JP2013241911A - 洋上風力発電設備、その支持装置およびその設計方法 - Google Patents

洋上風力発電設備、その支持装置およびその設計方法 Download PDF

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Abstract

【課題】強度設計が容易で必要十分な強度が得られる洋上風力発電設備の支持装置、その設計方法、および同支持装置を備えた洋上風力発電設備を提供する。
【解決手段】支持装置3は、下端が海底に固定される3本以上のレグ31と、発電装置を支持しかつレグ31の上端がそれぞれ接続される頂上部材32と、隣接するレグ31の中間部分を連結して水平に延びるストラット33とを有する。ストラット33の両端は端部材331を介してレグ31に連結され、端部材331とレグ31とは二重管グラウト構造とされている。
【選択図】図2

Description

本発明は、基部を海底に固定されて洋上に風力発電装置を支持する洋上風力発電設備、その支持装置およびその設計方法に関する。
従来、自然エネルギーを利用する発電方式のひとつとして、風力発電が注目されている。とくに、洋上風力発電は、広大な海洋に生じる強大な風力を比較的安定的に利用できることから、今後の開発が期待されている。なお、洋上風力発電としては、洋上と同様な風力が得られる大河川の下流部や湖沼等に設置される風力発電設備を含む。
前述した洋上風力発電に利用される洋上風力発電設備は、風力を受けて回転するプロペラ等を含む発電装置と、これを洋上の所定高さに保持するための支持装置とを備えた構成とされる。
発電装置は、発電機を収容したケースと、風力を受けて発電機を回転させるプロペラ等とを有する。多くの発電装置では、ケースの下面側にポールが設置され、このポールを介して支持装置に接続されるが、他の構造により支持装置に接続されることもある。
支持装置は、基部を海底に固定されるとともに、洋上に露出された部分で発電装置を支持する。このために、支持装置の海中部分は、設置箇所の水深(海底の深度)に応じた長さ(高さ)となるように構築される。
従来、洋上風力発電設備の支持装置としては、主にモノパイル式、重力式およびジャケット式の3種類が利用されている。
モノパイル式の支持装置では、連続した一本のパイル(モノパイル)を基本構造とする。そして、パイルの基部を海底に固定するとともに、パイルの上端を洋上に露出させ、この上端に前述した発電装置のポールを接続し、これにより発電装置を洋上に支持する(特許文献1参照)。
このようなモノパイル方式の支持装置は、構造が単純であり、水深が浅い場合、設備コストが小さくて済むという利点がある。ただし、単純な構造であるために調整できる条件またはパラメータが少ない。
重力式の支持装置は、硬く平坦な地盤に適している。ただし、設置にあたって地盤面を平坦にする作業が必要であるほか、支持装置が重量物となるため、運搬のコストが高くなる。
ジャケット式の支持装置は、複数のパイルまたはレグを配置し、隣接するレグどうしを斜材や水平材で相互に固定した立体トラス構造とされ、各レグの基部が海底に固定される。そして、各レグの上側を束ねた状態で洋上に露出させ、その上端を発電装置のケース下面に接続し、これにより発電装置を洋上に支持する(特許文献2参照)。
このようなジャケット式の支持装置は、構造の複雑化、設備コストの上昇が避けられない。しかし、レグやトラス構造の各部等の設計により、支持装置として十分な強度が確保でき、かつ調整に利用できる条件等の選択肢が幅広いという利点がある。
このような支持装置においては、何れの方式にあっても、洋上風力発電設備としての強度条件を満たす必要がある。
例えば、発電装置の装置重量を負担することはもちろん、発電装置で風力を受けることにより支持装置に曲げや剪断等の負荷に耐える必要がある。さらに、支持装置自体にも洋上部分で風力の影響が生じ、さらに支持装置の海中部分では波力および流体力の影響も生じる。
これらの風力および波力および流体力は、単なる外力として支持装置にかかるだけでなく、繰り返される外力として、さらには共振による疲労破壊を招く可能性がある。
このため、支持装置の設計にあたっては、構造的な強度の確保に加えて、発電装置までを含めた共振の回避までを考慮し、固有振動数の調整などが適宜行われている(特許文献3,4,5参照)。
特開2003−293938号公報 特開2003−206852号公報 特許第4776857号公報 特許第4831847号公報 特表2010−514978号公報
