JP2013500909A - 高温充填容器 - Google Patents

高温充填容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2013500909A
JP2013500909A JP2012523081A JP2012523081A JP2013500909A JP 2013500909 A JP2013500909 A JP 2013500909A JP 2012523081 A JP2012523081 A JP 2012523081A JP 2012523081 A JP2012523081 A JP 2012523081A JP 2013500909 A JP2013500909 A JP 2013500909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
plastic container
decompression
container according
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012523081A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5732458B2 (ja
Inventor
ディー. パッチーク,テリー
ダウニング,デヴィッド
シー. ボウル,フレデリック
ジェー. シュトラセール,ウォルター
ハウ,クリストファー
エー. マスト,ルーク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amcor Pty Ltd
Original Assignee
Amcor Pty Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=43529961&utm_source=***_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2013500909(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Amcor Pty Ltd filed Critical Amcor Pty Ltd
Publication of JP2013500909A publication Critical patent/JP2013500909A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5732458B2 publication Critical patent/JP5732458B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D1/00Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
    • B65D1/02Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
    • B65D1/0223Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
    • B65D1/0261Bottom construction
    • B65D1/0276Bottom construction having a continuous contact surface, e.g. Champagne-type bottom
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D79/00Kinds or details of packages, not otherwise provided for
    • B65D79/005Packages having deformable parts for indicating or neutralizing internal pressure-variations by other means than venting
    • B65D79/008Packages having deformable parts for indicating or neutralizing internal pressure-variations by other means than venting the deformable part being located in a rigid or semi-rigid container, e.g. in bottles or jars
    • B65D79/0081Packages having deformable parts for indicating or neutralizing internal pressure-variations by other means than venting the deformable part being located in a rigid or semi-rigid container, e.g. in bottles or jars in the bottom part thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2501/00Containers having bodies formed in one piece
    • B65D2501/0009Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures designed for pouring contents
    • B65D2501/0018Ribs
    • B65D2501/0036Hollow circonferential ribs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

容器本体部および底部は、同時または順に減圧力に対応できるように設計された軽量な構造物である。この容器本体部および底部は、それぞれ、減圧の大きな割合を吸収する。軽量な底部設計を用いて減圧力を部分的に吸収することによって、容器本体部について、全体的な軽量化、柔軟な設計、および、代替減圧吸収能力の効果的な使用が可能になる。

