JP2013224983A - 情報処理装置、通信装置、それらの制御方法、画像表示システム、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、通信装置、それらの制御方法、画像表示システム、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像データを表示する際に、画像データの元ファイルの作成者の意図に反して秘匿情報が表示されることを防止する。
【解決手段】情報処理装置であって、第1の通信装置から受信した画像データ内に秘匿情報が含まれるか否かを判定する判定部と、判定部により画像データ内に秘匿情報が含まれると判定された場合、当該画像データの作成者が所有する第2の通信装置へ当該画像データの表示可否を問合わせる問合部と、問合部による問合せの応答を第2の通信装置から受信する受信部と、受信部により受信した応答が画像データの表示可を示す場合には表示部に画像データを表示させ、画像データの表示不可を示す場合には表示部に画像データを表示させないように制御する制御部と、を有する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、情報処理装置、通信装置、それらの制御方法、画像表示システム、およびプログラムに関する。
近年、パーソナル・コンピュータ(PC)内の資料ファイルやカメラ内の画像データなどを複数人で視聴するためのモニタ装置として、液晶プロジェクタが使用されている。ここでPCやカメラが保持する画像データを液晶プロジェクタが投影する際に、画像データによっては表示すべきではなく秘匿にしておきたい場合がある。
特許文献1では、非表示の指示に基づいて、情報処理装置で表示する画面情報と、表示装置に表示する画面情報との間で表示内容を変更する技術が開示されている。
特開2005−345543号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、データの送信元端末が処理を実行する機能を有する必要がある。資料ファイルや画像データは、他の装置などにコピーして二次利用される場合もあり、当該機能を有していない端末が送信元である場合、秘匿にしておきたい情報が不特定多数の人物に対して表示されてしまう場合がある。
また、液晶プロジェクタへ入力される画像データにはRGBデータが用いられるため、PCやカメラなどの送信元端末から、画像データと共に当該画像データが秘匿情報であるか否かといった情報を取得することができない。したがって、液晶プロジェクタが、画像データに基づいて当該画像データが秘匿情報であるか否かを判断することができていない。さらには、資料ファイルや画像データの作成者が必ずしも液晶プロジェクタに表示する際に用いられるPCやカメラの操作者であるとは限らないので、作成者自身が表示の可否を判断できない。
上記の課題に鑑み、本発明は、画像データを表示する際に、画像データの元ファイルの作成者の意図に反して秘匿情報が表示されるのを防止することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明に係る情報処理装置は、
情報処理装置であって、
第1の通信装置から受信した画像データ内に秘匿情報が含まれるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記画像データ内に秘匿情報が含まれると判定された場合、当該画像データの作成者が所有する第2の通信装置へ当該画像データの表示可否を問合わせる問合手段と、
前記問合手段による前記問合せの応答を前記第2の通信装置から受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した前記応答が前記画像データの表示可を示す場合には表示部に前記画像データを表示させ、前記画像データの表示不可を示す場合には前記表示部に前記画像データを表示させないように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像データを表示する際に、画像データの元ファイルの作成者の意図に反して秘匿情報が表示されることを防止できる。
第1実施形態に係るネットワーク構成図。 第1実施形態に係るプロジェクタ101の構成例を示すブロック図。 第1実施形態に係る携帯電話102の構成例を示すブロック図。 第1実施形態に係る一連の処理を示すシーケンス図。 第1実施形態に係るプロジェクタ101が実施する処理の手順を示すフローチャート。 第1実施形態に係る携帯電話102が実施する処理の手順を示すフローチャート。 第2実施形態に係るネットワーク構成図。 第2実施形態に係るシーケンス図。 第2実施形態に係るプロジェクタ101が実施する処理の手順を示すフローチャート。 第2実施形態に係る携帯電話102が実施する処理の手順を示すフローチャート。 第3実施形態に係るネットワーク構成図。 第3実施形態に係る携帯電話1101の構成例を示すブロック図。 第3実施形態に係る一連の処理を示すシーケンス図。 第3実施形態に係るプロジェクタ101が実施する処理の手順を示すフローチャート。 第3実施形態に係る携帯電話1101が実施する処理の手順を示すフローチャート。
(第1実施形態)
図1を参照して、第1実施形態に係るネットワーク構成を説明する。ネットワークは、プロジェクタ101と、携帯電話102と、ノートPC103とにより構成される。なお、他の装置がネットワーク構成に含まれてもよい。
