JP2013257665A - 映像処理装置、映像処理装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像変形処理のために用いるメモリへのアクセス量を軽減させるための技術を提供すること。
【解決手段】 入力画像に対して画像変形処理を行うことで得られる出力画像をメモリに格納する。メモリ内の出力画像において、該メモリ内に設定されている有効領域内の部分画像を特定し、該特定した部分画像を包含する領域を読み出し対象領域として求める。メモリにおいて読み出し対象領域に対して読み出し処理を行うことで、部分画像を読み出す。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像変形処理を行うための映像処理技術に関するものである。
例えば、プロジェクタ等の用途で、幾何処理が行われている。プロジェクタにおいてこの幾何処理は、プロジェクタの設置角度によって生じる投影面上の歪みを補正させるために必要とされ、キーストーン補正や台形補正などの処理として一般に知られている。上記幾何処理を実現するためには主に2つの方法がある。以下の説明では、この2つの方法のうちの一方をメモリリード変形方法、他方をメモリライト変形方法と呼ぶ。
メモリリード変形方法による処理の特徴は、フレームメモリからの読み出し時に画像変形処理を行うことである。具体的には、入力画像を1画面分、フレームメモリに記憶した後に、出力画像の各座標に対応する入力画像座標近傍の画素の重みづけを計算する。この重みづけの計算方法は、例えば、バイキュービック法などの方法が一般に知られている。次に、出力画像の各座標に対応する入力画像座標近傍の画素をフレームメモリから読み出し、上記の重みづけを加味して畳み込み演算を行い、出力画像の各画素を生成することで、画像変形処理を行う。
一方、メモリライト変形方法による処理の特徴は、フレームメモリへの書き込み時に画像変形処理を行うことである。具体的には、入力画像の各画素に対応する出力画像の画素位置を計算し、各入力画像座標近傍の画素の重みづけを計算する。この重みづけの計算方法は、メモリリード変形方法と同様にバイキュービック法などを使うことが出来る。次に、出力画像の画素位置に対応する入力画像座標近傍の画素に対し、上記の重みづけを加味して畳み込み演算を行い、出力画像の各画素を生成してフレームメモリに書き込みを行う。次に、フレームメモリから画素を順次読み出して出力することで変形された出力画像を得る。より詳細な処理例は、例えば特許文献1に開示されている。
特許第3394551号公報
画像変形処理では、入力画像の走査順序と出力画像の走査順序が異なるという性質上、画像1面分程度を記憶できるフレームメモリに対するメモリアクセスが必要となる。通常、フレームメモリは集積回路上ではダイナミックRAMによって実現されているが、近年の画像の高解像度化、高フレームレート化に伴い、メモリアクセスが増加しており、消費電力の増大が問題となっている。
メモリアクセス領域について背景技術にて説明したメモリリード変形方法と、メモリライト変形方法を比較して説明する。図1(A)には変形の前後の画像の一例が示されており、左側には変形前の画像、右側には変形後の画像が示されている。図1(A)では、矩形画像を変形前の画像としており、この矩形画像を台形形状の画像に変形させたものを変形後の画像としている。
このときのメモリリード変形方法におけるメモリアクセス領域を図1(B)に示す。メモリアクセス領域は斜線で示した部分である。背景技術に記載のとおり、メモリリード変形方法では入力画像を1画面分、フレームメモリに記憶した後に、全面を読み出して変形処理を行うので、2面分のメモリアクセスが発生する。
一方、メモリライト変形方法におけるメモリアクセス領域を図1(C)に示す。メモリアクセス領域は斜線で示した部分である。背景技術に記載のとおり、メモリライト変形方法では入力画像を変形してからフレームメモリに記憶し、フレームメモリから画素を順次読み出して出力するため、2面分以下のメモリアクセスが発生する。より具体的には、台形形状のメモリライトと、1面分の矩形形状のメモリリードが発生する。
しかしながらいずれの場合も、約2面分のメモリアクセスが必要となり、近年の画像の高解像度化、高フレームレート化を実現するためには、メモリアクセスの増加による消費電力の増大が問題となる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、画像変形処理のために用いるメモリへのアクセス量を軽減させるための技術を提供することを目的とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の映像処理装置は、入力画像に対して画像変形処理を行うことで得られる出力画像をメモリに格納する手段と、前記メモリ内の出力画像において、該メモリ内に設定されている有効領域内の部分画像を特定し、該特定した部分画像を包含する領域を読み出し対象領域として求める計算手段と、前記メモリにおいて前記読み出し対象領域に対して読み出し処理を行うことで、前記部分画像を読み出す手段とを備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、画像変形処理のために用いるメモリへのアクセス量を軽減させることができる。