ところで、前述した支持装置の形式は、洋上風力発電設備が設置される箇所の水深によって使い分けられている。
水深30m未満の低水深域では、支持装置の強度も比較的小さくてよいため、モノパイル方式や重力式の支持装置が多用されている。
水深30m以上の中高水深域では、支持装置に十分な強度が必要となるため、ジャケット式の支持装置が用いられている。
このうち、水深30m〜50m程度の中水深域については、前述の通り、ジャケット式の支持装置が用いられている。
ただし、中水深域に用いる支持装置としては、水深50m以上の高水深域ほどの高強度は要求されない。このため、ジャケット式の支持装置を中水深域用とする場合、高水深域用と比較して剛性を緩和するように調整(設計変更)が図られる。
しかし、ジャケット式の支持装置は、前述の通りトラス構造を備えており、構造が複雑であるため強度の調整に関係するパラメータが多岐にわたり、再設計およびこれに伴う構造強度の再計算等が著しく煩雑になるという問題がある。
さらに、ジャケット式の支持装置は、前述の通りトラス構造を有するため、基本的な強度が高く、中水深域に要求される程度にまで強度を下げるような調整が十分に行えない可能性もある。
これに対し、モノパイル式の支持装置あるいは重力式の支持装置を用い、これを水深30m以上の中水深域に適するように調整することも考えられる。
しかし、モノパイル式の支持装置は、構造が簡略である分、調整に利用できる選択肢が少なく、例えばパイル材の板厚を増す等の限定的な調整しか採用できない。このような板厚の増加だけでモノパイル式の支持装置を中水深域用に調整しようとすると、非現実的な厚みおよび重量のパイルとなるなど、現実的な中水深域用の支持装置とすることが困難であった。
一方、重力式の支持装置は、重量の大きな塊であって調整の余地がなく、調整は専ら発電装置側で行うことになる。
本発明の目的は、必要十分な強度設計が容易に行える洋上風力発電設備、その支持装置およびその設計方法を提供することにある。
本発明の洋上風力発電設備の支持装置は、下端が海底に固定される3本以上のレグと、発電装置を支持しかつ前記レグの上端がそれぞれ接続される頂上部材と、隣接する前記レグの中間部分を連結して水平に延びるストラットと、を有することを特徴とする。
本発明において、ストラットは、単純な水平方向の軸材であって、従来のジャケット式の支持装置のようなレグを連結する複雑なトラス構造とは異なる。
このような本発明では、レグの下端を海底に固定し、頂上部材に発電装置を接続することで、洋上に発電装置を支持することができる。
この際、支持装置は、レグ、頂上部材およびストラットで構成され、これらのレグおよびストラットの部材としての個々の設計、レグの本数やストラットの段数、傾斜配置されたレグの勾配あるいはレグに対するストラットの高さなどの配置、レグと頂上部材およびレグとストラットとの連結部分の設計により、支持装置としての強度を任意に設計することができる。
このように、支持装置では、レグ、頂上部材およびストラットで構成され、従来のモノパイル式に比べて各部における強度調整の選択肢が多数となり、必要十分な支持装置を適切に設計することができる。また、従来のジャケット式のような複雑なトラス構造がないため、過剰な強度の緩和対策が必要ないとともに、レグ、頂上部材およびストラットという限られた部材に関する設計だけでよいため、必要十分な強度の支持装置を容易に設計することができる。
さらに、本発明では、海中に配置される部材が少ないため、波の受圧面積を軽減することができる。
本発明の洋上風力発電設備の支持装置において、前記頂上部材は中心軸線が垂直に配置された円筒状の本体を有し、前記レグは下端が前記本体の中心軸線から離れるように傾斜した直線的な軸材で構成されていることが望ましい。
このような本発明では、直線的な軸材を用いたレグが所定の勾配で傾斜して配置され、支持装置全体として角錐状の構造体が形成される。このような直線的なレグと、水平に延びるストラットによる簡素な構成とすることで、前述した設計の容易さを更に促進することができる。
なお、本発明の支持装置としては、レグが傾斜せずに、例えば複数のレグがそれぞれ垂直で互いに平行であってもよく、レグの一部が屈曲したものあるいは曲線的に形成されているものであってもよい。
本発明の洋上風力発電設備の支持装置において、前記レグは管状の軸材であり、前記ストラットは直線的な軸材の両端に前記レグが挿通される管状の端部材を有し、前記端部材の内面と前記レグの外面との間にはグラウト材が充填されていることが望ましい。