ノートPC103は資料ファイルを有しており、当該資料ファイルを画像データとしてプロジェクタ101(情報処理装置)へ出力する。プロジェクタ101は、ノートPC103(第1の通信装置)から取得した画像データを投影する。ここで資料ファイルの作成者は携帯電話102(第2の通信装置)を所有しているものとする。プロジェクタ101は、無線LANによる通信が可能であり、無線LANアクセスポイント104が構築する無線LANネットワーク105に接続している。また無線LANアクセスポイント104は、インターネット106に接続している。プロジェクタ101は、インターネット106、公衆網107、および公衆網基地局108を介して、携帯電話102と通信を行うことができる。以下、プロジェクタ101と携帯電話102とを有する画像表示システムについて説明していく。
なお、プロジェクタ101はメールの送受信機能を有しており、上述の経路で携帯電話102とメールの送受信ができるものとする。携帯電話102とのメールの送受信に必要なメールアドレス等の接続情報は、携帯電話102の所有者情報と関連付けられ、通知先情報として予めプロジェクタ101に登録されているものとする。ここで、所有者情報は携帯電話102の所有者の氏名などである。プロジェクタ101への登録の方法としては、携帯電話102とプロジェクタ101とが通信して携帯電話102の通知先情報を登録するようにしてもよいし、PCなどを用いてプロジェクタ101と接続し、PCを通じて通知先情報を登録するようにしてもよい。
図2を参照して、プロジェクタ101の内部構成の一例を説明する。プロジェクタ101は、表示部201と、電源部202と、制御部203と、記憶部204と、アンテナ205と、無線通信部206と、表示画像データ解析部207と、秘匿情報判断部208と、作成者情報判断部209と、通知処理部210と、入力部211とを備える。
表示部201は、入力部211を通じて入力されたRGBデータ(画像データ)を投影する処理を行う。電源部202は、プロジェクタ101に電源を供給する。制御部203は、記憶部204に記憶されている制御プログラムを読み出して実行することによりプロジェクタ101全体を制御する。記憶部204は、制御部203が実行する制御プログラムや、他の通信装置との通信に必要となるパラメータ(メールアドレスや無線LANパラメータ)等の各種情報を記憶する。後述する各種動作は、記憶部204に記憶された制御プログラムを制御部203が実行することにより行われる。
アンテナ205は、無線通信部206により無線通信を行うためのアンテナである。無線通信部206は、無線通信の制御処理を行う。本実施形態では、無線通信には無線LANを用いるものとする。
表示画像データ解析部207は、入力部211を通じて入力された画像データの画像解析を行う。具体的には画像データ内の文字列をパターンマッチングによって検出する処理が行われる。秘匿情報判断部208は、表示画像データ解析部207により解析された画像データに秘匿情報が含まれるか否かを判断する。秘匿情報とは、“Confidential”や“機密”などの秘匿性を示す文字列であり、画像データ内に秘匿性を示す文字列が含まれるかを判断する。秘匿性を示す文字列のパターン情報は、記憶部204に記憶されているものとする。
作成者情報判断部209は、表示画像データ解析部207により解析された画像データ内に作成者情報が含まれるか否かを判断する。作成者情報が含まれるか否かは、画像データ内でパターンマッチングによって検出された文字列に対して、予めプロジェクタに登録されている通知先情報内の氏名情報と一致するものがあるか否かにより判断される。例えば、資料ファイルのタイトルページ内に含まれる資料ファイルの作成者の氏名情報などが解析により抽出され、通知先情報内の氏名情報と比較される。
通知処理部210は、作成者情報判断部209により画像データ内に作成者情報が含まれると判断された場合に、通知先情報内で作成者情報と関連付けされている接続先情報を取得し、画像データの表示可否の問い合わせ通知を行う。例えば、接続先情報がメールアドレスである場合には、該メールアドレス宛てに、秘匿情報を含む画像データと、当該画像データを表示して良いか否かの問い合わせを通知する。入力部211は、外部から入力されるRGBデータを入力データとして処理する。
次に図3を参照して、携帯電話102の内部構成の一例を説明する。携帯電話102は、電源部301と、制御部302と、記憶部303と、アンテナ304と、無線通信部305と、操作部306と、表示部307と、通話部308と、通知処理部309とを備える。
電源部301は、携帯電話102に電源を供給する。制御部302は、記憶部303に記憶される制御プログラムを実行することにより携帯電話102全体を制御する。記憶部303は、制御部302が実行する制御プログラムや、電話帳等の各種情報を記憶する。後述する各種動作は、記憶部303に記憶された制御プログラムを制御部302が実行することにより行われる。
アンテナ304は、公衆網通信や無線LAN通信などの無線通信を行うためのアンテナである。アンテナは共用型でもよいし、無線通信方式毎に設けられてもよい。無線通信部305は、公衆網通信や無線LAN通信を行うための処理部であり、各種無線通信のドライバ、プロトコル処理部として機能する。
操作部306は、ユーザが携帯電話102を操作するために使用される。操作部306には、携帯電話102への入力を受け付けるための操作ボタン等が含まれる。表示部307は、LCDやLEDなどであって、各種表示を行い、視覚で認知可能な情報の出力、あるいはスピーカなどの音出力が可能な機能を有する。通話部308は、ユーザが通話を行うために使用される。
通知処理部309は、秘匿情報を含む画像データの表示可否の問い合わせを受信し、その旨をユーザに通知し、ユーザからの表示可否の入力を受け付け、入力結果を応答として問合せ元に返す。例えば、メール通知を受けた際に、表示可否の問い合わせがあることを表示部307に表示し、操作部306を通じたユーザ操作に基づいて表示可否を判断し、その結果をメール送信元に対して返信するといった処理を行う。
