JP2013531286A - 漢字入力の方法、装置および関連する記憶媒体 - Google Patents

漢字入力の方法、装置および関連する記憶媒体 Download PDF

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Abstract

本発明の開示は、漢字入力の方法、装置および関連する記憶媒体を提供する。前記漢字入力方法は:入力された基本筆画に基づいて適合する複数の偏旁部首を検索することと;前記検索された複数の偏旁部首を表示することと;偏旁部首の選択に応じて、前記選択された偏旁部首に適合する複数の漢字を偏旁部首-漢字マッピング表に基づいて検索することであって、偏旁部首は前記偏旁部首-漢字マッピング表において、前記偏旁部首に属する複数の漢字の複数のインデックスにマッピングされる、前記検索することと;および、検索された複数の漢字を表示すること;とを含む。本発明の好適な実施形態に従う漢字入力方法は、学習することなく理解することが可能であり、また、漢字の入力速度を効果的に向上させることが可能である。
【選択図】図2

Description

本発明は概して入力方法に関し、より具体的には、漢字入力の方法、装置および関連する記憶媒体に関する。
携帯用電子機器(例:携帯電話、携帯情報端末(personal digital assistants: PDA))のアプリケーションの多様化により、漢字の入力方法は携帯用電子機器における最も重要なアプリケーションの1つとなってきている。漢字入力の速度、正確さ、および入力方法の簡便さもまた、消費者が電子機器を選択する際の重要なポイントの1つとなっている。
現在、様々な漢字の入力方法が存在する。これらの入力方法は、大きく2つに分類することができる。1つは筆画入力方法(stroke input method)であり、もう1つは音声記号入力方法である。筆画入力方法には、
Figure 2013531286
などがある。これら筆画入力方法は基本的に字根(word roots)を覚えておく必要があり、理解が困難である。音声記号入力方法には、ピンイン入力などがある。しかし、音声記号入力を行うには、ユーザが漢字の読み方を知っていることが前提となるので、ピンインを知らなかったり、ピンインに不慣れだったりするユーザがピンイン入力を利用することは、ほぼ不可能である。
さらに、携帯用電子機器はサイズが限られているため、機器が備えることのできるキーの数にも限界がある。例えば、多くの携帯電話に搭載されるキーの数は20を上回ることはない。また、入力は、主に1〜10のテンキー、4つのナビゲーション・キーおよび1つのエンター・キーで賄っている。その結果、携帯電話で漢字を入力しようとすると、キーを押下する回数が多くなり、入力速度が遅くなってしまう。
それゆえ、習得しやすく、入力速度が速く、とりわけ携帯電話などの携帯用電子機器に適した漢字の入力方法の提供が望まれる。
発明の簡単な説明
本発明は漢字入力の方法、装置および関連する記憶媒体を提供することを目的とし、より具体的には、携帯用電子機器に適した漢字入力の方法、装置および関連する記憶媒体を提供することを目的とする。本発明の実施形態により、携帯用電子機器における、限られた個数のキーによる、低いビット誤り率での、効果的な漢字の入力方法が達成される。
本発明のある側面によれば、
入力された基本筆画に基づいて適合する複数の偏旁部首(radical(s))を検索することと;
前記検索された複数の偏旁部首を表示することと;
偏旁部首の選択に応じて、前記選択された偏旁部首に適合している複数の漢字を偏旁部首-漢字マッピング表に基づいて検索することであって、偏旁部首は漢字表において前記偏旁部首に属する複数の漢字の複数のインデックスにマッピングされる、前記検索することと;および
前記検索された複数の漢字を表示すること;
と、を含む、漢字入力方法が提供される。
本発明の別の側面によれば、
プロセッサ;と
コンピュータプログラムコードを含む記憶媒体と;を含み、
前記記憶媒体および前記コンピュータプログラムコードは前記プロセッサと共働して:
入力された基本筆画に基づいて適合する複数の偏旁部首を検索することと;
前記検索された複数の偏旁部首を表示することと;
偏旁部首の選択に応じて、前記検索された偏旁部首に適合している複数の漢字を偏旁部首-漢字マッピング表に基づいて検索することであって、偏旁部首は漢字表において前記偏旁部首に属する複数の漢字の複数のインデックスにマッピングされる、前記検索することと;および
前記検索された複数の漢字を表示すること;
を少なくとも実行するように構成される装置が提供される。
本発明のさらなる別の側面によれば、
入力された基本筆画に基づいて適合する複数の偏旁部首を検索するように構成される偏旁部首検索手段と;
検索された複数の偏旁部首を表示するように構成される 偏旁部首表示手段と;を含み、
漢字の検索手段であって、該手段は偏旁部首の選択に応じて、前記検索された偏旁部首に適合している複数の漢字を偏旁部首-漢字マッピング表に基づいて検索することであって、偏旁部首は漢字表において前記偏旁部首に属する複数の漢字の複数のインデックスにマッピングされるように構成される、該漢字の検索手段と;および
前記検索された漢字を表示するように構成される漢字表示手段と;
を含む、漢字入力装置が提供される。
本発明のさらなる別の側面によれば、
コンピュータ可読プログラムを含む記憶媒体であって、
前記コンピュータ可読プログラムがプロセッサにより実行され、前記プロセッサは前記漢字入力方法を実行可能なように構成される、前記コンピュータ可読プログラムを含む記憶媒体が提供される。
