JP2013240520A - 医療用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】小さな異物を回収することができない。
【解決手段】身体の内部にある回収対象物を回収する医療用具において、畳み込まれた状態でシースに収容され、シースから押し出されて広がった状態で回収対象物を収集するフィルムを備える。シースの外部で、フィルムを畳んだり広げたりする形状調整部をさらに備えてもよい。フィルムは、広がった状態で、開放端および閉止端を有する袋状又は傘状の部材の少なくとも一部を構成してよく、形状調整部は、フィルムを畳んだり広げたりすることで、開放端の開放面積を調整してよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療用具に関する。
結石、血栓等の体内に存在する異物を回収又は除去する場合に、ワイヤ又はネットを用いた医療用具が用いられている(例えば、特許文献1〜5参照)。
[特許文献]
特許文献1 国際公開第2005/034774号
特許文献2 特開2006−116326号公報
特許文献3 特開2006−314811号公報
特許文献4 国際公開第2001/080748号
特許文献5 特開2002−159503号公報
従来、小さな異物は体外に自然に排出されることを前提としており、小さな異物まで回収又は除去するという思想がない。そのため、ワイヤ又はネットの開口は0.5〜3mm程度であり、これより小さな異物を回収することはできない。
本発明の第1の態様においては、身体の内部にある回収対象物を回収する医療用具であって、畳み込まれた状態でシースに収容され、シースから押し出されて広がった状態で回収対象物を収集するフィルムを備える医療用具が提供される。
上記の医療用具は、シースの外部で、フィルムを畳んだり広げたりする形状調整部をさらに備えてよい。上記の医療用具において、フィルムは、広がった状態で、開放端および閉止端を有する袋状又は傘状の部材の少なくとも一部を構成してもよく、形状調整部は、フィルムを畳んだり広げたりすることで、開放端の開放面積を調整してもよい。上記の医療用具は、フィルムが畳み込まれる場合に、フィルムが収集した液体を排出する液体排出部をさらに備えてよい。
上記の医療用具において、フィルムは、広がった状態で、シースの近位端側からシースの遠位端側に向かう方向に凸となる凸状部分を有してよく、回収対象物は、凸状部分の近位端側の窪みに収集されてよい。上記の医療用具は、可撓性を有する複数のワイヤ又は形状記憶合金からなる複数のワイヤをさらに備えてよく、複数のワイヤのそれぞれは、フィルムを支持してよく、複数のワイヤのそれぞれは、少なくとも一方の端部が丸められている又は鈍化されていてよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
異物回収装置100の一例を概略的に示す。 収集部230の一例を概略的に示す。 収集部330の一例を概略的に示す。 収集部430の一例を概略的に示す。 収集部530の一例を概略的に示す。 収集部630の一例を概略的に示す。 展開前の状態における収集部730の一例を概略的に示す。 展開後の状態における収集部730の一例を概略的に示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。また、図面を参照して、実施形態について説明するが、図面の記載において、同一又は類似の部分には同一の参照番号を付して重複する説明を省く場合がある。なお、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、比率等は現実のものとは異なる場合がある。また、説明の都合上、図面相互間においても互いの寸法の関係又は比率が異なる部分が含まれる場合がある。
図1は、異物回収装置100の一例を概略的に示す。本実施形態において、異物回収装置100は、シース102と、コネクタ部104と、キャップ106と、補強部108と、操作ハンドル110と、操作ワイヤ120と、収集部130とを備える。本実施形態において、収集部130は、接続チップ134と、先端チップ136と、ワイヤ138と、フィルム140とを有する。本実施形態において、収集部130は複数のワイヤ138を有する。本実施形態において、フィルム140は、開放端142と、閉止端144とを有する。図1は、収集部130がシース102から押し出されて拡張した状態の一例を概略的に示す。
異物回収装置100は、身体の内部にある回収対象物を回収する。回収対象物としては、結石、血栓等を例示することができる。結石は、胆管、膵管、尿管、胆のう、膀胱、腎臓などに形成される結石であってよい。異物回収装置100は、内視鏡又は腹腔鏡を介して使用されてよい。異物回収装置100は、内視鏡又は腹腔鏡の支援なしに使用されてもよい。異物回収装置100は、医療用具の一例であってよい。
