JP2013250233A - 位置特定装置、位置特定方法及び位置特定プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】反射された電磁波によって位置が特定されて、正確な位置が検出されない。
【解決手段】複数の発信機からの電磁波を受信する受信部と、前記受信部で受信した電磁波のうち、予め定められた条件に合致した反射波が含まれる電磁波に対応した発信機を特定する発信特定部と、前記受信部で電磁波が受信された前記複数の発信機のうち、前記発信特定部により特定された前記発信機の重み付けを、前記複数の発信機のうちの他の発信機の重み付け以下に設定して、前記受信部の位置を特定する位置特定部とを備える。
【選択図】図7
【解決手段】複数の発信機からの電磁波を受信する受信部と、前記受信部で受信した電磁波のうち、予め定められた条件に合致した反射波が含まれる電磁波に対応した発信機を特定する発信特定部と、前記受信部で電磁波が受信された前記複数の発信機のうち、前記発信特定部により特定された前記発信機の重み付けを、前記複数の発信機のうちの他の発信機の重み付け以下に設定して、前記受信部の位置を特定する位置特定部とを備える。
【選択図】図7
Description
本発明は、位置特定装置、位置特定方法及び位置特定プログラムに関する。
電磁波を利用して、室内での位置を検出する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
[特許文献1] 特開2010−49374号公報
[特許文献1] 特開2010−49374号公報
しかしながら、室内では、壁、天井等によって電磁波が反射される。この反射された電磁波によって位置が特定されて、正確な位置が検出されないといった課題がある。
本発明の第1の態様においては、複数の発信機からの電磁波を受信する受信部と、前記受信部で受信した電磁波のうち、予め定められた条件に合致した反射波が含まれる電磁波に対応した発信機を特定する発信特定部と、前記受信部で電磁波が受信された前記複数の発信機のうち、前記発信特定部により特定された前記発信機の重み付けを、前記複数の発信機のうちの他の発信機の重み付け以下に設定して、前記受信部の位置を特定する位置特定部とを備える位置特定装置を提供する。
本発明の第2の態様においては、複数の発信機からの電磁波を受信部により受信する受信段階と、前記受信段階で受信した電磁波のうち、予め定められた条件に合致した反射波が含まれる電磁波に対応した発信機を特定する発信特定段階と、前記受信段階で電磁波が受信された前記複数の発信機のうち、前記発信特定段階により特定された前記発信機の重み付けを、前記複数の発信機のうちの他の発信機の重み付け以下にして、前記受信部の位置を特定する位置特定段階とを備える位置特定方法を提供する。
本発明の第3の態様においては、複数の発信機からの電磁波を受信部により受信する受信機能と、前記受信機能で受信した電磁波のうち、予め定められた条件に合致した反射波が含まれる電磁波に対応した発信機を特定する発信特定機能と、前記受信機能で電磁波が受信された前記複数の発信機のうち、前記発信特定機能により特定された前記発信機の重み付けを、前記複数の発信機のうちの他の発信機の重み付け以下にして、前記受信部の位置を特定する位置特定機能とをコンピュータに実行させる位置特定プログラムを提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、iGPSシステム10が設けられた工場の概略図である。図1に示すように、iGPSシステム10は、工場20の柱22または梁24に設けられた複数の発信機12と、工場20の機械等の特定対象物26に設けられた位置特定装置14とを備える。
発信機12は、対象の3次元の位置を特定できる発信波SRを出力する。発信波SRは、電磁波であって、例えば、770nmから800nmの波長を有する赤外線である。発信波SRは、回転しつつ狭い方向に常時発光する一対のファンビームFB1、FB2と、周期的に全方位に発光するストロボライトSLとを含む。
位置特定装置14は、少なくとも2個の発信機12からの発信波SRを含む受信波RRを受信して、3次元の位置を特定する。尚、受信波RRには、発信波SR以外に発信波SRの反射波が含まれる場合がある。
図2は、発信機12の側面図である。図3は、発信機12の上面図である。図2に矢印で示す上下を上下方向とし、上下方向と直交する方向を水平方向として説明する。図2及び図3に示すように、発信機12は、発信用筐体30と、ストロボ発光部32と、回転部34と、ファン発光部36と、ファン発光部38とを備える。