本発明のあらゆる実施形態に従った漢字の入力方法、装置および関連する記憶媒体は、筆画から偏旁部首を、偏旁部首から漢字を検索するという2段階検索の利用によって、より効率の良い漢字入力を実現可能とする。さらに、偏旁部首およびさらなる筆画を有する漢字の入力速度は従来の筆画入力法よりも効率的に改善可能となる。
さらに、本発明の実施形態に従った漢字の入力方法は、字典で文字を探す慣習的なやり方と一致するため、ユーザは学習することなく入力方法を理解することができる。本発明の実施形態に従った漢字の入力方法では、任意の漢字が、その偏旁部首が漢字の書き順の先頭にあろうがなかろうが、本発明の実施形態に従った偏旁部首-漢字マッピング表に基づいて、検索可能である。
さらに、本発明の実施形態によれば、偏旁部首および文字の選択頻度はユーザの入力に基づいて動的に更新可能であり、その結果、ユーザ個別のホットワードライブラリが自動的にカスタマイズされ、それにより、ユーザの入力速度と使用感がさらに向上することになる。
さらに、本発明の実施形態によれば、筆画および/または偏旁部首のあいまい検索が可能である。つまり、所望の漢字についてその筆画や偏旁部首があやふやであっても、その漢字が迅速に検索されたり、入力されたりすることが可能である。
上述および他の目的、特徴および利点は、以下に付随する図面を参照して例示的実施形態についての詳細な説明を読んだときに明らかになるであろう。
本発明の開示は以下の図面を参照しながら、好適な実施形態の詳細を提供するものとする。
本発明の実施形態に従ったキー配置図を示す。 本発明の実施形態に従った漢字入力方法のフロー・チャートである。 図3Aおよび3Bは本発明の実施形態に従った入力の例を示す。 本発明の実施形態に従った漢字入力装置の構造を示した略図である。 本発明の実施例を実装可能な携帯デバイスの例を示す。 図5に示した携帯デバイスの構成概略図を示す。 図1〜6において、同じまたは類似または一致する特徴または機能については、共通の参照符号を割り当てる。
好ましい実施形態の詳細な説明
本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しながら以下に詳述する。
ユーザの中には漢字のピンインを知らなかったり、または不慣れだったりする者もいる、という事実を考慮して、本発明のある実施形態は、字典で文字を調べる際によく用いられる方法に則って、偏旁部首をもととする漢字の入力方法を提供する。
以下の説明において、本発明の種々の実施形態において必要とされるデータ情報は、データ表の形式で記述される。しかし当業者であれば、そのようなデータ情報は、他のデータ構造形式を用いて記述されていたとしても、十分に理解できるであろう。
最も一般的な筆画入力方法と同じように、漢字の基本的な筆画は大きく、
Figure 2013531286
の5つに分類することができる。
さらに、右斜め上に向かうはねは
Figure 2013531286
に、
はねを伴う縦画は
Figure 2013531286
に、
右はらいは
Figure 2013531286
に、
はねを伴うすべての画は
Figure 2013531286
に属すると考える。
基本的な5つの筆画は、例えばテンキーの1,2,3,4,5にそれぞれ対応する。これを、例えば、基本筆画表として表1のように表すことができる。

Figure 2013531286
表1に示されるとおり、表の1列目は漢字の基本的な5つの筆画で、これらはUnicodeコードのように格納される。表の2列目は各基本筆画の筆画基本コードで、これは例えば、それぞれが(001、010、011、100、101)のように3ビットの二進数で表されてもよい。すべての漢字および偏旁部首は、これらの筆画基本コードに基づいてコード化されうる。
表の3列目は、偏旁部首表(例として、以下に表2を示す)における、各基本筆画で始まる偏旁部首が初めて出現する位置を標示するインデックスで、これを偏旁部首表インデックスとする。表の4列目は、漢字表(例として、以下に表3を示す)における、各基本筆画を一画目とする漢字が初めて出現する位置を標示するインデックスで、これを漢字表インデックスとする。3列目および4列目の具体的な目的については、後述する。
表1は漢字の5つの基本筆画およびそれらのコードを示しているが、当業者においては漢字の別の筆画分類方法、例えば8つの筆画に分類する方法を用いても、十分に理解できるだろう。さらに、基本筆画とキーボードの間の対応関係もまた概略的なものであり、これも当業者においては、必要に応じて多様に変化可能である。
次は、表2に示す通り、偏旁部首のために作成される偏旁部首表である。
Figure 2013531286
表2に示されるとおり、表の1列目は偏旁部首のインデックスコードで、これは各偏旁部首を個々に特定する。表の2列目は各偏旁部首で、これらはUnicodeコードのように格納される。
表の3列目は、偏旁部首の書き順を筆画基本コードで符号化した、偏旁部首コードで、偏旁部首基本コードという。
表の4列目は、偏旁部首-漢字マッピング表(例として、以下に表4を示す)における、各偏旁部首に属する漢字が初めて出現する位置を標示するインデックスであり、これをマッピング表インデックスとする。マッピング表の具体的な目的については、後述する。
ある偏旁部首がn画の筆画を有すると仮定するとき、各筆画が3ビットずつを必要とするため、各偏旁部首の偏旁部首基本コードが必要とするビット数は(3*n) mod 8+1である。基本の符号化フォーマットは次の通り:
Figure 2013531286
ここで筆画が符号化された後に、ビット数が整数に満たない場合、オールゼロ・コードによってパディングされる。
迅速な検索を実現するために、偏旁部首はある一定の順序でインデックス付けされる。例えば、表2に示す偏旁部首表において、偏旁部首は先頭の偏旁部首筆画の基本筆画の順番に従ってインデックス付けされる。より具体的には、偏旁部首は、その一画目の筆画がそれぞれ
