JP2013527881A - ドロス取扱い方法及び装置における改良並びにドロス取扱い方法及び装置に関する改良 - Google Patents

ドロス取扱い方法及び装置における改良並びにドロス取扱い方法及び装置に関する改良 Download PDF

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Abstract

圧縮素子、そのような圧縮素子を使用するための装置、及び、使用の方法が提供され、圧縮素子は、入口と出口とを備える上方表面と、下方表面と、上方表面と下方表面との間に設けられる少なくとも部分的に中空の中空内部とを有し、中空内部は、入口及び出口に接続され、中空内部は、中空内部の1つ又はそれよりも多くの壁によってもたらされる1つ又はそれよりも多くの流体流制限表面と、中空内部内に設けられる1つ又はそれよりも多くの流体流制御素子とを備え、1つ又はそれよりも多くの流体流制御素子は、中空内部の1つ又はそれよりも多くの壁によってもたらされる1つ又はそれよりも多くの流体流制限表面に加えて存在する。入口、出口、流体流制限表面、及び、流体制御素子の配置は、例えば、溶融金属を抜き出すために溶融金属処理副生成物を押圧するために使用されるときに、圧縮素子の冷却の改良をもたらす。

Description

本発明は、溶融金属処理からの製品及び副生成物、より具体的には、溶融金属処理から生じるドロス及び/又はスラグを取り扱うための方法及び装置における改良並びにそれらに関する改良に関する。
多くの溶融金属処理運転では、溶融金属の表面に副生成物が生じる。これらは一般的にスラグ又はドロスと呼ばれる。1回の又はそれよりも多くの運転において、スラグ又はドロスは溶融金属から分離されるのが普通である。スラグ又はドロスは内部に金属を含み、それ故、もし可能であれば、その金属を回収するのが有用である。
特にアルミニウム処理に関連して、金属を回収する幾つかの試みが行われているが、回収は完全ではない。
本発明は、その数々の潜在的な利益の中でも、とりわけ、ドロス製品の取扱いの改良を提供することを探求する。本発明は、その数々の潜在的な利益の中でも、とりわけ、より多くの金属をドロス製品から回収することを探求する。
第一の特徴によれば、本発明は、溶融金属処理副生成物を取り扱う方法を提供し、
当該方法は、
装置を提供するステップを含み、
装置は、
囲壁、
圧縮素子、及び、
圧縮素子に接続されるアクチュエータを含み、
圧縮素子は、
入口と出口とを備える上方表面、
下方表面、及び、
上方表面と下方表面との間に設けられ、且つ、入口と出口とに接続される、少なくとも部分的に中空の内部を含み、
中空内部は、
中空内部の1つ又はそれよりも多くの壁によってもたらされる1つ又はそれよりも多くの流体流制限表面、及び、
中空内部内に設けられる1つ又はそれよりも多くの流体流制御素子を備え、
1つ又はそれよりも多くの流体流制御素子は、中空内部の1つ又はそれよりも多くの壁によってもたらされる1つ又はそれよりも多くの流体流制限表面に加えてあり、
当該方法は、
分離されるべき金属と副生成物とを前記容器ユニット内に提供すること、
容器ユニットを囲壁内に提供すること、及び、
容器ユニット内の副生成物を圧縮するために、圧縮素子を移動することを含み、
1つ又はそれよりも多くの流体流制限表面及び1つ又はそれよりも多くの流体流制御素子に沿って、入口内に入り且つ出口から出る流体流を提供することによって、圧縮素子を冷却することを含む。
第二の特徴によれば、本発明は、圧縮素子を提供し、
当該圧縮素子は、
入口と出口とを備える上方表面、
下方表面、及び、
上方表面と下方表面との間に設けられ、且つ、入口と出口とに接続される、少なくとも部分的に中空の内部を有し、
中空内部は、
中空内部の1つ又はそれよりも多くの壁によってもたらされる1つ又はそれよりも多くの流体流制限表面、及び、
中空内部内に設けられる1つ又はそれよりも多くの流体流制御素子を備え、
1つ又はそれよりも多くの流体流制御素子は、中空内部の1つ又はそれよりも多くの壁によってもたらされる1つ又はそれよりも多くの流体流制限表面に加えてある。
第三の特徴によれば、本発明は、溶融金属処理副生成物を取り扱うための装置を提供し、
当該装置は、
副生成物から金属を分離する分離器を含み、
分離器は、
囲壁、
圧縮素子、及び
圧縮素子に接続されるアクチュエータを含み、
囲壁は、使用中、分離されるべき金属と副生成物とを収容する容器ユニットを受け入れ、
圧縮素子は、使用中、容器ユニット内の副生成物を圧縮し、
圧縮素子は、
入口と出口とを備える上方表面、
下方表面、及び、
上方表面と下方表面との間に設けられ、且つ、入口と出口とに接続される、少なくとも部分的に中空の内部を含み、
中空内部は、
中空内部の1つ又はそれよりも多くの壁によってもたらされる1つ又はそれよりも多くの流体流制限表面、及び、
中空内部内に設けられる1つ又はそれよりも多くの流体流制御素子を備え、
1つ又はそれよりも多くの流体流制御素子は、中空内部の1つ又はそれよりも多くの壁によってもたらされる1つ又はそれよりも多くの流体流制限表面に加えてある。
1つ又はそれよりも多くの中空内部によってもたらされる1つ又はそれよりも多くの流体流制限表面は、中空内部に面する上方表面及び/又は下方表面の部分であり得る。1つ又はそれよりも多くの流体流制限表面は、中空内部の境界をもたらし、境界を通じて、流体流があり得る。
1つ又はそれよりも多くの流体流制御素子は、圧縮素子の下方表面の内側表面に対向する表面を定める1つ又はそれよりも多くの素子であり得るし、或いは、そのような素子を含み得る。1つ又はそれよりも多くの素子は、1つ又はそれよりも多くのバフルを含み得る。バフル(複数のバフル)を、圧縮素子の下方表面の内側表面から一定の分離地点に、或いは、限定的な範囲の分離値内に設け得る。バフル(複数のバフル)は、最小で20mm、好ましくは、30mm、理想的には、40mmであり、並びに/或いは、最大で80mm、好ましくは、70mm、理想的には、60mmである、そのような分離地点を有し得る。
バフル(複数のバフル)は、他の種類又は他の複数の種類の1つ又はそれよりも多くの流体流制御素子から離間し得る。バフル(複数のバフル)は、最小で10mmであり、好ましくは、15mmであり、理想的には、20mmであり、並びに/或いは、最大で60mm、好ましくは、50mm、理想的には、40mmである、そのような間隔を有し得る。
1つ又はそれよりも多くの流体流制御素子は、入口と出口との間に設けられる素子であり得るし、或いは、そのような素子を含み得る。素子は下方表面の内側表面から上方表面の内側表面まで延在し得るし、且つ/或いは、1つ又はそれよりも多くの素子を、1つ又はそれよりも多くの場所に、より好ましくは、その長さに沿って、下方素子の内側表面に対向して設け得る。その長さは、その地点での中空内部の長さ未満であり得る。素子の一方の側と他方の側との間の間隙を、その一方又は両方に、並びに/或いは、1つ又はそれよりも多くの中間場所に設け得る。
1つ又はそれよりも多くの流体流素子は、1つ又はそれよりも多くのリブ又は他の突起を含み得る。それらの1つ又はそれよりも多くの流体流素子のうちの1つ又はそれよりも多くの流体流素子は、入口及び/又は出口、及び/又は、中空内部との入口の接合部、及び/又は、中空内部との出口の接合部に対して径方向に延び得る。1つ又はそれよりも多くの流体流素子は、1つ又はそれよりも多くの異なる長さ、及び/又は、幅、及び/又は、高さ、及び/又は、プロファイルの流体流素子を含み得る。圧縮素子の下方表面の内側表面に1つ又はそれよりも多くの流体流素子を設け得る。
圧縮素子の中心と圧縮素子の周辺との間に入口を設け得る。中心と周辺との間の道程の40%〜60%の間に入口を設け得る。圧縮素子の中心と圧縮素子の周辺との間に出口を設け得る。中心と周辺との間の道程の40%〜60%の間に出口を設け得る。入口及び出口を互いに等しい位置に設け得る。入口及び出口を互いに近接して、例えば、互いに30cm内に設け得る。
流体は、気体、具体的には、空気であり得る。
1つ又はそれよりも多くの流体流素子は、圧縮素子の下方表面の全ての内側表面に亘る流体流の分配をもたらし得る。
装置は、副生成物から金属を分離する分離器であり得る。副生成物から金属を分離する分離器は、ドロスプレスであり得る。
囲壁(enclosure)は、後壁と、側壁と、屋根(ルーフ)と、前壁とを有し得る。前壁は、1つ又はそれよりも多くのドアであり得るし、或いは、そのようなドアを含み得る。
