JP2013530593A - 多重化方法および多重化装置 - Google Patents

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Abstract

本開示は、直交行列を使用することによって、リソースブロックの複数のレイヤ内の復調用参照信号の符号分割多重化を実行する直交符号ベースの符号分割多重化方法であって、第1の直交行列の特定の行内のチップの順序を変更して、変更されたチップの順序を有する第2の直交行列を取得するステップと、第2の直交行列の各行内のチップを、リソースブロックの対応するレイヤ内の復調用参照信号で対応する時間方向に乗算して、符号分割多重化信号を取得するステップと、を含む方法を提供する。本開示の技術方式は、時間上でダウンリンク信号の電力ジッタ状況を改善することが可能であり、それによって、基地局側の電力増幅器の利用効率を改善することが可能であり、一方、時間領域および周波数領域の双対直交性が取得されて、時間領域または周波数領域の選択的チャネル上の復調用参照信号のパフォーマンスが改善される。

Description

本開示は、通信分野の信号の多重化技術および逆多重化技術に関する。
直交符号ベースの符号分割多重化(CDM)技術は、無線通信の技術分野で広く応用されている。最も標準的なCDM技術は、異なる直交系列を使用することによって異なる信号を拡散して、異なる系列の間の直交属性を用いて、重畳された信号同士の間の干渉を除去するようにそれらの信号を重畳することである。この利点により、CDM技術は、無線通信システムにおいて異なる信号を多重化するために広く応用されている。
図1(A)から図1(D)は、長さが4チップのウォルシュ符号を使用したCDM多重化の原理を示す図である。図1(A)に示されるように、CDMで使用される符号語は、互いに直交である。これは、異なる符号語同士の相関がゼロであることを意味する。図1(B)に示されるように、CDM多重化では、異なる信号S1、S2、S3、S4は、それぞれ、異なる符号語に対応し、異なる信号は、それぞれ、対応する符号語内のチップで乗算される。乗算の結果は信号の拡散をもたらす。異なる信号によって得られた拡散は、多重化信号W、X、Y、Zを形成するために重畳される。図1(C)に示されるように、多重化信号W、X、Y、Zは、通信チャネル上で送信される。CDMによる信号の拡散は、時間領域または周波数領域のいずれかで実行することが可能である。図1(D)に示されるように、CDM逆多重化では、CDM拡散後の信号は、元の信号S1、S2、S3、S4を復元するために、対応する符号語との相関がとられる。
直交符号を使用するCDM多重化では、異なる直交符号語間の直交性は、通常の直交CDMの最も重要な特性である。無線通信において最も広く使用されている直交符号はウォルシュ符号であり、その符号の長さは、2、4、8、16、…(2の累乗)であり得る。異なる直交符号語は、直交行列を形成することができる。
図2は、異なる基地局が無線通信システム内で複数のデータストリームを移動端末に送信することを示す概略図である。
図2に示されるように、隣接する基地局201および202は、それぞれ、複数のアンテナを備え、空間多重により複数のデータストリームを移動端末203にそれぞれ送信することが可能である。データストリームは、複数のレイヤに分割されることが可能である。例えば、各データストリームは、データストリームの2つ以上のレイヤを含むことが可能である。ここでは、各データストリームが、データストリームの第1レイヤおよびデータストリームの第2レイヤをそれぞれ含むことが示されている。
図3は、無線通信システム内で基地局から移動端末に送信されたデータストリームを構成するリソースブロックの一例を示す図である。
図3には、データストリームを構成する1個のリソースブロック(RB)が示されている。リソースブロックの横軸は時間を表し、縦軸は周波数を表す。横軸は、横軸を起点として縦軸に沿って1個のOFDMシンボルを形成する14個のセグメントに分割される。縦軸は、縦軸を起点として横軸に沿った1個のサブキャリアである12個のセグメントに分割される。リソースブロック内の小さな正方形の各々は、1個のリソース単位を表す。リソースブロック内の12×14個のリソース単位のすべてが、横軸上で1個のサブフレームを構成する。リソースブロック内のこれらのリソース単位のうち、最初の3列は、制御データを送信するための制御領域を構成する。格子線のない他のリソース単位は、データ信号を転送するために使用される。複数のアンテナを備える同一基地局内、例えば、基地局201内において、空間多重によって、複数のデータストリームを移動端末203に送信することが可能である。複数のデータストリームは、それぞれ、異なるレイヤに配置され、リソースブロックのデータストリームの各レイヤは、同一時間リソースおよび周波数リソースを使用することが可能である。例えば、基地局201の複数のアンテナは、空間変調を介して、データストリームの2つのレイヤ、すなわち、データストリームの第1レイヤおよびデータストリームの第2レイヤを移動端末203に送信することが可能である。データストリームの各レイヤ内の対応するリソースブロックは、同一時間リソース内および同一周波数リソース内に、すなわち、同一時間および周波数であるが異なるプリコーディング方法を使用して配置可能である。
格子線によって表されるリソース単位301は、セル固有の個別チャネルの復調用参照信号(DMRS)を送信するために使用される。復調用参照信号は、移動端末内のリソースブロック内で転送されるデータ信号を復調するために使用される。ここで、各リソースブロックは、所定の時間位置および周波数位置に分散された複数の復調用参照信号を含む。時間上および周波数上で重畳された複数のレイヤ内のデータを正確に復調するために、LTEおよびLTE-Advanced(LTE-A)では、重畳されたデータレイヤに関して互いに直交である復調用参照信号(DMRS)が提供される。
図4は、直交行列を使用することによって復調用参照信号の異なるレイヤが多重化される一例を示す。
図4は、LTE Release-9標準の一例である。[1,1]および[1,−1]など、符号長2を有するウォルシュ符号は、互いに直交である復調用参照信号の2つのレイヤを多重化するために使用される。詳細には、ウォルシュ符号[1,1]は、リソースブロックの第1レイヤ内の各復調用参照信号に乗算され、ウォルシュ行列の第2の符号[1,−1]は、リソースブロックの第2レイヤ内の各復調用参照信号に乗算される。
図5は、復調用参照信号の2つのレイヤを多重化するために[1,1]および[1,−1]など、符号長2を有するウォルシュ符号が使用された後のリソースブロックの一部分を示す図である。
1個のリソースブロック上の直交復調用参照信号の2つのレイヤを多重化した後の結果が図5に示される。分かりやすくするために、図5は、リソースブロックの一部だけを示す。図5では、リソースブロックの第1レイヤ内の復調用参照信号に関するプリコーディング係数はAであり、リソースブロックの第2レイヤ内の復調用参照信号に関するプリコーディング係数はBであると仮定する。復調用参照信号が配置された隣接する2個のOFDMシンボルにおいて、1個は常にA+Bの値を有し、もう1個は常にA−Bの値を有する。A=Bのとき、1個のシンボルは常に(A+B)のピーク値を有し、もう1個のシンボルは常にゼロの値を有する。しかし、基地局内の電力増幅器(PA)の利用効率を確実にするために、時間(すなわち、異なるOFDMシンボル同士の間)に関する放射強度の電力変動は、可能な限り小さいことが必要とされる。上記復調用参照信号の直交多重化符号からリソースブロックへのマッピング方法が用いられる場合、(図5に示されるように)A=Bのとき、ピーク値およびゼロ値は、復調用参照信号を含むOFDMシンボル内で交互に出現し、これは、異なるOFDMシンボル同士の間の電力変動を増大させることになる。この問題に対処するために、図6に示されるようなマッピング方法がLTE Release-9において実際に用いられている。
図6は、LTE Release-9における直交符号に基づく符号分割多重化の実際のマッピング方法を示す。
図6では、RB1およびRB2は、周波数領域で隣接する2個のリソースブロックである。マッピング方法の特性は、符号語[1,−1]を用いて多重化された復調用参照信号の場合、リソースブロック上のそのマッピングは、異なるサブキャリア上で交互に反転することである。そのようなマッピング方法の結果が図7に示される。
図7は、LTE Release-9において、復調用参照信号の2つのレイヤを多重化するために、[1,1]および[1,−1]など、符号長2を有するウォルシュ符号が使用された後のリソースブロックの一部分を示す図である。
図5と図7とを比較することによって、ピーク値(A+B)およびゼロ値は、A=Bのとき、異なるOFDMシンボル上で交互に出現する。これは電力増幅器への電力変動の影響を削減することが容易に理解されよう。
しかし、符号分割多重化に関する復調用参照信号のレイヤ数が多数であるとき、ピーク値およびゼロ値を図4に示されるように均一に分散できない場合が依然として存在する。
本開示は、上記の態様を考慮して行われる。
本開示の一態様によれば、直交行列を使用することによって、リソースブロックの複数のレイヤ内の復調用参照信号の符号分割多重化を実行する、直交符号に基づく符号分割多重化方法であって、第1の直交行列の特定の行内のチップの順序を変更して、前記変更されたチップの順序を有する第2の直交行列を取得するステップと、前記第2の直交行列の各行内の前記チップと、前記リソースブロックの対応するレイヤ内の前記復調用参照信号とを、時間方向で乗算して、符号分割多重化信号を取得するステップと、を含む符号分割多重化方法が提供される。
本開示の別の態様によれば、直交行列を使用することによって、リソースブロックの複数のレイヤ内の符号分割多重化信号を逆多重化する逆多重化方法であって、前記リソースブロックの複数のレイヤ内で前記符号分割多重化信号を受信するステップと、前記直交行列の各行内のチップと、前記リソースブロックの対応するレイヤ内の前記符号分割多重化信号とを、時間方向で乗算して、復調用参照信号を取得するステップと、を含み、前記直交行列は、他の直交行列の特定の行内のチップの順序を変更することによって取得されている逆多重化方法が提供される。
本開示のさらなる態様によれば、直交行列を使用することによって、リソースブロックの複数のレイヤ内の復調用参照信号の符号分割多重化を実行する、直交符号に基づく符号分割多重化装置であって、第1の直交行列の特定の行内のチップの順序を変更して、前記変更されたチップの順序を有する第2の直交行列を取得する処理部と、前記第2の直交行列の各行内の前記チップと、前記リソースブロックの対応するレイヤ内の前記復調用参照信号とを、対応する時間方向で乗算して、符号分割多重化信号を取得する多重化部と、を含む符号分割多重化装置が提供される。
本開示のさらに別の態様によれば、直交行列を使用することによって、リソースブロックの複数のレイヤ内の符号分割多重化信号を逆多重化する逆多重化装置であって、前記リソースブロックの複数のレイヤ内で前記符号分割多重化信号を受信する受信部と、前記直交行列の各行内の前記チップと、前記リソースブロックの対応するレイヤ内の前記符号分割多重化信号とを、対応する時間方向で乗算して、復調用参照信号を取得する逆多重化部と、を含み、前記直交行列は、他の直交行列の特定の行内のチップの順序を変更することによって取得されている逆多重化装置が提供される。
本開示の方法および装置によれば、ピーク値およびゼロ値の分散を時間領域で均一にすることが可能であり、LTE Release-9の前方互換性(forward compatibility)を維持することが可能である。すなわち、復調用参照信号の第1レイヤおよび第2レイヤは、Release-9のマッピング方法を使用して、時間領域および周波数領域の双対直交性(dual-orthogonality)を有する。これによって、時間上のダウンリンク信号の電力変動状況を改善することが可能であり、基地局側の電力増幅器の利用効率を改善することが可能であり、復調用参照信号は時間選択性フェージングチャネルおよび周波数選択性フェージングチャネルにおいてロバストである。
本開示のこれらの態様および利点、ならびに/またはその他の態様および利点は、添付の図面と共に、下の本開示の実施形態の詳細な説明においてより明確になり、より容易に理解されよう。
直交符号に基づくCDM多重化およびCDM逆多重化の特性が4チップのウォルシュ符号の一例に基づいて例示されることを示す図 異なる基地局が無線通信システム内で複数のデータストリームを移動端末に送信することを示す概略図 無線通信システム内で基地局から移動端末に送信されたデータストリームを構成するリソースブロックの一例を示す図 復調用参照信号の異なるレイヤが直交行列を使用することによって多重化される一例を示す図 復調用参照信号の2つのレイヤが、[1,1]および[1,−1]など、符号長2を有するウォルシュ符号を使用することによって多重化された後のリソースブロックの一部分を示す図 LTE Release-9における直交符号に基づく符号分割多重化の実際のマッピング方法を示す図 LTE Release-9において、復調用参照信号の2つのレイヤが、[1,1]および[1,−1]など、符号長2を有するウォルシュ符号を使用することによって多重化された後のリソースブロックの一部分を示す図 LTE-A Release-10におけるリソースブロックの復調用参照信号の一例を示す図 異なるサブキャリアが、時間方向で交互に逆方向に多重化されることを示す図 本開示の実施の形態1による無線通信システムの符号分割多重化装置を示すブロック図 非直交行列を得るために、ウォルシュ行列内の行の一部のチップの順序が交換される一例を示す図 直交行列を得るために、ウォルシュ行列内の行の一部のチップの順序が循環シフトされる一例を示す図 本実施形態による符号分割多重化の直交行列が取得されることを示す別の図 本実施形態に従って符号分割多重化の直交行列が取得されることを示すさらなる図 本開示の一実施形態による、直交符号に基づく符号分割多重化の一例を示す図 本開示の直交多重化方法に関して循環シフトが実行されるリソースブロックに関して示される一例を示す図 本開示の直交符号に基づく符号分割多重化方法の効果を示す図 本開示の第2の実施形態による、リソースブロックの第5レイヤ内から第8レイヤ内の復調用参照信号の符号分割多重化方法を示す図 本開示の一実施形態による無線通信システムの逆多重化装置を示すブロック図 本実施形態による、直交符号に基づく符号分割多重化方法の流れ図 本実施形態による逆多重化方法の流れ図 4ポイント離散フーリエ変換行列の一例を示す図 図22で取得された直交行列A2に基づいて第1の実施形態の方法を繰り返すことによって取得される複素領域の直交符号マッピング方式を示す図 本開示の第7の実施形態による図 拡張循環プレフィックスを有するサブフレームを示す図 図25に示される復調用参照信号の直交符号マッピング方式を示す図
