JP2013236671A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型化を抑制しつつ大きさが異なる塵埃をそれぞれスペースを確保して効果的に別個に溜めることができるとともに、これらの塵埃を容易に廃棄できる電気掃除機を提供する。
【解決手段】集塵装置26は、含塵空気中の粗塵を分離する第1遠心分離部41を備える。集塵装置26は、第1遠心分離部41に連通して第1遠心分離部41の上方に位置する第2遠心分離部44を備える。第2遠心分離部44は、第1遠心分離部41を通過した含塵空気中の細塵を分離する。集塵装置26は、第2遠心分離部44の下方の位置を開閉可能な開閉蓋部71を備える。開閉蓋部71は、第2遠心分離部44の下方の位置を開くことで第2遠心分離部44により分離した塵埃を第1遠心分離部41側へと導く。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電動送風機の動作により吸い込まれた含塵空気から塵埃を分離して捕集する集塵装置を備えた電気掃除機に関する。
従来、この種の電気掃除機は、電動送風機を収容した本体ケースと、この本体ケースに対して着脱可能に取り付けられる集塵装置とを備えている。この集塵装置は、いわゆる集塵カップであり、電動送風機の駆動により吸い込んだ含塵空気から塵埃を分離して捕集する。
このような集塵装置として、近年、含塵空気を内部で旋回させることにより塵埃を遠心分離(サイクロン分離)する、いわゆるサイクロン分離式のものが知られている。このようなサイクロン分離式の集塵装置の場合、分離部の大きさ(旋回径)に応じて分離できる塵埃の大きさや比重が設定されるため、大きさが異なる分離部をそれぞれ別個に設けることにより、含塵空気中の大きさや比重が異なる塵埃を分離できるように構成されている。
しかしながら、大きさや比重が異なる塵埃を同じ収容部に収容すると、電動送風機を再度駆動させたときに、大きさや比重が小さい塵埃、すなわち細塵が集塵装置内で舞い上がるおそれがある。そのため、細塵と、大きさや比重が大きい塵埃、すなわち粗塵とは、互いに異なる収容部に溜めることが好ましい。
特開2012−40443号公報
上記特許文献1記載の構成では、粗塵を遠心分離する第1遠心分離部の上方の周囲に細塵を遠心分離する複数の第2遠心分離部を設け、これら第2遠心分離部により分離した細塵を、第1遠心分離部の中央部に区画した収容部へと落下させて溜め、この収容部の周囲に粗塵を溜めるように構成している。そして、これら溜められた塵埃は、第1遠心分離部の下部を開くことで同時に廃棄できるようになっている。
しかしながら、このような構成の場合、上部では第2遠心分離部から収容部へと細塵を落下させる風路と、第1遠心分離部と、この第1遠心分離部から排気された空気を第2遠心分離部へと流す通路とで3重の構成となり、下部では、細塵の収容部である環状領域と粗塵の収容部との2重構造となるため、第1遠心分離部内に溜められる粗塵用のスペースが減少する。このスペースを充分確保するためには、第1遠心分離部、すなわち集塵装置の大型化が避けられない。
本発明が解決しようとする課題は、大型化を抑制しつつ大きさが異なる塵埃をそれぞれスペースを確保して効果的に別個に溜めることができるとともに、これらの塵埃を容易に廃棄できる電気掃除機を提供することである。
実施形態の電気掃除機は、電動送風機を収容した本体ケースを有する。また、この電気掃除機は、本体ケースに着脱可能に設けられ電動送風機の動作により吸い込まれた含塵空気から塵埃を分離して捕集する集塵装置を有する。この集塵装置は、含塵空気中の塵埃の一部を分離する第1遠心分離部を備える。また、この集塵装置は、第1遠心分離部に連通してこの第1遠心分離部の上方に位置する第2遠心分離部を備える。この第2遠心分離部は、第1遠心分離部を通過した含塵空気中の第1遠心分離部で分離する塵埃よりも小さい塵埃を分離する。また、この集塵装置は、第2遠心分離部の下方の位置を開閉可能な開閉蓋部を備える。この開閉蓋部は、第2遠心分離部の下方の位置を開くことで第2遠心分離部により分離した塵埃を第1遠心分離部側へと導く。
第1の実施形態の電気掃除機の集塵装置の塵埃を廃棄する状態を示す断面図である。 同上集塵装置の使用状態を示す断面図である。 同上電気掃除機を示す斜視図である。 第2の実施形態の電気掃除機の集塵装置の塵埃を廃棄する状態を示す断面図である。 同上集塵装置の使用状態を示す断面図である。
以下、第1の実施形態の構成を図1ないし図3を参照して説明する。
図3において、11はいわゆるキャニスタ型の電気掃除機を示し、この電気掃除機11は、吸込風路体(風路形成体)である管部12と、この管部12が着脱可能に接続される掃除機本体13とを有している。
