JP2013223111A - 電気音響変換装置 - Google Patents

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Yasuharu Onishi
康晴 大西
Yuichiro Kishinami
雄一郎 岸波
Shigeo Sato
重夫 佐藤
Motoyoshi Komoda
元喜 菰田
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Abstract

【課題】 レシーバとスピーカとを兼ねた電気音響変換装置において、駆動回路を簡素化する。
【解決手段】 第1の永久磁石3の周囲には第1のボイスコイル6が設けられ、その周囲にはヨーク2が設けられ、その周囲には第2のボイスコイル8が設けられ、その周囲には第2の永久磁石4が設けられている。第1のボイスコイル6の上部は第1の振動膜5の下面に固着されている。第2のボイスコイル8の上部は第2の振動膜7の下面に固着されている。レシーバとして使用する場合には、第1のボイスコイル6に電流を流し、第1の振動膜5を振動させ、スピーカとして使用する場合には、第2のボイスコイル8に電流を流し、第2の振動膜7を振動させる。このように、第1のボイスコイル6に電流を流すだけで、レシーバとして使用することができ、また第2のボイスコイル8に電流を流すだけで、スピーカとして使用することができるので、駆動回路を簡素化することができる。
【選択図】図2

Description

この発明は、レシーバとスピーカとを兼ねた電気音響変換装置に関する。
従来のレシーバとスピーカとを兼ねた電気音響変換装置には、筐体内の中央部に圧電振動板を設け、圧電振動板の一面と対向する筐体に音孔を設け、圧電振動板の他面と対向する筐体に制動孔および調整孔を設け、調整孔の近傍における筐体に電気信号により調整孔を開閉するための調整弁を設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−304021号公報
上記従来の電気音響変換装置では、レシーバとして使用する場合には、調整孔を調整弁で閉じることにより、制動孔によるダンピング作用を得られる状態とし、この状態で圧電振動板が振動すると、音孔から音圧レベルが比較的低い音が発せられ、レシーバとして使用される。一方、スピーカとして使用する場合には、調整孔を調整弁で閉じないことにより、制動孔によるダンピング作用を得ることができない状態とし、この状態で圧電振動板が振動すると、音孔から音圧レベルが比較的高い音が発せられ、スピーカとして使用される。
しかしながら、上記従来の電気音響変換装置では、調整弁を電気的に制御する必要があるので、駆動回路が複雑になるという問題がある。
そこで、この発明は、駆動回路を簡素化することができる電気音響変換装置を提供することを目的とする。
この発明に係る電気音響変換装置は、第1の永久磁石と、前記第1の永久磁石の周囲に設けられたヨークと、前記ヨークの周囲に設けられた第2の永久磁石と、前記ヨークと前記第1の永久磁石との間に設けられた第1のボイスコイルと、前記第1のボイスコイルの上部に設けられた第1の振動膜と、前記ヨークと前記第2の永久磁石との間に設けられた第2のボイスコイルと、前記第2のボイスコイルの上部に設けられた第2の振動膜とを備え、レシーバとして使用する場合には前記第1の振動膜と前記第2の振動膜とのうちのいずれか一方の振動膜を振動させ、スピーカとして使用する場合には少なくとも他方の振動膜を振動させることを特徴とするものである。
この発明によれば、駆動回路を簡素化することができる。
この発明の第1実施形態としての電気音響変換装置の平面図。 図1のII−II線に沿う断面図。 周波数音圧特性を説明するために示す図。 この発明の第2実施形態としての電気音響変換装置の図2同様の断面図。
(第1実施形態)
図1はこの発明の第1実施形態としての電気音響変換装置の平面図を示し、図2は図1のII−II線に沿う断面図を示す。この電気音響変換装置は、樹脂からなる有底円筒形状のフレーム1を備えている。フレーム1の底部上面中央部には有底円筒形状のヨーク2が接着剤(図示せず)を介して固着されている。
ヨーク2の底部上面中央部には円柱形状の第1の永久磁石3が接着剤(図示せず)を介して固着されている。フレーム1の底部上面外周部には円筒形状の第2の永久磁石4が接着剤(図示せず)を介して固着されている。ここで、一例として、ヨーク2の上面の高さ位置はフレーム1の上面の高さ位置と同じとなっている。第1の永久磁石3の上面の高さ位置はヨーク2の上面の高さ位置よりも低くなっている。第2の永久磁石4の上面の高さ位置はフレーム1の上面の高さ位置よりも低くなっている。
ヨーク2の上面内周部にはポリエチレンテレフタレート等からなる平面円形状の第1の振動膜5の下面外周部が接着剤(図示せず)を介して固着されている。第1の振動膜5の下面の所定の箇所には第1のボイスコイル6の上部が接着剤(図示せず)を介して固着されている。第1のボイスコイル6は、ヨーク2と第1の永久磁石3との間に上下動可能に配置されている。
ヨーク2の上面外周部にはポリエチレンテレフタレート等からなる平面リング形状の第2の振動膜7の下面内周部が接着剤(図示せず)を介して固着されている。第2の振動膜7の下面外周部はフレーム1の上面に接着剤(図示せず)を介して固着されている。第2の振動膜7の下面の所定の箇所には第2のボイスコイル8の上部が接着剤(図示せず)を介して固着されている。第2のボイスコイル8は、ヨーク2と第2の永久磁石4との間に上下動可能に配置されている。
ここで、第1の振動膜5は、レシーバ用途に適合するようにするため、周波数300Hz程度の低周波数帯域で振動するように設計されている。第2の振動膜7は、スピーカ用途に適合するようにするため、周波数1kHz以上の帯域で振動するように設計されている。
