JP2013232186A - タグ読取装置、タグ読取システム、スマートシェルフ、およびタグ読取方法 - Google Patents

タグ読取装置、タグ読取システム、スマートシェルフ、およびタグ読取方法 Download PDF

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Abstract

【課題】タグの読取率をより高くすることができる、タグ読取装置を提供する。
【解決手段】タグ読取装置2は、アンテナ4と、移相器5と、を有している。アンテナ4は、無線タグ6を読取るための電波を放射するように構成されている。移相器5は、アンテナ4から放射される電波の位相を時間の経過に伴い変化させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信可能なタグを読取るための、タグ読取装置、タグ読取システム、スマートシェルフ、およびタグ読取方法に関する。
近年、書店などの小売店において、商品管理、および顧客の消費動向の把握のために、商品に、RFID(Radio Frequency IDentification)タグを取り付けることがある。このRFIDタグは、リーダライタと無線通信可能に構成されている。これらRFIDタグおよびリーダライタを用いたスマートシェルフが、知られている(たとえば、特許文献1〜4参照)。
スマートシェルフは、たとえば、リーダライタと、シートアンテナと、を有している。シートアンテナは、たとえば、商品の陳列棚上に配置される。シートアンテナ上に置かれた商品には、RFIDタグが貼り付けられている。RFIDタグは、アンテナからの電波を用いて、リーダライタと無線通信する。一方、RFIDタグが商品とともに陳列棚から取り出された場合には、アンテナからの電波は、RFIDタグには届かず、RFIDタグと、リーダライタとの通信は行われない。これにより、陳列棚から所定の商品が取り出されたことが、検出される。
特開2011−180912号公報 特開2010−136135号公報 特開2010−37075号公報 特開2007−296271号公報
上記した、シート状のアンテナから放射される電波は、たとえば、図5に示すような、定在波であり、電波が強い箇所と、弱い箇所とが存在する。図5は、本発明に関連するアンテナから放射される電波について説明するためのグラフ図である。図5のグラフの横軸は、アンテナの左右方向の位置を示しており、縦軸は、電波の振幅を示している。図5に示すように、アンテナ上の位置によっては、電波が弱く、陳列棚上に置かれた商品のRFIDタグを読取ることができない場合がある。特に、アンテナから遠い位置で商品に貼り付けられているRFIDタグは、アンテナからの電波を受けにくく、読取られ難い。このため、商品が置かれている位置の違いによって、RFIDタグの読取率にばらつきが生じてしまう。
特許文献1には、最適な読取エリアを容易に確保すべく、アンテナからの電波の合成波のビーム形状を調整する構成が開示されている。この構成の一例として、特許文献1では、アンテナ素子に供給される電力の位相を電子的に可変制御する構成が開示されている。また、また、特許文献1では、アンテナ素子に供給される電力の値を可変制御するようにしている。
特許文献1では、可変移相器(15)、電圧制御可変移相器(27)が開示されている。しかしながら、[0029]などに記載されているように、特許文献1に記載の構成は、複数のアレイアンテナ素子の位置が調整された後に、そのアンテナの利得を最大化する位相に変化させる処理を行うに過ぎない。このため、商品が置かれている位置の違いによって、アンテナ素子からの電波の強弱の差は生じたままである。このため、アンテナ素子からの位置によって、RFIDタグの読取率にばらつきが生じるという課題は、依然として存在している。
本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、タグの読取率をより高くすることができる、タグ読取装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるタグ読取装置は、
無線タグを読取るための電波を放射するように構成された、アンテナと、
前記アンテナから放射される電波の位相を時間の経過に伴い変化させるための移相器と、
を備えていることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、タグの読取率をより高くすることができる。
本発明の実施の形態における商品管理システムの構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態における商品管理システムの動作を示すフロー図である。 アンテナから放射される電波について説明するための図であり、(a)は、アンテナから放射された電波を、位相別に表示したグラフであり、(b)は、図3(a)の各位相の電波を合成した合成波の振幅の最大値を示すグラフである。 本発明の変形例における商品管理システムの構成を示す模式図である。 本発明に関連するアンテナから放射される電波について説明するためのグラフ図である。