Figure 2013531286
であるか、
Figure 2013531286
であるか、
Figure 2013531286
であるか、
Figure 2013531286
であるか、それとも
Figure 2013531286
であるかに従って順位付けられる。つまり偏旁部首表は、例えるならば5つの補助表を包含しているようなものである。例えば、インデックス値1から42の偏旁部首の一画目は
Figure 2013531286
インテックス値43から90の偏旁部首の一画目は
Figure 2013531286
等、である。
上述から、表1に示される基本筆画表の3列目の偏旁部首表インデックスが、偏旁部首表(例えば表2)において各基本筆画で始まる偏旁部首が初めて出現する位置を標示していることがわかる。これらの簡易インデックスを介して、ユーザが最初に基本筆画を入力した後、表1に示される偏旁部首表インデックスに従って表2に示される偏旁部首表の、入力された基本筆画に対応する偏旁部首群の先頭位置に直接ジャンプすることが可能となり、その結果、検索速度を上げることができる。本発明の様々な実施形態において、基本筆画から偏旁部首へのインデックスは第1レベルインデックス、と呼ばれる。
本発明の好適な実施形態によれば、表2に示される偏旁部首表において、一画目が同じである偏旁部首について、偏旁部首はその固定的使用頻度に基づいてインデックス付けされる。つまり、上記5つの補助表において、偏旁部首はその固定的使用頻度に従って順位付けられる。
ある偏旁部首の固定的使用頻度は、その偏旁部首に属する漢字の数nおよび各漢字の固定的使用頻度 fi (i=1,・・・ n)によって確定される。例えば、ある同一の偏旁部首に属する全ての漢字の固定的使用頻度の
Figure 2013531286
は、その偏旁部首の固定的使用頻度とすることができる。ある漢字の固定的使用頻度とはその漢字の使用頻度のことであり、例えばさまざまな種類の統計データを分析することで得ることが可能である。
本発明の好適な実施形態において偏旁部首の固定的使用頻度が同じである偏旁部首は、その偏旁部首に属する漢字の数nによって順位付けられる。例えば、より多くの漢字に使用されている偏旁部首が前の方に順位づけられる。
本発明の好適な実施形態において、偏旁部首表はさらに、各偏旁部首の動的使用頻度含む。偏旁部首の動的使用頻度とは、入力の際にユーザによってその偏旁部首が選択される回数のことである。動的使用頻度はユーザの入力選択に基づいて更新されてもよい。偏旁部首表を介して検索が行われる場合、検索結果は偏旁部首の固定的使用頻度および動的使用頻度に基づいて順位付けられる。そのため、表示画面エリアが限られている場合、使用頻度の高い偏旁部首のみを表示させることによって、入力速度や使用感を効果的に向上させることができる。
例えば、好適な実施形態において、偏旁部首の固定的使用頻度の割合および動的使用頻度の割合の合計に基づいて順位付が行われる。ここで、偏旁部首の固定的使用頻度の割合は、合計の固定的使用頻度に対するその偏旁部首の固定的使用頻度の割合のことであり、同時に、動的使用頻度の割合は、ユーザによる偏旁部首の合計入力回数に対する、ユーザによるその偏旁部首の入力回数の割合のことである。
本発明の好適な実施形態において、表2の偏旁部首はさまざまな種類の字典の、部首索引に使用されている一般的な部首を含むが、これらに限定されず、漢字の書き順の書き始めに位置する筆画構成要素をも含む。例えば、漢字
Figure 2013531286
について、この漢字を字典で調べる際は部首「欠」から探すのが一般的である。しかし、この漢字を書く時は、「欠」より先に「音」を書く。従って、表3における偏旁部首はさらに、漢字を書き順に基づいて検索するために、「音」を含んでもよい。特に指定のない限り、本明細書における「偏旁部首(radical)」には、上記の2つの意味があることを明確に指摘しておく。
表2を参照して、偏旁部首をインデックスコードおよび偏旁部首基本コードで符号化することは、漢字の検索を簡易化し、漢字に含まれる偏旁部首のあいまい検索を実現する。同時に、偏旁部首を偏旁部首基本コードのみで符号化することにより引き起こされる符号の重複を回避することができる。
次に、漢字ライブラリはすべての漢字から成る。漢字ライブラリにおいて、各漢字はUnicodeコードの様式で格納される。さらに、異なるインデックスがこの基本的な漢字ライブラリに基づいてコンパイルされている。表3は漢字ライブラリの一例を示しており、これを漢字表と呼ぶ。
Figure 2013531286
表3に示されるように、表の1列目は漢字のインデックスである。このインデックスにより漢字一文字一文字が個別に識別される。表の2列目は各漢字である。これらはUnicodeコードのように格納される。
本発明の好適な実施形態において、従来の漢字の書き方との互換性を持たせるために、漢字表の3列目を設け、そこに漢字の書き順を符号化した漢字コードを示し、これを漢字基本コードとする。
偏旁部首基本コードと同じように、漢字基本コードのフォーマットも次のとおりである:
Figure 2013531286
ここでnは漢字の画数を表す。
本発明の別の好適な実施形態において、漢字表に4列目を設け、そこに漢字の偏旁部首以外の部分を符号化した筆画コードを示し、これを漢字偏旁部首コードする。例えば、漢字偏旁部首コードの基本符号化フォーマットは次のとおりである:
Figure 2013531286
この基本符号化フォーマットにおいて、フラグは1ビットであり、これによって漢字の書き始めが偏旁部首であるかどうかを標示する。書き始めが偏旁部首である場合にフラグは0、偏旁部首でなければ1となる。残りの筆画コードは、偏旁部首を除く漢字の残りの筆画を示し、ここでmは偏旁部首を除く漢字の残りの画数を示す。
