JP2013254399A - 入力システム及び電子会議システム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のユーザに対応するために複数の入力デバイスを用意する必要なく、また、複数のユーザが移動したり入力デバイスを受け渡す必要なく、複数のユーザによる入力操作を可能とする。
【解決手段】入力システム10は、カメラ12による撮影画像に所定のARマーカー14が含まれていることを検出して、ARマーカー14の実際空間における3次元情報を演算する。仮想入力デバイス13は、ARマーカー14の3次元情報に基づいて、実際空間におけるARマーカー14の位置に所定の仮想入力操作部15を設定し、仮想入力操作部15に対する操作入力を光学センサにより検知して制御部11に出力する。制御部11は、仮想入力操作部15に対する操作入力に応じて予め定められた制御を実行する。
【選択図】図1
【解決手段】入力システム10は、カメラ12による撮影画像に所定のARマーカー14が含まれていることを検出して、ARマーカー14の実際空間における3次元情報を演算する。仮想入力デバイス13は、ARマーカー14の3次元情報に基づいて、実際空間におけるARマーカー14の位置に所定の仮想入力操作部15を設定し、仮想入力操作部15に対する操作入力を光学センサにより検知して制御部11に出力する。制御部11は、仮想入力操作部15に対する操作入力に応じて予め定められた制御を実行する。
【選択図】図1
Description
本発明は、入力システム及び電子会議システム、より詳細には、仮想入力操作部を適宜設定することでその仮想入力操作部に対してユーザが適宜入力操作を行うことができるようにした入力システムと、該入力システムを備えた電子会議システムとに関する。
一般的な電子会議システムは、表示装置と入力デバイスとを備え、会議参加者が入力デバイスを操作することで、表示装置に会議資料等を表示させ、表示の切り替え等を適宜行うことができるようになっている。
上記のような電子会議システムに関して、例えば特許文献1には、サーバにある画面データを複数のクライアント端末へ送信し、クライアント端末は受信した画面データをディスプレイに表示させながら電子会議を行う電子会議システムが開示されている。ここでは、サーバが各クライアント端末へ送信する画面データ中の特定領域を任意のデータに置換することで、秘密性のある部分は全ての端末で共有されないようにしている。
また、特許文献2には、バーチャル・キーボード等の仮想入力部の表示パターンを複数の種類に切り替え可能にした情報処理装置が開示されている。この情報処理装置は、ユーザの手元に仮想キーボード等の入力部を表示し、その入力部に対するユーザのタッチ操作した位置をレーザ光線や赤外線を使用して光学的に検出し、検出結果に基づいて、ユーザがタッチ操作した入力位置を判別する。そして入力部の表示パターンを複数の種類に切り替えることができる。
電子会議システムの入力デバイスには、キーボードとマウスが広く用いられており、多くの場合、1組のキーボードとマウスのみが電子会議システムに接続されている。この場合、入力操作を行うのは1人のユーザに限られる。従って他のユーザが入力操作を行う際には、キーボードとマウスの受け渡しを行う必要があり煩雑である。特に会議室が広い場合等では、1組の入力デバイスを使用して、各ユーザが自由に入力操作を行うことは実質的に困難である。
また、複数のユーザが操作できるように、複数組の入力デバイスを会議に参加するユーザ全員に配布することも考えられるが、デバイスの設置スペースの問題や、コストの面で現実的ではない。
また、複数のユーザが操作できるように、複数組の入力デバイスを会議に参加するユーザ全員に配布することも考えられるが、デバイスの設置スペースの問題や、コストの面で現実的ではない。
特許文献1の電子会議システムは、上記のようにユーザに対して入力部となるクライアント端末を配布する必要があり、設置スペースやコスト等の問題が生じる。
また、特許文献2の電子会議システムは小型化が可能であるが、レーザ光や赤外線を照射してユーザのタッチ位置を検出するためのシステムを、ユーザが操作する領域の近傍に配置する必要があり、複数のユーザが交代しながら入力操作を行う電子会議システムには適さない。
