JP2013252011A - 非接触給電装置、及び非接触給電システム - Google Patents

非接触給電装置、及び非接触給電システム Download PDF

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Abstract

【課題】受電コイルが給電コイルに対向配置されていない場合に消費される電力を低減することが容易な非接触給電装置、及び非接触給電システムを提供する。
【解決手段】給電対象となる受電コイル33へ電磁誘導現象により電力を供給する非接触給電装置2であって、給電コイル23と、給電コイル23と対向する位置における受電コイル33の存在を検知する検知処理を繰り返し実行する検知部41と、検知部41によって受電コイル33の存在が検知されたか否かに基づいて、検知部41が検知処理を実行する実行頻度を調節する検知制御部42とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、非接触給電装置、及び非接触給電装置から電力が供給される被給電装置と非接触給電装置とを含む非接触給電システムに関する。
従来から、電磁誘導現象を利用することで、非接触給電装置の給電コイルから、被給電装置の受電コイルへ電力を供給する非接触給電システムが知られている。そして、非接触給電システムにおいて、一次側コイル(給電コイル)と対向する位置に、二次側コイル(受電コイル)を含む二次側機器(被給電装置)が配置されているか否かを検出する検知処理を実行し、二次側機器が配置されていた場合に給電コイルを駆動することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、一次側コイルに交流の励磁電流を供給した時における一次側コイルの駆動回路への入力電流値に基づいて、二次側機器(受電コイル)の有無を検出することが記載されている。また、二次側機器の検知処理を周期的に行うことが記載されている。
特開2011−30284号公報
しかしながら、上述の技術では、受電コイルを検出するために給電コイルを駆動する必要があるので、二次側機器(受電コイル)が非接触給電装置(給電コイル)に対向配置されていない場合においても、検知処理を実行するために電力が消費されるという、不都合があった。特に、非接触給電装置が給電コイルを複数備えている場合、給電コイルの数分、検知処理を実行する必要がある。そのため、検知処理のために消費される電力の増大が顕著である。
本発明の目的は、受電コイルが給電コイルに対向配置されていない場合に消費される電力を低減することが容易な非接触給電装置、及び非接触給電システムを提供することである。
本発明に係る非接触給電装置は、給電対象となる受電コイルへ電磁誘導現象により電力を供給する非接触給電装置であって、前記受電コイルを対向配置可能な給電コイルと、前記給電コイルと対向する位置における前記受電コイルの存在を検知する検知処理を繰り返し実行する検知部と、前記検知部によって前記受電コイルの存在が検知されたか否かに基づいて、前記検知部が前記検知処理を実行する実行頻度を調節する検知制御部とを備える。
また、前記検知制御部は、前記検知部によって前記受電コイルの存在が検知されない期間が長く継続するほど、前記実行頻度を減少させることが好ましい。
また、前記検知制御部は、前記検知部によって前記受電コイルの存在が検知されるまで、前記検知部による前記検知処理の実行間隔を増大させながら前記検知部による前記検知処理を繰り返させることが好ましい。
また、前記検知制御部は、前記実行間隔を増大させる処理を、前記検知処理において前記受電コイルの存在が検知されないことが予め設定された判定回数繰り返される都度、実行することが好ましい。
また、前記検知制御部は、前記検知部によって前記受電コイルの存在が検知されたとき、前記実行間隔を、前記実行間隔の下限値として予め設定された初期値に設定する初期化処理を実行した後、新たに前記検知部によって前記受電コイルの存在が検知されるまで前記検知部による前記検知処理の実行間隔を増大させながら前記検知部による前記検知処理を繰り返させることが好ましい。
また、前記検知制御部は、予め設定された回数の前記検知処理において、連続して前記検知部によって前記受電コイルの存在が検知されたとき、前記初期化処理を実行することが好ましい。
また、前記検知制御部は、前記検知処理において前記検知部によって前記受電コイルの存在が検知されたか否かに基づいて、前記検知部が前記受電コイルの存在を検知した頻度を検知頻度として取得する検出頻度取得部と、前記検知頻度が少ないほど、前記実行頻度を減少させる実行頻度調節部とを含んでもよい。
また、前記給電コイルを複数備え、前記検知部は、前記検知処理を、前記複数の給電コイルにそれぞれ対応して実行し、前記検知制御部は、前記各給電コイルに対応する各検知処理の実行頻度をそれぞれ調節することが好ましい。
また、本発明に係る非接触給電システムは、上述の非接触給電装置と、前記受電コイルを備えた被給電装置とを含む。
このような構成の非接触給電装置、及び非接触給電システムによれば、検知部によって受電コイルの存在が検知されたか否かに基づいて、検知部が検知処理を実行する実行頻度を調節することができる。従って、受電コイルが給電コイルに対向配置されていない場合に消費される電力を低減することが容易となる。
本発明の一実施形態に係る非接触給電システムの構成の一例を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態に係る非接触給電装置の構成の一例を示すブロック図である。 給電コイルと受電コイルとが対向配置された場合の給電コイルのインダクタンスについて説明するための説明図である。 給電コイルと受電コイルの位置関係による相互作用を説明するための説明図である。 給電コイルと受電コイルの正対面積と、給電コイルのインダクタンスとの関係の一例を示すグラフである。 給電コイルと対向する位置における受電コイルの有無と、給電コイルのコイル電流との関係を説明するための説明図である。 図2に示す非接触給電装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図2に示す非接触給電装置の動作の一例を説明するための説明図である。 本発明の第2実施形態に係る非接触給電装置の構成の一例を示すブロック図である。 図9に示す非接触給電装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図9に示す非接触給電装置の動作の一例を説明するための説明図である。 本発明の第3実施形態に係る非接触給電装置の構成の一例を示すブロック図である。 図12に示す非接触給電装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図12に示す非接触給電装置の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係る非接触給電システムの構成の一例を説明するための説明図である。図1に示す非接触給電システム1は、非接触給電装置2と、被給電装置3とが組み合わされて、構成されている。非接触給電装置2と、被給電装置3とは離間可能に構成されている。
