JP2013228952A - コンテンツ処理システム、携帯端末装置、サーバ、コンテンツ処理方法およびプログラム - Google Patents

コンテンツ処理システム、携帯端末装置、サーバ、コンテンツ処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツを対象とする所定の処理である複数のコンテンツ処理の各々について、場所ごとに応じてその実行可否が設定できるようにする。
【解決手段】コンテンツサーバは、場所ごとにおける所定の複数のコンテンツ処理ごとの実行の可否をコンテンツごとに示す処理可否情報を携帯端末装置に送信する。携帯端末装置は、受信した処理可否情報と自己の位置情報とに基づいて、コンテンツ処理(コンテンツリストにおける表示、ダウンロード、コンテンツ再生)の実行の可否をコンテンツごとに判定する。携帯端末装置は、コンテンツ処理の実行を許可するものと判定したコンテンツについてはコンテンツ処理を実行し、コンテンツ処理の実行を禁止するものと判定したコンテンツについてはコンテンツ処理を実行しないようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンテンツ提供システム、携帯端末装置、サーバ、コンテンツ処理方法およびプログラムに関する。
コンテンツを配信するにあたり、例えばその運用上の理由などから、地域を限定してコンテンツを配信したい場合がある。そこで、下記のような情報配信システムが知られている。
つまり、この情報配信システムは、情報配信サーバと携帯端末とコンテンツデータベースとから構成される。コンテンツデータベースには携帯端末に提供するコンテンツの情報とそのコンテンツを提供するエリア情報が記憶されており、情報配信サーバは経路探索を行い、携帯端末の経路が配信条件に合致するエリアを通る場合に、エリア情報に合致するコンテンツのコンテンツ案内情報をダウンロードポイントとして経路探索結果に付加して送信する。携帯端末はこのコンテンツ案内情報をもとに、配信要求を行い、情報配信サーバは、携帯端末の位置を判別し、要求されたコンテンツの配信エリア内に携帯端末がある場合にダウンロードを許可するというものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−5366号公報
例えばビジネスモデルやセキュリティなどの観点から、同じ1つのコンテンツについて、例えばダウンロードできる場所と閲覧できる場所を意図的に異ならせたい場合がある。特許文献1は、コンテンツをダウンロード可能な地域については限定することができるが、例えば閲覧などをはじめとする、ダウンロード以外のコンテンツの処理についての地域的な制限については考慮されていない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、コンテンツを対象とする所定の処理である複数のコンテンツ処理の各々について、場所ごとに応じてその実行可否が設定できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様としてのコンテンツ処理システムは、携帯端末装置とサーバを備え、前記携帯端末装置は、前記携帯端末装置の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、場所ごとにおける所定の複数のコンテンツ処理ごとの実行の可否をコンテンツごとに示す処理可否情報のうち、少なくとも1つのコンテンツ処理についての前記処理可否情報が受信されるのに応じて、受信された前記処理可否情報と前記位置情報とに基づいて、コンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否を判定する実行可否判定部と、前記所定のコンテンツ処理の実行を許可するものと判定されたコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行し、前記所定のコンテンツ処理の実行を禁止するものと判定されたコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行しないようにするコンテンツ処理部とを備え、前記サーバは、コンテンツごとの前記処理可否情報を記憶し、記憶している前記処理可否情報を前記携帯端末装置に送信する処理可否情報記憶部を備える。
また、本発明のコンテンツ処理システムにおいて、前記コンテンツ処理部は、コンテンツのリストを示すコンテンツリストの表示を前記コンテンツ処理として実行するコンテンツリスト表示部を備え、前記コンテンツリスト表示部は、コンテンツリストにおける表示を許可するものと判定されたコンテンツをコンテンツリストに表示し、コンテンツリストにおける表示を禁止するものと判定されたコンテンツをコンテンツリストに表示させないようにする。
また、本発明のコンテンツ処理システムにおいて、前記コンテンツ処理部は、コンテンツのダウンロードを前記コンテンツ処理として実行するダウンロード部を備え、前記ダウンロード部は、ダウンロードを許可するものと判定されたコンテンツについてはダウンロードし、ダウンロードを禁止するものと判定されたコンテンツについてはダウンロードしないようにする。
また、本発明のコンテンツ処理システムにおいて、前記コンテンツ処理部は、コンテンツの再生を前記コンテンツ処理として実行するコンテンツ再生部を備え、前記コンテンツ再生部は、
再生を許可するものと判定されたコンテンツについては再生し、再生を禁止するものと判定されたコンテンツについては再生しないようにする。
本発明の一態様としての携帯端末装置は、携帯端末装置の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、場所ごとにおける所定の複数のコンテンツ処理ごとの実行の可否をコンテンツごとに示す処理可否情報のうち、少なくとも1つのコンテンツ処理についての前記処理可否情報をサーバから受信したのに応じて、受信された前記処理可否情報と前記位置情報とに基づいて、コンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否を判定する実行可否判定部と、前記所定のコンテンツ処理の実行を許可するものと判定されたコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行し、前記所定のコンテンツ処理の実行を禁止するものと判定されたコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行しないようにするコンテンツ処理部とを備える。
本発明の一態様としてのコンテンツ処理システムは、携帯端末装置とサーバを備え、前記携帯端末装置は、前記携帯端末装置の位置を示す位置情報を取得し、取得した位置情報を前記サーバに送信する位置情報取得部と、前記携帯端末装置におけるコンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否についての判定結果を示す実行可否指示情報が受信されるのに応じて、受信された前記実行可否指示情報が、所定のコンテンツ処理の実行を許可することを示すコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行し、前記所定のコンテンツ処理の実行を禁止することを示すコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行しないようにするコンテンツ処理部とを備え、前記サーバは、場所ごとにおける所定の複数のコンテンツ処理ごとの実行の可否をコンテンツごとに示す処理可否情報を記憶する処理可否情報記憶部と、前記処理可否情報と前記携帯端末装置から受信した前記位置情報とに基づいて、前記携帯端末装置におけるコンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否を判定し、その判定結果を示す前記実行可否指示情報を前記携帯端末装置に送信する実行可否判定部とを備える。
本発明の一態様としてのサーバは、場所ごとにおける所定の複数のコンテンツ処理ごとの実行の可否をコンテンツごとに示す処理可否情報を記憶する処理可否情報記憶部と、前記処理可否情報と携帯端末装置から受信した前記携帯端末装置の位置情報とに基づいて、前記携帯端末装置におけるコンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否を判定し、その判定結果を示す実行可否指示情報を前記携帯端末装置に送信する実行可否判定部とを備える。
また、本発明の一態様としてのコンテンツ処理方法は、携帯端末装置とサーバを備えるコンテンツ処理システムにおけるコンテンツ処理方法であって、前記携帯端末装置は、前記携帯端末装置の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得ステップと、場所ごとにおける所定の複数のコンテンツ処理ごとの実行の可否をコンテンツごとに示す処理可否情報のうち、少なくとも1つのコンテンツ処理についての前記処理可否情報が受信されるのに応じて、受信された前記処理可否情報と前記位置情報とに基づいて、コンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否を判定する実行可否判定ステップと、前記所定のコンテンツ処理の実行を許可するものと判定されたコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行し、前記所定のコンテンツ処理の実行を禁止するものと判定されたコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行しないようにするコンテンツ処理ステップとを備え、前記サーバは、コンテンツごとの前記処理可否情報を記憶し、記憶している前記処理可否情報を前記携帯端末装置に送信する処理可否情報記憶ステップを備える。