シース102は、収集部130を進退自在に収容する。例えば、異物回収装置100が内視鏡又は腹腔鏡を介して使用される場合、シース102は、内視鏡又は腹腔鏡の鉗子口に挿入される。シース102は、可撓性を有することが好ましい。シース102は、生体適合性を有し、体液に対して不活性であることが好ましい。シース102の材料として、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、ポリエチレン(PE)樹脂、ポリプロピレン(PP)樹脂、ポリ塩化ビニル(PVC)樹脂、ナイロン、シリコーン等の合成樹脂が用いられてよい。シース102の材料として、上記の合成樹脂と、金属コイル又は金属メッシュとの複合材料が用いられてもよい。
コネクタ部104は、シース102の内部に他の機器を挿入するのに用いられる。本実施形態において、コネクタ部104は、操作ワイヤ120を介して収集部130と接続される。コネクタ部104は、結石破砕装置(図示していない。)をシース102の内部に挿入する場合に、当該結石破砕装置と接続されてもよい。コネクタ部104は、シース102の内部への薬剤の注入に用いられてもよい。本実施形態において、キャップ106をはずして、コネクタ部104に造影剤などの薬剤を投入することで、シース102の内部に当該薬剤を注入することができる。
補強部108は、シース102とコネクタ部104との接続部が折れ曲がることを防止する。操作ハンドル110は、操作ワイヤ120の基端に取り付けられ、収集部130を操作する。操作ハンドル110を用いて、収集部130の進退、収縮および拡張の少なくとも1つを操作することができる。例えば、収集部130をシース102から押し出したり、体内で収集部を移動させて回収対象物を収集したり、収集部130をシース102に収容したりすることができる。
操作ワイヤ120は、その一端が収集部130と接続され、他端が操作ハンドル110と接続される。操作ワイヤ120は、折れ曲がりにくく、可撓性を有することが好ましい。操作ワイヤ120の材料として、ステンレス、ニッケルチタン合金などが用いられてよい。
収集部130は、収縮した状態でシース102に収容される。収集部130は、シース102から押し出されて拡張する。収集部130は、シース102から押し出されると、予め定められた形状へと展開して、回収対象物を収集するための形状に変形する。収集部130は、拡張した状態で回収対象物を収集する。収集部130は、医療用具の一例であってよい。
収集部130は、拡張した状態でバスケット状の形状を有してよい。収集部130は、開放端および閉止端を有する袋状又は傘状の部材を有してよい。これにより、回収対象物を収集した状態で、収集部130をシース102に収容することができる。また、袋状又は傘状の部材の内部に回収対象物を保持した状態で、回収対象物を破砕した場合には、回収対象物の破片の飛散を抑制することができる。
例えば、結石を破砕するときにバックストップとして用いられるメッシュを利用して結石の破片を回収する場合には、結石の破片をシース102の近傍まで掻き寄せることはできても、結石の破片をシース102の内部に移送することは難しい。しかし、袋状又は傘状の部材を用いた場合には、結石又は結石の破片が袋状又は傘状の部材の中に収集されているので、結石の破片をシース102の内部へと容易に移送することができる。
接続チップ134は、ワイヤ138の少なくとも一端を固定してよい。接続チップ134は、複数のワイヤ138を結束してよい。接続チップ134は、操作ワイヤ120の一端に接続されてよい。先端チップ136は、ワイヤ138の少なくとも一端を固定してよい。先端チップ136は、複数のワイヤ138を結束してよい。複数のワイヤを結束又は固定することができれば、接続チップ134及び先端チップ136はなくてもよい。操作ワイヤ120が複数のワイヤ138をより合わせて形成されていてもよく、操作ワイヤ120が分岐して、複数のワイヤ138を形成してもよい。
ワイヤ138は、収集部130の骨格を形成する。ワイヤ138は、可撓性を有してよい。これにより、収集部130に自己拡張性を付与することができる。つまり、収集部130がシース102から押し出されると、収集部130が自発的に拡張する。本実施形態においては、操作ハンドル110を操作して、収集部130をシース102の内部に収容すると、ワイヤ138がシース102に押し付けられて変形して、収集部130が収縮する。
