JP2013242706A - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2013242706A
JP2013242706A JP2012115615A JP2012115615A JP2013242706A JP 2013242706 A JP2013242706 A JP 2013242706A JP 2012115615 A JP2012115615 A JP 2012115615A JP 2012115615 A JP2012115615 A JP 2012115615A JP 2013242706 A JP2013242706 A JP 2013242706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
contact list
terminal device
information
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012115615A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013242706A5 (ja
JP5929501B2 (ja
Inventor
Tomohisa Takaoka
呂尚 高岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2012115615A priority Critical patent/JP5929501B2/ja
Priority to US13/847,097 priority patent/US9167384B2/en
Priority to CN201310176373XA priority patent/CN103428257A/zh
Publication of JP2013242706A publication Critical patent/JP2013242706A/ja
Publication of JP2013242706A5 publication Critical patent/JP2013242706A5/ja
Priority to US14/851,187 priority patent/US9560485B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5929501B2 publication Critical patent/JP5929501B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/023Services making use of location information using mutual or relative location information between multiple location based services [LBS] targets or of distance thresholds
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/26Devices for calling a subscriber
    • H04M1/27Devices whereby a plurality of signals may be stored simultaneously
    • H04M1/274Devices whereby a plurality of signals may be stored simultaneously with provision for storing more than one subscriber number at a time, e.g. using toothed disc
    • H04M1/2745Devices whereby a plurality of signals may be stored simultaneously with provision for storing more than one subscriber number at a time, e.g. using toothed disc using static electronic memories, e.g. chips
    • H04M1/2753Devices whereby a plurality of signals may be stored simultaneously with provision for storing more than one subscriber number at a time, e.g. using toothed disc using static electronic memories, e.g. chips providing data content
    • H04M1/2757Devices whereby a plurality of signals may be stored simultaneously with provision for storing more than one subscriber number at a time, e.g. using toothed disc using static electronic memories, e.g. chips providing data content by data transmission, e.g. downloading

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】端末装置の携帯性を利用して、ユーザにより使いやすい連絡先リストを提供する。
【解決手段】第1のユーザと第2のユーザとの位置関係を示す情報を取得する位置関係情報取得部と、上記位置関係を示す情報に基づいて、上記第1のユーザと上記第2のユーザとが近接しているか否かを判定する近接判定部と、上記判定の結果に基づいて、上記第1のユーザに提供される、上記第2のユーザの連絡先を含む連絡先リストをソートする連絡先管理部とを含む情報処理装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
通信手段は時代とともに進歩し、電話の他にも、ネットワーク通信を利用した電子メールやチャットのような新たな通信手段も出現した。これによって、連絡先の概念も、電話番号に限らず、メールアドレスやネットワークアドレスといったものまで包含するようになった。こうした新たな通信手段は、例えばPC(Personal Computer)のような情報処理端末において利用される。また、電話機も、例えばスマートフォンのように比較的高度な情報処理機能を有するようになった。
このような中、通信に用いられる端末の情報処理機能を利用して連絡先リストを自動的にソートし、ユーザが通信手段を使用する際の利便性を向上させるための技術が種々提案されている。例えば、特許文献1には、ユーザと他のユーザとの通信回数に応じてユーザと他のユーザとの親しさを評価し、より親しいと評価された他のユーザの順位が高くなるように、連絡先リストをソートする技術が記載されている。
特開2003−233564号公報
ところで、電話機などの通信端末は、近年、上述したような情報処理機能だけではなく、携帯性をも獲得してきた。例えば、電話機は固定電話から携帯電話になった。また、PCのような情報処理端末も、ノート型やタブレット型のものは容易に携帯することが可能である。それゆえ、端末装置の位置が、それを使用するユーザの位置とともに変化することが一般的になってきている。
しかしながら、このような端末装置の携帯性を、例えば連絡先のソートに利用するといったような技術は、未だ十分に提案されているとは言い難い。そこで、本開示では、端末装置の携帯性を利用して、ユーザにより使いやすい連絡先リストを提供することを可能にする、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提案する。
本開示によれば、第1のユーザと第2のユーザとの位置関係を示す情報を取得する位置関係情報取得部と、上記位置関係を示す情報に基づいて、上記第1のユーザと上記第2のユーザとが近接しているか否かを判定する近接判定部と、上記判定の結果に基づいて、上記第1のユーザに提供される、上記第2のユーザの連絡先を含む連絡先リストをソートする連絡先管理部とを含む情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、第1のユーザと第2のユーザとの位置関係を示す情報を取得することと、上記位置関係を示す情報に基づいて、上記第1のユーザと上記第2のユーザとが近接しているか否かを判定することと、上記判定の結果に基づいて、上記第1のユーザに提供される、上記第2のユーザの連絡先を含む連絡先リストをソートすることとを含む情報処理方法が提供される。
また、本開示によれば、第1のユーザと第2のユーザとの位置関係を示す情報を取得する機能と、上記位置関係を示す情報に基づいて、上記第1のユーザと上記第2のユーザとが近接しているか否かを判定する機能と、上記判定の結果に基づいて、上記第1のユーザに提供される、上記第2のユーザの連絡先を含む連絡先リストをソートする機能とをコンピュータに実現させるためのプログラムが提供される。
ユーザ間の連絡に用いられる端末装置の携帯性を考慮すれば、ユーザ(第1のユーザ)の位置と、他のユーザ(第2のユーザ)の位置との関係が、ユーザが他のユーザと連絡を取ろうとする際の動機づけに大きく影響することが想定される。従って、ユーザと他のユーザとの位置関係に基づいて、彼らが近接しているか否かを判定し、この結果に基づいて連絡先リストをソートすれば、例えばユーザが連絡を取ろうとする他のユーザがより上位に表示されているような、より使いやすい連絡先リストを提供することが可能である。
以上説明したように本開示によれば、端末装置の携帯性を利用して、ユーザにより使いやすい連絡先リストを提供することができる。
本開示の第1の実施形態における処理を概略的に示す図である。 本開示の第1の実施形態に係るシステムの機能構成を示す概略的なブロック図である。 本開示の第2の実施形態における処理を概略的に示す図である。 本開示の第3の実施形態における処理を概略的に示す図である。 本開示の第3の実施形態に係るシステムの機能構成を示す概略的なブロック図である。 本開示の第4の実施形態における処理を概略的に示す図である。 本開示の実施形態において、他のユーザを、ユーザと一緒にいた時間帯に基づいてグループ化する例を示す図である。 本開示の実施形態において、他のユーザを、ユーザと一緒にいた場所に基づいてグループ化する例を示す図である。 本開示の実施形態において、連絡先リストがソートされた第1の例を示す図である。 本開示の実施形態において、連絡先リストがソートされた第2の例を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.第1の実施形態:サーバから位置情報を取得し、端末装置で連絡先を管理する例
1−1.処理の例
1−2.機能構成
2.第2の実施形態:サーバから位置情報を取得し、サーバで連絡先を管理する例
2−1.処理の例
3.第3の実施形態:機器間通信によって位置情報を取得し、端末装置で連絡先を管理する例
3−1.処理の例
3−2.機能構成
4.第4の実施形態:機器間通信によって位置情報を取得し、サーバで連絡先を管理する例
4−1.処理の例
5.連絡先のソートの例
5−1.一緒にいた時間帯によるグループ化
5−2.一緒にいた場所によるグループ化
5−3.その他の例
6.ハードウェア構成
7.補足
(1.第1の実施形態:サーバから位置情報を取得し、端末装置で連絡先を管理する例)
まず、図1〜3を参照して、本開示の第1の実施形態について説明する。本実施形態では、連絡先リストのソートに使用される位置情報が、サーバから取得される。近年、ソーシャルネットワークサービス(SNS:Social Network Service)などにおいて、相互に承認し合った友人同士の間でリアルタイムに互いの位置情報を共有するサービスが提供されている。例えばこのサービスを利用して、サーバからユーザと他のユーザとの位置情報を取得すれば、ユーザと近接している、つまり一緒にいる他のユーザを特定することが可能である。
(1−1.処理の例)
図1は、本開示の第1の実施形態における処理を概略的に示す図である。図1に示す例では、ユーザU1が端末装置110を保持している。また、ユーザU2が端末装置130を保持している。ユーザU1とユーザU2とは、いずれも、SNSサーバ140で提供されるSNSを利用している。
なお、端末装置110において連絡先リストに表示されるユーザU2の情報と、SNSを介して取得されるユーザU2の情報とは、必ずしも自動的に対応付けられるとは限らない。図示された例では、これらの情報の対応付けが、ユーザU1によって既に実行されているものとする。
端末装置110は、例えば、携帯電話(スマートフォン)、またはタブレット型もしくはノート型のPCなどである。なお、端末装置110は、ユーザU1によって携帯され、SNSサーバ140と通信する機能と、自らの位置情報を取得する機能と、ユーザU1に提示される連絡先リストを管理する機能とを有するものであれば、上記の例に限らずどのような装置であってもよい。
端末装置130も、例えば、携帯電話(スマートフォン)、またはタブレット型もしくはノート型のPCなどである。なお、端末装置130は、ユーザU2によって携帯され、SNSサーバ140と通信する機能と、自らの位置情報を取得する機能とを有するものであれば、上記の例に限らずどのような装置であってもよい。
SNSサーバ140は、ネットワークを介して、端末装置110および端末装置130にSNSを提供する。SNSサーバ140は、ネットワーク上にある単一の装置であってもよいし、複数の装置が協働して機能を提供するものであってもよい。
なお、それぞれの装置の詳細な機能構成については後述する。
(定期的な処理)
本実施形態における第1の処理として、端末装置110は、定期的にSNSサーバ140からユーザU2の位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいて連絡先リストをソートしている。ここで実行される連絡先リストのソートは、ユーザU2がユーザU1と近接していた時間、すなわちユーザU1とユーザU2とが一緒にいた時間がいつどれだけあったかによって、連絡先リストをソートするものでありうる。
図示された例では、まず、ユーザU2が保持する端末装置130が、SNSサーバ140にユーザU2の位置情報を送信する(ステップS101)。端末装置130による位置情報の送信は、例えば定期的に実行されてもよいし、ユーザU2の操作に従って任意のタイミングで実行されてもよい。
一方、ユーザU1が保持する端末装置110は、SNSサーバ140にアクセスして、ユーザU2の位置情報を取得する(ステップS102)。端末装置110による位置情報の取得は、例えば定期的に実行されてもよいし、ユーザU1の操作に従って任意のタイミングで実行されてもよい。
