JP2013221563A - 弁、及びこれを備えているプラント - Google Patents
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Abstract
【解決手段】弁体11が配置される流体主流路22と弁体駆動ロッド12が挿通されるロッド挿通孔32が形成されている弁ハウジング20には、ロッド挿通孔の内周面で開口し、流体主流路内からロッド挿通孔内に流れ込んだ主蒸気を吸引して主蒸気を回収するための第一蒸気回収路34と、ロッド挿通孔の内周面であって、第一蒸気回収路の開口を基準にして軸方向A外側の位置で開口し、ロッド挿通孔内に外部からの高圧のシール用蒸気を供給するシール用蒸気供給路35と、ロッド挿通孔の内周面で開口し、シール用蒸気供給路の開口を基準にして軸方向A外側の位置で開口し、ロッド挿通孔内の蒸気を吸引して回収するための第二蒸気回収路36と、が形成されている。
【選択図】図1
Description
弁体と、一方の端部が弁体に取り付けられている弁体駆動ロッドと、前記弁体が配置される流体主流路が内部に形成されていると共に、前記弁体駆動ロッドが挿通されるロッド挿通孔が形成されている弁ハウジングと、を備え、
前記弁ハウジングには、前記ロッド挿通孔の内周面で開口し、前記流体主流路内から該ロッド挿通孔内に流れ込んだ主流体を吸引して回収するための第一流体回収路と、前記ロッド挿通孔の内周面であって、前記第一流体回収路の開口を基準にして前記流体主流路と反対側の位置で開口し、該ロッド挿通孔内に外部からの高圧のシール用流体を供給するシール用流体供給路と、前記ロッド挿通孔の内周面で開口し、前記シール用流体供給路の開口を基準にして前記流体主流路と反対側の位置で開口し、該ロッド挿通孔内の流体を吸引して回収するための第二流体回収路と、が形成されていることを特徴とする。
前記主流体が流れる主流体配管と、前記主流体配管に設置されている前記弁と、前記第一流体回収路と配管を介して接続され、前記主流体の圧力よりも内部圧力が低い第一流体回収器と、前記シール用流体供給路と配管を介して接続され、前記ロッド挿通孔内で前記第一流体回収路の開口が形成されている位置での圧力よりも高い前記シール用流体を該シール用流体供給配管を介して該ロッド挿通孔内に供給するシール用流体供給器と、前記第二流体回収路と配管を介して接続され、前記ロッド挿通孔内で前記第二流体回収路の開口が形成されている位置での圧力よりも内部圧力が低い第二流体回収器と、を備えていることを特徴とする。
まず、本発明に係る弁及びこれを備えているプラントの一実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。
次に、上記実施形態における弁の第一変形例について、図4を用いて説明する。
次に、上記実施形態における弁の第二変形例について図5を用いて説明する。
Claims (13)
- 弁体と、
一方の端部が弁体に取り付けられている弁体駆動ロッドと、
前記弁体が配置される流体主流路が内部に形成されていると共に、前記弁体駆動ロッドが挿通されるロッド挿通孔が形成されている弁ハウジングと、
を備え、
前記弁ハウジングには、
前記ロッド挿通孔の内周面で開口し、前記流体主流路内から該ロッド挿通孔内に流れ込んだ主流体を吸引して回収するための第一流体回収路と、
前記ロッド挿通孔の内周面であって、前記第一流体回収路の開口を基準にして前記流体主流路と反対側の位置で開口し、該ロッド挿通孔内に外部からの高圧のシール用流体を供給するシール用流体供給路と、
前記ロッド挿通孔の内周面で開口し、前記シール用流体供給路の開口を基準にして前記流体主流路と反対側の位置で開口し、該ロッド挿通孔内の流体を吸引して回収するための第二流体回収路と、
が形成されていることを特徴とする弁。 - 請求項1に記載の弁において、
前記第一流体回収路及び前記第二流体回収路の流路内径は、前記シール用流体供給路の流路内径よりも大きい、
ことを特徴とする弁。 - 請求項1又は2に記載の弁において、