このような本発明では、レグとストラットとの連結を、グラウト材を介在させたいわゆる二重管グラウト結合構造とすることができ、連結部分の構造を簡素化することができる。さらに、レグにおける連結位置の変更にあたって、レグ自体に加工する必要が解消でき、これらにより設計の容易化を更に促進することができる。
本発明の洋上風力発電設備の支持装置において、前記ストラットの途中には外管および内管を備えて長手方向に伸縮可能な二重管構造が形成されている構成とすることもできる。
なお、二重管構造においては、ストラットをそれに適した長さとしたうえで、内管および外管の間にグラウト材を充填し、これにより内管および外管を互いに固定することもできる。
このような本発明では、同じ部材を用いて、ストラットの長さつまり両端の端部材等の距離を任意に設定することができる。このため、レグが傾斜している際に、ストラットの連結位置を上下に調整する場合でも、レグの勾配に応じたストラットの長さ調整を容易に行うことができる。
本発明の洋上風力発電設備の支持装置において、前記ストラットは前記レグに対して回動自在に連結された構成とすることができる。
このような本発明では、レグの勾配が変化しても、頂上部材あるいはストラットとの連結部分が回動することで、任意の勾配に対応することができ、レグを傾斜配置する際の勾配調整を容易に行うことができる。
本発明の洋上風力発電設備の支持装置の設計方法は、下端が海底に固定される3本以上のレグと、発電装置を支持しかつ前記レグの上端がそれぞれ接続される頂上部材と、隣接する前記レグの中間部分を連結して水平に延びるストラットと、を有する洋上風力発電設備の支持装置の設計方法であって、前記支持装置の初期形状を設定し、前記支持装置の固有値解析を行い、前記固有値解析で共振域外となるまで前記レグおよび前記ストラットの調整を行う第1段階と、前記支持装置の断面算定を行い、前記支持装置の固有値解析を行い、前記固有値解析で共振域外となるまで前記レグおよび前記ストラットの調整を行う第2段階と、を有し、前記第1段階および前記第2段階における前記レグおよび前記ストラットの調整では、先ず前記レグの配置変更を行い、前記レグの勾配制限内であれば、変更された前記レグの配置に基づいて前記支持装置の固有値解析を行い、前記配置変更の結果、前記レグの勾配制限を超えたら、前記ストラットの調整を行い、調整された前記ストラットに基づいて前記支持装置の固有値解析を行う、ことを特徴とする。
このような本発明では、初期設定に基づく第1段階のレグ設定からストラット調整、初期設定に対して調整を加えた設計内容に対して、更に断面算定を考慮した第2段階のレグ設定からストラット調整を順次行うことで、適切な支持装置を設計することができる。
とくに、第1段階および第2段階の調整では、先ずレグの調整を行い、次にストラットの調整を行うことで、効率的に設計を行うことができる。また、第1段階および第2段階の調整で、レグの調整からストラットの調整に至る手順を共通化することができる。
従来のジャケット式の支持装置では、トラス構造を含むため、一部の変更であっても全体の再計算等が必要であり、初期設定で調整が必要な場合には煩雑な再計算を繰り返す必要があったのに対し、本発明によれば、一連の手順で所望の支持装置を容易に設計することができる。
本発明の洋上風力発電設備は、発電装置と、下端が海底に固定される3本以上のレグと、前記発電装置を支持しかつ前記レグの上端がそれぞれ接続される頂上部材と、隣接する前記レグの中間部分を連結して水平に延びるストラットと、を有することを特徴とする。
このような本発明では、前述した支持装置と共通の構成であるレグ、頂上部材およびストラットにより、前述した本発明の支持装置の述べた各作用効果を得ることができる。
さらに、本発明では、発電装置を支持するために海中に配置される部材が少ないため、波の受圧面積を軽減できる。
本発明の第1実施形態の洋上風力発電設備を示す斜視図。 前記第1実施形態の支持装置を示す斜視図。 前記第1実施形態の支持装置の組み立て状態を示す分解斜視図。 前記第1実施形態の二重管グラウト結合構造を示す分解斜視図。 前記第1実施形態の設計手順を示すフロー図。 前記第1実施形態の適用水深を示すグラフ。 本発明の第2実施形態の支持装置を示す斜視図。 前記第2実施形態の支持装置を示す分解斜視図。 本発明の第3実施形態の支持装置を示す斜視図。 前記第3実施形態の支持装置を示す分解斜視図。 二重管グラウト結合構造の変形例を示す斜視図。
〔第1実施形態〕
図1から図6には、本発明の第1実施形態が示されている。
