JP2013251115A - 電線保護構造 - Google Patents

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亨 小林
Tomoyuki Kasajima
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Abstract

【課題】バンド部の切断後の作業効率が低下しない電線保護構造を提供する。
【解決手段】コネクタ10から引き出された電線Wを保護する電線保護構造であって、コネクタ10に組み付けされ、電線Wが収容される電線収容路4が電線配策方向に沿って開口された電線保護カバー1と、電線Wを電線保護カバー1に拘束するバンド部21と、電線Wを電線保護カバー1に拘束した位置でバンド部21をロックするインシュロック部22とを有する拘束バンド20とを備え、電線保護カバー1には、インシュロック部22から引き出され、且つ、切断されたバンド部21の切断箇所を被う保護壁8が設けられた。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタから引き出された電線を保護する電線保護構造に関する。
従来より種々の電線保護構造が提案されている(特許文献1、2参照)。電線保護構造としては、コネクタに電線保護カバーを組み付け、電線保護カバーによって電線を保護するものもある(特許文献3参照)。かかる電線保護構造の一従来例が図9〜図13に示されている。
図9〜図12において、コネクタ110は、コネクタハウジング111とこのコネクタハウジング111内に収容された複数の端子112とを備えている。各端子112には、電線Wがそれぞれ接続されている。これら電線Wがコネクタハウジング111の後面より引き出されている。
電線保護カバー100は、コネクタハウジング111の後面側に組み付けされる。電線保護カバー100は、コネクタハウジング111の後面を被い、且つ、電線配策方向に延びるカバー本体101と、カバー本体101の一端側に設けられたコネクタ組付部102とを有する。カバー本体101は、大略半筒形状であり、その内部に電線収容路104が形成されている。電線収容路104は、電線配策方向に沿って開口部104aを有する。
拘束バンド120は、帯状のバンド部121とこのバンド部121の基端部に固定されたインシュロック部122とから構成されている。バンド部121は、その先端が電線収容路1014に導かれて電線Wの外周を巻回した後に、インシュロック部122に通されている。そして、電線Wを電線保護カバー100にしっかりと拘束した位置でバンド部121がインシュロック部122でロックされている。インシュロック部122からのバンド部121の余長箇所121Aは、切断されている(図12参照)。
コネクタ110への電線保護カバー100及び拘束バンド120の組み付けは、電線保護カバー100の電線収容路104内に開口部104aより電線Wを挿入する。電線Wを収容した電線保護カバー100のコネクタ組付部102をコネクタハウジング111の後面側に嵌合する。次に、電線収容路104内の電線Wを拘束バンド120によって電線保護カバー100に拘束する。インシュロック部122からは、バンド部121の余長箇所121Aが引き出され、このバンド部121の余長箇所121Aを切断すれば完了する。
特開昭63−51518号公報 特開平8−182163号公報 特開2005−26048号公報
しかしながら、前記従来の電線保護構造では、図13に示すように、バンド部121の切断面121aが露出された状態となる。切断面121aのエッジは鋭利である。従って、バンド切断作業後の作業者は、バンド部121の切断面121aに注意しつつ作業しなければならないため、作業効率が低下する等の問題があった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、バンド部の切断後の作業効率が低下しない電線保護構造を提供することを目的とする。
本発明は、コネクタから引き出された電線を保護する電線保護構造であって、前記コネクタに組み付けされ、前記電線が収容される電線収容路が電線配策方向に沿って開口された電線保護カバーと、前記電線を前記電線保護カバーに拘束するバンド部と、前記電線を電線保護カバーに拘束した位置で前記バンド部をロックするインシュロック部とを有する拘束バンドとを備え、前記電線保護カバーには、前記インシュロック部から引き出され、且つ、切断された前記バンド部の切断箇所を被う保護壁が設けられたことを特徴とする電線保護構造である。
前記保護壁は、前記インシュロック部から引き出されるバンド部の余長箇所が貫通されるバンド貫通孔を有し、且つ、前記バンド貫通孔の位置が前記インシュロック部側に変位できるように撓み変形可能に形成されることが好ましい。