以下の説明において、本開示のいくつかの特定の実施形態は、添付の図面を参照して詳細に説明される。関係する先行技術の詳細な説明が本開示の要点を混乱させる可能性がある場合、その詳細な説明は本明細書で提供されない。それぞれの実施形態では、同じ機能を実行するための要素または構成部を示すために同一の参照番号が使用される。
図8は、LTE-A Release-10標準におけるリソースブロックの復調用参照信号の一例を示す。
LTE-A Release-10標準では、最大で8レイヤのデータを1個のリソースブロック上で多重化することが可能である。図8に示されるように、リソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号、およびリソースブロックの第5レイヤから第8レイヤ内の復調用参照信号は、隣接するサブキャリア上に配置される。多重化されるレイヤ数が4レイヤを超えるとき(例えば、多重化されるレイヤ数が5レイヤから8レイヤであるとき)、第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号と、第5レイヤから第8レイヤ内の復調用参照信号とをそれぞれ多重化するために、長さが4チップのウォルシュ系列を使用することが可能である。図8では、第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号と、第5レイヤから第8レイヤ内の復調用参照信号との間で実行されるのは周波数分割多重(FDM)である。すなわち、これらの復調用参照信号は、それぞれ、異なるサブキャリア上に配置される。第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号に関する多重化方法(マッピング方法)を第5レイヤから第8レイヤ内の復調用参照信号の多重化に適用することも可能である。Release-10において、多重化されるレイヤ数が複数レイヤである場合、ピーク値およびゼロ値の分散が上述のように均一でないという問題が依然として存在する。
図9は、異なるサブキャリアに対して時間方向で交互に逆方向に実行される多重化を示す図である。
図9では、右側に、符号長4を有する直交行列、すなわち、ウォルシュ直交符号行列A
Figure 2013530593
が示されている。
この行列は、4行および4列のチップを含み、それぞれの列の4個のチップは、それぞれ、第1レイヤから第4レイヤ内のそれぞれの復調用参照信号に対応する。Release-9の解決策によれば、ウォルシュ符号のマッピング方向は、周波数領域上で交互に反転する。
具体的には、第1のサブキャリアF1上では、第1レイヤ内の4個の復調用参照信号には、時間軸の正方向(ここで示されるように左から右への方向)に直交行列の第1の行内の第1の列から第4の列に4個のチップ、すなわち、[1,1,1,1]がそれぞれ乗算される。第2レイヤ内の4個の復調用参照信号には、時間軸の正方向に直交行列の第2の行内の第1の列から第4の列の4個のチップ、すなわち、[1,−1,1,−1]がそれぞれ乗算される。第3レイヤ内の4個の復調用参照信号には、時間軸の正方向に直交行列の第3の行内の第1の列から第4の列の4個のチップ、すなわち、[1,1,−1,−1]がそれぞれ乗算される。第4レイヤ内の4個の復調用参照信号には、時間軸の正方向に直交行列の第4の行内の第1の列から第4の列の4個のチップ、すなわち、[1,−1,−1,1]がそれぞれ乗算される。このとき、第1番目のサブキャリアF1上で、リソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内で同じ時間位置および周波数位置に配置された復調用参照信号の重畳値は、それぞれ、時間軸の正方向にa、b、c、dである。リソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号に関するプリコーディング係数が同じである場合、第1のサブキャリア上において、OFDMシンボル901に位置する重畳値「a」は最大のピーク値である一方、OFDMシンボル902、903、および904に位置する重畳値はゼロであることが分かる。
第2のサブキャリアF2上でで、第1レイヤ内の4個の復調用参照信号には、時間軸の逆方向(ここで示されるように右から左への方向)に直交行列の第1の行内の第1の列から第4の列の4個のチップ、すなわち、[1,1,1,1]がそれぞれ乗算される。第2レイヤ内の4個の復調用参照信号には、時間軸の逆方向に直交行列の第2の行内の第1の列から第4の列の4個のチップ、すなわち、[1,−1,1,−1]がそれぞれ乗算される。第3レイヤ内の4個の復調用参照信号には、時間軸の逆方向に直交行列の第3の行内の第1の列から第4の列の4個のチップ、すなわち、[1,1,−1,−1]がそれぞれ乗算される。第4レイヤ内の4個の復調用参照信号には、時間軸の逆方向に直交行列の第4の行内の第1の列から第4の列の4個のチップ、すなわち、[1,−1,−1,1]がそれぞれ乗算される。このとき、第2のサブキャリアF2上で、リソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内で同じ時間位置および周波数位置に配置された復調用参照信号の重畳値は、それぞれ、時間軸の正方向にd、c、b、aである。リソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号に関するプリコーディング係数が同じである場合、第2のサブキャリア上において、OFDMシンボル904に位置する重畳値「a」は最大ピーク値である一方、他のOFDMシンボル901、902、および903に位置する重畳値はゼロであることが分かる。
第3のサブキャリアF3、第4のサブキャリアF4、第5のサブキャリアF5、および第6のサブキャリアF6などに関して、第1のサブキャリアF1および第2のサブキャリアF2に関する上記のプロセスがそれぞれ繰り返される。
図9に示される多重化方法は2つの利点を有する。1つは、Release-9に関する前方互換性が維持されることである。復調用参照信号の第1レイヤおよび第2レイヤは、周波数領域で交互に逆方向であるRelease-9の特性を維持する。もう1つは、時間領域および周波数領域に直交特性が同時に存在することである。この結果、時間領域の直交特性が破壊されたとき(時間領域で選択的にフェージングするとき)、周波数領域の直交特性を介して逆多重化を実行することが可能である。
しかし、上記の多重化(マッピング)方法では、リソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号に関するプリコーディング係数が同じ場合、それらの復調用参照信号を含む任意のサブキャリアに関して、最大重畳ピーク値「a」は、OFDMシンボル901上およびOFDMシンボル904上だけに出現し、他のOFDMシンボル902および903に位置する重畳値はゼロであると理解することもできる。そのようなマッピング方法では、ピーク値およびゼロ値を平均化する効果は良好ではなく、その効果は(異なるOFDMシンボル同士の間の)時間に関する電力変動を依然としてより大きくする。これは、基地局側の電力増幅器の利用効率に不利である。したがって、図9に示されるようなマッピング方法の改善が依然として必要とされる。図9に示されるようなマッピング方法の改善は、以下の3つの条件を同時に満たすべきである。すなわち、1.ピーク値およびゼロ値を時間領域で平均化することが可能であること、2.Release-9の前方互換性を維持することが可能であること、すなわち、復調用参照信号の第1レイヤおよび第2レイヤに対してRelease-9のマッピング方法を使用すること、3.時間領域および周波数領域で双対直交性が保持されること。
本開示では、第1のサブキャリアF1および第2のサブキャリアF2などは、リソースブロックで完全に隣接するサブキャリアではなく、その間にはデータを転送する他のサブキャリアが存在するが、これらのサブキャリアは、復調用参照信号を用いて変調されたサブキャリアで隣接している。したがって、これらのサブキャリアは、以下、復調用参照信号を搬送する「隣接するサブキャリア」と呼ばれる。
本開示は、直交符号に基づく符号分割多重化方法、ならびに無線通信システム内でそのような方法を使用する符号分割多重化装置および逆多重化装置を提供する。本開示によって提供される直交符号に基づく多重化方法は、以下の特性を有する。すなわち、異なるレイヤ内の復調用参照信号は異なるマッピング方法を使用することが可能である。すなわち、それらの復調用参照信号は、異なる直交行列を使用する。しかし、図9では、異なるレイヤ内の復調用参照信号は、同じサブキャリア上で同じマッピング方法を使用し、それらの復調用参照信号は、異なるサブキャリア上のみで異なるマッピング方法を使用する。
(実施の形態1)
図10は、本開示の第1の実施形態による無線通信システムの符号分割多重化装置を示すブロック図である。
図10に示されるように、本開示による符号分割多重化装置1000は、互いに接続された、処理部1002および多重化部1006を含む。
本開示による符号分割多重化装置1000は、様々なデータを処理して、符号分割多重化装置1000内の各構成部の動作を制御するための関連プログラムを実行する中央処理装置(CPU)1010、CPU1010が様々な処理および制御を実行するために必要とされる様々なプログラムを格納するROM(Read Only Memory)1013、処理および制御の手順においてCPU1010によって一時的に生成される中間データを格納するRAM(Random Access Memory)1015、外部装置と接続して、外部装置と符号分割多重化装置1000との間で様々なデータをトランスポートする入出力(I/O)部1016などを含むことも可能である。上記処理部1002、多重化部1006、CPU1010、ROM1013、RAM1015、I/O部1016などは、データ/コマンドバス1020を介して接続され、互いに信号を転送する。
上述した各構成部は、本開示の範囲を限定しない。本開示の一実施形態によれば、処理部1002および多重化部1006のいずれの機能も、上記のCPU1010、ROM1013、RAM1015、I/O部1016などと組み合わせて機能するソフトウェアによって実現することも可能である。処理部1002および多重化部1006の機能は、それらを組み合わせて1個の構成部にまとめることによって実現することも可能である。
本開示の符号分割多重化装置1000は、リソースブロックの複数のレイヤ内の復調用参照信号の符号分割多重化を実行するために、ウォルシュ符号行列など、直交行列を使用する。本開示の符号分割多重化装置1000では、処理部1002は、直交行列(第1の直交行列)の特定の行のチップの順序を変更して、変更されたチップの順序を有する他の直交行列(第2の直交行列)を取得する。多重化部1006は、第2の直交行列の各行のチップと、リソースブロックの対応するレイヤ内の復調用参照信号とを、対応する時間方向に乗算して、符号分割多重化信号を取得する。ここでは、特定の行は、直交行列の行のすべてであってよく、または一部であってもよい。
同じサブキャリア上の異なるレイヤ内の復調用参照信号に対して異なるマッピング方法を用いることは、ウォルシュ行列(直交行列)の特定の行または列を置換することに等しい。ただし、そのような動作(置換)は、時として非直交行列を生み出す点に留意されたい。
図11は、ウォルシュ行列の特定の行内のチップの順序が変更されて、非直交行列が生成される一例を示す。
図11では、直交行列Aの最後の2行内の第1のチップの列
Figure 2013530593
が、直交行列の最後の2行内の第4のチップの列
Figure 2013530593
と交換されて、行列Bが生成される。行列Bは非直交行列であることが分かる。本開示では、このようなケースは回避されるべきである。
本開示では、時間領域における異なるレイヤ内の復調用参照信号の直交特性が第一に確保されるべきである。
図12は、直交行列を生成するために、ウォルシュ行列の特定の行内のチップが循環シフトされる一例を示す。
ウォルシュ行列Aの最後の2行内のチップの列が循環シフトされた場合、図12に示されるように直交行列が生成されることになる。図12では、直交行列Aの最後の2行内の第1のチップの列から第4のチップの列が、時間軸(ここでは、左から右への方向と見なす)の正方向に1列だけ循環シフトされて、右側の行列Cを取得することができ、行列Cの最後の2行内の第1のチップの列から第4のチップの列が時間軸の正方向に1列だけ循環シフトされて、右側の行列Dを取得することができ、行列Dの最後の2行内の第1のチップの列から第4のチップの列が時間軸の正方向に1列だけ循環シフトされて、右側の行列Eを取得することができる。行列C、D、およびEはすべて直交行列であることが分かる。
ここで、直交行列Eは、直交行列Aの最後の2行内の第1のチップの列から第4のチップの列を時間軸の逆方向に1列だけ循環シフトすることによって取得される行列に等しい点に留意されたい。
本開示の一実施形態によれば、処理部1002は、第1の直交行列(直交行列A)の一部の行内のチップを時間軸の正方向または逆方向に循環シフトすることによってチップの順序を変更して、第2の直交行列(直交行列C、D、E)を取得することが可能である。さらに、多重化部1006は、リソースブロックの各レイヤ内の隣接するサブキャリア内の復調用参照信号を時間方向に交互に逆方向に第2の直交行列の第1の列から最後の列のチップで乗算する。
本開示による第1の直交行列または第2の直交行列は、上記の状況に限定されず、第1の直交行列は、以下の直交行列のうちのいずれか1つであってよく、第2の直交行列は、第1の直交行列以外の行列であってよい。
Figure 2013530593
Figure 2013530593
Figure 2013530593
Figure 2013530593
図13は、本実施形態による、符号分割多重化に関する直交行列を示す別の図である。
本開示の一実施形態によれば、第1の直交行列の一部の行と非ゼロ数とを乗算して、各行内のチップを時間軸の正方向または逆方向に循環シフトすることによって、チップの順序を変更することも可能である。図13に示されるように、行列A(第1の直交行列)は、標準的なウォルシュ行列であり、直交行列である行列A1を取得するために、行列Aの第2の行と(−1)とが乗算される。行列A1の列は、行列A2(第2の直交行列)を取得するために、右方向に(時間軸の正方向に)1ビットだけ循環シフトされる。行列A2は、図12に示されるように直交行列Cである。同じ方法に従って、行列A1の列は、左方向に(時間軸の逆方向に)1ビットだけ循環シフトされて、図12に示されるように、直交行列E(第2の直交行列)が取得される。