図1において、本実施形態の洋上風力発電設備1は、洋上風力発電用の発電装置2と、この発電装置2を洋上の所定高さに保持するための支持装置3とを有する。
発電装置2は、風力を受けて回転するプロペラ21と、内部に発電機構を収容するケース22とを有し、ケース22の下面側には支持用のポール23が接続されている。
支持装置3は、下端が海底に固定される4本のレグ31と、発電装置2のポール23を支持しかつレグ31の上端がそれぞれ接続される頂上部材32と、隣接するレグ31の中間部分を連結して水平に延びる4本のストラット33とを有する。
図2および図3に示すように、4本のレグ31は、それぞれ直線的に延びる断面円形の鋼管である。また、4本のストラット33は、それぞれ直線的に延びる断面円形の鋼管である。4本のレグ31は、頂上部材32に纏められた上端に対し、ストラット33で相互に連結された下端側が互いに離れて配置され、支持装置3の全体としては四角錐状をなし、各レグ31は前述した四角錐の稜線位置にあって垂直方向に対して所定の勾配で傾斜した状態とされている。
頂上部材32は、鋼製の円筒状部材であり、中心軸は垂直に配置され、その内側には発電装置2のポール23を挿入して結合することができる。
頂上部材32の周囲には、下端位置に第1接続部材321が固定され、中間高さ位置に第2接続部材322が固定され、両者を結ぶように補強部材323が固定されている。
第1接続部材321は、頂上部材32の四方へ張り出した部分を有し、この張り出した部分に挿通孔が形成されている。この挿通孔には、図3に示すように下方からレグ31が挿通され、図2の状態で挿通孔の全周をレグ31の外周面に対して溶接される。
第2接続部材322は、頂上部材32の四方へ張り出した部分を有し、この張り出した部分には、第1接続部材321の挿通孔に下方から挿通されたレグ31の端部が当接可能である。この張り出した部分は、図3に示すように下方からレグ31が挿通され、図2の状態でレグ31の端面に対して溶接される。
補強部材323は、上下の端縁がそれぞれ第1接続部材321および第2接続部材322に溶接されているとともに、頂上部材32の外周に沿った辺縁は頂上部材32の外周に溶接されている。さらに、頂上部材32と反対側の辺縁は、図3に示すように第1接続部材321の挿通孔に下方からレグ31が挿通された際に、レグ31の外周面に沿うように形成されている。図2の状態においてレグ31の外周に対して溶接される。
ストラット33は、4本が正方形となるように配置され、この正方形の4つの頂点にそれぞれ配置された端部材331に各ストラット33の両端を接続することで、平面形状が正方形の枠体を構成している。
図4に示すように、端部材331は、鋼製の筒体であり、外周面には2方向からストラット33が溶接されている。この際、端部材331は、2方向のストラット33がそれぞれ水平かつ互いに90度をなす状態で、端部材331の中心軸線がレグ31の勾配に見合った傾斜角度となるように設置されている。
端部材331は、内側にレグ31が挿通可能な内径を有し、レグ31を挿通した際にはレグ31の外周面との間に所定の隙間が形成される。そして、4つの端部材331の内側にそれぞれレグ31を挿通した状態(図2あるいは図3参照)で、前述した隙間にグラウト材を充填して固化させることで、レグ31と端部材331とが連結され、ストラット33による各レグ31の連結がなされる。
なお、図4に示すように、端部材331の内周面にはずれ止めの突条332による凹凸が形成され、レグ31の端部材331との連結部分の外周面にも同様な突条312による凹凸が形成され、これらの凹凸がグラウト材に食い込むことで、相互の連結が定位置で維持されるようになっている。
このように、レグ31とストラット33とは、端部材331を用いた二重管グラウト結合構造によって連結されている。
図5には、本実施形態における支持装置3の設計手順が示されている。
支持装置3の設計では、先ず、支持装置3の初期形状を設定する(手順S11)。初期設定においては、支持装置3としての基本形状(四角錐状か三角錐状か等の概略形状、レグ31の本数、ストラット33の設置高さおよび段数)、各構成部材(レグ31、頂上部材32,ストラット33等)の材質、長さ、厚さ等を、暫定的に設定する。
次に、初期設定に基づき、支持装置3の固有値解析を行う(手順S12)。固有値解析では、既存の手法により、支持装置3の固有振動数を解析する。そして、洋上風力発電設備1の設置位置の地形、気候条件等に基づき、共振の発生可能性について判定する(手順S13)。