囲壁は、具体的には、その屋根に、1つ又はそれよりも多くの孔を備え得る。それらの孔のうちの1つ又はそれよりも多くの孔は、囲壁の外側に設けられるアクチュエータの1つ又はそれよりも多くの部分のために、囲壁内への通路をもたらし得る。それらの孔のうちの1つ又はそれよりも多くの孔は、出口をもたらし得る。出口は、容器ユニットから生じる気体、及び/又は、例えば、容器ユニットから生じる微粒子材料、及び/又は、囲壁内の空気のためであり得る。空気を、例えば、ファンによって、出口を通じて囲壁から外に排気し得る。気体処理ユニットを1つ又はそれよりも多くの出口に接続し得る。微粒子物質収集ユニットを1つ又はそれよりも多くの出口に接続し得る。
圧縮素子は、プレスヘッドであり得る。圧縮素子は、下方表面と、上方表面とを含み得る。下方表面は、1つ又はそれよりも多くの下向きに延びる突起又は表面を有し得る。下方表面は、水平平面に対して、水平平面内の位置によって異なる下向きの広がり(downward extent)を有し得る。下向きの広がりにおける変化は、例えば、ドーム形状の下方表面をもたらすなどのためであり得る。ドームは、円形又は楕円形の周を有し得る。下向きの広がりにおける変化は、例えば、ピラミッド形状の下方表面をもたらすなどのためであり得る。下方表面は、反転ドームの形態にあり得る。下方表面は、反転ピラミッドの形態にあり得る。
圧縮素子は、容器の対向部分及び/又はその中の受入れ場所と部分的又は全体的に相補的な下方表面を有し得る。圧縮素子の下方表面の外側表面、特に、受入れ場所に対向する圧縮素子の下方表面の外側表面は、滑らかであり得る。圧縮素子の下方表面の外側表面、特に、受入れ場所に対向する圧縮素子の下方表面の外側表面は、1つ又はそれよりも多くの突起及び/又は凹部を備え得る。突起の1つ又はそれよりも多くは、リブの形態にあり得る。
圧縮素子の1つ又はそれよりも多くの部分、特に、下方表面は、使用中に副生成物と接触し得る。具体的には、それらは、使用中に、例えば、1つ又はそれよりも多くの部分と容器の内側表面との間で、副生成物を圧縮し得る。
圧縮素子は、当接表面を備え得る。アクチュエータを受け入れ且つ/或いはアクチュエータと協働するよう当接表面を構成し得る。直接的又は間接的にアクチュエータを受け入れ且つ/或いはアクチュエータと協働し得る。アクチュエータは、ラム(ram)を含み得る。当接表面を閉塞素子の上方表面の上に設け得る。
装置は、容器ユニットを受け入れ得る。
装置は、1つ又はそれよりも多くの、好ましくは、8個以上の容器ユニットを含むキットの一部であり得る。
容器ユニットは、1つ又はそれよりも多くの容器のための支持構造を含み得る。
支持構造は、容器を変形に対して支持するための1つ又はそれよりも多くの素子を含み得る。支持構造は、例えば、容器内への力の適用及び/又は容器内の副生成物の圧縮の間に、容器のプロファイルを維持し得る。
支持構造は、容器をある向きにおいて支持するための1つ又はそれよりも多くの素子を含み得る。支持構造は、容器をある表面に対するある向きに維持し得るし、且つ/或いは、容器を同一水準に維持し得る。支持構造は、共通の平面内に1つ又はそれよりも多くの支持表面をもたらし得る。その平面は、支持構造の他の部分よりも低い。
支持構造は、輸送及び/又は持上げの間に容器を支持するための1つ又はそれよりも多くの素子を含み得る。支持構造は、例えば、持上げ装置との解放可能に係合によって、持上げ場所をもたらす1つ又はそれよりも多くの素子を含み得る。1つ又はそれよりも多くの持上げ場所は、平面的な表面を含み得る。平面的な表面は、チューブ又はスリーブのような、中空素子の内部表面であり得る。
容器を皿形に凹ませ得る。容器は、その中心に最大の深さを有し得る。容器は、平面図において、円形のプロファイルを有し得る。容器は、中心線に沿って、その最大の深さを有し得る。容器は、平面図において、楕円形のプロファイルを有し得る。楕円形は、曲線又は直線の側部を有し得る。
容器の内側表面は、滑らかであってもよい。容器の内側表面は、1つ又はそれよりも多くの突起及び/又は凹部を備え得る。突起の1つ又はそれよりも多くは、リブの形態にあり得る。
容器ユニットのために閉塞素子を設け得る。使用中、閉塞素子を容器ユニットの上に設け得る。閉塞素子は、下方表面と、上方表面とを含み得る。下方表面は、1つ又はそれよりも多くの下向きに延びる突起又は表面を有し得る。下方表面は、水平平面に対して、水平平面内の位置によって異なる下向きの広がりを有し得る。下向きの広がりにおける変化は、下方表面の上に1つ又はそれよりも多くのドームをもたらすなどのためであり得る。ドームは、円形又は楕円形の周を有し得る。下向きの広がりにおける変化は、下方表面の上に1つ又はそれよりも多くのピラミッドをもたらすなどのためであり得る。下向きの広がりにおける変化は、下方表面の上に1つ又はそれよりも多くの楔(wedges)などのためであり得る。下方表面は、1つ又はそれよりも多くの反転ドームの形態にあり得る。下方表面は、1つ又はそれよりも多くの反転ピラミッドの形態にあり得る。下方表面は、1つ又はそれよりも多くの反転楔の形態にあり得る。
閉塞素子の1つ又はそれよりも多くの部分、特に、下方表面は、使用中に副生成物と接触し得る。具体的には、それらは副生成物と容器ユニット及び/又は閉塞素子の1つ又はそれよりも多くの部分との間の熱移転をもたらし得る。
閉塞素子は、輸送及び/又は持上げ中に閉塞素子を支持するための1つ又はそれよりも多くの素子を含み得る。閉塞素子は、例えば、持上げ装置との解放可能な係合によって、持上げ場所をもたらす、1つ又はそれよりも多くの素子を含み得る。1つ又はそれよりも多くの持上げ場所は、平面的な表面を含み得る。平面的な表面は、チューブ又はスリーブのような中空部品の内部表面であり得る。持上げ場所を閉塞素子の上方表面の上に設け得る。
容器ユニットは、接触表面を含み得る。閉塞素子は、第二の接触表面を含み得る。
接触表面は、受入れ場所の全周の周りに延在し得る。接触表面を容器の縁部に、及び/又は、受入れ場所の縁部に、及び/又は、容器の縁部と受入れ場所の縁部との中間に設け得る。接触表面は、平面的な表面であり得る。接触表面は、水平±10°であり得る。接触表面は、例えば、受入れ場所により近い部分が受入れ場所からより遠い部分よりも低い状態で、傾斜し得る。接触表面は、平面図において、環状であり得る。接触表面は、平面図において、例えば、直線又は曲線の側部を備えた、楕円形であり得る。
第二接触表面は、受入れ場所の全周の周りに延在し得る。第二接触表面を閉塞素子の縁部に、特に、その下方表面に、及び/又は、受入れ場所の縁部に、及び/又は、閉塞素子の縁部と受入れ場所の縁部との中間に設け得る。第二接触表面は、平面的な表面であり得る。第二接触表面は、水平±10°であり得る。例えば、受入れ場所により近い部分が受入れ場所からより遠い部分よりも低い状態で、第二接触表面を傾け得る。第二接触表面は、平面図において、環状であり得る。第二接触表面は、平面図において、直線又は曲線の側部を備える楕円形であり得る。
接触表面及び第二接触表面は、相補的なプロファイルを有し得る。接触表面及び第二接触表面は、対応する形状及び/又は構造及び/又は寸法を有し得る。
接触表面及び第二接触表面は、装置の環境から受入れ場所内への気体の流れに対する制限をもたらし得る。接触表面及び第二接触表面は、装置の環境から受入れ場所内への気体の流れに対して受入れ場所を封止し得る。気体は、空気であり得る。気体は、酸素を含み得る。
接触表面及び第二接触表面は、互いに直接的に当接し合い得る。接触表面及び第二接触表面は、互いに間接的に当接し合い得る。例えば、1つ又はそれよりも多くの部品を接触表面及び/又は第二接触表面内に設け得るし、それらは互いに接触し合い且つ/或いは対向する接触表面と接触し得る。1つ又はそれよりも多くの介在物(agents)を接触表面と第二接触表面との間に及び/又はそれらに近接して設け得る。1つ又はそれよりも多くの介在物は、受入れ場所内からの金属であり得る。
容器の内側は、1つ又はそれよりも多くの通孔を備え得る。1つ又はそれよりも多くの通孔は、通路又は室(チャンバ)に至り得る。通路又は室を支持構造内に及び/又は容器の下に設け得る。
第一状態において、受入れ場所(receiving location)を晒し得る。
第二状態において、接触は、装置の環境から受入れ場所内への気体の流れに対する制限をもたらし、且つ/或いは、装置の環境から受入れ場所内への気体の流れに対して受入れ場所を封止し得る。
閉塞素子の1つ又はそれよりも多くの部分は、1つ又はそれよりも多くの支持場所をもたらし得る。1つ又はそれよりも多くの支持場所は、装置の上に設けられる更なる装置、特に、その更なる支持構造を支持し得る。容器の1つ又はそれよりも多くの部分、特に、支持構造は、1つ又はそれよりも多くの支持場所をもたらし得る。1つ又はそれよりも多くの支持場所は、装置の下に設けられる更なる装置、特に、その閉塞素子と接触し得る。
