JP2013250679A - 情報入出力装置 - Google Patents

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泰男 中田
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Abstract

【課題】所望の操作ボタンを指などで指し示した画面上の座標の近くに配置させることができる使い勝手のよい情報入出力装置を提供する。
【解決手段】情報入出力装置1は、表示部10の画面上の指し示された座標の近くに、当該画面において操作可能な操作ボタンを表示する制御部30を備える。制御部30は、座標入力部20からの信号より概ね同じ座標が指し示され続ける時間である継続時間を計測し、計測した時間に応じて、指し示された座標の近くに表示する操作ボタンの組み合わせを異ならせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、物体を接触させたり近接させたりすることで、画面に対して画面上の座標を指し示し、これにより、座標に応じて設定されている指示を入力する情報入出力装置に関する。
近年、指などを用いてディスプレイの表示画面に直接タッチすることにより、情報入力を行うことが可能なタッチセンサ内蔵型の表示装置の開発が進んでいる。タッチセンサには、電極の接触位置を検知する接触式や、静電容量の変化を利用した静電容量式のほか、光学的に指などを検知する光学式もある。
タッチセンサ内蔵型の表示装置を利用した情報入出力装置としては、スマートフォンやタブレット端末などの小型のものから、電子黒板やデジタルサイネージなどの巨大なサイズのものまである。
このような情報入出力装置の一例として、例えば、特許文献1には、ユーザの指の移動を極力少なくして操作できるように、画面が一定時間指し示されることで、画面上に複数配置された入力アイコンのうちの指に近い位置にある幾つかの入力アイコンを、自動的に指の周囲に再配置させるタッチパネルを備えた表示装置が開示されている。
特開2011−210083号公報(2011年10月20日公開)
しかしながら、上述のような特許文献1では、入力アイコンを指に近い位置にある入力アイコンから順に、予め設定した数だけ再配置させる構成である。そのため、操作したい所望の入力アイコンから離れた位置を指し示した場合は、再配置された入力アイコンの中に所望の入力アイコンが含まれていないことがあり得る。そのような場合、操作者は、指し示す場所を変えて初めからやり直さなければならない。
また、指の周囲に再配置される入力アイコンの数は、設定数に固定されている。そのため、設定数が無駄に多くなると指等の移動量が多くなり、逆に少なすぎると所望の入力アイコンが再配置されたものの中に含まれなくなり、使い勝手がよくないといった不具合もある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、その目的は、より使い勝手よく、所望の操作ボタンを指などで指し示した画面上の座標の近くに配置させることができる情報入出力装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の情報入出力装置は、画面に対して画面上の座標を指し示すことで、座標に応じて設定されている指示を入力する情報入出力装置であって、画面上の指し示された座標の近くに、当該画面において操作可能な操作ボタンを表示する制御部を備え、上記制御部は、概ね同じ座標が指し示され続ける継続時間に応じて、指し示された座標の近くに表示する操作ボタンの組み合わせを異ならせることを特徴としている。
これによれば、同じ座標が指し示し続けられる継続時間によって、指し示された座標の近くに表示される操作ボタンの組み合わせが変化する。したがって、継続時間と表示される操作ボタンの組み合わせとの関係を覚えることで、操作者は、表示させたい操作ボタンの組み合わせに応じた時間だけ概ね同じ座標を指し示し続けることで、指し示された座標の近くに、表示させない操作ボタンを表示させることができる。
これにより、指し示した位置によっては、操作ボタンが表示されないというような不具合や、無駄に多くの操作ボタンが表示されたり、逆に所望の操作ボタンが含まれていなかったりするといった不具合もなく、所望の操作ボタンを指などで指し示した画面上の座標の近くに配置させることができる使い勝手のよい情報入出力装置を提供することができる。