判定の結果、共振域外であれば、そのまま断面算定(手順S17)に移行するが、共振の可能性があれば、さらに調整を行う(第1段階の調整、手順S14〜S16)。
第1段階の調整では、先ず、レグ31の配置変更を検討する(手順S14)。具体的には、レグ31の勾配を変更するほか、その下端位置および上端位置の変更、さらには互いの間隔などを適宜調整する。次に、調整されたレグ31の勾配について、支持装置3の勾配制限を満たすかを判定し(手順S15)、満たすようであれば固有値解析(手順S12)に戻ってこれをやり直す。
勾配制限を満たすことができない場合、レグ31による調整はそこで止め、ストラット33の調整を行う(手順S16)。具体的には、ストラット33の設置高さを調整し、あるいは1段のストラット33で調整が十分でない場合にはストラット33を2段に増設する等を検討する。このような調整を行った後、固有値解析(手順S12)に戻ってこれをやり直す。
このような第1段階の調整は、固有値解析(手順S12)の結果の判定(手順S13)で、共振域外となるまで繰り返す。
共振域外となったら、断面算定(手順S17)に移行する
断面算定(手順S17)では、初期設定または第1段階の調整で得られた設定に基づいて、レグ31およびストラット33の断面形状を含めた支持装置3としての強度計算を行う。
ここで、レグ31およびストラット33の断面算定の結果が許容範囲内であれば(手順S18)、支持装置3の設計を完了する。
一方、断面が許容範囲外である場合、断面調整(手順S21)を行う。具体的には、レグ31およびストラット33の断面形状、例えば外径および内径、厚み、材質などを調整する。
次に、断面調整(手順S21)で調整した設計内容に基づき、支持装置3の固有値解析(手順S22)を行い、洋上風力発電設備1の共振の発生可能性について判定する(手順S23)。これらの固有値解析および判定は、前述した固有値解析(手順S12)およびその判定(手順S13)と同様である。
判定の結果、共振域外であれば、支持装置3の設計を完了する。
共振の可能性があれば、共振域外となるまでさらに調整を行う(第2段階の調整、手順S24〜S26)。
第2段階の調整における各手順S24〜S26は、それぞれ第1段階の調整の各手順S14〜S16と同様である。このため、手順S24〜S26についての重複する説明は省略する。
図6には、本実施形態で設計される支持装置3の各水深域に対する適用状況が示されている。
水深30m前後の領域では、支持装置3の海底からの高さも低く、波力および流体力による影響も比較的小さいため、ストラット33は専ら1段だけでよく、前述した図5の手順において、レグ31の勾配調整のみで必要十分な強度が得られる。
水深40m前後の領域では、支持装置3の海底からの高さがやや高くなり、波力および流体力による影響もあわせて、ストラット33は1段ないし2段とする。前述した図5の手順で設計を行うことで、レグ31の勾配調整およびストラット33の調整を行い、必要に応じてストラット33を増設し、必要十分な強度が得られるようにする。
水深50m前後の領域では、支持装置3の海底からの高さが十分高く、波力および流体力による影響も大きくなる。このため、ストラット33は1段ないし2段、必要により強度を大きくした2段も検討するものとする。この場合でも、前述した図5の手順で設計を行うことで、レグ31の勾配調整およびストラット33の調整を行い、必要に応じてストラット33を増設し、必要十分な強度が得られるようにする。
以上に説明した第1実施形態によれば、以下の効果が得られる。
レグ31の下端を海底に固定し、頂上部材32に発電装置2を接続することで、洋上に発電装置2を支持することができ、洋上風力発電設備1を構築することができる。
この際、支持装置3は、レグ31、頂上部材32およびストラット33で構成され、これらのレグ31およびストラット33の部材としての個々の設計、レグ31の本数やストラット33の段数、傾斜配置されたレグ31の勾配あるいはレグ31に対するストラット33の高さなどの配置、レグ31と頂上部材32およびレグ31とストラット33との連結部分の設計により、支持装置3としての強度を任意に設計することができる。
本実施形態では、支持装置3がレグ31、頂上部材32およびストラット33で構成され、従来のモノパイル式に比べて各部における強度調整の選択肢が多数となり、必要十分な支持装置3を適切に設計することができる。また、従来のジャケット式のようなトラス構造がないため、過剰な強度の緩和対策が必要ないとともに、レグ31、頂上部材32およびストラット33という限られた部材に関する設計だけでよいため、必要十分な強度の支持装置3を容易に設計することができる。