本発明の第一及び/又は第二及び/又は第三の特徴は、本記載及び/又は他の特徴を含め、ここに提示する機能、選択肢、又は、可能性のいずれかを含み得る。
第四の特徴によれば、本発明は、溶融金属処理副生成物を取り扱う方法を提供し、当該方法は、
装置を提供することを含み、
装置は、
囲壁、
圧縮素子、
圧縮素子に接続されるアクチュエータ、
コントローラ、及び、
検出器を含み、
当該方法は、
容器ユニット内で分離されるべき金属と副生成物とを提供すること、
囲壁内に容器を提供すること、及び、
容器ユニット内で副生成物を圧縮するために圧縮素子を移動することを含み、
コントローラは、検出器から信号を受信し、制御信号を装置の1つ又はそれよりも多くの部品にもたらすことを含む。
第五の特徴によれば、本発明は、溶融金属処理副生成物を取り扱うための装置を提供し、
当該装置は、
囲壁、
圧縮素子、
圧縮素子に接続されるアクチュエータ、
コントローラ、及び、
検出器を含み、
囲壁は、使用中、分離されるべき金属と副生成物とを収容し、
圧縮素子は、使用中、容器内の副生成物を圧縮し、
コントローラは、検出器から信号を受信し、制御信号を当該装置の1つ又はそれよりも多くの部品にもたらす。
制御信号は、装置の1つ又はそれよりも多くの部品の作動を阻止し得る。制御信号は、ドアの作動を阻止し得る。制御信号は、アクチュエータの作動を阻止し得る。制御信号は、圧縮素子の作動を阻止し得る。
制御信号は、装置の1つ又はそれよりも多くの部品の作動を許容し得る。制御信号は、ドアの作動を許容し得る。制御信号は、アクチュエータの作動を許容し得る。制御信号は、圧縮素子の作動を許容し得る。
部品は、ドア、圧縮素子、アクチュエータ、及び、ファンのような流体排出装置の1つ又はそれよりも多くであり得る。
検出器は、送信装置と、送信の、例えば、光の検出器との組み合わせであり得る。検出器は、送信の存在及び/又は中断を検出し得る。検出器は、例えば、ある部分が存在し得る或いは存在し得ない位置の範囲を検出するために、複数の検出器を含み得る。
異なる値を検出するために、複数の検出器を設け得る。異なる値のうちの2つ又はそれよりも多くの値を検出するために、それらの検出器のうちの1つ又はそれよりも多くの検出器を提供し得る。それらの値は、容器ユニット位置、及び/又は、高さ、及び/又は、ドア平面を通じて延びる構造の存在、及び/又は、アクチュエータ位置、及び/又は、圧縮素子位置、及び/又は、容器ユニットから出る1つ又はそれよりも多くの材料、好ましくは、固体材料及び/又は液体材料に関し得る。容器ユニットから出る1つ又はそれよりも多くの材料は、溶融金属を含み得る。1つ又はそれよりも多くの材料は、容器ユニットの頂部と圧縮素子の底部との間で容器ユニットから出ることができる。
当該方法は、容器ユニットを持ち上げることを含み得る。
当該方法は、容器ユニット上の容器に副生成物を充填することを含み得る。
当該方法は、装置のドアを開くことを含み得る。
当該方法は、容器ユニットを装置内に、特に、その囲壁内に前進させることを含み得る。当該方法は、持上げ装置の一部を装置内に、特に、その囲壁内に前進させることを含み得る。当該方法は、容器ユニットをその上に備える持上げ装置の一部を装置内に、特に、その囲壁内に前進させることを含み得る。当該方法は、容器ユニットを装置内の支持表面の上に配置することを含み得る。当該方法は、持上げ装置の前記部分を装置から引き抜くことを含み得る。
当該方法は、容器ユニットの位置を確認することを含み得る。当該方法は、装置に対するX軸上の容器ユニットの位置に関して、装置の幅を横断する位置のような容器ユニットの位置を確認することを含み得る。当該方法は、装置に対するY軸上の容器ユニットの位置に関して、装置の深さ内の位置のような容器ユニットの位置を確認することを含み得る。当該方法は、そのような装置に対するZ軸上の容器ユニットの位置に関して、容器ユニットの高さのような容器ユニットの位置を確認することを含み得る。容器ユニットの1つ又はそれよりも多くの部分の位置を確認することによって、容器ユニットの位置を確認し得る。
当該方法は、装置内に提供される容器ユニットの種類を確立することを含み得る。容器ユニットの1つ又はそれよりも多くの寸法及び/又は位置を確認することによって、その種類を確立し得る。容器ユニットの高さを確認することによって、その種類を確立し得る。
当該方法は、装置のドアを閉じることを含み得る。
当該方法は、アクチュエータを移動させることを含み得る。当該方法は、アクチュエータを支持表面及び/又は容器ユニットに向かって移動させることを含み得る。
当該方法は、圧縮素子を移動させることを含み得る。当該方法は、圧縮素子を支持表面及び/又は容器ユニットに向かって下向きに移動させることを含み得る。
当該方法は、副生成物を圧縮することを含み得る。当該方法は、容器ユニット内の副生成物を圧縮することを含み得る。
当該方法は、アクチュエータ及び/又は圧縮素子及び/又は容器ユニットに荷重を加えることを含み得る。ある期間に亘って荷重を維持し得る。ある期間に亘って荷重プロファイルを維持し得る。プロファイルは、荷重における1つ又はそれよりも多くの変化を含み得る。
特に、1つ又はそれよりも多くの材料、好ましくは、固体材料及び/又は液体材料が容器ユニットから出るのが検出されるならば、当該方法は、副生成物の圧縮を停止すること、及び/又は、支持表面から離れる方向に圧縮素子及び/又は容器ユニットを上に移動すること、及び/又は、アクチュエータ及び/又は圧縮素子及び/又は容器ユニットに加えられる荷重を減少し且つ/或いは除去することを含み得る。容器ユニットから出る1つ又はそれよりも多くの材料の検出は、好ましくは、同じ検出器、又は、例えばドアの平面に対する容器ユニット及び/又は持上げ装置の部分の位置を検出するために使用される検出器によって検出される。
当該方法は、アクチュエータを再び移動させることを含み得る。当該方法は、アクチュエータを支持表面及び/又は容器ユニットから離れる方向に上に移動させることを含み得る。
当該方法は、圧縮素子を再び移動させることを含み得る。当該方法は、圧縮素子を支持表面及び/又は容器ユニットから離れる方向に上に移動させることを含み得る。
当該方法は、装置のドアを開くことを含み得る。
当該方法は、持上げ装置の一部を装置内に、特に、その囲壁内に前進させることを含み得る。当該方法は、容器ユニットを装置内の支持表面から離れる方向に持ち上げることを含み得る。当該方法は、容器ユニットをその上に備える持上げ装置の一部を装置から、特に、その囲壁から引き抜くことを含み得る。
当該方法は、容器ユニットを、例えば、貯蔵場所で、ある表面の上に配置することを含み得る。
当該方法は、例えば、持上げ装置を使用して、閉塞素子を持ち上げることを含み得る。当該方法は、閉塞素子を容器ユニットの上に配置することを含み得る。当該方法は、閉塞素子を持上げ装置から切り離すことを含み得る。
当該方法は、好ましくは閉塞素子を備える容器ユニットを、冷却場所に残すことを含み得る。所定の期間に亘って、及び/又は、あるレベルの冷却が達成されるまで、及び/又は、温度が温度閾値より下になるまで、容器ユニットを残し得る。
容器ユニットを装置内に前進させるとき、及び/又は、持上げ装置の一部を装置内に前進させるとき、コントローラは、ドア作動及び/又はアクチュエータ作動及び/又は圧縮素子作動を阻止し得る。容器ユニットを装置内の支持表面の上に配置するとき、及び/又は、容器ユニットを装置内の支持表面から取り除くとき、コントローラは、ドア作動及び/又はアクチュエータ作動及び/又は圧縮素子作動を阻止し得る。持上げ装置の一部がドアの平面の内側にあるとき、コントローラは、ドア作動及び/又はアクチュエータ作動及び/又は圧縮素子作動を阻止し得る。持上げ装置の一部を装置から引き抜くとき、コントローラは、ドア作動及び/又はアクチュエータ作動及び/又は圧縮素子作動を阻止し得る。
持上げ装置の一部が装置から引き抜かれたとき、コントローラは、ドア作動及び/又はアクチュエータ作動及び/又は圧縮素子作動を許容し得る。1つ又はそれよりも多くの確認を許容の条件とし得る。
容器ユニットの位置が正しくないとき、コントローラは、ドア作動及び/又はアクチュエータ作動及び/又は圧縮素子作動を防止し得る。装置に対するX軸上の容器ユニットの位置及び/又は装置に対するY軸上の容器ユニットの位置及び/又はそのような装置に対するZ軸上の容器ユニットの位置に関して、その位置を考慮し得る。
容器ユニットの位置が正しいとき、コントローラは、ドア作動及び/又はアクチュエータ作動及び/又は圧縮素子作動を許容し得る。1つ又はそれよりも多くの確認を許容の条件とし得る。
