JP2013251741A - 画像読取装置とその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的に、複数の対象物の画像を読み取り、読み取った複数の対象物画像をグループ化する。
【解決手段】画像読取装置100は、対象物が載置される読取台100aと、読取台100aに載置された対象物から対象物画像を読み取る撮像投影部100bを有する。画像読取装置100は、読取台100aに載置された複数の対象物103a〜103cの配置に基づきグループ化する対象物画像を判定し、判定の結果に従い、撮像投影部100bが読み取った複数の対象物画像をグループ化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、対象物の画像を読み取る技術に関する。
画像読取技術により複数枚の原稿の画像を読み取る幾つかの方法が存在する。例えば、複数枚の原稿を原稿台に下向きに並置して、それら原稿の画像(以下、原稿画像)を一度に読み取る方法や、ADF(automatic document feeder)に複数枚の原稿をセットして、一枚ずつ原稿画像を読み取る方法などがある。
上記の読取方法は、読み取った原稿画像に所定の情報を付与したり、複数の原稿画像をグループ分けすることが難しい。情報の付与やグループ分けを行う場合は、原稿画像を読み取る前にプレスキャンを行い、プレスキャンした画像に間接的に情報を付与することになり、操作が煩雑になる。
特許文献1は、サイズや形状が異なる複数枚の原稿から同時に原稿画像を読み取る際、原稿画像を同一の形式に収め、かつ、原稿画像に所定の情報を付与する技術を開示する。この技術によれば、サイズや形状が異なる原稿から同一サイズの原稿画像を読み取るだけでなく、所定の情報を付与することが可能になる。
しかし、特許文献1の技術は、原稿同士が重ならないようにすべての原稿を原稿台に並べる必要があり、読取台のサイズにより一度に読み取り可能な原稿の枚数が制限される。また、原稿画像を個別に電子化し、すべてに同一の情報を付与するため、結果的に、読み取った原稿画像は一つのグループとして処理される。言い換えれば、特許文献1は、複数の原稿画像を複数のグループに分けて処理し保存することまでは考慮しない。
特開2007-110339号公報
本発明は、効率的に、複数の対象物の画像を読み取り、読み取った複数の対象物画像をグループ化することを目的とする。
本発明は、前記の目的を達成する一手段として、以下の構成を備える。
本発明にかかる画像読取装置は、対象物が載置される読取台と、前記読取台に載置された対象物から画像を読み取る読取手段と、前記読取台に載置された複数の対象物の配置に基づきグループ化する対象物の画像を判定する判定手段と、前記判定の結果に従い、前記読取手段が読み取った複数の対象物の画像をグループ化するグループ化手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、効率的に、複数の対象物の画像を読み取り、読み取った複数の対象物画像をグループ化することができる。
実施例の画像読取装置の概観を示す図。 画像読取装置の構成例を示すブロック図。 画像読取装置の機能構成例を示すブロック図。 対象物の配置と対象物画像の格納方法の関係例を示す図。 実施例1の対象物画像の読取処理を説明するフローチャート。 応用例を説明する図。 付加情報を付加する処理を説明する図。 実施例2の対象物画像の読取処理を説明するフローチャート。 実施例2のグループ化処理を説明する図。 実施例3の対象物画像の読取処理を説明するフローチャート。
以下、本発明にかかる実施例の画像処理を図面を参照して詳細に説明する。
[装置の概観]
実施例において、読取台に上向きに配置された画像読取対象の対象物(サイズや形状が異なっていてもよい)の画像を読み取る画像読取装置を想定する。また、実施例においては、対象物の形状が一般的な矩形形状であるとして説明する。しかし、対象物は、例えば、厚みのあるものや、立体物、布などでもよい。対象物の形状が例えば丸い形状、曲線を含む形状、立体的な形状でもよい。つまり、実施例の画像読取装置が画像を読取可能な対象物であればどのような形状でも構わない。なお、対象物には原稿などの印刷物も含まれる。
図1により実施例の画像読取装置100の概観を示す。画像読取装置100は、読取台100aと撮像投影部100bを有する。撮像投影部100bは、読取台100aに配置された対象物の画像を読み取るための撮像部と、読み取った対象物の画像(以下、対象物画像)や操作ボタンなどを表示するユーザインタフェイス(UI)を読取台100aに投影する投影部を有する。