本実施形態では、直線的な軸材である鋼管を用いたレグ31が傾斜して配置され、支持装置3全体として四角錐状の構造体が形成されるようにしたため、直線的なレグ31と、水平に延びるストラット33による簡素な構成とすることができ、前述した設計の容易さを更に促進することができる。
本実施形態では、レグ31とストラット33との連結に筒状の端部材331を用い、グラウト材を介在させたいわゆる二重管グラウト結合構造とすることができ、連結部分の構造を簡素化することができる。さらに、レグ31における連結位置の変更がある場合でも、端部材331の固定位置をずらす(レグ31の突条312の形成位置をずらす)だけでよく、レグ31自体に加工する必要が解消でき、これらにより設計の容易化を更に促進することができる。
〔第2実施形態〕
図7および図8には、本発明の第2実施形態が示されている。
本実施形態は、前述した第1実施形態の洋上風力発電設備1(図1参照)において、発電装置2を支持装置3A(図7および図8参照)で支持したものである。
このうち、洋上風力発電設備1および発電装置2は前述した第1実施形態と同様であるため、各々同様の符号を付して重複する説明を省略する。以下、本実施形態の支持装置3Aについて説明する。
図7および図8に示すように、支持装置3Aは、下端が海底に固定される4本のレグ31と、発電装置2のポール23(図1参照)を支持しかつレグ31の上端がそれぞれ接続される頂上部材32と、隣接するレグ31の中間部分を連結して水平に延びる4本のストラット33Aとを有する。
本実施形態のレグ31および頂上部材32は、それぞれ前述した第1実施形態と同様に構成されたものであり、重複する説明は省略する。
本実施形態のストラット33Aは、それぞれ直線的に延びる断面円形の鋼管である外管333および内管334を有する。
外管333は、ストラット33Aの長さとして十分な長尺とされている。
内管334は、外管333の数分の一程度の短尺とされ、その外径は外管333の内径より僅かに小さくされている。
内管334は一端を外管333の一端から内部へと挿入され、当該部分が二重管とされることで、ストラット33Aはテレスコピックに伸縮可能である。
ストラット33Aの端部には、端部材335および端部材336が接続される。
端部材335はストラット33Aの外管333に接続され、端部材336はストラット33Aの内管334に接続される。
これらの端部材335,336は、それぞれ前述した第1実施形態の端部材331(図4参照)と同様に構成され、レグ31に対して二重管グラウト結合構造を形成して連結される。
端部材335には90度間隔で2本の外管333が接続され、これらの端部材335および外管333により大きなV型のアセンブリが形成される。
端部材336には90度間隔で2本の内管334が接続され、これらの端部材336および内管334により小さなV型のアセンブリが形成される。
本実施形態では、前述した大きなV型のアセンブリ(端部材335および2本の外管333)を一対、互いに対向して配置し、各々の両側から前述した小さなV型のアセンブリ(端部材336および2本の内管334)を一対、互いに対向で近接させることで、各々の内管334を一対の外管333内へ挿入し、これにより各V型のアセンブリを全て連結して4本のストラット33Aを有する平面正方形の枠体を構成することができる。
この枠体は、外管333および内管334の各二重部分をずらすことでストラット33Aとしての長さを調整することができる。
前述した4本のストラット33Aを有する平面正方形の枠体は、各頂点部分に配置された端部材335,336に前述した4本のレグ31を挿通することで、支持装置3Aを構成する。
ここで、4本のレグ31は所定の勾配で傾斜配置されており、ストラット33Aで連結する高さ位置を調整した際には、ストラット33Aとしての長さが変化してしまう。
これに対し、本実施形態のストラット33Aは、前述した外管333および内管334の二重構造により伸縮が可能であり、任意の長さとした状態で固定することができる。
なお、ストラット33Aとしての長さが決まったら、外管333および内管334の二重構造の隙間にグラウト材を充填することで互いに固着させるものとする。
このような本実施形態では、ストラット33Aとして外管333,内管334、端部材335,336を用いることで、これら同じ部材をそのまま用いて、ストラット33Aの長さを任意に設定することができる。