また、特許文献2の電子会議システムは小型化が可能であるが、レーザ光や赤外線を照射してユーザのタッチ位置を検出するためのシステムを、ユーザが操作する領域の近傍に配置する必要があり、複数のユーザが交代しながら入力操作を行う電子会議システムには適さない。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、複数のユーザに対応するために複数の入力デバイスを用意する必要なく、また、複数のユーザが移動したり入力デバイスを受け渡す必要なく、複数の参加者による入力操作を可能とする入力システム及び電子会議システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、カメラと、該カメラによる撮影画像を解析する制御部と、該制御部の制御によりユーザが操作可能な仮想入力操作部を設定する仮想入力デバイスとを備え、前記制御部は、前記カメラによる撮影画像に所定のマーカーが含まれていることを検出して、該マーカーの実際空間における3次元情報を演算し、前記仮想入力デバイスは、前記3次元情報に基づいて、実際空間における前記マーカーの位置に所定の仮想入力操作部を設定し、該仮想入力操作部に対する操作入力を光学センサにより光学的に検知して前記制御部に出力し、該制御部は、前記仮想入力操作部に対する操作入力に応じて予め定められた制御を実行することを特徴とした入力システムである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記仮想入力デバイスは、前記カメラによる撮影画像に複数の異なる前記マーカーを検出した場合、各前記マーカーのそれぞれに対応した仮想入力操作部を設定し、ユーザが操作可能な仮想入力操作部の切り替えを可能としたことを特徴とした入力システムである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、前記仮想入力デバイスは、前記複数の異なるマーカーに対応した仮想入力操作部を設定したときに、前記仮想入力部の切り替えを、現在ユーザが操作可能な仮想入力操作部に対する所定の入力操作に従って実行することを特徴とした入力システムである。
第4の技術手段は、第1〜3のいずれか1の技術手段において、前記仮想入力デバイスは、前記複数の異なるマーカーのそれぞれに対応した仮想入力操作部の形態と、各前記仮想入力操作部に対する操作入力に応じた制御とを予め記憶することにより、各前記マーカーのそれぞれに対応した仮想入力操作部を設定可能としたことを特徴とした入力システムである。
第5の技術手段は、第1〜4のいずれか1の技術手段において、前記仮想入力デバイスは、前記仮想入力操作部が視認できるように、可視光を用いて仮想入力操作部のイメージを該仮想操作部の設定位置に投影することを特徴とした入力システムである。
第6の技術手段は、第1〜4のいずれか1の技術手段において、前記仮想入力操作部のイメージを予め描いた平面と、前記マーカーとを有するマーカー設置部を含み、前記仮想入力デバイスは、前記マーカー設置部の平面上に前記仮想入力操作部を設定することを特徴とした入力システムである。
第7の技術手段は、第1〜6のいずれか1の技術手段の入力システムと、表示装置とを有し、前記入力システムの前記制御部は、前記仮想入力操作部に対する操作入力に応じて、前記表示装置の表示を制御することを特徴とした電子会議システムである。
本発明によれば、本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、複数のユーザに対応するために複数の入力デバイスを用意する必要なく、また、複数のユーザが移動したり入力デバイスを受け渡す必要なく、複数の参加者による入力操作を可能とする入力システム及び電子会議システムを提供することができる。
レーザ光により仮想のキーボードイメージを机等に照射し、照射したイメージ上でユーザがタイピング操作を行うことで、文字入力やマウス操作を実現する仮想入力デバイスが存在している。本発明に係る入力システム及び電子会議システムは、この仮想入力デバイスとARマーカー等のマーカー認識技術とを組み合わせることにより、マーカーを設置した任意の場所に仮想入力操作部を設定する。これにより、広い会議室等での複数のユーザによる入力操作を可能とするものである。以下に本発明に係る実施形態を添付された図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は、本発明による入力システム及び電子会議システムの構成例を示す図である。
入力システム10は、制御部11、カメラ12、及び仮想入力デバイス13を備える。また本発明の一実施形態においては後述するARマーカー14が一体化された平板も入力システム10に含まれる。また、電子会議システム20は、入力システム10とディスプレイ(表示装置)21とを備える。