例えば、漢字
Figure 2013531286
の基本コードは:
Figure 2013531286
である。
ここで「45」は偏旁部首
Figure 2013531286
の基本コードを示す。上述の規則に従って、
Figure 2013531286
の漢字偏旁部首コードは:
Figure 2013531286
となり、これは基本コードより短い。
あらゆる漢字について、対応する漢字偏旁部首コードがあってもよい。ある漢字が分解しづらい構造で、その偏旁部首を特定することが困難であるような場合、この漢字の最初の基本筆画をその漢字の偏旁部首として取り扱ってもよい。複数の偏旁部首を有する漢字、例えば漢字
Figure 2013531286
は、その偏旁部首が
Figure 2013531286
であり、それぞれの偏旁部首に対応する複数の漢字偏旁部首コードを有する。
本発明の好適な実施形態において、漢字基本コードは漢字を符号化するのに使用される。漢字基本コードの使用は従来の漢字の書き方との互換性を持たせ、また、入力された筆画をもとに、漢字の直接検索をサポートする。別の好適な実施形態において、漢字偏旁部首コードは漢字を符号化するのに使用される。漢字偏旁部首コードの使用は、以下に示す通り、漢字に含まれる偏旁部首のあいまい検索を可能にする。
偏旁部首表と同様に、表3に示されるように漢字表において、漢字は一画目に続く前記基本筆画の書き順に基づいてインデック付けされる。具体的には、漢字表は漢字の一画目、つまり
Figure 2013531286
のそれぞれに基づいた5つの補助表を含む。例えば、表3に示されるように、インデックス値1から989の漢字は、すべて
Figure 2013531286
を一画目とする漢字である。インデックス値990から2300の漢字は、すべて
Figure 2013531286
を一画目とする漢字である。インデックス値2301から4029の漢字は、すべて
Figure 2013531286
を一画目とする漢字である、等である。
表1の上述の内容から、表1に示される基本筆画表の4列目に示される漢字表インデックスは、漢字表(例えば表3)において各々の基本筆画を一画目とする漢字が初めて出現する位置を標示することがわかる。これらの簡易インデックスを介して、ユーザが最初に基本筆画を入力した後、表1に示される漢字表インデックスに従って表3に示される漢字表の、入力された基本筆画に対応する漢字群の先頭位置に直接ジャンプすることが可能となり、その結果、検索速度が上がる。
本発明の好適な実施形態によれば、表3に示される漢字表において、一画目が同じである漢字について、漢字は漢字の固定的使用頻度に従ってインデックス付けされる。つまり、上記各5つの補助表において、漢字は漢字の固定的使用頻度に従って順位付けられる。前述したとおり、漢字の固定的使用頻度はさまざまな種類の統計データを分析することで得ることが可能である。
本発明の好適な実施形態において、漢字表はさらに、各漢字の動的使用頻度を含む。漢字の動的使用頻度とは、入力の際にユーザによってその漢字が選択される回数のことである。動的使用頻度はユーザの入力選択に基づいて更新されてもよい。漢字表を介して検索が行われる場合、検索結果は漢字の固定的使用頻度および動的使用頻度に基づいて順位付けられる。そのため、表示画面エリアが限られている場合、使用頻度の高い漢字のみを表示させることによって、入力速度や使用感を効果的に向上させることができる。
偏旁部首と同じように、例えば、漢字の固定的使用頻度の割合および動的使用頻度の割合の合計に基づいて順位付けが行われてもよい。ここで、漢字の固定的使用頻度の割合は、合計の固定的使用頻度に対するその漢字の固定的使用頻度の割合のことであり、同時に、動的使用頻度の割合は、ユーザによる漢字の合計入力回数に対する、ユーザによるその漢字の入力回数の割合のことである。
さらに、偏旁部首表と漢字表の間でマッピングが構築され、これを偏旁部首-漢字マッピング表という。この表において、漢字表の各偏旁部首に対応するすべての漢字のインデックスは順番に格納される。表4は偏旁部首-漢字マッピング表の一例を示す。

Figure 2013531286
表4に示される通り、表の1列目はマッピングインデックスである。これらにより漢字一文字一文字が個別に識別される。表の2列目は漢字表の各偏旁部首に属する各漢字のインデックスである。例えば、表4に示されるように、マッピングインデックス値1から152に対応する漢字は、すべて偏旁部首に「一」を有する漢字である。マッピングインデックス値153から186の漢字は、すべて偏旁部首に「二」を有する漢字である、等である。
上述から、表2に示される偏旁部首表の4列目は(例えば表4の)偏旁部首-漢字マッピング表における、各偏旁部首に属する漢字が初めて出現する位置を標示するインデックスであることがわかる。これらの簡易インデックスと共に、ユーザが任意の偏旁部首を選択した後、偏旁部首表(例えば表2)に基づく表4に示される偏旁部首-漢字マッピング表の、選択された偏旁部首に対応する先頭位置に直接ジャンプすることが可能となり、その結果、検索速度が上がる。本発明の様々な実施形態において、偏旁部首から漢字へのインデックスは第2レベルインデックスと呼ばれる。
偏旁部首-漢字マッピング表において、偏旁部首と漢字の間でマッピングが構築されるため、偏旁部首を漢字に正確に対応させることが可能となり、また漢字を偏旁部首に正確に対応させることも可能になる。偏旁部首の書き順のみで漢字を検索する場合に比べ、誤りビットの発生を回避できる。