図14は、本実施形態による、符号分割多重化に関する直交行列を示すさらなる図である。
図14に示されるように、行列A(第1の直交行列)のある行またはいくつかの行と非ゼロ数(実数または複素数)、例えば、図14に示される(任意の非ゼロ数であってよい)a、b、cとを乗算することによって取得される行列A1は、依然として直交行列である。A2(第2の直交行列)を取得するために、行列A1に対して行または列の交換が実行される。図13および図14では、A1からA2への変更は列の循環シフトによるが、A1の行または列の任意の交換およびシフトが直交行列を生成するのは、A1自体が直交行列であることによる。
本開示の一実施形態によれば、処理部1002は、第1の直交行列(直交行列A)の一部の行と非ゼロ数とを乗算し、次いで、各行内のチップを時間軸の正方向または逆方向に循環シフトすることによってチップの順序を変更して、第2の直交行列(直交行列C、D、E)を取得することも可能である。さらに、多重化部1006は、リソースブロックの各レイヤ内の隣接するサブキャリア内の復調用参照信号を時間方向に交互に逆方向に第2の直交行列の第1の列内から最後の列内のチップで乗算する。
上記の図12から図14より、例えば、上述されたようなA、C、D、Eなどの任意の行列は、基本行列(第1の直交行列)と見なすことができ、他の直交行列を取得するために、その行列の特定の行内のチップが循環シフトされる点を理解されよう。
本開示の一実施形態によれば、直交行列はN行×N列のチップを含み、リソースブロックの複数のレイヤは、リソースブロックのN個のレイヤを含む(リソースブロックのN個のレイヤ内の復調用参照信号が同じ所定の時間位置および周波数位置に配置される)場合、多重化部1006は、第2の直交行列の第n番目の行内の各チップの列と、リソースブロックの第n番目のレイヤ内の復調用参照信号とを、対応する時間方向で乗算することが可能である。ここで、n=1、…、Nであり、Nは自然数であってよい。
図15は、本開示の一実施形態による、直交符号に基づく符号分割多重化の一例を示す。
図15では、N=4の例、すなわち、直交行列が4×4の次数の直交行列であり、リソースブロックの複数のレイヤが4レイヤのリソースブロックを含む例が示されている。
ここでは、第1のリソースブロックRB1を例にとる。第1のサブキャリアF1上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号の場合、直交行列Cを取得するために、直交行列Aの最後の2行内のチップが時間軸の正方向に1列だけ循環シフトされる。第1のサブキャリアF1上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号には、時間軸の正方向(T1→T2→T3→T4の方向)に直交行列Cの第1のチップの列から第4のチップの列がそれぞれ乗算される。
詳細には、第1のサブキャリアF1の場合、リソースブロックの第1レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Cの第1の行内の第1のチップの列から第4のチップの列、すなわち、[1,1,1,1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算される。リソースブロックの第2レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Cの第2の行内の第1のチップの列から第4のチップの列、すなわち、[1,−1,1,−1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算される。リソースブロックの第3レイヤ内の復調用参照信号は、直交行列Cの第3の行内の第1チップの列から第4のチップの列、すなわち、[−1,1,1,−1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算される。リソースブロックの第4レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Cの第4の行内の第1のチップの列から第4のチップの列、すなわち、[1,1,−1,−1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算される。
第2のサブキャリアF2上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号の場合、直交行列Cを取得するために、直交行列Aの最後の2行内のチップが時間軸の正方向に1列だけ循環シフトされる。第2のサブキャリアF2上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号には、時間軸の逆方向(T4→T3→T2→T1の方向)に直交行列Cの第1のチップの列から第4のチップの列がそれぞれ乗算される。
詳細には、第2のサブキャリアF2の場合、リソースブロックの第1レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Cの第1の行内の第1のチップの列から第4のチップの列、すなわち、[1,1,1,1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算される。リソースブロックの第2レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Cの第2の行内の第1のチップの列から第4のチップの列、すなわち、[1,−1,1,−1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算される。リソースブロックの第3レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Cの第3の行内の第1のチップの列から第4のチップの列、すなわち、[−1,1,1,−1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算される。リソースブロックの第4レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Cの第4の行内の第1のチップの列から第4のチップの列、すなわち、[1,1,−1,−1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算される。ここでは、第2のサブキャリア上の各レイヤ内の復調用参照信号と、直交行列Cの第1のチップの列から第4のチップの列とを時間軸の逆方向に乗算することは、第2のサブキャリア上の各レイヤ内の復調用参照信号と、直交行列C’の第1のチップの列から第4のチップの列とを時間軸の正方向に乗算することに等しい。直交行列C’は、直交行列Cの第1のチップの列から第4のチップの列を逆に配置することによって取得される直交行列に等しい。
第3のサブキャリアF3上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号に関して、第1のサブキャリアF1上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号の動作と同じ動作が繰り返される。
本開示の一実施形態によれば、以下の符号分割多重化方法を用いることも可能である。
ここで、第2のリソースブロックRB2を例にとる。第1のサブキャリアF1上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号の場合、直交行列Eを取得するために、直交行列Aの最後の2行内のチップは、時間軸の逆方向に1列だけ循環シフトされる。第1のサブキャリアF1上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号は、時間軸の逆方向(T4→T3→T2→T1の方向)に直交行列Eの第1のチップの列から第4のチップの列でそれぞれ乗算される。
詳細には、第1のサブキャリアF1の場合、リソースブロックの第1レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Eの第1の行内の第1のチップの列から第4のチップの列、[1,1,1,1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算される。リソースブロックの第2レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Eの第2の行内の第1のチップの列から第4のチップの列、[1,−1,1,−1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算される。リソースブロックの第3レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Eの第3の行内の第1のチップの列から第4のチップの列、[1,−1,−1,1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算される。リソースブロックの第4レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Eの第4の行内の第1のチップの列から第4のチップの列、[−1,−1,1,1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算される。ここでは、第1のサブキャリアの各レイヤ内の復調用参照信号を時間軸の逆方向に直交行列Eの第1のチップの列から第4のチップの列で乗算することは、第1のサブキャリア上の各レイヤ内の復調用参照信号を時間軸の正方向に直交行列E’の第1のチップの列から第4のチップの列で乗算することに等しい。直交行列E’は、直交行列Eの第1のチップの列から第4のチップの列を逆に配置することによって取得される直交行列に等しい。
第2のサブキャリアF2上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号の場合、直交行列Eを取得するために、直交行列Aの最後の2行内のチップは、時間軸の逆方向に1列だけ循環シフトされる。第2のサブキャリアF2上のリソースブロックの第1レイヤ内から第4レイヤ内の復調用参照信号は、時間軸の正方向(T1→T2→T3→T4の方向)に直交行列Eの第1のチップの列から第4のチップの列でそれぞれ乗算される。
詳細には、第2のサブキャリアF2の場合、リソースブロックの第1レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Eの第1の行内の第1のチップの列から第4のチップの列、[1,1,1,1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算される、リソースブロックの第2レイヤ内の復調用参照信号は、直交行列Eの第2の行内の第1のチップの列から第4のチップの列、[1,−1,1,−1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算される。リソースブロックの第3レイヤ内の復調用参照信号は、直交行列Eの第3の行内の第1のチップの列から第4のチップの列、[1,−1,−1,1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算される。リソースブロックの第4レイヤ内の復調用参照信号は、直交行列Eの第4の行内の第1のチップの列から第4のチップの列、[−1,−1,1,1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算される。
第3のサブキャリアF3上のリソースブロックの第1レイヤ内から第4レイヤ内の復調用参照信号に関して、第1のサブキャリアF1上のリソースブロックの第1レイヤ内から第4レイヤ内の復調用参照信号の動作と同じ動作が繰り返される。
図16は、本開示の直交多重化方法に関して循環シフトが実行されるリソースブロックに関して示される一例を示す。
図16では、リソースブロックの第1レイヤ内および第2レイヤ内の復調用参照信号の場合、直交行列Xを使用することによってマッピングが実行される。マッピングは、第1のサブキャリアF1、第2のサブキャリアF2、第3のサブキャリアF3、第4のサブキャリアF4、第5のサブキャリアF5、第6のサブキャリアF6など、隣接するサブキャリアに対して交互に逆方向であり、これは、Release-9の方法に一致する。リソースブロックの第3レイヤ内および第4レイヤ内の復調用参照信号の場合、直交行列Yのチップの列をそれぞれ循環シフトすることによってマッピングが実行される。ここでは、直交行列Xは、図11および図12に示される直交行列Aの第1のチップの行および第2のチップの行からなり、直交行列Yは、図11および図12に示される直交行列Aの第3のチップの行および第4のチップの行からなる。
詳細には、第1のサブキャリアF1の場合、第1レイヤ内および第2レイヤ内の復調用参照信号に対するa、b、c、dのマッピング方法が、時間軸の正方向に1個のOFDMシンボルだけ循環シフトされて、第3レイヤ内および第4レイヤ内の復調用参照信号に対するd、a、b、cのマッピング方法が取得される。
第2のサブキャリアF2の場合、第1レイヤ内および第2レイヤ内の復調用参照信号に対するd、c、b、aのマッピング方法が、時間軸の逆方向に1個のOFDMシンボルだけ循環シフトされて、第3レイヤ内および第4レイヤ内の復調用参照信号に対するc、b、a、dのマッピング方法が取得される。
第3のサブキャリアF3の場合、第1レイヤ内および第2レイヤ内の復調用参照信号に対するa、b、c、dのマッピング方法が、時間軸の正方向に1個のOFDMシンボルだけ循環シフトされて、第3レイヤ内および第4レイヤ内の復調用参照信号に対するd、a、b、cのマッピング方法が取得される。
第4のサブキャリアF4の場合、第1レイヤ内および第2レイヤ内の復調用参照信号に対するd、c、b、aのマッピング方法が、時間軸の正方向に1個のOFDMシンボルだけ循環シフトされて、第3レイヤ内および第4レイヤ内の復調用参照信号に対するa、d、c、bのマッピング方法が取得される。
第5のサブキャリアF5の場合、第1レイヤ内および第2レイヤ内の復調用参照信号に対するa、b、c、dのマッピング方法が、時間軸の逆方向に1個のOFDMシンボルだけ循環シフトされて、第3レイヤ内および第4レイヤ内の復調用参照信号に対するb、c、d、aのマッピング方法が取得される。