本発明によれば、バンド部の切断面は、電線保護カバーの保護壁によって被われるため、その後の作業者は、バンド部の切断面に接触しないように注意を払う必要がない。以上より、バンド部の切断後の作業効率が低下しない。
本発明の一実施形態を示し、組み付け前の拘束バンドと電線保護カバーとコネクタの斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、組み付け状態の拘束バンドと電線保護カバーとコネクタの断面図である。 本発明の一実施形態を示し、コネクタの断面図である。 本発明の一実施形態を示し、組み付け状態の拘束バンドと電線保護カバーとコネクタの斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)は拘束バンドの締結箇所の正面図、(b)は(a)はA−A線の断面図である。 本発明の一実施形態を示し、拘束バンドを電線保護カバーに固定した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)は拘束バンドのバンド部の余長箇所を切断する過程を示す断面図、(b)は拘束バンドのバンド部の余長箇所の切断時を示す要部断面図である。 本発明の一実施形態を示し、拘束バンドのバンド部の余長箇所を切断し、保護壁が弾性復帰した状態を示す断面図である。 従来例を示し、電線保護構造の分解斜視図である。 従来例を示し、電線保護構造の断面図である。 従来例を示し、コネクタの断面図である。 従来例を示し、バンド部の余長箇所を切断した状態を示す電線保護構造の斜視図である。 従来例を示し、バンド部の切断面が露出された状態を示す要部斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図8は本発明の一実施形態を示す。図1〜図5において、コネクタ10は、コネクタハウジング11と、このコネクタハウジング11内に収容された複数の端子12とを備えている。コネクタハウジング11の前面には、相手コネクタ(図示せず)の嵌合口13が開口されている。各端子12は、嵌合口13に臨むようにしてコネクタハウジング11内に収容されている。各端子12には電線Wの端部がそれぞれ接続されている。コネクタハウジング11の後面側は、電線保護カバー1のコネクタ組付部3が嵌合可能に形成されている。この嵌合可能に形成された箇所には、係止爪14が複数箇所に設けられている。複数の電線Wは、コネクタハウジング11の後面側から引き出されている。コネクタハウジング11より引き出された複数の電線Wには、拘束テープ15が巻き付けられ、束ねられている。説明の便宜上、束ねられた複数の電線Wを単に電線Wとして以下説明する。
電線保護構造は、コネクタハウジング11の後面側に組み付けされる電線保護カバー1と、電線Wを電線保護カバー1に拘束する拘束バンド20とを備えている。
電線保護カバー1は、コネクタハウジング11の後面を被い、且つ、電線配策方向に延びるカバー本体2と、カバー本体2の一端側に設けられたコネクタ組付部3とを有する。
カバー本体2は、大略半筒形状である。カバー本体2の内部には、電線配策方向に沿って開口する電線収容路4が形成されている。カバー本体2には、左右一対の電線仮保持片5が設けられている。
一対の電線仮保持片5は、電線収容路4の開口を狭める方向に突出されている。これにより、電線収容路4の開口部4aの寸法は、収容される電線Wの幅より小さく設定されている。一対の電線仮保持片5は、電線収容路4の内側に入り込む方向に傾斜している。従って、各電線仮保持片5の根本から先端に向かって徐々に電線収容路4の内側に入り込む位置とされ、電線Wを電線収容路4の開口部4aに誘導するようになっている。
一対の電線仮保持片5は、電線収容路4の内側への撓み変形によって電線Wの挿入を許容すると共に、電線収容路4に収容された電線Wの外側への移動を阻止する。
開口部4aとは反対側のカバー本体2には、一対のバンド係止部6Aが突設されている。この一対のバンド係止部6Aの両外側には、一対のバンド挿通孔7が開口されている。各バンド挿通孔7は、電線収容路4に開口している。
開口部4aとは反対側のカバー本体2には、下記するインシュロック部22から引き出され、且つ、切断されたバンド部21の切断箇所を被う保護壁8が突設されている。保護壁8には、下記するインシュロック部22から引き出されるバンド部21の余長箇所21A(図6、図7(a)、(b)、図8に示す)が貫通されるバンド貫通孔9が形成されている。保護壁8は、このバンド貫通孔9の位置がインシュロック部22側に変位できるように撓み変形可能に形成されている。
コネクタ組付部3には、係止孔6が複数箇所に設けられている。