管部12は、掃除機本体13に接続される接続管部15と、この接続管部15の先端側に連通する可撓性を有するホース体16と、このホース体16の先端側に設けられた手元操作部17と、この手元操作部17の先端側に着脱可能に接続される延長管18と、この延長管18の先端側などに着脱可能に接続される吸込口体としての床ブラシ19とを備えている。
手元操作部17には、ループ状の把持部21がホース体16側へと突出し、この把持部21の上部には、操作用の設定ボタン22が複数設けられている。
また、掃除機本体13は、大径の走行輪23を両側に有し図示しない旋回輪を下部に有する本体ケース25を備え、この本体ケース25の上部には、集塵カップである集塵装置26が着脱可能となっている。そして、掃除機本体13は、走行輪23および旋回輪によって被掃除面である床面上を少なくとも前後方向に沿って走行(移動)可能に構成されている。なお、以下、前後方向および左右方向は、掃除機本体13(本体ケース25)の走行(移動)方向を基準とする。
本体ケース25は、例えば合成樹脂などにより形成されており、集塵装置26の後方に位置する本体部31と、この本体部31の前部に突設されて集塵装置26の下部を支持する集塵装置支持部としての突出受部32とを一体的に有している。そして、本体ケース25の内部には、これら本体部31と突出受部32とに亘って、図示しない本体風路部が配置されている。
本体部31の内部には、電動送風機35、この電動送風機35などに給電可能なコードリール装置、あるいは二次電池などの図示しない電源部、および、電動送風機35の動作を制御する制御手段としての制御回路部などがそれぞれ収容されている。また、この本体部31の前部の突出受部32の上方には、図示しないが、本体ケース25に装着された集塵装置26の下流側に気密に接続される吸気開口部と、この集塵装置26の上流側に気密に接続される連通開口部とが上下に位置して開口形成されている。そして、この本体部31の後端部には、電動送風機35からの排気を本体ケース25の外部へと排出する図示しない排気孔が形成されている。
電動送風機35は、設定ボタン22の操作に応じて、制御回路部により動作が制御されるものである。そして、この電動送風機35の吸込側は、吸気開口部と連通しており、下流側は排気孔と連通している。
また、制御回路部は、設定ボタン22と電気的に接続されており、この設定ボタン22の操作により設定された動作モード(例えば強モード、中モード、弱モード、自動モード、停止モードなど)に電動送風機35の動作を設定するように構成されている。
また、突出受部32の前面には、管部12の接続管部15が接続される本体吸込口36が形成されており、この本体吸込口36が本体風路部の上流端の開口となっている。したがって、この本体吸込口36は、本体風路部を介して連通開口部と連通し、この連通開口部を介して集塵装置26の上流側と連通可能となっている。
さらに、集塵装置26は、図1ないし図3に示すように、下側に位置する第1本体部としての下側本体部38と、この下側本体部38の上側に位置する第2本体部としての上側本体部39とを着脱可能に備えている。さらに、下側本体部38には、第1遠心分離部41と、塵埃収容部としての細塵溜め部42とが設けられており、上側本体部39には、通気風路部43と、例えば複数の第2遠心分離部44と、風路部45とが設けられている。そして、この集塵装置26は、本体ケース25に対して、図示しない係止機構により着脱可能に係止されるように構成されている。
下側本体部38は、下側に位置する第1遠心分離部41と、上側に位置する細塵溜め部42とを一体的に備えたユニット状に構成されている。
また、第1遠心分離部41は、電動送風機35の駆動により内部に吸い込んだ含塵空気中の一部である相対的に大きい塵埃、すなわち粗塵を主として遠心分離して溜めるものである。そして、この第1遠心分離部41は、略円筒状のケース部47と、このケース部47の下端部に取り付けられた蓋体としての下蓋部48と、ケース部47の内部に収容された構造体としての連結体である略円筒状のセード部49とを有している。
ケース部47は、例えば透光性を有する(透明な)合成樹脂などの部材により形成されている。したがって、第1遠心分離部41は、外部から内部を目視可能となっている。また、このケース部47の後部には、含塵空気を吸い込むための導入口51が開口されているとともに、この導入口51の下方に、集塵装置26を本体ケース25に係止するための係止部としてのフック部52が突設されている。さらに、このケース部47の前部には、下蓋部48を係止するための蓋体係止手段であるごみ捨てボタン部53が配置されている。そして、このケース部47の下端部は、下蓋部48により開閉される塵埃廃棄口54となっている。
導入口51は、後方へと略水平状に延びており、集塵装置26を本体ケース25に装着した状態で連通開口部と気密に接続される。したがって、この導入口51は、連通開口部を介して本体吸込口36と気密に接続される。
また、フック部52は、下方に向けて屈曲しており、集塵装置26を本体ケース25に装着する際に本体部31の前部に設けられた図示しない被挿入開口に上側から挿入されるように構成されている。
また、ごみ捨てボタン部53は、ケース部47の下端に位置しており、使用者の外部操作によって下蓋部48の係止を解除可能となっている。
また、塵埃廃棄口54は、第1遠心分離部41および各第2遠心分離部44に溜まった塵埃を廃棄可能な開口である。
また、下蓋部48は、例えば円形板状に形成されており、後端部がケース部47の下端部に軸支されている。したがって、この下蓋部48は、ごみ捨てボタン部53を操作することによって自重により塵埃廃棄口54を開くようになっている。さらに、この下蓋部48の上側の周縁部には、塵埃廃棄口54を気密に閉塞するためのパッキン56が取り付けられている。そして、この下蓋部48の上側の中央部には、セード部49の下端側が嵌合する円形状の嵌合支持部57が突設されている。
また、セード部49は、外周とケース部47の内周面47aとの間に、含塵空気を旋回させる旋回風路58を形成するとともに、内部を通して第1遠心分離部41と各第2遠心分離部44側(通気風路部43)とを接続するものであり、略円筒状の構造体本体であるセード部本体61と、このセード部本体61の下端側に設けられた被支持部62と、セード部本体61の上端側に設けられた被ガイド部63と、被支持部62の外周に設けられた圧縮部64とを一体的に備えている。すなわち、このセード部49は、第1遠心分離部41の旋回中心となっている。
セード部本体61は、旋回風路58を旋回する含塵空気が内部へと通過する開口66を周方向に複数備えており、これら開口66全体がフィルタ67によって覆われている。また、このセード部本体61の上部には、円筒状の接続部68が同軸状に突設されており、この接続部68は、円筒状の接続体69を介して上側本体部39の通気風路部43に対して吊り下げ支持されている。
ここで、接続体69は、例えばゴム、あるいはエラストマなどの軟質の合成樹脂などの部材により蛇腹状に形成され、軸方向に伸縮可能となっている。したがって、セード部49は、この接続体69の伸縮により、ケース部47および上側本体部39に対して上下動可能となっている。そして、この接続体69は、伸縮してもセード部本体61(セード部49)と通気風路部43との接続状態を気密に維持するように構成されている。
また、被支持部62は、セード部本体61と同軸状に配置されている。この被支持部62は、セード部本体61よりも小径であり、下端側が圧縮部64に対してさらに下方へと突出し、塵埃廃棄口54を閉塞した下蓋部48の嵌合支持部57が下端部に嵌合することで、下蓋部48によって下側から支持されるように構成されている。
また、被ガイド部63は、セード部49の上下動をガイドするためのもので、円筒状に形成され、セード部本体61の上側の外周から上方へと突出し、接続体69の外方の位置で通気風路部43に接続されている。さらに、被ガイド部63の外周には、セード部49の上下動に伴って上下動することで第2遠心分離部44の下方である細塵溜め部42の下部を開閉可能な開閉蓋部71が突設されている。この開閉蓋部71は、被ガイド部63の全周に亘って連続する鍔状となっている。また、この開閉蓋部71の上面全体は、外側へと下方に向けて傾斜した傾斜面71aとなっている。したがって、この開閉蓋部71は、断面視で三角形状となっている。
また、圧縮部64は、第1遠心分離部41において分離した粗塵を、電動送風機35の駆動により生じる負圧を利用して圧縮するものであり、被支持部62の外周から径方向へと鍔状に突出する円形状の天板部73と、この天板部73の外周縁から下方へと突出する周板部74とを一体的に有し、下方に向けて開口している。さらに、天板部73には、複数の通気開口75が周方向に略等間隔に離間されて開口されており、これら通気開口75は、圧縮フィルタ76によって覆われている。そして、この圧縮部64は、旋回風路58を旋回する含塵空気の一部が下側から通気開口75へと循環するように通過することで圧縮フィルタ76に粗塵を押し付け、被支持部62の周囲に粗塵を圧縮した状態で溜めるように構成されている。
また、細塵溜め部42は、各第2遠心分離部44により遠心分離された含塵空気中の相対的に小さい塵埃、すなわち細塵を内部に溜めるもので、円環状に設けられ、第1遠心分離部41のケース部47の上端部の全周縁部に連続してケース部47に対して上方へと拡開している。すなわち、この細塵溜め部42は、外側から内側へと下方に向けて傾斜した傾斜面部78を備えている。さらに、この細塵溜め部42は、上側が開口しており、全ての第2遠心分離部44の下端部と連通している。また、この細塵溜め部42は、上側本体部39によって、第2遠心分離部44との連通部を除く上側全体が閉塞されている。さらに、この細塵溜め部42の下端部、すなわち傾斜面部78の下方には、第1遠心分離部41側に向けて傾斜した当接面部79が設けられている。この当接面部79は、開閉蓋部71の傾斜面71aが当接する部分であり、内側から外側へと下方に向けて傾斜している。
また、上側本体部39は、第1風路体81、第2風路体82、導入風路体83、分離風路体84、上蓋部85、および、構造体保持部としての連通風路体86を一体的に備えたユニット状となっている。
第1風路体81は、上側本体部39の下端部を構成する円形板状の下板部91と、この下板部91の中央部に円形状に開口され連通風路体86と気密に接続される開口部92と、この開口部92の中央部に位置して下板部91から上方へと立ち上がる通気部としての円筒状の筒部93と、この筒部93の後部に連通して後方へと延び下板部91と連結された連通通気部としてのダクト部94と、筒部93の外方にこの筒部93と同心状に開口部92の縁部から上方へと立ち上がる円筒状の導風部95とを一体に備えている。そして、下板部91の下部には、上側本体部39と下側本体部38の上部(細塵溜め部42)との隙間を閉塞するシール部材96が取り付けられている。また、導風部95は、上方へと開口部92の中心側、すなわち筒部93の外周に接近するように傾斜している。
また、第2風路体82は、下端部が第1風路体81の筒部93の上端部に気密に接続された整流部としての円筒状の通気筒部98と、この通気筒部98の上端部から上方へと外側に徐々に湾曲しつつ拡径する鍔状に延びるフランジ部99とを一体に備えている。そして、このフランジ部99の外周が上蓋部85の内縁部に当接している。
また、導入風路体83は、第1風路体81の導風部95の上端部に気密に接続される通気接続部としての円筒状の連結筒部101と、この連結筒部101の上端部から外側へとフランジ部99の下部に対向するように鍔状に延びて分離風路体84の上側を覆う円形状の延出部102と、この延出部102に螺旋蓋状に設けられ第2遠心分離部44の上端部をなす複数の旋回部103と、これら旋回部103のそれぞれの中央部に円筒状に一体に設けられた排気部としての排気筒部104と、延出部102の上部に沿って各旋回部103の接線方向に沿ってこれら旋回部103と連通して設けられ含塵空気を旋回部103内へと導入する分岐導入部105とを一体に備えている。そして、排気筒部104の上端部が、第2風路体82のフランジ部99に開口された円形状の接続孔106に気密に挿入接続されている。
また、分離風路体84は、連結筒部101の外方にて第1風路体81の導風部95の上端部に接続される円筒状の接続筒部107と、この接続筒部107の上端部から外側へと鍔状に延び第1風路体81のダクト部94の上部に重なる円形状の突出部108と、この突出部108の外周縁から下方へと突出して上側本体部39の外周をなす外壁部109と、この外壁部109の内方の位置で突出部108に設けられ第2遠心分離部44の下端部をなす第2遠心分離部本体としての分離室部である複数の旋回筒部110とを一体に備えている。そして、これら旋回筒部110は、第1遠心分離部41のケース部47よりも小径に形成されており、さらに上端部から下端部へと徐々に縮径されている。また、これら旋回筒部110の上端部には、導入風路体83の旋回部103がそれぞれ嵌合しているとともに、これら旋回筒部110の下端部は、第1風路体81の下板部91に円形状に開口された挿入孔111にそれぞれ挿入されて細塵溜め部42に連通している。
また、上蓋部85は、導入風路体83の上側を覆って分離風路体84の上端部に連結されている。
また、連通風路体86は、略円筒状であり、接続体69の上端側が固定される円筒状の接続体固定部113と、この接続体固定部113の外方に位置し被ガイド部63が抜け止めされた状態で挿入されてセード部49の上下動をガイドするガイド部114とを一体に備えている。
そして、通気風路部43は、第1遠心分離部41と各第2遠心分離部44とを気密に接続するものである。この通気風路部43は、連通風路体86から第1風路体81の開口部92、筒部93とダクト部94との間、および、第2風路体82の通気筒部98およびフランジ部99と導入風路体83の連結筒部101、延出部102および旋回部103との間に亘って気密に区画され、分岐導入部105および旋回部103を介して各第2遠心分離部44(旋回筒部110の内部)と連通している。したがって、この通気風路部43は、上流側(第1遠心分離部41の下流側)から下流側(第2遠心分離部44の上流側)へと、含塵空気の流量を絞りつつ整流するように構成されている。
また、各第2遠心分離部44は、含塵空気の旋回半径を第1遠心分離部41での旋回半径よりも小さく、かつ、旋回速度を第1遠心分離部41での旋回速度よりも大きくすることによって、第1遠心分離部41を通過した含塵空気中のこの第1遠心分離部41で遠心分離する塵埃よりも(相対的に)小さい塵埃、すなわち細塵を遠心分離して細塵溜め部42へと落下させるものである。換言すれば、各第2遠心分離部44は、含塵空気中の第1遠心分離部41で分離できなかった塵埃を遠心分離するものである。そして、これら第2遠心分離部44は、第1遠心分離部41の上方で、導入風路体83の旋回部103および排気筒部104と分離風路体84の旋回筒部110との間に区画されており、分岐導入部105および旋回部103から通気風路部43を通過した含塵空気を内部に導入するとともに、旋回筒部110内で旋回させ、遠心分離した細塵を下端部から細塵溜め部42へと落下させるとともに、細塵を分離したきれいな空気を排気筒部104から風路部45へと排気するように構成されている。また、これら第2遠心分離部44は、集塵装置26(第1遠心分離部41)の中心軸の周囲の後部(ダクト部94)を除く位置に、互いに略等間隔に離間されて円弧状に配置されている。
また、風路部45は、各排気筒部104から上蓋部85と第2風路体82のフランジ部99および通気筒部98との間、第1風路体81の筒部93、ダクト部94および下板部91により気密に区画されている。すなわち、この風路部45は、全ての第2遠心分離部44の下流側と連通し、各第2遠心分離部44の上方から、これら第2遠心分離部44の側方、本実施形態では、円弧状(略円形状)に配列された第2遠心分離部44の中心へと空気の流量を徐々に絞るように連続するとともに、後方へと屈曲している。そして、この風路部45の下流端側は、空気を集塵装置26から排出するための排気開口116となっており、後側の第2遠心分離部44,44間に位置している。この排気開口116は、集塵装置26を本体ケース25に装着した状態で吸気開口部と気密に接続される。したがって、この排気開口116は、吸気開口部を介して電動送風機35の吸込側と気密に接続される。また、排気開口116は、導入口51と同側である集塵装置26の後側に位置しており、集塵装置26を本体ケース25に装着した状態で本体ケース25の本体部31の前部に対向する。
次に、上記第1の実施形態による掃除動作を説明する。
掃除を開始する際には、まず、集塵装置26を本体ケース25に装着する。
このとき、集塵装置26は、下蓋部48を閉じる動作をすると、下蓋部48の嵌合支持部57がセード部49の下端部に挿入され、このセード部49を上方へと押し上げる。このため、セード部49は、被ガイド部63がガイド部114によりガイドされることで、接続体69を上方へと収縮させつつ上方へと移動する。
そして、この下蓋部48をごみ捨てボタン部53によりケース部47の下端部に係止することで、塵埃廃棄口54を閉塞する。このとき、セード部49は、開閉蓋部71の傾斜面71aが細塵溜め部42の当接面部79に圧接されることで、細塵溜め部42の下端側が閉塞され、旋回風路58(第1遠心分離部41)と細塵溜め部42との連通が互いに遮断された状態となる(図2)。
この後、集塵装置26を、フック部52を本体ケース25の被挿入開口に挿入して位置合わせしつつ本体ケース25の突出受部32に載置して支持し、かつ、係止機構により本体ケース25に対して係止することで、集塵装置26の導入口51および排気開口116が本体ケース25の連通開口部および吸気開口部とそれぞれ気密に接続される。したがって、集塵装置26が電動送風機35の吸込側と本体吸込口36との間に気密に接続された状態で本体ケース25に装着される。
なお、集塵装置26が本体ケース25に既に装着された状態である場合には、これらの操作は不要である。
この状態で、掃除機本体13(本体ケース25)の本体吸込口36に管部12を接続する。具体的に、管部12は、接続管部15を本体吸込口36に挿入接続するとともに、必要に応じて、手元操作部17の先端側に延長管18および床ブラシ19を順次接続する。この状態で、手元操作部17の設定ボタン22が掃除機本体13(本体ケース25)内の制御回路部などと電気的に接続される。なお、管部12が掃除機本体13に既に接続された状態である場合には、これらの操作は不要である。
そして、使用者は、把持部21を把持し、所望の設定ボタン22を操作することにより、電動送風機35の動作モードを設定する。制御回路部は、この設定された動作モードに対応して電動送風機35の入力を制御し、電動送風機35を設定された動作モードで起動する。
この電動送風機35の起動により生じた負圧は、吸気開口部、排気開口116、風路部45、第2遠心分離部44、通気風路部43、第1遠心分離部41、導入口51、連通開口部、本体風路部および本体吸込口36を介して、管部12へと作用する。
そして、使用者は、この負圧の作用により、床ブラシ19、延長管18、あるいは手元操作部17の先端側から空気とともに塵埃を吸い込む。
この塵埃を含む空気、すなわち含塵空気は、管部12から本体吸込口36、本体風路部および連通開口部を経由して導入口51へと導かれ、この導入口51から集塵装置26内、すなわち第1遠心分離部41内へと吸い込まれる。
この第1遠心分離部41では、含塵空気は旋回風路58を旋回することで、この含塵空気中の特に粗塵が遠心分離され、ケース部47の内周面47aに沿って落下して下蓋部48上に溜められる。なお、この粗塵は、旋回風路58からセード部49の圧縮部64へと、含塵空気の流れの一部によって運ばれ、圧縮部64の通気開口75を含塵空気が通過することにより圧縮フィルタ76によって被支持部62の周囲にて圧縮部64内で圧縮される。
粗塵が分離された含塵空気は、セード部49の開口66を通過する際にフィルタ67により濾過される。さらに、このフィルタ67を通過した含塵空気は、接続部68、接続体69および連通風路体86の内部を通過して通気風路部43へと運ばれる。そして、この含塵空気は、この通気風路部43において、徐々に流量が絞られて整流され、各分岐導入部105から各旋回部103の接線方向に沿って各第2遠心分離部44内(旋回筒部110内)へとそれぞれ分岐されて流入する。
これら第2遠心分離部44(旋回筒部110)において、含塵空気は、内周面(旋回筒部110の内周面)に沿って旋回され、この含塵空気中の細塵が遠心分離され、第2遠心分離部44(旋回筒部110の内周面)に沿って落下し、細塵溜め部42に溜められる。なお、この細塵溜め部42に溜められた細塵は、この細塵溜め部42の傾斜面部78に沿って下方へと導かれ、開閉蓋部71の傾斜面71a上などに位置する。
そして、細塵が遠心分離されたきれいな空気は、各第2遠心分離部44の中央部の排気筒部104から風路部45へと排気されて合流し、この風路部45によって流量が絞られつつ後方へと導かれて、排気開口116から集塵装置26の外部へと排気される。
この後、この空気は、吸気開口部から電動送風機35へと吸い込まれ、この電動送風機35の内部を冷却しつつ通過して排気風となり、電動送風機35から排気孔を介して本体ケース25の外部へと排気される。
掃除が終了すると、使用者が所定の設定ボタン22を操作することで、制御回路部が電動送風機35の入力を低下させて電動送風機35を停止させる。
集塵装置26内に一定量の塵埃が溜まった場合には、使用者が係止機構を外部操作することにより集塵装置26を本体ケース25から取り外す。
そして、ごみ箱などの廃棄位置へと集塵装置26を運んだ後、ごみ捨てボタン部53を使用者が外部操作すると、下蓋部48が自重により開くように回動することで、セード部49は下方からの支持を失い、ガイド部114により被ガイド部63がガイドされつつセード部49が接続体69を伸張させながら下方へと自重で移動する(図1)。この結果、開閉蓋部71の傾斜面71aが細塵溜め部42の当接面部79から離間され、細塵溜め部42に溜められた細塵が傾斜面71aにより下方(第1遠心分離部41側)へと導かれて、下蓋部48上に圧縮された状態で溜まった粗塵とともに塵埃廃棄口54から廃棄される。
上述したように、上記第1の実施形態によれば、下蓋部48による第1遠心分離部41の下部の開閉に連動して開閉蓋部71が各第2遠心分離部44の下方である細塵溜め部42の下部を開閉することにより、使用者が粗塵を廃棄するために下蓋部48を開く動作をトリガとして、このワンアクションだけで細塵溜め部42に溜められた細塵をも第1遠心分離部41側へと導いて塵埃廃棄口54から粗塵とともに容易に一緒に廃棄できる。
しかも、下蓋部48を閉じた状態では、開閉蓋部71によって細塵溜め部42の下部を確実に閉塞できるので、例えば集塵装置26を本体ケース25に装着した状態では、細塵溜め部42の下部が常時閉塞され、この細塵溜め部42内に溜められた細塵が第1遠心分離部41へと漏れることを確実に防止できる。このため、粗塵と細塵とを常時分離した状態で別個に溜めておくことができ、塵埃を廃棄するために下蓋部48を開いたときにのみ、これらを一体に廃棄できる。換言すれば、塵埃を廃棄しようとしない限り、集塵装置26の内部(第1遠心分離部41)で粗塵と細塵とが交じり合うことがなく、電動送風機35を駆動させた際に細塵が集塵装置26内で舞い上がって各第2遠心分離部44へと循環することもない。
また、セード部49を伸縮可能な接続体69によって第2遠心分離部44側に接続することにより、セード部49と通気風路部43(連通風路体86)との間に、これらの接続の気密性を保ちつつ上下動を許容するための摺動部を設ける必要がなく、セード部49(開閉蓋部71)の上下動の動作性、および、セード部49と各第2遠心分離部44側との接続の気密性が良好になるとともに、この気密性の経時的な劣化が生じにくい。
次に、第2の実施形態を図4および図5を参照して説明する。なお、上記第1の実施形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第2の実施形態は、セード部49が下蓋部48によって支持されておらず、上側本体部39の連通風路体86に上下動可能に吊り下げ保持されているものである。
すなわち、このセード部49は、被ガイド部63を介して連通風路体86のガイド部114に対して抜け止め保持されているとともに、通気風路部43と気密に接続されている。換言すれば、セード部49は、被ガイド部63がガイド部114に対して上下方向に沿って摺動可能に接続されていることにより、通気風路部43と気密に接続されている。また、このセード部49は、電動送風機35の駆動により生じる負圧の圧力差により、細塵溜め部42側へと吸い寄せられるように上方へと移動することで、開閉蓋部71の傾斜面71aが細塵溜め部42の当接面部79に圧接されて細塵溜め部42の下部を気密に閉塞するとともに、電動送風機35の停止に伴い自重により落下して開閉蓋部71の傾斜面71aと細塵溜め部42の当接面部79との圧接が解除されるように構成されている。
そして、掃除の際には、上記第1の実施形態と同様に本体ケース25に装着した集塵装置26では、セード部49が自重により下方へと落下した状態となっており、電動送風機35を起動させることによって、第1遠心分離部41と、この第1遠心分離部41よりも下流側に位置する各第2遠心分離部44と連通する細塵溜め部42との負圧の圧力差(細塵溜め部42(第2遠心分離部44)の真空度が第1遠心分離部41の真空度よりも大きいこと)により、セード部49が上方へと瞬間的に吸い寄せられ、開閉蓋部71の傾斜面71aが細塵溜め部42の当接面部79に圧接されて細塵溜め部42の下部を気密に閉塞する。
また、掃除が終了して電動送風機35を停止させると、負圧が作用しなくなることでセード部49が自動的に自重によって落下し、開閉蓋部71の傾斜面71aが細塵溜め部42の当接面部79から離間される。したがって、各第2遠心分離部44により分離されてこの細塵溜め部42内に溜められた細塵が傾斜面71aにより下方(第1遠心分離部41側)へと導かれて下蓋部48上(第1遠心分離部41内)に溜まる。したがって、使用者が係止機構を外部操作することにより集塵装置26を本体ケース25から取り外した後、ごみ箱などの廃棄位置へと運び、ごみ捨てボタン部53を外部操作すると、下蓋部48が自重により開くように回動することで、下蓋部48上に圧縮された状態で溜まった粗塵とともに細塵が塵埃廃棄口54から廃棄される。
上述したように、上記第2の実施形態によれば、電動送風機35の駆動により生じた負圧によってセード部49が第2遠心分離部44側へと吸い寄せられることで閉塞するとともに、電動送風機35の停止に伴い負圧の作用がなくなることで離間されるので、各第2遠心分離部44の下方である細塵溜め部42の下部を上下動により開閉する開閉蓋部71を、簡単な構成で容易に実現できるとともに、電動送風機35を駆動させている間、すなわち掃除をしている間は、細塵溜め部42に溜められた細塵が第1遠心分離部41側に漏れることを確実に防止できる。
そして、以上説明した少なくとも1つの実施形態では、各第2遠心分離部44の下方の位置である細塵溜め部42を開閉する開閉蓋部71を設けた。このため、第2遠心分離部44の下方の細塵溜め部42を開閉蓋部71によって閉じた状態では、各第2遠心分離部44によって遠心分離した細塵を細塵溜め部42に溜まった状態とできるので、第1遠心分離部41にて遠心分離した粗塵と、各第2遠心分離部44にて遠心分離した細塵とを、それぞれ別個に溜めておくことができる。したがって、集塵装置26を必要以上に大型化することなく、細塵と粗塵とをそれぞれスペースを確保して効果的に別個に溜めることができる。また、各第2遠心分離部44の下方の細塵溜め部42を開閉蓋部71によって開いた状態では、各第2遠心分離部44にて遠心分離した細塵を第1遠心分離部41側へと導くことができるので、第1遠心分離部41にて遠心分離した粗塵を廃棄する際に、各第2遠心分離部44にて遠心分離した細塵を一緒に廃棄することが可能になる。したがって、これらの塵埃を容易に廃棄できる。
すなわち、開閉蓋部71による各第2遠心分離部44の下方の細塵溜め部42の開閉のみで、互いに大きさが異なる粗塵と細塵とを別個に溜める状態と、これらを一緒に廃棄可能な状態とを容易に切り換えることができる。そのため、粗塵と細塵とを一緒に廃棄可能とするために、各第2遠心分離部44にて遠心分離した細塵を無理に第1遠心分離部41側のスペースに溜めるように構成する必要がない。したがって、粗塵を溜めるスペースと細塵を溜めるスペースとを確保しながら、廃棄するときは一緒に廃棄可能とする構成を、集塵装置26の大型化を招くことなく容易に構成できる。
また、第1遠心分離部41において外側(外周)に沿って含塵空気を旋回させるセード部49に一体的に開閉蓋部71を設けることにより、第1遠心分離部41の遠心分離に用いるセード部49の構成を有効に利用して、開閉蓋部71を別途設けることなく容易に構成できる。
さらに、開閉蓋部71の上面全体を、第1遠心分離部41側である下方へと傾斜した傾斜面71aとすることにより、細塵溜め部42の下部を開いたときに、この細塵溜め部42に溜められた細塵を開閉蓋部71の上側に残留させることなく、第1遠心分離部41側へと確実に落下させて導くことができる。
そして、細塵溜め部42の下部を第1遠心分離部41側である下方へと傾斜した傾斜面部78とすることにより、細塵溜め部42内に溜められる細塵を、この細塵溜め部42の下部を開閉する開閉蓋部71側へと確実に移動させた状態で溜めることができる。したがって、開閉蓋部71によって細塵溜め部42の下部を開いたときに、この細塵溜め部42に溜められた細塵を細塵溜め部42内に残留させることなく、第1遠心分離部41側へと確実に落下させることができる。
すなわち、細塵溜め部42に溜めた細塵は、この細塵を第1遠心分離部41側へと移動させるための駆動体などを設けることなく容易に第1遠心分離部41側へと導くことができ、部品点数の増加、および、集塵装置26の重量化などをも防止できる。
また、電動送風機35(電気掃除機11)を駆動させているとき、各第2遠心分離部44と連通する細塵溜め部42は第1遠心分離部41よりも真空度が大きくなるため、開閉蓋部71が細塵溜め部42側、すなわち上方へと吸い寄せられる方向へとセード部49に力が作用するので、細塵溜め部42の下端部を開閉蓋部71によって、より確実に閉塞した状態に維持できる。
なお、上記各実施形態において、第2遠心分離部44は、複数に限らず、例えば第1遠心分離部41の上方に1つのみ配置してもよい。
また、開閉蓋部71は、セード部49と一体的に移動するように構成したが、セード部49とは別個に下蓋部48による第1遠心分離部41の下方の開閉と連動して、あるいは電動送風機35の駆動により生じる負圧などによって動作して、細塵溜め部42の下部を開閉する開閉蓋部71を設けてもよい。
さらに、開閉蓋部71は、第2遠心分離部44の下方として、細塵溜め部42の下部を開閉するものとしたが、例えば第2遠心分離部44の旋回筒部110の下端部を直接開閉するように構成してもよい。
そして、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 電気掃除機
25 本体ケース
26 集塵装置
35 電動送風機
41 第1遠心分離部
44 第2遠心分離部
48 蓋体としての下蓋部
49 構造体としてのセード部
69 接続体
71 開閉蓋部

Claims (4)

  1. 電動送風機を収容した本体ケースと、
    この本体ケースに着脱可能に設けられ前記電動送風機の動作により吸い込まれた含塵空気から塵埃を分離して捕集する集塵装置とを具備し、
    前記集塵装置は、
    含塵空気中の塵埃の一部を分離する第1遠心分離部と、
    この第1遠心分離部に連通してこの第1遠心分離部の上方に位置し、この第1遠心分離部を通過した含塵空気中のこの第1遠心分離部で分離する塵埃よりも小さい塵埃を分離する第2遠心分離部と、
    この第2遠心分離部の下方の位置を開閉可能で、この第2遠心分離部の下方の位置を開くことで前記第2遠心分離部により分離した塵埃を前記第1遠心分離部側へと導く開閉蓋部とを備えている
    ことを特徴とした電気掃除機。
  2. 第1遠心分離部は、外側に沿って含塵空気を旋回させる構造体を中央部に備え、
    開閉蓋部は、前記構造体と一体的に設けられている
    ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。
  3. 構造体を第2遠心分離部側に連結する伸縮可能な接続体を具備した
    ことを特徴とした請求項2記載の電気掃除機。
  4. 集塵装置は、第1遠心分離部の下方の位置を開閉する蓋体を備え、
    開閉蓋部は、前記蓋体による前記第1遠心分離部の下部の開閉に連動して第2遠心分離部の下方の位置を開閉する
    ことを特徴とした請求項1ないし3いずれか一記載の電気掃除機。
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