なお、図2および図3に示される上記ブロック構成は一例であり、複数の機能ブロックが1つの機能ブロックを構成するようにしてもよいし、何れかの機能ブロックが更に複数の機能ブロックに分かれて構成されてもよい。
以下、図4−図6を参照して、本実施形態に係る処理を説明していく。図4は、本実施形態における各装置間のシーケンス図である。なおプロジェクタ101と携帯電話102との間の無線LANアクセスポイント104、インターネット106、公衆網107、および公衆網基地局108は省略して記載している。図5は、本実施形態に係るプロジェクタ101の処理の手順を示すフローチャートである。図6は、本実施形態に係る携帯電話102の処理の手順を示すフローチャートである。
まず図4に示されるように、初めにノートPC103とプロジェクタ101とが接続され、ノートPC103が保持している資料ファイルの投影のための処理が開始される。資料ファイルには、タイトルページ内に“Confidential”が記載されており、また、資料の作成者名として携帯電話102の所有者の氏名が記載されているものとする。
資料ファイルの投影を開始すると、タイトルページの画像データ(RGBデータ)が入力データとして、ノートPC103からプロジェクタ101へ入力される(M401)。この入力によって、図5のフローチャートに示されるプロジェクタ101の処理が実行される。
S501において、プロジェクタ101は、入力部211により画像データを受信したか否かを判定する。画像データを受信したと判定された場合(S501;YES)、S502へ進む。一方、画像データを受信していないと判定された場合(S501;NO)、受信するまで待機する。
S502において、プロジェクタ101は、秘匿情報の解析処理を行う。秘匿情報の解析処理では、表示画像データ解析部207が画像データの解析を行い、さらに秘匿情報判断部208が画像データ内に秘匿情報が含まれるか否かを解析する。本実施形態では“Confidential”の文字列が画像データ内に含まれており、記憶部204に記憶されている秘匿情報とのパターンマッチングにより“Confidential”が含まれると解析される。
S503において、プロジェクタ101は、S502の解析結果に基づいて画像データに秘匿情報が含まれているか否かを秘匿情報判断部208により判定する。秘匿情報が含まれていると判定された場合(S503;YES)、S504へ進む。一方、秘匿情報が含まれていないと判定された場合(S503;NO)、S512へ進む。なお本実施形態では、S503において秘匿情報があると判断されるので、S504へ進む。
S504において、プロジェクタ101は、入力された画像データを表示しないように表示停止処理を行う。
S505において、プロジェクタ101は、画像データの元ファイルの作成者を判定するために作成者情報解析処理を実行する。作成者情報が含まれるか否かの解析は、表示画像データ解析部207が画像データから文字列を抽出し、作成者情報判断部209が記憶部204に記憶されている通知先情報内の携帯電話の所有者の氏名情報と同一の文字列があるか否かを解析することにより行われる。
S506において、プロジェクタ101は、S505の解析結果に基づいて画像データに作成者情報が含まれるか否かを作成者情報判断部209により判定する。作成者情報が含まれると判定された場合(S506;YES)、S508へ進む。一方、作成者情報が含まれていないと判定された場合(S506;NO)、S507へ進む。
S507において、プロジェクタ101は、画像データを表示できない旨を表示部201に表示する。
S508において、プロジェクタ101は、作成者情報に対応する携帯電話102の所有者の氏名情報と関連付けられているメールアドレスに対して、表示してよいか否かを問い合わせるための表示可否要求信号(M402)をメールで送信する(要求送信)。その際に、画像データをメールに添付するようにしてもよい。
携帯電話102は、プロジェクタ101から表示可否要求(M402)を受信すると(要求受信)、表示可否判定処理を実行する。当該表示可否判定処理については、図6を参照して後述する。携帯電話102は、表示可否判定処理の結果として、プロジェクタ101へ表示可否応答(M403)を送信する(応答送信)。
S509において、プロジェクタ101は、携帯電話102から表示可否応答(M403)を受信したか否かを判定する(応答受信)。表示可否応答(M403)を受信したと判定された場合(S509;YES)、S510へ進む。一方、表示可否応答(M403)を受信していないと判定された場合(S509;NO)、受信するまで待機する。
S510において、プロジェクタ101は、受信したメールに含まれる表示可否応答(M403)を解析して、画像データを表示可であるかまたは表示不可であるかを判定する。表示可であると判定された場合(S510;YES)、S511へ進む。一方、表示不可であると判定された場合(S510;NO)、S507へ進む。
S511において、プロジェクタ101は、表示停止を解除する。S512において、プロジェクタ101は、画像データを投影して表示する。以上で図5の表示判定処理が終了する。 次に図6のフローチャートを参照して、携帯電話102が実行する表示可否判定処理について説明する。
S601において、携帯電話102は、表示可否要求(M402)のメールを受信したか否かを判定する。表示可否要求を受信したと判定された場合(S601;YES)、S602へ進む。一方、表示可否要求を受信していないと判定された場合(S601;NO)、受信するまで待機する。