発信用筐体30は、部分円錐状に形成されている。発信用筐体30は、ストロボ発光部32と、回転部34と、ファン発光部36と、ファン発光部36、38とを支持する。発信用筐体30には、柱22または梁24等に取り付けられる取付部が設けられている。
ストロボ発光部32は、発信用筐体30の上面に固定されている。ストロボ発光部32は、複数の発光素子42を有する。発光素子42の一例は、赤外線を発光するLED(light emitting diode)である。複数の発光素子42は、周方向において、略等間隔で配列されている。発光素子42の複数の列が、上下方向に配列されている。全ての発光素子42は、一度に発光する。これにより、ストロボ発光部32は、周方向の全方位に一度に、発信波SRに含まれるストロボライトSLを発信する。発光素子42は、周期的に発光する。具体的には、発光素子42は、回転部34が2回転する間に1度発光する。
回転部34は、ストロボ発光部32の上部に設けられている。回転部34は、発信用筐体30の中心を通り上下方向に平行な回転軸RAの周りに回転する。回転部34は、一定の回転周期で回転する。回転部34の回転周期の一例は、1/40秒である。回転部34の周期は、発信機12毎に異なる。回転部34は、ファン発光部36、38を保持する。
ファン発光部36、38は、回転部34の外周部に設けられている。これにより、ファン発光部36、38は、回転部34とともに回転軸RAの周りで回転する。ファン発光部36は、周方向において、ファン発光部38から90°回転した位置に配置されている。ファン発光部36、38は、赤外帯域のレーザ光を発光する半導体レーザと、半導体レーザから出力された光を一方向に広げるレンチキュラーレンズとを有する。ファン発光部36、38の半導体レーザが出力する赤外線の波長は、ストロボ発光部32が出力する赤外線の波長とは異なる。ファン発光部36、38の半導体レーザは、回転軸RAの周りで回転しつつ、常時、発光している。従って、ファン発光部36、38は、発信波SRに含まれるファンビームFB1、FB2を全方位に周期的に発信する。
図4及び図5は、ファン発光部36、38から出力されるファンビームFB1、FB2を説明する図である。図5は、図4の状態から回転部34が回転軸RAの周りに90°回転した状態である。
図4及び図5に示すように、ファン発光部36、38は、半導体レーザから出力されたレーザ光をレンチキュラーレンズによって一方向に広げ、一方向と略直交する他の方向には狭い幅のままで出力する。従って、図4のファンビームFB2及び図5のファンビームFB1に示すように、ファン発光部36、38から出力されるファンビームFB1、FB2は、ファンビームFB1、FB2の一側方から見ると、ファン発光部36、38を頂点とする三角形となる。一方、図4のファンビームFB1及び図5のファンビームFB2に示すように、ファンビームFB1、FB2は、ファンビームFB1、FB2の他の側方から見ると、ファン発光部36、38を重心とする幅の狭い長方形状となる。
ここで、ファン発光部36と、ファン発光部38は、互いに異なる方向にファンビームFB1、FB2を広げる。具体的には、図4にFBθ1で示すように、ファン発光部36のファンビームFB1は、上下方向から右回りに30°傾斜している。一方、図5にFBθ2で示すように、ファン発光部38のファンビームFB2は、上下方向から左回りに30°傾斜している。従って、ファン発光部36と、ファン発光部38とが、周方向の同じ位置で発光するファンビームFB1、FB2は、上下方向を対称線とする線対称となる。これにより、周方向において、ファンビームFB1とファンビームFB2との間隔は、高さによって異なる。
図6は、位置特定装置14の側面図である。位置特定装置14は、受信用筐体50と、受信部52とを有する。受信用筐体50は、円柱状に形成されている。受信部52は、複数の発信機12から発信された発信波SRを含む受信波RRを受信する。受信部52は、複数の受光素子54を有する。受光素子54の一例は、赤外線等の光を電気信号に変換可能なフォトダイオードまたはフォトトランジスタである。受光素子54は、受信用筐体50の外周面に設けられている。受光素子54は、周方向において、等間隔で全方位に配列されている。複数列の受光素子54は、上下方向において、等間隔で配置されている。これにより、受信部52は、いずれの方向から受信波RRが入力されても受信できる。受信部52は、受信した受信波RRを電気信号に変換して出力する。