なお、図示された例において、ユーザU1とユーザU2との間にはソーシャルネットワーク上での友人関係があり、ユーザU2は自らの位置情報がユーザU1に共有されることをあらかじめ承諾しているものとする。SNSサーバ140は、上記のような承諾を前提として、端末装置130から送信されてSNSサーバ140に蓄積されたユーザU2の位置情報を端末装置110に提供する。
上記のステップS102において端末装置110に提供されるユーザU2の位置情報は、所定の期間、例えば以前に端末装置110がSNSサーバ140にアクセスした後の期間において端末装置130から提供されたユーザU2の位置情報の履歴であってもよい。これは、例えば、端末装置110が、取得したユーザU2の位置情報を時系列で処理し、別途取得されるユーザU1の位置情報と比較して、ユーザU1とユーザU2とが一緒にいた時間を推定するためである。
ユーザU2の位置情報を取得した端末装置110は、これに基づいて連絡先リストをソートし(ステップS103)、ユーザU1に提示する。上述した通り、ここで実行される連絡先リストのソートは、ユーザU1とユーザU2とが一緒にいた時間がいつどれだけあったかに基づくソートでありうる。例えば、ユーザU2がユーザU1と一緒にいた時間が他のユーザよりも長い場合、ユーザU2は、ユーザU1との親密度が高いユーザであると推定され、連絡先リストにおける順位が高くなる。また、ユーザU2はユーザU1と一緒にいた時間またはユーザU1と一緒にいた場所に基づくグループに分類され、連絡先リストのソートによってユーザU2のグループへの分類が追加/修正されてもよい。
(連絡先リスト起動時の処理)
本実施形態における第2の処理として、端末装置110は、ユーザU1によって連絡先リストの起動が指示されたときに、SNSサーバ140からユーザU2の位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいて連絡先リストをソートした上でユーザU1に提示する。ここで実行される連絡先リストのソートは、ユーザU2が現時点、すなわち連絡先リストが起動された時点においてユーザU1と近接しているか否かによって、連絡先リストをソートするものでありうる。
図示された例では、まず、端末装置110が、ユーザU1の指示に従って連絡先リストを起動する(ステップS121)。ここでいう連絡先リストの起動は、例えば連絡先リストと提示するためのアプリケーションソフトウェアの起動でありうる。
次に、端末装置110は、SNSサーバ140にアクセスして、ユーザU2の位置情報を取得する(ステップS122)。上記の定期的な処理の場合と同様に、SNSサーバ140は、ユーザU2の承諾を前提として、ユーザU2の位置情報を端末装置110に提供する。
上記のステップS122において端末装置110に提供されるユーザU2の位置情報は、例えば現時点で最新のユーザU2の位置情報であってもよい。あるいは、SNSサーバ140は、端末装置110からユーザU2の位置情報提供の要求があった場合に、端末装置130にアクセスして、現時点でのユーザU2の位置情報を新たに取得して端末装置110に提供してもよい。これは、例えば、端末装置110が、取得したユーザU2の位置情報を、現時点でのユーザU1の位置情報と比較して、ユーザU1とユーザU2とが近接しているか否かを推定するためである。
ユーザU2の位置情報を取得した端末装置110は、これに基づいて連絡先リストをソートし(ステップS123)、ユーザU1に提供する(ステップS124)。上述した通り、ここで実行される連絡先リストのソートは、ユーザU1とユーザU2とが現時点で近接しているか否かに基づくソートでありうる。例えば、ユーザU2が現時点でユーザU1と近接しており、一緒にいると判定された場合、ユーザU2は、ユーザU1と現時点で一緒にいるために通信手段を用いて連絡を取る必要が薄いユーザであると推定され、連絡先リストにおける順位が低くなる。また、ユーザU2が現時点でユーザU1と近接しているものの、一緒にいるとは判定されない場合、ユーザU2は、意図せずにユーザU1の近くにきているユーザであると推定され、他の要因によってユーザU1がユーザU2と連絡を取る可能性があると判定される場合には、連絡先リストにおける順位が高くなる。
なお、上記の例では、連絡先リストのソート処理が、定期的な処理と連絡先リスト起動時の処理とに分かれていたが、これらの処理は統合されてもよい。例えば、連絡先リストの起動時に、前回の連絡先リストの起動時からのユーザU2の位置情報の履歴が取得され、ユーザU1とユーザU2とが一緒にいた時間に基づく連絡先リストのソートが実行されたうえで、現時点でユーザU1とユーザU2とが近接しているか否かに基づく連絡先リストのソートが実行されてもよい。
また、ユーザU1とユーザU2とが近接しているか否かの判定は、端末装置110ではなく、SNSサーバ140で実行されてもよい。この場合、端末装置110は、自らの位置情報を、ユーザU1の位置情報としてSNSサーバ140に提供する。SNSサーバ140は、ユーザU1とユーザU2とのそれぞれの位置情報に基づいてユーザU1とユーザU2とが近接しているか否かを判定し、判定結果を端末装置110に提供する。
(1−2.機能構成)
図2は、本開示の第1の実施形態に係るシステムの機能構成を示す概略的なブロック図である。
本実施形態に係るシステム10は、端末装置110と、端末装置130と、SNSサーバ140とを含む。
(ユーザが使用する端末装置)
ユーザが使用する端末装置110は、位置取得部111と、通信部112と、近接判定部113と、連絡先管理部114と、グループ管理部115と、表示部116とを含む。なお、これらの機能構成は、例えば、後述するような情報処理装置のハードウェア構成を用いて実現される。
位置取得部111は、例えば、GPS(Global Positioning System)衛星等の測位手段から受信した測位情報(例えばGPS信号)に基づいて、ユーザU1の現在位置を示す位置情報と現在時刻を示す時刻情報とを算出し、それらを位置時刻情報として近接判定部113に出力する。あるいは、位置取得部111は、Wi−Fi(Wireless Fidelity;登録商標)によるアクセスポイントを使った測位や、携帯基地局を用いた測位によって上記の位置情報および時刻情報を取得してもよい。
通信部112は、有線または無線の各種通信方式を用いて、SNSサーバ140と通信する。通信部112は、例えば、ユーザU2の位置情報の要求をSNSサーバ140に送信し、要求に応じて提供されるユーザU2の位置情報を受信する。通信部112は、受信したユーザU2の位置情報を、近接判定部113に出力する。ここで受信されるユーザU2の位置情報も、上記の位置取得部111によって取得されるユーザU1の位置情報と同様に、取得時の時刻情報が付加された位置時刻情報であってもよい。このように、本実施形態では、位置取得部111と通信部112とによって、ユーザU1とユーザU2との位置関係を示す情報が取得される。
近接判定部113は、位置取得部111および通信部112から提供されるユーザU1とユーザU2とのそれぞれの位置情報に基づいて、ユーザU1とユーザU2とが近接しているか否かを判定する。例えば、近接判定部113は、ユーザU1とユーザU2とが近接しているか否かを、所定の時に判定してもよい。所定の時は、例えば連絡先リストが起動された時でありうる。この場合、近接判定部113は、ユーザU1およびユーザU2の最新の位置情報に基づいて、ユーザU1とユーザU2とが現時点で近接しているか否かを判定してもよい。
また、近接判定部113は、ユーザU1とユーザU2とが近接しているか否かを定期的に判定してもよい。この場合、近接判定部113は、判定の結果を蓄積し、それによってユーザU1とユーザU2とが近接していた時間を特定することが可能である。例えば、近接判定部113は、ユーザU1およびユーザU2の位置情報の履歴を時刻によって対応付け、それぞれの時間でユーザU1とユーザU2とが近接していたか否かを判定してもよい。あるいは、近接判定部113は、ユーザU1およびユーザU2の最新の位置情報に基づく近接の判定を繰り返してもよい。
なお、近接判定部113は、ユーザU1とユーザU2とが近接しているか否かを二値的に判定してもよいし、段階的に判定してもよい。前者の場合、例えば、近接判定部113は、ユーザU1とユーザU2とのそれぞれの位置情報によって示される位置間の距離が所定の閾値未満である場合に、彼らが近接しており、かつ一緒にいると判定する。後者の場合、例えば、近接判定部113は、ユーザU1とユーザU2とのそれぞれの位置情報によって示される位置間の距離が第1の閾値未満、第2の閾値以上である場合に、彼らが近接しているが一緒にはいないと推定し、上記距離が第2の閾値未満である場合に、彼らが近接しており、かつ一緒にいると判定する。このような段階的な判定は、例えば後述するように、連絡を取る頻度が低いユーザ同士が偶然近くにきている場合を識別するのに活用されうる。
連絡先管理部114は、端末装置110においてユーザU1に提供される連絡先リストを管理する。連絡先リストは、連絡先とユーザとを対応付けて記録したリストである。本実施形態において、連絡先リストは、例えば端末装置110の記憶部に格納されるデータである。連絡先は、所定の通信手段を用いて各ユーザと通信する際に用いられる情報であり、例えば、電話番号、メールアドレス、ネットワークアドレスなどを含む。連絡先管理部114は、表示部116を介して連絡先リストをユーザU1に提示する。このとき、連絡先リストは、所定の順序で配列されて表示される。連絡先管理部114は、近接判定部113における判定結果に従って連絡先リストをソートし、連絡先リストが表示されるときの順序を変更する。
グループ管理部115は、連絡先管理部114が管理する連絡先リストに設定されるグループを管理する。グループは、例えば、各ユーザを、後述するようにユーザU1と一緒にいた時間または場所に応じて分類したものでありうる。グループ管理部115は、このようなグループへの各ユーザの分類を、近接判定部113における判定結果に従って更新する。また、グループは、ユーザU1の設定操作によって生成されたグループや、SNSサーバ140で提供されるSNSにおけるグループをインポートしたグループを含んでもよい。
表示部116は、上述のように、連絡先リストをユーザU1に提示するために用いられる。表示部116は、連絡先リストをUI(User Interface)として表示し、別途設けられるタッチパネルなどを用いて、ユーザU1が連絡先リストに表示される他のユーザの中から選択したユーザとの通信を実行する操作を取得してもよい。
(他のユーザが使用する端末装置)
他のユーザが使用する端末装置130は、位置取得部131と、通信部132とを含む。なお、これらの機能構成は、例えば、後述するような情報処理装置のハードウェア構成を用いて実現される。
位置取得部131は、上述した位置取得部111と同様にして、ユーザU2の位置情報を取得する。ユーザU2の位置情報は、時刻情報に関連付けられた位置時刻情報であってもよい。
通信部132は、有線または無線の各種通信方式を用いて、SNSサーバ140と通信する。通信部132は、例えばユーザU2の位置情報をSNSサーバ140に送信する。付加的に、通信部132は、ユーザU2の位置情報の要求をSNSサーバ140から受信し、要求に応じてユーザU2の位置情報をSNSサーバ140に送信してもよい。
(SNSサーバ)
SNSサーバ140は、所在地DB141と、友人関係管理DB142と、通信部143とを含む。なお、これらの機能構成は、例えば、後述するような情報処理装置のハードウェア構成を用いて実現される。これらの機能構成は、ネットワーク上にある単一の装置によって提供されてもよく、また複数の装置を協働させることによって提供されてもよい。
所在地DB141は、SNSに所属するユーザが保持する端末装置から送信される位置時刻情報により示される位置情報および時刻情報が蓄積された所在地テーブルを記憶している。所在地テーブルは、例えば、所属するSNS、そのアカウント、および時刻ならびに位置を示す情報を含みうる。端末装置130から受信されたユーザU2の位置情報は、この所在地DB141に蓄積される。
友人関係管理DB142は、SNSに参加しているユーザの各種情報を含む友人関係管理テーブルを記憶している。友人関係管理テーブルは、SNSに参加しているユーザをアカウントにより管理するためのテーブルであり、人物、端末、所属SNS、所属グループ、友人などを示す情報が、アカウントに対応づけて記憶される。SNSサーバ140は、ユーザU2の位置情報をユーザU1に提供するにあたって、この友人関係管理DB142を参照し、ユーザU1とユーザU2との間の友人関係、およびユーザU2が位置情報をユーザU1と共有することの承諾を確認しうる。
通信部143は、有線または無線の各種通信方式を用いて、端末装置110および端末装置130と通信する。通信部143は、例えば、ユーザU2の位置情報を端末装置130から受信する。また、通信部143は、ユーザU2の位置情報の要求を端末装置110から受信し、これに応じてユーザU2の位置情報を端末装置110に送信する。付加的に、通信部143は、ユーザU2の位置情報の要求を端末装置113に送信し、要求に応じて提供されるユーザU2の位置情報を受信してもよい。
以上で説明した本開示の第1の実施形態では、位置情報の共有サービスを提供するSNSを利用して他のユーザの位置情報が取得される。このように、SNSが提供する位置情報の共有サービスを利用することが可能であれば、他のユーザの位置情報を比較的高い精度で容易に取得し、ユーザの連絡先リストのソートに反映させることができる。
(2.第2の実施形態:サーバから位置情報を取得し、サーバで連絡先を管理する例)
続いて、図3を参照して、本開示の第2の実施形態について説明する。本実施形態では、上記の第1の実施形態と同様に、連絡先リストのソートに使用される位置情報が、サーバから取得される。ただし、本実施形態では、連絡先リストを保持するのが、ユーザが使用する端末装置ではなくサーバである。
(2−1.処理の例)
図3は、本開示の第2の実施形態における処理を概略的に示す図である。図3に示す例では、ユーザU1が複数の端末装置220を保持している。また、ユーザU2が端末装置230を保持している。ユーザU1とユーザU2とは、いずれも、SNSサーバ240で提供されるSNSを利用している。また、ユーザU1は、連絡先管理サーバ210で提供されるサービスを利用して連絡先リストを管理している。
なお、連絡先管理サーバ210における連絡先リストに表示されるユーザU2の情報と、SNSを介して取得されるユーザU2の情報とは、必ずしも自動的に対応付けられるとは限らない。図示された例では、これらの情報の対応付けが、ユーザU1によって既に実行されているものとする。
端末装置220は、上記の第1の実施形態における端末装置110と同様の構成を有しうる。ただし、端末装置220は、近接判定部113、連絡先管理部114、およびグループ管理部115に相当する機能を有さない。これらの機能は、連絡先管理サーバ210によって実現される。
端末装置230は、上記の第1の実施形態における端末装置130と同様の構成を有しうる。