S602において、携帯電話102は、表示可否の問い合わせを受けた旨を表示部307に表示する。その際に、メールに添付された画像データを表示するようにして、どの画像データに対する表示可否の問い合わせかを作成者が容易に認識できるようにしてもよい。
S603において、携帯電話102は、作成者による表示可否の判断に応じて、表示可もしくは表示不可の入力を、操作部306を介して受け付ける。
S604において、携帯電話102は、作成者からの入力を受け付けると、表示可否応答(M403)をメール送信元にメールで送信する。メールはプロジェクタ101が応答を解釈できるように規定のフォーマットで送信される。以上で図6の表示可否判定処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、表示する画像データに秘匿情報が含まれる場合に、ファイル作成者の許可がある場合のみ画像データを表示するため、画像データ表示時の機密性を向上することができる。
また本実施形態では、秘匿情報と作成者情報とが同一の画像データ内に含まれる場合について説明したが、秘匿情報と作成者情報とが同一の画像データ内に含まれていない場合には、別々の画像データから抽出した情報をそれぞれ記憶しておくようにしてもよい。その場合、秘匿情報のみが先に抽出された場合は作成者情報を含む画像データを受信するまで表示を停止しておく。作成者情報のみが先に抽出された場合は作成者情報を記憶部204に記憶しておき、秘匿情報が抽出された時点で記憶されている作成者情報を用いるようにする。これにより、秘匿情報と作成者情報とが同一画像データ内にない場合でも本提案の機能を実現することができる。
また、人物の顔画像を秘匿情報として扱うようにしてもよい。この場合、画像データ内に顔画像が含まれているか否かを画像解析により判断し、顔画像が含まれる場合は秘匿情報として扱う。プロジェクタ101に記憶されている通知先情報には登録されている所有者情報として所有者の顔画像を登録するようにする。画像データ内に人物の顔画像が含まれる場合、予めプロジェクタに登録されている通知先情報内の顔画像と一致するものがあるか否かで、作成者情報が含まれるか否かを判断する。これにより、カメラで撮影した画像のように文字列を含まない画像データを表示するような場合でも、自分が写っている画像に対して、表示を許可するか否かを判断することができる。
また、作成者情報が複数抽出された場合には、抽出された複数の作成者の携帯端末に対して表示可否の問い合わせを行い、作成者全員から表示可の応答があった場合のみ表示を行うようにしてもよい。これにより、作成者全員の合意を受けて表示が許可されるので、機密性の向上につながる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、表示可否の問い合わせ時の通知先情報として、無線LANの接続情報を用い、また当該接続情報を画像データに電子透かし等を用いて埋め込んだ場合の処理について説明する。
図7は、第2実施形態に係るネットワーク構成図である。図7に示される、プロジェクタ101、携帯電話102、ノートPC103は第1実施形態と同様である。資料ファイル作成時に携帯電話102への接続情報を電子透かしで画像データに予め埋め込んでおく。本実施形態では、接続情報として無線LANのネットワークを構築するためのSSIDや暗号方式、暗号鍵などの無線パラメータを用いる。プロジェクタ101は、無線LANによる通信が可能であり、無線LANネットワーク701を構築することができ、無線LANネットワーク701を介して携帯電話102と通信することができる。本実施形態におけるプロジェクタ101および携帯電話102の内部構成は、それぞれ図2、図3を参照して説明したブロック図と同様であるため、ここでは説明を省略する。
以下、図8−図10を参照して、本実施形態に係る処理を説明していく。図8は、本実施形態における各装置間のシーケンス図である。図9は、本実施形態に係るプロジェクタ101の処理の手順を示すフローチャートである。図10は、本実施形態に係る携帯電話102の処理の手順を示すフローチャートである。
図8に示されるように、はじめに携帯電話102を用いて、所望のファイル内の秘匿情報を含む画像データに、携帯電話102が接続すべき無線LANネットワーク701のパラメータを、電子透かしとして埋め込む処理を行う。無線LANネットワーク701は、表示可否の問い合わせ通知を携帯電話102がプロジェクタ101から受けるために使用される無線ネットワークである。
電子透かしの埋め込み処理は、所望の資料ファイル・画像データを携帯電話102が受け取って、携帯電話102が当該データに電子透かしを埋め込んでもよいし、資料ファイル・画像データを保持しているカメラやPCが携帯電話102から無線LANパラメータを受け取って、当該データに電子透かしを埋め込むようにしてもよい。
また、セキュリティの観点から電子透かし埋め込みのためのパスワードを設け、規定のパスワードで認証が取れた場合のみ、電子透かしの埋め込み処理を可能とするようにしてもよい。
本実施形態では、接続情報が埋め込まれた状態のファイルが携帯電話102によりサーバ等にアップロードされ、ノートPC103が当該ファイルをサーバからダウンロードしたものとする。
図8において、ノートPC103がサーバからダウンロードした資料ファイルのタイトルページの画像データ(RGBデータ)が入力データとしてプロジェクタ101に入力される(M801)。
プロジェクタ101は、図9のフローチャートに示される表示判定処理を実行する。S90乃至S904の各処理は、第1実施形態で説明した図5のS501乃至S504の各処理と同様であるため、説明を省略する。