コントローラは、装置内に設けられる容器ユニットの種類を確立し得る。容器ユニットの部分の1つ又はそれよりも多くの寸法及び/又は位置を確認することによって、コントローラを確立し得る。
コントローラは、アクチュエータ及び/又は圧縮素子が容器ユニットから持ち上げられる前に、及び/又は、アクチュエータ及び/又は圧縮素子が休止位置に戻される前に、装置のドアの開放を阻止し得る。
コントローラは、アクチュエータ及び/又は圧縮素子が容器ユニットから持ち上げられた後に、及び/又は、アクチュエータ及び/又は圧縮素子が休止位置に戻された後に、装置のドアの開放を許容し得る。1つ又はそれよりも多くの他の確認を許容の条件とし得る。
容器ユニットから出る材料が検出されるとき、コントローラは、ドア作動及び/又はアクチュエータ作動及び/又は圧縮素子作動を阻止し得る。
容器ユニットから出る材料が検出されないとき、コントローラは、ドア作動及び/又はアクチュエータ作動及び/又は圧縮素子作動を許容し得る。
当該装置は、副生成物から金属を分離する分離器であり得る。副生成物から金属を分離する分離器は、ドロスプレスであり得る。
囲壁は、後壁と、側壁と、屋根と、前壁とを有し得る。前壁は、1つ又はそれよりも多くのドアであり得るし、或いは、1つ又はそれよりも多くのドアを含み得る。
囲壁は、特に、その屋根に、1つ又はそれよりも多くの孔を備え得る。それらの孔のうちの1つ又はそれよりも多くの孔は、囲壁内への囲壁の外側に設けられるアクチュエータの1つ又はそれよりも多くの部分のための通路をもたらし得る。それらの孔のうちの1つ又はそれよりも多くの孔は、出口をもたらし得る。出口は、容器ユニットから生じる気体、及び/又は、例えば、容器ユニットから生じる微粒子材料、及び/又は、囲壁内の空気のためにあり得る。例えば、ファンによって、出口を通じて囲壁から空気を引き抜き得る。気体処理ユニットを1つ又はそれよりも多くの出口に接続し得る。微粒子材料収集ユニットを1つ又はそれよりも多くの出口に接続し得る。
圧縮素子は、プレスヘッドであり得る。圧縮素子は、下方表面と、上方表面とを含み得る。下方表面は、1つ又はそれよりも多くの下向きに延びる突起又は表面を有し得る。下方表面は、水平平面に対して、水平平面によって位置の異なる下向きの広がりを有し得る。下向きの広がりにおける変化は、ドーム形状の下方表面をもたらすなどのためであり得る。ドームは、円形又は楕円形の周を有し得る。下向きの広がりにおける変化は、ピラミッド形状の下方表面をもたらすなどのためであり得る。下方表面は、反転ドームの形態にあり得る。下方表面は、反転ピラミッドの形態にあり得る。
圧縮素子は、容器及び/又はその中の受入れ部分の対向部分と部分的に或いは完全に相補的な下方表面を有し得る。圧縮素子の下方表面の外側表面、特に、受入れ場所に対向する圧縮素子の下方表面の外側表面は、滑らかであり得る。圧縮素子の下方表面の外側表面、特に、受入れ場所に対向する圧縮素子の下方表面の外側表面は、1つ又はそれよりも多くの突起及び/又は凹部を備え得る。突起の1つ又はそれよりも多くは、リブの形態にあり得る。
圧縮素子の1つ又はそれよりも多くのの部分、特に、下方表面は、使用中に、副生成物と接触し得る。特に、それらは、使用中に、例えば、1つ又はそれよりも多くの部分と容器の内側表面との間で副生成物を圧縮し得る。
圧縮素子は、当接表面を備え得る。アクチュエータを受け入れ且つ/或いはアクチュエータと協働するよう当接表面を構成し得る。直接的又は間接的にアクチュエータを受け入れ且つ/或いはアクチュエータと協働し得る。アクチュエータは、ラムを含み得る。囲壁の上方表面の上に当接表面を設け得る。
当該装置は、容器ユニットを受け入れ得る。
当該装置は、1つ又はそれよりも多くの、好ましくは、8個以上の容器ユニットの容器ユニットを含むキットの一部であり得る。
容器ユニットは、1つ又はそれよりも多くの容器のための支持構造を含み得る。
支持構造は、容器を変形に対して支持するための1つ又はそれよりも多くの素子を含み得る。支持構造は、例えば、容器内への力の適用及び/又は容器内の副生成物の圧縮の間に、容器のプロファイルを維持し得る。
支持構造は、容器をある向きにおいて支持するための1つ又はそれよりも多くの素子を含み得る。支持構造は、容器を表面に対するある向きにおいて維持し得るし、且つ/或いは、容器を同一水準に維持し得る。支持構造は、共通の平面内に1つ又はそれよりも多くの支持表面をもたらし得る。その平面は、支持構造の他の部分よりも低い。
支持構造は、輸送及び/又は持上げの間に容器を支持するための1つ又はそれよりも多くの素子を含み得る。支持構造は、例えば、持上げ装置との解放可能な係合によって、持上げ場所をもたらす、1つ又はそれよりも多くの素子を含み得る。1つ又はそれよりも多くの持上げ場所は、平面的な表面を含み得る。平面的な表面は、チューブ又はスリーブのような中空部品の内部表面であり得る。
容器を皿形に凹ませ得る。容器は、その中心に最大の深さを有し得る。容器は、平面図において、円形のプロファイルを有し得る。容器は、中心線に沿って、その最大の深さを有し得る。容器は、平面図において、楕円形のプロファイルを有し得る。楕円形は、曲線又は直線の側部を有し得る。
容器の内側表面は、滑らかであり得る。容器の内側表面は、1つ又はそれよりも多くの突起及び/又は凹部を備え得る。それらの突起のうちの1つ又はそれよりも多くの突起は、リブの形態にあり得る。
容器ユニットのために閉塞素子を設け得る。閉塞素子を使用中に容器ユニットの上に設け得る。閉塞素子は、下方表面と、上方表面とを含み得る。下方表面は、1つ又はそれよりも多くの下向きに延びる突起又は表面を有し得る。下方表面は、水平平面に対して、水平平面によって位置の異なる下向きの広がりを有し得る。下向きの広がりにおける変化は、下方表面の上に1つ又はそれよりも多くのドームをもたらすなどのためであり得る。ドームは、円形又は楕円形の周を有し得る。下向きの広がりにおける変化は、下方表面の上に1つ又はそれよりも多くのピラミッドをもたらすなどのためであり得る。下向きの広がりにおける変化は、下方表面の上に1つ又はそれよりも多くの楔をもたらすなどのためであり得る。下方表面は、1つ又はそれよりも多くの反転ドームの形態にあり得る。下方表面は、1つ又はそれよりも多くの反転ピラミッドの形態にあり得る。下方表面は、1つ又はそれよりも多くの反転楔の形態にあり得る。
閉塞素子の1つ又はそれよりも多くの部分、特に、下方表面は、使用中に、副生成物と接触し得る。特に、それらは、副生成物と容器ユニット及び/又は閉塞素子の1つ又はそれよりも多くの部分との間の熱移転をもたらし得る。
閉塞素子は、輸送及び/又は持上げ中に閉塞素子を支持するための1つ又はそれよりも多くの素子を含み得る。閉塞素子は、例えば、持上げ装置との解放可能な係合によって、持上げ場所をもたらす、1つ又はそれよりも多くの素子を含み得る。1つ又はそれよりも多くの持上げ場所は、平面的な表面を含み得る。平面的な表面は、チューブ又はスリーブのような中空部品の内部表面であり得る。閉塞素子の上方表面の上に持上げ場所を設け得る。
容器ユニットは、接触表面を含み得る。閉塞素子は、第二接触表面を含み得る。
接触表面は、受入れ場所の全周の周りに延在し得る。接触表面を、容器の縁部に、及び/又は、受入れ場所の縁部に、及び/又は、容器の縁部と受入れ場所の縁部との中間に設け得る。接触表面は、平面的な表面であり得る。接触表面は、水平±10°であり得る。例えば、受入れ場所により近い部分が受入れ場所により遠い部分より下にある状態で、接触表面を傾け得る。接触表面は、平面図において、環状であり得る。接触表面は、平面図において、例えば、直線側部又は曲線側部を備える、楕円形であり得る。
第二接触表面は、受入れ場所の全周の周りに延在し得る。第二接触表面を閉塞素子の縁部に、特に、その下方表面に、及び/又は、受入れ場所の縁部に、及び/又は、閉塞素子の縁部と受入れ場所の縁部との中間に設け得る。第二接触表面は、平面的な表面であり得る。第二接触表面は、水平±10°であり得る。例えば、受入れ場所により近い部分が受入れ場所からより遠い部分よりも低い状態で、第二接触表面を傾け得る。第二接触表面は、平面図において、環状であり得る。第二接触表面は、平面図において、直線又は曲線の側部を備える楕円形であり得る。
接触表面及び第二接触表面は、相補的なプロファイルを有し得る。接触表面及び第二接触表面は、対応する形状及び/又は構造及び/又は寸法を有し得る。
接触表面及び第二接触表面は、装置の環境から受入れ場所内への気体の流れに対する制限をもたらし得る。接触表面及び第二接触表面は、装置の環境から受入れ場所内への気体の流れに対して受入れ場所を封止し得る。気体は、空気であり得る。気体は、酸素を含み得る。