SNSサーバ240は、上記の第1の実施形態におけるSNSサーバ140と同様の構成を有しうる。ただし、SNSサーバ240は、ユーザU2の位置情報を端末装置220ではなく連絡先管理サーバ210に提供する。また、SNSサーバ240は、端末装置220からユーザU1の位置情報を取得し、これを連絡先管理サーバ210に提供する。
連絡先管理サーバ210は、ネットワークを介して、端末装置220に連絡先リスト管理サービスを提供する。連絡先管理サーバ210は、複数の端末装置220のうちのいずれかからの要求に応じて、連絡先リストの情報を提供する。連絡先管理サーバ210は、SNSサーバ240からユーザU1およびユーザU2の位置情報を取得し、これに基づいてユーザU1の連絡先リストをソートする。このため、連絡先管理サーバ210は、上記の第1の実施形態における端末装置110の近接判定部113、連絡先管理部114、およびグループ管理部115に相当する機能を有する。
例えば、ユーザU1が複数の端末装置220を使い分けている場合であっても、連絡先管理サーバ210によって提供される連絡先リスト管理サービスを利用することで、どの端末装置220でも同じ連絡先リストを参照することが可能である。連絡先管理サーバ210によって提供されるサービスもまたSNSであってもよい。また、連絡先管理サーバ210によって提供されるサービスはSNSサーバ240によって提供されるSNSの一部であってもよい。この場合、連絡先管理サーバ210とSNSサーバ240とは一体であってもよい。
(定期的な処理)
本実施形態における第1の処理として、連絡先管理サーバ210は、定期的にSNSサーバ240からユーザU1およびユーザU2の位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいて連絡先リストをソートしている。ここで実行される連絡先リストのソートは、ユーザU2がユーザU1と近接していた時間、すなわちユーザU1とユーザU2とが一緒にいた時間がいつどれだけあったかによって、連絡先リストをソートするものでありうる。
図示された例では、まず、ユーザU1が保持する端末装置220と、ユーザU2が保持する端末装置230とが、SNSサーバ240にそれぞれのユーザの位置情報を送信する(ステップS201)。それぞれの端末装置による位置情報の送信は、例えば定期的に実行されてもよいし、それぞれのユーザの操作に従って任意のタイミングで実行されてもよい。複数ある端末装置220からの位置情報の送信は、その時点でユーザU1によって携帯されているいずれかの装置によって実行されうる。
一方、連絡先管理サーバ210は、SNSサーバ240にアクセスして、ユーザU1およびユーザU2の位置情報を取得する(ステップS202)。連絡先管理サーバ210による位置情報の取得は、例えば定期的に実行されてもよいし、端末装置220から送信されるユーザU1の指示に従って任意のタイミングで実行されてもよい。
なお、図示された例において、ユーザU1とユーザU2との間にはソーシャルネットワーク上での友人関係があり、ユーザU2は自らの位置情報がユーザU1に共有されることをあらかじめ承諾しているものとする。SNSサーバ240は、上記のような承諾を前提として、端末装置230から送信されてSNSサーバ240に蓄積されたユーザU2の位置情報を連絡先管理サーバ210に提供する。
また、図示された例では、SNSサーバ240への位置情報取得の要求が、ユーザU1の端末装置220とは異なる連絡先管理サーバ210から送信される。従って、SNSサーバ240が、SNSにおけるユーザU1のアカウントと、連絡先管理サーバ210におけるユーザU1のアカウントとを対応付けて認識している必要がある。この対応付けは、例えばユーザU1が端末装置220を用いてSNSサーバ240にアクセスし、アカウント情報を設定することによって実行されてもよい。また、連絡先管理サーバ210によって提供されるサービスが、SNSサーバ240によって提供されるSNSの一部であれば、この対応付けは自動的に実行されうる。
上記のステップS202において連絡先管理サーバ210に提供されるユーザU1およびユーザU2の位置情報は、所定の期間、例えば以前に連絡先管理サーバ210がSNSサーバ240にアクセスした後の期間において端末装置220および端末装置230から提供されたユーザU1およびユーザU2の位置情報の履歴であってもよい。これは、例えば、連絡先管理サーバ210が、取得したユーザU1およびユーザU2の位置情報を時系列で比較して、ユーザU1とユーザU2とが一緒にいた時間を推定するためである。
ユーザU1およびユーザU2の位置情報を取得した連絡先管理サーバ210は、これに基づいて連絡先リストをソートする(ステップS203)。上述した通り、ここで実行される連絡先リストのソートは、ユーザU1とユーザU2とが一緒にいた時間がいつどれだけあったかに基づくソートでありうる。なお、ソートの具体的な例については、上記の第1の実施形態で説明したものと同様であるため省略する。
(連絡先リスト起動時の処理)
本実施形態における第2の処理として、連絡先管理サーバ210は、ユーザU1によって端末装置220を介して連絡先リストの起動が指示されたときに、SNSサーバ240からユーザU1およびユーザU2の位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいて連絡先リストをソートした上で端末装置220に送信し、端末装置220によって連絡先リストがユーザU1に提示される。ここで実行される連絡先リストのソートは、ユーザU2が現時点、すなわち連絡先リストが起動された時点においてユーザU1と近接しているか否かによって、連絡先リストをソートするものでありうる。
図示された例では、まず、端末装置220が、ユーザU1の指示に従って連絡先リストの起動を連絡先管理サーバ210に要求する(ステップS221)。ここでいう連絡先リストの起動は、端末装置220において連絡先リストを提示するためのアプリケーションソフトウェアが起動され、当該アプリケーションソフトウェアが連絡先管理サーバ210に対して連絡先リストのデータを要求することでありうる。
次に、連絡先管理サーバ210は、SNSサーバ240にアクセスして、ユーザU1およびユーザU2の位置情報を取得する(ステップS222)。上記の定期的な処理の場合と同様に、SNSサーバ240は、ユーザU2の承諾を前提として、ユーザU1およびユーザU2の位置情報を連絡先管理サーバ210に提供する。
上記のステップS222において連絡先管理サーバ210に提供されるユーザU1およびユーザU2の位置情報は、例えば現時点で最新のユーザU1およびユーザU2の位置情報であってもよい。あるいは、SNSサーバ240は、連絡先管理サーバ210からユーザU1およびユーザU2の位置情報提供の要求があった場合に、端末装置220および端末装置230にそれぞれアクセスして、現時点でのユーザU1およびユーザU2の位置情報を新たに取得して連絡先管理サーバ210に提供してもよい。これは、例えば、連絡先管理サーバ210が、現時点でのユーザU1およびユーザU2の位置情報を比較することによって、ユーザU1とユーザU2とが近接しているか否かを推定するためである。
ユーザU1およびユーザU2の位置情報を取得した連絡先管理サーバ210は、これに基づいて連絡先リストをソートし(ステップS223)、ソートされた連絡先リストのデータを端末装置220に送信する。こうして、連絡先リストが端末装置220においてユーザU1に提供される(ステップS224)。上述した通り、ここで実行される連絡先リストのソートは、ユーザU1とユーザU2とが現時点で近接しているか否かに基づくソートでありうる。なお、ソートの具体的な例については、上記の第1の実施形態で説明したものと同様であるため省略する。
なお、上記の例では、ユーザU1の位置情報がSNSサーバ240から取得されたが、ユーザU1は、連絡先管理サーバ210に直接自らの位置情報を提供してもよい。
また、上記の例でも、第1の実施形態の例と同様に、連絡先リストのソート処理が、定期的な処理と連絡先リスト起動時の処理とに分かれていたが、これらの処理は統合されてもよい。
以上で説明した本開示の第2の実施形態によれば、他のユーザの位置情報を比較的高い精度で容易に取得し、ユーザの連絡先リストのソートの反映させることが可能である。また、連絡先リストをサーバで管理することによって、ユーザが複数の端末装置を使い分ける場合でも、それぞれの端末装置で適切に管理された連絡先リストを利用することができる。
(3.第3の実施形態:機器間通信によって位置情報を取得し、端末装置で連絡先を管理する例)
続いて、図4および図5を参照して、本開示の第3の実施形態について説明する。本実施形態では、連絡先リストのソートに使用される位置情報が、機器間通信によって取得される。より具体的には、ユーザが保持する端末装置と他のユーザが保持する端末装置との間で近距離通信が成功することによって、ユーザと他のユーザとが近接していることを示す位置情報が取得される。このように、本開示において、位置情報は、ユーザ同士が近接しているか否かを判定するために用いられるものであるため、必ずしも緯度経度情報のような座標系の情報でなくてもよい。
(3−1.処理の例)
図4は、本開示の第3の実施形態における処理を概略的に示す図である。図4に示す例では、ユーザU1が端末装置310を保持している。また、ユーザU2が端末装置330aを、ユーザU3が端末装置330bを、それぞれ保持している。ユーザU1〜U3いずれも、SNSサーバ340で提供されるSNSを利用している。なお、SNSにおいて、ユーザU1とユーザU2との間には友人関係があり、ユーザU2は端末装置310の連絡先リストに含まれている。一方、SNSにおいて、ユーザU1とユーザU3との間には友人関係がない。あるいは、ユーザU3はSNSサーバ340で提供されるSNSを利用していない。ただし、ユーザU3は、端末装置310の連絡先リストに含まれていないとは限らない。
端末装置310は、例えば、携帯電話(スマートフォン)、またはタブレット型もしくはノート型のPCなどである。なお、端末装置310は、ユーザU1によって携帯され、端末装置330a,330bとの間で近距離通信を実行する機能とユーザU1に提示される連絡先リストを管理する機能とを有するものであれば、上記の例に限らずどのような装置であってもよい。
端末装置330a,330b(以下、端末装置330として総称する場合がある)も、例えば、携帯電話(スマートフォン)、またはタブレット型もしくはノート型のPCなどである。なお、端末装置330は、ユーザU2またはユーザU3によって携帯され、SNSサーバ340と通信する機能と、端末装置310との間で近距離通信を実行する機能とを有するものであれば、上記の例に限らずどのような装置であってもよい。
SNSサーバ340は、ネットワークを介して、端末装置330にSNSを提供する。SNSサーバ340は、ネットワーク上にある単一の装置であってもよいし、複数の装置が協働して機能を提供するものであってもよい。
なお、それぞれの装置の詳細な機能構成については後述する。
(定期的な処理)
本実施形態における第1の処理として、端末装置310は、近傍に位置する端末装置330との間で定期的に近距離通信を実行し、その結果を位置情報として用いて連絡先リストをソートしている。ここで実行される連絡先リストのソートは、ユーザU2がユーザU1と近接していた時間、すなわちユーザU1とユーザU2とが一緒にいた時間がいつどれだけあったかによって、連絡先リストをソートするものでありうる。
図示された例では、まず、ユーザU2が保持する端末装置330aと、ユーザU3が保持する端末装置330bとが、それぞれSNSサーバ340から友人関係の情報を取得する(ステップS301)。それぞれの端末装置330による友人関係の情報の取得は、例えば定期的に実行されてもよいし、ユーザU2,U3の操作に従って任意のタイミングで実行されてもよい。
上記のステップS301で取得された友人関係の情報は、それぞれの端末装置330にキャッシュとして保存される。上述のように、SNSではユーザU1とユーザU2との間に友人関係があるため、端末装置330aには、ユーザU1との間の友人関係を示す情報が保存される。一方、SNSではユーザU1とユーザU3との間に友人関係がないため、端末装置330bには、ユーザU1との間の友人関係を示す情報は保存されない。あるいは、ユーザU3がSNSを利用していなければ、SNSサーバ340への問い合わせ自体が実行されず、端末装置330bにはSNSでの友人関係を示す情報自体が保存されない。
一方、ユーザU1が保持する端末装置310は、近傍に位置する端末装置330に向けて、近距離通信で友人関係の問い合わせを送信する(ステップS302)。この問い合わせは、特定の端末装置330に向けたものではなく、端末装置310の近傍に位置する不特定の端末装置330に向けたものである。この問い合わせによって、端末装置310は、SNSにおいてユーザU1との間に友人関係を有する他のユーザが、ユーザU1に近接しているかを知ろうとしている。それゆえ、問い合わせの内容は、例えばSNSを特定する情報と、ユーザU1を特定する情報とを含みうる。一例として、問い合わせは、“SNS名+ユーザU1のアカウント名”の情報を含むものであってもよい。
上記のステップS302における端末装置310からの問い合わせを受信した端末装置330は、それぞれのユーザとユーザU1との間にSNSにおける友人関係が認められれば、友人関係を認める応答を端末装置310に向けて送信する(ステップS303)。上記のステップS301において、既に端末装置330にはSNSにおける友人関係の情報が保存されているため、これを参照することによって、それぞれのユーザとユーザU1との間に友人関係があるか否かを判定することが可能である。あるいは、端末装置330は、端末装置310からの問い合わせを受信したときに、SNSサーバ340から友人関係の情報を取得してもよい。
上述のように、SNSにおけるユーザU1との間の友人関係を示す情報は、端末装置330aには保存されているが、端末装置330bには保存されていない。従って、これらの端末装置330のうちで、上記のステップS303において端末装置310に向けて応答を送信するのは、端末装置330aだけである。ここで、端末装置330aからの応答には、端末装置310が端末装置330aのユーザ、すなわちユーザU2を特定することを可能にする情報が含まれうる。例えば、応答は、“(SNS名+)ユーザU2のアカウント名”の情報を含むものであってもよい。
端末装置330aからの応答を受信した端末装置310は、これをユーザU2の位置がユーザU1の位置に近接していることを示す位置情報として利用し、当該位置情報に基づいて連絡先リストをソートし(ステップS304)、ユーザU1に提示する。上述した通り、ここで実行される連絡先リストのソートは、ユーザU1とユーザU2とが一緒にいた時間がいつどれだけあったかに基づくソートでありうる。なお、ソートの具体的な例については、上記の第1の実施形態で説明したものと同様であるため、詳細な説明を省略する。
(連絡先リスト起動時の処理)