ワイヤ138の材質、形状、直径および本数は、特に限定されるものではなく、収集部130が使用される場所、回収対象物の大きさなどに応じて決定されてよい。ワイヤ138の材料として、ステンレス、ニッケルチタン合金などが用いられてもよい。
収集部130がシース102から押し出された場合にワイヤを変形させる別の方法として、複数のワイヤ138のうちの少なくとも1部のワイヤ138に、形状記憶合金からなるワイヤを用いてもよい。また、収集部130がシース102から押し出された場合にワイヤ138が変形するように、バネ、ゴムなどの付勢部材が配されてもよい。
ワイヤ138は、フィルム140を支持してよい。例えば、複数のワイヤ138のそれぞれがフィルム140に取り付けられて、フィルム140を支持する。これにより、ワイヤ138が収縮したり拡張したりすることで、フィルム140を畳んだり広げたりすることができる。ワイヤ138は、フィルムを支持する支持部の一例であってよい。
ワイヤ138は、その一端が接続チップ134によって固定され、他端が先端チップ136によって固定されてもよい。ワイヤ138の両端が接続チップ134又は先端チップ136のいずれか一方によって固定されており、ワイヤ138の中央近傍部分が接続チップ134又は先端チップ136の他方によって固定されていてもよい。
ワイヤ138は、少なくとも一方の端部が丸められていてもよい。ワイヤ138は、少なくとも一方の端部が鈍化されていてもよい。ワイヤ138の端部が丸められている又は鈍化されていることにより、収集部130の操作中に患者を傷つけることを抑制することができる。
フィルム140は、畳み込まれた状態でシース102に収容される。フィルム140は、シース102から押し出されると、広がって、回収対象物を収集するための形状に変形する。フィルム140は、広がった状態で回収対象物を収集する。フィルム140は、自己拡張して予め定められた形状に広がってもよい。フィルム140は、ワイヤ138などの他の部材に支持されて、当該他の部材が展開するにつれて、予め定められた形状に広がってもよい。フィルム140は、医療用具の一例であってよい。
フィルム140の材料として、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、ポリエチレン(PE)樹脂、ポリプロピレン(PP)樹脂、ポリ塩化ビニル(PVC)樹脂、ナイロン、シリコーン等の合成樹脂が用いられてよい。フィルム140の材料として、上記合成樹脂の繊維又はシートが用いられてもよい。フィルム140の材料として、上記合成樹脂の繊維又はシートと、金属コイル又は金属メッシュとの複合材料が用いられてもよい。
フィルム140は、孔径が0.01mm以上0.5mm未満の開口、好ましくは孔径が0.02mm以上0.3mm未満の開口、さらに好ましくは0.02mm以上0.2mm未満の開口が形成されていてもよい。これにより、従来は回収できなかったサイズの回収対象物まで回収することができる。
フィルム140は、孔径が0.3mm以上の開口が形成されていないことが好ましく、孔径が0.2mm以上の開口が形成されていないことがより好ましく、孔径が0.05mm以上の開口が形成されていないことがさらに好ましい。これにより、従来は回収できなかったサイズの回収対象物まで回収することができる。
フィルム140は、孔径が0.02mm以上の開口が形成されていなくてもよい。これにより、より微細な回収対象物を回収することができる。フィルム140に孔径が0.01mm以上0.02mm未満の開口が形成されている場合、フィルム140は液体を透過させることができるので、回収作業を効率よく実施することができる。フィルム140は、孔径が0.01mm以上の開口が形成されていなくてもよい。この場合、フィルム140は液体も透過させないので、ほぼ全ての破片を体外に回収することができる。
フィルム140は、広がった状態で、開放端および閉止端を有する袋状又は傘状の部材の少なくとも一部を構成してよい。これにより、フィルム140により形成される袋状又は傘状の部材の内部に回収対象物を収集した状態で、収集部130をシース102に収容することができる。また、袋状又は傘状の部材の内部に回収対象物を保持した状態で、回収対象物を破砕した場合には、回収対象物の破片の飛散を抑制することができる。袋状又は傘状の部材は、単一のフィルム140により構成されてもよく、複数のフィルム140により構成されてもよい。
本実施形態において、フィルム140は、円弧状に湾曲するワイヤ138に取り付けられ、開放端142および閉止端144を有する袋状の部材を形成する。本実施形態において、フィルム140は、広がった状態で、近位端P側(図中、右側)から遠位端D側(図中、左側)に向かう方向に凸(図中、右から左に向かって凸)となる凸状部分を有する。フィルム140が十分に広がった状態で操作ハンドル110を操作して、収集部130を近位端P側に引き寄せることで、フィルム140は、凸状部分の近位端P側の窪みに、回収対象物を収集する。
操作ハンドル110を操作して、収集部130を近位端P側にさらに引き寄せることで、収集部130のワイヤ138の一部がシース102の内部に引き込まれる。ワイヤ138の拡張をシース102により押さえつけながら、収集部130を近位端P側にさらに引き寄せることで、収集部130の全体をシース102の内部に収容することができる。
図2は、収集部230の一例を概略的に示す。収集部230は、収集部130の別の実施形態を示す。収集部230は、医療用具の一例であってよい。収集部230は、ネット240を有する点で収集部130と相違する。その他の構成については、収集部130と同様の構成を有してよい。収集部130と同様の構成を有する構成については説明を省略する。
ネット240は、フィルム140が畳み込まれる場合に、フィルム140が収集した液体を排出する。本実施形態において、ネット240は、フィルム140とともに、開放端142および閉止端144を有する袋状の部材を形成する。本実施形態において、ネット240は、袋状の部材の開放端142側の全周に渡って形成される。袋状の部材がネット240を有することで、収集部230の収縮操作が容易になる。
ネット240は、金属製のワイヤを製網したものであってもよく、合成樹脂の繊維であってもよく、合成樹脂のシートに開口を形成したものであってもよい。合成樹脂としては、フィルム140の原料として例示した合成樹脂を用いてよい。
ネット240の孔径又は網目は、3mm以下であってよく、好ましくは0.5mm以下であってよく、さらに好ましくは0.01mm以上0.5mm未満であってよく、さらに好ましくは0.02mm以上0.3mm未満であってよく、さらに好ましくは0.02mm以上0.2mm未満であってよい。
ネット240は、液体排出部の一例であってよい。本実施形態において、ネット240が、袋状の部材の開放端142側の全周に渡って形成される場合について説明した。しかし、液体排出部はこれに限定されない。液体排出部は、袋状の部材の開放端142側の周囲の一部に形成されてもよい。本実施形態において、液体排出部が収集部230に配される場合について説明した。しかし、液体排出部はこれに限定されない。液体排出部は、シース102に配されてもよい。液体排出部は、シース102の遠位端Dの近傍に配されてもよい。
図3は、収集部330の一例を概略的に示す。図3は、収集部330を、シース102及び操作ワイヤ120とともに示す。収集部330は、収集部130の別の実施形態を示す。収集部330は、医療用具の一例であってよい。収集部330は、調整部材350を有する点で収集部130と相違する。その他の構成については、収集部130又は収集部230と同様の構成を有してよい。収集部130又は収集部230と同様の構成については説明を省略する。
本実施形態において、調整部材350は、調整ワイヤ352と、枠部材354とを有する。調整部材350は、シース102に挿入されて、シース102の内部で進退自在に収容される。調整部材350は、一端がコネクタ部104を介して操作ハンドル110と接続される。調整部材350の進退は、操作ハンドル110を用いて操作される。調整部材350の他端は、シース102の遠位端Dを介して、体内に挿入される。
調整部材350は、シース102の外部で、フィルム140を畳んだり広げたりする。本実施形態においては、調整部材350は、収集部330がシース102の外部に押し出されている状態で、収集部330を収縮させたり拡張させたりする。これにより、調整部材350フィルムの形状を調整することができる。調整部材350は、フィルム140を畳んだり広げたりすることで、開放端142の断面積(開放面積と称する場合がある。)を調整する。調整部材350は、形状調整部の一例であってよい。
異物回収装置100が調整部材350を備えることで、フィルム140の全体がシース102の外部に存在する場合であっても、フィルム140の形状を調整することができる。シース102とフィルム140との位置関係に関わらず、フィルム140の形状を調整することができるので、回収操作および結石破砕操作の自由度が向上する。
また、シース102の外部で収集部330を収縮させることができるので、収集部330がシース102に収容されるときに収縮させられる場合と比較して、収集部330の収縮速度を制御することができる。そのため、収集部330が収縮するときに、収集した回収対象物が飛散することを抑制することができる。
