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動の格差的ネットワークサービス使用制御は、ネットワークビジー状態またはネットワーク利用可能性状態に基づく。
いくつかの実施形態では、特定のネットワークサービス使用活動が、バックグラウンドサービスとして分類される。いくつかの実施形態では、より低い優先順位の、および/または(様々な他の基準/尺度に基づいて)あまり重要でないネットワークサービス使用活動が、ネットワークビジー状態に基づいてバックグラウンドサービスとして分類され、ネットワーク容量を保護するためにネットワークビジー状態に基づいて様々な形で制御される。いくつかの実施形態では、格差的ネットワークサービス使用制御ポリシーは以下のものに基づく。時間帯、ネットワークビジー状態、バックグラウンドサービス、および/または時間帯および/またはネットワークビジー状態に基づくQoSクラス変化、特定のネットワークサービス使用活動に関するアクセスのためのランダムバックオフ、特定のネットワークサービス使用活動に関する決定性スケジュール、1つまたは複数のサービス活動もしくはバックグラウンド/QoSクラスに関するネットワークサービス使用制御ポリシーが時間帯、ネットワークビジー状態、サービスプランに基づいている時間窓、および本明細書で述べる様々な他の基準、尺度、および/または技法。
いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスまたはネットワーク容量制御サービスクラスは、ネットワーク容量を保護するための格差的ネットワークサービス使用制御に関して選択される1つまたは複数のネットワークサービス(例えば、バックグラウンドダウンロードサービス、および/または本明細書で述べる様々な他のタイプもしくはカテゴリーのサービス)を含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービス分類は、ネットワーク容量を保護するための格差的ネットワークサービス使用制御に関するネットワーク容量制御サービス/クラス優先順位設定に関連付けられる1つまたは複数のネットワークサービスを含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスまたはネットワーク容量制御サービスクラスは、ネットワーク容量を保護するための格差的ネットワークサービス使用制御に関するQoSクラスに関連付けられる1つまたは複数のネットワークサービスを含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスまたはネットワーク容量制御サービスクラスは、ネットワーク容量を保護するための格差的ネットワークサービス使用制御に関する動的QoSクラスに関連付けられる1つまたは複数のネットワークサービスを含む。
例えば、ネットワーク容量制御サービスまたは動的QoSもしくはQoS分類に基づいてネットワークサービス使用活動を様々な形で制御することは、例えば、ネットワークパフォーマンスを改良する、ネットワーク利用可能性を高める、ネットワークリソース需要を減少する、および/または(例えば、個々のデバイス、1つのエッジ要素に接続された集約デバイス、および/または多くのエッジ要素に接続された集約デバイスに基づく)ネットワーク容量需要を減少することによってネットワーク容量を保護することができる。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスまたは動的QoSもしくはQoS分類に基づいてネットワークサービス使用活動を様々な形で制御することは、適切なデバイス動作を維持しながらネットワーク容量を保護することができる。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスまたは動的QoSもしくはQoS分類に基づいてネットワークサービス使用活動を様々な形で制御することは、許容できるユーザ体感(例えば、適切なおよび/または予想されるデバイス動作、適切なおよび/またはソフトウェア/アプリケーション/OS/機能動作、(可能であれば常に)デバイス機能に対する大きな悪影響の回避、および/またはデバイス上に実装される様々な格差的制御をユーザに知らせるためのユーザ通知)を維持しながらネットワーク容量を保護することができる。
いくつかの実施形態では、動的QoS分類は、本明細書で述べる様々な基準、尺度、設定、および/またはユーザ入力に基づいて(例えば、時間帯および/または曜日に基づいて、ネットワークビジー状態に基づいて、ユーザ嗜好に基づいて、および/またはサービスプランに基づいて)動的に修正する(例えば、分類し直す、優先順位付けし直す、アップグレードする、および/またはダウングレードする)ことができるQoS分類を含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を提供するためのDASおよび/またはDASに関するQoSに関係付けられる本明細書で述べる様々な技法が、動的QoS関連技法に適用される。
モバイルネットワークなどのワイヤレスネットワークが、例えば様々なレベルのサービス品質(QoS)(例えば、QoSから利益を得ることがある会話式、対話式のデータ、ストリーミングデータ、および/または様々な(エンドツーエンド)リアルタイムサービス)を含む、または要求することがあるより大きい帯域幅のサービスへと進化するにつれて、ネットワーク間でのエンドツーエンドサービスに関してそのようなサービスを容易に実現するために(例えば、ワイヤレスネットワーク(様々なサービスプロバイダネットワークなど)、IPネットワーク(インターネットなど)、および/または他のネットワークなどの間でネットワーク境界をわたってそのようなサービスに関する制御および/またはサポート、例えばQoSサポートを行うことを可能にするために)、集中型ネットワークサービスを求める要求が高まる。そのようなQoSニーズに対処するために、QoSエンドツーエンドソリューションを容易に実現するためのポリシー管理フレームワークなど様々な努力が試行されているが、デバイス支援サービス(DAS)を使用して様々なQoS要件を容易に実現する必要がある。
したがって、デバイス支援サービス(DAS)に関するサービス品質(QoS)が提供される。いくつかの実施形態では、DASに関するQoSが提供される。
QoSチャネルを確立するために、差別化されたサービスが典型的には利用可能であり、ここでは、1つのクラス/レベルのサービスが、ワイヤレスネットワークなどのネットワーク上で差別化されたサービスを提供するために、別のクラス/レベルのサービスよりも高い優先順位を有する。例えば、ワイヤレスネットワークにおいて、シングルエンドまたはエンドツーエンドQoSチャネルを確立するために様々なネットワーク要素/機能をプロビジョニングおよび制御することができる。いくつかの実施形態では、ワイヤレスネットワークの様々な要素間でQoSチャネルセットアップおよび制御を調整するのを支援するためにDAS技法を使用する中央化QoSポリシー調整および決定機能が提供される。
いくつかの実施形態では、QoSチャネルは、所望のレベルのQoSサービスレベルを提供するデバイスに接続された論理通信チャネルを表す。例えば、QoSチャネルは、1つまたは複数のQoSリンクを用いて作成することができ、ここで、各リンクは、QoS使用可にされた接続を表し、この接続は、近位エンドデバイスから遠位エンドデバイスへの全体のエンドツーエンドネットワーク通信経路の一部にわたる。例えば、遠位エンドデバイスは、同じネットワーク上にあっても、異なるネットワーク上にあってもよく、場合によっては、異なるアクセス技術および/または異なるアクセスネットワークキャリアを有する。いくつかの実施形態では、QoSチャネルは、1つまたは複数のQoSリンクを含み、ここでは、チャネル内の各リンクがQoS使用可にされるか、またはチャネル内のリンクの1つまたは複数がQoS使用可にされ、他のものはそうされない。一例として、様々な実施形態に関して本明細書で同様に述べるように、QoSチャネルは、以下のリンクを含むことができる。第1のデバイストラフィック経路リンク、第1のデバイスとアクセスネットワーク機器要素のリンク(例えば、2G/3G/4Gワイヤレス基地局、WiFiアクセスポイント、ケーブルネットワークヘッドエンド、DSLAM、ファイバ集約ノード、衛星集約ノード、または他のネットワークアクセスポイント/ノード)、第1のキャリアコアネットワーク、長距離IPXネットワーク、第2のキャリアコアネットワーク、第2のデバイスとアクセスネットワーク機器要素のリンク、および第2のデバイストラフィック経路リンク。
いくつかの実施形態では、上述した各リンクが、全体のQoSチャネルのそのセグメントに関するQoSサービスを提供できる機能を有する。いくつかの実施形態では、デバイストラフィック経路リンクおよび/またはデバイスとアクセスネットワーク機器要素のリンクがQoS使用可にされるが、キャリアコアネットワークおよび/またはIPXネットワークリンクはQoS使用可にされない。いくつかの実施形態では、コアネットワークおよび/またはIPXネットワークは、QoSがこれらのネットワーク要素によって制限されないように十分な帯域幅のオーバープロビジョニングを有し、例えば、十分な余剰の帯域幅を有さないデバイストラフィックリンクおよび/またはデバイスとアクセスネットワーク機器要素のリンクによって制限されることがあり、これらのQoSチャネルリンクをQoS使用可にすることが望ましい。一般的な例は、2G/3G/4Gワイヤレスネットワークであり、ここでは、デバイストラフィック経路リンクおよびデバイスとアクセスネットワーク要素のリンク(例えば、無線アクセスベアラ(RAB))がQoS使用可にされ、キャリアコアネットワークおよびIPXネットワークリンクはQoS使用可にされない(例えばベストエフォートサービスレベルまたは他のサービスレベルで提供される)。
いくつかの実施形態では、QoSセッションは、QoSチャネルまたはQoSリンクを介して流れる所与のデバイスに関するQoS使用可にされたトラフィックを表す。このQoSトラフィックは、QoSサービス活動をサポートする。いくつかの実施形態では、QoSサービス活動は、所与のレベルのQoSでリクエスト、構成、または好ましくはサービスされるデバイスサービス使用を含む。いくつかの実施形態では、デバイスQoS活動は、以下のものの1つまたは複数の組合せである。アプリケーション、宛先、送信元、ソケット(例えば、IPアドレス、プロトコル、および/またはポート)、ソケットアドレス(例えば、ポート番号)、URLもしくは他の同様のサービス識別子、サービスプロバイダ、ネットワークタイプ、トラフィックタイプ、コンテンツタイプ、ネットワークプロトコル、セッションタイプ、QoS識別子、時間帯、ネットワーク容量(例えば、ネットワークビジー状態)、ユーザサービスプラン認証もしくは適格性、ローミング/ホームネットワークステータス、および/または本明細書で同様に述べる他の基準/尺度。例えば、QoSセッションによってサポートされるQoSサービス活動は、以下のものを含むことができる。VOIPトラフィック、ストリーミングビデオトラフィック、ビジーネットワーク期間中の差別化されたアクセス帯域幅、リアルタイム対話式トラフィック、例えばネットワーク接続マルチメディアミーティング(例えば、共有されるプレゼンテーション、画像、ビデオ、音声、および/または他のそのようなアプリケーション/サービス)、ベストエフォート対話、例えばインターネットブラウジング、時間依存のサービス、例えば電子メールメッセージ本体送信、ほぼリアルタイムでの対話式サービス、例えばSMSもしくはプッシュツートーク(push to talk)、バックグラウンドダウンロードサービス、例えば電子メールダウンロードや他のファイル転送(例えばFTP)、および/または真にバックグラウンドでのダウンロードサービス、例えばソフトウェア更新(例えば、コンテンツ/署名更新を含めた、OSもしくはアプリケーションソフトウェア更新および/またはアンチマルウェア更新)。
いくつかの実施形態では、様々なQoSレベルまたはクラスがサポートされる。例えば、会話クラスは、リアルタイムトラフィックを提供することができ、これは、典型的には、遅延に非常に敏感であるが、ビットエラーおよびパケット損失を許容することができる。会話クラスは、典型的には、ボイスオーバーIP(VOIP)およびビデオ電話通信に使用され、そのようなサービスのユーザは、会話クラスの短い遅延の特徴から利益を得る。ストリーミングクラスは、会話クラスと同様であるが、ただし、ストリーミングクラスは、典型的には、会話クラスよりも遅延を許容することができる。ストリーミングクラスは、通常、接続の一端がユーザ(例えば人間ユーザ)であり、他端が(例えば、動画や他のビデオコンテンツなどのビデオのストリーミングなど、コンテンツアプリケーションをストリーミングするための)機械/コンピュータであるときに使用される。対話クラスは、通常、かなり短い応答時間を必要とする一方で遅延変動を許可するトラフィックのためのものである(例えばウェブブラウジングまたは他のアプリケーション。ここでは、チャネルを長期間使用しないことがあるが、ユーザが新規のページ/データをリクエストするときには、応答時間はかなり短いべきである)。バックグラウンドクラスは、通常、最低優先順位のサービスの使用のために使用される(例えば、典型的には、ダウンロード/添付を伴う、および伴わない電子メール、アプリケーションソフトウェア更新、OSソフトウェア更新、および/または他の同様のアプリケーション/機能に使用される)。いくつかの実施形態では、様々なQoSクラスまたはサービスは、会話クラスに適用可能である。いくつかの実施形態では、様々なQoSクラスまたはサービスは、ストリーミングクラスにも適用可能である。いくつかの実施形態では、様々なQoSクラスまたはサービスは、対話クラスにも適用可能であるが、典型的にはバックグラウンドクラスには適用可能でない。ここで当業者には明らかなように、サービス使用/チャネル要件および/またはネットワークアーキテクチャに基づいて、様々な他のクラスにより低いまたはより高い粒度を与えることができる。
いくつかの実施形態では、QoSリンクまたはQoSチャネルは、1つのQoSセッションをサポートする。いくつかの実施形態では、QoSリンクまたはQoSチャネルは、複数のQoSセッションをサポートする。いくつかの実施形態では、QoSリンクプロビジョニングが、所与のQoSセッションまたはQoSセッションのグループに関してQoSトラフィックレベルをセットアップするために提供される。
いくつかの実施形態では、QoSチャネルは、シングルエンドQoSチャネル、またはエンドツーエンドQoSチャネルである。例えば、QoSチャネルがエンドツーエンドである場合、QoSチャネルプロビジョニングは、QoSチャネルにおける各QoS使用可にされたリンクに関して調整して達成される。QoSチャネルがシングルエンドである場合、ネットワーク要素および/またはデバイスは、QoSチャネルの一端のプロビジョニングにできるだけ関与し、チャネルの他端に関するQoSのプロビジョニングを、QoSチャネルの他端でトラフィックを取り扱うデバイスおよび/またはネットワーク要素の責任として残す。いくつかの実施形態では、シングルエンドQoSチャネルは、他端に、別のシングルエンドQoSチャネルを含む。いくつかの実施形態では、一端のみがシングルエンドQoSチャネル使用可であり、チャネルの他端は、ベストエフォートサービスレベルであり、これは、例えば、QoSチャネルの一端が、トラフィック容量または品質に対して他端よりも厳しい制約を有する場合に使用することができる(例えば、適切な音声品質を実現するために、一端が、比較的狭い帯域幅を有して3Gワイヤレスネットワーク上でQoS使用可にされ、それに対し、他端での軽負荷のケーブルモデムネットワークデバイスはQoS使用可にする必要がないことがあるVOIP呼)。
いくつかの実施形態では、QoSリクエスト(例えば、QoSチャネルリクエストまたはQoSサービスリクエスト)は、1つまたは複数のQoSサービス活動に関してQoSチャネルを使用可にするためのQoSプロビジョニングイベントを求めるリクエストである。いくつかの実施形態では、QoS利用可能性査定は、リクエストされたQoSチャネルに関して所要のレベルのQoSをプロビジョニングするために、可能なQoSチャネルにおけるリンクの1つまたは複数が(例えばネットワーク容量および伝送品質に基づいて)利用可能であるかどうか判断することを含む。いくつかの実施形態では、QoSリクエストは、デバイス、ユーザ、アプリケーション、および/または本明細書で同様に述べるネットワーク要素/機能によって開始される。
いくつかの実施形態では、サービスプランは、通信デバイスに関連付けられるアクセスサービス機能、QoS機能、および/またはネットワーク容量制御サービスの集合を表す。いくつかの実施形態では、アクセスサービス機能、QoS機能、および/またはネットワーク容量制御サービスは、デバイスに関するアクセスサービス制御ポリシーの集合によって決定される。いくつかの実施形態では、これらのサービス制御ポリシーは、ネットワーク機器に実装される。いくつかの実施形態では、これらのアクセスサービス制御ポリシーは、デバイスとネットワーク機器の両方に実装される。いくつかの実施形態では、これらのアクセスサービス制御ポリシーは、デバイスに実装される。いくつかの実施形態では、様々なレベルのサービスプラン支払いまたはデバイス適格性またはユーザ適格性に基づいて、様々なレベルのサービス制御機能(例えばポリシー)が存在する。いくつかの実施形態では、ネットワークタイプ、時間帯、ネットワークビジーステータス、および/または様々な実施形態に関して本明細書で同様に述べる他の基準/尺度に基づいて、様々なレベルのサービス制御ポリシーが存在する。いくつかの実施形態では、アクセス制御およびQoS制御ポリシーは、求められるサービス活動のタイプに基づく。いくつかの実施形態では、所与のデバイスまたはユーザに関する所与のサービス活動に利用可能なQoSレベルおよびアクセスレベルは、サービスプランに関連付けられるポリシーによって決定される。いくつかの実施形態では、QoS認証査定は、デバイスまたはユーザが、リクエストされたQoSレベルを許可にするのに十分なサービスプラン適格性を有するかどうか決定するために行われる。
いくつかの実施形態では、QoSチャネルまたはリンクがプロビジョニングされる前(またはQoSリクエストが応答されるまたは満たされる前)に、QoSチャネルまたはリンクに関して所要のQoSレベルをプロビジョニングするのに十分な通信チャネルリソースが利用可能であるかどうか判断するためにQoS利用可能性査定が行われる。いくつかの実施形態では、このQoS利用可能性査定は、チャネル内の1つまたは複数の所要のQoSに関して利用可能なQoS容量を査定することによって決定される。例えば、利用可能なQoSリンク容量は、デバイストラフィック経路、デバイスとアクセスネットワーク機器要素のリンク、コアネットワークリンク、および/またはIPXネットワークリンクの1つまたは複数に関して査定することができる。1つまたは複数の所望のQoSサービス活動に関する所望のQoSレベルのために必要なチャネル容量および品質が利用可能であることをQoS査定が示す場合、QoSチャネルリクエストまたはQoSサービスリクエストを認可することができる。いくつかの実施形態では、QoSリンクまたはQoSチャネル予約プロセスが提供されて、リンクまたはチャネルプロビジョニングに先立ってQoS容量および品質を予約して、利用可能なQoSリソースがQoS利用可能性査定の時点とQoSチャネルプロビジョニングの時点との間に割り当てられないことを保証する。
いくつかの実施形態では、Qos利用可能性査定は、QoS認証査定後に行われる。これは、QoSレベルが利用可能な場合でさえ、所望のQoSレベルを受信するのに十分なサービスプラン適格性をデバイスまたはユーザが有さないときに、ネットワーク要素の不要な動作を防止する。これは、サービス処理装置におけるデバイス上で行われる、またはサービス制御装置(例えば。または交換可能に、ホームエージェント、ホームロケーションレジスタ(HLR);承認、認証、および決算(AAA)サーバ/ゲートウェイ/機能;基地局;ゲートウェイ、ポリシー、および課金規則機能(PCRF)、または他のネットワーク要素/機能の1つ)などの中央化ネットワーク機能によって行われる重要なスクリーニング機能となり得る。いくつかの実施形態では、QoS認証査定を行わずに、またはQoS認証査定に対する応答を受信する前に、QoS利用可能性が査定される。
いくつかの実施形態では、QoSチャネルは、QoSセッション(例えばQoSサービス活動)をサポートするためにQoSチャネルを形成するようにプロビジョニングされる。いくつかの実施形態では、QoSチャネルプロビジョニングは、割り当てられたQoSチャネルにおける1つまたは複数のQoSリンクを介して流れるようにQoSセッショントラフィックを割り当てる、経路指定する、および/または他の形で流すことを含む。
いくつかの実施形態では、デバイス支援サービストラフィック制御およびQoSは、QoSチャネルプロビジョニングのためにQoSデバイスリンクを管理するという問題に容易に、かつ直接的に適用される。したがって、いくつかの実施形態では、QoSチャネルのデバイス部分をプロビジョニングするのを支援するためにサービスプロバイダが提供される。いくつかの実施形態では、サービス処理装置が、より高いQoSレベルトラフィックに対してより高い優先順位を与えることによって、QoSチャネルのデバイスリンク部分をプロビジョニングする。いくつかの実施形態では、このQoS優先順位は、より高い優先順位のQoSトラフィックをダウンストリームおよび/またはアップストリームトラフィックキューでの第1の優先順位に経路指定することを含めた、いくつかの方法で実装される。アップストリームトラフィックキュー登録は、いくつかの実施形態では、第1に、より高い利用可能な抑制レートで、保証されたビットレートのトラフィックを伝送し、第2に、制御された抑制レートで、差別化されたQoSトラフィックを伝送し、第3に、場合によってはより低い制御された抑制レートで、ベストエフォートトラフィックを伝送し、および/または第4に、より高いレベルのQoSトラフィックによって帯域幅が必要とされない時/場合に、より低い制御された抑制レートで、バックグラウンドトラフィックを伝送することによって直接行われる。例えば、ダウンストリームトラフィックは、トラフィックをキュー登録して、より低いレベルのQoS優先順位に関しては、TCP肯定応答が戻されるのを遅延または防止し、より高いレベルのQoS優先順位に関しては、トラフィックおよびTCP肯定応答を即座に通過させることによって取り扱うことができる。したがって、QoSチャネルのデバイスリンク部分は、デバイスに関して任意の時点で利用可能な帯域幅に従って、デバイストラフィックに関するキュー登録優先順位、遅延、抑制レート、およびTCP肯定応答リターンレートに関するポリシーを割り当てることによってプロビジョニングされる。いくつかの実施形態では、様々なデバイスサービス処理装置トラフィック制御機能が、いくつかの実施形態ではサービスプランポリシーセットを含む1組のネットワークポリシー命令に従ってQoSを調整、または部分的に調整する。
いくつかの実施形態では、デバイスサービス処理装置は、デバイストラフィック経路を介する複数のQoSチャネルを確立し、各QoSチャネルが、本明細書で述べるようなトラフィック制御ポリシーを有し、各QoSチャネルポリシーセットが、異なるクラスのQoSを形成する。いくつかの実施形態では、この複数QoSチャネル手法を採用して、所与のサービス活動に関するQoSは、そのQoS活動に関するトラフィックを、適切なQoSポリシー設定を用いて適切なQoSチャネルに経路指定することによって提供される。適切なQoSチャネルへの経路指定は、様々な技法を使用して提供することができる。例えば、経路指定は、共通のサービストラフィック制御ポリシーセットによって提供されるQoSを要求またはリクエストするすべてのQoSサービス活動に関連付けられるトラフィックに、共通のサービストラフィック制御ポリシーセットを適用することによって提供することができる。サービストラフィック制御ポリシーセットの適用は、本明細書で述べるポリシー実装エージェントおよびポリシー制御エージェントに関して述べる実施形態を利用して、いくつかの方法で達成することができる。そのような実施形態では、いくつかのQoSサービス活動にQoSチャネルを割り当てるという問題は、予め決定された1組のサービストラフィック制御ポリシーを各QoSサービス活動に適用するという問題になり、予め決定された各組のサービストラフィック制御ポリシーが別のQoSクラスを表す。次いで、デバイスは、利用可能なトラフィック容量および品質、各QoSトラフィッククラスに関する全体の総計のトラフィック需要、ならびにポリシー規則に基づいて、すべてのトラフィックに関する全体のQoSを管理することができる。ポリシー規則は、所与のレベルの利用可能なトラフィック容量および品質に関して、各トラフィッククラスが他のトラフィッククラスと比較してどのように格差的ビットレートおよびトラフィック品質を提供されるかを決定する。
各トラフィックQoSクラスに関する総計の需要、およびデバイスに利用可能なトラフィック容量および品質レベルに基づいて、サービス処理装置は、全体の利用可能なビットレート、または各QoSクラスに関する利用可能なトラフィック容量のパーセンテージを調節することができる。例えば、いくつかの実施形態では、リアルタイム対話式トラフィック制御クラス(VOIP、緊急連絡サービス、または高パフォーマンスリアルタイム競合ゲームなどのサービス)に関する総計の需要を決定することができ、デバイスでのQoS経路指定機能(例えばQoSルートエージェント/機能)は、まず、利用可能なトラフィック容量から、これらのサービスを満たすのに十分な一定のビットレートのトラフィックを割り振り、このQoSクラスを要求する各QoSサービスがこのQoSチャネルに割り当てられる。より多くのQoSサービス活動がこのトラフィッククラスを要求するとき、利用可能なデバイス容量のうち、このQoSチャネルに割り振られる容量が増加され、より少数のQoSサービス活動がこのトラフィッククラスを要求するときには、このQoSチャネルに関する容量が解放される。デバイスが、保証ビットレートQoSレベルでの利用可能な容量をそれ以上有さない場合、このQoSレベルを望む、要求する、またはリクエストする追加のQoSサービス活動は、このQoSレベルを提供されず、より低いQoSレベルを提供されるか、またはアクセスネットワークへの接続を許可されない。いくつかの実施形態では、可能なQoSサービス活動の間に階層が存在することがあり、それにより、所与のサービスQoSレベルで利用可能な容量がそれ以上ない場合、そのQoSクラスに関する利用可能な容量は、利用可能なQoSクラス容量が消費されるまで、最高優先順位のものから最低優先順位のものへ、そのQoSを要求するサービス活動に提供され、次いで、そのQoSクラスを有するサービスを得るために優先順位リストで低すぎる1つまたは複数のQoSサービス活動は、より低いQoSクラスに落とされるか、アクセスを拒否される。いくつかの実施形態では、リアルタイムの一定レートのトラフィックニーズを満たすために所要の容量が満たされると、次いで、デバイスに利用可能な残りの容量が、優先順位ポリシーに従って、他のQoSチャネルクラス間で分割され、優先順位ポリシーは、各サービスクラスの相対優先順位、各QoSサービス活動の相対優先順位、または各QoSサービスクラスと各QoSサービス活動の相対優先順位の組合せに基づく。例えば、これらの相対優先順位ポリシーは、サービスプラン選択、デバイスタイプ、ユーザ適格性、ユーザグループ、デバイスロケーション、デバイスネットワーク接続、ネットワークのタイプ、時間帯、ネットワークビジー状態、および/または他の基準/尺度に基づいて、デバイスごとに異なることがある。
いくつかの実施形態では、デバイスとアクセスネットワーク機器要素との間でQoSリンクが確立される。例えば、そのような機器要素の実施形態としては、以下のものを挙げることができる。2G/3G/4Gワイヤレス基地局、ワイヤレスアクセスポイント、ケーブルネットワークヘッドエンド、DSLネットワークDSLAM、ファイバネットワークデバイストラフィックアグリゲータ、衛星ネットワークデバイストラフィックアグリゲータ、フレーム中継集約ノード、ATM集約ノード、および/または他のネットワーク機器。いくつかの実施形態では、デバイスとネットワーク機器要素との間に論理通信チャネルが作成され、論理通信チャネルは、所与のレベルのQoSまたはQoSクラストラフィックポリシーセットをサポートする。例えば、論理チャネルは、2G/3G/4G基地局とワイヤレスエンドポイントデバイスとの間に形成されたRABを含むことができる。RABは、所与のレベルのQoSクラスポリシーを実装することができるように、基地局無線チャネルの媒体アクセス制御(MAC)を制御することによって形成することができる。例えば、RABは、一定のビットレート、保証ビットレートリアルタイムトラフィックに関する低い待ち時間の通信トラフィック、またはストリーミングトラフィックに関する差別化された高い優先順位のアクセス、またはベストエフォートトラフィックに関するベストエフォートランダムアクセスチャネル、またはバックグラウンドトラフィックに関する利用可能な未使用の容量のトラフィックをサポートすることができる。このようにして形成されたQoSチャネルリンクは、単一のデバイスに専用でよく、または、一部のデバイスで共有することができ、またはすべてのデバイスに利用可能である。このようにして形成されたQoSチャネルリンクは、本明細書で述べる単一のQoS活動、または本明細書で述べる1グループのQoS活動をサポートするためにデバイスによって使用することができる。ここで、ケーブルヘッドエンドおよびケーブルモデムMACに関する同様の設定が、ケーブルモデムの場合に関するQoSリンクのための同様のQoSクラスを生み出すことができ、同様の技法を、QoSリンクのための同様のQoSクラスを実現するためにワイヤレスアクセスポイントまたは衛星システムMACに関して適用することができることを当業者は理解されよう。また、ここで、デバイスリンク内に複数の論理チャネルを形成し、および/またはDSLAMまたはファイバアグリゲータでの各論理デバイス通信チャネルに関する利用可能なアクセスネットワーク容量および品質を調節することによって、同様のQoSクラスのQoSリンクを、DSLおよびファイバ分散ネットワークの場合に関して確立することができることを当業者は理解されよう。
いくつかの実施形態では、デバイスサービス処理装置は、QoSサービス活動を、デバイスとアクセスネットワーク機器要素との間のQoSリンクによってサポートされる所望のQoSクラスのために確立された適当な論理通信チャネルに経路指定するようにサービスする。いくつかの実施形態では、デバイスサービス処理装置要素(例えばポリシー実装エージェントおよび/またはポリシー制御エージェント)をいくつかの実施形態で使用して、同じQoSレベルを要求する1つまたは複数のQoSサービス活動に同じQoSトラフィック制御ポリシーを割り当てることができる。同様に、いくつかの実施形態では、デバイスサービス処理装置要素を使用して、所望のQoSクラスに関するトラフィック制御ポリシーをサポートするデバイスとアクセスネットワーク要素(例えば2G/3G/4G基地局)の間の適正な論理通信チャネルに、所与のQoSクラスに関するサービス活動トラフィックを割り当てる、または経路指定することができる。例えば、保証ビットレートおよび待ち時間をサポートするQoSサービスリンクを、基地局からデバイスへの1つまたは複数のRABを用いて確立することができ、1つまたは複数の差別化されたアクセスRABを使用してストリーミングコンテンツに関する差別化された好ましいアクセスをサポートする第2のQoSサービスリンクを確立することができ、第3のベストエフォートRABを使用して、ベストエフォートトラフィックをサポートすることができる。所要のRABはそれぞれ、最初に、RAB論理チャネルポリシーパラメータに関連付けられる特定のQoSサービスクラスを要求する、または望む1つまたは複数のQoSサービス活動に関する総計の所要の容量および品質に基づいて、本明細書で述べるようにリクエストされ、次いでプロビジョニングされる。そのようにして1組の論理QoSチャネルが確立された後、サービス処理装置(例えばQoSルータエージェント/機能)が、適切なRABに、各QoSサービス活動に関連付けられるトラフィックを経路指定する。いくつかの実施形態では、サービス処理装置は、QoS活動がそのQoSクラスに関して開始または終了されるときに、各QoSクラスに関する総計のQoSクラス需要の増加または減少を検出することができ、サービス処理装置は、その論理QoSチャネルをサポートするのに必要とされるRAB割当ての所要の増加または減少を通信することができる。
いくつかの実施形態では、アクセスQoSリンクは、デバイスからの直接の通信によって確立され、ここで、デバイスは、アクセスネットワーク機器要素にQoSチャネルまたはリンクをリクエストするか、または、デバイスは、中間ネットワーキングデバイス、例えばサービス制御装置(例えば。または同様の機能を有する容易に代用されるデバイス、例えば、ホームエージェント、HLR、モバイルスイッチングセンタ、基地局、アクセスゲートウェイ、AAAシステム、PCRF、または料金請求システム)にQoSチャネルまたはリンクをリクエストする。いくつかの実施形態では、デバイスサービス処理装置は、QoSサービス活動を所望または所要のQoSクラスまたはQoSトラフィック制御ポリシーセットに合致させるようにデバイスが行う関連付けに、QoSチャネルまたはリンクリクエストを基づかせる。例えば、QoSクラスまたはQoSトラフィック制御ポリシーセットとQoSサービス活動とのこの関連付けは、デバイスに記憶され、サービス処理装置によって使用される予め定義されたポリシーマッピングによって決定することができる。いくつかの実施形態では、このポリシーマッピングストアは、サービス制御装置(例えば。または本明細書で述べる同様の機能)によって追加および/または更新される。いくつかの実施形態では、マッピングは、QoSチャネルまたはリンクを要求するQoSサービス活動のデバイスからのレポートに基づいて、サービス制御装置(例えば。または本明細書で述べる同様の機能)によって決定される。
いくつかの実施形態では、1つまたは複数のQoSサービス活動に関する所要または所望のQoSレベルは、様々なQoSサービス活動に予め割り当てられた1組のQoSサービストラフィック制御ポリシーによって決定される。例えば、所与のアプリケーションに、QoSクラスを予め割り当てることができる。別の例として、VOIPサービスサイトなどのウェブサービス宛先に、QoSクラスを割り当てることができる。別の例として、所与のアプリケーションが、汎用インターネットトラフィックに関する1つのQoS割当てレベルを有することができるが、リアルタイムゲームトラフィックに関するQoS割当てを有することができる。別の例として、リアルタイムブロードキャスティングウェブサイトは、プログラミング情報および汎用ブラウジングに割り当てられたベストエフォートQoSレベルを有することができ、ブロードキャストトラフィックコンテンツに関しては、差別化されたストリーミングQoSレベルを有することができる。いくつかの実施形態では、所与の活動に関するQoSニーズまたはQoS割当てリクエストの検出は、予め定義されたQoSポリシー規則テーブル(例えばQoS活動テーブル)に従ってデバイスサービス処理装置によって割り当てることができ、または、デバイスによって報告された情報に基づいてサービス制御装置によって決定することができ、または、QoSアプリケーションインターフェース(例えばQoS API)を介してアプリケーションによってリクエストすることができ、または、入ってくるトラフィックの性質によって決定することができる。
QoSチャネルでの両方のエンドポイントが、エンドツーエンドQoSチャネルの確立に関与する実施形態では、所要のQoSレベルが、送信側エンドポイントによって決定および/または通信される。いくつかの実施形態では、所要のQoSレベルは、受信側エンドポイントによって決定および/または通信される。いくつかの実施形態では、QoSレベルは、送信側エンドポイントのサービス制御装置(例えば。または、アクセスネットワーク要素(基地局など)、HLR、ホームエージェント、モバイルスイッチングセンタ、AAA、ゲートウェイ、または他のネットワーク要素/機能)によって決定および/または通信される。いくつかの実施形態では、QoSレベルは、受信側エンドポイントサービス制御装置(例えば。または別法として、アクセスネットワーク要素(基地局など)、HLR、ホームエージェント、モバイルスイッチングセンタ、AAA、ゲートウェイ、または他のネットワーク要素/機能)によって決定および/または通信される。いくつかの実施形態では、受信側エンドポイントサービス制御装置(例えば。またはアクセスネットワーク要素(基地局など)、HLR、ホームエージェント、モバイルスイッチングセンタ、AAA、ゲートウェイ、または他のネットワーク要素/機能)と、送信側エンドポイントサービス制御装置(例えば。または他の同様の機能)が、互いに通信して、エンドポイント間でのQoSチャネルの確立を調整する。
いくつかの実施形態では、近位エンドデバイスまたは送信側エンドデバイスサービス処理装置が、遠位エンドデバイスまたは宛先側デバイスサービス処理装置にコンタクトして、QoSチャネルを開始する。いくつかの実施形態では、近位エンドデバイスまたは送信側デバイスからのQoSチャネルの開始は、遠位エンドデバイスによって、そのサービス処理装置が、所与のレベルのQoSが2つのデバイス間の通信のために必要とされることを検出するときに、自動的に行われる。いくつかの実施形態では、近位エンドデバイスまたは送信側デバイスサービス処理装置が、遠位エンドデバイスまたは宛先側デバイスに対するQoSチャネルの要求を検出し、中央ネットワークリソース、例えばサービス制御装置(例えば。またはこの目的で同様の機能を有する他の機器要素)にコンタクトし、このサービス制御装置が、遠位エンドデバイスと直接通信することによって、または遠位エンドデバイスサービス制御装置(例えば。またはこの目的で同様の機能を有する他の機器要素)と通信することによって、QoSチャネルの遠位エンドをプロビジョニングする。QoSチャネルをプロビジョニングするのを支援するために遠位エンドデバイスサービス制御装置がコンタクトされるいくつかの実施形態では、ルックアップ機能が存在して、遠位エンドデバイス信用証明(例えば電話番号、SIMID、MEID、IMSI、IPアドレス、ユーザ名、および/または他のデバイス信用証明)のいくつかの態様から形成されるルックアップインデックスに基づいて、遠位エンドサービス制御装置のアドレスを求める。
いくつかの実施形態では、所望のレベルのQoSクラスまたはQoSトラフィック制御ポリシーへのQoSサービス活動のマッピングは、QoSクラスまたはQoSチャネル接続をリクエストするためにアプリケーションが使用するデバイスサービス処理装置にQoS APIを提供することによって決定される。いくつかの実施形態では、APIは、アプリケーション開発者が、QoSチャネルをリクエストしてセットアップするために標準のインターフェースコマンドを使用するアプリケーションソフトウェアを作成することができるように提供される。いくつかの実施形態では、APIは、以下のことの1つまたは複数を行う。アプリケーションからQoSリクエストを受け入れる;QoSチャネルリクエストを、QoSチャネル利用可能性を査定する役割を担うネットワーク機器(例えば、場合によってはデバイストラフィック制御システムを含む)に伝送するのに適したプロトコルにフォーマット変更する;他のネットワーク要素(例えば、場合によってはデバイストラフィック制御システムを含む)と調整して、QoSチャネルを予約する;他のネットワーク要素(例えば、場合によってはデバイストラフィック制御システムを含む)と調整して、QoSチャネルをプロビジョニングする;所望のQoSチャネルを形成することができるか否かをアプリケーションに知らせる;および/または他のネットワーク要素(例えば、場合によってはデバイストラフィック制御システムを含む)と調整して、アプリケーションを所望のQoSチャネルクラスと接続させる。いくつかの実施形態では、QoS APIは、アプリケーションQoSリクエストを受け入れ、基地局、ケーブルヘッドエンド、またはアクセスポイントなど1つまたは複数のQoSネットワーク機器要素と通信し、場合によっては調整する。いくつかの実施形態では、QoS APIは、アプリケーションからQoSリクエストを受け入れ、サービス処理装置(例えば。または本明細書で述べる他の同様の機能)など中間ネットワーク要素と通信し、場合によっては調整する。いくつかの実施形態では、QoS APIは、QoSチャネルリクエストを他のネットワーク要素に送信する前に、デバイスまたはユーザに関するQoSサービスプラン適格性を査定し、所要のサービスプラン認証が施行可能である場合にのみ、QoSリクエストシーケンスを開始する。このようにすると、QoSチャネル利用可能性を査定してQoSチャネルをプロビジョニングするために典型的にはサポートする必要があるすべての特定の機器通信プロトコルを用いてQoSチャネルを確立する、場合によっては複雑なプロセスが、アプリケーション開発コミュニティが容易に理解してQoS差別化サービスおよびアプリケーションに関して使用することができる1組の限られたAPIコマンドに簡略化される。
いくつかの実施形態では、デバイスサービス処理装置におけるローカルトラフィック制御が、デバイスとアクセスネットワーク機器要素の間のリンクにおけるトラフィック制御と組み合わされる。このようにすると、デバイストラフィック制御経路QoSリンクと、デバイスからアクセスネットワーク要素へのQoSリンクとの両方を、デバイスに関するアクセスネットワークトラフィックの利用可能な容量および品質を前提として、最良のデバイスQoSパフォーマンス結果を得られるように調整することができる。いくつかの実施形態では、デバイスがローカルトラフィック制御を管理し、アクセスネットワーク要素論理チャネル(例えばRAB)を確立し、アクセスネットワーク要素論理チャネルに、およびそこからトラフィックを経路指定する方法に関するポリシーは、すべて、サービス制御装置(または他の等価なネットワーク要素)によってデバイス上にロードされた予め定義されたポリシー規則によって決定される。いくつかの実施形態では、これらのポリシーは、サービス制御装置自体で決定される。
いくつかの実施形態では、QoSユーザインターフェース(例えば、QoS UI)が、デバイスユーザに提示される。いくつかの実施形態では、QoS UIは、サービスプラン選択に基づいてデバイスが受信することを認証されているQoSサービスのレベルをユーザに通知する。いくつかの実施形態では、QoS UIは、現時点でデバイスが接続されている現行ネットワーク上で利用可能なQoSサービスのレベルをユーザに通知する。いくつかの実施形態では、QoS UIは、デバイスが開始した所与のサービス活動に関して、ユーザサービスプランによって認証されているものよりも高いレベルのQoSサービスが要求される、または望ましいときに、ユーザに通知する。いくつかの実施形態では、QoS UIは、1つまたは複数のサービス活動に関して、より高いレベルのQoSを含むために、サービスプランをアップグレードするための1組の1つまたは複数のアップグレードオプションをユーザに提供する。いくつかの実施形態では、QoS UIは、1つまたは複数のサービス使用活動に関してユーザが採用したいQoSのレベルを指定する機会をユーザに与える。いくつかの実施形態では、QoS UIは、ネットワークがビジー状態である時間中に差別化QoSを提供するサービスプラン設定をユーザが指定できるようにする。いくつかの実施形態では、QoS UIは、予め定義されたサービス期間およびQoSクラスによる1つまたは複数の予め定義されたサービス使用制限に対して後払いで、QoSクラスによる1つまたは複数の予め定義されたサービス使用制限に対して前払いで、または差別化されたQoSサービスに対して別の支払いシステムで、1つまたは複数のグレードのサービスQoSをユーザが購入できるようにする。いくつかの実施形態では、QoS UIは、デバイスへの入接続によって開始される接続に関して、QoS使用可にする、またはQoSサービスの代金を支払う機会をユーザに与える。
いくつかの実施形態では、DASに関するQoSの技法は、例えばサービスプランに従って、QoSトラフィック制御ポリシーをデバイスが適切に実装していることを検証することを含む。これは、エラー、ハッキング、ユーザデバイスソフトウェア設定不正操作、または他のマルウェアイベントが、所与のデバイスまたはデバイスのグループに関して不適切なQoSレベルをもたらさないことを保証する。したがって、いくつかの実施形態では、本明細書で述べるトラフィック制御およびQoS検証技法を採用して、QoS優先順位ポリシーに従って、所与のサービス使用活動に関して適切なQoSレベルが適用されることを検証する。例えば、QoSチャネルリクエストポリシー規則挙動の検証は、一例として、デバイスQoSチャネルリクエストを監視し、リクエストされたQoSのレベルを、デバイスに対して効力をもつサービスプランでデバイスが受信を認証されているQoSのレベルと比較することを含めた、様々な方法で実装することができる。デバイスによる適切なQoSチャネル使用挙動の検証は、例えば、QoSサービス使用のネットワークベースのレポートを監視し、ネットワークベースのレポートを、デバイスサービスプランを前提として効力をもつはずのサービスポリシー規則と比較することを含めた、様々な方法で実施することができる。効力をもつQoSサービスポリシーを実装するための適切なデバイストラフィック制御の検証は、本明細書で述べるように適切なトラフィック制御ポリシー規則が適切に実装されていることを検証することによって、様々な方法で達成することができる。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するためのDASの技法は、本明細書で述べるように、様々な検証技法(例えば監視、トラフィック制御、報告、および/またはデバイスによって実装または実施される他の機能の検証)を含む。
いくつかの実施形態では、QoSルータは、デバイス上でトラフィックに優先順位を与える。いくつかの実施形態では、QoSルータは、QoS使用可にされたセッションを、適切なQoSレベルを有するRABに接続する。いくつかの実施形態では、1つのセッションがRABに経路指定される。いくつかの実施形態では、複数のセッションを1つのRABに経路指定することができる。いくつかの実施形態では、複数のQoSレベルを提供する複数のRABがデバイスに作成され、QoSルータが、各サービス活動を、デバイス上で効力をもつQoSポリシー規則によって命令されたRABに経路指定する。
いくつかの実施形態では、ネットワークは、様々なQoSクラスに対するサービス使用料金を収集する。いくつかの実施形態では、様々なクラスのQoSのサービス使用に関する差別化されたサービス課金が存在する。一例として、保証ビットレートトラフィックは、トラフィック容量が使用されるか否かに関わらずネットワークリソースを消費するので、課金計算に含まれる時間要素が存在することがある。より詳細な例として、保証ビットレートサービスは、所与の時点でデバイスにプロビジョニングされた総帯域幅に、その帯域幅が利用可能にされる時間量をかけた値によって課金されることがある。いくつかの実施形態では、ベストエフォートトラフィックよりも高いQoSを有するが、保証ビットレートではない差別化アクセストラフィックは、ベストエフォートトラフィックよりも高いが、保証ビットレートよりも低いレートで課金されることがある。いくつかの実施形態では、そのようなトラフィックは、QoSチャネルが利用可能にされる時間、およびチャネルを介して伝送されるデータの総量に基づいて課金されることがあり、または、チャネルを介して伝送されるデータの総量のみに基づくことがある。ベストエフォートトラフィックは、いくつかの実施形態では、使用されるデータの総量のみに基づいて課金され、データ料金は、差別化ストリーミングアクセスサービスよりも低い。いくつかの実施形態でのバックグラウンドデータサービスは、最低レートで課金され、場合によっては、そのようなサービスには、一日のうちの特定の時間または低いネットワークトラフィック需要の期間のみが利用可能であり、サービスは、伝送される総データに基づく。いくつかの実施形態では、すべてのQoSサービスレベルが、固定課金期間に対する固定価格に基づいて課金されることがあり、場合によってはサービス使用量の上限があり、サービス上限を超過した場合には追加の料金が加わる。そのような固定価格シナリオ実施形態では、ここでも、より高いレベルのQoSのに関しては、課金される価格がより高い。いくつかの実施形態では、ネットワークは、様々なネットワーク容量制御サービスクラスに関してサービス使用料金を収集する。いくつかの実施形態では、本明細書で述べるように、様々なクラスのネットワーク容量制御サービス使用に関して、差別化されたサービス課金が存在する。
