JP2013257005A - カプラ、ソケット及びプラグ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カプラ3を、ソケット1と、ソケットに結合するプラグ2とを備え、ソケットが、円形状の穴13と、穴の底面13Aの偏心した位置に設けられた第1流路10と、第1流路に設けられ、第1流路を開閉する第1バルブ11と、穴の底面の第1流路に対して第1円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第1シート12とを備え、プラグが、穴に挿入しうる円形状の挿入部23と、挿入部の端面の偏心した位置に設けられた第2流路20と、第2流路に設けられ、第2流路を開閉する第2バルブ21と、挿入部の端面の第2流路に対して第2円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第2シート22とを備えるものとする。
【選択図】図1
Description
このようなカプラでは、ソケットとプラグを結合させた時に、ソケットの流路に設けられているバルブとプラグの流路に設けられているバルブとが押し合ってソケットの流路とプラグの流路とが連通し、ソケット及びプラグの一方の流路から他方の流路へ液体が流れるようになっている。一方、ソケットとプラグを取り外した時には、ソケットの流路はソケットのバルブで閉じられ、プラグの流路はプラグのバルブで閉じられて、ソケット及びプラグのそれぞれの流路から液体が流出しないようになっている。
例えば、水冷式のサーバなどの電子装置のように、カプラの周囲に電子部品や回路基板が存在する場合、周囲に液体が漏れてしまうことは許されない。つまり、水冷式のサーバなどの電子装置では、例えば保守、部品交換等の時にクーリングプレートを着脱しうるようにカプラが用いられる。そして、カプラのソケットとプラグの取り外しは筐体内で行なわれる。このカプラのソケットとプラグの取り外しの際に、その周囲に電子部品や回路基板が存在するため、周囲に液体が漏れてしまうことは許されない。このほか、例えばカプラを用いて接続される流路に流される液体に危険物が含まれているような場合にも、周囲に液体が漏れてしまうことは許されない。
本プラグは、円形状の挿入部と、挿入部の端面の偏心した位置に設けられた流路と、流路に設けられ、流路を開閉するバルブと、挿入部の端面の流路に対して一の円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収するシートとを備える。
本ソケット付きホースは、ホースと、ホースに取り付けられたソケットとを備え、ソケットは、上述のソケットと同様の構成を備える。
本プラグ付きホースは、ホースと、ホースに取り付けられたプラグとを備え、プラグは、上述のプラグと同様の構成を備える。
本プラグ付き配管は、配管と、配管に取り付けられたプラグとを備え、プラグは、上述のプラグと同様の構成を備える。
本クーリングプレートモジュールは、クーリングプレートと、クーリングプレートに一方の端部が取り付けられたホースと、ホースの他方の端部に取り付けられたソケット又はプラグとを備え、ソケットは、上述のソケットと同様の構成を備え、プラグは、上述のプラグと同様の構成を備える。
本電子ユニットは、回路基板と、回路基板に搭載された複数の電子部品と、複数の電子部品のそれぞれに一つずつ取り付けられた複数のクーリングプレートと、複数のクーリングプレートのそれぞれに一つずつ一方の端部が取り付けられた複数の供給用ホースと、複数のクーリングプレートのそれぞれに一つずつ一方の端部が取り付けられた複数の排出用ホースと、回路基板に設けられ、液相の流体を供給するための供給用配管と、回路基板に設けられ、液相の流体を排出するための排出用配管と、供給用配管に複数の供給用ホースの他方の端部のそれぞれを着脱可能に接続する複数の第1カプラと、排出用配管に複数の排出用ホースの他方の端部のそれぞれを着脱可能に接続する複数の第2カプラとを備え、第1カプラ及び第2カプラは、それぞれ、第1ソケットと、第1ソケットに結合する第1プラグとを備え、第1ソケットは、上述のソケットと同様の構成を備え、第1プラグは、上述のプラグと同様の構成を備える。
本実施形態にかかるカプラは、図2に示すように、ソケット1と、ソケット1に結合するプラグ2とを備えるカプラ3である。つまり、本カプラ3は、例えば水などの液体(液相の流体)が流れる流路10を開閉するバルブ11を有するソケット1と、液体が流れる流路20を開閉するバルブ21を有するプラグ2とを備える。
ここでは、円形状の穴13は、ソケット1の端面からソケット1の長手方向へ延びており、プラグ2の挿入部23を挿入できるようになっている。なお、ソケット1の穴13が設けられている部分は、プラグ2との接続部分であるため、接続部又はカプラ3の接続部ともいう。
ここでは、シャッタ15には、図3(A)、図3(C)に示すように、これを閉状態にする方向へ付勢するバネ17が取り付けられている。図3(A)に示すように、シャッタ15が閉状態の場合、シート12の上方にシャッタ15が位置し、シート12はシャッタ15によって覆われ、非露出状態となる。そして、図3(C)に示すように、ソケット1とプラグ2を取り外す際にプラグ2を少し引き抜いてソケット1又はプラグ2を回転させることで、後述のプラグ2の突起部26がシャッタ15をバネ17の付勢力に抗して移動させ、シャッタ15を開状態にすることができるようになっている。シャッタ15が開状態の場合、シート12の上方にシャッタ15が位置せず、シート12はシャッタ15によって覆われず、露出状態となる。また、プラグ2を完全に引き抜くと、バネ17の付勢力によって、シャッタ15は閉じられることになる。なお、シャッタ15、バネ17及び突起部26を、シャッタ構造ともいう。