S905において、プロジェクタ101は、作成者情報の解析処理を行う。本実施形態では、画像データ内に電子透かしによる接続情報が含まれるか否かを解析する(無線パラメータ取得処理)。S906において、プロジェクタ101は、作成者情報判断部209により画像データ内に接続情報が含まれるか否かを判定する。接続情報が含まれると判定された場合(S906;YES)、S908へ進む。一方、接続情報が含まれていないと判定された場合(S906;NO)、S907へ進む。
S907において、プロジェクタ101は、画像データを表示できない旨を表示部201に表示する。S908において、プロジェクタ101は、無線パラメータ取得処理により電子透かしで取得した接続情報が有する無線LANパラメータで無線LANネットワーク701を構築し、ビーコン(M802)の送信を開始する。なお、閲覧者がプロジェクタ101の表示を視覚的に閲覧可能な範囲に、無線LANネットワーク701の電波を絞るようにしてもよい。S909において、プロジェクタ101は、携帯電話102が無線LANネットワーク701に接続したか否かを判定する。携帯電話102が接続したと判定された場合(S909;YES)、S910へ進む。一方、携帯電話102が接続していないと判定された場合(S909;NO)、接続するまで待機する。なお、携帯電話102が無線LANネットワーク701に接続する処理の詳細は、図10のフローチャートを参照して後述する。
S910において、プロジェクタ101は、表示可否要求(M804)を携帯電話102へ送信する。S911において、プロジェクタ101は、表示可否応答(M805)を携帯電話102から受信したか否かを判定する。表示可否応答を受信したと判定された場合(S911;YES)、S912へ進む。表示可否応答を受信していないと判定された場合(S911;NO)、受信するまで待機する。なお、携帯電話102による表示可否応答処理の詳細は、図10のフローチャートを参照して後述する。
S912において、プロジェクタ101は、表示可否応答に基づいて、画像データについて表示可であるか表示不可であるかを判定する。表示可であると判定された場合(S912;YES)、S913へ進む。一方、表示不可であると判定された場合(S912;NO)、S907へ進む。
S913において、プロジェクタ101は、表示停止を解除する。S914において、プロジェクタ101は、画像データを投影して表示する。以上で図9の表示判定処理が終了する。
次に図10のフローチャートを参照して、携帯電話102によるネットワーク接続処理について説明する。
S1001において、携帯電話102は、電子透かしにより埋め込んだ接続情報に対応する規定のSSIDのネットワークが構築されているか否かを定期的にポーリングして、無線LANネットワーク701が検知されたか否かを判定する。無線LANネットワーク701が検知されたと判定された場合(S1001;YES)、S1002へ進む。一方、無線LANネットワーク701が検知されていないと判定された場合(S1001;NO)、検知されるまで待機する。
S1002において、携帯電話102は、電子透かしにより埋め込んだ規定の暗号方式、暗号鍵を用いて無線LANネットワーク701へ無線LAN接続する(M803)。S1003において、携帯電話102は、表示可否判定処理を行う。表示可否判定処理は、第1実施形態で説明した図6のフローチャートにおいて、データの送受信に無線LANを利用する点以外は同様の処理である。データの送受信には表示可否判定のための規定のフォーマットが用いられ、無線LANネットワーク上でデータが送受信される。
S1004において、携帯電話102は、S1003の表示可否判定処理が終了すると無線LANネットワーク701との接続を切断する(M806)。ただし、無線LANネットワーク701との切断を行わず、接続を維持するようにしてもよい。以上で図10のネットワーク接続処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、無線LANのパラメータを用いた接続情報を画像データに埋め込むことで、予め携帯電話102の所有者情報をプロジェクタ101へ登録する処理が不要となり利便性が向上する。
また、無線LANのような近距離無線通信を用いることでファイル作成者の携帯電話が近くにある場合にのみ表示するため、ファイル作成者が表示装置の近くにいる場合のみ表示を行うようにすることができるという効果もある。
(第3実施形態)
第3実施形態では、携帯電話の所持する電話帳機能を用いて、携帯電話がファイル作成者の特定および通知を行う場合の処理について説明する。
図11は、第3実施形態に係るネットワーク構成図である。図11に示される、プロジェクタ101、携帯電話102、ノートPC103は第1実施形態と同様である。なお、携帯電話102は第一携帯電話102として以下の説明を行う。
また、本実施形態では、第二携帯電話1101がさらに追加されている。第二携帯電話1101は、基地局1102、公衆網1104、基地局1103を介して第一携帯電話102と通信可能である。第1実施形態とは異なり、プロジェクタ101により投影される画像データの閲覧者のうちの一人が第二携帯電話1101を所持している。プロジェクタ101は、無線LANによる通信が可能であり、無線LANネットワーク701を構築することができ、無線LANネットワーク701を介して第二携帯電話1101と通信することができる。
本実施形態に係るプロジェクタ101の内部構成は、図2のブロック図から作成者情報判断部209および通知処理部210を除いて構成される。第一携帯電話102の内部構成は、図3のブロック図と同様であるため、ここでは説明を省略する。第二携帯電話1101の内部構成を図12に示す。第二携帯電話1101は、表示画像データ解析部1201と、作成者情報判断部1202と、通知処理部1203とをさら備えている点が図3のブロック図と異なる。
表示画像データ解析部1201は、プロジェクタ101から受信した画像データを解析する。具体的には、画像データ内の文字列をパターンマッチングによって検出する処理が行われる。
作成者情報判断部1202は、表示画像データ解析部1201により解析された画像データ内に作成者情報が含まれるか否かを判断する。作成者情報が含まれるか否かは、画像データ内でパターンマッチングによって検出された文字列に対して、第二携帯電話1101内に記録されている電話帳等の情報を用いて、一致する氏名情報があるか否かによって判断する。
通知処理部1203は、作成者情報判断部1202により作成者情報が画像データ内に含まれると判断された場合に、作成者の通知先情報(例えばメールアドレス)に対し、画像データの表示可否の問い合わせ通知を行う。例えば、作成者の氏名に対応したメールアドレスを電話帳から取得し、該メールアドレス宛てに秘匿情報を含む画像データと、表示して良いか否かの問い合わせを通知する。
以下、図13−図15を参照して、本実施形態に係る処理を説明していく。図13は、本実施形態における各装置間のシーケンス図である。図14は、本実施形態に係るプロジェクタ101の処理の手順を示すフローチャートである。図15は、本実施形態に係る第二携帯電話1101の処理の手順を示すフローチャートである。
図13に示されるように、はじめに、初めにノートPC103とプロジェクタ101とが接続され、ノートPC103が保持している資料ファイルの投影のための処理が開始される。資料ファイルのタイトルページの画像データ(RGBデータ)が入力データとしてノートPC103からプロジェクタ101へ入力される(M1301)。
この入力によって、図14のフローチャートに示されるプロジェクタ101の処理が実行される。S1401乃至S1404の各処理は、第1実施形態で説明した図5のS501乃至S504の各処理と同様であるため説明を省略する。
S1405において、プロジェクタ101は、秘匿情報を画像データから抽出し、表示停止を行った後、プロジェクタ101の閲覧者に対し、携帯電話の登録受付を行うためその旨を表示した画像データを表示する(転送先登録受付処理)。本実施形態では登録を受け付けるために無線LANネットワーク701を構築する。本実施形態では、閲覧者の所持する第二携帯電話1101が登録を行うものとする。
S1406において、プロジェクタ101は、第二携帯電話1101が無線LANネットワーク701に接続され(M1302)、当該第二携帯電話1101から登録要求(M1303)を受信したか否かを判定する。登録要求を受信したと判定された場合(S1406;YES)、S1407へ進む。一方、登録要求を受信していないと判定された場合(S1406;NO)、受信するまで待機する。第二携帯電話1101による接続処理・登録要求送信処理については、図15のフローチャートを参照して後述する。
S1407において、プロジェクタ101は、第二携帯電話1101へ登録応答(M1304)を送信する。登録応答においては、登録可否を応答するようにしてもよい。既に登録済みの携帯電話がある場合は登録不可を応答として送信する。また、登録要求の送信元が携帯電話であるか否かを、送信元の端末からデバイスタイプを取得して判断するようにしてもよい。本実施形態では、第二携帯電話1101が登録されたものとする。
S1408において、プロジェクタ101は、登録された第二携帯電話1101に対して、画像データ情報(M1305)を送信する。画像データ情報として、秘匿情報が含まれる画像データをそのまま転送してもよいし、プロジェクタ101がノートPC103から受信した画像データを記録しておき、記録されている全ての画像データを転送するようにしてもよい。
S1409において、プロジェクタ101は、第二携帯電話1101から表示可否応答(M1308)を受信したか否かを判定する。表示可否応答を受信したと判定された場合(S1409;YES)、S1410へ進む。一方、表示可否応答を受信していないと判定された場合(S1409;NO)、受信するまで待機する。第二携帯電話1101による表示可否応答の転送処理については、図15のフローチャートを参照して後述する。
S1410乃至S1413の各処理は、第1実施形態で説明した図5のS510乃至S512、S507の各処理と同様であるため説明を省略する。
次に図15のフローチャートを参照して、第二携帯電話1101が実行する表示可否転送処理について説明する。
S1501において、第二携帯電話1101は、無線LANネットワーク701に対し接続処理を行う。接続に必要な無線LANのパラメータはプロジェクタ101で表示するようにしてもよいし、WPS(Wi−Fi Protected Setup)などのパラメータ設定方式を用いてもよい。
S1502において、第二携帯電話1101は、無線LANネットワーク701に接続すると登録要求(M1303)を送信する。S1503において、第二携帯電話1101は、S1407でプロジェクタ101から送信された登録応答を受信する。S1504において、第二携帯電話1101は、S1408でプロジェクタ101から送信された画像データ情報を受信する。
S1505において、第二携帯電話1101は、作成者情報の解析処理を行う。具体的には、表示画像データ解析部1201が、受信した画像データから画像データの作成者を解析する処理を行う。画像データに作成者情報が含まれるか否かは、表示画像データ解析部1201が画像データから文字列を抽出し、記憶部303に記憶されている電話帳情報(他の通信装置への通知先情報と当該他の通信装置の所有者の個人情報とをリストとして記録した個人情報記録リスト)の氏名情報と同一の文字列があるか否かにより判定する。さらに、該当する氏名情報に通知先情報が登録されているか否かも含めて判定する。通知先情報としては例えば携帯電話のメールアドレスなどである。