以下、本発明の実施の形態におけるタグ読取装置、タグ読取システム、スマートシェルフおよびタグ読取方法について、図面を参照しながら説明する。
[全体構成]
最初に、本発明の実施の形態におけるタグ読取装置、タグ読取システム、およびスマートシェルフを含む商品管理システムの構成について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態における商品管理システム1の構成を示す模式図である。図1では、一部の構成は、斜視図で示しており、一部の構成は、ブロック図で示している。
図1に示すように、商品管理システム1は、タグ読取装置2を備えている。タグ読取装置2は、リーダライタ3に接続されている。タグ読取装置2は、アンテナ4と、移相器5と、を含んでいる。
リーダライタ3は、アンテナ4から電波を発生するための電気信号を、アンテナ4へ出力し、その後、無線タグ6の情報を読取る。本実施の形態では、この電気信号は、高周波信号である。
アンテナ4は、高周波信号を受けることにより、電波を放射する。この電波は、商品101に取り付けられた無線タグ6の情報を読取るための電波である。アンテナ4は、矩形の平面シート状に形成されており、一対の端部(端子)7,8を有している。一方の端部7は、開放されている。他方の端部8は、ケーブル10および移相器5を介して、リーダライタ3に接続されている。アンテナ4からの電波が無線タグ6に到達すると、無線タグ6は、電波を、アンテナ4へ向けて反射する。移相器5は、アンテナ4から放射される電波の位相を、時間の経過に伴い変化させることが可能である。
以上説明したように、本実施の形態では、アンテナ4の他方の端部8に入力した高周波信号は、アンテナ4上を伝播し、アンテナ4の一方の端部7で反射する。これにより、一方の端部7へ向かう電波と、一方の端部7から反射された電波とが合成され、シートアンテナ4上では、固定された波長を持つ定在波が発生する。また、本実施の形態では、アンテナ4の一方の端部7が開放されている。これにより、一方の端部7では、反射された電波の振幅が最大となる。その結果、定在波の振幅をより大きくすることができる。また、本実施の形態では、移相器5が設けられている。移相器5によって、アンテナ4から放射される電波の位相を変化させることにより、アンテナ4上で発生する定在波の位相を、動的に変化させることができる。その結果、アンテナ4上の周囲における広い範囲で、振幅が十分に大きい電波を供給することができる。これにより、アンテナ4の周囲において、広い範囲で、無線タグ6との通信を成功することができる。
このように、アンテナ4の一方の端部7を開放することで得られる、電波の振幅を大きくする効果と、アンテナ4から放射される電波の位相を変化させることで得られる、広い範囲への振幅の大きい電波の供給を実現する効果とを、相乗して発揮できる。その結果、アンテナ4の上面11側の周囲(後述する空間25)における広い範囲で、十分に強い振幅の電波を供給することができる。よって、アンテナ4の上面11側の周囲における広い範囲で、無線タグ6を、確実に読取ることができる。しかも、アンテナ4からの電波の振幅を大きくするために、アンテナ4の一対の端部7,8の双方にリーダライタ3を接続する構成ではない。このため、リーダライタ3のポート数は、1つのアンテナ4に対して1つで済む。このため、リーダライタ3の構成、および数を簡素にすることができ、これにより、タグ読取装置2の製造コストは、安価で済む。以上の次第で、無線タグ6の読取率を、より高くすることができる。また、タグ読取装置2の製造コストを安価にすることができる。
以上が、タグ読取装置2の概略説明である。次に、商品管理システム1の、より具体的な構成を、図1に加え、図2、図3を用いて説明する。
本実施の形態では、商品管理システム1は、商品(物品)101に取り付けられた無線タグ6を読取ることにより、商品101の管理を行う。より具体的には、無線タグ6がタグ読取装置2によって読み取られた場合、商品管理システム1は、商品101が棚12に置かれていると判定する。一方、無線タグ6がタグ読取装置2によって読取られない場合、商品管理システム1は、商品101が棚12から取り出されたと判定する。商品管理システム1は、棚12から取り出された商品101が何であるか、また、棚12から商品101がいつ取り出されたかなどのデータを集計し、商品101の補充管理、および商品101の売れ行き管理などを行う。
本実施の形態では、商品101には、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、書籍などの小売り商品が含まれる。本実施の形態では、商品101がCDである構成を例に説明する。
