JP2013515097A - アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物 - Google Patents

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Abstract

優れた染み除去、並びに保存及び使用中の優れた安定性を提供するための、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物。この組成物は、組成物の80重量%未満の水を含み、過酸化水素、若しくはその水溶性供給源、又はそれらの混合物と、アニオン性界面活性剤、又はその混合物と、アミンオキシド系界面活性剤、又はその混合物と、キレート剤、又はその混合物と、フリーラジカルスカベンジャー、又はその混合物とを含む。

Description

本発明は、漂白剤を含むアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物に関する。
食器手洗いの分野では、洗浄の最適化は、継続的な課題である。液体手洗い食器洗浄洗剤組成物として液体洗剤を利用する消費者は、迅速かつ有効な洗浄作用、臭気制御、及び衛生状態を求める。
過酸素漂白剤を含む水性組成物は、一般的には、家庭用食器洗浄洗剤の市場で利用されることは少ないが、それらは、有効な漂白性能及び/又は消毒性能を発揮する。現在の液体手洗い食器洗浄洗剤は、油脂性の汚れを除去するためのものであるが、茶、コーヒー、及び赤い染み(赤い染みは、トマト及び赤い果実の染みを含む)を、完全に有効に除去することはできない。それゆえ、この漂白可能な染みを除去する必要性を満たす、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物を提供する必要性が存在する。それゆえ、漂白剤を含む液体手洗い食器洗浄洗剤の製剤が必要とされている。
主として、過酸素漂白剤の不安定性が、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物を製剤化するために通常使用される、アルカリ性媒質における問題点である。この過酸化漂白剤の不安定性は、組成物自体の中に、及び/又は組成物を水で希釈して得られる洗浄溶液中に生じる、金属イオンの混入によって、主として引き起こされる。過酸化水素は、7を超えるpHで不安定であることも、文献から周知である。
それゆえ、本発明の目的は、有効な染み除去を有し、臭気及び衛生状態の制御を提供し、保存及び使用中の優れた安定性を提供する、過酸素漂白剤を含む、手洗い食器洗浄用のアルカリ性液体洗剤組成物を提供することである。驚くべきことに、上記の目的は、本発明による組成物によって果たされ得ることが判明している。
米国特許第6,187,738号は、布地及びカーペットから、水性及びタンパク質系の染みを除去するための、過酸素化合物を含む水性組成物を開示している。米国特許第5,244,593号は、アニオン性及び/又は非イオン性界面活性剤、酸素漂白剤、並びに金属イオン封鎖剤を含有する、水性で無色の洗剤組成物を開示している。欧州特許第0 843 001号は、表面洗浄用の、安定な、水性アルカリ性過酸素漂白剤含有化合物を開示している。
米国特許第6,187,738号 米国特許第5,244,593号 欧州特許第0 843 001号
本出願は、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物であって、組成物の80重量%未満の水を含み、
a)過酸化水素、若しくはその水溶性供給源、又はそれらの混合物と、
b)アニオン性界面活性剤、又はその混合物と、
c)アミンオキシド系界面活性剤、又はその混合物と、
d)キレート剤、又はその混合物と、
e)フリーラジカルスカベンジャー、又はその混合物とを含む、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物に関する。
回収率(%)の時間関数でプロットした、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の試料の安定性を示すグラフ。
本発明のアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物は、驚くべきことに、油脂汚れの除去に加えて、有色の染みの優れた洗浄を、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の優れた安定性と併せて提供する。
本明細書で使用するとき、「アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物」とは、手作業の(すなわち、手による)食器洗浄に好適な、それらの組成物を指す。そのような組成物は、一般的には、起泡性又は発泡性が本質的に高い。
本明細書で使用するとき、「洗浄」とは、洗浄及び/又は消毒の目的のために、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物を、表面に適用することを意味する。
本明細書で使用するとき、「食器類」とは、セラミック、陶器、金属、ガラス、プラスチック(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなど)、及び木で作製された、皿、グラス、深鍋、鍋、焼き皿、及び銀食器などの、表面を意味する。
本明細書で使用するとき、「安定」とは、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物(物理的安定性又は位相安定性)が、20℃で少なくとも2週間、より好ましくは、20℃で少なくとも6ヶ月静置した後、肉眼での観察時に別個の層へと分離しないこと、及び過酸化水素が、これらの条件下で分解されないこと(化学的安定性)を意味する。
アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物
本発明の組成物は、臭気及び衛生状態の制御、優れた染み除去、並びに保存及び使用中の優れた安定性を提供する。臭気制御は、過酸化水素によって、食物の臭気を引き起こす化合物を酸化することにより提供される。更には、衛生状態の制御は、過酸化水素によって、細菌を殺すことにより提供される。優れた染み除去とは、油脂性の染みの除去に加えて、トマト及び赤い果実などの、赤い染みの除去、並びに飲料、茶、コーヒー、及びワインなどの、親水性の染みの除去を意味する。
過酸化水素は、その強力な、色を除去する能力のために、染みの除去に広く使用されている。しかしながら、アルカリ性条件での過酸化水素の安定性に関する問題が、手洗い食器洗浄洗剤組成物への使用の妨げとなっている。
理論に束縛されるものではないが、アミンオキシド系界面活性剤、アニオン性界面活性剤、キレート剤、及びフリーラジカルスカベンジャーの組み合わせが、8.0〜10.0、好ましくは8.0〜8.9、最も好ましくは8.5〜8.9のpHの、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物中で、過酸化水素の優れた安定性を確保すると考えられる。
本明細書でのアルカリ性液体洗剤組成物は、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の80重量%未満の水、好ましくは30重量%〜80重量%、より好ましくは30重量%〜75重量%、最も好ましくは40重量%〜75重量%の水を含有する。他の必須及び任意の組成物構成成分が、水中に溶解、分散、又は懸濁される。
アルカリ性液体洗剤組成物の必須構成成分:
過酸化漂白剤
第1の必須成分として、本発明による組成物は、過酸化漂白剤、又はその混合物を含む。好ましい過酸化漂白剤は、過酸化水素、若しくはその水溶性供給源、又はそれらの混合物である。この水溶性供給源は、過ホウ酸塩、過炭酸塩、過酸化尿素、一過硫酸塩及び過硫酸塩、並びにこれらの混合物からなる群から選択される。
本発明の組成物は、組成物の0.1重量%〜15重量%の過酸化水素、好ましくは、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の0.2重量%〜10重量%、より好ましくは0.3重量%〜6重量%の過酸化水素を含む。