本発明の情報入出力装置は、さらに、上記制御部は、上記継続時間が長くなるほど多くの操作ボタンを表示し、その際に、使用頻度の高い操作ボタンを優先して表示する構成とすることが好ましい。
これによれば、概ね同じ座標を指し示し続ける継続時間の長さに応じて、使用頻度の高い操作ボタンから使用頻度の低い操作ボタンまで表示させることができる。つまり、使用頻度の高い操作ボタンを表示させたければ、短い時間だけ概ね同じ座標を押し続け、使用頻度の低い操作ボタンを表示させたい場合は、概ね同じ座標を長く押し続ければよい。これにより、より一層、使い勝手のよい情報入出力装置とできる。
本発明の情報入出力装置は、さらに、上記制御部は、上記継続時間を視覚的に表示する構成とすることもできる。
これによれば、概ね同じ座標を押し続けている時間を表示部において視覚的に視認できるので、操作者はより簡単に、所望の操作ボタンが含まれる組み合わせを表示させることができる。
本発明の情報入出力装置は、さらに、上記制御部は、画面上の座標が指し示される直前における、予め定められた画面に対する操作の有無に応じても、さらに表示する操作ボタンの組み合わせを異ならせる構成とすることもできる。
これによれば、画面上の座標が指し示される直前に、予め定められた画面に対する操作が成されたか否かにて、表示させる操作ボタンの組み合わせをさらに異ならせることができる。したがって、操作ボタンの組み合わせをより多く、指などで指し示した画面上の座標の近くに配置させることができる。
この場合、上記予め定められた画面に対する操作が、処理したい領域を指定する操作であり、制御部は、上記予め定められた画面に対する操作が成された場合に、処理したい領域に応じた操作ボタンを表示する構成とすることもできる。
これによれば、領域を指定した上で実施できる処理の操作ボタンを表示させることが可能となり、操作ボタンの組み合わせをより多く、指などで指し示した画面上の座標の近くに配置させることができる。
上記課題を解決するために、本発明の情報入出力装置は、表示部の画面に対して画面上の座標を指し示すことで、座標に応じて設定されている指示を入力する情報入出力装置であって、画面上の指し示された座標の近くに、当該画面において操作可能な操作ボタンを表示する制御部を備え、上記制御部は、画面上の座標が指し示される直前における、予め定められた画面に対する操作の有無に応じて、表示する操作ボタンの組み合わせを異ならせることを特徴としている。
これによれば、概ね同じ座標が指し示し続けられる直前に、予め定められた画面に対する操作が成されたかどうかで、指し示された座標の近くに表示される操作ボタンの組み合わせが変化する。したがって、予め定められた画面に対する操作を行った場合と、行わなかった場合とで、表示される操作ボタンの組み合わせとの関係を覚えることで、操作者は、表示させたい操作ボタンの組み合わせに応じて、予め定められた画面に対する操作を行うか否かを選択することで、指し示された座標の近くに、表示させない操作ボタンを表示させることができる。
これにより、指し示した位置によっては、操作ボタンが表示されないというような不具合や、無駄に多くの操作ボタンが表示されたり、逆に所望の操作ボタンが含まれていなかったりするといった不具合もなく、所望の操作ボタンを指などで指し示した画面上の座標の近くに配置させることができる使い勝手のよい情報入出力装置を提供することができる。
この場合、上記予め定められた画面に対する操作が、処理したい領域を指定する操作であり、制御部は、上記予め定められた画面に対する操作が成された場合に、処理したい領域に応じた操作ボタンを表示する構成とすることもできる。
これによれば、領域を指定した上で実施できる処理の操作ボタンを表示させることが可能となり、操作ボタンの組み合わせをより多く、指などで指し示した画面上の座標の近くに配置させることができる。
また、本発明の情報入出力装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記情報入出力装置における上記制御部として動作させることにより上記制御部をコンピュータにて実現させるプログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明によれば、指し示した位置によっては、操作ボタンが表示されないというような不具合や、無駄に多くの操作ボタンが表示されたり、逆に所望の操作ボタンが含まれていなかったりするといった不具合もなく、所望の操作ボタンを指などで指し示した画面上の座標の近くに配置させることができる使い勝手のよい情報入出力装置を提供することができる。