入力システム10は、制御部11、カメラ12、及び仮想入力デバイス13を備える。また本発明の一実施形態においては後述するARマーカー14が一体化された平板も入力システム10に含まれる。また、電子会議システム20は、入力システム10とディスプレイ(表示装置)21とを備える。
カメラ12は、ディスプレイ21の正面側に向けられ、例えば入力システム10が設置かれた会議室内等を撮像する。
仮想入力デバイス13は、会議参加者などのユーザが操作入力を行うための仮想入力操作部15を設定する。仮想入力操作部15とは、ユーザが操作できる位置に投影されたキーボードなどの仮想入力操作イメージである。
仮想入力デバイス13は、光学センサを備え、仮想入力操作部15に対するユーザ操作を遠隔から光学的に検出し、検出結果を制御部11に出力する。ユーザ操作の検出は、レーザ光や赤外線を使用して光学的に検出することができる。
制御部11は、入力システム10の各部、及び電子会議システム20のディスプレイ21を制御する。ディスプレイ21は、会議資料等の各種データを表示させるもので、大型液晶パネルなどを適用できる。
仮想入力デバイス13は、会議参加者などのユーザが操作入力を行うための仮想入力操作部15を設定する。仮想入力操作部15とは、ユーザが操作できる位置に投影されたキーボードなどの仮想入力操作イメージである。
仮想入力デバイス13は、光学センサを備え、仮想入力操作部15に対するユーザ操作を遠隔から光学的に検出し、検出結果を制御部11に出力する。ユーザ操作の検出は、レーザ光や赤外線を使用して光学的に検出することができる。
制御部11は、入力システム10の各部、及び電子会議システム20のディスプレイ21を制御する。ディスプレイ21は、会議資料等の各種データを表示させるもので、大型液晶パネルなどを適用できる。
入力システム10では、AR(Augmented Reality)マーカー14を使用した拡張現実の技術を利用することができる。ARマーカーを使用する技術は公知のものであり、予め定められている2次元図形などのARマーカーを対象となる空間に設置して使用する。この場合、対象となる空間とは、仮想入力操作部15を設定すべき実際の空間であり、具体的には、例えば会議の参加者の着席位置の机上である。
ARマーカーを使用した拡張現実の技術を用いることで、制御部11は、カメラ12で撮影した画像内に所定のARマーカー14が撮影されているかどうかを検出し、ARマーカー14が撮影されていれば、予めリンクされているプログラムを起動する。このプログラムにより、仮想入力デバイス13によって、ARマーカー14の3次元空間上の位置に所定の仮想入力操作部15を設定する。例えば、ARマーカー14の位置にキーボードなどの仮想入力操作イメージを投影することで仮想入力操作部15を設定する。
従ってARマーカー14を例えば会議参加者などのユーザの机上に置いておけば、そのARマーカー14をカメラ12が撮影して認識することで、ユーザの机上に仮想入力操作部15を設定することができる。ユーザは、その仮想入力操作部15に対して入力操作を行うことで、その入力操作を仮想入力デバイス13が光学的に検知する。そして制御部11は、仮想入力操作部15に対する操作応じて予め定められている制御を実行する。例えば、投影された仮想のキーボードに対する操作をユーザが行ったときに、その仮想のキーボードのキー操作に応じて予め定められた処理を実行する。電子会議システム20の場合には、仮想のキーボードのキー操作に応じて、ディスプレイ21の表示制御を行わせることができる。
図2は、本発明に係る電子会議システムで仮想入力操作部による操作を可能とするときの状態を説明するための図である。
ARマーカー14a,14b,14cは、それぞれ個別のパターンが記されたARマーカーである。電子会議システム20は、カメラ12によって電子会議システム20が設置された室内、例えば会議室内を撮影する。会議の複数の参加者は、電子会議システム20のユーザとなる。この例では、会議司会者31と、会議参加者32〜36が会議に参加し、会議参加者33,34,36の着席位置にARマーカー14a,14b,14cが置かれている。ARマーカーはこのような例に限られず、会議参加者のそれぞれの着席位置に配置することができる。