突起部16は、図3(A)、図3(C)に示すように、穴13の底面13Aの流路10に対して一の円周方向の反対方向へずらした位置に設けられている。ここでは、突起部16は、穴13の底面13Aの流路10に対して反時計回りにずらした位置に設けられており、後述のプラグ2に設けられているシャッタ25が閉状態になっている場合にこのシャッタ25の側面に接するようになっている。つまり、図3(A)、図3(B)に示すように、ソケット1の流路10とプラグ2の流路20との位置を合わせた状態で、後述のプラグ2に設けられているシャッタ25は閉状態になっており、この状態で、突起部16は後述のプラグ2に設けられている閉状態のシャッタ25の側面に接するようになっている。
ここでは、フィルタ18は、水蒸気を透過するフィルタである。例えばゴアテックスのような水蒸気透過膜、即ち、水蒸気を通すが、水滴を通さない水蒸気透過膜を備えるフィルタを用いれば良い。
一方、プラグ2は、図1(B)、図1(D)、図2に示すように、円形状の挿入部23と、流路20と、バルブ21と、液体を吸収するシート(液体吸収シート)22とを備える。
流路20は、図1(B)、図1(D)に示すように、円形状の挿入部23の端面23Aの偏心した位置、即ち、円形状の挿入部23の端面23Aの中心からずれた位置に設けられている。ここでは、円形状の挿入部23の端面23Aの偏心した位置に流路20の端部の開口(開口端)が設けられており、図2に示すように、流路20はプラグ2の長手方向へ延びている。なお、開口は、液体の出入口である。また、挿入部23の端面23Aは、上述のソケット1の穴13の底面13Aと接する接続面である。
ここでは、シャッタ25には、図3(B)、図3(D)に示すように、これを閉状態にする方向へ付勢するバネ27が取り付けられている。図3(B)に示すように、シャッタ25が閉状態の場合、シート22の上方にシャッタ25が位置し、シート22はシャッタ25によって覆われ、非露出状態となる。そして、図3(D)に示すように、ソケット1とプラグ2を取り外す際にプラグ2を少し引き抜いてソケット1又はプラグ2を回転させることで、上述のソケット1の突起部16がシャッタ25をバネ27の付勢力に抗して移動させ、シャッタ25を開状態にすることができるようになっている。シャッタ25が開状態の場合、シート22の上方にシャッタ25が位置せず、シート22はシャッタ25によって覆われず、露出状態となる。また、プラグ2を完全に引き抜くと、バネ27の付勢力によって、シャッタ25は閉じられることになる。なお、シャッタ25、バネ27及び突起部16を、シャッタ構造ともいう。
突起部26は、図3(B)、図3(D)に示すように、挿入部23の端面23Aの流路20に対して一の円周方向の反対方向へずらした位置に設けられている。ここでは、突起部26は、挿入部23の端面23Aの流路20に対して反時計回りにずらした位置に設けられており、上述のソケット1に設けられているシャッタ15が閉状態になっている場合にこのシャッタ15の側面に接するようになっている。つまり、図3(A)、図3(B)に示すように、ソケット1の流路10とプラグ2の流路20との位置を合わせた状態で、上述のソケット1に設けられているシャッタ15は閉状態になっており、この状態で、突起部26は上述のソケット1に設けられている閉状態のシャッタ15の側面に接するようになっている。
ここでは、フィルタ28は、水蒸気を透過するフィルタである。例えばゴアテックスのような水蒸気透過膜、即ち、水蒸気を通すが、水滴を通さない水蒸気透過膜を備えるフィルタを用いれば良い。
また、上述のようにソケット1及びプラグ2のそれぞれに突起部16、26を設ける場合、図3(A)〜図3(D)に示すように、ソケット1とプラグ2を結合させる時に突起部16、26を収納する収納穴26X、16Xを設けるのが好ましい。つまり、ソケット1とプラグ2を結合させる時には、図3(A)、図3(B)に示すように、ソケット1の流路10とプラグ2の流路20とが対向するように位置合わせする。このため、ソケット1の流路10とプラグ2の流路20とが位置合わせされた状態で、ソケット1の突起部16に対向するようにプラグ2の挿入部23の端面23Aに収納穴16Xを設け、また、プラグ2の突起部26に対向するようにソケット1の穴13の底面13Aに収納穴26Xを設けるのが好ましい。
まず、本実施形態のカプラ3のソケット1とプラグ2を結合させる場合(接続時)、図5(A)〜図5(F)に示すように、ソケット1の穴13にプラグ2の挿入部23を挿入してソケット1とプラグ2をはめ合わせる。この際、ソケット1の流路10の位置とプラグ2の流路20の位置とを位置合わせする。つまり、ソケット1の流路10とプラグ2の流路20とが対向するようにソケット1の穴13にプラグ2の挿入部23を挿入する。そして、プラグ2の挿入部23をソケット1の穴13の底13Aまで押し込む。これにより、ソケット1の流路10に設けられたバルブ11の弁体11Aとプラグ2の流路20に設けられたバルブ21の弁体21Aとが互いに押し合って、それぞれの弁体11A、21Aが流路10、20の内側方向へバネ11B、21Bの付勢力に抗して移動する。この結果、それぞれの流路10、20の開口端に隙間ができて流路10、20が開けられる。これにより、ソケット1の流路10とプラグ2の流路10とが連通し、ソケット1及びプラグ2の一方の流路20(又は10)から他方の流路10(又は20)へ液体が流れる。