第6のサブキャリアF6の場合、第1レイヤ内および第2レイヤ内の復調用参照信号に対するd、c、b、aのマッピング方法が、時間軸の正方向に1個のOFDMシンボルだけ循環シフトされて、第3レイヤ内および第4レイヤ内の復調用参照信号に対するa、d、c、bのマッピング方法が取得される。
リソースブロック内に示される異なるサブキャリア上の異なるレイヤ内の復調用参照信号のマッピング方法の上記循環シフトは、図15に示されるような循環シフトに等しい。直交行列Aの第3の行内および第4の行内のチップは、時間方向に循環シフトされる。すなわち、直交行列CおよびEを取得するために、直交行列Aの最後の2列内のチップは、時間軸の正方向または逆方向に1列だけ循環シフトされる。隣接するサブキャリア上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号は、時間軸の正方向または逆方向に、直交行列CおよびEの第1の列から第4の列内のチップでそれぞれ乗算される。
本開示の一実施形態によれば、第1レイヤおよび第2レイヤのマッピング方法は、Release-9のマッピング方法に一致し、前方互換性が確保される。各サブキャリア上に、第1レイヤおよび第2レイヤのマッピング方法と、第3レイヤおよび第4レイヤのマッピング方法との間の対応が存在する。図16では、第1のサブキャリア上で、第1レイヤ内および第2レイヤ内の復調用参照信号に対するマッピング方法が時間軸の正方向に1個のOFDMシンボルだけ循環シフトされて、このサブキャリア上の第3レイヤ内および第4レイヤ内の復調用参照信号に対するマッピング方法が取得される。次のサブキャリア内では、第1レイヤおよび第2レイヤに対するマッピング方法が逆方向に1個のOFDMシンボルだけシフトされて、第3レイヤおよび第4レイヤに対するマッピング方法を取得することが可能である。同じ方法によって、残りのサブキャリア内の第3レイヤおよび第4レイヤのマッピング方法を取得することが可能である。第1レイヤ、第2レイヤ、第3レイヤ、および第4レイヤに対応する復調用参照信号は、同じ時間リソース上および周波数リソース上で多重化される。このため、第1レイヤ内、第2レイヤ内、第3レイヤ内、および第4レイヤ内の復調用参照信号に対するそのような異なるマッピング方法は、ウォルシュ行列(直交行列)の最後の2行内のチップが図15に示されるように循環シフトされることに等しい。本実施形態のマッピング方法の時間領域および周波数領域での直交特性は、図17に示すことができる。
図17は、本開示の直交符号に基づく符号分割多重化方法の効果を示す図である。
図17では、本実施形態の電力ピーク値に関する等価機能が示されている。異なるレイヤ(第1レイヤから第4レイヤ)内の復調用参照信号に関する実値はそれぞれA、B、C、D(A、B、C、Dは、任意の複素値であってよい)であり、図17において、異なる陰影は採りうる異なる電力値を表すと仮定する。それぞれの陰影は、本実施形態によって実現されるマッピング方法において4個のOFDMシンボルに割り当てられる。本実施形態によって実現される方法は、電力ピーク値の等価問題を解決することが可能である点は、以下の定量分析から明確に例示できる。図17の第1のリソースブロックRB1内および第2のリソースブロックRB2内の6個のサブキャリア上の復調用参照信号の電力を重畳することによって、各OFDMシンボル(T1〜T4)の総電力を取得することが可能である。T1上およびT2上の累積電力は同一、すなわち、6(|A|+|B|+|C|+|D|)+2(AD+DA)−2(BC+CB)であり、T3上およびT4上の累積電力は同一、すなわち、6(|A|+|B|+|C|+|D|)−2(AD+DA)+2(BC+CB)である。上記計算において、|A|は、複素数Aの絶対値を表し、Aは、複素値Aの共役を表す。図9に示されるように、時間領域で交互に反転する方法を使用することによって、T1〜T4のそのような4個のOFDMシンボル上の電力累積は、類似の計算によって取得可能であると仮定する。T1上およびT4上の累積電力は同一、すなわち、6(|A|+|B|+|C|+|D|)+6(AD+DA)+6(BC+CB)であり、T2上およびT3上の累積電力は同一、すなわち、6(|A|+|B|+|C|+|D|)−6(AD+DA)−6(BC+CB)である。上記の電力累積値では、6(|A|+|B|+|C|+|D|)の表現は一般的である。したがって、電力変動は、A、B、C、Dのたすき掛け(cross-multiplication)の項に主に依存する。本実施形態の計算では、対応するたすき掛け項の前の係数は2である。対照的に、図9に示される方法の計算では、対応するたすき掛け項の前の係数は6である。その結果として、本実施形態は、ピーク値の電力を効果的に平均化することが可能である。最終的に、簡単な例を使用することによって、本実施形態の効率を検証することも可能である。A=B=C=Dであると仮定する。上記計算より、本実施形態では、T1上〜T4上の累積電力は、すべて6(|A|+|B|+|C|+|D|)であることを得ることができるが、図9に示される方法では、T1上およびT4上の累積電力は、12(|A|+|B|+|C|+|D|)であり、T2上およびT3上の累積電力は両方ともゼロである。
したがって、本実施形態は、時間領域の基地局の送信電力のジッタの問題を効果的に除去することが可能である。一方、このマッピング方法は、時間領域および周波数領域で双対直交性を有し、3GPP LTE Release-9標準の前方互換性を維持することが可能である。特に、基地局側の電力増幅器の利用効率を改善する。
リソースブロックのN個のレイヤ(第1レイヤから第4レイヤ)内の復調用参照信号の符号分割多重化の方法が上述されている。本開示の一実施形態によれば、リソースブロックのN個のレイヤがさらに含まれている場合もあり、所定の時間位置および周波数位置に配置される復調用参照信号は、上述されたリソースブロックのN個のレイヤ内の復調用参照信号とは異なる。
リソースブロックの第1レイヤから第4レイヤと同じ処理方法を用いることによって、リソースブロックの第5レイヤから第8レイヤ内の復調用参照信号の直交符号に基づく符号分割多重化の方法を実行することが可能である。
(実施の形態2)
図18は、本開示の第2の実施形態による、リソースブロックの第5レイヤから第8レイヤ内の復調用参照信号の符号分割多重化方法を示す。
本実施形態では、データ(リソースブロック)の第8レイヤ内の復調用参照信号は、図8に示されるように、2個の隣接するサブキャリア上に分散される。実施の形態1は、4レイヤの復調用参照信号が1個のサブキャリア上に割り当てられる例に関連し、復調用参照信号が2個の隣接するサブキャリア上で割り当てられる例には関連しない。復調用参照信号の第5レイヤ内から第8レイヤ内のマッピング方法が設計されるとき、1つの簡単な方法は、実施の形態1の方法など、第1レイヤから第4レイヤのマッピング方法を繰り返し使用することである。しかし、実際には、第5レイヤから第8レイヤ内の参照信号は、第1レイヤから第4レイヤとは異なるマッピング方法を使用することも可能であり、本実施形態は、第1レイヤから第4レイヤのマッピング方法とは異なる一例を提示する。本実施形態によれば、第5レイヤから第8レイヤ内の復調用参照信号、および第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号には、異なるマッピング方法が用いられる。図18では、第5レイヤから第8レイヤのマッピング方法だけが提示され、第1レイヤから第4レイヤのマッピング方法は、実施の形態1と同じである。
図18に示されるように、リソースブロックの第5レイヤ内および第6レイヤ内の復調用参照信号は、直交行列Xを使用することによってマッピングされる。このマッピングは、第1のサブキャリアF1、第2のサブキャリアF2、第3のサブキャリアF3、第4のサブキャリアF4、第5のサブキャリアF5、第6のサブキャリアF6など、復調用参照信号を用いて変調された隣接するサブキャリア上で交互に逆方向であり、これは、Release-9の方法に一致する。リソースブロックの第7レイヤ内および第8レイヤ内の復調用参照信号の場合、マッピングは、直交行列Yのチップの列をそれぞれ循環シフトすることによって実行される。ここでは、直交行列Xは、図11および図12に示されるように、直交行列Aの第1のチップの行および第2のチップの行からなり、直交行列Yは、図11および図12に示されるように、直交行列Aの第3のチップの行および第4のチップの行からなる。
詳細には、第1のサブキャリアF1の場合、第5レイヤ内および第6レイヤ内の復調用参照信号に対するa、b、c、dのマッピング方法が時間軸の逆方向に1個のOFDMシンボルだけ循環シフトされて、第7レイヤ内および第8レイヤ内の復調用参照信号に対するb、c、d、aのマッピング方法が取得される。
第2のサブキャリアF2の場合、第5レイヤ内および第6レイヤ内の復調用参照信号に対するd、c、b、aのマッピング方法が時間軸の正方向に1個のOFDMシンボルだけ循環シフトされて、第7レイヤ内および第8レイヤ内の復調用参照信号に対するa、d、c、bのマッピング方法が取得される。
第3のサブキャリアF3の場合、第5レイヤ内および第6レイヤ内の復調用参照信号に対するa、b、c、dのマッピング方法が時間軸の逆方向に1個のOFDMシンボルだけ循環シフトされ、第7レイヤ内および第8レイヤ内の復調用参照信号に対するb、c、d、aのマッピング方法が取得される。
第4のサブキャリアF4の場合、第5レイヤ内および第6レイヤ内の復調用参照信号に対するd、c、b、aのマッピング方法が時間軸の逆方向に1個のOFDMシンボルだけ循環シフトされ、第7レイヤ内および第8レイヤ内の復調用参照信号に対するc、b、a、dのマッピング方法が取得される。
第5のサブキャリアF5の場合、第5レイヤ内および第6レイヤ内の復調用参照信号に対するa、b、c、dのマッピング方法が時間軸の正方向に1個のOFDMシンボルだけ循環シフトされ、第7レイヤ内および第8レイヤ内の復調用参照信号に対するd、a、b、cのマッピング方法が取得される。
第6のサブキャリアF6の場合、第5レイヤ内および第6レイヤ内の復調用参照信号に対するd、c、b、aのマッピング方法が時間軸の逆方向に1個のOFDMシンボルだけ循環シフトされ、第7レイヤ内および第8レイヤ内の復調用参照信号に対するc、b、a、dのマッピング方法が取得される。
リソースブロックの第5レイヤから第8レイヤ内に示される異なるサブキャリア上の異なるレイヤ内の復調用参照信号のマッピング方法の上記循環シフトは、以下の方法に等しい。
ここで、第1のリソースブロックRB1を例にとる。第1のサブキャリアF1上のリソースブロックの第5レイヤから第8レイヤ内の復調用参照信号の場合、直交行列Eを取得するために、直交行列Aの最後の2行内のチップは、時間軸の逆方向に1列だけ循環シフトされる。第1のサブキャリアF1上のリソースブロックの第5レイヤから第8レイヤ内の復調用参照信号は、時間軸の正方向(T1→T2→T3→T4、すなわち、左から右の方向)に直交行列Eの第1のチップの列から第4のチップの列でそれぞれ乗算される。
詳細には、第1のサブキャリアF1の場合、リソースブロックの第5レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Eの第1の行内の第1のチップの列から第4のチップの列、[1,1,1,1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算される。リソースブロックの第6レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Eの第2の行内の第1のチップの列から第4のチップの列、[1,−1,1,−1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算される。リソースブロックの第7レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Eの第3の行の第1のチップの列から第4のチップの列、[1,−1,−1,1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算される。リソースブロックの第8の行内の復調用参照信号には、直交行列Eの第4の行内の第1チップの列から第4のチップの列、[−1,−1,1,1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算される。
第2のサブキャリアF2上のリソースブロックの第5レイヤから第8レイヤ内の復調用参照信号の場合、直交行列Eを取得するために、直交行列Aの最後の2行内のチップは、時間軸の逆方向に1列だけ循環シフトされる。第2のサブキャリアF2上のリソースブロックの第5レイヤから第8レイヤ内の復調用参照信号は、時間軸の逆方向(T4→T3→T2→T1、すなわち、右から左の方向)に直交行列Eの第1のチップの列から第4のチップの列でそれぞれ乗算される。詳細には、第2のサブキャリアF2の場合、リソースブロックの第5レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Eの第1の行内の第1のチップの列から第4のチップの列、[1,1,1,1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第6レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Eの第2の行内の第1のチップの列から第4のチップの列、[1,−1,1,−1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第7レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Eの第3の行内の第1のチップの列から第4のチップの列、[1,−1,−1,1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第8レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Eの第4の行内の第1のチップの列から第4のチップの列、[−1,−1,1,1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算される。ここでは、第2のサブキャリア上の各レイヤ内の復調用参照信号を時間軸の逆方向に直交行列Eの第1のチップの列から第4のチップの列で乗算することは、第2のサブキャリア上の各レイヤ内の復調用参照信号を時間軸の正方向に直交行列E’の第1の列から第4の列のチップで乗算することに等しい。直交行列E’は、直交行列Eの第1のチップの列から第4のチップの列を逆に配置することによって取得される直交行列に等しい。