ARマーカー14a,14b,14cは、それぞれ個別のパターンが記されたARマーカーである。電子会議システム20は、カメラ12によって電子会議システム20が設置された室内、例えば会議室内を撮影する。会議の複数の参加者は、電子会議システム20のユーザとなる。この例では、会議司会者31と、会議参加者32〜36が会議に参加し、会議参加者33,34,36の着席位置にARマーカー14a,14b,14cが置かれている。ARマーカーはこのような例に限られず、会議参加者のそれぞれの着席位置に配置することができる。
そして制御部11は、カメラ12が撮影した画像を解析し、所定のARマーク14a,14b,14cが撮影されているかを判別する。そして所定ARマーク14a,14b,14cが撮影されている場合、制御部11は、そのARマーカーの3次元空間上の位置に、仮想入力操作部15を設定する。図2の例では、会議参加者34の着席位置の机上に配置されているARマーカー14bの位置に、仮想入力操作部15が設定される。設定された仮想操作部15は、例えばキーボードの形態で仮想入力デバイス13により投影されたものであり、会議参加者は、その仮想のキーボードに対して任意の操作入力を行うことができる。
図3は、仮想入力デバイスにより仮想入力操作部を設定するときの状態を説明する図で、図3(A)は、仮想入力デバイス13により設定された仮想入力操作部15を概念的に示す図、図3(B)は、仮想入力操作部15を視認できるように投影されたキーボードのイメージ16を示す図である。
図3(A)に示すように、仮想入力操作部15は、通常机上等の平面部分に設定される。会議参加者等のユーザが、仮想入力操作部15上でタイピング等の入力操作を行うと、仮想入力デバイス13は、仮想入力操作部15が設定された机上面への指の接触や動きを検出して、その検出結果を制御部11に出力する。この指の接触や動きの検出には、レーザ光や赤外線を用いた光学的な検出手法を適用することができる。この場合、仮想入力デバイス13は、1または複数の光学センサを備え、レーザ光や赤外線を発光するとともに、その反射光を光学センサで検出することで、仮想入力操作部15における3次元空間上の指の操作を検出する。
仮想入力操作部15における検出を赤外線等の不可視光線を用いて実行する場合、仮想入力操作部15をユーザが視認できるようにするために、図3(B)に示すような仮想入力操作部のイメージ16をレーザ光等により投影する。このイメージ16は、例えばキーボードの形態とすることができる。また、キーボードの形態のみならず、例えばマウス操作用にタッチパッド形状の形態とすることもでき、その設定形態は限定されない。
制御部11は、仮想入力操作部15の操作位置に応じて予め定められた制御を実行することができるようにする。そして、仮想入力操作部のイメージ16を投影式とすることで、後述するように仮想入力操作部15の切り替えが容易になる。
また、不可視光線を用いた仮想入力操作部15をユーザに視認させる場合、上記のようなレーザ光等を用いた投影式とするだけでなく、例えば、仮想入力操作部のイメージ16を机や板、紙などの平面に直接描いておき、これをARマーカー14と合わせて一体化させておく。この平面とARマーカー14とにより本発明のマーカー設置部が構成される。
そして、仮想入力デバイス13は、ARマーカー14を基準として平面上に描かれたイメージに合わせて仮想入力操作部15を設定すればよい。
そして、仮想入力デバイス13は、ARマーカー14を基準として平面上に描かれたイメージに合わせて仮想入力操作部15を設定すればよい。
ARマーカー14は、カメラによってその3次元情報を容易に取得することができるように設計されたマーカーである。
図4は、ARマーカーの一例を示す図である。多くの場合、ARマーカー14は正方形の黒枠141と内部の白領域142、及び白領域142の内部のパターン143によって構成されている。パターン143を複数用意することで、個別にARマーカー14を識別することも可能である。ただし、正確にARマーカー14の3次元情報を取得するために、パターン143は点対称、線対称とならないように設計することが好ましい。本発明に係る実施形態においては、カメラ12によってARマーカー14の3次元情報を取得することができるものであれば、図4のようなARマーカー14の形状に限定されずに用いることができる。