また、本発明の一態様としてのコンテンツ処理方法は、携帯端末装置の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得ステップと、場所ごとにおける所定の複数のコンテンツ処理ごとの実行の可否をコンテンツごとに示す処理可否情報のうち、少なくとも1つのコンテンツ処理についての前記処理可否情報をサーバから受信したのに応じて、受信された前記処理可否情報と前記位置情報とに基づいて、コンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否を判定する実行可否判定ステップと、前記所定のコンテンツ処理の実行を許可するものと判定されたコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行し、前記所定のコンテンツ処理の実行を禁止するものと判定されたコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行しないようにするコンテンツ処理ステップとを備える。
また、本発明の一態様としてのコンテンツ処理方法は、携帯端末装置とサーバを備えるコンテンツ処理システムにおけるコンテンツ処理方法であって、前記携帯端末装置は、前記携帯端末装置の位置を示す位置情報を取得し、取得した位置情報を前記サーバに送信する位置情報取得ステップと、前記携帯端末装置におけるコンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否についての判定結果を示す実行可否指示情報が受信されるのに応じて、受信された前記実行可否指示情報が、所定のコンテンツ処理の実行を許可することを示すコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行し、前記所定のコンテンツ処理の実行を禁止することを示すコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行しないようにするコンテンツ処理ステップとを備え、前記サーバは、場所ごとにおける所定の複数のコンテンツ処理ごとの実行の可否をコンテンツごとに示す処理可否情報と前記携帯端末装置から受信した前記位置情報とに基づいて、前記携帯端末装置におけるコンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否を判定し、その判定結果を示す前記実行可否指示情報を前記携帯端末装置に送信する実行可否判定ステップを備える。
また、本発明の一態様としてのコンテンツ処理方法は、場所ごとにおける所定の複数のコンテンツ処理ごとの実行の可否をコンテンツごとに示す処理可否情報と、携帯端末装置から受信した前記携帯端末装置の位置情報とに基づいて、前記携帯端末装置におけるコンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否を判定し、その判定結果を示す実行可否指示情報を前記携帯端末装置に送信する実行可否判定ステップを備える。
また、本発明の一態様としてのプログラムは、コンピュータに、携帯端末装置の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得ステップと、場所ごとにおける所定の複数のコンテンツ処理ごとの実行の可否をコンテンツごとに示す処理可否情報のうち、少なくとも1つのコンテンツ処理についての前記処理可否情報をサーバから受信したのに応じて、受信された前記処理可否情報と前記位置情報とに基づいて、コンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否を判定する実行可否判定ステップ、前記所定のコンテンツ処理の実行を許可するものと判定されたコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行し、前記所定のコンテンツ処理の実行を禁止するものと判定されたコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行しないようにするコンテンツ処理ステップを実行させるためのものである。
また、本発明の一態様としてのプログラムは、コンピュータに、場所ごとにおける所定の複数のコンテンツ処理ごとの実行の可否をコンテンツごとに示す処理可否情報と、携帯端末装置から受信した前記携帯端末装置の位置情報とに基づいて、前記携帯端末装置におけるコンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否を判定し、その判定結果を示す実行可否指示情報を前記携帯端末装置に送信する実行可否判定ステップを実行させるためのものである。
以上説明したように、この発明によれば、コンテンツを対象とする所定の処理である複数のコンテンツ処理の各々について、場所ごとに応じてその実行可否を設定できるようになるという効果が得られる。
本発明の第1の実施形態におけるコンテンツ配信システムの構成例を示す図である。 本実施形態における携帯端末装置が位置する場所に応じたコンテンツ処理の変化についての具体例を示す図である。 本実施形態の携帯端末装置において表示されるコンテンツリストについての場所に応じた表示態様の変化例を示す図である。 本実施形態の携帯端末装置が表示するコンテンツリストにおけるダウンロード可能なコンテンツについての場所に応じた表示態様例を示す図である。 本実施形態の携帯端末装置が表示するコンテンツリストにおけるダウンロード可能なコンテンツについての場所に応じた他の表示態様例を示す図である。 本実施形態の携帯端末装置が表示するダウンロードリストの表示態様例を示す図である。 本実施形態の携帯端末装置が表示するダウンロードリストの他の表示態様例を示す図である。 第1の実施形態における携帯端末装置とコンテンツサーバの構成例を示す図である。 本実施形態におけるコンテンツデータベースの構造例を示す図である。 本実施形態のコンテンツデータベースにおける1コンテンツに対応するレコードの構造例を示す図である。 本実施形態のコンテンツデータベースにおける可否種別の定義内容例と指定場所情報の構造例を示す図である。 第1の実施形態において、コンテンツリストの表示に対応して携帯端末装置とコンテンツサーバが実行する処理手順例を示す図である。 第1の実施形態において、コンテンツのダウンロードと、ダウンロードの完了に応じたダウンロードリストの表示に対応して携帯端末装置とコンテンツサーバが実行する処理手順例を示す図である。 第1の実施形態において、携帯端末装置が場所を移動したのに応じて、ダウンロードリストにおけるコンテンツの再生可否についての内容を変更するための処理手順例を示す図である。 本実施形態の携帯端末装置におけるコンテンツ再生についての処理手順例を示す図である。 第2の実施形態における携帯端末装置とコンテンツサーバの構成例を示す図である。 第2の実施形態において、コンテンツリストの表示に対応して携帯端末装置とコンテンツサーバが実行する処理手順例を示す図である。 第2の実施形態において、コンテンツのダウンロードと、ダウンロードの完了に応じたダウンロードリストの表示に対応して携帯端末装置とコンテンツサーバが実行する処理手順例を示す図である。 第2の実施形態において、携帯端末装置100が場所を移動したのに応じて、ダウンロードリストにおけるコンテンツの再生可否の表示内容を変更するために、携帯端末装置とコンテンツサーバが実行する処理手順例を示す図である。
<第1の実施形態>
[コンテンツ配信システムの全体構成例]
図1は、本発明の実施形態としてのコンテンツ配信システム(コンテンツ処理システム)の全体構成例を示している。
この図に示すコンテンツ配信システムは、携帯端末装置100とコンテンツサーバ(サーバ)200をネットワーク300経由で接続して形成される。
携帯端末装置100は、ユーザが所有する携帯型の端末装置である。この携帯端末装置100は、例えばユーザの操作に応じて、コンテンツサーバ200からコンテンツリストを受信し、受信したコンテンツリストを、その表示部140の画面に表示させることができる。コンテンツリストは、コンテンツサーバ200が配信しているコンテンツのリストを示す。
また、携帯端末装置100は、ユーザの操作に応じて、コンテンツサーバ200からコンテンツのデータ(コンテンツデータ)をダウンロードして記憶することができる。また、携帯端末装置100は、ユーザが行うコンテンツ閲覧のための操作に応じてダウンロードしたコンテンツデータを再生することができる。そのうえで携帯端末装置100は、コンテンツデータが画像情報を有するものである場合には、再生に際して、その画像を表示部140の画面に表示させることができる。
コンテンツサーバ200は、例えば携帯端末装置100からの要求に応答して、携帯端末装置100に対してコンテンツリストを送信する。また、コンテンツサーバ200は、例えば携帯端末装置100からのダウンロード要求に応答して、携帯端末装置100に対してコンテンツデータを送信する。
ユーザは、この携帯端末装置100を携帯して移動する。例えば、この図では、ユーザが店舗400Aに赴いていることで、携帯端末装置100も店舗400A内に位置している状態が示されている。この状態から、例えばユーザが、他の場所にある店舗400Bや、店舗ではないが無線LANが使用できる或る場所のホットスポット400Cに移動すると、これに応じて、ユーザが携帯している携帯端末装置100も、店舗400Bやホットスポット400Cに移動する。
そして、本実施形態においては、このように携帯端末装置100が移動した先の場所に応じて、コンテンツリストに表示可能なコンテンツ、ダウンロード可能なコンテンツ、また、閲覧(再生)可能なコンテンツが異なる。なお、以降において、コンテンツリストの表示、コンテンツのダウンロード、コンテンツの再生などについては、コンテンツを対象とした処理であることに基づき、コンテンツ処理ともいうことにする。
[場所に応じたコンテンツ処理の相違についての具体例]
図2を参照して、携帯端末装置100が位置する場所に応じたコンテンツ処理の変化について、コンテンツの閲覧を例に挙げて具体的に説明する。