アミンオキシド系界面活性剤
第2の必須成分として、本発明の組成物は、直鎖アミンオキシド系界面活性剤、又はその混合物を含む。
典型的な直鎖アミンオキシドとしては、1つのR18〜18アルキル部分と、C1〜3アルキル基、及びC1〜3ヒドロキシアルキル基からなる群から選択される、2つのR2及びR3部分とを含有する、水溶性アミンオキシドが挙げられる。好ましくは、アミンオキシドは、式R1−N(R2)(R3)→Oによって特徴付けられ、式中、R1は、C8〜18アルキルであり、R2及びR3は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、及び3−ヒドロキシプロピルからなる群から選択される。直鎖アミンオキシド系界面活性剤としては、具体的には、直鎖C10〜C18アルキルジメチルアミンオキシド、及び直鎖C8〜C12アルコキシエチルジヒドロキシエチルアミンオキシドを挙げることができる。本明細書で使用される好ましいアミンオキシドは、直鎖C10、直鎖C10〜C12、及び直鎖C12〜C14のアルキルジメチルアミンオキシドからなる群から選択される。
本発明の組成物は、アミンオキシド系界面活性剤、又はその混合物を、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の1重量%〜12重量%、好ましくは1重量%〜10重量%、より好ましくは3重量%〜5重量%の濃度で含む。
キレート剤
第3の必須成分として、本発明の組成物は、キレート剤、又はその混合物を含む。
好適なキレート剤は、アミノカルボキシレート、アミノホスホネート、及び多官能置換された芳香族キレート化剤、並びにこれらの混合物からなる群から選択される。
本明細書で使用される好ましいキレート剤は、アミノ酸系キレート剤、好ましくは、グルタミン酸−N,N−二酢酸及び誘導体であり、並びに/又はホスホン酸系キレート剤、好ましくは、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸である。
アミノカルボキシレートとしては、エチレンジアミンテトラ−アセテート、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミントリアセテート、ニトリロ−トリアセテート、エチレンジアミンテトラプロ−プリオネート、トリエチレンテトラアミンヘキサアセテート、ジエチレントリアミンペンタアセテート、及びエタノール−ジグリシン、これらのアルカリ金属塩、アンモニウム塩、及び置換アンモニウム塩、並びにこれらの混合物が挙げられる。加えて、メチル−グリシン−二酢酸(MGDA)、並びにその塩及び誘導体と、グルタミン酸−N,N−二酢酸(GLDA)、並びにその塩及び誘導体とが挙げられる。本発明によれば、GLDA(その塩及び誘導体)が特に好ましく、その四ナトリウム塩が特に好ましい。
他の好適なキレート剤としては、アミノ酸系化合物又はサクシネート系化合物が挙げられる。他の好適なキレート剤は、米国特許第6,426,229号に記載されている。特に好適なキレート剤としては、例えば、アスパラギン酸−N−一酢酸(ASMA)、アスパラギン酸−N,N−二酢酸(ASDA)、アスパラギン酸−N−一プロピオン酸(ASMP)、イミノ二コハク酸(IDS)、イミノ二酢酸(IDA)、N−(2−スルホメチル)アスパラギン酸(SMAS)、N−(2−スルホエチル)アスパラギン酸(SEAS)、N−(2−スルホメチル)グルタミン酸(SMGL)、N−(2−スルホエチル)グルタミン酸(SEGL)、N−メチルイミノ二酢酸(MIDA)、DL−アラニン−N,N−二酢酸(DL−ALDA)、セリン−N,N−二酢酸(SEDA)、イソセリン−N,N−二酢酸(ISDA)、フェニルアラニン−N,N−二酢酸(PHDA)、アントラニル酸−N,N−二酢酸(ANDA)、スルファニル酸−N,N−二酢酸(SLDA)、タウリン−N,N−二酢酸(TUDA)、及びスルホメチル−N,N−二酢酸(SMDA)、並びにこれらのアルカリ金属塩又はアンモニウム塩が挙げられる。同様に、エチレンジアミンジサクシネート(「EDDS」)、特に、米国特許第4,704,233号に記載されるような[S,S]異性体も好適である。更には、ヒドロキシエチレンイミノ二酢酸、ヒドロキシイミノ二コハク酸、ヒドロキシエチレンジアミン三酢酸もまた好適である。
他のキレート剤としては、ポリカルボン酸のホモポリマー及びコポリマー、並びにそれらの部分的又は完全に中和された塩、モノマー性ポリカルボン酸及びヒドロキシカルボン酸、並びにそれらの塩が挙げられる。上述の化合物の好ましい塩は、アンモニウム塩及び/又はアルカリ金属塩、すなわち、リチウム塩、ナトリウム塩、及びカリウム塩であり、特に好ましい塩は、ナトリウム塩である。
好適なポリカルボン酸は、非環式、脂環式、複素環式、及び芳香族カルボン酸であり、この場合、それらは少なくとも2つのカルボキシル基を含有し、これらのカルボキシル基は、それぞれの場合に、好ましくは2個以下の炭素原子によって互いに隔てられる。2つのカルボキシル基を含むポリカルボキシレートとしては、例えば、マロン酸、(エチレンジオキシ)二酢酸、マレイン酸、ジグリコール酸、酒石酸、タルトロン酸、及びフマル酸の、水溶性塩が挙げられる。3つのカルボキシル基を含有するポリカルボキシレートとしては、例えば、水溶性クエン酸塩が挙げられる。同様に、好適なヒドロキシカルボン酸は、例えば、クエン酸である。別の好適なポリカルボン酸は、アクリル酸のホモポリマーである。スルホネート末端封鎖ポリカルボキシレートが好ましい。
アミノホスホネートもまた、キレート剤として使用するために好適であり、DEQUESTなどのエチレンジアミンテトラキス(メチレンホスホネート)が挙げられる。好ましくは、これらのアミノホスホネートは、6個を超える炭素原子を有する、アルキル基又はアルケニル基を含有しない。
米国特許第3,812,044号に記載されるような、多官能置換された芳香族キレート化剤もまた、本明細書での組成物に有用である。酸の形態での、このタイプの好ましい化合物は、1,2−ジヒドロキシ−3,5−ジスルホベンゼンなどの、ジヒドロキシジスルホベンゼンである。
本明細書で使用される更に好適なポリカルボキシレートキレート剤としては、クエン酸、乳酸、酢酸、コハク酸、ギ酸が挙げられ、好ましくは、全て水溶性塩の形態である。他の好適なポリカルボキシレートは、オキソジサクシネート、カルボキシメチルオキシサクシネート、及び米国特許第4,663,071号に記載されるような、タータラート一コハク酸とタータラート二コハク酸の混合物である。
本明細書で使用される最も好適なポリカルボキシレートキレート剤は、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸(HEDP)、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)、N,N−二酢酸グルタミン酸四ナトリウム塩(GLDA)、メチルグリシン−N,N−二酢酸(MGDA)、及びこれらの混合物からなる群から選択される。本発明で最も好適なキレート剤は、HEDPである。
本発明の組成物は、キレート剤、又はその混合物を、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の0.001重量%〜5重量%、好ましくは0.01重量%〜1重量%、より好ましくは0.05重量%〜0.5重量%の濃度で含む。
フリーラジカルスカベンジャー
第3の必須成分として、本発明の組成物は、フリーラジカルスカベンジャー、又はその混合物を含む。
好適な天然又は合成のヒドロキシラジカル(OH)スカベンジャーは、ジメチルスルホキシド(DMSO)、チオ尿素、ジメチル尿素、テトラメチル尿素、安息香酸、エタノール、メタノール、グアイアコール、エチレングリコール、トリメトキシ安息香酸(TMBA)、又はテトラブチルエチリジンビスフェノール(Tinogard Noa)などである。本明細書で使用される好ましいフリーラジカルスカベンジャーは、トリメトキシ安息香酸(TMBA)、テトラブチルエチリジンビスフェノール(Tinogard Noa)、及びこれらの混合物からなる群から選択される。
本発明の組成物は、フリーラジカルスカベンジャーを、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の0.001重量%〜5重量%、好ましくは0.01重量%〜2重量%、より好ましくは0.02重量%〜1重量%の濃度で含む。