接触表面及び第二接触表面は、互いに直接的に当接し合い得る。接触表面及び第二接触表面は、互いに間接的に当接し合い得る。例えば、1つ又はそれよりも多くの部品を接触表面及び/又は第二接触表面内に設け得るし、それらは互いに接触し合い且つ/或いは対向する接触表面と接触し得る。1つ又はそれよりも多くの介在物を接触表面と第二接触表面との間に及び/又はそれらに近接して設け得る。1つ又はそれよりも多くの介在物は、受入れ場所内からの金属であり得る。
容器の内側は、1つ又はそれよりも多くの通孔を備え得る。1つ又はそれよりも多くの通孔は、通路又は室に至り得る。通路又は室を支持構造内に及び/又は容器の下に設け得る。
第一状態では、受入れ場所を晒し得る。
第二状態では、接触は、装置の環境から受入れ場所内への気体の流れに対する制限をもたらし得るし、且つ/或いは、装置の環境から受入れ場所内への気体の流れに対して受入れ場所を封止し得る。
閉塞素子の1つ又はそれよりも多くの部分は、1つ又はそれよりも多くの支持場所をもたらし得る。1つ又はそれよりも多くの支持場所は、装置の上に設けられる更なる装置、特に、その更なる支持構造を支持し得る。容器の1つ又はそれよりも多くの部分、特に、支持構造は、1つ又はそれよりも多くの支持場所をもたらし得る。1つ又はそれよりも多くの支持場所は、装置の下に設けられる更なる装置、特に、その閉塞素子と接触し得る。
本発明の第四及び/又は第五の特徴は、その記載及び/又は他の特徴を含め、ここに提示される機能、選択肢、又は、可能性のいずれかを含み得る。
第六の特徴によれば、本発明は、溶融金属処理副生成物を取り扱う方法を提供し、当該方法は、
装置を提供することを含み、
装置は、
囲壁、
圧縮素子、及び、
圧縮素子に接続されるアクチュエータを含み、
囲壁は、1つ又はそれよりも多くの空気入口と、1つ又はそれよりも多くの空気出口とを備え、空気流が、第一送り場所を通って囲壁内に至り、囲壁から出て第一排出場所に至り、
圧縮素子は、流体流供給部への1つ又はそれよりも多くの接続部を備え、流体流が第二送り場所を通って囲壁内に至り、圧縮素子及び囲壁から出て第二排出場所に至り、
当該方法は、
容器ユニット内で分離されるべき金属と副生成物とを提供すること、
囲壁内に容器ユニットを提供すること、
容器ユニット内の副生成物を圧縮するために圧縮素子を移動すること、
圧縮素子内への流体流をもたらすこと、及び、
1つ又はそれよりも多くの空気入口から1つ又はそれよりも多くの空気出口へ空気流をもたらすことを含み、
流体流は、圧縮素子のための冷却をもたらし、
第一送り場所と第一排出場所との間の空気流は、第二送り場所と第二排出場所との間の流体流と物理的に別個である。
第七の特徴によれば、本発明は、溶融金属処理副生成物を取り扱う装置を提供し、副生成物から金属を分離する分離器を含み、
分離器は、
囲壁、
圧縮素子、及び、
圧縮素子に接続されるアクチュエータを含み、
囲壁は、1つ又はそれよりも多くの空気入口と、1つ又はそれよりも多くの空気出口とを備え、空気流経路が、送り場所から囲壁内に通り、囲壁から出て第二排出場所に至り、
圧縮素子は、流体流供給部への1つ又はそれよりも多くの接続部を備え、流体流経路が第二送り場所から囲壁及び圧縮素子内に至り、圧縮素子及び囲壁から出て第二排出場所に至り、
第一送り場所と第一排出場所との間の空気流経路は、第二送り場所と第二排出場所との間の流体流経路と物理的に別個である。
1つ又はそれよりも多くの空気入口は、囲壁内の間隙又は孔であり得る。1つ又はそれよりも多くの空気入口を、囲壁の高さの上方の4分の1内に設け得る。1つ又はそれよりも多くの空気入口を、囲壁の高さの下方の4分の1内に設け得る。1つ又はそれよりも多くの空気入口を、囲壁へのドアより上に設け得る。1つ又はそれよりも多くの空気入口を、囲壁へのドアより下に設け得る。
1つ又はそれよりも多くの空気出口を、1つ又はそれよりも多くの空気入口に対する囲壁の反対側に設け得る。
1つ又はそれよりも多くの入口は、導管、好ましくは、単一の導管への入口であり得る。入口のうちの1つ又はそれよりも多くの入口を、囲壁の屋根を含む囲壁の高さの上方の4分の1内に設け得る。
ブロアのような空気移動体によって空気流を生成し且つ/或いは増大し得る。ブロアを囲壁の前後の空気流経路内に設け得る。
第一送り場所は、囲壁の外側の場所であり得る。より好ましくは、第一送り場所は、囲壁を設ける建物の外側の場所である。第一送り場所は、どの建物の外側であってもよい。
囲壁は、第一の高さにある少なくとも1つの入口と、第二の高さにある少なくとも1つの入口とを有し得る。これらの入口を通じる空気流は、囲壁内で混合し得る。空気流は、囲壁内の1つ又はそれよりも多くの構造の周りを通り、それらの構造は、圧縮素子と、容器ユニットと、副生成物と、囲壁の壁と、アクチュエータと、流体流経路を定める導管のうちの1つ又はそれよりも多くの導管とを潜在的に含む。
空気流を囲壁内の1つ又はそれよりも多くの領域に提供し得るのが好ましい。1つ又はそれよりも多くの上方入口を通じて囲壁に進入する空気流の割合は、1つ又はそれよりも多くの下方入口を通じて囲壁に進入する空気流の割合よりも高い。下方間隙を通過する空気の容量に対する上方間隙を通過する空気の容量の比率は、1.5対1を超え、好ましくは、1.75対1を超え、より好ましくは、2.5対1を超え、理想的には、3.5対1を超える。
空気流の速度は、囲壁内の1つ又はそれよりも多くの領域のためにより高くあり得る。空気流の速度は、囲壁の下方部分よりも囲壁の上方部分でより高くあり得る。1つ又はそれよりも多くの上方入口内の空気流の速度は、1つ又はそれよりも多くの下方入口内の空気流の速度の少なくとも2倍、好ましくは、少なくとも3倍、より好ましくは、少なくとも4倍、理想的には、少なくとも5倍であり得る。
囲壁と第一排出場所との間の空気流経路を定めるために、1つ又はそれよりも多くの導管を設け得る。単一の導管が好ましい。
空気流は、囲壁内に存在するダスト(粉塵)及び/又は1つ又はそれよりも多くの更なる気体を収集し、且つ/或いは、ダスト及び/又は1つ又はそれよりも多くの更なる気体を第一排出場所に向かって運搬し得る。ダスト及び/又は1つ又はそれよりも多くの更なる気体をダスト収集ユニット及び/又は空気流処理ユニット及び/又はオフガス処理ユニットに進め得る。ダスト収集ユニット及び/又は空気流処理ユニット及び/又はオフガス処理ユニットを空気流路に沿って第二排出場所の後に設け得る。
第一排出場所は、囲壁の外側の場所であり得る。より好ましくは、第一排出場所は、囲壁を設ける建物の外側の場所である。第一排出場所は、どの建物の外側であってもよい。
流体流は、更なる空気流であり得る。
圧縮素子は、1つ又はそれよりも多くの流体入口を備え得る。1つ又はそれよりも多くの流体入口を圧縮素子の上方表面に設け得る。1つ又はそれよりも多くの流体出口を圧縮素子の上方表面に設け得る。1つ又はそれよりも多くの入口を流体出口のうちの1つ又はそれよりも多くの出口と反対の圧縮素子の側に設け得る。
ブロアのような流体移動体によって流体流を生成し且つ/或いは増大し得る。ブロアを圧縮素子の前及び/又は後で流体経路内に設け得る。
第二送り場所は、囲壁の外側の場所であり得る。より好ましくは、第二送り場所は、囲壁を設ける建物の外側である。第二送り場所は、どの建物の外側であってもよい。
第一送り場所及び第二送り場所は、同じであっても異なっていてもよい。第一排出場所及び第二排出場所は、異なっていても同じであってもよい。
第二送り場所と圧縮素子との間に及び/又は圧縮素子と第二排出場所との間に流体流経路を定めるために、1つ又はそれよりも多くの導管を設け得る。1つ又はそれよりも多くの可撓な導管によって圧縮素子に接続し得る。
好ましくは、流体流は、囲壁内に存在するダスト及び/又は1つ又はそれよりも多くの更なる気体を収集せず、且つ/或いは、ダスト及び/又は1つ又はそれよりも多くの更なる気体を第二排出導管に向かって運搬しない。
好ましくは、流体流は、第二送り場所と第二排出場所との間で、囲壁及び/又は囲壁の環境内の如何なるダスト及び/又は更なる気体からも物理的に別個に維持される。
第二排出場所は、囲壁の外側の場所であり得る。より好ましくは、第二排出場所は、囲壁を設ける建物の外側の場所であり得る。第二排出場所は、どの建物の外側であってもよい。
空気流経路及び流体流経路を、第二送り場所から圧縮素子内に流体流を運ぶ導管の壁によって、及び/又は、圧縮素子によって、及び/又は、圧縮素子と第二排出場所との間の導管の壁によって、物理的に分離し得る。
空気流経路及び流体流経路を、圧縮素子及び/又は囲壁から第一排出場所に至る導管によって、物理的に分離し得る。