本発明の実施の一形態に係る情報入出力装置の概略構成を表すブロック図である。 上記情報入出力装置の表示部に表示される汎用型メニューに含まれる操作ボタンの種類を示す説明図である。 上記情報入出力装置の表示部に表示される領域型メニューに含まれる操作ボタンの種類を示す説明図である。 上記情報入出力装置の表示部に、汎用型メニューを表示させる操作を示す説明図である。 上記情報入出力装置の表示部に、領域型メニューを表示させる操作を示す説明図である。 上記情報入出力装置における表示処理のフローチャートである。 上記情報入出力装置における汎用型メニューの別の表示例を示す説明図である。 上記情報入出力装置における領域指定操作の別の例を示す説明図である。
本発明の実施の形態について図1〜図8に基づいて説明すれば以下のとおりである。
図1は、本実施の形態に係る情報入出力装置の概略構成を表すブロック図である。情報入出力装置1は、例えば指やスタイラス等を用いて情報入力を行う、いわゆるタッチセンサ機能を有する表示装置である。
図1に示すように、情報入出力装置1は、表示部10と、座標入力部20と、制御部30と、記憶部40とを備える。
表示部10は、映像や文字、図形などの表示情報を、情報入出力装置1に対する操作指示を受け付ける操作ボタンなどと共に表示するものである。表示部10としては、液晶パネルや、有機EL(Electro−Luminescence)、プラズマディスプレイなどを用いることができる。
座標入力部20は、表示部10の画面上の座標を入力するものである。座標入力部20には、圧力検出方式、抵抗膜方式、静電容量方式、電磁誘導方式等のタッチセンサを用いることができる。操作者は、表示部10の画面上を指やペン等で触れることによって、表示部10の上層に配置されている座標入力部20に指等が触れている特定の場所の押圧力、電気抵抗、電気容量、弾性波のエネルギーなどが変化する。それら変化量を検出することによって、指等が触れた画面上の座標が特定される。
座標入力部20には、光学的に指等を検知する光学式のタッチセンサを用いることもできる。光学式のタッチセンサでは、例えば、画像表示光等を利用して表示画面に近接する物体を照らし、その物体において反射された光に基づいて、指等が触れた画面上の座標(Xn, Yn)が特定される。光学式の場合、文字通り物体が表示部10の画面に接触する場合だけでなく、物体が表示部10の画面に非接触で、かつ画面から所定の高さまでの空間に存在する場合についても検出できる。
記憶部40は、HDD等の不揮発性の記憶媒体およびそれら記憶媒体に対してデータの読み出しおよび書き込みを行うものである。この記憶部40には、表示部10の画面上において、各操作ボタンを選択すると実行される機能情報の他、表示情報などを記憶している。
制御部30は、CPUやRAMで構成され、表示部10、座標入力部20および記憶部40と接続されている。制御部30は、操作者の指等が座標入力部20に接触するなどして、画面上の座標が指し示されると、指し示された座標に操作ボタンが表示されている場合は、当該操作ボタンに設定されている機能(処理)を実行する。
一方、制御部30は、指し示された座標に操作ボタンが表示されていない場合は、指し示された座標の近くに、当該画面において操作可能な操作ボタンを表示する。
指し示された座標の近くに表示するとは、情報入出力装置1が、スマートフォンやタブレット装置などの小型のものであれば、腕を殆ど動かすことなく指の動きだけで、操作ボタンを操作できる所定の範囲である。また、情報入出力装置1が電子黒板などの大型のものである場合は、ポインターを用いて操作することも考えられるので、指し示された座標の近くに表示するとは、ポインターで操作ボタンを選択する際の操作性、および操作ボタン自体の大きさなどを考慮して、情報入出力装置1がスマートフォンやタブレット装置などの小型の場合よりも広い所定の範囲となる。
本実施の形態においては、制御部30は、座標を指し示す直前に、予め定める画面に対する操作が成されたか否か、並びに概ね同じ座標を指し示し続ける時間に応じて、表示する操作ボタンの組み合わせを異ならせる。以下、概ね同じ座標を指し示し続ける時間を入力継続時間とも称する。
ここで言う概ね同じ座標とは、指やスタイラスなどで指し示される領域の中心座標およびその周囲の座標のことである。座標入力部20が光学式を用いた非接触タイプの場合や、情報入出力装置1が大型の電子黒板などであった場合、手ぶれなどでスタイラスの先端にて指し示す位置が若干ずれることが考えられる。このような場合もカバーできるように、制御部30は、最初に検出した中心座標の周囲の座標(許容範囲内の位置変化)が新たに中心座標として検出されたとしても、同じ座標が続けて指し示されていると判断する。