図7は、位置特定装置14の制御系を説明するブロック図である。図7に示すように、位置特定装置14は、受信部52と、発信特定部60と、位置特定部62と、記憶部64とを有する。発信特定部60、位置特定部62、及び、記憶部64は、受信部52と一体に受信用筐体50に設けてもよく、受信部52と通信可能な別のコンピュータ等にこれらの機能を持たせてもよい。
受信部52は、複数の発信機12からのファンビームFB1、FB2、及び、ストロボライトSLを含む受信波RRを受信する。受信部52は、受信した受信波RRを電気信号に変換して、発信特定部60に出力する。
発信特定部60は、複数の発信機12から発信されて受信部52によって受信された受信波RRに基づいて、ファンビームFB1、FB2及びストロボライトSLに関する情報である受信情報AIを算出して、その受信情報AIを位置特定部62へと出力する。
また、発信特定部60は、受信部52で受信した受信波RRのうち、後述する反射判定値68に合致した反射波RWが含まれる受信波RRに対応した発信機12を特定する。反射判定値68は、反射波RWの有無を判定するための値であって、予め定められた条件の一例である。反射判定値68は、各発信機12が反射のない状況で発信波SRを発信した場合の波形等の情報である。波形の情報とは、1個の波形の受信強度のピークの値、後述する1個の波形の半値時間幅等である。
位置特定部62は、発信特定部60が算出したファンビームFB1、FB2及びストロボライトSLの受信情報AIに基づいて、受信部52の高さ及び水平面の位置を含む3次元の位置を特定する。具体的には、位置特定部62は、受信したファンビームFB1、FB2の受信情報AI及び記憶部64に記憶された高さテーブル66に基づいて、受信部52の高さを特定する。位置特定部62は、ファンビームFB1、FB2及びストロボライトSLの受信情報AIに基づいて、いずれかの発信機12を基準とする受信部52の水平方向における方位を特定する。位置特定部62は、複数の発信機12に対して特定された受信部52の複数の方位の交点から受信部52の水平方向の位置を特定する。
ここで、位置特定部62は、受信部52で受信した複数の発信機12から発信されて受信した受信波RRのうち、発信特定部60により反射が含まれると特定された発信機12からの受信波RRの重み付けを、複数の発信機12のうちの他の発信機12からの受信波RRの重み付け以下にして、受信部52の位置を特定する。
記憶部64は、高さテーブル66、反射判定値68、発信機テーブル70を記憶する。反射判定値68は、発信特定部60が受信波RRに反射波RWが含まれているか否かを判定するのに必要な種々の値を含む。発信機テーブル70は、発信機12の発信機IDに、発信機12の座標と、発信機12の回転部34の回転周期及びストロボ発光部32の発光周期とが関連付けられている。また、記憶部64は、位置特定装置14を受信部52、発信特定部60及び位置特定部62として機能させる位置特定プログラムを記憶している。
図8は、記憶部64に格納された高さテーブル66の図である。図8に示すように、高さテーブル66は、算出したファンビームFB1、FB2の受信時刻の差である高さ時間差TFdn(n=1、2、・・)と、高さHnとが関連付けられている。位置特定部62は、発信特定部60によって算出された高さ時間差TFdnに対応する高さHnを高さテーブル66から抽出して高さを特定する。
次に、図9及び図10を参照して、位置特定部62による受信部52の高さの特定方法について説明する。図9及び図10は、受信部52により受信されたファンビームFB1、FB2の波形の図である。尚、図10は、図9よりも受信部52が低い位置に配置された場合のファンビームFB1、FB2の波形の図である。
図9に示すように、受信部52は、発信機12の回転部34が1周回転する間に、ファン発光部36、38が発光したファンビームFB1、FB2を受信する。受信部52は、受信したファンビームFB1、FB2を電気的信号に変換して、発信特定部60へと出力する。