拘束バンド20は、帯状のバンド部21とこのバンド部21の基端部に固定されたインシュロック部22とから構成されている。バンド部21には、長手方向に沿って連続的に係止溝(図示せず)が設けられている。インシュロック部22は、バンド部21を通すバンド挿通孔22aと、バンド挿通孔22aに通されたバンド部21の係止溝に係止する係止部(図示せず)とを有する。係止部は、バンド部21のバンド挿通孔22aへの進入方向ではロックせず、バンド部21のバンド挿通孔22aからの抜け方向に対してロックする。バンド部21は、その先端が一方のバンド挿通孔7から電線収容路4に導かれ、電線収容路4内で電線Wの外周を巻回した後に他方のバンド挿通孔7より外部に導かれ、その後インシュロック部22のバンド挿通孔22aに通されている。そして、電線Wを電線保護カバー1にしっかりと拘束した位置でバンド部21がインシュロック部22でロックされている。インシュロック部22からのバンド部21の余長箇所21Aは、切断されている。
次に、電線保護カバー1と拘束バンド20の組み付け作業を簡単に説明する。先ず、電線Wを一対の電線仮保持片5間の開口部4aより電線収容路4に挿入する。電線収容路4に電線Wが収容されると、一対の電線仮保持片5が復帰変形して元の位置に戻り、電線Wが仮係止される。次に、コネクタ組付部3をコネクタハウジング11の後面側に位置合わせして嵌合する。この嵌合によって複数の係止孔6と係止爪14がそれぞれ係止される。これで、電線保護カバー1の組み付けが完了する。
次に、電線収容路4内の電線Wを拘束バンド20によって電線保護カバー1に拘束する。具体的には、図6に示すように、バンド部21の先端側を一方のバンド挿通孔7から電線収容路4に導き、電線収容路4内で電線Wの外周を巻回した後に他方のバンド挿通孔7より外部に導き、インシュロック部22のバンド挿通孔22aに通し、インシュロック部22から引き出されたバンド部21の余長箇所21Aを保護壁8のバンド貫通孔9に通す。そして、電線Wを電線保護カバー1にしっかりと拘束した位置でバンド部21をインシュロック部22にロックする。
次に、図7(a)に示すように、保護壁8に外力F(図7(a)に示す)を作用させ、インシュロック部22側に撓み変形させ、バンド貫通孔9から引き出されたバンド部21の余長箇所21Aを切断する(図7(b)参照)。その後、保護壁8への外力を解除し、保護壁8を元の状態に戻す。これにより、図8に示すように、バンド部21の切断面21aが保護壁8のバンド貫通孔9より少なくとも突出しない位置に位置する。つまり、バンド部21の切断面21aが保護壁8によって被われる。
従って、バンド部21の切断面21aは、電線保護カバー1の保護壁8によって被われるため、その後の作業者は、バンド部21の切断面21aに接触しないように注意を払う必要がない。以上より、バンド部21の切断後の作業効率が低下しない。
保護壁8は、インシュロック部22から引き出されるバンド部21の余長箇所21Aが貫通されるバンド貫通孔9を有し、且つ、バンド貫通孔9の位置がインシュロック部22側に変位できるように撓み変形可能に形成されている。従って、バンド部21の余長箇所21Aを保護壁8の外側で切断することができるため、切断作業性が良い。又、バンド部21の余長箇所21Aの切断作業の後に保護壁8への外力を解除するだけで、バンド部21の切断面21aが保護壁8に自動的に被われるため、確実にバンド部21の切断面21aを保護壁8に被うことができる。
1 電線保護カバー
2 カバー本体
4 電線収容路
8 保護壁
9 バンド貫通孔
10 コネクタ
20 拘束バンド
21 バンド部
21A 余長箇所
22 インシュロック部
W 電線

Claims (2)

  1. コネクタから引き出された電線を保護する電線保護構造であって、
    前記コネクタに組み付けされ、前記電線が収容される電線収容路が電線配策方向に沿って開口された電線保護カバーと、
    前記電線を前記電線保護カバーに拘束するバンド部と、前記電線を電線保護カバーに拘束した位置で前記バンド部をロックするインシュロック部とを有する拘束バンドとを備え、
    前記電線保護カバーには、前記インシュロック部から引き出され、且つ、切断された前記バンド部の切断箇所を被う保護壁が設けられたことを特徴とする電線保護構造。
  2. 請求項1記載の電線保護構造であって、
    前記保護壁は、前記インシュロック部から引き出されるバンド部の余長箇所が貫通されるバンド貫通孔を有し、且つ、前記バンド貫通孔の位置が前記インシュロック部側に変位できるように撓み変形可能に形成されたことを特徴とする電線保護構造。
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