いくつかの実施形態では、ネットワーク機器(例えば、アクセスネットワーク要素、ゲートウェイ、AAA、サービス使用量記憶システム、ホームエージェント、HLR、モバイルデータセンタ、および/または料金請求システム)が、デバイスによって使用されるQoSサービスクラスの1つまたは複数に関するサービス使用量を記録および報告する。いくつかの実施形態では、デバイスサービス処理装置は、デバイスによって使用されるQoSサービスクラスの1つまたは複数に関するサービス使用量を記録および報告し、QoSサービスクラス使用量をサービス制御装置(例えば。または別の代用のネットワーク要素)に報告する。デバイスが1つまたは複数のQoSサービスクラスに関する使用量を記録および報告しているいくつかの実施形態では、デバイス使用量レポートが歪曲、改竄、および/または他の理由で誤っていないことを保証するために、デバイスサービス使用量レポートを検証することが重要である。いくつかの実施形態では、デバイス上にサービス制御ポリシーが施行可能であるという前提で生じるはずのサービス使用に対するサービス使用量レポートの検証、サービス処理装置エージェント機能操作の検証、サービス使用試験イベント、エージェントクエリ応答シーケンス、デバイスサービス処理装置ソフトウェア保護技法、デバイスサービス処理装置ソフトウェア環境チェック、およびいくつかの他の技法が、本明細書で述べるように提供される。例えば、これらの検証技法の1つまたは複数を使用することで、検証可能なデバイス支援QoSサービス使用量課金システムを提供することができる。別の例として、これらの検証技法の1つまたは複数を使用することで、検証可能なネットワーク容量制御サービス使用量課金システムを提供することができる。いくつかの実施形態では、ネットワーク機器(例えば、アクセスネットワーク要素、ゲートウェイ、AAA、サービス使用量記憶システム、ホームエージェント、HLR、モバイルデータセンタ、および/または料金請求システム)が、本明細書で述べるように、デバイスによって使用されるネットワーク容量制御サービスクラスの1つまたは複数に関するサービス使用量を記録して報告する。
いくつかの実施形態では、デバイス支援トラフィック制御が、以下のようにネットワーク輻輳を管理するために提供される。例えば、所与の基地局または基地局のグループが、提供することができる利用可能な容量および/またはサービス品質に対して高いトラフィック需要を受け、そのような状態が、本明細書で以下にさらに述べるネットワークビジー状態の査定に基づいて決定(例えば検出または報告)されるとき、サービス制御装置(例えば。または別のネットワーク機能)が、1つまたは複数の基地局が受けている過剰トラフィック需要の尺度に従って、デバイスに/デバイスのためにトラフィック制御抑制ポリシーを発行、送信、および/または実装することができる。例えば、過度にビジー状態の基地局に接続されたデバイスサービス処理装置に、1つまたは複数のクラスのQoSトラフィックに関するトラフィック制御優先順位を下げるように命令することができ、1つまたは複数のクラスのトラフィックのいくつかまたはすべてに関するキュー登録優先順位、抑制レート、遅延、および/またはアクセス許可性を下げる。別の例として、過度にビジー状態の基地局に接続されたデバイスサービス処理装置に、1つまたは複数のクラスのネットワーク容量制御サービストラフィックに関するトラフィック制御優先順位を下げるように命令することができ、そのようなトラフィックの1つまたは複数のクラスのいくつかまたはすべてに関するキュー登録優先順位、抑制レート、遅延、および/またはアクセス許容性を下げる。別の例として、例えばソフトウェア更新を含むことができるバックグラウンドダウンロードプロセスなど、1つまたは複数のクラスのネットワーク容量制御サービストラフィックを、完全にオフに切り替える、または大幅に抑制することができる。別の例として、インターネットブラウジングなどのベストエフォートトラフィックを、過剰なトラフィック需要を受けている基地局に接続された1グループのデバイスに関して抑制または減少させることができる。別の例として、ある期間にわたって比較的高い抑制レートで他のベストエフォートサービス活動をブラウズまたは実施することをデバイスが許可されるが、デバイスが特定の期間内に特定量を超えるサービス(例えば、ダウンロードおよび/またはアップロードされた総データ)を使用する場合には、本明細書で述べる適応型抑制ポリシーに従ってデバイスがトラフィック制御されることがあるポリシーを、ビジー状態の基地局に接続されたデバイス上に実装することができる。いくつかの実施形態では、そのような環境では、ユーザサービスニーズまたは予想を満たすためにリアルタイムで保証されるビットレートが重要であるVOIPトラフィックなど、より高いQoSレベルのトラフィックを抑制することができないが、対話式ブラウジングおよび/またはバックグラウンドダウンロードなどより低い優先順位のトラフィックは抑制および/または阻止される。いくつかの実施形態では、本明細書で述べるQoS利用可能性査定プロセスは、所与の基地局または基地局のグループが過剰な需要または所与のしきい値を超える需要を受ける時間または位置では、より高いQoSチャネルが提供およびプロビジョニングされないように調節される。
いくつかの実施形態では、より高いQoSレベルでのサービスプランを有する、あるいはビジー状態のネットワーク期間中により高い優先順位を有するサービスプランを有するユーザまたはデバイスは、それらに適用される、より高レベルのトラフィックパフォーマンスおよび/またはより高レベルのQoSサービス利用可能性をもたらす(例えばQoSサービスおよび/またはネットワーク容量制御サービスに関する)様々な制御ポリシーを有する。例えば、緊急サービス従事者は、ネットワークまたはネットワークの一部でピークビジー時間中に差別化サービスをもたらすより高いトラフィック制御アクセスポリシーを与えられることがある。いくつかの実施形態では、ユーザは、ピークビジー期間中に差別化アクセスのためのプレミアムサービスプランを得ることができ、または、ピークビジー期間中に差別化サービスを実現するためにより高レベルのQoSサービス設定および/またはサービスプランを使用することがある。別の例として、高レベルのQoSクラスを要求するサービス、例えばリアルタイム音声サービス、インスタントメッセージング、プッシュツートーク、差別化ビデオストリーミング、および/または対話型ゲームは、他のより低い優先順位のサービスまたはより低いクラスのサービスプランがピークビジー時間中にトラフィック制御されるのと同程度にはトラフィック制御されない。例えば、このタイプのサービス差別化はまた、デバイスタイプ、ユーザグループ、ユーザ適格性、ユーザ報酬ゾーンポイント、および/または本明細書で同様に述べる他の基準/尺度に基づいて適用することもできる。
いくつかの実施形態では、上述したアクセストラフィック制御設定を制御(例えば減少、増加、および/またはその他、何らかの様式で制御)するための決定は、デバイスサービス処理装置によって、本明細書で述べる様々な技法を使用して求めることができるネットワーク容量のデバイスによる査定に基づいて行われる。いくつかの実施形態では、上述したアクセストラフィック制御設定を制御するための決定は、アクセスポリシー設定を調節するようにデバイスに命令を提供するデバイスに接続されたサービス制御装置(例えば。または本明細書で述べる他の交換可能なネットワーク機器要素)によって行われる。例えば、サービス制御装置は、ネットワーク容量情報を、アクセス機器要素から、本明細書で述べるトラフィック容量および/または品質のデバイスレポートから、またはネットワーク容量を査定する目的で使用される専用デバイスから得られるトラフィック容量および/または品質に関するレポートから得ることができる。いくつかの実施形態では、上述したアクセストラフィック制御設定を制御するための決定は、ネットワーク容量およびトラフィック需要における周期パターンに対処するために、時間帯、曜日、またはそれら両方に基づく。
いくつかの実施形態では、サービス制御装置(例えば。または本明細書で述べる別のネットワーク機器要素)は、ネットワークビジー状態を査定し、次いで、ワイヤレス基地局などアクセスネットワーク機器要素によってサポートされる(例えばQoSサービスおよび/またはネットワーク容量制御サービスに関する)1つまたは複数のサービスクラスのために提供される容量を減少することによって、デバイストラフィック需要を制御する。そのような実施形態では、サービス制御装置(例えば。または同様の機能)は、本明細書で述べる技法の1つを用いてネットワーク容量情報を収集し、アクセスネットワーク機器要素に接続された1つまたは複数のデバイスに対する1つまたは複数のレベルのQoSクラスおよび/またはネットワーク容量制御サービスクラスに関して提供される容量を減少させるように、アクセスネットワーク機器要素の1つまたは複数に命令する。例えば、どのデバイスを抑制するかの決定は、所与のサービスプランステータスのすべてのデバイスの等しい抑制に基づいて、または本明細書で述べるように最近のデバイストラフィック使用パターンに基づいて、またはサービスプランステータスと最近のトラフィック使用量パターンとの組合せに基づいて行うことができる。
いくつかの実施形態では、デバイスは、アンビエントサービス提供の一部として、差別化QoSサービスおよび/またはネットワーク容量制御サービスを有するアンビエントサービスによって使用可にされる。例えば、アンビエントQoS技法は、アンビエントサービス内の所与のサービス活動セットに関して予め割り当てられたQoSポリシーを使用して、またはQoS APIを介してQoSをリクエストするアンビエントサービスアプリケーションを使用して提供することができる。ここで、アンビエントサービス提供においてQoS差別化サービス活動を提供するための他の実施形態は、当業者には明らかであろう。別の例として、アンビエントネットワーク容量制御サービス技法は、アンビエントサービスにおける所与のサービス活動に関する予め割り当てられたネットワーク容量制御ポリシーを使用して、監視および動的割当て技法を使用して、および/またはAPIもしくはエミュレートAPI技法を用いたアンビエントサービスアプリケーションを使用して、および/または本明細書で述べる他の技法を使用して提供することができる。
いくつかの実施形態では、QoSサービス制御ポリシーは、デバイスが接続されるネットワークのタイプに応じて適応される。例えば、QoSトラフィック制御ポリシーおよび/またはQoSサービス課金ポリシーは、デバイスがワイヤレスネットワーク(例えば、一般に、QoS使用可にされた利用可能なトラフィック容量がより少ない3G/4Gネットワーク)に接続されるとき、デバイスが有線ネットワーク(例えば、一般に、より高レベルのQoS容量を利用可能であるケーブルまたはDSLネットワーク)に接続されるときとは異なることがある。そのような実施形態では、デバイスサービス処理装置およびサービス制御装置は、デバイスが接続されるネットワークに応じて異なるように、QoSサービス制御ポリシーおよび/またはQoSサービス課金ポリシーを適応させるように調整することができる。同様に、デバイスQoSサービス制御ポリシーおよび/またはQoSサービス課金ポリシーは、デバイスがホームワイヤレスネットワークに接続されるか、またはローミングワイヤレスネットワークに接続されるかに基づいて適応させることもできる。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービス制御ポリシーおよび/またはネットワーク容量制御課金ポリシーは、本明細書で同様に述べるように、デバイスが接続されるネットワークのタイプに応じて適応される。
いくつかの実施形態では、本明細書で述べる様々なQoS関連技法および/またはネットワーク容量制御サービス技法は、DAS技法を使用してデバイス上で実施され、および/またはDAS技法を使用してデバイス上で実行される検証されたサービス処理装置と安全に通信するサービス制御装置上で実施される。いくつかの実施形態では、本明細書で述べる様々なQoS関連技法および/またはネットワーク容量制御サービス技法は、本明細書で述べるQoS技法および/またはネットワーク容量制御サービス技法に関する様々な技法(例えば機能)を支援するための1つまたは複数の中間ネットワーク要素/機能と調整して/通信して行われる。
図1は、いくつかの実施形態による、デバイス支援サービス(DAS)に関するサービス品質(QoS)を提供するため、および/またはネットワーク容量を保護するためのDASを提供するためのネットワークアーキテクチャの機能図を示す。いくつかの実施形態では、本明細書で述べるDASに関するQoSの技法は、図1に示されるネットワークアーキテクチャを使用して実装される。いくつかの実施形態では、本明細書で述べるネットワーク容量技法を保護するためのDASは、図1に示されるネットワークアーキテクチャを使用して実装される。
図示されるように、図1は、例えば中央プロバイダによって操作される4G/3G/2Gワイヤレスネットワークを含む。図示されるように、様々なワイヤレスデバイス100が、(例えばファイアウォール124を介して)ワイヤレスネットワークとワイヤレスネットワーク通信するための基地局125と通信し、他のデバイス100は、中央プロバイダアクセスネットワーク109と通信してWi−FiアクセスCPE704にワイヤレス通信するためのWi−Fiアクセスポイント(AP)またはメッシュ702と通信する。いくつかの実施形態では、デバイス100の1つまたは複数は、ケーブルネットワークヘッドエンド、DSLネットワークDSLAM、ファイバネットワーク集約ノード、および/または衛星ネットワーク集約ノードなどのアクセスポイントを提供する他のネットワーク要素/機器と通信する。いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス100はそれぞれ、サービス処理装置115(図示せず)(例えばワイヤレスデバイス100の処理装置上で実行される)を含み、各サービス処理装置は、(例えば暗号化通信を使用して)安全制御プレーンリンクを介してサービス制御装置122に接続する。
いくつかの実施形態では、サービス使用量情報は、ネットワークベースのサービス使用量情報(例えば、ネットワークベースのサービス使用量尺度または課金データ記録(CDR)。これは、例えば、ネットワーク機器内のサービス使用測定装置によって生成することができる)を含み、これは、1つまたは複数のネットワーク要素(例えば、BTS/BSC125、RANゲートウェイ(図示せず)、転送ゲートウェイ(図示せず)、モバイルワイヤレスセンタ/HLR132、AAA121、サービス使用履歴/CDR集約、調停、供給機能118、または他のネットワーク機器)から得られる。いくつかの実施形態では、サービス使用量情報は、マイクロCDRを含む。いくつかの実施形態では、マイクロCDRは、望まれる任意のデバイス活動に対するサービス使用量決算を提供するCDR調停または再調停のために使用される。いくつかの実施形態では、料金請求イベントに関連付けられることを望まれる各デバイス活動は、マイクロCDRトランザクションコードを割り当てられ、サービス処理装置115は、そのトランザクションコードに関連付けられるその活動に関して決算するようにプログラムされる。いくつかの実施形態では、サービス処理装置115は、(例えば、各ハートビート中に、または任意の他の定期的、プッシュ型、および/またはプル型通信技法に基づいて)例えばサービス制御装置122または何らかの他のネットワーク要素にマイクロCDR使用量尺度を定期的に報告する。いくつかの実施形態では、サービス制御装置122は、有効なCDRフォーマット(例えば、CDRを生成または処理するために使用/認証されるSGSNまたはGGSNまたは他のネットワーク要素/機器によって使用されて処理することができるCDRフォーマット)に、ハートビートマイクロCDR使用量情報をフォーマットし直し、次いで、それを、CDR調停のためのネットワーク要素/機能(例えば、CDR記憶、集約、調停、供給機能118)に伝送する。
いくつかの実施形態では、CDR調停を使用して、適切なサービス使用アカウントに預金し、ユーザデバイスの全体のサービス使用アカウントから差し引くことによって、マイクロCDRサービス使用量情報に関して決算する。例えば、この技法は、CDR調停および料金請求のための既存のソリューション、インフラストラクチャ、および/または技法を使用するフレキシブルなサービス使用量料金請求ソリューションを提供する。例えば、料金請求システム(例えば、料金請求システム123または料金請求インターフェース127)は、CDR調停からの調停されたCDRフィードを処理し、デバイスによって生成された集約されたマイクロCDR情報に適切なアカウント料金請求コードを適用し、次いで、既存の料金請求システムへの変更を必要としない様式で(例えば、新規のデバイス支援料金請求機能にラベルを付けるために新規のトランザクションコードを使用して)料金請求イベントを生成する。いくつかの実施形態では、ネットワークプロビジョニングシステム160は、ネットワーク内に、認証用の様々なネットワーク要素/機能をプロビジョニングして、例えば、マイクロCDR、フォーマットし直されたマイクロCDR、および/または集約または再調停されたCDRを提供するために、特定のネットワーク要素/機能(例えば、CDR記憶、集約、調停、供給機能118または他のネットワーク要素/機能)を認証する。
図1に示されるように、CDR記憶、集約、調停、供給機能118が提供される。いくつかの実施形態では、CDR記憶、集約、調停、供給機能118は、モバイルデバイス100から受信されたマイクロCDRを受信、記憶、集約、および調停する。いくつかの実施形態では、CDR記憶、集約、調停、供給機能118はまた、本明細書で述べるように、調停されたマイクロCDRを使用して、課金決済プラットフォームも提供する。いくつかの実施形態では、別のネットワーク要素が、集約および/または調停されたマイクロCDR(例えば中央料金請求インターフェース127および/または別のネットワーク要素/機能)を使用して課金決済プラットフォームを提供する。
いくつかの実施形態では、デバイスグループを区画化するための様々な技法を使用して、モバイルデバイス100を区画化する(例えば、配給業者、OEM、MVNO、および/または別の当事者またはエンティティにモバイルデバイス100の一部を割り振る)。図1に示されるように、MVNOコアネットワーク210は、MVNO CDR記憶、集約、調停、供給機能118、MVNO料金請求インターフェース122、およびMVNO料金請求システム123(および図1に示される他のネットワーク要素)を含む。いくつかの実施形態では、MVNO CDR記憶、集約、調停、供給機能118は、モバイルデバイス100(例えばMVNOグループ区画化デバイス)から受信されたマイクロCDRを受信、記憶、集約、および調停する。
デバイスグループ区画および課金決済プラットフォームを提供するための様々な他のネットワークアーキテクチャを使用することができ、図1は、本明細書で述べるデバイスグループ区画および課金決済プラットフォーム技法を提供することができるそのような例示的なネットワークアーキテクチャの一例を例示するにすぎないことを当業者は理解されよう。
いくつかの実施形態では、CDR記憶、集約、調停、供給機能118(例えば、料金請求集約データ記憶および規則エンジンを含むサービス使用機能118)は、いくつかの実施形態においてサービス制御装置122および中央料金請求インターフェース127と通信する図1に示される1つまたは複数のサブネットワーク(例えば、中央プロバイダアクセスネットワーク109および/または中央プロバイダコアネットワーク110)に取り付けられた1つまたは複数のネットワーキング機器装置/システムに位置されたデバイス/ネットワークレベルのサービス使用量情報収集、集約、調停、および報告機能のための機能的な記述語である。図1に示されるように、サービス使用機能118は、中央プロバイダコアネットワーク110と通信する機能を提供する。いくつかの実施形態では、CDR記憶、集約、調停、供給機能118は、ネットワーク内のどこかに位置されるか、もしくはどこかに一部位置される、または他のネットワーク要素と一体化される/他のネットワーク要素の一部である。いくつかの実施形態では、CDR記憶、集約、調停、供給機能118は、(図示されるように、DNS/DHCPサーバ126と通信する)AAAサーバ121および/またはモバイルワイヤレスセンタ/ホームロケーションレジスタ(HLR)132内に位置されるか、または一部位置される。いくつかの実施形態では、サービス使用機能118は、図1では総称して基地局125と呼ぶ基地局、基地局制御装置、および/または基地局アグリゲータ内に位置され、または一部位置される。いくつかの実施形態では、CDR記憶、集約、調停、供給機能118は、中央プロバイダアクセスネットワーク109内のネットワーキングコンポーネント、コアネットワーク110内のネットワーキングコンポーネント、中央料金請求システム123、中央料金請求インターフェース127、および/または別のネットワークコンポーネントまたは機能に位置される、または一部位置される。ネットワークベースおよびデバイスベースのサービス使用量情報収集、集約、調停、および報告機能(例えば、CDR記憶、集約、調停、供給機能118)の取り得る位置に関するこの論述は、本明細書で述べるように、また本明細書で述べる他の図面および実施形態に示すように、当業者が容易に一般化することができる。また、図1に示されるように、サービス制御装置122は、中央料金請求システム123と通信する中央料金請求インターフェース127(例えば、時として、外部料金請求管理インターフェースまたは料金請求通信インターフェースと呼ばれる)と通信する。図1に示されるように、いくつかの実施形態によれば、注文管理180および加入者管理182も、デバイス100に関するサービスの注文および加入者管理を容易にするために中央プロバイダコアネットワーク110と通信する。
いくつかの実施形態では、サービス処理装置(例えばサービス処理装置115)の定期的なダウンロード/更新を可能にするサービス処理装置ダウンロード170が提供される。いくつかの実施形態では、検証技法は、サービス処理装置の難読化バージョンを定期更新、交換、および/または更新する、あるいは、デバイス100で実行または実装される任意のサービス処理装置機能(例えばQoS機能および/またはネットワーク容量制御サービス機能)のセキュリティ侵害または改竄の可能性の表示に応答してこれらの技法の任意のものを行うことを含む。
いくつかの実施形態では、CDR記憶、集約、調停、供給機能118(および/または他のネットワーク要素またはネットワーク要素の組合せ)は、デバイス/ネットワークレベルサービス使用量情報収集、集約、調停、および報告機能を提供する。いくつかの実施形態では、CDR記憶、集約、調停、供給機能118(および/または他のネットワーク要素またはネットワーク要素の組合せ)は、ワイヤレスネットワーク上の1つまたは複数のデバイス(例えばデバイス100)に関するデバイス生成/支援されたサービス使用量情報(例えばマイクロCDR)を収集し、ワイヤレスネットワークによって使用することができる構文および通信プロトコルで、デバイス生成されたサービス使用量情報を提供して、ワイヤレスネットワーク上の1つまたは複数のデバイスに関するネットワーク生成された使用量情報を強化または交換する。いくつかの実施形態では、構文は、課金データ記録(CDR)であり、通信プロトコルは、3GPP、3GPP2、または他の通信プロトコルの1つまたは複数から選択される。いくつかの実施形態では、本明細書で述べるように、CDR記憶、集約、調停、供給機能118は、ワイヤレスネットワーク上の1つまたは複数のデバイス(例えばデバイス100)に関するマイクロCDRを収集/受信する。いくつかの実施形態では、CDR記憶、集約、調停、供給機能118(例えば。または他のネットワーク要素、および/またはネットワーク要素の様々な組合せ)は、サービス使用量データストア(例えば料金請求アグリゲータ)と、収集されたデバイス生成サービス使用量情報を集約するための規則エンジンとを含む。いくつかの実施形態では、ネットワークデバイスは、CDRフィードアグリゲータであり、CDR記憶、集約、調停、供給機能118(および/または他のネットワーク要素、またはネットワーク要素の組合せ)は、また、ワイヤレスネットワーク上の1つまたは複数のデバイスに関する(ネットワークベースの)CDRおよび/またはマイクロCDRを集約し、規則エンジン(例えばアカウント別請求、商取引料金請求、収益共有モデル、および/またはサービス使用量情報収集、集約、調停、および報告のための任意の他の料金請求または他の規則)を使用して、集約されたCDRおよび/またはマイクロCDRに1組の規則を適用し、ワイヤレスネットワーク上の1つまたは複数のデバイスに関する新規の1組のCDRを料金請求インターフェースまたは料金請求システムに通信する(例えばCDRに、アカウント/サービス別の料金請求差引勘定を提供する)。いくつかの実施形態では、収益共有プラットフォームは、本明細書で述べる様々な技法を使用して提供される。いくつかの実施形態では、QoS使用量決算/課金、および/またはネットワーク容量制御サービス使用量決算/課金は、本明細書で述べる様々な技法を使用して提供される。
いくつかの実施形態では、CDR記憶、集約、調停、供給機能118(および/または他のネットワーク要素、またはネットワーク要素の組合せ)は、料金請求インターフェース(例えば中央料金請求インターフェース127)または料金請求システム(例えば中央料金請求システム123)に、ワイヤレスネットワーク上の1つまたは複数のデバイスに関する新規の1組のCDR(例えば、集約および調停されたCDRおよび/またはマイクロCDR。これらは次いで、所与のワイヤレスネットワークに関する標準のCDRに翻訳される)を通信する。いくつかの実施形態では、CDR記憶、集約、調停、供給機能118(および/または他のネットワーク要素、またはネットワーク要素の組合せ)は、サービス制御装置(例えばサービス制御装置122)と通信して、ワイヤレスネットワーク上の1つまたは複数のデバイスに関するデバイス生成サービス使用量情報(例えばマイクロCDR)を収集する。いくつかの実施形態では、CDR記憶、集約、調停、供給機能118(および/または他のネットワーク要素、またはネットワーク要素の組合せ)は、サービス制御装置と通信し、ここで、サービス制御装置は、料金請求インターフェースまたは料金請求システムと通信する。いくつかの実施形態では、CDR記憶、集約、調停、供給機能118(および/または他のネットワーク要素、またはネットワーク要素の組合せ)は、料金請求インターフェースまたは料金請求システムにデバイス生成サービス使用量情報を通信する。いくつかの実施形態では、CDR記憶、集約、調停、供給機能118(および/または他のネットワーク要素、またはネットワーク要素の組合せ)は、ワイヤレスネットワーク上の1つまたは複数のデバイスに関するネットワーク生成/ネットワークベースサービス使用量情報を収集するために、転送ゲートウェイおよび/または無線アクセスネットワーク(RAN)ゲートウェイと通信する。いくつかの実施形態では、サービス制御装置122は、デバイス支援サービス使用量情報(例えばマイクロCDR)をCDR記憶、集約、調停、供給機能118(例えば。または他のネットワーク要素、および/またはネットワーク要素の様々な組合せ)に通信する。
いくつかの実施形態では、CDR記憶、集約、調停、供給機能118(例えば。または他のネットワーク要素、および/またはネットワーク要素の様々な組合せ)は、アカウント別請求集約および調停機能を実施するための規則を実施する。いくつかの実施形態では、CDR記憶、集約、調停、供給機能118(および/または他のネットワーク要素、またはネットワーク要素の組合せ)は、本明細書で述べるサービス料金請求機能を行うための規則、および/または本明細書で述べるサービス/商取引収益共有機能を行うための規則を実施する。いくつかの実施形態では、CDR記憶、集約、調停、供給機能118(および/または他のネットワーク要素、またはネットワーク要素の組合せ)と通信するサービス制御装置122が、デバイス支援サービス使用量情報(例えばマイクロCDR)を集約および調停するための規則エンジンを実施する。いくつかの実施形態では、CDR記憶、集約、調停、供給機能118(例えば。または他のネットワーク要素、および/またはネットワーク要素の様々な組合せ)と通信する規則エンジンデバイスが、デバイス支援サービス使用量情報(例えばQoSサービス使用量情報および/またはネットワーク容量制御サービス使用量情報)を集約および調停するための規則エンジンを実施する。
いくつかの実施形態では、規則エンジンは、CDR記憶、集約、調停、供給機能118に含まれる(例えば一体化される/その一部である)。いくつかの実施形態では、本明細書で述べる規則エンジンと関連の機能が、別個の機能/デバイスである。いくつかの実施形態では、サービス制御装置122が、本明細書で述べるこれらの規則エンジンベースの機能のいくつかまたはすべてを実施し、中央料金請求インターフェース127と通信する。いくつかの実施形態では、サービス制御装置122は、本明細書で述べるこれらの規則エンジンベースの機能のいくつかまたはすべてを実施し、中央料金請求システム123と通信する。
いくつかの実施形態では、課金決済プラットフォームサービスが提供される。例えば、マイクロCDRを集約および調停して、通信デバイス(例えば通信デバイスのユーザ)によって使用される1つまたは複数のサービスに関するサービス使用量を関連付けることができる。規則エンジンまたは別の機能が、特定のサービスに関するサービス使用量に関する収益共有割振りを決定することができ、収益共有割振り/モデルに関するそのようなサービス使用量に対する課金決済を決定し、1つまたは複数のキャリア、配給当事者、MVNO、卸売り当事者、および/または他の当事者またはエンティティに、決算および課金決済情報を配給する。いくつかの実施形態では、サービスは商取引サービスである。
いくつかの実施形態では、複製CDRが、ネットワーク機器から、サービス料金請求を生成するために使用される料金請求システム123に送信される。いくつかの実施形態では、複製CDRが、サービス制御装置および/またはサービス処理装置によって制御されるデバイス(例えば管理されたデバイス)に関するCDR/記録のみを送信するようにフィルタされる。例えば、この手法は、中央料金請求システム123によって要求される報告と同レベルの報告、それよりも低いレベルの報告、および/またはそれよりも高いレベルの報告を提供することができる。
いくつかの実施形態では、アカウント別請求の料金請求差引勘定が提供される。例えば、アカウント別請求の料金請求差引勘定情報は、中央料金請求インターフェース127および/または中央料金請求システム123に、管理されるデバイスに関する新規の1組のCDRを提供するために、デバイス支援サービス使用量データフィードを集約するCDRアグリゲータフィードを提供することによって、中央料金請求システム123に通知することができる。いくつかの実施形態では、商取引料金請求が、同様の技法を使用して提供される。例えば、商取引料金請求ログ情報を、中央料金請求インターフェース127および/または中央料金請求システム123に提供することができる。
いくつかの実施形態では、(本明細書で述べるように、サービス使用機能118または別のネットワーク要素によって実施される)規則エンジンが、アカウント別請求の料金請求差引勘定を提供する。例えば、デバイス支援サービス使用量情報(例えばマイクロCDR)は、トランザクションタイプフィールドまたはトランザクションコード(例えば関連のサービス使用量情報に関するサービスのタイプを示す)を含む。例えば、規則エンジンは、アカウント別請求の料金請求差引勘定を決定するためにデバイス生成サービス使用量情報に関連付けられる識別されたサービスに基づいて、1つの規則または1組の規則を適用することができる(例えば、新規のCDRを生成して、決定されたアカウント別請求の料金請求差引勘定を提供することができる)。いくつかの例では、決定されたアカウント別請求の料金請求差引勘定は、ユーザのサービス使用アカウントに対するクレジットとして提供することができる(例えば、ネットワークチャタリングサービス使用、または商取引サービス使用、または規則エンジンによって実施される1つまたは複数の規則に基づく任意の他の目的などに関して、ユーザのサービス使用アカウントに対して負の差引勘定で、新規のCDRを生成することができる)。
別の例として、商取引サービスに関して、第1の新規のCDRを、その商取引サービス関連の使用量に関して、ユーザのサービス使用アカウントに対して負の差引勘定で生成することができ、第2の新規のCDRを、商取引サービスプロバイダ(例えば、Amazon、eBay、または別の商取引サービスプロバイダ)に対して、同じサービス使用量に課金するために正のサービス使用量値で生成することができる。いくつかの実施形態では、サービス制御装置122は、これら2つの新規のCDRを生成し、サービス使用機能118が、これら2つの新規のCDRを記憶し、集約し、中央料金請求インターフェース127に通信する。いくつかの実施形態では、サービス制御装置122は、これら2つの新規のCDRを生成し、サービス使用機能118は、これら2つの新規のCDRを記憶し、集約し、中央料金請求インターフェース127に通信し、ここで、中央料金請求インターフェース127が規則を適用する(例えば、アカウント別請求の料金請求差引勘定を決定するための規則エンジンを実施する)。
いくつかの実施形態では、サービス制御装置122が、デバイス生成CDRを規則エンジン(例えば、CDR記憶、集約、調停、供給機能118などのサービス使用量データストアおよび規則エンジン)に送信し、規則エンジンが、1つまたは複数の規則、例えば本明細書で述べたもの、および/または当業者に明らかな任意の他の料金請求/サービス使用関連規則を適用する。いくつかの実施形態では、サービス制御装置122は、他のネットワーク要素と同様のCDRを生成し、規則(例えばアカウント別請求)が、中央料金請求インターフェース127で実施される。例えば、サービス制御装置122が他のネットワーク要素と同様のCDRを生成するために、いくつかの実施形態では、サービス制御装置122は、ワイヤレスネットワーク上に(例えばネットワークプロビジョニングシステム160によって)プロビジョニングされ、ネットワーク上の他のCDR発生器と実質的に同様に挙動する。
いくつかの実施形態では、サービス制御装置122は、ネットワーク内の他の必要な要素(例えば、CDR記憶、集約、調停、供給機能118)によって、CDRのための有効であり、認証された、安全な提供元とみなされる新規のタイプのネットワーキング機能としてプロビジョニングされる。いくつかの実施形態では、所要のネットワーク装置が、特定のタイプのネットワーキング機器(例えばRANゲートウェイまたは転送ゲートウェイ)のみからのCDRを認識する場合、サービス制御装置122は、CDRを提供するための承認されたタイプの機器の1つであることを示す認証信用証明を他のネットワーキング機器に提供する。いくつかの実施形態では、サービス制御装置122と必要なCDR集約および調停機器との間のリンクが、安全化、認証、暗号化、および/または署名化される。
いくつかの実施形態では、CDR記憶、集約、調停、供給機能118は、1つまたは複数のネットワーク要素から受信されるネットワークベースサービス使用量情報(例えばネットワークベースCDR)を廃棄する。これらの実施形態では、サービス制御装置122は、CDR記憶、集約、調停、供給機能118にデバイス支援サービス使用量情報(例えばデバイスベースCDRまたはマイクロCDR)を提供し(例えば、CDR記憶、集約、調停、供給機能118は、ネットワークベースCDRおよびデバイス支援CDRを調停することを必要とされないので、記憶、集約、および通信機能のみを提供することができる)、デバイスベースサービス使用量情報が、中央料金請求インターフェース127または中央料金請求システム123に提供される。
いくつかの実施形態では、デバイスベースのCDR(例えばマイクロCDR)、および/または本明細書で述べる規則エンジンの実行に基づいて生成される新規のCDRは、管理されるデバイスに関してのみ提供され、および/またはデバイスグループ、サービスプラン、または任意の他の基準、類別、および/またはグループ分けに基づき、例えばアンビエントサービスもしくはアンビエントサービスプロバイダ、または商取引サービスもしくは商取引サービスプロバイダに基づく。
いくつかの実施形態では、DASに関するQoSは、ワイヤレスアクセス/無線アクセスベアラ(例えばRAB)に関する調整を容易に実現する、および/またはそれをプロビジョニングするサービス処理装置(例えば任意のデバイス支援要素/機能)を含む。いくつかの実施形態では、サービス処理装置は、(例えば、QoSサービスレベル、ユーザ適格性、(例えば他のデバイスおよび/またはネットワークによって報告される)利用可能なローカルネットワーク容量に従って)QoSに関するリクエストが認証されているかどうか判断する。いくつかの実施形態では、デバイスQoS容量需要レポートは、ネットワーク容量需要レポートを提供および/または強化する。
いくつかの実施形態では、DASに関するQoSは、デバイス(例えば、モバイルワイヤレス通信デバイスおよび/または中間ネットワーキングデバイスなどの通信デバイス)上、ネットワーク上、および/またはデバイスとネットワーク上でのワイヤレスアクセス/無線アクセスベアラ(例えばRAB)に関する調整を容易に実現する、および/またはそれをプロビジョニングするサービス制御装置(例えば、任意のネットワークデバイスベースのサービス制御要素/機能)を含む。いくつかの実施形態では、サービス制御装置は、デバイスQoS容量需要レポートを他のネットワーク機器/要素/機能に提供し、次いで、また様々な基準および決定に基づいてRABチャネルをプロビジョニングする。
いくつかの実施形態では、DASに関するQoSは、ネットワークベースの監視、情報、および/または機能(例えばディープパケット検査(DPI))を用いずにQoSを容易に実現するため、および/またはネットワークベースの監視、情報、および/または機能を支援するために、デバイス支援監視、情報、および/または機能を提供し、および/またはネットワークベースの監視、情報、および/または機能によっては利用可能でないことがある監視、情報、および/または機能を提供する(例えば、デバイス上の暗号化された活動は、DPIまたは他のネットワークベース技法によってはアクセス可能でないことがある)。例えば、DASに関するQoSは、QoSセットアップを支援することができ、QoSセットアップを容易にし、ネットワークベースのみの技法を使用しては通常は利用可能でないことがある情報を提供する。例えば、デバイス支援活動および/またはサービス監視技法は、例えばQoS活動マップ(例えば本明細書で述べるもの、または他の同様の技法)を使用して、監視される活動および/またはサービスに関するQoSの分類を支援することができる。例えば、そのようなデバイス支援技法の使用は、DPIまたは他のネットワークベースの技法を省略および/または最小限にする。ネットワークベースの技法は、上述したように、プライバシーの問題/課題、ネットワーク中立性の問題/課題、および/またはその他を生じることがあり、同様または等価の粒度のサービス/活動監視を提供することができないことがあり、および/またはそのような処理をネットワーク(例えばネットワーク要素/デバイス/機能)から通信デバイスに(例えば、少なくとも、当業者に明らかなように、それらの処理および/またはメモリ容量に基づいて、そのような機能を実施することができる通信デバイスに関して)オフロードする。いくつかの実施形態では、DASに関するQoSは、(例えば本明細書で述べる様々な技法を使用して)QoSリクエストに関する初期認証/認可を提供するためのサービスプロバイダを含み、サービス制御装置は、(例えば、本明細書で述べるように、様々なQoS認証/認可/承認基準(例えばQoS活動マップおよび/またはQoSリクエスト規則)、および/またはネットワーク容量に基づいて)QoSリクエストを認証すべきかどうか判断する。いくつかの実施形態では、DASに関するQoSは、QoSクラスを含むQoSリクエストをサービス制御装置に提供するためのサービスプロバイダを含み、サービス制御装置は、本明細書で述べるように、QoSリクエストを認証すべきかどうか判断する。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するためのDASは、ネットワークベースの監視、情報、および/または機能(例えばディープパケット検査(DPI))を用いずにネットワーク容量の保護を容易に実現するため、および/またはネットワークベースの監視、情報、および/または機能を支援するために、デバイス支援監視、情報、および/または機能を提供し、および/またはネットワークベースの監視、情報、および/または機能によっては利用可能でないことがある監視、情報、および/または機能を提供する(例えば、デバイス上の暗号化された活動は、DPIまたは他のネットワークベース技法によってはアクセス可能でないことがある)。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するためのDASは、DPIのみに依拠せずに、および/またはDPIワイヤレスネットワークの使用または重要な使用をなんら伴わずに、ネットワーク容量の保護を容易に実現するためのデバイス支援監視、情報、および/または機能を提供し、これは、DPIゲートウェイでのコアネットワーク内の深い位置ではなくデバイスでデバイスネットワークアクセス挙動を制御することによって、ネットワークリソースおよびネットワーク容量を節約する(例えば、DPIベース技法は、チャタリングの多いデバイス挙動がDPIゲートウェイで阻止されている場合でさえオーバーザエアワイヤレスネットワークを消費し、対照的に、デバイスサービス使用量を制御するためにDPIベース技法を使用しないネットワーク容量技法を保護するためのDASは、例えばオーバーザエアワイヤレスネットワーク容量を消費しないデバイスベース使用通知およびサービス選択UIを提供することができる)。
いくつかの実施形態では、DASに関するQoS、および/またはネットワーク容量を保護するためのDASは、ネットワーク容量についての基地局(BTS)に関するレポート(例えば、セクタ、チャネル、ビジー状態情報、またはネットワーク容量使用量/利用可能性、および/またはネットワーク容量の予想される需要)を、例えば以下のものの1つまたは複数に基づいて提供または容易に実現することを含む。通信デバイス上での監視されるアプリケーション使用量、通信デバイス上での監視されるユーザ活動、通信の位置、他の利用可能なネットワーク、および/または他の監視または決定される活動、サービス使用量尺度、および/または基準。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用量を必要とする(例えば、サービス使用活動マップなどに基づいて、より大きいワイヤレスネットワーク帯域幅を必要とすることがある)と判断されたアプリケーションの実行時または実行後、DASに関するQoSは、通信デバイスに関して容量需要が今後生じる(例えば、場合によっては、QoS無線アクセスベアラ(RAB)または他のタイプのRABのプロビジョニングを開始する)という情報をネットワーク(例えば、ネットワーク制御装置または他のネットワークデバイス要素/機能)に送信する。
いくつかの実施形態では、ネットワーク容量(例えばビジー状態情報)が、ワイヤレスネットワークと通信する1つまたは複数の通信デバイスから収集され(例えば、各それぞれの通信デバイスの観点から測定されたネットワーク容量/使用量情報が、各それぞれの通信デバイス上のサービス処理装置によって決定されて記憶され)、サービス制御装置に報告され、サービス制御装置(例えば。または別のネットワーク要素/機能)が、この情報を使用して、どのリソースが、様々なレベルのQoSへの割振り、および/または複数の基地局および/またはネットワーク(例えば有線ネットワーク、セルラ、Wi−Fi、および/または他のワイヤレスネットワーク)にわたるワークロードバランスに利用可能であるかを決定する(例えば、様々なQoSリクエストに応答する/容易に実現する)。
いくつかの実施形態では、通信デバイスで実行されるサービス処理装置が、QoSリクエスト(例えば、ワイヤレスネットワークベアラチャネル予約リクエストまたは無線アクセスベアラ(RAB)リクエスト)をサービス制御装置に送信する。サービス制御装置は、本明細書で述べる様々な検証技法を使用してリクエストを検証する。いくつかの実施形態では、サービス制御装置は、新規のQoSセッションを容易に実現するために、リクエストされたQoS予約を提供するために、通信デバイスと通信する1つまたは複数の基地局(BTS)との様々なデバイスQoSリクエストの調整を容易に実現する。いくつかの実施形態では、サービス制御装置は、例えば、様々なQoS経路指定命令をデバイスサービス処理装置に提供する(例えば、予約/RABの集約、優先順位設定、キュー登録、認証、割振りを行う、QoSリクエストを拒否する、(例えば他のBTSおよび/または他のネットワークに)経路指定し直す、および/または他の方法で管理する)ことによって、QoS経路指定機能を提供し、ここで、BTSは、QoSアウェアであってもそうでなくてもよい。例えば、QoS優先順位は、活動(例えば、サービス使用量および/またはアプリケーション)、サービスレベル、ユーザ適格性、ネットワーク容量、時間帯に基づくことがあり、および/またはQoS優先順位は、トランザクションベース、セッションベース、前払いベース、またはプランベースで購入することができる。別の例として、QoS優先順位はまた、デバイスタイプ、グループ内のユーザ、グループ、アプリケーションタイプ、コンテンツタイプ、または任意の他の基準もしくは尺度、および/またはそれらの任意の組合せによって変わることもある。いくつかの実施形態では、サービス制御装置はまた、エンドツーエンドQoSソリューションを提供するために、QoS実装および管理のための他のネットワーク要素/機能との様々なデバイスQoSリクエストの調整を容易に実現する。
いくつかの実施形態では、QoSは、2つのモバイルデバイスに関して対称でも非対称でもよい。いくつかの実施形態では、QoSリソース利用可能性は、通信デバイス、BTS、他のネットワーク機能(例えば、サービス制御、サービス制御装置、および/または任意の他のネットワーク要素/機能)、またはそれらの任意の組合せからのものでよい。いくつかの実施形態では、サービス制御装置は、別のネットワーク要素/機能にQoS要求情報を提供する。いくつかの実施形態では、サービス制御装置は、中央アグリゲータおよびポリシー決定点(PDP)を提供する。いくつかの実施形態では、サービス制御装置は、通信デバイス、BTS、および/またはそれら両方の組合せに関するQoS関連機能を(例えば少なくとも一部)制御する。
いくつかの実施形態では、QoSサービス使用量/トランザクション、および/またはネットワーク容量制御サービス使用量/トランザクションに関する課金(例えば、関連する課金または料金請求の監視および/または決定)が、本明細書で述べる様々な技法を使用して決定される。例えば、サービス処理装置は、QoSおよび/またはネットワーク容量制御活動に関する課金を支援することができる。いくつかの実施形態では、サービス処理装置は、様々な実施形態に関して本明細書で述べるように、デバイス支援課金データ記録(CDR)またはマイクロCDRを使用して、QoSおよび/またはネットワーク容量制御活動に関する課金を(例えばQoSクラス関連トランザクションコード、および/またはネットワーク容量制御関連トランザクションコードを使用して)支援する。いくつかの実施形態では、QoSおよび/またはネットワーク容量制御サービスに関する課金は、全体または一部を、1つまたは複数のネットワーク要素/機能(例えば、サービス制御装置、SGSN/GGSN/他のゲートウェイ、および/または料金請求インターフェース/サーバ)によって行われる。
いくつかの実施形態では、サービス使用量情報は、ネットワークベースのサービス使用量情報を含む。いくつかの実施形態では、ネットワークベースのサービス使用量情報は、ネットワークベースのCDRを含む。いくつかの実施形態では、サービス使用量情報は、デバイスベースのサービス使用量情報を含む。いくつかの実施形態では、デバイスベースのサービス使用量情報は、本明細書で述べるデバイス支援CDR(本明細書ではマイクロCDRとも呼ぶ)を含む。いくつかの実施形態では、マイクロCDRは、CDR調停または再調停に使用され、これは、望まれる任意のデバイス活動に関するサービス使用量決算を提供する(例えば、アプリケーション層サービス使用量監視、商取引サービス使用量監視、QoS活動/セッション/トランザクション、ネットワーク容量制御活動/セッション/トランザクション、および/または他のタイプのサービス使用量情報などに基づいて、高粒度サービス使用量情報を提供する)。いくつかの実施形態では、各デバイスは、サービス処理装置(例えば、ワイヤレスネットワークと通信することができるモバイルデバイスや中間ネットワーキングデバイスなどの通信デバイスの処理装置で実行されるサービス処理装置)を含む。