なお、ここでは、プラグ2を90度回転させているが、これに限られるものではなく、ソケット1を90度回転させるようにしても良い。つまり、ソケット1の流路10とプラグ2の流路20の位置が90度ずれて、ソケット1の流路10に対向する位置にプラグ2のシート22が位置し、プラグ2の流路20に対向する位置にソケット1のシート12が位置するように、ソケット1及びプラグ2の少なくとも一方を回転させれば良い。また、ここでは、シート12、22を設ける位置を流路10、20に対して90度ずらした上で、ソケット1又はプラグ2を90度回転させるようにしているが、これに限られるものではなく、シート12、22を設ける位置を流路10、20に対して所定角度ずらした上で、ソケット1又はプラグ2を所定角度回転させるようにすれば良い。また、流路10、20に対してシート12、22を設ける位置をずらす方向及びソケット1又はプラグ2を回転させる方向も、逆方向であっても良い。要するに、ソケット1又はプラグ2を回転させてソケット1の流路10の位置とプラグ2の流路20の位置とをずらした場合に、ソケット1の流路10とプラグ2のシート22とが対向し、プラグ2の流路20とソケット1のシート12とが対向するようにすれば良い。
したがって、本実施形態にかかるカプラによれば、カプラ3のソケット1とプラグ2の取り外しの際に、液体が漏れてしまうのを確実に防止できるという利点がある。つまり、着脱時に液体が漏れないカプラ3を実現することができる。
例えば、上述の実施形態では、ソケット1とプラグ2とを備えるカプラ3について説明しているが、上述の実施形態のカプラ3は完成品としてだけでなく、部品として上述の実施形態のソケット1のみ、又は、上述の実施形態のプラグ2のみについて製造、販売等の実施行為がなされる場合もある。
ここで、図10に示すように、水冷式の電子装置50では、筐体51の内部に複数(例えば10枚〜30枚)のシステムボード52が収納されている。そして、図11に示すように、各システムボード52上には、CPU53Aやメモリ53Bを備える複数のCPUモジュール53[例えば図12(B)参照]が立てた状態で高密度に並べて配置されている。つまり、水冷式の電子装置50は、複数のシステムボード52と、各システムボード52に搭載された複数のCPUモジュール53とを備える。なお、筐体51をラックともいう。また、システムボード52を回路基板ともいう。また、CPUモジュール53を電子部品ともいう。
ここで、例えば図11、図12(C)に示すように、クーリングプレート54と、これに取り付けられた供給用ホース55及び排出用ホース56と、供給用ホース55に取り付けられた上述の実施形態のソケット1と、排出用ホース56に取り付けられた上述の実施形態のプラグ2とを備えるものを、クーリングプレートモジュール57という。なお、クーリングプレートモジュール57は、このような構成を備えるものに限られるものではなく、例えば、クーリングプレートと、クーリングプレートに一方の端部が取り付けられたホースと、ホースの他方の端部に取り付けられたソケット又はプラグとを備えるものであれば良い。そして、電子装置50としてだけでなく、このようなクーリングプレートモジュール57として製造、販売等の実施行為がなされる場合もある。
また、供給用マニホールド59には、上述の実施形態のプラグ2が複数取り付けられており、排出用マニホールド60には、上述の実施形態のソケット1が複数取り付けられている。
このため、各カプラ3のソケット1とプラグ2の結合、取り外しによって、CPUモジュール53にクーリングプレート54を取り付けた各電子モジュール58を着脱することができる。つまり、例えば保守、部品交換等の時に、各カプラ3のソケット1とプラグ2の結合、取り外しによって、CPUモジュール53にクーリングプレート54を取り付けた各電子モジュール58を着脱することができる。そして、供給用マニホールド59と各供給用ホース55との接続に上述の実施形態のカプラ3を用い、また、排出用マニホールド60と各排出用ホース56との接続に上述の実施形態のカプラ3を用いている。このため、各電子モジュール58の取り外しの際、即ち、各カプラ3のソケット1とプラグ2の取り外しの際に、液体が漏れてしまうのを確実に防止することができる。
また、供給用主配管61には、複数の供給用ホース64が取り付けられている。つまり、電子装置50は、供給用主配管61に一方の端部が取り付けられた複数の供給用ホース64を備える。また、排出用主配管62には、複数の排出用ホース65が取り付けられている。つまり、電子装置50は、排出用主配管62に一方の端部が取り付けられた複数の排出用ホース65を備える。
そして、複数の供給用ホース64の他方の端部に取り付けられた上述の実施形態のプラグ2が、それぞれ、複数の電子ユニット63のそれぞれに備えられる供給用マニホールド59に取り付けられた上述の実施形態のソケット1に結合されるようになっている。また、複数の排出用ホース65の他方の端部に取り付けられた上述の実施形態のソケット1が、それぞれ、複数の電子ユニット63のそれぞれに備えられる排出用マニホールド60に取り付けられた上述の実施形態のプラグ2に結合されるようになっている。