アニオン性界面活性剤
第5の必須成分として、本発明の組成物は、アニオン性界面活性剤、又はその混合物を含む。
本発明の組成物に使用される好適なアニオン性界面活性剤は、サルフェート系界面活性剤、スルホサクシネート系界面活性剤、スルホアセテート系界面活性剤、及び/又はスルホネート系界面活性剤であり、好ましくは、アルキルサルフェート及び/又はアルキルエトキシサルフェート系界面活性剤、より好ましくは、アルキルサルフェート及び/又は0.01〜10の、好ましくは0.02〜4の、より好ましくは0.03〜2の平均エトキシル化度を有するアルキルエトキシサルフェート系界面活性剤の組み合わせである。
本明細書での組成物に使用される好適なサルフェート又はスルホネート系界面活性剤としては、C10〜C14アルキル、アリール、若しくはヒドロキシアルキル、サルフェート又はスルホネートの水溶性塩あるいは酸が挙げられる。好適な対イオンとしては、水素、アルカリ金属カチオン、又はアンモニウム若しくは置換アンモニウムが挙げられるが、好ましくはナトリウムである。ヒドロカルビル鎖が分枝状である場合、C1〜4のアルキル分枝単位を含むことが好ましい。サルフェート又はスルホネート系界面活性剤の平均分枝率は、好ましくは、全ヒドロカルビル鎖の30%超、より好ましくは35%〜80%、最も好ましくは40%〜60%である。
好適なサルフェート又はスルホネート系界面活性剤は、C11〜C18アルキルベンゼンスルホネート(LAS)、C8〜C20第一級分枝鎖及びランダムアルキルサルフェート(AS);C10〜C18第二級(2,3)アルキルサルフェート;C10〜C18アルキルアルコキシサルフェート(AExS)であって、好ましくはxが1〜30であるもの;好ましくは1〜5個のエトキシ単位を含む、C10〜C18アルキルアルコキシカルボキシレート;米国特許第6,020,303号及び同第6,060,443号で考察されるような中鎖分枝状アルキルサルフェート;同第6,008,181号及び同第6,020,303号で考察されるような中鎖分枝状アルキルアルコキシサルフェート;国際公開第99/05243号、同第99/05242号、同第99/05244号、同第99/05082号、同第99/05084号、同第99/05241号、同第99/07656号、同第00/23549号、及び同第00/23548号で考察されるような修飾アルキルベンゼンスルホネート(MLAS);メチルエステルスルホネート(MES);及びα−オレフィンスルホネート(AOS)から選択することができる。
パラフィンスルホネートは、モノスルホネート又はジスルホネートとすることができ、通常は、これらの混合物であり、10〜20個の炭素原子のパラフィンをスルホン化することによって得られる。好ましいスルホネートは、C12〜18炭素原子鎖のものであり、より好ましくはC14〜17鎖のものである。パラフィン鎖に沿って分布されたスルホネート基を有するパラフィンスルホネートは、米国特許第2,503,280号、同第2,507,088号、同第3,260,744号、同第3,372188号、及び独国特許第735096号に記載されている。
同様に、Procter & Gambleの特許出願、国際公開第06/014740号に記載のアルキルグリセリルスルホネート系界面活性剤及び/又はアルキルグリセリルサルフェート系界面活性剤、すなわち、二量体、三量体、四量体、五量体、六量体、七量体、及びこれらの混合物から選択される、オリゴマーのアルキルグリセリルスルホネート及び/又はサルフェート系界面活性剤の混合物もまた好適であり、この場合、モノマーの重量パーセントは、アルキルグリセリルスルホネート及び/又はサルフェート系界面活性剤混合物の、0重量%〜60重量%である。
他の好適なアニオン性界面活性剤は、アルキル、好ましくは、ジアルキルスルホサクシネート及び/又はスルホアセテートである。このジアルキルスルホサクシネートは、C6〜15直鎖又は分枝状ジアルキルスルホサクシネートであり得る。アルキル部分は、対称(すなわち、同じアルキル部分)又は非対称(すなわち、異なるアルキル部分)であり得る。好ましくは、アルキル部分は対称である。
最も一般的な分枝状アニオン性アルキルエーテルサルフェートは、分枝状アルコール及び分枝状アルコールエトキシレートの混合物の硫酸化を介して得られる。同様に、Sasol製のsafol(商標)アルコールから生成されるものなどの、最大50%の分枝(40%のメチル(モノ又はビス)、10%のシクロヘキシル)を含む、Fisher & Tropsch反応から生じる硫酸化脂肪族アルコール;Sasol製のIsalchem(商標)アルコール又はLia(商標)アルコールから生成されるものなどの、少なくとも50重量%のアルコールがC2異性体(メチル〜ペンチル)である、オキソ反応から生じる硫酸化脂肪族アルコール;Shell製のNeodol(商標)アルコールから生成されるものなどの、少なくとも15重量%のアルコールがC2異性体(メチル〜ペンチル)である、改変オキソ反応から生じる硫酸化脂肪族アルコールもまた好適である。
好ましくは、アニオン性界面活性剤は、アルキルサルフェート、若しくはアルキルエトキシレート、又はそれらの組み合わせである。より好ましくは、アニオン性界面活性剤は、ASと、0.01〜10の、好ましくは0.02〜4の、より好ましくは0.03〜3の平均エトキシル化度を有するAESからなる群から選択される。
本明細書でのアニオン性界面活性剤は、典型的には、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の12重量%〜60重量%、好ましくは14重量%〜50重量%、より好ましくは16重量%〜40重量%の濃度で存在する。
アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の任意構成成分は、以下である。
追加的界面活性剤系
本発明の組成物は、非イオン性、カチオン性、両性、双極性イオン性、半極性非イオン性界面活性剤、及びこれらの混合物からなる群から選択される、追加的な界面活性剤系を含み得る。
以下に記載される界面活性剤は、その直鎖型及び/又は分枝型で使用することができる。
非イオン性界面活性剤
任意に添加される界面活性剤として、本発明で使用されることが好ましいものは、非イオン性界面活性剤である。実際に、非イオン性界面活性剤、好ましくは分枝状非イオン性界面活性剤の添加は、食器表面の結晶膜の形成を効果的に防止し、濡れの改善をもたらすことにより、優れた光沢をもたらすことが判明している。
非イオン性界面活性剤は、存在する場合、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の0.01重量%〜30重量%、好ましくは0.1重量%〜20重量%、より好ましくは、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の1.5重量%〜10重量%の典型的な量で含まれる。
好適な非イオン性界面活性剤としては、脂肪族アルコールと1〜25モルのエチレンオキシドとの縮合生成物が挙げられる。脂肪族アルコールのアルキル鎖は、直鎖又は分枝鎖状の、第一級又は第二級のいずれかとすることができ、一般的には、8〜22個の炭素原子を含有する。8〜18個の炭素原子、好ましくは9〜15個の炭素原子を含有するアルキル基を有するアルコールと、1モルのアルコール当たり、2〜18モル、好ましくは2〜15モル、より好ましくは5〜12モルのエチレンオキシドとの縮合生成物が特に好ましい。
同様に、式R4O(Cn2nO)t(グリコシル)xを有するアルキルポリグリコシドもまた好適であり、式中、R4は、アルキル、アルキル−フェニル、ヒドロキシアルキル、ヒドロキシアルキルフェニル、及びこれらの混合物からなる群から選択され、このアルキル基は、10〜18個、好ましくは12〜14個の炭素原子を含有し、nは、2又は3、好ましくは2であり、tは、0〜10、好ましくは0であり、xは、1.3〜10、好ましくは1.3〜3、最も好ましくは1.3〜2.7である。グリコシルは、好ましくはグルコースから誘導される。同様に、アルキルグリセロールエーテル及びソルビタンエステルもまた好適である。
同様に、次の式を有する脂肪酸アミド界面活性剤もまた好適である:
Figure 2013515097
式中、R5は、7〜21個、好ましくは9〜17個の炭素原子を含有するアルキル基であり、各R6は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、及び−(C24O)xHからなる群から選択され、xは、1〜3で変化する。好ましいアミドは、C8〜C20アンモニアアミド、モノエタノールアミド、ジエタノールアミド、及びイソプロパノールアミドである。
本発明で使用される好ましい非イオン性界面活性剤は、脂肪族アルコールとエチレンオキシドとの縮合生成物であり、市販のNeodol 91−5などの、平均で5個のエチレンオキシド(EO)単位で修飾される、ノニル(C9)、デシル(C10)ウンデシル(C11)アルコールの混合物、又は平均で8個のEO単位で修飾されるNeodol 91−8などである。同様に、5個のEOで修飾されるC12、C13などの、長アルキル鎖のエトキシル化非イオン性物質(Neodol 23−5)もまた好適である。NeodolはShellの商標名である。同様に、7個のEOを有するC12、C14アルキル鎖もまた好適であり、Novel 1412−7(Sasol)、又はLutensol A 7 N(BASF)の商標名で市販されている。
好ましい分枝状非イオン性界面活性剤は、Ethylan 1005、Lutensol XP 50などの、5個のEOを有するGuerbet C10アルコールエトキシレート、及び市販のLutensol XLシリーズ(Xl50、XL70)などの、Guerbet C10アルコールアルコキシル化非イオン性物質(EO、及びPO=プロピレンオキシドで修飾)である。他の分枝としてはまた、Lutensol ON 50(5個のEO)及びLutensol ON70(7個のEO)などの、オキソ分枝状非イオン性界面活性剤も挙げられる。他の好適な分枝状非イオン性物質は、BASF製のLutensol TO7(7EO)、及びSasol製のMarlipal O 13/70(7EO)などの、イソトリデシルアルコールから誘導され、エチレンオキシドで修飾されるものである。同様に、Sasol製のsafol(商標)アルコールから生成されるものなどの、最大50%の分枝(40%のメチル(モノ又はビス)、10%のシクロヘキシル)を含む、Fisher & Troshp反応から生じるエトキシル化脂肪族アルコール;Sasol製のIsalchem(商標)アルコール又はLial(商標)アルコールから生成されるものなどの、少なくとも50重量%のアルコールがC2異性体(メチル〜ペンチル)である、オキソ反応から生じるエトキシル化脂肪族アルコール;Shell製のNeodol(商標)アルコールから生成されるものなどの、少なくとも15重量%のアルコールが、C2異性体(メチル〜ペンチル)である、改変オキソ反応から生じるエトキシル化脂肪族アルコールもまた好適である。
両性/双極性界面活性剤
両性及び双極性界面活性剤は、組成物中に存在する場合、液体洗剤組成物の0.01重量%〜10重量%、好ましくは0.5重量%〜10重量%の濃度で含むことができる。本発明の組成物は、好ましくは、ベタイン、又はその混合物を更に含む。
他の好適な界面活性剤としては、アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン、アミドアゾリニウムベタイン、スルホベタイン(INCIスルタイン)、並びにホスホベタインなどのベタインが挙げられ、好ましくは次の式に合致する:
7−[CO−X(CH2nx−N+(R8)(R9)−(CH2m−[CH(OH)−CH2y−Y、式中、
7は、飽和又は不飽和のC6〜22アルキル残基であり、好ましくは、C8〜18アルキル残基、より好ましくは、飽和C10〜16アルキル残基、例えば、飽和C12〜14アルキル残基であり、
Xは、NH、C1〜4アルキル残基R4を有するNR4、O、又はSであり、
nは、1〜10の数、好ましくは2〜5、より好ましくは3であり、
xは、0又は1、好ましくは1であり、
8、R9は、独立して、ヒドロキシエチル、好ましくはメチルなどの、ヒドロキシ置換される可能性のあるC1〜4アルキル残基であり、
mは、1〜4の数、好ましくは1、2、又は3であり、
yは、0又は1であり、
Yは、COO-、SO3、OPO(OR10)O、又はP(O)(OR10)Oであり、R10は、水素原子H、又はC1〜4アルキル残基である。
好ましいベタインは、以下の、アルキルベタイン(a)、アルキルアミドベタイン(b)、スルホベタイン(c)、及びアミドスルホベタイン(d)である。
11−N+(CH32−CH2COO- (a)
11−CO−NH(CH23−N+(CH32−CH2COO- (b)
11−N+(CH32−CH2CH(OH)CH2SO3− (c)
11−CO−NH−(CH23−N+(CH32−CH2CH(OH)CH2SO3− (d)
式中、R11は、飽和又は不飽和のC6〜22アルキル残基であり、好ましくは、C8〜18アルキル残基、特に、飽和C10〜16アルキル残基、例えば、飽和C12〜14アルキル残基であり、好ましいベタインは、カルボベタインであり、式中、Y-=COO-であり、好ましくは、式(a)及び式(b)のカルボベタイン、より好ましくは、式(b)のアルキルアミドベタインである。
好適なベタイン及びスルホベタインの例は、アーモンドアミドプロピルベタイン、アプリコットアミドプロピルベタイン、アボカドアミドプロピルベタイン、ババスアミドプロピルベタイン、ベヘンアミドプロピルベタイン、ベヘニルベタイン、ベタイン、カノールアミドプロピルベタイン、カプリル/カプラミドプロピルベタイン、カルニチン、ベタインのセチル、ベタインのコカミドエチル、コカミドプロピルベタイン、コカミドプロピルヒドロキシスルタイン、ココベタイン、ココヒドロキシスルタイン、ココ/オレアミドプロピルベタイン、ココスルタイン、デシルベタイン、ジヒドロキシエチルオレイルグリシネート、ジヒドロキシエチルソイグリシネート、ジヒドロキシエチルステアリルグリシネート、ジヒドロキシエチルタローグリシネート、ジメチコンプロピルpg−ベタイン、エルカミドプロピルヒドロキシスルタイン、水素添加タローベタイン、イソステアルアミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ラウリルベタイン、ラウリルヒドロキシスルタイン、ラウリルスルタイン、ミルクアミドプロピルベタイン、ミンクアミドプロピルベタイン、ミリスタミドプロピルベタイン、ミリスチルベタイン、オレアミドプロピルベタイン、オレアミドプロピルヒドロキシスルタイン、オレイルベタイン、オリーブアミドプロピルベタイン、パームアミドプロピルベタイン、パルミトアミドプロピルベタイン、パルミトイルカルニチン、パーム核アミドプロピルベタイン、ポリテトラフルオロエチレンアセトキシプロピルベタイン、リシノールアミドプロピルベタイン、セサミドプロピルベタイン、ソイアミドプロピルベタイン、ステアラミドプロピルベタイン、ステアリルベタイン、タローアミドプロピルベタイン、タローアミドプロピルヒドロキシスルタイン、タローベタイン、タロージヒドロキシエチルベタイン、ウンデシレンアミドプロピルベタイン、及び小麦胚アミドプロピルベタインである。好ましいベタインは、例えば、コカミドプロピルベタインである。
カチオン性界面活性剤
カチオン性界面活性剤は、存在する場合、有効量で、より好ましくは、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の0.01重量%〜10重量%の量で存在する。好適なカチオン性界面活性剤は、第四級アンモニウム界面活性剤である。好適な第四級アンモニウム界面活性剤は、モノC6〜C16、好ましくはC6〜C10 N−アルキル又はアルケニルアンモニウム界面活性剤からなる群から選択され、残りのN位はメチル基、ヒドロキシエチル基、又はヒドロキシプロピル基によって置換される。別の好ましいカチオン性界面活性剤は、第四級クロリンエステルなどの、第四級アンモニウムアルコールのC6〜C18アルキル又はアルケニルエステルである。より好ましくは、カチオン性界面活性剤は、次の式を有する:
Figure 2013515097
式中、R12は、C8〜C18ヒドロカルビル、及びその混合物、好ましくは、C8〜14アルキル、より好ましくは、C8、C10、又はC12のアルキルであり、Xは、アニオン、好ましくは、塩化物アニオン又は臭化物アニオンである。
追加的界面活性剤系は、存在する場合、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の0.01重量%〜30重量%、好ましくは0.1重量%〜20重量%、より好ましくは1.5重量%〜10重量%の濃度で含まれる。
洗浄ポリマー
本発明の組成物は、1種以上のアルコキシル化ポリエチレンイミンポリマーを更に含み得る。
本組成物のアルコキシル化ポリエチレンイミンポリマーは、400〜10000の重量平均分子量、好ましくは400〜7000の重量平均分子量、あるいは3000〜7000の重量平均分子量を有する、ポリエチレンイミン主鎖を有する。
これらのポリアミンは、例えば、二酸化炭素、亜硫酸水素ナトリウム、硫酸、過酸化水素、塩酸、酢酸などのような触媒の存在下で、エチレンイミンを重合することによって調製することができる。
ポリエチレンイミン主鎖のアルコキシル化としては、(1)ポリエチレンイミン主鎖中の内部窒素原子又は末端窒素原子で修飾が生じるか否かに応じた、窒素原子1個当たり1つ又は2つのアルコキシル化修飾であって、このアルコキシル化修飾は、修飾1つ当たり平均約1〜約40個のアルコキシ部分を有するポリアルコキシレン鎖上の水素原子の置換からなり、アルコキシル化修飾の末端アルコキシ部分が、水素、C1〜C4アルキル、又はこれらの組み合せで末端保護されるアルコキシル化修飾、(2)窒素原子1個当たり、1つのC1〜C4アルキル部分又はベンジル部分の置換、並びにポリエチレンイミン主鎖中の内部窒素原子又は末端窒素原子で置換が生じるか否かに応じた、1つ又は2つのアルコキシル化修飾であって、このアルコキシル化修飾は、修飾1つ当たり平均約1〜約40個のアルコキシ部分を有するポリアルコキシレン鎖による水素原子の置換からなり、末端アルコキシ部分が、水素、C1〜C4アルキル、又はこれらの混合物で末端保護される、置換並びに修飾、あるいは(3)これらの組み合わせが挙げられる。
本組成物は、グラフトベースとしての水溶性ポリアルキレンオキシド(A)及びビニルエステル構成要素の重合によって形成される側鎖(B)に基づく、両親媒性グラフトポリマーを更に含み得、このポリマーは、アルキレンオキシド単位50個当たり平均≦1のグラフト部位、及び3,000〜100,000の平均モル質量Mwを有し、BASFの特許出願、国際公開第2007/138053号で、2ページ14行目〜10ページ34行目に記載され、15〜18ページに例示されている。
本組成物は、国際公開第2007/135645号の2ページ33行目〜5ページ5行目に記載され、5〜7ページの実施例1〜4に例示されるようなアルコキシル化ポリエチレンイミンポリマーを、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の0.01重量%〜10重量%、好ましくは0.01重量%〜2重量%、より好ましくは0.1重量%〜1.5重量%、更により好ましくは0.2重量%〜1.5重量%の濃度で含み得る。
溶媒
溶媒は、一般的には、溶解、濃度、及び審美性に関する好ましい製品品質を確実にし、より良好な処理加工を確実にするために使用される。それゆえ、本明細書での組成物は、任意成分として、溶媒、又はその混合物を含み得る。
好適な溶媒としては、式R−OHによる、C1〜C5アルコールが挙げられ、式中、Rは、炭素原子が1〜5個、好ましくは2〜4個の、直鎖飽和アルキル基である。好適なアルコールは、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、又はこれらの混合物である。他の好適なアルコールは、式R(AON−OHによる、アルコキシル化C1〜8アルコールであり、式中、Rは、炭素原子が1〜8個、好ましくは3〜6個の、直鎖アルキル基であり、Aは、アルコキシ基、好ましくはプロポキシ基及び/又はエトキシ基であり、nは1〜5、好ましくは1〜2の整数である。好適なアルコールは、ブトキシプロポキシプロパノール(n−BPP)、ブトキシプロパノール(n−BP)、ブトキシエタノール、又はこれらの混合物である。本明細書で使用される好適なアルコキシル化芳香族アルコールは、式R(B)n−OHによるものであり、式中、Rは、炭素原子が1〜20個、好ましくは2〜15個、より好ましくは2〜10個の、アルキル置換又はアルキル非置換のアリール基であり、Bは、アルコキシ基、好ましくはブトキシ基、プロポキシ基、及び/又はエトキシ基であり、nは1〜5、好ましくは1〜2の整数である。好適なアルコキシル化芳香族アルコールは、ベンゾイエタノール(benzoyethanol)及び/又はベンゾイプロパノール(benzoypropanol)である。本明細書で使用される好適な芳香族アルコールは、ベンジルアルコールである。他の好適な溶媒としては、ブチルジグリコールエーテル、ベンジルアルコール、プロポキシ−プロポキシプロパノール(欧州特許第0 859 044号)エーテル及びジエーテル、ポリプロピレングリコールのようなグリコール、アルコキシル化グリコール、C6〜C16グリコールエーテル、アルコキシル化芳香族アルコール、芳香族アルコール、脂肪族分枝状アルコール、アルコキシル化脂肪族分枝状アルコール、アルコキシル化直鎖C1〜C5アルコール、直鎖C1〜C5アルコール、アミン、C8〜C14アルキル及びシクロアルキル炭化水素、及びハロ炭化水素、並びにこれらの混合物が挙げられる。
存在する場合、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物は、有効量の、好ましくはアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の0.001重量%〜20重量%の溶媒を含有する。これらの溶媒は、水などの水性液体キャリアと共に使用することができ、又はいずれの水性液体キャリアも存在させることなく使用することができる。
ヒドロトロープ
本発明の組成物は、液体洗剤組成物が水に適切に相溶するように、所望により、ヒドロトロープを有効量で含み得る。本明細書で使用される好適なヒドロトロープとしては、アニオンタイプのヒドロトロープ、具体的には、キシレンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸カリウム、及びキシレンスルホン酸アンモニウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸カリウム、及びトルエンスルホン酸アンモニウム、クメンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸カリウム、及びクメンスルホン酸アンモニウム、並びにこれらの混合物、並びに米国特許第3,915,903号に開示されるような関連化合物が挙げられる。存在する場合、本発明のアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物は、ヒドロトロープ、又はその混合物を、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の0重量%〜15重量%、好ましくは1重量%〜10重量%、より好ましくは、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の3重量%〜6重量%の濃度で含む。
高分子泡安定剤
本発明の組成物は、所望により、高分子泡安定剤を含有することができる。これらの高分子泡安定剤は、液体洗剤組成物の起泡量及び起泡持続時間の増大をもたらす。これらの高分子泡安定剤は、(N,N−ジアルキルアミノ)アルキルエステルのホモポリマー、及び(N,N−ジアルキルアミノ)アルキルアクリレートエステルのホモポリマーから選択することができる。従来のゲル浸透クロマトグラフィーによって判定される、高分子起泡増進剤の重量平均分子量は、1,000〜2,000,000、好ましくは5,000〜1,000,000、より好ましくは10,000〜750,000、より好ましくは20,000〜500,000、更により好ましくは35,000〜200,000である。高分子泡安定剤は、所望により、無機塩又は有機塩のいずれかである塩、例えば(N,N−ジメチルアミノ)アルキルアクリレートエステルのクエン酸塩、硫酸塩、又は硝酸塩の形態で存在することができる。