図2(a)は、例えばユーザが店舗400Aに赴いていることで、携帯端末装置100も店舗400Aに位置している状態を示す。この携帯端末装置100は、例えば図示するように、4つのコンテンツA、B、C、Dがダウンロード済みの状態である。
図2の場合のコンテンツA、B、C、Dは、それぞれ、以下のように場所に応じた閲覧(再生)可否の条件が設定されている。
コンテンツAは、場所による制限は無く、どの場所でも閲覧することができる。
コンテンツBは、場所が店舗であれば、どの店舗でも閲覧が可能である。
コンテンツCは、店舗400Aにおいてのみ閲覧が可能である。
コンテンツDは、店舗とホットスポットの各場所では閲覧禁止で、店舗とホットスポット以外の場所で閲覧が可能である。
上記のようにコンテンツA、B、C、Dの閲覧条件が設定されている場合において、まず、図2(a)の店舗400Aに携帯端末装置100が位置しているときには、コンテンツA、B、Cについて閲覧が可能であり、コンテンツDについては閲覧が不可となる。
次に、図2(b)は、ユーザが店舗400Aから出て移動したことで、ユーザが店舗でもホットスポットでもない場所に位置することとなり、これに応じて、携帯端末装置100もその場所に位置している状態を示している。
このときには、コンテンツA、Dが閲覧可能で、コンテンツB、Cは閲覧不可となる。
次に、図2(c)は、図2(b)の位置からさらにユーザが移動して、店舗400Bに赴いたことで、携帯端末装置100も店舗400Bの場所に位置している状態を示している。
このときには、コンテンツA、Bが閲覧可能で、コンテンツC、Dが閲覧不可となる。
次に、図2(d)は、ユーザが店舗400Bから移動して或るホットスポット400Cに赴いたことで、携帯端末装置100もホットスポット400Cの場所に位置している状態を示している。
このときには、コンテンツAが閲覧可能で、コンテンツB、C、Dが閲覧不可となる。
このように、本実施形態においては、例えば閲覧可能なコンテンツが、携帯端末装置100が位置する場所に応じて異なる。また、前述のように、コンテンツの閲覧だけではなく、コンテンツリストにおいて表示されるコンテンツの内訳や、ダウンロード可能なコンテンツなども、携帯端末装置100が位置する場所に応じて異なる。つまり、コンテンツごとの所定のコンテンツ処理の可否について、携帯端末装置100が位置する場所ごとに異なるように設定される。
これにより、本実施形態によっては、例えば、ダウンロードはどこでもできるが、特定の場所でしか閲覧できないコンテンツをユーザに提供することができる。また、ダウンロードできる場所は限定されるが、ダウンロード後においてはどこでも閲覧できるというコンテンツを提供することができる。または、ダウンロードできる場所でしか閲覧できないコンテンツを提供することができる。
より具体的な運用として、例えば、特定の場所に赴かなければ閲覧できないコンテンツをユーザに配布することで、その場所にユーザを誘導することができる。また、特定の場所に来たユーザにだけコンテンツがダウンロードできるようにして、ユーザに特別感を与えるようにすることができる。
また、1つ目のコンテンツについては、例えば場所Aのみでダウンロード可能で場所Bでのみ閲覧可能なものとして提供し、その続きの2つ目のコンテンツは、場所Cのみにおいてダウンロード可能で場所Dのみにおいて閲覧可能なものとして提供する。これにより、例えばユーザに、場所A、B、C、Dの順で移動して楽しんでもらうというような演出も行える。
また、或る1つのコンテンツについて、ダウンロードはどこでもできるが、例えば或るオフィスなどの特定の場所でなければ閲覧できないというように設定することで、セキュリティ性を与えることもできる。
[コンテンツごとのコンテンツ処理の可否に応じた表示態様例]
次に、図3〜図7を参照してコンテンツ処理の可否に応じた携帯端末装置100における表示態様の変化例について説明する。
図3は、携帯端末装置100において表示されるコンテンツリストについての場所に応じた表示態様の変化例を示している。
まず、図3(a)は、携帯端末装置100が店舗400A内に位置している場合のコンテンツリストの表示態様例を示している。この図に示す表示部140に表示されるコンテンツリストにおいては、コンテンツB、C、Dの各サムネイルTNが配列されている。つまり、携帯端末装置100が店舗400A内に位置している場合には、コンテンツリストにおいて3つのコンテンツB、C、Dが示されているものである。
次に、図3(b)は、例えば、ユーザが店舗400Aから店舗400Bに移動したのに応じて、携帯端末装置100も店舗400Bに位置することとなった状態を示している。
そして、この店舗400Bに位置している状態においてコンテンツリストを表示させた場合、図示するように、コンテンツリストとして、コンテンツA、D、E、Fの各サムネイルTNが表示される。
これは、次のことを意味する。つまり、店舗400Aの場所においては、コンテンツリストにおいて、コンテンツB、C、Dを表示させることが許可されており、コンテンツA、E、Fを表示させることが禁止されている。また、店舗400Bの場所においては、コンテンツリストにおいて、コンテンツA、D、E、Fを表示させることが許可されており、コンテンツB、Cを表示させることが禁止されているものである。
このように、本実施形態においては、場所に応じてコンテンツリストにおいて示されるコンテンツの内訳を、場所ごとに応じて異ならせることができる。
また、本実施形態においては、コンテンツリストの中からダウンロード可能なコンテンツが場所ごとに異なる。携帯端末装置100は、例えば図4により説明するように、コンテンツリストにおいて、ダウンロード可能なコンテンツとダウンロード不可のコンテンツとを区別して表示する。
図4(a)は、携帯端末装置100が店舗400Aに位置しているときのコンテンツリストの表示態様例を示している。この図においては、コンテンツリストにおいて、コンテンツA、B、C、DのサムネイルTNが示されている。そのうえで、コンテンツA、B、C、Dのうち、コンテンツA、B、CのサムネイルTNはいずれもアクティブ表示となっているが、コンテンツDのサムネイルTNは、グレーダウン表示である。これは、店舗400Aにおいて、コンテンツA、B、C、Dのうち、コンテンツA、B、Cはダウンロードが可能である(許可されている)が、コンテンツDについては、ダウンロードができない(禁止されている)ことを示す。
また、図4(b)は、携帯端末装置100が店舗400Bに位置しているときのコンテンツリストの表示態様例を示している。この図に示されるコンテンツリストにおいても、図4(a)と同様に、コンテンツA、B、C、DのサムネイルTNが示されている。ただし、図4(b)においては、コンテンツAのサムネイルTNがグレーダウン表示であり、コンテンツB、C、DのサムネイルTNがそれぞれアクティブ表示となっている。
つまり、店舗400Bにおいては、コンテンツA、B、C、Dのうち、コンテンツAについてはダウンロードが禁止されており、コンテンツB、C、Dについてはダウンロードが許可されている。
ダウンロードの可否が反映されたコンテンツリストの表示態様としては、図4の他に、図5のように表示させてもよい。
つまり、図5(a)は、携帯端末装置100が店舗400Aに位置しているときのコンテンツリストの表示態様例を示しているが、この図においては、コンテンツA、B、C、Dのうち、コンテンツA、B、CのサムネイルTNのみが示されている。
また、図5(b)は、携帯端末装置100が店舗400Bに位置しているときのコンテンツリストの表示態様例を示しているが、この図においては、コンテンツA、B、C、Dのうち、コンテンツB、C、DのサムネイルTNのみが示されている。
つまり、図5(a)、図5(b)は、ダウンロードが許可されているコンテンツのみをコンテンツリストにおいて表示するというものである。
また、本実施形態においては、ダウンロードしたコンテンツのうちからユーザが閲覧(再生)可能なコンテンツが場所ごとに異なる。本実施形態においては、例えば図6に示すように、ダウンロードリストにおいて閲覧可能なコンテンツと閲覧不可のコンテンツとを区別して表示する。
携帯端末装置100は、ユーザが行うダウンロードリスト表示のための操作に応じて、例えば図6に示すように、表示部140の画面において、コンテンツリストが表示されるコンテンツリストエリアAR1の下側にダウンロードリストエリアAR2を配置する。そして、携帯端末装置100は、ダウンロードリストエリアAR2に対してダウンロードリストを表示させる。ダウンロードリストは、ダウンロード済みのコンテンツのリストを示す。
図6(a)は、携帯端末装置100が店舗400Aに位置しているときのコンテンツリストとダウンロードリストの表示態様例を示している。
図6(a)におけるコンテンツリストエリアAR1には、コンテンツリストとしてコンテンツA、B、CのサムネイルTNが示されている。
また、同じ図6(a)におけるダウンロードリストエリアAR2にも、ダウンロードリストとしてコンテンツA、B、CのサムネイルTNが示されている。ただし、ダウンロードリストにおけるコンテンツA、B、CのサムネイルTNのうち、コンテンツA、BのサムネイルTNはアクティブ表示であるのに対して、コンテンツCのサムネイルTNはグレーダウン表示である。
これは、店舗400Aにおいて、コンテンツA、Bは閲覧可能であるが、コンテンツCは閲覧不可であることを示している。
また、図6(b)は、携帯端末装置100が店舗400Bに位置しているときのコンテンツリストとダウンロードリストの表示態様例を示している。
図6(b)におけるコンテンツリストエリアAR1にも、図6(a)と同様に、コンテンツリストとしてコンテンツA、B、CのサムネイルTNが示されている。
また、同じ図6(b)におけるダウンロードリストエリアAR2にも、ダウンロードリストとしてコンテンツA、B、CのサムネイルTNが示されている。この図6(b)において、ダウンロードリストにおけるコンテンツA、B、CのサムネイルTNのうち、コンテンツAのサムネイルTNがグレーダウン表示であり、コンテンツB、CのサムネイルTNはアクティブ表示である。
これは、店舗400Bにおいては、コンテンツAが閲覧不可であり、コンテンツB、Cが閲覧可能であることを示している。
閲覧の可否が反映されたダウンロードリストの表示態様としては、図6の他に、図7のように表示させてもよい。なお、図7において、図6と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。
つまり、図7(a)に示される、携帯端末装置100が店舗400Aに位置しているときのダウンロードリストエリアAR2には、ダウンロードリストとして、閲覧が可能なコンテンツA、BのサムネイルTNのみが示されている。
また、図7(b)に示される、携帯端末装置100が店舗400Bに位置しているときのダウンロードリストエリアAR2には、ダウンロードリストとして、閲覧が可能なコンテンツB、CのサムネイルTNのみが示されている。
このように図3〜図7に例示した表示を見ることで、ユーザは、場所ごとにおいて異なるコンテンツリストの内訳を把握することができる。また、ユーザは、場所ごとにおいてダウンロード可能なコンテンツとダウンロード不可のコンテンツとを区別して把握できる。また、ユーザは、場所ごとにおいて閲覧可能なコンテンツと閲覧不可のコンテンツとを区別して把握できる。
[携帯端末装置とコンテンツサーバの構成例]
以下に、これまでに説明した場所に応じたコンテンツ処理の可否設定を実現するための構成例について説明する。
図8は、携帯端末装置100とコンテンツサーバ200の構成例を示している。なお、この図においては、ネットワーク300の図示は省略している。
まず、携帯端末装置100の構成について説明する。この図に示す携帯端末装置100は、位置情報取得部110、実行可否判定部120、コンテンツ処理部130、表示部140、操作部150および通信部160を備える。
位置情報取得部110は、携帯端末装置100の位置を示す位置情報を取得する。このために、位置情報取得部110は、例えばGPS(Global Positioning System)などの測位システムに対応する測位機能を備えて構成される。
実行可否判定部120は、少なくとも1つのコンテンツ処理についての処理可否情報をサーバから受信し、受信した処理可否情報と位置情報取得部110が取得した位置情報とに基づいて、コンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否を判定する。
処理可否情報は、場所ごとにおける所定の複数のコンテンツ処理ごとの実行の可否をコンテンツごとに示す情報である。本実施形態におけるコンテンツごとの処理可否情報の一例は、リスト表示可否情報とダウンロード可否情報と再生可否情報である。
そして、実行可否判定部120は、リスト表示可否情報と位置情報とに基づいて、コンテンツについて、コンテンツリストにおいて表示すべきか否かについて判定する。
また、実行可否判定部120は、ダウンロード可否情報に基づいて、コンテンツについて、ダウンロードを許可すべきか禁止すべきかを判定する。
また、実行可否判定部120は、再生可否情報に基づいて、コンテンツについて、閲覧を許可すべきか禁止すべきかを判定する。
コンテンツ処理部130は、コンテンツ処理を実行する。本実施形態において、コンテンツ処理は、前述のように、コンテンツリストの表示と、コンテンツのダウンロードと、コンテンツの再生である。
これらのコンテンツ処理に応じて、コンテンツ処理部130は、コンテンツリスト表示部131と、ダウンロード部132と、コンテンツ再生部133を備える。
コンテンツリスト表示部131は、コンテンツのリストを示すコンテンツリストの表示をコンテンツ処理として実行する。そして、コンテンツリスト表示部131は、コンテンツリストにおける表示を許可するものと判定されたコンテンツをコンテンツリストに表示し、コンテンツリストにおける表示を禁止するものと判定されたコンテンツをコンテンツリストに表示させないようにする。
ダウンロード部132は、コンテンツのダウンロードをコンテンツ処理として実行する。また、ダウンロード部132は、コンテンツサーバ200からダウンロードしたコンテンツのデータを記憶する。
そのうえで、ダウンロード部132は、ダウンロードを許可するものと判定されたコンテンツについてはダウンロードし、ダウンロードを禁止するものと判定されたコンテンツについてはダウンロードしないようにする。
コンテンツ再生部133は、コンテンツを再生する。なお、本実施形態において、コンテンツ再生部133は、例えばダウンロード部132により携帯端末装置100にダウンロードされたコンテンツを再生対象とする。また、再生対象のコンテンツが画像情報を有する場合、コンテンツ再生部133は、再生した画像情報を表示部140に表示させる。
そのうえで、コンテンツ再生部133は、再生を許可するものと判定されたコンテンツについては再生し、再生を禁止するものと判定されたコンテンツについては再生しないようにする。
表示部140は、コンテンツ処理部130の制御により画像を表示する。具体的に、表示部140は、コンテンツリスト表示部131の制御によりコンテンツリストを表示する。また、コンテンツ再生部133が再生するコンテンツの画像を表示する。
操作部150は、携帯端末装置100において備えられる操作デバイスや操作子を一括して示す。なお、例えば表示部140に対してタッチパネルが組み合わされている場合には、このタッチパネルも操作部150に含まれる。
通信部160は、ネットワーク300経由でコンテンツサーバ200などと通信を行う。
次に、コンテンツサーバ200について説明する
図2におけるコンテンツサーバ200は、コンテンツ記憶部210と通信部220を備える。
コンテンツ記憶部(処理可否情報記憶部)210は、コンテンツデータベース500を記憶する。コンテンツデータベース500は、携帯端末装置100に配信するコンテンツのデータと、コンテンツについてのメタデータなどをデータベース化した情報である。
コンテンツ記憶部210は、携帯端末装置100からのダウンロード要求に応じて、要求されたコンテンツのデータをコンテンツデータベース500から読み出し、読み出したコンテンツのデータを通信部220から要求元の携帯端末装置100に送信(アップロード)する。
また、コンテンツデータベース500は、コンテンツごとのメタデータにおいて処理可否情報を含む。
つまり、コンテンツ記憶部210は、コンテンツごとの処理可否情報を記憶する。そして、コンテンツ記憶部210は、記憶している処理可否情報を携帯端末装置に送信する。つまり、コンテンツ記憶部210は、携帯端末装置100からの要求に応じて、指定されたコンテンツ処理についてのコンテンツごとの処理可否情報をコンテンツデータベース500から読み出し、読み出した処理可否情報を通信部220から携帯端末装置100に送信する。
通信部220は、ネットワーク300経由で携帯端末装置100などと通信を行う。
[コンテンツデータベースの構造例]
図9は、コンテンツデータベース500の構造例を示している。
コンテンツデータベース500において1レコード(1行)は、1つのコンテンツに対応する。コンテンツデータベース500の1レコードは、コンテンツID510、メタデータ520、サムネイルデータ530およびデータ540を含む。
コンテンツID510は、対応のコンテンツを一意に識別する識別子である。
メタデータ520は、対応のコンテンツについての所定の付加情報を含む。
サムネイルデータ530は、対応のコンテンツを示す画像内容を有する低解像度の画像データである。コンテンツリストおよびダウンロードリストにおいてコンテンツを示す画像であるサムネイルTNは、このサムネイルデータを利用して表示される。
データ540は、対応のコンテンツデータの実体である。ダウンロードに際しては、このデータ540を含むコンテンツデータがダウンロードされる。
また、図10(a)には、コンテンツデータベース500における1レコードが示される。この1レコードにおけるメタデータ520は、図10(b)に示すように、本実施形態の処理可否情報である、リスト表示可否情報521、ダウンロード可否情報522および再生可否情報523を含む。
リスト表示可否情報521は、対応のコンテンツのコンテンツリストにおける表示についての場所に応じた可否を示す情報である。このリスト表示可否情報521は、図10(c)に示すように、可否種別521aと指定場所情報521bの情報を含む。
ダウンロード可否情報522は、対応のコンテンツのダウンロードについての場所に応じた可否を示す情報である。このダウンロード可否情報522は、図10(d)に示すように、可否種別522aと指定場所情報522bの情報を含む。
再生可否情報523は、対応のコンテンツの再生についての場所に応じた可否を示す情報である。この再生可否情報523は、図10(e)に示すように、可否種別523aと指定場所情報523bの情報を含む。
可否種別521a、522a、523aは、それぞれ、例えば2ビットの情報であり、図11(a)に示すように定義される。
つまり、可否種別521a、522a、523aについて、「0」の値は、場所についての制限が無いことを示す。つまり、「0」の値は、どの場所においてもコンテンツリストにおける表示、ダウンロード、または、再生が許可されることを示す。
また、「1」の値は、指定場所においてのみコンテンツリストにおける表示、ダウンロード、または、再生が許可されることを示す。
可否種別521a、522a、523aが「1」の値である場合、その指定場所が指定場所情報521b、522b、523bによりそれぞれ示される。
図11(b)は、指定場所情報521b、522b、523bの構造例を示している。この図に示すように、指定場所情報521b、522b、523bは、それぞれ、1つの指定場所ごとに対応して位置範囲524aと場所種別524bと場所名524cの情報を備える構造である。