調整ワイヤ352は、その一端がコネクタ部104を介して操作ハンドル110と接続され、他端が枠部材354と接続される。調整ワイヤ352は、シース102に挿入されて、シース102の内部で進退自在に収容されてよい。調整ワイヤ352は、折れ曲がりにくく、可撓性を有することが好ましい。調整ワイヤ352の材料として、ステンレス、ニッケルチタン合金などが用いられてよい。
枠部材354は、フィルム140がシース102の外部にある状態で、フィルム140の形状を調整するための力をフィルム140に伝達する伝達部材の一例であってよい。本実施形態において、枠部材354は、調整ワイヤ352に加えられた力を収集部330に伝達する。これにより、収集部330を収縮又は拡張させることができる。
枠部材354は、開口を有する。枠部材354の開口の断面形状としては、円形、楕円形、四角形、菱形、多角形、星型形状、中空四角星型形状を例示することができる。枠部材354の開口の寸法は、シース102の内面寸法よりも小さくてもよい。枠部材354の外形寸法は、シース102の内面寸法よりも小さくてもよい。枠部材354は、剛性を有することが好ましい。枠部材354の材料として、ステンレス、ニッケルチタン合金などが用いられてよい。
本実施形態において、枠部材354は、操作ワイヤ120が枠部材354の開口の内側を通るように配される。ユーザが操作ワイヤ120及び調整ワイヤ352の少なくとも一方を操作して、枠部材354を収集部330に対して押し付けると、枠部材354の開口がワイヤ138の拡張を押さえながら、収集部330の外周に沿って移動する。これにより、収集部330を収縮させることができる。一方、ユーザが操作ワイヤ120及び調整ワイヤ352の少なくとも一方を操作して、収集部330及び枠部材354の少なくとも一方を両者が離れる方向に移動させると、収集部330を拡張させることができる。
図4は、収集部430の一例を概略的に示す。図4は、収集部430を、シース102及び操作ワイヤ120とともに示す。収集部430は、収集部130の別の実施形態を示す。収集部430は、医療用具の一例であってよい。収集部430は、調整ワイヤ452及びガイド部材454を有する点で収集部130と相違する。その他の構成については、収集部130、収集部230又は収集部330と同様の構成を有してよい。収集部130、収集部230又は収集部330と同様の構成については説明を省略する。
調整ワイヤ452は、形状調整部の一例であってよい。調整ワイヤ452は、少なくとも一方の端部がコネクタ部104を介して操作ハンドル110と接続される。調整ワイヤ452は、ガイド部材454を介してワイヤ138と結合される。調整ワイヤ452は、複数のワイヤ138のうち、少なくとも1つのワイヤ138と結合されてもよい。調整ワイヤ452は、シース102に挿入されて、シース102の内部で進退自在に収容されてよい。調整ワイヤ452は、可撓性を有することが好ましい。調整ワイヤ452の材料として、ステンレス、ニッケルチタン合金などが用いられてよい。
本実施形態において、調整ワイヤ452は、ガイド部材454の1つに固定されることで、当該ガイド部材454に対応するワイヤ138と結合される。調整ワイヤ452は、その他のガイド部材454により移動可能に保持されることで、それぞれのガイド部材454に対応するワイヤ138と結合される。
調整ワイヤ452は、接続チップ134に配された開口435を通って、操作ハンドル110と接続されてもよい。これにより、調整ワイヤ452に加えられた力を、効率よく収集部430に作用させることができる。
ガイド部材454は、フィルム140がシース102の外部にある状態で、フィルム140の形状を調整するための力をフィルム140に伝達する伝達部材の一例であってよい。本実施形態において、ガイド部材454は、ワイヤ138に取り付けられ、調整ワイヤ452に加えられた力を収集部430に伝達する。これにより、収集部430を収縮又は拡張させることができる。
ガイド部材454は、調整ワイヤ452を通過させる開口を有してよい。ガイド部材454は、剛性を有することが好ましい。ガイド部材454の材料として、ステンレス、ニッケルチタン合金などが用いられてよい。
本実施形態によれば、ユーザが調整ワイヤ452を引っ張ると、収集部430を収縮させることができる。収集部430が自己拡張性を有する場合には、ユーザが調整ワイヤ452を引っ張る力を緩めることで、収集部430を拡張させることができる。調整ワイヤ452が折れ曲がりにくい場合には、ユーザが調整ワイヤ452を押し込むことで、収集部430を拡張させてもよい。これにより、シース102の外部で、フィルム140を畳んだり広げたりすることができる。