このため、レグ31が傾斜配置されている支持装置3Aにおいて、ストラット33Aの連結位置を上下に調整する場合でも、レグ31の勾配に応じたストラット33Aの長さ調整を容易に行うことができる。
従って、本実施形態によれば、前記第1実施形態と同様な効果が得られるとともに、さらに、ストラット33Aの高さ調整も容易に行うことができる。
〔第3実施形態〕
図9および図10には、本発明の第3実施形態が示されている。
本実施形態は、前述した第1実施形態の洋上風力発電設備1(図1参照)において、発電装置2を支持装置3B(図9および図10参照)で支持したものである。
このうち、洋上風力発電設備1および発電装置2は前述した第1実施形態と同様であるため、各々同様の符号を付して重複する説明を省略する。以下、本実施形態の支持装置3Bについて説明する。
図9および図10に示すように、支持装置3Bは、下端が海底に固定される4本のレグ31Bと、発電装置2のポール23(図1参照)を支持しかつレグ31Bの上端がそれぞれ接続される頂上部材32と、隣接するレグ31Bの中間部分を連結して水平に延びる4本のストラット33Bとを有する。
本実施形態の頂上部材32は、それぞれ前述した第1実施形態と同様に構成されたものであり、重複する説明は省略する。
本実施形態のレグ31Bは、それぞれ直線的に延びる断面円形の鋼管である主管317および副管318を有し、これらの主管317および副管318はピン接合式のジョイント319で回動可能に接続されている。
主管317は、前述した第1実施形態のレグ31と同様な鋼管であり、海底まで延びる十分な長さを有する。
副管318は、主管317と同様な鋼管であるが、頂上部材32の第1接続部材321から第2接続部材322までの距離に相当する長さとされている。
このような本実施形態のレグ31Bにおいては、副管318を頂上部材32の第1接続部材321および第2接続部材322に溶接固定することで、レグ31Bの上端を頂上部材32に連結する。
この際、ジョイント319の回動軸を水平に配置し、レグ31Bの主管317がジョイント319を中心に揺動してレグ31Bの下端側が頂上部材32の中心軸に対して近接離隔するように設置する。
これにより、支持装置3においてレグ31Bを傾斜配置するにあたり、主管317を揺動させることでレグ31Bとしての勾配を調整することができる。
本実施形態のストラット33Bは、前述した第2実施形態のストラット33A(図7および図8参照)と同様に、二重管式の外管333および内管334と、これらが接続される端部材335,336とを有する。但し、前述した第2実施形態のストラット33Aとは、下記の点が異なる。
端部材335,336には、それぞれピン接合式のジョイント339を介して接続部材338が回動可能に接続されている。
外管333および内管334は、それぞれ端部材335,336に直接接続されるのではなく、接続部材338に対して2本が90度配置で接続されている。
これらの外管333、内管334および接続部材338により平面正方形の枠体が形成され、この枠体はその各頂点位置にジョイント339を介して端部材335,336が接続されたものとなる。
ジョイント339の回動軸は、前述したジョイント319の回動軸と平行に配置され、レグ31Bの勾配が変化した場合には、外管333、内管334および接続部材338で構成される枠体に対して端部材335,336が回動することで追従することができる。
従って、支持装置3においてレグ31Bを傾斜配置するにあたり、主管317を揺動させてレグ31Bの勾配を調整した場合でも、ストラット33Bは端部材335,336の回動によりレグ31Bの勾配の変化に対応することができる。
このように、本実施形態では、レグ31Bの勾配が変化しても、頂上部材32あるいはストラット33Bとの間のジョイント319,339が回動することで、任意の勾配に対応することができ、レグ31Bを傾斜配置する際の勾配調整を容易に行うことができる。
〔変形例〕
なお、本発明は前述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない範囲での変形等は本発明に含まれる。
例えば、図11に示すように、端部材331の上下端部の外周に外フランジ331Fを形成し、端部材331の剛性を強化する等してもよい。
端部材331,335,336とレグ31,31Bとの連結は、二重管グラウト構造に限らず、ボルト締結あるいは溶接等を採用してもよい。
ストラット33,33A,33Bをレグ31,31Bに溶接する場合、端部材331,335,336は省略し、ストラット33,33A,33Bをレグ31,31Bに直接溶接してもよい。