図1において、符号103a〜103cで示す矩形は読取台100bに配置された対象物または投影された対象物画像を示す。また、図1には、UIの一例として、撮像投影部100bが保存(Save)ボタン100cを投影した例を示す。なお、符号102で示す手は、画像読取装置100に対して操作を行うユーザの手である。
[装置の構成]
図2のブロック図により画像読取装置100の構成例を示す。CPU200は、ROM202に格納されたプログラムを実行し、システムバス203を介して接続された各デバイスを統括的に制御する。オペレーティングシステム(OS)をはじめ、実施例の処理にかかるプログラムやデバイスドライバなどは、ROM202に格納されている。CPU200は、プログラムなどをROM202からワークメモリであるRAM201にロードして実行する。なお、OS、プログラム、デバイスドライバなどは、例えばストレージ207に記憶されていてもよい。その場合、電源投入後、OS、プログラム、デバイスドライバなどは、ストレージインタフェイス(I/F)206を介してRAM201にロードされ、CPU200によって実行される。
ディスプレイI/F204は、CPU200の制御に従い、画像やUIをプロジェクタ209(投影部)が処理可能な信号に変換する。入力I/F205は、イメージセンサ208(撮像部)が出力する画像信号を入力し、画像読取装置100が処理可能な画像データに変換する。ストレージI/F206は、画像読取装置100が処理可能なデータ形式とストレージ207に格納するためのデータ形式を互いに変換する。
ストレージ207は、画像読取装置100が読み取りディジタル化した対象物画像を大量に格納可能な記憶容量を有する記憶装置で、例えばハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)である。なお、ストレージ207として、例えば、画像読取装置100が備えるシリアルバスI/F(不図示)に接続されたディスクドライブやUSBメモリ、ネットワークI/Fを介して接続されたサーバ装置などの記録媒体、記録装置を利用することができる。
[装置の機能構成]
図3のブロック図により画像読取装置100の機能構成例を示す。図3に示す画像取得部300、対象物検出部301、操作検出部302、対象物画像読取部303、画像処理部304、表示制御部305、グループ判定部306、蓄積制御部307などの機能は、CPU200がプログラムを実行することにより実現される。
画像取得部300は、イメージセンサ208が撮像した画像を取得し、取得した画像をRAM201の所定領域に格納する。例えば、イメージセンサ208が撮像した画像には、図1に示すように、主に読取台100a、対象物103a〜103c、手102が映っているとする。
対象物検出部301は、RAM201に格納された画像を解析して、読取台100aに載置された対象物を検出し、対象物の位置やサイズを示す位置・サイズ情報を対象物画像読取部303とグループ判定部306に出力する。なお、対象物が厚みのあるものや、立体物、布、あるいは、対象物の立体的な形状の場合、対象物のサイズは読取台100aに対する投影面積に相当する。
操作検出部302は、RAM201に格納された画像を解析して、ユーザの手102を検出し、手102の動きからユーザ操作を検出し、検出結果を示す操作情報を蓄積制御部307に出力する。
対象物画像読取部303は、対象物検出部301から入力される位置・サイズ情報を利用して、読取台100aに載置された対象物の画像を画像取得部300を経由して詳細に読み取り、読み取った対象物画像を画像処理部304と蓄積制御部307に出力する。
画像処理部304は、対象物画像読取部303から入力される対象物画像を表示可能なサイズの表示画像に変換し、変換結果の画像を表示制御部305に出力する。また、対象物画像を画像解析して対象物画像からメタ情報を抽出し、抽出したメタ情報を蓄積制御部307に出力する。
表示制御部305は、画像処理部304から入力される表示画像およびグループ判定部306から入力されるグループ情報に従い後述するグループ境界画像の画像信号を生成し、画像信号をプロジェクタ209に出力する。
グループ判定部306は、対象物検出部301から入力される位置・サイズの情報を利用して、対象物画像のグループ化を判定し、判定結果を示すグループ情報を表示制御部305と蓄積制御部307に出力する。なお、詳細は後述するが、グループ化は対象物の重畳状態と配置に基づき判定される。