いくつかの実施形態では、料金請求イベント(例えばQoS関連の料金請求イベントに)に関連付けられることが望まれる各デバイス活動がマイクロCDRトランザクションコードを割り当てられ、サービス処理装置は、そのトランザクションコードに関係付けられるその活動に関して決算するようにプログラムされる(例えば、様々なトランザクションコードを、それぞれ、特定のサービスまたはアプリケーションに関連付けられるサービス使用量に関連付けることができ、および/またはQoSクラスもしくは優先順位に基づかせることができる。これは、これらの様々なインターネット/ネットワークベースのサービス/サイト/商取引、および/またはトランザクションベースのサービスを含むことができる任意の他のインターネット/ネットワークベースのサービス/サイトに関する高粒度サービス使用を提供するために使用することができる)。例えば、本明細書で述べるようにこれらの技法を使用して、本質的に任意のタイプのデバイス活動(例えば、QoSクラスおよび優先順位設定、および/またはネットワーク容量制御クラスおよび優先順位設定を含む)を、個別にアカウントおよび/または制御(例えば抑制、制約、および/または望みに応じて他の形で制御)することができる。いくつかの実施形態では、サービス処理装置は、例えばサービス制御装置または何らかの他のネットワーク要素/機能にマイクロCDR使用量尺度を定期的に(例えば、各ハートビート中に、または任意の他の定期的、プッシュ型、および/またはプル型通信技法に基づいて)報告する。いくつかの実施形態では、サービス制御装置は、ハートビートマイクロCDR使用量情報を有効なCDRフォーマット(例えば、SGSNもしくはGGSN、またはCDRに関する何らかの他の認証されたネットワーク要素/機能によって使用して、処理することができるCDRフォーマット)にフォーマットし直し、次いで、フォーマットし直されたマイクロCDRを、CDR調停を行うためのネットワーク要素/機能に伝送する。
いくつかの実施形態では、CDR調停を使用して、適切なサービス使用アカウントに預金し、ユーザデバイスの全体のサービス使用アカウントから差し引くことによって、マイクロCDRサービス使用量情報に対して適切に決算する。例えば、この技法は、CDR調停および料金請求のための既存のソリューションを使用するフレキシブルなサービス使用量料金請求ソリューションを提供する。例えば、料金請求システムは、CDR調停からの調停されたCDRフィードを処理し、適切なアカウント料金請求コードを、デバイスによって生成された集約されたマイクロCDR情報に適用し、次いで、既存の料金請求システム、インフラストラクチャ、および技法への変更を必要としない様式で、(例えば、新規のデバイス支援料金請求機能にラベルを付けるための新規のトランザクションコードを使用して)料金請求イベントを生成することができる。
いくつかの実施形態では、(例えばQoSセッションプロビジョニング、QoSポリシー管理、QoSポリシー施行、および/またはQoS決算/課金、例えばQoS課金記録およびレポートを提供するため、または提供するのを支援するためにサービス処理装置を使用して)通信デバイス上で、または通信デバイスによって実施される様々なQoS技法が(例えば本明細書で述べる様々な検証技法を使用して)検証される。いくつかの実施形態では、(例えば、ネットワーク容量制御サービスポリシー管理、ネットワーク容量制御サービスポリシー施行、および/またはネットワーク容量制御サービス課金、例えばネットワーク容量制御サービス課金記録およびレポートを提供するため、または提供するのを支援するためにサービス処理装置を使用して)通信デバイス上で、または通信デバイスによって実施される様々なネットワーク容量制御サービス技法が(例えば本明細書で述べる様々な検証技法を使用して)検証される。
例えば、QoSリクエスト、QoS関連ポリシー規則(例えばQoS活動マップ、QoS関連サービスプラン、および/またはサービスポリシー設定)および実装、QoSポリシー施行、およびQoS課金が(例えば定期的に、トランザクションごとに、および/または何らかの他の基準/尺度に基づいて)検証される。いくつかの実施形態では、検証技法は、以下のことの1つまたは複数を含む。ネットワークベースのサービス使用量尺度を、通信デバイスに関連付けられる第1のサービスポリシーと比較する;デバイス支援サービス使用量尺度を第1のサービスポリシーと比較する;ネットワークベースのサービス使用量尺度を、デバイス支援サービス使用量尺度と比較する;試験を行って、試験に基づいてデバイス支援サービス使用量尺度を確認する;ユーザインターフェース(UI)通知を行う(例えば、これは、ユーザ認証、パスワード、質問/応答チャレンジ、および/または他の認証技法を含むことができる);および/またはここで当業者には明らかな他の同様の検証技法。したがって、いくつかの実施形態では、DASに関するQoSは、QoSリクエスト、QoS認可、QoS使用量、および/またはQoS課金など、様々なQoS関連技法の検証に関する「ループを閉じる」。いくつかの実施形態では、サービス処理装置およびサービス制御装置は、ネットワーク内の他のQoS要素/機能のための検証可能なQoS管理/調整システムとして働く。いくつかの実施形態では、そのような検証技法または他の検証技法が、QoSリクエスト、QoSレポート、および/またはQoSポリシー挙動(例えば、または同様に、ネットワーク容量制御サービス監視、報告、および/またはポリシー挙動)が、期待されるリクエスト、レポート、および/またはポリシーに合致しないと判断する、または判断を支援する場合、応答アクションを行うことができ、例えば、通信デバイス(例えば。および/または疑わしいサービス)をさらなる分析/調査のために一時停止する、検疫する、強制終了/終了する、および/またはフラグを立てることができ、デバイスが誤動作しているか、更新を必要とするか、改竄またはセキュリティ侵害されているか、マルウェアに感染しているか、および/または任意の他の問題が存在するかどうかを判断する。
いくつかの実施形態では、通信デバイス(例えば、サービス処理装置)は、QoSレベル/クラスに対するデバイス活動をRAB/QoSチャネルに関連付けるまたはマップするQoSフローテーブルを保守し、いくつかの実施形態では、通信デバイスはまた、(例えば、QoSフローテーブルに基づいて、またはそれを使用して)QoS管理ネットワーク機能/要素に、通信デバイスに関するQoSフローの相対優先順位を知らせる。いくつかの実施形態では、サービス制御装置は、通信デバイスから情報を受信または収集し、通信デバイスに関するそのようなQoSフローテーブルを保守し、いくつかの実施形態では、サービス制御装置はまた、(例えばQoSフローテーブルに基づいて、またはそれを使用して)QoS管理ネットワーク機能/要素に、通信デバイスに関するQoSフローの相対優先順位を知らせる。いくつかの実施形態では、明瞭な方法で、または単純に活動クラスまたはユーザ嗜好によって、または他の技法を使用して、通信デバイスから発生する活動にフローを割り当てることができる。
いくつかの実施形態では、通信デバイスは、QoS MAC使用可にされない、および/またはQoS制御をサポートする様々な機能を有さないレガシーネットワーク上でQoSを管理するために、データネットワーキングレベルにオーバーレイMACを実装するために、QoS料金請求レート、スケジュールされた伝送時間、および/または他のQoS関連情報のテーブルを保守する(例えば。さらに、そのような技法は、様々なネットワークにわたるQoS機能を提供するために使用することもできる)。いくつかの実施形態では、QoS関連ポリシーは、ローミングサービス制御装置とホームサービス制御装置の間で交換されて、非ホームネットワーク上でローミングする間にQoSサポートを容易に実現する。
いくつかの実施形態では、通信デバイスは、ネットワーク容量インジケータとして働く(例えば、ローカルセルに関するネットワーク容量情報を収集し、そのネットワーク容量情報をサービス制御装置に通信または報告する)。例えば、永久的なローカルセル通信デバイスをローカルセル領域内に配置して、そのようなネットワーク容量インジケータ/報告機能のためにレガシー機器を強化することができる。ネットワーク容量および/またはネットワーク利用可能性を決定するための様々な他の技法を本明細書で述べる。
いくつかの実施形態では、サービス当事者および/またはサービスプロバイダは、所与のユーザまたはユーザグループを、好ましい宛先に関するより良いQoS関連サービスレベル合意(SLA)/クラスにアップグレードするのを全体的または部分的に補助することができる。いくつかの実施形態では、通信デバイスの監視されるサービス使用量および/または他の監視される挙動に基づいて、そのような補助されたQoSアップグレード/提案を(例えば、望ましいまたは好ましいユーザ挙動あるいは他の理由に対する報奨/報酬として)通信デバイスのユーザに提示することができる。同様に、いくつかの実施形態では、これらの技法はまた、ネットワーク容量制御サービスに適用される。
いくつかの実施形態では、QoS課金は、QoSチャネル/予約、サービスフロー、またはRAB課金(例えばRAB当たり1回のフロー、RAB当たり複数回のフロー、フロー当たり複数のRAB)に基づく。いくつかの実施形態では、(例えば、QoSに関する、および/またはネットワーク容量制御サービスに関する)課金は、以下のものの1つまたは複数に基づく。ネットワークビジー状態、時間基準、ユーザサービスクラスリクエスト、トラフィックボリュームおよびクラス、時間およびクラス、ネットワーク容量(例えばネットワークビジー状態)およびクラス、時間帯およびクラス、位置、トラフィックタイプ、アプリケーションタイプ、アプリケーションクラス、宛先、宛先タイプ、当事者サービス、および/または他の基準/尺度。いくつかの実施形態では、QoS課金は、本明細書で述べる様々な検証技法を使用して検証される(例えば試験課金イベント)。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービス課金は、本明細書で述べる様々な検証技法(例えば試験課金イベント)を使用して検証される。いくつかの実施形態では、QoS課金は、(例えばメガバイト(MB)での)データ使用量、サービスフロー×時間×QoSクラス、速度×時間、ネットワークビジー状態、時間帯/曜日、サービスプラン、現行ネットワーク、および/または他の基準/尺度によるものである。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービス課金は、(例えばメガバイト(MB)での)データ使用量、サービスフロー×時間×ネットワーク容量制御サービスクラス、速度×時間、ネットワークビジー状態、時間帯/曜日、サービスプラン、現行ネットワーク、および/または他の基準/尺度によるものである。
いくつかの実施形態では、DASに関するQoSは、以下のものの1つまたは複数を有する調整機能を含む。DAS要素/機能、無線アクセスネットワーク(RAN)、転送ネットワーク、コアネットワーク、GRXネットワーク、IPXネットワーク、および/または他のネットワーク/要素/機能。
図2は、いくつかの実施形態による、デバイス支援サービス(DAS)に関するサービス品質(QoS)を提供するため、および/またはネットワーク容量を保護するためのDASを提供するための別のネットワークアーキテクチャの別の機能図を示す。いくつかの実施形態では、本明細書で述べるDASに関するQoSの技法は、図2に示されるネットワークアーキテクチャを使用して実装される。いくつかの実施形態では、本明細書で述べるネットワーク容量を保護するためのDASの技法は、図2に示されるネットワークアーキテクチャを使用して実装される。
図示されるように、図2は、サービス処理装置115を含む様々なデバイス100を含む。例えば、デバイス100は、電話、PDA、計算デバイス、ラップトップ、ネットブック、タブレット、カメラ、音楽/メディアプレーヤ、GPSデバイス、ネットワーク化された機器、および任意の他のネットワーク化デバイスなど様々なタイプのモバイルデバイスを含むことができ、および/またはデバイス100は、本明細書で述べるように、様々なタイプの中間ネットワーキングデバイスを含むことができる。デバイス100は、サービス制御210および中央プロバイダアクセスおよびコアネットワーク220と通信する。また、サービスポリシーおよび決算機能230が、中央プロバイダアクセスおよびコアネットワーク220と通信して提供される。例えば、デバイス100は、様々なインターネットサイト/サービス240(例えばGoogleサイト/サービス、Yahooサイト/サービス、Blackberryサービス、Apple iTunesおよびAppStore、Amazon.com、FaceBook、および/または任意の他のインターネットサービス、もしくはネットワークによって容易に実現される他のサービス)へのアクセスのために、中央プロバイダアクセスおよびコアネットワーク220を介してインターネット120に通信することができる。
いくつかの実施形態では、図2は、本明細書で述べるように、ネットワーク容量技法を保護するための様々なDASをサポートするワイヤレスネットワークアーキテクチャを提供する。本明細書で述べるように、ネットワーク容量を保護するためのDASの様々な技法を提供するために様々な他のネットワークアーキテクチャを使用することができ、図2は、本明細書で述べるネットワーク容量を保護するためのDASの技法を提供することができる別のそのような例示的なネットワークアーキテクチャを例示するにすぎないことを当業者は理解されよう。
図3は、いくつかの実施形態による、デバイス支援サービス(DAS)に関するサービス品質(QoS)を提供するため、および/またはネットワーク容量を保護するためのDASを提供するための、デバイスベースのサービス処理装置115およびサービス制御装置122を含むアーキテクチャ300の別の機能図を示す。いくつかの実施形態では、本明細書で述べるDASに関するQoSの技法は、図3に示される機能/要素を使用して実装される。いくつかの実施形態では、本明細書で述べるネットワーク容量を保護するためのDASの技法は、図3に示される機能/要素を使用して実装される。
例えば、アーキテクチャ300は、比較的フル機能のデバイスベースのサービス処理装置実装およびサービス制御装置実装を提供する。図示されるように、これは、サービス制御装置122がインターネット120に接続され、アクセスネットワーク1610には直接接続されないネットワーキング構成に対応する。図示されるように、データプレーン(例えばサービストラフィックプレーン)通信経路が、実線の接続で示され、制御プレーン(例えばサービス制御プレーン)通信経路が、破線の接続で示される。当業者に明らかなように、あるデバイスエージェントと別のデバイスエージェントの機能の分割は、例えば、設計選択、ネットワーキング環境、デバイスおよび/またはサービス/アプリケーションに基づき、様々な異なる組合せを様々な異なる実装形態で使用することができる。例えば、機能ラインは、製品設計者が適当と思う任意の様式で引き直すことができる。図示されるように、これは、例示的な実装形態としてデバイスエージェントのための特定の分割および機能分離を含むが、場合によってはより複雑な他の実施形態は、例えば開発仕様および試験の複雑さおよびワークフローを管理するために、デバイスエージェント機能仕様に関する異なる分割および機能分離を含むことができる。さらに、データ経路を操作する、データ経路と相互作用する、またはデータ経路を監視するエージェントの配置は、様々な実施形態で移動させる、または並べ直すことができる。例えば、図3に示される機能要素を、例えば、図4、図12、および図13、ならびに図5〜図11(例えば、DASに関するQoSに関連する実施形態)、ならびに図14〜図23(例えば、ネットワーク容量を保護するためのDASに関連する実施形態)に関して以下に述べる。
図3に示されるように、サービス処理装置115は、サービス制御デバイスリンク1691を含む。例えば、ネットワークにわたる監督を含むデバイスベースのサービス制御技法がより洗練されるにつれて、デバイスエージェントと、サービスポリシーと通信してサービスポリシーを制御、監視、または検証するネットワーク要素との間の効率的でフレキシブルな制御プレーン通信リンクを有することがますます重要になる。いくつかの実施形態では、サービス制御デバイスリンク1691は、ネットワーク要素機能への/からのサービスエージェントの送信および受信のためのシステムのデバイス側を提供する。いくつかの実施形態では、このリンクのトラフィック効率は、伝送時に複数のエージェントメッセージをバッファしてフレーム化することによって高められる。いくつかの実施形態では、トラフィック効率は、伝送周波数を制御する、またはサービス使用量またはトラフィック使用量のレートに伝送周波数をリンクさせることによってさらに改良される。いくつかの実施形態では、1つまたは複数のレベルのセキュリティまたは暗号を使用して、リンクを、検出、盗聴、またはセキュリティ侵害に対してロバストなものにする。いくつかの実施形態では、サービス制御デバイスリンク1691はまた、エージェントハートビート機能用の通信リンクおよびハートビートタイミングも提供する。以下に論じるように、本明細書で開示するサービス制御デバイスリンク1691に関する様々な実施形態は、他のネットワーク要素とサービスポリシー実装、制御、監視、および検証情報を送受信するための効率的で安全なソリューションを提供する。
図3に示されるように、サービス制御装置122は、サービス制御サーバリンク1638を含む。いくつかの実施形態では、ネットワークにわたる(例えば制御プレーン上での)監督を含むデバイスベースのサービス制御技法がより洗練され、それに関し、(例えばサービス処理装置115の)デバイスエージェントと、(例えばサービス制御装置122の)ネットワーク要素との間での効率的でフレキシブルな制御プレーン通信リンクを有し、サービスポリシーを通信、制御、監視、または検証することがますます重要になる。例えば、サービス制御装置122のサービス制御サーバリンク1638と、サービス処理装置115のサービス制御デバイスリンク1691との間の通信リンクは、効率的でフレキシブルな制御プレーン通信リンク、すなわち図3に示されるようなサービス制御リンク1653を提供し、いくつかの実施形態では、この制御プレーン通信リンクが、サービス処理装置115とサービス制御装置122の間の安全な双方向通信を提供するための安全な(例えば暗号化された)通信リンクを提供する。いくつかの実施形態では、サービス制御サーバリンク1638は、ネットワーク要素機能への/からのサービスエージェントの送受信用のシステムのネットワーク側を提供する。いくつかの実施形態では、このリンクのトラフィック効率は、伝送時に複数のエージェントメッセージをバッファしてフレーム形成する(例えばそれによりネットワークチャタリングを減少させる)ことによって高められる。いくつかの実施形態では、トラフィック効率は、伝送周波数を制御し、および/またはサービス使用量またはトラフィック使用量のレートに伝送周波数をリンクさせることによってさらに改良される。いくつかの実施形態では、1つまたは複数のレベルのセキュリティおよび/または暗号を使用して、リンク上での通信の生じ得る検出、盗聴、またはセキュリティ侵害からリンクを保護する。いくつかの実施形態では、サービス制御サーバリンク1638はまた、エージェントハートビート機能用の通信リンクおよびハートビートタイミングも提供する。
いくつかの実施形態では、サービス制御サーバリンク1638は、サービス制御リンク1653を介して通信を送信する前に、そのような通信を安全化、署名化、暗号化、および/または他の方法で保護することを提供する。例えば、サービス制御サーバリンク1638は、転送層に、または伝送用のリンク層に直接送信することができる。別の例では、サービス制御サーバリンク1638は、さらに、TCP TLSまたは別の安全な転送層プロトコルなど、転送層暗号によって通信を安全化する。別の例として、サービス制御サーバリンク1638は、リンク層で、例えばIPSEC、様々な可能なVPNサービス、他の形態のIP層暗号および/または別のリンク層暗号技法を使用して暗号化することができる。
図3に示されるように、サービス制御装置122は、アクセス制御完全性サーバ1654(例えばサービスポリシーセキュリティサーバ)を含む。いくつかの実施形態では、アクセス制御完全性サーバ1654は、サービスポリシー、サービス使用量、エージェント構成、および/またはエージェント挙動に関するデバイス情報を収集する。例えば、アクセス制御完全性サーバ1654は、この情報をクロスチェックして、サーバポリシー実装および制御システムにおける完全性違反を識別することができる。別の例では、アクセス制御完全性サーバ1654は、サービスポリシー侵害(例えばQoSポリシー侵害、および/またはネットワーク容量制御サービスポリシー侵害)またはシステム完全性違反が疑われるときに、アクションを開始することができる。
いくつかの実施形態では、アクセス制御完全性サーバ1654(および/またはサービス制御装置122の何らかの他のエージェント)が、アクセス制御完全性エージェント1694(例えばサービスポリシーセキュリティエージェント)レポートおよびエラー条件に作用する。アクセス制御完全性エージェント1654のチェックの多くは、サーバによって達成することができる。例えば、アクセス制御完全性エージェント1654のチェックは、以下のものの1つまたは複数を含む。ポリシーに合致する使用量範囲に対するサービス使用量尺度(例えばネットワークからおよび/またはデバイスからの使用量尺度);エージェントの構成;エージェントの動作;および/または動的エージェントダウンロード。
いくつかの実施形態では、アクセス制御完全性サーバ1654(および/またはサービス制御装置122の何らかの他のエージェント)は、施行可能であるものと意図されたポリシー(例えばQoSポリシーおよび/またはネットワーク容量制御サービスポリシー)を前提として、(例えば、IPDRもしくはCDR、および/またはローカルサービス使用監視情報などを使用することによる、ネットワーク監視情報に基づく)様々なサービス使用尺度を、予想されるサービス使用挙動と比較することによって、デバイスサービスポリシー実装を検証する。例えば、デバイスサービスポリシー実装は、通された合計のQoSデータ、ある期間内に通されたQoSデータ、IPアドレス、IPアドレス当たりのデータ、および/または他の尺度、例えば位置、ダウンロード、アクセスされた電子メール、URLを測定し、施行可能であるものと意図されたポリシーを前提として、そのような尺度を予想されるサービス使用挙動と比較することを含むことができる。
いくつかの実施形態では、アクセス制御完全性サーバ1654(例えば。および/またはサービス制御装置122の何らかの他のエージェント)がデバイスサーバポリシーを検証し、QoSサービス尺度およびQoSサービスポリシーとの不一致を示すことがある検証エラー条件は、以下のものの1つまたは複数を含む。非認証のネットワークアクセス(例えば、アンビエントサービスポリシー制限を超えるアクセス);非認証のネットワーク速度(例えば、サービスポリシー制限を超える平均速度);ネットワークデータ量がQoSポリシー制限に合致しないこと(例えば、デバイスが、サービスポリシーの改定/改訂なしでは制限で止まらないこと);非認証ネットワークアドレス;非認証サービス使用量(例えばVOIP、電子メール、および/またはウェブブラウジング);非認証アプリケーション使用量(例えば電子メール、VOIP、電子メール、および/またはウェブ);プランには高すぎるサービス使用レート、およびそれを制御/抑制しないポリシー制御装置;および/またはサービス尺度およびサービスポリシーの任意の他の不一致。したがって、いくつかの実施形態では、アクセス制御完全性サーバ1654(および/またはサービス制御装置122の何らかの他のエージェント)が、ポリシー/サービス制御完全性サービスを提供して、デバイスのサービス制御がセキュリティ侵害されていない、および/またはポリシー(例えばQoSポリシーおよび/またはネットワーク容量制御サービスポリシー)から外れて挙動していないことを継続的に(例えば定期的に、および/またはトリガイベントに基づいて)検証する。
図3に示されるように、サービス制御装置122は、サービス履歴サーバ1650(例えば課金サーバ)を含む。いくつかの実施形態では、サービス履歴サーバ1650は、アクセスネットワークAAAサーバ1621およびサービスモニタエージェント1696からサービス使用量またはサービス活動レポートを収集して記録する。例えば、ネットワーク要素からのサービス使用履歴は、いくつかの実施形態では、デバイスからのサービス履歴よりも詳細ではないことがあるが、ネットワークからのサービス履歴は、デバイスサービスポリシー実装の検証のための貴重な情報源となることがある。なぜなら、例えば、デバイス上でのデバイスエラーまたはセキュリティ侵害イベントがネットワークベースの機器およびソフトウェアをセキュリティ侵害することは非常に難しいからである。例えば、デバイスからのサービス履歴レポートは、同様に上述したように、様々なサービストラッキング情報を含むことができる。いくつかの実施形態では、サービス履歴サーバ1650は、他のサーバおよび/または1つまたは複数のエージェントへのリクエストに関するサービス履歴を提供する。いくつかの実施形態では、サービス履歴サーバ1650は、デバイスサービス履歴機能1618(例えばCDRフィードおよびCDR調停機能)にサービス利用履歴を提供する。いくつかの実施形態では、(以下に述べる)活動状態トラッキングサービス機能を容易に実現するために、サービス履歴サーバ1650は、デバイスがどのネットワークに接続されているかについての履歴を保守する。例えば、このネットワーク活動の要約は、アクセスされたネットワーク、活動と接続当たりの時間、および/またはトラフィックと接続当たりの時間の要約を含むことができる。別の例として、この活動の要約は、さらに、請求共有再調停の目的でトラフィック活動に関連付けられるサービスプランのタイプを推定するように分析または報告することができる。
図3に示されるように、サービス制御装置122は、QoSポリシーおよび/またはネットワーク容量制御サービスポリシーなど、サービス使用ポリシーを管理するためのポリシー管理サーバ1652(例えばポリシー決定点(PDP)サーバ)を含む。いくつかの実施形態では、ポリシー管理サーバ1652は、サービス制御リンク1653を介してサービス処理装置115にポリシーを伝送する。いくつかの実施形態では、ポリシー管理サーバ1652は、デバイスサービスプロファイルに従って、デバイスでのポリシー設定(例えば、様々な実施形態に関して本明細書で述べる様々なポリシー設定)を管理する。いくつかの実施形態では、ポリシー管理サーバ1652は、ポリシー実装エージェント(例えば、ポリシー実装エージェント1690)に対する瞬時ポリシーを設定する。例えば、ポリシー管理サーバ1652は、ポリシー設定を発行し、サービス使用量を監視し、必要であれば、ポリシー設定を修正する。例えば、サービス使用コストをネットワークが管理することを好むユーザの場合、または任意の適応型ポリシー管理のニーズがある場合、ポリシー管理サーバ1652は、デバイスとの比較的高い頻度の通信を維持して、トラフィックおよび/またはサービス尺度を収集し、新規のポリシー設定を発行する。この例では、デバイスによって監視されるサービス尺度、および任意のユーザサービスポリシー嗜好変更が、定期的に、および/または様々なトリガ/イベント/リクエストに基づいて、ポリシー管理サーバ1652に報告される。この例では、ユーザプライバシー設定は、一般に、ネットワークを介して伝送されるそのような構成リクエスト/ポリシー設定中にユーザプライバシーの様々な側面が適切に保守されることを保証するために、ネットワーク、例えばポリシー管理サーバ1652との安全な通信(例えば安全なサービス制御リンク1653)を必要とする。例えば、情報をサービスポリシー管理に区分することができ、ユーザプライバシーを保守するために、CRMに関して使用される他のデータベースには通信することができない。
いくつかの実施形態では、ポリシー管理サーバ1652は、デバイス上での適応型ポリシー管理を提供する。例えば、ポリシー管理サーバ1652は、ポリシー設定および目標を発行し、ポリシー適応のいくつかまたはすべてに関してデバイスベースのポリシー管理(例えばサービス処理装置115)に依拠することができる。この手法は、デバイスとの対話をあまり必要としなくてよく、それにより、デバイスポリシー管理の目的で、サービス制御リンク1653上でのネットワークチャタリングを減少させる(例えば、ネットワークチャタリングは、上述した様々なサーバ/ネットワークベースポリシー管理手法に比べて減少される)。また、この手法は、ユーザプライバシー嗜好/設定に関するデバイスポリシーをユーザが構成できるようにすることによって、ロバストなユーザプライバシー実施形態を提供することもでき、それにより、例えば、機密情報(例えば地理的位置データ、ウェブサイト履歴、および/または他の機密情報)は、ユーザの承認なしではネットワークに通信されない。いくつかの実施形態では、ポリシー管理サーバ1652は、時間帯に基づいてサービスポリシーを調節する。いくつかの実施形態では、ポリシー管理サーバ1652は、ネットワーク利用可能性/容量の尺度を受信、リクエスト、および/または他の方法で取得し、利用可能なネットワーク利用可能性/容量(例えばネットワークビジー状態)に基づいて、トラフィックシェーピングポリシーおよび/または他のポリシー設定を調節する。
図3に示されるように、サービス制御装置122は、ネットワークトラフィック分析サーバ1656を含む。いくつかの実施形態では、ネットワークトラフィック分析サーバ1656は、デバイスおよび/またはデバイスのグループに関するサービス使用履歴を収集/受信して、サービス使用量を分析する。いくつかの実施形態では、ネットワークトラフィック分析サーバ1656は、ネットワークサービス品質および/またはサービス利潤性の改良を識別するために、様々なフォーマットでサービス使用量統計を提示する。いくつかの実施形態では、ネットワークトラフィック分析サーバ1656は、使用され得るサービスポリシーでの変化する設定の下で、ネットワークに関するサービス品質および/またはサービス使用量を推定する。いくつかの実施形態では、ネットワークトラフィック分析サーバ1656は、全体のネットワークサービス品質またはサービスコストに関する問題を引き起こしている1つまたは複数のデバイスによる実際の、またはあり得るサービス挙動を識別する。いくつかの実施形態では、ネットワークトラフィック分析サーバ1656は、可能なサービスポリシーでの可変設定の下で、ネットワークに関するネットワーク利用可能性/容量を推定する。いくつかの実施形態では、ネットワークトラフィック分析サーバ1656は、全体のネットワーク利用可能性/容量に影響を及ぼしている、および/または問題を引き起こしている1つまたは複数のデバイスによる実際の、またはあり得るサービス挙動を識別する。
図3に示されるように、サービス分析、試験、およびダウンロード122Bが、データ試験サーバ1658(例えばポリシー作成点およびベータ試験サーバ)を含む。いくつかの実施形態では、ベータ試験サーバ1658は、1つまたは複数のデバイスに、候補サービスプランポリシー設定を公開する。いくつかの実施形態では、ベータ試験サーバ1658は、1つまたは複数の候補サービスプランポリシー設定に関するネットワークサービス使用量またはユーザフィードバック情報の要約レポートを提供する。いくつかの実施形態では、ベータ試験サーバ1658は、例えばネットワーク容量を保護するために、様々な候補サービスプランポリシー設定に関するベータ試験結果を比較する、またはさらなるポリシー設定最適化のための最適な候補を選択するためのメカニズムを提供する。
図3に示されるように、サービス制御装置122は、サービスダウンロード制御サーバ1660(例えば、サービスソフトウェアダウンロード制御サーバ)を含む。いくつかの実施形態では、サービスダウンロード制御サーバ1660は、本明細書で述べるように、デバイス上のサービスソフトウェア要素(例えば、サービス処理装置115および/またはサービス処理装置115のエージェント/コンポーネント)をインストールおよび/または更新するためのダウンロード機能を提供する。
図3に示されるように、サービス制御装置122は、料金請求イベントサーバ1662(例えばマイクロCDRサーバ)を含む。いくつかの実施形態では、料金請求イベントサーバ1662は、料金請求イベントを収集し、サービス処理装置115にサービスプラン情報を提供し、サービス処理装置115にサービス使用量更新を提供し、デバイスと中央料金請求サーバ1619とのインターフェースとして働き、および/または特定の電子商取引料金請求トランザクションに関する信頼される第三者機能を提供する。
図3に示されるように、アクセスネットワークHLR AAAサーバ1621は、アクセスネットワーク1610とネットワーク通信する。いくつかの実施形態では、アクセスネットワークAAAサーバ1621は、中央プロバイダアクセスネットワークおよびサービスプロバイダネットワーク上へのデバイスを許可するために、所要のアクセスネットワークAAAサービス(例えば、デバイスアクセス層に関するアクセス制御および認証機能)を提供する。いくつかの実施形態では、デバイスが他のネットワーク、例えばインターネット、企業ネットワーク、および/またはマシンツーマシンネットワークへのアクセスを得るのに別のアクセス制御層が必要とされる。この追加のアクセス制御層は、例えば、デバイス上のサービス処理装置115によって実装することができる。いくつかの実施形態では、アクセスネットワークAAAサービス1621はまた、サービス制御装置122から受信される通信に基づいて、デバイスに関するサービスを一時停止する、およびデバイスに関するサービスを再開することができる機能を提供する。いくつかの実施形態では、アクセスネットワークAAAサーバ1621はまた、デバイス検疫条件が呼び出されるときに、検疫ネットワークへのデバイストラフィックの直接的な経路指定、またはネットワークアクセスの制約または制限を行うことができる機能を提供する。いくつかの実施形態では、アクセスネットワークAAAサーバ1621はまた、デバイスネットワークサービス使用量を記録および報告する(例えば、デバイスネットワークサービス使用量をデバイスサービス履歴機能1618に報告することができる)。
図3に示されるように、デバイスサービス履歴機能1618は、アクセスネットワーク1610とネットワーク通信する。いくつかの実施形態では、デバイスサービス履歴機能1618は、様々な実施形態で様々な目的のために使用されるサービス使用量データ記録を提供する。いくつかの実施形態では、デバイスサービス履歴機能1618が、サービスポリシー実装を検証するのを支援するために使用される。いくつかの実施形態では、デバイスサービス履歴機能1618は、サービス監視を検証するために使用される。いくつかの実施形態では、デバイスサービス履歴機能1618は、料金請求記録および/または料金請求ポリシー実装を検証する(例えば、サービス使用量課金を検証する)ために使用される。いくつかの実施形態では、デバイスサービス履歴機能1618は、ローカルサービス使用量カウンタを同期および/または検証するため(例えばサービス使用量決算を検証するため)に使用される。
図3に示されるように、中央料金請求機能1619(例えば中央プロバイダ料金請求サーバ)は、アクセスネットワーク1610とネットワーク通信する。いくつかの実施形態では、中央プロバイダ料金請求サーバ1619は、中央プロバイダ料金請求イベントに関する調停機能を提供する。例えば、中央プロバイダ料金請求サーバ1619は、サービスプラン変更を受け入れることができる。いくつかの実施形態では、中央プロバイダ料金請求サーバ1619は、デバイスサービス使用量、サービスプラン制限、および/またはサービスポリシーに関する更新を提供する。いくつかの実施形態では、中央プロバイダ料金請求サーバ1619は、料金請求イベントを収集し、請求書を作成し、サービスユーザに請求し、特定の料金請求イベントデータおよびサービスプラン情報をサービス制御装置122および/またはデバイス100に提供する。
図3に示されるように、いくつかの実施形態では、モデム選択および制御機能1811(例えば、図示されるように接続マネージャ1804と通信する)が、アクセスネットワーク接続を選択し、モデムファイアウォール1655と通信し、モデムドライバ1831、1815、1814、1813、1812が、データトラフィックを、1つまたは複数のモデムに関するモデムバストラフィックに変換し、モデム選択および制御機能1811と通信する。いくつかの実施形態では、選択されたネットワーク接続に基づいて、様々なプロファイル(例えば、WWAN、WLAN、WPAN、Ethernet、および/またはDSLネットワーク接続のための様々なサービスプロファイル/ポリシー)が選択され、これは、本明細書では、マルチモードプロファイル設定とも呼ぶ。例えば、サービスプロファイル設定は、喫茶店でのWi−Fiネットワークへのアクセスとは異なるものとみなされるWi−Fi(例えば。または任意の他のネットワーク、例えばDSL/ケーブル、衛星、またはT−1)であるとはいえ、Wi−Fiの背後の実際のアクセスネットワーク(例えば、ホームDSL/ケーブルまたはワークネットワーク)に基づくことがある。例えば、DSLまたはT−1バックホール上にかなりのユーザが存在するWi−Fiホットスポット状況では、サービス制御装置は、サービスプロバイダクラウドまたはMVNOクラウド内に位置することができ、サービス制御は、サービスプロバイダによって提供されるVSP機能によって提供することができる。あるいは、ホットスポットサービスプロバイダがサービス制御装置を所有することができ、アクセスネットワークサービスプロバイダとの関連付けなしでホットスポットサービスプロバイダ自身がサービス制御装置を使用する。例えば、サービス処理装置をサービス制御装置によって制御して、QoSまたはユーザ共有規則に従ってホットスポットで利用可能な帯域幅を分割することができる(例えば、いくらかのユーザが、(例えば場合によってはより高いサービス料の支払いにより)他のユーザよりも高い差別化された優先順位を有する)。別の例として、(例えば本明細書で同様に述べる)アンビエントサービスを、検証されたサービス処理装置に関するホットスポットに提供することができる。
いくつかの実施形態では、サービス処理装置115およびサービス制御装置122は、ユーザが個別に、またはパッケージとして組み合わせて選択する複数のサービスプランに関連付けられる複数のサービスプロファイルを割り当てることができる。例えば、デバイス100は、フリートランザクションサービスを含むアンビエントサービスから開始し、ここでは、使用者は、基本サービス(例えばニュースサービス、電子リーダ、PNDサービス、即金払い(pay as you go)セッションインターネット)ではなく、トランザクションまたはイベントの代金を支払い、各サービスは、アカウント別請求機能によってサポートされて、任意の補助された当事者料金請求について正確に決算して、商取引サービスを提供する(例えば、Barnes and Nobleは、電子リーダサービスの代金を支払うことがあり、デバイス100から購入された本または雑誌の商取引に関してサービスプロバイダに収益共有を提案することがある)。いくつかの実施形態では、アカウント別請求サービスはまた、収益共有の目的で、商取引およびいくつかの実施形態では広告をトラッキングすることもでき、すべて本明細書で開示するサービス監視機能を使用する。上述したフリーアンビエントサービスでサービスを開始した後、ユーザは、その後、後払い月極めのインターネット、電子メール、およびSMSサービスを選択することがある。この場合、サービス制御装置122は、ネットワークベースの料金請求の場合には料金請求システム123(例えば。または、デバイスベースの料金請求の場合には、サービス制御装置122の料金請求イベントサーバ1622)から、新規のインターネット、電子メール、およびSMSサービスのための料金請求プランコードを取得する。いくつかの実施形態では、このコードは、初期アンビエントサービスと組み合わせて新規のサービスに関する適当なサービスプロファイルを見出すために、データベース(例えばポリシー管理サーバ1652)内で相互参照される。次いで、新規のスーパーセットサービスプロファイルが適用され、それにより、ユーザは、アンビエントサービスへのフリーアクセスを維持し、料金請求当事者は、それらのサービスを補助し続け、ユーザはまた、インターネットサービスへのアクセス権を得て、(例えば本明細書で開示する実施形態の1つから)サービス制御プロファイルを選択することができる。スーパーセットプロファイルは、プロファイルが同じデバイス100のサービス処理装置に適用されるときに2つ以上のサービスプロファイルの複合機能を提供するプロファイルである。いくつかの実施形態では、2つ以上の「重畳可能な(stackable)」サービスがユーザによって選択される、または他の方法でデバイスに適用されるときに、サービス制御装置122ではなくデバイス100(サービス処理装置115)がスーパーセットプロファイルを決定することができる。本明細書で述べるサービス処理装置115およびサービス制御装置122の実施形態の融通性により、所望のデバイス100のサービスフィーチャを実現するために、多様なサービスプロファイルを個別に、またはスーパーセットとして定義および適用できるようになる。
図3に示されるように、エージェント通信バス1630は、様々なサービス処理装置115のエージェントおよび機能に関する通信を提供するための機能的な記述である。いくつかの実施形態では、図3に示される機能図に表されるように、バスのアーキテクチャは、一般にマルチポイントツーマルチポイントであり、それにより、任意のエージェントが、任意の他のエージェント、サービス制御装置、またはいくつかの場合にはデバイスの他のコンポーネント、例えばユーザインターフェース1697および/またはモデムコンポーネントと通信することができる。以下に述べるように、アーキテクチャはまた、特定のエージェントまたは通信トランザクションに関してはポイントツーポイントでもよく、またはエージェントフレームワーク内でポイントツーマルチポイントでもよく、それにより、すべてのエージェント通信を集中、または安全化、または制御、または制限、またはログ記録、または報告することができる。いくつかの実施形態では、エージェント通信バスが、非認証の監視または使用に対して、安全化、署名化、暗号化、秘匿化、区画化、および/または他の方法で保護される。いくつかの実施形態では、ポリシー実装エージェント1690が、選択されたトラフィックシェーピングソリューションを実装するのに必要な情報を有するように、アプリケーションインターフェースエージェント(図示せず)を使用して、アプリケーション層トラフィックに実際的にタグ付けするか、または仮想的にタグ付けする。いくつかの実施形態では、アプリケーションインターフェースエージェント(図示せず)は、TCPアプリケーション1604、IPアプリケーション1605、および音声アプリケーション1602を含めた様々なアプリケーションと通信する。
図3に示されるように、サービス処理装置115は、APIおよびOSスタックインターフェース1693を含む。いくつかの実施形態では、APIおよびOSスタックインターフェース1693は、様々な実施形態に関して本明細書で同様に述べるQoS API機能を提供する。いくつかの実施形態では、QoS APIは、アプリケーションにQoS利用可能性を報告するために使用される。いくつかの実施形態では、APIおよびOSスタックインターフェース1693は、様々な実施形態に関して本明細書で同様に述べるネットワーク容量制御APIおよび/またはエミュレートAPI機能を提供する。図示されるように、サービス処理装置115はまた、ルータ1698(例えば、QoSルータエージュエント/機能、および/またはネットワーク容量制御サービスルータエージェント/機能)と、ポリシー決定点(PDP)エージェント1692とを含む。いくつかの実施形態では、ルータ1698は、様々な実施形態に関して本明細書で同様に述べるQoSルータ機能を提供する。いくつかの実施形態では、ルータ1698は、様々な実施形態に関して本明細書で同様に述べるネットワーク容量制御サービスルータ機能を提供する。いくつかの実施形態では、QoSルータは、複数のQoSチャネル(例えば、QoS接続/ネットワークサポート/利用可能性などに応じて、シングルエンドQoSチャネルに関するアクセスポイント/BTS/ゲートウェイ/ネットワーク、またはエンドツーエンドQoSチャネルに関する他の通信デバイスなど、デバイスと所望のエンドポイントとの間のQoSチャネルを形成する1つまたは複数のプロビジョニングされた/割り振られたQoSリンク)をサポートする。いくつかの実施形態では、QoSルータは、それぞれ様々なQoSクラス/レベルを有することができる複数のQoSチャネルをサポートする。いくつかの実施形態では、QoSルータは、適切なQoSチャネルにアプリケーション/サービス使用量トラフィックを経路指定する。いくつかの実施形態では、QoSルータは、例えば以下のものの1つまたは複数に基づいて経路指定/マッピングを決定する。QoS APIリクエスト、QoS活動マップ、ユーザリクエスト、サービスプラン、サービスプロファイル、サービスポリシー設定、ネットワーク容量、サービス制御装置、または他の中間QoSネットワーク要素/機能/デバイス、および/または様々な実施形態に関して本明細書で同様に述べる任意の他の基準/尺度。いくつかの実施形態では、本明細書で述べる様々な技法を使用して、複数の異なるアプリケーション/サービスが特定のQoSチャネルに経路指定される。いくつかの実施形態では、本明細書で述べる様々な技法を使用して、異なるアプリケーション/サービスが異なるQoAチャネルに経路指定される。いくつかの実施形態では、QoSルータは、通信デバイスに関するQoS使用量を管理および/または最適化するのを支援する。いくつかの実施形態では、QoSルータは、(例えば、所与のセル領域/基地局または他のアクセスポイントに関するネットワーク容量に基づいて)複数の通信デバイスにわたってQoS使用量を管理および/または最適化するのを支援する。いくつかの実施形態では、PDPエージェント1692は、様々な実施形態に関して本明細書で同様に述べるPDPエージェント機能を提供する。図示されるように、アーキテクチャ300はまた、サービス制御装置122A内に、一時停止再開インターフェース320と、(例えば、本明細書で述べる様々なQoS技法を提供するための)ネットワークQoSプロビジョニングインターフェース330と、活動化/一時停止再開サーバ340と、料金請求インターフェースサーバ350とを含む。
いくつかの実施形態では、(例えばURLによって、ネットワークドメインによって、ウェブサイトによって、ネットワークトラフィックタイプによって、アプリケーションまたはアプリケーションタイプによって、および/または任意の他のサービス使用活動類別/分類によって)様々な監視される活動を関連のIPアドレスに関連付けるようにサービス使用活動を分類または類別するための活動マップを提供するためのデバイス支援サービス(DAS)技法が提供される。いくつかの実施形態では、サービス処理装置115のポリシー制御エージェント(図示せず)、サービスモニタエージェント1696(例えば課金エージェント)、または別のエージェントもしくは機能(またはそれらの組合せ)が、DAS活動マップを提供する。いくつかの実施形態では、サービス処理装置のポリシー制御エージェント(図示せず)、サービスモニタエージェント、または別のエージェントもしくは機能(またはそれらの組合せ)が、(例えば、ユニフォームリソースロケータ(URL)によって、ネットワークドメインによって、ウェブサイトによって、ネットワークトラフィックタイプによって、ソケットによって(例えば、IPアドレス、プロトコル、および/またはポートによって)、ソケットID(例えばポートアドレス/番号)によって、ポート番号によって、コンテンツタイプによって、アプリケーションもしくはアプリケーションタイプによって、および/または任意の他のサービス使用活動分類/類別によって)様々な監視される活動を関連のIPアドレスおよび/または他の基準/尺度に関連付けるためにサービス使用活動を分類または類別するための活動マップを提供する。いくつかの実施形態では、サービス処理装置のポリシー制御エージェント、サービスモニタエージェント、または別のエージェントもしくは機能(またはそれらの組合せ)は、DNSリクエストをスヌープするための様々な技法を使用して、監視されるサービス使用活動に関する関連のIPアドレスを決定する(例えば、デバイス100上でそのようなスヌーピング技法を実施することによって、DNS逆引きを求めるネットワークリクエストを必要とせずに、関連のIPアドレスを決定することができる)。いくつかの実施形態では、サービス処理装置のポリシー制御エージェント、サービスモニタエージェント、または別のエージェントもしくは機能(またはそれらの組合せ)が、IPアドレスを記録および報告するか、または、監視されるサービス使用活動に関するIPアドレスおよび関連のURLを報告するためのDNSルックアップ機能を含む。例えば、サービス処理装置のポリシー制御エージェント、サービスモニタエージェント、または別のエージェントもしくは機能(またはそれらの組合せ)は、(例えば、監視されるデバイス100上でローカルDNSキャッシュを使用して)DNSルックアップ機能を実施するために様々な技法を使用して、監視されるサービス使用活動に関する関連のIPアドレスを決定することができる。いくつかの実施形態では、これらの技法の1つまたは複数を使用して、例えば、適用可能であれば、URLをIPアドレスに、アプリケーションをIPアドレスに、コンテンツタイプをIPアドレスに、および/または任意の他の類別/分類をIPアドレスにマップするDAS活動マップを動的に構築して保守する。いくつかの実施形態では、DAS活動マップは、DASに関するQoSを提供するため、および/またはネットワーク容量を保護するためのDASを提供するための様々な実施形態に関して本明細書で述べる様々なDASトラフィック制御および/または抑制技法に関して使用される。いくつかの実施形態では、DAS活動マップは、様々な実施形態に関して本明細書で述べるサービス使用量に関係付けられる様々なUI関連情報および通知技法をユーザに提供するために使用される。いくつかの実施形態では、DAS活動マップを使用して、サービス使用量監視、将来のサービス使用量の予測/推定、サービス使用料金請求(例えば、アカウント別請求および/または任意の他のサービス使用/料金請求類別技法)、アンビエントサービス使用量監視のためのDAS技法、マイクロCDRを生成するためのDAS技法、および/または様々な実施形態に関して本明細書で述べる任意の様々な他のDAS関連技法を提供する。
