JP2013225579A - 太陽電池の特性評価装置及び太陽電池の特性評価方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】太陽電池の接合容量の影響を排除し、太陽電池の短絡電流を正確に測定することが可能な太陽電池の特性評価装置を提供する。
【解決手段】太陽電池モジュール11の出力端の間に接続される負荷コンデンサー14と、負荷コンデンサー14と直列に接続された主回路スイッチ15と、主回路スイッチ15と負荷コンデンサー14に並列に設けられたバイパススイッチ16と、太陽電池モジュール11の出力端の間の電圧を計測する電圧検出器12と、太陽電池モジュール11から流れる電流を計測する電流検出器13と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】太陽電池モジュール11の出力端の間に接続される負荷コンデンサー14と、負荷コンデンサー14と直列に接続された主回路スイッチ15と、主回路スイッチ15と負荷コンデンサー14に並列に設けられたバイパススイッチ16と、太陽電池モジュール11の出力端の間の電圧を計測する電圧検出器12と、太陽電池モジュール11から流れる電流を計測する電流検出器13と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、太陽電池の特性評価装置及び太陽電池の特性評価方法に関する。
近年、地球環境問題が注目される中、無尽蔵でクリーンなエネルギーである太陽エネルギーを利用した太陽光発電システムの普及が進んでいる。太陽光発電システムを構成する太陽電池の性能を測る指標として、太陽光を受光した時の電流・電圧特性が一般的に用いられている。例えば特許文献1には、コンデンサーの充電と放電を利用して太陽電池パネルのI−V特性を計測するコンデンサー負荷方式の装置が開示されている。
太陽電池は、接合容量と寄生容量を有しており、コンデンサーを太陽電池に接続した直後には、この接合容量と寄生容量に起因する電流が流れる。なお、寄生容量は接合容量に比べて小さいため、接続直後の電流の大部分は接合容量に起因するものである。特許文献1に記載された装置では、コンデンサーを太陽電池に接続した直後には、太陽電池の接合容量(及び寄生容量)に起因する電流が流れるため、太陽電池の出力端を短絡させたときに流れる値、すなわち短絡電流Iscを正確に測定することができなかった。
そこで、本発明の目的は、太陽電池の接合容量の影響を排除し、太陽電池の短絡電流を正確に測定することが可能な太陽電池の特性評価装置を提供することである。
本発明に係る太陽電池の特性評価装置は、太陽電池の出力端の間に接続される負荷コンデンサーと、前記負荷コンデンサーと直列に接続された主回路スイッチと、前記主回路スイッチと前記負荷コンデンサーに並列に設けられたバイパススイッチと、前記太陽電池の出力端の間の電圧を計測する電圧検出器と、前記太陽電池から流れる電流を計測する電流検出器と、を備えたものである。
また、前記主回路スイッチと前記バイパススイッチに制御信号を供給する処理装置を備え、前記処理装置は、前記主回路スイッチをオフ状態、前記バイパススイッチをオン状態にして前記太陽電池の接合容量に充電された電荷を放電させ、前記バイパススイッチをオンにした状態で前記主回路スイッチをオン状態にし、続いて前記バイパススイッチをオフ状態にし、前記太陽電池から流れる電流で前記負荷コンデンサーを充電することが望ましい。
また、前記電圧検出器により検出される電圧および前記電流検出器により検出される電流をデジタルデータに変換して前記処理装置に供給するアナログ/デジタル変換器を備え、前記処理装置は、前記デジタルデータに変換された電圧および電流の値から、時間経過に伴う電流と電圧の変化を示すグラフを作成することが望ましい。
また、前記負荷コンデンサーと並列に接続された放電回路スイッチを備え、前記処理装置は、前記負荷コンデンサーの充電後、前記放電回路スイッチに制御信号を供給することにより前記放電回路スイッチをオン状態にして前記負荷コンデンサーを放電させる、ことが望ましい。
また、前記処理装置は、前記負荷コンデンサーの放電後、前記主回路スイッチと前記バイパススイッチに制御信号を供給し、再び前記太陽電池の電流−電圧特性の計測を行うよう制御することが望ましい。
本発明に係る太陽電池の特性評価方法は、コンデンサーの充電と放電を利用して太陽電池の電流−電圧特性を計測する太陽電池の特性評価方法であって、前記コンデンサーと直列に接続された主回路スイッチ、および前記主回路スイッチと前記負荷コンデンサーに並列に設けられたバイパススイッチに制御信号を供給することにより、前記主回路スイッチをオフ状態、前記バイパススイッチをオン状態にして前記太陽電池の接合容量に充電された電荷を放電させる工程と、前記バイパススイッチをオンにした状態で前記主回路スイッチをオン状態にし、続いて前記バイパススイッチをオフ状態にし、前記太陽電池から流れる電流で前記コンデンサーを充電する工程と、前記充電に伴って変化する前記太陽電池の出力端の間の電圧および前記太陽電池から流れる電流を検出する工程と、を有するものである。
また、検出された電圧および電流の値から、時間経過に伴う電流と電圧の変化を示すグラフを作成する工程をさらに有することが望ましい。
また、前記負荷コンデンサーの充電後、前記負荷コンデンサーと並列に接続された放電回路スイッチに制御信号を供給することにより、前記放電回路スイッチをオン状態にして前記負荷コンデンサーを放電させる工程を有することが望ましい。
また、前記負荷コンデンサーの放電後、再び前記太陽電池の電流−電圧特性を計測することが望ましい。
本発明によれば、太陽電池の接合容量の影響を排除し、太陽電池の短絡電流を正確に測定することができる。
次に、本発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態
図1は、本発明の実施の形態による太陽電池の特性評価装置10の構成を示す図である。特性評価装置10は、太陽電池モジュール11、電圧検出器12、電流検出器13、負荷コンデンサー14、主回路スイッチ15、バイパススイッチ16、アナログ/デジタル変換器17、処理装置18、放電回路スイッチ21、抵抗22を備えている。
実施の形態
図1は、本発明の実施の形態による太陽電池の特性評価装置10の構成を示す図である。特性評価装置10は、太陽電池モジュール11、電圧検出器12、電流検出器13、負荷コンデンサー14、主回路スイッチ15、バイパススイッチ16、アナログ/デジタル変換器17、処理装置18、放電回路スイッチ21、抵抗22を備えている。
太陽電池モジュール11は、1つ以上の太陽電池を含んでいる。太陽電池には接合容量と寄生容量が含まれるが、寄生容量は接合容量に比べて小さいため、以後、接合容量のみを考慮して説明する。負荷コンデンサー14は、主回路スイッチ15と直列に接続され、太陽電池モジュール11の出力端(+、−)の間に接続されている。バイパススイッチ16は、負荷コンデンサー14と主回路スイッチ15に並列に設けられている。主回路スイッチ15およびバイパススイッチ16はIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ、Insulated Gate Bipolar Transistor)によって構成される。なお、主回路スイッチ15およびバイパススイッチ16は、IGBTに限られず、MOSFETやシリコンカーバイドトランジスタ等、高速のオンオフ操作(導通・非導通動作)が可能で、耐圧が400〜2000V程度のものであれば用いることができる。
放電回路スイッチ21は、負荷コンデンサー14と並列に設けられており、抵抗22は放電回路スイッチ21と直列に設けられている。放電回路スイッチ21は、機械式リレーでもよいし、半導体スイッチでもよい。抵抗22を設けたことにより、放電回路スイッチ21に一度に大量の電流が流れて放電回路スイッチ21が破損することを防ぐことができる。
処理装置18は、ハードウェアとして、CPU、ROMやRAM等のメモリ、各種の情報を格納する外部記憶装置、入力インタフェース、出力インタフェース、通信インタフェース及びこれらを結ぶバス等を備えている。処理装置18は、主回路スイッチ15とバイパススイッチ16に制御信号を供給して、スイッチをオン状態またはオフ状態にする。オン状態とはスイッチのソース−ドレイン間が導通状態となることであり、オフ状態とはスイッチのソース−ドレイン間が非導通状態となることである。また、処理装置18は、電圧検出器12により検出される電圧および電流検出器13により検出される電流をアナログ/デジタル変換器17を介して受信し、メモリや外部記憶装置に格納する。また、受信した電圧および電流の測定値から時間経過に伴う電流と電圧の変化を示すグラフを作成する機能を有する。
また、処理装置18は、放電回路スイッチ21に制御信号を供給してスイッチをオン状態またはオフ状態にする機能を有する。
また、処理装置18は、放電回路スイッチ21に制御信号を供給してスイッチをオン状態またはオフ状態にする機能を有する。
処理装置18が制御信号を供給して主回路スイッチ15を閉じることにより、負荷コンデンサー14に太陽電池モジュール11から電流が流れ、負荷コンデンサー14が充電される。負荷コンデンサー14の充電に伴って電圧検出器12により検出される電圧Vと、電流検出器13により検出される電流Iを計測することにより、太陽電池モジュール11の電流−電圧特性(I−V特性)を計測する。電圧検出器12により検出される電圧Vは太陽電池モジュール11の出力端の間の電圧であり、電流検出器13により検出される電流Iは、太陽電池モジュール11から流れる電流である。電圧検出器12により検出される電圧Vおよび電流検出器13により検出される電流Iは、アナログ/デジタル変換器17においてデジタルデータに変換され、処理装置18において処理される。
主回路スイッチ15が閉じられ、負荷コンデンサー14が太陽電池モジュール11に接続されると、電圧Vは充電とともに上昇する。電圧が開放電圧(Voc)に近づくに従い、太陽電池からの出力電流Iは減少し、電圧Vの上昇率が低下する。
図2は、太陽電池の電流−電圧特性(I−V特性)について説明する図である。太陽電池の特性評価基準の1つであるI−V特性とは、太陽電池に光をあてたときに、太陽電池の出力端から得られる電流と電圧の特性をいう。
図2に示すように、太陽電池の性能を評価する重要なパラメータとしては、短絡電流Isc、開放電圧Voc、最大出力電力Pmax、などがある。短絡電流Iscとは、太陽電池の出力端を短絡させたときに流れる電流をいう。この短絡電流Iscの値に基づき、その太陽電池がどれだけ電流を流す能力があるかを評価できる。開放電圧Vocとは、太陽電池の出力端に負荷を接続しない状態(無負荷状態)にしたときの電圧をいう。この開放電圧Vocの値に基づき、その太陽電池がどれだけ電圧を発生する能力があるかを評価できる。最大出力電力Pmaxは、I−V特性の曲線上において電流と電圧の積である電力Pを演算し、電力が最大となる点の出力値をいう。
しかし、実際の太陽電池には接合容量があるため、主回路スイッチ15を閉じた直後には、この接合容量電荷がまず放電される。この接合容量電荷に起因する電流を突入電流という。測定開始時は、突入電流の影響により、測定される電流Iが図3のように増大し、正確な短絡電流Iscを測定することは困難である。
また、接合容量電荷が負荷コンデンサーに再配分されるため測定開始時の電圧Vも上昇し、電圧0Vでの測定を行うことが困難である。一般に、短絡電流Iscは、外挿法により算出するが、初期電流、初期電圧が接合容量の影響を受けると、外挿法により得られる短絡電流Iscの値の精度が低くなる。
そのため、本実施形態では主回路スイッチ15を閉じて負荷コンデンサー14を充電する前に、バイパススイッチ16を閉じて接合容量電荷を放電することにより、突入電流の影響を排除する。
本実施形態による特性評価装置10の動作について図4のフローチャートを用いて説明する。
特性評価装置10は、主回路スイッチ15とバイパススイッチ16がオフ状態(ソース−ドレイン間が非導通状態)、放電回路スイッチ21がオン状態(導通状態)で待機している(ステップS10)。放電回路スイッチ21がオン状態なので、負荷コンデンサー14は放電した状態となっている。
特性評価装置10は、主回路スイッチ15とバイパススイッチ16がオフ状態(ソース−ドレイン間が非導通状態)、放電回路スイッチ21がオン状態(導通状態)で待機している(ステップS10)。放電回路スイッチ21がオン状態なので、負荷コンデンサー14は放電した状態となっている。
特性評価装置10は、ステップS10の状態で測定開始指示を受けると、処理装置18が、放電回路スイッチ21、主回路スイッチ15、およびバイパススイッチ16に制御信号を供給することにより、放電回路スイッチ21をオフ状態(非導通状態)、主回路スイッチ15をオフ状態(ソース−ドレイン間が非導通状態)とし、バイパススイッチ16をオン状態(ソース−ドレイン間が導通状態)にする。これにより、太陽電池モジュール11の接合容量に起因する電流(突入電流)がバイパス回路(負荷コンデンサー14を通らない回路)に流れる(ステップS11)。
次に、処理装置18が主回路スイッチ15とバイパススイッチ16に制御信号を供給することにより、バイパススイッチ16をオンにしたままの状態で主回路スイッチ15をオン状態とし(ステップS12)、続いてバイパススイッチ16をオフ状態とする(ステップS13)。これにより、主回路に太陽電池モジュール11から電流が流れ、負荷コンデンサー14が充電される。