なお、本実施の形態では、予め定める画面に対する操作の有無、および座標を指し示し続ける時間の両方に応じて、表示する操作ボタンの組み合わせを変更する構成を例示するが、予め定める画面に対する操作の有無、あるいは座標を指し示し続ける時間の何れか一方のみを条件として、表示する操作ボタンの組み合わせを変更する構成であってもよい。
本実施の形態では、座標を指し示す直前に実施する予め定める画面に対する操作として、編集したい領域を囲むなどして指定する操作(領域指定操作)を例示する。制御部30は、座標を指し示す直前に領域指定操作がなされた場合は、表示する操作ボタンの組み合わせとして「領域型メニュー」を表示し、領域指定操作が成されなかった場合は「汎用型メニュー」を表示する。
図2に、汎用型メニューに含まれる操作ボタンの種類を示す。左から順に、「ペンポイント」「カラー」「カット」「ペースト」「コピー」「サーチ」「セーブ」「メール」‥である。汎用型メニューに含まれる操作ボタンは、表示しているデータに対して実施を指示できる操作ボタン(操作可能な操作ボタン)である。
一方、図3に、領域型メニューに含まれる操作ボタンの種類を示す。左から順に、「カット」「コピー」「拡大」「縮小」「セーブ」「メール」「カラー」「サーチ」‥である。領域型メニューに含まれる操作ボタンは、表示しているデータにおける領域指定された領域に含まれる対象部に対して実施を指示できる操作ボタン(操作可能な操作ボタン)である。
図2、図3の例では、汎用型メニューおよび領域型メニューにおいて、含まれる操作ボタンの項目は一部共通している。領域型メニューには、領域を指定することで始めて可能になる、「拡大」および「縮小」が含まれている。「拡大」および「縮小」は、汎用型メニューには含まれていない。
制御部30は、汎用型メニューあるいは領域型メニューを表示するにあたり、概ね同じ座標を指し示し続ける時間である入力継続時間に応じて、表示する操作ボタンの組み合わせを異ならせる。より具体的には、操作ボタンの数を異ならせる。制御部30は、入力継続時間が、設定時間1以上設定時間2未満である比較的短い場合(第1段階)には、使用頻度の高い操作ボタンのみを表示し、設定時間2以上設定時間3未満である中程度に長い場合(第2段階)には、使用頻度の高いものから順に第1段階よりも多い数の操作ボタンを表示し、設定時間3以上(第3段階)となると、使用頻度の低い操作ボタンも含む第2段階よりもさらに多い数の操作ボタンを表示する(使用頻度の高い操作ボタンを優先して表示)。
本実施の形態の例では、設定時間1を「0.5秒」、設定時間2を「1.0秒」、設定時間3を「1.5秒」とし、第1段階では使用頻度の高いものから順に2個、第2段階では使用頻度の高いものから順に5個、第3段階では使用頻度の高いものから順に8個の操作ボタンを表示するように設定されている。設定時間1〜3、および第1〜第3の各段階で表示する操作ボタンの個数などは任意に設定できるように構成することが好ましい。
制御部30は、操作ボタンの使用頻度を管理する機能を有しており、操作可能な操作ボタンを使用頻度の高いものから順に並べて、番号の小さいものから順に、各段階に設定された設定数に基づいて表示する。なお、制御部30が、操作ボタンの使用頻度を管理する機能を有していない場合は、ユーザが使用頻度の高いものから順に、各段階で表示される操作ボタンの組み合わせを指定するようにしてもよい。
また、制御部30は、概ね同じ座標が指し示し続けられる時間(入力継続時間)が、操作者にイメージで伝わるように、入力継続時間の長さを視聴覚的に伝えるようになっている。具体的には、制御部30は、表示部10を用いて、例えば、図4に示すように、入力継続時間に対応した径を有するリングR(R1、R2、R3)を、入力継続時間に応じて表示する。リングRの中心は、指し示されている座標であり、リングR1、R2、R3は同心円である。
入力継続時間が、設定時間1以上設定時間2未満までは、最も径の小さいリングR1を表示し、設定時間2以上となると、リングR1を消して中程度の径を有するリングR2を表示し、設定時間3以上となると、リングR2を消して最も大きい径を有するリングR3を表示する。リングR2あるいはR3を表示するにあたり、先に表示されていたリングR1あるいはリングR1、R2を、グレイアウト表示のように、選択できなことを視覚的に表現した状態で残してもよい。