変形画像に対するメモリアクセスを説明する図。 画像変形装置215の構成例を示すブロック図。 メモリリード領域を説明する図。 valid信号242が有効となる領域を示す図。 入力画像228を分割して処理する場合を説明する図。 メモリリード領域計算部216が行う処理のフローチャート。
以下、添付図面を参照し、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、以下説明する実施形態は、本発明を具体的に実施した場合の一例を示すもので、特許請求の範囲に記載の構成の具体的な実施例の1つである。
[第1の実施形態]
先ず、本実施形態に係る映像処理装置としての画像変形装置215の構成例について、図2のブロック図を用いて説明する。なお、図2に示した構成は、以下に説明する各処理を実現するための構成の一例であり、以下に説明する各処理と同等の処理を実現することができるのであれば、他の構成を採用することも可能である。また、以下の説明では、図2に示した各機能部は何れもハードウェアで構成されているものとするが、一部若しくは全部(メモリは除く)をコンピュータプログラムとして実装しても良い。この場合、このコンピュータプログラムは画像変形装置215内の適当なメモリに格納しておき、画像変形装置215が有する制御部がこのコンピュータプログラムを読み出して実行することで、対応する機能部の機能を実現することができる。
画像変形装置215は、入力同期信号217と、入力画像228と、変形パラメータ231と、を入力とし、変形パラメータ231によって指定された形状に入力画像228を変形し、出力同期信号240と、出力画像243と、を出力する。
入力同期信号217は入力画像228の1面分の有効領域を示すための垂直同期信号と水平同期信号と画素クロックとから成る。変形パラメータ231は変形形状を指定するためのものである。変形パラメータ231には、行列S2D_MTXおよびD2S_MTXと、入力画像の幅in_widthおよび高さin_heightと、出力画像の幅ot_widthおよび高さot_heightとが含まれている。また、変形パラメータ231には、出力画像243の有効領域開始座標および有効領域終了座標が含まれている。これらを以下に示す。なお、行列S2D_MTXは、入力座標を出力座標に変換するための行列であり、行列D2S_MTXは行列S2D_MTXの逆行列、すなわち、出力座標を入力座標に変換するための行列である。
Figure 2013257665
本実施形態では、説明を簡単にするために、入力画像228の縦横サイズと出力画像243の縦横サイズは同じであり、出力画像243の全面が有効領域であるとする。この例は、1面分の画像変形としては特殊なケースでなく、一般的な例である。この例をより詳細に示すと以下のとおりである。
Figure 2013257665
この時の入力座標頂点の4点の座標、すなわち、入力画像の四隅の位置における座標は以下のとおりである。
Figure 2013257665
入力同期信号217は入力座標カウンタ200に入力されるので、入力座標カウンタ200は、入力同期信号217に含まれる画素クロックに応じて座標をカウントし、カウントした座標を入力画像228上の座標値(入力座標)として出力する。詳しくは、入力座標の整数部218(src_x,src_y)を出力する。また、画素クロックや垂直同期信号、水平同期信号に同期して、入力画像228の各画素がラインバッファ207に入力される。
次に座標変換部段201は、入力座標の整数部218(src_x,src_y)と、変形パラメータ231とを入力とし、この入力から以下の式を計算することで、出力座標219(dst_x,dst_y)を計算する。ここで、(S2D_MTX・SRC_POINT)[2]は、(S2D_MTX・SRC_POINT)の演算結果である3行1列の行列の3行目のスカラー成分を表す。
Figure 2013257665
周辺座標生成部202は、出力座標219を入力とし、該出力座標219の整数部を座標とする画素と、該画素に隣接する周囲の8画素(何れも座標は整数)と、から成る9画素のそれぞれの座標を出力座標整数部221として出力する。