S1506において、第二携帯電話1101は、S1505での解析の結果、作成者情報判断部1202を用いて電話帳情報に作成者情報が含まれるか否かを判定する。電話帳情報に作成者情報が含まれると判定された場合(S1506;YES)、S1508へ進む。一方、電話帳情報に作成者情報が含まれていないと判定された場合(S1506;NO)、S1507へ進む。
S1507において、第二携帯電話1101は、画像データの作成者の携帯端末へ表示可否の問い合わせの転送ができない旨をプロジェクタ101へ送信する。プロジェクタ101はこの場合、画像データの表示停止を継続する。また再度別携帯電話の登録受付を表示するようにしてもよい。
S1508において、第二携帯電話1101は、画像データの元ファイルの作成者として抽出された電話帳情報のメールアドレス(例えば、第一携帯電話102)に対して、表示可否要求(M1306)を送信する。本実施形態では第一携帯電話102の氏名情報、メールアドレスが第二携帯電話1101に登録されており、第一携帯電話102の情報が通知先情報として抽出されたものとする。第一携帯電話102における表示可否要求(M1306)受信後の処理は、通信相手がプロジェクタ101から第二携帯電話1101に変更された点以外は第1実施形態の図6のフローチャートと同様であるため、ここでの説明は省略する。
S1509において、第二携帯電話1101は、第一携帯電話102から表示可否応答(M1307)を受信したか否かを判定する。表示可否応答を受信したと判定された場合(S1509;YES)、S1510へ進む。一方、表示可否応答を受信していないと判定された場合(S1509;NO)、受信するまで待機する。S1510において、第二携帯電話1101は、第一携帯電話102から受信した表示可否応答をプロジェクタ101へ転送(M1308)する(表示可否要求転送処理)。
以上説明したように、本実施形態によれば、携帯電話の所持する電話帳機能を用いてファイル作成者の特定および通知を行うため、プロジェクタにおいて通知先情報の登録やメール機能などを有する必要がなくなる。
また、電話帳内にファイル作成者の情報を持たない人物のような、ファイル作成者と関連のない人物に対して画像データを表示しないようにするため、秘匿性の向上に繋がる。
また、本実施形態において、作成者情報を第二携帯電話1101側で画像解析により取得するようにしたが、プロジェクタ101で画像解析し、画像解析により取得した文字情報を第二携帯電話1101に通知するようにしてもよい。これにより、第二携帯電話側で画像解析機能を所有する必要がなくなる。
また、本実施形態において、作成者情報として電話帳内の氏名情報をもとに判定を行ったが、画像データ内にメールアドレスなどの宛先情報が含まれる場合、メールアドレスを用いて判定するようにしてもよい。もしくは顔画像が画像データ内に含まれる場合、電話帳に登録してある個人を特定できるような画像データと比較して判定するようにしてもよい。これにより、氏名情報以外の情報でも作成者の情報を判定できるようになる。
なお、上述の各実施形態においては、プロジェクタおよび携帯電話間の無線通信にIEEE802.11準拠の無線LANを適用した場合について説明したが、これに限る物ではない。例えば、ワイヤレスUSB、MBOA、Bluetooth(登録商標)、UWB、ZigBee等の他の無線媒体において実施してもよい。また、有線LAN等の湯煎通信媒体において実施してもよい。ここで、MBOAは、Multi Band OFDM Allianceの略である。また、UWBは、ワイヤレスUSB、ワイヤレス1394、WINETなどが含まれる。
また、上述の各実施形態においては、表示装置としてプロジェクタを用いて説明したが、これに限る物ではない。例えば、テレビなどのディスプレイ装置を表示装置として用いて実施してもよい。また、PCのディスプレイに対して本表示装置の機能を適用してもよい。
また、上述の各実施形態においては、携帯端末として携帯電話を用いて説明したが、これに限る物ではない。例えば、スマートフォンやPHS等さらにはPC等の他の携帯端末を用いて実施してもよい。
以上説明したように、上述の各実施形態によれば、画像データの元ファイルの作成者が表示の可否を判断できるようになり、画像データが二次利用されるような場合でも、作成者の意図に反して秘匿情報が表示されてしまうことを防止することができる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (15)

  1. 情報処理装置であって、
    第1の通信装置から受信した画像データ内に秘匿情報が含まれるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記画像データ内に秘匿情報が含まれると判定された場合、当該画像データの作成者が所有する第2の通信装置へ当該画像データの表示可否を問合わせる問合手段と、
    前記問合手段による前記問合せの応答を前記第2の通信装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記応答が前記画像データの表示可を示す場合には表示部に前記画像データを表示させ、前記画像データの表示不可を示す場合には前記表示部に前記画像データを表示させないように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記画像データから当該画像データの作成者情報を抽出する抽出手段と、
    前記作成者情報に基づいて、前記秘匿情報を含む前記画像データの作成者が所有する前記第2の通信装置への接続情報を取得する取得手段と、