第3のサブキャリアF3上のリソースブロックの第5レイヤから第8レイヤ内の復調用参照信号に関して、第1のサブキャリアF1上のリソースブロックの第5レイヤから第8レイヤ内の復調用参照信号の動作と同じ動作が繰り返される。
本開示の一実施形態によれば、以下の符号分割多重化方法を用いることが可能である。
ここで、第2のリソースブロックRB2を例にとる。第1のサブキャリアF1上のリソースブロックの第5レイヤから第8レイヤ内の復調用参照信号の場合、直交行列Cを取得するために、直交行列Aの最後の2行内のチップは、時間軸の正方向に1列だけ循環シフトされる。第1のサブキャリアF1上のリソースブロックの第5レイヤから第8レイヤ内の復調用参照信号は、時間軸の逆方向(T4→T3→T2→T1の方向)に直交行列Cの第1のチップの列から第4のチップの列でそれぞれ乗算される。
詳細には、第1のサブキャリアF1の場合、リソースブロック内の第5レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Cの第1の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,1,1,1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第6レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Cの第2の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,−1,1,−1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第7レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Cの第3の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[−1,1,1,−1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第8レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Cの第4の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,1,−1,−1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算される。ここでは、第1のサブキャリア上の各レイヤ内の復調用参照信号を時間軸の逆方向に直交行列Cの第1のチップの列から第4のチップの列で乗算することは、第1のサブキャリア上の各レイヤ内の復調用参照信号を時間軸の正方向に直交行列C’の第1のチップの列から第4のチップの列で乗算するのに等しい。直交行列C’は、直交行列Cの第1のチップの列から第4のチップの列を逆に配置することによって取得される直交行列に等しい。
第2のサブキャリアF2上のリソースブロックの第5レイヤから第8レイヤ内の復調用参照信号の場合、直交行列Cを取得するために、直交行列Aの最後の2行内のチップは、時間軸の正方向に1列だけ循環シフトされる。第2のサブキャリアF2上のリソースブロックの第5レイヤから第8レイヤ内の復調用参照信号は、時間軸の正方向(T1→T2→T3→T4の方向)に直交行列Cの第1のチップの列から第4のチップの列でそれぞれ乗算される。
詳細には、第2のサブキャリアF2の場合、リソースブロック上の第5レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Cの第1の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,1,1,1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第6レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Cの第2の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,−1,1,−1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第7レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Cの第3の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[−1,1,1,−1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第8レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Cの第4の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,1,−1,−1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算される。
第3のサブキャリアF3上のリソースブロックの第5レイヤから第8レイヤ内の復調用参照信号に関して、第1のサブキャリアF1上のリソースブロックの第5レイヤから第8レイヤ内の復調用参照信号の動作と同じ動作が繰り返される。
本実施形態の実装形態によれば、時間領域の基地局の送信電力のジッタの問題を効果的に除去することが可能である。一方、このマッピング方法は、時間領域および周波数領域で双対直交性を有し、3GPP LTE Release-9標準の前方互換性を維持することが可能である。特に、基地局側の電力増幅器の利用効率が改善される。
本開示の一実施形態によれば、実施の形態1の方法は、第5レイヤから第8レイヤ内の復調用参照信号に対して使用することも可能であり、一方、本実施形態の方法は、第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号に対して使用することが可能である。
本実施形態では、各サブキャリア上のマッピングに関して使用される直交行列と、実施の形態1の直交行列との間に対応が存在する。例えば、実施の形態1では、RB1のサブキャリアF1上で使用される直交行列は、直交行列Aの最後の2行内のチップを時間軸の正方向に1列だけ循環シフトすることによって取得される直交行列Cであり、実施の形態2では、(実施の形態1のサブキャリアF1に隣接する)RB1のサブキャリアF1上で使用される直交行列は、直交行列Aの最後の2行内のチップを時間軸の逆方向に1列だけ循環シフトすることによって取得される直交行列Eである。後続のサブキャリアでは、そのような関係が続く。
(実施の形態3)
図19は、本開示の一実施形態による無線通信システムの逆多重化装置を示すブロック図である。
図19に示されるように、本開示による逆多重化装置1900は、互いに接続された、逆多重化部1902および受信部1906を含む。
本開示による逆多重化装置1900は、様々なデータを処理して、逆多重化装置1900内の各構成部の動作を制御するために関連プログラムを実行する中央処理装置(CPU)1910、CPU1910が様々なプロセスおよび制御を実行するために必要とされる様々なプログラムを格納するROM(Read Only Memory)1913、プロセスおよび制御の手順においてCPU1910によって一時的に生成される中間データを格納するRAM(Random Access Memory)1915、外部装置と接続して、外部装置と逆多重化装置1900との間で様々なデータをトランスポートする入出力(I/O)部1916などを含むことも可能である。上記逆多重化部1902、受信部1906、CPU1910、ROM1913、RAM1915、I/O部1916などは、データ/コマンドバス1920を介して接続され、互いに信号を転送する。
上述した各構成部は、本開示の範囲を限定しない。本開示の一実施形態によれば、逆多重化部1902および受信部1906のいずれの機能も、上記のCPU1910、ROM1913、RAM1915、I/O部1916などと組み合わせて機能するソフトウェアによって実現することも可能である。さらに、逆多重化部1902および受信部1906の機能は、それらを組み合わせて1個の構成部にまとめることによって実現することも可能である。
本開示の逆多重化装置1900は、リソースブロックの複数のレイヤ内の符号分割多重化信号の逆多重化を実行するために直交行列を使用する。逆多重化装置1900では、受信部1906は、リソースブロックの複数のレイヤ内で符号分割多重化信号を受信する。逆多重化部1902は、直交行列の各行内のチップを、リソースブロックの対応するレイヤ内の符号分割多重化信号で乗算して、復調用参照信号を取得する。本実施形態によれば、直交行列は、他の直交行列の特定の行内のチップの順序を変更することによって取得される直交行列であってよい。一部の行内のチップの順序を変更することによって取得された行列において、元の直交行列の各行の間、および各列の間の元の直交特性は同時に維持される。
本開示の一実施形態によれば、上記直交行列では、他の直交行列の一部の行内のチップを時間軸の正方向または逆方向に循環シフトすること、または、他の直交行列の一部の行と非ゼロ数とを乗算して、各行内のチップを時間軸の正方向または逆方向に循環シフトすることによって、チップの順序を変更することが可能である。逆多重化部1902は、チップの順序を時間方向に交互に逆方向に変更した状態で、リソースブロックの各レイヤ内の隣接するサブキャリア上の符号分割多重化信号と、直交行列の第1の列内から最後の列内のチップとを乗算することが可能である。
詳細には、例えば、図15に示される第1のリソースブロックRB1の第1のサブキャリアF1を例にとる。受信部1906が、第1リソースブロックRB1の第1のサブキャリアF1上で、本開示の実施の形態1または実施の形態2の方法を使用することによって符号化され、多重化されたS1、S2、S3、S4などの復調用参照信号を受信する場合、逆多重化部1902は、循環シフトの後で、受信された符号分割多重化信号S1、S2、S3、S4を直交行列Cの対応する行で乗算することにより、リソースブロックの各レイヤ内の元の復調用参照信号を取得することが可能である。
本実施形態の実装形態によれば、時間領域の基地局の送信電力のジッタの問題を効果的に除去することが可能である。一方、このマッピング方法は、時間領域および周波数領域で双対直交性を有し、3GPP LTE Release-9標準の前方互換性を維持することが可能である。特に、基地局側の電力増幅器の利用効率が改善される。
(実施の形態4)
図20は、本実施形態による、直交符号に基づく符号分割多重化方法の流れ図である。
本実施形態による直交符号ベースの符号分割多重化方法は、直交行列を使用することによって、リソースブロックの複数のレイヤ内の復調用参照信号の符号分割多重化を実行する。図20に示されるように、ステップS2010において、第1の直交行列の一部の行内のチップの順序が変更されて、変更されたチップの順序を有する第2の直交行列が取得される。ステップS2020において、第2の直交行列の各行内のチップは、符号分割多重化信号を取得するために、リソースブロックの対応するレイヤ内の復調用参照信号で時間方向に乗算される。
本実施形態によれば、ステップS2010は、図10に示される処理部1002によって実施することが可能であり、ステップS2020は、多重化部1006によって実施することが可能である。
本実施形態による直交符号ベースの符号分割多重化方法は、第1の直交行列の一部の行内のチップを時間軸の正方向または逆方向に循環シフトすること、または、第1の直交行列の一部の行と非ゼロ数とを乗算して、時間軸の正方向または逆方向に各行内のチップを循環シフトすることによって、チップの順序を変更して、リソースブロックの各レイヤ内の隣接するサブキャリア上の復調用参照信号を時間方向に交互に逆方向に第2の直交行列の第1の列内から最後の列内のチップで乗算するステップを含むことも可能である。
4×4の次数の直交行列および4レイヤのリソースブロックの場合、本実施形態による直交符号ベースの符号分割多重化方法は、第1の直交行列の最後の2行内のチップを時間の正方向に1列だけ循環シフトすることによりチップの順序を変更して、リソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の第1のサブキャリア上の復調用参照信号に、第2の直交行列の第1の列内から第4の列内のチップを時間の正方向にそれぞれ乗算するステップを含むことも可能である。
4×4の次数の直交行列および4レイヤのリソースブロックの場合、本実施形態による直交符号ベースの符号分割多重化方法は、第1の直交行列の最後の2行内のチップを時間の正の方法に1列だけ循環シフトすることによりチップの順序を変更して、リソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の第2のサブキャリア上の復調用参照信号に、第2の直交行列の第1の列から第4の列内のチップを時間の逆方向にそれぞれ乗算するステップを含むことも可能である。
4×4の次数の直交行列および4レイヤのリソースブロックの場合、本実施形態による直交符号ベースの符号分割多重化方法は、第1の直交行列の最後の2行内のチップを時間の逆方向に1列だけ循環シフトすることによりチップの順序を変更して、リソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の第1のサブキャリア上の復調用参照信号に、第2の直交行列の第1の列から第4の列内のチップを時間の逆方向にそれぞれ乗算するステップを含むことも可能である。
4×4の次数の直交行列および4レイヤのリソースブロックの場合、本実施形態による直交符号ベースの符号分割多重化方法は、第1の直交行列の最後の2行内のチップを時間の逆方向に1列だけ循環シフトすることによりチップの順序を変更して、リソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の第2のサブキャリア上の復調用参照信号に、第2の直交行列の第1の列から第4の列内のチップを時間の正方向にそれぞれ乗算するステップを含むことも可能である。