また、表示部10がカラー表示可能であれば、各リングRの色を異ならせてもよい。さらに、情報入出力装置1が音を出す機能を有している場合には、リングRの大きさを変更するタイミングで、メロディーを変化させたり、音階を変化させたりして、操作者に表示されるメニューが変わることを、効果的に知らせるようにしてもよい。
本実施の形態においては、制御部30は、概ね同じ座標を指し示し続けられる操作の修了(指し示し修了)を検知すると、入力継続時間に応じて、設定された個数分の操作ボタンを表示する。その際に、制御部30は、図4に示すように、指し示されている座標を中心として表示している上記リングRの上に重ねて操作ボタンを表示する。そのため、本実施の形態では、上記リングR1、R2、R3の各径は、設定数の操作ボタンを表示できるようなサイズに設定されている。
図4は、表示部10に、汎用型メニューを表示させる操作を示す説明図である。領域指定操作がなされず、操作ボタン以外の領域が、設定時間1以上指し示し続けられることで、入力継続時間に応じて、3種類の汎用型メニュー(1)〜(3)のいずれかが表示される。第1段階で表示される汎用型メニュー(1)には、「ペンポイント」「カラー」の2つの操作ボタンが、リングR1の上に表示されている。第2段階で表示される汎用型メニュー(2)には、「ペンポイント」「カラー」に加えて、「カット」「ペースト」「コピー」の5つの操作ボタンが、リングR2の上に表示されている。第3段階で表示される汎用型メニュー(3)には、さらに、「サーチ」「セーブ」「メール」を加えた8つの操作ボタンが、リングR3の上に表示されている。
図5は、表示部10に、領域型メニューを表示させる操作を示す説明図である。領域指定操作がなされ、指定された領域内が、設定時間1以上指し示し続けられることで、入力継続時間に応じて、3種類の領域型メニュー(1)〜(3)のいずれかが表示される。ここでは、立体斜視図にて示す円グラフ55を処理対象物としており、円グラフ55を、例えばスタイラス50で囲うなどの領域指定処理を行う。このとき、制御部30が、スタイラス50の奇跡60を、少なくとも領域内(奇跡60の内側)を指定する次の操作が完了するまで表示させる構成とすることが好ましい。
なお、領域内の座標を指し示すことで、指し示し続ける時間である入力継続時間の長さに応じて、径の異なる3種類のリングR1〜R3が順次表示される点、および指し示し続けられる操作の修了を検出したタイミングで、上記リングR1、R2あるいはR3の上に重ねて設定数の操作ボタンを表示する点は、図4で示した汎用型メニューと同じである。但し、図5に示すように、領域指定操作が処理対象物を円で囲う操作である場合、奇跡60の円とリングR1〜R3が重なって視認し辛くなる恐れがある。そのため、本実施の形態では、上記リングR1〜R3を楕円として表示し、領域型メニュー(1)〜(3)を表示するタイミングで、円形とし、その上に重ねて操作ボタンを表示する構成としている。
そして、以上のような機能に担うために、制御部30には、表示部10に表示されている表示内容の情報と、座標入力部20から入力される操作者が指し示した座標の情報とから、操作者に指示された内容を検出する操作検出部と、表示部10を制御する表示制御部と、座標入力部20から入力される操作者が指し示した座標の情報から、入力継続時間を計測する時間計測部とを備えている。
図6に、情報入出力装置1における表示処理のフローチャートを示す。まず、ステップS1に示すように、操作者が、表示部10の上層に配置される座標入力部20をスタイラス50などで触れる。このとき、スタイラス50で指し示された表示部10上の座標を座標入力部20が検知する。そして、ステップS2に示すように、操作者が指し示している表示部10上の座標が、操作ボタンが表示されている操作ボタン領域でないかを判断する。操作ボタンは、操作画面において処理の内容や対象を小さな絵や図形で表現したものであるので、画面上に小さな絵や図形に相当する面積分の領域を有している。この領域が操作ボタン領域である。
ステップS2で、「YES」の場合(指し示されている座標が操作ボタンであった場合)は、その操作ボタンを選択したと認識し、S17に進んでその操作ボタンの処理を実行させる。
一方、ステップS2で、「NO」の場合(指し示されている座標が操作ボタンでない場合)は、ステップS3に進み、座標入力部20にて検知される座標より、ある領域を囲う領域指定操作がなされたかどうかを判断する。ここで、「YES」の場合(領域指定操作がなされた場合)は、ステップS4に進んで領域型メニューの表示処理に進む。一方、「NO」の場合(領域指定操作が成されたかった場合)は、ステップS21に移行して、汎用型メニューの表示処理に進む。