座標変換部203は、9画素のそれぞれの出力座標整数部221から、対応する入力座標222を、以下の式を計算することで求める。この計算には、上記の変形パラメータ231を用いている。
Figure 2013257665
出力座標判定部204は、入力座標カウンタ200から出力された入力座標の整数部220と、座標変換部203から出力された9つの入力座標222と、を入力とし、valid信号224および各入力座標222の小数部225を出力する。
valid信号224は、各入力座標222が有効か否かを示す情報であり、有効である場合は各入力座標222から変形後の画素が生成されることを意味する。valid信号224は、入力座標の整数部220と各入力座標222の整数部が一致した場合に有効となる。また、入力座標222の小数部225は入力座標222から整数部を除いた、小数部から成る。
一方、画像変形装置215に対して入力された入力画像228はラインバッファ207に入力され、複数ライン分保持された後、入力画素および、入力画素の近傍画素からなるピクセルデータ229出力する。本実施形態では、バイキュービック法で補間を行うものとするので、4画素×4画素の16画素からなるピクセルデータ229を出力するものとする。
出力座標判定部204から出力されたvalid信号224と入力座標の小数部225と、ラインバッファ207から出力されたピクセルデータ229は、ピクセル補間処理部205に入力され、valid信号226と補間ピクセルデータ227が出力される。
ピクセルデータ229は上述のとおり4画素×4画素の16画素分のデータである。補間ピクセルデータ227は、ピクセルデータ229をバイキュービック法で補間して生成したデータである。
valid信号226は、ピクセル補間処理部205で補間ピクセルデータ227を生成する時間だけvalid信号224を保持しておいたものであり、補間ピクセルデータ227中の各画素に対するvalid信号224の集合である。
ピクセル補間処理部205から出力されたvalid信号226及び補間ピクセルデータ227と、周辺座標生成部202から出力された出力座標の整数部223はメモリライト部206に入力される。
メモリライト部206は、補間ピクセルデータ227において、対応するvalid信号が有効である画素のデータのみを、該画素に対応する出力座標の整数部223で指定されるフレームメモリ208上のアドレスに補間ピクセルデータ233として書き込む。
以上の処理を、入力画像228中の全てのピクセルデータについて行うことで、フレームメモリ208には、変形後の画像が記憶された状態となっている。
次に、フレームメモリ208からの読み出し処理以降の処理について説明する。
画像変形装置215に入力された変形パラメータ231は、メモリリード領域計算部216にも入力され、メモリリード領域計算部216は、この変形パラメータ231を用いてメモリリード領域情報232を求めて出力する。本実施形態では、出力画像の全面が有効領域である場合を例としているので、変形パラメータ231は以下のとおり表わされる。
Figure 2013257665
この時の入力座標頂点の4点から、変形後頂点の4点を求めるための計算式は以下のとおり表わされる。詳細には、入力座標頂点0〜3をSRC_POINTに代入して以下の計算式のとおり計算し、DST_POINTとして得られた座標を変形後頂点とする。
Figure 2013257665
こうして計算した変形後頂点の4点から、次に、メモリリード領域情報232を計算する。メモリリード領域情報232は、出力画像243の有効領域の中に存在する変形後頂点と、変形後頂点の4点から成る四角形と出力画像の有効領域の交点と、を包含する領域を示す情報である。これらの関係を図3に示す。
図3(A)には入力画像のサイズと有効領域のサイズとが異なる場合を示す。一方、図3(B)には入力画像のサイズと有効領域のサイズとが同一の場合を示す。本実施形態では図3(B)の場合が適用される。なお、図3(A)に対応する説明は、第2の実施形態として後述する。
メモリリード領域計算部216がメモリリード領域情報232を求めるために行う処理について、同処理のフローチャートを示す図6を用いて説明する。なお、図6のフローチャートに従った処理の開始時点ではすでに、変形後頂点の4点の座標は求まっているものとする。
ステップS601〜S603の処理は、変形後頂点0〜3のそれぞれについて行うものである。しかし、ステップS602においてメモリリード領域計算部216が、変形後頂点X(0≦X≦3)の座標(dst_x,dst_y)が出力画像の有効領域内にあると判断した場合には、処理はステップS605に進む。変形後頂点0〜3の全ての座標(dst_x,dst_y)が出力画像の有効領域内にないと判断した場合には、ステップS603の後、ステップS604に進む。