商品101に取り付けられる無線タグ6は、タグ読取装置2と無線通信可能に構成されている。本実施の形態では、無線タグ6には、RFIDタグが含まれる。本実施の形態では、無線タグ6は、シート状に形成されている。無線タグ6は、IC(Integrated Circui)チップと、このICチップに接続されたアンテナコイルと、ICチップおよびアンテナコイルを挟むシートと、を有している。無線タグ6のICチップには、当該無線タグ6が取り付けられている商品101に関するデータなどが格納されている。本実施の形態では、無線タグ6が取り付けられた商品101は、ケース13に収容されている。ケース13は、アンテナ4の上面11に置かれている。本実施の形態では、ケース13に収容された商品101が、複数、アンテナ4の上面11に置かれている。アンテナ4は、棚12に置かれている。
本実施の形態では、棚12は、ベース板21と、一対の側板22、23と、天板24と、を有しており、正面視において、矩形状に形成されている。ベース板21上に、アンテナ4が置かれている。アンテナ4上に商品101が置かれることで、商品101は、アンテナ4と、一対の側板22、23と、天板24とで囲まれた空間25に配置される。本実施の形態では、商品管理システム1は、この空間25に存在する無線タグ6を読取るように構成されている。
本実施の形態では、商品管理システム1は、上位装置14と、タグ読取システム30と、スマートシェルフ40と、を備えている。
上位装置14は、タグ読取装置2を制御するための装置である。上位装置14には、パーソナルコンピュータなどが含まれる。上位装置14は、CPU、ROM、およびRAMを含んでいる。上位装置14は、リーダライタ3の動作を制御する。また、上位装置14は、リーダライタ3へ出力された、アンテナ4からのデータを読み込む。これにより、上位装置14は、商品101が棚12から取り出された時間などのデータを取得する。
タグ読取システム30は、タグ読取装置2と、リーダライタ3とを有している。タグ読取装置2は、前述したように、アンテナ4と、移相器5と、を有している。
本実施の形態では、リーダライタ3は、アンテナ4から電波を放射させるための高周波信号を出力する。リーダライタ3は、CPU、ROM、およびRAMを含んでいる。リーダライタ3は、上位装置14に接続されている。リーダライタ3は、高周波信号を出力する指令を上位装置14から受けることにより、高周波信号を、アンテナ4へ出力する。また、リーダライタ3は、アンテナ4から出力された信号を取得する。
本実施の形態では、アンテナ4は、棚12のベース板21の長手方向(所定の方向)に細長く延びる、矩形のシート状に形成されたアンテナである。アンテナ4の上面11は、平坦に形成されており、天板24と向かい合っている。この上面11に、複数の商品101が、棚12の左右方向(アンテナ4の長手方向)に隙間をあけて配置されている。このように、アンテナ4上に置かれた各商品101には、無線タグ6が取り付けられており、この無線タグ6と、アンテナ4とは、上下方向に並んでいる。アンテナ4は、棚12における商品101が置かれる空間25に向けて電波を放射する。本実施の形態では、アンテナ4の一対の端部7、8は、当該アンテナ4の長手方向の両端部に配置されている。
本実施の形態では、他方の端部8は、ケーブル10および移相器5を介して、リーダライタ3の1つのポートに接続されている。一方の端部7は、開放されている。すなわち、一方の端部7には、終端器およびリーダライタ3の何れも接続されていない。
上記の構成により、リーダライタ3から高周波信号が出力されると、この高周波信号は、リーダライタ3のポート、ケーブル10および移相器5を通り、他方の端部8へ出力される。これにより、アンテナ4に高周波信号が入力され、アンテナ4は、上面11から、空間25へ向けて電波を放射する。この電波が、空間25に配置されている無線タグ6のコイルアンテナに伝わると、無線タグ6は、ICチップに格納されているデータを含む電波を反射する。これに伴い、アンテナ4は、無線タグ6からのデータを含む信号を、他方の端部8から出力する。この信号は、ケーブル10および移相器5を通り、ポートを通してリーダライタ3内へ出力され、さらに、上位装置14へ出力される。一方、空間25において、無線タグ6が存在していない領域からは、無線タグ6からの電波は、アンテナ4に伝わらない。その結果、上記領域に無線タグ6が存在していないことが、上位装置14によって判定される。
アンテナ4から放射される電波の位相は、移相器5によって変化するように構成されている。本実施の形態では、移相器5は、CPU、ROM、およびRAMを含んでいる。本実施の形態では、移相器5は、ケーブル10の途中部に設けられている。本実施の形態では、移相器5は、アンテナ4から放射される電波の位相を変化させることを指令する指令信号に基づいて、当該電波の位相を変化させる。