1つの好ましい高分子泡安定剤は、(N,N−ジメチルアミノ)アルキルアクリレートエステル、すなわち、次の式によって表されるアクリレートエステルである:
Figure 2013515097
他の好ましい起泡増進ポリマーは、次の式によって表される、ヒドロキシプロピルアクリレート/ジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー(HPA/DMAMのコポリマー)である。
Figure 2013515097
別の好ましい高分子起泡増進ポリマーの部類は、45,000未満、好ましくは10,000〜40,000、より好ましくは13,000〜25,000の数平均分子量(Mw)を有する、疎水変性セルロース系ポリマーである。疎水変性セルロース系ポリマーとしては、非イオン性及びカチオン性のセルロース誘導体などの、水溶性セルロースエーテル誘導体が挙げられる。好ましいセルロース誘導体としては、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、及びこれらの混合物が挙げられる。
本発明の組成物中に存在する場合、高分子起泡増進剤/安定化剤は、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の0.01重量%〜15重量%、好ましくは0.05重量%〜10重量%、より好ましくは0.1重量%〜5重量%で組成物中に存在し得る。
ジアミン
本発明による組成物の別の任意成分は、ジアミンである。好ましい有機ジアミンは、pK1及びpK2が8.0〜11.5の範囲、好ましくは8.4〜11の範囲、更により好ましくは8.6〜10.75の範囲にあるものである。好ましい材料としては、1,3−ビス(メチルアミン)−シクロヘキサン(pKa=10〜10.5)、1,3−プロパンジアミン(pK1=10.5;pK2=8.8)、1,6−ヘキサンジアミン(pK1=11;pK2=10)、1,3−ペンタンジアミン(DYTEK EP(登録商標))(pK1=10.5;pK2=8.9)、2−メチル1,5−ペンタンジアミン(DYTEK A(登録商標))(pK1=11.2;pK2=10.0)が挙げられる。他の好ましい材料としては、C4〜C8の範囲のアルキレンスペーサーを有する、第一級/第一級ジアミンが挙げられる。一般的には、第一級ジアミンは、第二級及び第三級のジアミンよりも好ましいと考えられる。pKaは、化学分野の当業者には周知である方式と同じ方式で、本明細書で使用される:25℃での全水溶液中、0.1〜0.5Mのイオン強度に関する。本明細書で参照される値は、Smith及びMartelによる「Critical Stability Constants:Volume 2,Amines」(Plenum Press,NY and London,1975)などの文献から得ることができる。
本明細書でのアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物は、少なくとも1種のジアミンを、好ましくは、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の0.001重量%〜15重量%、好ましくは0.2重量%〜10重量%、より好ましくは0.25重量%〜6重量%、最も好ましくは0.5重量%〜1.5重量%の濃度で更に含み得る。
カルボン酸
本発明によるアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物は、組成物のすすぎの感触を改善するために、直鎖若しくは環状カルボン酸、又はその塩を含み得る。アニオン性界面活性剤の存在は、特に組成物の15〜35重量%の範囲で多量に存在する場合に、ユーザーの手及び食器類に滑りやすい感触を付与する組成物をもたらす。
本明細書で有用なカルボン酸としては、C1〜6の直鎖状の酸、又は少なくとも3個の炭素を含有する環状の酸が挙げられる。カルボン酸又はその塩の、直鎖若しくは環状炭素含有鎖は、ヒドロキシル基、エステル基、エーテル基、1〜6個の、より好ましくは1〜4個の炭素原子を有する脂肪族基、及びこれらの混合物からなる群から選択される置換基で、置換することができる。
好ましいカルボン酸は、サリチル酸、マレイン酸、アセチルサリチル酸、3−メチルサリチル酸、4−ヒドロキシイソフタル酸、ジヒドロキシフマル酸、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸、ペンタン酸及びその塩、クエン酸及びその塩、並びにこれらの混合物からなる群から選択されるものである。カルボン酸が塩の形態で存在する場合、その塩のカチオンは、好ましくは、アルカリ金属、アルカリ土類金属、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、又はトリエタノールアミン、並びにこれらの混合物から選択される。
カルボン酸、又はその塩は、存在する場合、好ましくは、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の0.1重量%〜5重量%、より好ましくは0.2重量%〜1重量%、最も好ましくは0.25重量%〜0.5重量%の濃度で存在する。
漂白剤安定香料:
本発明によるアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物は、漂白剤安定香料を含み得る。本発明に関する漂白剤安定香料組成物は、アルケニル基又はアルキニル基を含有せず、少なくとも65%の過酸安定値(PSV)を有する香料組成物であり、飽和アルコール、エステル、芳香族ケトン、ラクトン、ニトリル、エーテル、アセタール、フェノール、炭化水素、及び芳香族ニトロムスク、並びにこれらの混合物からなる群から選択される。
PSV値の試験方法:
アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物(100g)を、香料材料(0.3g)と共に充填し、5分間混合した。少量の試料を、初期分析のために採取し、残部を2つの密閉ガラス瓶内に試料採取した。ガラス瓶の試料を、0℃(対照試料)及び37℃で、4週間保存した。保存の後、好適な溶媒を用いた溶媒抽出を使用することによって、試料から香料を抽出し、ガスクロマトグラフィー(GC)によって分析することで、各香料成分が残存する割合を対照と比較して測定した。
漂白剤安定染料:
本発明によるアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物は、透明又は有色であり得る。そのような着色は、存在する場合、好ましくは漂白剤安定着色剤を使用して、より好ましくは、顔料などの漂白剤安定着色剤を使用して達成される。本発明に関して好適な漂白剤安定着色剤は、コバルトブルー、コバルトアルミン酸ブルー顔料、ウルトラマリンブルー及びその等価物、Clariant製のコスメニルブルーA2R、及びフタロシアニン系水分散性顔料、並びにこれらの混合物からなる群から選択される。
他の任意成分:
本発明によるアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物は、真珠光沢剤、乳白剤、スズ酸、酵素、好ましくはプロテアーゼ、構造剤、増粘剤、防腐剤、消毒剤などの、液体洗剤組成物に使用するために好適な、多数の他の任意成分を更に含み得る。
軽質液体洗剤組成物に使用するために好適な、許容可能な任意成分の更なる論考を、米国特許第5,798,505号に見出すことができる。
pH
pH緩衝は、本明細書でのアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物が、一般的には、pH 8.0〜10.0、好ましくは8.0〜8.9、最も好ましくは8.5〜8.9を有するようにすることを意味する。組成物のpHは、当該技術分野において既知のpH修正成分を使用して調整することができる。
粘度
