JP2013521044A - 空気殺菌・悪臭除去配合物 - Google Patents

空気殺菌・悪臭除去配合物 Download PDF

Info

Publication number
JP2013521044A
JP2013521044A JP2012556045A JP2012556045A JP2013521044A JP 2013521044 A JP2013521044 A JP 2013521044A JP 2012556045 A JP2012556045 A JP 2012556045A JP 2012556045 A JP2012556045 A JP 2012556045A JP 2013521044 A JP2013521044 A JP 2013521044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formulation
solution
solubilizer
formulation according
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012556045A
Other languages
English (en)
Inventor
ワー ブーン ロー,
Original Assignee
アンティバック ラボラトリーズ ピーティーイー エルティーディー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アンティバック ラボラトリーズ ピーティーイー エルティーディー filed Critical アンティバック ラボラトリーズ ピーティーイー エルティーディー
Publication of JP2013521044A publication Critical patent/JP2013521044A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L9/00Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L9/01Deodorant compositions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L9/00Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L9/01Deodorant compositions
    • A61L9/014Deodorant compositions containing sorbent material, e.g. activated carbon
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2209/00Aspects relating to disinfection, sterilisation or deodorisation of air

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

空気を殺菌し、空気中の悪臭を減らす配合物を提供する。配合物は、悪臭吸収性化合物と、単独で混合された場合に悪臭吸収性化合物と化学的に不適合である抗菌性化合物と、可溶化剤と、可溶化剤の存在下で悪臭吸収性化合物が抗菌性化合物と混合された場合に沈殿物又は濁った溶液の形成を防ぐ悪臭吸収性化合物用キレート剤とを含む。