蓄積制御部307は、対象物画像とメタ情報をストレージ207に格納する。その際、詳細は後述するが、操作検出部302から入力される操作情報とグループ判定部306から入力されるグループ情報に従い格納方法を変更する。
[対象物画像読取処理]
以下では、ユーザにより複数の対象物が、順次、読取台100aに載置され、対象物画像を読み取り、ユーザが意図するとおりのグループ分けを行って、対象物画像を保存(蓄積)する例を説明する。
図4により対象物の配置と対象物画像の格納方法の関係例を示し、図5のフローチャートにより実施例1の対象物画像の読取処理を説明する。なお、実施例1では、読取台100aのサイズに比べて対象物のサイズが充分に小さい場合を説明する。
画像読取装置100の電源がオンにされるか読取開始ボタン(不図示)が押されると、対象物画像の読取処理が開始される。なお、対象物画像の読取処理の開始時、表示制御部305は、保存ボタン100cなどのUIを表す画像信号をプロジェクタ208に出力する。
画像取得部300は、イメージセンサ208から逐次画像を取得し、取得した画像をRAM201に格納する(S100)。操作検出部302は、読取台101a上の手102の動きを検出し(S101)、何らかの動きが検出された場合、対象物検出部301は新たな対象物が読取台100aに載置されたか否かを判定する(S102)。
新たな対象物の検出は画像の背景差分によって行う。例えば、何も置かれていない読取台100aの画像を初期の背景画像Img0とし、手102の動きが検出された後の画像をImg1とする。背景画像Img0と画像Img1の差分を求めると、読取台100aに新たな対象物N1が載置されたか否かを検出することができる。
さらに新たな対象物N2が載置された場合も同様である。その場合は対象物N1を含む画像Img1を背景画像として、背景画像Img1と画像Img2の差分を求めば対象物N2を検出することができる。なお、背景差分のみで対象物の載置を検出するだけでなく、画像処理部304により対象物のレイアウトや内容を解析し、その結果を対象物検出部301にフィードバックすれば、より高精度に対象物の載置を検出することができる。
新たな対象物の載置を検出すると、対象物検出部301は、背景差分により、対象物の領域を抽出し、読取台100a上の対象物の位置とサイズを検出し、検出した位置・サイズ情報を生成する(S103)。対象物画像読取部303は、対象物検出部301から入力される位置・サイズ情報に従い、対象物領域から詳細に対象物画像を読み取る(S104)。
次に、グループ判定部306は、対象物検出部301から入力される位置・サイズの情報に基づき、対象物同士の重畳状態を判定する(S107)。そして、重畳がある場合はグループ化処理を行い、処理結果のグループ情報を生成して、グループ情報を表示制御部305と蓄積制御部307に出力する(S108)。実施例1では、読取台100a上で重畳配置された対象物を同じグループとしてグループ化する。なお、重畳配置された対象物が存在しない場合、グループ化処理は行われない。
図4(A)の例では、重畳配置された対象物A1とA2、重畳配置された対象物B1、B2、B3、B4、重畳配置された対象物C1、C2、C3がそれぞれグループ化される。また、実施例1におけるグループ化は、グループが複数存在する場合のグループの入れ子(包含関係)にも対応する。グループの包含関係は、グループの位置情報が所定の位置関係を有するか否かにより判定し、例えば、次のように行う。
(1)グループの間の距離と所定の閾値を比較し、
(2)各グループでy座標が最大の対象物のy座標を比較する。
図4(B)の例では、対象物A1、A2のグループGAと対象物B1、B2、B3、B4のグループGBの間の距離は所定の閾値以下であり、対象物A1のy座標よりも対象物B1のy座標が小さいから、グループGBはグループGAの子グループになる。一方、対象物C1、C2、C3のグループGCとグループGBの間の距離は所定の閾値を超えるので、グループGCは独立したグループになる。
また、図4(C)の例では、グループGCとグループGBの間の距離は所定の閾値以下であり、対象物B1のy座標よりも対象物C1のy座標が小さいから、グループGCはグループGBの子グループ、かつ、グループGAの孫グループになる。
次に、表示制御部305は、グループ判定部306から入力されるグループ情報に基づき、対象物画像のグループ化を示すグループ境界を表す画像(以下、グループ境界画像)を生成し、グループ境界画像の画像信号をプロジェクタ209に出力する(S109)。図4(A)の例では、グループGAを示すグループ境界画像400、グループGBを示すグループ境界画像401、グループGCを示すグループ境界画像402が生成され、表示される。
同様に、図4(B)の例では、グループGAを示すグループ境界画像403、子グループGBを示すグループ境界画像405、グループGCを示すグループ境界画像402が生成され、表示される。また、図4(C)の例では、グループGAを示すグループ境界画像406、子グループGBを示すグループ境界画像407、孫グループGCを示すグループ境界画像408が生成され、表示される。
このようなグループ境界画像によるグループ境界の表示により、ユーザは、読取台100aに載置した対象物の画像がどのようにグループ化されて保存されるかを直感的に把握することができる。
他方、ステップS102において新たな対象物の載置が検出されなかった場合、操作検出部302は、ユーザ指示が入力されたか否かを検出する(S105)。操作検出部302が検出するユーザ指示は、プロジェクタ209が投影する保存ボタン100cをタッチする操作である。保存ボタン100cのタッチが検出されると、蓄積制御部307は、グループ判定部306から入力されるグループ情報に基づきグループ化した対象物画像の画像データをストレージ207に格納する(S106)。
図4(A)の例では、三つのグループに対応する三つのフォルダを作成し、各フォルダに対応する対象物画像の画像データを格納する。
図4(B)の例では、グループGAとGCに対応する二つのフォルダを作成し、各フォルダに対応する対象物画像の画像データを格納する。さらに、グループGAのフォルダ内に子グループGBのフォルダを作成し、当該フィルダに子グループGBの対象物画像の画像データを格納する。
図4(C)の例では、グループGAに対応するフォルダを作成し、当該フォルダにグループGAの対象物画像の画像データを格納する。さらに、グループGAのフォルダ内に子グループGBのフォルダを作成し、当該フィルダに子グループGBの対象物画像の画像データを格納する。さらに、子グループGBのフォルダ内に孫グループGCのフォルダを作成し、当該フィルダに孫グループGCの対象物画像の画像データを格納する。
ステップS106またはS109の処理の後、あるいは、新たな対象物の載置およびユーザ指示の入力が検出されなかった場合、表示制御部305は、対象物画像の読取処理の継続・終了ボタンを表す画像信号をプロジェクタ208に出力する(S110)。なお、対象物画像の読取処理の継続・終了ボタンは保存ボタン100cに代わって表示される。
操作検出部302は、対象物画像の読取処理の継続・終了ボタンのタッチを検出し(S111)、継続ボタンがタッチされた場合は処理をステップS100に戻して対象物画像の読取処理を継続する。また、終了ボタンがタッチされた場合は対象物画像の読取処理を終了する。なお、読取開始ボタンのユーザ操作による対象物画像の読取処理の開始と同様に、読取終了ボタン(不図示)のユーザ操作により対象物画像の読取処理を終了してもよい。
このように、ユーザは、読取台100a上の対象物の配置により、複数の対象物画像をグループ分けして格納する方法を指示することができる。また、グループ境界画像の重畳表示により、指示したグループ分けがフィードバックされ、ユーザは、複数の対象物画像がどのようにグループ分けされ格納されるかを確認して対象物の配置を変更することができる。従って、ユーザの負担が少ない、かつ、直感的な操作を実現することができる。
上記においては、読取台101aに載置された対象物の画像をグループ化する例を説明した。しかし、読取台101aに載置された複数の対象物に重畳がない場合、ユーザはこれら対象物群を個別に扱いたいのか、それとも従来のようにすべての対象物を一つの画像として読込みたいのかを区別するのは難しい。そこで、読取台上に複数の対象物が配置され、かつどの対象物も重なっていない場合は、グループ判定部306においてグループ判定を行わず(保留し)、グループ化の要否判定をユーザに促す表示を表示制御部305が出力するようにしても構わない。
また、本実施例においては、対象物が置かれた順番を特に考慮しなかったが、新しい対象物が対象物検出部301で検出される際に、何番目に置かれた対象物なのかという順番情報をRAM201に保持しても構わない。保持した順番情報は、蓄積制御部307において、保存する順番を決定するのに利用してもよい。また、読み取った対象物の画像と一緒に順番情報を付与して保存しておけば、例えば、印刷を行う場合にその順番通りに印刷が行えるなどの拡張機能に利用することも可能になる。
[応用例]