このため、各カプラ3のソケット1とプラグ2の結合、取り外しによって、システムボード52上に各部品を取り付けた各電子ユニット63を着脱することができる。つまり、例えば保守、部品交換等の時に、各カプラ3のソケット1とプラグ2の結合、取り外しによって、システムボード52上に各部品を取り付けた各電子ユニット63を着脱することができる。そして、各供給用ホース64と各電子ユニット63との接続に上述の実施形態のカプラ3を用い、また、各排出用ホース65と各電子ユニット63との接続に上述の実施形態のカプラ3を用いている。このため、各電子ユニット63の取り外しの際、即ち、各カプラ3のソケット1とプラグ2の取り外しの際に、液体が漏れてしまうのを確実に防止することができる。
また、ここでは、周囲に液体が漏れてしまうことは許されない場合として、水冷式のサーバなどの電子装置50に上述の実施形態のカプラを適用する場合を例に挙げて説明しているが、これに限られるものではなく、周囲に液体が漏れてしまうことは許されない場合としては、例えばカプラを用いて接続される流路に流される液体に危険物が含まれているような場合などもあり、このような場合にも、上述の実施形態のカプラ3を用いるのが好ましい。
(付記1)
ソケットと、
前記ソケットに結合するプラグとを備え、
前記ソケットは、
円形状の穴と、
前記穴の底面の偏心した位置に設けられた第1流路と、
前記第1流路に設けられ、前記第1流路を開閉する第1バルブと、
前記穴の底面の前記第1流路に対して第1円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第1シートとを備え、
前記プラグは、
前記穴に挿入しうる円形状の挿入部と、
前記挿入部の端面の偏心した位置に設けられた第2流路と、
前記第2流路に設けられ、前記第2流路を開閉する第2バルブと、
前記挿入部の端面の前記第2流路に対して第2円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第2シートとを備えることを特徴とするカプラ。
前記ソケットは、
開状態で前記第1シートを露出状態とし、閉状態で前記第1シートを非露出状態とする第1シャッタと、
前記穴の底面の前記第1流路に対して前記第1円周方向の反対方向へずらした位置に設けられた第1突起部とを備え、
前記プラグは、
開状態で前記第2シートを露出状態とし、閉状態で前記第2シートを非露出状態とする第2シャッタと、
前記挿入部の端面の前記第2流路に対して前記第2円周方向の反対方向へずらした位置に設けられた第2突起部とを備えることを特徴とする、付記1に記載のカプラ。
前記ソケットは、
気相の流体を透過する第1フィルタと、
前記第1シートと前記第1フィルタとを接続する第1導管とを備え、
前記プラグは、
気相の流体を透過する第2フィルタと、
前記第2シートと前記第2フィルタとを接続する第2導管とを備えることを特徴とする、付記1又は2に記載のカプラ。
円形状の穴と、
前記穴の底面の偏心した位置に設けられた流路と、
前記流路に設けられ、前記流路を開閉するバルブと、
前記穴の底面の前記流路に対して一の円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収するシートとを備えることを特徴とするソケット。
前記ソケットは、
開状態で前記シートを露出状態とし、閉状態で前記シートを非露出状態とするシャッタと、
前記穴の底面の前記流路に対して前記一の円周方向の反対方向へずらした位置に設けられた突起部とを備えることを特徴とする、付記4に記載のソケット。
前記ソケットは、
気相の流体を透過するフィルタと、
前記シートと前記フィルタとを接続する導管とを備えることを特徴とする、付記4又は5に記載のソケット。
円形状の挿入部と、
前記挿入部の端面の偏心した位置に設けられた流路と、
前記流路に設けられ、前記流路を開閉するバルブと、
前記挿入部の端面の前記流路に対して一の円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収するシートとを備えることを特徴とするプラグ。
開状態で前記シートを露出状態とし、閉状態で前記シートを非露出状態とするシャッタと、
前記挿入部の端面の前記流路に対して前記一の円周方向の反対方向へずらした位置に設けられた突起部とを備えることを特徴とする、付記7に記載のプラグ。
気相の流体を透過するフィルタと、
前記シートと前記フィルタとを接続する導管とを備えることを特徴とする、付記7又は8に記載のプラグ。
(付記10)
ホースと、
前記ホースに取り付けられたソケットとを備え、
前記ソケットは、
円形状の穴と、
前記穴の底面の偏心した位置に設けられた流路と、
前記流路に設けられ、前記流路を開閉するバルブと、
前記穴の底面の前記流路に対して一の円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収するシートとを備えることを特徴とするソケット付きホース。
ホースと、
前記ホースに取り付けられたプラグとを備え、
前記プラグは、
円形状の挿入部と、
前記挿入部の端面の偏心した位置に設けられた流路と、
前記流路に設けられ、前記流路を開閉するバルブと、
前記挿入部の端面の前記流路に対して一の円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収するシートとを備えることを特徴とするプラグ付きホース。
配管と、
前記配管に取り付けられたソケットとを備え、
前記ソケットは、
円形状の穴と、
前記穴の底面の偏心した位置に設けられた流路と、
前記流路に設けられ、前記流路を開閉するバルブと、
前記穴の底面の前記流路に対して一の円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収するシートとを備えることを特徴とするソケット付き配管。
配管と、
前記配管に取り付けられたプラグとを備え、