本実施形態において、調整ワイヤ452の一方の端部が、ガイド部材454の1つに固定され、その他のガイド部材454により移動可能に保持される場合について説明した。しかし、調整ワイヤ452はこれに限定されない。調整ワイヤ452の一方の端部が複数のワイヤに分岐しており、調整ワイヤ452が複数のワイヤ138のそれぞれに固定されてもよい。調整ワイヤ452は、ガイド部材454により移動可能に保持されることで、それぞれのガイド部材454に対応するワイヤ138と結合され、調整ワイヤ452の両方の端部が、シース102およびコネクタ部104を介して操作ハンドル110と接続されてもよい。
本実施形態において、調整ワイヤ452が、接続チップ134に配された開口435を通って、操作ハンドル110と接続される場合について説明した。しかし、調整ワイヤ452に加えられた力を、効率よく収集部430に作用させる方法はこれに限定されない。操作ワイヤ120の一部に、調整ワイヤ452を通過させる開口を有するガイド部材が配され、調整ワイヤ452は、ガイド部材の開口を通って操作ハンドル110と接続されてもよい。ガイド部材は、調整ワイヤ452の中点よりも接続チップ134側の位置に配されてよい。
図5は、収集部530の一例を概略的に示す。図5は、収集部530を、シース102及び操作ワイヤ120とともに示す。収集部530は、収集部130の別の実施形態を示す。収集部530は、医療用具の一例であってよい。収集部530は、調整ワイヤ452を有する点で収集部130と相違する。その他の構成については、収集部130、収集部230、収集部330又は収集部430と同様の構成を有してよい。収集部130、収集部230、収集部330又は収集部430と同様の構成については説明を省略する。
本実施形態において、調整ワイヤ452は、先端チップ136と結合される。これにより、ユーザが調整ワイヤ452を引っ張ると、収集部430を収縮させることができる。一方、ユーザが調整ワイヤ452を引っ張る力を緩めることで、収集部430を拡張させることができる。その結果、シース102の外部で、フィルム140を畳んだり広げたりすることができる。
図6は、収集部630の一例を概略的に示す。図6は、収集部630を操作ワイヤ120とともに示す。収集部630は、収集部130の別の実施形態を示す。収集部630は、医療用具の一例であってよい。収集部630は、主に、フィルム140が開放端および閉止端を有する傘状の部材の少なくとも一部を構成する点で、収集部130と相違する。収集部630は、調整ワイヤ652及びガイド部材635を有する点で収集部130と相違する。その他の構成については、収集部130、収集部230、収集部330、収集部430又は収集部530と同様の構成を有してよい。収集部130、収集部230、収集部330収集部430又は収集部530と同様の構成については説明を省略する。
本実施形態において、ワイヤ138は、その一端が接続チップ134に固定されており、他端は自由端となっている。なお、ワイヤ138の両端が自由端となっており、ワイヤ138の中央近傍部分が接続チップ134に固定されていてもよい。ワイヤ138の自由端側の端部は、丸められている又は鈍化されていることが好ましい。
調整ワイヤ652は、形状調整部の一例であってよい。調整ワイヤ652は、少なくとも一方の端部がコネクタ部104を介して操作ハンドル110と接続される。調整ワイヤ652は、ワイヤ138と結合される。調整ワイヤ452は、複数のワイヤ138のうち、少なくとも1つのワイヤ138と結合されてもよい。本実施形態において、調整ワイヤ652の一方の端部は複数のワイヤに分岐しており、調整ワイヤ652は複数のワイヤ138のそれぞれに固定される。
調整ワイヤ652は、シース102に挿入されて、シース102の内部で進退自在に収容されてよい。調整ワイヤ652は、可撓性を有することが好ましい。調整ワイヤ652の材料として、ステンレス、ニッケルチタン合金などが用いられてよい。調整ワイヤ652は、操作ワイヤ120に配されたガイド部材635に形成された開口を通って、操作ハンドル110と接続されてもよい。ガイド部材635は、操作ワイヤ120の中点よりも接続チップ134側の位置に配されてよい。これにより、調整ワイヤ652に加えられた力を、効率よく収集部630に作用させることができる。
本実施形態によれば、ユーザが調整ワイヤ652を引っ張ると、収集部630を収縮させることができる。収集部630が自己拡張性を有する場合には、ユーザが調整ワイヤ652を引っ張る力を緩めることで、収集部630を拡張させることができる。調整ワイヤ652が十分な剛性を有しており、分岐した複数のワイヤが、調整ワイヤ652の分岐部分とワイヤ138との間で折れ曲がることができる場合には、ユーザが調整ワイヤ652を押し込むことで、収集部630を拡張させてもよい。これにより、シース102の外部で、フィルム140を畳んだり広げたりすることができる。
