JP2013229960A - 電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】自立運転時の安全性を高めた電力変換装置を得ること。
【解決手段】本発明は、電力系統から切り離された状態で負荷に対する電力供給を行う自立運転が可能な電力変換装置であって、直流電力を交流電力へ変換する電力変換手段(コンバータ110,インバータ130,コンデンサ120A、120B、150Aおよび150B,リアクトル140Aおよび140B)と、電力系統に接続された状態と電力系統から切り離された状態とを切り替える開閉器190と、自立運転時に電力供給対象とする負荷の接続および切り離しを行う自立運転用端子台180と、電力変換手段の前段において地絡検知を行う地絡検知器100と、電力変換手段の後段であり、かつ開閉器190および自立運転用端子台180前段において地絡検知を行う地絡検知器160と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、電力系統から切り離された状態で負荷に対する電力供給を行う自立運転が可能な電力変換装置であって、直流電力を交流電力へ変換する電力変換手段(コンバータ110,インバータ130,コンデンサ120A、120B、150Aおよび150B,リアクトル140Aおよび140B)と、電力系統に接続された状態と電力系統から切り離された状態とを切り替える開閉器190と、自立運転時に電力供給対象とする負荷の接続および切り離しを行う自立運転用端子台180と、電力変換手段の前段において地絡検知を行う地絡検知器100と、電力変換手段の後段であり、かつ開閉器190および自立運転用端子台180前段において地絡検知を行う地絡検知器160と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、系統連系する電力変換装置に関するものである。
系統連系する電力変換装置では、一般的に入力側や出力側での地絡を検知する機能を有しており、電力変換装置の利用者や施工者業者が過って感電し、地絡してしまった場合などに速やかに地絡を検知して安全を確保する。地絡を検知する機能は、地絡するおそれがある箇所を予め想定した上で、設置する場所を決めている。
例えば、系統連系する電力変換装置の一つである太陽光発電用パワーコンディショナが特許文献1に記載されている。このパワーコンディショナでは、特許文献1の図1に示されているように、地絡を検知する機能であるZCT(零相変流器)が系統との連系や解列をするためのリレーの後段に設置してある。この場合は、太陽電池の負極側で地絡が発生した場合に大地を伝って系統側の接地を介して太陽電池の正極側へと地絡電流が流れる経路があり、その電流経路がZCTを貫通しているので零相電流の検出により地絡したことを検知できる。
系統連系する電力変換装置(系統連系電力変換装置)には系統異常などにより解列した場合にのみ利用者の負荷(電気的なもの)へ電力変換装置が電力を供給することができる機能(以下、自立運転機能と記す)を有するものがある。
自立運転機能を有する従来の系統連系電力変換装置においては、系統連系時の地絡を想定しているが自立運転時の地絡を検知することまで想定していないため、自立運転時に利用者または施工業者が過って感電した場合の地絡を検知することができず、安全を確保できないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、系統連系している状態、および自立運転を行っている状態のいずれにおいても、地絡事故が発生した場合に速やかに地絡を検知して安全に電力変換装置を停止することが可能な、安全性を高めた電力変換装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、電力系統から切り離された状態で負荷に対する電力供給を行う自立運転が可能な電力変換装置であって、直流電力を交流電力へ変換する電力変換手段と、電力系統に接続された状態と電力系統から切り離された状態とを切り替える切り替え手段と、自立運転時に電力供給対象とする負荷の接続および切り離しを行う接続手段と、前記電力変換手段の前段において地絡検知を行う第1の地絡検出手段と、前記電力変換手段の後段であり、かつ前記切り替え手段および前記接続手段の前段において地絡検知を行う第2の地絡検出手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、自立運転時に出力側(負荷側)で地絡事故が発生しても確実に検知することができるようになり、安全性を高めた電力変換装置を得ることができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる電力変換装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明にかかる電力変換装置の構成例を示す図である。本実施の形態の電力変換装置は、入力機器90と、地絡検知器100と、コンバータ110と、コンデンサ120Aおよび120Bと、インバータ130と、リアクトル140Aおよび140Bと、コンデンサ150Aおよび150Bと、地絡検知器160と、制御器170と、自立運転用端子台180と、開閉器190と、系統電圧200と、を備える。この電力変換装置は、系統連系する電力変換装置であり、系統から解列された状態で利用者の負荷に対して電力を供給する自立運転機能を有している。
図1は、本発明にかかる電力変換装置の構成例を示す図である。本実施の形態の電力変換装置は、入力機器90と、地絡検知器100と、コンバータ110と、コンデンサ120Aおよび120Bと、インバータ130と、リアクトル140Aおよび140Bと、コンデンサ150Aおよび150Bと、地絡検知器160と、制御器170と、自立運転用端子台180と、開閉器190と、系統電圧200と、を備える。この電力変換装置は、系統連系する電力変換装置であり、系統から解列された状態で利用者の負荷に対して電力を供給する自立運転機能を有している。
入力機器90は、直流電力を出力する機器であり、例えば直流電源や太陽電池である。地絡検知器100および160は、地絡事故を検知する回路であり、例えば、地絡電流を監視することにより地絡を検知する。例えばZCTなどのように零相電流を検知可能な機器を利用する。なお、同様の機能を有し、地絡検知が可能であればこれに限定されない。