前記プラグは、
円形状の挿入部と、
前記挿入部の端面の偏心した位置に設けられた流路と、
前記流路に設けられ、前記流路を開閉するバルブと、
前記挿入部の端面の前記流路に対して一の円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収するシートとを備えることを特徴とするプラグ付き配管。
クーリングプレートと、
前記クーリングプレートに一方の端部が取り付けられたホースと、
前記ホースの他方の端部に取り付けられたソケット又はプラグとを備え、
前記ソケットは、
円形状の穴と、
前記穴の底面の偏心した位置に設けられた第1流路と、
前記第1流路に設けられ、前記第1流路を開閉する第1バルブと、
前記穴の底面の前記第1流路に対して第1円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第1シートとを備え、
前記プラグは、
円形状の挿入部と、
前記挿入部の端面の偏心した位置に設けられた第2流路と、
前記第2流路に設けられ、前記第2流路を開閉する第2バルブと、
前記挿入部の端面の前記第2流路に対して第2円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第2シートとを備えることを特徴とするクーリングプレートモジュール。
前記ホースは、前記クーリングプレートに一方の端部が取り付けられた第1ホース、及び、前記クーリングプレートに一方の端部が取り付けられた第2ホースであり、
前記ソケット又は前記プラグは、前記第1ホースの他方の端部に取り付けられたソケット、及び、前記第2ホースの他方の端部に取り付けられたプラグであることを特徴とする、付記14に記載のクーリングプレートモジュール。
電子部品と、
電子部品に取り付けられたクーリングプレートと、
前記クーリングプレートに一方の端部が取り付けられたホースと、
前記ホースの他方の端部に取り付けられたソケット又はプラグとを備え、
前記ソケットは、
円形状の穴と、
前記穴の底面の偏心した位置に設けられた第1流路と、
前記第1流路に設けられ、前記第1流路を開閉する第1バルブと、
前記穴の底面の前記第1流路に対して第1円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第1シートとを備え、
前記プラグは、
円形状の挿入部と、
前記挿入部の端面の偏心した位置に設けられた第2流路と、
前記第2流路に設けられ、前記第2流路を開閉する第2バルブと、
前記挿入部の端面の前記第2流路に対して第2円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第2シートとを備えることを特徴とする電子モジュール。
回路基板と、
前記回路基板に搭載された複数の電子部品と、
前記複数の電子部品のそれぞれに一つずつ取り付けられた複数のクーリングプレートと、
前記複数のクーリングプレートのそれぞれに一つずつ一方の端部が取り付けられた複数の供給用ホースと、
前記複数のクーリングプレートのそれぞれに一つずつ一方の端部が取り付けられた複数の排出用ホースと、
前記回路基板に設けられ、液相の流体を供給するための供給用配管と、
前記回路基板に設けられ、液相の流体を排出するための排出用配管と、
前記供給用配管に前記複数の供給用ホースの他方の端部のそれぞれを着脱可能に接続する複数の第1カプラと、
前記排出用配管に前記複数の排出用ホースの他方の端部のそれぞれを着脱可能に接続する複数の第2カプラとを備え、
前記第1カプラ及び前記第2カプラは、それぞれ、
第1ソケットと、
前記第1ソケットに結合する第1プラグとを備え、
前記第1ソケットは、
円形状の第1穴と、
前記第1穴の底面の偏心した位置に設けられた第1流路と、
前記第1流路に設けられ、前記第1流路を開閉する第1バルブと、
前記穴の底面の前記第1流路に対して第1円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第1シートとを備え、
前記第1プラグは、
円形状の第1挿入部と、
前記第1挿入部の端面の偏心した位置に設けられた第2流路と、
前記第2流路に設けられ、前記第2流路を開閉する第2バルブと、
前記第1挿入部の端面の前記第2流路に対して第2円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第2シートとを備えることを特徴とする電子ユニット。
前記供給用配管に取り付けられた第2ソケットと、
前記排出用配管に取り付けられた第2プラグとを備え、
前記第2ソケットは、
円形状の第2穴と、
前記第2穴の底面の偏心した位置に設けられた第3流路と、
前記第3流路に設けられ、前記第3流路を開閉する第3バルブと、
前記第2穴の底面の前記第3流路に対して第3円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第3シートとを備え、
前記第2プラグは、
円形状の第2挿入部と、
前記第2挿入部の端面の偏心した位置に設けられた第4流路と、
前記第4流路に設けられ、前記第4流路を開閉する第4バルブと、
前記第2挿入部の端面の前記第4流路に対して第4円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第4シートとを備えることを特徴とする、付記17に記載の電子ユニット。
複数の電子ユニットと、
液相の流体を供給するための第1供給用配管と、
液相の流体を排出するための第1排出用配管と、
前記第1供給用配管に一方の端部が取り付けられた複数の第1供給用ホースと、