図4は、ARマーカーの一例を示す図である。多くの場合、ARマーカー14は正方形の黒枠141と内部の白領域142、及び白領域142の内部のパターン143によって構成されている。パターン143を複数用意することで、個別にARマーカー14を識別することも可能である。ただし、正確にARマーカー14の3次元情報を取得するために、パターン143は点対称、線対称とならないように設計することが好ましい。本発明に係る実施形態においては、カメラ12によってARマーカー14の3次元情報を取得することができるものであれば、図4のようなARマーカー14の形状に限定されずに用いることができる。
制御部11は、カメラ12によって撮影した撮影画像からARマーカー14を検出する。ARマーカー14の検出は、例えばARtoolkitPlusのようなソフトウェアライブラリを使用して実行することができる。そして制御部11では、検出したARマーカー14の実際環境における位置及び方位を演算する。ここでは、実際空間におけるARマーカー14の位置とともに、ARマーカー14が空間的にいかなる方位を有しているか、例えば水平方向及び垂直方向にどの程度傾斜しているかを演算し、ARマーカーの実際空間における3次元情報を出力する。ARマーカー14の3次元情報とは、3次元空間における縦、横、奥の3つの位置情報、及びビッチ、ロール、ヨーの3つの回転情報からなる計6つの情報である。これらの情報により、ARマーカー14の位置及び傾きの情報を取得する。
仮想入力デバイス13は、ARマーカー14の3次元情報に基づいて位置や傾きを補正した上で、仮想入力操作部15の形状を設定する。
仮想入力デバイス13は、ARマーカー14の3次元情報に基づいて位置や傾きを補正した上で、仮想入力操作部15の形状を設定する。
図5は、仮想入力デバイスによる仮想入力操作部の設定処理を説明する図である。
仮想入力デバイス13は、仮想入力操作部15を設定する場合に、設定位置における仮想入力操作部15の大きさを一定に保つ。また、ARマーカー14の面が水平/垂直に傾いている場合には、これらの傾きを補正して所定の形状になるように設定する。
仮想入力デバイス13は、仮想入力操作部15を設定する場合に、設定位置における仮想入力操作部15の大きさを一定に保つ。また、ARマーカー14の面が水平/垂直に傾いている場合には、これらの傾きを補正して所定の形状になるように設定する。
例えば、ARマーカー14d,14eがカメラ12により撮影されたものとする。ARマーカー14dは、カメラ12との距離が近く、また、ARマーカー14eはその面が水平方向に傾いている。
ARマーカー14dのように仮想入力デバイス13に近い場所にある場合、仮想入力デバイス13は、仮想入力操作部15aの範囲を広角で設定することで、設定位置における仮想入力操作部15aの大きさを一定に保つ。また、ARマーカー14eのように、その面が傾いている場合、仮想入力デバイス13は、傾きを補正して仮想入力操作部15bを設定することで仮想入力操作部15bの形状を設定面おいて一定に保つ。
ARマーカー14dのように仮想入力デバイス13に近い場所にある場合、仮想入力デバイス13は、仮想入力操作部15aの範囲を広角で設定することで、設定位置における仮想入力操作部15aの大きさを一定に保つ。また、ARマーカー14eのように、その面が傾いている場合、仮想入力デバイス13は、傾きを補正して仮想入力操作部15bを設定することで仮想入力操作部15bの形状を設定面おいて一定に保つ。
ARマーカー14は、カメラ12による撮影画像により認識するため、ARマーカー14の3次元情報は、カメラ12に対する相対的3次元情報となる。上述の通り、仮想入力操作部15の設定をARマーカー14の3次元情報に基づいて決定するためには、カメラ12に対する相対的3次元情報から仮想入力デバイス13に対する相対的3次元情報に変換する必要がある。この変換を容易にするためにカメラ12と仮想入力デバイス13とを一体化して、カメラ12と仮想入力デバイス13との位置関係を固定することが好ましい。
さらに電子会議システム20を簡便なものとするためには、例えば図2に示すように、ディスプレイ21にカメラ12と仮想入力デバイス13とを組み込むことが好ましい。
さらに電子会議システム20を簡便なものとするためには、例えば図2に示すように、ディスプレイ21にカメラ12と仮想入力デバイス13とを組み込むことが好ましい。
仮想入力デバイス13は、光学センサを使用して仮想入力操作部15に対する指先の接触状態を光学的に検知している。そのため、光学センサに対して直線上に多くの指が重なり合うような状況、例えば、複数のユーザが並んでいてそのユーザの並び方向に仮想入力デバイス13を設置したような状況では、仮想入力デバイス13に近いユーザが邪魔となり、仮想入力デバイス13に遠い側のユーザの操作を検知することが困難となる。