いくつかの実施形態では、本明細書で開示するサービス処理装置115の機能のすべてまたは一部が、ソフトウェアとして実装される。いくつかの実施形態では、サービス処理装置115の機能のすべてまたは一部が、ハードウェアとして実装される。いくつかの実施形態では、(例えば本明細書で論じる)サービス処理装置115の機能のすべてまたは実質的にすべてが、デバイス100内の様々なコンポーネント上で実施することができる(例えばそれらのコンポーネントによって実行することができる)ソフトウェアとして実装および記憶される。いくつかの実施形態では、保護されたまたは安全なメモリにサービス処理装置115の特定の部分またはすべてを記憶または実装することが有利であり、それにより、他の望ましくないプログラム(例えば。および/または非認証ユーザ)が、サービス処理装置115内の機能またはソフトウェアにアクセスするのが難しくなる。いくつかの実施形態では、サービス処理装置115は、少なくとも一部、合鍵および/または他のセキュリティメカニズム(例えばセキュリティ信用証明)なしではアクセスできない安全な不揮発性メモリ(例えば、不揮発性メモリは、安全な不揮発性メモリでよい)に実装および/または記憶される。いくつかの実施形態では、保護された不揮発性メモリにサービス処理装置115のソフトウェアの少なくとも一部をロードすることができる機能はまた、秘密鍵および/または署名を必要とし、および/または、不揮発性メモリにロードされたサービス処理装置115のソフトウェアコンポーネントも安全に暗号化されており、図3に示されるサービスダウンローダ1663など安全なソフトウェアダウンローダ機能によって信頼される権威によって適切に署名されていることを必要とする。いくつかの実施形態では、安全なソフトウェアダウンロード実施形態も、安全な不揮発性メモリを使用する。また、当業者は、すべてのメモリが、オンチップ、オフチップ、オンボード、および/またはオフボードでよいことを理解されよう。
図4A〜図4Cは、いくつかの実施形態による、デバイス支援サービス(DAS)に関するサービス品質(QoS)を提供するための機能図を示す。いくつかの実施形態では、本明細書で述べるDASに関するQoSの技法は、図4A〜図4Cに示されるネットワークアーキテクチャを使用して実装される。
図4Aを参照すると、いくつかの実施形態では、QoS機能は、本明細書で同様に述べるように、サービス処理装置115を使用して通信デバイス100で実施される。例えば、サービス処理装置115は、(例えば関連のサービスプランおよび/または他の基準/尺度に基づいて)QoSリクエストが認証されるか否かを判断する。QoSリクエストが認証される場合、サービス処理装置115は、基地局(BTS)125と通信して、QoSリクエスト(例えばRABまたはマルチRAB予約リクエスト)をローカルBTSに送信する。BTSは、(例えば、ネットワーク容量に基づいて、例えば、到着順サービスQoS/ネットワーク帯域幅またはベストエフォートアクセスポリシーまたは他の技法、および/または他の基準/尺度を使用して)QoSリクエストを受け入れるか拒否するかを判断する。それに従って、BTSは、QoSリクエストに応答する。QoSリクエストが認可される場合、本明細書で同様に述べるようにQoSセッションを開始することができる。いくつかの実施形態では、サービス処理装置115はまた、本明細書で述べる様々な技法を使用して様々なQoS課金機能を実施し、サービス処理装置115は、サービス制御装置122(例えば。および/または別のネットワーク要素/機能)にQoS課金記録またはレポートを定期的に送信する。いくつかの実施形態では、サービス処理装置115、およびサービス処理装置115によって実施されるQoS関連の機能は、本明細書で述べる様々な技法を使用して定期的に検証される。
図4Bを参照すると、図4Bは、図4Aと同様であるが、ただし、サービス制御装置122は、通信デバイス100のサービス処理装置115とも通信しているものとして図示され、サービス処理装置115は、QoS規則、および/またはQoS関連情報を含むことができる他のサービスプラン/プロファイル/ポリシー情報のダウンロードおよび定期的な更新を可能にすることができる。いくつかの実施形態では、サービス処理装置115はまた、本明細書で述べる様々な技法を使用して様々なQoS課金機能を実施し、サービス処理装置115は、サービス制御装置122(例えば。および/または別のネットワーク要素/機能)にQoS課金記録またはレポートを定期的に送信する。いくつかの実施形態では、サービス処理装置115、およびサービス処理装置115によって実施されるQoS関連の機能は、本明細書で述べる様々な技法を使用して定期的に検証される。
図4Cを参照すると、ステップ410で、サービス処理装置115は、サービス制御装置122にQoSリクエストを送信する(例えば、サービス処理装置は、図4Aに関して同様に述べたようにQoSリクエストが認証されるかどうかを(少なくとも一部)判断することもできる)。ステップ420で、サービス制御装置122は、本明細書で述べる様々な技法を使用してQoSリクエストが認証されると判断された場合、および/またはQoSリクエストのためのネットワーク容量をBTS125が有するかどうか判断された場合、QoSリクエストをBTS125に送信する。例えば、サービス制御装置は、(例えば、QoS優先順位、ネットワーク容量、および/または他の基準/尺度/ポリシーに基づいて)QoS関連の活動のための中央ポリシー決定点機能を提供することができる。ステップ430で、それに従って、サービス制御装置122は、QoSリクエストに対する応答を通信する。ステップ440で、QoSリクエストが承認された場合、デバイス100は、BTS125を介して(例えばRABまたはマルチRAB予約を使用して)QoSセッションを開始する。いくつかの実施形態では、サービス処理装置115はまた、本明細書で述べる様々な技法を使用して様々なQoS課金機能を実施し、サービス処理装置115は、サービス制御装置122(例えば。および/または別のネットワーク要素/機能)にQoS課金記録またはレポートを定期的に送信する。いくつかの実施形態では、サービス処理装置115、およびサービス処理装置115によって実施されるQoS関連の機能は、本明細書で述べる様々な技法を使用して定期的に検証される。
いくつかの実施形態では、本明細書で述べるQoS技法は、(例えばサービス処理装置115を使用する)デバイス、および1つまたは複数の他のネットワーク要素/機能、例えばBTS125、サービス制御装置125、RAN、SGSN/GGSN/他のゲートウェイ、および/または他のネットワーク要素/機能に実装され、ここで、様々なQoS関連機能を、当業者にここで明らかな様々な設計/ネットワークアーキテクチャ手法に基づいてそのようなネットワーク要素/機能に分散する、または割り振ることができ、デバイス100でのQoS関連の活動および/または機能が、本明細書で述べる様々な検証技法を使用して検証される。
いくつかの実施形態では、デバイスは、ネットワーク内のQoSリンク予約機器(例えば、BTS125などのアクセスポイント)を直接クエリすることによってQoS利用可能性を決定する。いくつかの実施形態では、デバイスは、QoSリクエストを1つまたは複数のネットワークQoSリンクリソースと調整する中間ネットワーク機能に基づいて、QoS利用可能性を決定する。いくつかの実施形態では、デバイスは、1つまたは複数のQoSネットワークリンクリソースを用いたQoSリンク確立の前に、QoS予約をリクエストする。いくつかの実施形態では、QoSリクエストに応答して、QoSチャネルは、QoSチャネルを形成するのに必要とされる所要の1つまたは複数のQoSリンクが利用可能であると判断された場合/後に初めて利用可能なものとして報告され、例えば、次いで、QoSチャネルを確認に基づいて予約する、またはQoSリクエストに応答して自動的に予約することができる。
図5は、いくつかの実施形態による、デバイス支援サービス(DAS)に関するサービス品質(QoS)についてのQoS活動マップを生成するための機能図を示す。特に、図5は、QoS510に関するサービスプランまたは1組のサービスプランポリシー/規則を1組のQoS活動規則530にマッピングするための技法を示す。図示されるように、1組のQoS規則/QoS関連デバイス状態情報510(例えば1組の関連のサービスプラン、サービスプラン使用量、他の状態、例えばネットワーク容量、または予想される需要、または時間帯/曜日、活動使用量、QoSレベル、および/またはユーザ嗜好)が、本明細書で述べる様々な技法を使用して、QoSマッピング機能を使用して1組のQoS活動規則530にマップされる。ステップ530で、マッピング機能520を使用して、活動規則(例えば活動ポリシー規則命令)530が決定される。いくつかの実施形態では、同様に、ネットワーク容量制御サービスに関するDASの技法を、(例えばネットワーク容量制御サービス活動マップを生成および実装するための)図5に関して述べる技法を使用して実装することができる。
いくつかの実施形態では、サービスプランは、活動ポリシーのリストを含み、サービスプランにおける各活動ポリシーが、活動ポリシーが規則状態情報によってどのように修正されるかを指定する。いくつかの実施形態では、各活動ポリシーは次いで、活動ポリシーをQoS活動規則530にマップするエンジン(例えばQoSマッピング機能520)のための命令となる。いくつかの実施形態では、サービス制御装置122は、QoSマッピング機能520をダウンロードし、この機能520は、サービス処理装置115によって実装される。
いくつかの実施形態では、サービス処理装置は、(例えば、様々なユーザ/サービスプラン/サービスプロバイダ/ネットワーク/法的制約および/または他のプライバシー制約、および/または任意の他の関連の要件または設定に応じて)高粒度アプリケーション/サービス使用活動を含む、または含まないアプリケーション/サービス使用活動需要を決定(例えば分類)する。例えば、ポリシー(例えばサービスポリシー設定および/またはサービスプロファイル設定)をダウンロードして、そのようなアプリケーション/サービス使用活動の監視規則と、そのような監視される活動を様々なQoSクラスまたは優先順位に割り当てるためのQoS活動マップとを提供することができ、いくつかの実施形態では、そのような監視およびQoS活動マップは、本明細書で述べる様々な検証技法を使用して実装(例えば、定期的に監査、試験、ネットワークサービス使用量情報と比較)することもできる。いくつかの実施形態では、QoS活動マップは、通信デバイスに関連付けられるサービスプラン、サービスプロファイル、および/またはサービスポリシー設定に基づく。いくつかの実施形態では、QoS活動マップは、デバイスグループおよび/またはユーザグループに基づく。いくつかの実施形態では、QoS活動マップは、ユーザ入力に基づく(例えば、通信デバイスのユーザは、ユーザ入力を求めるリクエストに応答して、ユーザ構成、(例えばプライバシーおよび/またはネット中立性の問題/課題をなくすまたは緩和するための)ユーザ定義規則、および/または確認された監視されるユーザ挙動QoS関連パターンまたは嗜好に基づいて、様々なアプリケーションおよび/またはサービス活動に関するQoSクラス/サービスレベルを識別することができる)。いくつかの実施形態では、QoS活動マップは、以下のものの1つまたは複数に基づくマッピング/関連付けを含む。所与の宛先に対するユーザ嗜好、宛先クラス、アプリケーション、アプリケーションクラス(例えば、特定のアプリケーションに関してではなく、アプリケーションクラスによって、プライバシーおよび/またはネット中立性の問題/課題をなくすまたは緩和することもできる)、フロー、トラフィック、またはフロークラス、期間、時間帯、位置、ネットワークビジー状態(例えば、可能なときにQoSを提供し、ビジー状態のときにはより多く課金し、ユーザにビジー状態を通知する)、デバイスタイプ、ユーザタイプ、ユーザプラン、ユーザグループ、ユーザ適格性、当事者サービス、トークン、サービスタイプ、および/または他の基準または尺度。
いくつかの実施形態では、本明細書で述べる様々な技法が、QoSリクエストの送信および/または受信のためにデバイス100に関して管理される。いくつかの実施形態では、図6に示されるように、DASに関するQoSは、エンドツーエンド調整QoSサービスチャネル制御の確立を含む。
図6は、いくつかの実施形態による、エンドツーエンド調整QoSサービスチャネル制御のためのデバイス支援サービスに関するサービス品質(QoS)についての機能図を示す。図6に示されるように、ワイヤレス通信デバイス100Aは、サービス制御装置122Aと安全に通信するサービス処理装置115Aを含む。ワイヤレス通信デバイス100Bは、サービス制御装置122Bと安全に通信するサービス処理装置115Bを含む。いくつかの実施形態では、例えば、デバイス100Aが、デバイス100Bと通信してQoSクラスセッションに関するQoSリクエストを開始するとき(例えば、会話または他のQoSタイプのクラス/レベルなど、QoSクラス/レベルセッションを要求する、または場合によっては使用するVOIP呼または別のアプリケーションサービス)、エンドツーエンド調整QoSサービスチャネル制御を容易に実現/セットアップするために、サービス制御装置122Aおよびサービス制御装置122Bを使用してアクションのシーケンスが実施される。いくつかの実施形態では、本明細書で同様に述べるように、、デバイス100AからのQoSリクエストがそのデバイスに関して認証されるとサービス処理装置115Aおよびサービス制御装置122Aが判断すると仮定すると、サービス制御装置122Aは、レジストリ650(例えば、デバイスレジストリ、例えば、HLR、モバイルサービスセンタ、または例えばデバイス/IPアドレスなどによるサービス制御装置マッピングを含む他の中央データベースまたはレジストリ)にコンタクトして、デバイス100Bに関するQoS/サービス制御の管理に関連付けられる/管理を担当するサービス制御装置を決定する。レジストリ650は、このルックアップ決定に基づいて、サービス制御装置122B情報(例えばIPアドレス/他のアドレス)を提供する。いくつかの実施形態では、次いで、サービス制御装置122Aが、サービス制御装置122Bと共にQoSリクエストを開始して、デバイス100Bが、デバイス100AによってリクエストされるQoSセッションに関して認証される、および/または利用可能であるかどうか判断する。いくつかの実施形態では、サービス制御装置122A/Bは、BTS125A/Bと通信して、本明細書で同様に説明するように(ネットワーク容量に基づいて)QoSリクエストを容易に実現することができるかどうか判断する。いくつかの実施形態では、サービス制御装置122Aおよび122Bは、中央QoS調整機能を提供し、適切なQoSチャネルをそれぞれのローカルBTSに直接リクエストすることができる。いくつかの実施形態では、サービス制御装置122Aおよび122Bはまた、エンドツーエンド調整QoSサービスチャネル制御を容易に実現するために、図6に示される以下のネットワーク要素/機能の1つまたは複数と通信する:RN610/670、コアネットワーク620/660、およびIPXネットワーク630。いくつかの実施形態では、サービス制御装置122Aおよび122Bは、同様に上述したように、キャリアコアネットワークを介するセッションプロビジョニングを容易に実現するために、プロビジョニングのための様々な所要のネットワーク要素と通信する。いくつかの実施形態では、サービス制御装置122Aおよび122Bは、同様に上述したように、IPXネットワークを介するセッションプロビジョニングを容易に実現するためにプロビジョニングのための様々な所要のネットワーク要素と通信する。当業者には明らかなように、本明細書で述べるDASに関するQoSの技法は、これらまたは同様の技法を様々な他のネットワークアーキテクチャに対して使用して同様に実装することもできる。
図7は、いくつかの実施形態による、デバイス支援サービス(DAS)に関するサービス品質(QoS)についての流れ図を示す。ステップ702で、プロセスが始まる。ステップ704で、QoS規則が受信または決定される(例えば、サービス処理装置がQoS規則を受信またはリクエストし、このQoS規則は、通信デバイスに関連付けられるサービスプラン、サービスプロファイル、および/またはサービスポリシー設定に含めることができる)。いくつかの実施形態では、QoS規則は、本明細書で述べる様々な技法を使用して検証される(例えば、サービス制御装置によって使用して、および/または他の検証技法を使用して、定期的に更新、交換、ダウンロード、難読化、および/または試験される)。いくつかの実施形態では、QoS APIはまた、様々な実施形態に関して本明細書で述べるように、QoSリクエストを開始するために様々なアプリケーションによって使用される。いくつかの実施形態では、QoS規則は、本明細書で述べる様々な実施形態に従って、QoS活動マップの形態で実装される。ステップ706で、QoSに関する通信デバイスの適格性が、本明細書で述べる様々な技法を使用して(例えば、サービスプラン、サービスプロファイル、サービスポリシー設定、QoS規則、QoSクラス、現行サービス使用量、現行料金請求適格性、および/または任意の他の基準/尺度に基づいて)決定される。いくつかの実施形態では、QoSリクエストに関するデバイス/ユーザ適格性を検証することに加えて、割り当てられたQoS予約リクエストポリシーにデバイスが従っている、または準拠しているかどうかも、本明細書で述べる様々な技法を使用して検証される。デバイスがQoSに関する資格を有さないと判断される場合、ステップ708で、デバイスユーザインターフェース(UI)が、QoSセッションに対する拒否/無資格に関する情報(例えば、拒否/無資格の説明、および/またはQoSセッションアクセスに関する特定の/1組の期間にわたるサービスプランアップグレードまたは支払いなど、1つまたは複数のQoSオプションを提供するためのオプション)を提供する。デバイスがQoSに関する資格を有すると判断される場合、ステップ710で、(例えば、本明細書で述べる様々な技法を使用して、デバイスで、サービス制御装置との通信を介して、BTSとの通信を介して、および/またはそれらの任意の組合せで決定することができるネットワーク容量に基づいて)QoS利用可能性が決定される。QoSが利用可能でないと判断される場合、ステップ712で、UIは、QoS利用可能性に関する情報および/またはオプション(例えば、利用可能でないことの説明、および/またはQoSセッションアクセスに関する特定の/1組の期間にわたるサービスプランアップグレードまたは支払いなど、1つまたは複数のQoSオプションを提供するためのオプション)を提供する。QoSが利用可能であると判断される場合、ステップ714で、QoSセッションを求めるネットワークリソースに対するリクエストが、1つまたは複数のネットワークリソース(例えば、サービス制御装置、BTS、ゲートウェイ、コア/転送ネットワーク、IPX/GRXネットワーク、および/または他のネットワーク要素/機能/リソース)に送信される。ステップ716で、承認されたQoSセッションの確認が受信されて、DASに関するQoSのためのループを閉じる(例えば、スケジュールされたRAB/マルチRAB、および/またはスケジュール/他の基準によって予約された他のネットワークリソースなど、QoSセッション確認情報を提供するQoSスケジュールが受信される)。ステップ718で、1つまたは複数の検証技法が実施されて、本明細書で述べる様々な検証技法を使用して、デバイス上でのDASに関するQoSの実装を検証する(例えば、ネットワークソースからのQoSサービス使用量レポートを関連のデバイスポリシーと比較する;ネットワークソースからのQoSサービス使用量レポートをデバイスからのQoSサービス使用量レポートと比較する;および/または本明細書で同様に述べる他の検証技法を使用する)。ステップ720で、プロセスが完了される。
図8A〜図8Cはそれぞれ、いくつかの実施形態による、デバイス支援サービス(DAS)に関するサービス品質(QoS)についての別の流れ図を示す。図8Aは、いくつかの実施形態による、デバイス支援サービス(DAS)に関するサービス品質(QoS)についての別の流れ図を示す。ステップ802で、プロセスが始まる。いくつかの実施形態では、QoSポリシーがデバイス上に実装される(例えば、サービス処理装置が、QoSに関する基本ポリシーを拒否/特定する関連のサービスプランを収集/受信する。この基本ポリシーは、QoS活動マップを含むことができ、このマップは、例えば、本明細書で同様に述べるように、アプリケーション、サービス使用量、フロータイプ、宛先、時間帯、ネットワーク容量、および/または他の基準/尺度に基づいてQoSクラスをマップする)。いくつかの実施形態では、QoS APIはまた、様々な実施形態に関して本明細書で述べるように、QoSリクエストを開始するために様々なアプリケーションによって使用される。いくつかの実施形態では、QoS規則は、本明細書で述べる様々な実施形態に従って、検証されたQoS活動マップの形態で実装される。ステップ804で、(例えば、特定の関連のサービス/アプリケーションに関するQoSクラスによって)QoSリクエストが決定される。いくつかの実施形態では、QoSリクエストは、例えば、(例えば、サービス処理装置サービス使用量監視エージェントによる)デバイス上でのサービス/アプリケーション使用量監視に基づいて、本明細書で述べる様々な技法を使用して、QoS活動マップを使用することによって少なくとも一部決定される。いくつかの実施形態では、QoSリクエストは、QoS APIに基づいて決定される。いくつかの実施形態では、QoSリクエストは、出接続または入接続に関連付けられるように決定される。ステップ806で、QoSリクエストが認証されるかどうかが判断される(例えば、QoSリクエストがサービスプランによってサポートされているかどうか、このQoSリクエストに関して十分な課金クレジットが存在するかどうか、および/または他の基準/尺度)。認証されない場合、ステップ808で、UIが、本明細書で同様に述べるように、応答通知および/またはオプションを提供する。QoSリクエストが承認される場合、ステップ810で、QoSセッションのためのネットワークリソースを求めるリクエストが、1つまたは複数のネットワークリソース(例えば、サービス制御装置、BTS、ゲートウェイ、コア/転送ネットワーク、IPX/GRXネットワーク、他の通信デバイスとの会話クラスQoS接続をセットアップするためなどに別の通信デバイスと通信する1つの/別のサービス制御装置、および/または他のネットワーク要素/機能/リソース)に送信される。デバイスがQoSに関する資格を有すると判断される場合、ステップ810で、(例えば、本明細書で述べる様々な技法を使用して、デバイスで、サービス制御装置との通信を介して、BTSまたは別のネットワーク要素/機能との通信を介して、および/またはそれらの任意の組合せで決定することができるネットワーク容量に基づいて)QoS利用可能性が決定される。QoSが利用可能でないと判断される場合、ステップ812で、UIは、QoS利用可能性に関する情報および/またはオプション(例えば、利用可能でないことの説明、および/またはQoSセッションアクセスに関する特定の/1組の期間にわたるサービスプランアップグレードまたは支払いなど、1つまたは複数のQoSオプションを提供するためのオプション)を提供する。QoSが利用可能であると判断される場合、ステップ814で、QoSセッションを求めるネットワークリソースに対するリクエストが、1つまたは複数のネットワークリソース(例えば、サービス制御装置、BTS、ゲートウェイ、コア/転送ネットワーク、IPX/GRXネットワーク、および/または他のネットワーク要素/機能/リソース)に送信される(例えばQoSエンドツーエンド接続をセットアップするため、すなわち、承認および検証されたQoSフローに関するすべてのリソースをエンドツーエンドで調整するため)。ステップ816で、承認されたQoSセッションの確認が受信されて、DASに関するQoSのためのループを閉じる(例えば、スケジュールされたRAB/マルチRAB、および/またはスケジュール/他の基準によって予約された他のネットワークリソースなど、QoSセッション確認情報を提供するQoSスケジュールが受信される)。ステップ818で、(例えば、QoSキュー登録、抑制、および/または本明細書で述べる他のQoSルータ関連機能を実施するために)本明細書で述べる様々な検証技法を使用してDASに関するQoSの実装を支援するように、QoSルータが通信デバイス上で実行/実施される。ステップ820で、検証されたQoS課金が、(例えば、課金/サービス使用量監視および/または本明細書で述べる他のエージェントなど、サービス処理装置を使用して)本明細書で述べる様々な技法を使用してデバイス上で(例えば少なくとも一部)実施される。いくつかの実施形態では、QoS課金記録および/またはレポートが、QoS料金請求および/または他のQoS管理/料金請求関連サービス制御機能を管理するための1つまたは複数のネットワーク要素(例えば、サービス制御装置および/または料金請求インターフェースまたは料金請求サーバ)に提供される。いくつかの実施形態では、DASに関するQoSはまた、QoSセッション/接続/チャネル/ストリームが失われた場合またはダウンした場合に、当業者に理解される本明細書で述べるものと同様の技法を使用して、QoSセッション/接続/チャネル/ストリームの再確立を容易にする。ステップ822で、プロセスが完了される。いくつかの実施形態では、QoSプロビジョニングチャネルは、デバイスセッションが終わり、例えば様々なリソースを解放するときに閉じられる。
図8Bは、いくつかの実施形態による、デバイス支援サービス(DAS)に関するサービス品質(QoS)についての別の流れ図を示す。いくつかの実施形態では、DASに関するQoSは、サービス活動に関するQoS要件(例えばQoSレベルまたはQoSクラス)を識別することを含む。ステップ824で、プロセスが始まる。いくつかの実施形態では、QoSポリシーがデバイス上に実装される(例えば、サービス処理装置が、QoSに関する基本ポリシーを拒否/特定する関連のサービスプランを収集/受信する。この基本ポリシーは、QoS活動マップを含むことができ、このマップは、例えば、本明細書で同様に述べるように、アプリケーション、サービス使用量、フロータイプ、宛先、時間帯、ネットワーク容量、および/または他の基準/尺度に基づいてQoSクラスをマップする)。いくつかの実施形態では、QoS規則は、本明細書で述べる様々な実施形態に従って、検証されたQoS活動マップの形態で実装される。ステップ826で、デバイスは、サービス/アプリケーション使用活動などのデバイス活動を監視する。いくつかの実施形態では、デバイスは、本明細書で述べる様々なサービス使用監視技法に基づいて、関連の活動を検出する。ステップ828で、QoSリクエストが、例えば本明細書で述べる様々な技法を使用して決定される。ステップ830で、QoSレベルが、本明細書で述べる様々な技法を使用して、QoSリクエストに関連付けられるアプリケーションおよび/または様々なデバイス監視サービス使用/アプリケーション活動に基づいて決定される。例えば、QoSレベルは、QoS活動マップを使用して決定することができ、このマップは、様々なデバイス監視サービス使用/アプリケーション活動を含む様々な活動に様々なQoSレベルを関連付けるテーブルによって定義されるQoSポリシーを提供する。いくつかの実施形態では、QoS活動マップは、以下のものの1つまたは複数に基づくQoSレベルマッピングを含む。アプリケーション、宛先/送信元、トラフィックタイプ、接続タイプ、コンテンツタイプ、時間帯/曜日、ネットワーク容量、活動使用量、サービスプラン選択、現行適格性、ユーザクラス、デバイスクラス、ホーム/ローミング、ネットワーク容量、および/または本明細書で同様に述べる他の基準/尺度。いくつかの実施形態では、ステップ832で、QoSレベルを決定することができない場合、および/またはQoSレベルを確認するために、もしくは複数の可能な適切な/承認されたQoSレベルの中からの選択を確認するために、UIは、QoSレベルをユーザが選択するためのオプションを提示する。ステップ834で、決定されたQoSレベル(例えばQoSクラスおよび/または優先順位)に関してQoSリクエストが開始される。ステップ836で、プロセスが完了される。
図8Cは、いくつかの実施形態による、デバイス支援サービス(DAS)に関するサービス品質(QoS)についての別の流れ図を示す。いくつかの実施形態では、DASに関するQoSは、ネットワークが所与のデバイス活動に関してQoSリクエストを認可すべきかどうか決定することを含む。ステップ842で、プロセスが始まる。ステップ844で、QoSリクエストが決定される。ステップ846で、QoSに関する通信デバイスの適格性が、本明細書で述べる様々な技法を使用して決定される(例えば、サービス処理装置が、サービス制御装置と協働して、またはサービス制御装置に送信されるQoSリクエストの認証用の通信に基づいて、QoSリクエストが認証されるかどうか決定する。このQoSリクエストは、サービスプラン、サービスプロファイル、サービスポリシー設定、QoS規則、QoSクラス、現行サービス使用量、現行料金請求適格性、および/または任意の他の基準/尺度に基づくことがある)。デバイスがQoSに関する資格を有さないと判断される場合、ステップ848で、デバイスユーザインターフェース(UI)が、QoSセッションに対する拒否/無資格に関する情報(例えば、拒否/無資格の説明、および/またはQoSセッションアクセスに関する特定の/1組の期間にわたるサービスプランアップグレードまたは支払いなど、1つまたは複数のQoSオプションを提供するためのオプション)を提供する。デバイスがQoSに関する資格を有すると判断される場合、ステップ850で、(例えば、本明細書で述べる様々な技法を使用して、デバイスで、サービス制御装置との通信を介して、BTSまたは別のネットワーク要素/機能との通信を介して、および/またはそれらの任意の組合せで決定することができるネットワーク容量に基づいて)QoS利用可能性が決定される。QoSが利用可能でないと判断される場合、ステップ852で、UIは、QoS利用可能性に関する情報および/またはオプション(例えば、利用可能でないことの説明、および/またはQoSセッションアクセスに関する特定の/1組の期間にわたるサービスプランアップグレードまたは支払いなど、1つまたは複数のQoSオプションを提供するためのオプション)を提供する。QoSが利用可能であると判断される場合、ステップ854で、QoSセッションを求めるネットワークリソースに対するリクエストが、1つまたは複数のネットワークリソースに送信される(例えば、そのようなネットワークリソースを決定し、そのようなスケジューリングを調整するために、サービス制御装置、BTS、ゲートウェイ、コア/転送ネットワーク、IPX/GRXネットワーク、および/または他のネットワーク要素/機能/リソースに直接クエリすることができ、および/または中央化されたQoSリソース/ネットワーク機能/要素/データベースにクエリすることができる)。ステップ856で、承認されたQoSセッションの確認が受信されて、DASに関するQoSのためのループを閉じる(例えば、スケジュールされたRAB/マルチRAB、および/またはスケジュール/他の基準によって予約された他のネットワークリソースなど、QoSセッション確認情報を提供するQoSスケジュールが受信される)。ステップ858で、QoSルータが実施される。いくつかの実施形態では、QoSルータは、デバイス(例えばサービス処理装置)上で、ネットワーク要素/機能(例えばサービス制御装置)上で、および/またはそれらの組合せで行われる。いくつかの実施形態では、QoSルータは、所与の通信デバイスにわたって複数のQoSリクエストの優先順位を設定する。いくつかの実施形態では、QoSルータは、複数の通信デバイスにわたって、および/または複数のBTSにわたって、複数のQoSリクエストの優先順位を設定する。いくつかの実施形態では、QoSルータは、(例えば、セッション優先順位、ネットワーク容量、ワークロードバランス、QoS優先順位規則、および/または他の基準/尺度/規則に基づいて)様々なQoSクラス低下、プロモーション、および/または本明細書で同様に述べる他の抑制関連技法を実施する。ステップ860で、プロセスが完了される。
図9は、いくつかの実施形態による、デバイス支援サービス(DAS)に関するサービス品質(QoS)についての別の流れ図を示す。いくつかの実施形態では、DASに関するQoSは、サービス活動に関するQoSセッションプロビジョニングを含む。ステップ902で、プロセスが始まる。ステップ904で、新規のQoSセッションが認可および/または確認される。ステップ906で、デバイスサービス処理装置(例えばポリシー決定点(PDP)エージェント(本明細書ではポリシー制御エージェントとも呼ぶ))が、(例えば、本明細書で同様に述べるように、サービス制御装置によって提供されるQoS関連ポリシーに基づいて、デバイス、ユーザ、デバイス/ユーザグループに関連付けられるサービスプランに基づいて、および/または基準/尺度に基づいて)QoSセッション認可をQoS監視ポリシーにマップする。ステップ908で、QoS監視ポリシーは、新規のQoS優先順位/セッションを管理/施行するためのポリシー施行点(PEP)(例えばPEPエージェント(本明細書ではポリシー実装エージェントとも呼ぶ))にコマンド/命令を提供する。ステップ910で、PEPは、QoS監視ポリシーに基づいて、セッションを許可、阻止、抑制、および/またはキュー優先順位設定する(例えば。および/または様々なトラフィック制御関連技法を使用して他の形で制御する)かどうか決定する。ステップ912で、プロセスが完了される。
図10は、いくつかの実施形態による、デバイス支援サービス(DAS)に関するサービス品質(QoS)についての別の流れ図を示す。いくつかの実施形態では、無線アクセスベアラ(RAB)サポートが利用可能であり、いくつかの実施形態によれば、以下のプロセスが行われる。ステップ1002で、プロセスが始まる。ステップ1004で、デバイスサービス処理装置が、QoSリクエストまたはQoSニーズ(例えば、QoS APIリクエスト、またはアプリケーションなどによるサービス使用量監視に基づくQoSリクエストまたはQoSセッションのニーズ/利益、および/または別のサービス使用量尺度/活動)を検出する。ステップ1006で、サービス処理装置、および/またはサービス制御装置と通信するサービス処理装置が、リクエストされたQoSをサービスプランが許可/サポートするかどうか判断する。許可/サポートしない場合、ステップ1008で、UIイベントが生成される(例えば、デバイスユーザに、そのようなQoS/QoSレベル/クラスが利用可能でないことを通知し、場合によっては、そのQoS/QoSレベル/クラスに対するQoS/サービスプランのアップグレード/購入を提案する)。ステップ1010で、サービス処理装置は、(例えば、本明細書で同様に述べるように、安全なサービス制御リンクまたは安全な通信チャネルを使用して)QoSリクエストをサービス制御装置に通信して、QoSレベル/クラスをリクエストする。ステップ1012で、サービス制御装置は、本明細書で述べる様々な技法を使用して、ネットワークリソースが利用可能であるかどうか判断する。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量が、以下のような様々な技法を使用して決定される。ローカルデバイス測定;専用ローカルデバイス測定レポート;BTSレポート;他のネットワーク要素レポート;例えば、利用可能な帯域幅、トラフィック遅延もしくは待ち時間、利用可能なQoSレベル、利用可能な帯域幅の変動率、待ち時間の変動率、および/または利用可能なQoSレベルの変動率の1つまたは複数の組合せを査定することによって;および/または本明細書で述べる他の技法。ステップ1014で、サービス制御装置は、QoSリクエストに応答する(例えば、QoSリクエストを認可または拒否する)。いくつかの実施形態では、本明細書で同様に述べるように、QoSリクエストが拒否される場合に、別のUIイベントが生成される。ステップ1016で(QoSリクエストが認可されたと仮定して)、デバイスが、BTSからQoSチャネルをリクエストする。いくつかの実施形態では、リクエストは、サービス制御装置から受信されるQoSリクエスト認証コードを含む。いくつかの実施形態では、サービス制御装置は、通信デバイスに関するQoSリクエスト認証の通知をBTSに提供し、それにより、BTSは、QoSリクエストの承認を検証することができる。いくつかの実施形態では、BTSは、サービス制御装置によってデバイスQoSチャネルリクエストを直接確認する。例えば、QoSチャネルリクエストを検証するための様々な他の技法を、本明細書で同様に述べるように、また当業者に明らかなように使用することもできる。いくつかの実施形態では、デバイスサービス処理装置および/またはサービス制御装置は、デバイス需要予想に基づいて、QoSチャネル(例えばRAB)をいくつプロビジョニングするか、およびベストエフォートリソースをいくつプロビジョニングするかをBTSに知らせるQoS関連レポートを提供する。ステップ1018で(QoSチャネルリクエストが検証されたと仮定して)、BTSから受信される割り振られたRABおよびマルチRAB予約(例えば。および/または本明細書で同様に述べる他のネットワーク要素)に基づいてQoSセッションが開始される。ステップ1020で、プロセスが完了される。
図11は、いくつかの実施形態による、デバイス支援サービス(DAS)に関するサービス品質(QoS)についての別の流れ図を示す。いくつかの実施形態では、RABサポートが利用可能であり、いくつかの実施形態によれば、以下のプロセスが行われる。ステップ1102で、プロセスが始まる。ステップ1104で、デバイスサービス処理装置が、QoSリクエストまたはQoSニーズ(例えば、QoS APIリクエスト、またはアプリケーションなどによるサービス使用量監視に基づくQoSリクエストまたはQoSセッションのニーズ/利益、または他のサービス使用量尺度/活動)を検出する。ステップ1106で、サービス処理装置、および/またはサービス制御装置と通信するサービス処理装置が、リクエストされたQoSをサービスプランが許可/サポートするかどうか判断する。許可/サポートしない場合、ステップ1108で、UIイベントが生成される(例えば、デバイスユーザに、そのようなQoS/QoSレベル/クラスが利用可能でないことを通知し、場合によっては、そのQoS/QoSレベル/クラスに対するQoS/サービスプランのアップグレード/購入を提案する)。ステップ1110で、サービス処理装置は、(例えば、本明細書で同様に述べるように、安全なサービス制御リンクまたは安全な通信チャネルを使用して)QoSリクエストをサービス制御装置に通信して、QoSレベル/クラスをリクエストする。ステップ1112で、サービス制御装置は、本明細書で述べる様々な技法を使用して、ネットワークリソースが利用可能であるかどうか判断する。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量は、ローカルデバイス測定、BTSレポート、他のネットワーク要素レポート、および/または本明細書で述べる他の技法など、様々な技法を使用して決定される。いくつかの実施形態では、サービス制御装置は、(例えばRABサポートが利用可能でないときに)リクエストされたQoSレベルを実現することができるように、リンク上の他のデバイスを抑制する。いくつかの実施形態では、サービス制御装置は、BTSクロックまたは絶対クロックと同期してデバイスエンドからのトラフィックにタイムスロットを設定して、リクエストされたQoSレベルを容易に実現し、リンク上での現行/予想ネットワーク容量に基づいて、リクエストされたQoSレベルをサポート/容易に実現する(例えばジッタ/パケット間遅延変動を最小限にする)のに必要なネットワーク容量を実現する。ステップ1114で、サービス制御装置は、QoSリクエストに応答する(例えば、QoSリクエストを認可または拒否する)。いくつかの実施形態では、本明細書で同様に述べるように、QoSリクエストが拒否される場合に、別のUIイベントが生成される。ステップ1116で(QoSリクエストが認可されたと仮定して)、デバイスがQoSセッションを開始する。ステップ1118で、デバイスサービス処理装置、および/またはサービス制御装置と安全に通信するデバイスサービス処理装置が、本明細書で述べる様々な監視および検証技法を使用して、QoSセッションを監視および検証する(例えば、CDRをチェックして、QoSチャネルがデバイスによって適切に実装されるかどうか判断する)。いくつかの実施形態では、QoSセッション実装に伴って起こり得る問題がある場合にデバイスユーザに通知し、QoS課金および/またはQoS活動に関係付けられる他のイベント/情報をユーザに定期的に知らせるために、UIイベントが生成される。ステップ1120で、プロセスが完了される。
図12は、いくつかの実施形態による様々なサービス使用測定技法を提供するためのデバイススタックを示す。図12は、いくつかの実施形態による、サービス使用量尺度、QoS関連の活動および機能、ならびに料金請求レポートの検証を支援するために、(例えば、QoS関連の活動を監視するため、および/または本明細書で述べるネットワーク容量制御サービスを監視するための)サービスモニタエージェント、料金請求エージェント、およびアクセス制御完全性エージェントに関するネットワーキングスタックにおける様々な点からの様々なサービス使用測定を提供するデバイススタックを示す。図12に示されるように、いくつかのサービスエージェントは、データ経路操作に関与して、様々なデータ経路改良を実現し、例えば、いくつかの他のサービスエージェントは、データ経路サービスのためのポリシー設定を管理し、データ経路サービスに関する料金請求を実装し、アクセスネットワーク接続に関する1つまたは複数のモデム選択および設定を管理し、ユーザとインターフェースし、および/またはサービスポリシー実装検証を提供することができる。さらに、いくつかの実施形態では、いくつかのエージェントが、施行可能であるものと意図されたサービス制御または監視ポリシーが適切に実装され、サービス制御または監視ポリシーが適切に遵守されていること、およびサービス処理装置または1つまたは複数のサービスエージェントが適切に動作していることを検証するのを支援するための機能を実施し、ポリシー実装または制御の意図しないエラーを防止し、および/またはサービスポリシーまたは制御の改竄を防止/検出する。図示されるように、符号I〜VIを付されたサービス測定点が、様々なサービス監視活動を行うために、サービスモニタエージェント1696および/または他のエージェントに関する様々なサービス測定点を表す。これらの測定点はそれぞれ、本明細書で述べる様々な実施形態で、有用な目的を有することができる。例えば、所与の設計で採用されるトラフィック測定点はそれぞれ、通信スタックを介するアプリケーション層トラフィックをトラッキングするために監視エージェントによって使用することができ、トラフィックが通信スタック内をさらに下った後に、ポリシー実装機能、例えばポリシー実装ドライバ/エージェント1690(例えばポリシー施行点ドライバエージェント)、またはいくつかの実施形態ではモデムファイアウォールエージェント1655もしくはアプリケーションインターフェースエージェントがトラフィックパラメータまたはタイプに関する決定を行うのを支援する。通信スタック内をさらに下った位置では、時として、トラフィックパラメータの完全な決定を行うのが難しいか、不可能である。これらの図に提供される測定点に関する特定の位置は、説明上の例示として意図されており、本明細書で述べる実施形態に鑑みて当業者には明らかなように、他の測定点を様々な実施形態に関して使用することができる。一般に、いくつかの実施形態では、サービス制御検証および/またはデバイスもしくはサービストラブルシューティングを支援するために、デバイス内部の1つまたは複数の測定点を使用することができる。
いくつかの実施形態では、様々な通信スタックフォーマット化、処理、および暗号ステップによってパケットフローをトラッキングまたはトレーシングし、様々なエージェントに仮想的なタグ情報を提供し、それらのエージェントがトラフィックを監視、制御、シェーピング、抑制、または他の形で観察、操作、または修正することによって、サービスモニタエージェントおよび/または他のエージェントが仮想的なトラフィックタグ付けを実装する。このタグ付け手法を、本明細書では仮想的タグ付け(virtual tagging)と呼ぶ。なぜなら、実際のデータフロー、トラフィックフロー、またはフローもしくはパケットに取り付けられたパケットタグは存在せず、パケットにタグ付けするためのブックキーピングは、スタックを介するフローまたはパケットをトラッキングまたはトレーシングすることによって行われるからである。いくつかの実施形態では、アプリケーションインターフェースおよび/または他のエージェントが、トラフィックフローを識別し、それをサービス使用活動に関連付け、活動に関連付けられるトラフィックまたはパケットに実際的なタグを取り付ける。このタグ付け手法は、本明細書では実際的タグ付け(literal tagging)と呼ぶ。仮想的タグ付け手法と実際的タグ付け手法との両方を有する様々な利点が存在する。例えば、いくつかの実施形態では、各フローまたはパケット自体の活動関連付けがデータに埋め込まれるように実際的なタグを割り当てることによって、スタック処理を介してパケットをトラッキングまたはトレーシングすることを必要とされるエージェント間通信を減少することが好ましいことがある。別の例として、いくつかの実施形態では、標準の通信スタックソフトウェアまたはコンポーネントのいくつかの部分を再使用することが好ましいことがあり、様々なサービスエージェントに関連付けられる追加の処理ステップを挿入し、実際的タグ付け情報を正しく処理するために全体のスタックを書き換えるのではなくいくつかの点を監視することによって、標準のスタックの検証可能トラフィック制御またはサービス制御機能を高める。いくつかの場合には、仮想的タグ付け方式が望ましいこともある。さらに別の例として、いくつかの標準の通信スタックが、パケットフレームまたはフローでの未使用、未指定、または他の利用可能なビットフィールドを提供し、これらの未使用、未指定、または他の利用可能なビットフィールドを使用して、トラフィックに実際的にタグ付けすることができ、標準の通信スタックソフトウェアすべてを書き換える必要はなく、標準のスタックの検証可能トラフィック制御またはサービス制御機能を向上させるために追加部分のみを伴い、利用可能なビットフィールド内にカプセル化された実際的タグ付け情報を復号して使用する必要がある。実際的タグ付けの場合には、いくつかの実施形態では、タグは、パケットまたはフローをネットワークに、またはスタックを利用するアプリケーションに渡す前に除去される。いくつかの実施形態では、仮想的タグ付けまたは実際的タグ付けが実装される様式は、通信標準仕様で開発することができ、それにより、様々なデバイスまたはサービス製品開発者が、他のデバイスまたはサービス製品開発者のサービス制御装置仕様および製品に準拠する様式で、通信スタックおよび/またはサービス処理装置ハードウェアおよび/またはソフトウェアを独自に開発することができる。
図12に示される任意のまたはすべての測定点の実装/使用は、本明細書で述べる様々な実施形態に関して同様に示したように、効果的な実装を有するためには必要とされないが、様々な実施形態が、これらおよび/または同様の測定点から利益を得ることができることを理解されよう。また、本明細書で述べる様々な実施形態が、効果的な操作を依然として維持しながら、トラフィック処理スタック内の様々な点に移動されるポリシー実装に影響を及ぼすエージェントを有することができるのと同様に、トラフィック処理スタック内の様々な位置に正確な測定点を移動させることができることも理解されよう。いくつかの実施形態では、1つまたは複数の測定点が、モデムスタック内のより深い位置に提供され、そこでは、例えば、モデムスタックおよび測定点の完全性を保護するために適切なソフトウェアおよび/またはハードウェアセキュリティを備えてモデムが設計される場合に、かいくぐるのがより難しく、改竄目的でのアクセスがより難しくなることがある。
図示されるようにスタックの下部から上部にデバイス通信スタックを示す図12を参照すると、デバイス通信スタックは、デバイス通信スタックの下部に、デバイスの各モデムに関する通信層を提供する。例示的な測定点VIは、モデムドライバ層の内部、またはそのすぐ上にある。例えば、モデムドライバは、モデムバス通信、データプロトコル翻訳、モデム制御、および構成を実施して、ネットワーキングスタックトラフィックをモデムにインターフェースする。図示されるように、測定点VIは、すべてのモデムドライバおよびモデムに共通であり、いくつかの実施形態に関しては、1つのモデムを介して行われるトラフィックまたはサービス活動を他のモデムの1つまたは複数のトラフィックまたはサービス活動と差別化することが有利である。いくつかの実施形態では、測定点VIまたは別の測定点は、個々のモデムドライバの1つまたは複数の上、内部、または下に位置される。各モデムに関するそれぞれのモデムバスは、例示的な測定点VとVIの間に位置する。次に高い層では、マルチモードデバイスベースの通信に関するモデム選択および制御層が提供される。いくつかの実施形態では、この層は、ネットワーク決定ポリシーによって制御され、ネットワーク決定ポリシーは、データトラフィックのいくつかまたはすべてに関して最も望ましいネットワークモデムを選択し、最も望ましいネットワークが利用可能でないときには、ポリシーは、ネットワークの1つが利用可能であると仮定して、接続が確立されるまで、次に望ましいネットワークに移る。いくつかの実施形態では、検証、制御、冗長、または安全トラフィックなど特定のネットワークトラフィックは、データトラフィックのいくつかまたはすべてが別のネットワークに経路指定されているときでさえ、ネットワークの1つに経路指定される。この二重経路指定機能は、様々なセキュリティ向上、信頼性向上、またはデバイス、サービス、もしくはアプリケーションの管理性の向上を提供する。次に高い層では、モデムファイアウォールが提供される。例えば、モデムファイアウォールは、従来のファイアウォール機能を提供するが、従来のファイアウォールとは異なり、望ましくないネットワーキングトラフィックまたはアプリケーションからのアクセス制御およびセキュリティ保護など検証可能なサービス使用制御のためのファイアウォールに依拠するために、本明細書で述べる様々なサービス検証技法およびエージェントがファイアウォール機能に追加されて、サービスポリシーへの準拠を検証して、サービス制御の改竄を防止/検出する。いくつかの実施形態では、モデムファイアウォールは、スタックをさらに上って、場合によっては、他の図に示され、本明細書で述べる他の層と組み合わせて実装される。いくつかの実施形態では、他の処理層、例えばポリシー実装層、パケット転送層、および/またはアプリケーション層から独立した専用のファイアウォール機能または層が提供される。いくつかの実施形態では、モデムファイアウォールは、スタックをさらに下って、例えば、モデムドライバ内、モデムドライバの下、またはモデム自体の中に実装される。例示的な測定点IVは、モデムファイアウォール層とIPキュー登録および経路指定層(例えば、QoS IPキュー登録および経路指定層および/またはネットワーク容量制御サービスキュー登録および経路指定層)との間にある。図示されるように、IPキュー登録および経路指定層は、ポリシー実装層とは別であり、ここで、ポリシー実装エージェントは、トラフィック制御および/またはサービス使用制御ポリシーの一部を実施する。本明細書で述べるように、いくつかの実施形態では、これらの機能は分離され、それにより、QoS IPキュー登録および経路指定に関して、および/またはネットワーク容量制御サービスキュー登録および経路指定に関して標準のネットワークスタック機能を使用することができ、ポリシー実装エージェント機能を実装するのに必要な修正を、標準のスタックに挿入される新規の層に提供することができる。いくつかの実施形態では、IPキュー登録および経路指定層は、トラフィックまたはサービス使用制御層と組み合わされる。例えば、複合の経路指定およびポリシー実装層の実施形態を、図12に示されるものなど他の実施形態と共に使用することもできる。測定点IIIは、IPキュー登録および経路指定層とポリシー実装エージェント層との間にある。測定点IIは、図示されるように、ポリシー実装エージェント層と、TCP、UDP、および他のIPを含む転送層との間にある。セッション層は、転送層の上に位置し、ソケット割当ておよびセッション管理(例えば、基本TCPセットアップ、TLS/SSL)層として図示されている。ネットワークサービスAPI(例えば、HTTP、HTTPS、FTP(ファイル転送プロトコル)、SMTP(シンプルメール転送プロトコル)、POP3、DNS)が、セッション層の上に位置する。図12のデバイス通信スタックにおいて、測定点Iは、ネットワークサービスAPI層と、アプリケーションサービスインターフェースエージェントとして示されるアプリケーション層との間に位置する。
図12に示されるように、アプリケーションサービスインターフェース層(例えばQoSアプリケーションサービスインターフェース層および/またはネットワーク容量制御サービスインターフェース層)は、標準のネットワーキングスタックAPIの上にあり、いくつかの実施形態では、その機能は、アプリケーションと標準のネットワーキングスタックAPIの間のトラフィックを監視し、いくつかの場合にはインターセプトして処理することである。いくつかの実施形態では、アプリケーションサービスインターフェース層は、アプリケーショントラフィックフローがスタック内をさらに下って、識別がより難しくなる、または実質的に不可能になる前に、アプリケーショントラフィックフローを識別する。いくつかの実施形態では、アプリケーションサービスインターフェース層は、このようにして、仮想的タグ付けと実際的タグ付けの両方の場合に、アプリケーション層タグ付けを支援する。アップストリームトラフィックの場合、トラフィックがアプリケーション層から始まるので、アプリケーション層タグ付けは単純である。容易に得ることができるトラフィック属性、例えば、送信元アドレスもしくはURL、アプリケーションソケットアドレス、IP宛先アドレス、時間帯、または任意の他の容易に得られるパラメータにトラフィックまたはサービス活動分類が依拠するいくつかのダウンストリーム実施形態では、トラフィックが初めに到着したときに、ファイアウォールエージェントまたは別のエージェントによって処理するためにトラフィックタイプを識別してタグを付けることができる。本明細書で述べる他の実施形態では、ダウンストリームの場合、アプリケーションのある側面との関連付け、コンテンツのタイプ、TLS、IPSEC、もしくは他の安全なフォーマットに含まれるもの、またはトラフィックに関連付けられる他の情報など、トラフィックフローが制御または抑制される様式を分類するのに必要とされるトラフィックパラメータをより低いレベルのスタックでは容易に利用可能でないときに、ソリューションは一般により洗練される。したがって、いくつかの実施形態では、ネットワーキングスタックは、トラフィックフローが完全に特徴付けられる、類別される、またはサービス活動に関連付けられる前に、トラフィックフローを識別し、次いで、アプリケーションインターフェース層にトラフィックを通し、そこで最終的な分類が完了される。そのような実施形態では、アプリケーションインターフェース層は、次いで、適切な分類を有するトラフィックフローIDを通信し、それにより、最初の短いトラフィックバーストまたは期間の後、ポリシー実装エージェントがトラフィックを適切に制御することができるようになる。いくつかの実施形態では、アプリケーション層タグ付けを含むタグ付けのすべての生成源によって完全には識別することができないトラフィックに関するサービス制御ポリシーをタグ付けおよび設定するためのポリシーも存在する。
図12に示されるように、エージェント通信バス1630とも通信するサービスモニタエージェントが、デバイス通信スタックの様々な層と通信する。例えば、サービスモニタエージェントは、各測定点I〜VIで監視を行い、アプリケーション情報、サービス使用量、および他のサービス関連情報、ならびに割当て情報を含めた情報を受信する。やはり図示されるように、アクセス制御完全性エージェントは、エージェント通信バス1630を介してサービスモニタエージェントと通信する。
図13は、いくつかの実施形態による様々なサービス使用測定技法を提供するための別のデバイススタックを示す。図13は、図12と同様の一実施形態を示し、ここで、いくつかの実施形態によれば、サービス処理装置のいくつかがモデム上に実装され、サービス処理装置のいくつかがデバイスアプリケーション処理装置上に実装される。いくつかの実施形態では、サービス処理装置の一部がモデム上(例えばモデムモジュールハードウェアまたはモデムチップセット上)に実装され、サービス処理装置の一部が、デバイスアプリケーション処理装置サブシステム上に実装される。より多いまたはより少ないサービス処理装置機能がモデムサブシステムまたはデバイスアプリケーション処理装置サブシステム上に移動された、図13に示される実施形態の変形形態も可能であることは、当業者に明らかであろう。例えば、図13に示されるものと同様のそのような実施形態は、サービス処理装置ネットワーク通信スタック処理のいくつかまたはすべて、および/または他のサービスエージェント機能のいくつかまたはすべてをモデムサブシステム上に含む(例えば。さらに、そのような手法を1つまたは複数のモデムに適用することができる)という利点が動因となることがある。例えば、サービス処理装置は、モデムチップセットハードウェアもしくはソフトウェアパッケージ、またはモデムモジュールハードウェアもしくはソフトウェアパッケージに含まれる標準のフィーチャセットとして分散させることができ、そのような構成は、デバイスOEMによるより容易な採用もしくは開発、チップセットもしくはモデムモジュール製造業者のためのより高レベルの差別化、より高レベルのパフォーマンスもしくはサービス使用制御実装完全性もしくはセキュリティ、仕様もしくは相互運用性標準、および/または他の利益を提供することができる。
図示されるようにスタックの下部から上部へのデバイス通信スタックを示す図13を参照すると、デバイス通信スタックは、デバイス通信スタックの下部に、モデムMAC/PHY層に関する通信層を提供する。測定点IVは、モデムMAC/PHY層の上にある。モデムファイアウォール層は、測定点IVとIIIの間にある。次に高い層には、ポリシー実装エージェントが提供され、ポリシー実装エージェントがモデム上(例えばモデムハードウェア上)に実装される。測定点IIは、ポリシー実装エージェントとモデムドライバ層の間に位置し、モデムドライバ層は、モデムバス層の下に示される。次に高い層は、IPキュー登録および経路指定層として示され、図示されるようにTCP、UDP、および他のIPを含む転送層が続く。セッション層は、転送層の上に位置し、ソケット割当ておよびセッション管理(例えば、基本TCPセットアップ、TLS/SSL)層として図示されている。ネットワークサービスAPI(例えば、HTTP、HTTPS、FTP(ファイル転送プロトコル)、SMTP(シンプルメール転送プロトコル)、POP3、DNS)が、セッション層の上に位置する。図13のデバイス通信スタックにおいて、測定点Iは、ネットワークサービスAPI層と、アプリケーションサービスインターフェースエージェントとして示されるアプリケーション層との間に位置する。
ネットワーク容量を保護するためのDASのさらなる実施形態
いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するためのDASは、サービス活動をネットワーク容量制御サービスとして分類し、ネットワーク容量制御サービスポリシーを実装することを含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するためのDASは、サービス活動をネットワーク容量制御サービスとして分類し、および/またはネットワーク容量制御サービスポリシーを実装するためのデバイス支援/ベース技法を含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するためのDASは、サービス活動をネットワーク容量制御サービスとして分類し、および/またはネットワーク容量制御サービスポリシーを実装するために、(例えば、サービス制御装置、DPIゲートウェイ、BTS/BTSCなどのネットワーク要素/機能、またはネットワーク要素の組合せに実装される)ネットワーク支援/ベース技法を含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するためのDASは、ネットワークアクセスAPIまたはエミュレートもしくは仮想ネットワークアクセスAPIを提供することを含む(例えば、そのようなAPIは、ネットワークビジー状態情報および/または他の基準/尺度を提供することができ、および/またはネットワークアクセスを許可、拒否、遅延、および/または他の形で制御するためのメカニズムを提供することができる)。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するためのDASは、(例えば、やはりネットワークビジー状態および/または他の基準/尺度に基づくことがあるネットワーク容量制御サービスに関する格差的ネットワークアクセス制御および/または格差課金に関する)ネットワーク容量制御サービスポリシーを含むサービスプランを実装することを含む。
いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するためのDASの技法はまた、ユーザプライバシーを改良し、ネットワーク中立性要件を容易に実現する。対照的に、ネットワークベースの技法(例えばDPIベースの技法)は、上述したように、ユーザプライバシーおよびネットワーク中立性の問題および課題をもたらすことがある。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するためのDASの技法は、ネットワークが(例えばUIインプットを使用する)ユーザのインターネット挙動を認識しているかどうかをユーザが指定(例えば許可または不許可)できるようにすることを含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するためのDASの技法は、ユーザが、自分が望むトラフィック使用形態を選択できるようにし、サービスプランコストを管理できるようにする。
図14は、いくつかの実施形態による、ネットワーク容量を保護するためのデバイス支援サービス(DAS)に関する流れ図を示す。ステップ1402で、プロセスが始まる。ステップ1404で、ネットワーク通信(例えばワイヤレスネットワーク通信)におけるデバイスのネットワークサービス使用活動の監視が行われる。ステップ1406で、監視されるネットワークサービス使用活動がネットワーク容量制御サービスであるかどうかが決定される。ステップ1408で(監視されるネットワークサービス使用活動がネットワーク容量制御サービスでないと判断された)、ネットワークサービス使用活動は、格差的ネットワークアクセス制御に関して分類されない。ステップ1410で(監視されるネットワークサービス使用活動がネットワーク容量制御サービスであると判断された)、ネットワークサービス使用活動は、ネットワーク容量を保護するための格差的ネットワークアクセス制御に関して(例えば、1つまたは複数のネットワーク容量制御サービスに)分類される。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動の分類は、ネットワークサービス使用活動を、ネットワーク容量を保護するために格差的ネットワークアクセス制御に関する複数の分類カテゴリーの1つまたは複数(例えば、1つまたは複数のネットワーク容量制御サービス分類および/または優先順位状態分類、例えばバックグラウンドサービス分類および/またはバックグラウンド優先順位状態分類)に分類することを含む。ステップ1412で、ネットワーク容量を保護するための格差的ネットワークアクセス制御を容易に実現するために、ネットワークサービス使用活動の分類に基づいて、ネットワークサービス使用活動をネットワーク容量制御サービス制御ポリシーに関連付けるステップが行われる。ステップ1414で、(例えばネットワークビジー状態または別の基準/尺度に基づいて)ネットワークサービス使用活動のすべてまたはいくつかに関して格差的トラフィック制御を実施することによって、ネットワーク容量を保護するための格差的ネットワークアクセス制御を実装するステップが行われる。ステップ1416で、プロセスが完了される。
図15は、いくつかの実施形態によるネットワーク容量を保護するためのデバイス支援サービス(DAS)に関する別の流れ図を示す。ステップ1502で、プロセスが始まる。ステップ1504で、ネットワーク通信におけるデバイスのネットワークサービス使用活動を監視するステップが行われる。ステップ1506で、デバイスの監視されるネットワークサービス使用活動が(例えばネットワーク要素/機能に)報告される。ステップ1508で、(例えばネットワーク要素/機能によって)複数のデバイスにわたって報告されたネットワークサービス使用活動の統計分析が行われる。ステップ1510で、デバイスが、ネットワーク要素から、ネットワークサービス使用活動分類リスト(例えば、ネットワーク容量制御サービスリスト。このリストは、例えば、監視されるネットワークサービス使用活動および統計分析、ならびに例えばサービスプランおよび/またはネットワークビジー状態を含めた他の基準/尺度に基づいて生成することができる)を受信する。ステップ1512で、ネットワーク容量を保護するためにネットワークサービス使用活動分類リストに基づいて格差的ネットワークアクセス制御を実装するステップが行われる。ステップ1514で、プロセスが完了される。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するためのDASは、さらに、ネットワーク容量を保護するための格差的ネットワークアクセス制御を容易に実現にするために、ネットワークサービス使用活動の分類に基づいて、ネットワークサービス使用活動をネットワークサービス使用制御ポリシー(例えば、ネットワーク容量制御サービスポリシー)に関連付けることを含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するためのDASは、さらに、サービス使用活動分類リストに基づいて、ネットワークサービス使用活動(例えばネットワーク容量制御サービス)を様々な形で制御することを含む。
図16は、いくつかの実施形態によるネットワーク容量を保護するためのデバイス支援サービス(DAS)に関する別の流れ図を示す。ステップ1622で、プロセスが始まる。ステップ1624で、第1のデバイスのネットワークサービス使用活動の第1のレポートが、第1のデバイスから(例えばネットワーク要素/機能で)受信される。ステップ1626で、第2のデバイスのネットワークサービス使用活動の第2のレポートが、第2のデバイスから(例えばネットワーク要素/機能で)受信される。ステップ1628で、第1のデバイスおよび第2のデバイスを含めた複数のデバイスにわたる複数の報告されたサービス使用活動の統計分析が(例えばネットワーク要素/機能によって)行われる。ステップ1630で、ネットワーク容量を保護するための格差的ネットワークアクセス制御に関するネットワークサービス使用活動分類リストに基づいてネットワークサービス使用活動(例えばネットワーク容量制御サービス)を分類するために、ネットワークサービス使用活動分類リスト(例えばネットワーク容量制御サービス分類リスト)が、(例えばネットワーク要素/機能から)第1のデバイスに送信される。ステップ1632で、ネットワーク容量を保護するための格差的ネットワークアクセス制御に関するネットワークサービス使用活動分類リストに基づいてネットワークサービス使用活動を分類するために、ネットワークサービス使用活動分類リストが、(例えばネットワーク要素/機能から)第2のデバイスに送信される。ステップ1634で、プロセスが完了される。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するためのDASは、さらに、ネットワーク容量を保護するための格差的ネットワークアクセス制御を容易に実現にするために、ネットワークサービス使用活動の分類に基づいて、ネットワークサービス使用活動をサービス使用制御ポリシー(例えば、ネットワーク容量制御サービスポリシー)に関連付けることを含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するためのDASは、さらに、サービス使用活動分類リスト(例えばネットワーク容量制御サービス分類リスト)に基づいて、ネットワークサービス使用活動(例えばネットワーク容量制御サービス)を様々な形で制御することを含む。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動の分類は、どのネットワークにどのデバイスが接続されているかに基づく。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用制御ポリシーは、どのネットワークにどのデバイスが接続されているかに基づく。
図17は、いくつかの実施形態によるネットワーク容量を保護するためのデバイス支援サービス(DAS)に関する別の流れ図を示す。ステップ1702で、プロセスが始まる。ステップ1704で、ネットワークベースの技法を使用してネットワーク通信における複数のデバイスのネットワークサービス使用活動を監視するステップが行われる。ステップ1706で、複数のデバイスにわたって、監視されるネットワークサービス使用活動の統計分析が行われる。ステップ1708で、ネットワーク容量を保護するための格差的ネットワークアクセス制御に関するサービス使用活動分類リストに基づいてネットワークサービス使用活動(例えばネットワーク容量制御サービス)を分類するために、ネットワークサービス使用活動分類リスト(例えばネットワーク容量制御サービス分類リスト)が複数のデバイスそれぞれに送信される。ステップ1710で、プロセスが完了される。
図18は、いくつかの実施形態によるネットワーク容量を保護するためのデバイス支援サービス(DAS)に関する別の流れ図を示す。ステップ1802で、プロセスが始まる。ステップ1804で、ネットワーク通信におけるデバイスのネットワークサービス使用活動を監視するステップが行われる。ステップ1806で、ネットワーク容量を保護するための格差的ネットワークアクセス制御に関するネットワークサービス使用活動の分類(例えばネットワーク容量制御サービス分類リスト)に基づいて、ネットワークサービス使用活動(例えばネットワーク容量制御サービス)をサービス使用制御ポリシー(例えばネットワーク容量制御サービスポリシー)に関連付けるステップが行われる。ステップ1808で、サービス使用制御ポリシーに基づくユーザ通知が生成される。ステップ1810で、プロセスが完了される。
いくつかの実施形態では、サービス使用制御ポリシーは、サービス使用通知ポリシーを含む。いくつかの実施形態では、ユーザ通知は、以下のものの1つまたは複数を含む。ダウンロードおよび/または起動しようとするアプリケーションがネットワーク容量制御サービスであるという通知;ネットワーク容量制御サービス分類を有する1つまたは複数のサービス活動(例えば、アプリケーション、OS/他のソフトウェア機能/ユーティリティ、および/または本明細書で述べる他の機能/ユーティリティ)のリスト;1つまたは複数のネットワーク容量制御サービスに関する効力をもつサービスポリシーのタイプ;サービス活動がネットワーク容量制御サービスクラスに属するという通知;ネットワーク容量制御サービスとして分類されたサービス活動が、サービスクラスを変更される可能性があるという通知;サービス活動に関してサービスクラスが変更された場合にサービス料金が変わるという通知;1つまたは複数のネットワークが利用可能であるという通知(例えば、1つまたは複数の代替ネットワークおよび/またはネットワークビジー状態情報、および/または課金情報、および/またはそのようなネットワークに関連付けられる報奨);サービスプランアップグレード/ダウングレード提案/オプション;および、通知に応答するユーザに報酬を与えるサービスプランの提案(使用レベル警告通知に基づいて、サービス活動を使用する、または使用しないことを通知に対して応答することで、サービスプランがより安くなる/割引きされる)。いくつかの実施形態では、ユーザ通知は、以下のものの1つまたは複数を含むユーザ嗜好選択を含む。アクセスポリシー制御をアプリケーションに関連付けるためのプロビジョニング(例えば、許可/阻止、使用量の通知、所与のしきい値での使用量の通知、トラフィック制御設定、特定の時間中の許可、ネットワークがビジーでないときの許可、および/または本明細書で述べる他のポリシー制御)、サービス使用制御ポリシーを選択するための無効化オプション;サービス使用制御ポリシーを選択するための修正オプション;新規のサービスプランを選択するための選択オプション(例えば、代替/新規のサービスプランアップグレード/ダウングレードオプションを検討および選択するためのオプション);および肯定応答リクエスト(例えば、通知の受信を確認/通知の受信に肯定応答するため。ここで、肯定応答をネットワーク要素/機能に伝送することができ、後の参照/伝送のためにローカルに記憶することができる)。
いくつかの実施形態では、所与のデバイスアプリケーション、プロセス、機能、OSサービス、または他のサービス活動が開始を許可される前に、開始しようとする意図が、起動マネージャによってインターセプトされ、サービス活動に関するバックグラウンドサービスポリシーセットまたはネットワーク保護サービスポリシーセットが検索され、サービス活動が起動できるようにする前に、任意の所要のユーザ通知またはサービス起動制御ポリシーが実装される。そのような実施形態では、起動インターセプトマネージャを使用して、この機能を実装することができる。いくつかの実施形態では、この起動インターセプトマネージャは、効力をもつ起動制御ポリシーを有するサービス活動(例えば、アプリケーション識別子、OS機能識別子、集約サービス活動識別子、および/またはコンポーネントサービス活動識別子)を識別するリストを提供される。いくつかの実施形態では、起動制御ポリシーのリストは、1つまたは複数のサービス活動の起動の阻止または遅延を含む。いくつかの実施形態では、起動制御ポリシーは、サービス活動の起動前、起動中、および起動後のユーザ通知を含む。いくつかの実施形態では、ユーザは、効力をもつバックグラウンドサービス制御ポリシーまたは効力をもつネットワーク保護サービス制御ポリシーを有するサービス活動が起動を試行している、まもなく起動する、または起動していることを知らされる。さらなる1組の実施形態では、ユーザが通知を受け、サービス活動を起動したいか決断することを許可されるまで、起動が保留される。いくつかの実施形態では、ユーザ通知は、起動を試行するサービス活動が大量のサービス使用量を消費するというメッセージを含み、ユーザに、続けたいかどうか尋ねる(例えば、「このアプリケーションは大量のデータを消費しています。続けますか?」、「このアプリケーションは、使用していないときでさえデータを消費します。続けますか?」、「このアプリケーションは、ローミング中にデータを消費し、使用請求額を追加します。続けますか?」など)。いくつかの実施形態では、サービス活動を起動するか否かの決定は、効力をもつ起動制御ポリシーを有するサービス活動(例えばアプリケーション識別子、OS機能識別子、集約サービス活動識別子、および/またはコンポーネントサービス活動識別子)を識別するリストに予めプログラムされる。いくつかの実施形態では、リストの一部が、サービス活動の使用量を制御するためのユーザ嗜好に従って、ユーザによって予めプログラムされる。いくつかの実施形態では、リストの一部が、本明細書で述べるサービスプロバイダによって操作されるサービスポリシー設計管理システムによって指定されるネットワークバックグラウンドサービスまたはネットワーク保護サービスポリシーに従って、ネットワーク要素(例えばサービス制御装置)によって予めプログラムされる。いくつかの実施形態では、効力をもつ起動制御ポリシーを有するサービス活動(例えば、アプリケーション識別子、OS機能識別子、集約サービス活動識別子、および/またはコンポーネントサービス活動識別子)を識別するリストによって定義されるポリシー実装は、リストで指定されたポリシー施行をユーザまたは悪意のあるソフトウェアが無効にしていないことを保証するために検証される。いくつかの実施形態では、効力をもつ起動制御ポリシーを有するサービス活動を識別するリストは、以下のものの1つまたは複数に応じた起動ポリシーを含む:バックグラウンドサービス状態、ネットワークビジー状態(またはパフォーマンス状態もしくはQoS状態)、デバイスが接続されているネットワークのタイプ、ホームまたはローミング接続、時間帯もしくは曜日。
いくつかの実施形態では、起動しようとするサービス活動の意図をインターセプトし、バックグラウンドサービスポリシーセットまたはネットワーク保護サービスポリシーセットを適用することを可能にする本明細書で述べる様々な設計技法は、OS自体に設計することができる。例えば、インターセプトおよびポリシー実装機能を、Android OSにおける活動マネージャ、ブロードキャストインテントマネージャ、メディアサービスマネージャ、サービスマネージャ、または他のアプリケーションまたはサービス活動管理機能に設計することができる。同様に、起動しようとするサービス活動の意図をインターセプトし、バックグラウンドサービスポリシーセットまたはネットワーク保護サービスポリシーセットを適用することを可能にする本明細書で述べる様々な設計技法は、iPhone OS、windows mobile OS、windows PC OS、Blackberry OS、Palm OS、および他のOS設計におけるアプリケーション起動管理機能に設計することができることを当業者は理解されよう。
いくつかの実施形態では、起動前ユーザ通知情報は、以下のものの1つまたは複数を示す。典型的なサービス使用量もしくはコスト、または起動を試行するサービス活動に関する予想されるサービス使用量もしくはコスト。いくつかの実施形態では、ユーザは、1つまたは複数のサービス活動に関するアクセスに対する制限を設定し、この制限に達すると、制限を超えたサービス活動が起動を試行するときに、ユーザが通知を受ける。いくつかの実施形態では、ユーザは、サービス活動起動を単純に阻止または許可するのではなく、1組のサービス制約からの選択を行い、例示的なサービス制約としては、限定はしないが以下のものを挙げられる。(例えばフルアクセス、制限されたアクセス、非常に制限されたアクセス、またはアクセスの阻止)、阻止、抑制、遅延、集約、および保留から選択するための予め構成された1組の制約ポリシー、時間当たりの使用量の制限、使用量の上限、追加の通知に関する制限の設定、ネットワークのタイプの指定、ビジー状態(パフォーマンス、QoS)もしくはバックグランド状態の指定、または予め構成された設定オプションからの選択。
いくつかの実施形態では、ユーザがデバイス上にアプリケーション(例えば、ウェブ、またはスマートフォンもしくは他のワイヤレス/ネットワークコンピューティングデバイスに関するオンラインアプリケーションストア、例えばApple iPhoneもしくはiPad、またはGoogle Android/Chromeベースのデバイスからダウンロードされるアプリケーション)をダウンロードまたはロードすることを試行した後に、ユーザ通知が行われる。いくつかの実施形態では、ユーザがサービス活動を実行することを試行した後、またはクラウドベースのサービス/アプリケーション(例えば、GoogleまたはMicrosoftクラウドサービスベースのアプリケーション)の使用を開始することを試行した後に、ユーザ通知が行われる。いくつかの実施形態では、ユーザ通知は、以下のことの1つまたは複数の後に行われる:サービス使用活動が使用量しきい値イベントに達する;サービス使用活動が前提条件を満たすネットワークサービス使用を試行する;ネットワーク容量保護サービス活動分類リストまたはポリシーセットに対する更新;および、通知をトリガするデバイスにネットワークメッセージが送信される。いくつかの実施形態では、ユーザ通知は、サービス使用活動に関して可能な、典型的な、またはあり得るサービス使用活動に関する情報を提供する。いくつかの実施形態では、ユーザ通知は、知らされたユーザ嗜好設定を行うために、サービス活動のサービス使用量に関するより多くの情報(例えば、サービス使用活動が高いサービス使用量をもたらすことがあるというメッセージ、および/またはサービス使用活動が、現行のサービスプランの制限と何らかの形で比較されたときに高いサービス使用量をもたらすことがある、またはもたらすことになるというメッセージ)を取得するためのユーザオプションを含む。
いくつかの実施形態では、ユーザ通知は、以下のものの1つまたは複数を表示する(例えば。さらに、適用可能であれば、ユーザがUIインプットを提供できるようにする)ことを含む:現行および/または過去/履歴/ログネットワークサービス使用活動リスト、現行および/または過去/履歴/ログネットワーク容量制御サービス使用活動、現行の活動ポリシー設定、現行または利用可能なネットワーク、(例えば、1つまたは複数のネットワーク容量制御サービストラフィックタイプを処理する方法に関する)サービスプランオプション、ネットワーク容量制御サービス活動を異なる優先順位トラフィック制御および/または課金バケットに割り当てるための選択オプション、活動(例えば、ネットワーク容量制御サービスおよび他のサービス)によるネットワークサービス使用量、ネットワークビジー状態(例えば。および施行される得られるポリシーを伴う)、ビジー状態および時間/日/週に対するサービス活動ポリシー設定、ネットワークサービス活動優先順位、(例えばネットワークビジー状態および/またはネットワークサービス使用制御ポリシー状態に対する)ネットワークサービス活動使用量統計。
いくつかの実施形態では、ユーザがネットワークビジー状態中に(例えばネットワーク容量制御サービスポリシーを修正する)ネットワーク容量制御サービス活動を試行するときに、UI通知が表示される。いくつかの実施形態では、UI通知は、サービスプラン選択およびネットワーク容量制御サービスポリシー無効化オプション(例えば、一時的に、時間窓にわたって、使用量に関して、活動によって永久的に、および/またはすべて)、ユーザ選択に基づく課金情報、および/またはサービスプランアップグレード情報およびオプションに関する情報を含む。
いくつかの実施形態では、課金ポリシーを含む複数のネットワーク(例えばWiFi、4G、3G、および/または他の有線または無線アクセスネットワーク)のための嗜好/構成に関するユーザ入力について、UI通知が表示される。いくつかの実施形態では、指定されたネットワークトラフィックサービス使用活動(例えば、ネットワーク容量制御サービス分類、QoS分類、優先順位分類、時間ベース基準、ネットワーク容量、サービスプラン、課金基準、および/または他の基準/尺度)が試行されており、または生じており、オプション(例えば、許可、阻止、遅延、抑制、および/または他のオプション)を提供しているときに、UI通知が表示される。
いくつかの実施形態では、(例えば、デバイスに関するサービスプランに対して、ネットワークによって、ネットワークビジー状態に対して、時間ベース基準に対して、および/または他の基準/尺度に対してなど、現行および/または履歴ネットワークサービス使用量を表示するために)UIメータが表示される。いくつかの実施形態では、ユーザ通知は、ユーザに送信される通信を含む(例えば、電子メール、SMSもしくは他のテキストメッセージ、音声メッセージ/呼、および/または他の電子形態の通信)。いくつかの実施形態では、ユーザに送信される通信は、ネットワークサービス使用量情報、ネットワーク容量制御サービス使用量関連情報、および/またはウェブページにログインするための命令、もしくは(例えば、ネットワークサービス使用量および/またはネットワークサービス使用量に対する課金などに関係する情報更新および/または警報または警告メッセージに関する)より多くの情報に関する通信を送信するための命令。
いくつかの実施形態では、集約サービス活動レポート使用に基づいて通知(例えば、ユーザまたはネットワークサービスクラウド通知)が生成される(例えば、ネットワークプロバイダがユーザ通知を生成する、および/またはアプリケーションプロバイダ/サービス活動プロバイダに通知することができるようにする)。いくつかの実施形態では、集約監視活動に基づく(例えば、1つのデバイス、複数のデバイス、デバイスのグループ、もしくはすべてのデバイスに適用することができる監視、通知、および/または制御に関するブラックリストを策定または更新するために、サービスプラン、速度、ソケット開放頻度/レート(例えばメッセージング層挙動)、総計のデータ使用量、ピークビジー時間使用量に基づく)更新された/新規のネットワーク容量制御サービスリストの公開に基づいて、通知(例えば、ユーザまたはネットワークサービスクラウド通知)が生成される。いくつかの実施形態では、は、関連のサービスプランおよび/または他の同等のデバイスもしくはデータ使用量しきい値/統計ベースのデータ使用量尺度に対する、特定のデバイスに関するデータ使用量の傾向に基づいて、通知(例えば、ユーザまたはネットワークサービスクラウド通知)が生成される。
いくつかの実施形態では、アプリケーションは、実際には、いくつかのコンポーネントアプリケーション、プロセス、または機能から構成される。この例として、限定はしないが以下のものがある:JavaアプリケーションJARファイルのコンポーネント;OS機能を使用するアプリケーション;プロキシサービス機能を使用するアプリケーション;複合プロセス、機能、またはアプリケーションを実装するために互いに調整するアプリケーション、機能、またはプロセス;およびアプリケーションまたは全体のOS機能をサポートするOSプロセス機能。そのような実施形態では、サービス使用量に関してサービス活動を監視することができるように、サービス活動のサービス使用量に関与するデバイス上のすべてのアプリケーション、機能、およびプロセスを類別し、決算されるサービス使用量を有し、1つまたは複数のサービス活動コンポーネントがネットワークを開始または使用することを試行するときに適切なユーザ通知を実装し、ユーザ通知を必要とする予め決定されたサービス使用量レベルに1つまたは複数のサービス活動コンポーネントが達したときに適切なユーザ通知を実装し、本明細書で特定する適切なバックグラウンドサービスまたはネットワーク保護サービス使用制御(限定はしないが、例えば以下のことを含む:ネットワークアクセスの阻止;ネットワークアクセスの制約;ネットワークアクセスの抑制;ネットワークアクセスの遅延;ネットワークアクセスの集約および保留;時間帯ネットワークアクセス制約の選択;ネットワークタイプ制約の選択;ローミングネットワークアクセス制約の選択;使用量制限などのサービス使用量制約の選択;コスト制限などのサービスコスト制約の選択;または本明細書で述べる別の形態のバックグラウンドサービスステータスまたはネットワーク使用量制約の他の設定)を実装することができることが重要である。1つの集約サービス活動(例えばアプリケーション、アプリケーションJARファイル、またはOS機能)に排他的に属するサービス活動コンポーネントの場合、集約サービス活動に属するサービス活動コンポーネントを識別するリストに各コンポーネントサービス活動を含め、次いで、集約サービス活動に関して指定されたポリシーに従って、各サービス活動の集約挙動またはコンポーネント挙動に基づいて監視、場合によっては制御を行い、ユーザ通知を提供することによって、これを達成することができる。例えば、JARファイルがサポートする集約アプリケーションに関するバックグラウンドサービスまたはネットワーク保護サービスポリシーに従って、監視、起動、通知、決算、およびバックグラウンドサービス制御またはネットワーク保護サービス制御(または本明細書で指定される他のバックグラウンドまたはネットワーク保護サービスポリシー)の下で、すべてのアプリケーション起動挙動および/またはネットワークアクセス挙動をグループ分けする必要がある。別の例として、OSネットワーク同期または更新機能が、様々なソフトウェアコンポーネントまたはプロセスを利用してネットワーク同期または更新機能を実装する場合、各ソフトウェアコンポーネントまたはプロセスを、集約OS同期または更新機能に関するバックグラウンドサービスポリシーまたはネットワーク保護サービスポリシーの下で監視して集約しなければならない。
いくつかの実施形態では、本明細書で述べる集約サービス活動に専用の1組の関連のサービス活動コンポーネントに関する使用量をグループ分けすることができるこの機能を使用して、バックグラウンドサービスポリシー制御またはネットワーク保護サービスポリシー制御のための候補となるサービス活動を統計的に識別する目的で、サービス制御装置へのサービス活動の使用量報告を改良する。
いくつかの場合には、複数のアプリケーション、プロセス、機能、OSサービス、または他のサービス活動が、1組の共通のコンポーネントソフトウェアアプリケーション、プロセス、機能、またはOSサービスを利用することができる。そのような場合、本明細書で述べるように、サービス活動監視および決算、サービス活動起動制御、ユーザ通知、またはネットワークアクセス制御に関するバックグラウンドサービスポリシーおよび/またはネットワーク保護サービスポリシーを実装するために、バックグラウンドサービスまたはネットワーク保護サービスポリシーセットに従って管理すべき特定の開始アプリケーション、プロセス、機能、または他のサービス活動に属する共通コンポーネントソフトウェアアプリケーション、プロセス、または機能への/からの特定のネットワークアクセスデータまたは情報のフローを関連付ける必要がある。以下、本明細書で述べるバックグラウンドサービスポリシーセットまたはネットワーク保護サービスポリシーを実装する目的で、プロキシサービス機能と呼ばれる1組の共通のOS機能に関する共通コンポーネントサービス活動を特定のアプリケーション、プロセス、機能、OSサービス、または他のサービス活動にマッピングする方法について、具体的な1組の例を提供する。これらの例を検討すれば、本明細書で述べるバックグラウンドサービスポリシーセットまたはネットワーク保護サービスポリシーセットに従って管理できるサービス活動と同様のサービス活動マッピングを1組の共通のコンポーネントに関して適用する方法が当業者には明らかであろう。
いくつかの実施形態では、本明細書で述べる共通の組のサービス活動コンポーネントに関する使用をグループ分けすることができるこの機能を使用して、バックグラウンドサービスポリシー制御またはネットワーク保護サービスポリシー制御のための候補となるサービス活動を統計的に識別する目的で、サービス制御装置へのサービス活動の使用量報告を改良する。
いくつかの実施形態では、プロキシネットワークサービスマネージャは、デバイスアプリケーションとデバイスネットワーキングスタックインターフェースの間のデータ経路に位置するデバイスオペレーティングシステム内の中間データフロー機能を表し、ネットワークスタックインターフェースからのあるレベルのネットワークサービス抽象化、ネットワークスタックインターフェースよりも上のより高レベルのサービス機能、向上されたまたは特別なトラフィック処理機能、メディアサービス転送管理、ファイルダウンロードサービス、HTTPプロキシサービス機能、QoS差別化、または他の同様のもしくは関連のより高レベルのトラフィック処理を提供する。例示的なプロキシサービスマネージャは、以下のものを含む:メディアサービスマネージャ(例えばAndroidメディアサービスライブラリ機能)、電子メールサービスマネージャ、DNS機能、ソフトウェアダウンロードサービスマネージャ、メディアダウンロードマネージャ(例えばオーディオプレーヤ、ストリーミングメディアプレーヤ、ムービーダウンローダ、メディアサービスOS機能など)、データダウンロードサービスマネージャ、Android「メディア」ライブラリ機能、Android.netライブラリ機能、、Jave.netライブラリ機能、Apacheライブラリ機能、他のデバイスオペレーティングシステムにおける他の同様のソフトウェア/ライブラリ機能もしくはサービス、SMTP/IMAP/POPプロキシ、HTTPプロキシ、IMプロキシ、VPNサービスマネージャ、SSLプロキシなど。本明細書では、アプリケーションによって開始されるこれらの代替のネットワークアクセスデータフローを、アプリケーションプロキシサービスフローと呼ぶ。そのような実施形態では、アプリケーションは、時として、ネットワークに直接アクセスするのではなく、プロキシサービスコンポーネントなどのOSコンポーネントにネットワークアクセスサービス活動を単にリクエストすることができる。そのような実施形態では、バックグラウンドサービス制御、またはアプリケーションサービス使用量のユーザ通知を実装するために、アプリケーションプロキシサービスフローを監視し、特定のアプリケーションまたはサービス活動によって開始される、またはそれらに属するものとしてアプリケーションプロキシサービスフローを分類し、開始するアプリケーションまたはサービス活動に関して意図されたポリシーに従って、本明細書で述べる適切なバックグラウンドサービス分類、ユーザ通知、アプリケーションプロセス起動インターセプト、バックグラウンドサービス決算、およびバックグラウンドサービス使用量制約を実装する必要がある。これは、サービス使用量モニタを挿入することによって達成され、これらのモニタは、(i)開始するアプリケーションの識別子(例えば、アプリケーション名、アプリケーションフィンガープリント、アプリケーション識別タグ、アプリケーションプロセス番号、アプリケーション信用証明、または他の安全な、または安全でないアプリケーションまたはプロセス識別子)を、(ii)プロキシサービスへのリクエストにマッピングし、その後、(iii)プロキシサービスと、情報通信をサービスするネットワーク要素との間のネットワークサービスフローにマッピングすることを可能にする。このマッピングが達成されると、次いで、プロキシサービスのサービス使用量フローを決算して、開始するアプリケーション、デバイスソフトウェアプロセス、または他のサービス活動に返すことができ、次いで、適切なポリシーを、本明細書で述べるユーザ通知、サービス活動起動制御、サービス活動バックグラウンド決算(バックグラウンドサービス状態および/またはスポンサードサービス課金に依存する変動料金レーティングを含む)、サービス活動バックグラウンドサービス制御、またはネットワーク使用量制約(限定はしないが、例えば以下のことを含む:ネットワークアクセスの阻止、ネットワークアクセスの制約、ネットワークアクセスの抑制、ネットワークアクセスの遅延、ネットワークアクセスの集約および保留、時間帯ネットワークアクセス制約の選択、ネットワークタイプ制約の選択、ローミングネットワークアクセス制約の選択、使用量制限などサービス使用量制約の選択、コスト制限などサービスコスト制約の選択、または本明細書で述べる別の形態のバックグラウンドサービスステータスまたはネットワーク使用量制約の他の設定)に関する各サービス使用量フローに適用することができる。
いくつかの実施形態では、本明細書で述べるプロキシサービスによってサービス活動に関するサービス使用量をトラッキングすることができるこの機能を使用して、バックグラウンドサービスポリシー制御またはネットワーク保護サービスポリシー制御のための候補となるサービス活動を統計的に識別する目的で、サービス制御装置へのサービス活動の使用量報告を改良する。