ステップS604では、メモリリード領域計算部216は、変形後頂点0〜3は全て有効領域外にあるため、有効領域内の変形形状の頂点を示す有効頂点0〜3として、有効領域の4頂点を設定する。
ステップS605〜S607の処理は、変形後頂点0〜3のそれぞれについて行うものである。しかし、ステップS606においてメモリリード領域計算部216が、変形後頂点X(0≦X≦3)の座標(dst_x,dst_y)が出力画像の有効領域内にないと判断した場合には、処理はステップS609に進む。変形後頂点0〜3の全ての座標(dst_x,dst_y)が出力画像の有効領域内にあると判断した場合には、ステップS607の後、ステップS608に進む。
ステップS608では、メモリリード領域計算部216は、変形後頂点0〜3は全て有効領域内にあるため、有効領域内の変形形状の頂点を示す有効頂点0〜3として、変形後頂点0〜3を設定する。
ステップS609〜S612の処理は、変形後頂点0〜3のそれぞれについて行うものである。しかし、ステップS610においてメモリリード領域計算部216が、変形後頂点X(0≦X≦3)の座標(dst_x,dst_y)が出力画像の有効領域内にあると判断した場合には、処理はステップS611に進む。一方、変形後頂点X(0≦X≦3)の座標(dst_x,dst_y)が出力画像の有効領域内にないと判断した場合には、処理はステップS613に進む。
ステップS611では、メモリリード領域計算部216は、有効領域内の変形形状の頂点を示す有効頂点Xとして、変形後頂点Xを設定する。一方、ステップS613では、メモリリード領域計算部216は、4つの変形後頂点から成る変形後領域の各辺のうち変形後頂点Xを一端とする辺であって且つ有効領域と交差する辺、のうち1つを対象辺とする。そして、該対象辺と有効領域との交点を計算し、有効領域内の変形形状の頂点を示す有効頂点Xとして該交点を設定する。
ステップS614では、メモリリード領域計算部216は、求めた全ての有効頂点0〜3を包含する矩形領域を求め、該矩形領域の対角頂点の座標(例えば左上隅の頂点と右下隅の頂点の座標)をそれぞれ開始座標、終了座標として計算する。この矩形領域をメモリリード領域と呼ぶ。そしてメモリリード領域計算部216は、メモリリード領域の開始座標と終了座標とを含むメモリリード領域情報232を出力する。なお、メモリリード領域情報232で表わされる領域は図3の斜線部で示される領域である。
次に、同期信号の遅延部211は、入力同期信号217を入力とし、これを一定時間遅延させて出力同期信号235として出力する。この処理は、フレームメモリ208への書き込みと読み出しのタイミングを制御し、書き込みを読み出しが追い越さないようにするためのものである。
次に、出力座標カウンタ210は、出力同期信号235を入力とし、出力同期信号235に含まれるクロックに応じて座標をカウントし、カウントした座標を出力画像243上の座標値(出力座標)として出力する。詳しくは、出力座標の整数部230,237,244を出力する。
メモリリード部209は、出力座標の整数部230と、メモリリード領域情報232を入力とし、フレームメモリ208から補間ピクセルデータ234を読み出して、後段に対して出力する。具体的には、出力座標の整数部230がメモリリード領域情報232が示す領域内の座標を表す場合に、フレームメモリ208において該座標に対応するアドレスに格納されている画素を補間ピクセルデータ234として読み出す。メモリリード領域情報232の具体例を図3に示す。
次に、座標変換部212は、変形パラメータ231と、出力座標の整数部244を入力とし、変形パラメータ231を用いて、出力座標の整数部244から入力座標241に変換して出力する。この変換は以下の式で示される。
Figure 2013257665
次に、変形領域判定部213は、入力座標241と、出力座標の整数部237と、メモリリード領域情報232と、を入力とし、valid信号242を出力する。valid信号242は、入力座標241が出力画像243の領域内にあり、かつメモリリード領域内にある場合には有効となる。valid信号242が有効となる領域を図4に示す。
最後に、マスク処理部214は、valid信号242と、補間ピクセルデータ236と、固定色238と、を入力とし、出力画像243を出力する。詳細には、画素ごとに対応するvalid信号242を参照し、参照したvalid信号242が有効の場合は、補間ピクセルデータ236を選択して出力し、valid信号242が無効の場合は、固定色238を選択して出力する。固定色238は変形領域外の領域に出力される色であり、例えばプロジェクタのキーストーン補正においては、黒色が出力される。