さらに、偏旁部首と漢字の間でマッピングを構築することにより、その漢字の書き順の一画目を含む位置に偏旁部首があるかないかにかかわらず、偏旁部首を介しその偏旁部首に属する漢字を検索することができる。このような、まず偏旁部首を最初に検索し、次に偏旁部首から漢字をマッピングする、二段階インデックス方式は、字典を引くのと同じ方法での入力方法を提供する。この入力方法は、例えば、子どもを教育するための様々な種類の教育機械に適用することが可能である。
図1は、本発明の実施形態に従った、キー配列図である。図1に示される通り、キーパッドの5つの数字キー1、2、3,4、5に、それぞれ5つの基本筆画、つまり
Figure 2013531286
を配置する。図1のキーパッドは仮想キーパッドであっても、物理キーパッドであってもよい。キーパッドはキーパッドの使用を必要とするあらゆる種類の電子機器、例えば携帯電話、携帯情報端末およびパーソナルコンピュータなどに提供されうる。図1はキー配列図を示しているが、当業者であれば違うやり方で5つの基本筆画がキーに配列されることも十分に理解できるであろう。
以下に、本発明の様々な実施形態に従った漢字入力方法を、上述のデータ表および図2に示すフローを参照しながら説明する。
ステップS200:フローの開始であり、ユーザによる基本筆画の入力を受信する。
ステップS201:ユーザによる基本筆画の入力に基づいて、適合する偏旁部首が検索される。具体的には、ユーザが最初の基本筆画を入力した後に、入力された基本筆画に対応する偏旁部首表インデックスが表1に示される基本筆画表で検索され、その結果インデックス範囲が取得される。例えば、基本筆画表(表1)において2つの隣接する基本筆画の、偏旁部首表インデックス値の間の値は、2つの基本筆画のうち先行する方の基本筆画に対応するすべての偏旁部首のマッピングである。そして偏旁部首表インデックスに基づいて、偏旁部首表(例えば表2)の基本筆画で始まる偏旁部首の先頭インデックス位置へ迅速にジャンプする。
ステップS202:偏旁部首の検索結果が表示される。電子機器における表示画面エリアが限られているため、限られた数(例えば6つ)の偏旁部首のみが表示される。好適な実施形態において、複数の偏旁部首、例えば6つの偏旁部首が、表示のための順番で、先頭インデックス位置から取り出される。別の好適な実施形態においては、検索された複数の偏旁部首は、偏旁部首の固定的使用頻度および動的使用頻度に基づいて順位付けられる。例えば、順位付けされた偏旁部首の検索結果のうち、先頭から6つが表示される。
さらに別の実施形態において、偏旁部首を検索または表示する際に、入力された基本筆画に一致した複数の漢字は、漢字表(例えば表3)の漢字基本コードに基づいてさらに検索され、さらに検索された結果の漢字が表示される。
例えば、ユーザが最初の基本筆画を入力した後に、入力された基本筆画に対応する複数の漢字表インデックスが表1に示す基本筆画表から検索され、それにより、インデックスの範囲を取得する。同様に、基本筆画表(表1)において2つの隣接する基本筆画の、漢字表インデックス値の間の値は、2つの基本筆画のうち先行する方の基本筆画に対応するすべての漢字のマッピングである。そして漢字表インデックスに基づいて、漢字表(例えば表3)の基本筆画で始まる漢字群の先頭位置へ迅速にジャンプする。
偏旁部首の表示と同様に、漢字を表示する際に、検索された複数の漢字はその漢字の固定的使用頻度および動的使用頻度に基づいて順位付けられ、表示される。
表示された複数の偏旁部首または漢字の中に、所望の偏旁部首または漢字が含まれている場合にはそれを選択し、画面上に表示させてもよい。所望のものが含まれていない場合には、筆画の続きを入力する。
筆画の続きを入力することで、表示される複数の偏旁部首または漢字は更新されていく。本発明の好適な実施形態において、入力された筆画に基づく偏旁部首基本コードを含む偏旁部首表から適合する偏旁部首が検索され、また、所望の漢字が入力された筆画に基づく漢字基本コードに従って漢字表から検索される。所望の偏旁部首または漢字が検索されるまで、上記のプロセスが繰り返し実行される。
ステップS203:偏旁部首の選択に応じて、選択された偏旁部首に適合している複数の漢字が偏旁部首-漢字表に基づいて検索される。
具体的には、偏旁部首が選択された後、選択された偏旁部首のマッピング表インデックスを偏旁部首表(例えば表2)から検索し、その結果、インデックスの範囲が取得される。例えば、偏旁部首表(表2)において2つの隣接するマッピング表インデックス値の間の値は、先行する方の偏旁部首に対応するすべての漢字のマッピングである。そしてマッピング表インデックスに基づいて、偏旁部首-漢字マッピング表(例えば表4)の偏旁部首に属する漢字群の先頭位置へ迅速にジャンプする。
偏旁部首-漢字マッピング表において、偏旁部首に属するすべての漢字は偏旁部首にマッピングされる。つまり、偏旁部首-漢字マッピング表を介して、漢字表(例えば表3)の対応する複数の漢字のインデックスが迅速に検索される。これらのインデックスにより、対応する複数の漢字が漢字表から取り出される。
ステップS204:検索された複数の漢字が表示される。同じように、電子機器における表示画面エリアが限られているため、限られた数(例えば6つ)の漢字のみが表示される。好適な実施形態において、複数の漢字、例えば6つの漢字が、表示のための順番で、先頭から取り出される。別の好適な実施形態においては、検索された複数の漢字は、漢字の固定的使用頻度および動的使用頻度に基づいて順番付される。例えば、順位付けされた漢字の検索結果のうち、先頭から6つが表示される。
表示された複数の漢字の中に、所望の漢字が含まれている場合、それを選択し、画面上に表示させてもよい。所望のものが含まれていない場合には、筆画続きを入力する。この時、ユーザは偏旁部首を除く残りの筆画を入力する。