画像処理部304の機能を拡張すると次の機能が実現可能である。例えば、画像処理部304において、レシートや帳票といった対象物画像に含まれる金銭情報を光学文字認識(OCR)技術を用いて読み取り、それら対象物画像に含まれる金銭情報の合計金額を表示する。つまり、対象物画像から情報を抽出し、グループごとに抽出した情報をまとめて表示する機能が実現可能である。抽出すべき情報は、金銭情報に限らず、物品の数量情報など、まとめることに意味がある情報であればどのようなものでもよい。
図6により応用例を説明する。図6(A)に示すように、グループ700の対象物画像に含まれる金銭情報の合計金額を表示701として表示し、グループ702の対象物画像に含まれる金銭情報の合計金額を表示703として表示する。また、表示704は、読取台100a上に載置された対象物すべてに含まれる金銭情報の合計金額である。これら金額情報は、グループ情報の一部(例えばフォルダ名の一部)として、または、グループの一部(例えばテキストデータ)として対象物画像と合わせてストレージ207に格納される。
また、図6(B)は画像認識技術を利用する別の応用例を示す。図6(B)に示すように、グループ705に含まれる対象物画像からキーワードを抽出して、過去から直前にストレージ207に格納されたグループのキーワードとマッチング処理を行い、関連グループを示す情報を表示する。図6(B)の例では、対象物グループ705のタッチ操作を切っ掛けとして、関連グループを示す情報706、707が表示される。
ユーザは、新たに読み取るグループ705の対象物画像を、過去から直前に読み取った関連グループにグループ化する場合、関連グループを示す情報706または707にタッチする。このタッチ情報はグループ判定部306に入力され、グループ705の対象物画像をグループ化する対象のグループを示す情報として表示制御部305と蓄積制御部307に出力される。
このような操作によれば、新たに読み取る対象物画像の画像データを、過去から直前に読み取った対象物画像の画像データとグループ化して、同じ場所へ簡単に保存することができる。
なお、上記の機能を実行する場合のUIの詳細は示さないが、表示制御部305とプロジェクタ208によってメニュー画面を読取台100aに表示し、ユーザがメニュー画面を操作することで上記機能の実行を指示する。
[情報の付与]
次に、グループ情報として付加情報を付与する例を説明する。グループ判定部306は、対象物の重畳配置により同じグループか否かを判定するが、その際、各グループにおける対象物の重なり具合を判定し、最上部に配置された対象物を特定する特定情報を蓄積制御部307に出力する。
図7により付加情報を付加する処理を説明する。図7(A)の例において、グループGX500において最上部に載置された対象物はP0である。また、グループGY501において最上部に載置された対象物はP7である。つまり、グループ判定部306は、グループGX500について対象物P0を特定する特定情報を出力し、グループGY501について対象物P7を特定する特定情報を出力する。
蓄積制御部307は、グループGXに対応するフォルダを作成し、当該フィルダにグループGXの対象物画像P0、P1、P2、P3、P4の画像データを格納する。さらに、特定情報が示す対象物画像P0をグループGXの代表画像に設定する(対象物画像P0に代表画像を示す情報を付与する)。また、グループGYに対応するフォルダを作成し、当該フォルダにグループGYの対象物画像P5、P6、P7、P8の画像データを格納する。さらに、特定情報が示す対象物画像P7をグループGYの代表画像に設定する。
図7(B)は、グループの入れ子判定と付加情報の付与を説明する図で、グループをGZ1502と、グループをGZ2503が配置され、両グループの間の距離が所定の閾値以下、かつ、対象物P0のy座標が対象物P2〜P9のy座標よりも大きい場合を示す。つまり、グループGZ2503は、グループをGZ1502の子グループと判定される。この場合、蓄積制御部307は、グループGZに対応するフォルダを作成し、当該フォルダに対象物画像P0〜P9の画像データを格納する。さらに、特定情報が示す対象物画像P1を含むグループGZ1に含まれる対象物画像P0とP1をグループGZの代表画像に設定する。
このように、対象物の重なり、さらに各グループの配置を考慮して、グループに付加情報を付与(この例では代表画像を設定)する。
なお、上記では、ユーザの操作性を向上するために、画像が投影可能な読取台100aに対象物を上向きに載置して、上から対象物画像をスキャン(または撮影)し、グループ分けの判定結果を読取台100aに投影する例を説明した。しかし、グループ分けの判定結果を読取台に表示できず他の表示部を用いるなどユーザの操作性は若干悪くなるが、対象物を下向きに載置して下から対象物をスキャン(または撮影)して対象物画像を取得してもよい。その場合も、対象物の重畳状態によるグループ分けの判定は可能である。