したがって、この電気音響変換装置をレシーバとして使用する場合には、第1のボイスコイル6に電流を流すと、第1の振動膜5が振動し、レシーバとして使用することができる。一方、この圧電型電気音響変換装置をスピーカとして使用する場合には、第2のボイスコイル8に電流を流すと、第2の振動膜7が振動し、スピーカとして使用することができる。
このように、この電気音響変換装置では、第1のボイスコイル6に電流を流すだけで、レシーバとして使用することができ、また第2のボイスコイル8に電流を流すだけで、スピーカとして使用することができるので、調整弁のようなものを電気的に制御する必要がなく、駆動回路を簡素化することができる。
また、この電気音響変換装置では、第1の永久磁石3を含む第1の磁気回路および第2の永久磁石4を含む第2の磁気回路の2つの磁気回路によって構成されているので、スピーカやレシーバの使用用途と要求音圧レベルによって、使用する磁気回路を選択できることから、消費電力を低減することができる。また、2つの永久磁石3、4を異なる組成、例えば、フェライトとネオジウムとによってそれぞれ形成することが可能であり、レアアースの供給問題やコスト削減に対して効果がある。
なお、スピーカとして使用する場合には、第2のボイスコイル8だけでなく、第1のボイスコイル6にも電流を流すと、より高い音圧レベルを得ることができる。例えば、図3に示す周波数音圧特性を参照しながら説明すると、第2のボイスコイル8のみに電流を流すと、実線で示す周波数音圧特性が得られるが、同時に第1のボイスコイル6にも電流を流すと、点線で示すように、実線で示す場合よりもより高い音圧レベルが得られる。この場合も、第1のボイスコイル6および第2のボイスコイル8に電流を流すだけでよいので、駆動回路を簡素化することができる。
ここで、上記とは逆に、第1の振動膜5をスピーカ用途に適合するように周波数1kHz以上の帯域で振動するように設計し、第2の振動膜7をレシーバ用途に適合するように周波数300Hz程度の低周波数帯域で振動するように設計した場合には、当然のことながら、第1のボイスコイル6に電流を流すと、スピーカとして使用することができ、第2のボイスコイル8に電流を流すと、レシーバとして使用することができる。
ところで、第2の永久磁石4の上面の高さ位置はフレーム1の上面の高さ位置よりも低くなっているので、第2の振動膜7が振動するとき、第2の永久磁石4が邪魔になることがなく、第2の振動膜7の下面を第2の永久磁石4の上面に固着する場合と比較して、第2の振動膜7の振動面積を大きくすることができる。
(第2実施形態)
図3はこの発明の第2実施形態としての電気音響変換装置の図2同様の断面図を示す。この電気音響変換装置において、図2に示す電気音響変換装置と異なる点は、第1の振動膜5と第2の振動膜7とを1枚の振動膜11によって形成した点である。この場合、1枚の振動膜11の下面外周面はフレーム1の上面に接着剤(図示せず)を介して固着され、下面の所定のリング状の部分はヨーク2の上面に接着剤(図示せず)を介して固着されている。
このようにした場合には、図2に示す場合と比較して、1枚の振動膜11で済むので、部品点数が減少し、コストを低減することができ、また振動膜11のフレーム1およびヨーク2への接着剤を介しての固着数が4から2へと減少し、その分、組立作業を容易とすることができる。
以下、この発明の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
付記1の発明は、第1の永久磁石と、前記第1の永久磁石の周囲に設けられたヨークと、前記ヨークの周囲に設けられた第2の永久磁石と、前記ヨークと前記第1の永久磁石との間に設けられた第1のボイスコイルと、前記第1のボイスコイルの上部に設けられた第1の振動膜と、前記ヨークと前記第2の永久磁石との間に設けられた第2のボイスコイルと、前記第2のボイスコイルの上部に設けられた第2の振動膜とを備え、レシーバとして使用する場合には前記第1の振動膜と前記第2の振動膜とのうちのいずれか一方の振動膜を振動させ、スピーカとして使用する場合には少なくとも他方の振動膜を振動させることを特徴とする電気音響変換装置である。
(付記2)
付記2の発明は、付記1に記載の発明において、スピーカとして使用する場合には前記第1の振動膜および前記第2の振動膜を共に振動させることを特徴とする電気音響変換装置である。
(付記3)
付記3の発明は、付記1または2に記載の発明において、有底円筒形状のフレームと、前記フレームの底部上面中央部に設けられた有底円筒形状の前記ヨークと、前記ヨークの上面中央部に設けられた前記第1の永久磁石と、前記フレームの底部上面外周部に設けられた円筒形状の前記第2の永久磁石と、前記ヨークと前記第1の永久磁石との間に上下動可能に設けられた前記第1のボイスコイルと、前記ヨークと前記第2の永久磁石との間に上下動可能に設けられた前記第2のボイスコイルとを備えていることを特徴とする電気音響変換装置である。
(付記4)
付記4の発明は、付記3に記載の発明において、前記第1の振動膜は円形状であり、前記第1の振動膜の下面外周部は前記ヨークの上面に固着され、前記第2の振動膜はリング形状であり、前記第2の振動膜の下面内周部は前記ヨークの上面に固着され、前記第2の振動膜の下面外周部は前記フレームの上面に固着されていることを特徴とする電気音響変換装置である。
(付記5)
付記5の発明は、付記3に記載の発明において、前記第1の振動膜は円形状の1枚の振動膜の中央部によって形成され、前記第2の振動膜は前記1枚の振動膜の外周部によって形成され、前記1枚の振動膜は前記ヨークの上面および前記フレームの上面に固着されていることを特徴とする電気音響変換装置である。
(付記6)
付記6の発明は、付記4または5に記載の発明において、前記第2の永久磁石の上面の高さ位置は前記フレームの上面の高さ位置よりも低くなっていることを特徴とする電気音響変換装置である。
1 フレーム
2 ヨーク
3 第1の永久磁石
4 第2の永久磁石
5 第1の振動膜
6 第1のボイスコイル
7 第2の振動膜
8 第2のボイスコイル