本発明の第六及び/又は第七の特徴は、本記載及び/又は他の特徴を含む、ここに提示する機能、選択肢、又は、可能性のいずれかを含み得る。
添付の図面を参照して、ほんの一例としてだけ、本発明の様々な実施態様を記載する。
本発明に従ったドロスプレスヘッドの第一実施態様を示す平面図である。 図1のドロスプレスヘッドを示す側断面図である。 図1のドロスプレスヘッドを示す平断面図である。 本発明に従ったドロスプレスヘッドの第二実施態様を示す平面図である。 図4のドロスプレスヘッドを示す側断面図である。 図4のドロスプレスヘッドを示す側断面図である。 本発明のある実施態様に従ったドロスプレスを示す概略図である。 ドアが閉じられた状態の図7のドロスプレスを示す概略図である。 第一容器ユニットが内部に装填された状態の図7a及び7bのドロスプレスを示す概略図である。 第二の異なる容器ユニットが内部に装填された状態の図7a及び7bのドロスプレスを示す概略図である。 閉塞素子を備える容器ユニットを示す概略図である。 本発明のある実施態様における囲壁を通じる空気流を示す側断面図である。 本発明のある実施態様に従った圧縮素子を通じる流体流を示す側断面図である。
炉内での溶融アルミニウムの生成を含む一次運転及び二次運転の間、スラグ又はドロスが溶融金属の表面の上に生じる。ドロスは、供給材料の処理から生じる様々な廃棄成分を含む。廃棄成分と同様に、ドロスは、有意なアルミニウム分も含む。結果的に、炉内での取扱いの後に、アルミニウムストリーム及びドロスストリームが分離されるとき、ドロスストリームはドロスプレスに送られることが多い。
ドロスプレスは、ドロスのための容器ユニットと、ドロス内に押し込まれるプレスヘッドとを提供する。そのような構成は、GB2314090に示されている。ドロスに加えられる機械的な力は、依然として溶融されているアルミニウムをドロスから容器ユニットの外に押し出し、故に、そのアルミニウムを更なるアルミニウムストリームとして回収する。
既存の設計は、それらがドロスを冷却する速度に関する制約についての問題に直面する。冷却の速度は、ドロス処理の高いスループットを得ることにおいて、並びに、回収される有用金属の量を最大限化する点において重要である。既存の設計は、それらの制御システムの効率及び多用性に関する制約も有する。
冷却
図1には、プレスヘッド1の1つの実施態様の上からの平面図が提供されている。プレスヘッド1は、実質的に平面的な上方表面3と、中心チューブ5とを含み、プレスヘッドを上下に移動するためのアクチュエータ(図示せず)が中心チューブ5の位置に設けられる。チューブ5を通じるピン7は、プレスヘッド1がアクチュエータに対して旋回させられるのを可能にする。4つのブレース(筋交い)9がチューブ5から径方向に延び、プレスヘッド1を強化している。プレスヘッド1は、2つのループ(環)11を備え、組立てや保守等の間にプレスヘッド1を持ち上げるために、ループ11を使用し得る。
上方表面3の上に同様に設けられているのは、空気パイプ(図示せず)への接続のための取付部13である。空気パイプは、ドロスプレスの外側に接続される。取付部13の一方は、プレスヘッド1内への入口15をもたらす。他の取付部13は、プレスヘッド1からの出口17をもたらす。入口15及び出口17は、プレスヘッド1の内側を通じて冷却空気を流動させるために使用される。
空気はドロスプレスの周りの環境から取り込まれ、空気パイプを通じてプレスヘッド1に送られ、空気パイプに沿ってプレスヘッド1から出され、且つ、ドロスプレスの環境に戻されるので、空気はドロスプレス1の内側の空気及びダスト(粉塵)と接触しない。結果的に、微粒子材料がプレスヘッド1に進入し且つ時間の経過と共に流れを妨げる危険性が回避される。加えて、プレスヘッド1から出る空気は、ドロスプレスからのダスト及び/又はオフガスで汚染されず、よって、プレスヘッドから出る空気がドロスプレスの環境に戻される前に、プレスヘッドから出る空気を処理する必要はないか、或いは、その必要は最小である。そのようなダスト及びオフガスと接触する環境からドロスプレス囲壁内への何れの空気流も、囲壁上の出口並びに適切なダスト及び/又はオフガス処理ユニットを通じて別個に取り扱われる。
図2及び図3の断面図は、プレスヘッド1内の空気流を例示している。
プレスヘッド1は、ドーム形状である下方表面19を有する。下方表面19は、そこから延びる突起21を有する。この実施態様において、これらはプレスヘッド1内に一対のX形状の突起21を形成する。他の突起構造も可能である。
プレスヘッド1は、内側に中空部23を有する。中空部23は、上方バフル25を含み、上方バフル25は、入口15を通じて進入する空気を下方表面19の壁27の内側に向かって下向きに流れさせる。上方バフル25は、3mmの厚さのプレート(板)によってもたらされる。下方表面19は、使用中に殆どの熱を受け取るプレスヘッド1の部分であり、故に、冷却空気は、最大の効果を有するよう、最も高温の場所に向かって方向付けられる。
壁27は、その内側表面38の上に設けられた一連のリブ31の形態のバフルを有する。リブ31は、空気を入口15から外向きに放射させ、よって、プレスヘッド1の半分において壁27の全ての部分に達させる。リブは、内側表面38から25mmの高さであり、それらの頂部表面と上方バフル25の底部との間に25mmの間隙を有する。バフル33が入口半体を出口半体から分割するが、バフル33は、出口半体内への空気流を可能にするよう、両側に開口35を有する。出口17への逆流を制御するために、並びに、空気が出口半体内の内側表面33の全ての部分と接触することを保証するためにも、平面的な表面3の下の更なるバフルが使用される。
バフル構造の全体的な効果は、プレスヘッド1の最良の冷却をもたらすために、空気流を広く且つ最も高温の部分に方向付けることである。
図4は、プレスヘッド101の他の実施態様の上からの平面図を提示している。プレスヘッド101は、実質的に平面的な上方表面103と、2つのチューブ105とを含み、プレスヘッドを上下に移動するためのアクチュエータ(図示せず)が2つのチューブの場所に設けられる。チューブ105を通じるピン107が各場合において設けられ、プレスヘッド101がアクチュエータに対して旋回するのを可能にする。3つのブレース(筋交い)109が各チューブ105から径方向に延び、連結中心線リブ110と共に、プレスヘッド101を強化している。プレスヘッド101は、2つの対のループ(環)111を備え、組立てや保守等の間にプレスヘッド101を持ち上げるために、ループ111を使用し得る。
同様に上方表面103の上に設けられているのは、空気パイプ(図示せず)への接続のための取付部113である。空気パイプは、ドロスプレスの外側に接続される。取付部113の一方は、プレスヘッド101内への入口115をもたらす。他方の取付部113は、プレスヘッド101からの出口117をもたらす。入口115及び出口117は、プレスヘッド101の内側を通じて冷却空気を流動させるために使用される。
図5及び図6の断面図は、プレスヘッド101内の空気流を例示している。
プレスヘッド101は、ドーム形状の下方表面119を有する。下方表面119は、そこから突出する突起121を有する。この実施態様では、突起121は、プレスヘッド101の長軸に沿って端から端まで1つの末端を備え、プレスヘッド101に対して90°にある2つの突起121が、プレスヘッド101のより狭い幅に亘って延びている。他の突起構造も可能である。
プレスヘッド101は、内側に中空部123を有する。中空部123は、上方バフル125を含み、上方バフル125は、入口115を通じて進入する空気を、下方表面119の壁127の内側に向かって下向きに流動させる。下方表面119は、使用中に殆どの熱を受け取るプレスヘッド101の部分であり、よって、冷却空気は、最大限の効果を有するよう、最も高温の場所に向かって方向付けられる。
壁127は、内側表面133に設けられる一連のリブ131の形態のバフルを有する。リブ131は、空気を入口115から外向きに放射させ、よって、プレスヘッド101の半分における壁127の全ての部分に到達させる。バフル138が入口半体を出口半体から分割するが、出口半体内への空気流を許容するよう、両側に開口135を有する。出口117への逆流を制御し、且つ、空気が出口半体内の内側表面138の全ての部分とも接触することを保証するために、平面的な表面103の下の更なるバフルが使用される。
バフル構造の全体的な効果は、プレスヘッド101の最良の冷却をもたらすために、空気流を広く方向付け、最も高温の部分に方向付けることである。
装填、プロセス、及び、取出し制御