発信特定部60は、受信部52から入力されたファンビームFB1、FB2の波形から、ファンビームFB1、FB2を受信した受信時刻TF1、TF2を算出する。例えば、発信特定部60は、ファンビームFB1の受信強度のピークの半値となる2つの半値時刻TF1a、TF1bを算出して、その2つの半値時刻の中央時刻をファンビームFB1の受信時刻TF1として算出する。同様に、発信特定部60は、ファンビームFB2の2つの半値時刻TF2a、TF2bからファンビームFB2の受信時刻TF2として算出する。発信特定部60は、複数のファンビームFB1、FB2の受信時刻TF1、TF2からファンビームFB1、FB2を受信するそれぞれの受信周期を算出する。受信周期は、最新の複数組の受信時刻TF1、TF2から算出された複数の周期の平均としてもよい。発信特定部60は、同じ周期で受信するファンビームFB1、FB2を同じ発信機12から発信されたファンビームFB1、FB2と特定する。ここで、受信周期は、ファンビームFB1、FB2を発信する発信機12の回転部34の回転周期と一致する。従って、発信特定部60は、当該周期と、発信機テーブル70の回転周期に関連付けられている発信機IDとに基づいて、当該ファンビームFB1、FB2を発信している発信機12を特定する。
発信特定部60は、ファンビームFB1の受信時刻TF1とファンビームFB2の受信時刻TF2との間の高さ時間差TFdを算出する。発信特定部60は、受信時刻TF1、TF2及び高さ時間差TFd等を含む受信情報AIを位置特定部62へと出力する。
位置特定部62は、発信特定部60から入力された高さ時間差TFdに対応する高さHnを、記憶部64に格納された高さテーブル66から抽出する。位置特定部62は、抽出した高さHnを受信部52の高さHとして特定する。
ここで、上述した図4及び図5に示すように、ファンビームFB1及びファンビームFB2は、上下方向から互いに逆方向に30°傾斜している。従って、受信部52の高さによって、ファンビームFB1とファンビームFB2との高さ時間差TFdが異なる。例えば、図9に対応する高さよりも低い位置に受信部52が配置されている場合、図10に示すように、ファンビームFB1の受信時刻TF1とファンビームFB2の受信時刻TF2との高さ時間差TFd'は、高さ時間差TFdよりも短くなる。これにより、位置特定部62は、受信部52の高さHとして特定できる。
次に、図11を参照して、位置特定部62による発信機12に対する受信部52の方位角の特定方法について説明する。図11は、受信部52に受信されたストロボライトSL及びファンビームFB1、FB2を含む受信波RRの波形の図である。
図11に示すように、受信部52は、受信したストロボライトSLと、ファンビームFB1、FB2とを電気的信号に変換して、発信特定部60に出力する。尚、受信部52は、発信機12の回転部34が2周回転する間に、ストロボライトSLを1回受信するとともに、ファンビームFB1、FB2を2組受信する。従って、図11に示す波形は、発信機12が2周回転する間に受信した波形のうち、1周回転する間の波形である。
発信特定部60は、ストロボライトSLの受信時刻TS及びファンビームFB1、FB2の受信時刻TF1、TF2を算出する。尚、ストロボライトSLの受信時刻TSの算出は、ファンビームFB1、FB2の受信時刻TF1、TF2の算出方法と同様である。発信特定部60は、受信時刻TF1、TF2、TSから算出された各周期が一致するファンビームFB1、FB2及びストロボライトSLを同じ発信機12から発信されたと特定するとともに、いずれの発信機12かを発信機テーブル70によって特定する。
発信特定部60は、ファンビームFB1の受信時刻TF1と、ファンビームFB2の受信時刻TF2との中央時刻TFCを算出する。尚、中央時刻TFCは、受信時刻TF1、TF2の平均である。従って、「TF1+TF2=2×TFC」である。次に、発信特定部60は、ストロボライトSLの受信時刻TSと、ファンビームFB1、FB2の中央時刻TFCとの時間差である方位時間差TFSdを算出する。発信特定部60は、受信時刻TS、TF1、TF2及び方位時間差TFSd等を含む受信情報AIを位置特定部62へと出力する。
位置特定部62は、方位時間差TFSdと、発信機12の角速度ωとから発信機12に対する受信部52の方位角を算出する。方位角θn(n=a、b、・・)は、「θn=ω×TFSd」によって算出される。この後、複数の発信機12に対して同じ処理を実行することにより、位置特定部62は、複数の発信機12に対する受信部52の複数の方位角θnを算出する。
次に、位置特定部62による受信部52の水平方向の位置の特定方法を説明する。図12及び図13は、位置特定部62による受信部52の位置の特定方法を説明する図である。図12は、2個の発信機12a、12bに基づく位置の特定方法を説明する図である。図13は、4個の発信機12a、12b、12c、12dに基づく位置の特定方法を説明する図である。位置特定部62は、少なくとも2個の発信機12a、12bに基づいて特定された複数の方位角θnが交差する交差点CPm(m=1、2・・)に基づいて、受信部52の水平方向における位置を特定する。