いくつかの実施形態では、集約サービス活動に属するコンポーネントサービス活動に関するサービスポリシーの監視、決算、および/または実装を可能にする本明細書で述べる様々な設計技法は、OS自体に設計することができる。例えば、いくつかの現在のモバイルOS実装形態(例えばAndroid、iPhone、Blackberryなど)では、ワイヤレスサービスプロバイダネットワーク上で特定の一部のアプリケーションがどれほどのデータを消費しているかに関する推定値をユーザが得ることができるようにする市場で入手可能ないくつかのアプリケーションが存在するが、ユーザまたはアプリケーションが、特定のOS機能に関するサービス使用量の表示を得ることは可能でなく、本明細書で開示する実施形態は、このことに対処する。別の例として、いくつかの現在のモバイルOS実装形態では、プロキシサービス使用(例えばメディアダウンロードおよびメディアストリーミングプロキシライブラリソフトウェア機能)を、プロキシサービスを使用する特定のアプリケーションに関連付けることはできず、したがって、ユーザは、汎用の共通のOS機能またはプロキシサービス(例えば、Androidの場合には、「メディアサービス」、「メディア」、「ギャラリー」、「googleサービスワークフレーム」、および他の汎用の共通のOSソフトウェアライブラリ機能またはプロキシサービス)を知らされることはあるが、ユーザは、どのアプリケーション、ウィジェット、または他のサービス活動が実際にこの共通のサービス機能の使用量を生成しているかを判断することはできない。本明細書で述べる方法は、そのような使用量監視の例に対してユーザに完全な可視性を与える。さらに、OSが後付けされる場合、インターセプトおよびポリシー実装機能は、Android OSにおける活動マネージャ、ブロードキャストインテントマネージャ、メディアサービスマネージャ、サービスマネージャ、または他のアプリケーションまたはサービス活動管理機能に設計することができる。同様に、起動しようとするサービス活動の意図をインターセプトし、バックグラウンドサービスポリシーセットまたはネットワーク保護サービスポリシーセットを適用することを可能にする本明細書で述べる様々な設計技法は、iPhone OS、windows mobile OS、windows PC OS、Blackberry OS、Palm OS、および他のOS設計におけるアプリケーション起動管理機能に設計することができることを当業者は理解されよう。
図19は、いくつかの実施形態によるネットワーク容量を保護するためのデバイス支援サービス(DAS)に関する別の流れ図を示す。ステップ1902で、プロセスが始まる。ステップ1904で、1つまたは複数のネットワークのネットワークビジー状態を決定するステップが行われる。いくつかの実施形態では、1つまたは複数のネットワークが、アクセスネットワーク、有線ネットワーク、およびワイヤレスネットワークから選択される。ステップ1906で、ネットワークビジー状態決定に基づくデバイスのネットワークサービス使用活動(例えばネットワーク容量制御サービス)の分類が行われて、1つまたは複数のネットワークのネットワーク容量を保護するための格差的ネットワークアクセス制御を容易に実現する。いくつかの実施形態では、ネットワークビジー状態は、以下のものの1つまたは複数に基づく:ネットワークパフォーマンス、ネットワーク輻輳、ネットワーク利用可能性、ネットワークリソース利用可能性、ネットワーク容量、または任意の他のネットワークサービス使用量尺度、および1つまたは複数の時間窓(例えば時間ベースの基準)。いくつかの実施形態では、1つまたは複数のネットワークのネットワーク容量を保護することは、ワイヤレスネットワークの最終エッジセグメント(例えばRAN、BTS、BTSC、および/または他のネットワーク要素)のネットワーク容量を保護することを含む。いくつかの実施形態では、決定および分類は、デバイス支援/ベース技法を使用して行われる。いくつかの実施形態では、決定および分類は、(例えば、サービス制御装置、DPIゲートウェイ、BTS/BTSC、またはネットワーク要素の組合せなど、ネットワーク要素/機能に実装される)ネットワーク支援/ベース技法を使用して行われる。いくつかの実施形態では、決定および分類は、デバイス支援/ベース技法とネットワーク支援/ベース技法の組合せを使用して行われる。ステップ1908で、ネットワーク容量を保護するためのサービス使用活動分類に基づいて、格差的トラフィック制御を実装するステップが行われる。ステップ1910で、プロセスが完了される。いくつかの実施形態では、ネットワークビジー状態は、以下のものの1つまたは複数に基づいて決定される:時間帯、ネットワークによって報告されるビジー状態、および/またはデバイス(例えば近位エンドおよび/または遠位エンド)によって決定/報告されるネットワークビジー状態。いくつかの実施形態では、ネットワークビジー状態は、以下のものの1つまたは複数を使用して決定される。ネットワークプローブ、デバイスクエリ、ネットワークプローブレポート(例えばBTSおよび/またはBTSCを含む)、ネットワークプローブ分析、プローブを用いないそのままのトラフィックのパフォーマンスに基づくデバイス分析(TCPタイムアウト、UDP再伝送、複数ネットワーク試験など)、デバイスが接続されているネットワークおよび/または1つまたは複数の代替のネットワークに関して実施されるネットワークサービス使用活動に基づくデバイス監視ネットワーク輻輳(例えばアプリケーションベースのネットワークアクセスパフォーマンスデータ)。いくつかの実施形態では、ネットワーク輻輳状態は、ネットワークビジー状態(例えばネットワークビジー状態設定/レベル)に関連付けられる。例えば、ネットワーク使用量の40%のネットワーク輻輳レベルは、ネットワークビジー状態設定値4に関連付けることができ、ネットワーク使用量の80%のネットワーク輻輳レベルは、ネットワークビジー状態設定値8に関連付けることができ、他も同様である。
図20は、いくつかの実施形態によるネットワーク容量を保護するためのデバイス支援サービス(DAS)に関する別の流れ図を示す。ステップ2002で、プロセスが始まる。ステップ2004で、ネットワーク通信におけるデバイスのネットワークサービス使用活動を監視するステップが行われる。ステップ2006で、(例えば、ネットワーク容量制御サービスとして、ネットワーク容量を保護するためのネットワークサービス使用活動の分類に基づいて)ネットワーク容量を保護するためのネットワークサービス使用活動を分類するステップが行われる。ステップ2008で、ネットワーク容量制御サービスに関して決算する(例えば、ネットワーク容量を保護するためのネットワークサービス使用活動の分類に基づいてネットワークサービス使用活動に関して決算する)ステップが行われる。ステップ2010で、ネットワーク容量制御サービスに対する課金が行われる。ステップ2012で、プロセスが完了される。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するためのDASは、さらに、ネットワーク容量制御サービスとしてネットワークサービス使用活動を分類することを含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するためのDASは、ネットワーク容量制御サービスおよびフォアグラウンドサービスに対して様々な形で決算する、および/または様々な形で課金することを含む。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用制御ポリシーは、(例えば、ネットワークビジー状態、時間ベース基準、サービスプラン、デバイスまたはネットワークサービス使用活動がアクセス権を得ているネットワーク、および/または他の基準/尺度に基づく)ネットワーク容量制御サービスに対する様々な形での制御、決算、および/または課金に関するポリシーを含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスに関する決算は、1つまたは複数のネットワーク容量制御サービスクラスに関するサービス使用量を様々な形で収集することを含み、ここで、決算は、以下のものの1つまたは複数に基づいて(例えば動的に)修正/変更される:ネットワークビジー状態(例えば、ユーザ嗜好を満たしていないネットワーク輻輳中の決算を修正/貸方に記入する)、ネットワークサービス活動、アクセスネットワーク(例えば、デバイス/サービス活動が現在接続されているネットワーク)、ユーザ嗜好選択、時間ベース基準(例えば現在の日付/曜日/月)、関連のサービスプラン、時間窓に対するオプション。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスに対する課金は、課金レポートへの決算のマッピングを含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスに対する課金は、課金レポートをネットワーク要素(例えば、サービス制御装置、サービスクラウド、料金請求インターフェース/サーバ、および/または別のネットワーク要素/機能)に送信することを含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスに対する課金は、他のネットワークサービス使用活動または全体のネットワークサービス使用活動に対して、ネットワーク容量制御サービスに関するCDR/IPDRを調停または仲裁するステップを含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスに対する課金は、料金請求記録または料金請求アクションに課金レポートを変換することを含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスに対する課金は、リクエスト時に、または基準/尺度(例えば、しきい値課金レベルおよび/またはしきい値ネットワークサービス使用量レベル)に基づいて、ネットワーク容量制御サービス料金のユーザ通知を生成することを含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスに対する課金は、課金ポリシーに基づくアプリケーション別の課金(例えば、ユーザへの、またはスポンサードサービスプロバイダ、キャリア、および/または他のエンティティへの料金請求のためなど、料金請求ポリシー規則に従ったアプリケーション別の請求)を含む。
図21は、いくつかの実施形態によるネットワーク容量を保護するためのデバイス支援サービス(DAS)に関する別の流れ図を示す。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するためのDASは、ネットワーク容量を保護するための格差的ネットワークアクセスを提供するために、ネットワークアクセス接続(例えば。またはスタック)に、アプリケーション、OS機能、および/または他のサービス使用活動に関するインターフェースを提供するデバイスサービスアクセスAPIを提供することを含む。いくつかの実施形態では、格差的ネットワークアクセスは、以下のものの1つまたは複数によって決定される:サービス使用活動のサービス優先順位、およびネットワークビジー状態。ステップ2102で、プロセスが始まる。ステップ2104で、デバイスサービスアクセスAPIリクエストが受信される。ステップ2106で、デバイスサービスアクセスAPIリクエストに対する応答が成される。いくつかの実施形態では、(例えば、ネットワーク容量制御サービスに関する、および/またはネットワークビジー状態および/または他の基準/尺度に基づく)格差的ネットワークアクセスが、以下のものの1つまたは複数によって実装される:サービス使用活動にネットワークビジー状態情報を提供する;ネットワークビジー状態情報を受信する;サービス使用活動に関するネットワーク容量需要を受信する;サービス使用活動から、スケジュールされた時間/タイムスロット需要を受信する;ネットワーク位置および/または物理的位置情報(例えば、基地局、通信チャネル、セルセクタ、デバイスが接続されているローミングまたは非ローミングネットワーク、および/またはGPSもしくは他の物理的位置データ)を受信および/または提供する;ネットワークへのアクセスを許可されたときにサービス使用活動に情報を提供して知らせる;どのトラフィック制御を適用/実装しなければならないかについて、サービス使用活動に情報を提供して知らせる;アクセスのためにネットワークを利用可能であるときにサービス使用活動に情報を提供して知らせる;(例えば、優先順位、ネットワークビジー状態、および時間帯の1つまたは複数に基づいて)(例えば、指定されたパフォーマンスレベルまたはサービスレベル、例えばデータ転送サイズ、速度、ネットワーク容量制御サービス優先順位レベル、QoSレベル、データ転送タイプ、スケジューリング時間、および/またはネットワーク通信パラメータを用いて)サービス使用活動にそのスケジュールされたアクセス時間/タイムスロットの情報を提供する;および、異なる状態(例えばパワーセーブ状態、スリープ状態、休止状態、アイドル状態、待機状態、および/または休止解除状態)に移行するようにデバイスおよび/またはサービス使用活動に命令する。ステップ2108で、格差的ネットワークアクセスが実装される。ステップ2110で、プロセスが完了される。いくつかの実施形態では、デバイスサービスアクセスAPIは、プログラマチックインターフェース、仮想インターフェース、および/またはエミュレートインターフェースであり、これは、本明細書で述べるように、ネットワーク容量を保護するためにネットワークに格差的アクセスに関する命令を提供する。
いくつかの実施形態では、APIは、(例えば、デバイスとAPI通信用のネットワーク要素との間の安全な通信、例えばHTTPS、TLS、SSL、暗号化データ接続、またはSS7制御チャネル、および/または他のよく知られている安全な通信技法を使用して)デバイス上、ネットワーク上、および/または両方/両方の一部でサービスされる、またはそこに位置される。いくつかの実施形態では、ネットワークベースのAPIは、ネットワーク容量を保護するために、ネットワークデバイス上で実行するアプリケーションと、ネットワーク要素および/またはサービスクラウドとの間のAPIまたは他のインターフェース通信(例えば、上述したような安全な通信)を容易に実現するAPIである。例えば、ネットワークAPIは、ネットワークアクセス制御情報(例えば、ネットワークビジー状態、利用可能なネットワークに基づく複数ネットワーク情報および/または利用可能なネットワークのネットワークビジー情報、ネットワーク容量制御サービス優先順位および利用可能性、ネットワークビジー状態に基づくネットワークアクセスのためのスケジュールされた時間/タイムスロット、サービスプラン、ネットワーク容量制御サービス、および/または他の基準/尺度)を得るために、サービスクラウド(例えばネットワークサーバ)と通信するためにアプリケーション用のインターフェースを提供することができる。別の例として、ネットワークAPIは、アクセス権を有するアプリケーションプロバイダ、中央ネットワーク/サービスプロバイダ、および/または第三者がアプリケーションと通信して、情報(例えば、アプリケーションの物理的な位置、アプリケーションのネットワーク位置、アプリケーションに関するネットワークサービス使用量情報、アプリケーションに提供されるネットワークビジー状態情報、および/または他の基準/尺度)を提供および/またはリクエストするのを容易に実現することができる。さらに別の例として、ネットワークAPIは、ネットワーク容量関連情報(例えば、ネットワークビジー状態、ネットワーク容量制御サービス分類および/または優先順位レベルに基づく利用可能性、特定のネットワーク容量制御サービス分類および/または優先順位レベルに関するスケジュールされた時間/タイムスロット、緊急/高い優先順位のソフトウェア/アンチマルウェア/脆弱性更新、およびそのようなソフトウェア更新に関するスケジュールされた時間/タイムスロット、および/または他の基準/尺度)を用いて、1つまたは複数のアプリケーション、OS機能、および/または(地理、ネットワーク、アプリケーション、OS機能、および/または任意の他の基準/尺度に基づいて区画化された)デバイスへのブロードキャストを容易に実現することができる。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するためのネットワークアクセスAPIは、ネットワーク容量を保護するためのネットワークアクセスAPIを理解して実装するようにアプリケーションおよびOS機能が設計されるように、アプリケーションおよびOS開発者のために公開されるオープンAPIまたは(例えば、VerizonアプリケーションストアまたはApple AppSotreを介して提供されるものなど、特定のネットワークサービスプロバイダ用のアプリケーションのために要求される、または標準化された)標準/所要のAPIである。例えば、ネットワークアクセスAPIが適切に実装され、指定された要件に従って機能していることを保証するために、検定プログラムを確立して、アプリケーションおよびOS開発者に試験仕様、作業実装、および/または基準を提供することができる。いくつかの実施形態では、ネットワークアクセスAPIは、サービス制御装置(例えばサービス制御装置122)または別のネットワーク要素/機能(例えば、サービス使用量サーバまたは料金請求インターフェース/サーバと通信するためのサービス使用量API、またはネットワーク容量を保護するためにネットワークアクセス関連情報を送受信または他の形で通信するための安全な通信を容易に実現する別のネットワーク要素/機能)と通信するためのインターフェースである。いくつかの実施形態では、ネットワークAPIは、ネットワークAPIにアクセスするネットワークサービス使用活動(例えばアプリケーション)に関連付けられるスポンサード当事者に、すべての、分類された、および/または一部のネットワークサービス使用料金のスポンサード料金請求(例えばリバースビリング(reverse billing))を提供する。いくつかの実施形態では、ネットワークAPIは、スポンサードサービスを提供し、ここで、ネットワークAPIにアクセスするネットワークサービス使用活動(例えばアプリケーション)が、ネットワークAPIにスポンサードサービス当事者信用証明を提供し、信用証明が、料金請求メカニズムとして使用されて、スポンサード当事者に課金し、ユーザアカウントが調停されてスポンサード当事者料金を取り除き、ネットワークAPIが、アクセスサービスおよび/または情報サービス(例えば、位置情報、ローカル情報、コンテンツ情報、ネットワーク情報、および/または任意の他の情報)を提供する。
図22は、いくつかの実施形態によるネットワーク容量を保護するためのデバイス支援サービス(DAS)に関する別の流れ図を示す。ステップ2202で、プロセスが始まる。ステップ2204で、(例えば検証される/検証可能なサービス処理装置を使用して)デバイスのネットワークサービス使用活動が監視される。ステップ2206で、ネットワークビジー状態(例えばネットワーク容量、利用可能性、および/またはパフォーマンスの尺度)が、(例えば、本明細書で述べる様々な技法を使用して)監視されるネットワークサービス使用活動に基づいて決定される。いくつかの実施形態では、デバイス上のサービス処理装置を使用して、(例えば、1つまたは複数のネットワーク容量制御サービスに関するネットワークアクセス制御ポリシーを決定するために使用することができる)デバイスが受けるネットワークビジー状態を決定(例えば、測定および/または特徴付け)する。ステップ2208で、ネットワークビジー状態レポートが、ネットワーク要素/機能(例えば、本明細書で述べるサービス制御装置および/または別のネットワーク要素/機能)に送信される。ステップ2210で、プロセスが完了される。いくつかの実施形態では、本明細書で述べる様々な技法を使用してサービス処理装置が検証される。いくつかの実施形態では、ネットワークビジー状態レポートが、以下のものの1つまたは複数を含む:データレート、待ち時間、ジッタ、ビット誤り率、パケット誤り率、アクセス試行の回数、アクセス成功の回数、アクセス失敗の回数、QoSレベル利用可能性、QoSレベルパフォーマンス、および上記のパラメータの任意のものの変動率。いくつかの実施形態では、ネットワークビジー状態レポートは、以下のものの1つまたは複数を含む。ネットワーク要素へのネットワークビジー状態レポートに関連付けられるエッジネットワーク要素を識別するための基地局ID、セルセクタID、CDMA ID、FDMAチャネルID、TDMAチャネルID、GPS位置、および/または物理的位置。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動の監視は、デバイスが送受信しているトラフィックに関するネットワークパフォーマンスを測定すること、および/またはネットワークパフォーマンス試験トラフィックを生成することを含む。いくつかの実施形態では、ネットワークビジー状態は、ネットワークビジー状態を測定および/または報告することができる1つまたは複数のネットワーク要素(例えば、BTS、BTSC、基地局モニタ、および/または電波モニタ)によって収集される(例えば。および/またはデバイスベースのネットワークビジー状態尺度を支援、補完、および/または検証するために使用される)。例えば、電波モニタおよび/または基地局モニタは、1つまたは複数の基地局および/または基地局セクタのカバレッジ領域内でのネットワークビジー状態の信頼可能な特徴付けを容易に実現するために提供され、例えば、本明細書で同様に述べるようにサービス制御装置、ローカル基地局、および/または他のネットワーク要素/機能に対するネットワークビジー状態監視および報告を行うように1つまたは複数の基地局および/または基地局セクタ(例えば、ここでセクタは、指向性アンテナと周波数チャネルの組合せである)のカバレッジ領域内に(例えば一時的にまたは永久的に)設置された取付式のモバイル端末(例えば、追加のネットワークビジー状態監視および/または報告機能を含むことができる信頼される端末)である。いくつかの実施形態では、永久的に取り付けられたモバイル端末が、例えばネットワークビジー状態をサービス制御装置など中央ネットワーク要素に報告するためのネットワークモニタを提供し、中央ネットワーク要素は、例えば、そのようなネットワークビジー状態情報を集約して、1つまたは複数のネットワークカバーレッジ領域に関するネットワークビジー状態を決定することができる。いくつかの実施形態では、永久的に取り付けられたモバイル端末は、設置されたこれらの位置に常に存在し、常時接続状態であり(例えばネットワーク監視を実施しており)、信頼することができる(例えば、永久的に取り付けられたモバイル端末に、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア信用証明をロードすることができる)。例えば、永久的に取り付けられたモバイル端末を使用して、ネットワークビジー状態の信頼可能な特徴付けを提供することができ、次いで、これを中央ネットワーク要素に報告して、様々な実施形態に関して本明細書で述べる様々なネットワークビジー状態関連技法を実施するために集約することができる。いくつかの実施形態では、ネットワーク要素/機能は、ネットワークビジー状態レポート(例えば。および同じネットワークエッジ要素に接続された他のデバイスからの他のネットワークビジー状態レポート)を使用して、デバイスに接続されたネットワークエッジ要素に関するネットワークビジー状態を決定する。いくつかの実施形態では、ネットワーク要素/機能は、ネットワークエッジ要素に関するビジー状態レポートをデバイス(例えば。および同じネットワークエッジ要素に接続された他のデバイス)に送信し、次いで、デバイスがこれを使用して、ネットワークビジー状態に基づいて、(例えば、ネットワーク容量制御サービスに関する)格差的ネットワークアクセス制御ポリシーを実装することができる。いくつかの実施形態では、ネットワークビジー状態は、ネットワーク要素(例えば、サービス制御装置またはサービスクラウド)によって提供され、デバイスにブロードキャストされる(例えば、サービス処理装置に安全に通信される)。
図23は、いくつかの実施形態によるネットワーク容量を保護するためのデバイス支援サービス(DAS)に関するネットワーク容量制御サービス優先順位レベルチャートを示す。いくつかの実施形態では、様々なアプリケーション、OS機能、および/または通信デバイス(例えばデバイス100)上にインストール/ロードされた、および/または通信デバイス上で起動される/実行する/アクティブになる他のユーティリティ/ツールが、ネットワーク容量を保護するためのネットワーク容量制御サービスとして分類される。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスの1つまたは複数が、ネットワーク容量を保護するために、ネットワーク容量制御サービスレベルまたは優先順位レベルを割り当てられる、またはそのようなレベルに分類される。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスの1つまたは複数が、1つまたは複数の基準/尺度(例えば、動的基準/尺度)、例えばネットワークビジー状態、現行アクセスネットワーク、時間ベース基準、関連のサービスプラン、および/または他の基準/尺度に基づいて、ネットワーク容量制御サービスレベルまたは優先順位レベルを動的に割り当てられる、またはそれに分類される。いくつかの実施形態では、より高い優先順位レベルは、アプリケーションまたはユーティリティ/機能がネットワークアクセスに関してより高い相対優先順位を認可されることを意味する(例えば優先順位レベル10は、保証されたネットワークアクセスを提供することができ、優先順位レベル0は、阻止されたネットワークアクセスを提供することができ、1〜9の優先順位レベルは、場合によっては、割り振られたネットワークアクセス、およびネットワークアクセスをリクエストする他のサービスに対して相対的に高くなっていく優先順位のネットワークアクセスを提供することができる)。
図23に示されるように、ネットワーク容量制御サービスは、現行アクセスネットワークのネットワークビジー状態に基づいて、ネットワーク容量制御サービスレベルまたは優先順位レベルを動的に割り当てられる、またはそれに分類される。例えば、図示されるように、電子メールアプリケーションMicrosoft Outlookは、ネットワークビジー状態に基づいて、ネットワーク容量を保護するために様々な優先順位レベルを割り当てられる。例えば、ネットワークビジー状態(NBS)レベル10%に関しては優先順位レベル6であり(例えば、本明細書で述べる様々な技法を使用して、測定/検出/計測された現行または最近/最新のネットワーク容量/リソース使用量に基づいて、約10%までのネットワーク容量が利用される)、ネットワークビジー状態(NBS)レベル25%に関しては優先順位レベル5であり、ネットワークビジー状態(NBS)レベル50%に関しては優先順位レベル4であり、ネットワークビジー状態(NBS)レベル75%に関しては優先順位レベル3であり、ネットワークビジー状態(NBS)レベル90%に関しては優先順位レベル2である。やはり図示されるように、アンチウイルス(AV)ソフトウェア更新アプリケーション/ユーティリティ/機能は、ネットワークビジー状態に基づいて、ネットワーク容量を保護するために様々な優先順位レベルを割り当てられる。すなわち、ネットワークビジー状態(NBS)レベル10%に関しては優先順位レベル9であり、ネットワークビジー状態(NBS)レベル25%に関しては優先順位レベル7であり、ネットワークビジー状態(NBS)レベル50%に関しては優先順位レベル5であり、ネットワークビジー状態(NBS)レベル75%に関しては優先順位レベル3であり、ネットワークビジー状態(NBS)レベル90%に関しては優先順位レベル1である。様々な他のアプリケーションおよびユーティリティ/機能が、図23のネットワーク容量制御サービス優先順位レベルチャートに示されるネットワークビジー状態レベルに基づいて、様々な優先順位レベル割当て/分類を有して示されている。当業者には明らかなように、ネットワーク容量を保護するために、ネットワークビジー状態レベルに基づいてネットワークアクセスに対して優先順位レベルを動的に割り当てるための様々な割当ておよび/または技法を適用することができる(これは、例えば、ユーザ嗜好、サービスプラン、アクセスネットワーク、デバイスのパワー状態、デバイス使用状態、時間ベース基準、および様々な他の因子に基づく。例えば、高い優先順位のセキュリティもしくは脆弱性ソフトウェアパッチもしくは更新など緊急のソフトウェアおよび/またはセキュリティ更新、および/または911番のVOIP呼など緊急または高い優先順位の電子メールもしくは他の通信には、より高い優先順位を与える)。
図1〜図3を再び参照すると、ネットワーク容量を保護するためのDASは、いくつかの実施形態によれば、ネットワーク容量を保護するのを支援するために、(例えばネットワーク容量制御サービスに関する)格差的ネットワークサービスアクセス制御を容易に実現するために、本明細書で述べる様々なDAS技法を使用して、デバイス(例えばデバイス100)のサービス処理装置(例えばサービス処理装置115)を使用して実装される。いくつかの実施形態では、サービス処理装置、および/またはサービス処理装置の1つまたは複数のエージェントが、以下の検証技法の1つまたは複数を使用して検証される(例えば。および/または特に、ネットワークサービス使用活動の監視、1つまたは複数のネットワーク容量制御サービスクラスへの1つまたは複数のサービス活動の分類、1つまたは複数の格差的サービス活動ポリシーとの1つまたは複数のネットワーク容量制御サービスクラスの関連付け、および/またはネットワークビジー状態の決定を検証するため):ネットワークベースのサービス使用量尺度を、デバイスに関連付けられたサービスポリシーおよび/またはサービスプランと比較する;デバイス支援サービス使用量尺度を、デバイスに関連付けられたサービスポリシーおよび/またはサービスプランと比較する;ネットワークベースのサービス使用量尺度をデバイス支援サービス使用量尺度と比較する;第1のデバイス支援サービス使用量尺度を第2のデバイス支援サービス使用量尺度と比較する;サービス処理装置および/またはサービス処理装置の1つまたは複数のエージェントの存在を検証する;サービス処理装置の構成を検証する;(例えば、分析および検定のためのサービス使用イベント/レポートを生成するために試験サービス使用量を使用して)サービス使用活動が適切に報告されているか検証する;料金請求イベントが適切に報告されているか検証する;ネットワークベースのサービス使用量尺度を、報告されたデバイス料金請求データと比較する;試験料金請求イベントの報告を検証する;トランザクションサーバからの通信デバイスレポート料金請求イベントの報告を検証する;活動状態トラッキングシステムの存在を検証する;デバイス構成または動作を検証する;デバイス適格性またはサービスプラン適格性を検証する;サービス処理装置の適切な動作を検証する;サービス処理装置のハートビート応答レポートを検証する;試験サービスイベントの監視を検証する;新規のサービス処理装置(例えば。および/またはサービス処理装置の1つまたは複数のエージェントもしくは構成設定)をダウンロードして、完全性チェックを行う;エージェント自己診断チェックを用いてサービス処理装置コード構成を検証する;認証後に初めて通信デバイスが第1のサービスを使用することを検証する;ユーザ適格性を検証する;ネットワークビジー状態を検証する(例えば、複数のデバイスからのネットワークビジー状態尺度を比較および/または統計的に処理する。ここで、例えばネットワークビジー状態監視装置がデバイス上で安全な実行環境内に位置される);様々な格差的ネットワークアクセス制御実装を検証する(例えば、ネットワーク容量制御サービスが適切に監視/決定/検出、制御、アカウント、および/または課金される);(例えば上述した)様々なQoS実装を検証する;およびエージェント通信ログを検証する。様々な他の検証技法を本明細書で説明し、ここで、デバイスベース実装(例えばサービス処理装置、および/または他のデバイスベースのエージェントもしくはソフトウェア/ハードウェア技法)を使用してネットワーク容量を保護するためのDASを提供するための同様および他の検証技法は、本明細書で述べる様々な実施形態に鑑みて当業者には明らかであろう。
いくつかの実施形態では、サービス処理装置は、本明細書で述べる様々なハードウェアおよびソフトウェア技法を使用して安全化される。そのような技法としては、例えば、安全な仮想機械、保護された実行環境、安全な記憶装置(例えば、安全なメモリ)、または安全なモデムにサービス処理装置のすべておよび/または一部を実装すること、および/または本明細書で述べる他の安全な実装技法、および/または本明細書で述べる様々な実施形態に鑑みてここで当業者に明らかであろう他の技法または同様の技法を挙げられる。例えば、サービス処理装置は、ソフトウェアとして実装することができ、OSの保護領域内で実行する、デバイス上で実行する、および/または保護された実行区画(例えば、CPU、APU、SIMチップセット、モデム、モデム安全実行区画、SIM、デバイス上の他のハードウェア機能、および/または上述したものの任意の組合せ)内で実行することができる。
いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用量カウンタが、(例えば、図12の測定点V、VI、および/または他の測定点を使用して)デバイスモデム内の安全な実行環境(例えば、デバイスアプリケーションによってアクセス可能でないモデムカードおよび/またはモデムチップ上に位置される安全な不揮発性メモリ内のプログラム記憶装置、ネットワークへのモデム接続を得るためにデバイスアプリケーションが省略することができないデータ経路監視および/または制御のためのプログラムおよび/または安全なプログラム操作を実行するための安全なCPU環境)内に埋め込まれる。いくつかの実施形態では、サービス使用量カウンタは、データトラフィック(例えば、バイト数、および/またはサービス使用の任意の他の尺度、例えばファイルトランザクション、メッセージトランザクション、接続時間、接続の時点または接続の期間、および/または所与のQoSもしくはネットワーク容量制御サービス優先順位レベルに関して送られるトラフィックもしくは送られるトランザクション)、時間に応じたトラフィック、(アプリケーション、宛先/送信元、ポート、トラフィックタイプ、コンテンツタイプ、時間帯、ネットワークビジー状態、および/または任意の他の基準/尺度による)ネットワークサービス活動分類に従ったトラフィックをカウントする。いくつかの実施形態では、サービス使用量カウンタは、例えば層III(例えばIPSEC)と層II(例えばL2TPトンネル)の両方に関して確立されたVPN層と調整しながら、(例えば上述したように)データトラフィックをカウントし、それにより、正確なオーバーザエアサービス使用量尺度が、料金請求調停および/またはネットワークサービス使用課金(例えば顧客料金請求、サービス別のスポンサードサービス請求、および/または任意の他の課金または料金請求)に関してカウントされる。いくつかの実施形態では、サービス使用量カウンタは、より効率的なオーバーザエア伝送のためにフレームを変換するアクセラレータソフトウェア(例えば圧縮/解凍エンジン)と調整しながら、(例えば上述した)データトラフィックをカウントする。同様に上述したように、アクセラレータ層とのサービス処理装置の調整は、料金請求調停および/またはネットワークサービス使用課金に関する正確なオーバーザエアサービス使用量尺度を容易に実現する。いくつかの実施形態では、サービス使用量カウンタは、VPN層とアクセラレータソフトウェア層の両方と調整しながら、(例えば上述したように)データトラフィックをカウントして、料金請求調停および/またはネットワークサービス使用課金に関する正確なオーバーザエアサービス使用量尺度を容易に実現する。
いくつかの実施形態では、サービス使用量カウンタは、ネットワーク要素(例えば、サービス制御装置、課金ゲートウェイ、PCRF、AAA、HA、料金請求システム、調停システム、トラフィック決算データベース、基地局または基地局制御装置、および/または別のネットワーク要素/機能、または中央ネットワーク要素/機能)にサービス使用量を報告する。いくつかの実施形態では、ネットワーク要素に報告される情報は、ネットワーク要素によって知られている対応する鍵を用いて暗号化または署名化される。いくつかの実施形態では、サービス使用量カウントを渡すためのネットワーク要素への通信リンクは、SMS、MMS、SS−7、または別の特殊な制御チャネルなど、ワイヤレスネットワーク専用チャネルを介して行われる。いくつかの実施形態では、サービス使用量カウントを渡すためのネットワーク要素への通信リンクは、ネットワークチャネルを介して(例えば、IP、TCP、UDP、HTTP、HTTPS、TLS、SSL、ポイントツーポイント署名化されたTLSもしくはSSLの変形形態、またはデバイスへのネットワーク制御チャネル接続を介する別のデータネットワークチャネルを介して)行われる。いくつかの実施形態では、データネットワーク制御チャネルトラフィックが、モデムでPPPストリームに注入される。いくつかの実施形態では、データネットワーク制御チャネルトラフィックは、ネットワークへの接続のためのデバイスネットワーキングスタックまで渡される。いくつかの実施形態では、モデムサブシステムからの署名化または暗号化されたサービス使用量カウントは、ある期間にわたってサービス使用量カウントを提供するように調整され、この期間はまた、サービス使用量尺度またはカウントを含むサービス処理装置ハートビートレポートに関する同様の期間に対応する。例えば、これは、サービス制御装置または別のネットワーク要素に、サービス処理装置によって報告されたサービス使用量尺度を検証および/または安全化するために使用することができる1組の副次情報を提供する。モデムサービス使用量カウントおよびサービス処理装置サービス使用量カウントのための期間を同期させるために、様々な技法を使用することができる。例えば、サービス処理装置は、モデムに、最新のカウントメッセージをリクエストすることができ、モデムは、最新のカウントに関する前のリクエストから最新のカウントに関する現在のリクエストまでのすべてのサービス使用量をカウントし、デバイス上のサービス処理装置または他のアプリケーションソフトウェアまたはOSソフトウェアがメッセージを復号および/または改竄することができないように最新カウントメッセージを暗号化し、次いで、モデムサービス使用量カウンタは、暗号化されたメッセージをサービス処理装置に渡す。次いで、サービス処理装置は、同一または同様の期間にわたるサービス処理装置サービス使用量決算メッセージと共に、モデムからの暗号化されたサービス使用量カウントメッセージをサービス制御装置に渡すことができる。次いで、サービス制御装置は、安全なモデムサブシステムとサービス処理装置からの両方のサービスカウントメッセージを復号し、2つの尺度を相関させ、例えばサービス使用制御もしくは課金エラーまたはデバイスサービス処理装置改竄を示す不一致を探すことによって、サービス使用量報告を検証することができる。いくつかの実施形態では、安全なモデムサブシステムは、場合によっては時間帯、ネットワークビジー状態、QoSレベル、および/または他の基準/尺度と共に、ストリームに関するバイト数(例えば。および/またはフロー、ソケット接続、またはIP宛先/送信元/ポートの組合せ)を記録し、現行の報告期間中にトラフィック活動があった各ストリームに関してこれらのカウントを報告する。例えば、サービス制御装置は、次いで、ストリームサービス使用量情報を、サービス処理装置ハートビートサービス使用量レポートによって提供されるサービス使用量情報と相関させることができ、サービス処理装置サービス使用量レポートが、モデムサブシステムで成された独立の尺度と一致することを検証する。いくつかの実施形態では、サービス使用量レポート(例えば、検定されたサービス使用量レポート)は、(例えば、サービス制御装置など1つまたは複数のネットワーク要素/機能を使用して)デバイス上および/またはネットワーク内で相関される。
いくつかの実施形態では、モデムサブシステムサービス使用量カウントにおいて、トラフィックのより深い分析を行うことができる。例えば、サービス使用量のレイヤー7分析は、モデムを通って流れるHTTPまたはHTTPSトラフィックに関して行うことができ、ここで、モデムサブシステムサービス使用量カウンタは、トラフィックのHTTPレベル分析を実施して、ウェブトラフィック取得および他の転送を、所与のより高いレベルのサービス分類に関連付ける(例えば、アドサーバ、コンテンツサーバ、プロキシサーバ、および/またはウェブページをサービスするローカルホストによって参照されるトラフィック)。いくつかの実施形態では、モデムサブシステムサービス使用量カウントは、モデムシステムに埋め込まれた信頼されるプロキシサーバを含むことによって、HTTPS、SSL、またはTLSトラフィックに関して強化することができる。例えば、デバイススタックがプロキシサーバを信頼することができ、したがって、HTTPS、TLS、またはSSLに関する暗号鍵がプロキシサーバに知らされており、これにより、例えば安全な実行環境内に位置されたモデムベースのプロキシサーバが、上述したのと同様の様式で、暗号化されたトラフィックのレイヤー7分析を実施できるようになる。いくつかの実施形態では、埋め込まれたプロキシサーバが、デバイスによって(例えば。および/またはネットワークサービス使用活動によって、例えばアプリケーションによって)信頼される、さらには埋め込まれたプロキシサーバによっても信頼されるルート証明書に基づいて、特定のリモートホストへの各接続に関するサーバSSL証明書をリアルタイムで生成し、このとき、プロキシサーバは、一方の側でリモートSSLホストをエミュレートし、他方の側でデバイス(例えば、および/またはネットワークサービス使用活動、例えばアプリケーション)をエミュレートする仲介機能となり、トラフィックを解読し、それを分析し、リモートホストへの転送またはリモートホストからの転送前に再び暗号化する。同様に、モデムサービス使用量カウンティングサブシステムによって行われるレイヤー3および4のトラフィック分析の場合と同様に、レイヤー7のサービス使用量カウントメッセージを暗号化して、様々なチャネルを介してサービス制御装置に渡すことができる。いくつかの実施形態では、レイヤー7のモデムサブシステムサービス使用量カウンティングシステムは、サービス処理装置によって使用される報告期間と同様の報告期間にわたってサービス使用量カウントを記録し、それにより、サービス制御装置は、サービス処理装置決算メッセージを、レイヤー7の情報を有するモデム決算メッセージに相関させることができる。
いくつかの実施形態では、安全なサービス使用量報告システム要素が、モデムドライバを含む安全な実行環境内に位置される。いくつかの実施形態では、制御または決算されるネットワークトラフィックに関するモデムに達するすべてのトラフィックが、安全なモデムドライバを通過することを必要とされ、それにより、上述したように、独立したカウントを生成して、サービス制御装置に報告することができ、モデム内に安全なサービス使用量カウンティングおよび報告要素を埋め込む必要はない。
いくつかの実施形態では、安全なサービス使用量報告システム要素は、モデムドライバおよびモデムハードウェアインターフェース制御装置ドライバ(例えば、2/3/4Gに関するUSB制御装置、およびWiFiに関するSDIO制御装置)を含む安全な実行環境内に位置される。いくつかの実施形態では、制御または決算されるネットワークトラフィックに関するモデムに達するすべてのトラフィックが、安全なモデムドライバおよびモデムハードウェアインターフェース制御装置ドライバ(例えば、2/3/4Gに関してはUSB制御装置、WiFiに関してはSDIO制御装置)を通過することを必要とされ、それにより、モデムドライバおよび/またはモデムハードウェアインターフェース制御装置ドライバ(例えば、2/3/4Gに関してはUSB制御装置、WiFiに関してはSDIO制御装置)によって正確なカウントを生成して、安全なサービス使用量報告要素に渡し、顧客課金/料金請求のためにサービス制御装置に送信することができる。この方式は、顧客決算および料金請求に関係するときに使用量カウンティングを安全に行うことを保証しながら、融通性を提供する(例えば、デバイスソフトウェアおよびオペレーションシステムおよびそのサービス/アプリケーションのほとんどは、安全な実行環境内に位置される/安全な実行環境内で実行される必要はない)。
いくつかの実施形態では、上述したように、HTTPS、TLS、およびSSLトラフィックを処理するために使用されるレイヤー7のプロキシサーバトラフィック決算および報告技法もサービス処理装置自体で使用されて、デバイスによる暗号化されたレイヤー7のトラフィックの詳細な決算を可能にする。いくつかの実施形態では、そのようにして得られた情報がフィルタされ、それにより、個人ユーザ情報はネットワーク(例えばサービス制御装置、PCRF、および/または任意の他のネットワーク要素/機能)に伝送されず、サービスプラン使用量の決算を可能にする、サービス制御ポリシー実装を検証する、またはサービス課金ポリシー実装を検証するのに十分なサービス使用量情報のみが、ネットワーク(例えば、サービス制御装置、PCRF、および/または任意の他のネットワーク要素/機能)に伝送される。いくつかの実施形態では、安全な、またはクリアデバイス内でのサービス使用量決算メッセージを処理するためのレイヤー7のプロキシサーバは、デバイスアプリケーション処理装置における安全なハードウェア実行環境内、またはオペレーティングシステムにおける安全なソフトウェア区画内に位置される。
サービス使用制御またはサービス使用課金レポートを検証および/または安全化するために、様々な技法を使用することができる。例えば、(例えばデバイスに関連付けられるサービスプランおよび/またはサービスポリシーに基づいて)効力をもつものと意図されるサービス使用量ポリシー制限からサービス使用量が外れていることを2次サービス使用量レポートが示す場合、サービス制御装置は、さらなる分析およびアクションに関してエラーフラグを示す(例えば、本明細書で述べる様々な検証および応答アクションを実装する、例えば活動を阻止する、活動を抑制する、デバイスを検疫する、サービス処理装置を更新/交換する、および/または様々な追加のDASおよび/またはネットワーク支援監視技法を使用してデバイスを監視する)ことができる。別の例として、サービス処理装置からのサービス使用量レポートが、2次サービス使用量レポートと一致しない場合、サービス制御装置は、さらなる分析およびアクションに関してエラーフラグを示すことができる。例えば、相関は、サービス使用量の全体的尺度(例えば、所与の期間にわたる総バイト数)に基づくことがあり、または、別のサービスプラン課金記録に課金される別のグループのサービス使用活動に関する決算に対する、あるサービスプラン課金記録に課金されるサービス使用量のより細かい粒度の尺度を使用する(例えば、アプリケーション、宛先/送信元、ポート、コンテンツタイプ、時間帯、ネットワークビジー状態、QoSレベル、および/または他の基準/尺度など、1グループのサービス使用活動の間で決算を検証する)。いくつかの実施形態では、2つのサービス使用量決算レポートの間の相関プロセスは、使用量決算レポートが受信されるときに、リアルタイムまたはほぼリアルタイムですべてのデバイストラフィックに対して連続的に実施される。いくつかの実施形態では、使用量決算レポートは、記憶され、後で(例えば、定期的に、リクエストまたは監査に基づいて、および/または特定のイベント、例えばしきい値ネットワークサービス使用イベント、および/または様々な基準/尺度に基づく任意の他のイベントに基づいて)分析または相関される。いくつかの実施形態では、時間の一部の監査のみを使用して2つの使用量決算レポートを相関させ、これは、例えば、サービス制御装置におけるネットワークトラフィックおよび/またはネットワーク処理負荷を減少させることができる。
いくつかの実施形態では、サービス制御装置によって相関技法を適用して、上述した2つの異なるサービス使用量尺度を、以下のものの1つまたは複数に基づいて比較する:データの総量(例えば、ファイル転送に関するバイト数、セッション数、および/または他の尺度)、単位時間当たりのデータ量、アクセスの総数、単位時間当たりのアクセスの回数またはアクセスの頻度、ある時間間隔(例えばピーク時間)中のアクセス、ネットワークビジー状態中のアクセス、アクセスリクエスト、(例えばそれぞれ所与の1組の宛先、または宛先とトラフィックタイプに関する)ある時点での個別伝送とグループ伝送)。
いくつかの実施形態では、サービス使用量監視は、本明細書で述べる様々な技法および/または当業者に明らかな他の技法または同様の技法を使用して、ストリーム、フロー、宛先/ポート、パケット検査、および/または他の基準/尺度によって、サービス使用活動を特徴付けることを含む。いくつかの実施形態では、サービス使用量監視は、ストリーム、フロー、宛先/ポート、パケット検査、および/または他の基準/尺度によってサービス使用活動を特徴付け、次いで、管理されている1つまたは複数のサービス活動との挙動の有望な関連付けを識別するネットワークサービス使用挙動パターンを見出すために相関させることを含む。
いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御のためのDASは、どのネットワークサービス使用活動がトラフィック(例えば、しきい値を超える増加するネットワークネットワーク容量/リソース使用量)を引き起こしているかを判断するためにトラフィックを分類し、次いで、アクセスネットワークサービス使用活動が任意の規則(例えば、デバイス/ユーザに関連付けられるサービス使用量ポリシーまたはサービスプラン設定)を侵害しているかどうか判断することを含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御のためのDASは、各管理されたネットワークサービス使用活動に関するアクセス制御ポリシーに基づいて(例えば、デバイス/ユーザに関連付けられるサービス使用量ポリシーまたはサービスプラン設定に基づいて)、予想されるアクセス制限を有する1つまたは複数のネットワークサービス使用活動に関する挙動特徴を指定するネットワーク容量制御サービスに関するリストを生成することを含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御のためのDASは、例えば以下のものの1つまたは複数に基づくことがある制限に基づいて、ネットワークサービス使用活動を監視および/または制御することを含む:総アクセストラフィックカウンタ、異なるタイプのアクセストラフィックに関するカウンタ、宛先、ポート、アクセスの頻度、所与の時間中のアクセス挙動、所与のビジー状態中のアクセス挙動、活動のグループに関するアクセス挙動(例えば検証クランピング)、および/または他の基準/尺度。
したがって、いくつかの実施形態では、第2の安全な、信頼されるサービス使用量尺度が提供され、これを、サービス制御装置(例えば。または別のネットワーク要素/機能)が使用して、サービス処理装置に関するサービス制御またはサービス課金レポートを検証または安全化することができる。いくつかの実施形態では、安全な、信頼されるサービス使用量尺度はまた、例えば、ネットワークベースのサービス使用量尺度がサービス処理装置サービス使用量レポートとの追加の相関のために利用可能である場合に、検証およびサービスセキュリティを向上させる。ネットワークベースのサービス使用量尺度が利用可能でない、または広く空いた時間間隔でしか利用可能でない場合(例えば、適時のネットワークベースサービス使用量尺度を有さないローミングネットワーク、または他のネットワーク)、これらの技法は、デバイス支援サービス制御および課金に関するリアルタイムまたはほぼリアルタイムの検証またはセキュリティを容易に実現する。
いくつかの実施形態では、SIMカードが、上述した安全環境処理の一部またはすべてを行い、デバイスモデムトラフィック、またはデバイスモデムトラフィックのコピーが、トラフィック決算および報告のためにSIM安全サブシステムに宛てられる。いくつかの実施形態では、SIMカードを使用して、様々なサービス使用活動に関するQoS分類および/またはネットワーク容量制御サービス分類を記憶し、それにより、ユーザが異なるデバイス間でSIMをスワップするときに、特定のネットワークサービス使用活動を使用する際のユーザ挙動、および/または特定のネットワークサービス使用活動を制御する際のユーザ嗜好を再び学習するまたは再びダウンロードする必要はない。いくつかの実施形態では、SIMは、ユーザまたはユーザファミリープランに属する複数のデバイスに関するサービス使用活動のローカル記録を保ち、それにより、ユーザがあるデバイスから別のデバイスにSIMをスワップするときに、サービス使用通知およびポリシーを所与のデバイスで即座に更新することができる。いくつかの実施形態では、このサービス使用履歴がSIMに記憶される様式は安全であり、したがってそれを改竄することはできない。いくつかの実施形態では、SIMカードを使用して、本明細書で述べる様々なアプリケーション管理および/またはトラフィック制御技法を実装する。いくつかの実施形態では、SIMカードを使用して、トラフィックを検査し、トラフィックを分類し、レポート(例えば、検定されたサービス活動使用量レポート)を作成し、レポートを暗号化し、レポートをネットワーク要素/機能に送信し、ネットワーク要素/機能が、(例えば、比較のためにネットワーク支援尺度を使用して、および/または本明細書で述べる様々な他の技法を使用して)レポートを相関させる。いくつかの実施形態では、SIMカードが、1つまたは複数のモデム測定点を使用して上述した安全環境処理の一部またはすべてを行う。例えば、分類すべきトラフィックを、SIMを通るように経路指定して、モデムによって測定されたものと相関させることができる。いくつかの実施形態では、ネットワーク支援/ベースネットワークサービス使用活動分類は、サービス使用量監視/報告検証のために、SIMベース/支援分類と比較される(例えば、監視/報告されたネットワークサービス使用活動の検出された不一致を、例えば総トラフィック、ストリーム/フロー/ソケット活動、および/または他の基準/尺度に基づいて識別することができる)。いくつかの実施形態では、レポートは、レポートを偽造することができないように、および/または失われたレポートを突き止めることができるように、検証されたシーケンスを含む。
いくつかの実施形態では、本明細書で述べるDASに関するQoSの技法および/またはネットワーク容量制御サービス用のDASの技法を実装および/または検証するために、上述した安全環境処理の一部またはすべてが適用される。
いくつかの実施形態では、レポートは、以下のものの1つまたは複数を含む:モデム内でデバイスがパワーサイクル状態から、またはパワーサイクル状態へサイクルされる回数;時間窓またはネットワークビジー状態中の回数;サイクル中に開始されるストリームの数に対するパワーサイクル;およびそのサイクル中に伝送されるストリームに対するパワーサイクル。いくつかの実施形態では、デバイスパワーサイクルイベントがレポートの生成をトリガする。
いくつかの実施形態では、(例えば、本明細書で述べる様々な検証技法を使用して)ネットワーク容量制御サービスに関する監視、報告、制御、決算、課金、および/またはポリシー実装が検証される。任意の検証技法が、ネットワーク容量制御サービス監視、報告、制御、決算、および/または課金、および/またはポリシー実装が改竄された、使用不可にされた、および/または適切に実装されていない、もしくは機能していないと判断する場合、または判断を支援する場合、応答アクションを実施することができ、例えば、デバイス(例えば。および/または疑わしいサービス)をさらなる分析/調査のために一時停止する、検疫する、強制終了/終了する、および/またはフラグを立てることができ、デバイスが誤動作しているか、更新を必要とするか、改竄またはセキュリティ侵害されているか、マルウェアに感染しているか、および/または任意の他の問題が存在するかどうかを判断する。
いくつかの実施形態では、サービス処理装置が、デバイスのネットワークサービス使用活動を監視する。いくつかの実施形態では、サービス使用活動の監視は、(例えば、どのネットワークが利用可能であるか、および/または利用可能なネットワークのネットワークビジー状態を判断するために)複数のネットワークに関する監視を含む。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動の監視は、サービスクラウド(例えば、そのようなサービスを提供する1つまたは複数のネットワーク要素)によって実施され、および/またはサービスクラウドによって支援される。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動の監視は、(例えば、デバイス支援/ベース技法、ネットワーク支援/ベース技法、試験/オフライン監視/分析技法、および/またはそれらの組合せを使用して)ネットワークサービス使用活動を識別し、ネットワークサービス使用活動のネットワークサービス使用量を測定し、および/またはネットワークサービス使用活動のネットワークサービス使用量を特徴付けることを含む。
いくつかの実施形態では、サービス処理装置は、(例えばネットワーク容量制御サービスに関する)格差的ネットワークアクセスサービス制御、ネットワークサービス使用量決算、ネットワークサービス使用課金、および/またはネットワークサービス使用通知をデバイス上に実装して、ネットワーク容量を保護するためのDASを容易に実現する。
いくつかの実施形態では、サービス処理装置(例えばサービス処理装置115)が、ネットワーク要素(例えば、サービス制御装置122)によって更新され、通信され、設定され、および/または制御される。いくつかの実施形態では、サービス処理装置は、以下のものから選択されるネットワーク機能からサービスポリシー情報を受信する。基地局(例えば基地局125)、RANゲートウェイ、コアゲートウェイ、DPIゲートウェイ、ホームエージェント(HA)、AAAサーバ(例えばAAAサーバ121)、サービス制御装置、および/または本明細書で述べる別のネットワーク機能もしくはネットワーク機能の組合せ、および/または本明細書で述べる様々な実施形態に鑑みてここで当業者には明らかな別のネットワーク機能もしくはネットワーク機能の組合せ。いくつかの実施形態では、サービス処理装置は、オーバーザエアまたはオーバーザネットワークOSソフトウェア更新またはアプリケーションソフトウェア更新またはデバイスファームウェア更新によって更新される。いくつかの実施形態では、サービス処理装置は、サービス制御装置を備える制御チャネルに関して、IP接続、SMS接続、および/またはMMS接続を使用する。いくつかの実施形態では、サービス処理装置は、サービス制御装置にクエリして、監視されるネットワークサービス使用活動と、ネットワークサービス使用制御ポリシーとの関連付けを決定する。いくつかの実施形態では、デバイス(例えばサービス処理装置)は、ネットワーク容量制御サービスとして分類されている(例えば、アクティブに実行する、および/またはデバイスに事前にインストール/ダウンロードされた)アクティブサービスの1つまたは複数に関するネットワーク容量制御サービスリストおよび/またはネットワーク容量制御サービスポリシーを保守する(例えば、アプリケーションの数が増加し続けるにつれて、数十万のアプリケーションが特定のプラットフォームで既に利用可能であるので、各アプリケーションに専用のリスト、および/または各アプリケーションに一意または専用の1組のポリシーを保守することは効率的でない)。この実施形態では、新規のアプリケーションがアクティブである/起動される、および/またはデバイスにダウンロードされるとき、デバイスは、それに従って、更新されたネットワーク容量制御サービスリストおよび/または更新されたネットワーク容量制御サービスポリシーをリクエストする(例えば。および/またはそのようなリスト/ポリシーを定期的にリフレッシュする)ことができる。
いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するための格差的ネットワークアクセス制御は、デバイスによって生成されるネットワークサービストラフィック(例えば、ネットワークサービス利用制御ポリシー(例えばネットワーク容量制御サービスポリシー)に基づくネットワーク容量制御サービス)を制御することを含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するための格差的ネットワークアクセス制御は、デバイス間での帯域幅の分配、ネットワーク容量制御サービス(例えば、アプリケーション、OS操作/機能、およびネットワーク容量制御サービスとして分類される様々な他のネットワークサービス使用活動)、差別化されたQoSサービスの提供、容量の公正な共有、高いユーザ負荷のネットワークパフォーマンスの制御を支援し、および/または1つまたは複数のデバイスが、適切なパフォーマンスまたは様々なしきい値および/または保証されたサービスレベルに従うパフォーマンスを他のデバイスが受信できないほど大きいネットワーク容量を消費するのを防止する。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するための格差的ネットワークアクセス制御は、サービス活動を接続すべきネットワーク(例えば、2G、3G、4G、ホームもしくはローミング、WiFi、ケーブル、DSL、ファイバ、有線WAN、および/または別の有線もしくはワイヤレスもしくはアクセスネットワーク)を決定するためにポリシーを適用し、サービス活動が接続されるネットワークに応じて格差的ネットワークアクセス制御規則(例えばトラフィック制御規則)を適用することを含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するための格差的ネットワークアクセス制御は、サービス使用制御ポリシーおよびユーザ入力(例えばユーザ選択またはユーザ嗜好)に基づいて、ネットワークサービス使用活動を様々な形で制御することを含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するための格差的ネットワークアクセス制御は、サービス使用制御ポリシーと、デバイスまたはネットワークサービス活動がアクセス権を得ているネットワークとに基づいて、ネットワークサービス使用活動を様々な形で制御することを含む。
いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用制御ポリシーは、以下のものの1つまたは複数に基づいて、動的である。ネットワークビジー状態、時間帯、サービス活動が接続されるネットワーク、サービス活動が接続される基地局または通信チャネル、ユーザ入力、ユーザ嗜好選択、関連のサービスプラン、サービスプラン変更、アプリケーション挙動、メッセージング層挙動、ランダムバックオフ、デバイスのパワー状態、デバイス使用状態、時間ベース基準(例えば、時間/日/週/月、将来のタイムスロットのための保留/遅延/延期、スケジュールされたタイムスロットのための保留/遅延/延期、および/またはビジー状態/利用可能性状態/QoS状態が実現されるまでの保留/遅延/延期)、サービス活動とのユーザ対話の監視、デバイスとのユーザ対話の監視、サービス活動に関するUI優先順位の状態、サービス活動のパワー消費挙動の監視、モデムパワーサイクリングまたはパワー制御状態変化、セットアップまたは分解されたモデム通信セッション、および/またはネットワークからのポリシー更新/修正/変更。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用制御ポリシーは、ネットワークサービス使用活動の更新されたサービス使用挙動分析に基づく。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用制御ポリシーは、ネットワーク容量制御サービス分類に応答する更新された活動挙動に基づく。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用制御ポリシーは、(例えば、ネットワーク容量制御サービスに関するポリシー/制御に関係付けられる)更新されたユーザ入力/嗜好に基づく。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用制御ポリシーは、サービスプランステータスの更新に基づく。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用制御ポリシーは、サービスプランポリシーの更新に基づく。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用制御ポリシーは、代替ネットワークの利用可能性に基づく。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用制御ポリシーは、代替ネットワークを選択するためのポリシー規則に基づく。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用制御ポリシーは、代替ネットワークに関するネットワークビジー状態または利用可能性状態に基づく。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用制御ポリシーは、所与のネットワークサービス活動または1組のネットワークサービス活動に関する特定のネットワーク選択または嗜好ポリシーに基づく。
いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動とネットワークサービス使用制御ポリシーまたはネットワークサービス使用通知ポリシーとの関連付けは、以下のものの1つまたは複数に基づく動的な関連付けを含む。ネットワークビジー状態、時間帯、ユーザ入力/嗜好、関連のサービスプラン(例えば25MBデータプラン、5Gデータプラン、または無制限データプラン、または他のデータ/サービス使用プラン)、アプリケーション挙動、メッセージング層挙動、デバイスのパワー状態、デバイス使用状態、時間ベース基準、代替ネットワークの利用可能性、および1つまたは複数の代替ネットワークでのトラフィックを選択および/または制御するための1組のポリシー規則。
いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用制御ポリシー(例えば、ネットワーク容量制御サービスポリシー)は、以下のことを含む。1つまたは複数のサービスプランのためのネットワークサービス使用制御ポリシーを定義すること、ファミリーおよびエンタープライズプランなどシングルユーザまたはマルチユーザシナリオにおいて、1つまたは複数のデバイスまたはデバイスのグループに関するネットワークアクセスポリシー規則を定義すること、1つまたは複数のユーザまたはユーザのグループに関してネットワークアクセスポリシー規則を定義すること、ネットワークアクセスイベントまたは試行を許可または不許可にすること、ネットワークアクセスイベントまたは試行の数を修正すること、ネットワークアクセスイベントまたは試行を1グループのアクセスイベントまたは試行に集約すること、ネットワークアクセスイベントまたは試行に時間窓設定すること、ネットワークアクセスイベントまたは試行によってサービスされるアプリケーションまたは機能に基づいて、ネットワークアクセスイベントまたは試行に時間窓設定すること、ネットワークアクセスイベントまたは試行を所定の時間窓に時間窓設定すること、ある範囲内にネットワークビジー状態の尺度がある時間窓に、ネットワークアクセスイベントまたは試行に時間窓設定すること、許可されるタイプのアクセスイベントまたは試行を割り当てること、ネットワークアクセスイベントまたは試行を許可された許可機能またはアプリケーションを割り当てること、1つまたは複数のアクセスイベントまたは試行の優先順位を割り当てること、ネットワークアクセスイベントまたは試行の許可期間を定義すること、ネットワークアクセスイベントまたは試行の許可速度を定義すること、ネットワークアクセスイベントまたは試行に関する許可されるネットワーク宛先を定義すること、ネットワークアクセスイベントまたは試行に関する許可アプリケーションを定義すること、1つまたは複数のネットワークアクセスイベントまたは試行に関するQoS規則を定義すること、1つまたは複数のアプリケーションに関するアクセスポリシー規則を定義または設定すること、1つまたは複数のネットワーク宛先に関するアクセスポリシー規則を定義または設定すること、1つまたは複数のデバイスに関するアクセスポリシー規則を定義または設定すること、1つまたは複数のネットワークサービスに関するアクセスポリシー規則を定義または設定すること、1つまたは複数のトラフィックタイプに関するアクセスポリシー規則を定義または設定すること、1つまたは複数のQoSクラスに関するアクセスポリシー規則を定義または設定すること、デバイス、アプリケーション、ネットワーク宛先、ネットワークサービス、トラフィックタイプ、QoSクラス、および/または他の基準/尺度の任意の組合せに基づいて、アクセスポリシー規則を定義または設定すること。
いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用制御ポリシー(例えばネットワーク容量制御サービスポリシー)が、トラフィック制御ポリシーを含む。いくつかの実施形態では、トラフィック制御ポリシーが、トラフィック制御設定を含む。いくつかの実施形態では、トラフィック制御ポリシーは、トラフィック制御/層を含み、トラフィック制御/層は、トラフィック制御設定を含む。いくつかの実施形態では、トラフィック制御ポリシーは、以下のものの1つまたは複数を含む。設定の阻止/許可、設定の抑制、設定の適応型抑制、パケット誤り率を含むQoSクラス設定、ジッタおよび遅延設定、キュー設定、および(例えば特定のトラフィックフローにタグ付けするパケットに関する)タグ設定。いくつかの実施形態では、QoSクラス設定は、以下のものの1つまたは複数を含む。抑制レベル、他のデバイストラフィックに対する優先順位キュー登録、時間窓パラメータ、およびより大きなストリーム/バースト/パケット/パケットグループにトラフィックを蓄積または集約する間の保留または遅延。いくつかの実施形態では、トラフィック制御ポリシーは、(例えばカスケードフィルタ技法を使用して)ポリシー設定の様々なリストへのインデックスとして実装されたフィルタを含み、ここで、ポリシーフィルタは、以下のものの1つまたは複数を含む。ネットワーク、サービスプラン、アプリケーション、時間帯、およびネットワークビジー状態。例えば、2次元トラフィック制御実装方式は、トラフィック制御設定へのインデックスとしてネットワークビジー状態および/または時間帯を使用して提供することができる(例えば、いくつかのアプリケーションの優先順位レベルは、ネットワークビジー状態および/または時間帯に基づいて増減させることができる)。いくつかの実施形態では、トラフィック制御ポリシーは、利用可能なネットワークのリストからネットワークを選択するため、代替のネットワークに対する接続が成されるまでアクセスを阻止または減少するため、および/またはデバイスのネットワークスタックインターフェースを修正または交換して、アプリケーションまたはOS機能へのネットワークソケットインターフェースメッセージのインターセプトまたは中断を可能するために使用される。
いくつかの実施形態では、トラフィック制御設定は、ネットワークサービス使用制御ポリシーに基づいて選択される。いくつかの実施形態では、トラフィック制御設定は、ネットワークサービス使用制御ポリシーに基づいてデバイス上に実装される。いくつかの実施形態では、実装されたトラフィック制御設定は、ネットワーク容量制御サービスのトラフィック/トラフィックフローを制御する。いくつかの実施形態では、トラフィック制御設定は、以下のものの1つまたは複数に基づいて選択される。時間帯、曜日、特別な時間/日(例えば休日またはネットワークメンテナンス時間/日)、ネットワークビジー状態、ネットワークサービス使用活動に関連付けられる優先順位レベル、ネットワークサービス使用活動に関連付けられるQoSクラス(例えば緊急トラフィック)、ネットワークサービス活動がアクセス権を得ているネットワーク、利用可能なネットワーク、ネットワークサービス活動が接続されるネットワーク、ネットワークサービス活動が接続される基地局または通信チャネル、およびサービス活動がアクセス権を得ているネットワークに応じて変わることがある1組のネットワーク依存のトラフィック制御ポリシー(例えば。および/または本明細書で述べる様々な他の基準/尺度)。いくつかの実施形態では、トラフィック制御設定は、以下のものの1つまたは複数を含む。許可/阻止、抑制、QoSクラス実装、キュー登録、タグ付け、ユーザ通知の生成、ランダムバックオフ、ネットワーク要素から受信される送信可(clear to send)、スケジュールされた伝送タイムスロットのための保留、利用可能なネットワークからのネットワークの選択、および代替ネットワークへの接続が成されるまでのアクセスの阻止または減少。いくつかの実施形態では、トラフィック制御設定は、ネットワークサービス使用活動のネットワーク容量制御サービス優先順位状態と、ネットワークビジー状態とに基づいて選択される。いくつかの実施形態では、トラフィック制御設定は、ネットワークサービス使用活動のネットワーク容量制御サービス優先順位状態と、ネットワークビジー状態とに基づいて選択され、すべてのネットワーク容量制御サービス活動に関して大域的(例えば同一)であり、またはネットワークサービス使用活動優先順位、ユーザ嗜好またはオプション選択、アプリケーション、時間ベース基準、サービスプラン、デバイスまたはサービス活動がアクセス権を得ているネットワーク、事前に決定されているネットワークビジー状態への適応後のネットワーク輻輳状態の再決定、および/または本明細書で述べる他の基準/尺度に基づいて変化する。
いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービストラフィック(例えばトラフィックフロー)は、ネットワーク容量を保護するために様々な形で制御される。例えば、デバイス上のOSおよび1つまたは複数のアプリケーションに関する様々なソフトウェア更新を、本明細書で述べる様々な技法を使用して様々な形で制御することができる。別の例として、セキュリティ/アンチマルウェアソフトウェア(例えばアンチウィルス、ファイアウォール、コンテンツ保護、侵入検出/防止、および/または他のセキュリティ/アンチマルウェアソフトウェア)は、本明細書で述べる様々な技法を使用して様々な形で制御することができる。さらに別の例として、ネットワークバックアップ/イメージング、コンテンツダウンロード(例えば、画像、音楽、ビデオ、eBookコンテンツ、電子メール添付、コンテンツ/メディア定期購読、RSS/ニュースフィード、テキスト/画像/ビデオチャット、ソフトウェア更新、および/または他のコンテンツダウンロードなどに関して、個別におよび/または全体としてしきい値を超える)を、本明細書で述べる様々な技法を使用して様々な形で制御することができる。
例えば、本明細書で述べるネットワーク容量を保護するためのDASの技法を使用して、ネットワーク容量を保護するための適応型ポリシー制御を提供することができる。ネットワーク容量制御サービスリストを、デバイスによって生成、更新、報告、および/または受信する、およびデバイスに記憶することができる(例えば、リストは、デバイスに関連付けられるサービスプランに基づき、適合されることがある)。監視されるネットワークサービス使用活動がリストにない場合、デバイスは、監視されるネットワークサービス使用活動をネットワーク要素に報告することができる(例えば、ネットワークビジー状態に基づいて、時間ベースの基準に基づいて、および/または他の基準/尺度に基づいてやはり特定のしきい値を超える監視されるネットワークサービス使用活動に関して)。一例として、監視されるネットワークサービス使用活動は、監視されるネットワークサービス使用活動がデータ使用量しきい値(例えば、1日当たり50MBの総データ使用量、ソケット開放頻度/レート、ある時点でのデータ使用速度、または、時間にわたる、ピーク期間にわたる、コンテンツと時間による、様々な他のパラメータ/しきい値による、より複雑なしきい値)を超える場合/時に報告することができる。別の例として、監視されるネットワークサービス使用活動は、ネットワークサービス使用挙動および/またはアプリケーション開発者による特徴付けの入力の試験に基づいて報告することができる。レポートは、ネットワークサービス使用活動および様々なネットワークサービス使用パラメータを識別する情報を含むことができる。
いくつかの実施形態では、通知設定は、サービス使用通知ポリシーに基づいて選択される。いくつかの実施形態では、通知設定は、ユーザ通知設定を含む(例えば、図18に関して上述したような様々なユーザ通知設定)。
いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動の分類は、さらに、ネットワークサービス使用活動を、(例えば、使用量しきい値フィルタおよび/またはカスケードフィルタ技法を使用して)ネットワーク容量を保護するための格差的ネットワークアクセス制御に関する複数の分類カテゴリーの1つまたは複数に分類することを含む。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動の分類は、さらに、ネットワークサービス使用活動を1つまたは複数のネットワーク容量制御サービスに分類することを含み、ここで、ネットワーク容量制御サービスは、以下のものの1つまたは複数を含む。データネットワークアクセスを要求するアプリケーション、アプリケーションソフトウェア更新、ネットワーク情報を要求するアプリケーション、GPSまたは物理的位置を要求するアプリケーション、オペレーティングシステムソフトウェア更新、セキュリティソフトウェア更新、ネットワークベースバックアップ、電子メールダウンロード、ならびに、サービスプロファイルおよび/またはユーザ入力に基づいてネットワーク容量制御サービス活動として構成される1組の活動(例えば。および/または本明細書で述べる、およびここで当業者には明らかな様々な他のタイプのネットワークサービス使用活動)。例えば、ネットワーク容量制御サービスは、以下のものを含むことができる。OSおよびアプリケーションに関するソフトウェア更新、OSバックグラウンドネットワークアクセス、クラウド同期サービス、RSSフィードおよび他のバックグラウンド情報フィード、ブラウザ/アプリケーション/デバイス挙動報告、バックグラウンド電子メールダウンロード、コンテンツ定期購読サービスアップロードおよびダウンロード(例えば、音楽/ビデオダウンロード、ニュースフィード)、テキスト/音声/ビデオチャットクライアント、セキュリティ更新(例えばアンチマルウェア更新)、ピアツーピアネットワーキングアプリケーション更新、頻繁なパワーサイクリングまたはパワーセーブ状態サイクリング中の非効率的なネットワークアクセスシーケンス、大きなダウンロードまたは他の高帯域幅アクセス、情報に関する小さな伝送またはリクエストを伴って常に/反復してネットワークにアクセスする貪欲な(greedy)アプリケーションプログラム。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスリストは、静的である;適応性がある;サービス処理装置を使用して生成される;ネットワーク要素(例えばサービス制御装置またはサービスクラウド)から受信される;ネットワーク要素(例えばサービス制御装置またはサービスクラウド)から受信され、かつサービス処理装置から受信されるデバイス活動レポートに少なくとも一部基づく;予備試験による基準セットに基づく;アプリケーション開発者によって行われる挙動特徴付けのレポートに基づく;および/またはユーザ入力に少なくとも一部基づく。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスリストは、1つまたは複数のネットワークサービス活動バックグラウンド(QoS)クラスを含む。
いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動の分類は、さらに、以下の1つまたは複数に基づいてネットワークサービス使用活動を分類することを含む。アプリケーションまたはウィジェット(例えば、Outlook、Skype、iTunes、Android電子メール、天気予報チャンネル天気予報ウィジェット、iCal、Firefoxブラウザなど)、アプリケーションタイプ(例えば、ユーザアプリケーション、システムアプリケーション/ユーティリティ/機能/プロセス、OSアプリケーション/ユーティリティ/機能/プロセス、電子メール、ブラウザ、ウィジェット、マルウェア(ウィルスもしくは疑わしいプロセスなど)、RSSフィード、デバイス同期サービス、ダウンロードアプリケーション、ネットワークバックアップ/イメージングアプリケーション、音声/ビデオチャット、ピアツーピアコンテンツアプリケーションもしくは他のピアツーピアアプリケーション、ストリーミングメディアフィードもしくはブロードキャスト受信/送信アプリケーション、ネットワークミーティングアプリケーション、チャットアプリケーションもしくはセッション、および/または任意の他のアプリケーションもしくはプロセス識別および類別)、OS/システム機能(例えば、任意のシステムアプリケーション/ユーティリティ/機能/プロセス、および/またはOSアプリケーション/ユーティリティ/機能/プロセス、例えばOS更新および/またはOSエラー報告)、モデム機能、ネットワーク通信機能(例えば、ネットワーク検出または信号伝送、EtherTypeメッセージ、接続フロー/ストリーム/セッションセットアップもしくは分解、ネットワーク認証もしくは認証シーケンス、IPアドレス取得、およびDNSサービス)、URLおよび/またはドメイン、宛先/送信元IPアドレス、プロトコル、トラフィックタイプ、ソケット(例えばIPアドレス、プロトコル、および/またはポート、ソケットアドレス/ラベル/識別子(例えば、ポートアドレス/ポート番号)、コンテンツタイプ(例えば、電子メールダウンロード、電子メールテキスト、ビデオ、音楽、eBook、ウィジェット更新ストリーム、およびダウンロードストリーム)、ポート(例えばポート番号)、QoS分類レベル、時間帯、ピーク時またはオフピーク時、ネットワーク時間、ネットワークビジー状態、選択されるアクセスネットワーク、選択されるサービスプラン、ユーザ嗜好、デバイス信用証明、ユーザ信用証明、および/またはステータス、モデムパワーサイクリングもしくはパワー状態変化、モデム認証プロセス、モデムリンクセットアップもしくは分解、モデム管理通信、モデムソフトウェアもしくはファームウェア更新、モデムパワー管理情報、デバイスパワー状態、およびモデムパワー状態。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動の分類は、さらに、分類されたネットワークサービス使用活動をID(例えばアプリケーションID。これは、例えば一意の数、名前、および/または署名でよい)に関連付けることを含む。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動の分類は、さらに、複数の分類パラメータを使用してネットワークサービス使用活動を分類することを含み、パラメータは、以下のものの1つまたは複数を含む:アプリケーションID、リモートIP(例えば、URL、ドメイン、および/またはIPアドレス)、リモートポート、プロトコル、コンテンツタイプ、フィルタアクションクラス(例えばネットワークビジー状態クラス、QoSクラス、時間帯、ネットワークビジー状態、および/または他の基準/尺度)、および選択されるアクセスネットワーク。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動の分類は、さらに、上述したパラメータの組合せを使用してネットワークサービス使用活動の分類を決定することを含む。
いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動の分類は、さらに、ネットワークサービス使用活動を、ネットワーク容量制御サービス、非ネットワーク容量制御サービス、阻止または不許可サービス、および/またはまだ分類/識別されていないサービス(例えば、未知の/未決定の分類または未確定の分類)として分類することを含む。いくつかの実施形態では、アプリケーション接続、OS接続、および/または他のサービス活動は、デバイスがある期間にわたって非活動状態である(例えば。またはパワーセーブ状態である)とき(例えば、ユーザがある期間にわたってデバイスと対話していないとき、デバイスがユーザ通知ポリシーを表示していないとき、および/またはユーザ入力がある期間にわたって受信されていないとき、および/またはパワーセーブ状態に入っているとき)に、ネットワーク容量制御サービス活動として分類される。いくつかの実施形態では、アプリケーション接続、OS接続、および/または他のサービス活動は、監視されるネットワークサービス使用活動が、複数のアプリケーション接続、OS接続、および/または他のサービス活動に関する、あるいは特定のアプリケーション接続に関するデータ使用量しきい値を超える(例えば、集約されたデータ使用量がデータ使用量しきい値を超える)ときに、ネットワーク容量制御サービスとして分類される。いくつかの実施形態では、アプリケーション接続、OS接続、および/または他のサービス活動は、監視されるネットワークサービス使用活動が、1つまたは複数のデータ使用量制限の所定のリストに基づいて、ネットワーク要素から受信されるリストに基づいて、使用時間制限に基づいて(例えば使用制限を超える期間に基づいて)、および/または何らかの他の使用量関連基準/尺度に基づいてデータ使用量しきい値を超えるときに、ネットワーク容量制御サービス活動として分類される。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動の分類は、さらに、ネットワークピーク時間、ネットワークビジー状態、またはデバイスへのネットワーク接続が特定のパフォーマンスレベル(例えば、様々なそのような基準/他の入力/因子に基づいて割り当てられたより高い/より低いパフォーマンス)未満に落ちたことに基づいて、ネットワークサービス使用活動をネットワーク容量制御サービスとして分類することを含む。
いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスの1つまたは複数は、1つまたは複数のネットワークおよび/または1つまたは複数の代替ネットワークに関する異なるネットワークアクセスポリシーに関連付けられる。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスの1つまたは複数は、1つまたは複数のネットワークおよび/または1つまたは複数の代替ネットワークに関する異なる通知ポリシーに関連付けられる。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスリストが、デバイスに記憶される。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスリストは、ネットワーク要素から受信され/定期的に更新され、デバイスに記憶される。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスリストは、ネットワーク容量制御サービス、非ネットワーク容量制御サービス(例えば、フォアグランドサービス、または場合によっては動的な様々な基準に基づくサービスは、ネットワーク容量制御サービスとして分類されない)、および1組の未分類のサービス(例えば、ネットワーク要素、サービスプロバイダ、および/またはユーザなどからのさらなる分析および/または入力に基づく、1つまたは複数のネットワークサービス活動の未確定の分類を含むグレーリスト)を含む。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスリストは、以下のものの1つまたは複数に基づく:予め定義された/予め指定された基準(例えば、ネットワーク基準、サービスプラン基準、アプリケーション開発者によって予備試験および/または特徴付けを行われた);(例えばサービス処理装置を使用する)デバイス支援/ベース監視;(例えばDPIゲートウェイを使用する)ネットワークベース監視;(例えばDAS活動分析のデバイスレポートに基づく)ネットワーク支援分析。例えば、デバイスは、デバイスによって監視されるネットワークサービス使用活動(例えば、構成、しきい値、サービスプラン、ネットワーク、および/またはユーザ入力に基づくすべての監視されるネットワークサービス使用活動またはその一部)をネットワーク要素に報告することができる。別の例として、ネットワーク要素は、ネットワーク容量制御サービスリストを更新して、更新されたリストをデバイスに送信することができる。さらに別の例として、ネットワーク要素は、デバイスベースおよび/またはネットワークベースのネットワークサービス使用活動監視/報告に基づいて、複数のデバイスにわたって、ネットワークサービス活動の統計分析を行うことができる。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動は、(例えば、ポップアップなどデバイスおよび/またはネットワークサービス使用活動とのユーザ対話に基づいて、および/または他の基準/尺度に基づいて)アクティブなアプリケーションまたはプロセスであると判断される。
いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスに関するトラフィック制御の実装は、様々な技法を使用して提供される。いくつかの実施形態では、デバイスは、サービス処理装置エージェントまたは機能を含み、(例えば、図12および図13に図示され、図12および図13に関して説明した様々な測定点を使用して)ネットワークサービス使用量が制御または管理されているネットワークサービス活動によって生成されるUIメッセージ、通知、または他のUI通信をインターセプト、阻止、修正、除去、または交換する。例えば、この技法を使用して、ユーザ体感を改良する(例えば、ネットワーク容量を保護するために制御されているアプリケーションが、繰り返されるおよび/または紛らわしいメッセージ/警報をユーザに発生するのを防止する)ことができる。いくつかの実施形態では、デバイスのネットワークスタックインターフェースは、アプリケーションまたはOS機能または他の機能/ソフトウェアに対するネットワークソケットインターフェースメッセージのインターセプトまたは中断を可能にするように交換または修正される。
いくつかの実施形態では、DAS技法を使用するネットワーク容量制御サービスに関するトラフィック制御の実装は、ネットワークサービス使用活動がネットワーク容量制御を認識していない(例えば、ネットワーク容量制御を実装するためのAPIまたは他のインターフェースをサポートしない)様々な技法を使用して提供される。例えば、ネットワークサービスアプリケーションメッセージングインターフェースベースの技法を使用して、トラフィック制御を実装することができる。例示的なネットワークサービスアプリケーションメッセージングインターフェースとしては、以下のものを挙げられる:ネットワークスタックAPI、ネットワーク通信ストリーム/フローインターフェース、ネットワークスタックAPIメッセージ、EtherTypeメッセージ、ARPメッセージ、および/またはここで本明細書に述べる様々な実施形態に鑑みて当業者に明らかな他のメッセージングまたは他の技法もしくは同様の技法。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動制御ポリシーまたはネットワークサービス活動メッセージは、1組のトラフィック制御ポリシーまたはサービス活動メッセージに基づいて選択され、これらは、ネットワークサービス活動に適用されるネットワーク容量制御サービスポリシーにより、サービス活動によるユーザ通知を減少または修正する。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動制御ポリシーまたはネットワークサービス活動メッセージは、1組のトラフィック制御ポリシーまたはサービス活動メッセージに基づいて選択され、これらは、ネットワークサービス活動に適用されるネットワーク容量制御サービス活動ポリシーにより、デバイス動作の乱れを減少させる。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動制御ポリシーまたはネットワークサービス活動メッセージは、1組のトラフィック制御ポリシーまたはサービス活動メッセージに基づいて選択され、これらは、ネットワークサービス活動に適用されるネットワーク容量制御サービス活動ポリシーにより、ネットワークサービス活動の動作の乱れを減少させる。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスに関するトラフィック制御の実装は、開放/接続/書き込みをインターセプトすることによって提供される。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスに関するトラフィック制御の実装は、スタックAPIレベルまたはアプリケーションメッセージング層リクエスト(例えばソケット開放/送信リクエスト)をインターセプトすることによって提供される。例えば、インターセプトされたリクエストは、(例えばメモリに)コピー、キュー登録(例えば遅延または抑制)、または削除(例えば阻止)することができる。別の例として、インターセプトされたリクエストは、メモリにコピーすることができ、次いで、伝送の一部をメモリから検索して再注入(例えば抑制)することができる。さらに別の例として、メッセージング伝送のインターセプトは、インラインでパースして、伝送させる(例えば許可する)ことができ、伝送または伝送の一部を、トラフィックフローを分類するためにメモリにコピーすることができる。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスに関するトラフィック制御の実装は、UI通知をインターセプトまたは制御または調整することによって提供される。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスに関するトラフィック制御の実装は、ネットワークサービス活動を強制終了または一時停止することによって提供される。いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御サービスに関するトラフィック制御の実装は、サービス活動に関連付けられるプロセスの優先順位を下げる(例えばCPUスケジューリングの優先順位を下げる)ことによって提供される。
いくつかの実施形態では、ネットワーク容量制御を認識していないネットワークサービス使用活動に関するDASの技法を使用するネットワーク容量制御サービスに関するトラフィック制御の実装は、ネットワークAPIメッセージングをエミュレートする(例えば、スプーフまたはエミュレートされたネットワークAPIを効果的に提供する)ことによって提供される。例えば、エミュレートされたネットワークAPIは、ネットワークソケットアプリケーションインターフェースメッセージ、および/またはEtherTypeメッセージ(例えば、EWOULDBLOCK、ENETDOWN、ENETUNREACH、EHOSTDOWN、EHOSTUNREACH、EALRADY、EINPROGRESS、ECONNREFUSED、EINPROGRESS、ETIMEDOUT、および/または他のそのようなメッセージ)をインターセプト、修正、阻止、除去、および/または交換することができる。別の例として、エミュレートされたネットワークAPIは、ネットワークサービス活動サービス使用挙動の制御または管理を実現するネットワークソケットアプリケーションインターフェースメッセージ(socket()、connect()、read()、write()、close()、および他のそのようなメッセージ)を修正、スワップ、および/または注入することができる。さらに別の例では、接続が開放されることが許可される前(例えばソケットが開放される前)に、伝送またはフロー/ストリームが開始されると、これが阻止され、メッセージ(例えば、同期リクエストに応答するリセットメッセージ、またはネットワークアクセス試行が許可されなかった/阻止されたこと、ネットワークが利用可能でないこと、および/またはリクエストされたネットワークアクセスを後で再び試みることを示す、アプリケーションが理解して解釈することができる別のメッセージ)がアプリケーションに送信し返される。さらに別の例として、ソケットの開放が許可されることがあるが、いくらか後の時点で(例えば、ネットワークサービス使用量、ネットワークビジー情報、時間ベース基準、および/または何らかの他の基準/尺度に基づいて)、ストリームが阻止される、またはソケットが終了される。さらに別の例として、例えば、ある期間にわたってネットワークアクセスを許可し、ある期間にわたって阻止し、次いでそれを繰り返し、それにより効果的に、ネットワークアクセスを無作為にまたは確定的に広げることによって、(例えば、非ピークの、ネットワークビジー状態でない時間中に)時間窓ベースのトラフィック制御技法を実装することができる。これらの技法を使用して、ネットワーク容量制御ベーストラフィック制御を認識していないアプリケーションは、標準のメッセージングを送信および受信することができ、デバイスは、ここで当業者には明らかな典型的に予測される様式でネットワークサービス使用活動(例えばアプリケーションまたはOSまたはソフトウェア機能)が応答するというメッセージングを使用して、ネットワーク容量制御ポリシーに基づいてトラフィック制御を実装することができる。