Description

発明の詳細な説明
[発明の分野]
本発明は、空気を殺菌し、空気中の悪臭を減らす配合物に関する。
[発明の背景]
本発明の背景についての以下の考察は、本発明の理解を促すことを企図している。しかしながら、この考察は、言及する資料のいずれも、本出願優先日時点の任意の管轄区域において、公表されていた、知られていた、又は一般常識の一部であったと承認又は容認するものではないと理解すべきである。
一般によくある室内の悪臭源には、タバコの煙(アミン類、例えばニコチン)、ニンニク及びタマネギ(チオ化合物、例えばアリシン)などの辛味食物、並びに新鮮でない魚、トイレ及びヒトの汗(酸類、例えばイソ吉草酸)が挙げられる。空気中及び表面性の悪臭は、人が感知したとき、一般に、その人の精神的及び/又は身体的な健全性に有害な影響をもたらし、特に空気の循環が不十分で悪臭を屋外環境へ排気できない屋内に悪臭が存在するときにはことさらである。室内で大半の時間をすごす人々、特に子ども、高齢者、及びぜんそく、呼吸器又は心血管の疾患をもつ慢性患者にとって、このことは一層大きな健康リスクを課す。
空気中の悪臭を抑制、除去又は中和する方法及び組成物は、当技術分野では周知である。いくつもの消臭法が開発されてきたが、最も普及した消臭法は、悪臭を、1種又は複数の悪臭中和剤を含む脱臭性組成物と接触させることである。
多様な脱臭性組成物が、当技術分野では公知である。臭気マスキングは、1種の臭気を、別の臭気の添加によって意図的に隠すものである。臭気のマスキングは、通常、香水又は香料を使用して達成される。しかし、悪臭がもはや感知されないか、又は適当にマスキングされることを確実にするためには、大量の香料が必要である。さらに、こうしたマスキング技法は、悪臭源の除去又は改質は何も行わない。
したがって、空気を殺菌し、空気中の悪臭を減らす配合物を提供することが望まれる。
[発明の概要]
この文書を通じて、特段に逆の指示がない限り、「を含む」、「からなる」などの用語は、網羅的ではない、又は別の言い方をすれば、「を含むがそれらに限定されない」ことを意味するものと解釈されるべきである。
本発明の第1の態様において、空気を殺菌し、空気中の悪臭を減らす配合物を提供する。この配合物は、悪臭吸収性化合物と、単独で混合したときに悪臭吸収性化合物と化学的に不適合である抗菌性化合物と、可溶化剤と、可溶化剤の存在下で悪臭吸収性化合物が抗菌性化合物と混合された場合に沈殿物又は濁った溶液の形成を防ぐ悪臭吸収性化合物用キレート剤とを含む。
本発明の第2の態様において、空気を殺菌し、空気中の悪臭を減らす配合物を形成する方法を提供する。この方法は、悪臭吸収性化合物の溶液を用意するステップと、キレート剤の溶液を悪臭吸収性化合物の溶液に添加するステップと、可溶化剤の溶液を添加するステップと、抗菌性化合物の溶液を、悪臭吸収性化合物、キレート剤及び可溶化剤を含有する溶液に添加するステップとを含み、キレート剤の溶液の非存在下で、抗菌性化合物は、単独で混合された場合に悪臭吸収性化合物と化学的に不適合であり、さらに、可溶化剤の存在下で、キレート剤の溶液は、悪臭吸収性化合物の溶液が抗菌性化合物の溶液と混合された場合に、沈殿物又は濁った溶液の形成を防ぐ。
[発明の詳細な説明]
本発明は、空気を殺菌し、空気中の悪臭を減らす配合物に関する。
手短に言えば、空気中の悪臭は、空気から悪臭を吸収し除去することによって減らすことができる。
空気を殺菌するとは、臭気源であることが多い空気中の細菌又は微生物を死滅させる作用を指す。空気中の細菌の完全殺菌(即ち100%)は、実際には、ほとんど達成されることはないことを理解し認識されたい。本発明に関しては、所与の期間で空気中の細菌の少なくとも85%の殺菌が実現された場合に、空気は殺菌されていると言うこととする。
したがって、空気中に存在する悪臭の量を減らすことができ、同時に臭気発生細菌の量も減らすことができれば、空気の質は格段に高められる。本発明は、このような目的をもって開発された。
本発明の第1の実施形態において、空気を殺菌し、空気中の悪臭を減らす配合物を提供する。この配合物は、悪臭吸収性化合物と、単独で混合された場合に悪臭吸収性化合物と化学的に不適合である(chemically incompatible)抗菌性化合物と、可溶化剤と、可溶化剤の存在下で悪臭吸収性化合物が抗菌性化合物と混合された場合に沈殿物又は濁った溶液の形成を防ぐ悪臭吸収性化合物用キレート剤とを含む。