例えば、位置特定部62は、2個の発信機12a、12bからの方位角θa、θbを算出できた場合、図12に示すように、2個の発信機12a、12bから方位角θa、θbの方向に延びた延長線ELa、ELb上の交点CPを受信部52の位置と特定する。
次に、位置特定部62は、4個の発信機12a、12b、12c、12dからの方位角θa、θb、θc、θdを算出できた場合について説明する。この場合、位置特定部62は、図13に示すように4個の発信機12aから12dを基点として方位角θaからθdの方向に延びた4本の延長線ELa、ELb、ELc、ELdに囲まれた最小の四角の4個の交点CPa、CPb、CPc、CPdの座標を算出する。次に、位置特定部62は、4個の交点CPa、CPb、CPc、CPdの重心CGの位置を算出して、重心CGの位置を受信部52の位置として特定する。尚、図13の点線は、位置特定における反射波RWの影響を説明するためのものであり、説明は後述する。
次に、発信特定部60による反射波RWが含まれている発信機12の特定方法、及び、反射波RWの特定方法について説明する。まず、複数の発信機12のうち、1個の発信機12のみが発信波SWを発信して、他の発信機12の発信を停止させる。この状態で、発信特定部60は、反射波RWが含まれる発信波SR及びその発信波SRを発信している発信機12を特定する。ここで、反射波RWが含まれる受信波RRは、次の2つのパターンに分けられる。1つ目のパターンは、反射波RWが、正常なストロボライトSL、ファンビームFB1、FB2の波形とほとんど重ならない、または、全く重ならない場合である。2つ目のパターンは、反射波RWが、正常なストロボライトSL、ファンビームFB1、FB2の波形と大部分が重なる場合である。
図14は、ストロボライトSLの反射波RWが、正常なストロボライトSL、ファンビームFB1、FB2の波形と重ならない場合の図である。
図14に示すように、受信部52は、受信したストロボライトSL、ファンビームFB1、FB2及びストロボライトSLの反射波RWを含む受信波RRを電気的信号に変換して、発信特定部60へと出力する。発信特定部60は、ファンビームFB1、FB2の受信時刻TF1、TF2、ストロボライトSLの受信時刻TS及び反射波RWの受信時刻TRを算出する。発信特定部60は、ファンビームFB1、FB2の中央時刻TFCを算出する。各受信時刻TF1、TF2、TS、TR及び中央時刻TFCの算出方法は、上述の算出方法と同様である。
次に、発信特定部60は、ファンビームFB1、FB2の中央時刻TFCの2周期の間に含まれる波の個数をカウントして、反射波RWの有無を判定する。2周期の一例は、2/40秒である。尚、反射波RWが含まれていない場合、ファンビームFB1、FB2の中央時刻TFCの2周期の間に含まれる波の個数は、ファンビームFB1、FB2が2個ずつと、ストロボライトSLが1個の合計5個である。
例えば、発信特定部60は、受信波RRに含まれる各波の受信強度のピークの値と、個数閾値Nthとを比較する。個数閾値Nthの一例は、予想されるピークの値の半分程度である。ピークの値には、ファンビームFB1、FB2、ストロボライトSL及び反射波RWの受信強度のピーク値PF1、PF2、PS、PRが含まれる。従って、図14に示す例では、当該2周期の間にファンビームFB1、FB2が2個ずつと、ストロボライトSLが1個と、反射波RWが1個とが含まれているので、発信特定部60は、波の個数を6個とカウントする。これにより、発信特定部60は、反射波RWが含まれていると判定する。発信特定部60は、反射波RWが含まれていると判定すると、反射波RWが含まれる旨の判定結果及び当該発信機12の発信機IDを含む受信情報AIを位置特定部62へと出力する。
位置特定部62は、反射波RWが含まれる旨の判定結果が入力されると、反射波RWが含まれていると判定された発信機12の重み付けWgを「0」に設定する。尚、位置特定部62は、反射波RWが含まれないと判定された発信機12の重み付けWgを「1」に設定する。これにより、位置特定部62は、反射波RWが含まれていると判定された発信機12以外の発信機12によって、受信部52の位置を特定する。
尚、反射波RWが含まれていると判定された発信機12からの受信波RRに含まれる反射波RWを選別して、反射波RWから選別された正常なファンビームFB1、FB2またはストロボライトSLに基づいて、受信部52の位置を特定してもよい。この場合、発信特定部60は、反射波RWが含まれていると判定すると、反射波RWの判定結果、受信時刻TF1、TF2、TS、TR、及び、受信強度のピーク値PF1、PF2、PS、PRを含む受信情報AIを位置特定部62へと出力する。
位置特定部62は、反射波RWが含まれる旨の情報が入力されると、ファンビームFB1、FB2及びストロボライトSLと、反射波RWとを反射判定値68に基づいて選別する。例えば、位置特定部62は、反射判定値68に含まれる反射波閾値Rthと、ファンビームFB1、FB2、ストロボライトSL及び反射波RWの受信強度のピーク値PF1、PF2、PS、PRを比較する。尚、反射波閾値Rthは、個数閾値Nth以上である。位置特定部62は、反射波閾値Rthよりも受信強度の小さい波形を反射波RWと判定する。一方、位置特定部62は、反射波閾値Rthよりも受信強度の大きい波形をストロボライトSLと判定する。そして、位置特定部62は、ストロボライトSL、ファンビームFB1、FB2の受信時刻TF1、TF2、TSに基づいて、受信部52の位置を特定する。尚、位置特定部62は、2周期に含まれる波のうち、受信強度の大きい方から5個以外の波を反射波RWとして選別してもよい。換言すれば、位置特定部62は、2周期に含まれる波のうち、受信強度の大きい方から5個の波によって受信部52の位置を特定してもよい。
位置特定部62は、ストロボライトSLと、反射波RWとを選別できた場合、当該発信機12の重み付けWgを、他の反射波RWを含まない発信機12の重み付けWg以下にして、位置を特定する。従って、位置特定部62は、ストロボライトSLと、反射波RWとを選別できた場合、当該発信機12の重み付けWgを「1」以下に設定する。位置特定部62は、ストロボライトSLと、反射波RWとを選別できない場合、当該発信機12の重み付けWgを「0」として、位置特定に当該発信機12の受信時刻を用いない。選別できない場合とは、ストロボライトSL及び反射波RWがともに、反射波閾値Rth以上、または、反射波閾値Rth以下である。
図15は、ストロボライトSLの反射波RWが、正常なストロボライトSLの波形と重なった場合の図である。図15に示すように、受信部52は、ストロボライトSL、ファンビームFB1、FB2及びストロボライトSLの反射波RWを含む受信波RRを電気的信号に変換して、発信特定部60へと出力する。尚、ストロボライトSL及びストロボライトSLの反射波RWは、合成波CWとして出力される。
発信特定部60は、ファンビームFB1、FB2の受信時刻TF1、TF2及び合成波CWの受信時刻TCを算出する。発信特定部60は、ファンビームFB1、FB2の中央時刻TFCを算出する。各受信時刻TF1、TF2、TC及び中央時刻TFCの算出方法は、上述の算出方法と同様である。
発信特定部60は、受信時刻TF1、TF2、TCから算出された周期が一致するファンビームFB1、FB2及び合成波CWを同じ発信機12から発信されたと特定するとともに、いずれの発信機12かを発信機テーブル70によって特定する。
発信特定部60は、合成波CWの受信時刻TCの算出に使用した半値時刻と半値時刻との時間差である半値時間差THCが正常なストロボライトSLの半値時間差THSよりも大きい場合、反射波RWが含まれると判定する。尚、正常なストロボライトSLの半値時間差THSは、記憶部64に記憶されている反射判定値68の一つである。
発信特定部60は、反射波RWの判定結果、受信時刻TF1、TF2、TCと、合成波CWの半値時間差THCとを含む受信情報AIを位置特定部62に出力する。
位置特定部62は、波形の数に基づいて、ストロボライトSLと反射波RWとを選別可能か否かを判定する。合成波CWが含まれる場合、波形の数が正常な場合と同じ3個なので、位置特定部62は、正常なストロボライトSLと反射波RWとが選別できないと判定する。位置特定部62は、当該発信機12の重み付けWgを「0」としてもよい。
また、位置特定部62は、当該発信機12の重み付けWgを「0」以外にしてもよい。この場合、位置特定部62は、発信特定部60から入力された合成波CWの半値時刻差THCから重み付けWgを算出する。重み付けWgの算出では、位置特定部62は、半値時間差THCと反射判定値68に含まれる正常な半値時間差THSとの差異である異常差を算出する。位置特定部62は、異常差により重み付けWgを決定して付与する。ここで、異常差が大きいことは、正常なストロボライトSLの受信時刻TSと、合成波CWの受信時刻TCとの時間差が大きいことを意味する。従って、位置特定部62は、異常差が大きくなるにつれて、重み付けWgを小さくする。この後、位置特定部62は、重み付けWgを当該発信機12から算出される受信部52の位置に積算して、他の発信機12の重み付けWgを「1」として、受信部52の位置を算出する。