筆画の続きを入力することで、マッチする漢字が漢字表から検索され、表示される複数の漢字は更新されていく。
本発明の好適な実施形態において、マッチする複数の漢字が漢字表の漢字基本コードに基づいて検索される。偏旁部首-漢字マッピング表は偏旁部首に属する漢字のインデックス範囲を制限しているため、適合する漢字はこの制限されたインデックス範囲内から検出される。
別の好適な実施形態において、漢字表が漢字偏旁部首コードを含む場合、マッチする複数の漢字が、漢字表の漢字偏旁部首コードに基づいて検索されてもよい。同じように、マッチする複数の漢字は偏旁部首-漢字マッピング表で確定されている通りのインデックス範囲内で検索される。漢字偏旁部首コードは偏旁部首ではなく筆画を符号化するだけなので、続く残りの筆画の入力に基づいて、迅速な適合作業が可能となる。
所望の漢字が検索されるまで、上記のプロセスが繰り返し実行される。
本発明のさらなる実施形態において、偏旁部首の選択に応じて、偏旁部首の動的使用頻度が更新される;そのため、偏旁部首の表示順も動的に更新される;そして/または、漢字の選択に応じて、漢字の動的使用頻度が更新される;そのため、漢字の表示順も動的に更新される。
本発明の好ましい実施形態において、筆画または/もしくは偏旁部首のあいまいなクエリへの対応が可能である。例えば、漢字表が漢字偏旁部首コードを利用して符号化する場合、偏旁部首のあいまいなクエリをサポートするために、偏旁部首は記号「*」に置き換えられてもよい。偏旁部首を除く残りの筆画は、残りの筆画のあいまいなクエリをサポートするために記号「?」に置き換えられてもよい。漢字表が漢字基本コードを利用して符号化する場合、漢字の無作為な筆画のあいまいなクエリが可能となる。
例えば、漢字
Figure 2013531286
は以下の入力で取得されうる:
Figure 2013531286
さらに、漢字の偏旁部首が漢字の書き順の先頭位置にない場合でも、ユーザは記号「*」を使用して検索することができる。例えば、「刊」は以下のような入力で検索要求されうる:
Figure 2013531286
本発明の様々な実施形態における入力方法を、漢字「梅」を例に、図3Aおよび3Bを参照しながら、以下に説明する。
最初に、ユーザは筆画「−」を入力する。筆画「−」に対応する偏旁部首表インデックスおよび漢字表インデックスが、基本筆画表(例えば、表1)から検索される。この例において、それぞれのインデックス値はどちらも1である。次に、「−」から始まる偏旁部首を検索するために偏旁部首表(例えば表2)にジャンプする。検出された複数の偏旁部首が順位付けられ、表示される。同じように、「−」から始まる複数の漢字が、漢字表(例えば、表3)から検索され、検索された複数の漢字が順序づけられ、表示される。情報の表示例を図3Aに示す。図3Aの中段にはユーザによる入力が、上段には検索された複数の漢字が、下段には検索された複数の偏旁部首がそれぞれ表示される。
ユーザは、表示された複数の偏旁部首から偏旁部首「木」を選択する。偏旁部首「木」の選択に応じて、偏旁部首「木」に対応する偏旁部首-漢字マッピング表(例えば、表4)のインデックス範囲が偏旁部首表(例えば、表2)からわかる。次に、偏旁部首-漢字マッピング表を介して、漢字表から偏旁部首「木」を有する全ての漢字のインデックスが検索される。検索されたインデックスに基づいて、対応する複数の漢字が漢字表から検索され、然るべき規則に従い順位付けされ、表示される。例えば、図3Bに情報の表示例を示す。上段には検索された漢字が、下段にはユーザの入力したものが、それぞれ表示される。
最後に、ユーザが表示された複数の漢字から漢字「梅」を選択し、入力が終了する。
本発明の様々な実施形態に従う漢字の入力方法は、筆画から偏旁部首を、偏旁部首から漢字を検索するという2段階検索の利用によって、より効率の良い漢字入力が実現可能となる。
例えば、文字の固定的使用頻度をもとに、ユーザによる100万ワードの入力を、モンテカルロ法を用いてシミュレートする。シミュレーションはキー押下回数の最小値を用いて行われ、平均のキー押下回数を算出するものとする。キー押下回数の最小値は、所望の漢字がディスプレイ上の入力したい箇所に出現するのに必要なキー押下回数の最小回数を示す。すべての漢字についてのシミュレーション結果から、従来型の筆画入力方法による平均キー押下回数が5.98249回であったのに対し、本発明の実施形態に従った入力方法による平均キー押下回数は4.73161回であった。また、偏旁部首が明らかであるすべての漢字についてのシミュレーション結果から、従来型の筆画入力方法による平均キー押下回数が6.19939回であったのに対し、本発明の実施形態に従った入力方法による平均キー押下回数は4.30766回であった。従って、本発明の実施形態に従った入力方法は、特に偏旁部首およびさらなる筆画を有する漢字について適している。
さらに、本発明の実施形態に従った漢字の入力方法は、字典で文字を探す慣習的なやり方と一致するため、ユーザは学習することなく入力方法を理解することができる。本発明の実施形態に従った漢字の入力方法では、任意の漢字が、その偏旁部首が漢字の書き順の先頭にあろうがなかろうが、本発明の実施形態に従った偏旁部首-漢字マッピング表に基づいて、検索可能である。
さらに、本発明の実施形態では、偏旁部首および文字の選択頻度はユーザの入力に基づいて動的に更新可能であり、その結果、ユーザ個別のホットワードライブラリが自動的にカスタマイズされ、それにより、ユーザの入力速度と使用感がさらに向上することになる。
さらに、本発明の実施形態によって、筆画または/および偏旁部首のあいまい検索が可能である。従って、所望の漢字の書き順や偏旁部首があやふやであっても、迅速に検索され、入力されることも可能である。