悪臭吸収性化合物は、アミノ酸により活性化される、リシノール酸の亜鉛塩を主体とした、効果の高い臭気吸収剤である。有利には、この悪臭吸収性化合物は水溶性である。好ましくは、悪臭吸収性化合物は、リシノール酸亜鉛(商品名テゴ(TEGO)(登録商標)ソーブ(Sorb)A30、エボニックゴールドシュミット社(Evonik Goldschmidt Corporation)製)であり、配合物の総重量に対して5重量%未満で存在する。リシノール酸亜鉛は、硫化水素、メルカプタン、チオエーテル、イソ吉草酸及びアンモニアといった臭気物質を化学反応によって効果的に抑制し、環境中への臭気排出が阻止される。リシノール酸亜鉛は、細菌性又は殺真菌性は有していない。
抗菌性化合物の殺菌範囲が、グラム陽性及びグラム陰性の細菌、酵母並びに真菌にまで及ぶと有利である。抗菌性化合物は、HBV/HIV、ワクシニア、単純ヘルペス、BVDV(ウシウイルス性下痢症ウイルス)/HCV、ロタウイルス及びウシコロナウイルス/SARSコロナウイルスなどのウイルスを駆除することが好ましい。有利には、抗菌性化合物は水溶性である。一実施形態では、抗菌性化合物には、N−C10−16−アルキルトリメチレンジアミンのクロロ酢酸との反応生成物が挙げられる。さらに好ましくは、抗菌性化合物は、N−アルキルアミノプロピルグリシン(商品名レウォシド(REWOCID)(登録商標)WK30、エボニックゴールドシュミット社製)であり、配合物の総重量の10重量%未満で存在する。
悪臭吸収性化合物のリシノール酸亜鉛を、単独で抗菌性化合物のN−アルキルアミノプロピルグリシンと混合すると、沈殿物の形成が始まり、濁った溶液が得られる。この濁った溶液は不安定であり、沈殿物の形成は、リシノール酸亜鉛とN−アルキルアミノプロピルグリシンとの化学反応が起きたことを示す。この化学反応の結果として、リシノール酸亜鉛は、以前ほど効果的に悪臭を吸収できない。同様に、N−アルキルアミノプロピルグリシンは、混合前に比べ、抗菌剤として効果的に機能できない。
N−アルキルアミノプロピルグリシン中のリシノール酸亜鉛の安定性を促進するために、キレートされたリシノール酸亜鉛溶液を、N−アルキルアミノプロピルグリシンと混合する前に、まずリシノール酸亜鉛用キレート剤がリシノール酸亜鉛と混合される。しかし、それでも濁った溶液ができることが判明している。
ところが、可溶化剤及び水を、キレートされたリシノール酸亜鉛及びN−アルキルアミノプロピルグリシンを含有した溶液に添加すると、今や澄んだ溶液が得られる。キレート剤は、可溶化剤の存在下で、リシノール酸亜鉛がN−アルキルアミノプロピルグリシンと混合された場合に、沈殿物又は濁った溶液の形成を防ぐ。リシノール酸亜鉛は、可溶化剤の存在下でのキレート剤添加により、N−アルキルアミノプロピルグリシン中で、今や混和性となり、澄んだ溶液を生成する。キレート剤がリシノール酸亜鉛の悪臭吸収能力を損なうことはない。有利には、キレート剤は、生分解性であり、広いpHの範囲にわたって安定である。好ましくは、キレート剤は、イミノジコハク酸ナトリウム(商品名ベイピュア(Baypure)(登録商標)CX、バイエル社(Bayer Corporation)製)であり、配合物の総重量の5重量%未満で存在する。
好ましくは、可溶化剤は、主として、植物由来の親水性エモリエントエステルと、水素化ひまし油のポリエチレングリコール(PEG)誘導体との組合せである。より好ましくは、可溶化剤は、エトキシ化パーム核油である。より好ましくは、可溶化剤は、PEG−45パーム核グリセリドとPEG−6カプリン酸/カプリル酸グリセリドとの組合せ(商品名クロモリエント(Cromollient)SG90、クローダ社(Croda Inc)製)であり、配合物の総重量の40重量%未満で存在する。
配合物の溶解性は、アルコール及び/又はグリコールの添加によってさらに高めることができる。配合物が、配合物の総重量に対して5重量%未満のエタノール及び1重量%未満のジプロピレングリコールをさらに含むと好ましい。
配合物は、香料をさらに含んでもよく、それは油性である。香料は、空気中に心地良いにおいをもたらすだけでなく、知覚の活性化の補助もする。このような香料は、一般に、リラクセーションを促し、心身を落ち着かせ、全体的に健全性を高める。好ましくは、香料は、配合物の全重量に対して30重量%未満で存在する。
有利には、可溶化剤は、この油性香料の水性配合物中での溶解性も補助する。
防腐剤を、配合物の貯蔵期限を保持するために添加してもよい。一実施形態では、防腐剤は、ジメチロールジメチルヒダントイン、又は略してDMDMヒダントイン(商品名グライダント(Glydant)(登録商標)、ロンザグループ社(Lonza Group Ltd)製)であり、配合物の総重量に対して0.5重量%未満で存在する。
消泡剤を水性配合物に添加して、効果的な泡の抑制をすると有利である。消泡剤は、配合物の製造中、取扱い中及び使用中に、空気同伴(air entrainment)を減らすように作用する。好ましくは、消泡剤は、高分子シリコーン(商品名ダウコーニング(Dow Corning)(登録商標)74アディティブ(Additive))であり、配合物の総重量に対して1重量%未満で存在する。
配合物の比較実験例を下に説明する。全ての実験例において、最初にその成分(該当する商品名で示す)を一緒に混合し、一様の混合物になるまで撹拌する。次いで、脱イオン水を、混合物にゆっくりと添加し、均質な溶液になるまで混合する。実験例4及び8は、本発明に従って与えられる。
実験例1
Figure 2013521044
実験例2
Figure 2013521044
実験例3
Figure 2013521044
実験例4
Figure 2013521044
実験例5
Figure 2013521044
実験例6
Figure 2013521044
実験例7
Figure 2013521044
実験例8
Figure 2013521044
結果
上に例示した配合物においては、におい測定チャンバ(アクリル製の正方形チャンバ 40cm×40cm×40cm)中における試験を実施した。この試験は、空気中の一般的な悪臭であるアンモニアの除去/減少における各試験配合物の効果を評価するために実施した。
各試験配合物5ミリリットル(ml)を市販の空気浄化容器に入れ、その空気浄化容器は、この場合、マジックボール(MagicBall)アンティバック2K(Antibac2K(登録商標))とし、脱イオン水495mlを添加した(1:100の希釈)。次いで、そのマジックボール及びアンモニア25%溶液1ml(悪臭を含有した試験物質)を、アクリル製チャンバの中に入れた。そのにおいを5人の熟練評価者が評価した。
各評価者は、1秒後、1分後、10分後それぞれの悪臭の強さを等級付けするよう求められた。
評価等級は、次のとおりに使用した。
5:非常に強い
4:強い
3:中程度
2:弱い
1:検出できない
以下は、におい試験の結果であった(5人の判定の平均値)。
試験物質:アンモニア、におい測定チャンバ内25%溶液1ml
Figure 2013521044
上記の得られた結果に基づけば、実験例4及び8(即ち、本発明による配合物)が、指定時間後に悪臭の強さを最も大きく低下させたことが明らかである。
本発明による配合物の抗菌効果をさらに明示するために、多様な微生物をこれらの配合物に対して実験室で試験した。その結果を下に示す。
実験例9
N−アルキルアミノプロピルグリシンを使用したアンティバック2K(登録商標)フルーティーアップル(Fruity Apple)(100倍に希釈)の以下の配合物を試験した。
Figure 2013521044
試験微生物:大腸菌(Escherichia coli)
Figure 2013521044
試験微生物:黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)
Figure 2013521044
試験微生物:枯草菌(Bacillus subtilis)
Figure 2013521044
試験微生物:腸炎菌(Salmonella enteritidis)
Figure 2013521044
実験例10
N−アルキルアミノプロピルグリシンを使用したアンティバック2K(登録商標)フルーティーアップル(500倍に希釈)の以下の配合物を試験した。
Figure 2013521044
試験微生物:大腸菌(Escherichia coli)
Figure 2013521044
試験微生物:黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)
Figure 2013521044
試験微生物:枯草菌(Bacillus subtilis)
Figure 2013521044
試験微生物:腸炎菌(Salmonella enteritidis)
Figure 2013521044
前述した配合物についてのこれらの結果は、本発明による悪臭吸収性化合物と抗菌性化合物との相乗作用により、個々の化合物の単独による効果と比較して、空気の質が格段に高まっていることを明示している。
本発明の配合物は、植物抽出物を含んだ、抗菌性及び悪臭除去性の水性配合物である。これは、非毒性及び非発がん性、非刺激性、非腐食性、生分解性、容易な取扱い性及び非汚染性である。したがって、この配合物は、ヒト、動物及び環境に有害ではない。この強力な配合物は、広い範囲の抗菌効果を有し、グラム陽性及びグラム陰性の細菌、酵母、真菌、及びエンベロープウイルスを除去する。
前述の発明は、理解を明確にするために、図表及び実験例によって、及び1つ又は複数の実施形態に関して、少し詳しく記載したが、本発明の教示に照らせば、添付の特許請求の範囲に記載した本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、一定の変更、変形及び修正をなし得ることが、当業者には容易に明らかである。

Claims (26)

  1. 悪臭吸収性化合物と、
    単独で混合された場合に前記悪臭吸収性化合物と化学的に不適合である抗菌性化合物と、
    可溶化剤と、
    前記可溶化剤の存在下で、前記悪臭吸収性化合物が前記抗菌性化合物と混合された場合に沈殿物又は濁った溶液の形成を防ぐ悪臭吸収性化合物用キレート剤と、
    を含む、空気を殺菌し、空気中の悪臭を減らす配合物。
  2. 前記悪臭吸収性化合物が、リシノール酸亜鉛である、請求項1に記載の配合物。
  3. 5重量%未満(総重量比率)のリシノール酸亜鉛を含む、請求項2に記載の配合物。
  4. 微生物性化合物が、N−アルキルアミノプロピルグリシンである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の配合物。
  5. 10重量%未満(総重量比率)のN−アルキルアミノプロピルグリシンを含む、請求項4に記載の配合物。
  6. 前記キレート剤が、イミノジコハク酸ナトリウムである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の配合物。
  7. 5重量%未満(総重量比率)のイミノジコハク酸ナトリウムを含む、請求項6に記載の配合物。
  8. 前記可溶化剤が、植物由来の親水性エモリエントエステルと水素化ひまし油のポリエチレングリコール(PEG)誘導体との組合せ、アルコール、グリコール及びそれらの混合物からなる群から選択される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の配合物。
  9. 前記可溶化剤が、エトキシ化パーム核油である、請求項8に記載の配合物。
  10. 前記可溶化剤が、PEG−45パーム核グリセリドとPEG−6カプリン酸/カプリル酸グリセリドとの組合せである、請求項9に記載の配合物。
  11. 40重量%未満(総重量比率)のPEG−45パーム核グリセリド及びPEG−6カプリン酸/カプリル酸グリセリドを含む、請求項10に記載の配合物。
  12. 前記可溶化剤が、エタノールをさらに含む、請求項11に記載の配合物。
  13. 5重量%未満(総重量比率)のエタノールを含む、請求項12に記載の配合物。
  14. 前記可溶化剤が、ジプロピレングリコールをさらに含む、請求項13に記載の配合物。
  15. 1重量%未満(総重量比率)のジプロピレングリコールを含む、請求項14に記載の配合物。
  16. 香料をさらに含む、請求項1〜15のいずれか一項に記載の配合物。
  17. 30重量%未満(総重量比率)の香料を含む、請求項16に記載の配合物。
  18. 防腐剤をさらに含む、請求項1〜17のいずれか一項に記載の配合物。
  19. 前記防腐剤が、ジメチロールジメチルヒダントインである、請求項18に記載の配合物。
  20. 0.5重量%未満(総重量比率)のジメチロールジメチルヒダントインを含む、請求項19に記載の配合物。
  21. 消泡剤をさらに含む、請求項1〜20のいずれか一項に記載の配合物。
  22. 前記消泡剤が、高分子シリコーンである、請求項21に記載の配合物。
  23. 1重量%未満(総重量比率)の高分子シリコーンを含む、請求項22に記載の配合物。
  24. 水をさらに含む、請求項1〜23のいずれか一項に記載の配合物。
  25. 空気清浄器のための溶液としての、請求項1〜24のいずれか一項に記載の配合物の使用。
  26. 悪臭吸収性化合物の溶液を用意するステップと、
    キレート剤の溶液を、前記悪臭吸収性化合物の溶液に添加するステップと、
    可溶化剤の溶液を添加するステップと、
    悪臭吸収性化合物、可溶化剤及びキレート剤を含有する溶液に抗菌性化合物の溶液を添加するステップと、を含み、
    前記キレート剤の溶液の非存在下で、前記抗菌性化合物が、単独で混合したときに前記悪臭吸収性化合物と化学的に不適合であり、
    前記可溶化剤の存在下で、前記キレート剤の溶液が、前記悪臭吸収性化合物の溶液が抗菌性化合物の溶液と混合された場合に、沈殿物又は濁った溶液の形成を防ぐ、
    空気を殺菌し、空気中の悪臭を減らす配合物を形成する方法。
JP2012556045A 2010-03-05 2010-05-25 空気殺菌・悪臭除去配合物 Pending JP2013521044A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SG2010015923A SG173940A1 (en) 2010-03-05 2010-03-05 Air sanitizer and malodour removal formulation
SG201001592-3 2010-03-05
PCT/SG2010/000195 WO2011108991A1 (en) 2010-03-05 2010-05-25 Air sanitizer and malodour removal formulation

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013521044A true JP2013521044A (ja) 2013-06-10

Family

ID=44542447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012556045A Pending JP2013521044A (ja) 2010-03-05 2010-05-25 空気殺菌・悪臭除去配合物

Country Status (8)

Country Link
US (1) US20120321582A1 (ja)
JP (1) JP2013521044A (ja)
KR (1) KR20130010883A (ja)
CN (1) CN102869387A (ja)
GB (1) GB2491734A (ja)
SG (2) SG173940A1 (ja)
TW (1) TW201130528A (ja)
WO (1) WO2011108991A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016043251A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 穗曄實業股▲ふん▼有限公司 臭気浄化作用を具える水性溶液

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8927474B2 (en) 2012-03-16 2015-01-06 S.C. Johnson & Son, Inc. Compressed gas aerosol composition in steel can
CN103990167A (zh) * 2014-04-25 2014-08-20 李永锋 一种去除冰箱鱼腥臭的除臭剂及其制备方法
TW201607894A (zh) * 2014-08-22 2016-03-01 穗曄實業股份有限公司 具有臭味淨化功能的水性溶液
KR101989582B1 (ko) * 2017-06-27 2019-06-14 주식회사 엘브스바이오켐 기능성 물질이 담지된 서방형 나노 다공성 마이크로 입자의 제조 방법 및 그 마이크로입자
CN107418431A (zh) * 2017-08-08 2017-12-01 高亮 一种用于去甲醛除异味的生物酶组合物
KR102006328B1 (ko) * 2019-05-16 2019-08-01 주식회사 에코코어기술 TVOCs 및 악취유발물질 제거를 위한 약액세정액 제조방법
CN110743309B (zh) * 2019-11-08 2022-04-05 3M中国有限公司 汽车内饰护理组合物、护理汽车内饰的方法以及汽车内饰
CN111084185A (zh) * 2019-12-02 2020-05-01 河南海利未来科技有限公司 一种用于动车的空气杀菌除味剂及其制备方法
KR102612839B1 (ko) * 2021-02-25 2023-12-11 진태원 고성능 탈취력을 지닌 방향제 제조방법
KR102675517B1 (ko) * 2022-01-07 2024-06-14 진태원 천연 피마자오일 유도체를 이용한 고성능 냄새제거제의 조성물
CN114870055A (zh) * 2022-05-26 2022-08-09 广东杰匠环境科学研究院有限公司 一种油漆喷涂臭味治理剂及其制备方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006026156A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Riken Koryo Kogyo Kk 抗菌性消臭剤
JP2007503516A (ja) * 2003-09-11 2007-02-22 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 分散剤と、活性物質及び安定剤を含有するマイクロカプセルとを含む組成物