コンバータ110は、半導体スイッチ等により構成され、入力機器90から出力された直流電力を入力とし、所望の直流電圧をコンデンサ120Aおよび120Bに充電する。直列に接続されているコンデンサ120Aと120Bの接続点(コンバータ110出力の中間電位点)が接地されている。インバータ130は、半導体スイッチ等により構成され、コンデンサ120Aおよび120Bに充電された直流電圧を入力として、所望の交流電圧を出力する。
リアクトル140Aおよび140Bとコンデンサ150Aおよび150Bとは、インバータ130のそれぞれの出力をフィルタリングする。なお、同様の機能を実現可能であれば、図1の構成に限定されない。
制御器170は、コンバータ110やインバータ130の半導体スイッチのオンオフ制御するための制御信号を生成・出力する。また、地絡検知器100または地絡検知器160の出力を受けて電力変換装置の運転を停止するなど、電力変換装置のあらゆる制御を行う。
自立運転用端子台180は、自立運転時に電力変換装置から電力が出力される箇所となっており、利用者が負荷機器210を接続することができる。開閉器190は、インバータ130側と系統側の電気的な接続を開閉する。開閉器190としては、例えばMC(マグネット・コンタクタ)やリレーなどが挙げられるが、同機能を有していればこれに限定されない。
なお、図2に示した構成も考えられるが、安全性の向上のためには、図1の構成とするのが望ましい。理由については別途示す。
図3は、図1の電力変換装置が系統連系しているときの構成を示す図である。この構成では、系統側で地絡が発生した場合、および入力側で地絡が発生した場合の両方の場合において、図4の太破線のように地絡電流が流れる。そのため、地絡検知器100および160にてそれぞれの地絡を検知することが可能である。
また、図5は、図1の電力変換装置が自立運転しているときの構成を示す図である。この構成では、負荷側で地絡が発生した場合、および入力側で地絡が発生した場合の両方の場合において、図6の太破線のように地絡電流が流れる。そのため、地絡検知器100および160にてそれぞれの地絡を検知することが可能である。
図7は、図2の電力変換装置が自立運転しているときの構成および地絡電流の経路を示す図である。この構成では、入力側で地絡が発生した場合には太破線のように地絡電流が流れるので地絡検知器100にて地絡を検知することが可能である。しかしながら、負荷側で地絡が発生した場合には、地絡検知器160を介さず太破線のように地絡電流が流れるため、地絡を検知することができない。このとき、利用者および施工業者が過って感電した場合に安全が確保できない。
このように、本実施の形態の電力変換装置は、コンバータ110の前段において地絡検知を行う地絡検知器110と、インバータ130の後段であり、かつ、電力系統に接続された状態と電力系統から切り離された状態とを切り替える開閉器190および自立運転時に負荷を接続する接続端子(自立運転用端子台180)の前段において地絡検知を行う地絡検知器160と、を備えることとした。これにより、電力系統に接続された状態、および自立運転時のいずれにおいても、電力変換装置の出力側(電力系統側,負荷側)で発生した地絡事故を確実に検知することができるようになり、安全性を高めることができる。
以上のように、本発明にかかる電力変換装置は、系統から切り離された状態で負荷に電力を供給する自立運転が可能な電力変換装置として有用である。
90 入力機器
100,160 地絡検知器
110 コンバータ
120A,120B,150A,150B コンデンサ
130 インバータ
140A,140B リアクトル
170 制御器
180 自立運転用端子台
190 開閉器
200 系統電圧
100,160 地絡検知器
110 コンバータ
120A,120B,150A,150B コンデンサ
130 インバータ
140A,140B リアクトル
170 制御器
180 自立運転用端子台
190 開閉器
200 系統電圧
Claims (2)
- 電力系統から切り離された状態で負荷に対する電力供給を行う自立運転が可能な電力変換装置であって、
直流電力を交流電力へ変換する電力変換手段と、
電力系統に接続された状態と電力系統から切り離された状態とを切り替える切り替え手段と、
自立運転時に電力供給対象とする負荷の接続および切り離しを行う接続手段と、
前記電力変換手段の前段において地絡検知を行う第1の地絡検出手段と、
前記電力変換手段の後段であり、かつ前記切り替え手段および前記接続手段の前段において地絡検知を行う第2の地絡検出手段と、
を備えることを特徴とする電力変換装置。 - 前記第2の地絡検出手段は、零相電流を監視して地絡検知を行うことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012098815A JP2013229960A (ja) | 2012-04-24 | 2012-04-24 | 電力変換装置 |
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JP2012098815A JP2013229960A (ja) | 2012-04-24 | 2012-04-24 | 電力変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012098815A Pending JP2013229960A (ja) | 2012-04-24 | 2012-04-24 | 電力変換装置 |
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---|---|---|---|---|
JP2016100962A (ja) * | 2014-11-20 | 2016-05-30 | 三菱電機株式会社 | 地絡検出装置 |
JP2021004855A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-14 | 古河電気工業株式会社 | 地絡検出方法および装置 |
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2012
- 2012-04-24 JP JP2012098815A patent/JP2013229960A/ja active Pending
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