これにより、移相器5は、アンテナ4から放射される電波の位相を、時間の経過に伴い変化させることが可能である。本実施の形態では、移相器5は、アンテナ4から電波が放射されているときに、アンテナ4からの電波の位相を変化させるように動作する。移相器5は、アンテナ4の長手方向における電波の位相を変化させる。
本実施の形態では、移相器5は、リーダライタ3および上位装置14に接続されており、リーダライタ3および上位装置14から指令信号を受けることが可能である。また、本実施の形態では、移相器5は、タイマ15を有しており、タイマ15を用いて時間を計測することが可能である。
本実施の形態では、移相器5は、タイマ15で時間を計測し、所定時間が経過する度に、すなわち、定期的に、電波の位相を変化させるための指令信号を自ら生成することが可能である。また、本実施の形態では、移相器5は、リーダライタ3から高周波信号が出力されたことを受けて、上記の指令信号を自ら生成することが可能である。すなわち、移相器5は、タグ読取装置2の外部の上位装置14、または移相器5自身で生成された指令信号に基づいて、アンテナ4から放射される電波の位相を変化させるように構成されている。
スマートシェルフ40は、タグ読取装置2と、棚12とを有している。本実施の形態では、タグ読取装置2は、スマートシェルフ40の一要素であり、タグ読取システム30の一要素でもある。
[商品管理システムの動作説明]
次に、本発明の実施の形態1における商品管理システム1の動作について、図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施の形態における商品管理システム1の動作を示すフロー図である。また、以下の説明においては、適宜、図1〜図3を参酌する。また、本実施の形態では、商品管理システム1を動作させることによって、タグ読取方法が、実施される。よって、本発明の実施の形態におけるタグ読取方法の説明は、以下の商品管理システム1の動作説明に代える。
商品管理システム1では、無線タグ6の読取動作開始に先立ち、位相切替タイミングに関するモード設定が行われる(ステップA1)。具体的には、本実施の形態では、上位装置14が、モード設定データを、移相器5へ出力する。なお、モード設定データは、リーダライタ3から移相器5へ出力されてもよい。本実施の形態では、モード設定データは、予め、商品管理システム1のユーザが、上位装置14を操作することにより、生成されている。
モード設定データは、下記(1)、(2)、(3)のいずれかのモードを設定するデータである。(1),(2),(3)のモードは、いずれも、アンテナ4から放射される電波の位相を変化させるためのトリガ条件についてのモードである。(1),(2),(3)のなかから1つ選択されたモードにおいて、予め設定されたトリガ条件が満たされる毎に、アンテナ4から放射される電波の位相が移相器5によって変化される。これにより、アンテナ4から放射される電波の位相は、時間の経過に伴い順次変化される。本実施の形態では、トリガ条件が満たされる毎に、アンテナ4から放射される電波の位相が45度ずらされる。
より具体的には、(1)のモードは、上位装置14からの遠隔制御によって、位相切替が行われる、遠隔制御モードである。(2)のモードは、リーダライタ3からの高周波信号を移相器5が検出した時点で、位相切替が行われる、第1自律制御モードである。(3)のモードは、移相器5のタイマ15を用いて時間を計測し、所定時間が到達する毎に、位相切替が行われる、第2自律制御モードである。
モード設定データが移相器5へ出力された後、商品管理システム1は、読取動作状態に移行する(ステップA2)。具体的には、リーダライタ3は、アンテナ4からリーダライタ3へ出力されたデータを読取可能な状態となる。これにより、リーダライタ3は、アンテナ4からリーダライタ3へ出力されたデータを読み取り、かつ、読取ったデータを、上位装置14へ出力することが可能な状態に移行する。次に、タイマ15による計時が開始される(ステップA3)。タイマ15による計時開始の指令は、たとえば、上位装置14からタイマ15に与えられる。
次に、アンテナ4から電波が放射される(ステップA4)。具体的には、上位装置14からリーダライタ3へ、電波の放射を指令する信号が出力される。この信号を受けたリーダライタ3は、所定の位相の高周波信号を、ケーブル10および移相器5を介して、アンテナ4の他方の端部8へ出力する。これにより、アンテナ4は、空間25に向けて、電波を放射する。
次に、移相器5は、モード設定データによって設定されているモードが、(1)、(2)、(3)のいずれのモードであるかを判定する(ステップA5)。(1)の遠隔制御モードが設定されている場合(ステップA5で設定(1))、移相器5は、上位装置14から、電波の位相を変化させることを指令する指令信号が出力されているか否かを判定する(ステップA6)。