非接触給電装置2は略箱状の筐体21を備え、被給電装置3は略箱状の筐体31を備えている。図1において、非接触給電装置2の筐体21の上面は被給電装置3を載置させるための対向面22とされている。被給電装置3の筐体31の下面は、対向面22と対向、接触させるための対向面32とされている。
非接触給電装置2には、対向面22の内側(直下)に、複数の給電コイル23が対向面22に沿うように、対向面22と略平行に二次元状に、配設されている。複数の給電コイル23は、給電コイル23相互間の間隔が略ゼロになるように、密接に配設されている。
被給電装置3には、対向面32の内側(直上)に、複数の受電コイル33が対向面32に沿うように、対向面32と略平行に配設されている。被給電装置3は、図略の負荷を備えている。そして、受電コイル33で受電された電力が、図略の負荷へ供給される。
図2は、図1に示す非接触給電装置2の電気的構成の一例を示すブロック図である。図2に示す非接触給電装置2は、複数のコイル駆動ブロックBと、制御部4とを備えている。コイル駆動ブロックBは、複数の給電コイル23にそれぞれ対応して設けられている。
コイル駆動ブロックBは、給電コイル23と、電流検出部24と、電源部25とを含む。電源部25は、例えば、ゲートドライバ回路251と、FET(Field Effect Transistor)Q1,Q2と、キャパシタCとを備えている。
なお、給電コイル23は一つであってもよく、コイル駆動ブロックBも一つであってもよい。
FETQ1は例えばPチャネルFETであり、FETQ2は例えばNチャネルFETである。そして、FETQ1のソースに、図略の電源回路から供給された電源電圧VDDが印加され、FETQ1のドレインがFETQ2のドレインに接続され、FETQ2のソースが回路グラウンドに接続されている。FETQ1とFETQ2の接続点P1は、キャパシタC、電流検出部24、及び給電コイル23を介して回路グラウンドに接続されている。
ゲートドライバ回路251は、制御部4からの制御信号に応じて、FETQ1とFETQ2とを、一方をオンさせるときは他方をオフさせるように、略交互に高周波でオン、オフさせる。これにより、FETQ1,Q2によって、接続点P1に高周波電圧が生成される。キャパシタCは、FETQ1,Q2によって生成された高周波電圧から直流成分をカットし、残りの高周波成分を給電コイル23へ供給する。
電流検出部24は、電源部25から供給された高周波電圧により給電コイル23に流れるコイル電流Iを検出する。そして、電流検出部24は、検出されたコイル電流Iの電流値を示す信号を、制御部4へ出力する。電流検出部24は、例えばシャント抵抗やホール素子等の電流センサである。
非接触給電装置2は、このように構成されたコイル駆動ブロックBを、給電コイル23と同じ数だけ備えている。
制御部4は、例えば所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)と、所定の制御プログラムが記憶されたROM(Read Only Memory)と、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)と、タイマ回路と、これらの周辺回路等とを備えて構成されている。そして、制御部4は、例えばROMに記憶された制御プログラムを実行することにより、検知部41、検知制御部42、コイル選択部43、及びコイル制御部44を構成する。また、制御部4は、複数の給電コイル23と対応する複数のタイマ45を備えている。タイマ45は、ハードウェアタイマであってもよく、ソフトウェアタイマであってもよい。
検知部41は、複数の給電コイル23とそれぞれ対向する位置における受電コイル33の存在を検知する検知処理を、検知制御部42が設定した実行間隔で繰り返し実行する。具体的には、検知部41は、例えば、各コイル駆動ブロックBの電源部25によって、それぞれ給電コイル23へ高周波電圧を供給させる(処理A)。そして、検知部41は、各コイル駆動ブロックBの電流検出部24によって、それぞれ対応する給電コイル23に高周波電圧が供給されている期間中に、各給電コイル23のコイル電流Iを各電流検出部24によって検出させる(処理B)。
そして、検知部41は、予め設定された判定値を超えるコイル電流Iを検出した電流検出部24と対応する給電コイル23と対向する位置に、受電コイルが存在すると判定する(処理C)。
検知部41は、上記(処理A)、(処理B)、及び(処理C)を含む検知処理を、複数の給電コイル23に対応してそれぞれ実行する。このようにして、検知部41は、複数の給電コイル23とそれぞれ対向する位置における受電コイル33の存在を検知する。そして、検知部41は、このような検知処理を、各給電コイル23にそれぞれ対応する実行間隔で、各給電コイル23に対応してそれぞれ繰り返し実行する。
図3は、給電コイル23と受電コイル33とが対向配置された場合の給電コイル23のインダクタンスについて説明するための説明図である。まず、図3(a)に示すように、給電コイル23と受電コイル33とが対向配置されている。
次に、電源部25から電圧が出力されて給電コイル23にコイル電流が流れる(図3(b))。給電コイル23にコイル電流が流れると、給電コイル23と受電コイル33とを貫通するように鎖交磁束が生じる(図3(c))。
受電コイル33に鎖交磁束が貫通すると、受電コイル33には、給電コイル23と逆回転のコイル電流が流れる。そして、受電コイル33において、給電コイル23で発生した磁束とは逆方向の鎖交磁束が発生する。そうすると、給電コイル23では、受電コイル33で発生した鎖交磁束を妨げるように電流が流れる(図3(d))。