これにより、例えば、図13に示す発信機12dからの受信波RRに合成波CWが含まれている場合、位置特定部62は、正常な延長線ELdからずれた一点鎖線で示す延長線ELd''を合成波CWから特定する。しかしながら、位置特定部62は、重み付けWgによって、合成波CWの延長線ELd''よりも正常な延長線ELdに近い点線で示す延長線ELd'を特定して、点線で示す受信部ELd''の位置を特定する。これは、例えば、延長線ELd''の交点の座標に重み付けWgを積算した後、全ての交点の座標を平均することにより得られる受信部52の位置となる。これにより、位置特定部62は、受信部52の位置の誤差を小さくできる。尚、上述した図14及び図15の処理は両方実行することが好ましいが、いずれか一方のみを実行してもよい。
図16は、位置特定装置14による受信部52の位置を特定する位置特定処理のフローチャートである。
図16に示すように、発信特定部60は、受信部52がストロボライトSL、ファンビームFB1、FB2を含む受信波RRを受信したか否かを判定する(S10)。発信特定部60は、受信部52から受信波RRに対応する電気的信号が入力されるまで、受信部52が受信波RRを受信していないと判定して(S10:No)、ステップS10を繰り返す。
発信特定部60は、受信部52から受信波RRに対応する電気的信号が入力されて、受信波RRを受信したと判定すると(S10:Yes)、受信波RRのファンビームFB1、FB2、ストロボライトSLの受信時刻TF1、TF2、TSを算出する(S12)。尚、受信波RRに反射波RWが含まれている場合、発信特定部60は、反射波RWの受信時刻TRも算出する。
次に、発信特定部60は、反射波RWが含まれているか否かを判定する(S14)。発信特定部60は、ストロボライトSL、ファンビームFB1、FB2の受信時刻TF1、TF2、TS、及び、反射波RWの判定結果を含む受信情報AIを位置特定部62へと出力する(S16)。
位置特定部62は、受信情報AIに基づいて、反射波RWが含まれているか否かを判定する(S18)。位置特定部62は、反射波RWが含まれていると判定すると(S18:Yes)、反射波RWが含まれている発信機12に重み付けWgを付与した後(S20)、受信部52の位置を特定する(S22)。
一方、位置特定部62は、反射波RWが含まれていないと判定すると(S18:No)、重み付けWgを付与することなく、受信部52の位置を特定する(S22)。この結果、位置特定処理が終了する。
上述したように、位置特定装置14では、発信特定部60が、反射波RWが含まれる受信波RRを発信している発信機12を特定するとともに、位置特定部62に重み付けWgを付与する。これにより、位置特定装置14は、反射波RWに起因する特定される位置の誤差を低減することができる。
上述の実施形態では、1個の発信機12のみが発信波SRを発信している状態で、発信特定部60が反射波RWを特定する例を説明した。しかし、複数の発信機12が発信波SRを発信している状態で、発信特定部60が反射波RW及び反射波RWが含まれる発信波SRを発信している発信機を特定してもよい。
例えば、発信特定部60は、発信機12がストロボライトSLを受信部52に発信する周期、及び、回転部34の回転周期によって、ストロボライトSL、ファンビームFB1、FB2を発信している発信機12を特定してもよい。回転周期は、ストロボ発光部32のストロボ路ライトSLを受信する周期によって特定してもよい。この後、当該回転周期と同じ周期で受信されるファンビームFB1、FB2を同じ発信機12から発信されていると特定してもよい。上述したように、当該各回転周期は、発信機12によって異なる。
別の例では、まず、複数の発信機12のうち、1個の発信機12の発信波SRの発信を停止した状態で、受信部52が受信波RR1を受信する。次に、複数の発信機12の全てが発信波SRを発信している状態で、受信部52が受信波RR2を受信する。発信特定部60は、受信波RR1と受信波RR2との差分を算出して、当該差分から反射波RW及びその反射波RWを発信している発信機12を特定してもよい。
さらに別の例では複数の発信機12のうち、個々の発信波SRの発信を停止することを順に行い、停止されていない発信波による波形が、正常なストロボライトSL、ファンビームFB1、FB2の波形の線形和で表されるかどうかの評価を行い、反射波の影響による発信波の信頼度の重み付けを行なってもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 iGPSシステム、 12 発信機、 14 位置特定装置、 20 工場、 22 柱、 24 梁、 26 特定対象物、 30 発信用筐体、 32 ストロボ発光部、 34 回転部、 36 ファン発光部、 38 ファン発光部、 42 発光素子、 50 受信用筐体、 52 受信部、 54 受光素子、 60 発信特定部、 62 位置特定部、 64 記憶部、 66 高さテーブル、 68 反射判定値