前記第1排出用配管に一方の端部が取り付けられた複数の第1排出用ホースと、
前記複数の第1供給用ホースの他方の端部を前記複数の電子ユニットにそれぞれ着脱可能に接続する複数の第1カプラと、
前記複数の第1排出用ホースの他方の端部を前記複数の電子ユニットにそれぞれ着脱可能に接続する複数の第2カプラとを備え、
前記複数の電子ユニットは、それぞれ、
回路基板と、
前記回路基板に搭載された複数の電子部品と、
前記複数の電子部品のそれぞれに一つずつ取り付けられた複数のクーリングプレートと、
前記複数のクーリングプレートのそれぞれに一つずつ一方の端部が取り付けられた複数の第2供給用ホースと、
前記複数のクーリングプレートのそれぞれに一つずつ一方の端部が取り付けられた複数の第2排出用ホースと、
前記回路基板に設けられ、液相の流体を供給するための第2供給用配管と、
前記回路基板に設けられ、液相の流体を排出するための第2排出用配管と、
前記第2供給用配管に前記複数の第2供給用ホースの他方の端部のそれぞれを着脱可能に接続する複数の第3カプラと、
前記第2排出用配管に前記複数の第2排出用ホースの他方の端部のそれぞれを着脱可能に接続する複数の第4カプラとを備え、
前記第3カプラ及び前記第4カプラは、それぞれ、
第1ソケットと、
前記第1ソケットに結合する第1プラグとを備え、
前記第1ソケットは、
円形状の第1穴と、
前記第1穴の底面の偏心した位置に設けられた第1流路と、
前記第1流路に設けられ、前記第1流路を開閉する第1バルブと、
前記穴の底面の前記第1流路に対して第1円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第1シートとを備え、
前記第1プラグは、
円形状の第1挿入部と、
前記第1挿入部の端面の偏心した位置に設けられた第2流路と、
前記第2流路に設けられ、前記第2流路を開閉する第2バルブと、
前記第1挿入部の端面の前記第2流路に対して第2円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第2シートとを備えることを特徴とする電子装置。
前記第1カプラ及び前記第2カプラは、それぞれ、
第2ソケットと、
前記第2ソケットに結合する第2プラグとを備え、
前記第2ソケットは、
円形状の第2穴と、
前記第2穴の底面の偏心した位置に設けられた第3流路と、
前記第3流路に設けられ、前記第3流路を開閉する第3バルブと、
前記第2穴の底面の前記第3流路に対して第3円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第3シートとを備え、
前記第2プラグは、
円形状の第2挿入部と、
前記第2挿入部の端面の偏心した位置に設けられた第4流路と、
前記第4流路に設けられ、前記第4流路を開閉する第4バルブと、
前記第2挿入部の端面の前記第4流路に対して第4円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第4シートとを備えることを特徴とする、付記19に記載の電子装置。
2 プラグ
3 カプラ
10 流路
11 バルブ
11A 弁体
11B バネ
12 シート
13 円形状の穴
13A 穴の底面
14 Oリング
15 シャッタ
15A 切り込み部
16 突起部
16X 収納穴
17 バネ
18 フィルタ
19 導管
20 流路
21 バルブ
22 シート
23 挿入部
23A 挿入部の端面
24 突起部
25 シャッタ
25A 切り込み部
26 突起部
26X 収納穴
27 バネ
28 フィルタ
29 導管
30 レール
30A 枝分かれ部分
31 突起部
40 ホース
41 プラグ付きホース
42 ソケット付きホース
43 配管
44 プラグ付き配管
45 ソケット付き配管
50 電子装置
51 筐体
52 システムボード(回路基板)
53 CPUモジュール(電子部品)
54 クーリングプレート
55 供給用ホース
56 排出用ホース
57 クーリングプレートモジュール
58 電子モジュール
59 供給用マニホールド
60 排出用マニホールド
61 供給用主配管
62 排出用主配管
63 電子ユニット
64 供給用ホース
65 排出用ホース
66 カプラ
67 ホース
68 供給用共通配管
69 排出用共通配管
70 熱交換機
71 タンク
72 ポンプ
Claims (15)
- ソケットと、
前記ソケットに結合するプラグとを備え、
前記ソケットは、
円形状の穴と、
前記穴の底面の偏心した位置に設けられた第1流路と、
前記第1流路に設けられ、前記第1流路を開閉する第1バルブと、
前記穴の底面の前記第1流路に対して第1円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第1シートとを備え、
前記プラグは、
前記穴に挿入しうる円形状の挿入部と、
前記挿入部の端面の偏心した位置に設けられた第2流路と、
前記第2流路に設けられ、前記第2流路を開閉する第2バルブと、
前記挿入部の端面の前記第2流路に対して第2円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第2シートとを備えることを特徴とするカプラ。 - 前記ソケットは、
開状態で前記第1シートを露出状態とし、閉状態で前記第1シートを非露出状態とする第1シャッタと、
前記穴の底面の前記第1流路に対して前記第1円周方向の反対方向へずらした位置に設けられた第1突起部とを備え、
前記プラグは、