このように、給電コイル23と受電コイル33とが対向配置されると、給電コイル23と受電コイル33とで形成された磁気回路による相互作用によって、給電コイル23単体のときと、給電コイル23と受電コイル33とが対向配置されたときとでは、給電コイル23に流れる電流が異なる。この場合、給電コイル23単体のときと、給電コイル23と受電コイル33とが対向配置されたときとでは、給電コイル23の見かけ上のインダクタンスが変化する。
図4は、給電コイル23と受電コイル33の位置関係による相互作用を説明するための説明図である。図5は、給電コイル23と受電コイル33の正対面積と、給電コイル23のインダクタンスとの関係の一例を示すグラフである。
図4(a)は、給電コイル23の位置と受電コイル33の位置とが一致している場合、すなわち給電コイル23と受電コイル33の正対面積が最大となる場合の例を示す説明図である。
なお、給電コイル23及び受電コイル33の最外周の巻線で囲まれた平面であって、かつ給電コイル23及び受電コイル33の鎖交磁束と直交する方向に拡がる平面を、給電コイル23及び受電コイル33のコイル面と称する。また、給電コイル23の面積とは、給電コイル23のコイル面の面積を意味し、受電コイル33の面積とは、受電コイル33のコイル面の面積を意味する。また、給電コイル23のコイル面と受電コイル33のコイル面とが相対向する部分の面積を、正対面積と称する。
図4(a)に示すように、給電コイル23の位置と受電コイル33の位置とが一致したとき、給電コイル23と受電コイル33の正対面積が最大となる。給電コイル23と受電コイル33の正対面積が最大となった場合、給電コイル23及び受電コイル33と鎖交する鎖交磁束数が最大となり、給電コイル23及び受電コイル33の相互作用が最大となる。その結果、給電コイル23のインダクタンスは最少となる。
図4(b)に示すように、給電コイル23の位置と受電コイル33の位置とが一致せず、位置にずれがある場合、給電コイル23と受電コイル33の正対面積は、図4(a)に示す場合よりも小さくなる。この場合、給電コイル23及び受電コイル33と鎖交する鎖交磁束数が減少する。そうすると、給電コイル23及び受電コイル33の相互作用が小さくなる結果、給電コイル23のインダクタンスは図4(a)に示す場合よりも大きくなる。
図4(c)に示すように、給電コイル23の位置と受電コイル33の位置とが完全にずれている場合、給電コイル23と受電コイル33の正対面積はゼロとなる。この場合、給電コイル23及び受電コイル33の相互作用は作用せず、給電コイル23のインダクタンスは最大となる。
従って、給電コイル23と受電コイル33の正対面積と、給電コイル23のインダクタンスとは、例えば図5に示すように、コイル正対面積が大きいほど、インダクタンスが小さくなる。給電コイル23のインダクタンスとコイル正対面積とは、図5に示すように1対1で対応する関係にあるので、給電コイル23のインダクタンスは、コイル正対面積を示す情報の一例である。
図6は、給電コイル23と対向する位置における受電コイル33の有無と、給電コイル23のコイル電流との関係を説明するための説明図である。例えば、図6(a)に示すように、四つの給電コイル23a,23b,23c,23dが配置されている場合において、受電コイル33が、給電コイル23bと給電コイル23cとに跨って対向配置されている。
図6(a)に示す状態では、給電コイル23a,23dの正対面積はゼロであるから、図5に示すグラフから、給電コイル23a,23dのインダクタンスは大きな値になる。給電コイル23のインダクタンスをL、電源部25から出力される高周波電圧の電圧をV、周波数をfとすると、給電コイル23のコイル電流Iは、下記の式(1)で表される。
I=V/(2πfL) ・・・(1)
従って、コイル電流Iは、インダクタンスが小さいほど大きくなる。コイル電流Iと、インダクタンスとは、1対1で対応する関係にあるから、電流検出部24によって検出されたコイル電流Iは、給電コイル23のインダクタンスを示す情報の一例である。
同時に、コイル電流Iは、正対面積が大きいほど大きい値になる。コイル電流Iと、正対面積とは、1対1で対応する関係にあるから、電流検出部24によって検出されたコイル電流Iは、給電コイル23の正対面積を示す情報の一例でもある。
以上のように、コイル電流Iは、正対面積が小さいほど小さい値になるから、正対面積がゼロの給電コイル23a,23dに流れるコイル電流Iは、図6(b)に示すように、小さな値となる。正対面積がゼロ、すなわち給電コイル23と対向する位置に受電コイル33が存在しない場合に給電コイル23a,23dに流れるコイル電流Iよりも、わずかに大きな電流値が判定値として予め設定されている。また、受電コイル33と対向する給電コイル23b,23cに流れるコイル電流Iは、給電コイル23a,23dよりも大きく、かつ判定値よりも大きい。
従って、検知部41は、判定値を超えるコイル電流Iを検出した電流検出部24と対応する給電コイル23と対向する位置に、受電コイル33が存在すると判定することができる。
なお、検知部41が、コイル電流Iの電流値に基づき受電コイル33を検出する例を示したが、必ずしもコイル電流Iに基づき受電コイル33を検出する例に限らない。例えば、各給電コイル23の近傍にそれぞれ光センサを配設し、検知部41は、これらの複数の光センサによって、各給電コイル23と対向する位置に被給電装置3(受電コイル33)が存在するか否かを検出してもよい。
また、検知部41は、例えば公知のインダクタンス測定手段によって、各給電コイル23のインダクタンスを測定してもよい。そして、検知部41は、上記判定値と対応するインダクタンス値に満たないインダクタンスが検出された給電コイル23と対向する位置に、受電コイル33が存在すると判定してもよい。
光センサや、給電コイル23のインダクタンス測定処理は、電力を消費するので、検知部41が光センサやインダクタンス測定に基づき受電コイルを検知する場合であっても、検知処理の実行頻度を少なくすることにより、消費電力を低減できる。
検知制御部42は、検知部41によって受電コイル33の存在が検知されるまで、検知部41による検知処理の実行間隔を増大させながら検知部41による検知処理を繰り返させる。
コイル選択部43は、検知部41が、対向する位置に受電コイルが存在すると判定した給電コイル23を、励磁対象コイルとして選択する。
コイル制御部44は、コイル選択部43によって励磁対象コイルとして選択された給電コイル、例えば給電コイル23b,23cへ、電源部25によって高周波電圧を供給させる。これにより、例えば図6に示す例では、受電コイル33に対して、複数の給電コイル23b,23cから電力が供給される。
これにより、ユーザは、図1に示す対向面22上に被給電装置3を載置すれば、給電コイル23と受電コイル33とを正確に位置決めしなくても、コイル選択部43によって受電コイル33と対向する1又は複数の給電コイル23が励磁対象コイルとして選択される。そして、その励磁対象コイルに高周波電圧が供給されて、励磁対象コイルから受電コイル33へ電力が供給される。従って、給電コイル23と受電コイル33とを正確に位置決めしなくても、非接触給電装置2から被給電装置3へ給電することができる。
以下、上述のように構成された非接触給電システム1の動作について説明する。まず、給電コイル23の個数をn個とする。そして、n個の給電コイル23には、1〜nのコイル番号が付されている。以下、コイル番号iの給電コイル23を、給電コイル23(i)と称する。給電コイル23(i)を含むコイル駆動ブロックBをコイル駆動ブロックB(i)と称する。コイル駆動ブロックB(i)に含まれる電流検出部24及び電源部25、すなわち給電コイル23(i)と対応する電流検出部24及び電源部25を、それぞれ電流検出部24(i)及び電源部25(i)と称する。電流検出部24(i)によって検出されたコイル電流I、すなわち給電コイル23(i)に流れるコイル電流Iを、コイル電流I(i)と称する。また、給電コイル23(i)と対応するタイマ45を、タイマ45(i)と称し、タイマ45(i)のタイマ設定値TMを、タイマ設定値TM(i)と称する。
図7は、図2に示す非接触給電装置2の動作の一例を示すフローチャートである。図8は、図2に示す非接触給電装置2の動作の一例を説明するための説明図である。図7に示すフローチャートは、給電コイル23(i)に対応する動作を示している。制御部4は、すべての給電コイル23(1)〜給電コイル23(n)に対して、図7に示すフローチャートと同様の動作を、並行して実行する。
まず、検知制御部42は、初期処理として、タイマ設定値TM(i)として予め設定された初期値を設定する(ステップS1)。初期値は、例えば1秒にされている。また、初期値は、タイマ設定値TM(実行間隔)の下限値である。
次に、検知部41は、タイマ45(i)にタイマ設定値TM(i)を設定し、タイマ45(i)による計時を開始させる(ステップS2)。タイマ45(i)は、計時開始からタイマ設定値TM(i)の時間が経過したときにタイムアップする。
次に、検知部41は、タイマ45(i)がタイムアップしたか否かを確認する(ステップS3)。そして、タイマ45(i)がタイムアップした場合(ステップS3でYES)、検知部41は、検知処理を開始するべく電源部25(i)によって給電コイル23(i)へ高周波電圧を供給させる(ステップS4)。
次に、検知部41は、電流検出部24(i)により検出されたコイル電流I(i)と、判定値とを比較する(ステップS5)。コイル電流I(i)が判定値以下であれば(ステップS5でNO)、検知部41は、給電コイル23(i)と対向する位置には受電コイル33が存在しないと判定する(ステップS6)。一方、コイル電流I(i)が判定値を超えていれば(ステップS5でYES)、検知部41は、給電コイル23(i)と対向する位置には受電コイル33が存在すると判定する(ステップS9)
以上、ステップS4〜S6、S9が、検知処理の一例に相当している。
ステップS6において、検知部41が、給電コイル23(i)と対向する位置には受電コイル33が存在しないと判定した場合、コイル制御部44は、電源部25(i)による給電コイル23(i)への高周波電圧の供給を停止させる(ステップS7)。
次に、検知制御部42は、タイマ設定値TM(i)に例えば1秒を加算して、タイマ設定値TM(i)を増大させる(ステップS8)。そして、検知制御部42は、検知部41による検知処理を繰り返させるべくステップS2へ移行する。
これにより、検知部41は、タイマ設定値TM(i)の時間間隔で検知処理を繰り返すから、タイマ設定値TM(i)は実行間隔の一例に相当する。
一方、ステップS9において、検知部41が、給電コイル23(i)と対向する位置に受電コイル33が存在すると判定した場合(ステップS9)、コイル選択部43は、給電コイル23(i)を励磁対象コイルとして選択する。そして、コイル制御部44は、電源部25(i)によって、励磁対象コイルである給電コイル23(i)へ高周波電圧を供給させる(ステップS10)。これにより、非接触給電装置2は、被給電装置3へ非接触で電力を供給することが可能となる。
この場合、検知制御部42は、タイマ設定値TM(i)の値を増大させることなく、検知部41による検知処理を繰り返させるべくステップS2へ移行する。
図8は、1回目〜4回目の検知処理において、受電コイル33が検知されなかった場合の例を示している。ステップS1〜S10によれば、図8に示すように、受電コイル33が検知されなかった1回目〜4回目の検知処理に対応して、タイマ設定値TMは1秒ずつ増加される。そして、5回目の検知処理において受電コイル33が検知されると(ステップS5でYES、ステップS9)、5回目の検知処理に対応するタイマ設定値TMは増加されない。
このように、ステップS2〜S10の処理により、検知制御部42は、検知部41によって受電コイル33の存在が検知されるまで、検知部41による検知処理の実行間隔を増大させながら検知部41による検知処理を繰り返させる。その結果、図8に示すように、検知部41によって受電コイル33の存在が検知されない期間(検知処理回数1回目〜4回目)が長く継続するほど、タイマ設定値TM(実行間隔)が増大する。
検知処理の実行間隔を増大させることは、検知処理の実行頻度を減少させることと同義である。従って、検知制御部42は、検知部41によって受電コイル33の存在が検知されない期間が長く継続するほど、検知処理の実行頻度を減少させることになる。