以下、本発明にかかる実施例2の画像読取処理を説明する。なお、実施例2において、実施例1と略同様の構成については、同一符号を付して、その詳細説明を省略する。
実施例1では、読取台100aのサイズに比べて対象物のサイズが充分に小さい場合を説明した。しかし、読取台100aのサイズに比べて大きい対象物も存在する。読取台100aに複数の対象物を並置できないサイズの場合、読取台100aに載置した対象物は互いに重畳して、すべて同じグループとして処理される。例えば、読取台100aがA3サイズの場合、読取台100aにA4サイズの複数の対象物をグループ分けして並置することはできない。
実施例2では、読取台100aに、複数の対象物をグループ分けして並置することができない場合に、対象物画像のグループ分けや格納方法を指示可能にする例を説明する。
図8のフローチャートにより実施例2の対象物画像の読取処理を説明する。なお、ステップS100〜S106、S109〜S111の処理は実施例1と同様の処理であり、その詳細説明を省略する。
対象物画像の読み取り(S104)が終了すると、画像処理部304は、対象物の向きを検出する(S121)。対象物の向きは、例えば、位置・サイズ情報と、対象物画像を用いて検出することができる。つまり、画像処理により対象物のエッジを検出し、対象物の短辺と長辺を決定し、長辺に並行する方向を対象物の向きとする。あるいは、対象物のレイアウトや文字認識を行い、レイアウトの向きや文字の並びに基づき対象物の向きを検出すれば、より精度よく対象物の向きを検出することができる。
次に、グループ判定部306は、読取台100aに並置された対象物の向きが同じか否かを判定し(S122)、判定結果に基づき処理を分岐する。ただし、読取台100aに載置された対象物が一つの場合、判定結果は「否」になり、グループ判定部306は第二のグループ化処理(S124)を実行する。しかし、読取台100aに載置された対象物が一つであるからグループ化されることなく、次の処理(S109)に移行する。
グループ判定部306は、読取台100aに載置された複数の対象物の向きが同じ場合は第一のグループ化処理(S123)を実行し、読取台100aに載置された複数の対象物の向きが異なる場合は第二のグループ化処理(S124)を実行する。
図9により実施例2のグループ化処理を説明する。図9(A)は対象物の向きが同じ場合の第一のグループ化処理(S123)を示し、読取台100aを幾つかの領域に分割(図の例ではx方向に二分割)し、ある領域に対象物の中心座標がある対象物をグループ化する。他の領域に対象物の中心座標がある対象物は他のグループにグループ化される。その際、表示制御部305は、グループ境界を示すためにグループ表示600、601、および、境界線602を表示する。
図9(B)は対象物の向きが異なる場合の第二のグループ化処理(S124)を示し、対象物の向きがx軸方向の対象物をグループ化し、対象物の向きがy軸方向の対象物を別のグループにグループ化する。その際、表示制御部305は、グループ境界を示すためにグループ表示603、604を表示する。
このように、対象物の向きにより二つのグループ化処理を切り換えて、読取台100aに比べて対象物のサイズが大きく、複数の対象物をグループ分けして並置することができない場合も、対象物画像のグループ分けや格納方法を指示することができる。
以下、本発明にかかる実施例3の画像読取処理を説明する。なお、実施例3において、実施例1、2と略同様の構成については、同一符号を付して、その詳細説明を省略する。
実施例3では、対象物のサイズを取得し、取得した対象物のサイズに基づき実施例1の対象物画像の読取処理を行うか、実施例2の対象物画像の読取処理を行うかを切り替える例を説明する。なお、例えば対象物が立体物の場合は、前述したように、対象物のサイズは読取台100aに対する投影面積に相当する。
図10のフローチャートにより実施例3の対象物画像の読取処理を説明する。なお、ステップS100〜S111、S121〜S124の処理は実施例1と同様の処理であり、その詳細説明を省略する。
対象物画像の読み取り(S104)が終了すると、画像処理部304は、対象物検出部301は、位置・サイズ情報を参照して、読取台100aのサイズに対する対象物のサイズを判定する(S131)。この判定は例えば次式によって行い、計算された面積比が所定の比率以下の場合、対象物のサイズは読取台100aのサイズに対して小さいと判定する。
