JP2013233404A - 焼肉用調理プレート - Google Patents

Abstract

【課題】 従来の焼肉用調理プレートは、加熱で生じた食肉の肉汁（油脂）は廃棄処分していた。肉汁を廃棄処分しないで回収し、資源として再利用可能にする調理プレートの提供。
【解決手段】 上記課題を解決するために、請求項１に記載の発明は、調理プレートの調理面は、食肉を載置する載置部と加熱で食肉から生じた肉汁（油脂）を流す傾斜溝と傾斜溝を流れた肉汁が合流する傾斜の合流溝と同合流溝下方に肉汁が流出する流出孔を形成した調理プレートでもって、肉汁の回収を効率よく行うことにする。
【選択図】図２

Description

本発明は、調理プレート上で食肉を加熱した際、食肉より生じた肉汁（油脂）は、廃棄処分していた焼肉用の調理プレートに関するものである。

従来の食肉を加熱する調理プレートは、調理面を傾斜させた溝で、加熱により生じた食肉の肉汁（油脂）を排出孔に流し、排出孔下に配置した肉汁受皿に溜めたのち廃棄処分されていた。

焼肉用調理プレートに関する先行技術は以下に示すとおりである。

特開平９−１５４７４５の調理プレートは、プレート表面の中央より左右に傾斜を付けた溝を設け、この溝の両端面に肉汁が落ちる開口部を設け、同プレート下に水を張る受け皿を設けた「電磁焼肉装置」が提案されている。

特開２００１−６１６７２の調理用焼き板は、周辺部から中央に向けた傾斜する凹状に肉汁など不要流動物が流れ込んで排出される貫通孔が穿設され、貫通孔から排出される流動物は、貫通孔下の配置の水受皿に溜める「加熱調理用焼き板」が提案されている。

特開平９−１５４７４５公報 特開２００１−６１６７２公報

発明が解決しようとする課題

本発明は、調理プレート上で食肉を加熱調理の際、加熱で生じた肉汁（油脂）は廃棄処分されていたが、この肉汁を効率よく回収し、資源として再利用するための焼肉用調理プレートを提供する。

課題を解決する手段

上記の課題を解決するために、請求項１に記載の発明の、調理プレート表面は、食肉を載置する載直部と加熱で生じた肉汁を流す傾斜溝と傾斜溝を流れた肉汁が合流する傾斜の合流溝と同合流溝下方の流出孔に向けて流れる肉汁を、流出孔下に配置のフィルター付受口に流して容器に貯溜する。

また、請求項２に記載の発明は、請求項１の調理プレートの下にフィルター付受口および加熱器を配置した焼肉用調理器とする。

発明の効果

以上のように、本発明の調理プレートは、食肉を載置する載置部と加熱で食肉から生じた肉汁を流す傾斜溝と同傾斜溝を流れた肉汁は、傾斜の合流溝で合流し、さらに合流溝下方の流出孔に向けて流れる。肉汁は、流出孔から流れおちて流出孔下に配置のフィルター付受口で異物を除き、貯溜容器に送る。
貯溜容器内の肉汁は、資源として処理工場で各種製品となる。

本発明の実施例にかかる調理プレートを示す断面図 図１における調理プレートの平面図 図２の調理プレートのＮ−Ｎ断面図

以下、本発明にかかる調理プレートの実施形態について説明する。

図に示す本発明の調理プレートは、アルミ合金製で、食肉を載置する載直部２と加熱で生じた肉汁を流す傾斜溝３を有し、傾斜溝３の肉汁は矢印方向に流れ傾斜の合流溝４で合流する。
合流の肉汁は矢印方向に流れ同合流溝下方の流出孔５へ流れる。
流出孔５で流れおちた肉汁は、流出孔５下に配置したフィルター付の受口６で肉汁内の異物を除いて送管７を経て貯溜容器８に送る。
貯溜容器８内の肉汁は、再処理工場に移送する。
赤外線ヒーター付１０の加熱器９は、調理プレートの下に配置する。

１ 調理プレート
２ 載置部
３ 傾斜溝
４ 合流溝
５ 流出孔
６ フィルター付受口
７ 送管
８ 貯溜容器
９ 加熱器
１０ 赤外線ヒーター

Claims (2)

1. 焼肉用調理プレートの調理面は、食肉を載置する載置部と肉汁が流れる傾斜溝と肉汁が合流する合流溝と同合流溝下方に流出孔を形成してなる調理プレート。
2. 請求項１の調理プレート下にフィルター付受口および加熱器を配置した焼肉用調理器。

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