4×4の次数の直交行列および4レイヤのリソースブロックの場合、本実施形態による直交符号ベースの符号分割多重化方法は、第1の直交行列の一部の行と非ゼロ数とを乗算して、各行内のチップを時間の正方向に1列だけ循環シフトすることによりチップの順序を変更して、リソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の第1のサブキャリア上の復調用参照信号に、第2の直交行列の第1の列から第4の列内のチップを時間の正方向にそれぞれ乗算して、リソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の第2のサブキャリア上の復調用参照信号に、第2の直交行列の第1の列から第4の列内のチップを時間の逆方向にそれぞれ乗算するステップと、第1の直交行列の一部の行と非ゼロ数とを乗算して、各行内のチップを時間の逆方向に1列だけ循環シフトすることによりチップの順序を変更して、リソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の第3のサブキャリア上の復調用参照信号に、第2の直交行列の第1の列から第4の列内のチップを時間の正方向にそれぞれ乗算して、リソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の第4のサブキャリア上の復調用参照信号に、第2の直交行列の第1の列から第4の列内のチップを時間の逆方向にそれぞれ乗算するステップと、を含むことも可能である。
4×4の次数の直交行列および第5レイヤから第8レイヤの8レイヤのリソースブロックの場合、本実施形態による直交符号ベースの符号分割多重化方法は、リソースブロックの第5レイヤから第8レイヤ内の復調用参照信号に関して、リソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号と同じ処理方法を実行するステップを含むことも可能である。
4×4の次数の直交行列および第5レイヤから第8レイヤの8レイヤのリソースブロックの場合、本実施形態による直交符号ベースの符号分割多重化方法は、第1の直交行列の最後の2行内のチップを時間の逆方向に1列だけ循環シフトすることによりチップの順序を変更して、リソースブロックの第5レイヤから第8レイヤ内の第1のサブキャリア上の復調用参照信号に、第2の直交行列の第1の列から第4の列内のチップを時間の正の方向にそれぞれ乗算するステップを含むことも可能である。
4×4の次数の直交行列および第5レイヤから第8レイヤの8レイヤのリソースブロックの場合、本実施形態による直交符号ベースの符号分割多重化方法は、第1の直交行列の最後の2行内のチップを時間の逆方向に1列だけ循環シフトすることによりチップの順序を変更して、リソースブロックの第5レイヤから第8レイヤ内の第2のサブキャリア上の復調用参照信号に、第2の直交行列の第1の列から第4の列内のチップを時間の逆方向にそれぞれ乗算するステップを含むことも可能である。
4×4の次数の直交行列および第5レイヤから第8レイヤの8レイヤのリソースブロックの場合、本実施形態による直交符号ベースの符号分割多重化方法は、第1の直交行列の最後の2行内のチップを時間の正の方向に1列だけ循環シフトすることによりチップの順序を変更して、リソースブロックの第5レイヤから第8レイヤ内の第1のサブキャリア上の復調用参照信号に、第2の直交行列の第1の列から第4の列内のチップを時間の逆方向にそれぞれ乗算するステップを含むことも可能である。
4×4の次数の直交行列および第5レイヤから第8レイヤの8レイヤのリソースブロックの場合、本実施形態による直交符号ベースの符号分割多重化方法は、第1の直交行列の最後の2行内のチップを時間の正の方向に1列だけ循環シフトすることによりチップの順序を変更して、リソースブロックの第5レイヤから第8レイヤ内の第2のサブキャリア上の復調用参照信号に、第2の直交行列の第1の列から第4の列内のチップを時間の正方向にそれぞれ乗算するステップを含むことも可能である。
上記方法のそれぞれのステップを実行する順序は、本開示の範囲を限定せず、上記のそれぞれのステップは、並行して実行されてよく、または異なる順序で実行されてもよい。
上記各ステップは、符号分割多重化装置1000の処理部1002および多重化部1006によってそれぞれ実施することが可能であり、または集合的に実施することも可能である。
本実施形態の実装形態によれば、時間領域の基地局の送信電力のジッタの問題を効果的に除去することが可能である。一方、このマッピング方法は、時間領域および周波数領域で双対直交性を有し、3GPP LTE Release-9標準の前方互換性を維持することが可能である。特に、基地局側の電力増幅器の利用効率が改善される。
(実施の形態5)
図21は、本実施形態による逆多重化方法を示す流れ図である。
本実施形態による逆多重化方法は、直交行列を使用することによって、リソースブロックの複数のレイヤ内の符号分割多重化信号を逆多重化する。図21に示されるように、ステップS2110において、リソースブロックの複数のレイヤ内で符号分割多重化信号が受信される。ステップS2120において、直交行列の各行内のチップは、復調用参照信号を取得するために、リソースブロックの対応するレイヤ内の符号分割多重化信号で対応する時間方向で乗算される。本開示による方法では、直交行列は、他の直交行列の特定の行内のチップの順序を変更することによって取得される。
本開示による逆多重化方法では、直交行列に関して、他の直交行列の一部の行内のチップを時間の正方向または逆方向に循環シフトすること、または、他の直交行列の一部の行と非ゼロ数とを乗算して、各行内のチップを時間の正方向または逆方向に循環シフトすることによって、チップの順序が変更される。この逆多重化方法は、リソースブロックの各レイヤ内の隣接するサブキャリア上の符号分割多重化信号に、直交行列の第1の列から最後の列内のチップを時間方向に交互に逆方向に乗算するステップをさらに含む。
上記のステップS2110は、逆多重化装置1900の受信部1906によって実施されることが可能であり、ステップS2120は、逆多重化部1902によって実施されることが可能である。
上記方法の各ステップを実行するステップは、本開示の範囲を限定せず、上記各ステップは、並行して実行されてよく、または異なる順序で実行されてもよい。
本実施形態の実装形態によれば、時間領域の基地局の送信電力のジッタの問題を効果的に解決することが可能である。一方、このマッピング方法は、時間領域および周波数領域で双対直交性を有し、3GPP LTE Release-9標準の前方互換性を維持することが可能である。特に、基地局側の電力増幅器の利用効率が改善される。
(実施の形態6)
前述の実施形態の直交行列は、すべてウォルシュ行列を例にとる。しかし、実際には、本開示による方法は、一般的な直交行列に適用可能である。この実施形態では、他のタイプの直交行列の一例が提示され、実施の形態1と同じ方法を使用することによって、直交符号に関して対応するマッピング方式が構築される。
図22は、4ポイント離散フーリエ変換行列の一例を示す。
図22では、直交行列A2は、図13と同じ置換により取得される。当然、図12に示される方法と同じ方法によって直交行列A2を取得することも可能である。第1に、直交行列A(第1の直交行列)の1列内のチップ(例えば、第2の行内のチップ[1,−1,1,−1])と(−1)とが乗算されて、直交行列である行列A1が取得される。直交行列A1の列は、1ビットだけ左に(時間軸の逆方向に)循環シフトされて、行列A2が取得される。次いで、A2に基づき、実施の形態1の方法が繰り返され、複素領域上の直交符号マッピング方式を取得することが可能である。
図23は、図22で取得された直交行列A2に基づいて実施の形態1の方法を繰り返すことによって取得される複素領域上の直交符号マッピング方式の図を示す。
ここで、第1のリソースブロックRB1を例にとる。この方法は、第1のサブキャリアF1上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号が時間軸の正方向(T1→T2→T3→T4の方向)に直交行列A2の第1のチップの列から第4のチップの列でそれぞれ乗算される。
詳細には、第1のサブキャリアF1の場合、リソースブロックの第1レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列A2の第1の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,1,1,1]が時間軸の正の方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第2レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列A2の第2の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,−1,1,−1]が時間軸の正の方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第3レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列A2の第3の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[j,−1,−j,1]が時間軸の正の方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第4レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列A2の第4の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[−j,−1,j,1]が時間軸の正の方向に乗算される。
この方法は、第2のサブキャリアF2上のリソースブロックの第1レイヤ内から第4レイヤ内の復調用参照信号が時間軸の逆方向(T4→T3→T2→T1の方向)に直交行列A2の第1のチップの列から第4のチップの列でそれぞれ乗算されることであってもよい。
詳細には、第2のサブキャリアF2の場合、リソースブロックの第1レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列A2の第1の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,1,1,1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第2レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列A2の第2の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,−1,1,−1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第3レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列A2の第3の行内の第1のチップの列から第4のチップ[j,−1,−j,1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第4レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列A2の第4の行内の第1チップの列から第4のチップの列[−j,−1,j,1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算される。ここでは、第2のサブキャリア上の各レイヤ内の復調用参照信号を時間軸の逆方向に直交行列A2の第1のチップの列から第4のチップの列でそれぞれ乗算することは、第2のサブキャリア上の各レイヤ内の復調用参照信号を時間軸の正方向に直交行列A2’の第1のチップの列から第4のチップの列でそれぞれ乗算することに等しい。直交行列A2’は、直交行列A2の第1の列から第4の列のチップを逆に配置することによって取得される直交行列に等しい。
第3のサブキャリアF3上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号に関して、第1のサブキャリアF1上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号の動作と同じ動作が繰り返される。
加えて、直交行列A(第1の直交行列)の1行内のチップ(例えば、第2の行内のチップ[1,−1,1,−1])は、行列A1を取得するために(−1)で乗算されて、他の行列A3
Figure 2013530593
(第2の直交行列)を取得するために、直交行列A1の列は右に(時間軸の正の方向に)1ビットだけ循環シフトされる。次いで、A3に基づいて、実施の形態1の方法が繰り返され、複素領域上の直交符号マッピング方式を取得することが可能である。
ここで、第2のリソースブロックRB2を例にとる。この方法は、第1のサブキャリアF1上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号が時間軸の逆方向(T4→T3→T2→T1の方向)に直交行列A3の第1のチップの列から第4のチップの列でそれぞれ乗算される。
詳細には、第1のサブキャリアF1の場合、リソースブロックの第1レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列A3の第1の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,1,1,1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算されて、リソースブロックの第2レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列A3の第2の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,−1,1,−1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第3レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列A3の第3の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[−j,1,j,−1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第4レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列A3の第4の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[j,1,−j,−1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算される。ここでは、第1のサブキャリア上の各レイヤ内の復調用参照信号を時間軸の逆方向に直交行列A3の第1のチップの列から第4のチップの列でそれぞれ乗算することは、第1のサブキャリア上の各レイヤ内の復調用参照信号を時間軸の正方向に直交行列A3’の第1のチップの列から第4のチップの列でそれぞれ乗算することに等しい。直交行列A3’は、直交行列A3の第1のチップの列から第4のチップの列を逆に配置することによって取得される直交行列に等しい。