図4は本発明の好適な実施形態に従った入力装置の構造図である。図の参照番号はそれぞれ
400:入力装置
401:偏旁部首検索手段
402:偏旁部首表示手段
403:漢字検索手段
404:漢字表示手段
を示す。
好適な実施形態において、偏旁部首検索手段401は入力された基本筆画に基づいて適合する偏旁部首を検索するよう構成される。偏旁部首表示手段402はマッチした複数の偏旁部首を表示するよう構成される。さらに、任意の偏旁部首の選択に対応して、漢字検索手段403は偏旁部首-漢字マッピング表に基づいて適合している漢字を検索するよう構成される。漢字表示デバイス404はマッチした複数の漢字を表示するよう構成される。
図5および図6は本発明を実装可能な携帯電子機器12の実施例を示す。しかし、本発明はこの種の電子機器に特化することを意図してはいない、ということを理解されたい。図5および図6に示す携帯電子機器12は本発明の実施形態に従って筐体30、LCDディスプレイ方式の表示部32、キーパッド34、マイクロフォン36、イヤーフォン38、バッテリ部40、赤外線ポート42、アンテナ44、UICC式スマートカード46、カードリーダー48、無線インターフェース回路52、符号化・復号回路54、コントローラ56およびメモリ58から構成される。個別の回路および要素は当業者に知られているいかなるタイプであってもよく、例えば、ノキア社の携帯電話であってもよい。
本発明はさらにコンピュータ可読プロゴラムを含む記憶媒体を提供する。プロセッサによってコンピュータ可読プログラムが実行されると、プロセッサが本発明の実施形態に従った仮想キーパッドによる入力方法を実現することを可能にする。記憶媒体は任意の有形な媒体であってよく、例えばフロッピーディスク、CD-ROM、DVD、ハードディスクドライバ等であり、ネットワーク媒体であってもよい。
上述のさまざまな側面は、それ単体で使用されても、様々な組み合わせで使用されてもよい。本発明の教示はハードウェアおよびソフトウェアの協働により実装されうるが、ハードウェアまたはソフトウェアに実装されることも可能である。本発明の教示はコンピュータ可読媒体上のコンピュータプログラム製品として具現化することも可能である。ここでコンピュータ可読媒体とは、フロッピーディスク、CD-ROM、DVD、ハードドライバ等であり、ネットワーク媒体であってもよい。
本発明の明細書は、例示および説明を目的としているが、明細書中に開示されている方法に限定することを意図するものではない。当業者にとっては多様な変更および変形が明らかである。当業者によって、本発明の実施形態に記載の方法および手段は、当業者によって、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェアまたはそれらの組み合わせにおいて実装可能なものである。
その結果、上述の実施形態は、本発明の本質、実際の適用、および他の当業者の理解のためのより良い説明を目的として選ばれ、記述されており、本発明の精神から逸脱しないすべての修正および変更は、特許請求の範囲に定義される本発明の保護範囲に該当するものである。

Claims (25)

  1. 漢字の入力方法であって、該方法は:
    入力された基本筆画に基づいて適合する複数の偏旁部首を検索することと;
    前記検索された複数の偏旁部首を表示することと;
    偏旁部首の選択に応じて、
    前記選択された偏旁部首に適合している複数の漢字を偏旁部首-漢字マッピング表に基づいて検索することであって、偏旁部首は漢字表において前記偏旁部首に属する複数の漢字の複数のインデックスにマッピングされる、前記検索することと;および
    前記検索された複数の漢字を表示すること;
    と、を含む、漢字入力方法。
  2. 前記検索された複数の偏旁部首を表示することは、偏旁部首の固定的使用頻度および動的使用頻度に基づいて前記検索された偏旁部首を順位付けし表示することを含み;また、
    前記検索された複数の漢字を表示することは、漢字の固定的使用頻度および動的使用頻度に基づいて前記検索された漢字を順位付けし表示することを含む、
    請求項1に記載の漢字入力方法。
  3. 前記漢字表において各漢字は漢字基本コードおよび漢字偏旁部首コードで符号化され、
    前記漢字基本コードは漢字の書き順を筆画基本コードで符号化する筆画コードを含み、
    前記漢字偏旁部首コードは、フラグおよび漢字の偏旁部首を除く部分を筆画基本コードで符号化する筆画コードを含み、
    前記フラグは前記漢字が偏旁部首で書き始められるか否かを標示し、
    前記漢字入力方法は複数の筆画および複数の偏旁部首のあいまいなクエリをサポートする、
    請求項1に記載の漢字入力方法。
  4. 前記漢字入力方法はさらに:
    前記漢字表において前記入力された基本筆画に一致する複数の漢字を検索し、複数の偏旁部首を表示すると同時に前記検索された複数の漢字も表示することを含む、請求項1に記載の漢字入力方法。
  5. 複数の偏旁部首を検索することは、偏旁部首表に基づいて検索することを含み、偏旁部首表において各偏旁部首はその前記基本筆画の一画目に続く書き順に基づいてインデックス付けされる、請求項1に記載の漢字入力方法。
  6. 前記偏旁部首表において、一画目が同じである複数の偏旁部首は、各偏旁部首の固定的使用頻度に基づいてインデックス付けされる、請求項5に記載の漢字入力方法。
  7. 前記偏旁部首の固定的使用頻度は、前記偏旁部首に属する漢字の数および各漢字の固定的使用頻度によって決定され、同じ固定的使用頻度を有する複数の偏旁部首については、前記複数の偏旁部首に属する漢字の数に基づいてインデックス付けされる、請求項6に記載の漢字入力方法。