従って、入力システム10もしくは電子会議システム20を設置する場合、複数のユーザが仮想入力デバイス13に対して相互に重ならないように設置することが好ましい。このような場合、カメラ12や仮想入力デバイス13を机上や天井に設置するようにしてもよい。
従って、入力システム10もしくは電子会議システム20を設置する場合、複数のユーザが仮想入力デバイス13に対して相互に重ならないように設置することが好ましい。このような場合、カメラ12や仮想入力デバイス13を机上や天井に設置するようにしてもよい。
図6は、本発明に係る電子会議システムにおける仮想入力操作部の設定処理の一例を説明するためのフローチャートである。図6に示す処理例は、説明を簡便にするために1つの仮想入力操作部15のみを設定できる電子会議システムを想定している。この処理は、ディスプレイ21の無い入力システム10の処理例にも相当する。以下、図1の構成を参照しながら説明する。
電子会議システム20は、電源がONされることにより処理が開始される。また、電源ON後に所定の操作入力があったときに処理を開始するものであってもよい。そしてまず電子会議システム20の制御部11は、カメラ12により撮影された撮影画像に基づいて、ARマーカー14の認識・識別処理を行う(ステップS1)。以降、ARマーカー14の認識・識別処理は断続的に続行される。
そして、制御部11は、ARマーカー14が1つ以上認識された場合、複数のARマーカー14を認識したかどうかを判断する(ステップS2)。ここで複数のARマーカー14が認識された場合、認識された複数のARマーカー14から1つを選択する(ステップS3)。ARマーカー14の選択は、制御部11に直接接続されたキーボードやマウス等を用いてユーザが選択してもよく、ディスプレイ21がタッチパネル等の入力機能を備える場合には、ディスプレイ21に対する入力操作によってユーザが選択するようにしてもよい。また、仮想入力デバイス13以外に上記のようなユーザ操作が可能な入力デバイスが無い場合には、一定時間経過後に制御部11が適当な1つのマーカーを自動選択する。
1つのARマーカー14が選択されると、仮想入力デバイス13は、選択されたARマーカー14の位置に仮想入力操作部15を設定する(ステップS4)。ここでは設定した仮想入力操作部15に合わせて、仮想のキーボードなどのイメージを投影することで、ユーザが仮想入力操作部15に対する操作が可能となる。また、予めキーボードなどを描いた平面に仮想入力操作部15を設定するようにしてもよい。
また、上記ステップS2で複数のARマーカー14が認識されなかった場合には、認識された1つのARマーカー14の位置に仮想入力操作部を設定する(ステップS4)。
また、上記ステップS2で複数のARマーカー14が認識されなかった場合には、認識された1つのARマーカー14の位置に仮想入力操作部を設定する(ステップS4)。
次に、仮想入力デバイス13は、設定した仮想入力操作部の確定処理を行う(ステップS5)。ここでは、設定した仮想入力操作部15に対して一定時間の間に適切な入力操作が行われたか否かを判断し、一定時間の間に適切な入力操作が行われた場合、その仮想入力操作部15を確定するものと判断する。ここで、一定時間の間に仮想入力操作部15に対する入力操作がない場合には、仮想入力操作部15を正しく設定することができなかったものと判断し、ステップS1に戻ってARマーカー14の認識・識別処理を行う。
一方、ステップS5で仮想入力操作部を確定するものと判断した場合、仮想入力デバイス13は、別のユーザ用の仮想入力操作部15に切り替えられが行われたかを判断する(ステップS6)。ここでは、現在設定されている仮想入力操作部15に対して所定の切り替え操作が行われた場合に、仮想入力操作部15の切り替えが行われたものと判断する。
また、図2に示すように、会議司会者31が制御部11に直接接続されたキーボード、マウス等を用いて所定の入力操作を行ったり、あるいは、会議司会者31がタッチパネル機能を有するディスプレイ21に所定の入力操作を行うことによって、仮想入力操作部15を切り替えるようにしてもよい。また、仮想入力操作部15はARマーカー14の位置に設定されるため、直接ARマーカー14を移動させてもよい。