なお、上記の通り、本実施形態で説明した構成はあくまで一例であり、次のような構成の一例に過ぎない。即ち、入力画像に対して画像変形処理を行うことで得られる出力画像をメモリに格納し、メモリ内の出力画像において、該メモリ内に設定されている有効領域内の部分画像を特定し、該特定した部分画像を包含する領域を読み出し対象領域として求める。そして、メモリにおいて読み出し対象領域に対して読み出し処理を行うことで、部分画像を読み出す。
[第2の実施形態]
次に、入力画像228を分割して処理する場合を、図5を用いて説明する。図5の例は、図5(A)に示す画像変形を、左右2つに分割して処理する場合を示している。ここでは分割した各々の処理は、独立した2つのチップで処理する例を示しているが、分割の方法はチップ分割に限らず、1チップ内の2つのコアであっても構わない。
図5(B)には左側の処理を示す。図5(A)に示すように、全体の変形処理を2等分した場合であっても、片側に入力するサイズは図5のin_w_leftで示されるとおり、2等分以上のサイズとしなければならない。なぜなら、出力画像として水平2等分したサイズを出力するためには、片側の変形後の領域が、処理分割境界でつなぎ目が不連続にならないよう、処理分割境界を超えなければならないためである。このとき、メモリリード領域は501に示される領域となる。
図5(B)と図3(A)を対応付けて説明すると、図3(A)の入力画像は、図5(B)の左側領域500に相当するin_w_left × in_h_allの領域である。また、図3(A)の有効領域は、図5(B)のot_w_left × in_h_allの領域である。また、図3(A)のメモリリード領域は、図5(B)のメモリリード領域501である。メモリリード領域501の計算方法は、図6のフローチャートに従った処理と同じであるため、説明は省略する。これは、図3(A)の場合に相当する。このように、処理分割をする場合は入力画像のサイズと出力画像の有効領域が異なる場合がある。図5(C)の処理は図5(B)の処理と同様のため、説明は省略する。
なお、いずれの実施形態においても、メモリリード領域は矩形に限らず、任意の形状であってもよい。
以上の各実施形態によれば、メモリアクセス領域は図1(D)に示す如く、プロジェクタのキーストーン補正等のように、変形後形状が出力画像の領域に対して縮小される場合は、メモリリード領域は従来方式に比べて小さくなる。これにより、メモリ帯域は削減され、消費電力が低減できる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (5)

  1. 入力画像に対して画像変形処理を行うことで得られる出力画像をメモリに格納する手段と、
    前記メモリ内の出力画像において、該メモリ内に設定されている有効領域内の部分画像を特定し、該特定した部分画像を包含する領域を読み出し対象領域として求める計算手段と、
    前記メモリにおいて前記読み出し対象領域に対して読み出し処理を行うことで、前記部分画像を読み出す手段と
    を備えることを特徴とする映像処理装置。
  2. 前記計算手段は、前記出力画像の4頂点が何れも前記有効領域内に収まっている場合には、該4頂点を包含する領域を前記読み出し対象領域として求めることを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
  3. 前記計算手段は、前記出力画像の4頂点が何れも前記有効領域内に収まっていない場合には、前記有効領域を前記読み出し対象領域として求めることを特徴とする請求項1又は2に記載の映像処理装置。
  4. 前記計算手段は、前記出力画像の4頂点のうち1つ以上が前記有効領域内に収まっている場合には、前記出力画像の各辺のうち収まっていない頂点を一端とする辺であって且つ前記有効領域と交差する辺、のうち1つと前記有効領域との交点を求め、該交点と、収まっている頂点と、を包含する領域を前記読み出し対象領域として求めることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の映像処理装置。
  5. 映像処理装置の制御方法であって、
    前記映像処理装置の格納手段が、入力画像に対して画像変形処理を行うことで得られる出力画像をメモリに格納する工程と、
    前記映像処理装置の計算手段が、前記メモリ内の出力画像において、該メモリ内に設定されている有効領域内の部分画像を特定し、該特定した部分画像を包含する領域を読み出し対象領域として求める計算工程と、
    前記映像処理装置の読み出し手段が、前記メモリにおいて前記読み出し対象領域に対して読み出し処理を行うことで、前記部分画像を読み出す工程と
    を備えることを特徴とする映像処理装置の制御方法。
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