ユーザが、非接触給電装置2に被給電装置3を対向配置して非接触給電を行う非接触給電装置2(給電コイル23)の使用頻度は、ユーザの事情や非接触給電装置2及び被給電装置3の性質によって大きく異なる。そのため、非接触給電装置2の使用頻度が低い場合と高い場合とで、検知処理の実行頻度を等しくすると、非接触給電装置2の使用頻度が低い場合において、受電コイル33が給電コイル23に対向配置されていないときに消費される無駄な電力が増大する。
そこで、ステップS2〜S10の処理によれば、検知部41によって受電コイル33の存在が検知されない期間が長く継続した場合、すなわちユーザによる非接触給電装置2の使用頻度が低いと考えられる場合に、検知処理の実行頻度を減少させることができるので、受電コイル33が給電コイル23に対向配置されていない場合に消費される電力を低減することが容易である。給電コイル23が一つの場合であっても同様の効果が得られる。
また、図1に示すように、複数の給電コイル23がテーブル状の対向面22に沿って、マトリクス状に配置されている場合、ユーザは、対向面22の中央付近に被給電装置3を載置する可能性が高い。その結果、対向面22の中央付近に配置された給電コイル23と、対向面22の端部付近に配置された給電コイル23とでは、使用される頻度に差が生じる。このように、複数の給電コイル23相互間で、使用される頻度に差が生じる場合がある。
複数の給電コイル23相互間で、使用される頻度に差がある場合に、各給電コイル23に対応する検知処理の実行頻度を等しくすると、使用頻度が低い給電コイル23において、受電コイル33が給電コイル23に対向配置されていない場合に消費される無駄な電力が増大する。
そこで、ステップS2〜S10の処理を、各給電コイル23に対応してそれぞれ実行すれば、検知部41によって受電コイル33の存在が検知されない期間が長く継続した給電コイル23、すなわちユーザによる使用頻度が低いと考えられる給電コイル23に対応する検知処理の実行頻度を減少させることができる。その結果、給電コイル23が対向配置されていない受電コイル33に対応する検知処理で消費される電力を低減することが容易である。
なお、制御部4が、各給電コイル23に対応する検知処理を並列実行する例を示したが、非接触給電装置2は、各給電コイル23に対応して制御部4を複数備えてもよい。
また、ステップS8において、検知制御部42は、タイマ設定値TM(実行間隔)を1秒ずつ増加させる例を示したが、検知制御部42がタイマ設定値TM(実行間隔)を増加される方法は、限定されない。検知制御部42は、例えば、予め設定された倍率を乗算することによって、タイマ設定値TM(実行間隔)を増加させてもよい。
なお、検知制御部42は、検知部41が、給電コイル23(i)と対向する位置に受電コイル33が存在すると判定した場合(ステップS9)、タイマ設定値TM(i)の値を増大させることなくステップS2へ移行する例を示したが、検知部41が、給電コイル23(i)と対向する位置に受電コイル33が存在すると判定した場合(ステップS9)、検知制御部42は、ステップS1へ移行して、タイマ設定値TM(i)として初期値を設定してもよい。
ユーザが非接触給電装置2(給電コイル23)を使用する頻度は、変化する場合がある。そこで、検知部41が、給電コイル23(i)と対向する位置に受電コイル33が存在すると判定した場合(ステップS9)、検知制御部42がタイマ設定値TM(i)として初期値、すなわちタイマ設定値TM(実行間隔)の下限値を設定することが好ましい。これにより、ユーザの使用頻度が増加した場合には、タイマ設定値TM(実行間隔)を短縮し、検知処理の実行頻度を増大させることができる。
また、検知制御部42は、検知部41が、予め設定された回数の検知処理において、連続して給電コイル23(i)と対向する位置に受電コイル33が存在すると判定した場合、検知制御部42は、ステップS1へ移行して、タイマ設定値TM(i)として初期値を設定してもよい。
検知部41が、予め設定された回数の検知処理において、連続して給電コイル23(i)と対向する位置に受電コイル33が存在すると判定した場合、ユーザの使用頻度が増加したと判断できる確実性が高い。従って、ユーザの使用頻度が増加したと高い確実性で判断できる場合に、タイマ設定値TM(実行間隔)を短縮し、検知処理の実行頻度を増大させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る非接触給電システム1aについて説明する。非接触給電システム1aは、非接触給電装置2aと、被給電装置3とを含む(図1)。非接触給電システム1aは、非接触給電システム1とは、非接触給電装置2aの構成が異なる。
図9は、非接触給電装置2aの構成の一例を示すブロック図である。図9に示す非接触給電装置2aは、非接触給電装置2とは、制御部4aの構成が異なる。制御部4aは、制御部4とは、検知制御部42aの動作、及びカウンタ46を備える点で異なる。カウンタ46は、複数の給電コイル23と対応して複数設けられている。以下、給電コイル23(i)と対応するカウンタ46を、カウンタ46(i)と称し、カウンタ46(i)のカウンタ値CTを、カウンタ値CT(i)と称する。
その他の構成は図2に示す非接触給電装置2と同様であるのでその説明を省略し、以下本実施形態の特徴的な点について説明する。
検知制御部42aは、検知部41が受電コイル33の存在を検知するまで、検知処理において受電コイル33の存在が検知されないことが予め設定された判定回数Cj回繰り返される都度検知処理の実行間隔を増大させながら、検知部41に検知処理を繰り返させる。
カウンタ46は、検知部41が、受電コイル33は存在しないと判定した回数を計数する。
次に、図9に示す非接触給電装置2aの動作について説明する。図10は、非接触給電装置2aの動作の一例を示すフローチャートである。図11は、判定回数Cjが2であった場合の非接触給電装置2aの動作の一例を説明するための説明図である。
図10に示すフローチャートにおいて、図7と同様の処理には同じステップ番号を付してその説明を省略する。検知制御部42aは、ステップS101,S102,S103以外は検知制御部42と同様に動作する。
まず、検知制御部42aは、ステップS1の後、カウンタ46(i)のカウンタ値CT(i)を0に初期化して、ステップS2へ移行する(ステップS101)。
また、検知制御部42aは、ステップS7の後、カウンタ46(i)のカウンタ値CT(i)に1を加算する(ステップS102)。これにより、検知制御部42aは、カウンタ46(i)によって、検知部41が給電コイル23(i)と対向する位置に受電コイル33が存在しないと判定した回数を計数させる。
次に、検知制御部42aは、カウンタ46(i)のカウンタ値CT(i)と、判定回数Cjとを比較する(ステップS103)。そして、カウンタ値CT(i)と、判定回数Cjとが等しければ(ステップS103でYES)、検知制御部42aは、ステップS8へ移行してタイマ設定値TM(i)を増大させる。一方、カウンタ値CT(i)が、判定回数Cjに満たず、等しくなければ(ステップS103でNO)、検知制御部42aは、タイマ設定値TM(i)を増大させることなくステップS2へ移行して、検知部41による検知処理を繰り返させる。
以上、ステップS1〜S10、及びS101〜S103によれば、図11に示すように、1回目の検知処理では、ステップS6で受電コイル33無しと判定されてもカウンタ値CTが判定回数Cj(=2)に満たないので、タイマ設定値TMは増大しない。2回目の検知処理では、ステップS6で受電コイル33無しと判定され、かつカウンタ値CTが判定回数Cj(=2)と等しくなるので、タイマ設定値TMが1秒から2秒に増大する。
従って、受電コイル33の存在が検知されないことが判定回数Cj回繰り返される都度、タイマ設定値TMが増大される。その結果、図11に示すように、検知部41によって受電コイル33の存在が検知されない期間(検知処理回数1回目〜4回目)が長く継続するほど、タイマ設定値TM(実行間隔)が増大する。
検知処理の実行間隔を増大させることは、検知処理の実行頻度を減少させることと同義である。従って、検知制御部42aは、検知部41によって受電コイル33の存在が検知されない期間が長く継続するほど、検知処理の実行頻度を減少させることになる。
これにより、非接触給電装置2aは、非接触給電装置2と同様の効果が得られる。
また、ユーザの使用頻度が高い場合であっても、稀に、ユーザが長時間非接触給電装置2a(給電コイル23(i))を使用しない場合がある。このような場合に、検知部41が受電コイル33を検知しない都度、タイマ設定値TM(i)(実行間隔)を増大させると、ユーザの使用頻度が高いにもかかわらず、検知処理の実行頻度が低くなる。検知処理の実行頻度が低くなると、ユーザが給電コイル23(i)に受電コイル33を対向配置した後に給電が開始されるまでの応答時間が延びるので、使用頻度が高いユーザに対する利便性を確保する観点で望ましくない。
一方、ステップS102,S103の処理によれば、検知部41が受電コイル33を検知しないことが、複数回繰り返された場合に初めて、タイマ設定値TM(i)(実行間隔)が増大されるので、使用頻度の高いユーザが稀に長時間非接触給電装置2a(給電コイル23(i))を使用しなかった場合に、タイマ設定値TM(i)(実行間隔)が増大されるおそれが低減される。
なお、判定回数Cjが2の場合を例示したが、判定回数Cjは、例えば10であってもよく、100であってもよく、数値は限定されない。また、判定回数Cjを固定値とする例を示したが、判定回数Cjを変化させてもよい。例えば、カウンタ値CTが判定回数Cjと等しくなる都度、判定回数Cjを増加させてもよい。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る非接触給電システム1bについて説明する。非接触給電システム1bは、非接触給電装置2bと、被給電装置3とを含む(図1)。非接触給電システム1bは、非接触給電システム1とは、非接触給電装置2bの構成が異なる。
図12は、非接触給電装置2bの構成の一例を示すブロック図である。図12に示す非接触給電装置2bは、非接触給電装置2とは、制御部4bの構成が異なる。制御部4bは、制御部4とは、検知制御部42bの構成が異なる点、及び記憶部47を備える点で異なる。
その他の構成は図2に示す非接触給電装置2と同様であるのでその説明を省略し、以下本実施形態の特徴的な点について説明する。
検知制御部42bは、検出頻度取得部421と、実行頻度調節部422とを含む。
検出頻度取得部421は、検知処理において検知部41が受電コイル33を検知したか否かに基づいて、検知部41が受電コイル33を検知した頻度を検知頻度値として取得する。
実行頻度調節部422は、検知頻度が少ないほど、検知処理の実行頻度を減少させる。
記憶部47は、検出頻度取得部421によって取得された検知頻度値を記憶する。記憶部47は、例えばEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)やFeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)等の不揮発性の記憶素子である。
次に、図12に示す非接触給電装置2bの動作について説明する。図13、図14は、非接触給電装置2bの動作の一例を示すフローチャートである。図13、図14に示すフローチャートにおいて、図7と同様の処理には同じステップ番号を付してその説明を省略する。検知制御部42bは、ステップS201〜S204,S211〜S215以外は検知制御部42と同様に動作する。
まず、図13に示すステップS1〜S10、S201〜S204において、予め設定された基準時間tsの間、頻度計数値Cf(i)の計数が実行される。頻度計数値Cf(i)の計数が実行される期間中は、タイマ設定値TM(i)は、固定値(例えば1秒)とされる。頻度計数値Cf(i)は、基準時間tsの間に検知部41が給電コイル23(i)と対向する位置に受電コイル33が存在すると判定した回数である。すなわち、頻度計数値Cf(i)は、検知部41が給電コイル23(i)と対向する位置において受電コイル33を検知した検出頻度を表す情報の一例である。
基準時間tsは、検出頻度を取得する処理の実行時間であり、例えば1日、あるいは1ヶ月、といった時間が用いられる。
検出頻度取得部421は、ステップS1の後、頻度計数値Cf(i)を0に初期化する(ステップS201)。次に、検出頻度取得部421は、例えばソフトウェアタイマを用いて頻度取得処理を開始してからの経過時間twの計時を開始する(ステップS202)。
以下、ステップS2〜S10の処理は、図7からステップS8を除いた場合と同様であるのでその説明を省略する。
検出頻度取得部421は、給電コイル23(i)と対向する位置に受電コイル33が無かった場合(ステップS6)、ステップS7の後、経過時間twと基準時間tsとを比較する(ステップS204)。そして、経過時間twが基準時間ts以下であれば(ステップS204でNO)、検出頻度取得部421は、タイマ設定値TM(i)を初期値に固定したまま検知処理を繰り返すべくステップS2へ移行する。
一方、検出頻度取得部421は、給電コイル23(i)と対向する位置に受電コイル33が有った場合(ステップS9)、ステップS10の後、頻度計数値Cf(i)に1を加算し(ステップS203)、ステップS204へ移行する。
そして、検出頻度取得部421は、経過時間twと基準時間tsとを比較し(ステップS204)、経過時間twが基準時間ts以下であれば(ステップS204でNO)、検出頻度取得部421は、タイマ設定値TM(i)を初期値に固定したまま検知処理を繰り返すべくステップS2へ移行する。
他方、ステップS204において、経過時間twが基準時間tsを超えていれば(ステップS204でYES)、検出頻度取得部421は、そのときの頻度計数値Cf(i)を、検知頻度を表す情報として記憶部47に記憶させ、ステップS211へ移行する。
次に、ステップS211〜S215において、実行頻度調節部422は、記憶部47に記憶された頻度計数値Cf(i)と、予め設定された頻度基準値Ref1,Ref2とに基づいて、タイマ設定値TM(i)を設定する。頻度基準値Ref1は、頻度基準値Ref2よりも小さな値に設定されている。
まず、ステップS211において、実行頻度調節部422は、頻度計数値Cf(i)と頻度基準値Ref1とを比較する(ステップS211)。そして、頻度計数値Cf(i)が頻度基準値Ref1以下であれば(ステップS211でNO)、実行頻度調節部422は、検知頻度は低いと判定し、タイマ設定値TM(i)として例えば10秒を設定する(ステップS212)。その後、実行頻度調節部422は、ステップS2へ移行する。
一方、頻度計数値Cf(i)が、頻度基準値Ref1を超え(ステップS211でYES)、かつ頻度基準値Ref2以下であれば(ステップS213でNO)、実行頻度調節部422は、検知頻度は中程度と判定し、タイマ設定値TM(i)として例えば5秒を設定する(ステップS214)。その後、実行頻度調節部422は、ステップS2へ移行する。
また、頻度計数値Cf(i)が、頻度基準値Ref1を超え(ステップS211でYES)、かつ頻度基準値Ref2を超えていれば(ステップS213でYES)、実行頻度調節部422は、検知頻度は高いと判定し、タイマ設定値TM(i)として例えば1秒を設定する(ステップS215)。その後、実行頻度調節部422は、ステップS2へ移行する。
以上、ステップS211〜S215の処理により、実行頻度調節部422は、検知頻度が少ないほど、タイマ設定値TM(i)を大きくする。すなわち、実行頻度調節部422は、検知頻度が少ないほど、検知処理の実行頻度を減少させる。
以下、ステップS2〜S10の処理により、実行頻度調節部422が設定したタイマ設定値TM(i)に基づいて、検知処理が繰り返される。
以上、図13、図14に示す処理によれば、図2に示す非接触給電装置2と同様、ユーザによる非接触給電装置2の使用頻度が低いと考えられる場合に、検知処理の実行頻度を減少させることができるので、受電コイル33が給電コイル23に対向配置されていない場合に消費される電力を低減することが容易である。給電コイル23が一つの場合であっても同様の効果が得られる。
また、図1に示すように、複数の給電コイル23がテーブル状の対向面22に沿って、マトリクス状に配置されている場合においても、図2に示す非接触給電装置2と同様、ユーザによる使用頻度が低いと考えられる給電コイル23に対応する検知処理の実行頻度を減少させることができる。その結果、給電コイル23が対向配置されていない受電コイル33に対応する検知処理で消費される電力を低減することが容易である。
即ち、本発明に係る非接触給電装置は、給電対象となる受電コイルへ電磁誘導現象により電力を供給する非接触給電装置であって、前記受電コイルを対向配置可能な給電コイルと、前記給電コイルと対向する位置における前記受電コイルの存在を検知する検知処理を繰り返し実行する検知部と、前記検知部によって前記受電コイルの存在が検知されたか否かに基づいて、前記検知部が前記検知処理を実行する実行頻度を調節する検知制御部とを備える。
この構成によれば、検知部によって受電コイルの存在が検知されたか否かに基づいて、検知部が検知処理を実行する実行頻度を調節することができる。従って、受電コイルが給電コイルに対向配置されていない場合に消費される電力を低減することが容易となる。
また、前記検知制御部は、前記検知部によって前記受電コイルの存在が検知されない期間が長く継続するほど、前記実行頻度を減少させることが好ましい。
この構成によれば、検知部によって受電コイルの存在が検知されない期間が長く継続し、すなわち受電コイルが給電コイルに対向配置される頻度が低いと考えられる場合に、検知処理の実行頻度が減少する。その結果、受電コイルが給電コイルに対向配置されていない場合に消費される電力を低減することが容易となる。
また、前記検知制御部は、前記検知部によって前記受電コイルの存在が検知されるまで、前記検知部による前記検知処理の実行間隔を増大させながら前記検知部による前記検知処理を繰り返させることが好ましい。
この構成によれば、検知部によって受電コイルの存在が検知されない期間が長く継続するほど、検知処理の実行間隔が増大される。検知処理の実行間隔が増大されると、検知処理の実行頻度が減少する。従って、検知部によって受電コイルの存在が検知されない期間が長く継続し、すなわち受電コイルが給電コイルに対向配置される頻度が低いと考えられる場合に、検知処理の実行頻度を減少させることができる。その結果、受電コイルが給電コイルに対向配置されていない場合に消費される電力を低減することが容易となる。
また、前記検知制御部は、前記実行間隔を増大させる処理を、前記検知処理において前記受電コイルの存在が検知されないことが予め設定された判定回数繰り返される都度、実行することが好ましい。
この構成によれば、検知処理において受電コイルの存在が検知されないことが予め設定された判定回数繰り返されなければ、実行間隔を増大させる処理が実行されない。従って、例えば非接触給電装置の使用頻度が高いユーザが、稀に非接触給電装置を使用しなかった(受電コイルを給電コイルに対向配置しなかった)場合に、実行間隔が増大されるおそれが低減される。
また、前記検知制御部は、前記検知部によって前記受電コイルの存在が検知されたとき、前記実行間隔を、前記実行間隔の下限値として予め設定された初期値に設定する初期化処理を実行した後、新たに前記検知部によって前記受電コイルの存在が検知されるまで前記検知部による前記検知処理の実行間隔を増大させながら前記検知部による前記検知処理を繰り返させることが好ましい。
この構成によれば、検知部によって受電コイルの存在が検知された場合、実行間隔が初期値に戻されて、再び受電コイルの存在が検知されるまで検知部による検知処理の実行間隔を増大させながら検知処理が繰り返される。従って、ユーザの使用頻度が増加した場合には、実行間隔を短縮して検知処理の実行頻度を増大させることが可能になる。
また、前記検知制御部は、予め設定された回数の前記検知処理において、連続して前記検知部によって前記受電コイルの存在が検知されたとき、前記初期化処理を実行することが好ましい。
予め設定された回数の検知処理において、連続して給電コイルと対向する位置に受電コイルの存在が検知された場合、ユーザの使用頻度が増加したと判断できる確実性が高い。従って、この構成によれば、ユーザの使用頻度が増加したと高い確実性で判断できる場合に、初期化処理を実行して実行間隔を短縮し、検知処理の実行頻度を増大させることができる。
また、前記検知制御部は、前記検知処理において前記検知部によって前記受電コイルの存在が検知されたか否かに基づいて、前記検知部が前記受電コイルの存在を検知した頻度を検知頻度として取得する検出頻度取得部と、前記検知頻度が少ないほど、前記実行頻度を減少させる実行頻度調節部とを含んでもよい。
この構成によれば、検出頻度取得部によって、検知部が受電コイルの存在を検知した頻度、すなわちユーザの使用頻度が検知頻度として取得される。そして、実行頻度調節部によって、検知頻度が少ないほど、すなわちユーザの使用頻度が少ないほど、検知処理の実行頻度が減少されるので、受電コイルが給電コイルに対向配置されていない場合に消費される電力を低減することが容易となる。
また、前記給電コイルを複数備え、前記検知部は、前記検知処理を、前記複数の給電コイルにそれぞれ対応して実行し、前記検知制御部は、前記各給電コイルに対応する各検知処理の実行頻度をそれぞれ調節することが好ましい。
この構成によれば、複数の給電コイル相互間で使用される頻度に差がある場合においても、各給電コイルに対応してそれぞれ検知処理の実行頻度が調節される。その結果、受電コイルが対向配置されていない給電コイルに対応する検知処理において、消費される電力を低減することが容易となる。
また、本発明に係る非接触給電システムは、上述の非接触給電装置と、前記受電コイルを備えた被給電装置とを含む。
この構成によれば、受電コイルが給電コイルに対向配置されていない場合に消費される電力を低減することが容易となる。
1,1a,1b 非接触給電システム
2,2a,2b 非接触給電装置
3 被給電装置
4,4a,4b 制御部
21,31 筐体
22,32 対向面
23,23a,23b,23c,23d 給電コイル
24 電流検出部
25 電源部
33 受電コイル
41 検知部
42,42a,42b 検知制御部
43 コイル選択部
44 コイル制御部
45 タイマ
46 カウンタ
47 記憶部
421 検出頻度取得部
422 実行頻度調節部
B コイル駆動ブロック
Cf 頻度計数値
Cj 判定回数
CT カウンタ値
I コイル電流
Ref1,Ref2 頻度基準値
TM タイマ設定値
ts 基準時間
tw 経過時間

Claims (9)

  1. 給電対象となる受電コイルへ電磁誘導現象により電力を供給する非接触給電装置であって、
    前記受電コイルを対向配置可能な給電コイルと、
    前記給電コイルと対向する位置における前記受電コイルの存在を検知する検知処理を繰り返し実行する検知部と、
    前記検知部によって前記受電コイルの存在が検知されたか否かに基づいて、前記検知部が前記検知処理を実行する実行頻度を調節する検知制御部とを備える非接触給電装置。
  2. 前記検知制御部は、
    前記検知部によって前記受電コイルの存在が検知されない期間が長く継続するほど、前記実行頻度を減少させる請求項1記載の非接触給電装置。
  3. 前記検知制御部は、
    前記検知部によって前記受電コイルの存在が検知されるまで、前記検知部による前記検知処理の実行間隔を増大させながら前記検知部による前記検知処理を繰り返させる請求項2記載の非接触給電装置。
  4. 前記検知制御部は、
    前記実行間隔を増大させる処理を、前記検知処理において前記受電コイルの存在が検知されないことが予め設定された判定回数繰り返される都度、実行する請求項3記載の非接触給電装置。
  5. 前記検知制御部は、
    前記検知部によって前記受電コイルの存在が検知されたとき、前記実行間隔を、前記実行間隔の下限値として予め設定された初期値に設定する初期化処理を実行した後、新たに前記検知部によって前記受電コイルの存在が検知されるまで前記検知部による前記検知処理の実行間隔を増大させながら前記検知部による前記検知処理を繰り返させる請求項3又は4記載の非接触給電装置。
  6. 前記検知制御部は、
    予め設定された回数の前記検知処理において、連続して前記検知部によって前記受電コイルの存在が検知されたとき、前記初期化処理を実行する請求項5記載の非接触給電装置。
  7. 前記検知制御部は、
    前記検知処理において前記検知部によって前記受電コイルの存在が検知されたか否かに基づいて、前記検知部が前記受電コイルの存在を検知した頻度を検知頻度として取得する検出頻度取得部と、
    前記検知頻度が少ないほど、前記実行頻度を減少させる実行頻度調節部とを含む請求項1記載の非接触給電装置。
  8. 前記給電コイルを複数備え、
    前記検知部は、前記検知処理を、前記複数の給電コイルにそれぞれ対応して実行し、
    前記検知制御部は、前記各給電コイルに対応する各検知処理の実行頻度をそれぞれ調節する請求項1〜7のいずれか1項に記載の非接触給電装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の非接触給電装置と、
    前記受電コイルを備えた被給電装置とを含む非接触給電システム。
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