本実施形態において、調整ワイヤ652の一方の端部が複数のワイヤに分岐しており、分岐した複数のワイヤのそれぞれが複数のワイヤ138のそれぞれに固定される場合について説明した。しかし、フィルム140の形状を調整する方法はこれに限定されない。本実施形態においても、図3から図5に関連して説明した形状調整部に関する技術的思想を応用してよい。
図7及び図8は、収集部730の一例を概略的に示す。図7及び図8は、収集部730を操作ワイヤ120とともに示す。図7は、展開前の状態における収集部730の一例を概略的に示す。図8は、展開後の状態における収集部730の一例を概略的に示す。
収集部730は、収集部130の別の実施形態を示す。収集部730は、医療用具の一例であってよい。収集部730は、主に、展開前には、開放端および閉止端を有する袋状又は傘状の部材を有さず、展開することで、開放端および閉止端を有する袋状又は傘状の部材が形成される点で、収集部130と相違する。その他の構成については、収集部130、収集部230、収集部330、収集部430、収集部530又は収集部630と同様の構成を有してよい。収集部130、収集部230、収集部330、収集部430、収集部530又は収集部630と同様の構成については説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態において、収集部730は、接続チップ134と、フィルム140と、フレーム部材738と、ガイド部材735と、調整ワイヤ752と、結合部材754とを有する。図8に示すように、本実施形態においては、シース102の外部で、フレーム部材738が外側に向かって反り返るように変形することで、開放端および閉止端を有する袋状又は傘状の部材が形成される(展開した状態と称する場合がある。)。収集部730は、回収対象物を収集した後、展開した状態のまま、さらに収縮して、シース102に収容されてよい。
本実施形態において、フレーム部材738は、その一端が接続チップ134に固定され、他端は自由端となっている。なお、フレーム部材738の両端が自由端となっており、フレーム部材738の中央近傍部分が接続チップ134に固定されていてもよい。フレーム部材738の自由端側の端部は、丸められている又は鈍化されていることが好ましい。フレーム部材738は、収集部130のワイヤ138と同様の構成を有してよく、ワイヤ138と同様の構成については説明を省略する。
本実施形態において、フィルム140は、その一端が接続チップ134に固定される。また、フィルム140は、フレーム部材738に取り付けられる。フィルム140は、収集部730が展開する前の状態では、フレーム部材738の間に畳み込まれており、収集部730が展開した状態では、広がった状態でフレーム部材738の間に配される。
図8に示すように、フィルム140が広がった状態では、フィルム140は、シース102の近位端P側からシース102の遠位端D側に向かう方向に凸(図中、右から左に向かって凸)となる凸状部分を有する。フィルム140が十分に広がった状態で操作ハンドル110を操作して、収集部130を近位端P側に引き寄せることで、フィルム140は、凸状部分の近位端P側の窪みに、回収対象物を収集する。
調整ワイヤ752は、形状調整部の一例であってよい。調整ワイヤ752は、その一端がコネクタ部104を介して操作ハンドル110と接続され、他端がフレーム部材738と結合される。本実施形態において、調整ワイヤ752の他端が複数のワイヤに分岐しており、分岐した複数のワイヤのそれぞれが複数のフレーム部材738のそれぞれに結合される。本実施形態において、調整ワイヤ752は、結合部材754によりフレーム部材738に結合される。
調整ワイヤ752は、シース102に挿入されて、シース102の内部で進退自在に収容されてよい。調整ワイヤ752は、可撓性を有することが好ましい。調整ワイヤ752の材料として、ステンレス、ニッケルチタン合金などが用いられてよい。調整ワイヤ752は、接続チップ134に配されたガイド部材735に形成された開口を通って、操作ハンドル110と接続されてもよい。これにより、調整ワイヤ752に加えられた力を、効率よくフレーム部材738に作用させることができる。ガイド部材735は、操作ワイヤ120に配されてもよい。ガイド部材735は、操作ワイヤ120の中点よりも接続チップ134側の位置に配されてもよい。