開状態で前記第2シートを露出状態とし、閉状態で前記第2シートを非露出状態とする第2シャッタと、
前記挿入部の端面の前記第2流路に対して前記第2円周方向の反対方向へずらした位置に設けられた第2突起部とを備えることを特徴とする、請求項1に記載のカプラ。 - 前記ソケットは、
気相の流体を透過する第1フィルタと、
前記第1シートと前記第1フィルタとを接続する第1導管とを備え、
前記プラグは、
気相の流体を透過する第2フィルタと、
前記第2シートと前記第2フィルタとを接続する第2導管とを備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載のカプラ。 - 円形状の穴と、
前記穴の底面の偏心した位置に設けられた流路と、
前記流路に設けられ、前記流路を開閉するバルブと、
前記穴の底面の前記流路に対して一の円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収するシートとを備えることを特徴とするソケット。 - 円形状の挿入部と、
前記挿入部の端面の偏心した位置に設けられた流路と、
前記流路に設けられ、前記流路を開閉するバルブと、
前記挿入部の端面の前記流路に対して一の円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収するシートとを備えることを特徴とするプラグ。 - ホースと、
前記ホースに取り付けられたソケットとを備え、
前記ソケットは、
円形状の穴と、
前記穴の底面の偏心した位置に設けられた流路と、
前記流路に設けられ、前記流路を開閉するバルブと、
前記穴の底面の前記流路に対して一の円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収するシートとを備えることを特徴とするソケット付きホース。 - ホースと、
前記ホースに取り付けられたプラグとを備え、
前記プラグは、
円形状の挿入部と、
前記挿入部の端面の偏心した位置に設けられた流路と、
前記流路に設けられ、前記流路を開閉するバルブと、
前記挿入部の端面の前記流路に対して一の円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収するシートとを備えることを特徴とするプラグ付きホース。 - 配管と、
前記配管に取り付けられたソケットとを備え、
前記ソケットは、
円形状の穴と、
前記穴の底面の偏心した位置に設けられた流路と、
前記流路に設けられ、前記流路を開閉するバルブと、
前記穴の底面の前記流路に対して一の円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収するシートとを備えることを特徴とするソケット付き配管。 - 配管と、
前記配管に取り付けられたプラグとを備え、
前記プラグは、
円形状の挿入部と、
前記挿入部の端面の偏心した位置に設けられた流路と、
前記流路に設けられ、前記流路を開閉するバルブと、
前記挿入部の端面の前記流路に対して一の円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収するシートとを備えることを特徴とするプラグ付き配管。 - クーリングプレートと、
前記クーリングプレートに一方の端部が取り付けられたホースと、
前記ホースの他方の端部に取り付けられたソケット又はプラグとを備え、
前記ソケットは、
円形状の穴と、
前記穴の底面の偏心した位置に設けられた第1流路と、
前記第1流路に設けられ、前記第1流路を開閉する第1バルブと、
前記穴の底面の前記第1流路に対して第1円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第1シートとを備え、
前記プラグは、
円形状の挿入部と、
前記挿入部の端面の偏心した位置に設けられた第2流路と、
前記第2流路に設けられ、前記第2流路を開閉する第2バルブと、
前記挿入部の端面の前記第2流路に対して第2円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第2シートとを備えることを特徴とするクーリングプレートモジュール。 - 電子部品と、
電子部品に取り付けられたクーリングプレートと、
前記クーリングプレートに一方の端部が取り付けられたホースと、
前記ホースの他方の端部に取り付けられたソケット又はプラグとを備え、
前記ソケットは、
円形状の穴と、
前記穴の底面の偏心した位置に設けられた第1流路と、
前記第1流路に設けられ、前記第1流路を開閉する第1バルブと、
前記穴の底面の前記第1流路に対して第1円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第1シートとを備え、
前記プラグは、
円形状の挿入部と、
前記挿入部の端面の偏心した位置に設けられた第2流路と、
前記第2流路に設けられ、前記第2流路を開閉する第2バルブと、
前記挿入部の端面の前記第2流路に対して第2円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第2シートとを備えることを特徴とする電子モジュール。 - 回路基板と、
前記回路基板に搭載された複数の電子部品と、
前記複数の電子部品のそれぞれに一つずつ取り付けられた複数のクーリングプレートと、
前記複数のクーリングプレートのそれぞれに一つずつ一方の端部が取り付けられた複数の供給用ホースと、
前記複数のクーリングプレートのそれぞれに一つずつ一方の端部が取り付けられた複数の排出用ホースと、
前記回路基板に設けられ、液相の流体を供給するための供給用配管と、