AD/AP ≦ Th …(1)
ここで、ADは対象物の面積(投影面積)、
APは読取台100aの面積(画像読取可能な面積)、
Thは所定の比率(閾値、例えば0.4)。
例えば、読取台100aがA3サイズの場合、B5サイズ以下の対象物は小さいと判定され、A4サイズ以上の対象物は大きいと判定される。対象物のサイズが小さい場合、処理はステップS107へ進み、実施例1と同様の処理が実行される。また、対象物のサイズが大きい場合、処理はステップS121へ進み、実施例2と同様の処理が実行される。
このように、読取台100aのサイズと対象物のサイズに応じて処理を切り替えることができる。
[その他の実施例]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (12)

  1. 対象物が載置される読取台と、
    前記読取台に載置された対象物から画像を読み取る読取手段と、
    前記読取台に載置された複数の対象物の配置に基づきグループ化する対象物の画像を判定する判定手段と、
    前記判定の結果に従い、前記読取手段が読み取った複数の対象物の画像をグループ化するグループ化手段とを有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記判定手段は、前記読取台に載置された複数の対象物の重畳状態に基づきグループ化する対象物の画像を判定することを特徴とする請求項1に記載された画像読取装置。
  3. 前記判定手段は、前記グループ化する対象物の画像のグループが複数存在する場合、前記読取台上の、前記グループの間の距離と各グループの位置に基づき、前記複数のグループの包含関係を判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載された画像読取装置。
  4. 前記判定手段は、前記読取台に載置された複数の対象物の中心座標に基づきグループ化する対象物の画像を判定することを特徴とする請求項1に記載された画像読取装置。
  5. 前記判定手段は、前記読取台に載置された複数の対象物の向きに基づきグループ化する対象物の画像を判定することを特徴とする請求項1に記載された画像読取装置。
  6. 前記判定手段は、前記読取台に載置された対象物の面積と前記読取台の面積の比を計算し、前記比が所定の比率以下の場合は前記読取台に載置された複数の対象物の重畳状態に基づきグループ化する対象物の画像を判定し、前記比が前記所定の比率を超える場合は前記読取台に載置された複数の対象物の中心座標または向きに基づきグループ化する対象物の画像を判定することを特徴とする請求項1に記載された画像読取装置。
  7. さらに、前記判定の結果を表す情報を前記読取台に表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載された画像読取装置。
  8. さらに、前記対象物の画像から所定の情報を抽出し、前記抽出した情報を前記対象物の画像のグループごとにまとめる抽出手段を有し、
    前記表示手段は、前記グループごとにまとめられた情報を前記グループごとに前記読取台に表示することを特徴とする請求項7に記載された画像読取装置。
  9. さらに、前記対象物の画像からキーワードを抽出し、前記抽出したキーワードにマッチするグループを表す情報を取得する取得手段を有し、
    前記表示手段は、前記取得された情報を前記読取台に表示することを特徴とする請求項7に記載された画像読取装置。
  10. さらに、前記読取台に表示された前記グループを表す情報を指示するユーザ指示を入力する入力手段を有し、
    前記判定手段は、前記ユーザ指示が指示するグループを、前記キーワードが抽出された対象物の画像をグループ化する対象のグループとすることを特徴とする請求項9に記載された画像読取装置。
  11. 対象物が載置される読取台、読取手段、判定手段、グループ化手段を有する画像読取装置の制御方法であって、
    前記読取手段が、前記読取台に載置された対象物から画像を読み取り、
    前記判定手段が、前記読取台に載置された複数の対象物の配置に基づきグループ化する対象物の画像を判定し、
    前記グループ化手段が、前記判定の結果に従い、前記読取手段が読み取った複数の対象物の画像をグループ化することを特徴とする制御方法。
  12. コンピュータに請求項11に記載された制御方法を実行させるためのプログラム。
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