まず、領域型メニューの表示処理に進んだ場合から説明する。ステップS4においては、制御部30は、指し示されている座標が、ステップS3で指定された領域内に位置するか否かを判断する。ここで、「NO」の場合(指定領域外であった場合)は、ステップS18に移行して、ステップS1からこれまでの間に受け付けた操作を全てキャンセルする。
一方、ステップS4で、「YES」の場合(指定領域内であった場合)は、ステップS5に進み、入力継続時間が設定時間1以上となったか否かを判断する。ここで、「NO」の場合(設定時間1未満の場合)はステップS18に移行して、ステップS1からこれまでの間に受け付けた操作を全てキャンセルする。
一方、ステップS5で、「YES」の場合(設定時間1以上の場合)は、ステップS6に進んでリングR1を表示する。続いて、ステップS7にて、スタイラス50が表示部10の画面から離されるなどして概ね同じ座標を指し示す操作が修了したか否かを判断する。ここで、「YES」の場合(操作の修了を検知した場合)は、ステップS16に移行して、指し示されていた座標の近くに、領域型メニュー(1)を表示する。
一方、ステップS7にて、「NO」の場合(操作の修了を検知しない場合)は、ステップS8に進み、入力継続時間が設定時間2以上となったか否かを判断する。ここで、「NO」の場合(設定時間2未満の場合)はステップS7に戻る。一方、ステップS8で、「YES」の場合(設定時間2以上の場合)は、ステップS9に進んでリングR2を表示する。
続いて、ステップS10にて、再び概ね同じ座標を指し示す操作が修了したか否かを判断する。ここで、「YES」の場合(操作の修了を検知した場合)は、ステップS15に移行して、指し示されていた座標の近くに、領域型メニュー(2)を表示する。
一方、ステップS10にて、「NO」の場合(操作の修了を検知しない場合)は、ステップS11に進み、入力継続時間が、設定時間3以上となったか否かを判断する。ここで、「NO」の場合(設定時間3未満の場合)は、ステップS10に戻る。一方、ステップS8で、「YES」の場合(設定時間3以上の場合)は、ステップS12に進んでリングR3を表示する。
続いて、ステップS13にて、再び座標を指し示す操作が修了したか否かを判断する。ステップS13は、「YES」と判断するまで繰り返される。ステップS13で「YES」と判断(操作の修了を検知)すると、ステップS14に進んで、指し示されていた座標の近くに、領域型メニュー(3)を表示する。
一方、ステップS3で「NO」と判断し、ステップS21に移行して、汎用型メニューの表示処理に進んだ場合は、S5〜S18と同様の処理であるS21〜33を実施して、指し示されていた座標の近くに、入力継続時間に応じて、汎用型メニュー(1)、汎用型メニュー(2)あるいは汎用型メニュー(3)を表示する。
以上のように、本実施の形態では、情報入出力装置1は、画面上の指し示された座標の近くに、当該画面において操作可能な操作ボタンを表示する制御部30を備え、制御部30は、概ね同じ座標が指し示され続ける継続時間、および予め定められた画面に対する操作の有無に応じて、表示する操作ボタンの組み合わせを異な指し示された座標の近くに表示する操作ボタンの組み合わせを異ならせるものである。
これにより、指し示した位置によっては、操作ボタンが表示されないというような不具合や、無駄に多くの操作ボタンが表示されたり、逆に所望の操作ボタンが含まれていなかったりするといった不具合もなく、所望の操作ボタンを指などで指し示した画面上の座標の近くに配置させることができる使い勝手のよい情報入出力装置を提供することができる。
また、本実施の形態では、情報入出力装置1は、汎用型メニュー(1)〜(3)、領域型メニュー(1)〜(3)を表示する具体例として、指し示されている座標近くに表示されるリングR1、R2、R3に重ねて表示する例を挙げた。しかしながら、例えば図7に、汎用型メニューの表示例を示すように、指し示されている座標近くに、直線状に操作ボタンを並べて表示してもよい。
また、本実施の形態では、情報入出力装置1は、概ね同じ座標を指し示し続けられる操作の修了(指し示し修了)を検知したタイミングで、操作ボタンを表示する例を挙げた。しかしながら、図7に示すように、入力継続時間が設定時間1以上となった時点で汎用型メニュー(1)が表示され、入力継続時間が設定時間2以上となった時点で汎用型メニュー(2)に切り替わり、入力継続時間が設定時間3以上となった時点で汎用型メニュー(3)に切り替わる構成としてもよい。