結合部材754は、フィルム140がシース102の外部にある状態で、フィルム140の形状を調整するための力をフィルム140に伝達する伝達部材の一例であってよい。結合部材754は、調整ワイヤ752とフレーム部材738とを結合できる部材であれば特に限定されない。結合部材754は、調整ワイヤ752とフレーム部材738とを固定してもよく、固定しなくてもよい。また、結合部材754を用いずに、調整ワイヤ752とフレーム部材738とを結合してもよい。例えば、フレーム部材738に形成された開口に調整ワイヤ752を通すことで、調整ワイヤ752とフレーム部材738とを結合してもよい。
本実施形態によれば、ユーザが操作ワイヤ120を操作して、展開前の収集部730をシース102の外部に押し出した後、調整ワイヤ752を引っ張ると、フレーム部材738が外側に向かって反り返るように変形する。これにより、開放端および閉止端を有する袋状又は傘状の部材が形成される。この状態で、操作ワイヤ120を操作することで、回収対象物を収集することができる。回収対象物を収集した後、さらに調整ワイヤ752を引っ張ることで、収集部730を収縮させて、開放端の断面積を小さくすることができる。この状態で、操作ワイヤ120を操作することで、収集部730が展開した状態のまま、収集部730をシース102に収容することができる。
本実施形態によれば、展開前の収集部730の寸法を小さくすることができる。そのため、回収対象物が体内の経路を塞いでおり、体内の経路と回収対象物との隙間が狭い場合であっても、回収対象物の向こう側に収集部730を移送した後、収集部730を展開させることができる。
本実施形態においては、調整ワイヤ752の一方の端部が複数のワイヤに分岐しており、分岐した複数のワイヤのそれぞれが複数のフレーム部材738のそれぞれに固定される場合について説明した。しかし、フィルム140の形状を調整する方法はこれに限定されない。本実施形態においても、図3から図5に関連して説明した形状調整部に関する技術的思想を応用してよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
100 異物回収装置、102 シース、104 コネクタ部、106 キャップ、108 補強部、110 操作ハンドル、120 操作ワイヤ、130 収集部、134 接続チップ、136 先端チップ、138 ワイヤ、140 フィルム、142 開放端、144 閉止端、230 収集部、240 ネット、330 収集部、350 調整部材、352 調整ワイヤ、354 枠部材、430 収集部、435 開口、452 調整ワイヤ、454 ガイド部材、530 収集部、630 収集部、635 ガイド部材、652 調整ワイヤ、730 収集部、735 ガイド部材、738 フレーム部材、752 調整ワイヤ、754 結合部材

Claims (6)

  1. 身体の内部にある回収対象物を回収する医療用具であって、
    畳み込まれた状態でシースに収容され、前記シースから押し出されて広がった状態で前記回収対象物を収集するフィルムを備える、
    医療用具。
  2. 前記シースの外部で、前記フィルムを畳んだり広げたりする形状調整部をさらに備える、
    請求項1に記載の医療用具。
  3. 前記フィルムは、広がった状態で、開放端および閉止端を有する袋状又は傘状の部材の少なくとも一部を構成し、
    前記形状調整部は、前記フィルムを畳んだり広げたりすることで、前記開放端の開放面積を調整する、
    請求項2に記載の医療用具。
  4. 前記フィルムが畳み込まれる場合に、前記フィルムが収集した液体を排出する液体排出部をさらに備える、
    請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の医療用具。
  5. 前記フィルムは、広がった状態で、前記シースの近位端側から前記シースの遠位端側に向かう方向に凸となる凸状部分を有し、
    前記回収対象物は、前記凸状部分の前記近位端側の窪みに収集される、
    請求項1から請求項4までの何れか一項に記載の医療用具。
  6. 可撓性を有する複数のワイヤ又は形状記憶合金からなる複数のワイヤをさらに備え、
    前記複数のワイヤのそれぞれは、前記フィルムを支持し、
    前記複数のワイヤのそれぞれは、少なくとも一方の端部が丸められている又は鈍化されている、
    請求項1から請求項5までの何れか一項に記載の医療用具。
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WO2015118542A1 (en) * 2014-02-07 2015-08-13 Yoav Lengel Tissue extraction devices and methods

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