本実施形態における第2の処理として、端末装置310は、ユーザU1によって連絡先リストの起動が指示されたときに、近傍に位置する端末装置330との間で近距離通信を実行し、その結果を位置情報として用いて連絡先リストをソートした上でユーザU1に提示する。ここで実行される連絡先リストのソートは、ユーザU2が現時点、すなわち連絡先リストが起動された時点においてユーザU1と近接しているか否かによって、連絡先リストをソートするものでありうる。
図示された例では、まず、端末装置310が、ユーザU1の指示に従って連絡先リストを起動する(ステップS321)。ここでいう連絡先リストの起動は、例えば連絡先リストと提示するためのアプリケーションソフトウェアの起動でありうる。
次に、端末装置310は、近傍に位置する端末装置330に向けて、友人関係の問い合わせを送信する(ステップS322)。この問い合わせは、特定の端末装置330に向けたものではなく、端末装置310の近傍に位置する不特定の端末装置330に向けたものである。上記のステップS302の問い合わせと同様に、問い合わせの内容は、例えばSNSを識別する情報と、ユーザU1を識別する情報とを含みうる。
上記のステップS322における端末装置310からの問い合わせを受信した端末装置330は、それぞれのユーザとユーザU1との間にSNSにおける友人関係が認められれば、友人関係を認める応答を端末装置310に向けて送信する(ステップS323)。上記のステップS301において、既に端末装置330にはSNSにおける友人関係の情報が保存されているため、これを参照することによって、それぞれのユーザとユーザU1との間に友人関係があるか否かを判定することが可能である。あるいは、端末装置330は、端末装置310からの問い合わせを受信した後にSNSサーバ340に対して問い合わせを送信し、友人関係の情報を取得してもよい。
上述のように、SNSにおけるユーザU1との間の友人関係を示す情報は、端末装置330aには保存されているが、端末装置330bには保存されていない。従って、これらの端末装置330のうちで、上記のステップS323において端末装置310に向けて応答を送信するのは、端末装置330aだけである。ここで、端末装置330aからの応答には、上記のステップS303の応答と同様に、端末装置310が端末装置330aのユーザ、すなわちユーザU2を特定することを可能にする情報が含まれうる。
端末装置330aからの応答を受信した端末装置310は、これをユーザU2の位置がユーザU1の位置に近接していることを示す位置情報として取得し、当該位置情報に基づいて連絡先リストをソートする(ステップS324)。上述した通り、ここで実行される連絡先リストのソートは、ユーザU1とユーザU2とが現時点で近接しているか否かに基づくソートでありうる。なお、ソートの具体的な例については、上記の第1の実施形態で説明したものと同様であるため省略する。
(3−2.機能構成)
図5は、本開示の第3の実施形態に係るシステムの機能構成を示す概略的なブロック図である。
本実施形態に係るシステム30は、端末装置310と、端末装置330と、SNSサーバ340とを含む。
(ユーザが使用する端末装置)
ユーザが使用する端末装置310は、通信部312と、近接判定部313と、連絡先管理部314と、グループ管理部315と、表示部316と、SNS管理部317と、暗号化/復号化部318とを含む。これらの機能構成は、例えば、後述するような情報処理装置のハードウェア構成を用いて実現される。
通信部312は、近距離通信によって、端末装置330と通信する。近距離通信は、例えばアドホック形式で実行される無線通信であり、無線LAN(Local Area Network)やBluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)、赤外線通信などでありうる。なお、近距離通信は必ずしもアドホック形式でなくてもよく、また無線通信でなくてもよい。例えば、近距離通信は、家庭内や職場内の有線LANを用いて、端末装置310と同じLANに接続されている端末装置330を探索することによって実行されてもよい。なお、近距離通信によって送受信される情報は、なりすましや情報漏洩を防止するために、例えば適切な方式で暗号化するなどして保護することが望ましい。
以下で説明するように、本実施形態では、通信部312が取得する端末装置330との間の近距離通信の結果が、ユーザと他のユーザとの位置関係を示す情報として利用される。つまり、本実施形態における通信部312は、“位置関係情報取得部”としても機能する。
近接判定部313は、通信部312による端末装置330との近距離通信が成功した場合に、端末装置310を保持するユーザU1と端末装置330を保持するユーザ(例えばユーザU2)とが近接していると判定する。ここでいう近距離通信の成功とは、通信部312から送信された友人関係の問い合わせに対して、端末装置330から友人関係を認める応答が受信されることを意味する。近接判定部313は、応答に含まれる情報から、近距離通信に成功した端末装置330を保持するユーザ(例えばユーザU2)を識別し、ユーザU1とユーザU2とが近接していたと判定する。
例えば、近接判定部313は、上記のようにして、ユーザU1に近接している他のユーザを、所定の時に特定してもよい。所定の時は、例えば連絡先リストが起動された時でありうる。この場合、近接判定部313は、直近の近距離通信の結果に基づいて、ユーザU1に近接している他のユーザを特定してもよい。また、近接判定部313は、ユーザU1に近接している他のユーザを、継続的に特定してもよい。この場合、近接判定部113は、判定の結果を蓄積し、それによって例えばユーザU1とユーザU2とが近接していた時間を特定することが可能である。なお、本実施形態において、近接判定部313は、ユーザU1と他のユーザとが近接しているか否かを、上記の近距離通信の成否に基づいて二値的に判定してもよい。あるいは、近接判定部313は、例えば近距離通信の際の電波の強度や遅延の測定結果を利用して、ユーザU1と他のユーザとが近接しているかを段階的に判定してもよい。
連絡先管理部314、グループ管理部315、および表示部316は、上記の第1の実施形態における連絡先管理部114、グループ管理部115、および表示部116と同様の構成を有しうる。
SNS管理部317は、ユーザU1が利用するSNSに関する情報を管理する。このSNSは、SNSサーバ340によって提供されるものでありうる。例えば、SNS管理部317は、通信部312が端末装置330に友人関係の問い合わせを送信するときに、問い合わせに含まれる、SNSを識別する情報やユーザU1を識別する情報などを提供する。また、SNS管理部317は、通信部が端末装置330から友人関係を認める応答を受信したときに、応答に含まれる情報から、端末装置330を保持する他のユーザ(例えばユーザU2)を識別する。
(他のユーザが使用する端末装置)
他のユーザが使用する端末装置330は、通信部332と、SNS管理部333とを含む。なお、これらの機能構成は、例えば、後述するような情報処理装置のハードウェア構成を用いて実現される。
通信部332は、近距離通信によって端末装置310と通信するとともに、有線または無線の各種通信方式を用いて、SNSサーバ340とも通信する。端末装置310との間の近距離通信は、上述したように例えばアドホック形式で実行される無線通信である。近距離通信によって送受信される情報は、例えば適切な方式で暗号化するなどして保護することが望ましい。一方、SNSサーバ340との通信において、通信部332は、SNSにおける友人関係の情報の要求を送信し、これに応じて送信される友人関係の情報を受信する。
SNS管理部333は、ユーザU2が利用するSNSに関する情報を管理する。このSNSは、SNSサーバ340によって提供されるものでありうる。例えば、SNS管理部333は、通信部332が受信したSNSにおける友人関係の情報を、端末装置330の記憶部にキャッシュとして保存する。また、SNS管理部333は、通信部332が端末装置310からの友人関係の問い合わせを受信したときに、問い合わせに含まれる情報から、端末装置310を保持するユーザU1を特定し、SNSにおける端末装置330を保持するユーザ(例えばユーザU2)とユーザU1との間の友人関係を検索する。友人関係が発見された場合、SNS管理部333は、ユーザU2を識別する情報を、友人関係を認める応答に含めるために通信部332に提供する。
(SNSサーバ)
SNSサーバ340は、友人関係管理DB342と、通信部343とを含む。なお、これらの機能構成は、例えば、後述するような情報処理装置のハードウェア構成を用いて実現される。これらの機能構成は、ネットワーク上にある単一の装置によって提供されてもよく、また複数の装置を協働させることによって提供されてもよい。
友人関係管理DB342は、上記の第1の実施形態における友人関係管理DB142と同様の構成を有しうる。なお、本実施形態では、SNSサーバ340が所在地DBを含んでいないことからもわかるように、SNSサーバ340によって提供されるSNSが、必ずしも位置情報の共有サービスを提供していなくてもよい。
通信部343は、有線または無線の各種通信方式を用いて、端末装置330と通信する。通信部343は、友人関係の情報の要求を端末装置330から受信する。また、通信部343は、これに応じて友人関係管理DB342から取得された友人関係の情報を、端末装置330に向けて送信する。
以上で説明した本開示の第3の実施形態では、ユーザが保持する端末装置の間の機器間通信の結果に基づいて他のユーザの位置情報が取得される。これによって、例えばSNSによって位置情報の共有サービスが提供されていない、または各ユーザが位置情報の共有サービスを利用していない場合であっても、SNS上の友人関係の情報を利用して、ユーザに近接している他のユーザを認識し、ユーザの連絡先リストのソートに反映させることができる。
(4.第4の実施形態:機器間通信によって位置情報を取得し、サーバで連絡先を管理する例)
続いて、図6を参照して、本開示の第4の実施形態について説明する。本実施形態では、上記の第3の実施形態と同様に、連絡先リストのソートに使用される位置情報が、ユーザが保持する端末装置の間の機器間通信の結果に基づいて取得される。ただし、本実施形態では、連絡先リストを保持するのが、ユーザが使用する端末装置ではなくサーバである。
(4−1.処理の例)
図6は、本開示の第4の実施形態における処理を概略的に示す図である。図6に示す例では、ユーザU1が複数の端末装置420を保持している。また、ユーザU2が端末装置430を保持している。ユーザU1とユーザU2とは、いずれも、SNSサーバ440で提供されるSNSを利用している。また、ユーザU1は、連絡先管理サーバ410で提供されるサービスを利用して連絡先リストを管理している。なお、SNSにおいて、ユーザU1とユーザU2との間には友人関係があり、ユーザU2は連絡先管理サーバ410の連絡先リストに含まれている。
なお、連絡先管理サーバ410における連絡先リストに表示されるユーザU2の情報と、SNSを介して取得されるユーザU2の情報とは、必ずしも自動的に対応付けられるとは限らない。図示された例では、これらの情報の対応付けが、ユーザU1によって既に実行されているものとする。
端末装置420は、上記の第3の実施形態における端末装置310と同様の構成を有しうる。ただし、端末装置420は、連絡先管理部314、およびグループ管理部315に相当する機能を有さない。これらの機能は、連絡先管理サーバ210によって実現される。
端末装置430およびSNSサーバ440は、それぞれ、上記の第3の実施形態における端末装置330およびSNSサーバ340と同様の構成を有しうる。
連絡先管理サーバ410は、ネットワークを介して、端末装置420に連絡先リスト管理サービスを提供する。連絡先管理サーバ410は、複数の端末装置420のうちのいずれかからの要求に応じて、連絡先リストの情報を提供する。連絡先管理サーバ410は、端末装置420からユーザU1に近接している他のユーザ(例えばユーザU2)の情報を取得し、これに基づいてユーザU1の連絡先をソートする。このため、連絡先管理サーバ410は、上記の第3の実施形態における端末装置310の連絡先管理部314、およびグループ管理部315に相当する機能を有する。
なお、連絡先管理サービスの利点や、連絡先管理サーバ410とSNSサーバ440との関係などについては、上記の第2の実施形態における連絡先管理サーバ210とSNSサーバ440との関係と同様であるため、詳細な説明を省略する。
(定期的な処理)
本実施形態における第1の処理として、端末装置420は、近傍に位置する端末装置430との間で定期的に近距離通信を実行している。端末装置420は、近距離通信の結果からユーザU1に近接しているユーザ(例えばユーザU2)を特定し、その情報を連絡先管理サーバ410に提供する。連絡先管理サーバ410は、提供された情報に基づいて連絡先リストをソートする。ここで実行される連絡先リストのソートは、ユーザU2がユーザU1と近接していた時間、すなわちユーザU1とユーザU2とが一緒にいた時間がいつどれだけあったかによって、連絡先リストをソートするものでありうる。
図示された例では、まず、ユーザU2が保持する端末装置430が、SNSサーバ440から友人関係の情報を取得する(ステップS401)。端末装置430による友人関係の情報の取得は、例えば定期的に実行されてもよいし、ユーザU2の操作に従って任意のタイミングで実行されてもよい。
上記のステップS401で取得された友人関係の情報は、端末装置430にキャッシュとして保存される。上述のように、SNSではユーザU1とユーザU2との間に友人関係があるため、端末装置430には、ユーザU1との間の友人関係を示す情報が保存される。
一方、ユーザU1が保持する端末装置420は、近傍に位置する端末装置430に向けて、近距離通信で友人関係の問い合わせを送信する(ステップS402)。この問い合わせは、複数ある端末装置420のうち、その時点でユーザU1によって携帯されているいずれかの装置によって実行されうる。また、この問い合わせは、特定の端末装置430に向けたものではなく、端末装置420の近傍に位置する不特定の端末装置430に向けたものである。なお、問い合わせおよび応答の内容については、上記の第3の実施形態で説明したものと同様であるため、詳細な説明を省略する。
上記のステップS402における端末装置420からの問い合わせを受信した端末装置430は、ユーザU2とユーザU1との間にSNSにおける友人関係が認められれば、友人関係を認める応答を端末装置420に向けて送信する(ステップS403)。上記のステップS401において、既に端末装置430にはSNSにおける友人関係の情報が保存されているため、これを参照することによって、ユーザU2とユーザU1との間に友人関係があるか否かを判定することが可能である。あるいは、端末装置430は、端末装置420からの問い合わせを受信したときに、SNSサーバ440から友人関係の情報を取得してもよい。
上述のように、SNSでは、ユーザU1とユーザU2との間に友人関係がある、従って、端末装置430には、ユーザU2とユーザU1との間の友人関係を示す情報が保存されている。そこで端末装置430は、ユーザU1との友人関係を認める応答を、近距離通信で端末装置420に向けて送信する。