位置範囲524aは、対応の指定場所についての位置範囲を示す。この位置範囲は、例えば、対応の指定場所の中心位置を示す座標(例えば緯度、経度)と、その中心位置からの半径距離により表すことができる。また、位置範囲を多角形として扱い、この多角形の頂点の位置により表すようにしてもよい。
場所種別524bは、例えば店舗、ホットスポットなどのように、対応の指定場所の種別を示す。
場所名524cは、例えば店舗名やエリア名などによって指定場所の名称を示す。
なお、場所種別524bと場所名524cについては、例えば特に携帯端末装置100側の表示などで利用しないのであれば、指定場所情報521b、522b、523bから省略してよい。
また、処理可否情報(リスト表示可否情報521、ダウンロード可否情報522、再生可否情報523)の各構造は、図10と図11に示したものに限定されない。例えば、処理可否情報は、予め登録された場所ごとにコンテンツ処理の許可または禁止を示すような構造であってもよい。
[処理手順例]
図12のフローチャートは、第1の実施形態において、コンテンツリストの表示に対応して携帯端末装置100とコンテンツサーバ200が実行する処理手順例を示している。
まず、携帯端末装置100において、位置情報取得部110は、位置情報を取得する(ステップS101)。
この後において、コンテンツリスト表示部131は、コンテンツリスト要求を通信部160からコンテンツサーバ200に対して送信する(ステップS102)。次に、通信部160は、ステップS102によるコンテンツリスト要求に応答してコンテンツサーバ200が送信してきたコンテンツリストの情報を受信する(ステップS103)。
なお、第1の実施形態においてコンテンツサーバ200が送信するコンテンツリストには、サムネイルデータ530とメタデータ520におけるリスト表示可否情報521とダウンロード可否情報522と再生可否情報523が含まれる。
サムネイルデータ530は、コンテンツリストにおいてコンテンツを示すサムネイルTNを表示するのに利用される。リスト表示可否情報521とダウンロード可否情報522と再生可否情報523は、それぞれ、以降において説明するコンテンツリストにおける表示の可否判定と、ダウンロードの可否判定と、コンテンツ再生の可否判定とに利用される。
また、第1の実施形態において、コンテンツサーバ200が送信するコンテンツリストは、例えば、コンテンツサーバ200が配信可能なすべてのコンテンツが含まれている。したがって、このコンテンツリストの中には、携帯端末装置100が位置している場所においてコンテンツリストに表示させることが禁止されるコンテンツも含まれている。
そこで、実行可否判定部120は、受信したコンテンツリストにおけるコンテンツのうちから、携帯端末装置100が現在位置している場所においてコンテンツリストにおける表示が許可されるコンテンツを判定する(ステップS104)。
このために、実行可否判定部120は、通信部160にて受信されたコンテンツリストに含まれるコンテンツごとのリスト表示可否情報521と、位置情報取得部110により取得された位置情報を利用する。
まず、実行可否判定部120は、可否種別521aを参照する。そして、可否種別521aの値が「0」であれば、実行可否判定部120は、そのままコンテンツリストにおける表示が許可されるものと判定する。また、可否種別521aの値が「2」または「3」であれば、実行可否判定部120は、例えば現在のネットワークとの通信環境から店舗やホットスポットにおける通信であるかを認識し、この認識結果にしたがってコンテンツリストにおける表示の可否を判定する。
また、可否種別521aの値が「1」であって指定場所においてのみ許可することを示している場合、実行可否判定部120は、さらに指定場所情報521bを参照し、位置情報取得部110が取得した位置情報を位置範囲524aに含む指定場所を検索する。実行可否判定部120は、指定場所が検索されれば、そのコンテンツはコンテンツリストにおける表示が許可されるものと判定する。一方、実行可否判定部120は、指定場所が検索されなければ、そのコンテンツはコンテンツリストにおける表示が禁止されるものと判定する。
実行可否判定部120は、上記のようにリスト表示可否情報521を参照した結果に基づき、現在の場所においてコンテンツリストにおける表示が許可されるコンテンツと、禁止されるコンテンツとを弁別する。この処理は、コンテンツリストにおいて表示することについての可否をコンテンツごとに判定していることに相当する。
次に、コンテンツリスト表示部131は、ステップS104の判定結果にしたがって、表示が許可されるコンテンツのみから成る内容の現地対応のコンテンツリストを生成する(ステップS105)。
また、実行可否判定部120は、現地対応のコンテンツリストに含まれるコンテンツごとにダウンロードについての可否判定を行う(ステップS106)。この際、実行可否判定部120は、現地対応のコンテンツリストに含まれるコンテンツごとのダウンロード可否情報522と位置情報取得部110により取得された位置情報を利用して、例えばステップS104と同様の処理を実行する。これにより、実行可否判定部120は、現在の場所においてダウンロードが許可されるコンテンツと禁止されるコンテンツとを弁別する。この処理は、ダウンロードの可否をコンテンツごとに判定していることに相当する。
そして、コンテンツリスト表示部131は、ステップS105にて生成されたコンテンツリストを表示部140に表示させる(ステップS107)。この際、コンテンツリスト表示部131は、ステップS106にて判定されたダウンロードの可否が、例えば図4または図5に例示した表示態様により反映されるようにコンテンツリストを表示する。
また、コンテンツサーバ200において、通信部220は、ステップS102により携帯端末装置100から送信されたコンテンツリスト要求を受信する(ステップS201)。
このコンテンツリストの受信に応答して、コンテンツ記憶部210は、コンテンツデータベース500から、例えば現在において配信対象とされているすべてのコンテンツのデータを収集する(ステップS202)。コンテンツ記憶部210は、収集したこれらのコンテンツのデータによりコンテンツリストを生成する(ステップS203)。
そして、コンテンツ記憶部210は、生成したコンテンツリストを、通信部220から要求元の携帯端末装置100に送信する(ステップS204)。
図13のフローチャートは、第1の実施形態において、コンテンツのダウンロードと、ダウンロードの完了に応じたダウンロードリストの表示に対応して携帯端末装置100とコンテンツサーバ200が実行する処理手順例を示している。
まず、携帯端末装置100において、位置情報取得部110は位置情報を取得する(ステップS301)。
この後において、ダウンロード部132は、操作部150に対してダウンロードを指示するダウンロード操作が行われるのを待機する(ステップS302−NO)。
そして、ダウンロード操作が行われるのに応じて(ステップS302−YES)、実行可否判定部120は、ステップS302のダウンロード操作によりダウンロード対象として指定されたコンテンツのダウンロードが許可されているか否かについて判定する(ステップS303)。なお、コンテンツリストが表示されている段階においては、図12のステップS106により、コンテンツリストにおけるコンテンツごとのダウンロードの可否が既に判定されている。したがって、このステップS303においては、ステップS106の判定結果を参照すればよい。
ダウンロードが禁止されている場合(ステップS303−NO)、ダウンロード部132は、ユーザに対して指定のコンテンツがダウンロード不可である旨を示すエラー通知を行う(ステップS308)。このエラー通知は、例えば表示または音声により行うようにすればよい。また、音声と表示を組み合わせてエラー通知を行うようにしてもよい。
一方、ダウンロードが許可されている場合(ステップS303−YES)、ダウンロード部132は、通信部160からコンテンツサーバ200に対してダウンロード要求を送信する(ステップS304)。
この後、コンテンツサーバ200がダウンロード要求に応答してコンテンツデータを送信してくるのに応じて、ダウンロード部132は、通信部160にて受信されるコンテンツデータを記憶する。つまり、ダウンロード部132は、コンテンツのダウンロードを行う(ステップS305)。
次に、実行可否判定部120は、ステップS305によりダウンロードしたコンテンツについての再生可否を判定する(ステップS306)。このために、実行可否判定部120は、ダウンロードしたコンテンツの再生可否情報523と、位置情報取得部110により取得された位置情報を利用して、例えば図12のステップS104やステップS106などに準じた判定処理を実行する。
そして、コンテンツリスト表示部131は、例えば図6または図7に示したダウンロードリストエリアAR2において、ステップS305によりダウンロードしたコンテンツを示すサムネイルTNを表示させる(ステップS307)。この際、コンテンツリスト表示部131は、ステップS306による再生可否の判定結果を反映させる。つまり、このダウンロードされたコンテンツが再生禁止であると判定された場合、図6による表示であれば、コンテンツリスト表示部131は、そのサムネイルTNについてグレーダウン表示とする。また、図7による表示であれば、コンテンツリスト表示部131は、ダウンロードしたコンテンツのサムネイルTNを表示しない。
また、コンテンツサーバ200において、通信部220は、ステップS304により携帯端末装置100から送信されたダウンロード要求を受信する(ステップS401)。
このダウンロード要求の受信に応答して、コンテンツ記憶部210は、コンテンツデータベース500から、ダウンロード要求により指定されたコンテンツを検索する(ステップS402)。そして、検索したコンテンツのデータ540を含むコンテンツデータを、通信部220から要求元の携帯端末装置100に対して送信する(ステップS403)。