本発明の組成物は、好ましくは、20s-1、及び20℃で、50〜2000センチポアズ(50〜2000mPa.s)、より好ましくは100〜1500センチポアズ(100〜1500mPa.s)、最も好ましくは500〜1300センチポアズ(500〜1300mPa.s)の粘度を有する。粘度は、従来の方法によって判定することができる。本発明による粘度は、直径40mm及び間隙サイズ500μmの平板の鋼製スピンドルを使用する、TA instruments製のAR 550レオメーターを使用して測定される。20s-1での高剪断粘度、及び0.05s-1での低剪断粘度は、20℃での3分間の、0.1s-1〜25s-1の対数剪断速度掃引から得ることができる。本明細書に記載される好ましいレオロジーは、内部に存在する洗剤成分による構造化を使用して、又は外的レオロジー変性剤を用いることによって、達成することができる。それゆえ、本発明の好ましい実施形態では、本組成物は、レオロジー変性剤を更に含む。
食器類の洗浄/処理プロセス
本発明の食器洗浄のプロセスは、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物で食器類を洗浄することを含む。そのような食器洗浄プロセスは、この組成物を、典型的には希釈又は非希釈の形態で、食器類上に適用する工程と、表面からこの組成物をすすぐか、又は表面をすすがずに、組成物を表面上に放置して乾燥させる工程とを含む。組成物を表面上に放置して空気乾燥させる代わりに、キッチンタオルを使用して、ハンドドライすることもできる。食器洗浄プロセスの間、具体的には、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の食器類への適用、及び/又はこの液体組成物の食器類からのすすぎ落としの間、ユーザーの手及び皮膚は、希釈又は非希釈の形態のアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物に晒され得る。
本明細書では、「非希釈の形態で」とは、このアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物が、適用の前(直前)にユーザーにより希釈されることなく、処理される表面上に直接適用されることを意味する。処理される表面上への液体組成物の直接適用は、液体組成物を、手洗い食器洗浄液体用ボトルから、洗浄される表面上に直接搾り出すことによって、又は、液体組成物を、手洗い食器洗浄液体用ボトルから、洗浄物品(限定するものではないが、スポンジ、布、又はブラシなど)を使用して標的表面を洗浄する前に、予備湿潤された、若しくは予備湿潤されていない洗浄物品上に搾り出すことによって達成することができる。本明細書では、「希釈形態」とは、その液体組成物が、適切な溶媒を使用して、典型的には水を使用して、ユーザーによって希釈されることを意味する。本明細書では、「すすぐ」とは、本明細書のアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物を食器類上に適用する工程の後に、本発明によるプロセスで洗浄された食器類を、相当量の適切な溶媒と、典型的には水と接触させることを意味する。「相当量」とは、通常は、0.1〜20リットルを意味する。
本発明の一実施形態では、本明細書での組成物は、その希釈形態で適用することができる。汚れた食器を、有効量の、典型的には、(処理される食器25個当たり)0.5mL〜20mL、好ましくは3mL〜10mLの、水中に希釈した本発明のアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物と接触させる。使用される液体洗剤組成物の実際の量は、ユーザーの判断に基づくものであり、典型的には、組成物中の活性成分の濃度を含めた、組成物の具体的な製品配合、洗浄される汚れた食器の数、食器上の汚れの程度などのような要因に応じて決定される。同様に、具体的な製品配合は、その組成物製品に関して意図される市場(すなわち、米国、欧州、日本など)のような、多数の要因に応じて決定される。典型的な軽質洗剤組成物を、実施例のセクションに記載する。
一般的には、0.01mL〜150mL、好ましくは3mL〜40mL、更により好ましくは3mL〜10mLの、本発明のアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物が、1000mL〜20000mL、より典型的には5000mL〜15000mLの範囲の容積を有するシンク内で、2000mL〜20000mL、より典型的には5000mL〜15000mLの水と組み合わされる。結果として得られた希釈組成物を収容するシンク中に、汚れた食器を浸漬させ、食器の汚れた表面を、布、スポンジ、又は類似の物品と接触させることにより、それらの表面を洗浄する。布、スポンジ、又は類似の物品は、食器表面と接触させる前に、洗剤組成物と水との混合物中に浸漬させることができ、典型的には、1〜10秒の期間にわたって食器表面と接触させられるが、実際の時間は、各適用及びユーザーによって異なる。布、スポンジ、又は類似の物品を食器表面に接触させることは、好ましくは、同時に食器表面を擦ることを伴う。
本発明の別のプロセスは、アルカリ性液体洗剤組成物を全く使用することなく、汚れた食器を水浴中に浸漬させるか、又は流水下に保持することを含む。スポンジなどの、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物を吸収するための道具は、別個の量の、希釈アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の濃縮プレミックス中に、典型的には1〜5秒の期間にわたって、直接置かれる。次に、この吸収道具、及び結果として希釈アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物が、汚れた食器のそれぞれの表面に個別に接触して、汚れを除去する。この吸収道具は、典型的には、1〜10秒の期間にわたって、各食器表面と接触させるが、実際の適用時間は、食器の汚れの程度などの要因に応じて決定される。吸収道具を食器表面に接触させることは、好ましくは、同時に擦ることを伴う。典型的には、希釈液体食器洗浄洗剤の濃縮プレミックスは、1mL〜200mLの非希釈の食器洗浄洗剤を、50mL〜1500mLの水、より典型的には200mL〜1000mLの水と組み合わせることによって形成される。
パッケージ
本発明のアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物は、使用される液体洗剤組成物を供給するための任意の好適なパッケージ内に、パッケージングすることができる。好ましくは、このパッケージは、プラスチックで作製される。最も好適なパッケージ用材料は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、高密度ポリエチレン(HDPE)、及びポリエチレン(PE)である。パッケージの形状は、好ましくは、丸みを帯びたボトルであり、ボトルは、好ましくは、有孔式又はベント式のいずれかである。
以下の非限定的な実施例は、本発明の例示である。特に指定のない限り、百分率は重量によるものである。
Figure 2013515097
AE3S−アニオン性アルキル(エーテル)3サルフェート系界面活性剤
AE0.6S−アニオン性アルキル(エーテル)0.6サルフェート系界面活性剤
安定性及び性能
高温での安定性を、最大3ヶ月強まで追跡した。次の時点:調製時、1週間、2週間、1ヶ月、3ヶ月、及び3ヶ月強での有効O2(Av.O2)分析のために、試料を調製した。
図1実施例1の配合に関する、様々な保存条件でのH22安定性。
試験方法:
この試験方法は、経時的に、制御温度室(CTR)内で、20℃、32℃、及び50℃に晒した後に、最終製品中に保持された有効酸素(Av.O2)を判定する。ヨウ素滴定の手順を使用して、初期及び継続中の、試験試料中の有効酸素濃度を判定する。安定性は、保持された有効酸素%(=回収率%)として報告され、その結果は、最終製品中の過酸化水素の安定性を示す。
手順:
−安定性試験で試験される配合に調製する
−調製時の製品のパラメーター(pH、粘度、有効O2など)を検査し、データを記録する。
−Kartell製のPE実験用ボトル(250mL)、及び市販のPET Marsボトル(450mL)中に試料を流し込む
−同じ重量の製品でボトルを充填する
−密閉したボトルを、設定持続時間にわたって、同じCTR内で保存する
−有効O2分析用の試料抽出の前に、ボトルを振盪する