端末装置430からの応答を受信した端末装置420は、これをユーザU2の位置がユーザU1に近接していることを示す位置情報として利用し、ユーザU1とユーザU2とが近接していると判定する(ステップS404)。端末装置420は、この近接ユーザの情報を連絡先管理サーバ410に送信し(ステップS405)、連絡先管理サーバ410は、受信した情報に基づいて連絡先リストをソートし(ステップS406)、ユーザU1に提示する。上述した通り、ここで実行される連絡先リストのソートは、ユーザU1とユーザU2とが一緒にいた時間がいつどれだけあったかに基づくソートでありうる。なお、ソートの具体的な例については、上記の第1の実施形態で説明したものと同様であるため、詳細な説明を省略する。
(連絡先リスト起動時の処理)
本実施形態における第2の処理として、端末装置420は、ユーザU1によって連絡先リストの起動が指示されたときに、近傍に位置する端末装置430との間で近距離通信を実行する。端末装置420は、近距離通信の結果からユーザU1に近接しているユーザ(例えばユーザU2)を特定し、その情報を連絡先管理サーバ410に提供する。連絡先管理サーバ410は、提供された情報に基づいて連絡先リストをソートした上で端末装置420に送信し、端末装置420によって連絡先リストがユーザU1に提示される。ここで実行される連絡先リストのソートは、ユーザU2が現時点、すなわち連絡先リストが起動された時点においてユーザU1と近接しているか否かによって、連絡先リストをソートするものでありうる。
図示された例では、まず、端末装置420が、ユーザU1の指示に従って連絡先リストを起動する(ステップS421)。ここでいう連絡先リストの起動は、端末装置420において連絡先リストを提示するためのアプリケーションソフトウェアが起動されることでありうる。端末装置420は、連絡先管理サーバ410に連絡先リストのデータを要求する前に、以下の近距離通信の手順を実行する。
ここで、端末装置420は、近傍に位置する端末装置430に向けて、近距離通信で友人関係の問い合わせを送信する(ステップS422)。この問い合わせは、特定の端末装置430に向けたものではなく、端末装置420の近傍に位置する不特定の端末装置430に向けたものである。なお、問い合わせおよび応答の内容については、上記の第3の実施形態で説明したものと同様であるため、詳細な説明を省略する。
上記のステップS422における端末装置420からの問い合わせを受信した端末装置430は、ユーザU2とユーザU1との間にSNSにおける友人関係が認められれば、友人関係を認める応答を端末装置420に向けて送信する(ステップS423)。上記の定期的な処理の場合と同様に、端末装置430は、ユーザU1との友人関係を認める応答を、近距離通信で端末装置420に向けて送信する。
端末装置430からの応答を受信した端末装置420は、これをユーザU2の位置がユーザU1に近接していることを示す位置情報として利用し、ユーザU1とユーザU2とが近接していると判定する(ステップS424)。端末装置420は、この近接ユーザの情報を、連絡先リストのデータの要求とともに連絡先管理サーバ410に送信する(ステップS425)。連絡先管理サーバ410は、受信した情報に基づいて連絡先リストをソートし(ステップS426)、ソートされた連絡先リストのデータを端末装置420に送信する。こうして、連絡先リストが端末装置420においてユーザに提供される(ステップS427)。上述した通り、ここで実行される連絡先リストのソートは、ユーザU1とユーザU2とが現時点で近接しているか否かに基づくソートでありうる。なお、ソートの具体的な例については、上記の第1の実施形態で説明したものと同様であるため省略する。
なお、上記の例では、ユーザU1とユーザU2とが近接していることが端末装置420において判定されたが、この判定は連絡先管理サーバ410やSNSサーバ440で実行されてもよい。その場合、例えば、端末装置420が近距離通信で端末装置430から受信した応答に含まれる、ユーザU2を特定する情報などが、連絡先管理サーバ410またはSNSサーバ440に提供されうる。
以上で説明した本開示の第4の実施形態によれば、ユーザが保持する端末装置の間の機器間通信の結果に基づいて他のユーザの位置情報が取得される。これによって、例えばSNSによって位置情報の共有サービスが提供されていない、または各ユーザが位置情報の共有サービスを利用していない場合であっても、SNS上の友人関係の情報を利用して、ユーザに近接している他のユーザを認識し、ユーザの連絡先リストのソートに反映させることができる。また、連絡先リストをサーバで管理することによって、ユーザが複数の端末装置を使い分ける場合でも、それぞれの端末装置で適切に管理された連絡先リストを利用することができる。
(5.連絡先のソートの例)
次に、図7〜図10を参照して、本開示の実施形態における連絡先のソートの例について、さらに説明する。なお、以下で説明する例は、特に記載がない限り、上記の第1〜第4の実施形態のいずれにおいても適用可能である。
(5−1.一緒にいた時間帯によるグループ化)
図7は、本開示の実施形態において、他のユーザを、ユーザと一緒にいた時間帯に基づいてグループ化する例を示す図である。図示された例では、グループに“家族”、“同僚”、“友人”といった属性が与えられているが、こうした属性は、必ずしも一緒にいた時間帯から判別されるわけでもない。つまり、グループは、例えば“グループA”、“グループB”のように、属性を与えられることなく扱われてもよい。また、グループは、必ずしも複数の他のユーザを含まなくてもよく、例えばそれぞれのユーザが個別のグループに属するように扱われてもよい。この場合、以下(他の例を含む)で“グループ”について説明されている処理は、そのまま“他のユーザ”個人に適用されうる。
上記の各実施形態で説明したように、本開示の実施形態では、定期的に実行される処理によって、ユーザ(ユーザU1)と他のユーザ(ユーザU2)とが一緒にいた時間が特定され、その結果に基づいて連絡先リストがソートされる。図7に示す例では、ユーザと一緒にいた時間が共通している他のユーザが、連絡先リストにおいて同じグループに分類されている。例えば、毎日の夜間の時間帯にユーザと一緒にいる他のユーザは、“家族”のグループに分類されている。また、平日の朝〜夕方の時間帯にユーザと一緒にいる他のユーザは、“同僚”のグループに分類されている。さらに、平日および土曜日の夕方〜夜の時間帯にユーザと一緒にいる他のユーザは、“友人”のグループに分類されている。週末の朝〜夕方の時間帯にユーザと一緒にいる他のユーザは、“家族or友人”のグループに分類されている。
例えば、“友人”のグループに対応する時間帯が、“同僚”および“家族”のグループに対応する時間帯と重複していることからわかるように、グループ分けに用いられる時間帯は、必ずしもグループと1対1に対応しなくてよい。また、“家族or友人”というグループが設定されていることからもわかるように、連絡先リストに含まれる他のユーザは、複数のグループに分類されてもよい。
上記のようなグループ化に、現在の時刻の情報を組み合わせて、連絡先リストをソートすることも可能である。例えば、上記の各グループに対応する時間帯の前の時間帯に、各グループに属するユーザの連絡先リストにおける順位をより高くしてもよい。より具体的には、現在の時刻が平日の朝である場合には、その後の日中の時間帯で一緒にいることが予想される“同僚”のグループのユーザを、連絡先リストで上位に表示してもよい。また、現在の時刻が平日の日中である場合には、その後の夕方〜夜の時間帯で一緒にいることが予想される“家族”または“友人”のグループのユーザを、連絡先リストで上位に表示してもよい。
また、現在の時刻の情報に加えて、上記の各実施形態で説明した連絡先リスト起動時の処理によって特定される、現時点でユーザ(ユーザU1)と一緒にいる他のユーザ(ユーザU2)の情報を組み合わせてソートが実行されてもよい。例えば、現在の時間帯に対応するグループのユーザのうち、連絡先リスト起動時にユーザと一緒にいないユーザがいる場合、当該ユーザの連絡先リストにおける順位をより高くしてもよい。より具体的には、週末であるにもかかわらず、“家族”のグループのうちのあるユーザ(ユーザAとする)がユーザと一緒にいない場合、ユーザAを連絡先リストで上位に表示してもよい。また、平日の日中であるにもかかわらず、“同僚”のグループのうちのあるユーザ(ユーザBとする)がユーザと一緒にいない場合、ユーザBを連絡先リストで上位に表示してもよい。
(5−2.一緒にいた場所によるグループ化)
図8は、本開示の実施形態において、他のユーザを、ユーザと一緒にいた場所に基づいてグループ化する例を示す図である。上記の例と同様に、グループには必ずしも属性が与えられていなくてもよい。また、グループは必ずしも複数の他のユーザを含まなくてもよく、各ユーザが個別のグループに属するように扱われてもよい。
上記の第1および第2の実施形態では、ユーザ(ユーザU1)と他のユーザ(ユーザU2)とのそれぞれの位置情報が取得されるため、彼らが一緒にいた時間を特定するとともに、彼らが一緒にいた場所をも特定することが可能である。第3および第4の実施形態では、ユーザ(ユーザU1)と他のユーザ(ユーザU2)とが近接しているか否かが取得されるため、彼らが一緒にいた場所が特定されない場合もありうる。しかし、例えば、ユーザ(ユーザU1)が保持する端末装置が、近接判定時に自らの位置情報を取得して登録するといったような付加的な処理を加えれば、ユーザと他のユーザとが一緒にいた場所を特定することは可能である。
図示された例では、上記の各実施形態で説明した、定期的に実行される処理、および/または連絡先リストの起動時に実行される処理によって、ユーザ(ユーザU1)と他のユーザ(ユーザU2)とが一緒にいたと判定されたときのユーザおよび他のユーザの位置が蓄積されており、この蓄積された位置が共通する他のユーザが、連絡先リストにおいて同じグループに分類されている。例えば、グループAは、場所“大学”で一緒にいた他のユーザのグループ(おそらく大学のクラスメイト)である。また、グループBは、場所“街”で一緒にいた他のユーザのグループ(おそらく遊び仲間)である。グループCは、場所“職場”で一緒にいた他のユーザのグループ(おそらくアルバイト先の同僚)である。グループDは、場所“自宅”で一緒にいた他のユーザのグループ(おそらく家族)である。
このように、場所を基準にして、連絡先リストにおいて他のユーザをグループ化することによって、例えば時間的に規則正しい生活をしていないユーザについても、連絡先リストを適切にソートして提示することができる。
上記のようなグループ化をする場合、例えば、ユーザがそれぞれの場所の間を移動するパターンが認識されていると、より有効な連絡先リストのソートが可能である。例えば、パターンに沿ってユーザが次に移動すると推定される場所に対応するグループに属するユーザの連絡先リストにおける順位をより高くしてもよい。より具体的には、“自宅”→“大学”→“街”or“職場”→“自宅”という移動のパターンが認識されているとする。この場合、ユーザの現在の位置が“自宅”であれば、次に移動すると推定される“大学”に対応するグループAのユーザを、連絡先リストで上位に表示してもよい。また、ユーザの現在の位置が“職場”であれば、次に移動すると推定される“自宅”に対応するグループDのユーザを、連絡先リストで上位に表示してもよい。
また、現在の位置の情報に加えて、上記の各実施形態で説明した連絡先リスト起動時の処理によって特定される、現時点でユーザ(ユーザU1)と一緒にいる他のユーザ(ユーザU2)の情報を組み合わせてソートが実行されてもよい。例えば、現在の位置に対応するグループのユーザのうち、連絡先リスト起動時にユーザと一緒にいないユーザがいる場合、当該ユーザの連絡先リストにおける順位をより高くしてもよい。より具体的には、“大学”にいるにもかかわらず、グループAのうちのあるユーザ(ユーザCとする)がユーザと一緒にいない場合、ユーザCを連絡先リストで上位に表示してもよい。また、“街”にいるにもかかわらず、グループBのうちのあるユーザ(ユーザDとする)がユーザと一緒にいない場合、ユーザDを連絡先リストで上位に表示してもよい。
(5−3.その他の例)
(グループ表示・他のソート機能との切替え)
図9は、本開示の実施形態において、連絡先リストがソートされた第1の例を示す図である。
図示された例では、ソート要因ごとのグループ化表示1001が表示されている。グループ化表示1001は、3つのグループを示す。“近くに来てるよ!”グループは、連絡を取る頻度が低い他のユーザが、偶然近くに来ている場合に表示される。上述のように、ユーザ同士が近接していることを段階的に判定する場合には、“近くに来ているが一緒にはいないユーザ”を特定することも可能である。近接の段階的な判定では、例えば、ユーザ間の距離に所定の閾値が設定される。ユーザと他のユーザとがこの所定の閾値以上の距離で近接していれば、偶然近くに来ているユーザとして連絡先リストに表示される当該他のユーザの順位を上げる。一方、ユーザと他のユーザとが所定の閾値未満で近接していれば、既に一緒にいるユーザとして連絡先リストに表示される当該他のユーザの順位を下げる。なお、このグループの表示のためには、端末装置が有する通信機能と連携し、ユーザと当該他のユーザとの通信履歴を取得する必要がある。このように、上記の実施形態で説明した連絡先リストのソート機能は、既存の連絡先リストのソート機能、例えば通信履歴を用いたソート機能などと組み合わせて用いられてもよい。
また、“この後の予定は?”グループは、図7の例で説明した、現在の時間帯(夕方)の後の時間帯にユーザと一緒にいることが推定される他のユーザのグループでありうる。あるいは、このグループは、図8の例で説明した、ユーザが現在の位置から次に移動すると推定される場所で一緒にいることが推定される他のユーザのグループであってもよい。
一方、“今、近くにいない人”グループは、図7の例で説明した、現在の時間帯(夕方)にユーザと一緒にいることが推定されるが、実際には一緒にいないユーザでありうる。あるいは、このグループは、図8の例で説明した、ユーザが現在の位置で一緒にいることが推定されるが、実際には一緒にいないユーザであってもよい。
このように、図示された例のグループ化表示1001では、“近接しているが一緒にはいないユーザ”や、“(現在は一緒にいないが)この後一緒にいる予定のユーザ”、“現在一緒にいるはずだが、実際にはいないユーザ”が表示される。つまり、グループ化表示1001には、“現在一緒にいる他のユーザ”は表示されない。これは、現在一緒にいるユーザとは、通信手段を用いて連絡を取る必要が生じえないため、連絡先リストに表示する必要がない、という推定による。この推定に従えば、上記の各実施形態で説明した連絡先リスト起動時の処理において、現時点でユーザ(ユーザU1)と一緒にいると判定された他のユーザ(ユーザU2)は、連絡先リストにおいてより低い順位が与えられる。あるいは、ユーザU2は、連絡先リストにおいて一時的に非表示になってもよい。