また、図2に示すように、会議司会者31が制御部11に直接接続されたキーボード、マウス等を用いて所定の入力操作を行ったり、あるいは、会議司会者31がタッチパネル機能を有するディスプレイ21に所定の入力操作を行うことによって、仮想入力操作部15を切り替えるようにしてもよい。また、仮想入力操作部15はARマーカー14の位置に設定されるため、直接ARマーカー14を移動させてもよい。
仮想入力操作部15の切り替えが行われた場合、ステップS4に戻って別のユーザ用のARマーカー14の位置に仮想入力操作部15を設定する。この場合、切り替え前の仮想入力操作部15に投影していたキーボード等のイメージも、切り替え後の仮想入力操作部15の位置に切り換えて投影する。
ステップS5で確定した仮想入力操作部15は、ステップS6で切り替え操作が行われるか、もしくは電子会議システム20自体の電源がOFFになる等によりシステムの動作が終了するまでは継続して有効とされる。
ステップS5で確定した仮想入力操作部15は、ステップS6で切り替え操作が行われるか、もしくは電子会議システム20自体の電源がOFFになる等によりシステムの動作が終了するまでは継続して有効とされる。
また、上記の処理を継続しているときに、ARマーカー14が一定時間認識されなくなって消失した場合(ステップS7)、制御部11は、ステップS1で再度ARマーカー14の認識・識別処理を実行する。
また、電子会議システム20では、ARマーカー14がカメラ12の死角にある場合や、ARマーカー14そのものが設置されていないなどの理由により1つ以上のARマーカー14を認識することができない場合であっても、制御部11に接続されたキーボード、マウス等を用いて従来通りの入力操作を行うことができる。
また、電子会議システム20では、1つ以上のARマーカー14の認識を一定時間行うことができなかった場合、制御部11は、仮想入力操作部15を使用した操作入力を行うことができない旨のメッセージをディスプレイ21に表示し、ユーザに通知することが好ましい。
本発明に係る電子会議システム20は、物理的な操作部を必要とすることなく、仮想入力操作部15を切り替えることが可能である。また、複数の異なるARマーカー14を個別に識別することで、個々のARマーカー14に応じた仮想入力操作部15を設定することができる。
図7は、ARマーカーに対応付けられた仮想入力操作部の設定例を説明するための図である。
図7(A)の例では、ARマーカー14には、英語配列キーボードの仮想入力操作部15が設定されている。また、図7(B)の例では、ARマーカー14には、日本語配列キーボードの仮想入力操作部15が設定されている。また、図7(C)の例では、ARマーカー14には、特殊キー・特殊配列(図はDvorak配列)の仮想入力操作部15が設定されている。なお、図7の仮想入力操作部15は、イメージで投影され、もしくは机や紙等の平面に描かれる形態で示されているが、仮想入力操作部15は、そのイメージに対応した操作入力が可能なように設定されるものである。
図7(A)の例では、ARマーカー14には、英語配列キーボードの仮想入力操作部15が設定されている。また、図7(B)の例では、ARマーカー14には、日本語配列キーボードの仮想入力操作部15が設定されている。また、図7(C)の例では、ARマーカー14には、特殊キー・特殊配列(図はDvorak配列)の仮想入力操作部15が設定されている。なお、図7の仮想入力操作部15は、イメージで投影され、もしくは机や紙等の平面に描かれる形態で示されているが、仮想入力操作部15は、そのイメージに対応した操作入力が可能なように設定されるものである。
上記のように、各種の仮想入力操作部15とそれに対応するARマーカー14との組み合わせを予め設定しておくことにより、ARマーカー14を設置するだけでユーザの好みに応じた個別の仮想入力操作部15を設定することができる。また、例えば会議司会者のみが利用できる特殊機能キーを備えた仮想入力操作部15を専用のARマーカー14に割り当てて、他の会議参加者によって特殊機能キーが利用されないように保護することもできる。
ここでは仮想入力デバイス13は、複数の異なるARマーカー14のそれぞれに対応した仮想入力操作部15の形態と、各仮想入力操作部15に対する操作入力に応じた制御とを予め記憶しておくことにより、各ARマーカー14のそれぞれに対応した仮想入力操作部15を設定することができる。
ここでは仮想入力デバイス13は、複数の異なるARマーカー14のそれぞれに対応した仮想入力操作部15の形態と、各仮想入力操作部15に対する操作入力に応じた制御とを予め記憶しておくことにより、各ARマーカー14のそれぞれに対応した仮想入力操作部15を設定することができる。