Claims (6)

  1. 第1の永久磁石と、前記第1の永久磁石の周囲に設けられたヨークと、前記ヨークの周囲に設けられた第2の永久磁石と、前記ヨークと前記第1の永久磁石との間に設けられた第1のボイスコイルと、前記第1のボイスコイルの上部に設けられた第1の振動膜と、前記ヨークと前記第2の永久磁石との間に設けられた第2のボイスコイルと、前記第2のボイスコイルの上部に設けられた第2の振動膜とを備え、レシーバとして使用する場合には前記第1の振動膜と前記第2の振動膜とのうちのいずれか一方の振動膜を振動させ、スピーカとして使用する場合には少なくとも他方の振動膜を振動させることを特徴とする電気音響変換装置。
  2. 請求項1に記載の発明において、スピーカとして使用する場合には前記第1の振動膜および前記第2の振動膜を共に振動させることを特徴とする電気音響変換装置。
  3. 請求項1または2に記載の発明において、有底円筒形状のフレームと、前記フレームの底部上面中央部に設けられた有底円筒形状の前記ヨークと、前記ヨークの上面中央部に設けられた前記第1の永久磁石と、前記フレームの底部上面外周部に設けられた円筒形状の前記第2の永久磁石と、前記ヨークと前記第1の永久磁石との間に上下動可能に設けられた前記第1のボイスコイルと、前記ヨークと前記第2の永久磁石との間に上下動可能に設けられた前記第2のボイスコイルとを備えていることを特徴とする電気音響変換装置。
  4. 請求項3に記載の発明において、前記第1の振動膜は円形状であり、前記第1の振動膜の下面外周部は前記ヨークの上面に固着され、前記第2の振動膜はリング形状であり、前記第2の振動膜の下面内周部は前記ヨークの上面に固着され、前記第2の振動膜の下面外周部は前記フレームの上面に固着されていることを特徴とする電気音響変換装置。
  5. 請求項3に記載の発明において、前記第1の振動膜は円形状の1枚の振動膜の中央部によって形成され、前記第2の振動膜は前記1枚の振動膜の外周部によって形成され、前記1枚の振動膜は前記ヨークの上面および前記フレームの上面に固着されていることを特徴とする電気音響変換装置。
  6. 請求項4または5に記載の発明において、前記第2の永久磁石の上面の高さ位置は前記フレームの上面の高さ位置よりも低くなっていることを特徴とする電気音響変換装置。
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