また、ここまでの説明では、連絡先リストをグループ単位でソートする例について説明してきたが、グループの中で表示される複数のユーザの順序も、同様にソートされうる。例えば、同じグループ内では、これまでユーザと一緒にいた時間がより長い他のユーザが、より親しいユーザとしてより高い順位を与えられうる。
また、グループ化表示1001のフッタ部分には、切替えUI1002が表示されている。“インテリジェント”は、グループ化表示1001として表示されている、ユーザ同士が一緒にいることに基づいたソートである。一方、“頻度順”および“履歴”は、既存の連絡先リストのソート機能、例えば通信履歴を用いたソート機能によるソートでありうる。このように、本開示の実施形態による連絡先リストのソート機能は、既存の連絡先リストのソート機能と切り替えて使用可能であってもよい。
あるいは、例えば本開示の実施形態による連絡先リストのソート機能によってソート可能な他のユーザが少ない場合、それらのユーザに限って本開示の実施形態による連絡先リストのソート機能を適用してグループを生成し、それ以外のユーザについては、既存のグループ、例えばユーザの操作入力によって設定されたグループや、SNSからインポートされたグループによって分類してもよい。
この場合、例えば位置情報を共有していないために本開示の実施形態による連絡先リストのソート機能が適用されないユーザについても、本開示の実施形態による連絡先リストのソート機能によって生成されたグループに追加することが可能であってもよい。例えば、上記の図7の例で生成された“家族”のグループに、位置情報を共有していないユーザ“父”を加えることが可能であってもよい。この場合、“父”がユーザと一緒にいるか否かを反映した連絡先のソートは行われないものの、例えば現在の時刻やユーザの現在の位置に基づいて“家族”のグループ全体の連絡先リストにおける順位が変動する場合、“父”も“家族”のグループの一員として、他のグループ員とともにソートされる。
(グループ表示・他のソート機能とのマージ)
図10は、本開示の実施形態において、連絡先リストがソートされた第2の例を示す図である。
図示された例では、上述したグループ化表示1001とともに、マージ表示1003が表示されている。マージ表示1003では、連絡先リストに含まれる他のユーザが、本開示の実施形態による連絡先リストのソート機能と、既存の連絡先リストのソート機能との両方を用いてソートされて配列されている。
本開示の実施形態による連絡先リストのソート機能は、ユーザ同士が一緒にいることに基づいて、より使いやすい連絡先リストを提供するものである。しかしながら、そのためには、相手のユーザによる位置情報の提供や、端末装置の近距離通信機能の利用など、何らかの前提が必要である。従って、このソート機能は、必ずしも連絡先リストに含まれるすべてのユーザに適用されるとは限らない。従って、上述したように、既存の連絡先リストのソート機能と組み合わせることが望ましい。
また、ユーザ同士が一緒にいるかという基準で、連絡先リストのソートにあたってのユーザの要望がすべて反映されるとも限らない。例えば、上記のソート機能では、頻繁に連絡を取るが実際には会うことがない相手を上位にソートする、といったことが難しい(実際に会う相手がより上位にソートされてしまうため)。従って、このような観点からも、既存の連絡先リストのソート機能と組み合わせて用いることが望ましい。
もちろん、連絡先リストに含まれる他のユーザに、本開示の実施形態による連絡先リストのソート機能を適用することが可能であり、ユーザ同士が一緒にいるかという基準でユーザの要望が十分に反映される場合には、本開示の実施形態による連絡先リストのソート機能を単独で用いることも可能である。
(期間限定グループの生成)
別の例として、本開示の実施形態による連絡先リストのソート機能を用いて、期間限定のグループを生成することも可能である。例えば、仲間と集まってツーリングする場合や、何台かの車でドライブする場合などのように、ある特定の期間に限って、ある特定のユーザのグループを連絡先リストにおいて上位にソートしたいケースがありうる。
そのようなケースのために、例えば、“現在一緒にいる他のユーザとグループを生成する”、(即席のグループ生成)および“期間限定でグループのソート優先度をアップさせる”といった機能が用意されてもよい。即席のグループ生成では、例えば、ユーザの操作によって、特定の時間帯(例えば現在)においてユーザと一緒にいる他のユーザの“一緒にいた時間”の重みづけを、他の時間帯よりも大きくすることによって、即席のグループを生成してもよい(例えば、重みづけを60倍にすれば、10分間一緒にいた他のユーザが、10時間一緒にいた他のユーザと同等に評価される)。あるいは、上記の連絡先リスト起動時のソートのように、ユーザの操作がされた時にユーザと一緒にいる他のユーザを特定し、そのユーザをそのまま即席のグループに分類してもよい。
具体的には、例えば、即席のグループを設定したい他のユーザ(グループメンバー)が集合した時点で、ユーザは、現在一緒にいるメンバーで新規にグループを生成する。グループには、ユーザの操作によって、“ソート優先度をアップさせる期間”(有効期間ともいえる)を設定してもよい。なお、有効期間は、必ずしもグループ生成の時から始まらなくてもよい(例えば、将来に予定されているツーリングやドライブの当日であってもよい)。この期間の間、上記グループ内のメンバーは、潜在的に“連絡を取る優先度が高い他のユーザ”として認識される。従って、その後のツーリングやドライブの間、ユーザから離れた(一緒にいるとは認識されなくなった)グループメンバーは、ユーザの連絡先リストにおいて上位にソートされる。
このようにして設定される即席のグループは、例えば、同じ連絡帳管理サービスを利用する他のグループメンバーと共有可能であってもよい。このとき、上記の有効期間などの情報も共有可能であってもよい。また、例えばグループが生成されたときにユーザの操作によって設定された有効期間を経過すると、グループが自動的に解散されてもよい。
(6.ハードウェア構成)
最後に、図11を参照して、本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成について説明する。図11は、情報処理装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。図示された情報処理装置900は、上記の実施形態で説明したように、端末装置110,130,220,230,310,330,420,430、SNSサーバ140,240,340,440、および連絡帳管理サーバ210,410を実現しうる。
情報処理装置900は、全体として、外部機器との通話または各種データ通信を実行する。また、情報処理装置900は、被写体の撮影や音声の録音などの機能を有していてもよい。
情報処理装置900では、CPU(Central Processing Unit)901、ROM(Read Only Memory)902、およびRAM(Random Access Memory)903によって構成される制御部が、全体を統括制御する。当該制御部と各部とは、バスを介して接続される。CPU901は、ROM902、または記憶部913に格納されたプログラムを読み出し、RAM903をワークエリアとして利用しつつ実行することによって、各種の処理機能をソフトウェア的に実現する。
操作部904は、GUI(Graphical User Interface)メニューなどを操作するための方向ボタンおよび決定ボタンなどの各種操作ボタンや、タッチパネルなどを含む。操作部904は、ユーザによる操作ボタンおよびタッチパネルの押下操作に応じた指示命令を、バスを介して制御部へ送出する。制御部は、指示命令に応じて各種処理を実行する。
通信部906は、有線または無線の各種の通信方式を用いて、外部装置との通信を実行する。外部装置との通信には、例えば、以下に説明する音声通話や、上記の実施形態で説明したサーバなどの外部装置との情報のやりとりが含まれうる。
情報処理装置900が音声通話を実行する場合、通信部906は、受信信号を所定の方式に従って復調して受信データに変換し、デコーダ911へ送出する。デコーダ911は制御部の制御に従って受信データをデコードすることにより相手方の通話音声データを復元し、スピーカ912へ出力する。スピーカ912は通話音声データを基に相手方の通話音声を出力する。一方、情報処理装置900は、マイク910から集音した音声信号をエンコーダ909へ送出する。エンコーダ909は、制御部の制御に従って音声信号をデジタル変換した後に所定の方式でエンコードすることにより得た音声データを通信部906へ送出する。
また、情報処理装置900は、ユーザの操作によって録音機能が選択された場合、マイク910から集音した音声信号を、エンコーダ909を介し、例えば不揮発性メモリにより構成された記憶部913に音声データとして記憶する。
位置時刻取得部907は、情報処理装置900が、自らの位置情報を取得する機能を有する場合に設けられる。位置時刻取得部907は、GPS(Global Positioning System)衛星などの測位手段から受信した測位情報(例えばGPS信号)に基づいて、現在位置を示す位置情報と現在時刻を示す時刻情報とを算出し、それらをまとめて位置時刻情報として制御部に送出する。また位置時刻取得部907は、Wi−Fi(Wireless Fidelity;登録商標)によるアクセスポイントを使った測位や、携帯基地局を用いた測位によって、位置情報を取得してもよい。
撮影部908は、情報処理装置900が、撮影機能を有する場合に設けられる。撮影部908は、カメラにより構成され、ユーザの操作に応じて静止画または動画を撮影する。撮影部908は、静止画を撮影する場合においては、被写体を撮影し得られた写真データを表示部905に出力することにより表示させる一方、動画を撮影する場合は、被写体を撮影し得られた動画データを表示部905に表示する。
表示部905は、制御部の制御に従って、各種の情報をユーザに向けて表示する。表示される情報には、例えば連絡先リストの情報が含まれる。また、表示部905は、連絡先リストのソートや、連絡先リストのソート機能の設定のためのGUIを表示してもよい。
記憶部913には、情報処理装置900の処理に関する各種の情報が一時的または永続的に格納される。記憶部913は、例えば、フラッシュROM(Read Only Memory)などの半導体メモリ、CD(Compact Disc)などの光ディスク、またはHDD(Hard Disk Drive)などでありうる。記憶部913は、情報処理装置900に内蔵される記憶装置であってもよく、情報処理装置900に着脱可能なメモリカードなどのリムーバブルメディアであってもよい。また、記憶部913は、複数の種類の記憶装置またはリムーバブルメディアを含んでもよい。
(7.補足)
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記の説明では、ユーザ間の友人関係を定義するためのSNSサーバを含む実施形態について説明したが、本開示の実施形態はこれに限られない。例えば、ユーザの友人とその友人が使用する端末装置とを関連付けて管理するサービスがネットワーク上で提供されていてもよい。この場合、ユーザは、例えば機器間通信によって識別された他の端末装置のユーザが友人であるかを、上記のサービスを利用して識別し、その結果を連絡先リストのソートに反映させることが可能である。
また、上記の例において、友人と端末装置とを関連付ける情報は、ユーザが使用する端末装置で管理されていてもよい。この場合、ユーザが使用する端末装置は、例えば機器間通信によって識別された他の端末装置のユーザが友人であるかを、ネットワーク上のサーバにアクセスすることなく識別することが可能である。この場合、本開示の実施形態は、ユーザと他のユーザとがそれぞれ使用する端末装置だけによって、つまりネットワーク上のサーバを含まずに実現されうる。
本開示の実施形態は、例えば、上記で説明したような情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、コンピュータを情報処理装置として機能させるためのプログラム、および当該プログラムが記録された記録媒体を含む。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)第1のユーザと第2のユーザとの位置関係を示す情報を取得する位置関係情報取得部と、
前記位置関係を示す情報に基づいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接しているか否かを判定する近接判定部と、
前記判定の結果に基づいて、前記第1のユーザに提供される、前記第2のユーザの連絡先を含む連絡先リストをソートする連絡先管理部と
を備える情報処理装置。
(2)前記位置関係情報取得部は、前記第1のユーザの位置を示す第1の位置情報と、前記第2のユーザの位置を示す第2の位置情報とを取得し、
前記近接判定部は、前記第1のユーザの位置と前記第2のユーザの位置との間の距離に基づいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接しているか否かを判定する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)前記位置関係情報取得部は、前記第1の位置情報および前記第2の位置情報のうち少なくとも一方をネットワーク上の位置情報共有サービスから取得する通信部を含む、前記(2)に記載の情報処理装置。
(4)前記位置関係情報取得部は、前記第1のユーザが保持する第1の端末装置と、前記第2のユーザが保持する第2の端末装置との間の近距離通信の結果を取得し、
前記近接判定部は、前記近距離通信の結果に基づいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接しているか否かを判定する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(5)前記位置関係情報取得部は、前記第1の端末装置から送信される問い合わせに対する前記第2の端末装置からの応答を取得し、
前記近接判定部は、前記応答が取得された場合に、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接していると判定する、前記(4)に記載の情報処理装置。
(6)前記問い合わせは、ソーシャルネットワークサービスにおいて前記第1のユーザを特定する情報を含み、
前記応答は、前記問い合わせが前記第2の端末装置に受信され、かつ前記ソーシャルネットワークサービスにおいて前記第1のユーザと前記第2のユーザとが友人関係を有する場合に前記第2の端末装置から送信される、前記(5)に記載の情報処理装置。
(7)前記近接判定部は、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接しているか否かを定期的に判定する、前記(1)〜(6)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(8)前記連絡先管理部は、前記定期的な判定の結果に基づいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接していた時間がより長い場合に、前記第2のユーザの順位がより高くなるように前記連絡先リストをソートする、前記(7)に記載の情報処理装置。