たとえば、上位装置14が予め定めた時間毎に、上記の指令信号を断続的に出力している場合で、かつ、当該指令信号が出力されている瞬間にステップA6の処理が行われると、移相器5は、指令信号ありと判定する(ステップA6でYES)。
上位装置14から移相器5へ、指令信号が出力されている場合(ステップA6でYES)、移相器5は、アンテナ4から出力される電波の位相を変化させる(ステップA7)。この場合、移相器5は、前述したように、アンテナ4から出力される電波の位相を、たとえば、45度変化するように、動作する。次いで、ステップA8の処理が行われる。ステップA8の処理については、後述する。
ステップA6において、上位装置14から指令信号が出力されていない場合(ステップA6でNO)、移相器5による、電波の位相の変化は行われず、ステップA8の処理が行われる。
一方、ステップA5において、(2)の第1自律制御モードが設定されている場合(ステップA5で設定(2))、移相器5は、アンテナ4から電波が放射されていることを検出する(ステップA9)。具体的には、移相器5は、リーダライタ3から移相器5へ高周波信号が出力されたことを検出する。移相器5は、アンテナ4から電波が放射されたことを検出することで、アンテナ4から出力される電波の位相を変化させる(ステップA7)。すなわち、移相器5によって、指令信号が生成され、この指令信号に基づいて、移相器5が、アンテナ4から出力される電波の位相を変化させる。なお、指令信号は、アンテナ4へ出力された高周波信号自体であってもよい。この場合、移相器5は、高周波信号を、指令信号として扱うことで、指令信号を生成することとなる。移相器5が、アンテナ4から出力される電波の位相を変化させた後、ステップA8の処理が行われる。
一方、ステップA5において、(3)の第2自律制御モードが設定されている場合、(ステップA5で設定(3))、移相器5は、タイマ15で計測されている時間を判定する(ステップA10)。タイマ15による計測時間が、所定時間を超えた場合(ステップA10でYES)、移相器5は、タイマ15による計時を継続しつつ、タイマ15の計測時間をゼロにリセットし(ステップA11)、次いで、アンテナ4から出力される電波の位相を変化させる(ステップA7)。すなわち、移相器5自身によって、指令信号が生成され、この指令信号に基づいて、移相器5が、アンテナ4から出力される電波の位相を変化させる。この場合も、前述したように、指令信号は、アンテナ4へ出力された高周波信号自体であってもよい。また、ステップA10の処理が繰り返し行われることにより、移相器5は、定期的に、指令信号を生成することとなる。この場合、移相器5が、アンテナ4から出力される電波の位相を変化させた後、ステップA8の処理が行われる。
また、ステップA10において、タイマ15が計測している時間が、所定時間以下である場合(ステップA10でNO)、移相器5による、電波の位相の変化は行われず、ステップA8の処理が行われる。
ステップA8では、上位装置14は、アンテナ4から電波を再度放射するか否かを判定する。なお、この判定は、リーダライタ3で行われてもよい。本実施の形態では、アンテナ4から、周期的に電波が放射される構成が採用されている。上位装置14は、リーダライタ3による読取動作が継続されている間、アンテナ4から電波が放射(ステップA4)されてから所定時間が経過する度に、電波を再度放射する指令を、リーダライタ3へ出力する(ステップA8でYES)。この場合、リーダライタ3からアンテナ4へ高周波信号が与えられ、アンテナ4は、再度、電波を放射する(ステップA4)。
一方、商品管理システム1が設置されている店舗の閉店時間の到来などによって、読取動作が終了される場合、上位装置14は、アンテナ4による再度の電波放射を行わないように、リーダライタ3に指令を与える(ステップA8でNO)。この場合、商品管理システム1は、終了動作を行う(ステップA12)。具体的には、リーダライタ3における読取動作状態が解除される。また、タイマ15による計時が停止される。これにより、商品管理システム1による、無線タグ6の読取動作が終了する。
以上説明した処理の流れの要点を説明すると、設定(1)が選択されている場合(ステップA5で設定(1))、上位装置14からの指令信号を移相器5が出力する(ステップA6でYES)毎に、移相器5は、アンテナ4から放射される電波の位相を変化させる(ステップA7)。これにより、アンテナ4からの電波の位相は、時間の経過とともに、順次変化される。
また、設定(2)が選択されている場合(ステップA5で設定(2))、アンテナ4から電波が放射されることを移相器5が検出する(ステップA9)毎に、移相器5は、アンテナ4からの電波の位相を変化させる(ステップA7)。これにより、アンテナ4からの電波の位相は、時間の経過とともに、順次変化される。