頂上部材32の第1接続部材321および第2接続部材322とレグ31,31Bとの連結は、溶接に限らずボルト締結あるいは二重管グラウト構造としてもよい。
頂上部材32とレグ31,31Bとの連結にあたっては、第1接続部材321および第2接続部材322の2枚に限らず、3枚以上の接続部材を配置してもよい。
頂上部材32の補強部材323は、他の形状や配置であってもよい。また、頂上部材32の補強部材323は必須ではなく、適宜省略してもよい。
前記各実施形態では、レグ31,31Bを4本有する四角錐状としたが、3本のレグを有する三角錐状であってもよく、5本以上のレグを有する他の形状、例えば六角錐状であってもよい。
前記実施形態では、レグ31,31Bおよびストラット33,33A,33Bを直線的な軸材で形成したが、これらは一部が屈曲した軸材あるいは全体として曲線的な軸材であってもよい。
1…洋上風力発電設備
2…発電装置
21…プロペラ
22…ケース
23…ポール
3,3A,3B…支持装置
31,31B…レグ
312…突条
317…主管
318…副管
319…ジョイント
32…頂上部材
321…第1接続部材
322…第2接続部材
323…補強部材
33,33A,33B…ストラット
331,335,336…端部材
331F…外フランジ
332…突条
333…外管
334…内管
338…接続部材
339…ジョイント

Claims (7)

  1. 下端が海底に固定される3本以上のレグと、発電装置を支持しかつ前記レグの上端がそれぞれ接続される頂上部材と、隣接する前記レグの中間部分を連結して水平に延びるストラットと、を有することを特徴とする洋上風力発電設備の支持装置。
  2. 請求項1に記載した洋上風力発電設備の支持装置において、
    前記頂上部材は中心軸線が垂直に配置された円筒状の本体を有し、前記レグは下端が前記本体の中心軸線から離れるように傾斜した直線的な軸材で構成されていることを特徴とする洋上風力発電設備の支持装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載した洋上風力発電設備の支持装置において、
    前記レグは管状の軸材であり、前記ストラットは直線的な軸材の両端に前記レグが挿通される管状の端部材を有し、前記端部材の内面と前記レグの外面との間にはグラウト材が充填されていることを特徴とする洋上風力発電設備の支持装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れかに記載した洋上風力発電設備の支持装置において、
    前記ストラットの途中には外管および内管を備えて長手方向に伸縮可能な二重管構造が形成されていることを特徴とする洋上風力発電設備の支持装置。
  5. 請求項1から請求項4の何れかに記載した洋上風力発電設備の支持装置において、
    前記ストラットは前記レグに対して回動自在に連結されていることを特徴とする洋上風力発電設備の支持装置。
  6. 下端が海底に固定される3本以上のレグと、発電装置を支持しかつ前記レグの上端がそれぞれ接続される頂上部材と、隣接する前記レグの中間部分を連結して水平に延びるストラットと、を有する洋上風力発電設備の支持装置の設計方法であって、
    前記支持装置の初期形状を設定し、前記支持装置の固有値解析を行い、前記固有値解析で共振域外となるまで前記レグおよび前記ストラットの調整を行う第1段階と、
    前記支持装置の断面算定を行い、前記支持装置の固有値解析を行い、前記固有値解析で共振域外となるまで前記レグおよび前記ストラットの調整を行う第2段階と、を有し、
    前記第1段階および前記第2段階における前記レグおよび前記ストラットの調整では、
    先ず前記レグの配置変更を行い、前記レグの勾配制限内であれば、変更された前記レグの配置に基づいて前記支持装置の固有値解析を行い、
    前記配置変更の結果、前記レグの勾配制限を超えたら、前記ストラットの調整を行い、調整された前記ストラットに基づいて前記支持装置の固有値解析を行う、ことを特徴とする洋上風力発電設備の支持装置の設計方法。
  7. 発電装置と、下端が海底に固定される3本以上のレグと、前記発電装置を支持しかつ前記レグの上端がそれぞれ接続される頂上部材と、隣接する前記レグの中間部分を連結して水平に延びるストラットと、を有することを特徴とする洋上風力発電設備。
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