ドロスプレス700のある実施例が図7に示されている。ドロスプレス700は、側壁702aと、更なる側壁702bと、ベース704と、ルーフ(屋根)706とを含む。後壁及び前壁708が構造を完成する。
ルーフ706には、ドロスプレス700の内側を通過する空気のための入口710がある。出口710は、ダスト及び/又はオフガス処理ユニット(図示せず)に通じる。ルーフ706には、開口もあり、アクチュエータ712は、開口を通じて、ドロスプレス700内に設けられるプレスヘッドに対して作用し得る。
前壁708は、ドア714を含む。ドア714は、前壁708内で上下に摺動する。図7に示すように、ドア714は、上昇位置にある。
この実施態様によれば、ドロスプレス700のための動作の順序は、以下の通りである。
先ず、容器ユニット30を提供する。容器ユニット30は、容器34のための支持構造32をもたらす。容器34は中央が最も深く、周辺がより浅い。容器34は、平面図において楕円形のプロファイルを有するが、他のプロファイルも使用し得る。
支持構造32は、フォークリフトトラックの持上げフォーク(図示せず)を受け入れるよう構成される一対の凹部38a,38bを含む。クレーンのような他の形態の持上げ車両及び/又は装置も使用し得るが、フォークリフトトラックが後の動作に最も適している。
一山のドロスを収容するために、容器ユニット30を装填場所に導く。ドロスを炉のような以前のプロセスから直接的に容器に装填し得る。
容器ユニット30は金属製であり、鋼合金の容器34を備える。それらの材料は1600℃を超える温度に耐え得る。容器ユニット30の環境への熱損失を促進するよう容器34を構成する。
ドロスを装填するや否や、フォークリフトトラックによって容器ユニット30を装填場所からドロスプレス700に運搬する。
ドロスプレス700のドア714を開放する。フォークリフトトラックが容器ユニット30を囲壁718内に前進させる。そうするときに、フォークリフトの一部及び/又は容器ユニット30が、開放ドア714の口を横断する光ビームを破断する。これはドロスプレス700のためにコントローラが予期する一連の事象を開始する。
フォークリフトトラックは、支持表面720の上に容器ユニット30を置き得る。
次に、フォークリフトトラックを容器ユニット30から切離し可能であり、フォークリフトトラックの全ての部分が囲壁718から出る。結果的に、コントローラはドアの口を横断する光がもはや破断されていないことを検出する。これは次のステップを引き起こす。
光ビームが回復されるまで、安全インターロックが適用され、それはドアが閉じるのを防止し且つ/或いはプレスヘッドが移動するのを防止する。後続のステップは、各確認において観察される正しい状況を条件として、自動的に進行する。
次のステップでは、容器ユニット30のレベル、好ましくは、容器34の頂部の周りの表面722に関する容器ユニット30のレベルを感知するために、更なる光ビームを使用する。検出されるレベルは、コントローラによって解釈され、囲壁718内に提供される容器ユニット30の種類の特定をもたらす。異なる種類の容器ユニット30及び/又はプレスヘッドのために、コントローラは、異なる形態及び/又は期間及び/又は順序のステップを適用する。具体的には、検出されるレベルは、プレスヘッドを容器ユニット30に向かって導くためにアクチュエータ712が経る動作の範囲における要因(factor)である。
図8a及び8bは、異なるレベルが適用される2つの状況を例示している。第1の場合では、より深い容器34が提供され、プレスヘッド800は、より深い容器34内への第1の程度の挿入を必要とする。図8bでは、より浅い容器34が設けられ、結果的に、より小さなプレスヘッド800が使用される。これはより低い程度の挿入を要求し、それ故、異なるレベルの検出は重要である。
当該システムは、容器ユニット30、故に、容器34が支持表面720の上の正しい位置にあるか、及び/又は、プレスヘッドに対する正しい位置にあるかの確認のためにも提供される。
ドロスプレス作業における第1のステップとして、コントローラは、ドア714を閉じる。ドア714は、閉塞位置に達するまで下に摺動する。図8に示す閉塞位置は、依然として、ドアの底縁部と支持表面720との間に15cmの間隙をもたらす。これは冷却空気が囲壁718内に入り且つ出口710を介して出る流路を可能にする。
他のステップが許容される前に、ドアが閉塞位置に到達したことをコントローラに確認する、センサを設け得る。
次に、コントローラは、アクチュエータ712の動作を引き起こす。アクチュエータ712は、囲壁718の内側に、それらの上に取り付けられたプレスヘッド800を有する。アクチュエータ712及びプレスヘッド800の下向きの更なる移動は、プレスヘッド800を容器34内のドロス内に押し込ませる。結果的に、ドロスは圧縮される。下向きの運動は、プレスヘッドがコントローラによって許容される最低位置に達するまで続く。これはプレスヘッド800又はその一部が容器ユニット30又はその一部に接触する地点及び/又は時であり得る。
容器34内にある間、溶融金属は、容器34に設けられる1つ又はそれよりも多くの孔を通じて、容器34から徐々に流れ出ることができる。溶融金属は、支持構造32内で、下方に、ソー型(sow mould)内に集まる。溶融金属の流出は、ドロスがプレスヘッドによって圧縮されるときに特に起こる。プレスヘッドは、ドロスの冷却ももたらす。
コントローラは、所望の時間に亘って並びに所望の荷重又は荷重プロファイルで、プレスヘッドを容器34及び内容物に適用する。コントローラは、プレスヘッドに加えられる回転及び/又は他の運動をもたらし得る。
次に、コントローラは、アクチュエータ712を、故に、プレスヘッドを持ち上げ、ドロスから外に並びに容器34から外に出す。次に、コントローラの命令に基づき、ドア714を開放する。
フォークリフトトラックが戻り、容器ユニット30と係合する。再度、光ビームの破断は、コントローラにインターロックを活性化させ、ドア714の移動及びプレスヘッドの移動を阻止する。
フォークリフトトラックが容器ユニット30を伴わずに後退するならば、光ビーム構造は、容器ユニット30が引き抜かれなかったこと、よって、インターロックが残っていることを示す。容器ユニット30が引き抜かれる場合に限り、コントローラは、方法の他の順番の開始を認識し得る。
囲壁718から引き抜かれるや否や、容器ユニット30を貯蔵場所に移動し、その冷却を完了する。この段階で、フォークリフトトラックは、閉塞素子900を持ち込み、閉塞素子900を容器ユニット30の上に置く。閉塞素子900を図9に見ることができる。
閉塞ユニット900は、カバー素子902の形態にあり、カバー素子902は、その上方表面904に関して実質的に平面的である。上方表面904は、フォークリフトトラックの持上げフォーク(図示せず)を受け入れる一対の凹部904a,904bを有する。上方表面904は、容器34内の受入れ場所を覆うような広がりを有する。閉塞素子900の下面にある接触表面は、容器ユニット30の上方にある接触表面に当接する。
上方表面904は、一連の突起906を備え、これらの突起906は、上方表面904の表面積を増大させ、故に、容器ユニット30及び閉塞素子900の組み合わせによって形成される装置の環境への熱損失を増大させる。
閉塞素子900の下面は、一連の更なる突起を備え、これらの突起は、ドロスと接触するまで伸びる。それらの突起は、閉塞素子900と接触するドロスの面積を増大させ、故に、閉塞素子900への熱移転を増大させる働きをする。
ドロスが所要の温度まで冷却されるや否や、ドロスを引き抜き、再処理し得る。容器ユニット30を空にするのを可能にするよう、閉塞素子900を容器ユニット30から離れるよう持ち上げるために、各閉塞素子900は、この目的のために、一対の凹部904a,904bを備える。
空気流管理
図10及び11に示されるように、プレスヘッド1002のための冷却空気1000は、囲壁1008内の空間1006のための冷却空気1004から完全に分離された状態に維持される。空間1006のための冷却空気1004は、ダスト収集及び管理並びにオフガス収集及び管理における役割も有する。
より詳細には、囲壁1008内の空間1006のための冷却空気1004は、導管1010内の気圧より下の圧力を生成する空気ポンプ又はブロア(図示せず)の結果として、囲壁1008を通じて引き抜かれる。導管1010は、オフガス及びダスト処理ユニットに至る。囲壁1008が位置付けられる環境1012から囲壁1008内への空気流の大部分は、上方間隙1014を通じて起こる。空気流のより少ない部分は、下方間隙1016を通じて引き抜かれる。その結果、囲壁1008の上方部分を通じる空気速度はより高く、全てのオフガス及びダストが囲壁1008から効果的に掃き出されることを保証する。
下方間隙を通過する空気の容量に対する上方間隙を通過する空気の容量の比は、1.5対1を超え、好ましくは、1.75対1を超え、より好ましくは、2.5対1を超え、理想的には、3.5対1を超える。
上方間隙内の空気の速度は、下方間隙内の速度の少なくとも2倍、好ましくは、少なくとも3倍、より好ましくは、少なくとも4倍、理想的には、少なくとも5倍である。
図1に示すように、プレスヘッド1002のための冷却空気1000は、送り導管1020を通じて吸い込まれ、ブロア1022に至り、次に、流れ導管1024に至る。導管1020に進入する空気流は、工場又は他の無塵環境の外側から取り込まれるのが好ましい。流れが無塵であることを保証するために、流れを濾過(フィルタリング)し得る。流れ導管1024は、可撓コネクタ1026を通じて、囲壁1008に進入し、冷却空気1000をプレスヘッド1002の頂部に通す。冷却空気1000は、高温の副生成物を接触するドーム形状のプレスヘッド表面の内側表面と接触する。今や上昇した温度にある冷却空気1000は、プレスヘッドから出て、可撓コネクタ1028を通過し、次に、出口導管1030を通じて、囲壁1008から出る。出口導管1030は冷却空気1000を処理ユニットに送り得るが、これは一般的に不要である。何故ならば、冷却空気1000は、それが処理工場内にあるときには常に、ダスト及びオフガスから離れた状態に維持されるからである。

Claims (18)

  1. 入口と出口とを備える上方表面と、
    下方表面と、
    前記上方表面と前記下方表面との間に設けられ、且つ、前記入口と前記出口とに接続される、少なくとも部分的に中空の内部とを有する、
    圧縮素子であって、
    前記中空内部は、
    前記中空内部の1つ又はそれよりも多くの壁によってもたらされる1つ又はそれよりも多くの流体流制限表面と、
    前記中空内部内に設けられる1つ又はそれよりも多くの流体流制御素子とを備え、
    該1つ又はそれよりも多くの流体流制御素子は、前記中空内部の前記1つ又はそれよりも多くの壁によってもたらされる前記1つ又はそれよりも多くの流体流制限表面に加えてある、
    圧縮素子。
  2. 前記中空内部の1つ又はそれよりも多くの壁によってもたらされる1つ又はそれよりも多くの流体流制限表面は、前記中空内部に面する前記上方表面と前記下方表面との部分であり、前記1つ又はそれよりも多くの流体流制限表面は、前記中空内部の境界をもたらし、該境界を通じて、流体流がある、請求項1に記載の圧縮素子。
  3. 前記1つ又はそれよりも多くの流体流制御素子は、前記圧縮素子の前記下方表面の前記内側表面に対向する表面を定める1つ又はそれよりも多くの素子であり或いはそのような素子を含む、請求項1又は2に記載の圧縮素子。
  4. 前記1つ又はそれよりも多くの素子は、1つ又はそれよりも多くのバフルを含み、該1つ又はそれよりも多くのバフルは、前記圧縮素子の前記下方表面の前記内側表面から一定の分離地点に設けられ、或いは、限定的な範囲の分離値内に設けられる、請求項3に記載の圧縮素子。
  5. 前記分離地点は、最小で20mmであり、最大で80mmである、請求項4に記載の圧縮素子。
  6. 前記1つ又はそれよりも多くのバフルは、他の種類又は他の複数の種類の1つ又はそれよりも多くの流体流制御素子から離間し、その間隔は、最小で10mmであり、且つ/或いは、最大で60mmである、請求項4又は5に記載の圧縮素子。
  7. 前記1つ又はそれよりも多くの流体流制御素子は、前記入口と前記出口との間に設けられる素子であり或いはそのような素子を含み、該素子は、前記下方表面の前記内側表面から前記上方表面の前記内側表面まで延在する、請求項1乃至6のうちのいずれか1項に記載の圧縮素子。
  8. 前記1つ又はそれよりも多くの流体流制御素子は、1つ又はそれよりも多くの場所で前記下方素子の前記内側素子に対向して設けられる、請求項1乃至7のうちのいずれか1項に記載の圧縮素子。
  9. 前記素子の一方の側と他方の側との間の間隙が、その一端又は両端に、並びに/或いは、1つ又はそれよりも多くの中間場所に設けられる、請求項7又は8に記載の圧縮素子。
  10. 前記1つ又はそれよりも多くの流体流素子は、1つ又はそれよりも多くのリブ又は他の突起を含み、前記1つ又はそれよりも多くの流体流素子は、前記中空内部との前記入口の接合部及び/又は前記中空内部との前記出口の接合部に対して径方向に延びる、請求項1乃至9のうちのいずれか1項に記載の圧縮素子。
  11. 前記1つ又はそれよりも多くの流体流素子は、1つ又はそれよりも多くの異なる大きさ及び/又は幅及び/又は高さ及び/又はプロファイルの流体流素子を含む、請求項1乃至10のうちのいずれか1項に記載の圧縮素子。
  12. 前記入口は、前記圧縮素子の中心と前記圧縮素子の周辺との間に設けられ、前記入口は、前記中心と前記周辺との間の道程の40%〜60%の間に設けられる、請求項1乃至11のうちのいずれか1項に記載の圧縮素子。
  13. 前記出口は、前記圧縮素子の中心と前記圧縮素子の周辺との間に設けられ、前記出口は、前記中心と前記周辺との間の道程の40%〜60%の間に設けられる、請求項1乃至12のうちのいずれか1項に記載の圧縮素子。
  14. 前記圧縮素子は、溶融金属及び/又は溶融金属処理副生成物のためのプレスヘッドであり、前記圧縮素子は、下方表面と上方表面とを含み、前記下方表面は、1つ又はそれよりも多くの下向きに延びる突起又は表面を有する、請求項1乃至13のうちのいずれか1項に記載の圧縮素子。
  15. 溶融金属処理副生成物を取り扱うための装置であって、
    当該装置は、副生成物から金属を分離する分離器を含み、
    該分離器は、
    囲壁と、
    圧縮素子と、
    該圧縮素子に接続されるアクチュエータとを含み、
    前記囲壁は、使用中、分離されるべき金属と副生成物とを収容する容器ユニットを受け入れ、
    前記圧縮素子は、使用中、前記容器ユニット内の副生成物を圧縮し、
    前記圧縮素子は、
    入口と出口とを備える上方表面と、
    下方表面と、
    前記上方表面と前記下方表面との間に設けられ、且つ、前記入口と前記出口とに接続される、少なくとも部分的に中空の内部とを含み、
    該中空内部は、
    該中空内部の1つ又はそれよりも多くの壁によってもたらされる1つ又はそれよりも多くの流体流制限表面と、
    前記中空内部内に設けられる1つ又はそれよりも多くの流体流制御素子とを備え、
    該1つ又はそれよりも多くの流体流制御素子は、前記中空内部の前記1つ又はそれよりも多くの壁によってもたらされる前記1つ又はそれよりも多くの流体流制限表面に加えてある、
    装置。
  16. 前記圧縮素子は、請求項1乃至14のうちのいずれか1項に記載の圧縮素子である、請求項15に記載の装置。
  17. 溶融金属処理副生成物を取り扱う方法であって、
    装置を提供するステップを含み、該装置は、
    囲壁と、
    圧縮素子と、
    該圧縮素子に接続されるアクチュエータとを含み、
    前記圧縮素子は、
    入口と出口とを備える上方表面と、
    下方表面と、
    前記上方表面と前記下方表面との間に設けられ、且つ、前記入口と前記出口とに接続される、少なくとも部分的に中空の内部とを含み、
    該中空内部は、
    該中空内部の1つ又はそれよりも多くの壁によってもたらされる1つ又はそれよりも多くの流体流制限表面と、
    前記中空内部内に設けられる1つ又はそれよりも多くの流体流制御素子とを備え、該1つ又はそれよりも多くの流体流制御素子は、前記中空内部の前記1つ又はそれよりも多くの壁によってもたらされる前記1つ又はそれよりも多くの流体流制限表面に加えてあり、
    当該方法は、
    分離されるべき金属と副生成物とを前記容器ユニット内に提供すること、
    前記容器ユニットを前記囲壁内に提供すること、及び、
    前記容器ユニット内の前記副生成物を圧縮するために、前記圧縮素子を移動することを含み、
    前記1つ又はそれよりも多くの流体流制限表面及び1つ又はそれよりも多くの流体流制御素子に沿って、前記入口内に入り且つ前記出口から出る流体流を提供することによって、前記圧縮素子を冷却することを含む、
    方法。
  18. 前記圧縮素子は、請求項1乃至14のうちのいずれか1項に記載の圧縮素子である、請求項17に記載の方法。
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