上記の構成により、本発明に係る実施形態の入力システム及び電子会議システムでは、複数のユーザに対応するために複数の入力デバイスを用意する必要なく、また、複数のユーザが移動したり入力デバイスを受け渡す必要なく、複数のユーザによる入力操作を可能とすることができる。
10…入力システム、11…制御部、12…カメラ、13…仮想入力デバイス、14…マーカー、14a,14b,14c,14d,14e…ARマーカー、15…仮想入力操作部、15a,15b…仮想入力操作部、16…イメージ、20…電子会議システム、21…ディスプレイ、31…会議司会者、32,33,34,36…会議参加者、141…黒枠、142…白領域、143…パターン。
Claims (7)
- カメラと、該カメラによる撮影画像を解析する制御部と、該制御部の制御によりユーザが操作可能な仮想入力操作部を設定する仮想入力デバイスとを備え、
前記制御部は、前記カメラによる撮影画像に所定のマーカーが含まれていることを検出して、該マーカーの実際空間における3次元情報を演算し、
前記仮想入力デバイスは、前記3次元情報に基づいて、実際空間における前記マーカーの位置に所定の仮想入力操作部を設定し、該仮想入力操作部に対する操作入力を光学センサにより光学的に検知して前記制御部に出力し、
該制御部は、前記仮想入力操作部に対する操作入力に応じて予め定められた制御を実行することを特徴とする入力システム。 - 請求項1に記載の入力システムにおいて、
前記仮想入力デバイスは、前記カメラによる撮影画像に複数の異なる前記マーカーを検出した場合、各前記マーカーのそれぞれに対応した仮想入力操作部を設定し、ユーザが操作可能な仮想入力操作部の切り替えを可能としたことを特徴とする入力システム。 - 請求項2に記載の入力システムにおいて、
前記仮想入力デバイスは、前記複数の異なるマーカーに対応した仮想入力操作部を設定したときに、前記仮想入力部の切り替えを、現在ユーザが操作可能な仮想入力操作部に対する所定の入力操作に従って実行することを特徴とする入力システム。 - 請求項1〜3のいずれか1に記載の入力システムにおいて、
前記仮想入力デバイスは、前記複数の異なるマーカーのそれぞれに対応した仮想入力操作部の形態と、各前記仮想入力操作部に対する操作入力に応じた制御とを予め記憶することにより、各前記マーカーのそれぞれに対応した仮想入力操作部を設定可能としたことを特徴とする入力システム。 - 請求項1〜4のいずれか1に記載の入力システムにおいて、
前記仮想入力デバイスは、前記仮想入力操作部が視認できるように、可視光を用いて仮想入力操作部のイメージを該仮想操作部の設定位置に投影することを特徴とする入力システム。 - 請求項1〜4のいずれか1に記載の入力システムにおいて、
前記仮想入力操作部のイメージを予め描いた平面と、前記マーカーとを有するマーカー設置部を含み、
前記仮想入力デバイスは、前記マーカー設置部の平面上に前記仮想入力操作部を設定することを特徴とする入力システム。 - 請求項1〜6のいずれか1に記載された入力システムと、表示装置とを有し、前記入力システムの前記制御部は、前記仮想入力操作部に対する操作入力に応じて、前記表示装置の表示を制御することを特徴とする電子会議システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012130348A JP2013254399A (ja) | 2012-06-08 | 2012-06-08 | 入力システム及び電子会議システム |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015194975A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 日本放送協会 | 電子機器、表示方法、プログラム及び通信システム |
CN107533376A (zh) * | 2015-05-14 | 2018-01-02 | 奇跃公司 | 耦接到增强现实***的隐私敏感的消费者照相机 |
JP7402265B2 (ja) | 2021-06-28 | 2023-12-20 | 日立チャネルソリューションズ株式会社 | 情報処理システム |
-
2012
- 2012-06-08 JP JP2012130348A patent/JP2013254399A/ja active Pending
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