ダウンロードされたコンテンツごとの再生可否は、携帯端末装置100が場所を移動するのに応じて変更される。したがって、携帯端末装置100が場所を移動するのに応じて、ダウンロードリストにおけるコンテンツの再生可否についての反映状態も変更される必要がある。
図14のフローチャートは、第1の実施形態において、携帯端末装置100が場所を移動したのに応じて、ダウンロードリストにおけるコンテンツの再生可否についての内容を変更するための処理手順例を示している。なお、この図に示す処理は、例えば携帯端末装置100が移動して通信部160が通信するアクセスポイントが切り替わるなどした場合に応じて実行される。
携帯端末装置100において、位置情報取得部110は、位置情報を取得する(ステップS501)。
次に、実行可否判定部120は、ダウンロードされたコンテンツごとの再生可否情報523と、ステップS501により取得された位置情報とを利用して、ダウンロードされたコンテンツごとの再生可否を判定する(ステップS502)。
コンテンツリスト表示部131は、ダウンロードリストエリアAR2におけるダウンロードリストについて、ステップS502の結果が反映されるように表示する(ステップS503)。
また、図15のフローチャートを参照して、携帯端末装置100におけるコンテンツ再生についての処理手順例を示す。
まず、コンテンツ再生部133は、コンテンツ再生を指示する操作が操作部150に対して行われるのを待機する(ステップS601−NO)。そして、コンテンツ再生を指示する操作が行われるのに応じて(ステップS601−YES)、コンテンツ再生部133は、現在の場所において、再生が指示されたコンテンツの再生が許可されているか否かについて判定する(ステップS602)。
再生が許可されている場合(ステップS602−YES)、コンテンツ再生部133は、再生が指示されたコンテンツを例えばダウンロード部132から読み出して再生する(ステップS603)。
これに対して、再生が禁止されている場合(ステップS602−NO)、コンテンツ再生部133は、再生が指示されたコンテンツを再生せずに、例えば、指示されたコンテンツの再生が禁止されている旨のエラー通知を行う(ステップS604)。
<第2の実施形態>
[携帯端末装置とコンテンツサーバの構成例]
続いて、第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態においては、コンテンツ処理についての実行可否を携帯端末装置100が判定した。これに対して、第2の実施形態においては、携帯端末装置100が行うコンテンツ処理についての実行可否をコンテンツサーバ200が判定する。
図16は、第2の実施形態における携帯端末装置100とコンテンツサーバ200の構成例を示している。なお、この図において、図8と同一部分には同一符号を付し、ここでは、主として図8との相違点について説明する。
図16において、携帯端末装置100は、図8の携帯端末装置100における実行可否判定部120が省略されている。また、位置情報取得部110は、通信部160と接続されている。これにより、位置情報取得部110は、取得した位置情報をコンテンツサーバ200に対して送信する。
また、図16におけるコンテンツサーバ200は、図8に示した構成に対して、実行可否判定部230をさらに備える。
実行可否判定部230は、コンテンツ記憶部210に記憶される処理可否情報(リスト表示可否情報521、ダウンロード可否情報522、再生可否情報523)と携帯端末装置100から受信した位置情報とに基づいて、携帯端末装置100におけるコンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否を判定する。そして、実行可否判定部120は、その判定結果を示す実行可否指示情報(ダウンロード可否指示情報、再生可否指示情報)を携帯端末装置100に送信する。
[処理手順例]
図17のフローチャートは、第2の実施形態において、コンテンツリストの表示に対応して携帯端末装置100とコンテンツサーバ200が実行する処理手順例を示している。
まず、携帯端末装置100において、位置情報取得部110は、位置情報を取得する(ステップS701)。
この後において、コンテンツリスト表示部131は、コンテンツリスト要求を通信部160からコンテンツサーバ200に対して送信する(ステップS702)。この際、第2の実施形態におけるコンテンツリスト表示部131は、コンテンツリスト要求に、ステップS701により取得された位置情報を含める。
次に、通信部160は、ステップS102によるコンテンツリスト要求に応答してコンテンツサーバ200が送信してきたコンテンツリストの情報を受信する(ステップS703)。
ここで、第2の実施形態のコンテンツサーバ200が送信するコンテンツリストにおいては、既に、コンテンツリストにおいて表示することが禁止されたコンテンツが含まれていない。
そこで、コンテンツリスト表示部131は、ステップS702にて受信されたコンテンツリストをそのまま表示部140に表示する(ステップS704)。これにより、表示部140には、携帯端末装置100が位置する場所において表示が許可されるコンテンツのみによるコンテンツリストが表示される。
また、受信されたコンテンツリストには、現在の場所におけるダウンロードの可否を示す情報(ダウンロード可否指示情報)がコンテンツごとに付加されている。コンテンツリスト表示部131は、コンテンツリストの表示にあたり、このダウンロードの可否を示す情報の内容を反映させる。
また、コンテンツサーバ200において、通信部220は、ステップS702により携帯端末装置100から送信されたコンテンツリスト要求を受信する(ステップS801)。
次に、実行可否判定部230は、ステップS801により受信したコンテンツリスト要求に含まれる位置情報が対応する場所でのコンテンツリストにおける表示の可否についてコンテンツごとに判定する(ステップS802)。
このために、実行可否判定部230は、コンテンツ記憶部210が記憶するコンテンツデータベース500におけるコンテンツごとのリスト表示可否情報521と、ステップS701により受信したコンテンツリスト要求に含まれていた位置情報とを利用する。なお、このステップS802においては、例えば図12のステップS104と同様の処理により判定を行えばよい。
次に、実行可否判定部230は、ステップS802によりコンテンツリストにおける表示が許可されるものと判定されたコンテンツごとに、ステップS801により受信したコンテンツリスト要求に含まれる位置情報が対応する場所でのダウンロードの可否について判定する(ステップS803)。
このために、実行可否判定部120は、コンテンツデータベース500におけるコンテンツごとのダウンロード可否情報522と、ステップS701により受信したコンテンツリスト要求に含まれていた位置情報とを利用する。そして、実行可否判定部230は、例えば図12のステップS106と同様の処理により判定を行う。
そして、コンテンツ記憶部210は、コンテンツリストを生成する。この際、コンテンツ記憶部210は、ステップS802により表示が許可されるコンテンツから成るコンテンツリストを生成する(ステップS804)。この際、コンテンツ記憶部210は、このコンテンツリストにおけるコンテンツごとに、ステップS803により判定されたダウンロード可否を示す情報(ダウンロード可否指示情報)を付加する。
コンテンツ記憶部210は、上記のように生成したコンテンツリストを、通信部220から要求元の携帯端末装置100に対して送信する(ステップS805)。
図18のフローチャートは、第2の実施形態において、コンテンツのダウンロードと、ダウンロードの完了に応じたダウンロードリストの表示に対応して携帯端末装置100とコンテンツサーバ200が実行する処理手順例を示している。
まず、携帯端末装置100において、位置情報取得部110は位置情報を取得する(ステップS901)。
この後において、ダウンロード部132は、操作部150に対してダウンロードを指示するダウンロード操作が行われるのを待機し(ステップS902−NO)、ダウンロード操作が行われるのに応じて、ダウンロード要求をコンテンツサーバ200に対して送信する(ステップS903)。第2の実施形態において、ダウンロード部132は、ダウンロード要求に、ステップS901により取得した位置情報を含める。
コンテンツサーバ200は、ダウンロード要求に応答して、要求されたコンテンツデータ、または、要求されたコンテンツのダウンロードが禁止されている旨のエラー通知を送信する。
そこで、ダウンロード部132は、ダウンロード要求に応答して受信したデータが、コンテンツデータであるか否かについて判定する(ステップS904)。
コンテンツデータではなくエラー通知を受信した場合には(ステップS904−NO)、要求したコンテンツのダウンロードを実行することなくこの図に示す処理を終了する。なお、エラー通知の受信に応じて、例えばダウンロード部132は、要求したコンテンツのダウンロードが禁止されている旨のエラーメッセージを表示または音声などにより出力してよい。
一方、コンテンツデータを受信した場合には(ステップS904−YES)、その受信されるコンテンツデータをダウンロードする(ステップS905)。
そして、コンテンツリスト表示部131は、ステップS905によりダウンロードしたコンテンツがダウンロードリストにおいて示されるように表示する(ステップS906)。このダウンロードしたコンテンツデータには、コンテンツのデータ540とともに、このコンテンツについての携帯端末装置100が位置する場所での再生可否を示す情報(再生可否指示情報)が付加されている。そこで、コンテンツリスト表示部131は、この再生可否を示す情報の内容が反映されるようにダウンロードリストにおけるコンテンツの表示を行う。
また、コンテンツサーバ200において、通信部220は、ステップS304により携帯端末装置100から送信されたダウンロード要求を受信する(ステップS1001)。