この方法は、第2のサブキャリアF2上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号が時間軸の正方向(T1→T2→T3→T4の方向)に直交行列A3の第1のチップの列から第4のチップの列でそれぞれ乗算されることであってもよい。
詳細には、第2のサブキャリアF2の場合、リソースブロックの第1レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列A3の第1の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,1,1,1]が時間軸の正の方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第2レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列A3の第2の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,−1,1,−1]が時間軸の正の方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第3レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列A3の第3の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[−j,1,j,−1]が時間軸の正の方向にそれぞれ乗算され、リソースブロック内の第4レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列A3の第4の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[j,1,−j,−1]が時間軸の正の方向にそれぞれ乗算される。
第3のサブキャリアF3上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号に対して、第1のサブキャリアF1上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号の動作と同じ動作が繰り返される。
本実施形態の実装形態によれば、時間領域の基地局の送信電力のジッタの問題を効果的に解決することが可能である。一方、このマッピング方法は、時間領域および周波数領域で双対直交性を有し、3GPP LTE Release-9標準の前方互換性を維持することが可能である。特に、基地局側の電力増幅器の利用効率が改善される。
(実施の形態7)
図24は、本開示の実施の形態7による図を示す。
実施の形態7は、実施の形態1と完全に等しい一実施形態である。図24に示されるように、実施の形態1と完全に対称的な他の実施形態は、図15の各行列の位置を調整することにより得られる。例えば、第1のリソースブロックRB1の第1のサブキャリアF1および第3のサブキャリアF3に対応する行列を第2のリソースブロックRB2の第2のサブキャリアF2に対応する行列と置換して、リソースブロックRB1の第2のサブキャリアF2に対応する行列を第2のリソースブロックRB2の第1のサブキャリアF1に対応する行列によって置換する。一方、第2のリソースブロックRB2の第1のサブキャリアF1および第3のサブキャリアF3に対応する行列を第1のリソースブロックRB1の第2のサブキャリアF2に対応する行列によって置換して、第2のリソースブロックRB2の第2のサブキャリアF2に対応する行列を第1のリソースブロックRB1の第1のサブキャリアF1に対応する行列Cによって置換する。各サブキャリア上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号に関して、実施の形態1の動作と同じ動作が繰り返され、その結果、実施の形態1と同じ効果を取得することが可能である。特定の詳細は、本明細書においてこれ以上説明されない。
(実施の形態8)
上述された各実施の形態はすべて、LTE−Aシステムの通常のサブフレーム構造に関して設定されている。LTE−Aシステムでは、ある種の特別なサブフレーム構造、すなわち、拡張循環プレフィックス(Extended Cyclic Prefix:ECP)を有するサブフレームが存在する。
図25は、ECPを有するサブフレームを示す図である。
図25に示されるサブフレームと図3に示されるサブフレーム構造との間の主な違いは、図3に示されるサブフレーム構造においてリソースブロックRBが14個のOFDMシンボルを含むのに対して、ECPを有するサブフレームにおいてリソースブロックRBが12個のOFDMシンボルのみを有する点である。ECPを有するサブフレーム内の復調用参照信号(DMRS)の考えられる位置が図25に提示されている。図8と異なるのは、図8では、1個のOFDMシンボルは3個のDMRSだけを含むのに対して、図25では、1個のOFDMシンボルは4個のDMRSを含む点である。
周波数領域の復調用参照信号の密度は異なる(3から4に変更される)。これは、直交符号多重DMRSのマッピングも異なることを決定する。実際には、図12に示される行列Cおよび行列Eを使用することによって、図25に示される復調用参照信号の直交符号マッピング方式を同様に取得することが可能である。
図26は、図25に示される復調用参照信号の直交符号マッピング方式を示す。
図26に示されるように、第1のサブキャリアF1上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号の場合、直交行列Aの最後の2個行内のチップは、(図12に示されるように)直交行列Cを取得するために、時間軸の正方向に1列だけ循環シフトされる。第1のサブキャリアF1上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号は、時間軸の正方向(T1→T2→T3→T4の方向)に直交行列Cの第1のチップの列から第4のチップの列でそれぞれ乗算される。
詳細には、第1のサブキャリアF1の場合、リソースブロックの第1レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Cの第1の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,1,1,1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第2レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Cの第2の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,−1,1,−1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第3レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Cの第3の行内の第1チップの列から第4のチップの列[−1,1,1,−1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第4レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Cの第4の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,1,−1,−1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算される。
第2のサブキャリアF2上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号の場合、直交行列Aの最後の2行内のチップは、(図12に示されるように)直交行列Cを取得するために、時間軸の正方向に1列だけ循環シフトされる。第2のサブキャリアF2上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号は、時間軸の逆方向(T4→T3→T2→T1の方向)に直交行列Cの第1のチップの列から第4のチップの列でそれぞれ乗算される。
詳細には、第2のサブキャリアF2の場合、リソースブロックの第1レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Cの第1の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,1,1,1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第2レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Cの第2の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,−1,1,−1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第3レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Cの第3の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[−1,1,1,−1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第4レイヤ内に復調用参照信号には、直交行列Cの第4の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,1,−1,−1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算される。
第3のサブキャリアF3のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号の場合、直交行列Aの最後の2行内のチップは、(図12に示されるように)直交行列Eを取得するために、時間軸の逆方向に1列だけ循環シフトされる。第3のサブキャリアF3上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号は、時間軸の正方向(T1→T2→T3→T4の方向)に直交行列Eの第1のチップの列から第4のチップの列でそれぞれ乗算される。
詳細には、第3のサブキャリアF3の場合、リソースブロックの第1レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Eの第1の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,1,1,1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算されて、リソースブロックの第2レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Eの第2の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,−1,1,−1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第3レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Eの第3の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,−1,−1,1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第4レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Eの第4の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[−1,−1,1,1]が時間軸の正方向にそれぞれ乗算される。
第4のサブキャリアF4上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号の場合、直交行列Aの最後の2行内チップは、(図12に示されるように)直交行列Eを取得するために、時間軸の逆方向に1列だけ循環シフトされる。第4のサブキャリアF4上のリソースブロックの第1レイヤから第4レイヤ内の復調用参照信号は、時間軸の逆方向(T4→T3→T2→T1の方向)に直交行列Eの第1のチップの列から第4のチップの列でそれぞれ乗算される。
詳細には、第4のサブキャリアF4の場合、リソースブロックの第1レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Eの第1の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,1,1,1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第2レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Eの第2の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,−1,1,−1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第3レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Eの第3の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[1,−1,−1,1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算され、リソースブロックの第4レイヤ内の復調用参照信号には、直交行列Eの第4の行内の第1のチップの列から第4のチップの列[−1,−1,1,1]が時間軸の逆方向にそれぞれ乗算される。
図26では、直交符号に関するマッピング方式は、隣接するリソースブロックRBに及ばなくてよい。サブキャリアF1〜F4上のDMRSの電力が重畳するとき、T1〜T4の4個のOFDMシンボル上のエネルギーが等しいことを検証することは非常に容易である。したがって、ピーク電力は、良好に平均化される。