  8. 前記漢字表において、漢字は前記基本筆画の一画目に続く書き順に基づいてインデックス付けされる、請求項1に記載の漢字入力方法。
  9. 前記漢字表において、一画目が同じである複数の漢字は、各漢字の固定的使用頻度に基づいてインデックス付けされる、請求項8に記載の漢字入力方法。
  10. 前記漢字入力方法は:
    偏旁部首の選択に応じて前記偏旁部首の動的使用頻度を更新することと;
    漢字の選択に応じて前記漢字の動的使用頻度を更新することと、
    をさらに含む、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の漢字入力方法。
  11. 前記基本筆画は、
    Figure 2013531286
    である、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の漢字入力方法。
  12. 装置であって、該装置は:
    少なくとも1つのプロセッサ;および
    少なくとも1つのコンピュータプログラムコードを含む記憶媒体と;を含み、
    前記記憶媒体および前記コンピュータプログラムコードは前記プロセッサにより該装置が:
    入力された基本筆画に基づいて適合する複数の偏旁部首を検索することと;
    前記検索された複数の偏旁部首を表示することと;
    偏旁部首の選択に応じて、
    前記検索された偏旁部首に適合している複数の漢字を偏旁部首-漢字マッピング表に基づいて検索することであって、偏旁部首は漢字表において前記偏旁部首に属する複数の漢字の複数のインデックスにマッピングされる、前記検索することと;および
    前記検索された複数の漢字を表示すること;
    を少なくとも実行するように構成される、装置。
  13. 偏旁部首の固定的使用頻度および動的使用頻度に基づいて前記検索された偏旁部首を順位付けし表示することと;また、
    漢字の固定的使用頻度および動的使用頻度に基づいて前記検索された漢字を順位付けし表示することをことと;
    をさらに実行可能な、請求項12に記載の装置。
  14. 前記漢字表において各漢字は漢字基本コードおよび漢字偏旁部首コードで符号化され、
    前記漢字基本コードは筆画基本コードで漢字の書き順を符号化する筆画コードを含み、
    前記漢字偏旁部首コードは、フラグおよび漢字の偏旁部首を除く部分を筆画基本コードで符号化する筆画コードを含み、
    前記フラグは前記漢字が偏旁部首で書き始められるか否かを標示し、
    前記漢字入力方法は複数の筆画および複数の偏旁部首のあいまいなクエリをサポートする、
    請求項12に記載の装置。
  15. 前記装置はさらに:
    前記漢字表において前記入力された基本筆画に一致する複数の漢字を検索し、複数の偏旁部首を表示すると同時に前記検索された複数の漢字も表示するように実行可能な、請求項12に記載の装置。
  16. 前記複数の偏旁部首を検索する際に、偏旁部首表に基づいて検索することであって、偏旁部首表において各偏旁部首はその前記基本筆画の一画目に続く書き順に基づいてインデックス付けされることをさらに実行可能な、請求項12に記載の装置。
  17. 前記偏旁部首表において、一画目が同じである複数の偏旁部首は、各偏旁部首の固定的使用頻度に基づいてインデックス付けされる、請求項16に記載の装置。
  18. 前記偏旁部首の固定的使用頻度は、前記偏旁部首に属する漢字の数および各漢字の固定的使用頻度によって決定され、同じ固定的使用頻度を有する複数の偏旁部首については、前記複数の偏旁部首に属する漢字の数に基づいてインデックス付けされる、請求項17に記載の装置。
  19. 前記漢字表において、漢字は前記基本筆画の一画目に続く書き順に基づいてインデックス付けされる、請求項12に記載の装置。
  20. 前記漢字表において、一画目が同じである複数の漢字は、各漢字の固定的使用頻度に基づいてインデックス付けされる、請求項19に記載の装置。
  21. 前記装置は:
    偏旁部首の選択に応じて前記偏旁部首の動的使用頻度を更新することと;
    漢字の選択に応じて前記漢字の動的使用頻度を更新することと、
    をさらに実行可能な、請求項12乃至20のいずれか一項に記載の装置。
  22. 前記基本筆画は、
    Figure 2013531286
    である、請求項12乃至20のいずれか一項に記載の装置。
  23. 前記装置は携帯端末である、請求項12乃至20のいずれか一項に記載の装置。
  24. 漢字入力装置であって、該装置は:
    入力された基本筆画に基づいて適合する複数の偏旁部首を検索するように構成される偏旁部首検索手段と;
    検索された複数の偏旁部首を表示するように構成される 偏旁部首表示手段と;を含み、

    漢字の検索手段であって、該手段は偏旁部首の選択に応じて、前記検索された偏旁部首に適合している複数の漢字を偏旁部首-漢字マッピング表に基づいて検索することであって、偏旁部首は漢字表において前記偏旁部首に属する複数の漢字の複数のインデックスにマッピングされるように構成される、該漢字の検索手段と;および
    前記検索された漢字を表示するように構成される漢字表示手段と;
    を含む、漢字入力装置。
  25. コンピュータ可読プログラムを含む記憶媒体であって、
    前記コンピュータ可読プログラムがプロセッサにより実行され、前記プロセッサは請求項1乃至11のいずれか一項に記載の方法を実行可能なように構成される、前記コンピュータ可読プログラムを含む記憶媒体。
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