前記弁ハウジングには、前記第一流体回収路の一部として、前記ロッド挿通孔の内周面で開口し、前記弁体駆動ロッドに対する放射方向に凹み、該ロッド挿通孔の周方向に延びている環状溝が形成されている、
ことを特徴とする弁。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の弁において、
前記弁ハウジングには、前記シール用流体供給路の一部として、前記ロッド挿通孔の内周面で開口し、前記弁体駆動ロッドに対する放射方向に凹み、該ロッド挿通孔の周方向に延びている環状溝が形成されている、
ことを特徴とする弁。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の弁において、
前記弁ハウジングには、前記第二流体回収路の一部として、前記ロッド挿通孔の内周面で開口し、前記弁体駆動ロッドに対する放射方向に凹み、該ロッド挿通孔の周方向に延びている環状溝が形成されている、
ことを特徴とする弁。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の弁において、
前記ロッド挿通孔の内周面と前記弁体駆動ロッドの外周面との間をシールするシール部材を備え、
前記シール部材には、前記弁体駆動ロッドが延びている軸方向における前記第一流体回収路の開口が形成されている位置で、該弁体駆動ロッドに対する放射方向に貫通する第一回収用貫通孔と、該軸方向における前記シール用流体供給路の開口が形成されている位置で、該放射方向に貫通するシール流体供給用貫通孔と、該軸方向における前記第二流体回収路の開口が形成されている位置で、該放射方向に貫通する第二回収用貫通孔と、が形成されている、
ことを特徴とする弁。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載の弁において、
前記弁体駆動ロッドは、前記弁ハウジングにより、該弁体駆動ロッドが延びている軸方向に移動可能に支持されている、
ことを特徴とする弁。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載の弁において、
前記弁体駆動ロッドは、前記弁ハウジングにより、該弁体駆動ロッドの中心軸を中心として回転可能に支持されている、
ことを特徴とする弁。 - 前記主流体が流れる主流体配管と、
前記主流体配管に設置されている請求項1から8のいずれか一項に記載の弁と、
前記第一流体回収路と配管を介して接続され、前記主流体の圧力よりも内部圧力が低い第一流体回収器と、
前記シール用流体供給路と配管を介して接続され、前記ロッド挿通孔内で前記第一流体回収路の開口が形成されている位置での圧力よりも高い前記シール用流体を該シール用流体供給配管を介して該ロッド挿通孔内に供給するシール用流体供給器と、
前記第二流体回収路と配管を介して接続され、前記ロッド挿通孔内で前記第二流体回収路の開口が形成されている位置での圧力よりも内部圧力が低い第二流体回収器と、
を備えていることを特徴とするプラント。 - 請求項9に記載のプラントにおいて、
前記シール用流体供給器内の前記シール用流体の圧力は、前記流体主流路内の前記主流体の圧力よりも低い、
ことを特徴とするプラント。 - 請求項9又は10に記載のプラントにおいて、
前記第二流体回収器の内部圧力は、大気圧よりも低い、
ことを特徴とするプラント。 - 請求項9から11のいずれか一項に記載のプラントにおいて、
放射線で汚染された汚染蒸気を発生する原子炉圧力容器と、
前記汚染蒸気が流れる汚染主蒸気配管と、
を備え、
前記主流体は前記汚染蒸気であり、前記主流体配管は前記汚染主蒸気配管である、
ことを特徴とするプラント。 - 請求項12に記載のプラントにおいて、
前記原子炉圧力容器で発生した前記汚染蒸気が前記汚染主蒸気配管を介して流入する蒸気タービンと、
前記蒸気タービンを駆動させた前記汚染蒸気を水に戻す復水器と、
を備え、
前記第二流体回収器は、前記復水器である、
ことを特徴とするプラント。
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