第1レイヤから第4レイヤのDMRSマッピングに関する設計だけが本実施形態で説明されている。第2の実施形態における第5レイヤから第8レイヤ内のDMRSのマッピング方式は、ECPを有する例に容易に適用される。
本開示の上記の実施形態は、単なる例示的な説明であり、その特定の構造および動作は、本開示の範囲を限定しない。当業者は、本開示の概念と等しく一致する新しい実施形態を生み出すために上記のそれぞれの実施形態の異なる部分および動作を組み換えることが可能である。
本開示の実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、およびファームウェア、またはそれらの組合せによって実施可能であり、実施の方法は、本開示の範囲を限定しない。
本開示の実施形態内のそれぞれの機能要素(機能ユニット)同士の間の接続関係は、1つもしくは複数の(1つもしくは複数の)機能要素または(1つもしくは複数の)機能ユニットが任意の他の機能要素を含むことが可能であるか、あるいは任意の他の機能要素に接続可能な本開示の範囲を限定しない。
本開示のいくつかの実施形態は、上で添付の図面と組み合わせて示され、説明されているが、当業者は、本開示の原理および趣旨から逸脱せずに、本開示の請求項の範囲およびその均等物に依然として包含される改変ならびに修正をこれらの実施形態に行うことが可能である点を理解されたい。

Claims (26)

  1. 直交行列を使用することによって、リソースブロックの複数のレイヤ内の復調用参照信号の符号分割多重化を実行する、直交符号に基づく符号分割多重化方法であって、
    第1の直交行列の特定の行内のチップの順序を変更して、前記変更されたチップの順序を有する第2の直交行列を取得するステップと、
    前記第2の直交行列の各行内の前記チップと、前記リソースブロックの対応するレイヤ内の前記復調用参照信号とを、対応する時間方向で乗算して、符号分割多重化信号を取得するステップと、
    を含む符号分割多重化方法。
  2. チップの順序は、前記第1の直交行列の一部の行内の前記チップを、時間の正方向または逆方向に循環シフトすること、または、前記第1の直交行列の一部の行と非ゼロ数とを乗算して、前記行の各々における前記チップを時間の正方向または逆方向に循環シフトすること、によって変更され、
    前記リソースブロックの各レイヤ内の隣接するサブキャリア上の前記復調用参照信号に、第2の直交行列の第1の列から最後の列内の前記チップを、時間方向に交互に逆方向に乗算するステップを、さらに含む、
    請求項1に記載の符号分割多重化方法。
  3. 前記第2の直交行列はN行×N列のチップを含み、前記リソースブロックの複数のレイヤは、リソースブロックのN個のレイヤを含み、前記リソースブロックのN個のレイヤ内の前記復調用参照信号は、同一の所定の時間位置および周波数位置に配置され、
    前記第2の直交行列の第n番目の行の各列内の前記チップと、前記リソースブロックの第n番目のレイヤ内の前記復調用参照信号とを、対応する時間方向で乗算するステップを含み、n=1、…、Nであり、Nは自然数である、
    請求項1に記載の符号分割多重化方法。
  4. 前記リソースブロックの複数のレイヤは、リソースブロックの第(N+1)番目〜第(N+N)番目のレイヤをさらに含み、
    前記リソースブロックの第(N+1)番目〜第(N+N)番目のレイヤ内の前記復調用参照信号は、前記リソースブロックのN個のレイヤ内の前記復調用参照信号とは異なる所定の時間位置および周波数位置に配置される、
    請求項3に記載の符号分割多重化方法。
  5. 前記リソースブロックの第(N+1)番目〜第(N+N)番目のレイヤ内の前記復調用参照信号は、前記リソースブロックのN個のレイヤ内の前記復調用参照信号と同じプロセスが実行される、
    請求項4に記載の符号分割多重化方法。
  6. 前記第1の直交行列が、以下の直交行列のうちのいずれか1つである、
    請求項3または4に記載の符号分割多重化方法。
    Figure 2013530593
    Figure 2013530593
    Figure 2013530593
    Figure 2013530593
  7. 前記第1の直交行列が
    Figure 2013530593
    であり、前記第2の直交行列が、
    Figure 2013530593
    である、
    請求項6に記載の符号分割多重化方法。
  8. N=4であり、
    前記第1の直交行列の最後の2行内の前記チップを時間の正方向に1列だけ循環シフトして、リソースブロックの第1レイヤから第4レイヤの第1のサブキャリア上および第3のサブキャリア上の前記復調用参照信号の各々を、前記第2の直交行列の第1の列から第4の列内の前記チップで時間の正方向にそれぞれ乗算することによって、前記チップの順序を変更するステップを、さらに含む、
    請求項7に記載の符号分割多重化方法。
  9. N=4であり、
    前記第1の直交行列の最後の2行内の前記チップを時間の正方向に1列だけ循環シフトして、リソースブロックの第1レイヤから第4レイヤの第2のサブキャリア上の前記復調用参照信号の各々を、前記第2の直交行列の第1の列から第4の列内の前記チップで時間の逆方向にそれぞれ乗算することによって、前記チップの順序を変更するステップを、さらに含む、
    請求項7に記載の符号分割多重化方法。
  10. 前記第1の直交行列が
    Figure 2013530593
    であり、前記第2の直交行列が、
    Figure 2013530593
    である、
    請求項6に記載の符号分割多重化方法。
  11. N=4であり、
    前記第1の直交行列の最後の2行内の前記チップを時間の逆方向に1列だけ循環シフトして、リソースブロックの第1レイヤから第4レイヤの第4のサブキャリア上および第6のサブキャリア上の前記復調用参照信号の各々を、前記第2の直交行列の第1列から第4列内の前記チップで時間の逆方向にそれぞれ乗算することによって、前記チップの順序を変更するステップを、さらに含む、
    請求項10に記載の符号分割多重化方法。
  12. N=4であり、
    前記第1の直交行列の最後の2行内の前記チップを時間の逆方向に1列だけ循環シフトして、リソースブロックの第1レイヤから第4レイヤの第5のサブキャリア上の前記復調用参照信号の各々を、前記第2の直交行列の第1の列から第4の列内の前記チップで時間の正方向にそれぞれ乗算することによって、前記チップの順序を変更するステップを、さらに含む、
    請求項10に記載の符号分割多重化方法。
  13. 前記第1の直交行列が、
    Figure 2013530593
    であり、前記第2の直交行列が、
    Figure 2013530593
    である、
    請求項6に記載の符号分割多重化方法。
  14. N=4であり、
    前記第1の直交行列の最後の2行内の前記チップを時間の逆方向に1列だけ循環シフトして、リソースブロックの第5レイヤから第8レイヤの第1のサブキャリア上および第3のサブキャリア上の前記復調用参照信号の各々を、前記第2の直交行列の第1の列から第4の列内の前記チップで時間の正方向にそれぞれ乗算することによって、前記チップの順序を変更するステップを、さらに含む、
    請求項13に記載の符号分割多重化方法。
  15. N=4であり、
    前記第1の直交行列の最後の2行内の前記チップを時間の逆方向に1列だけ循環シフトして、リソースブロックの第5レイヤから第8レイヤの第2のサブキャリア上の前記復調用参照信号の各々を、前記第2の直交行列の第1の列から第4の列内の前記チップで時間の逆方向に乗算することによって、前記チップの順序を変更するステップを、さらに含む、
    請求項13に記載の符号分割多重化方法。
  16. 前記第1の直交行列が、
    Figure 2013530593
    であり、前記第2の直交行列が、
    Figure 2013530593
    である、
    請求項6に記載の符号分割多重化方法。
  17. N=4であり、
    前記第1の直交行列の最後の2行内の前記チップを時間の正方向に1列だけ循環シフトして、リソースブロックの第5レイヤから第8レイヤの第4のサブキャリア上および第6のサブキャリア上の前記復調用参照信号の各々を、前記第2の直交行列の第1列から第4列内の前記チップで時間の逆方向にそれぞれ乗算することによって、前記チップの順序を変更するステップを、さらに含む、
    請求項16に記載の符号分割多重化方法。
  18. N=4であり、
    前記第1の直交行列の最後の2行内の前記チップを時間の正方向に1列だけ循環シフトして、リソースブロックの第5レイヤから第8レイヤの第5のサブキャリア上の前記復調用参照信号の各々を、前記第2の直交行列の第1列から第4列内の前記チップで時間の正方向にそれぞれ乗算することによって、前記チップの順序を変更するステップを、さらに含む、
    請求項16に記載の符号分割多重化方法。
  19. N=4であり、
    前記第1の直交行列の一部の行と非ゼロ数とを乗算して、各行内のチップを時間の正方向に1列だけ循環シフトして、リソースブロックの第1レイヤから第4レイヤおよび/またはリソースブロックの第5レイヤから第8レイヤの第1のサブキャリア上の前記復調用参照信号の各々を、前記第2の直交行列の第1の列から第4の列内の前記チップで時間の正方向にそれぞれ乗算して、リソースブロックの前記第1レイヤから前記第4レイヤおよび/またはリソースブロックの前記第5レイヤから前記第8レイヤの第2のサブキャリア上の前記復調用参照信号の各々を、前記第2の直交行列の前記第1の列から前記第4の列内の前記チップで時間の逆方向にそれぞれ乗算することによって、前記チップの順序を変更するステップと、
    前記第1の直交行列の一部の行と非ゼロ数とを乗算して、各行内のチップを時間の逆方向に1列だけ循環シフトして、リソースブロックの前記第1レイヤから前記第4レイヤおよび/またはリソースブロックの前記第5レイヤから前記第8レイヤの第3のサブキャリア上の前記復調用参照信号の各々を、前記第2の直交行列の前記第1の列から前記第4の列内の前記チップで時間の正方向にそれぞれ乗算して、リソースブロックの前記第の1レイヤから前記第4レイヤおよび/またはリソースブロックの前記第5レイヤから前記第8レイヤの第4のサブキャリア上の前記復調用参照信号の各々を、前記第2の直交行列の前記第1の列から前記第4の列内の前記チップで時間の逆方向にそれぞれ乗算することによって、前記チップの順序を変更するステップと、をさらに含む、
    請求項3または4に記載の符号分割多重化方法。
  20. 直交行列を使用することによって、リソースブロックの複数のレイヤ内の符号分割多重化信号を逆多重化する逆多重化方法であって、
    前記リソースブロックの複数のレイヤ内で前記符号分割多重化信号を受信するステップと、
    前記直交行列の各行内のチップと、前記リソースブロックの対応するレイヤ内の前記符号分割多重化信号とを、対応する時間方向で乗算して、復調用参照信号を取得するステップと、を含み、
    前記直交行列は、他の直交行列の特定の行内のチップの順序を変更することによって取得されている、
    逆多重化方法。
  21. 前記直交行列に関して、前記他の直交行列の一部の行内の前記チップを時間の正方向または逆方向に循環シフトすること、または、前記他の直交行列の一部の行と非ゼロ数とを乗算して、各行内の前記チップを時間の正方向または逆方向に循環シフトすることによって、前記チップの順序が変更され、
    前記リソースブロックの各レイヤ内の隣接するサブキャリア上の前記符号分割多重化信号に、前記直交行列の第1の列から最後の列内の前記チップを、時間方向に交互に逆方向に乗算するステップを、さらに含む、
    請求項20に記載の逆多重化方法。
  22. 直交行列を使用することによって、リソースブロックの複数のレイヤ内の復調用参照信号の符号分割多重化を実行する、直交符号に基づく符号分割多重化装置であって、
    第1の直交行列の特定の行内のチップの順序を変更して、前記変更されたチップの順序を有する第2の直交行列を取得する処理部と、
    前記第2の直交行列の各行内の前記チップと、前記リソースブロックの対応するレイヤ内の前記復調用参照信号とを、対応する時間方向で乗算して、符号分割多重化信号を取得する多重化部と、
    を具備する符号分割多重化装置。
  23. 前記処理部は、前記第1の直交行列の一部の行内の前記チップを、時間の正方向または逆方向に循環シフトすることによって、前記チップの順序を変更するか、または、前記第1の直交行列の一部の行と非ゼロ数とを乗算して、前記行の各々における前記チップを時間の正方向または逆方向に循環シフトすることによって、前記チップの順序を変更し、
    前記多重化部は、前記リソースブロックの各レイヤ内の隣接するサブキャリア上の前記復調用参照信号に、前記第2の直交行列の第1の列から最後の列内の前記チップを、時間方向に交互に逆方向に乗算する、
    請求項22に記載の符号分割多重化装置。
  24. 前記第1の直交行列は、以下の直交行列のうちのいずれか1つである、
    請求項22に記載の符号分割多重化装置。
    Figure 2013530593
    Figure 2013530593
    Figure 2013530593
    Figure 2013530593
  25. 直交行列を使用することによって、リソースブロックの複数のレイヤ内の符号分割多重化信号を逆多重化する逆多重化装置であって、
    前記リソースブロックの複数のレイヤ内で前記符号分割多重化信号を受信する受信部と、
    前記直交行列の各行内の前記チップと、前記リソースブロックの対応するレイヤ内の前記符号分割多重化信号とを、対応する時間方向で乗算して、復調用参照信号を取得する逆多重化部と、を含み、
    前記直交行列は、他の直交行列の特定の行内のチップの順序を変更することによって取得されている、
    逆多重化装置。
  26. 前記直交行列に関して、前記他の直交行列の一部の行内の前記チップを時間の正方向または逆方向に循環シフトすること、または、前記他の直交行列の一部の行と非ゼロ数とを乗算して、各行内の前記チップを時間の正方向または逆方向に循環シフトすることによって、前記チップの順序が変更され、
    前記逆多重化部は、前記リソースブロックの各レイヤ内の隣接するサブキャリア上の前記符号分割多重化信号に、前記直交行列の第1列から最後の列内の前記チップを、時間方向に交互に逆方向に乗算する、
    請求項25に記載の逆多重化装置。
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