70 発信機テーブル
70 発信機テーブル
Claims (12)
- 複数の発信機からの電磁波を受信する受信部と、
前記受信部で受信した電磁波のうち、予め定められた条件に合致した反射波が含まれる電磁波に対応した発信機を特定する発信特定部と、
前記受信部で電磁波が受信された前記複数の発信機のうち、前記発信特定部により特定された前記発信機の重み付けを、前記複数の発信機のうちの他の発信機の重み付け以下に設定して、前記受信部の位置を特定する位置特定部と
を備える位置特定装置。 - 前記複数の発信機のうち、1個の発信機のみから電磁波を発信させた状態で、前記発信特定部は、前記反射波が含まれる電磁波に対応した前記発信機を特定する
請求項1に記載の位置特定装置。 - 前記複数の発信機から電磁波を発信させた状態で、前記発信特定部は、前記反射波が含まれる電磁波に対応した前記発信機を特定する
請求項1に記載の位置特定装置。 - 前記複数の発信機は、それぞれ異なる周期で電磁波を前記受信部に発信し、
前記発信特定部は、前記周期によって、電磁波を発信した前記複数の発信機を特定する
請求項3に記載の位置特定装置。 - 前記複数の発信機のうち、1個の発信機による電磁波の発信を停止した状態で、前記受信部が第1電磁波を受信するとともに、
前記複数の発信機の全てが、電磁波を発信した状態で、前記受信部が第2電磁波を受信して、
前記発信特定部は、前記第1電磁波と前記第2電磁波の差分から前記反射波が含まれる電磁波に対応した前記発信機を特定する
請求項3に記載の位置特定装置。 - 前記反射波の有無を判定する反射判定情報を記憶する記憶部を更に備え、
前記発信特定部は、前記反射判定情報に基づいて、前記反射波の有無を判定する
請求項1から5のいずれか1項に記載の位置特定装置。 - 前記反射判定情報は、前記複数の発信機が反射のない状況で電磁波を発信した場合の情報である
請求項6に記載の位置特定装置。 - 前記反射波の有無を判定する反射判定情報を記憶する記憶部を更に備え、
前記位置特定部は、前記反射判定情報に基づいて、前記反射波と、他の電磁波とを選別する
請求項1から7のいずれか1項に記載の位置特定装置。 - 前記位置特定部は、前記反射波と、他の電磁波とを受信強度により選別する
請求項8に記載の位置特定装置。 - 前記反射波の有無を判定する反射判定情報を記憶する記憶部を更に備え、
前記位置特定部は、前記反射判定情報に基づいて、前記反射波と、前記反射波がない状態との差異である異常差を算出して、前記異常差により重み付けの大きさを決定する
請求項1から9のいずれか1項に記載の位置特定装置。 - 複数の発信機からの電磁波を受信部により受信する受信段階と、
前記受信段階で受信した電磁波のうち、予め定められた条件に合致した反射波が含まれる電磁波に対応した発信機を特定する発信特定段階と、
前記受信段階で電磁波が受信された前記複数の発信機のうち、前記発信特定段階により特定された前記発信機の重み付けを、前記複数の発信機のうちの他の発信機の重み付け以下にして、前記受信部の位置を特定する位置特定段階と
を備える位置特定方法。 - 複数の発信機からの電磁波を受信部により受信する受信機能と、
前記受信機能で受信した電磁波のうち、予め定められた条件に合致した反射波が含まれる電磁波に対応した発信機を特定する発信特定機能と、
前記受信機能で電磁波が受信された前記複数の発信機のうち、前記発信特定機能により特定された前記発信機の重み付けを、前記複数の発信機のうちの他の発信機の重み付け以下にして、前記受信部の位置を特定する位置特定機能と
をコンピュータに実行させる位置特定プログラム。
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JP2012127077A JP2013250233A (ja) | 2012-06-04 | 2012-06-04 | 位置特定装置、位置特定方法及び位置特定プログラム |
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2012
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