前記回路基板に設けられ、液相の流体を排出するための排出用配管と、
前記供給用配管に前記複数の供給用ホースの他方の端部のそれぞれを着脱可能に接続する複数の第1カプラと、
前記排出用配管に前記複数の排出用ホースの他方の端部のそれぞれを着脱可能に接続する複数の第2カプラとを備え、
前記第1カプラ及び前記第2カプラは、それぞれ、
第1ソケットと、
前記第1ソケットに結合する第1プラグとを備え、
前記第1ソケットは、
円形状の第1穴と、
前記第1穴の底面の偏心した位置に設けられた第1流路と、
前記第1流路に設けられ、前記第1流路を開閉する第1バルブと、
前記穴の底面の前記第1流路に対して第1円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第1シートとを備え、
前記第1プラグは、
円形状の第1挿入部と、
前記第1挿入部の端面の偏心した位置に設けられた第2流路と、
前記第2流路に設けられ、前記第2流路を開閉する第2バルブと、
前記第1挿入部の端面の前記第2流路に対して第2円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第2シートとを備えることを特徴とする電子ユニット。 - 前記供給用配管に取り付けられた第2ソケットと、
前記排出用配管に取り付けられた第2プラグとを備え、
前記第2ソケットは、
円形状の第2穴と、
前記第2穴の底面の偏心した位置に設けられた第3流路と、
前記第3流路に設けられ、前記第3流路を開閉する第3バルブと、
前記第2穴の底面の前記第3流路に対して第3円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第3シートとを備え、
前記第2プラグは、
円形状の第2挿入部と、
前記第2挿入部の端面の偏心した位置に設けられた第4流路と、
前記第4流路に設けられ、前記第4流路を開閉する第4バルブと、
前記第2挿入部の端面の前記第4流路に対して第4円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第4シートとを備えることを特徴とする、請求項12に記載の電子ユニット。 - 複数の電子ユニットと、
液相の流体を供給するための第1供給用配管と、
液相の流体を排出するための第1排出用配管と、
前記第1供給用配管に一方の端部が取り付けられた複数の第1供給用ホースと、
前記第1排出用配管に一方の端部が取り付けられた複数の第1排出用ホースと、
前記複数の第1供給用ホースの他方の端部を前記複数の電子ユニットにそれぞれ着脱可能に接続する複数の第1カプラと、
前記複数の第1排出用ホースの他方の端部を前記複数の電子ユニットにそれぞれ着脱可能に接続する複数の第2カプラとを備え、
前記複数の電子ユニットは、それぞれ、
回路基板と、
前記回路基板に搭載された複数の電子部品と、
前記複数の電子部品のそれぞれに一つずつ取り付けられた複数のクーリングプレートと、
前記複数のクーリングプレートのそれぞれに一つずつ一方の端部が取り付けられた複数の第2供給用ホースと、
前記複数のクーリングプレートのそれぞれに一つずつ一方の端部が取り付けられた複数の第2排出用ホースと、
前記回路基板に設けられ、液相の流体を供給するための第2供給用配管と、
前記回路基板に設けられ、液相の流体を排出するための第2排出用配管と、
前記第2供給用配管に前記複数の第2供給用ホースの他方の端部のそれぞれを着脱可能に接続する複数の第3カプラと、
前記第2排出用配管に前記複数の第2排出用ホースの他方の端部のそれぞれを着脱可能に接続する複数の第4カプラとを備え、
前記第3カプラ及び前記第4カプラは、それぞれ、
第1ソケットと、
前記第1ソケットに結合する第1プラグとを備え、
前記第1ソケットは、
円形状の第1穴と、
前記第1穴の底面の偏心した位置に設けられた第1流路と、
前記第1流路に設けられ、前記第1流路を開閉する第1バルブと、
前記穴の底面の前記第1流路に対して第1円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第1シートとを備え、
前記第1プラグは、
円形状の第1挿入部と、
前記第1挿入部の端面の偏心した位置に設けられた第2流路と、
前記第2流路に設けられ、前記第2流路を開閉する第2バルブと、
前記第1挿入部の端面の前記第2流路に対して第2円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第2シートとを備えることを特徴とする電子装置。 - 前記第1カプラ及び前記第2カプラは、それぞれ、
第2ソケットと、
前記第2ソケットに結合する第2プラグとを備え、
前記第2ソケットは、
円形状の第2穴と、
前記第2穴の底面の偏心した位置に設けられた第3流路と、
前記第3流路に設けられ、前記第3流路を開閉する第3バルブと、
前記第2穴の底面の前記第3流路に対して第3円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第3シートとを備え、
前記第2プラグは、
円形状の第2挿入部と、
前記第2挿入部の端面の偏心した位置に設けられた第4流路と、
前記第4流路に設けられ、前記第4流路を開閉する第4バルブと、
前記第2挿入部の端面の前記第4流路に対して第4円周方向へずらした位置に設けられ、液相の流体を吸収する第4シートとを備えることを特徴とする、請求項14に記載の電子装置。
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