また、設定(3)が選択されている場合(ステップA5で設定(3))。タイマ15での計測時間が所定時間を経過する(ステップA10でYES)毎に、移相器5は、アンテナ4からの電波の位相を変化させる(ステップA7)。これにより、アンテナ4からの電波の位相は、時間の経過とともに、順次変化される。
[アンテナから放射される電波についての説明]
図3は、アンテナ4から放射される電波について説明するための図である。図3(a)は、アンテナ4から放射された電波を、位相別に表示したグラフであり、図3(b)は、図3(a)の各位相の電波を合成した合成波の振幅の最大値を示すグラフである。図3(a)および図3(b)のそれぞれにおいて、横軸は、アンテナ4の他方の端部8からの、アンテナ4の左右方向の位置を示しており、縦軸は、電波の振幅を示している。
図2に示す動作フローに従って、アンテナ4から電波を放射した場合、本実施の形態では、アンテナ4から、図3(a)に示すように、位相がゼロ度である基本波W1が放射される。さらに、アンテナ4からは、位相が45度である波W2と、移相が90度である波W3と、位相が135度である波W4と、位相が180度である波W5と、位相が225度である波W6と、位相が270度である波W7と、位相が315度である波W8と、が時間の経過に伴って順次放射される。波W1〜W8は、位相が異なっている点以外は、同じである。このように、本実施の形態では、基本波W1以外に、7パラメータ分の波W2〜W8が順次放射される。
これらの波W1〜W8を合成した合成波W9における各点の振幅の最大値が、図3(b)に示されている。合成波W9の振幅の最大値は、左右方向におけるアンテナ4のどの位置においても、基本波W1の最大振幅に近い大きさである。したがって、左右方向におけるアンテナ4のどの位置においてもアンテナ4からの電波を、十分に強くできる。特に、本実施の形態では、45度ずつ位相をずらした波W1〜W8を合成した場合、棚12の左右方向におけるアンテナ4のすべての位置において、理論上で、電波の照射量を最大にすることができる。よって、アンテナ4上に配置された無線タグ6が受け取る電波の強さを、可及的に大きくできる。その結果、アンテナ4上に配置された無線タグ6の読取率を向上できる。
以上のように、本実施の形態では、アンテナ4から放射される電波の位相を時間の経過に伴い変化させることで、空間25のうちの広い範囲へ振幅の大きい電波を供給できる。これにより、無線タグ6の読取率を、より高くすることができる。
また、本実施の形態では、移相器5は、リーダライタ3が無線タグ6を読取る動作をしているときに、アンテナ4から放射される電波の位相を変化させる。この構成により、無線タグ6の読取動作が行われている最中において、棚12の各無線タグ6の読取成功率を、より均等にすることができる。
また、本実施の形態によると、移相器5は、シート状のアンテナ4の長手方向における電波の位相を変化させる。この構成により、アンテナ4の長手方向に沿って配置される各無線タグ6の読取成功率を、より均等にすることができる。
また、本実施の形態では、アンテナ4の一方の端部7は、開放されている。このように、アンテナ4の一方の端部7を終端していないことにより、アンテナ4における反射波を低減することなく、有効に活用することができる。しかも、リーダライタ3のポート数は、1つのアンテナ4に対して1つで済む。このため、リーダライタ3の構成、および数を簡素にすることができる。すなわち、アンテナ4の一対の端部7、8の双方から高周波信号をアンテナ4へ入力する構成が不要であり、アンテナ4の出力自体を高める必要がない。これにより、タグ読取装置2の製造コストは、安価で済む。
また、本実施の形態では、移相器5は、電波の位相を変化させることを指令する指令信号に基づいて、電波の位相を変化させる。これにより、必要に応じて、アンテナ4から放射される電波の位相を変化させることができる。よって、アンテナ4上の各部について、任意の時間で、アンテナ4からの電波の振幅が大きくなるように、当該電波の位相を制御することができる。
また、本実施の形態では、上記指令信号は、移相器5の外部の上位装置14で生成されるか、または、移相器5自身によって生成される。指令信号が上位装置14で生成されるように構成することで、移相器5の動作タイミングを、上位装置14で自由に設定することができる。また、指令信号が移相器5自身によって生成されるように構成することで、移相器5自身が、自律的に、移相器5の動作タイミングを制御することができる。
また、本実施の形態では、指令信号は、アンテナ4から電波が放射されることに応じて生成されるか、または、定期的に生成される場合がある。このような構成とすることにより、移相器5を常時動作させておく必要がない。よって、移相器5の故障を、抑制できる。
[変形例]
(1)前述の実施の形態では、アンテナ4上の商品101の有無の検出は、アンテナ4から放射される電波を用いて行われる構成を説明した。しかしながら、この通りでなくてもよい。たとえば、図4に示すように、商品101の有無を検出する検出部41が、さらに設けられていてもよい。