いくつかの実施形態では、DAS技法を使用するネットワーク容量制御サービスに関するトラフィック制御の実施は、ネットワークサービス使用活動がネットワーク容量制御を認識している(例えば、ネットワークサービス使用活動が、ネットワーク容量制御を実装するためのAPIまたは他のインターフェースをサポートする)様々な技法を使用して提供される。例えば、本明細書で述べるネットワークアクセスAPIを使用して、ネットワーク容量制御サービスに関するトラフィック制御を実装することができる。いくつかの実施形態では、APIは、以下のものの1つまたは複数の通信を容易に実現する。ネットワークアクセス条件、1つまたは複数のネットワークまたは代替ネットワークのネットワークビジー状態もしくはネットワーク利用可能性状態、1つまたは複数のネットワーク容量制御サービスポリシー(例えば、ネットワークサービスは、許可/阻止、抑制、キュー登録、スケジュールされた時間/タイムスロット、および/または延期など、現行のネットワークアクセス設定でよく、これは、例えば、現行ネットワーク、現行ネットワークビジー状態、時間ベース基準、サービスプラン、ネットワークサービス分類、および/または他の基準/尺度に基づくことがある)、ネットワークサービス活動からのネットワークアクセスリクエスト、ネットワークサービス活動へのクエリ/ポーリングされたリクエスト、(例えば優先順位設定および/またはネットワーク容量制御サービス分類、スケジュールされた時間/タイムスロット、代替ネットワーク、および/または他の基準/尺度を含む)ネットワークサービス活動へのネットワークアクセス認可、ネットワークビジー状態もしくはネットワーク利用可能性状態もしくはネットワークQoS状態。
いくつかの実施形態では、ネットワーク支援/ベース技法を使用するネットワーク容量制御サービスに関するトラフィック制御の実装は、ネットワークサービス使用活動がネットワーク容量制御を認識していない(例えば、ネットワーク容量制御を実装するためのAPIまたはインターフェースをサポートしない)様々な技法を使用して提供される。いくつかの実施形態では、DPIベース技法を使用して、ネットワーク容量制御サービスを制御する(例えば、DPIゲートウェイで、ネットワーク容量制御サービスを阻止または抑制する)。
いくつかの実施形態では、ネットワーク支援/ベース技法を使用するネットワーク容量制御サービスに関するトラフィック制御の実装は、ネットワークサービス使用技法がネットワーク容量制御を認識している(例えば、ネットワーク容量制御を実装するためのAPIまたは他のインターフェースをサポートする)様々な技法を使用して提供される。いくつかの実施形態では、アプリケーション/メッセージング層(例えば本明細書で述べるネットワークAPI)を使用して、ネットワークサービス活動と通信して、関連のネットワーク容量制御サービス分類および/または優先順位、1つまたは複数のネットワークもしくは代替ネットワークのネットワークビジー状態情報もしくはネットワーク利用可能性、ネットワークアクセスリクエストおよび応答、および/または本明細書で同様に述べる他の基準/尺度を提供する。
いくつかの実施形態では、ネットワーク容量を保護するためのDASは、(例えばネットワーク容量制御サービスを含む)ネットワークサービス使用活動に基づいて格差課金のためのサービスプランを実装することを含む。いくつかの実施形態では、サービスプランは、ネットワーク容量制御サービスのための格差課金を含む。いくつかの実施形態では、サービスプランは、ネットワーク容量制御サービスに関する上限ネットワークサービス使用量を含む。いくつかの実施形態では、サービスプランは、上限を超えたときの通知を含む。いくつかの実施形態では、サービスプランは、上限を超えたときの追加料金を含む。いくつかの実施形態では、サービスプランは、ユーザ入力に基づいて課金を修正することを含む(例えば、本明細書で述べるユーザ無効化選択。ここでは、例えば、追加料金は、ネットワーク容量制御サービスに関して、および/または優先順位レベルに基づいて、および/または現行アクセスネットワークに基づいて異なる)。いくつかの実施形態では、サービスプランは、ネットワーク容量制御サービスに関する時間ベースの基準制約(例えば、無効化オプションを伴う、または伴わない時間帯制約)を含む。いくつかの実施形態では、サービスプランは、(例えば、無効化オプションを伴う、または伴わない)ネットワーク容量制御サービスに関するネットワークビジー状態ベースの基準制約を含む。いくつかの実施形態では、サービスプランは、ネットワークサービス活動制御を(例えば、一時的に、時間窓にわたって、使用量に関連して、または永久的に)無効化できるようにする(例えば、無効化のために様々な形で課金する、無効化に関して様々な形で上限を設ける、アクションベースのUI通知オプションを用いて無効化する、および/またはUI設定を用いて無効化する)。いくつかの実施形態では、サービスプランは、ファミリープランまたはマルチユーザプラン(例えば、異なるユーザに関して異なるネットワーク容量制御サービス設定)を含む。いくつかの実施形態では、サービスプランは、マルチデバイスプラン(例えば、異なるデバイス、例えばスマートフォン、ラップトップ、ネットブック、eBookに関して異なるネットワーク容量制御サービス設定)を含む。いくつかの実施形態では、サービスプランは、特定の時間帯にわたるフリーネットワーク容量制御サービス使用量、ネットワークビジー状態、および/または他の基準/尺度を含む。いくつかの実施形態では、サービスプランは、ネットワーク容量制御サービスに対するネットワーク依存の課金を含む。いくつかの実施形態では、サービスプランは、ネットワーク容量制御サービスに関するネットワーク嗜好/優先順位を含む。いくつかの実施形態では、サービスプランは、宛先、アプリケーション、または他のネットワーク容量制御サービスに提供されるアクセスに対して、キャリア当事者またはスポンサードサービス当事者に請求するための仲裁料金請求を含む。いくつかの実施形態では、サービスプランは、宛先、アプリケーション、または他のネットワーク容量制御サービスに提供されるアクセスに対して、アプリケーション開発者に請求するための仲裁料金請求を含む。
いくつかのアプリケーションシナリオでは、デバイス上でのモデムパワー状態変化によって過剰なネットワーク容量需要が引き起こされることがある。例えば、モデムが、ネットワークに接続されていないパワーセーブ状態にあるときに、アプリケーションまたはOS機能が、何らかの理由でネットワークへの接続を試行すると、これにより、モデムがパワーセーブ状態を変え、ネットワークに再接続し、次いでアプリケーションネットワーク接続を開始することができるようになる。いくつかの場合には、これにより、ネットワークもモデム接続セッション(例えば、PPPセッション)を再開することができるようになり、これは、基本的なモデム接続によって消費されるネットワーク容量に加えて、PPPセッションを確立するためのネットワークリソースも消費する。したがって、いくつかの実施形態では、モデムパワー制御状態またはネットワーク接続状態を変更できるアプリケーション、OS機能、および/または他のネットワークサービス使用活動(例えばネットワーク容量制御サービス)の機能を制限または制御するネットワークサービス使用活動制御ポリシーが実装される。いくつかの実施形態では、サービス使用活動は、所定の時間窓に達するまで、モデムを休止解除すること、モデムのパワー状態を変更すること、またはモデムをネットワークに接続させることを防止または制限される。いくつかの実施形態では、モデムを休止解除すること、モデムのパワー状態を変更すること、またはモデムを引き起こすことをサービス使用活動が許可される頻度が制限される。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動は、時間遅延が経過するまで、モデムを休止解除すること、モデムのパワー状態を変更すること、またはモデムを引き起こすことを妨げられる。いくつかの実施形態では、ネットワークサービス使用活動は、複数のネットワークサービス使用活動がモデム状態のそのような変化を要求とするまで、またはネットワーク容量および/またはネットワークリソース利用効率を高めるようにネットワークサービス使用活動が集約されるまで、モデムを休止解除すること、モデムのパワー状態を変更すること、またはモデムを引き起こすことを妨げられる。いくつかの実施形態では、モデムのパワー状態を変更することができるネットワークサービス使用活動の機能を制限することは、モデムの電源をオフにする、モデムをスリープモードにする、またはネットワークからモデムを切断することを活動に許可しないことを含む。いくつかの実施形態では、モデムを休止解除すること、モデムのパワー状態を変更すること、またはモデムをネットワークに接続させることができるネットワークサービス使用活動の機能に対するこれらの制限は、モデムへの中央ネットワーク機能(例えばサービス制御装置または他のネットワーク要素/機能)ポリシー通信によって設定される。いくつかの実施形態では、これらのパワー制御状態ポリシーは、中央ネットワーク機能によって更新される。
図24は、デバイス支援サービス(DAS)を利用するネットワーク容量保護システム2400の図を示す。システム2400は、ワイヤレスデバイス2402−1〜2402−N(総称してワイヤレスデバイス2402と呼ぶ)と、ワイヤレスネットワーク2404−1〜2404−N(総称してワイヤレスネットワーク2404と呼ぶ)と、ネットワークトラフィック分析エンジン2406と、ネットワークサービス使用分類エンジン2408と、格差的ネットワークアクセス制御エンジン2410とを含む。
ワイヤレスデバイス2402は、最低限、処理装置と、メモリ(メモリは処理装置内に実装することもできる)と、ラジオと、ラジオインターフェース(ラジオインターフェースはラジオの「一部」として実装することもできる)とを含む。ワイヤレスデバイス2402を有用にするために、ワイヤレスデバイス2402は、典型的には、少なくとも1つの入力デバイスと、少なくとも1つの出力デバイスとを有し、適用可能であれば、入出力インターフェースを含む。
ワイヤレスデバイス2402は、ステーションとして実装することができる。本明細書で使用するとき、ステーションは、例えばIEEE802.11標準に準拠するワイヤレス媒体に対する媒体アクセス制御(MAC)アドレスと物理層(PHY)インターフェースとを有するデバイスを表すことがある。ステーションは、IEEE802.11標準との準拠が明示的に意図されているときに、「IEEE802.11準拠」と表すことができる(すなわち、デバイスは、IEEE802.11標準の少なくとも一部に記述されているように作用する)。当業者は、IEEE802.11標準が今日含んでいる事項、およびIEEE802.11標準が時と共に変わることを理解されよう。また、適用可能な変更が成される場合には、本文献で述べる技法をIEEE802.11の将来のバージョンに準拠するように適用することが見込まれよう。IEEE標準802.11(商標登録)−2007(IEEE標準802.11−1999の改訂版)を参照により組み込む。IEEE 802.11k−2008、IEEE 802.11n−2009、IEEE 802.11p−2010、IEEE 802.11r−2008、IEEE 802.11w−2009、およびIEEE 802.11y−2008も参照により組み込む。
代替実施形態では、ワイヤレスデバイス2402の1つまたは複数は、何らかの他の標準、さらには非標準に準拠することもあり、ワイヤレス媒体または他の媒体への異なるインターフェースを有することもある。すべての標準がワイヤレスデバイスを「ステーション」と呼ぶわけではないことに留意すべきであり、この用語を本文献で使用するとき、すべての適用可能なワイヤレスネットワーク上に類似のユニットが存在することを理解すべきである。したがって、用語「ステーション」の使用は、論述の文脈で限定が適切でない限り、ワイヤレスデバイスをステーションとして記述する実施形態の範囲を、この用語を明示的に使用する標準に限定するものと解釈すべきではない。
ワイヤレスネットワーク2404は、典型的には、インターネットワーキングユニット(IWU)を含み、インターネットワーキングユニットは、関連するワイヤレスネットワーク2404にあるワイヤレスデバイスを、有線LANなど別のネットワークと相互接続する。IWUは、時として、ワイヤレスアクセスポイント(WAP)と呼ばれる。IEEE802.11標準では、WAPは、ステーションとしても定義される。したがって、ステーションは、非WAPステーションまたはWAPステーションでよい。セルラネットワークでは、WAPは、しばしば基地局と呼ばれる。
ワイヤレスネットワーク2404は、任意の適用可能な技術を使用して実装することができ、この技術は、ネットワークタイプによって、または他の様式で異なることがある。ワイヤレスネットワーク2404は、任意の適切なサイズのものでよい(例えば、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)など)。ブロードバンドワイヤレスMANは、参照により組み込むIEEE802.16に準拠していても、していなくてもよい。ワイヤレスPANは、参照により組み込むIEEE802.15に準拠していても、していなくてもよい。ワイヤレスネットワーク2404は、ネットワークタイプ(例えば、2G、3G、WiFi)、サービスプロバイダ、WAP/基地局識別子(例えば、WiFi SSID、基地局、およびセクタID)、地理的位置、または他の識別基準によって識別可能であることがある。
ワイヤレスネットワーク2404は、中間ネットワークを介して一体に結合されることがあり、そうでないこともある。中間ネットワークは、限定はしないが例として、インターネット、公衆電話交換網(PSTN)、またはインフラストラクチャネットワーク(例えばプライベートLAN)など、実質的に任意のタイプの通信ネットワークを含むことができる。本明細書で使用するとき、用語「インターネット」は、TCP/IPプロトコル、および場合によっては他のプロトコル、例えばWorld Wide Web(ウェブ)を構成するハイパーテキストマークアップ言語(HTML)文書用のハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)など、特定のプロトコルを使用するネットワークを表す。
図24の例では、ネットワークトラフィック分析エンジン2406は、ワイヤレスデバイス2402−1に結合される。特定の実装形態では、ネットワークトラフィック分析エンジン2406は、サーバ上に実装され、インターネットを介してワイヤレスデバイス2402−1に結合される。しかし、別の方法として、ネットワークトラフィック分析エンジン2406の少なくとも一部をワイヤレスデバイス2402−1上に実装することもでき、ネットワークトラフィック分析エンジン2406の別の部分(例えばサーバ部分)を含むサーバへの接続を有することも有さないこともある。
本文献で使用するとき、エンジンは、専用または共有処理装置を含み、典型的には、処理装置によって実行されるファームウェアまたはソフトウェアモジュールである。実装形態に特有の問題または他の問題に応じて、エンジンを中央化することができ、またはエンジンの機能を分散させることもできる。エンジンは、処理装置によって実行するために、コンピュータ可読媒体で具現化される特別用途のハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェアを含むことができる。本文献で使用するとき、コンピュータ可読媒体は、(例えば米国では、米国特許法第101条での)法定のすべての媒体を含むものと意図され、特に、コンピュータ可読媒体を含む特許請求の範囲が有効であるように除外が必要とされる程度まで、性質上法定でないすべての媒体を除外するものと意図される。既知の法定のコンピュータ可読媒体は、ハードウェア(例えば、いくつか挙げると、レジスタ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、不揮発性(NV)記憶装置)を含むが、ハードウェアに限定されることも、限定されないこともある。
ネットワークトラフィック分析エンジン2406は、ワイヤレスデバイス2402−1と送信元または宛先との間の一部のトラフィックを分析する。分析されるトラフィックは、例えばセルラフォンと基地局との間のネットワークセグメントに限定されることも、限定されないこともある。ネットワークトラフィック分析エンジン2406は、ワイヤレスネットワーク2404−1サービスエリア内の一部のデバイスに関するトラフィックを分析することができる。分析されるトラフィックは、加入者に限定されることも、限定されないこともある。
図24の例では、ネットワークサービス使用分類エンジン2408は、ネットワークトラフィック分析エンジン2406に結合される。特定の実装形態では、ネットワークサービス使用分類エンジン2408は、サーバ上に実装され、このサーバは、ネットワークトラフィック分析エンジン2406が実装されるのと同一のサーバでも、そうでなくてもよい。しかし、別の方法として、ネットワークサービス使用分類エンジン2408の少なくとも一部をワイヤレスデバイス2402−1上に実装することもでき、ネットワークサービス使用分類エンジン2408の別の部分(例えばサーバ部分)を含むサーバへの接続を有することも有さないこともある。
ネットワークサービス使用分類エンジン2408は、サービスのためにリクエストまたは要求されるサービスクラス(例えば、会話、ストリーミング、対話式、バックグラウンド、または何らかの他のサービスクラス)に基づいてトラフィックを類別することができる。類別は、所与の時点でのサービスクラス使用のスナップショットの識別を容易にし、いくつかの実装形態では、スナップショットに基づく将来のサービスクラス使用の予測(例えば、将来のサービスクラス使用が少なくともいくらかはスナップショットのサービスクラス使用に関係付けられると仮定する)、履歴データ分析(例えば特定の時間帯/曜日でのサービスクラス使用量)、傾向の識別、または何らかの他の予測的技術の使用を容易にする。
図24の例では、格差的ネットワークアクセス制御エンジン2410は、ネットワークサービス使用分類エンジン2408に結合される。特定の実装形態では、ネットワークアクセス制御エンジン2410は、サーバ上に実装され、このサーバは、ネットワークトラフィック分析エンジン2406および/またはネットワークサービス使用分類エンジン2408が実装されるのと同一のサーバでも、そうでなくてもよい。しかし、別の方法として、ネットワークアクセス制御エンジン2410の少なくとも一部をワイヤレスデバイス2402−1上に実装することもでき、ネットワークアクセス制御エンジン2410の別の部分(例えば、サーバ部分)を含むサーバへの接続を有することも、有さないこともある。
格差的ネットワークアクセス制御エンジン2410は、ネットワークサービス使用分類エンジン2408からの予測されるサービスクラス使用を使用して、動的に、サービスクラスに割り振られるリソースを調節する。例えば、格差的ネットワークアクセス制御エンジン2410は、サービスクラス利用可能性査定を行って、チャネル上でのサービスクラスに関するサービスクラス容量が予測サービス使用量に十分であるかどうか決定し、サービスクラス利用可能性が予測サービス使用量に十分でない場合にはリソースを追加し、サービスクラス利用可能性が予測サービス使用量に十分である場合にはリソースを減少することができる。
あるいは、格差的ネットワークアクセス制御エンジン2410は、代わりに、または追加として、アプリケーションがサービス使用量レベルを変える、または(例えば、より多くのリソースが利用可能になるまでソフトウェア更新を遅延することによって)ワイヤレスリソースの消費を遅延するように、デバイス上のアプリケーションを制御することができる。一実施形態では、サービス使用制御ポリシーは、ワイヤレスデバイス2402−1上に実装される。これは、いくつかの場合には、ワイヤレスデバイス2402−1が、通常は固定されているアプリケーション設定を調節し、ネットワーク状態に基づいて(例えばネットワークがビジーである場合に)ネットワークサービス使用活動状態を最適化し、オーバーザエアソフトウェア更新を制御し、リソースを食う(resource−hungry)アプリケーションを抑制し、度々のパワーダウンモードからのネットワークサービス使用リクエストを管理し、PPPセッションをアクティブに保ち、または、他の方法で、動的サービスクラス調節または他のデバイス挙動を容易に実現する。
特定の実装形態では、加入者は、例えば、より高いサービスクラスのために、より高いレートの課金によってサービスクラスを変更するように動機付けられることがある。格差的ネットワークアクセス制御エンジン2410は、サービスクラスに関する格差的料金の通知を送信することができる。あるいは、料金は、加入者アカウント設定または嗜好によって実装することができる。
図24の例では、動作中、ネットワークトラフィック分析エンジン2406は、ワイヤレスデバイス2402−1を含む1つまたは複数のデバイスからのトラフィックを分析する。ネットワークサービス使用分類エンジン2408は、サービスクラスに必要とされるリソースの量を予測し、格差的ネットワークアクセス制御エンジン2410は、必要に応じてリソースを動的に割り振って、1つまたは複数のデバイスに利用可能なサービスクラスを調節し、および/または1つまたは複数のデバイスの一部に関するデバイス挙動を調節し、あるいは、デバイス挙動を調節するように1つまたは複数のデバイスの一部に命令し、それにより、デバイスは、適用可能なサービスクラスに割り振られたリソースに適したアクセス制御ポリシーに従ってサービスクラス専用のリソースを消費する。
図25は、格差的アクセス制御通知システム2500の一例の図を示す。図25の例では、システム2500は、ネットワークサービス使用分析エンジン2502と、ネットワークサービス使用分類エンジン2504と、格差的ネットワークアクセス制御エンジン2506と、ネットワークサービス使用制御ポリシーデータストア2508と、ネットワークサービス使用通知エンジン2510と、ユーザインターフェース2512と、サービスプラン更新エンジン2514とを含む。
図25の例では、ネットワークサービス使用分析エンジン2502は、ネットワークサービス使用活動を分析する。分析は、デバイスへ、またはデバイスから送信されるトラフィックの分析、デバイス上で走るアプリケーション、サービスのリクエスト、または過去、現在、もしくは将来のネットワークサービス使用量の情報を提供する他の分析を含むことがある。例えば、ネットワークサービス使用活動は、例としていくつか挙げると、通信デバイス上にアプリケーションをダウンロードまたはロードする試行、ネットワークサービス活動を実行する試行、もしくはネットワークにアクセスするためのネットワークサービス使用活動による試行、ネットワークサービス使用しきい値への到達もしくは超過、ネットワークサービス使用量前提条件への適合、ネットワーク容量制御サービス活動分類リストの更新、ネットワーク容量制御サービスポリシーの更新、および通知をトリガするデバイスへのネットワークメッセージの送信を含むことができる。分析は、非WAPステーションで、WAPステーションもしくは基地局で、またはサーバで行うことができ、または一部をこれらのデバイスの1つもしくは何らかの他のデバイスで行うことができる。
図25の例では、ネットワークサービス使用分類エンジン2504は、ネットワークサービス使用分析エンジン2502に結合される。ネットワークサービス使用分類エンジン2504は、分析されたネットワークサービス使用量を1つまたは複数のサービスクラスに分類する。分類は、非WAPステーションで、WAPステーションもしくは基地局で、またはサーバで行うことができ、または一部をこれらのデバイスの1つもしくは何らかの他のデバイスで行うことができる。
図25の例では、格差的ネットワークアクセス制御エンジン2506は、ネットワークサービス使用分類エンジン2504に結合される。格差的ネットワークアクセス制御エンジン2506は、ネットワークサービス使用活動に関連付けられるサービスクラスと、ネットワークサービス使用制御ポリシーデータストア2508に記憶されたネットワークサービス使用制御ポリシーとを使用して、ネットワークアクセスパラメータを決定する。決定は、非WAPステーションで、WAPステーションもしくは基地局で、またはサーバで行うことができ、または一部をこれらのデバイスの1つもしくは何らかの他のデバイスで行うことができる。ネットワークサービス使用制御ポリシーデータストア2508は、ワイヤレスデバイス上に実装することができるが、データストアをデバイスに対して遠隔で(例えばサーバ上で)保守することも可能である。特定の実装形態では、ネットワークサービス使用制御ポリシーデータストア2508が、ワイヤレスデバイスに対して遠隔で保守される場合でさえ、ワイヤレスデバイスは、依然として、実装されるネットワークサービス使用制御ポリシーを有する。
データストアは、例えば、汎用または専用機械上の物理的なコンピュータ可読媒体に具現化されたソフトウェアとして、ファームウェアとして、ハードウェアとして、それらの組合せとして、または適用可能な既知のもしくは好都合なデバイスもしくはシステムとして実装することができる。本文献におけるデータストアは、テーブル、カンマ区切り(CSV)ファイル、従来のデータベース(例えばSQL)、または他の適用可能な既知のもしくは好都合な組織的フォーマットを含めた任意のデータ組織を含むものと意図されている。データストア関連コンポーネント、例えばデータベースインターフェースは、データストアの「一部」、何らかの他のシステムコンポーネントの一部、またはそれらの組合せとみなすことができる。ただし、データストア関連コンポーネントの物理的な位置および他の特性は、本文献で説明する技術の理解には重要でない。
データストアは、データ構造を含むことができる。本文献で使用するとき、データ構造は、所与の文脈でデータを効率的に使用することができるように、コンピュータ内でデータを記憶および組織化する特定の方法に関連付けられる。データ構造は、一般に、アドレスまたはビットストリングによって指定されるコンピュータのメモリ内の任意の場所にデータをフェッチおよび記憶することができるコンピュータの機能に基づき、ビットストリングは、それ自体メモリに記憶することができ、プログラムによって操作される。したがって、いくつかのデータ構造は、算術演算を用いたデータ項目のアドレスの計算に基づく。他のデータ構造は、構造自体の内部でのデータ項目のアドレスの記憶に基づく。多くのデータ構造は、両方の原理を、時として簡単ではない様式で組み合わせて使用する。データ構造の実装は、通常、その構造のインスタンスを作成して操作する1組の手続きを書き込むことを伴う。
図25の例では、ネットワークサービス使用通知エンジン2510は、格差的ネットワークアクセス制御エンジン2506およびネットワークサービス使用制御ポリシーデータストア2508に結合される。ネットワークサービス使用通知エンジン2510は、関連のアクセス制御情報を示すのに十分な通知を生成するように構成される。例えば、通知は、例としていくつか挙げると、どのネットワークサービス使用活動がネットワーク容量制御サービスであるか、1つまたは複数のネットワーク容量制御サービスに対して効力をもつネットワークサービスポリシーのタイプ、ネットワークサービス活動がネットワーク容量制御サービス分類に属すること、ネットワーク容量制御サービス分類として分類されるサービス活動が、分類を変更される可能性があること、ネットワークサービス活動に関してサービスクラスが変更された場合に、関連のネットワークサービス使用料金が変わること、サービスプランアップグレード/ダウングレード提案、およびネットワーク容量を保護するために1つまたは複数のユーザ通知への応答に対して割引きおよび/または報奨を提供するサービスプランの提案を示すことができる。
通知はまた、ユーザ嗜好選択を含むことも、含まないこともある。例えば、通知は、例としていくつか挙げると、ネットワークサービス使用制御ポリシーをネットワークサービス使用活動に関連付けるためのプロビジョニング、ネットワークサービス使用制御ポリシーを選択するための無効化オプション、サービス使用制御ポリシーを選択するための修正オプション、および新規サービスプランを選択するための選択オプションを含むことができる。例としていくつか挙げると、他の例としては、以下のものがある。1つまたは複数のネットワーク容量制御サービスに関するネットワークサービス使用活動情報、1つまたは複数のネットワーク容量制御サービスに関する予測されるネットワークサービス使用活動情報、ネットワークサービス使用活動のネットワークサービス使用量に関するより多くの情報を取得するためのオプション、デバイスに関連付けられるサービスプランに関するしきい値を超えるネットワークサービス使用量をネットワークサービス使用活動がもたらすことがあるというメッセージ、代替サービスプランを検討または選択するためのオプション、肯定応答リクエスト、肯定応答リクエストをサブミットするためのオプション。
図25の例では、ユーザインターフェース2512は、ネットワークサービス使用通知エンジン2510に結合される。ユーザ嗜好を調べることによって(例えば、ユーザが、最大パフォーマンスまたは最小コストを自動的に選択すべきであると指示するとき)、通知をなくすこともできることに留意することができる。しかし、加入者嗜好がデフォルトとして設定されている限り、大抵は、ユーザに対してUI2512に通知が表示される。通知は、適用可能な既知のまたは好都合な形態、例えばSMS、電子メール、ポップアップウィンドウなどでよい。応答が許される範囲で、ユーザは、入力デバイス(図示せず)を使用して通知への応答を入力することができる。
図25の例では、サービスプラン更新エンジン2514は、UI2512に結合される。前述したように、例えば、通知に提供される選択を決定するユーザ嗜好により、このUIは省略されることがある。通知に関連付けられる選択が成される方法に関わらず、サービスプラン更新エンジン2514は、選択に従って、サービスプラン、ネットワークサービス使用制御ポリシー、ユーザ嗜好、または他のパラメータを更新することができる。また、サービスプラン更新エンジン2514は、コストが発生する場合に決算を更新することもできる。
図26は、本文献に記載する技法を実装することができるコンピュータシステム2600の一例を示す。コンピュータシステム2600は、クライアントコンピュータシステム、例えばワイヤレスクライアントやワークステーション、またはサーバコンピュータシステムとして使用することができる従来のコンピュータシステムでよい。コンピュータシステム2600は、コンピュータ2602と、I/Oデバイス2604と、ディスプレイデバイス2606とを含む。コンピュータ2602は、処理装置2608と、通信インターフェース2610と、メモリ2612と、ディスプレイ制御装置2614と、不揮発性記憶装置2616と、I/O制御装置2618とを含む。コンピュータ2602は、I/Oデバイス2604およびディスプレイデバイス2606に結合することができ、またはそれらを含むことができる。
コンピュータ2602は、モデムまたはネットワークインターフェースを含むことがある通信インターフェース2610を介して外部システムにインターフェースする。通信インターフェース2610は、コンピュータシステム2600の一部またはコンピュータ2602の一部とみなすことができることを理解されたい。通信インターフェース2610は、アナログモデム、ISDNモデム、ケーブルモデム、トークンリングインターフェース、衛星伝送インターフェース(例えば「ダイレクトPC」)、または1つのコンピュータシステムを他のコンピュータシステムに結合するための他のインターフェースでよい。
処理装置2608は、例えば、Intel PentiumマイクロプロセッサやMotorolaパワーPCマイクロプロセッサなど、従来のマイクロプロセッサでよい。メモリ2612は、バス2670によって処理装置2608に結合される。メモリ2612は、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)でよく、またスタティックRAM(SRAM)を含むこともできる。バス2670は、処理装置2608を、メモリ2612に、また不揮発性記憶装置2616、ディスプレイ制御装置2614、およびI/O制御装置2618に結合する。
I/Oデバイス2604は、キーボード、ディスクドライブ、プリンタ、スキャナ、およびマウスもしくは他のポインティングデバイスを含めた他の入出力デバイスを含むことができる。ディスプレイ制御装置2614は、従来の様式で、ディスプレイデバイス2606上のディスプレイを制御することができ、ディスプレイデバイス2606は、例えば、陰極線管(CRT)または液晶ディスプレイ(LCD)でよい。ディスプレイ制御装置2614およびI/O制御装置2618は、従来のよく知られている技術を用いて実装することができる。
不揮発性記憶装置2616は、しばしば、磁気ハードディスク、光学ディスク、または大量データ用の別の形態の記憶装置である。このデータのいくつかは、しばしば、ダイレクトメモリアクセスプロセスによって、コンピュータ2602でのソフトウェアの実行中にメモリ2612に書き込まれる。用語「機械可読媒体」または「コンピュータ可読媒体」が、処理装置2608によってアクセス可能な任意のタイプの記憶デバイスを含み、また、データ信号を符号化する搬送波も包含することを、当業者はすぐに認識されよう。
コンピュータシステム2600は、様々なアーキテクチャを有する多くの可能なコンピュータシステムの一例である。例えば、Intelマイクロプロセッサに基づくパーソナルコンピュータは、しばしば複数のバスを有し、そのうちの1つは、周辺機器用のI/Oバスでよく、1つは、処理装置2608とメモリ2612を直接接続する(しばしばメモリバスと呼ばれる)。バスは、ブリッジコンポーネントによって一体に接続され、ブリッジコンポーネントは、バスプロトコルが異なるために必要な翻訳を行う。
ネットワークコンピュータは、本明細書で提供される教示に関連付けて使用することができる別のタイプのコンピュータシステムである。ネットワークコンピュータは、通常はハードディスクまたは他の大量記憶装置を含まず、処理装置2608によって実行するために、実行可能なプログラムがネットワーク接続からメモリ2612にロードされる。当技術分野で知られているWeb TVシステムも、コンピュータシステムとみなされるが、これは、特定の入出力デバイスなど、図26に示される機能のいくつかを有さないことがある。典型的なコンピュータシステムは通常、少なくとも、処理装置と、メモリと、メモリを処理装置に結合するバスとを含む。
さらに、コンピュータシステム2600は、オペレーティングシステムソフトウェアの一部であるディスク操作システムなどのファイル管理システムを含むシステムソフトウェアを操作することによって制御される。オペレーティングシステムソフトウェアとその関連のファイル管理システムソフトウェアの一例は、Microsoft Corporation(Redmond, Washington)からのWindows(登録商標)として知られているオペレーティングシステムのファミリーとそれらの関連のファイル管理システムである。オペレーティングシステムソフトウェアとその関連のファイル管理システムソフトウェアの別の例は、Linuxオペレーティングシステムとその関連のファイル管理システムである。ファイル管理システムは、典型的には不揮発性記憶装置2616に記憶され、不揮発性記憶装置2616へのファイルの記憶を含め、データを入出力するためおよびメモリにデータを記憶するためにオペレーティングシステムが必要とする様々な作用を処理装置2608に実行させる。
図27は、アプリケーションに特有の格差的ネットワークアクセス制御のためのシステム2700の一例の概略図を示す。図27の例では、システム2700は、ネットワークサービス消費アプリケーション2702と、ネットワークサービス使用分析エンジン2704と、アプリケーション挙動データストア2706と、ネットワークサービス使用分類エンジン7708と、アプリケーショントラフィック優先順位設定エンジン2710と、ネットワークサービス使用制御ポリシーデータストア2712と、格差的ネットワークアクセス制御エンジン2714と、アプリケーショントラフィックキャッシュ2716と、アプリケーショントラフィック無効化エンジン2718と、ネットワークインターフェース2720とを含む。システム2700は、本文献で前述した技法の特定の実装形態を例示目的で表す意図のものである。いくつかの技術が、ネットワークサービス使用量の制御を行う動機がある適用可能な既知のまたは好都合な(有線または無線)デバイスに適用可能であることがある。
図27の例では、ネットワークサービス消費アプリケーション2702は、デバイス上に実装されたアプリケーションである。予想される使用において、アプリケーションは、ワイヤレスデバイス上のメモリに少なくとも一部記憶されたソフトウェアアプリケーションであるが、カーネルレベル命令をファームウェアとして、さらにはハードウェアとして実装することもできる。アプリケーションは、用語の知られている用法に従って、デバイス上で「走る」、またはデバイスによって「実行される」ということができる。この技法は、いくつかの状況では有線デバイスに適用可能なこともあるが、ワイヤレス媒体は、より多くの帯域幅制約を有することが知られており、そのため、ワイヤレスデバイスが期待される用途である。
図27の例では、ネットワークサービス使用分析エンジン2704は、ネットワークサービス消費アプリケーション2702に結合される。ネットワークサービス使用分析エンジン2704は、ネットワークサービス消費アプリケーション2702からのトラフィックを分析し、アプリケーション挙動データストア2706に関連のデータを記憶する。データは、アプリケーションによって送信されるすべてのトラフィック、または一部のトラフィックを含むことができる(例えば、トラフィックは、特定のQoS分類または優先順位を有し、アプリケーションからの頻繁な伝送による高いリソース消費を有し、特定の宛先に送信される)。データはまた、アプリケーションのために受信されるトラフィックを含むこともできる。あるいは、またはさらに、アプリケーション挙動データストア2706は、トラフィック送信元/宛先データストアとして実装することもでき、これは、格差的アクセス制御がトラフィックの送信元および/または宛先に基づく場合に有用であることがある。アプリケーション挙動データストア2706は、実装形態に特有の粒度で組織されたデータを表すデータ構造(例えば記録)を含む。例えば、データ構造は、フレーム(L2)、パケット(L3)、またはメッセージを表すことができる(用語「パケット」は、L3に限定されないデータの集合を意味するためにしばしば使用されることに留意することができる)。所望の粒度は、ネットワークサービス使用分析エンジン2704が位置される場所に依存することがある。データ構造が、(例えば記録に関連付けられるデータを変更するために)時間と共に変更されるか、記録が古くなるにつれて交換されるか、または履歴データとして保守されるかもまた、実装形態専用である。
図27の例では、ネットワークサービス使用分類エンジン2708は、ネットワークサービス使用分析エンジン2704およびアプリケーション挙動データストア2706に結合される。ネットワークサービス使用分類エンジン2708は、例えば、ネットワークタイプ、時間帯、接続コスト、ホームかローミングか、ネットワークビジー状態、QoS、および特定のサービス使用活動がユーザ対話のフォアグラウンドにあるかユーザ対話のバックグラウンドにあるか、またはネットワークサービス使用分析から得られる他の特性、もしくは他の手段によって得られる他の特性に基づいて、アプリケーション挙動データストア2706に記憶されたトラフィックを類別することができる。分類規則は、例えば、指定された期間内に以下のことの1つまたは複数が行われているかどうかを検査することを含むことができる:ユーザがデバイスと対話している;ユーザがサービス使用活動と対話している;ユーザがデバイスをピックアップしている;サービス使用活動UIコンテンツがデバイスUIのフォアグラウンドにある;オーディオまたはビデオ情報がサービス使用活動によって再生されている;特定の量のデータがサービス使用活動によって通信されている;サービス使用活動が、フォアグラウンドまたはバックグラウンドサービスリストにある、またはない。例えばバックグラウンドサービス使用活動としてどのサービス使用活動が分類されるかを定義する規則は、ユーザが選択することができ、サービスプロバイダが設定することもでき、または何らかの他の適用可能な手段によって設定することもできる。
有利には、ネットワークサービス使用分析エンジン2704は、特定のサービス使用活動を検査することができ、ネットワークサービス使用分類エンジン2708は、特定のサービス使用活動が、例えばバックグラウンドサービス使用活動として特定のサービス使用活動を定義する1組の1つまたは複数の分類規則に適合するかどうか判断することができる。
図27の例では、アプリケーショントラフィック優先順位設定エンジン2710は、ネットワークサービス使用制御ポリシーデータストア2712に記憶されたポリシーを使用して、ネットワークサービス消費アプリケーション2702への、および/またはそこからのトラフィックに関する適切な優先順位を決定する。優先順位は、システム2700が、ネットワークサービス消費アプリケーション2702によって消費されるネットワークリソースの量、またはネットワークリソース消費のレートを微調整できるようにすることができる。制御ポリシーは、例えば、ネットワークリソース消費を抑制するためのアプリケーションや、特定のアプリケーションによるネットワークリソースの使用を禁じるためのアプリケーションを必要とすることがある。
有利には、アプリケーショントラフィック優先順位設定エンジン2710は、特定のサービス使用活動が特定の特性を有し、例えばバックグラウンドサービス使用活動であると判断することができる。これは、条件が満たされるかどうかをチェックすることを含むことができる。
図27の例では、格差的ネットワークアクセス制御エンジン2714は、アプリケーショントラフィック優先順位設定エンジン2710およびネットワークサービス使用制御ポリシーデータストア2712に結合される。格差的ネットワークアクセス制御エンジン2714は、ネットワークサービス消費アプリケーション2702のトラフィックを、アプリケーショントラフィックキャッシュ2716にキュー登録させる(抑制が制御ポリシーに従う必要ない場合には、当然、出力バッファなど典型的な場所以外ではトラフィックがキャッシュされる必要はない)。アプリケーショントラフィックキャッシュ2716は、出力バッファまたは他の標準のキャッシングデバイスの上に実装されるキャッシュを表すものと意図されており、格差的ネットワークアクセス制御エンジン2714によって使用されて、「不良(rogue)」アプリケーション、異常な挙動を有するアプリケーション、または何らかの形で制御ポリシーに適合するように制御しなければならないアプリケーションの制御を容易に実現する。
有利には、格差的ネットワークアクセス制御エンジンは、条件が満たされるときに、例えばサービス使用活動がバックグラウンド活動であるときに、特定のサービス使用活動のネットワークアクセスを制約することができる。
図27の例では、アプリケーショントラフィック無効化エンジン2718は、格差的ネットワークアクセス制御エンジン2714およびアプリケーショントラフィックキャッシュ2716に結合される。アプリケーショントラフィック無効化エンジン2718は、ユーザまたはデバイスが制御ポリシーから逸脱できるようにする。そのような逸脱は、例えば報奨の提案またはコストの通知によって促すことができる。
例示的な例では、デバイス2700は、デバイスまたはユーザ挙動を報告することを試行しているバックグラウンドで走るアプリケーションに関するチャタリングを阻止する。アプリケーショントラフィック優先順位設定エンジン2710は、チャタリングがゼロ優先順位を有すると決定し、それにより、ネットワークサービス消費アプリケーション2702は、リソースの消費を妨げられる。ユーザは、アプリケーションがネットワークリソースを消費するのをユーザの制御ポリシーが禁止しているが、消費したリソースの代金を支払うつもりであれば制御ポリシーからの逸脱をユーザが選択することができるという通知をアプリケーショントラフィック無効化エンジン2718から送信されることがある。ユーザがリソースの代金を支払うつもりである場合、アプリケーショントラフィックキャッシュ2716からネットワークインターフェース2720を介して特定のレートでトラフィックを送信することができ、またはおそらくアプリケーショントラフィックキャッシュ2716を使用せずにトラフィックを送信することもできる。
別の例示的な例として、デバイス2700は、アプリケーショントラフィックをソフトウェア更新として識別することができる。格差的ネットワークアクセス制御エンジン2714は、(おそらくは、最低のQoS類別よりもさらに遅い)抑制されたレートでソフトウェア更新を受信することができると決定することがある。アプリケーショントラフィック無効化エンジン2718は、ユーザ、ユーザ嗜好、サービスプロバイダ設定などから、更新が特定のアプリケーションに関する(またはすべてのアプリケーションに関する)制御ポリシーを無視することができるという指示を受信することができる。
有利には、制御ポリシーは、格差的ネットワークアクセス制御ポリシーを微調整するために、例えば、キャッシュされた要素を通信するための優先順位をセットアップし、最小の更新頻度を設定し、(典型的には支払いにより)制御ポリシー無効化を提供することができる。これにより、システム2700は、特定の挙動を促すことができるようになり、例えば、より安価であるときには(例えば、ネットワークがビジー状態でないときや、履歴的に低い使用量の時間帯や、セルラなど別のタイプのネットワークとは対照的にWi−Fiなど特定のタイプのネットワーク上にあるときなどに)低いQoSのトラフィックの送信を促すことができるようになる。
詳細な説明のいくつかの部分は、コンピュータメモリ内部のデータビット上での操作のアルゴリズムおよび記号表現で表されている。これらのアルゴリズム記述および表現は、データ処理の当業者が、他の当業者に自分の仕事の本質を最も効果的に伝えるために使用する手段である。アルゴリズムは、ここでは一般に、所望の結果をもたらす自己矛盾のない動作シーケンスと考えられる。それらの動作は、物理量の物理的な操作を必要とするものである。必ずしもそうである必要はないが通常は、これらの量は、記憶、転送、結合、比較、および他の方法で操作することができる電気的または磁気的信号の形態を取る。時として、基本的には一般的な使用のために、これらの信号を、ビット、値、要素、記号、文字、用語、数などとして表すことが好都合であると分かっている。
しかし、これらおよび同様の用語はすべて、適切な物理量に関連付けられ、これらの量に適用される単なる好都合な標識にすぎないことを念頭に置くべきである。以下の論述から明らかな指示が特にない限り、説明を通じて、「処理」または「演算(computing)」または「計算(calculating)」または「決定」または「表示」などの用語を利用する論述は、コンピュータシステムのレジスタまたはメモリ内部で物理(電子)量として表現されるデータを、コンピュータシステムメモリまたはレジスタまたは他のそのような情報記憶、伝送、もしくは表示デバイス内部で物理量として同様に表現される他のデータになるように操作して変換するコンピュータシステムまたは同様の電子コンピューティングデバイスの作用およびプロセスを表すものと理解される。
本発明は、いくつかの実施形態ではまた、本明細書における操作を行うための装置に関する。この装置は、所要の目的のために特別に構成することができ、または、コンピュータに記憶されたコンピュータプログラムによって選択的に活動化または再構成される汎用コンピュータを備えることもある。そのようなコンピュータプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶することができ、例えば、限定はしないが、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気または光学カード、任意のタイプのディスク、例えばフロッピーディスク、光学ディスク、CD−ROM、および光磁気ディスク、または電子的な命令を記憶するのに適した任意のタイプの媒体であり、それぞれコンピュータシステムバスに結合される。
本明細書で提示するアルゴリズムおよび表示は、任意の特定のコンピュータまたは他の装置に本来的には関係付けられない。本明細書の教示によるプログラムと共に様々な汎用システムを使用することができ、あるいは、所要の方法ステップを実施するためにより特殊化された装置を構成することが好都合であることが分かっていることもある。様々なこれらのシステムに関する所要の構造は、以下の説明から明らかであろう。さらに、本発明は、任意の特定のプログラミング言語を参照して記述してはおらず、したがって、様々な実施形態を、様々なプログラミング言語を使用して実装することができる。
前述の実施形態は、理解しやすくするためにいくらか詳細に説明してきたが、本発明は、提示した詳細に限定されない。本発明を実装する多くの代替の方法が存在する。開示した実施形態は例示であり、限定ではない。