このダウンロード要求の受信に応答して、コンテンツ記憶部210は、コンテンツデータベース500から、ダウンロード要求により要求されたコンテンツを検索する(ステップS1002)。
次に、実行可否判定部230は、ステップS1002により検索されたコンテンツを対象として、ステップS1001により受信したダウンロード要求に含まれる位置情報が対応する場所でのダウンロードの可否について判定する(ステップS1003)。なお、このステップS1003の処理は、例えば図17のステップS803と同様でよい。
そして、コンテンツ記憶部210は、ステップS1003における判定結果がダウンロードを許可するものであったか否かについて判定する(ステップS1004)。
ダウンロードを禁止するとの判定結果であった場合(ステップS1004−NO)、コンテンツ記憶部210は、要求されたコンテンツはダウンロードが禁止されていることを示すエラー通知を要求元の携帯端末装置100に対して送信する(ステップS1007)。
一方、ダウンロードを許可するとの判定結果であった場合(ステップS1004−YES)、実行可否判定部230は、さらに、ステップS1002により検索されたコンテンツを対象として、ダウンロード要求に含まれる位置情報が対応する場所での再生可否について判定する(ステップS1005)。
そして、コンテンツ記憶部210は、ステップS1002により検索したコンテンツデータを、要求元の携帯端末装置100に送信する(ステップS1006)。なお、このステップS1006によりコンテンツデータを送信するにあたり、コンテンツ記憶部210は、ステップS1005により判定された再生可否を示す情報(再生可否指示情報)を付加する。
図19のフローチャートは、第2の実施形態において、携帯端末装置100が場所を移動したのに応じて、ダウンロードリストにおけるコンテンツの再生可否の表示内容を変更するために、携帯端末装置100とコンテンツサーバ200が実行する処理手順例を示している。
なお、この図に示す処理は、例えば携帯端末装置100が移動して通信部160が通信するアクセスポイントが切り替わるなどした場合に応じて実行される。
携帯端末装置100において、位置情報取得部110は、位置情報を取得する(ステップS1101)。
次に、コンテンツリスト表示部131は、ステップS1101により取得した位置情報と、ダウンロードリストにおいて表示されるコンテンツのコンテンツIDとを含めた再生可否指示情報要求を通信部160からコンテンツサーバ200に対して送信する(ステップS1102)。
通信部160は、再生可否指示情報要求に応答してコンテンツサーバ200が送信した再生可否指示情報を受信する(ステップS1103)。この再生可否指示情報は、ダウンロードリストにおいて表示されるコンテンツごとの再生可否を示す。
コンテンツリスト表示部131は、ダウンロードリストの表示において受信された再生可否指示情報の内容を反映させる(ステップS1104)。
また、コンテンツサーバ200において通信部220は、ステップS1102により携帯端末装置100から送信された再生可否判定要求を受信する(ステップS1201)。
再生可否指示情報要求の受信に応答して、コンテンツ記憶部210は、再生可否指示情報要求に含まれていたコンテンツIDのコンテンツをコンテンツデータベース500から検索する(ステップS1202)。
次に、実行可否判定部230は、検索されたコンテンツごとの再生可否情報523と、再生可否指示情報要求に含まれていた位置情報とを利用して、検索されたコンテンツごとの再生可否を判定する(ステップS1203)。なお、このステップS1203の処理は、図14のステップS502と同様でよい。
そして、実行可否判定部230は、ステップS1203によるコンテンツごとの再生可否についての判定結果を示す再生可否指示情報を生成し、この再生可否指示情報を通信部220から要求元の携帯端末装置100に対して送信する(ステップS1204)。
<変形例>
次に、本実施形態の変形例について説明する。
先の第2の実施形態ではコンテンツ処理としてのコンテンツリスト表示、ダウンロードおよびコンテンツ再生の実行可否判定をコンテンツサーバ200側で一元的に行っている。
これに対して、本実施形態の変形例は、コンテンツリスト表示、ダウンロードおよびコンテンツ再生の各コンテンツ処理の実行可否判定のうちの少なくとも1つを、携帯端末装置100に実行させるというものである。
一具体例として、コンテンツリスト表示とダウンロードの可否判定については、第2の実施形態と同様にコンテンツサーバ200が実行する。そして、ダウンロードしたコンテンツの再生については、第1の実施形態にしたがって、携帯端末装置100が、位置情報と、ダウンロードしたコンテンツのメタデータ520に含まれる再生可否情報523に基づいてその可否を判定するというものである。
上記の構成とすることで、例えば、携帯端末装置100がコンテンツサーバ200にアクセスできない環境にあっても、その場所でのコンテンツの再生が許可されてさえいればコンテンツが再生可能になるというように運用を行える。
なお、本実施形態は、前述のように、コンテンツがダウンロード可能であったり、再生可能であったりする場所を限定することで、ユーザを、その場所に誘導させることができる。このように本実施形態のコンテンツ配信システムを運用する場合においては、例えば、図4〜図7に示したコンテンツリストまたはダウンロードリストにおいて、コンテンツをダウンロード可能になる場所や再生可能になる場所を案内する内容の表示を行ってもよい。このような案内表示は、例えば、コンテンツデータベース500におけるコンテンツごとのメタデータ520において案内情報として含めておく。そして、例えばコンテンツ記憶部210が、コンテンツリストやコンテンツデータに案内情報を含めて携帯端末装置100に対して送信すればよい。
また、これまでの説明においては、再生が禁止であると判定された場合のコンテンツ再生部133の動作としては、コンテンツを再生しないものとしたが、例えば、一定の制限のもとでコンテンツを再生するようにしてもよい。再生禁止の目的の1つは、例えばユーザがコンテンツを閲覧できないことで、そのコンテンツを閲覧したい場所に赴いてもらうようにすることである。このような目的に沿った場合には、例えば再生禁止であっても、そのコンテンツの一部のみしか再生できないようにしたり、再生の回数を制限したり、例えば動画コンテンツであれば、映像は再生されずに音声のみが再生されるようにしてもよい。このように、再生が制限することによっても、ユーザがコンテンツを完全に閲覧(再生)できる場所に赴きたいという気持ちは高まるからである。
また、本実施形態におけるコンテンツの種別は、動画、静止画のほか、例えば電子書籍などとされてもよい。また、例えばナビゲーションのための情報などであってもよい。すなわち、本実施形態におけるコンテンツの種別は、特に限定されるものではない。
また、図8および図16における各機能部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各種コンテンツ処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
100 携帯端末装置
110 位置情報取得部
120 実行可否判定部
130 コンテンツ処理部
131 コンテンツリスト表示部
132 ダウンロード部
133 コンテンツ再生部
140 表示部
150 操作部
160 通信部
200 コンテンツサーバ
210 コンテンツ記憶部
220 通信部
230 実行可否判定部
300 ネットワーク
500 コンテンツデータベース
521 リスト表示可否情報
522 ダウンロード可否情報
523 再生可否情報

Claims (13)

  1. 携帯端末装置とサーバを備え、
    前記携帯端末装置は、
    前記携帯端末装置の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
    場所ごとにおける所定の複数のコンテンツ処理ごとの実行の可否をコンテンツごとに示す処理可否情報のうち、少なくとも1つのコンテンツ処理についての前記処理可否情報が受信されるのに応じて、受信された前記処理可否情報と前記位置情報とに基づいて、コンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否を判定する実行可否判定部と、
    前記所定のコンテンツ処理の実行を許可するものと判定されたコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行し、前記所定のコンテンツ処理の実行を禁止するものと判定されたコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行しないようにするコンテンツ処理部とを備え、
    前記サーバは、
    コンテンツごとの前記処理可否情報を記憶し、記憶している前記処理可否情報を前記携帯端末装置に送信する処理可否情報記憶部を備える、
    ことを特徴とするコンテンツ処理システム。
  2. 前記コンテンツ処理部は、
    コンテンツのリストを示すコンテンツリストの表示を前記コンテンツ処理として実行するコンテンツリスト表示部を備え、
    前記コンテンツリスト表示部は、
    コンテンツリストにおける表示を許可するものと判定されたコンテンツをコンテンツリストに表示し、コンテンツリストにおける表示を禁止するものと判定されたコンテンツをコンテンツリストに表示させないようにする、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ処理システム。
  3. 前記コンテンツ処理部は、
    コンテンツのダウンロードを前記コンテンツ処理として実行するダウンロード部を備え、
    前記ダウンロード部は、
    ダウンロードを許可するものと判定されたコンテンツについてはダウンロードし、ダウンロードを禁止するものと判定されたコンテンツについてはダウンロードしないようにする、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のコンテンツ処理システム。
  4. 前記コンテンツ処理部は、
    コンテンツの再生を前記コンテンツ処理として実行するコンテンツ再生部を備え、
    前記コンテンツ再生部は、
    再生を許可するものと判定されたコンテンツについては再生し、再生を禁止するものと判定されたコンテンツについては再生しないようにする、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のコンテンツ処理システム。
  5. 携帯端末装置の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
    場所ごとにおける所定の複数のコンテンツ処理ごとの実行の可否をコンテンツごとに示す処理可否情報のうち、少なくとも1つのコンテンツ処理についての前記処理可否情報をサーバから受信したのに応じて、受信された前記処理可否情報と前記位置情報とに基づいて、コンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否を判定する実行可否判定部と、
    前記所定のコンテンツ処理の実行を許可するものと判定されたコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行し、前記所定のコンテンツ処理の実行を禁止するものと判定されたコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行しないようにするコンテンツ処理部と、
    を備えることを特徴とする携帯端末装置。
  6. 携帯端末装置とサーバを備え、
    前記携帯端末装置は、
    前記携帯端末装置の位置を示す位置情報を取得し、取得した位置情報を前記サーバに送信する位置情報取得部と、
    前記携帯端末装置におけるコンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否についての判定結果を示す実行可否指示情報が受信されるのに応じて、受信された前記実行可否指示情報が、所定のコンテンツ処理の実行を許可することを示すコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行し、前記所定のコンテンツ処理の実行を禁止することを示すコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行しないようにするコンテンツ処理部とを備え、
    前記サーバは、
    場所ごとにおける所定の複数のコンテンツ処理ごとの実行の可否をコンテンツごとに示す処理可否情報を記憶する処理可否情報記憶部と、
    前記処理可否情報と前記携帯端末装置から受信した前記位置情報とに基づいて、前記携帯端末装置におけるコンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否を判定し、その判定結果を示す前記実行可否指示情報を前記携帯端末装置に送信する実行可否判定部とを備える、
    ことを特徴とするコンテンツ処理システム。
  7. 場所ごとにおける所定の複数のコンテンツ処理ごとの実行の可否をコンテンツごとに示す処理可否情報を記憶する処理可否情報記憶部と、
    前記処理可否情報と、携帯端末装置から受信した前記携帯端末装置の位置情報とに基づいて、前記携帯端末装置におけるコンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否を判定し、その判定結果を示す実行可否指示情報を前記携帯端末装置に送信する実行可否判定部と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  8. 携帯端末装置とサーバを備えるコンテンツ処理システムにおけるコンテンツ処理方法であって、
    前記携帯端末装置は、
    前記携帯端末装置の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    場所ごとにおける所定の複数のコンテンツ処理ごとの実行の可否をコンテンツごとに示す処理可否情報のうち、少なくとも1つのコンテンツ処理についての前記処理可否情報が受信されるのに応じて、受信された前記処理可否情報と前記位置情報とに基づいて、コンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否を判定する実行可否判定ステップと、
    前記所定のコンテンツ処理の実行を許可するものと判定されたコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行し、前記所定のコンテンツ処理の実行を禁止するものと判定されたコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行しないようにするコンテンツ処理ステップとを備え、
    前記サーバは、
    コンテンツごとの前記処理可否情報を記憶し、記憶している前記処理可否情報を前記携帯端末装置に送信する処理可否情報記憶ステップを備える、
    ことを特徴とするコンテンツ処理方法。
  9. 携帯端末装置の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    場所ごとにおける所定の複数のコンテンツ処理ごとの実行の可否をコンテンツごとに示す処理可否情報のうち、少なくとも1つのコンテンツ処理についての前記処理可否情報をサーバから受信したのに応じて、受信された前記処理可否情報と前記位置情報とに基づいて、コンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否を判定する実行可否判定ステップと、
    前記所定のコンテンツ処理の実行を許可するものと判定されたコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行し、前記所定のコンテンツ処理の実行を禁止するものと判定されたコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行しないようにするコンテンツ処理ステップと、
    を備えることを特徴とするコンテンツ処理方法。
  10. 携帯端末装置とサーバを備えるコンテンツ処理システムにおけるコンテンツ処理方法であって、
    前記携帯端末装置は、
    前記携帯端末装置の位置を示す位置情報を取得し、取得した位置情報を前記サーバに送信する位置情報取得ステップと、
    前記携帯端末装置におけるコンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否についての判定結果を示す実行可否指示情報が受信されるのに応じて、受信された前記実行可否指示情報が、所定のコンテンツ処理の実行を許可することを示すコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行し、前記所定のコンテンツ処理の実行を禁止することを示すコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行しないようにするコンテンツ処理ステップとを備え、
    前記サーバは、
    場所ごとにおける所定の複数のコンテンツ処理ごとの実行の可否をコンテンツごとに示す処理可否情報と前記携帯端末装置から受信した前記位置情報とに基づいて、前記携帯端末装置におけるコンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否を判定し、その判定結果を示す前記実行可否指示情報を前記携帯端末装置に送信する実行可否判定ステップを備える、
    ことを特徴とするコンテンツ処理方法。
  11. 場所ごとにおける所定の複数のコンテンツ処理ごとの実行の可否をコンテンツごとに示す処理可否情報と、携帯端末装置から受信した前記携帯端末装置の位置情報とに基づいて、前記携帯端末装置におけるコンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否を判定し、その判定結果を示す実行可否指示情報を前記携帯端末装置に送信する実行可否判定ステップを備える、
    ことを特徴とするコンテンツ処理方法。
  12. コンピュータに、
    携帯端末装置の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    場所ごとにおける所定の複数のコンテンツ処理ごとの実行の可否をコンテンツごとに示す処理可否情報のうち、少なくとも1つのコンテンツ処理についての前記処理可否情報をサーバから受信したのに応じて、受信された前記処理可否情報と前記位置情報とに基づいて、コンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否を判定する実行可否判定ステップ、
    前記所定のコンテンツ処理の実行を許可するものと判定されたコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行し、前記所定のコンテンツ処理の実行を禁止するものと判定されたコンテンツについては、前記所定のコンテンツ処理を実行しないようにするコンテンツ処理ステップ、
    を実行させるためのプログラム。
  13. コンピュータに、
    場所ごとにおける所定の複数のコンテンツ処理ごとの実行の可否をコンテンツごとに示す処理可否情報と、携帯端末装置から受信した前記携帯端末装置の位置情報とに基づいて、前記携帯端末装置におけるコンテンツごとのコンテンツ処理の実行の可否を判定し、その判定結果を示す実行可否指示情報を前記携帯端末装置に送信する実行可否判定ステップ、
    を実行させるためのプログラム。
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