検出部41は、たとえば、赤外線センサなどのセンサであり、アンテナ4の長手方向に沿って複数配置されている。なお、検出部41は、商品101の有無を検出できる構成であればよく、センサの具体的な構成は問わない。各検出部41は、棚12の天板24に固定されている。各検出部41は、たとえば、当該検出部41の下方の空間に商品101が存在しているか否かを検出する。各検出部41は、移相器5に接続されている。
上記の構成により、検出部41が商品101を検出した場合、この検出を示す検出信号は、移相器5に与えられる。この検出信号を与えられた移相器5は、商品101が検出された位置において振幅が最大となるような電波がアンテナ4から照射されるように、アンテナ4で放射される位相を調整する。
この変形例では、移相器5は、検出部41で商品101が検出された箇所を基準として、電波の位相を変化させる。このような構成によって、商品101が配置されている箇所での電波強度を、より確実に高くできる。
(2)また、前述の実施の形態では、(1)、(2)、(3)のモードの設定は、上位装置14またはリーダライタ3で行う構成を説明したけれども、この通りでなくてもよい。たとえば、(1)、(2)、(3)のモードの設定を切り替えるためのスイッチを設けておき、このスイッチを操作することにより、(1)、(2)、(3)のモードのいずれかを設定してもよい。
(3)また、前述の実施の形態では、移相器5は、アンテナ4に設けられている構成を説明したけれども、この通りでなくてもよい。たとえば、移相器5は、アンテナ4の外部に配置され、アンテナ4に接続されてもよい。
(4)また、前述の実施の形態では、移相器5が、45度単位で電波の位相を変化させることで、基本波W1以外に波W2〜W8を放射する構成を説明したけれども、この通りでなくてもよい。たとえば、基本波W1以外の波の数を、より多くしてもよい。基本波W1以外の波の数が多いほど、アンテナ4から放射される電波の合成波の各部の振幅を、より詳細に制御できる。ただし、基本波W1以外の波の数が多いほど、アンテナ4からの電波の放射時間が長くなる。よって、リーダライタ3の読取時間との兼ね合いにより、最適化した移相量を設定することが望ましい。
(5)また、上述の実施の形態では、移相器5は、電波の位相を45度単位で段階的に変化させる構成を説明したけれども、この通りでなくてもよい。たとえば、移相器5は、電波の位相を、連続的に変化させる構成であってもよい。
(6)また、上述の実施の形態では、アンテナ4の一対の端部7,8の一方が開放される構成を説明したけれども、この通りでなくてもよい。たとえば、アンテナ4の一対の端部7,8の双方がリーダライタ3(移相器5)に接続されていてもよい。
(7)また、本発明は、電波が放射されることに応じて、または定期的に、移相器5が、指令信号を生成する構成を説明したけれども、この通りでなくてもよい。たとえば、電波が放射されることに応じて、または定期的に、上位装置14が、指令信号を生成する構成であってもよい。
(8)また、本発明は、商品101の在庫などをリアルタイムで検索するシステムに適用することができる。
上述した実施の形態の一部又は全部は、以下に記載する(付記1)〜(付記17)によって表現することができるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
無線タグを読取るための電波を放射するように構成された、アンテナと、
前記アンテナから放射される電波の位相を時間の経過に伴い変化させるための移相器と、
を備えていることを特徴とする、タグ読取装置。
(付記2)
前記移相器は、前記タグ読取装置が前記無線タグを読取る動作をしているときに、前記電波の位相を変化させる、付記1に記載のタグ読取装置。
(付記3)
前記アンテナは、所定の方向に延びるシート状に形成されており、
前記移相器は、前記所定の方向における前記電波の前記位相を変化させる、付記1または付記2に記載のタグ読取装置。
(付記4)
前記アンテナは、一対の端部を有し、前記一対の端部の一方は開放されている、付記1〜付記3のいずれかに記載のタグ読取装置。
(付記5)
前記移相器は、前記電波の位相を変化させることを指令する指令信号に基づいて、前記電波の位相を変化させる、付記1〜付記4のいずれかに記載のタグ読取装置。
(付記6)
前記指令信号は、前記移相器の外部で生成されるか、または、前記移相器自身によって生成される、付記5に記載のタグ読取装置。
(付記7)
付記1〜付記6のいずれかに記載のタグ読取装置と、
前記電波を発生するための電気信号を前記アンテナへ出力し、前記アンテナで受信された前記無線タグの情報を読取る、リーダライタと、を備えている、タグ読取システム。
(付記8)
付記1〜付記6のいずれかに記載のタグ読取装置と、
物品を置くことが可能に構成され、かつ、前記アンテナが設置された棚と、を備え、