電圧検出器12および電流検出器13は、負荷コンデンサー14の充電に伴って変化する電圧Vおよび電流Iを検出し、アナログ/デジタル変換器17に供給する(ステップS14)。アナログ/デジタル変換器17は電圧Vおよび電流Iをデジタルデータに変換し、処理装置18に供給する(ステップS15)。
処理装置18は、受信した電圧および電流のデジタルデータをメモリや外部記憶装置に蓄積する(ステップS16)。ステップS14〜S16は、負荷コンデンサー14の充電が完了するまで繰り返される(ステップS17)。
負荷コンデンサー14の充電が完了したら、処理装置18は、蓄積した電圧および電流の測定値に基づいて、時間経過に伴う電流と電圧の変化を示すグラフを作成する(ステップS18)。なお、時間経過に伴う電流と電圧の変化を示すグラフの作成は、図4のフローチャートのように、電圧・電流の測定が完了してから行うようにしてもよいし、アナログ/デジタル変換器17からデジタルデータを受信する度にリアルタイムで作成するようにしてもよい。
図5は、特性評価装置10において、電圧検出器12によって検出される電圧Vと、電流検出器13によって検出される電流Iの時間経過に伴う変化を示したグラフである。
図5に示すように、バイパススイッチ16をオン状態にした直後、突入電流が検出され、その後、電流Iは急激に減少し、その後一定値になる。この一定値が短絡電流Iscである。次に、主回路スイッチ15をオン状態、バイパススイッチ16をオフ状態にした直後から電圧Vが充電とともに上昇し、開放電圧Vocまで上昇して一定値となる。また、電流Iは、Iscから徐々に減少していく。
このように、本実施形態によれば、主回路スイッチ15をオン状態にして負荷コンデンサー14と太陽電池モジュール11を接続する前に、バイパススイッチ16のみをオン状態にして太陽電池モジュール11の接合容量に充電された電荷を放電させるようにした。これにより、接合容量の影響を排除した太陽電池モジュール11の電流−電圧特性を計測することができる。
すなわち、測定される初期電流が突入電流の影響を受けず、初期電圧も接合容量の電荷再配分の影響を受けないため、精度の高いIsc値を得ることができる。
また、特性評価装置10を用いてIsc値を計測することもできる。図5からも明らかなように、バイパススイッチ16をオン状態にするだけで、太陽電池モジュール11の接合容量に充電された電荷を放電させた後にIsc値を計測することができる。なお、この場合には、バイパススイッチ16をオンにした状態で主回路スイッチ15をオン状態にする必要はなく、バイパススイッチ16をオフ状態にしてから主回路スイッチ15をオン状態にすることができる。計測したIsc値に基づいて、太陽電池モジュール11のI−V特性を測定する際の適正な電流の測定レンジを決めることができる。また、Isc値に基づいて、負荷コンデンサー14の充電に要する時間も推定することができる。
また、バイパススイッチ16をオン状態にしている間に流れた電流の積分値を得ることにより、太陽電池モジュール11の接合容量を推定することができる。
なお、本実施形態は、コンデンサーの充電と放電を利用して太陽電池パネルのI−V特性を計測するコンデンサー負荷方式の特性評価装置であるが、バイパススイッチ16を抵抗として利用することにより、電子負荷方式の特性評価装置として用いることもできる。電子負荷方式の場合は、抵抗値を変化させて電流と電圧を測定し、I−V特性を計測する。コンデンサー負荷方式では、負荷コンデンサーの充電に伴う電圧と電流の変化を測定するため、測定時間が短いというメリットがあるが、電圧が0からVocへ上昇する方向での掃引となる。一方、電子負荷方式では、逆に電流が0からIscへ上昇する方向での掃引が可能である。
なお、図6のフローチャートに示すように、太陽電池モジュール11のI−V特性の計測を繰り返し行うように、特性評価装置10を動作させるようにしてもよい。
図6のフローチャートにおいて、ステップS10〜ステップS18の動作は図4と同様である。
ステップS18におけるデータ処理が終了したら、ステップS19において、処理装置18が、連続測定が終了したか否かを判断する。
ステップS18におけるデータ処理が終了したら、ステップS19において、処理装置18が、連続測定が終了したか否かを判断する。
ステップS19で測定が終了していないと判断された場合には、ステップS10へ戻り、主回路スイッチ15とバイパススイッチ16をオフ状態とすると共に、放電回路スイッチ21をオン状態にする。これにより、負荷コンデンサー14に蓄積された電荷が放電される。