−有効O2のチオ硫酸ナトリウム(0.1N)滴定を自動化する(Mettler DL70)
−試験される製品0.0001gを、滴定容器内に秤量する
−酢酸30mLを、滴定容器内の試料に添加する
−脱イオン水10mLを、試料に添加する
−エタノール6mLを、試料に添加する
−40%のKI 10mLを、試料に添加する
−白金電極を使用して、電位差測定の終点まで、標準の0.1Nのチオ硫酸ナトリウムで滴定する
結果:
20℃及び32℃で98%の回収率
50℃で85%の回収率
本組成物を、保存の間、UVに曝露する。UV曝露を、ISO 4892のガイドラインに従って試験した。UV曝露の後、上述の試験方法による、有効酸素(Av.O2)を測定するための分析方法によって、試料(実施例6)を分析した。この試験方法は、6〜9ヶ月の屋内光曝露をシミュレートする。
結果:
UV曝露48h後の回収率%は、最終製品の過酸化水素安定性の指標である、99%に等しかった。
本明細書に開示される寸法及び値は、記述された正確な数値に厳密に限定されるものとして理解するべきではない。むしろ、特に指定のない限り、そのような各寸法は、記述された値、及びその値の周辺の機能的に等価な範囲の双方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味するものとする。

Claims (13)

  1. アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物であって、前記組成物の80重量%未満の水を含み、
    a)過酸化水素、若しくはその水溶性供給源、又はそれらの混合物と、
    b)アニオン性界面活性剤、又はその混合物と、
    c)アミンオキシド系界面活性剤、又はその混合物と、
    d)キレート剤、又はその混合物と、
    e)フリーラジカルスカベンジャー、又はその混合物と、を含む、アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物。
  2. 前記過酸化水素が、前記アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の0.1重量%〜15重量%、好ましくは0.2重量%〜10重量%、より好ましくは、前記アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の0.3重量%〜6重量%の濃度で存在する、請求項1に記載のアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物。
  3. 前記アニオン性界面活性剤が、サルフェート系界面活性剤、スルホサクシネート系界面活性剤、スルホアセテート系界面活性剤、スルホネート系界面活性剤、及びこれらの混合物からなる群から選択され、より好ましくは、アルキルサルフェート系界面活性剤と、0.01〜10の、好ましくは0.02〜4の、より好ましくは0.03〜3の平均エトキシル化度を有するアルキルエトキシサルフェート系界面活性剤からなる群から選択される、請求項1又は請求項2に記載のアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物。
  4. 前記アニオン性界面活性剤が、前記アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の12重量%〜60重量%、好ましくは14重量%〜50重量%、より好ましくは、16重量%〜40重量%の濃度で存在する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物。
  5. 前記アミンオキシド系界面活性剤が、前記アルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物の1重量%〜12重量%、好ましくは1重量%〜10重量%、より好ましくは、3重量%〜6重量%の濃度で存在する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物。
  6. 前記アミンオキシド系界面活性剤が、直鎖アミンオキシド系界面活性剤、直鎖C10、直鎖C10〜C12、及び直鎖C12〜C14のアルキルジメチルアミンオキシド、並びにこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載のアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物。
  7. キレート剤が、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸、N,N−二酢酸グルタミン酸四ナトリウム塩、メチルグリシン−N,N−二酢酸、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1〜6のいずれか一項に記載のアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物。
  8. 前記フリーラジカルスカベンジャーが、トリメトキシ安息香酸、テトラブチルエチリジンビスフェノール、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1〜7のいずれか一項に記載のアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物。
  9. 8.0〜10.0の、より好ましくは8.0〜8.9の、最も好ましくは8.5〜8.9のpHを有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載のアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物。
  10. エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブトキシプロポキシプロパノール、ブトキシプロパノール、ブトキシエタノール、ベンゾイエタノール、ベンゾイプロパノール、ブチルジグリコールエーテル、ベンジルアルコール、プロポキシプロポキシプロパノール、ポリプロピレングリコール、エーテル及びジエーテル、アルコキシル化グリコール、C6〜C16グリコールエーテル、アルコキシル化芳香族アルコール、脂肪族分枝状アルコール、アルコキシル化脂肪族アルコール、アルコキシル化直鎖C1〜C5アルコール、直鎖C1〜C5アルコール、アミン、C8〜C14アルキル及びシクロアルキル炭化水素、ハロゲン化炭化水素、並びにこれらの混合物からなる群から選択される溶媒を更に含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載のアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物。
  11. 漂白剤安定染料を更に含み、前記漂白剤安定染料が、コバルトブルー、コバルトアルミン酸ブルー顔料、ウルトラマリンブルー及びその等価物、コスメニルブルーA2R、フタロシアニン系水分散性顔料、並びにこれらの混合物からなる群から選択されるものである、請求項1〜10のいずれか一項に記載のアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物。
  12. 漂白剤安定香料組成物を更に含み、前記耐漂白剤香料組成物が、アルケニル基又はアルキニル基を含有せず、少なくとも65%の過酸安定値(PSV)を有し、飽和アルコール、エステル、芳香族ケトン、ラクトン、ニトリル、エーテル、アセタール、フェノール、炭化水素、及び芳香族ニトロムスク、並びにこれらの混合物からなる群から選択されるものである、請求項1〜11のいずれか一項に記載のアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載のアルカリ性液体手洗い食器洗浄洗剤組成物を使用する、食器洗浄のプロセスであって、前記プロセスが、1秒〜120秒、好ましくは5秒〜90秒、最も好ましくは10秒〜60秒の接触時間を有して、前記食器類上に前記組成物を適用する工程を含む、プロセス。
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