前記アンテナは、前記棚における前記物品が置かれる空間に向けて前記電波を放射する、スマートシェルフ。
(付記9)
前記棚の複数箇所に設置され前記物品の有無を検出する、検出部を備え、
前記移相器は、前記検出部で前記物品が検出された箇所を基準として前記電波の位相を変化させることを特徴とする、付記8に記載のスマートシェルフ。
(付記10)
(a)無線タグを読取るための電波を放射するステップと、
(b)放射される電波の位相を時間の経過に伴い変化させるステップと、
を含むことを特徴とする、タグ読取方法。
(付記11)
前記変化させるステップでは、前記無線タグを読取る動作がされているときに、前記電波の位相を変化させる、付記10に記載のタグ読取方法。
(付記12)
前記放射するステップは、所定の方向に延びるシート状に形成されたアンテナを用いて行われ、
前記変化させるステップは、前記所定の方向における前記電波の前記位相を変化させる、付記10または付記11に記載のタグ読取方法。
(付記13)
前記放射するステップで用いられる前記アンテナは、一対の端部を有し、前記一対の端部の一方は開放されている、付記10〜付記12のいずれかに記載のタグ読取方法。
(付記14)
前記変化させるステップは、前記電波の位相を変化させることを指令する指令信号に基づいて、前記電波の位相を変化させる、付記10〜付記12のいずれかに記載のタグ読取方法。
(付記15)
前記指令信号は、前記電波の位相を変化させる移相器の外部で生成されるか、または、前記移相器自身によって生成される、付記14に記載のタグ読取方法。
(付記16)
前記放射するステップでは、棚における物品が置かれる空間に向けて前記電波を放射する、付記10〜付記15のいずれかに記載のタグ読取方法。
(付記17)
前記変化させるステップでは、前記物品が検出された箇所を基準として前記電波の位相を変化させることを特徴とする、付記16に記載のタグ読取方法。
本発明は、無線通信可能なタグを読取るための、タグ読取装置、タグ読取システム、スマートシェルフ、およびタグ読取方法に適用することができる。
2 タグ読取装置
3 リーダライタ
4 アンテナ
5 移相器
6 無線タグ
7,8 一対の端部
21 棚
25 空間
40 スマートシェルフ
41 検出部
101 商品(物品)

Claims (10)

  1. 無線タグを読取るための電波を放射するように構成された、アンテナと、
    前記アンテナから放射される電波の位相を時間の経過に伴い変化させるための移相器と、
    を備えていることを特徴とする、タグ読取装置。
  2. 前記移相器は、前記タグ読取装置が前記無線タグを読取る動作をしているときに、前記電波の位相を変化させる、請求項1に記載のタグ読取装置。
  3. 前記アンテナは、所定の方向に延びるシート状に形成されており、
    前記移相器は、前記所定の方向における前記電波の前記位相を変化させる、請求項1または請求項2に記載のタグ読取装置。
  4. 前記アンテナは、一対の端部を有し、前記一対の端部の一方は開放されている、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のタグ読取装置。
  5. 前記移相器は、前記電波の位相を変化させることを指令する指令信号に基づいて、前記電波の位相を変化させる、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のタグ読取装置。
  6. 前記指令信号は、前記移相器の外部で生成されるか、または、前記移相器自身によって生成される、請求項5に記載のタグ読取装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載のタグ読取装置と、
    前記電波を発生するための電気信号を前記アンテナへ出力し、前記アンテナで受信された前記無線タグの情報を読取る、リーダライタと、を備えている、タグ読取システム。
  8. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載のタグ読取装置と、
    物品を置くことが可能に構成され、かつ、前記アンテナが設置された棚と、を備え、
    前記アンテナは、前記棚における前記物品が置かれる空間に向けて前記電波を放射する、スマートシェルフ。
  9. 前記棚の複数箇所に設置され前記物品の有無を検出する、検出部を備え、
    前記移相器は、前記検出部で前記物品が検出された箇所を基準として前記電波の位相を変化させることを特徴とする、請求項8に記載のスマートシェルフ。
  10. (a)無線タグを読取るための電波を放射するステップと、
    (b)放射される電波の位相を時間の経過に伴い変化させるステップと、
    を含むことを特徴とする、タグ読取方法。
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