さらに、本実施の形態では、情報入出力装置1は、領域指定操作として、領域を円形で囲う構成を例示したが、図8に示すように矩形で囲ってもよい。また、事前に行う操作として、予め編集したい領域を囲むなどして指定する領域指定操作を例示したが、領域指定に限らず、例えば、円を描いてから、その中を指し示す操作にて、設定時間3を超える操作でも表示されないような、使用頻度の低い操作ボタンを表示させなどとしてもよい。
また、情報入出力装置1において、制御部30に含まれる各機能ブロック、すなわち、操作検出部、表示制御部、時間計測部は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、情報入出力装置1の制御部30は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである情報入出力装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記情報入出力装置1に供給し、制御部30のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM(登録商標)/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、情報入出力装置1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、タッチセンサ内蔵型の表示装置を利用した、スマートフォンやタブレット端末などの小型のものから、電子黒板やデジタルサイネージなどの巨大なサイズのものにまで利用することができる。
1 情報入出力装置
10 表示部
20 座標入力部
30 制御部
40 記憶部
50 スタイラス
55 円グラフ
60 奇跡
R リング
R1〜R3 リング

Claims (8)

  1. 画面に対して画面上の座標を指し示すことで、座標に応じて設定されている指示を入力する情報入出力装置であって、
    画面上の指し示された座標の近くに、当該画面において操作可能な操作ボタンを表示する制御部を備え、
    上記制御部は、概ね同じ座標が指し示され続ける継続時間に応じて、指し示された座標の近くに表示する操作ボタンの組み合わせを異ならせることを特徴とする情報入出力装置。
  2. 上記制御部は、上記継続時間が長くなるほど多くの操作ボタンを表示し、その際に、使用頻度の高い操作ボタンを優先して表示することを特徴とする請求項1に記載の情報入出力装置。
  3. 上記制御部は、上記継続時間を視覚的に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報入出力装置。
  4. 上記制御部は、画面上の座標が指し示される直前における、予め定められた画面に対する操作の有無に応じても、さらに表示する操作ボタンの組み合わせを異ならせることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の情報入出力装置。
  5. 上記予め定められた画面に対する操作が、処理したい領域を指定する操作であり、
    制御部は、上記予め定められた画面に対する操作が成された場合に、処理したい領域に応じた操作ボタンを表示することを特徴とする請求項4に記載の情報入出力装置。
  6. 請求項1から5の何れか1項に記載の情報入出力装置を動作させるためのプログラムであり、コンピュータを上記情報入出力装置の制御部として動作させるためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能に格納した記録媒体。
  7. 画面に対して画面上の座標を指し示すことで、座標に応じて設定されている指示を入力する情報入出力装置であって、
    表示部の画面上の指し示された座標の近くに、当該画面において操作可能な操作ボタンを表示する制御部を備え、
    上記制御部は、画面上の座標が指し示される直前における、予め定められた画面に対する操作の有無に応じて、表示する操作ボタンの組み合わせを異ならせることを特徴とする情報入出力装置。
  8. 上記予め定められた画面に対する操作が、処理したい領域を指定する操作であり、
    制御部は、上記予め定められた画面に対する操作が成された場合に、処理したい領域に応じた操作ボタンを表示することを特徴とする請求項7に記載の情報入出力装置。
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