(9)前記連絡先管理部は、前記第1のユーザの設定に従って、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接していた時間の重みづけを時間帯ごとに変化させる、前記(8)に記載の情報処理装置。
(10)前記連絡先管理部は、前記定期的な判定の結果に基づいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接する時間帯を推定し、現在時刻が前記時間帯の前の時間帯にあたる場合に、前記第2のユーザの順位がより高くなるように前記連絡先リストをソートする、前記(7)〜(9)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(11)前記定期的な判定の結果に基づいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接する時間帯を推定し、共通する第1の時間帯に前記第1のユーザに近接する前記第2のユーザを前記連絡先リスト上で第1のグループに分類するグループ管理部をさらに備える、前記(7)〜(10)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(12)前記近接判定部は、前記連絡先リストが前記第1のユーザに提供される時に前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接しているか否かを判定し、
前記連絡先管理部は、前記連絡先リストが前記第1のユーザに提供される時が前記第1の時間帯にあたり、かつ前記第1のグループに分類される前記第2のユーザが前記第1のユーザに近接していない場合に、該第2のユーザの順位がより高くなるように前記連絡先リストをソートする、前記(11)に記載の情報処理装置。
(13)前記定期的な判定の結果に基づいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接する場所を推定し、共通する第2の場所で前記第1のユーザに近接する前記第2のユーザを前記連絡先リスト上で第2のグループに分類するグループ管理部をさらに備える、前記(7)〜(12)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(14)前記定期的な判定の結果に基づいて、前記第2のユーザを前記連絡先リスト上でグループに分類し、前記連絡先リストに連絡先が含まれる前記第2のユーザ以外のユーザを、前記第1のユーザの操作に従って前記グループに分類するグループ管理部をさらに備える、前記(7)〜(13)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(15)前記近接判定部は、前記連絡先リストが前記第1のユーザに提供される時に前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接しているか否かを判定する、前記(1)〜(14)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(16)前記連絡先管理部は、前記連絡先リストが前記第1のユーザに提供される時に前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接している場合に、前記第2のユーザがより低くなる、または前記第2のユーザが表示されないように前記連絡先リストをソートする、前記(15)に記載の情報処理装置。
(17)前記近接判定部は、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが、第1の距離以上で近接しているか、前記第1の距離未満で近接しているかを判定し、
前記連絡先管理部は、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが前記第1の距離以上で近接している場合に前記第2のユーザの順位がより高くなるように前記連絡先リストをソートし、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが前記第1の距離未満で近接している場合に前記第2のユーザの順位がより低くなる、または前記第2のユーザが表示されないように前記連絡先リストをソートする、前記(15)または(16)に記載の情報処理装置。
(18)前記判定の結果に基づいて、前記第1のユーザに近接している前記第2のユーザを前記連絡先リスト上で第1のグループに分類するグループ管理部をさらに備える、前記(15)に記載の情報処理装置。
(19)第1のユーザと第2のユーザとの位置関係を示す情報を取得することと、
前記位置関係を示す情報に基づいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接しているか否かを判定することと、
前記判定の結果に基づいて、前記第1のユーザに提供される、前記第2のユーザの連絡先を含む連絡先リストをソートすることと
を含む情報処理方法。
(20)第1のユーザと第2のユーザとの位置関係を示す情報を取得する機能と、
前記位置関係を示す情報に基づいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接しているか否かを判定する機能と、
前記判定の結果に基づいて、前記第1のユーザに提供される、前記第2のユーザの連絡先を含む連絡先リストをソートする機能と
をコンピュータに実現させるためのプログラム。
110,210,310,410 端末装置
111 位置取得部
112,312 通信部
113,313 近接判定部
114,314 連絡先管理部
115,315 グループ管理部
116,316 表示部
210,410 連絡先管理サーバ

Claims (20)

  1. 第1のユーザと第2のユーザとの位置関係を示す情報を取得する位置関係情報取得部と、
    前記位置関係を示す情報に基づいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接しているか否かを判定する近接判定部と、
    前記判定の結果に基づいて、前記第1のユーザに提供される、前記第2のユーザの連絡先を含む連絡先リストをソートする連絡先管理部と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記位置関係情報取得部は、前記第1のユーザの位置を示す第1の位置情報と、前記第2のユーザの位置を示す第2の位置情報とを取得し、
    前記近接判定部は、前記第1のユーザの位置と前記第2のユーザの位置との間の距離に基づいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接しているか否かを判定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記位置関係情報取得部は、前記第1の位置情報および前記第2の位置情報のうち少なくとも一方をネットワーク上の位置情報共有サービスから取得する通信部を含む、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記位置関係情報取得部は、前記第1のユーザが保持する第1の端末装置と、前記第2のユーザが保持する第2の端末装置との間の近距離通信の結果を取得し、
    前記近接判定部は、前記近距離通信の結果に基づいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接しているか否かを判定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記位置関係情報取得部は、前記第1の端末装置から送信される問い合わせに対する前記第2の端末装置からの応答を取得し、
    前記近接判定部は、前記応答が取得された場合に、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接していると判定する、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記問い合わせは、ソーシャルネットワークサービスにおいて前記第1のユーザを特定する情報を含み、
    前記応答は、前記問い合わせが前記第2の端末装置に受信され、かつ前記ソーシャルネットワークサービスにおいて前記第1のユーザと前記第2のユーザとが友人関係を有する場合に前記第2の端末装置から送信される、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記近接判定部は、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接しているか否かを定期的に判定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記連絡先管理部は、前記定期的な判定の結果に基づいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接していた時間がより長い場合に、前記第2のユーザの順位がより高くなるように前記連絡先リストをソートする、請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記連絡先管理部は、前記第1のユーザの設定に従って、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接していた時間の重みづけを時間帯ごとに変化させる、請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記連絡先管理部は、前記定期的な判定の結果に基づいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接する時間帯を推定し、現在時刻が前記時間帯の前の時間帯にあたる場合に、前記第2のユーザの順位がより高くなるように前記連絡先リストをソートする、請求項7に記載の情報処理装置。
  11. 前記定期的な判定の結果に基づいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接する時間帯を推定し、共通する第1の時間帯に前記第1のユーザに近接する前記第2のユーザを前記連絡先リスト上で第1のグループに分類するグループ管理部をさらに備える、請求項7に記載の情報処理装置。
  12. 前記近接判定部は、前記連絡先リストが前記第1のユーザに提供される時に前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接しているか否かを判定し、
    前記連絡先管理部は、前記連絡先リストが前記第1のユーザに提供される時が前記第1の時間帯にあたり、かつ前記第1のグループに分類される前記第2のユーザが前記第1のユーザに近接していない場合に、該第2のユーザの順位がより高くなるように前記連絡先リストをソートする、請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記定期的な判定の結果に基づいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接する場所を推定し、共通する第2の場所で前記第1のユーザに近接する前記第2のユーザを前記連絡先リスト上で第2のグループに分類するグループ管理部をさらに備える、請求項7に記載の情報処理装置。
  14. 前記定期的な判定の結果に基づいて、前記第2のユーザを前記連絡先リスト上でグループに分類し、前記連絡先リストに連絡先が含まれる前記第2のユーザ以外のユーザを、前記第1のユーザの操作に従って前記グループに分類するグループ管理部をさらに備える、請求項7に記載の情報処理装置。
  15. 前記近接判定部は、前記連絡先リストが前記第1のユーザに提供される時に前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接しているか否かを判定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  16. 前記連絡先管理部は、前記連絡先リストが前記第1のユーザに提供される時に前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接している場合に、前記第2のユーザがより低くなる、または前記第2のユーザが表示されないように前記連絡先リストをソートする、請求項15に記載の情報処理装置。
  17. 前記近接判定部は、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが、第1の距離以上で近接しているか、前記第1の距離未満で近接しているかを判定し、
    前記連絡先管理部は、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが前記第1の距離以上で近接している場合に前記第2のユーザの順位がより高くなるように前記連絡先リストをソートし、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが前記第1の距離未満で近接している場合に前記第2のユーザの順位がより低くなる、または前記第2のユーザが表示されないように前記連絡先リストをソートする、請求項15に記載の情報処理装置。
  18. 前記判定の結果に基づいて、前記第1のユーザに近接している前記第2のユーザを前記連絡先リスト上で第1のグループに分類するグループ管理部をさらに備える、請求項15に記載の情報処理装置。
  19. 第1のユーザと第2のユーザとの位置関係を示す情報を取得することと、
    前記位置関係を示す情報に基づいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接しているか否かを判定することと、
    前記判定の結果に基づいて、前記第1のユーザに提供される、前記第2のユーザの連絡先を含む連絡先リストをソートすることと
    を含む情報処理方法。
  20. 第1のユーザと第2のユーザとの位置関係を示す情報を取得する機能と、
    前記位置関係を示す情報に基づいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが近接しているか否かを判定する機能と、
    前記判定の結果に基づいて、前記第1のユーザに提供される、前記第2のユーザの連絡先を含む連絡先リストをソートする機能と
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