Description

発明の詳細な説明
〔関連出願件に関する記述〕
本願は、米国特許出願第10/445,104号(出願日2003年5月23日;現在、米国特許第6,942,116号)の継続出願である米国特許出願第11/116,764号(出願日2005年4月28日;現在、米国特許第7,150,372号)の一部継続出願である米国特許出願第11/151,676号(出願日2005年6月14日;現在、米国特許第7,451,886号)の一部継続出願である米国特許出願第12/272,400号(出願日2008年11月17日)の一部継続出願である米国特許出願第12/847,050号(出願日2010年7月30日)に基づいて優先権を主張するものである。さらに、本願は、米国特許仮出願第61/230,144号(出願日2009年7月31日)および米国特許仮出願第61/369,156号(出願日2010年7月30日)の特典を主張する。上記特許出願の開示はすべて参照によってここに引用されるものとする。
〔技術分野〕
本開示は、容器の他の部分の不所望の変形や重量の増加を起こさずに減圧圧力を大幅に吸収するために、協働可能な側壁構造および底部構造を有する、商品、より具体的には液体商品を保持するためのプラスチック製容器に関する。
〔背景技術および発明の概要〕
本章では本開示に関連する背景となる情報について記載するが、この記載は先行技術であるとはかぎらない。また、本章では本開示の概要について記載するのであって、本開示のすべての特徴または完全な技術的範囲を網羅的に開示するものではない。
環境などに対する配慮から、以前にはガラス製容器にパッケージングしていた多数の商品をパッケージングするために、いまでは、かつてない量のプラスチック(具体的には、ポリエステル、さらに具体的にはポリエチレンテレフタレート(PET))製容器が使用されている。製造業者および充填者、さらに消費者は、PET製容器が軽量かつ低コストで、リサイクル可能であり、さらに、大量生産可能であることを認識している。
製造業者は、現在、ジュースやスポーツドリンクなどの各種液体商品に対してPET製容器を供給している。供給者は、これらの液体製品を、高温(一般には68℃〜96℃(155°F〜205°F)、通常は約85℃(185°F))で上記容器に充填することが多い。このようにパッケージングする場合、液体商品の高い温度が充填時に容器を無菌化する。容器詰め産業では、このプロセスを高温充填と称し、このプロセスに耐えられるように設計された容器を高温充填容器または熱硬化容器と称している。
上記高温充填プロセスは、高い酸含有率を有する商品にも適応可能であるが、高い酸含有率を有しない商品には一般には適用できない。しかしながら、高い酸含有率を有しない商品の製造業者および充填者も、商品をPET製容器で供給したいと希望している。
高い酸含有率を有しない商品の場合、パスツール殺菌法およびレトルト法が、好ましい無菌化プロセスである。パスツール殺菌法およびレトルト法のどちらも、パスツール殺菌法およびレトルト法が要求する温度および時間的な必要条件に熱硬化容器が耐えられないという、PET製容器の製造にとって非常に大きな課題を提示する。
パスツール殺菌法およびレトルト法は、どちらも、充填後に容器の内容物を調理または無菌化するためのプロセスである。どちらのプロセスでも、容器の内容物は、指定時間(20分間〜60分間)のあいだ指定温度(通常約70℃(約155°F))を超える温度まで加熱される。レトルト法は、レトルト法の方が高い温度を使用して容器の無菌化および内容物の調理を行うという点において、パスツール殺菌法とは異なる。また、レトルト法では、容器の内側の圧力に対抗するために、容器の外部に高い空気の圧力を印加する。湯浴が使用されることが多く、過剰な圧力によって、温度が沸点を超えても、湯、さらに容器の内容物中の液体を液体状態で維持できるので、容器外部への圧力印加は必要である。
PETは結晶化可能な重合体であり、これは、PETが非結晶状態でも、半結晶性状態でも利用可能であることを意味している。物質の完全性を維持するPET製容器の能力は、結晶状態にあるPET製容器の割合(PET製容器の“結晶化度”としても知られている)に関連している。この結晶化度は、体積の割合として次式のように規定される。
% 結晶化度=((ρ−ρα)/(ρ−ρα))×100
ただし、式中、ρはPET物質の密度であり、ραは純粋な非結晶PET物質の密度(1.333g/cc)であり、ρは純粋な結晶物質の密度(1.455g/cc)である。
容器の製造業者は、機械的処理および熱処理を用いて、容器のPET重合体の結晶化度を増加させる。機械的処理では、歪み硬化させるために非結晶物質を配向させる。この処理では、一般に、PETプリフォームを縦軸にそって伸張させ、このPETプリフォームを横軸または放射軸にそって膨張させて、PET製容器を形成する。この組み合わせによって、製造業者が二軸配向と称する容器の分子構造を促進するのである。PET製容器の製造業者は、現在、容器の側壁の結晶化度が約20%であるPET製容器を製造するためには、機械的処理を使用している。
熱処理では、上記物質(非結晶性であっても、半結晶性であってもよい)を加熱して、結晶の成長を促進する。PET物質の熱処理は、非結晶物質に対して行うと球顆状の形状を取り、これが光の透過に干渉する。換言すれば、この結果として得られる結晶物質は不透明であって、したがって、一般には望ましくない。ただし、熱処理は、機械的処理後に用いると、容器の二軸分子配向を有する部分については高い結晶化度および素晴らしい透明性が得られる。配向後のPET製容器の熱処理は、熱硬化として知られ、通常、約120℃〜130℃(約248°F〜266°F)まで加熱したモールドに対してPETプリフォームを吹き込み成形し、吹き込み成形後の容器を加熱したモールドに対して約3秒間保持する。ジュース用PETボトルは約85℃(185°F)で高温充填しなければならないので、ジュース用PETボトルの製造業者は、現在は熱硬化法を用いて、結晶化度が全体的に約25%〜35%の範囲にあるPETボトルを製造している。
熱硬化容器は、高温充填後にキャップ部が装着され、充填温度に近い温度で約5分間放置される。5分間の放置が終了すると、次に、容器は製品とともに能動的に冷却され、その後、転送されてラベル貼付、パッケージング、および、出荷作業が行われる。冷却によって、容器中の液体の体積は減少する。このような製品の縮小現象の結果、容器内に減圧状態が形成される。一般に、容器内の減圧圧力は、大気圧より1mmHg〜300mmHg低い範囲(つまり、759mmHg〜460mmHg)である。制御、または、別の態様で対応しなければ、この減圧圧力によって容器は変形し、その結果、容器が外観不良または不安定になる。
多数の実例において、容器の重量は、この充填、キャップ部装着、および、冷却過程後の、容器中の最終的な減圧の程度に相関している。つまり、容器は、減圧に関連する力に対応するために比較的重く製作されるのである。同様に、容器の重量の削減、つまり、容器の“軽量化”は、材料の観点からは大きなコスト削減になるが、最終的な減圧の程度を抑制する必要が生じる。通常、最終的な減圧の程度は、各種の処理上の選択肢(例えば、窒素注入技術、上部の空間の最小化、充填温度の低下など)によって抑制可能である。ただし、窒素注入技術を採用することの1つの短所は、現在の技術で達成可能な最大生産速度が1分間当たり容器約200個に制限されることである。このように遅い生産速度が受け入れられることはめったにない。また、注入の一貫性は、いまだに、効率的な動作が達成できる技術的なレベルにない。上部の空間の最小化には充填時に高い歳差運動が必要とされ、これも遅い生産速度の原因になる。充填温度の低下も、容器に適した商品の種類が制限されるので、同様に好ましくない。
通常、容器製造業者は、容器の側壁に構造を組み込むことによって、減圧圧力に対応する。容器製造業者は、この構造を一般に減圧パネルと称している。従来、このパネルを設置した領域は半剛性を高く設計するので、特に軽量容器において現在生成される高レベルの減圧圧力に対応することができない。
軽量化と柔軟な設計との間で理想的なバランスを達成できる技術的な選択肢の開発が、非常に注目されている。本発明の教唆の原理によれば、代替となる減圧吸収能力が、容器の本体部および底部の両方において提供される。従来の高温充填容器は、ほとんどすべての減圧力に、容器の本体部(または側壁)において減圧パネルの屈曲によって対応している。これらの容器は、通常、実質的に屈曲を防ぐほどの高い剛性の底部構造を有し、したがって、容器の他の部分より重い傾向がある。
その一方で、本願の譲受人が提供するPOWERFLEX技術では、軽量な底部の設計を採用し、ほとんどすべての減圧力に対応する。ただし、このような高レベルの減圧に対応するために、POWERFLEXによる底部は反転できるように設計しなければならず、このためには、外向きに湾曲した初期形状から内向きに湾曲した最終形状へ大きく裏返ることが必要である。このためには、通常、底部が減圧下で移動できるように、容器の側壁が十分な剛性を有することが必要であり、それゆえ、容器の側壁において重量増加および/または構造物設置が要求される。従来技術もPOWERFLEXシステムも、必要な減圧圧力に耐えることができる、薄く軽量な容器本体部と底部との最適なバランスを提供しない。
したがって、本教唆の1つの目的は、容器の本体部および底部の両方の、重量と減圧との性能の最適なバランスを達成することである。この目的を達成するために、一部の実施形態では、底部が軽量で可撓性を有し、容易に移動して減圧に対応できるように設計されているが、大きな反転、または、裏返りは必要とせず、したがって、重い側壁を設ける必要性がない高温充填容器が提供される。可撓性を有する底部設計によって、容器の側壁の減圧吸収能力が補完される。さらに、本教唆の1つの目的は、理論上の軽量化の限界を規定し、減圧下で別の構造を形成する代替減圧吸収技術を探究することである。
本教唆の容器本体部および底部は、それぞれ、同時または順に減圧力に対応できるように設計された軽量な構造物である。いずれの場合であっても、目標は、容器本体部および底部の両方が、減圧の大きな割合を吸収できることである。軽量な底部設計を用いて減圧力を部分的に吸収することによって、容器の側壁について、全体的な軽量化、柔軟な設計、および、代替減圧吸収能力の効果的な使用が可能になる。したがって、本教唆の1つの目的は、このような容器を提供することである。ただし、一部の実施形態では、本教唆の原理(例えば、底部の構成)は、他の原理(例えば、側壁の構成)とは別に使用可能であり、この逆も可能であることは理解されるであろう。
上記以外の適用可能な分野については、ここに記載する説明から自ら明らかになるであろう。本発明の概要に記載の説明および具体的な例は、例示を目的とするものにすぎず、本開示の技術的範囲を限定することを目的とするものではない。
〔図面〕
ここに記載する図面は、選択された実施形態の例示を目的とするにすぎず、すべての可能な実施態様を網羅するものではない。また、本開示の技術的範囲を限定することを目的とするものでもない。
図1は、本教唆に係るプラスチック製容器の立面図であり、該容器は成形済み、かつ、空である。
図2は、本教唆に係る上記プラスチック製容器の立面図であり、該容器は充填済み、かつ、封止されている。
図3は、図1のプラスチック製容器の一部の底部斜視図である。
図4は、図2のプラスチック製容器の一部の底部斜視図である。
図5は、図3の線5−5にほぼそったプラスチック製容器の断面図である。
図6は、図4の線6−6にほぼそったプラスチック製容器の断面図である。
図7は、本教唆の一部の実施形態に係る、図5に類似のプラスチック製容器の断面図である。
図8は、本教唆の一部の実施形態に係る、図6に類似のプラスチック製容器の断面図である。
図9は、上記プラスチック製容器の別の実施形態の底面図であり、該容器は成形済み、かつ、空である。
図10は、図9の線10−10にほぼそったプラスチック製容器の断面図である。
図11は、図9に示したプラスチック製容器の実施形態の底面図であり、該プラスチック製容器は充填済み、かつ、封止されている。
図12は、図11の線12−12にほぼそったプラスチック製容器の断面図である。
図13は、本教唆の一部の実施形態に係る、図5および図7に類似のプラスチック製容器の断面図である。
図14は、本教唆の一部の実施形態に係る、図6および図8に類似のプラスチック製容器の断面図である。
図15は、本教唆の一部の実施形態に係るプラスチック製容器の底面図である。
図16は、本教唆の一部の実施形態に係る、図5および図7に類似のプラスチック製容器の断面図である。
図17は、本教唆の一部の実施形態に係る、図6および図8に類似のプラスチック製容器の断面図である。
図18は、本教唆の一部の実施形態に係るプラスチック製容器の底面図である。
図19は、本教唆の一部の実施形態に係るプラスチック製容器の底面図である。
図20は、図19のプラスチック製容器の断面図である。
図21は、本教唆の一部の実施形態に係るプラスチック製容器の底面図である。
図22は、図21のプラスチック製容器の断面図である。
図23は、図21のプラスチック製容器の拡大底面図である。
図24は、本教唆の一部の実施形態に係るプラスチック製容器の底面図である。
図25は、図24のプラスチック製容器の断面図である。
図26は、本教唆の一部の実施形態に係る、プラスチック製容器の底面図である。
図27は、図26のプラスチック製容器の断面図である。
図28は、図19のプラスチック製容器の、変位に対する減圧応答性を示すグラフである。
図29は、図1のプラスチック製容器の、変位に対する減圧応答性を示すグラフである。
図30は、図8のプラスチック製容器の、変位に対する減圧応答性を示すグラフである。
図31は、本教唆の一部の実施形態に係る、プラスチック製容器の断面図である。
図32は、本教唆の一部の実施形態に係る、プラスチック製容器の断面図である。
対応する参照番号は、投影法が異なる図面であっても対応する部材を示している。
〔詳細な説明〕
次に、一例としての実施形態について、添付の図面を参照しながら、詳細に記載する。一例としての実施形態は、本開示を十分な開示とし、本開示によって当業者に対して技術的範囲を完全に伝達するために記載するものである。本開示の実施形態が十分に理解できるように、具体的な部材、装置、および、方法の例などの多数の特定の詳細事項について説明する。当業者にとって、特定の詳細事項は採用する必要がないこと、一例としての実施形態が多種多様な形態で具現化可能であること、および、特定の詳細事項も一例としての実施形態も開示内容の技術的範囲を限定するものであると解釈すべきでないことは自ら明らかであろう。
ここで使用する用語は、特定の一例としての実施形態について記載することのみを意図しているのであって、限定を加えることを目的としていない。ここでは、「a」、「an」、および、「the」という単数形は、特に明記しないかぎり、複数形も含めることを意図している。“...を備えている”、“...を含んでいる”、および、“...を有する”という用語は包括的であり、したがって、記載する特徴、実施例、ステップ、動作、部材、および/または、成分が存在することを明記するが、1つ以上のその他の特徴、実施例、ステップ、動作、部材、成分、および/または、これらのグループの存在または追加を否定するものではない。ここに記載する方法ステップ、プロセス、および、動作は、実行の順序として具体的に特定されない限り、議論または図示する特定の順序で実行する必要があると解釈すべきものではない。追加ステップまたは代替ステップを用いてもかまわないことも理解されるであろう。
上述のように、内容物の冷却時に熱硬化容器において減圧力に対応するために、容器は、一般に、一群の減圧パネルまたはリブを側壁の周囲に備えている。従来、これらの減圧パネルはセミ・リジッドであり(完全には剛体でなく)、容器(特に軽量容器)の他の部分における不所望のゆがみを防止することができなかった。しかしながら、減圧パネルを備えていない容器では、制御された変形(つまり、底部または蓋部における制御された変形)と容器の他の部分の耐減圧性とを組み合わせることが要求される。ここに記載するように、上述の各例(つまり、軽量な可撓性の側壁と重く剛性が高い底部とを備えた従来の減圧吸収容器、および、軽量な可撓性の底部と重く剛性が高い側壁とを備えたPOWERFLEX容器)は、高温充填容器の設計を完全に最適化しているとは言い難い。また、従来の減圧吸収容器の側壁とPOWERFLEX容器の底部との単純に組み合わせるだけでは、通常、得られる容器の側壁が、外向きに湾曲した初期形状から内向きに湾曲した最終形状への裏返りに耐えられるだけの十分な剛性を有していないと考えられる。
そこで、本教唆は、容器の他の部分では剛性構造を(つまり、内部減圧に対して)維持しながら、底部が典型的な高温充填プロセス条件下で変形して容易に移動できる、プラスチック製容器を提供するものである。一例として、16液量オンス(fl. oz.)のプラスチック製容器では、容器が通常約18cc〜24ccの容積変化に対応する必要がある。本プラスチック製容器では、底部がこの要件にほぼすべて対応し、プラスチック製容器の他の各部分が、容易に気づくゆがみも発生させずに、この容積変化の残量に容易に対応できる。さらに具体的には、従来の容器はボトルの形状と壁の厚さとの組み合わせを利用して、減圧の一部に耐える構造を形成し、さらに、残りの減圧を吸収するために、可動型側壁パネル、折り畳み可能なリブ、または、可動型底部を形成している。こうすることによって、内部減圧は、残存している減圧と吸収された減圧との、2つの要素に分けられる。残存減圧と吸収減圧との和は、剛性を有する容器中の、冷却時に収縮する液体商品と上部の空間との組み合わせが原因となって生じる減圧総量に等しい。
当該技術分野では、充填ラインにおいて外部駆動装置を使用する必要がある設計(例えば、Graham社のATP技術)を含めた他の設計も利用可能ではあるが、本教唆は、外部駆動装置を必要とせず、より多くの割合の内部減圧および/または容積を制御された様態で吸収する一方で、同時に、十分な構造的完全性を提供して所望のボトル形状を維持することによって、より軽い高温充填可能な容器を実現することができる。
一部の実施形態では、本教唆に係る容器は、側壁の減圧および/または容積補償用のパネルまたは折り畳み可能なリブを、柔軟な底部設計と組み合わせる。その結果、これらの各技術のハイブリッド技術が実現し、いずれかの方法を個別に用いて製造する容器より軽量な容器が得られる。
減圧および/または容積を補償する特性は、次式のように定義する。
X=側壁パネル、リブ、および/または、その他の減圧および/または容積補償用特徴的構造部によって吸収される総減圧および/または容積の割合
Y=底部の移動によって吸収される総減圧および/または容積の割合
Z=側壁および/または底部の減圧および/または容積補償用特徴的構造部によって補償を実施した後に、容器中に残存する減圧および/または容積
従来の減圧補償用特徴的構造部(つまり、側壁だけ、または、底部だけ)の場合であれば、減圧および/または容積補償は次式のように表わされる。
Z=総減圧および/または容積の10%〜90%
XまたはY=総減圧および/または容積の10%〜90%
前述の説明から、従来の容器では、総減圧および/または容積の高々90%しか吸収できないことが分かる。
しかし、本教唆によれば、次式で表わされる減圧および/または容積補償が達成できる高温充填可能な容器が提供される。
Z=総減圧および/または容積の0%〜25%
X=総減圧および/または容積の10%〜90%
Y=総減圧および/または容積の10%〜90%
これから分かるように、これらの原理によれば、本教唆は、底部および側壁のどちらにおいても減圧吸収を達成するように動作可能であり、こうすることによって、所望であれば、すべての内部減圧を吸収することも可能である。一部の実施形態では、減圧状態がわずかに残存することが望ましいことは理解されるであろう。
減圧に対して可能な限りもっとも軽量な容器重量を達成するために、残存する減圧状態(Z)は、可能な限り総減圧の0%に近くなるべきであり、さらに、各減圧吸収用特徴的構造部の組み合わせた移動は、内容物が充填温度から必要とされるサービス条件下で密度が最大となる温度まで冷却する際に容器の内側で発生する容積の収縮分の基本的に100%を吸収できるように設計される。この密度が最大となる温度では、外部の力(例えば、最上部への負荷または側面への負荷)を加えると、容器の圧力が上昇し、この圧力が容器が外部の力に対して耐える補助をする。これによって、容器の重量は、充填条件によって決定されるのではなく、取り扱いおよび配送システムの要件によって決定されるようになる。
一部の実施形態では、本教唆は、総減圧吸収の5%未満では楕円化しない、可動型底部および平均厚さが0.020インチ未満の可動型側壁からなる、実質的に円形のプラスチック製容器を提供する。ただし、一部の実施形態では、本教唆は、総吸収減圧の90%〜10%を吸収する側壁と協働して、総減圧の10%〜90%を吸収する底部を備えたプラスチック製容器を提供する。一部の実施形態では、上記底部および側壁を同時に駆動してもかまわない。また、一部の実施形態では、上記底部および側壁を順に駆動してもかまわない。
さらに、本教唆によれば、容器の総減圧吸収の5%の減圧レベル未満の減圧レベルで同時または順に駆動される可動型底部および可動型側壁を備えた、実質的に円形のプラスチック製容器が提供される。
減圧パネルを備えていない容器では、制御された変形(つまり、底部または蓋部の変形)と容器の他の部分の耐減圧性とを組み合わせることが必要である。そこで、本教唆は、容器の他の部分では剛性構造を(つまり、内部減圧に対して)維持しながら、底部が典型的な高温充填プロセス条件下で変形して容易に移動できる、プラスチック製容器を提供する。
図1および図2に示すように、本発明のプラスチック製容器10は、仕上げ部12、頸部または細長い頸部14、肩領域部16、本体部18、および、底部20を備えている。当業者であれば、頸部14の高さが極めて低くても(すなわち、仕上げ部12からの短い延長部であっても)、図面に示すように、仕上げ部12と肩領域部16との間で延びる細長い頸部であってもかまわないことが認識および理解できるであろう。プラスチック製容器10は、通常は高温充填プロセスである加熱プロセス時に商品を保持できるように設計されている。高温充填容器詰めに適用する場合には、容器詰め業者は、一般に、約155°F〜205°F(約68℃〜96℃)の高温で、容器10に液体(または製品)を充填し、冷却する前に容器10を蓋部28で封止する。封止済み容器10が冷却するにつれて、わずかな減圧(つまり負の圧力)が内側に発生し、容器10(特に底部20)を変形させる。さらに、プラスチック製容器10は、他の高温パスツール殺菌法もしくはレトルト充填プロセス、または、他の加熱プロセスに適切な容器であってもかまわない。
本教唆のプラスチック製容器10は、単層または多層物質から一体で吹き込み成形された二軸配向型容器である。高温充填可能なプラスチック製容器10を製作するための周知のストレッチ成形、熱硬化プロセスは、一般に、試験管に類似する技術における当業者には周知の形状を有し、断面がほぼ円筒状であり、長さが典型的には容器の高さの約50%である、ポリエステル物質、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)のプリフォームの製造を含む(図示せず)。機械(図示せず)によって、約190°F〜250°F(約88℃〜121℃)の温度まで加熱したプリフォームを、プラスチック製容器10に類似する形状を有する型穴(図示せず)中に設置する。この型穴を約250°F〜350°F(約121℃〜177℃)の温度まで加熱する。ストレッチロッド装置(図示せず)が、加熱済みプリフォームを、型穴内でほぼ容器の長さまで伸ばし、または拡大し、こうすることによって、上記ポリエステル物質を分子レベルで(一般に中央の縦軸50に対応する)軸方向に配向させる。ストレッチロッド装置がプリフォームを伸ばす一方で、圧力が300PSI〜600PSI(2.07MPa〜4.14MPa)の空気が、プリフォームの軸方向における伸長、および、プリフォームの円周またはフープ方向の膨張において補助し、こうすることによって、上記ポリエステル物質を該型穴とほぼ同じ形状に変形させ、さらに、ポリエステル物質を軸方向にほぼ垂直な方向に分子レベルで配向させ、こうすることによって、容器の大半の部分においてポリエステル物質の二軸分子配向を確立する。通常、仕上げ部12の物質および底部20の一部の物質は、分子レベルでほぼ配向していない。容器を型穴から取り外す前に、加圧空気によって、分子レベルでほぼ二軸配向したポリエステル物質を、該型穴に対して約2秒間〜5秒間保持する。底部20内で適切な物質の分配を実現するために、発明者らは、実質的に米国特許第6,277,321号(該特許出願は参照によってここに引用されるものとする)において教唆されたストレッチ成形ステップをさらに採用する。
上記以外の構成として、例えば、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンナフタレート(PEN)、PET/PENの混合物または共重合体などを含めた他の従来物質と各種多層構造とを用いる上記以外の製造方法が、プラスチック製容器10の製造に適していることもある。当業者であれば、上記方法の代替となるプラスチック製容器10の製造方法が容易に認識および理解できるであろう。
プラスチック製容器10の仕上げ部12は、アパーチャ(開口部)22を規定する部分、ネジ山領域24、および、支持リング部26を備えている。アパーチャ22によってプラスチック製容器10は商品を受けることができるようになり、ネジ山領域24は、同様にネジ山を切った蓋部(キャップ部)28を取り付ける手段を提供する(図2を参照)。これ以外の構成としては、プラスチック製容器10の仕上げ部12と嵌合する上記以外の適した装置などがあげられる。このように、上記蓋部(キャップ部)28は仕上げ部12と嵌合し、好ましくは、プラスチック製容器10を密封する。蓋部(キャップ部)28は、好ましくは、蓋製造産業では従来から存在し、高温パスツール殺菌法やレトルト法などの後の熱処理に適したプラスチック製または金属製である。支持リング部26を使用して、上記プリフォーム(プラスチック製容器10の前駆部材)(図示せず)を製造の各段階を通じて、また、該段階で搬送または配向させてもかまわない。例えば、プリフォームを支持リング部26で支えて搬送してもかまわない。また、プリフォームをモールド内で位置決めにする際に補助するために、支持リング部26を使用してもかまわない。あるいは、製造が終了すれば、最終消費者が支持リング部26を使ってプラスチック製容器10を持ち運んでもかまわない。
プラスチック製容器10の細長い頸部14によって、部分的には、プラスチック製容器10は容積に関する要件に対応できるようになる。肩領域部16は、細長い頸部14と一体的形成されて、そこから下向きに延びている。肩領域部16は、細長い頸部14および本体部18と滑らかにつながり、細長い頸部14と本体部18との間で過渡部を形成している。本体部18は肩領域部16から底部20まで下向きに延び、側壁30を備えている。容器10の底部20の特定の構造によって、熱硬化容器10の側壁30は、付加的な減圧パネルまたは摘み部を必要としなくなり、したがって、該特定構造は一般に滑らかでガラス状になり得る。ただし、非常に軽い容器は、減圧パネル、肋状構造、および/または、摘み部を有する側壁を底部20とともに備える可能性が高い。
プラスチック製容器10の底部20は本体部18から内向きに延びており、鐘状部32、接触リング34、および、中央部36を備えていてもかまわない。一部の実施形態では、接触リング34はそれ自身が、容器10を支持する支持面38に接触する底部20の一部である。したがって、接触リング34は、平坦な面であっても、または、底部20に連続的または断続的にほぼ外接する接触線であってもかまわない。底部20は、プラスチック製容器10の底部を閉じ、細長い頸部14、肩領域部16、および、本体部18と協働して商品を保持するように機能する。
一部の実施形態では、プラスチック製容器10は、好ましくは、前述のプロセスまたは他の従来の熱硬化プロセスによって熱硬化する。一部の実施形態では、減圧力に対応しながら、その一方で減圧パネルおよび摘み部を容器10の本体部18に設置しなくてもいいように、本教唆の底部20は新規かつ革新的な構造を採用している。一般に、底部20の中央部36は、中央の盛上部40および反転リング42を備えていてもかまわない。反転リング42は、上方部54および下方部58を備えていてもかまわない。また、底部20は、反転リング42と接触リング34との間に過渡部を形成する直立する円周壁(周縁部)44を備えていてもかまわない。
図に示すように、中央の盛上部40は、断面を見ると、ほぼ、先端を切り落とした円錐のような形状であり、その最上面46は支持面38に対してほぼ平行である。側面48は、断面がほぼ平面状であり、容器10の中央の縦軸50に向かって上向きに傾斜している。中央の盛上部40の厳密な形状は、各種設計基準に応じて大きく異なっていてもかまわない。ただし、一般に、中央の盛上部40(つまり、先端を切り落とした円錐)の全体的な直径は、おおむね、底部20の全体的な直径の高々30%である。中央の盛上部40は、一般に、プリフォームのゲート部がモールドにおいて捕捉されるところである。分子レベルでほぼ配向していない重合体物質を含有する底部20の一部が、最上面46の内部に配置されている。
図3、図5、図7、図10、図13、および、図16に示すような一部の実施形態では、反転リング42は、初期形成時には、徐々に変化する半径を有し、中央の盛上部40を完全に囲み外接する。形成時には、反転リング42は、底部20が平坦であれば位置すると考えられる平面より下方に、外向きに突出してもかまわない。中央の盛上部40と隣接する反転リング42との間の過渡部は、可能な限り多くの配向を可能な限り中央の盛上部40の近くにあらしめるように促すために、急激な過渡部であってもかまわない。この構造は、主に、反転リング42について最小の壁厚66を、特に底部20の下方部58において確保するために役立つ。一部の実施形態では、反転リング42の下方部58の壁厚66は、例えば、直径が約2.64インチ(67.06mm)である底部を有する容器の場合であれば、約0.008インチ(0.20mm)〜約0.025インチ(0.64mm)であり、好ましくは、約0.010インチ〜約0.014インチ(0.25mmないし0.36mm)である。最上面46の壁厚70は、厳密にどこで測定するかによって変化するが、例えば、0.060インチ(1.52mm)以上であればよい。ただし、最上面46の壁厚70は、反転リング42の下方部58の壁厚66に急激に過渡する。反転リング42の壁厚66は、反転リング42が可撓性を有し正確に機能できるように、比較的一定であり、十分に薄くなければならない。上記構成以外に、反転リング42は、その円周形状のある点において、ラベル貼付動作において中央の縦軸50を中心として容器を回転させやすいようにする爪を受けるために適した小さな窪み(図示はしないが、当該技術分野では周知である)を有していてもよい。
円周壁(周縁部)44は、接触リング34と反転リング42との間に過渡部を規定し、断面においては、長さが約0.030インチ(0.76mm)〜約0.325インチ(8.26mm)の直立するほぼ真っ直ぐな壁であってもよい。好ましくは、直径が2.64インチ(67.06mm)である底部を有する容器の場合であれば、円周壁44は、長さが約0.140インチ〜約0.145インチ(3.56mm〜3.68mm)であってもかまわない。直径が5インチ(127mm)である底部を有する容器の場合であれば、円周壁44は、0.325インチ(8.26mm)もの長さを有していてもかまわない。円周壁(周縁部)44は、一般に、中央の縦軸50に対して約0°から約20°(好ましくは約15°)の角度64をなしていてもかまわない。したがって、円周壁(周縁部)44は、中央の縦軸50に対し厳密に平行でなくてもかまわない。円周壁(周縁部)44は、接触リング34と反転リング42との間に位置する、明確に特定可能な構造物である。円周壁(周縁部)44は、接触リング34と反転リング42との間の過渡部に対して強度を付与する。一部の実施形態では、この過渡部は、局部的な強度を最大化し、さらに、形状的に剛性の高い構造を形成するために、急激な過渡部でなければならない。この結果得られる局部的な強度によって、底部20における皺形成に対する耐性が増加する。接触リング34は、直径が2.64インチ(67.06mm)である底部を有する容器の場合であれば、壁厚68が、例えば約0.010インチ〜約0.016インチ(0.25mm〜0.41mm)であればよい。一部の実施形態では、壁厚68は、反転リング42の下方部58の壁厚66に、少なくとも等しく、より好ましくは、壁厚66に比べて約10%以上大きい。
初期形成時には、中央の盛上部40および反転リング42は、上記において説明し、図1、図3、図5、図7、図10、図13、および、図16に示す状態にある。したがって、成形時には、反転リング42の上方部54と支持面38との間で測定した寸法52は、反転リング42の下方部58と支持面38との間で測定した寸法56より大きい。充填時には、底部20の中央部36および反転リング42が、製品の温度および重量によって、支持面38に向かって下向きにわずかに下降または屈曲する。この結果、寸法56はほぼゼロになる。つまり、反転リング42の下方部58は、実質的に支持面38に接触する。容器10の充填、キャップ部装着、封止、および、冷却時には、図2、図4、図6、図8、図12、図14、および、図17に示すように、減圧に関連する力によって、中央の盛上部40および反転リング42が上昇または盛り上がり、こうすることによって容積を変化させる。この位置では、中央の盛上部40は、中央の盛上部40の最上面46が支持面38にほぼ平行なまま、断面におけるその先端を切り落とした円錐のような形状をほぼ保持する。反転リング42は底部20の中央部36に組み込まれて実質的には消滅し、さらに円錐に近い形状になる(図8、図14、および、図17を参照)。したがって、容器10のキャップ部装着、封止、および、冷却時には、底部20の中央部36は断面において表面60を有するほぼ円錐形状を示し、表面60は、容器10の、中央の縦軸50に向かって上向きに傾斜している(図6、図8、図14、および、図17を参照)。この円錐形状およびほぼ平面状の表面60は、水平面(支持面38)に対して約7°〜約23°(さらに一般的には約10°〜約17°)の角度62によって部分的に規定される。寸法52の値が増加し、寸法56の値が減少するにつれて、容器10内の容積の潜在的な変化量が増加する。また、平面状の表面60は(特に図8および図14に示すように)ほぼ真っ直ぐであるが、当業者であれば、平面状の表面60がしばしばいくらか波紋のような外見を有することが理解できるであろう。直径が2.64インチ(67.06mm)である底部を有する典型的な容器(底部20を有する容器10)は、成形時の底部隙間寸法72を有する。この底部隙間寸法72は、最上面46から支持面38までを測定した寸法であって、その値は約0.500インチ(12.70mm)〜約0.600インチ(15.24mm)である(図7、図13、および、図16を参照)。減圧に関連する力に応答すると、底部20は充填時の底部クリアランス寸法74を有する。この底部クリアランス寸法74は、最上面46から支持面38までを測定した寸法であって、その値は約0.650インチ(16.51mm)〜約0.900インチ(22.86mm)である(図8、図14、および、図17を参照)。これより小さな、または、大きな容器の場合には、成形時の底部隙間寸法72の値と充填時の底部クリアランス寸法74の値とは、互いに一定の比で異なる。
上述のように、容器10の底部20と本体部18との壁厚における違いも重要である。本体部18の壁厚は、反転リング42が正確に屈曲できるように十分に大きくなければならない。底部20の形状、および、反転リング42を正確に屈曲させるために必要な力の大きさ(つまり移動の容易さ)に応じて、本体部18の壁厚は、底部20の壁厚に比べて平均で少なくとも15%大きくなければならない。好ましくは、本体部18の壁厚は、反転リング42の下方部58の壁厚66の2倍ないし3倍の大きさである。初めに反転リング42を屈曲させるために必要とされる力、または、底部20の移動が完了した後にさらに印加される力に対応するために必要とされる力のいずれかから受ける、より強い力に容器が耐えなければならないのであれば、より大きな差が必要である。
一部の実施形態では、上記において説明したヒンジまたはヒンジ点は、容器10の底部20の応答性プロファイルを改善するよう動作可能な、一群のインデント、凹部、または、その他の特徴的構造部の形態を取ってもかまわない。具体的には、図28〜図30に示すように、一部の実施形態では、底部20の減圧応答性プロファイルが、急激に低下する内部の減圧圧力を示す1対の鉛直部302、304を規定する、セグメントに分割された不連続な減圧曲線(図29を参照)を描く、急激な屈曲応答性を規定してもかまわない。この応答性は一部の実施形態には適しているが、その他の実施形態では、もっと緩やかで滑らかな減圧曲線が望ましいことも考えられる(図28および図30を参照。詳細については後述)。このようにして、緩やかで滑らかな減圧曲線プロファイルによって、減圧パネルを設ける必要を低減、および/または、側壁に沿った物質の壁厚を削減できるように、側壁の形状および/または減圧パネルを再設計する機会が提供され得る。このような構成によって、容器の重量の削減および設計可能性の改善が達成される。
つまり、図16〜図27に示すように、反転リング42は、その内部および全体にわたって形成された一群のインデント、凹部、または、その他の特徴的構造部102を備えていてもかまわない。図示するように(図16〜図20参照)、一部の実施形態では、この一群の特徴的構造部102はほぼ円形状である。ただし、特徴的構造部102が、複数の形状、構成、配置、分布、および、プロファイルのうちのいずれか1つを規定してもかまわないことは理解されるであろう。
特に図16〜図27に示すように、一部の実施形態では、上記複数の特徴的構造部102は、ほぼ互いに等間隔で設置され、反転リング42を完全に覆う複数の行および複数の列が連なって配置されている。同様に、この特徴的構造部102は、中央の盛上部40(図18を参照)をほぼ完全に囲み外接している。同様に、特徴的構造部102の各行および各列は連続的であっても、断続的であってもかまわない。特徴的構造部102は、断面を見ると、もっとも低い面または点、および、側面104を備えた、先端を切り落とした、または、丸みを有する円錐形状であってもかまわない。側面104はほぼ平面状で、容器10の中央の縦軸50に向かって内向きに傾斜している。特徴的構造部102の厳密な形状は、各種設計基準に応じて大きく異なっていてもかまわない。上述の特徴的構造部102の形状が好ましいが、当業者であれば、その他の形状構成も同様に可能であることが容易に理解できるであろう。
特に図19および図20では、特徴的構造部102が、反転リング42上で中央の盛上部40から延びる複数の半径方向の行または列として互いに等間隔で設置され、類似の形状を有する一群の凹部として示されている。特徴的構造部102は、容器10内部では内側を向いているように図示されているが、一部の実施形態では、外側を向いていてもかまわないことは理解されるであろう。また、凹部の具体的なサイズ、形状、および、分布が、所望の減圧曲線性能に応じて異なっていてもよく、減圧下における底部の可撓性および移動に対する制御を実現し、滑らかな駆動を提供することも理解されるであろう。特に図28に示すように、減圧圧力負荷の下で、底部20および容器10が図19および図20の底部を採用すると、ほぼ一定の傾きを規定するほぼ滑らかで一定の減圧曲線を生成することがわかる。
特に図21〜図23では、特徴的構造部102が、リング42上で中央の盛上部40から延びる複数の行または列として互いに等間隔で設置され、類似の形状を有する一群の三角形を形成するように交差する凹部として示されている。本実施形態の特徴的構造部102は内側を向き、反転した三角形の周縁部にそって、隣接する特徴的構造部102と共通な境界面を規定している。凹部の具体的なサイズ、形状、および、分布が、所望の減圧曲線性能に応じて異なっていてもよく、減圧下における底部の可撓性および移動に対する制御を実現し、滑らかな駆動を提供することも理解されるであろう。
特に図24および図25では、特徴的構造部102が、リング42上で互いに等間隔で設置され中央の盛上部40から延びる、半径方向に延びるクモの巣状の襞400として示されている。襞400は、隣接する襞400間で延びる一群の相互接続された襞402(例えば、弓形の襞)によって互いに接続されてもかまわない。なお、この襞402は、盛上部40を中心として延びる同心状の間隔を有する円周方向の一群のリングを形成している。襞400および相互接続された襞402の具体的なサイズ、形状、および、分布が、所望の減圧曲線性能に応じて異なっていてもよく、減圧下における底部の可撓性および移動に対する制御を実現し、滑らかな駆動を提供することも理解されるであろう。
特に図26および図27では、特徴的構造部102が、反転リング42上で互いに等間隔で設置され中央の盛上部40から延びる、類似の形状を有する円周方向に延びる一群の襞500として示されている。円周方向の襞500は、隣接する円周方向の襞500の間で半径方向に延びる相互接続された一群の襞502によって接続されてもかまわない。円周方向の襞500および半径方向に延びる相互接続された襞502は、協働して、回転レンガ模様を形成している。なお、半径方向に延びる相互接続された各襞502は、単一の連続的な襞として盛上部40から連続的に延びてもよく、千鳥状に配置されてレンガ模様を形成してもよい。襞500および502の具体的なサイズ、形状、および、分布が、所望の減圧曲線性能に応じて異なっていてもよく、減圧下における底部の可撓性および移動に対する制御を実現し、滑らかな駆動を提供することも理解されるであろう。
したがって、上述の底部の設計によれば、少なくとも底部20の表面積を増加させることによって、また、一部の実施形態では、これらの領域の物質の厚さを減少させることによって、反転リング42の移動および駆動が容易に開始される。また、上記ヒンジまたは上記ヒンジ点によっても、反転リング42は容易に上昇または盛り上がり、こうすることによって容積を大きく変化させる。したがって、上記ヒンジまたは上記ヒンジ点は、反転リング42の開始および応答の容易性の程度を保持および改善する一方で、体積変化の程度を最適化する。上記ヒンジまたは上記ヒンジ点によって、反転リング42の移動を引き起こすために必要な減圧に関連する力の大きさを最小化しながら、大きな体積変化を起こすことができる。したがって、容器10が上記ヒンジまたは上記ヒンジ点を備え、減圧に関連する力を受けている場合には、反転リング42はより容易に移動を開始し、平面状の表面60は、一般に、そうでない場合に起こる可能性が高いと考えられる角度に比べて、大きな角度62をしばしば達成し、こうすることによって容積をより大きく変化させ得る。
常に必要だというわけではないが、一部の実施形態では、底部20が、側面48に対してほぼ平行な3つの溝80を備えていてもかまわない。図9および図10に示すように、溝80は、中央の盛上部40を中心として等間隔に配置されている。溝80は、断面ではほぼ半円形状であり、隣接する側面48と滑らかに合流する表面を有する。直径が2.64インチ(67.06mm)である底部を有する容器10の場合、一般に、溝80は、側面48に対して約0.118インチ(3.00mm)の深さ82を有し、これは、16液量オンスないし20液量オンスの公称容量を有する容器の場合に典型的な深さである。発明者らは、従来のアプローチの代替として、ラベル貼付プロセス時に容器10を中央の縦軸50を中心として回転させるための格納式スピンドル(図示せず)と嵌合するために溝80を有する中央の盛上部40が適しているのではないかと考える。3つの溝80が図示されおり、これが好ましい構成ではあるが、当業者であれば、一部の容器構成の場合には、その他の個数の溝80、つまり、2個、4個、5個、または、6個の溝80が適していることもあり得ることは認識および理解できるであろう。
上述のような相対的壁厚関係を有する底部20が減圧に関連する力に応答すると、溝80は、反転リング42の進行中の一様な移動を補助してもかまわない。溝80がなければ、特に、壁厚66が中央の縦軸50の周囲において一様ではない、または、一定でなければ、反転リング42は、減圧に関連する力に応答しても、一様には移動しない、または、一定でない、捻れた、または、不均衡な様態で移動することがあり得る。したがって、溝80を設けることによって、(少なくとも移動時の初期には)半径方向部84が反転リング42内部に形成され、中央の縦軸50(図11を参照)から半径方向に各溝80にほぼ隣接して延び、断面では角度62を有するほぼ真っ直ぐな表面になる(図12を参照)。別の表現をすれば、底部20を図11に示すように見ると、半径方向部84の構造は、反転リング42内部の谷状の窪みのように見える。その結果、任意の2つの隣接する半径方向部84の間の反転リング42の第2の部分86が、(少なくとも移動時の初期には)いくらか丸みを有する部分的に反転した形状を保持する(図12を参照)。実際には、図9および図10に示す好適な実施形態は、その最終形状構成として図11および図12に示す形状構成を取ることが多い。ただし、別の減圧に関連する力を印加すると、第2の部分86は最終的に真っ直ぐになり、図8に示したのと同様に、中央の縦軸50に向かって角度62で傾斜している平面状の表面60を有するほぼ円錐状の形状を形成する。ここでも、当業者であれば、平面状の表面60がいくらか波紋のような外見を有する可能性が高いことは認識し理解できるであろう。平面状の表面60の厳密な特性は、その他の複数の変数(例えば、具体的な底部20および側壁30の壁厚関係、具体的な容器10の各寸法(つまり、直径、高さ、容量)、具体的な高温充填プロセス条件など)に依存する。
プラスチック製容器10は、1つ以上の水平リブ602を備えていてもかまわない。図31に示すように、水平リブ602は、さらに、内部湾曲壁608によって分離された上部壁604および下部壁606を有している。内部湾曲壁608は、比較的急峻な最内側半径rによって部分的に規定される。一部の実施形態では、急峻な最内側半径rは、約0.01インチ〜約0.03インチの範囲内である。内部湾曲壁608の比較的急峻な最内側半径rによって、プラスチック製容器10の吹き込み成形時の物質の流動が改善され、したがって、比較的深い水平リブ602の形成が可能になる。
各水平リブ602は、さらに、上部外側半径rおよび下部外側半径rを有している。好ましくは、上部外側半径rおよび下部外側半径rは、どちらも、約0.07インチ〜約0.14インチの範囲内である。上部外側半径rおよび下部外側半径rは互いに等しくても、互いにとは異なっていてもかまわない。好ましくは、上部外側半径rと下部外側半径rとの和は、約0.14インチ以上、約0.28インチ未満である。
図31に示すように、水平リブ602は、さらに、上部内側半径rおよび下部内側半径rを有している。上部内側半径rおよび下部内側半径rは、それぞれ、約0.08インチ〜約0.11インチの範囲内である。上部内側半径rおよび下部内側半径rは、互いに等しくても、互いにとは異なっていてもかまわない。好ましくは、上部内側半径rと下部内側半径rとの和は、約0.16インチ以上、約0.22インチ未満である。
水平リブ602のリブ深さRDは約0.12インチであり、上部外側半径rの上端、および、下部外側半径rの下端から測定した、リブ幅RWは約0.22インチである。したがって、各水平リブ602は、リブ深さRDに対するリブ幅RWの比を有している。リブ深さRDに対するリブ幅RWの比は、一部の実施形態では、約1.6〜約2.0の範囲である。
水平リブ602は、減圧吸収、最上部負荷強度、および、耐陥没性について最適な性能が達成できるように設計されている。水平リブ602は、高温充填、キャップ部装着、および、容器の内容物の冷却によって生じる減圧力に対応および吸収できるように、鉛直方向にわずかに圧縮されるように設計されている。水平リブ602は、さらに、充填済み容器が過度な最上部への負荷力を受けた場合にも圧縮されるように設計されている。
図31に示すように、上述の水平リブ602の半径、壁、深さ、および、幅の組み合わせが、リブ角Aを形成している。未充填のプラスチック製容器10のリブ角Aは例えば約58°であればよい。高温充填、キャップ部装着、および、容器の内容物の冷却の後に、この結果発生する減圧力によって、リブ角Aは約55°まで減少する。これは、プラスチック製容器10内に存在する減圧力の結果として、リブ角Aが約3°(リブ角Aの約5%)減少したことを示している。好ましくは、リブ角Aは、減圧力の結果として、少なくとも約3%、かつ、多くとも約8%以下減少する。
充填後に、通常、プラスチック製容器10をパレット上で複数個をまとめて包装する。そして、複数のパレットを積み上げるので、保管および配送時に最上部への負荷力がプラスチック製容器10に印加される。したがって、水平リブ602は、リブ角Aがさらに減少して最上部への負荷力を吸収するように設計されている。ただし、水平リブ602は、上部壁604および下部壁606が減圧または最上部への負荷力によって互いに接触することがないように設計されている。上記構成の替わりに、水平リブ602は、過度な最上部への負荷力を受けた場合に、プラスチック製容器10が内側の製品によって部分的に支持される状態に到達できるように設計されており、こうすることによって、プラスチック製容器10の永久的なゆがみを防止する。さらに、これによって、最上部への負荷力が取り除かれると、水平リブ602は反発し、最上部への負荷力が印加される前とほぼ同じ形状に戻ることができるようになる。
水平なランド610は、成形時には鉛直断面においてほぼ平坦である。水平なランド610は、プラスチック製容器10が減圧および/または最上部への負荷力を受けると、鉛直断面において外向きにわずかに膨らみ、プラスチック製容器10がこれらの力を一様に吸収するのを補助するように設計されている。
図32に示すように、リブ602が底部20に対して平行でなくてもかまわないことは理解できるであろう。換言すれば、リブ602は、容器10の周囲および容器10の側壁30において、1つ以上の方向に弓形であってもかまわない。さらに具体的には、リブ602は、リブ602の中央部が頸部18に向かって上向きに円弧状となるような円弧状であってもかまわない。これは、容器10の同じ側から見た場合に、容器10のすべてのリブ602について当てはまる。ただし、各リブ602は、異なる向き、反対向き、または、下向きに(例えば、容器10の底部に向かって)円弧状であってもかまわない。さらに具体的には、リブ602の中央部が、いずれの側面に対するよりも底部20に対して近くてもかまわない。容器10を回して容器10を中心としてリブ602にそって360°回転する中で、リブ602は、2つの同等に高い、もっとも高い点、および、2つの同等に低い、もっとも低い点を有していてもかまわない。
本実施形態についての上述の記載は例示および説明を目的とし、網羅的であること、または、本発明を限定することを意図するものではない。特定の実施形態の個々の要素または特徴は、一般に、その特定の実施形態に限定されるものではなく、たとえ具体的に図示または記載されていなくても、適切な場合には入れ替え可能であって、選択された実施形態において使用してもかまわない。本発明は上述のように記述されてはいるが、様々に変更可能である。そのような変更は本発明の意図および範囲から逸脱するものではなく、本発明の技術的範囲に含まれる。
本教唆に係るプラスチック製容器の立面図であり、該容器は成形済み、かつ、空である。 本教唆に係る上記プラスチック製容器の立面図であり、該容器は充填済み、かつ、封止されている。 図1のプラスチック製容器の一部の底部斜視図である。 図2のプラスチック製容器の一部の底部斜視図である。 図3の線5−5にほぼそったプラスチック製容器の断面図である。 図4の線6−6にほぼそったプラスチック製容器の断面図である。 本教唆の一部の実施形態に係る、図5に類似のプラスチック製容器の断面図である。 本教唆の一部の実施形態に係る、図6に類似のプラスチック製容器の断面図である。 上記プラスチック製容器の別の実施形態の底面図であり、該容器は成形済み、かつ、空である。 図9の線10−10にほぼそったプラスチック製容器の断面図である。 図9に示したプラスチック製容器の実施形態の底面図であり、該プラスチック製容器は充填済み、かつ、封止されている。 図11の線12−12にほぼそったプラスチック製容器の断面図である。 本教唆の一部の実施形態に係る、図5および図7に類似のプラスチック製容器の断面図である。 本教唆の一部の実施形態に係る、図6および図8に類似のプラスチック製容器の断面図である。 本教唆の一部の実施形態に係るプラスチック製容器の底面図である。 本教唆の一部の実施形態に係る、図5および図7に類似のプラスチック製容器の断面図である。 本教唆の一部の実施形態に係る、図6および図8に類似のプラスチック製容器の断面図である。 本教唆の一部の実施形態に係るプラスチック製容器の底面図である。 本教唆の一部の実施形態に係るプラスチック製容器の底面図である。 図19のプラスチック製容器の断面図である。 本教唆の一部の実施形態に係るプラスチック製容器の底面図である。 図21のプラスチック製容器の断面図である。 図21のプラスチック製容器の拡大底面図である。 本教唆の一部の実施形態に係るプラスチック製容器の底面図である。 図24のプラスチック製容器の断面図である。 本教唆の一部の実施形態に係る、プラスチック製容器の底面図である。 図26のプラスチック製容器の断面図である。 図19のプラスチック製容器の、変位に対する減圧応答性を示すグラフである。 図1のプラスチック製容器の、変位に対する減圧応答性を示すグラフである。 図8のプラスチック製容器の、変位に対する減圧応答性を示すグラフである。 本教唆の一部の実施形態に係る、プラスチック製容器の断面図である。 本教唆の一部の実施形態に係る、プラスチック製容器の断面図である。

Claims (23)

  1. 当該容器内部へ通じる開口部を規定する口部を有する頭部と、
    当該容器内で生成される減圧力に対応できるように移動可能であり、これにより当該容器の体積を減少させる底部と、
    上記頭部と上記底部との間で延び、当該容器内で生成される減圧力に対応できるように移動可能であり、これにより当該容器の体積を減少させる略円筒形状の円筒部とを備えている、プラスチック製容器。
  2. 上記円筒部が、総減圧吸収の5%未満では楕円化に耐える、請求項1に記載のプラスチック製容器。
  3. 上記円筒部がほぼ滑らかな側壁を有する、請求項1に記載のプラスチック製容器。
  4. 上記底部が、ほぼ一定の傾きを有する減圧力曲線を形成するために十分な複数の減圧特徴的構造部を有している、請求項1に記載のプラスチック製容器。
  5. 上記複数の特徴的構造部が、上記底部の周囲に等距離に設置されている、請求項4に記載のプラスチック製容器。
  6. 上記複数の特徴的構造部が、上記底部の減圧応答性プロファイルを調整するために、上記底部の周囲に設けられた複数の凹部を備えている、請求項4に記載のプラスチック製容器。
  7. 上記複数の凹部が、中央の盛上部から延びる半径方向の列をなすように設けられている、請求項6に記載のプラスチック製容器。
  8. 上記複数の特徴的構造部が、上記底部の減圧応答性プロファイルを調整するために、上記底部の周囲に設けられた複数の内側を向いた三角状の特徴的構造部を備えている、請求項4に記載のプラスチック製容器。
  9. 上記複数の内側を向いた三角状の特徴的構造部が、それぞれ、上記複数の内側を向いた三角状の特徴的構造部のうちの隣接する1つと周縁部を共有している、請求項8に記載のプラスチック製容器。
  10. 上記複数の特徴的構造部が、上記底部の減圧応答性プロファイルを調整するために、相互接続された襞を有しウェブを形成している複数の半径方向に延びる襞を備えている、請求項4に記載のプラスチック製容器。
  11. 上記複数の特徴的構造部が、上記底部の減圧応答性プロファイルを調整するために、レンガ状模様を形成している半径方向の襞を有する、複数の円周方向に延びる襞を備えている、請求項4に記載のプラスチック製容器。
  12. 上記半径方向の襞が千鳥状に配置されている、請求項11に記載のプラスチック製容器。
  13. 上記半径方向の襞が連続的に配置されている、請求項11に記載のプラスチック製容器。
  14. 上記底部と上記略円筒形状の円筒部とが上記減圧力に同時に対応する、請求項1に記載のプラスチック製容器。
  15. 上記底部と上記略円筒形状の円筒部とが上記減圧力に順に対応する、請求項1に記載のプラスチック製容器。
  16. 当該容器内部へ通じる開口部を規定する口部を有する頭部と、
    当該容器内で生成される減圧力に対応できるように移動可能であり、これにより当該容器の体積を減少させる、該減圧力の10%〜90%に対応する底部と、
    上記頭部と上記底部との間で延び、当該容器内で生成される減圧力に対応できるように移動可能であり、これにより当該容器の体積を減少させる、該減圧力の10%〜90%に対応する略円筒形状の円筒部とを備えている、プラスチック製容器。
  17. 上記底部と上記略円筒形状の円筒部とが上記減圧力に同時に対応する、請求項16に記載のプラスチック製容器。
  18. 上記底部と上記略円筒形状の円筒部とが上記減圧力に順に対応する、請求項16に記載のプラスチック製容器。
  19. 当該容器内部へ通じる開口部を規定する口部を有する頭部と、
    当該容器内で生成される減圧力に対応できるように移動可能であり、これにより当該容器の体積を減少させる、該減圧力の5%未満の減圧レベルに反応して移動可能な底部と、
    上記頭部と上記底部との間で延び、当該容器内で生成される減圧力に対応できるように移動可能であり、これにより当該容器の体積を減少させる、該減圧力の5%未満の減圧レベルに反応して移動可能な略円筒形状の円筒部とを備えている、プラスチック製容器。
  20. 当該容器内部へ通じる開口部を規定する口部を有する頭部と、
    当該容器内で生成される減圧力に対応できるように移動可能であり、これにより当該容器の体積を減少させる、200mmHg以下の減圧圧力で移動可能であって、0.015インチの物質の厚さを有する底部と、
    上記頭部と上記底部との間で延びる略円筒形状の円筒部とを備えている、プラスチック製容器。
  21. 上記底部が、約35mmHg〜約40mmHgの減圧圧力で移動可能である、請求項20に記載のプラスチック製容器。
  22. 上記円筒部も、当該容器内で生成される減圧力に対応できるように移動可能であり、これにより当該容器の体積を減少させる、請求項21に記載のプラスチック製容器。
  23. 上記円筒部も、当該容器内で生成される減圧力に対応できるように移動可能であり、これにより当該容器の体積を減少させる、請求項20に記載のプラスチック製容器。
JP2012523081A 2009-07-31 2010-07-30 高温充填容器 Active JP5732458B2 (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US23014409P 2009-07-31 2009-07-31
US61/230,144 2009-07-31
US36915610P 2010-07-30 2010-07-30
US12/847,050 2010-07-30
US12/847,050 US8616395B2 (en) 2003-05-23 2010-07-30 Hot-fill container having vacuum accommodating base and cylindrical portions
PCT/US2010/043885 WO2011014759A2 (en) 2009-07-31 2010-07-30 Hot-fill container
US61/369,156 2010-07-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013500909A true JP2013500909A (ja) 2013-01-10
JP5732458B2 JP5732458B2 (ja) 2015-06-10

Family

ID=43529961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012523081A Active JP5732458B2 (ja) 2009-07-31 2010-07-30 高温充填容器

Country Status (14)

Country Link
US (1) US8616395B2 (ja)
EP (1) EP2459456B1 (ja)
JP (1) JP5732458B2 (ja)
CN (1) CN102741126B (ja)
AU (1) AU2010278853B2 (ja)
BR (1) BR112012002288B1 (ja)
CA (1) CA2768822C (ja)
CO (1) CO6491100A2 (ja)
DO (1) DOP2012000023A (ja)
EC (1) ECSP12011697A (ja)
ES (1) ES2669468T3 (ja)
MX (1) MX2012001085A (ja)
PE (1) PE20121189A1 (ja)
WO (1) WO2011014759A2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016534950A (ja) * 2013-11-05 2016-11-10 アムコー リミテッド 高温充填容器
WO2019171798A1 (ja) * 2018-03-05 2019-09-12 サントリーホールディングス株式会社 プラスチックボトル

Families Citing this family (64)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10683127B2 (en) * 2000-08-31 2020-06-16 Co2Pac Limited Plastic container having a movable base
US9751679B2 (en) 2003-05-23 2017-09-05 Amcor Limited Vacuum absorbing bases for hot-fill containers
US11897656B2 (en) 2007-02-09 2024-02-13 Co2Pac Limited Plastic container having a movable base
MX2013000557A (es) 2010-07-16 2013-05-30 Amcor Ltd Rebaba de base controlada que forma un anillo de pie.
JP5501184B2 (ja) * 2010-09-30 2014-05-21 株式会社吉野工業所 ボトル
CA2815782C (en) * 2010-10-26 2019-01-08 Yoshino Kogyosho Co., Ltd. Bottle
US10118724B2 (en) 2010-11-12 2018-11-06 Niagara Bottling, Llc Preform extended finish for processing light weight ecologically beneficial bottles
US10647465B2 (en) 2010-11-12 2020-05-12 Niagara Bottling, Llc Perform extended finish for processing light weight ecologically beneficial bottles
CA3037324A1 (en) 2010-11-12 2012-05-18 Niagara Bottling, Llc Preform extended finish for processing light weight bottles
US10829260B2 (en) 2010-11-12 2020-11-10 Niagara Bottling, Llc Preform extended finish for processing light weight ecologically beneficial bottles
MX2013009215A (es) * 2011-02-16 2014-06-23 Amcor Ltd Boquilla de soplado para control de flujo de liquido con montaje de varilla de pre-estirado y pasador para sello de asiento de metal.
JO3283B1 (ar) 2011-04-26 2018-09-16 Sanofi Sa تركيب يتضمن أفليبيرسيبت, حمض فولينيك, 5- فلورويوراسيل (5- Fu) وإرينوسيتان (FOLFIRI)
AU2012248279B2 (en) * 2011-04-28 2016-08-25 Yoshino Kogyosho Co., Ltd. Bottle
US9027783B2 (en) * 2011-06-22 2015-05-12 Polytainers Inc. Container and method of manufacture thereof
US9150320B2 (en) * 2011-08-15 2015-10-06 Graham Packaging Company, L.P. Plastic containers having base configurations with up-stand walls having a plurality of rings, and systems, methods, and base molds thereof
US9617029B2 (en) 2011-08-31 2017-04-11 Amcor Limited Lightweight container base
PE20141861A1 (es) 2011-08-31 2014-12-01 Amcor Ltd Recipiente termofijo y sistema de molde para el mismo
US10532848B2 (en) 2011-08-31 2020-01-14 Amcor Rigid Plastics Usa, Llc Lightweight container base
US10538357B2 (en) 2011-08-31 2020-01-21 Amcor Rigid Plastics Usa, Llc Lightweight container base
EP2781461B1 (en) * 2011-11-18 2016-11-02 Toyo Seikan Group Holdings, Ltd. Container consisting of synthetic resin
EP3536623B1 (en) 2011-12-05 2024-04-17 Niagara Bottling, LLC Plastic container with varying depth ribs
US10023346B2 (en) 2012-12-27 2018-07-17 Niagara Bottling, Llc Swirl bell bottle with wavy ribs
US11845581B2 (en) 2011-12-05 2023-12-19 Niagara Bottling, Llc Swirl bell bottle with wavy ribs
JP2013154907A (ja) * 2012-01-30 2013-08-15 Yoshino Kogyosho Co Ltd ボトル
JP5970839B2 (ja) * 2012-02-07 2016-08-17 東洋製罐株式会社 合成樹脂製容器
DE102012003219A1 (de) 2012-02-20 2013-08-22 Krones Ag Kunststoffbehältnis
SG10201702179RA (en) * 2012-05-18 2017-04-27 Rearden Llc Systems and methods to enhance spatial diversity in distributed input distributed output wireless systems
MX362665B (es) 2012-12-27 2019-01-30 Niagara Bottling Llc Envase plástico con base atirantada.
WO2014122576A1 (en) * 2013-02-05 2014-08-14 F.R.I.D.A. S.R.L. Liquid container for beverage dispensers and beverage dispenser comprising said container
FR3003848B1 (fr) * 2013-04-02 2015-04-17 Sidel Participations Recipient ayant un fond muni d'une voute a decrochement
USD699115S1 (en) 2013-05-07 2014-02-11 Niagara Bottling, Llc Plastic container
USD696126S1 (en) 2013-05-07 2013-12-24 Niagara Bottling, Llc Plastic container
USD699116S1 (en) 2013-05-07 2014-02-11 Niagara Bottling, Llc Plastic container
EP2905119A1 (en) 2014-02-07 2015-08-12 Appe Benelux System and process for double-blow molding a heat resistant and biaxially stretched plastic container
MX2016010618A (es) 2014-02-20 2017-04-27 Amcor Ltd Base de vacio para recipiente.
USD739260S1 (en) * 2014-02-27 2015-09-22 Elliot Isaacs Sprayer
WO2015153469A1 (en) * 2014-03-31 2015-10-08 Amcor Limited Controlled release container
GB2527171B (en) * 2014-06-12 2016-04-27 Lucozade Ribena Suntory Ltd Bottle and base
EA035674B1 (ru) 2014-07-18 2020-07-24 Санофи Способ определения того, является ли пациент, предположительно страдающий от рака, кандидатом для терапии афлиберцептом
CA2898810C (en) * 2014-08-01 2017-01-03 Nicolas Bouveret Anti-depression plastic container
CN106536356B (zh) * 2014-08-01 2018-12-11 可口可乐公司 用于碳酸饮料包装的轻量底座
EP2985236B1 (en) 2014-08-12 2017-04-19 Plastipak BAWT S.à.r.l. Venting closure for a container and process for filling and sealing a container
MX2017002163A (es) 2014-08-21 2017-08-15 Amcor Ltd Base de recipiente que incluye diafragma de accionamiento hemisferico.
EP3183178B1 (en) 2014-08-21 2020-02-26 Amcor Rigid Plastics USA, LLC Lightweight container base
WO2016028302A1 (en) 2014-08-21 2016-02-25 Amcor Limited Container with folded sidewall
USD812478S1 (en) 2014-09-15 2018-03-13 Ball Corporation Metal bottle
US20160115008A1 (en) * 2014-10-24 2016-04-28 The Coca-Cola Company Containers and Processes for Filling Containers
USD809390S1 (en) * 2015-01-05 2018-02-06 Ball Corporation Metal bottle
DE102015003514A1 (de) 2015-03-20 2016-09-22 Khs Corpoplast Gmbh Behälter und Blasform
JP6942119B2 (ja) 2015-09-10 2021-09-29 ペプシコ・インク 圧力調節領域を備える容器
US10336524B2 (en) 2016-02-09 2019-07-02 Pepsico, Inc. Container with pressure accommodation panel
USD842108S1 (en) * 2016-10-20 2019-03-05 Chobani Llc Bottle for a drinkable product
EP3538444B1 (en) 2016-11-14 2024-04-03 Amcor Rigid Plastics USA, LLC Method of providing a filled container
WO2018200030A1 (en) 2017-04-28 2018-11-01 Amcor Group Gmbh Lightweight container base
US10766683B2 (en) 2017-08-25 2020-09-08 Graham Packaging Company, L.P. Variable displacement base and container and method of using the same
US11117701B2 (en) * 2018-06-20 2021-09-14 Graham Packaging Company, L.P. Container with recessed base and concave rib
US11597556B2 (en) 2018-07-30 2023-03-07 Niagara Bottling, Llc Container preform with tamper evidence finish portion
WO2020041422A1 (en) * 2018-08-21 2020-02-27 Lifecycle Biotechnologies, Lp Oscillating bioreactor system
WO2020149832A1 (en) * 2019-01-15 2020-07-23 Amcor Rigid Packaging Usa, Llc Vertical displacement container base
USD910448S1 (en) 2019-09-24 2021-02-16 Abbott Laboratories Bottle
USD915203S1 (en) 2020-10-12 2021-04-06 Come Ready Foods LLC Bottle
USD913098S1 (en) 2020-10-12 2021-03-16 Come Ready Foods LLC Bottle
USD934034S1 (en) 2021-02-24 2021-10-26 Come Ready Foods LLC Cooler
US11970324B2 (en) 2022-06-06 2024-04-30 Envases USA, Inc. Base of a plastic container

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6148111U (ja) * 1984-08-31 1986-03-31 日精エ−・エス・ビ−機械株式会社 耐熱性合成樹脂びん
JPS62146137A (ja) * 1985-12-21 1987-06-30 大日本印刷株式会社 飽和ポリエステル樹脂製壜体
JP2005280755A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Yoshino Kogyosho Co Ltd 合成樹脂製ボトル型容器
JP2008539141A (ja) * 2005-04-28 2008-11-13 アムコー リミテッド 真空に関連した力に反応する容器の底部構造

Family Cites Families (66)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3409167A (en) * 1967-03-24 1968-11-05 American Can Co Container with flexible bottom
US3942673A (en) * 1974-05-10 1976-03-09 National Can Corporation Wall construction for containers
JPS5325186A (en) * 1976-08-20 1978-03-08 Daiwa Can Co Ltd Metallic can for drink containing carbon dioxide or the like
US4125632A (en) * 1976-11-22 1978-11-14 American Can Company Container
FR2379443A1 (fr) * 1977-02-04 1978-09-01 Solvay Corps creux en matiere thermoplastique
FR2408524A1 (fr) * 1977-11-10 1979-06-08 Solvay Corps creux en matiere thermoplastique orientee
GB2034663B (en) * 1978-11-07 1983-09-01 Yoshino Kogyosho Co Ltd Synthetic resin thin-walled bottle
JPS5717730A (en) 1980-07-08 1982-01-29 Katashi Aoki Biaxial oriented bottle
US4342398A (en) * 1980-10-16 1982-08-03 Owens-Illinois, Inc. Self-supporting plastic container for liquids
US4408698A (en) * 1980-11-24 1983-10-11 Ballester Jose F Novel cover and container assembly
US4381061A (en) * 1981-05-26 1983-04-26 Ball Corporation Non-paneling container
AU554618B2 (en) 1981-06-19 1986-08-28 American National Can Corp. Hot hilled container and method
US4542029A (en) * 1981-06-19 1985-09-17 American Can Company Hot filled container
US4667454A (en) * 1982-01-05 1987-05-26 American Can Company Method of obtaining acceptable configuration of a plastic container after thermal food sterilization process
US4642968A (en) 1983-01-05 1987-02-17 American Can Company Method of obtaining acceptable configuration of a plastic container after thermal food sterilization process
US4880129A (en) * 1983-01-05 1989-11-14 American National Can Company Method of obtaining acceptable configuration of a plastic container after thermal food sterilization process
USRE36639E (en) * 1986-02-14 2000-04-04 North American Container, Inc. Plastic container
JPH0678093B2 (ja) * 1986-03-27 1994-10-05 大日本印刷株式会社 飽和ポリエステル樹脂製壜体
US4863046A (en) 1987-12-24 1989-09-05 Continental Pet Technologies, Inc. Hot fill container
US5005716A (en) * 1988-06-24 1991-04-09 Hoover Universal, Inc. Polyester container for hot fill liquids
AU626878B2 (en) 1988-06-24 1992-08-13 Hoover Universal Inc. Polyester container for hot fill liquids
JPH0397014A (ja) 1989-09-11 1991-04-23 Toshiba Corp プロセス制御方式
JPH03100788A (ja) 1989-09-14 1991-04-25 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置
US5060453A (en) * 1990-07-23 1991-10-29 Sewell Plastics, Inc. Hot fill container with reconfigurable convex volume control panel
US5234126A (en) * 1991-01-04 1993-08-10 Abbott Laboratories Plastic container
US5217737A (en) * 1991-05-20 1993-06-08 Abbott Laboratories Plastic containers capable of surviving sterilization
US5492245A (en) * 1992-06-02 1996-02-20 The Procter & Gamble Company Anti-bulging container
US5511966A (en) * 1993-11-29 1996-04-30 Nissei Asb Machine Co., Ltd. Biaxially stretch blow-molded article and bottom mold therefor
JP3423452B2 (ja) 1994-11-02 2003-07-07 日精エー・エス・ビー機械株式会社 二軸延伸ブロー成形容器及びその成形型
US5511996A (en) * 1994-11-14 1996-04-30 A.W. Industries, Inc. Connector contact and method
JP3644992B2 (ja) 1994-12-05 2005-05-11 日本テトラパック株式会社 包装容器の充填方法
AUPN605595A0 (en) * 1995-10-19 1995-11-09 Amcor Limited A hot fill container
JPH10181734A (ja) 1996-12-25 1998-07-07 Aokiko Kenkyusho:Kk 薄肉合成樹脂ボトルなどの容器の底部構造
US6277321B1 (en) * 1998-04-09 2001-08-21 Schmalbach-Lubeca Ag Method of forming wide-mouth, heat-set, pinch-grip containers
US6273282B1 (en) * 1998-06-12 2001-08-14 Graham Packaging Company, L.P. Grippable container
US6176382B1 (en) * 1998-10-14 2001-01-23 American National Can Company Plastic container having base with annular wall and method of making the same
JP2000128140A (ja) * 1998-10-20 2000-05-09 Aoki Technical Laboratory Inc ポリエステル樹脂による耐熱性包装用容器
JP2000229615A (ja) 1999-02-10 2000-08-22 Mitsubishi Plastics Ind Ltd プラスチックボトル
US6595380B2 (en) * 2000-07-24 2003-07-22 Schmalbach-Lubeca Ag Container base structure responsive to vacuum related forces
US7543713B2 (en) * 2001-04-19 2009-06-09 Graham Packaging Company L.P. Multi-functional base for a plastic, wide-mouth, blow-molded container
US8584879B2 (en) * 2000-08-31 2013-11-19 Co2Pac Limited Plastic container having a deep-set invertible base and related methods
US7900425B2 (en) * 2005-10-14 2011-03-08 Graham Packaging Company, L.P. Method for handling a hot-filled container having a moveable portion to reduce a portion of a vacuum created therein
TWI228476B (en) * 2000-08-31 2005-03-01 Co2 Pac Ltd Semi-rigid collapsible container
NZ521694A (en) 2002-09-30 2005-05-27 Co2 Pac Ltd Container structure for removal of vacuum pressure
JP2002308245A (ja) 2001-04-10 2002-10-23 Mitsubishi Plastics Ind Ltd プラスチックボトル
CA2444041A1 (en) * 2001-04-19 2002-10-31 Graham Packaging Company, L.P. Multi-functional base for a plastic wide-mouth, blow-molded container
US6857531B2 (en) * 2003-01-30 2005-02-22 Plastipak Packaging, Inc. Plastic container
US6983858B2 (en) * 2003-01-30 2006-01-10 Plastipak Packaging, Inc. Hot fillable container with flexible base portion
US6920992B2 (en) * 2003-02-10 2005-07-26 Amcor Limited Inverting vacuum panels for a plastic container
US7198164B2 (en) * 2003-03-31 2007-04-03 Graham Packaging Company, L.P. Hot-fillable container with a waisted dome
US6942116B2 (en) * 2003-05-23 2005-09-13 Amcor Limited Container base structure responsive to vacuum related forces
US7451886B2 (en) * 2003-05-23 2008-11-18 Amcor Limited Container base structure responsive to vacuum related forces
US8276774B2 (en) 2003-05-23 2012-10-02 Amcor Limited Container base structure responsive to vacuum related forces
US7191910B2 (en) * 2003-12-03 2007-03-20 Amcor Limited Hot fillable container
US7080747B2 (en) * 2004-01-13 2006-07-25 Amcor Limited Lightweight container
US7198165B2 (en) * 2004-05-20 2007-04-03 Graham Packaging Pet Technologies Inc. Molded plastic hot-fill container and method of manufacture
US7258244B2 (en) * 2004-10-04 2007-08-21 Graham Packaging Company L.P. Hot-fill plastic container and method of manufacture
FR2887238B1 (fr) * 2005-06-21 2007-09-28 Jean Tristan Outreman Procede de remplissage a chaud d'un contenant a paroi mince et contenant rempli ainsi obtenu
JP4725889B2 (ja) * 2006-03-31 2011-07-13 株式会社吉野工業所 合成樹脂製壜体
JP5019810B2 (ja) 2006-07-18 2012-09-05 北海製罐株式会社 合成樹脂製ボトル及びその製造方法
JP4814726B2 (ja) 2006-08-25 2011-11-16 北海製罐株式会社 内容物充填ボトルの製造方法
US7861876B2 (en) * 2006-09-22 2011-01-04 Ball Corporation Bottle with intruding margin vacuum responsive panels
US7757874B2 (en) * 2007-01-18 2010-07-20 Ball Corporation Flex surface for hot-fillable bottle
JP5035680B2 (ja) 2007-08-31 2012-09-26 株式会社吉野工業所 合成樹脂製壜体
WO2009135046A1 (en) 2008-04-30 2009-11-05 Constar International, Inc. Hot-fill container providing vertical, vacuum compensation
MX2011000101A (es) * 2008-07-09 2011-02-25 Amcor Ltd Recipiente de llenado en caliente, de pared delgada.

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6148111U (ja) * 1984-08-31 1986-03-31 日精エ−・エス・ビ−機械株式会社 耐熱性合成樹脂びん
JPS62146137A (ja) * 1985-12-21 1987-06-30 大日本印刷株式会社 飽和ポリエステル樹脂製壜体
JP2005280755A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Yoshino Kogyosho Co Ltd 合成樹脂製ボトル型容器
JP2008539141A (ja) * 2005-04-28 2008-11-13 アムコー リミテッド 真空に関連した力に反応する容器の底部構造

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016534950A (ja) * 2013-11-05 2016-11-10 アムコー リミテッド 高温充填容器
WO2019171798A1 (ja) * 2018-03-05 2019-09-12 サントリーホールディングス株式会社 プラスチックボトル
JP2019151388A (ja) * 2018-03-05 2019-09-12 サントリーホールディングス株式会社 プラスチックボトル
CN111886182A (zh) * 2018-03-05 2020-11-03 三得利控股株式会社 塑料瓶
JP7114276B2 (ja) 2018-03-05 2022-08-08 サントリーホールディングス株式会社 プラスチックボトル

Also Published As

Publication number Publication date
JP5732458B2 (ja) 2015-06-10
BR112012002288B1 (pt) 2019-12-17
CO6491100A2 (es) 2012-07-31
US20110017700A1 (en) 2011-01-27
DOP2012000023A (es) 2012-05-31
EP2459456B1 (en) 2018-04-25
ECSP12011697A (es) 2012-03-30
PE20121189A1 (es) 2012-09-06
EP2459456A2 (en) 2012-06-06
CA2768822C (en) 2017-10-17
CN102741126B (zh) 2016-02-24
WO2011014759A2 (en) 2011-02-03
WO2011014759A3 (en) 2011-06-03
CN102741126A (zh) 2012-10-17
US8616395B2 (en) 2013-12-31
ES2669468T3 (es) 2018-05-25
AU2010278853B2 (en) 2014-05-15
EP2459456A4 (en) 2013-01-09
CA2768822A1 (en) 2011-02-03
BR112012002288A2 (pt) 2016-06-14
AU2010278853A1 (en) 2012-02-09
MX2012001085A (es) 2012-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5732458B2 (ja) 高温充填容器
US7191910B2 (en) Hot fillable container
US9394072B2 (en) Hot-fill container
EP2358602B1 (en) Container base structure responsive to vacuum related forces
US9751679B2 (en) Vacuum absorbing bases for hot-fill containers
EP1704101B1 (en) Lightweight container
CA2786616C (en) Heat set container
US20070170144A1 (en) Container having segmented bumper rib
EP3107810B1 (en) Vacuum base for a container
KR20080012904A (ko) 진공에 관련된 힘에 반응하는 용기의 베이스 구조
AU2006255160A1 (en) Inverting vacuum panels for a plastic container
MX2011008626A (es) Recipiente de llenado en caliente.
JP6744214B2 (ja) 高温充填容器
US20210221593A1 (en) Vacuum absorbing bases for hot-fill containers
MXPA06007807A (en) Lightweight container

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140320

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140401

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140630

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150126

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150324

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5732458

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250