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3987184A (en) * 1974-06-07 1976-10-19 Glyco Chemicals, Inc. Dimethylol dimethylhydantoin solution
US5154920A (en) * 1985-03-13 1992-10-13 Ecolab Inc. Disinfectant polymeric coatings for hard surfaces
DE3807247C1 (ja) * 1988-03-05 1989-05-24 Th. Goldschmidt Ag, 4300 Essen, De
DE4309900C1 (de) * 1993-03-26 1994-06-30 Goldschmidt Ag Th Verfahren zur Herstellung von amphoteren Tensiden
US6207142B1 (en) * 1997-04-14 2001-03-27 Janssen Pharmaceutica N.V. Compositions containing an antifungal and a cationic agent
DE10142124A1 (de) * 2001-08-30 2003-03-27 Henkel Kgaa Umhüllte Wirkstoffzubereitung für den Einsatz in teilchenförmigen Wasch- und Reinigungsmitteln
DE10160933B4 (de) * 2001-12-12 2018-06-21 Evonik Degussa Gmbh Zubereitungen mit desodorierender Wirkung, enthaltend das Zinksalz der Ricinolsäure und mindestens eine aminofunktionelle Aminosäure
US8318806B2 (en) * 2007-10-03 2012-11-27 Zorbx Inc. Deodorizing composition and method of forming thereof

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007503516A (ja) * 2003-09-11 2007-02-22 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 分散剤と、活性物質及び安定剤を含有するマイクロカプセルとを含む組成物
JP2006026156A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Riken Koryo Kogyo Kk 抗菌性消臭剤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016043251A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 穗曄實業股▲ふん▼有限公司 臭気浄化作用を具える水性溶液

Also Published As

Publication number Publication date
TW201130528A (en) 2011-09-16
SG183096A1 (en) 2012-09-27
GB201213076D0 (en) 2012-09-05
KR20130010883A (ko) 2013-01-29
CN102869387A (zh) 2013-01-09
SG173940A1 (en) 2011-09-29
WO2011108991A1 (en) 2011-09-09
GB2491734A (en) 2012-12-12
US20120321582A1 (en) 2012-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013521044A (ja) 空気殺菌・悪臭除去配合物
CN111685134A (zh) 一种含有植物精油的除螨抑菌功效组合物及应用
CN109481713B (zh) 一种液体除臭剂及其制备方法
CN111249173B (zh) 一种除臭净化浓缩液及其制备方法和应用
JP2006087903A (ja) 消臭剤組成物
JP4703211B2 (ja) 消臭剤組成物および消臭方法
CN114831137A (zh) 一种具有抑菌功效的除臭剂
KR101772091B1 (ko) 항균성 방향제 조성물 및 이를 이용한 항균성 방향제 제조방법
JP5241905B2 (ja) 有機系消臭成分の効力増強剤を配合した消臭剤
KR20180029345A (ko) 화산석 추출물의 미네랄 복합성분을 유효성분으로 포함하는 항균탈취제 조성물
JP2016043251A (ja) 臭気浄化作用を具える水性溶液
JPS61206449A (ja) 消臭剤
WO2018174136A1 (ja) 香料組成物、これを利用した除菌消臭液及び除菌消臭方法。
KR101022866B1 (ko) 축사용 소취제 조성물
JP2018158053A (ja) 消臭、防臭剤組成物
JP4896538B2 (ja) 有機系消臭成分の効力増強剤。
JP3458808B2 (ja) 消臭剤
JP2021040701A (ja) 消臭剤組成物
JP4611498B2 (ja) 消臭剤組成物
KR100516450B1 (ko) 가습기용 방향 살균제 조성물
JP2007068625A (ja) 遺体保存用消臭組成物
JP2019115646A (ja) 消臭剤
RU2732763C1 (ru) Средство для дезинфекции на основе четвертичных аммониевых соединений и фитонцидов
ES2217845T3 (es) Saneamiento y desodorizado del aire por nebulizado.
RU2670275C2 (ru) Средство для санации воздушной среды закрытых помещений

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130514

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131022

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140117

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140124

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140221

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140228

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140319

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140327

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150106