    をさらに有し、
    前記問合手段は、前記接続情報に基づいて、前記秘匿情報を含む前記画像データの表示可否を前記第2の通信装置に問合わせることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記抽出手段により前記作成者情報が抽出されなかった場合、あるいは、前記取得手段により前記接続情報が取得されなかった場合には、前記制御手段は前記表示部に前記画像データを表示させないように制御することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記作成者情報と前記接続情報とを関連付けて登録する登録手段をさらに有し、
    前記抽出手段は、前記登録手段により登録された作成者情報の中から前記画像データの作成者情報を抽出し、
    前記取得手段は、前記作成者情報と関連付けて登録された接続情報を取得することを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記抽出手段により前記作成者情報が複数抽出された場合、当該抽出された全ての作成者情報について、前記取得手段は、当該作成者情報に対応する全ての接続情報を取得することを試み、
    前記制御手段は、前記対応する全ての接続情報が取得されなかった場合には、前記表示部に前記画像データを表示させないように制御することを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記取得手段により前記対応する全ての接続情報を取得された場合に、
    前記問合手段は、前記全ての作成者のそれぞれに対応する通信装置に対し、前記秘匿情報を含む画像データの表示可否の要求を送信し、
    前記制御手段は、前記全ての作成者のそれぞれに対応する通信装置から受信した表示可否の応答が表示可である場合に、前記表示部に前記画像データを表示させることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記画像データに無線パラメータの情報が埋め込まれている場合に、前記画像データから当該無線パラメータを取得する無線パラメータ取得手段と、
    前記無線パラメータを用いて無線ネットワークを構築する構築手段と、をさらに有し、
    前記問合せ手段は、前記無線ネットワークに接続された通信装置へ、前記表示可否を問合わせることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記秘匿情報を含む画像データの転送先となる他の通信装置の登録を受け付ける受付手段と、
    前記判定手段により前記秘匿情報が含まれると判定された場合に、前記受付手段により登録された他の通信装置へ前記画像データを転送する転送手段と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記判定手段は、秘匿性を示す文字列が前記画像データ内に含まれるか否かを解析することによって前記画像データ内に秘匿情報が含まれるか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記判定手段は、前記画像データ内に人物の顔画像が含まれているか否かを解析することによって、前記画像データ内に秘匿情報が含まれるか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  11. 通信装置であって、
    秘匿情報を含む画像データを情報処理装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記画像データから、当該画像データの作成者の情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記作成者の情報に対応する他の通信装置に、前記画像データの表示可否を問い合わせる信号を送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  12. 情報処理装置の制御方法であって、
    第1の通信装置から受信した画像データ内に秘匿情報が含まれるか否かを判定する判定工程と、
    前記画像データ内に秘匿情報が含まれると判定された場合、当該画像データの作成者が所有する第2の通信装置へ当該画像データの表示可否を問合わせる問合工程と、
    前記問合せの応答を前記第2の通信装置から受信する受信工程と、
    前記応答が前記画像データの表示可を示す場合には表示部に前記画像データを表示させ、前記画像データの表示不可を示す場合には前記表示部に前記画像データを表示させないように制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  13. 通信装置の制御方法であって、
    秘匿情報を含む画像データを情報処理装置から受信する受信工程と、
    受信した前記画像データから、当該画像データの作成者の情報を抽出する抽出工程と、
    抽出された前記作成者の情報に対応する他の通信装置に、前記画像データの表示可否を問い合わせる信号を送信する送信工程と、
    を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  14. 請求項12に記載の情報処理装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  15. 請求項13に記載の通信装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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