JP2013225809A - コンテンツ出力システム、出力装置、テレビジョン受信機、及び携帯通信装置 - Google Patents

コンテンツ出力システム、出力装置、テレビジョン受信機、及び携帯通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】所望の出力装置の判別を容易にさせることができるコンテンツ出力システム、出力装置、テレビジョン受信機、及び携帯通信装置を提供する。
【解決手段】携帯通信装置1は、複数のテレビジョン受信機(出力装置)2の何れかへデータを送信し、コンテンツを出力させる。携帯通信装置1は、データの送信先を選択する際に、各テレビジョン受信機2の固有情報を示す電子透かしを含む音声を複数のテレビジョン受信機2に出力させる。音量が最大になっている電子透かしが示す固有情報に対応するテレビジョン受信機2は、携帯通信装置1に最も近いテレビジョン受信機2と判別される。このテレビジョン受信機2をデータの送信先に定めることにより、携帯通信装置1を有する使用者から最も近いテレビジョン受信機2でコンテンツが出力されるようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話機等の携帯通信装置に保存してあるコンテンツをテレビジョン受信機等の出力装置で出力するためのコンテンツ出力システム、出力装置、テレビジョン受信機、及び携帯通信装置に関する。
携帯電話機又はスマートフォン等の携帯通信装置は、画像又は音楽等のコンテンツを保存することができる。また、テレビジョン受信機又はオーディオ装置等の出力装置には、ホームネットワーク等の通信ネットワークに接続され、通信ネットワーク経由でデータを受信し、受信したデータに基づいたコンテンツを出力することができるものがある。そこで、DLNA(Digital Living Network Alliance )等の通信技術を用いて携帯通信装置と出力装置との間で通信を行い、携帯通信装置に保存してあるコンテンツを出力装置で出力する技術が開発されている。特許文献1には、通信ネットワークに接続されている機器に携帯通信装置からデータを送信して出力させるための技術が開示されている。
特開2011−120144号公報
携帯通信装置と通信可能な出力装置は、複数存在することがある。例えば、ホームネットワークに接続されたテレビジョン受信機は家庭内に複数設置されていることがある。このような状態では、携帯通信装置を使用する使用者は、携帯通信装置からデータを送信すべき出力装置を選択する必要がある。従来、データを送信することができる出力装置のリストを携帯通信装置で表示することは可能であるものの、表示されたリストと実際の出力装置との対応づけが困難である。具体的には、使用者から最も近い出力装置にコンテンツを出力させようとした場合に、最も近い出力装置がリスト中のどの出力装置であるのかが判別しがたく、利便性が低いという問題がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、実際にコンテンツを出力装置に出力させることにより所望の出力装置の判別を容易にさせることができるコンテンツ出力システム、出力装置、テレビジョン受信機、及び携帯通信装置を提供することにある。
本発明に係るコンテンツ出力システムは、携帯通信装置と、該携帯通信装置からデータを送信され、該データに基づいたコンテンツを出力する一又は複数の出力装置とを含むコンテンツ出力システムにおいて、前記携帯通信装置は、個別のコンテンツの出力を指示する信号を前記一又は複数の出力装置へ送信する手段を備え、前記出力装置は、受信した前記信号に従って、前記出力装置に対応した個別のコンテンツを出力する手段を備え、前記携帯通信装置は、更に、前記出力装置が出力したコンテンツを取得する取得手段と、該取得手段が取得したコンテンツに対応する出力装置を特定する特定手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るコンテンツ出力システムは、前記出力装置に対応した個別のコンテンツは、音声コンテンツであり、前記携帯通信装置は、前記取得手段が取得した音声コンテンツの音量を求める手段と、前記特定手段が複数の出力装置を特定した場合に、各出力装置に対応する音声コンテンツの音量が大きい順に、前記複数の出力装置に順位を付ける手段とを更に備えることを特徴とする。
本発明に係るコンテンツ出力システムは、前記携帯通信装置は、前記順位に応じて前記複数の出力装置を区別した前記複数の出力装置のリストを表示する手段を更に備えることを特徴とする。
本発明に係るコンテンツ出力システムは、前記携帯通信装置は、前記複数の出力装置の内で一番目の順位の出力装置をデータ送信対象に定める手段を更に備えることを特徴とする。
本発明に係るコンテンツ出力システムは、前記携帯通信装置は、前記複数の出力装置の内の一の出力装置へデータを送信している状態で、繰り返し、特定の音声コンテンツの出力を指示する信号を前記一の出力装置へ送信する手段と、前記取得手段が取得した前記音声コンテンツの音量を記憶する記憶手段と、該記憶手段が記憶している音量と前記取得手段が取得した前記音声コンテンツの音量とを比較する手段と、前記記憶手段が記憶している音量に比べて前記取得手段が取得した前記音声コンテンツの音量が所定量以上減少している場合に、前記複数の出力装置へ個別の音声コンテンツの出力を指示する信号を送信する手段と、前記取得手段が取得した各出力装置に対応する音声コンテンツの音量が大きい順に、前記複数の出力装置の夫々に順位を付ける手段と、前記複数の出力装置の内で一番目の順位の出力装置を、データ送信対象に定める手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るコンテンツ出力システムは、各出力装置に個別のコンテンツは、各出力装置に固有の情報を示す電子透かしを含むコンテンツであることを特徴とする。
本発明に係るコンテンツ出力システムは、前記出力装置はテレビジョン受信機であることを特徴とする。
本発明に係る出力装置は、データを受信し、受信したデータに基づいたコンテンツを出力する出力装置において、自機に固有の固有情報を記憶している手段と、固有の内容を含むコンテンツの出力を指示する信号を受信する手段と、該手段が受信した前記信号に従って、前記固有情報を示す電子透かしを含むコンテンツを生成する手段と、該手段が生成したコンテンツを出力する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るテレビジョン受信機は、テレビジョン放送を受信する手段と、表示部と、音声出力部と、データを受信する手段と、該手段が受信したデータに基づいた映像コンテンツ又は音声コンテンツを前記表示部又は前記音声出力部に出力させる手段とを備えるテレビジョン受信機において、自機に固有の固有情報を記憶している手段と、固有の内容を含むコンテンツの出力を指示する信号を受信する手段と、該手段が受信した前記信号に従って、前記固有情報を示す電子透かしを含む映像コンテンツ又は音声コンテンツを生成する手段と、該手段が生成した映像コンテンツ又は音声コンテンツを前記表示部又は前記音声出力部に出力させる手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る携帯通信装置は、外部装置にコンテンツを出力させるためのデータを前記外部装置へ送信する携帯通信装置において、個別のコンテンツの出力を指示する信号を一又は複数の外部装置へ送信する手段と、外部装置が出力したコンテンツを取得する取得手段と、該取得手段が取得したコンテンツに対応する外部装置を特定する特定手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る携帯通信装置は、各外部装置に個別のコンテンツは、音声コンテンツであり、前記取得手段が取得した音声コンテンツの音量を求める手段と、前記特定手段が複数の外部装置を特定した場合に、各外部装置に対応する音声コンテンツの音量が大きい順に、前記複数の外部装置の夫々に順位を付ける手段とを更に備えることを特徴とする。
本発明に係る携帯通信装置は、前記複数の外部装置の内の一の外部装置へデータを送信している状態で、繰り返し、特定の音声コンテンツの出力を指示する信号を前記一の外部装置へ送信する手段と、前記取得手段が取得した前記音声コンテンツの音量を記憶する記憶手段と、該記憶手段が記憶している音量と前記取得手段が取得した前記音声コンテンツの音量とを比較する手段と、前記記憶手段が記憶している音量に比べて前記取得手段が取得した前記音声コンテンツの音量が所定量以上減少している場合に、前記複数の外部装置へ個別の音声コンテンツの出力を指示する信号を送信する手段と、前記取得手段が取得した各外部装置に対応する音声コンテンツの音量が大きい順に、前記複数の外部装置の夫々に順位を付ける手段と、前記複数の外部装置の内で一番目の順位の外部装置を、データ送信対象に定める手段とを更に備えることを特徴とする。
本発明においては、携帯通信装置からテレビジョン受信機等の出力装置へデータを送信し、出力装置はデータに基づいたコンテンツを出力する。データの送信対象の出力装置を選択するために、携帯通信装置は、出力装置に個別のコンテンツを出力させ、取得したコンテンツに対応する出力装置を特定する。これにより携帯通信装置がデータを送信できる出力装置と設置されている実際の出力装置とを対応させることができる。
また、本発明においては、携帯通信装置は、取得した音声コンテンツの音量を求め、音量が大きい順に複数の出力装置に順位を付ける。音量に基づいて、携帯通信装置から近い順に複数の出力装置が順位付けられる。
また、本発明においては、順位に応じて各出力装置を区別した出力装置のリストが携帯通信装置に表示される。これにより、携帯通信装置に近い出力装置が判別される。
また、本発明においては、携帯通信装置は、一番目の順位の出力装置をデータの出力対象として定める。これにより、携帯通信装置から最も近い出力装置がデータを送信され、コンテンツを出力する。
また、本発明においては、携帯通信装置は、出力装置に音声コンテンツを出力させて最も近いテレビジョン受信機を繰り返し判定し、最も近いテレビジョン受信機をデータの送信先とする。携帯通信装置が移動しても、常時、携帯通信装置に最も近いテレビジョン受信機でコンテンツが出力される。
また、本発明においては、出力装置に出力させる個別のコンテンツは、出力装置の固有の情報を示す電子透かしを含むコンテンツである。使用者には気づかれずに、個別のコンテンツの出力及び取得が行われる。
本発明にあっては、携帯通信装置に最も近い出力装置を選んでコンテンツを出力させることを容易に行うことが可能となり、コンテンツ出力システムの利便性が向上する等、優れた効果を奏する。
コンテンツ出力システムの構成を示す模式図である。 テレビジョン受信機の内部の機能構成を示すブロック図である。 携帯通信装置の内部の機能構成を示すブロック図である。 携帯通信装置からコンテンツデータを送信する対象のテレビジョン受信機を選択する処理の手順を示すフローチャートである。 テレビジョン受信機のリストの例を示す模式図である。 固有情報が一致したテレビジョン受信機を強調したリストの例を示す模式図である。 順位に応じてテレビジョン受信機を強調したリストの例を示す模式図である。 携帯通信装置がデータの送信対象を変更する処理の手順を示すフローチャートである。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は、コンテンツ出力システムの構成を示す模式図である。コンテンツ出力システムは、持ち運び可能なPC(パーソナルコンピュータ)、携帯電話機又はスマートフォン等の携帯通信装置1と、複数のテレビジョン受信機2とを含んでいる。テレビジョン受信機2は本発明の出力装置である。携帯通信装置1と複数のテレビジョン受信機2とは、ホームネットワーク等の通信ネットワーク3を介してデータの送受信が可能となっている。通信ネットワーク3は、無線通信及び有線通信を可能にするルータ、ハブ及びアクセスポイント等の通信デバイスから構成されており、DLNA等の通信技術により複数の機器間の相互通信を可能にしている。例えば、通信ネットワーク3はアクセスポイントを含んでおり、携帯通信装置1とアクセスポイントとの間で無線通信を行い、アクセスポイントとテレビジョン受信機2との間で有線通信を行うことにより、携帯通信装置1及びテレビジョン受信機2は通信ネットワーク3を介してデータを互いに送受信する。携帯通信装置1は、通信ネットワーク3を介してテレビジョン受信機2へコンテンツデータを送信し、テレビジョン受信機2は、受信したコンテンツデータに基づいて映像又は音声からなるコンテンツを出力することができる。通信ネットワーク3には、レコーダ又はPC等の他の機器も接続されている。通信ネットワーク3は、インターネット等のより外部の通信ネットワークに接続された形態であってもよい。
図2は、テレビジョン受信機2の内部の機能構成を示すブロック図である。テレビジョン受信機2は、演算を行う演算部、演算に伴う情報を記憶するRAM(Random Access Memory)、演算に必要なプログラムを記憶するROM(Read Only Memory)等からなり、テレビジョン受信機2に必要な情報処理を実行する処理部21を備えている。処理部21は、複数の部品で構成されていてもよい。処理部21には、通信ネットワーク3との間で通信を行う通信部24と、テレビジョン放送による放送信号を受信するチューナ26とが接続されている。通信部24は、例えば、Wi−Fi(登録商標)のインタフェースである。処理部21は、通信部24で受信したデータ又はチューナ26が受信した放送信号から、映像信号及び音声信号を生成する処理を行う。また、処理部21には、液晶パネル又はEL(Electro Luminescence)パネル等の表示デバイスを含んだ表示部22と、スピーカ部23とが接続されている。処理部21は、映像信号に基づいた映像を表示部22に表示させ、音声信号に基づいた音声をスピーカ部23に出力させる処理を行う。なお、テレビジョン受信機2は、音声信号を出力するインタフェースを備え、外付けのスピーカから音声を出力する形態であってもよい。また、テレビジョン受信機2は、表示部22が分離した形態であってもよい。
処理部21は、電子透かしを生成する処理を行う電子透かし生成部211を含んでいる。電子透かし生成部211は、特定の情報を示す電子透かしを含んだ映像を表す映像信号、又は電子透かしを含んだ音声を表す音声信号を生成する処理を行う。処理部21が電子透かしを含んだ映像を表示部22に表示させることにより、テレビジョン受信機2は電子透かしを含む映像コンテンツを出力する。また、処理部21が電子透かしを含んだ音声をスピーカ部23に出力させることにより、テレビジョン受信機2は電子透かしを含む音声コンテンツを出力する。電子透かし生成部211は、ハードウェアであってもよく、処理部21によるソフトウェア処理によって実現される形態であってもよい。また、電子透かし生成部211は、処理部21とは別に設けられてあってもよい。更に、処理部21には、不揮発性のメモリ又はハードディスク等の記憶部25とが接続されている。記憶部25は、MAC(Media Access Control)アドレス又は型番等、テレビジョン受信機2に固有の固有情報を記憶している。
図3は、携帯通信装置1の内部の機能構成を示すブロック図である。携帯通信装置1は、演算を行う演算部、演算に伴う情報を記憶するRAM、演算に必要なプログラムを記憶するROM等からなり、携帯通信装置1に必要な情報処理を実行する処理部11を備えている。処理部11は、複数の部品で構成されていてもよい。また、携帯通信装置1は、通信ネットワーク3との間で通信を行う第1通信部141と、公衆回線網又はインターネット等の外部の通信ネットワークとの間で通信を行う第2通信部142とを備えている。例えば、第1通信部141はWi−Fi(登録商標)のインタフェースであり、第2通信部142はLTE(Long Term Evolution )のインタフェースである。処理部11には、第1通信部141と第2通信部142とを切り替える切り替え部140が接続されている。切り替え部140は、第1通信部141及び第2通信部142の何れか一方を選択し、処理部11は、選択された通信部を利用した通信を行う。
処理部11には、液晶パネル又はELパネル等の表示デバイスを含んだ表示部12と、スピーカ部13とが接続されている。処理部11は、映像を表示部12に表示させ、音声をスピーカ部13に出力させる処理を行う。また、処理部11には、マイクロフォンを含んだマイク部16と、撮像素子を含んだカメラ部17とが接続されている。携帯通信装置1は、マイク部16を用いて、テレビジョン受信機2が出力した音声コンテンツを取得することができる。また、携帯通信装置1は、カメラ部17を用いて、テレビジョン受信機2が出力した映像コンテンツを取得することができる。処理部11は、マイク部16が取得した音声を電気信号に変換した音声信号、及びカメラ部17が取得した映像を電気信号に変換した映像信号を受け付ける。
処理部11は、マイク部16で取得した音声又はカメラ部17で取得した映像に含まれる電子透かしを検出する電子透かし検出部111を含んでいる。電子透かし検出部111は、マイク部16からの音声信号及びカメラ部17からの映像信号から電子透かしのデータを抽出し、電子透かしが示す情報を復号する処理を行う。電子透かし検出部111は、ハードウェアであってもよく、処理部11によるソフトウェア処理によって実現される形態であってもよい。また、電子透かし検出部111は、処理部11とは別に設けられてあってもよい。更に、処理部11には、半導体メモリ又はハードディスク等の記憶部15と、タッチパネル又はキーパッド等の入力部18が接続されている。記憶部15は、映像又は音声からなるコンテンツを表すコンテンツデータを記憶している。入力部18は、使用者からの操作を受け付ける。
次に、コンテンツ出力システムの動作を説明する。図4は、携帯通信装置1からコンテンツデータを送信する対象のテレビジョン受信機2を選択する処理の手順を示すフローチャートである。携帯通信装置1の処理部11は、ペアリング用のアプリケーションを起動して、通信ネットワーク3を通じて接続が可能な機器を検索し(S101)、各機器の固有情報を取得する(S102)。ステップS102では、処理部11は、各機器に固有情報を要求するコマンドを第1通信部141から送信し、各機器は記憶している固有情報を携帯通信装置1へ送信する。固有情報は、各機器のMACアドレス、型番、機種名、又はシリアルナンバー等、各機器に固有の情報である。このとき、テレビジョン受信機2は、記憶部25に記憶している固有情報を、通信ネットワーク3を介して携帯通信装置1へ送信する。
処理部11は、次に、受信した各機器の固有情報に基づいて、通信ネットワーク3を通じて接続が可能な機器の中からテレビジョン受信機2を特定する(S103)。例えば、処理部11は、ステップS103で、受信した固有情報に含まれる機種名に基づいて、各機器がテレビジョン受信機2であるか否かを特定する。また例えば、記憶部15はテレビジョン受信機の型番のリストを予め記憶しておき、処理部11は、受信した固有情報に含まれる型番とリストとを対照して、テレビジョン受信機2を特定する。また例えば、処理部11は、第2通信部142を用いて、又は通信ネットワーク3を介して、外部の通信ネットワークに接続し、図示しない所定のデータベースに記憶された情報と受信した固有情報とを対照して、テレビジョン受信機2を特定する。処理部11は、次に、通信ネットワーク3を通じて接続が可能な機器の中にテレビジョン受信機2が存在するかを判定する(S104)。テレビジョン受信機2が存在しない場合は(S104:NO)、処理部11は、コンテンツデータを送信することなく処理を終了する。
ステップS104でテレビジョン受信機2が存在する場合は(S104:YES)、処理部11は、各テレビジョン受信機2へ、固有情報を示す電子透かしを含む音声の出力を指示するコマンドを送信する(S105)。テレビジョン受信機2は、通信ネットワーク3を通じて送信されたコマンドを通信部24で受信する。電子透かし生成部211は、記憶部25で記憶する固有情報を示す電子透かしを含んだ音声を表す音声信号を生成し、処理部21は、生成された音声信号に基づいた音声をスピーカ部23に出力させる。このように、各テレビジョン受信機2の固有情報を示す電子透かしを含む音声が各テレビジョン受信機2から出力される。処理部11は、ステップS105で、各テレビジョン受信機2に同一音量での電子透かしの出力を指示し、テレビジョン受信機2は、電子透かしを同一音量で出力する。多くの場合、電子透かしに対応する音声は、放送番組の音声等の他の音声に混じって出力される。但し、テレビジョン受信機2がテレビジョン放送を受信していない場合等、電子透かしの音声のみが出力される場合もある。通常、電子透かしに対応する音声は可聴周波数領域外の周波数で出力され、使用者の耳には、電子透かしの感知は困難になっている。
携帯通信装置1は、テレビジョン受信機2が出力した音声をマイク部16で取得する(S106)。マイク部16は、取得した音声を電気信号に変換した音声信号を処理部11へ入力し、電子透かし検出部111は、音声信号から電子透かしのデータを抽出し、電子透かしが示す情報を復号することにより、電子透かしを検出する(S107)。処理部11は、次に、通信ネットワーク3を介して取得した固有情報と検出した電子透かしが示す固有情報とを比較し、固有情報が一致したテレビジョン受信機2が存在するか否かを判定する(S108)。この判定の処理により、処理部11は、固有情報が一致したテレビジョン受信機2を特定する。固有情報が一致したテレビジョン受信機2が存在しない場合は(S108:NO)、処理部11は、通信ネットワーク3を通じて接続が可能なテレビジョン受信機2のリストを表示部12に表示させる(S109)。
図5は、テレビジョン受信機2のリストの例を示す模式図である。接続可能な機器として、テレビジョン受信機2の機種名が縦に並んで表示されている。各テレビジョン受信機2を区別するための情報として、機種名以外の情報が表示されてもよい。PC及びレコーダ等のテレビジョン受信機2以外の機器の機種名も表示されており、テレビジョン受信機2の優先順位が他の機器よりも高くなるように、テレビジョン受信機2の機種名は他の機器よりも上位に表示される。なお、携帯通信装置1は、テレビジョン受信機2以外の機器の情報を表示しない形態であってもよい。
ステップS108で、固有情報が一致したテレビジョン受信機2が存在する場合は(S108:YES)、処理部11は、固有情報が一致したテレビジョン受信機2が複数であるか否かを判定する(S110)。固有情報が一致したテレビジョン受信機2が単数である場合(S110:NO)、処理部11は、固有情報が一致したテレビジョン受信機2を強調した上で、テレビジョン受信機2のリストを表示部12に表示させる(S111)。図6は、固有情報が一致したテレビジョン受信機2を強調したリストの例を示す模式図である。図6には、「テレビB」の固有情報が一致した例を示している。固有情報が一致した「テレビB」の機種名がリスト上の最上位に表示されることによって、固有情報が一致したテレビジョン受信機2がリスト中で強調されている。なお、機種名をハイライト表示する、表示色を変更する、又は強調用のマークを付加して表示する等、その他の方法で、固有情報が一致したテレビジョン受信機2を強調してもよい。
ステップS110で、固有情報が一致したテレビジョン受信機2が複数である場合(S110:YES)、処理部11は、各テレビジョン受信機2の固有情報を示す電子透かしに対応する音声の音量を計算する(S112)。例えば、処理部11は、電子透かし検出部111が検出した電子透かしに対応する信号の強度を計測し、計測した強度に基づいて電子透かしに対応する音声の音量を計算する。処理部11は、次に、固有情報を示す電子透かしに対応する音声の音量が大きい順に、複数のテレビジョン受信機2に順位を付ける(S113)。携帯通信装置1に近い位置にあるテレビジョン受信機2であるほど、携帯通信装置1で取得される音声の音量は大きくなるので、テレビジョン受信機2は、順位が上位であるほど携帯通信装置1に近い位置に存在する。処理部11は、次に、順位に応じて夫々のテレビジョン受信機2を強調した上で、テレビジョン受信機2のリストを表示部12に表示させる(S114)。
図7は、順位に応じてテレビジョン受信機2を強調したリストの例を示す模式図である。図7には、「テレビB」からの音量が最大で、「テレビC」からの音量が次に大きい例を示している。順位に応じてテレビジョン受信機2のリストがソートされ、順位の高いテレビジョン受信機2ほどリスト中で上位に表示されている。また、順位が高いほど強調の度合いを上げたアンテナのマークを機種名に付加して表示することにより、順位に応じたテレビジョン受信機2の強調が行われている。なお、ハイライト表示等のその他の方法で強調を行ってもよい。携帯通信装置1から近いテレビジョン受信機2ほど上位の順位になるので、順位に応じた強調が行われることで、携帯通信装置1から近いテレビジョン受信機2が容易に判別可能になる。
ステップS109、ステップS111又はステップS114が終了した後は、処理部11は、通信ネットワーク3を通じて接続が可能なテレビジョン受信機2の中から、コンテンツデータの送信対象として一つのテレビジョン受信機2を選択する(S115)。例えば、表示部12に表示されたリストを確認した使用者が入力部18を操作することによって、送信対象のテレビジョン受信機2が指定され、処理部11は、指定されたテレビジョン受信機2を送信対象として選択する。リスト中では、携帯通信装置1から最も近いテレビジョン受信機2が強調されているので、使用者は、リスト中のテレビジョン受信機2と実際に使用者に近い位置にあるテレビジョン受信機2との対応付けを容易に行うことができる。このため、使用者は、目の前にあるテレビジョン受信機2等の最も近いテレビジョン受信機2を、コンテンツデータの送信対象として容易に指定することができる。なお、ステップS115で、処理部11は、順位が最上位のテレビジョン受信機2を自動で送信対象として選択する処理を行ってもよい。また、処理部11は、ステップS111の後で、固有情報が一致したテレビジョン受信機2を自動で送信対象として選択する処理を行ってもよい。
処理部11は、次に、選択したテレビジョン受信機2へ記憶部15に記憶しているコンテンツデータを送信することを開始する(S116)。ステップS116では、処理部11は、必要なデータを記憶部15から読み出し、第1通信部41から、選択したテレビジョン受信機2へ通信ネットワーク3を通じて送信する。テレビジョン受信機2は、通信ネットワーク3を通じて送信されたコンテンツデータを通信部24で受信する。処理部21は、コンテンツデータから映像信号及び音声信号を生成し、映像信号に基づいた映像を表示部22に表示させ、音声信号に基づいた音声をスピーカ部23に出力させる。このようにして、携帯通信装置1から送信されたコンテンツデータに基づいたコンテンツがテレビジョン受信機2で出力される。多くの場合、携帯通信装置1から最も近いテレビジョン受信機2でコンテンツの出力が行われ、携帯通信装置1の使用者はコンテンツを観賞することができる。なお、携帯通信装置1が送信するデータは、記憶部15に記憶しているコンテンツデータに限るものではなく、処理部11が生成したデータであってもよく、第2通信部142で受信したデータであってもよい。以上で、携帯通信装置1は、データの送信対象のテレビジョン受信機2を選択する処理を終了し、コンテンツデータの送信を継続する。
携帯通信装置1は、テレビジョン受信機2へデータを送信している最中に、テレビジョン受信機2までの距離に応じて、データの送信対象を変更する処理を行う。図8は、携帯通信装置1がデータの送信対象を変更する処理の手順を示すフローチャートである。携帯通信装置1は、テレビジョン受信機2へデータを送信する処理と並行して、以下の処理を実行する。携帯通信装置1の処理部11は、データを送信している対象のテレビジョン受信機2へ、固有情報を示す電子透かしを含む音声の出力を指示するコマンドを送信する(S201)。テレビジョン受信機2の処理部21は、コンテンツ中に電子透かしを含ませた音声を表す音声信号を生成し、生成した音声信号に基づいた音声をスピーカ部23に出力させる。このときテレビジョン受信機2が出力する音声コンテンツには、電子透かしに対応する音声が含まれている。
携帯通信装置1は、テレビジョン受信機2が出力した音声をマイク部16で取得する(S202)。マイク部16は音声を電気信号に変換し、電子透かし検出部111は、音声信号から電子透かしを検出し(S203)、処理部11は、検出した電子透かしに対応する音声の音量を計算する(S204)。処理部11は、計算した音量と記憶部15に記憶してある音量とを比較し、記憶してある音量に比べて計算した音量が所定量以上減少しているか否かを判定する(S205)。所定量の値は、予め記憶部15に記憶されている。なお、ステップS205で用いられる所定量は、テレビジョン受信機2に記憶されており、データの送信対象のテレビジョン受信機2から携帯通信装置1が必要に応じて読み出してもよい。また、音量が記憶部15に記憶されていない場合は、処理部11は後述のステップS206へ処理を進める。
音量が所定量以上は減少していない場合は(S205:NO)、処理部11は、ステップS204で計算した音量を示すデータを記憶部15に記憶させる(S206)。ステップS206では、記憶容量を有効に利用するために、音量のデータは上書きされることが望ましい。処理部11は、次に、電子透かしを含む音声を取得してから所定時間が経過したか否かを判定する(S207)。処理部11は、時間を計測する機能を備えている。なお、携帯通信装置1は、処理部11とは別に計時部を備えていてもよい。所定時間がまだ経過していない場合は(S207:NO)、処理部11は待機する。所定時間が経過した場合は(S207:YES)、処理部11は、処理をステップS201へ戻す。なお、携帯通信装置1は、ステップS206が終了した後、ステップS207を実行せずに直ぐにステップS201へ処理を戻す形態であってもよい。また、携帯通信装置1は、時間の経過を測定するのではなく、毎時毎分等の所定の時刻になった場合に処理をステップS201へ戻す形態であってもよい。
ステップS205で音量が所定量以上減少している場合は(S205:YES)、処理部11は、通信ネットワーク3を介して接続が可能な複数のテレビジョン受信機2へ、固有情報を示す電子透かしを含む音声の出力を指示するコマンドを送信する(S208)。夫々のテレビジョン受信機2は、電子透かしを含む音声を出力する。このとき、複数のテレビジョン受信機2は、電子透かしを同一音量で出力する。携帯通信装置1は、複数のテレビジョン受信機2が出力した音声をマイク部16で取得する(S209)。マイク部16は音声を電気信号に変換し、電子透かし検出部111は、音声信号から複数の電子透かしを検出し(S210)、処理部11は、検出した夫々の電子透かしに対応する音声の音量を計算する(S211)。処理部11は、次に、各テレビジョン受信機2の固有情報を示す電子透かしに対応する音声の音量が大きい順に、複数のテレビジョン受信機2に順位を付ける(S212)。
処理部11は、次に、順位が最上位のテレビジョン受信機2は、現在のデータ送信対象のテレビジョン受信機2であるか否かを判定する(S213)。最上位のテレビジョン受信機2が現在のデータ送信対象である場合は(S213:YES)、処理部11は、処理をステップS201へ戻す。最上位のテレビジョン受信機2が現在のデータ送信対象ではない場合は(S213:NO)、処理部11は、データの送信対象を、順位が最上位のテレビジョン受信機2へ変更する(S214)。以降、携帯通信装置1は、変更した送信対象のテレビジョン受信機2へコンテンツデータを送信し、コンテンツを出力するテレビジョン受信機2が変更される。以上で、携帯通信装置1は、データの送信対象を変更する処理を終了する。データの送信対象が変更された後、携帯通信装置1は、テレビジョン受信機2へデータを送信する処理と並行して、ステップS201以降の処理を繰り返す。
以上詳述した如く、本実施の形態においては、携帯通信装置1がデータを送信できるテレビジョン受信機2と設置されている実際のテレビジョン受信機2とを容易に対応させることができる。特に、使用者は、携帯通信装置1からデータを送信することができる複数のテレビジョン受信機2の中から携帯通信装置1に最も近いテレビジョン受信機2を容易に判別することが可能となる。このため、使用者は、複数のテレビジョン受信機2の中から最も近いテレビジョン受信機2を選んでコンテンツを出力させることを容易に行うことが可能となり、コンテンツ出力システムの利便性が向上する。
また、本実施の形態においては、携帯通信装置1は、最も近いテレビジョン受信機2を繰り返し判定し、最も近いテレビジョン受信機2へデータを送信する。携帯通信装置1を保持する使用者が移動した場合、携帯通信装置1に最も近いテレビジョン受信機2が変わることがある。本実施の形態では、携帯通信装置1に最も近いテレビジョン受信機2が変わった場合、データの送信対象は、新しく携帯通信装置1に最も近くなったテレビジョン受信機2へ変更される。データの送信対象が変更されることで、常時、携帯通信装置1に最も近いテレビジョン受信機2でコンテンツが出力されることになり、使用者は、コンテンツの観賞を継続することができる。
また、本実施の形態においては、テレビジョン受信機2が固有情報を示す電子透かしを含んだ音声を出力する形態を示したが、本発明は、その他の方法でテレビジョン受信機2が個別のコンテンツを出力する形態であってもよい。例えば、携帯通信装置1は、ステップS105で、個別に付した番号等の各テレビジョン受信機2で異なる個別情報をコマンドと共に送信し、テレビジョン受信機2は、受信した個別情報を示す電子透かしを含んだ音声を出力する形態であってもよい。この形態においても、各テレビジョン受信機2からの電子透かしが示す情報は異なり、携帯通信装置1がデータを送信できるテレビジョン受信機2と設置されている実際のテレビジョン受信機2とを容易に対応させることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2に係るコンテンツ出力システムの構成は、実施の形態1と同様である。本実施の形態では、携帯通信装置1は、各テレビジョン受信機2へ、固有情報を示す音声信号の出力を指示するコマンドを送信し、テレビジョン受信機2は、電子透かしを使わずに、固有情報を示す音声を出力する。例えば、ダイヤルトーンのように音程の組み合わせで情報を表現する音声、人間の声で情報の内容を表す音声、又は所定の周波数帯域の音声を変調して情報を表現する音声が出力される。使用者は、固有情報を示す音声がテレビジョン受信機2から出力されたことを自分の耳で確認することができる。なお、テレビジョン受信機2は、固有情報以外の個別の情報を示す音声を出力してもよい。携帯通信装置1は、ステップS107で、取得した音声から個別の情報を抽出する処理を行う。以降の処理は実施の形態1と同様である。ステップS201〜S214の処理でも、テレビジョン受信機2は、電子透かしを使わずに、個別の情報を示す音声信号を出力する。
本実施の形態においても、携帯通信装置1がデータを送信できるテレビジョン受信機2と設置されている実際のテレビジョン受信機2とを容易に対応させることができる。使用者は、容易に、最も近いテレビジョン受信機2にコンテンツを出力させることができる。
なお、以上の実施の形態1及び2においては、本発明の出力装置はテレビジョン受信機2であるとしたが、本発明の出力装置は、音声を出力できる装置であればその他の装置であってもよい。例えば、本発明の出力装置は、オーディオ装置であってもよい。
(実施の形態3)
実施の形態3に係るコンテンツ出力システムの構成は、実施の形態1と同様である。本実施の形態では、携帯通信装置1は、各テレビジョン受信機2へ、固有情報を示す映像の出力を指示するコマンドを送信する。テレビジョン受信機2の電子透かし生成部211は、固有情報を示す電子透かしを含んだ映像を表す映像信号を生成し、処理部21は、映像信号に基づいた映像を表示部22に表示させる。なお、テレビジョン受信機2は、電子透かしを使わずに固有情報を示す映像を表示してもよい。例えば、テレビジョン受信機2は、固有情報を示すバーコード若しくはQRコード(登録商標)を含む映像、又は固有情報を文字で示した映像を表示してもよい。また、テレビジョン受信機2は、固有情報以外の個別の情報を示す映像を表示してもよい。
携帯通信装置1は、ステップS106で、音声の代わりに、カメラ部17を利用して、テレビジョン受信機2が表示した映像を取得する。カメラ部17は、取得した映像を電気信号に変換した映像信号を処理部11へ入力し、ステップS107で、電子透かし検出部111は、映像信号から電子透かしのデータを抽出し、電子透かしが示す情報を復号する。電子透かしが用いられない場合は、携帯通信装置1は、ステップS107で、取得した映像から個別の情報を抽出する処理を行う。携帯通信装置1から最も近いテレビジョン受信機2で表示された映像が携帯通信装置1で取得され、他のテレビジョン受信機2で表示された映像は取得されることが無い。携帯通信装置1は、ステップS110〜S114の処理を実行せず、ステップS115で、取得した映像を表示したテレビジョン受信機2を、データの送信対象として選択する。
本実施の形態においても、携帯通信装置1に最も近いテレビジョン受信機2を容易に判別し、このテレビジョン受信機2へ携帯通信装置1からデータを送信してコンテンツを出力させることができる。
なお、本実施の形態においては、本発明の出力装置はテレビジョン受信機2であるとしたが、本発明の出力装置は、映像を表示できる装置であればその他の装置であってもよい。例えば、本発明の出力装置は、ディスプレイ装置又はPCであってもよい。
また、以上の実施の形態1〜3においては、携帯通信装置1からテレビジョン受信機2へ通信ネットワーク3を介してデータを送信する形態を示したが、コンテンツ出力システムは、携帯通信装置1からテレビジョン受信機2へ直接の通信でコンテンツデータを送信する形態であってもよい。
1 携帯通信装置
11 処理部
111 電子透かし検出部
12 表示部
141 第1通信部
142 第2通信部
15 記憶部
16 マイク部
17 カメラ部
2 テレビジョン受信機(出力装置)
21 処理部
211 電子透かし生成部
22 表示部
23 スピーカ部
24 通信部
25 記憶部
3 通信ネットワーク

Claims (12)

  1. 携帯通信装置と、該携帯通信装置からデータを送信され、該データに基づいたコンテンツを出力する一又は複数の出力装置とを含むコンテンツ出力システムにおいて、
    前記携帯通信装置は、
    個別のコンテンツの出力を指示する信号を前記一又は複数の出力装置へ送信する手段を備え、
    前記出力装置は、
    受信した前記信号に従って、前記出力装置に対応した個別のコンテンツを出力する手段を備え、
    前記携帯通信装置は、更に、
    前記出力装置が出力したコンテンツを取得する取得手段と、
    該取得手段が取得したコンテンツに対応する出力装置を特定する特定手段と
    を備えることを特徴とするコンテンツ出力システム。
  2. 前記出力装置に対応した個別のコンテンツは、音声コンテンツであり、
    前記携帯通信装置は、
    前記取得手段が取得した音声コンテンツの音量を求める手段と、
    前記特定手段が複数の出力装置を特定した場合に、各出力装置に対応する音声コンテンツの音量が大きい順に、前記複数の出力装置に順位を付ける手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ出力システム。
  3. 前記携帯通信装置は、
    前記順位に応じて前記複数の出力装置を区別した前記複数の出力装置のリストを表示する手段を更に備えること
    を特徴とする請求項2に記載のコンテンツ出力システム。
  4. 前記携帯通信装置は、
    前記複数の出力装置の内で一番目の順位の出力装置をデータ送信対象に定める手段を更に備えること
    を特徴とする請求項2又は3に記載のコンテンツ出力システム。
  5. 前記携帯通信装置は、
    前記複数の出力装置の内の一の出力装置へデータを送信している状態で、繰り返し、特定の音声コンテンツの出力を指示する信号を前記一の出力装置へ送信する手段と、
    前記取得手段が取得した前記音声コンテンツの音量を記憶する記憶手段と、
    該記憶手段が記憶している音量と前記取得手段が取得した前記音声コンテンツの音量とを比較する手段と、
    前記記憶手段が記憶している音量に比べて前記取得手段が取得した前記音声コンテンツの音量が所定量以上減少している場合に、前記複数の出力装置へ個別の音声コンテンツの出力を指示する信号を送信する手段と、
    前記取得手段が取得した各出力装置に対応する音声コンテンツの音量が大きい順に、前記複数の出力装置の夫々に順位を付ける手段と、
    前記複数の出力装置の内で一番目の順位の出力装置を、データ送信対象に定める手段と
    を備えることを特徴とする請求項2から4までの何れか一つに記載のコンテンツ出力システム。
  6. 各出力装置に個別のコンテンツは、各出力装置に固有の情報を示す電子透かしを含むコンテンツであること
    を特徴とする請求項1から5までの何れか一つに記載のコンテンツ出力システム。
  7. 前記出力装置はテレビジョン受信機であること
    を特徴とする請求項1から6までの何れか一つに記載のコンテンツ出力システム。
  8. データを受信し、受信したデータに基づいたコンテンツを出力する出力装置において、
    自機に固有の固有情報を記憶している手段と、
    固有の内容を含むコンテンツの出力を指示する信号を受信する手段と、
    該手段が受信した前記信号に従って、前記固有情報を示す電子透かしを含むコンテンツを生成する手段と、
    該手段が生成したコンテンツを出力する手段と
    を備えることを特徴とする出力装置。
  9. テレビジョン放送を受信する手段と、表示部と、音声出力部と、データを受信する手段と、該手段が受信したデータに基づいた映像コンテンツ又は音声コンテンツを前記表示部又は前記音声出力部に出力させる手段とを備えるテレビジョン受信機において、
    自機に固有の固有情報を記憶している手段と、
    固有の内容を含むコンテンツの出力を指示する信号を受信する手段と、
    該手段が受信した前記信号に従って、前記固有情報を示す電子透かしを含む映像コンテンツ又は音声コンテンツを生成する手段と、
    該手段が生成した映像コンテンツ又は音声コンテンツを前記表示部又は前記音声出力部に出力させる手段と
    を備えることを特徴とするテレビジョン受信機。
  10. 外部装置にコンテンツを出力させるためのデータを前記外部装置へ送信する携帯通信装置において、
    個別のコンテンツの出力を指示する信号を一又は複数の外部装置へ送信する手段と、
    外部装置が出力したコンテンツを取得する取得手段と、
    該取得手段が取得したコンテンツに対応する外部装置を特定する特定手段と
    を備えることを特徴とする携帯通信装置。
  11. 各外部装置に個別のコンテンツは、音声コンテンツであり、
    前記取得手段が取得した音声コンテンツの音量を求める手段と、
    前記特定手段が複数の外部装置を特定した場合に、各外部装置に対応する音声コンテンツの音量が大きい順に、前記複数の外部装置の夫々に順位を付ける手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項10に記載の携帯通信装置。
  12. 前記複数の外部装置の内の一の外部装置へデータを送信している状態で、繰り返し、特定の音声コンテンツの出力を指示する信号を前記一の外部装置へ送信する手段と、
    前記取得手段が取得した前記音声コンテンツの音量を記憶する記憶手段と、
    該記憶手段が記憶している音量と前記取得手段が取得した前記音声コンテンツの音量とを比較する手段と、
    前記記憶手段が記憶している音量に比べて前記取得手段が取得した前記音声コンテンツの音量が所定量以上減少している場合に、前記複数の外部装置へ個別の音声コンテンツの出力を指示する信号を送信する手段と、
    前記取得手段が取得した各外部装置に対応する音声コンテンツの音量が大きい順に、前記複数の外部装置の夫々に順位を付ける手段と、
    前記複数の外部装置の内で一番目の順位の外部装置を、データ送信対象に定める手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項11に記載の携帯通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014049997A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Ricoh Co Ltd 機器連携プログラム、機器連携システム、機器連携方法、及び携帯端末
JP2015103954A (ja) * 2013-11-25 2015-06-04 富士ソフト株式会社 機器及び端末紐付け方法およびプログラム
JP2016511992A (ja) * 2014-01-16 2016-04-21 加一聯創電子科技有限公司1More Inc. モノのインターネットの制御方法、端末と被制御デバイス

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