ステップS10において、負荷コンデンサー14の放電が完了したら、ステップS11へ移行し、次の電流−電圧特性の計測を開始する。なお、次の計測の開始は、処理装置18の制御により一定時間経過後に行うようにしてもよい。
このように、1回のI−V特性の計測が終了したら、放電回路スイッチ21をオンにして負荷コンデンサー14を放電した後、次の計測を開始することにより、太陽電池モジュール11のI−V特性の計測を繰り返し行うことが可能である。これにより、1日の間の日照量の変化に伴う太陽電池モジュール11のI−V特性の変化などを効率よく計測することができる。例えば、午前6時から午後6時までの間、10分おきに計測を行わせるような制御が可能である。
10 特性評価装置、11 太陽電池モジュール、12 電圧検出器、13 電流検出器、14 負荷コンデンサー、15 主回路スイッチ、16 バイパススイッチ、17 アナログ/デジタル変換器、18 処理装置、21 放電回路スイッチ、22 抵抗
Claims (9)
- 太陽電池の出力端の間に接続される負荷コンデンサーと、
前記負荷コンデンサーと直列に接続された主回路スイッチと、
前記主回路スイッチと前記負荷コンデンサーに並列に設けられたバイパススイッチと、
前記太陽電池の出力端の間の電圧を計測する電圧検出器と、
前記太陽電池から流れる電流を計測する電流検出器と、を備えた太陽電池の特性評価装置。 - 前記主回路スイッチと前記バイパススイッチに制御信号を供給する処理装置を備え、
前記処理装置は、
前記主回路スイッチをオフ状態、前記バイパススイッチをオン状態にして前記太陽電池の接合容量に充電された電荷を放電させ、
前記バイパススイッチをオンにした状態で前記主回路スイッチをオン状態にし、続いて前記バイパススイッチをオフ状態にし、前記太陽電池から流れる電流で前記負荷コンデンサーを充電する、請求項1に記載の太陽電池の特性評価装置。 - 前記電圧検出器により検出される電圧および前記電流検出器により検出される電流をデジタルデータに変換して前記処理装置に供給するアナログ/デジタル変換器を備え、
前記処理装置は、
前記デジタルデータに変換された電圧および電流の値から、時間経過に伴う電流と電圧の変化を示すグラフを作成する請求項2に記載の太陽電池の特性評価装置。 - 前記負荷コンデンサーと並列に接続された放電回路スイッチを備え、
前記処理装置は、
前記負荷コンデンサーの充電後、前記放電回路スイッチに制御信号を供給することにより前記放電回路スイッチをオン状態にして前記負荷コンデンサーを放電させる、請求項1から3のいずれか1項に記載の太陽電池の特性評価装置。 - 前記処理装置は、
前記負荷コンデンサーの放電後、前記主回路スイッチと前記バイパススイッチに制御信号を供給し、再び前記太陽電池の電流−電圧特性の計測を行うよう制御する、請求項4に記載の太陽電池の特性評価装置。 - コンデンサーの充電と放電を利用して太陽電池の電流−電圧特性を計測する太陽電池の特性評価方法であって、
前記コンデンサーと直列に接続された主回路スイッチ、および前記主回路スイッチと前記負荷コンデンサーに並列に設けられたバイパススイッチに制御信号を供給することにより、前記主回路スイッチをオフ状態、前記バイパススイッチをオン状態にして前記太陽電池の接合容量に充電された電荷を放電させる工程と、
前記バイパススイッチをオンにした状態で前記主回路スイッチをオン状態にし、続いて前記バイパススイッチをオフ状態にし、前記太陽電池から流れる電流で前記コンデンサーを充電する工程と、
前記充電に伴って変化する前記太陽電池の出力端の間の電圧および前記太陽電池から流れる電流を検出する工程と、を有する太陽電池の特性評価方法。 - 検出された電圧および電流の値から、時間経過に伴う電流と電圧の変化を示すグラフを作成する工程をさらに有する、請求項6に記載の太陽電池の特性評価方法。
- 前記負荷コンデンサーの充電後、前記負荷コンデンサーと並列に接続された放電回路スイッチに制御信号を供給することにより、前記放電回路スイッチをオン状態にして前記負荷コンデンサーを放電させる工程を有する請求項6または7に記載の太陽電池の特性評価方法。
- 前記負荷コンデンサーの放電後、再び前記太陽電池の電流−電圧特性を計測する、請求項8に記載の太陽電池の特性評価方法。
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