JP2012115615A 2012-05-21 2012-05-21 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Expired - Fee Related JP5929501B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012115615A JP5929501B2 (ja) 2012-05-21 2012-05-21 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US13/847,097 US9167384B2 (en) 2012-05-21 2013-03-19 Information processing apparatus, information processing method, and recording medium
CN201310176373XA CN103428257A (zh) 2012-05-21 2013-05-14 信息处理设备、信息处理方法和记录介质
US14/851,187 US9560485B2 (en) 2012-05-21 2015-09-11 Information processing apparatus, information processing method, and recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012115615A JP5929501B2 (ja) 2012-05-21 2012-05-21 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013242706A true JP2013242706A (ja) 2013-12-05
JP2013242706A5 JP2013242706A5 (ja) 2015-03-12
JP5929501B2 JP5929501B2 (ja) 2016-06-08

Family

ID=49581720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012115615A Expired - Fee Related JP5929501B2 (ja) 2012-05-21 2012-05-21 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (2) US9167384B2 (ja)
JP (1) JP5929501B2 (ja)
CN (1) CN103428257A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016062282A (ja) * 2014-09-18 2016-04-25 株式会社リコー 伝送システム、端末、伝送管理装置及びプログラム
JP2016066210A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 テックファーム株式会社 ファイル共有システム、サーバ装置、ファイル共有方法及びファイル共有プログラム
JP2016162399A (ja) * 2015-03-05 2016-09-05 株式会社Nttドコモ ユーザ属性推定装置、ユーザ属性推定システム、携帯端末及びユーザ属性推定方法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102008452B1 (ko) * 2014-02-19 2019-08-07 삼성전자주식회사 전자 장치의 정보 수집 방법 및 그 전자 장치
CN106133786B (zh) * 2014-02-19 2022-02-11 谷歌有限责任公司 总结用户之间的社交互动
US9704205B2 (en) * 2014-02-28 2017-07-11 Christine E. Akutagawa Device for implementing body fluid analysis and social networking event planning
CN104333639B (zh) * 2014-11-21 2017-06-16 广东欧珀移动通信有限公司 共同好友的查找方法与装置
WO2017051410A1 (en) * 2015-09-22 2017-03-30 Mystate Mobile (2014) Ltd. System and method for customizing a telephone state status message
JP6623869B2 (ja) * 2016-03-16 2019-12-25 株式会社リコー 機器管理システム、機器管理装置、プログラム及び機器管理方法
DK3497403T3 (da) * 2016-08-11 2021-10-04 Axon Vibe AG Geolokalisering af personer baseret på et afledt socialt netværk
US20180060017A1 (en) * 2016-08-30 2018-03-01 Gary Lauck Computerized Contact Management Systems and Methods
JP7263720B2 (ja) * 2018-09-25 2023-04-25 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置及びプログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003233564A (ja) * 2002-02-13 2003-08-22 Sony Corp コミュニケーション相手リスト表示方法、コミュニケーション相手リスト表示装置及び記録媒体
JP2005109896A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Nec Corp アドレスを並び替えて表示する携帯端末及びそのアドレス表示方法
JP2009027293A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 端末装置及びプログラム
JP2009033252A (ja) * 2007-07-24 2009-02-12 Ntt Docomo Inc 通信端末、情報管理装置及びプログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100698112B1 (ko) * 2004-09-08 2007-03-26 엘지전자 주식회사 위치정보 기반서비스 기능을 적용한 단 방향 통신 시스템 및 통신 방법
US7231209B2 (en) * 2005-04-20 2007-06-12 Nokia Corporation Radio system, terminal device, computer program product, and method of defining availability of queried devices
US8571580B2 (en) * 2006-06-01 2013-10-29 Loopt Llc. Displaying the location of individuals on an interactive map display on a mobile communication device
WO2008064483A1 (en) * 2006-11-30 2008-06-05 James Andrew Wanless A method and system for providing automated real-time contact information
US8767929B2 (en) * 2009-01-20 2014-07-01 Smith Micro Software, Inc. Systems and methods for displaying presence information in communication devices
US8526969B2 (en) * 2009-06-08 2013-09-03 Microsoft Corporation Nearby contact alert based on location and context
US8805417B2 (en) * 2009-06-30 2014-08-12 Verizon Patent And Licensing Inc. Dynamic contact list display

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003233564A (ja) * 2002-02-13 2003-08-22 Sony Corp コミュニケーション相手リスト表示方法、コミュニケーション相手リスト表示装置及び記録媒体
JP2005109896A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Nec Corp アドレスを並び替えて表示する携帯端末及びそのアドレス表示方法
JP2009027293A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 端末装置及びプログラム
JP2009033252A (ja) * 2007-07-24 2009-02-12 Ntt Docomo Inc 通信端末、情報管理装置及びプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016062282A (ja) * 2014-09-18 2016-04-25 株式会社リコー 伝送システム、端末、伝送管理装置及びプログラム
JP2016066210A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 テックファーム株式会社 ファイル共有システム、サーバ装置、ファイル共有方法及びファイル共有プログラム
JP2016162399A (ja) * 2015-03-05 2016-09-05 株式会社Nttドコモ ユーザ属性推定装置、ユーザ属性推定システム、携帯端末及びユーザ属性推定方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN103428257A (zh) 2013-12-04
US20130310082A1 (en) 2013-11-21
US20150382146A1 (en) 2015-12-31
US9560485B2 (en) 2017-01-31
JP5929501B2 (ja) 2016-06-08
US9167384B2 (en) 2015-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5929501B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US9264104B2 (en) Sharing of information common to two mobile device users over a near-field communication (NFC) link
US20180332131A1 (en) Managing notifications pushed to user devices
CN112166591B (zh) 跨多个设备的数据同步
EP3616424B1 (en) Electronic device and proximity discovery method thereof
CN102970323B (zh) 通过无线局域网对移动通信设备的远程访问方法和移动通信设备
JP5855924B2 (ja) サーバ装置、通信システム、制御方法およびプログラム
CN106416317A (zh) 用于提供位置信息的方法和装置
CN103874018A (zh) 接入点信息共享方法及装置
CN105027596A (zh) 在通信会话期间在客户端设备之间交换联系简档
CN105578385B (zh) 电子设备收发数据的方法及使用该方法的电子设备
CN102638770A (zh) 一种社交网络的实现方法及***
CN109274405A (zh) 数据传输方法、装置、电子设备及计算机可读介质
US20150271263A1 (en) Collecting application sharing information
CN103596145A (zh) 一种自动回复消息的方法、装置和终端设备
KR20170081910A (ko) 통신 연결을 형성하는 방법 및 장치
RU2617547C2 (ru) Способ, устройство и оконечное устройство для передачи данных nfc
US11019598B1 (en) Paging indication method and device
KR20180111217A (ko) 문자 기반 상담 서비스의 가맹점 검색 시스템, 그 방법 및 컴퓨터 프로그램이 기록된 기록매체
US8954036B2 (en) Data arrival control server and method for notifying a communication terminal of a plurality of communication terminals of data arrival at a certain communication terminal of the plurality of communication terminals
US9602659B2 (en) Portable device with communication record recurring module
CN114257579B (zh) 一种信息传输的方法、装置、设备及介质
US20170041969A1 (en) Connection information sharing server, a method of sharing connection information, and a program for connection information sharing server
JP2016095859A (ja) サーバ装置、通信システム、制御方法およびプログラム
KR101732656B1 (ko) 일대다 메시지 송수신 시스템, 제어 방법 및 이를 위한 단말기

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150127

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160229

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160418

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5929501

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees